JP7846539B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Description

本発明は、遊技機に関する。
遊技機では、遊技の進行に応じて様々な演出が実行される。例えば、7セグメント表示装置を通じて点灯表示された数値により遊技結果を報知することがある。特許文献1には、7セグメント表示器のドットを小数点に見立てる技術が示されている。
特開2021-029968号公報
遊技者は、表示装置における様々な演出を通じ、遊技の進行状態や遊技結果といった遊技の進行に基づく情報を把握できる。しかし、このような情報を適切に表示しないと、遊技者が違和感を覚えることがある。
本発明は、このような課題に鑑み、情報を適切に表示することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、複数の発光体で構成された集合発光体と、前記集合発光体の点灯制御を行う点灯制御部と、を備え、前記点灯制御部は、前記集合発光体の点灯態様を示すデータを設定するデータ設定処理を実行し、前記データ設定処理で設定されたデータを出力するデータ出力処理を実行し、前記データ設定処理と前記データ出力処理とは割込処理内で実行され、前記データ設定処理と前記データ出力処理とは実行タイミングが重なることがあり、前記データ設定処理を実行している間、前記データ出力処理の実行を制限する。
本発明によれば、情報を適切に表示することが可能となる。
スマートパチスロの概略的な機械的構成を説明するための外観図である。 スマートパチスロおよび専用ユニットの概略的な電気的構成を示したブロック図である。 スマートパチスロおよび専用ユニットの概略的な機械的構成を説明するための外観図である。 ハウジングが取り外されている状態の表示ユニットを示す斜視図である。 ハウジングが取り付けられている状態の表示ユニットを示す斜視図である。 ボタン部が押下されていない状態の計数スイッチを示す断面図である。 ボタン部を収容する収容部を示す斜視図である。 ボタン部の押下面部の中央が押下されている状態の計数スイッチを示す断面図である。 ボタン部の押下面部の背面側端部が押下されている状態の計数スイッチを示す断面図である。 比較例に係る計数スイッチを示す断面図である。 一種参考例に係る扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。 一種参考例に係る遊技機の正面図である。 一種参考例に係る遊技機のブロック図である。 副制御基板における、メイン演出表示部、演出役物装置、演出照明装置、音声出力装置、演出操作装置の制御態様を説明するためのブロック図である。 照明制御手段による点灯制御を説明するための構成図である。 データ設定処理およびデータ出力処理の流れを説明するための説明図である。 データ設定処理およびデータ出力処理の流れを説明するための説明図である。 照明制御手段の点灯制御処理を示すフローチャートである。 第1状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。 第2状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。 第3状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。 スマートパチスロの他の機械的構成を説明するための外観図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態:スマートパチスロ100)
スマートパチスロ100は、スロットマシンの遊技性を維持しつつ、実物のメダルの介在なしに遊技を進行することができる。スマートパチスロ100では、実物のメダルの代わりに、遊技に供する電子的な遊技価値として電子化メダルが用いられる。
(スマートパチスロ100の機械的構成)
図1の外観図に示すように、遊技機としてのスマートパチスロ100は、筐体102と、筐体102の前面一端に回動可能に上下に並んで配置される前面上扉104および前面下扉106とが設けられている。前面上扉104の下部略中央には、ガラス板や透明樹脂板等で構成された無色透明の図柄表示窓108が設けられている。筐体102内の図柄表示窓108に対応する位置には、3つのリール110(左リール110a、中リール110b、右リール110c)が、それぞれ独立して回動可能に設けられている。左リール110a、中リール110b、右リール110cの外周面には、例えば20に等分された各領域に複数種類の図柄がそれぞれ配列されている。遊技者は、図柄表示窓108を通じて、上段、中段、下段に位置する、左リール110a、中リール110b、右リール110cそれぞれの3つの連続する合計9個の図柄を視認することができる。
前面下扉106の上部には操作部設置台111が形成され、操作部設置台111には、計数スイッチ112、遊技メダル数表示装置114、ベットスイッチ116、スタートスイッチ118、ストップスイッチ120、精算スイッチ121、演出スイッチ122、等が設けられている。
計数スイッチ112は、押圧スイッチで構成され、スマートパチスロ100で電子的に保持された、遊技の用に供することができる電子化メダルの一部または全部を後述する専用ユニット350に転送する操作を検出する。計数スイッチ112の操作には、500msec未満の短押しと500msec以上の長押しが準備されている。計数スイッチ112の短押しでは、操作毎に電子化メダルが1枚計数され、長押しでは、300msec毎の計数通知を行うタイミングで電子化メダルが50枚ずつ計数される。かかるスマートパチスロ100で電子的に保持された、遊技の用に供することが可能な電子化メダルの総数を「遊技メダル数」と称し、電子化メダルを保持する記憶部を「メダル保持部」と称する場合がある。
遊技メダル数表示装置114は、メダル保持部に保持された電子化メダルの総数、すなわち遊技メダル数を表示する。ただし、遊技メダル数にはベットした電子化メダルは含まれない。したがって、遊技メダル数表示装置114には、遊技者が獲得した電子化メダルから、ベットした電子化メダルの数を減算した数が表示される。なお、遊技メダル数の表示は、遊技者が視認できる位置に配された5桁または6桁の7セグメントの表示器等で以下のように表される。すなわち、その数値範囲は、1営業日における最大差枚数を勘案して0~16368で表され、有意な数値の上位の桁が0となる場合、その数値を空白(消灯)とする。ここで、その数値が15000以上となると、遊技者に計数を促す報知を実行し、電子化メダルの貸出処理を制限するとともに、試験用計数信号を約3500msecの間出力する。ただし、遊技者は遊技を引き続き継続可能である。そして、その数値が16369以上となった場合、遊技の進行を制限する。具体的には、ベットスイッチ116、スタートスイッチ118、精算スイッチ121の受付を禁止する。なお、その数値が16369以上となった場合の代わりに、その数値が16369以上となりそうな場合に、遊技者により計数が実行されるまで電子化メダルの払出を禁止するとしてもよい。例えば、その数値が、16369から、1遊技で取得可能な最大差枚数である12枚(最大払出枚数(例えば15枚)-規定数(例えば3枚))を減算した16357以上となった場合に遊技を停止させるとしてもよい。また、遊技メダル数表示装置114は、スマートパチスロ100で保持される遊技メダル数が更新されてから概ね300msec以内に、更新された遊技メダル数を反映して表示する。
ベットスイッチ116は、メダル保持部に保持された電子化メダルのうち、所定数の電子化メダルを投入(ベット)する。なお、ベットスイッチ116には、1遊技で必要とされる規定数の電子化メダルを投入(ベット)するマックスベットスイッチ、規定数の範囲内で1枚分の電子化メダルを追加的に投入する1ベットスイッチが含まれる。
スタートスイッチ118は、例えば傾倒操作を検出可能なレバーで構成され、遊技者による遊技の開始操作を検出する。ストップスイッチ120(ストップスイッチ120a、ストップスイッチ120b、ストップスイッチ120c)は、左リール110a、中リール110b、右リール110cそれぞれに対応して設けられており、遊技者の停止操作を検出する。精算スイッチ121は、ベットスイッチ116の1回の操作によりベットされた電子化メダルの全てをメダル保持部に返却する操作を検出する。演出スイッチ122は、例えば、押圧スイッチと上下左右に配置された十字スイッチとから構成され、遊技者の押圧操作や回転操作を検出する。
前面上扉104の上部略中央には、演出に伴う様々な画像を表示する液晶表示部124が設けられている。また、前面上扉104の上部や左右には、例えば高輝度の発光ダイオード(LED)によって構成される演出用ランプ126が設けられる。また、前面下扉106の左右位置には、効果音や楽音等による聴覚的な演出を行うスピーカ128が設けられている。
スマートパチスロ100では、遊技が開始可能となり、規定数の電子化メダルがベットされると、有効ラインが有効化するとともに、スタートスイッチ118に対する操作が有効となる。ここで、ベットは、ベットスイッチ116の操作を通じてメダル保持部に保持されている電子化メダルを投入する場合と、リプレイ役が有効ライン上に表示されたことに基づいて電子化メダルを自動投入する場合のいずれも含む。また、有効ラインは、当選役の入賞を判定するためのラインである。
そして、遊技者によりスタートスイッチ118が操作されると、遊技が開始され、当選種別抽選等の各処理が実行されるとともに、左リール110a、中リール110b、右リール110cが回転制御される。その後、ストップスイッチ120a、120b、120cの操作に応じて、対応する左リール110a、中リール110b、右リール110cをそれぞれ停止する。そして、当選種別抽選の抽選結果および有効ラインに表示された図柄の組み合わせによって、電子化メダルの払い出しを受け得る当選役が入賞した場合には当選役に対応する数の電子化メダルがメダル保持部へ払い出されて(貯留されて)遊技が終了する。電子化メダルの払い出しを受け得る当選種別に不当選であった場合または当選したが入賞しなかった場合には左リール110a、中リール110b、右リール110cが全て停止したことをもって、遊技が終了する。
なお、本実施形態において、上記1遊技は、ベットスイッチ116の操作を通じたメダル保持部に保持された電子化メダルの投入、または、リプレイ役が有効ライン上に表示されたことに基づく電子化メダルの自動投入のいずれかが行われてから、遊技者によるスタートスイッチ118の操作に応じて、左リール110a、中リール110b、右リール110cが回転制御されるとともに当選種別抽選が実行され、当選種別抽選の抽選結果および遊技者による複数のストップスイッチ120a、120b、120cの操作に応じて、操作されたストップスイッチ120a、120b、120cに対応する左リール110a、中リール110b、右リール110cがそれぞれ停止制御され、電子化メダルの払い出しを受け得る当選役が入賞した場合、その電子化メダルの払い出しが実行されるまでの遊技をいう。また、電子化メダルの払い出しを受け得る当選種別に不当選であった場合または当選したが入賞しなかった場合、左リール110a、中リール110b、右リール110cが全て停止したことをもって1遊技が終了する。ただし、1遊技の開始を、上記の電子化メダルの投入、または、リプレイ役の当選の代わりに、遊技者によるスタートスイッチ118の操作と読み替えてもよい。また、かかる1遊技が繰り返される数を遊技数とする。
(スマートパチスロ100の電気的構成)
図2は、スマートパチスロ100および専用ユニット350の概略的な電気的構成を示したブロック図である。図2に示すように、スマートパチスロ100と専用ユニット350とは遊技球等貸出装置接続端子板206を介して電気的に接続されている。スマートパチスロ100には、遊技の進行を制御する主制御基板200(主制御部)と、遊技の進行に応じた演出を制御する副制御基板202(副制御部)と、メダル保持部に保持される電子化メダルの数(遊技メダル数)を制御するメダル数制御基板204とを含む制御基板が設けられている。なお、主制御基板200と副制御基板202との間の電気的な信号の伝達は、不正防止等の観点から、主制御基板200から副制御基板202への一方向のみに制限される。また、専用ユニット350には、スマートパチスロ100に対し電子化メダルを送受信する専用ユニット制御基板360が設けられている。
(主制御基板200)
主制御基板200は、中央処理装置であるメインCPU200a、プログラム等が格納されたメインROM200b、ワークエリアとして機能するメインRAM200c等を含む半導体集積回路を有し、スマートパチスロ100全体を統括的に制御する。なお、メインRAM200cは、電源が切断された場合においても、設定変更が行われてRAMクリアが実行されない限り、データが消去されることなく保持される。
