JP7846867B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、赤外線センサや可視光センサなどからなる、物体(荷物)の有無を検知するセンサを移載装置に設け、このセンサにより、荷おろしをするラック側に、移載装置のサイドアームが進入する部分が確保できているか否かの隙間検出をする技術が開示されている。
このように構成された本発明によれば、入出庫台車が荷物を格納するための移動中に荷物の荷幅を算出するので、荷幅測定のための余分な時間を必要とせず、実際の荷物の荷幅と位置を確認することができる。
このように構成された本発明によれば、記憶された奥側の格納位置の荷物の荷幅に基づいて、それ以降、その手前側の格納位置に荷物を格納する際に、その記憶情報を利用することができる。また、入出庫台車の移動中の荷幅の測長動作を不要とすることができる。
このように構成された本発明によれば、奥側の格納位置の荷物の荷幅に加えて、その荷物の位置ずれ量も加味して持ち替え動作の要否を判断することができる。たとえば、奥側の荷物の所定位置からのずれ量が相当量以上に大きく、手間側の格納位置へと適切に荷物を格納できないような場合、アームが奥側の荷物に干渉する可能性を回避するために、フックの持ち替え動作を行うように判断することができる。
このように構成された本発明によれば、奥側に格納された荷物の所定位置からのズレ量が、予め定められた所定の許容ズレ量を超えている場合には、フックの持ち替え動作を行うので、アームが奥側の荷物との干渉を回避することができる。
図1および図2に示すように、符号1は、本実施形態の自動倉庫(以下、「自動倉庫」という)を示す。本実施形態では、この自動倉庫1は、移載装置12を有する入出庫台車4を複数備えるシャトル式の自動倉庫である。
また、本実施形態の変形例として、自動倉庫1は、周知のスタッカクレーン式の自動倉庫であってもよい。その場合、後述する入出庫台車4の動作や入出庫台車4の移載装置12の移載動作等は、スタッカクレーンの動作やスタッカクレーン(図示せず)に設けられた移載装置の移載動作等に対応させて適用することができる。
ラック2は、左右方向(図に示すX方向)に並べられた一連の棚6を有する棚段8を上下方向(図に示すZ方向)に複数備えている。なお、複数の棚6のそれぞれは別体であってもよく、一体に形成されていてもよい。
まず、荷物の入庫作業として、第1ステーション14の入庫用コンベア24により搬送されてきた荷物は、第1昇降装置18により、入庫する棚段8に対応する高さ位置の入庫用載置領域26に載置される。この入庫用載置領域26に載置された荷物は、該当する棚段8の台車4に引き取られ、その棚段8のいずれかの棚6に移載(荷おろし)される。
次に、荷物の出庫作業として、入庫する棚段8のいずれかの棚6に載置されている荷物は、該当する棚段8の台車4に荷つみされ、その棚段8に対応する高さ位置の出庫用載置領域28まで搬送される。この出庫用載置領域28まで搬送された荷物は、第1昇降装置18を介して出庫用コンベア30まで移動され、さらに出庫用コンベア30に接続された搬送先まで搬送される。
まず、図3に示すように、台車4は、移載装置12を備える。移載装置12は、一対のサイドアーム32を備え、これらのサイドアーム32が前後方向(図1、図2に示すY方向)に伸縮することにより、荷物の取り込み(荷つみ)および送り出し(荷おろし)を行う。
一対のサイドアーム32は、それぞれ、ベースアーム34と、このベースアーム34に連結されたミドルアーム36と、このミドルアーム36に連結されたトップアーム38とを有する。なお、一対のサイドアーム32の各アーム34、36、38の構成は、左右で互いに同じであるので、以下では、片方のアームについて説明する。
なお、以下では説明を省略するが、変形例によるスタッカクレーンには、本実施形態の移載装置12と同様の構成を有し、または、同様の動作が可能な移載装置が設けられる。