また、主制御基板200は、メインCPU200aが、メインROM200bに格納されたプログラムに基づきメインRAM200cと協働することで機能する、初期化手段300、ベット手段302、当選種別抽選手段304、リール制御手段306、判定手段308、払出制御手段310、遊技状態制御手段312、演出状態制御手段314、コマンド送信手段316等の機能部を有する。
主制御基板200では、ベットスイッチ116、スタートスイッチ118およびストップスイッチ120a、120b、120c、精算スイッチ121から各種の検出信号を受信しており、受信した検出信号に基づいて、メインCPU200aが種々の処理を実行する。
初期化手段300は、主制御基板200における初期化処理を実行する。ベット手段302は、遊技に使用するための電子化メダルをベットする。当選種別抽選手段304は、スタートスイッチ118の操作に基づき、詳しくは後述するように、当選役の当否、より詳しくは、当選役が含まれる当選種別の当否を決定する当選種別抽選を行う。
リール制御手段306は、スタートスイッチ118の操作に応じて、左リール110a、中リール110b、右リール110cを回転制御し、回転している左リール110a、中リール110b、右リール110cにそれぞれ対応したストップスイッチ120a、120b、120cの操作に応じて、対応する左リール110a、中リール110b、右リール110cを停止制御する。
また、主制御基板200には、リール駆動制御部150が接続されている。このリール駆動制御部150は、スタートスイッチ118の操作信号に応じ、リール制御手段306から送信される、左リール110a、中リール110b、右リール110cの回転開始信号に基づいて、ステッピングモータ152を駆動する。また、リール駆動制御部150は、ストップスイッチ120の操作信号に応じ、リール制御手段306から送信される、左リール110a、中リール110b、右リール110cそれぞれの停止信号および回転位置検出回路154の検出信号に基づいて、ステッピングモータ152の駆動を停止する。
判定手段308は、当選役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されたか否か判定する。ここで、当選役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されることを単に入賞という場合がある。払出制御手段310は、当選役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されたこと(入賞したこと)に基づいて、当該当選役に対応する数(価値量)だけ電子化メダルをメダル保持部に払い出す。
遊技状態制御手段312は、当選種別抽選の結果や判定手段308の判定結果を参照し、複数種類の遊技状態のいずれかに遊技状態を移行させる。また、演出状態制御手段314は、当選種別抽選の結果、判定手段308の判定結果、遊技状態の遷移情報を参照し、複数種類の演出状態のいずれかに演出状態を移行させる。遊技状態には、非内部遊技状態、非内部遊技状態においてボーナス役に当選することで移行される内部中遊技状態、内部中遊技状態においてボーナス役に対応する図柄組合せが有効ライン上に表示されることで移行されるボーナス遊技状態が含まれる。また、演出状態には、特定役(正解役)と他の当選役(不正解役)とが重複した当選種別に当選した際に、特定役の入賞を補助する補助演出を実行しない非AT(アシストタイム)演出状態と、補助演出を実行するAT演出状態とが含まれる。なお、特定役は、その当選役が入賞したことによる電子化メダルの払い出しのみならず、その当選役が入賞することで得られる全ての遊技利益を含めて他の当選役より有利な当選役を言う。
コマンド送信手段316は、ベット手段302、当選種別抽選手段304、リール制御手段306、判定手段308、払出制御手段310、遊技状態制御手段312、演出状態制御手段314等の動作に伴う、遊技に関するコマンドを順次決定し、決定したコマンドを副制御基板202に順次送信する。
また、主制御基板200には、乱数発生器(乱数生成手段)200dが設けられる。乱数発生器200dは、計数値を順次インクリメントし、所定回数分計数すると計数値をリセットする(数列を変更して初期値を定める)ことで、所定の数値範囲内で計数値をループさせる。主制御基板200では、所定の時点において乱数発生器200dから計数値を抽出することで乱数値を得る。主制御基板200の乱数発生器200dによって生成される乱数値(以下、当選種別抽選乱数という)は、遊技者に付与する遊技利益、例えば、当選種別抽選手段304が当選種別を決定するために用いられる。
(副制御基板202)
また、副制御基板202は、主制御基板200と同様に、中央処理装置であるサブCPU202a、プログラム等が格納されたサブROM202b、ワークエリアとして機能するサブRAM202c等を含む各種半導体集積回路を有し、主制御基板200からのコマンドに基づき、特に演出を制御する。また、サブRAM202cにもメインRAM200c同様、不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、データが消去されることなく保持される。なお、副制御基板202にも、主制御基板200同様、乱数発生器(乱数生成手段)202dが設けられており、乱数発生器202dによって生成される乱数値(以下、演出抽選乱数という)は、主に演出の態様を決定するために用いられる。
また、副制御基板202では、サブCPU202aが、サブROM202bに格納されたプログラムに基づき、サブRAM202cと協働することで機能する、初期化決定手段330、コマンド受信手段332、演出制御手段334等の機能部を有する。
初期化決定手段330は、副制御基板202における初期化処理を実行する。コマンド受信手段332は、主制御基板200等、他の制御基板からのコマンドを受信し、コマンドに対する処理を行う。
演出制御手段334は、演出スイッチ122から検出信号を受信するとともに、受信されたコマンドに基づいて液晶表示部124、スピーカ128、演出用ランプ126の各デバイスで行われる遊技の演出を決定する。具体的に、演出制御手段334は、液晶表示部124に表示される画像データや、演出用ランプ126等の電飾機器を通じた演出のための電飾データを決定するとともに、スピーカ128から出力すべき音声を構成する音声データを決定する。そして、演出制御手段334は、決定した遊技の演出を実行する。なお、演出には、補助演出も含まれる。
(メダル数制御基板204)
また、メダル数制御基板204は、主制御基板200と接続され、中央処理装置であるメダルCPU204a、プログラム等が格納されたメダルROM204b、ワークエリアとして機能するメダルRAM204c等を含む各種半導体集積回路を有し、遊技に供する電子化メダルを管理する。また、メダル数制御基板204は、遊技球等貸出装置接続端子板206を通じて専用ユニット350と接続される。
(専用ユニット350)
専用ユニット350は、スマートパチスロ100の近傍に設置され、遊技者に電子化メダルを貸し出したり、遊技者が獲得した電子化メダルを計数することができる。専用ユニット350には、専用ユニット制御基板360が設けられる。専用ユニット制御基板360には、現金投入部362、カード挿入部364、貸出スイッチ366、返却スイッチ368、遊技スイッチ370、度数表示装置372、獲得メダル数表示装置374が接続される。
ここで、遊技球等貸出装置接続端子板206は、スマートパチスロ100と専用ユニット350とを接続するための接続端子板であり、電子化メダルの貸し出しに係る信号の受信、電子化メダルの貸出受領結果の送信、電子化メダルの計数に係る信号の送信、スマートパチスロ100の各情報の送信を行う。
現金投入部362は、現金を投入する投入口として機能する。カード挿入部364は、電子化メダルを蓄積可能なカード媒体の挿入および引出を可能とする。貸出スイッチ366は、押圧スイッチで構成され、専用ユニット350で保持する現金の度数に対応する電子化メダルをスマートパチスロ100に転送する操作を検出する。返却スイッチ368は、押圧スイッチで構成され、専用ユニット350で保持する電子化メダルをカード媒体に転送し、そのカード媒体を、カード挿入部364を通じて専用ユニット350から引き出す操作を検出する。遊技スイッチ370は、押圧スイッチで構成され、専用ユニット350で保持する電子化メダルをスマートパチスロ100に転送する操作を検出する。度数表示装置372は、専用ユニット350で保持する度数、すなわち、現金投入部から投入された現金に相当する度数を表示する。獲得メダル数表示装置374は、専用ユニット350で保持する電子化メダルの総数である獲得メダル数を表示する。
図3は、スマートパチスロ100および専用ユニット350の概略的な機械的構成を説明するための外観図である。ここでは、図3を参照しつつ、スマートパチスロ100において遊技を開始する流れと、遊技を終了する流れを説明する。
遊技者は、スマートパチスロ100において遊技を試みる場合、まず、図3に示す専用ユニット350の現金投入部362に現金を投入する。そうすると、専用ユニット350の度数表示装置372に、投入した現金に相当する度数(例えば、千円の投入に対し「10」)が表示される。遊技者が、貸出スイッチ366を操作すると、専用ユニット350で保持する度数に対応する電子化メダル(例えば「50」)がスマートパチスロ100に転送される。そうすると、スマートパチスロ100の遊技メダル数表示装置114に転送された電子化メダルの枚数(例えば「50」)が表示される。具体的に、スマートパチスロ100は、専用ユニット350から後述する貸出通知を受信した場合に、貸出通知が正常であれば、電子化メダルの転送を受け、貸出受領結果応答において「正常」と通知する。一方、貸出通知のうち電文長とコマンドの値は正常だが、その他の情報が異常である場合、スマートパチスロ100は、後述する貸出受領結果応答において「異常」と通知する。また、貸出通知を正常に受信していない、または、貸出通知の電文長とコマンドの値が異常な場合、スマートパチスロ100は、エラー表示を行うことなく、当該受信電文を破棄して、少なくとも電文長とコマンドとが正常な貸出通知を受信できるまで待機する。なお、貸出処理ができない場合、すなわち、後述する遊技機情報通知が異常である、後述する計数通知の計数メダル数(専用ユニット350に一度に転送する電子化メダルの数)が「1」以上である、遊技メダル数表示装置114に表示された遊技メダル数が15000枚以上である、受信した貸出通知のチェックサムが異常である、受信した貸出通知の貸出通番が連続していない、受信した貸出通知の貸出メダル数が「51」以上である、または、後述するメダルCPU204aから専用ユニット350へ送信する遊技機情報通知において、ホールコン・不正監視情報以外を通知している場合、スマートパチスロ100は、貸出受領結果応答において「異常」を通知する。
続いて、遊技者が、ベットスイッチ116を操作すると、電子化メダルがベットされる。このとき、遊技メダル数表示装置114には、ベットされた電子化メダルの枚数(例えば「3」)が減算された値(例えば「47」)が表示される。こうして遊技者は、遊技を開始することが可能となる。仮に、遊技の結果、払出枚数が11枚となる小役が入賞した場合、払い出された電子化メダルの枚数(例えば「11」)が加算される(例えば「58」となる)。
なお、遊技者が、ベットスイッチ116を操作して電子化メダルがベットされた後であり、スタートスイッチ118が操作される(遊技開始)前に、精算スイッチ121が操作されると、ベットされた電子化メダルの枚数(例えば「3」)が遊技メダル数表示装置114に加算され(例えば「50」となり)、ベット状態が解除される。
遊技者は、遊技を終了すると、計数スイッチ112を操作し、メダル保持部に保持された電子化メダルを専用ユニット350に転送する。そうすると、専用ユニット350の獲得メダル数表示装置374に、メダル保持部に保持されていた遊技メダル数が表示されるとともに、遊技メダル数表示装置114には「0」が表示される。遊技者が、返却スイッチ368を操作すると、専用ユニット350で保持する電子化メダルがカードに転送され、そのカードがカード挿入部364を通じて専用ユニット350から引き出される。こうして、遊技者は、獲得した電子化メダルをカード媒体に蓄積できる。