このスプラインシャフト40の前後には、それぞれ、4つずつ並べられたピニオンギア42が互いに噛み合うよう配置されると共に、これらのピニオンギア42にミドルアーム36のラックギア44が噛み合うように配置される。
また、図示を省略するが、ミドルアーム36の前後方向の両端部には、プーリがそれぞれ設けられ、ベルトが、これらのプーリにたすき掛けされると共にトップアーム38の前後方向の両端部に固定されている。
なお、本実施形態では、3枚板のアーム34、36、38でサイドアーム32を構成しているが、たとえばダブルリーチアームなど、4枚板のアームでサイドアーム(32)を構成するようにしてもよい。
詳細には後述するが、中央フック48の前後方向厚さ(奥行き方向の幅)は、各ラック2の奥行き方向に3つの小荷物を格納する場合に、中央フック48のみで、ラック2の最も奥側の載置位置に小荷物を移載することができる大きさに設定されている。
また、トップアーム38は、端部フック46および中央フック48を回動させるフック開閉モータ54(図3参照)を備える。
一方、荷物の「奥行き方向の幅」とは、前後方向(Y方向)の荷物の幅であって、ラック2の奥行き方向の荷物の幅を意味する(たとえば、後述する図9(B)において符号W2で示す幅である)。
また、本実施形態の自動倉庫1では、図示しないが、光電センサ58からの荷物の検出信号は、移載装置12に搭載されたコントローラ50から、台車4等を制御するためのコントローラ22にも無線通信または有線通信により送信される。これにより、コントローラ22は、光電センサ58からの荷物の検出信号に基づいて、台車4の動作を制御するよう構成されている。
まず、本実施形態の図1乃至図3に示す自動倉庫1においては、台車4の前後方向(Y方向)の幅、すなわち、一対のサイドアーム32間における荷物が載置可能な領域の前後方向の幅と、片側のラック2(棚6)の前後方向(奥行き方向)の幅との比が、4:6の比で構成されている。
また、顧客によって、ラック2に1種類の荷幅(台車走行方向の幅)の荷物を格納するように自動倉庫1を利用する場合と、ラック2に2種類以上の荷幅の荷物を格納するように自動倉庫1を利用する場合があるが、以下で説明する本実施形態の自動倉庫1は、荷幅(台車4の走行方向の幅)が異なる2種類以上の荷物をラック2に格納可能なように設計されている。
そして、本実施形態では、台車4の前後方向の幅と、ラック2(棚6)の奥行き方向の幅と、大荷物の奥行き方向の幅と、小荷物の奥行き方向の幅とは、4:6:3:2の比となっている。
ここで、たとえば段ボール箱などの多種形状の荷物を格納する場合には、これらの数値範囲を利用して多種形状の各荷物を「大荷物」と「小荷物」とに判別し、以下に説明するようにラック2に移載するようにしている。
なお、以下では図示を省略するが、上述した大荷物より大きい極大荷物をラック2に1個格納することもできる。
以下で説明する移載パターンの動作は、上述したコントローラ50(図4参照)により制御される。
図5(A)に示すように、台車4(図示を省略する)上に荷おろし前の大荷物A1が載せられている。この位置にある大荷物A1を、ラック2の手前側の載置位置に移載するパターンを図5(B)および図5(C)に示す。
なお、本実施形態の自動倉庫1では、荷幅が2種類以上の荷物をラック2の手前側の載置位置に移載する場合、この中央フック48を用いた移載パターンとは異なり、たとえば後述する図9に示すように、奥側に格納された荷物の荷幅が手前側に格納しようとする荷物の荷幅より小さく、または、奥側に格納された荷物の荷幅と手前側に格納しようとする荷物の荷幅とが同じ場合に、フックの持ち替え無しで後端フック46のみにより荷物を格納するようにできる。
また、図5(D)に示すように、ラック2の奥側の載置位置に大荷物A1を移載する場合には、荷幅が1種類でも、2種類以上であっても、中央フック48を用いて大荷物A1を移載する。
まず、図6(A)に示すように、走行路10側の端部フック46を突出位置とし、この端部フック46により、台車4上の大荷物A1を仮置き位置まで移動させる。この「仮置き位置」は、「後端フックで荷物を所定距離押し出した後」(請求項1、5、段落0006、0011参照)の位置に相当する。また、この「仮置き位置」は、その仮置き位置に移動させた荷物A1の後端縁(走行路10側の端縁)が、サイドアーム32を原点位置(図6(A)~(C)において一点鎖線で示す、走行路10の幅方向中間位置)に戻したときの中央フック48の前端縁(ラック2側の端縁)に対して奥側となるような位置である。この図6(A)で示す状態では、中央フック48は、大荷物A1と干渉しないように待避位置にされている。以下、このような待避位置の場合は、フックの図示を省略する。なお、図6(A)中、符号A0は、移載前の大荷物A1の台車4上の位置である。
次に、図6(C)に示すように、サイドアーム32をラック2側に伸ばして、大荷物A1を、突出位置の中央フック48により、ラック2の手前側の載置位置に移載する。なお、符号A2は、奥側に既に格納された大荷物を示す。
まず、図7(A)に示すように、台車4(図示を省略する)上に荷おろし前の小荷物B1が載せられている。
また、この中央フック48は、上述したように、各端部フック46より大きい幅を有している。本実施形態では、図7(B)に示すように、中央フック48の奥行き方向の幅Wが、「小荷物」を中央フック48のみでラック2の最も奥側の載置位置に移載可能な幅に設定されている。
また、端部フック46と中央フック48との間の所定の間隔Sを、小荷物の1個分の奥行き幅と同等な間隔にしており、これにより、突出位置の端部フック46と突出位置の中央フック48との間に、小荷物が収まるようにしている。
また、変形例として、両端の端部フック46の間に、各端部フック46の幅と同程度の幅とした中間フック48を所定の距離をおいて2つ設けてもよい。この場合、たとえば図6に示すフックの持ち替えパターンのように、小荷物を端部フック46からいずれか一方の中央フック48への持ち替えを行って、小荷物を移載するようにしてもよい。
本例では、図8(A)に示すように、大荷物A1が、台車4(図示を省略する)上に、移載しようとするラック2とは離れた側に荷つみされている。この位置にある大荷物A1を、ラック2の手前側の載置位置に移載するパターンを図8(B)および図8(C)に示す。なお、符号A2は、奥側に既に格納された大荷物を示す。
まず、図8(B)は、奥側に格納されている大荷物A2の荷幅が、手前側に移載しようとする大荷物A1の荷幅より小さい場合の移載パターンを示す図である。この図8(B)に示す例では、上述したように、フックの持ち替え無しで、手前側の後端フック46のみにより荷物を格納する。これは、奥側の荷物の荷幅が手前側に載置される荷物の荷幅と同一である場合も同様であり、フックの持ち替え無しに、サイドアーム32を奥側の大荷物A2の載置位置まで延ばしても、そのサイドアーム32は奥側の大荷物A2に干渉しないのである。
より詳細には、移載途中の動作の図示を省略するが、手前側の端部フック46を突出位置とし、この端部フック46により、台車4上の大荷物A1を仮置き位置まで移動させる。この状態では、手前側の中間フック49aは、大荷物A1と干渉しないように待避位置にされる。次に、その中間フック49aが大荷物A1に係合可能な位置までサイドアーム32を戻し、待避位置であった中間フック49aを突出位置にする。最後に、図8(C)に示すように、サイドアーム32をラック2側に伸ばして、大荷物A1を、突出位置の中間フック49aにより、ラック2の手前側の載置位置に移載する。
なお、図8に示す変形例は、図示しない小荷物(B1)が、台車4上において、移載しようとするラック2とは離れた側に荷つみされている場合にも適用可能である。