遊技者は、再度、遊技を試みる場合、現金の代わりに、電子化メダルが蓄積されたカード媒体をカード挿入部364に挿入し、カード媒体に蓄積された電子化メダルで遊技することができる。そうすると、カード媒体に蓄積された電子化メダルが専用ユニット350に転送され、獲得メダル数表示装置374には、カード媒体に蓄積されていた電子化メダルの総数が表示される。遊技者は、貸出スイッチ366の代わりに、遊技スイッチ370を操作することで、専用ユニット350で保持する電子化メダルをスマートパチスロ100に転送することができる。
なお、貸出スイッチ366や計数スイッチ112が操作されると、メダルCPU204aは、電子化メダルの貸出処理や計数処理を実行するとともに、メインCPU200aにその旨のコマンドを送信し、当該コマンドを受信したメインCPU200aは、サブCPU202aにその旨のコマンドを送信する。そして、サブCPU202aは、貸出処理や計数処理における、実際に電子化メダルが貸し出されるまたは計数されるのに伴って、電子化メダルの移動を表す所定の音をスピーカ128に出力する。なお、計数処理において、サブCPU202aは、計数スイッチ112の短押しおよび長押しのいずれにおいても所定の音をスピーカ128に出力するとしてもよいし、計数スイッチ112の短押しおよび長押しのいずれか一方においてのみ所定の音をスピーカ128に出力するとしてもよい。また、計数処理における計数スイッチ112の操作完了(例えば、押下離し)時に、サブCPU202aは、計数が完了したことを示す所定の音声を出力したり、計数処理の完了後に、カード挿入部364からのカードの引き出し忘れを防止する所定の音声を出力するとしてもよい。こうして、遊技者は、貸出処理や計数処理が適切に実行されていることを聴覚的に確認することができる。また、サブCPU202aは、スピーカ128に限らず、液晶表示部124、演出用ランプ126といった各デバイスを通じて、貸出処理や計数処理が実行されていることを報知してもよい。なお、ここでは、制御の主体としてCPU(中央処理装置)を例に挙げて説明しているが、MPU(Micro Processor Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等、演算可能な様々な演算素子を適用することができる。
このようなスマートパチスロ100では、実物のメダルが不要となるので、擬似的にメダルを投入したり、不正に持ち込んだメダルを使用するゴト行為を防止することが可能となる。また、遊技機内に遊技媒体の投入や払い出しを行う機構を設ける必要がなくなるので、設計コストや製造コストを削減することができる。さらに、遊技者への遊技媒体の貸し出しや、獲得した遊技媒体の計数等を一元管理することで、不正防止が可能となる。また、データを一元管理することで、射幸性を抑制し、ひいては、依存症対策を強化することが可能となる。
ここで、スマートパチスロ100において、遊技を適切に進行することを可能とするための工夫について、図4~図10を参照して説明する。図4~図10では、矢印F方向がスマートパチスロ100の前面方向を示し、矢印B方向がスマートパチスロ100の背面方向を示す。なお、以下では、スマートパチスロ100の前面方向、背面方向、左方向、右方向、上方向および下方向のそれぞれを、単に前面方向、背面方向、左方向、右方向、上方向および下方向とも呼ぶ。
まず、図4および図5を参照して、遊技に供することが可能な電子化メダルの総数である遊技メダル数を表示する表示ユニット400の視認性の低下、または、誤操作の抑制を実現するための工夫について説明する。
図4および図5には、表示ユニット400が示されている。表示ユニット400は、計数スイッチ112と、遊技メダル数表示装置114と、ハウジング130とを備える。図4は、ハウジング130が取り外されている状態の表示ユニット400を示す斜視図である。図5は、ハウジング130が取り付けられている状態の表示ユニット400を示す斜視図である。なお、以下では、計数スイッチ112および遊技メダル数表示装置114が1つのユニットである表示ユニット400に含まれる例を説明するが、計数スイッチ112および遊技メダル数表示装置114は、それぞれ別々のユニットに分かれてもよい。
表示ユニット400は、図1に示す操作部設置台111のうちスマートパチスロ100の右上部に配置される。つまり、表示ユニット400は、実物のメダルを用いて遊技が進行するスロットマシンにおいてメダル投入口が配置されている位置と対応する位置に設けられる。それにより、スマートパチスロ100を導入することにより不要となるメダル投入口のスペースを有効利用できる。また、メダル投入口がメダルの追加に用いられ、表示ユニット400が遊技メダル数を表示する点を考慮すると、メダル投入口と表示ユニット400は、利用可能なメダル数に関連する点で共通する。ゆえに、表示ユニット400を上記の位置に設けると、遊技者が違和感を抱きづらくなる。ただし、表示ユニット400のスマートパチスロ100における配置は、上記の例に限定されない。
遊技メダル数表示装置114は、上述したように、遊技に供することが可能な電子化メダルの総数である遊技メダル数を表示する表示装置である。なお、遊技メダル数は、遊技に供することが可能な遊技価値の総数である遊技価値数の一例に相当する。計数スイッチ112は、上述したように、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信するための操作を受け付ける。計数スイッチ112と、遊技メダル数表示装置114の少なくとも一部(例えば、後述する表示器114a)とが、ハウジング130によって収容される。ハウジング130は、計数スイッチ112および後述する表示器114aを収容する収容部の一例に相当する。
図4に示すように、遊技メダル数表示装置114は、遊技メダル数を表示する複数のセグメントを有する表示器114aを含む。各セグメントは、7つの発光素子を有し、0~9のいずれかの数字を表示可能である。表示器114aは、セグメントを発光させることによって、遊技メダル数を表示する。表示器114aは、各セグメントの発光状態を変化させることによって、表示される遊技メダル数を変化させることができる。複数のセグメントは、スマートパチスロ100の左右方向に並んで設けられている。図4の例では、表示器114aは、5つのセグメントを有する。ゆえに、図4の例では、表示器114aは、最大5桁の数字を表示可能である。それにより、遊技メダル数を表示する桁数が不足することが防止される。ただし、表示器114aにおけるセグメントの数は5つ以上であってもよい。
図5に示すように、表示器114aは、ハウジング130によって収容される。ここで、表示器114aにより発せられる光は、ハウジング130を透過して外部まで届く。それにより、遊技者は、ハウジング130を通して、表示器114aにより表示される遊技メダル数を視認できる。図5では、ハウジング130のうち表示器114aと対向する領域R11が示されている。ハウジング130のうち少なくとも領域R11は、透過性を有しており、光を透過させる。図5では、表示器114aのセグメントから発せられる光が領域R11を透過している様子が模式的に示されている。なお、表示器114aから発せられる光はハウジング130を介して外部から視認される一方で、ハウジング130内の部材はハウジング130により遮られ、外部から視認されないようになっている。ゆえに、表示器114aが5つのセグメントに分かれていることを遊技者に意識させることなく、遊技メダル数を遊技者に視認させることができる。
図4および図5に示すように、計数スイッチ112は、遊技者により押下されるボタン部112aを含む。ボタン部112aは、遊技者により押下される押下面部112a1を有する。ボタン部112aは、例えば、略円柱形状を有する。ボタン部112aの中心軸は、前面側に進むにつれて上方に傾斜する方向に延びている。押下面部112a1は、前面側に進むにつれて上方に傾斜する方向を向いている。図4および図5の例では、押下面部112a1は、円形状である。ただし、押下面部112a1の形状は、円形状以外であってもよい。
図5に示すように、ハウジング130には、開口部130aが形成されている。開口部130aは、円形状である。ただし、押下面部112a1の形状が円形状以外である場合、開口部130aの形状も押下面部112a1の形状と対応する形状となる。開口部130aは、押下面部112a1と同軸上に配置される。ゆえに、押下面部112a1は、開口部130aを介して露出する。なお、開口部130aの内径は、ボタン部112aの最大外径よりも小さくなっており、ボタン部112aが開口部130aを超えて外側に抜け出ることが防止されている。
押下面部112a1は、ボタン部112aが押下されていない状態において、ハウジング130のうち押下面部112a1の周囲の部分よりも、ハウジング130の内側に位置する(後述する図6の断面図を参照)。ここで、ボタン部112aが押下されていない状態において、押下面部112a1がハウジング130のうち押下面部112a1の周囲の部分よりも、ハウジング130の外側に位置する場合、遊技者の手指等が意図せずにボタン部112aに当たることによりボタン部112aが押下されるおそれがある。ゆえに、押下面部112a1を上記のように配置することによって、遊技者が、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信することを意図しないタイミングで、ボタン部112aを誤って押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。
計数スイッチ112のボタン部112aは、スマートパチスロ100に設けられるボタン部のうち、遊技メダル数の表示領域に相当するハウジング130の領域R11に最も近いボタン部である。それにより、遊技者が、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する以外の目的でボタン部112aを押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。ただし、ハウジング130の領域R11に最も近いボタン部が、計数スイッチ112のボタン部112a以外であってもよい。
計数スイッチ112のボタン部112aは、遊技メダル数の表示領域に相当するハウジング130の領域R11よりも前面側に配置されている。それにより、遊技者がボタン部112aを押下する際に、遊技者の手指によって領域R11が隠れてしまうことが抑制される。ゆえに、視認性の低下が抑制される。それにより、遊技者は、遊技メダル数を確認しながらボタン部112aを押下することもできる。ただし、計数スイッチ112のボタン部112aは、ハウジング130の領域R11よりも背面側に配置されていてもよい。例えば、この場合において、計数スイッチ112のボタン部112aは、操作部設置台111に設けられるボタン部の中で最も背面側に配置されていてもよい。それにより、遊技者は、手指を背面側に伸ばさないとボタン部112aを押しにくくなるので、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する以外の目的でボタン部112aを押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。
前面上扉104および前面下扉106には、計数スイッチ112のボタン部112aの押下面部112a1と同一形状の押下面部を有するボタン部は設けられていない。ここで、同一形状の押下面部を有するボタン部同士は、混同されやすい。ゆえに、ボタン部112aの押下面部112a1の形状を他のボタン部と異ならせることによって、遊技者が、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する以外の目的でボタン部112aを押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。ただし、前面上扉104または前面下扉106に、計数スイッチ112のボタン部112aの押下面部112a1と同一形状の押下面部を有するボタン部が設けられていてもよい。
図4および図5では図示を省略しているが、表示ユニット400には、計数(つまり、遊技メダル数の専用ユニット350への送信)が可能であることを示す計数可ランプが設けられていてもよい。それにより、遊技者は、計数可ランプの点灯を確認することで、計数が可能であることを認識することができる。例えば、計数可ランプは、表示器114aの遊技メダル数を表示する発光素子の近傍に設けられる。
操作部設置台111に設けられるボタン部のうち右側のストップスイッチ120であるストップスイッチ120cよりも右側に配置されるボタン部の中で、計数スイッチ112のボタン部112aが、ストップスイッチ120cから最も離れている。なお、ストップスイッチ120cよりも右側に配置されるボタン部の中で、計数スイッチ112のボタン部112aが、ストップスイッチ120cから左右方向に最も離れていてもよく、前後方向に最も離れていてもよい。ここで、遊技者は、ストップスイッチ120cに近いボタン部を意図に反して押下しやす。ゆえに、計数スイッチ112のボタン部112aを上記のように配置することによって、遊技者が、ボタン部112aを誤って押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。ただし、ストップスイッチ120cよりも右側に配置されるボタン部の中で、計数スイッチ112のボタン部112a以外のボタン部が、ストップスイッチ120cから最も離れていてもよい。
操作部設置台111に設けられるボタン部の押下面部の中で、計数スイッチ112のボタン部112aの押下面部112a1の面積が最も小さい。それにより、遊技者は、注意して手指で押下面部112a1を押下しないとボタン部112aを押しにくくなるので、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する以外の目的でボタン部112aを押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。ただし、操作部設置台111に設けられるボタン部の押下面部の中で、計数スイッチ112のボタン部112a以外のボタン部の押下面部の面積が最も小さくてもよい。
図5に示すように、ハウジング130には、計数スイッチ112に関する内容を示す文字部である第1文字部C11が表記されている。例えば、第1文字部C11は、ハウジング130の外面に表記されている。ただし、ハウジング130のうち第1文字部C11が表記される部分が透過性を有する場合、第1文字部C11は、ハウジング130の内面に表記されてもよい。
図5の例では、第1文字部C11は、「計数」との文字列である。ただし、第1文字部C11は、計数スイッチ112に関する内容を示す文字部であればよく、この例に限定されない。例えば、第1文字部C11は、計数スイッチ112の名称を示す文字部であってもよく、計数スイッチ112の機能に関する内容(例えば、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する旨等)を示す文字部であってもよい。また、例えば、第1文字部C11は、「短押し」との文字列、および、「長押し」との文字列を含んでもよい。この場合、「短押し」によって専用ユニット350に送信される遊技メダル数(1枚)が「短押し」との文字列に並記されていてもよく、「長押し」によって専用ユニット350に送信される遊技メダル数(50枚)が「長押し」との文字列に並記されていてもよい。また、例えば、第1文字部C11は、ボタン部112aを押すと遊技メダル数の一部が専用ユニット350に送信される旨を示す文章を含んでもよい。
第1文字部C11は、ハウジング130のうちボタン部112aの押下面部112a1の周囲の部分に表記されている。なお、第1文字部C11が押下面部112a1の周囲の部分に表記されていることは、例えば、第1文字部C11の表記位置と押下面部112a1との間に、第1文字部C11以外の他の文字部が表示されていないことを意味する。それにより、遊技者が、遊技メダル数の少なくとも一部を専用ユニット350に送信する以外の目的でボタン部112aを押下してしまうことが抑制される。ゆえに、誤操作が抑制される。ただし、第1文字部C11は、ハウジング130のうちボタン部112aの押下面部112a1の周囲の部分以外の部分に表記されていてもよい。なお、図5に示すように、第1文字部C11と押下面部112a1とを繋ぐ線等のオブジェクトが表記されていることによって、第1文字部C11が計数スイッチ112に関する内容を示すことを遊技者に認識させやすくなる。
図5に示すように、ハウジング130には、遊技メダル数表示装置114の表示器114a(図4を参照)に関する内容を示す文字部である第2文字部C12が表記されている。例えば、第2文字部C12は、ハウジング130の外面に表記されている。ただし、ハウジング130のうち第2文字部C12が表記される部分が透過性を有する場合、第2文字部C12は、ハウジング130の内面に表記されてもよい。
図5の例では、第2文字部C12は、「所持数」との文字列である。ただし、第2文字部C12は、表示器114aに関する内容を示す文字部であればよく、この例に限定されない。例えば、第2文字部C12は、表示器114aの名称を示す文字部であってもよく、表示器114aにより表される遊技メダル数の意味を示す文字部であってもよい。例えば、第2文字部C12は、「所持数」との文字列に替えて、「CREDIT」との文字列等であってもよい。
第2文字部C12は、ハウジング130のうち表示器114aから発せられる光を透過させる領域R11以外の領域に表記されている。それにより、表示器114aから発される光が第2文字部C12によって遮られてしまうことが抑制される。ゆえに、視認性の低下が抑制される。ただし、第2文字部C12は、ハウジング130のうち表示器114aと対向する位置に表記されていてもよい。
特に、第1文字部C11が、ハウジング130のうちボタン部112aの押下面部112a1の周囲の部分に表記され、第2文字部C12が、ハウジング130のうち表示器114aから発せられる光を透過させる領域R11以外の領域に表記されていることによって、視認性の低下、および、誤操作が抑制される。それにより、遊技を適切に進行することが可能となる。
第2文字部C12は、遊技メダル数の表示領域に相当するハウジング130の領域R11の周囲の部分に表記されている。それにより、第2文字部C12が表示器114aに関する内容を示すことを遊技者に認識させやすくなる。ここで、第2文字部C12は、遊技メダル数の表示領域に相当するハウジング130の領域R11に対して左右方向に距離D11を空けて設けられている。距離D11は、表示器114aのセグメント1個分の幅以上である。それにより、後述するように、封入循環式のパチンコ機であるスマートパチンコに適用するために、表示ユニット400における表示器114aのセグメントの数を5個から6個に増やした場合において、第2文字部C12が表示器114aと対向してしまうことが抑制される。ゆえに、視認性の低下が抑制される。後述するように、スマートパチンコの場合、セグメントの数が6個であることによって、表示可能な数字の桁数が不足することが防止される。なお、表示器114aと接続される基板は、表示器114aのセグメントの数を5個から6個に増やすことができるように形成されている。
なお、図5の例では、第2文字部C12は、領域R11に対して左側に配置されている。また、第1文字部C11は、ボタン部112aの押下面部112a1に対して左側に配置されている。また、第1文字部C11は、第2文字部C12に対して前面側に配置されている。第1文字部C11と、第2文字部C12と、領域R11と、ボタン部112aの押下面部112a1との位置関係がこのような規則的な位置関係であると、遊技者が領域R11に表示される内容やボタン部112aの機能を認識しやすいので、誤操作が抑制される。ただし、第1文字部C11と、第2文字部C12と、領域R11と、ボタン部112aの押下面部112a1との位置関係は、この例に限定されない。
続いて、図6~図10を参照して、表示ユニット400における計数スイッチ112の操作性の低下を抑制するための工夫について説明する。
図6は、ボタン部112aが押下されていない状態の計数スイッチ112を示す断面図である。図6および後述する図8~図10は、図5中のX-X断面における断面図である。X-X断面は、スマートパチスロ100の左右方向に直交し、ボタン部112aを通る断面である。図7は、ボタン部112aを収容する収容部112bを示す斜視図である。
図6に示すように、計数スイッチ112は、ボタン部112aと、収容部112bと、被押圧部112cとを含む。ボタン部112aは、上述したように、遊技者の押下操作を受け付ける。収容部112bは、ボタン部112aを収容する。被押圧部112cは、遊技者の押下によるボタン部112aの移動に伴いボタン部112aにより押圧される。被押圧部112cは、例えば、基板に設けられたタクトスイッチの一部である。被押圧部112cが押圧されると、ボタン部112aが押下されたことが検出され、検出結果に基づいて計数処理が行われる。
図6に示すように、ボタン部112aは、押下面部112a1と、外周面部112a2と、底面部112a3とを有する。底面部112a3は、押下面部112a1の裏側の面である。底面部112a3は、背面下側を向いている。底面部112a3の中央には、突起部112a4が設けられている。突起部112a4は、ボタン部112aの軸方向に延びている。つまり、突起部112a4は、背面下側に向かって延びている。
図6および図7に示すように、収容部112bは、周壁部112b1と、底壁部112b2と、切欠き部112b3と、開口部112b4とを含む。周壁部112b1は、ボタン部112aの外周面部112a2を覆う。周壁部112b1により覆われる外周面部112a2は、具体的には、ボタン部112aのうち外径が最も大きくなっている部分の外周面部である。周壁部112b1は、略円筒形状を有する。周壁部112b1の前面側には、切欠き部112b3が形成されている。ゆえに、周壁部112b1は、ボタン部112aの外周面部112a2のうち前面側以外の部分を覆う。具体的には、周壁部112b1は、ボタン部112aの外周面部112a2のうち前面側以外の各部分と所定間隔を空けて設けられる。
底壁部112b2は、ボタン部112aの底面部112a3と対向する。具体的には、底壁部112b2は、周壁部112b1の下部から周壁部112b1の径方向内側に向けて延在する。つまり、周壁部112b1は、底壁部112b2の外周縁から前面上側に向けて延在することとなる。底壁部112b2の中央には、開口部112b4が形成されている。図7の例では、開口部112b4は、略矩形状である。ただし、開口部112b4の形状は、矩形状以外の形状(例えば、円形状等)であってもよい。図6に示すように、開口部112b4内に、被押圧部112cが配置されている。被押圧部112cは、ボタン部112aの突起部112a4と対向する。突起部112a4は、開口部112b4内に進入可能となっている。ゆえに、被押圧部112cは、後述するように、ボタン部112aの移動に伴い突起部112a4により押圧される。
ここで、底壁部112b2には、平面部P11と、斜面部P12とが設けられる。平面部P11は、ボタン部112aの移動方向に直交するように形成されている。具体的には、平面部P11は、ボタン部112aの移動方向に直交する面状の部分である。ボタン部112aの移動方向は、周壁部112b1の軸方向と一致する。斜面部P12は、外周側に進むにつれてボタン部112aの底面部112a3から離れるように平面部P11に対して傾斜するように形成されている。図7に示すように、斜面部P12は、底壁部112b2のうち背面側に設けられる。具体的には、開口部112b4の背面側端部よりも背面側に斜面部P12が設けられ、開口部112b4の背面側端部よりも前面側に平面部P11が設けられる。斜面部P12は、平面部P11を含む面を左右方向の軸を中心として回動させた面に平行である。斜面部P12は、背面側に進むほど、平面部P11を含む面に対して背面下方側に離れるように傾斜する。なお、図6および後述する図8、図9では、平面部P11を含む面が破線によって示されている。
ただし、斜面部P12の配置および数は、図7の例と異なっていてもよい。例えば、斜面部P12は、底壁部112b2のうち前面側に設けられてもよい。しかしながら、表示ユニット400では、後述するように、ボタン部112aの押下面部112a1の前面側端部が押下される場合よりも背面側端部が押下される場合の方が多いと想定され、押下面部112a1の背面側端部が押下される場合に操作性の低下を抑制するためには、斜面部P12は、底壁部112b2のうち背面側に設けられることが好ましい。また、例えば、底壁部112b2に、互いに傾斜方向の異なる複数の斜面部P12が設けられてもよい。
図8は、ボタン部112aの押下面部112a1の中央が押下されている状態の計数スイッチ112を示す断面図である。図8では、矢印A1によって、遊技者の手指により押下面部112a1に付与される力が示されている。矢印A1により示すように、押下面部112a1の中央が軸方向に押下された場合、ボタン部112aは、周壁部112b1によって案内され、周壁部112b1の軸方向に沿って背面下方向に移動する。それにより、ボタン部112aの底面部112a3のうち前面側が底壁部112b2の平面部P11に当接した状態となる。ゆえに、突起部112a4は、開口部112b4内に進入した状態となり、被押圧部112cが、突起部112a4により押圧される。それにより、ボタン部112aが押下されたことが検出される。