一方、本実施形態では、後述する図9に示すように、奥側に格納された荷物の荷幅が手前側に格納しようとする荷物の荷幅より小さく、または、奥側に格納された荷物の荷幅と手前側に格納しようとする荷物の荷幅とが同じ場合に、フックの持ち替え無しで後端フック46のみにより荷物を格納するようにできる。
本実施形態において、ラック2の「手前側の格納位置(載置位置)」とは、上述したように、入庫用載置領域26、27(図2参照)に載置された荷物を台車4に荷つみし、その台車4を走行路10上で走行させて移載装置12により荷おろしする際、既にラック2に格納されている荷物より手前側の空所となっている荷物の格納位置である。
たとえば、上述した大荷物Aの場合には、上述した図5(D)に示す例において、荷物A1が既に格納されている奥側の載置位置より手前側に格納するときの載置位置である。この図5(D)に示すように、手前側の載置位置に荷物は格納されておらず、このような空所に荷物を格納する。
主に、図9(A)および図9(B)に示すように、台車4の両側面(ラック2側の側面)には、それぞれ、台車4の走行によりラック2に格納された荷物を走査して荷物の荷幅を検出することが可能な光電センサ(走査センサ)58が設けられている。なお、図9では、簡略化のために一方の光電センサ58のみを図示している。
光電センサ58は、台車4の側方からラック2の側に向けて、すなわち、台車4の走行方向に対して垂直方向にレーザを照射し、荷物からの反射光を検出することにより荷物の有無自体を検出するものである。このような荷物の検出は、上述したコントローラ50(図4参照)またはコントローラ22(図1参照)によって行われる。
したがって、コントローラ50、22は、光電センサ58により荷物A、Bが検出されている間の台車4の走行距離を算出することにより、荷物A、Bの荷幅を算出することができる。
なお、走行距離の算出のために、台車4上に配置したレーザ距離センサ(図示せず)の算出値を利用してもよい。このレーザ距離センサは、たとえば、台車4上に設けられたレーザ照射装置と、自動倉庫1の原点位置に設けられた反射装置とで構成され、照射したレーザ光の反射装置での反射光によって、自動倉庫1の原点位置からの台車4の走行距離を算出するようなものである。
上述したように、台車4には、入庫用載置領域26、27(図2参照)から荷物A、Bが荷つみされる。この場合も、上述したように、光電センサ58と台車4の走行距離とに基づいて、これから「手前側の格納位置」に格納しようとする、入庫用載置領域26、27の荷物A、Bの荷幅が算出される。より詳細には、台車4が、入庫用載置領域26、27に荷物A、Bを取りにいくために走行する走行距離と、光電センサ58による入庫用載置領域26、27の荷物の検出結果と、に基づいて荷幅を検出することができるのである。
すなわち、手前側に格納しようとする荷物A1、B1の荷幅が、奥側の荷物A2、B2の荷幅より小さい場合は、ラック2への荷おろしの際、サイドアーム32が奥側の荷物A2、B2と干渉することを回避するために、主に図6を用いて上述したように、端部フック46から中央フック48へと持ち替えを行う。
すなわち、まず、図9(A)に示すように、これから荷おろしをする荷物A1、B1が載置された台車4が、荷おろし先に向けて、符号Dで示す移動方向に移動している。この移動中には、光電センサ58から発出されるレーザLにより、ラック2に格納された荷物A2、B2が走査される。なお、図9において、コントローラ22(図1参照)により定められた、荷物A1、B1を格納しようとする手前側の格納位置は、符号Sで示す二点鎖線で囲まれた領域である。
この場合、台車4上の荷物A1、B1をラック2に格納する前に、全てのフック46、48を待避位置に戻した状態で、ミドルアーム36およびトップアーム38を奥側の荷物A2、B2の側方まで伸ばし、それらのアーム36、38により奥側の荷物A2、B2を基準格納位置Rに沿った位置に戻すよう、台車4を微小に走行移動させて、ズレ量を補正する。このような補正動作を行うことにより、手前側の格納位置Sに荷物A1、B1を移載するとき、サイドアーム32が奥側の荷物A2、B2に干渉せず、かつ、奥側も手前側もいずれの荷物A1、B1、A2、B2の格納位置が基準格納位置Rに沿うように、載置することができる。