図9は、ボタン部112aの押下面部112a1の背面側端部が押下されている状態の計数スイッチ112を示す断面図である。図9では、矢印A2によって、遊技者の手指により押下面部112a1に付与される力が示されている。矢印A2により示すように、押下面部112a1の背面側端部が押下された場合、ボタン部112aは、突起部112a4を中心として背面側に回動しながら、背面下方向に移動する。ここで、底壁部112b2には斜面部P12が設けられているので、ボタン部112aの底面部112a3のうち背面側が底壁部112b2の斜面部P12に当接した状態となる。
ここで、図10を参照して、比較例に係る表示ユニット400Aの計数スイッチ112Aについて説明する。図10は、比較例に係る表示ユニット400Aの計数スイッチ112Aを示す断面図である。比較例に係る計数スイッチ112Aでは、上述した計数スイッチ112と比較して、底壁部112b2に斜面部P12が設けられておらず、底壁部112b2のうち開口部112b4を除く部分の全域が平面部P11となっている。ゆえに、矢印A2により示すように、押下面部112a1の背面側端部が押下された場合、ボタン部112aの底面部112a3の背面側端部が底壁部112b2の背面側に当接し、それ以上進まない状態となる。ゆえに、突起部112a4は、開口部112b4内に進入しない状態、または、開口部112b4内に進入したとしても進入量が小さい状態となる。よって、被押圧部112cが、突起部112a4により押圧されない、または、押圧されたとしても押圧量が小さくなる。それにより、ボタン部112aが押下されたことが検出されないおそれがある。
一方、上述したように、表示ユニット400の計数スイッチ112では、底壁部112b2には斜面部P12が設けられているので、ボタン部112aの底面部112a3のうち背面側が底壁部112b2の斜面部P12に当接した状態となる。ゆえに、突起部112a4は、開口部112b4内に十分な進入量で進入した状態となる。よって、被押圧部112cが、突起部112a4により十分な押圧量で押圧される。それにより、ボタン部112aが押下されたことが検出される。ゆえに、計数スイッチ112の操作性の低下が抑制されるので、遊技を適切に進行することが可能となる。
なお、上記では、視認性の低下、または、誤操作の抑制を実現するための工夫と、計数スイッチ112の操作性の低下を抑制するための工夫とをそれぞれ説明した。ただし、表示ユニット400において、上記の2種類の工夫のうち、双方の工夫が施されてもよく、一方の工夫のみが施されてもよい。いずれに場合においても、上記で説明したように、遊技を適切に進行することが可能となる。
(第2実施形態:遊技機500)
本発明の実施例の理解を容易にするため、まず、一種参考例として、所謂一種遊技機の機械的構成および電気的構成、および、各基板における具体的な処理を説明する。次に、演出参考例として、一種遊技機において実行可能な具体的な演出や当該演出に係る具体的な処理を説明する。その後、本発明の実施例として、一種参考例と異なる構成について具体的に説明する。
<一種参考例>
図11は、一種参考例に係る遊技機500の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機500は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠502と、この外枠502にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠504と、この中枠504に、ヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた前枠506と、を備えている。
中枠504は、外枠502と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤508が保持されている。また、前枠506には、ガラス製または樹脂製の透過板510が保持されている。そして、これら中枠504および前枠506を外枠502に対して閉じると、遊技盤508と透過板510とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機500の正面側から、透過板510を介して遊技盤508が視認可能となる。
図12は、一種参考例に係る遊技機500の正面図である。この図に示すように、前枠506の下部には、遊技機500の正面側に突出する操作ハンドル512が設けられている。この操作ハンドル512は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル512を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル512の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤508に設けられたレール514a、514b間を上昇して遊技領域516に導かれることとなる。
遊技領域516は、遊技盤508と透過板510との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤508には、多数の釘や風車が設けられており、遊技領域516に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
遊技領域516は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にする第1遊技領域516aおよび第2遊技領域516bを備えている。第1遊技領域516aは、遊技機500に正対した遊技者から見て遊技領域516の左側に位置し、第2遊技領域516bは、遊技機500に正対した遊技者から見て遊技領域516の右側に位置している。レール514a、514bが遊技領域516の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域516aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域516bに進入することとなる。
また、遊技領域516には、遊技球が入球可能な一般入賞口518、第1始動口520、第2始動口522が設けられており、これら一般入賞口518、第1始動口520、第2始動口522に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。なお、賞球数は1個以上であれば何個でもよく、また、一般入賞口518、第1始動口520、第2始動口522のそれぞれで払い出す賞球数を異ならせてもよいし、同じ賞球数に設定してもよい。このとき、第1始動口520に遊技球が入球して払い出す賞球数を、第2始動口522に遊技球が入球して払い出す賞球数よりも少なく設定することも可能である。
なお、詳しくは後述するが、第1始動口520内には第1始動領域が設けられ、また、第2始動口522内には第2始動領域が設けられている。そして、第1始動口520または第2始動口522に遊技球が入球して第1始動領域または第2始動領域に遊技球が進入すると、予め設けられた複数の特別図柄の中からいずれか1の特別図柄を決定するための抽選が行われる。各特別図柄には、遊技者にとって有利な大役遊技または小当たり遊技の実行可否や、以後の遊技状態をどのような遊技状態にするかといった種々の遊技利益が対応付けられている。したがって、遊技者は、第1始動口520または第2始動口522に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
第1始動口520は、遊技領域516の下部であって、第1遊技領域516aを流下する遊技球のみが入球可能であるか、もしくは、第1遊技領域516aに進入した遊技球の方が、第2遊技領域516bに進入した遊技球よりも進入しやすい位置に配置されている。
また、第2始動口522は、第2遊技領域516bに位置しており、第2遊技領域516bを流下する遊技球のみが入球可能であるか、もしくは、第2遊技領域516bに進入した遊技球の方が、第1遊技領域516aに進入した遊技球よりも進入しやすい位置に配置されている。この第2始動口522は、可動片522bを有する可変始動口(始動可変入賞装置)によって構成されており、第2始動口522への遊技球の進入容易性が可変するようになっている。具体的には、第2始動口522は、可動片522bが開閉可能に設けられており、この可動片522bが閉状態にあるときには、第2始動口522への遊技球の進入が不可能もしくは困難となっている。
これに対して、第2遊技領域516bに設けられたゲート524を遊技球が通過すると、第2始動口522が開放される補助遊技の実行有無が決定され、補助遊技の実行が決定された場合に、第2始動口522が開閉制御される補助遊技が実行される。より詳細には、ゲート524を遊技球が通過したことを条件として、後述する普通図柄の抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片522bが所定時間、開状態に制御される。このように、可動片522bが開状態になると、当該可動片522bが遊技球を第2始動口522に導く受け皿として機能し、第2始動口522への遊技球の入球が容易となる。
さらに、遊技領域516の下部には、第1大入賞口526および第2大入賞口528が設けられている。第1大入賞口526および第2大入賞口528は、少なくとも第2遊技領域516bを流下する遊技球が入球可能な位置に配置されている。第1大入賞口526には、開閉扉526bが開閉可能に設けられており、通常、開閉扉526bが第1大入賞口526を閉鎖して、第1大入賞口526への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、前述の小当たり遊技が実行されると、開閉扉526bが開放されて、開閉扉526bが受け皿として機能し、第1大入賞口526への遊技球の入球が可能となる。そして、第1大入賞口526に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
また、第2大入賞口528には、開閉扉528bが開閉可能に設けられており、通常、開閉扉528bが第2大入賞口528を閉鎖して、第2大入賞口528への遊技球の入球を不可能となっている。これに対して、前述の大役遊技が実行されると、開閉扉528bが開放されて、開閉扉528bが受け皿として機能し、第2大入賞口528への遊技球の入球が可能となる。そして、第2大入賞口528に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。なお、第1大入賞口526および第2大入賞口528をまとめて単に大入賞口とも呼ぶ。
なお、遊技領域516の最下部には、一般入賞口518、第1始動口520、第2始動口522、第1大入賞口526、第2大入賞口528のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域516から遊技盤508の背面側に排出する排出口530が設けられている。
そして、遊技機500には、遊技の進行中等に演出を行う演出装置として、液晶表示装置からなる演出表示装置600、可動装置からなる、さまざまな点灯態様や発光色に制御されるランプからなる演出照明装置604、スピーカからなる音声出力装置606、遊技者の操作を受け付ける演出操作装置608が設けられている。
演出表示装置600は、画像を表示する画像表示部からなるメイン演出表示部600aおよびサブ演出表示部601aを備えている。メイン演出表示部600aは、遊技盤508の略中央部分において、遊技機500の正面側から視認可能に配置されている。このメイン演出表示部600aには、図示のように演出図柄610a、610b、610cが変動表示され、これら各演出図柄610a、610b、610cの停止表示態様によって大役抽選結果が遊技者に報知される変動演出が実行されることとなる。また、サブ演出表示部601aは、メイン演出表示部600aの上方に設けられており、変動演出中に補助的な演出画像が表示される。
演出役物装置602は、メイン演出表示部600aよりも前面に配置され、通常、遊技盤508の背面側に退避しているが、上記の演出図柄610a、610b、610cの変動表示中などに、メイン演出表示部600aの前面まで可動して、遊技者に大当たりの期待感を付与するものである。
演出照明装置604は、演出役物装置602や遊技盤508等に設けられており、メイン演出表示部600aに表示される画像等に合わせて、さまざまに点灯制御される。
音声出力装置606は、前枠506の上部位置や外枠502の最下部位置に設けられ、メイン演出表示部600aに表示される画像等に合わせて、遊技機500の正面側に向けてさまざまな音声を出力する。
演出操作装置608は、遊技者の押下操作を受け付けるボタンで構成され、遊技機500の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板510よりも下方位置に設けられている。この演出操作装置608は、メイン演出表示部600aに表示される画像等に合わせて有効化されるものであり、操作有効時間内に遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じて、さまざまな演出が実行される。
十字キー609は、遊技者の押下操作を受け付ける上ボタン、下ボタン、左ボタン、右ボタンの4つのボタンで構成され、演出操作装置608の近傍に設けられている。演出操作装置608および十字キー609は、各種の設定を行う際に用いられることもある。
なお、図中符号532は、遊技機500から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿であり、この上皿532が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿534に導かれることとなる。また、この下皿534の底面には、当該下皿534から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ534aを押し込ませることにより、当該球抜きつまみ534aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿534の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
また、遊技盤508には、遊技領域516の外方であって、かつ、遊技者が視認可能な位置に、第1特別図柄表示器560、第2特別図柄表示器562、第1特別図柄保留表示器564、第2特別図柄保留表示器566、普通図柄表示器568、普通図柄保留表示器570、右打ち報知表示器572が設けられている。これら各表示器560~572は、遊技に係る種々の状況を表示するための装置であるが、その詳細については後述する。
(制御手段の内部構成)
図13は、一種参考例に係る遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
主制御基板700は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板700は、メインCPU700a、メインROM700b、メインRAM700cを備えている。メインCPU700aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM700bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM700cは、メインCPU700aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
一種参考例の遊技機500は、主に第1始動口520または第2始動口522への遊技球の入球によって開始される特別遊技と、ゲート524を遊技球が通過することによって開始される普通遊技とに大別される。そして、主制御基板700のメインROM700bには、特別遊技および普通遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
上記主制御基板700には、一般入賞口518に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ518s、第1始動口520に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出スイッチ520s、第2始動口522に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ522s、ゲート524を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ524s、第1大入賞口526に遊技球が入球したことを検出する第1大入賞口検出スイッチ526s、第2大入賞口528に遊技球が入球したことを検出する第2大入賞口検出スイッチ528s、遊技領域516から排出された遊技球を検出するアウト球検出スイッチ530sが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板700に検出信号が入力されるようになっている。
なお、遊技盤508の背面には合流通路が設けられており、一般入賞口518、第1始動口520、第2始動口522、第1大入賞口526、第2大入賞口528にそれぞれ入球した遊技球と、排出口530から背面側に導かれた遊技球とが合流通路で合流して、遊技場の設備に導かれるように構成されている。アウト球検出スイッチ530sは、合流通路に設けられており、遊技領域516から排出された全ての遊技球、換言すれば、遊技領域516に発射された全ての遊技球が、アウト球検出スイッチ530sによって検出される。
また、主制御基板700には、第2始動口522の可動片522bを作動する普通電動役物ソレノイド522cと、第1大入賞口526を開閉する開閉扉526bを作動する第1大入賞口ソレノイド526cと、第2大入賞口528を開閉する開閉扉528bを作動する第2大入賞口ソレノイド528cと、が接続されており、主制御基板700によって、第2始動口522、第1大入賞口526、第2大入賞口528の開閉制御がなされるようになっている。
さらに、主制御基板700には、第1特別図柄表示器560、第2特別図柄表示器562、第1特別図柄保留表示器564、第2特別図柄保留表示器566、普通図柄表示器568、普通図柄保留表示器570、右打ち報知表示器572が接続されており、主制御基板700によって、これら各表示器の表示制御がなされるようになっている。
また、遊技機500には、電波を検知する電波検知センサ、磁気を検知する磁気検知センサ、中枠504や前枠506の開放状態を検知する扉開放センサ等、異常または不正の可能性があることを検知する異常検知センサ574が複数設けられており、各異常検知センサ574から主制御基板700に異常検知信号が入力されるように構成されている。
さらに、遊技盤508の背面には、設定変更スイッチ580sが設けられている。設定変更スイッチ580sは、専用の鍵によってアクセス可能に構成されている。設定変更スイッチ580sがオンしていることを条件として、設定値を変更、確認する操作が可能となる。詳しくは後述するが、一種参考例の遊技機500は、有利度合いが異なる6段階の設定値のいずれかが設定値バッファに登録設定値として記憶され、記憶されている登録設定値に応じて遊技が進行する。
また、遊技盤508の背面には、RAMクリアボタンが押下操作可能に設けられており、このRAMクリアボタンの押下操作がRAMクリアスイッチ582sによって検出される。RAMクリアスイッチ582sは主制御基板700に接続されており、RAMクリアスイッチ582sから主制御基板700にRAMクリア操作信号が入力される。電源投入時にRAMクリアスイッチ582sからRAMクリア操作信号が入力されている場合、メインCPU700aは、メインRAM700cをクリアする。
また、遊技盤508の背面には、性能表示モニタ584が設けられている。主制御基板700により、性能表示モニタ584に登録設定値やベース比率が表示される。
また、主制御基板700には、払出制御基板710および副制御基板730が接続されている。
払出制御基板710は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板710も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板700に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板710には遊技情報出力端子板712が接続されており、主制御基板700から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板710および遊技情報出力端子板712を介して、遊技店のホールコンピュータ等に出力されることとなる。
また、払出制御基板710には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ714が接続されている。払出制御基板710は、主制御基板700から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ714を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ716sによって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
また、払出制御基板710には、下皿534の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ718sが接続されている。この皿満タン検出スイッチ718sは、賞球として払い出される遊技球を下皿534に導く通路に設けられており、当該通路を遊技球が通過するたびに、遊技球検出信号が払出制御基板710に入力されるようになっている。
そして、下皿534に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿534に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ718sから払出制御基板710に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板710は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿534が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板700に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板700に送信する。
また、払出制御基板710には、発射制御回路720が双方向に通信可能に接続されている。この発射制御回路720は、払出制御基板710から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。この発射制御回路720には、操作ハンドル512に設けられ、当該操作ハンドル512に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ512sと、操作ハンドル512の操作角度を検出する操作ボリューム512aと、が接続されている。そして、タッチセンサ512sおよび操作ボリューム512aから信号が入力されると、発射制御回路720において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド512cを通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
副制御基板730は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板730は、サブCPU730a、サブROM730b、サブRAM730c、RTC730dを備えており、主制御基板700に対して、当該主制御基板700から副制御基板730への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU730aは、主制御基板700から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM730bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行制御する。このとき、サブRAM730cは、サブCPU730aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
<デバイスの管理>
図14は、副制御基板730における、メイン演出表示部600a、演出役物装置602、演出照明装置604、音声出力装置606、演出操作装置608の制御態様を説明するためのブロック図である。副制御基板730に設けられたサブCPU730aは、サブROM730bに格納されたプログラムおよびサブRAM730cと協働して、状態管理手段(状態管理タスク)731、デバイス制御手段(デバイスタスク)732、表示制御手段(描画タスク)733、音声制御手段(サウンドタスク)734、操作制御手段(操作タスク)735、照明制御手段(照明タスク)736、役物制御手段(可動体タスク)737として機能する。かかる状態管理手段731、デバイス制御手段732、表示制御手段733、音声制御手段734、操作制御手段735、照明制御手段736、役物制御手段737は、所定の割込処理に応じて実行される。