このような補正動作は、たとえば、台車4を基準格納位置Rに沿って停止させた後に再度移動させて行い、あるいは、手前側の荷物A1、B1の荷おろしのための台車4の走行中に(走行を止めずに)行ってもよい。
図10に示すように、入庫用載置領域26、27で台車4に荷つみした荷物A、Bを、台車4による搬送中に、一対のサイドアーム32でクランプし、その荷幅W1を測定するようにしてもよい。図10の例では、上述したように、一方のサイドアーム32を符号Mの方向にスライド移動させてクランプしている(図9(A)参照)。
この場合、上述した一対のサイドアーム32全体をスライド移動させるためのモータ(図示せず)に、図示しないロータリエンコーダが組み込まれており、コントローラ50またはコントローラ22が、このエンコーダの出力信号やサイドアーム32の位置データ等に基づいて荷幅W1を算出する。すなわち、本例では、サイドアーム32をスライド移動させるエンコーダが、センサの役割を果たす。なお、サイドアーム32のスライド量を直接検出するリニア式位置検出センサを用いてもよい。
コントローラ22またはコントローラ50は、移載装置12によって奥側の格納位置に荷物A、Bが格納されたとき、その荷物A、Bの検出された荷幅の検出結果を記憶する。
まず、本実施形態および変形例による自動倉庫1は、奥行き方向に複数個の荷物A1~A2、B1~B3を格納可能なラック2と、このラックに沿って走行し荷物をラックに移載する移載装置12を有する入出庫台車4と、入出庫台車4および/または移載装置12を制御するコントローラ22、50と、を備え、移載装置12は、ラックに対して前進後退するアーム32、34、36、38と、アームの前端部に設けられた前端フック46と、アームの後端部に設けられた後端フック46と、アームの中間位置に少なくとも1つ設けられた中間フック48、49と、を備え、コントローラ22および/またはコントローラ50は、奥側の格納位置に荷物A2、B2が格納されており、かつ、その奥側の格納位置より手前側の格納位置Sへ荷物A1、B1を格納するとき、奥側の格納位置の荷物A2、B2の荷幅W1が手前側の格納位置に移載しようとする荷物A1、B1の荷幅より大きい場合は、後端フック46で荷物A1、B1を所定距離押し出した後にアームを後退させ、さらに、中間フック48、49により荷物を手前側の格納位置まで移載させて荷物A1、B1を手前側の格納位置Sに格納し、奥側の格納位置の荷物A2、B2の荷幅W1が手前側の格納位置に移載しようとする荷物A1、B1の荷幅より小さい又は同じ場合は、後端フック46により荷物A1、B1を手前側の格納位置Sまで移載させて荷物A1、B1を手前側の格納位置Sに格納するよう構成されている。
このように構成された本実施形態によれば、奥側に格納された荷物A2、B2の荷幅W1が手前側に格納しようとする荷物A1、B1の荷幅より小さい場合に、フック46、48、49の持ち替え動作を省略することができ、これにより、移載時間を短縮することができる。したがって、荷幅が異なる複数種類の荷物をラック2の手前側の格納位置Sに効率的に格納することができる。
このように構成された本実施形態によれば、入出庫台車が荷物を格納するための移動中に荷物の荷幅を算出するので、荷幅測定のための余分な時間を必要とせず、実際の荷物の荷幅と位置を確認することができる。
このように構成された本実施形態によれば、記憶された奥側の格納位置の荷物A2、B2の荷幅に基づいて、それ以降、その手前側の格納位置Sに荷物A1、B1を格納する際に、その記憶情報を利用することができる。また、入出庫台車4の移動中の荷幅の測長動作を不要とすることができる。