状態管理手段731は、演出に関する状態管理を行う。具体的に、状態管理手段731は、主制御基板700のメインCPU700aからコマンド(メインコマンド)を受信すると直ちに起動され、主制御基板700から送信されたコマンドを解析し、予め定められた演出テーブルに基づいて、そのコマンドに対応する変動演出等の演出パターン(演出の一連の流れを示す内容)を決定するとともに、各デバイス(メイン演出表示部600a、演出役物装置602、演出照明装置604、音声出力装置606、演出操作装置608)毎にメッセージを生成して、オペレーションバッファに追加する。ここで、メッセージには、各デバイスへの出力タイミング、および、各デバイスの動作パターンが示されている。
デバイス制御手段732は、オペレーションバッファに蓄積された各メッセージを解析して、メッセージに含まれる出力タイミングに応じ、メッセージに含まれる動作パターンに基づいて、各デバイスを動作させるための演出データを生成する。ここで、演出データは、各デバイスの具体的な動作を指示する内容となっている。例えば、デバイス制御手段732は、照明制御手段736に対して、演出照明装置604における点灯対象、点灯時間、点滅周期を指示する演出データを生成する。
表示制御手段733、音声制御手段734、照明制御手段736、役物制御手段737は、デバイス制御手段732が生成した演出データを、各デバイスを動作させるためのコマンドに変換し、各デバイスの仕様に合わせてコマンドを周期的に出力する。ここで、コマンドは、デバイス毎に予め定められた、ON(「1」)、OFF(「0」)で構成される情報である。このようなコマンドに応じて、各デバイスが動作する。例えば、照明制御手段736は、コントローラ742に周期的にコマンドを出力して演出照明装置604を点灯制御する。以下、デバイスの具体的な制御として照明制御手段736による点灯制御を挙げて説明する。
図15は、照明制御手段736による点灯制御を説明するための構成図である。ここでは、照明制御手段736が、コントローラ742、ドライバ回路Qを介して7セグメント表示装置Lに十進数のアラビア数値を表示する例を挙げる。かかる7セグメント表示装置L(集合発光体)は、数字を表すことができる7つのセグメントと、その右下に位置するドットセグメント(DP)とで構成される。ここでは、演出照明装置604としての7セグメント表示装置Lが表示基板750上に載置された状態で、図12の演出役物装置602の中央部に配置されている。そして、演出図柄610a、610b、610cの変動表示中など、演出役物装置602がメイン演出表示部600aの前面まで移動したときに、7セグメント表示装置Lは、演出役物装置602の中央において、遊技の進行状態や遊技結果といった遊技の進行に基づく情報を表示することで、遊技者に大当たりの期待感を付与する。
照明制御手段736は、デバイス制御手段732が生成した演出データが示す演出のうち、演出照明装置604の一連の点灯態様、ここでは、7セグメント表示装置Lの一連の点灯態様を示す内容をコマンド(照明コマンド)に変換する。例えば、照明制御手段736は、7セグメント表示装置Lにおける7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpそれぞれの輝度を設定する。輝度は0~127の128段階で設定でき、数値が大きいほど輝度が高くなる。したがって、1の7セグメント表示装置Lにおける7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpの全ての輝度を表すのに、少なくとも8バイトのデータ領域が必要となる。なお、1のセグメントが3原色(Red、Green、Blue)のLEDで構成される場合、1の7セグメント表示装置Lに対し、24バイト(8バイト×3原色)のデータ領域が必要となる。
照明制御手段736は、演出データに応じて、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値を決定すると、その数値を表すための7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpの輝度を、セグメントの識別子のaからgに向かう順に設定する。例えば、数値が「6」であれば、セグメントa、c~gは点灯させ、セグメントbおよびドットセグメントdpは消灯させるので、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpそれぞれの輝度を示すデータを、「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」と設定する。照明制御手段736は、かかる8バイトのデータを、輝度の更新を示すコマンドとして、周期的に(例えば、33msec周期(30fps)で)コントローラ742に出力する。
コントローラ742は、FIFOバッファおよびシリアルインターフェースとして機能する。具体的に、照明制御手段736からコマンドを受信すると、コントローラ742は、そのコマンドをFIFOバッファに保持する。そして、コントローラ742は、FIFOバッファに保持されているコマンドを、シリアル通信を通じて、受信した順に1バイトずつドライバ回路Qに送信する。なお、コントローラ742からドライバ回路Qには、シリアル信号とともにクロック信号が伝送される。
ドライバ回路Qは、シリアル通信を通じて受信したコマンドを解析し、コマンドに基づいて、7セグメント表示装置Lの7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpそれぞれに流れる電流を制御する。例えば、受信したコマンドが「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」であれば、セグメントa、c~gには最大値の電流を流し、セグメントbおよびドットセグメントdpには電流を流さない。こうして、遊技者は、図15のように、7セグメント表示装置Lにおいて数値「6」を視認することができる。
なお、ドライバ回路Qは、新たなコマンドによって点灯態様が変化しない限り、電流値を維持して点灯態様を保持する。したがって、コマンドが受信されない間は、前回のコマンドの点灯態様(例えば、数値「6」)が保持されることとなる。また、ここでは、ドライバ回路Qが、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpを電流制御する例を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、ドライバ回路QがPWM(Pulse Width Modulation)制御により輝度を変化させるとしてもよい。
上記のように、照明制御手段736は、デバイス制御手段732が生成したデータに応じて、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値を決定すると、その数値を表すための7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpの輝度を示すデータを、aからgに向かう順に設定する(以下、かかるデータを設定する処理を「データ設定処理」という)。また、照明制御手段736は、かかる8バイトのデータをコマンドとして、周期的に(例えば、33msec周期で)コントローラ742に出力する(以下、データを出力する処理を「データ出力処理」という)。ここで、データ設定処理の頻度がデータ出力処理の頻度より高いと、データが設定されたにも拘わらず出力されない場合が生じる。一方、データ設定処理の頻度がデータ出力処理の頻度より低いと、設定されたデータが意図せず複数回出力されることとなる。いずれの場合も、7セグメント表示装置Lに表示されるデータが滑らかに変化しなくなる。したがって、データ設定処理とデータ出力処理とは1対1の頻度で実行されている。例えば、データ設定処理とデータ出力処理とは同一の割込処理(33msec周期)においてタイミングを異にして実行される。したがって、処理が適切に行われている間、データ設定処理とデータ出力処理の実行タイミングが重なることはない。
このように、データ設定処理とデータ出力処理とは同一の割込処理において実行されるが、その処理順は、データ出力処理→データ設定処理の順となる。これは、データ出力処理を優先して実行することで、データの出力間隔を厳格に維持するためである。したがって、データ出力処理では、前回の割込処理にけるデータ設定処理において設定されたデータが出力されることとなる。
ここでは、割込処理毎に、データ出力処理とデータ設定処理とが繰り返し実行されることとなる。しかし、データ設定処理の占有時間が長くなり、データ設定処理が完了する前に次の割込処理が生じてデータ出力処理が実行されると、7セグメント表示装置Lに数値が適切に表示されない場合がある。
図16は、データ設定処理およびデータ出力処理の流れを説明するための説明図である。例えば、照明制御手段736は、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値を「5」に設定していたとする。したがって、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpのデータ領域には、図16の(1)に示すように、「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「00H」が保持されている。これは、図16中(1)の右側に示したように数値の「5」に対応する。ここで、デバイス制御手段732が生成したデータに応じて、照明制御手段736が、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値として「5」に代えて「6」を決定したとする。そうすると、照明制御手段736は、7つのセグメントa~gのデータ領域の各情報を、数値「6」に対応する情報に上書きする。
具体的に、照明制御手段736は、図16の(2)に示すように、セグメントaに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(3)に示すように、セグメントbに対応するデータ領域に「00H」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(4)に示すように、セグメントcに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(5)に示すように、セグメントdに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(6)に示すように、セグメントeに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(7)に示すように、セグメントfに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(8)に示すように、セグメントgに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。なお、ここでは、数値のみが変更されているので、ドットセグメントdpのデータの上書きは行われない。こうして、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpのデータ領域には、図16の(8)に示すように、「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」が保持されることとなる。
照明制御手段736は、次の割込周期の到来に応じて、図16の(8)に示した「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」の8バイトのデータをコマンドとしてコントローラ742に出力する。こうして、遊技者は、図16の(8)のように、7セグメント表示装置Lにおいて数値「6」を視認することができる。
ここで、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpのデータ領域には、図16の(9)に示すように、数値「6」に対応する「7FH」、「00H」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」が保持されている。ここで、デバイス制御手段732が生成したデータに応じて、照明制御手段736が、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値として「6」に代えて「7」を決定したとする。そうすると、照明制御手段736は、7つのセグメントa~gのデータ領域の各情報を、数値「7」に対応する情報に上書きする。