このように構成された本実施形態によれば、奥側の格納位置の荷物A2、B2の荷幅W1に加えて、その荷物の位置ずれ量も加味して持ち替え動作の要否を判断することができる。たとえば、奥側の荷物A2、B2の所定位置(基準格納位置、格納基準線)Rからのずれ量が相当量以上に大きく、手間側の格納位置Sへと適切に荷物A1、B1を格納できないような場合、サイドアーム32が奥側の荷物A2、B2に干渉する可能性を回避するために、フック46、48、49の持ち替え動作を行うように判断することができる。
このように構成された本実施形態によれば、フックの持ち替え動作により、サイドアーム32と、ズレ量が大きい奥側の荷物A2、B2との干渉を回避することができる。
B1、B2 小荷物
D 入出庫台車の移動方向
L 光電センサのレーザ光
M サイドアームの移動方向
R 荷物格納基準位置(基準線)/台車停止基準位置
S 手前側の格納位置
W1 荷物の荷幅
W2 荷物の奥行き方向の幅
1 自動倉庫
2 ラック
4 入出庫台車
6 棚
8 棚段
10 走行路
12 移載装置
14、16 ステーション
22 コントローラ
32 サイドアーム
34 ベースアーム
36 ミドルアーム
38 トップアーム
46 端部フック
48 中央フック
50 コントローラ
58 光電センサ(走査センサ)
Claims (5)
- 奥行き方向に複数個の荷物を格納可能なラックと、このラックに沿って走行し荷物を上記ラックに移載する移載装置を有する入出庫台車と、コントローラと、を備える自動倉庫であって、
上記移載装置は、
上記ラックに対して前進後退するアームと、
上記アームの前端部に設けられた前端フックと、
上記アームの後端部に設けられた後端フックと、
上記アームの中間位置に少なくとも1つ設けられた中間フックと、を備え、
上記コントローラは、奥側の格納位置に荷物が格納されており、かつ、その奥側の格納位置より手前側の格納位置へ荷物を格納するとき、
上記奥側の格納位置の荷物の荷幅が上記手前側の格納位置に移載しようとする荷物の荷幅より大きい場合は、上記後端フックで荷物を所定距離押し出した後に上記アームを後退させ、さらに、上記中間フックにより荷物を上記手前側の格納位置まで移載させて荷物を上記手前側の格納位置に格納し、
上記奥側の格納位置の荷物の荷幅が上記手前側の格納位置に移載しようとする荷物の荷幅より小さい又は同じ場合は、上記後端フックにより荷物を上記手前側の格納位置まで移載させて荷物を上記手前側の格納位置に格納するよう構成されている、ことを特徴とする自動倉庫。 - 上記入出庫台車は、上記ラック内に格納されている荷物の荷幅を上記入出庫台車の移動により走査して検出する走査センサを備え、
上記コントローラは、上記入出庫台車が荷物を格納する際の移動中に、上記走査センサが荷物を検出している間の移動距離に基づいて上記奥側の格納位置の荷物の荷幅を算出するよう構成されている、請求項1に記載の自動倉庫。 - 上記入出庫台車は、上記移載装置上に載置された搬送中の荷物の荷幅を検出するセンサを備え、
上記コントローラは、上記奥側の格納位置にその搬送している荷物を格納したとき、その荷物の上記センサで検出された荷幅の検出結果を記憶するよう構成されている、請求項1に記載の自動倉庫。 - 上記コントローラは、上記走査センサにより、上記奥側の格納位置の荷物の荷幅と共に上記奥側の格納位置に格納された荷物の所定位置からの荷幅方向のズレ量を検出するよう構成されている、請求項2に記載の自動倉庫。
- 上記コントローラは、上記奥側の格納位置に格納された荷物の上記検出した所定位置からの荷幅方向のズレ量が、所定の許容ズレ量を超えている場合、上記後端フックで荷物を所定距離押し出した後に上記アームを後退させ、さらに、上記中間フックにより荷物を上記手前側の格納位置まで移載させて荷物を上記手前側の格納位置に格納するよう構成されている、請求項4に記載の自動倉庫。
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