具体的に、照明制御手段736は、図16の(10)に示すように、セグメントaに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(11)に示すように、セグメントbに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(12)に示すように、セグメントcに対応するデータ領域に「7FH」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(13)に示すように、セグメントdに対応するデータ領域に「00H」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(14)に示すように、セグメントeに対応するデータ領域に「00H」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(15)に示すように、セグメントfに対応するデータ領域に「00H」を上書きする。続いて、照明制御手段736は、図16の(16)に示すように、セグメントgに対応するデータ領域に「00H」を上書きする。なお、ここでは、数値のみが変更されているので、ドットセグメントdpのデータの上書きは行われない。こうして、7つのセグメントa~gおよび1つのドットセグメントdpのデータ領域には、図16の(16)に示すように、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」、「00H」、「00H」、「00H」、「00H」が保持されることとなる。したがって、本来であれば、照明制御手段736は、次の割込周期の到来に応じて、図16の(16)に示した「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」、「00H」、「00H」、「00H」、「00H」の8バイトのデータをコマンドとしてコントローラ742に出力し、こうして、7セグメント表示装置Lにおいて数値「7」が視認されるはずである。
しかし、データ設定処理の占有時間が長くなり、データ設定処理が完了する前に次の割込処理が生じると(データ設定処理とデータ出力処理の実行タイミングが重なると)、その時点で、照明制御手段736は、データ出力処理を優先して実行する。例えば、図16の(16)のタイミングではなく、図16の(12)のタイミングで割込処理が生じると、照明制御手段736は、割込周期の到来に応じて、図16の(12)に示した「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」の8バイトのデータをコマンドとしてコントローラ742に出力することになる。そうすると、図16の(12)の右側に示したように7セグメント表示装置Lにおいて数値「8」が視認されてしまい、意図した数値「7」と異なってしまう。そして、照明制御手段736は、データ出力処理の実行後に、フレームを跨いで、データ設定処理を再開する。これは、図16の(12)のタイミングでは、数値「7」についてセグメントa~cのみしか反映されておらず、セグメントd~gは数値「6」の情報が残っていることに起因している。
かかる7セグメント表示装置Lの点灯態様は、次に割込周期が適切に実行されると、本来の点灯態様に戻るものの、遊技者は、このような表示態様のちらつきにより違和感を覚えることとなる。特に、メイン演出表示部600aに表示された画像と異なり、7セグメント表示装置Lの各セグメントについては、その点灯有無を把握し易いので、遊技者は、より違和感を覚え易い。
このように、データ設定処理とデータ出力処理の実行タイミングが重なる場合、7セグメント表示装置Lにおいて適切な表示が行われないことがある。そこで、本実施形態では、データ設定処理を実行している間、データ出力処理の実行を制限(禁止)する。
図17は、データ設定処理およびデータ出力処理の流れを説明するための説明図である。かかる図17において、デバイス制御手段732が生成したデータに応じ、照明制御手段736が、図16同様、7セグメント表示装置Lを点灯制御する数値として「5」に代えて「6」を決定し、また、「6」に代えて「7」を決定したとする。図17におけるデータ設定処理についてはその動作が図16におけるデータ設定処理と等しいので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
ここで、データ設定処理の占有時間が長くなり、データ設定処理が完了する前に次の割込処理が生じると、その時点で、照明制御手段736は、データ出力処理の実行を試みる。例えば、図17の(12)のタイミングで割込処理が生じると、照明制御手段736は、割込周期の到来に応じて、図17の(12)に示した「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「7FH」、「00H」の8バイトのデータをコマンドとしてコントローラ742に出力しようとする。しかしながら、ここでは、データ設定処理を実行している間、データ出力処理の実行が制限されている。したがって、照明制御手段736は、データ設定処理が完了していない図17の(12)の時点では、コマンドをコントローラ742に出力することはない。
上述したように、ドライバ回路Qは、新たなコマンドによって点灯態様が変化しない限り、その点灯態様を保持する。したがって、コマンドが受信されない間は、前回のコマンドの点灯態様が保持されることとなり、7セグメント表示装置Lにおいては前回値である数値「6」の点灯制御が維持される。
ここでは、データ設定処理を実行している間、データ出力処理の実行を制限し、さらに、その割込処理でのデータ設定処理も制限するとしてもよい。かかる構成により、次に割込周期が適切に実行されると、7セグメント表示装置Lの点灯態様は本来の適切な点灯態様に戻る。
また、ここでは、データ設定処理を実行している間、出力禁止フラグ(フラグ)を用いて、データ出力処理の実行を制限(禁止)する。
図18は、照明制御手段736の点灯制御処理を示すフローチャートである。かかる図18の説明におけるステップSの数値は、本図の説明においてのみ用いることとする。ここでは、33msec周期のタイマ割込処理に応じてデータ出力処理とデータ設定処理を実行する例を挙げて説明する。なお、実際は、521μsec周期のタイマ割込処理を64回計数し、64回に1回、当該点灯制御処理を実行することで33msec(521μ×64)周期のタイマ割込処理を実現している。
(ステップS1)
タイマ割込が生じると、照明制御手段736は、出力禁止フラグがONしているか否か判定する。その結果、出力禁止フラグがONしていれば(S1におけるYES)、当該点灯制御処理を終了し、出力禁止フラグがONしていなければ(S1におけるNO)、ステップS2に移行する。ここで、出力禁止フラグは、データ設定処理の実行状態を示し、出力禁止フラグがONのときはデータ設定処理を実行中であり、出力禁止フラグがOFFのときはデータ設定処理が実行されていない。ここでは、出力禁止フラグがONしていれば、新たなデータ出力処理およびデータ設定処理を実行しないことで、情報を適切に表示する。
(ステップS2)
照明制御手段736は、コントローラ742にデータ(コマンド)を出力する。
(ステップS3)
照明制御手段736は、データ設定処理を実行している間のデータ出力処理の実行を制限するため、出力禁止フラグをONする。
(ステップS4)
照明制御手段736は、デバイス制御手段732が生成したデータに応じて、7セグメント表示装置Lの点灯態様を示すデータをコマンドとして設定する。
(ステップS5)
照明制御手段736は、データ設定処理の終了に応じて出力禁止フラグをOFFする。
ここでは、データ設定処理を実行している間、出力禁止フラグを用いてデータ出力処理の実行を制限することで、7セグメント表示装置Lがデータ設定処理の途中の点灯態様となることを防止できる。したがって、7セグメント表示装置Lを通じて、遊技の進行に基づく情報を適切に表示することが可能となる。
なお、ここでは、点灯制御の対象として、7つのセグメントと、ドットセグメントとで構成される7セグメント表示装置Lを挙げて説明したが、かかる場合に限らず、例えば、複数のLEDが縦や横に並置されたり、複数のLEDが同心円に配置されたり等、LEDやランプ等の発光体が複数で構成された集合発光体であればよい。
また、ここでは、7セグメント表示装置Lの点灯制御を行う主体として、副制御基板730の照明制御手段736を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、例えば、主制御基板700におけるメインCPU700a等、集合発光体の点灯制御を行う点灯制御部であれば足りる。
また、副制御基板730は、演出役物装置602を可動したり演出照明装置604を点灯制御したりするとともに、音声出力装置606から音声を出力させる音声出力制御を行う。さらには、演出操作装置608が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出スイッチ608s、および、十字キー609が押下操作されたことを検出する十字キー検出スイッチ609sから操作検出信号が入力された際に、所定の処理を行う。
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されており、電源基板を介して商用電源から各基板に電力供給がなされている。また、電源基板にはコンデンサからなるバックアップ電源が設けられている。副制御基板730に設けられたRTC730dは、このバックアップ電源から電源供給を受けて現在時刻を計時する。
ここで、遊技機500において、遊技球の球つまりを抑制することを可能とするための工夫について、図19~図21を参照して説明する。図19~図21は、図12の一部を拡大した部分拡大図である。
図19~図21に示すように、遊技機500には、球戻り防止機構800が設けられる。球戻り防止機構800は、遊技領域516に発射された遊技球PBが不図示の発射機構に向かって戻ることを防止するための機構である。以下、レール514aを内レール514aとも呼び、レール514bを外レール514bとも呼ぶ。
内レール514aと外レール514bとの間には、案内領域R21が形成される。案内領域R21では、不図示の発射機構により発射された遊技球PBが遊技領域516に案内される。球戻り防止機構800は、遊技球PBが遊技領域516から案内領域R21に戻ることを防止する。球戻り防止機構800は、変位可能な変位部材802を有する。
変位部材802は、外レール514bと対向する側面部802aと、側面部802aの先端側の先端部802bとを有する。変位部材802は、第1状態と、第2状態と、第3状態とに変位可能である。以下では、変位部材802の第1状態、第2状態および第3状態を、球戻り防止機構800の第1状態、第2状態および第3状態とも呼ぶ。図19は、第1状態の球戻り防止機構800を示す部分拡大図である。図20は、第2状態の球戻り防止機構800を示す部分拡大図である。図21は、第3状態の球戻り防止機構800を示す部分拡大図である。
例えば、変位部材802は、図19~図21に示すように、当該変位部材802の下端を中心に回動可能である。無負荷時において、変位部材802は付勢部材により付勢されることによって図19に示す第1状態に維持される。例えば、第1状態では、変位部材802は、付勢部材により付勢され、不図示のストッパに押し付けられることによって、図19の姿勢に保持されている。変位部材802は、付勢部材により図19中の反時計回りに付勢されている。不図示の発射機構により発射された遊技球PBは、付勢部材による付勢力に抗して、変位部材802を押し動かして遊技領域516まで移動できる。
図19に示すように、第1状態では、変位部材802の先端部802bから外レール514bまでの距離である特定距離D21が、遊技球PBの直径よりも短くなっている。ゆえに、第1状態では、遊技領域516から案内領域R21に戻ろうとする遊技球PBは、変位部材802により遮られ、案内領域R21に進入できない。具体的には、第1状態において、変位部材802の側面部802aと外レール514bとの成す角は鋭角になっている。ゆえに、変位部材802に遊技領域516側から衝突した遊技球PBは、外レール514bから遠ざかる方向に弾かれ、遊技領域516側に適切に戻される。第1状態は、後述するように、特定距離D21が、第2状態よりも短い状態である。
図20に示すように、第2状態では、特定距離D21が、遊技球PBの直径と同程度、または、遊技球PBの直径よりも長くなっている。第2状態は、不図示の発射機構により発射された遊技球PBが変位部材802を押し動かし、変位部材802を超えて移動した状態である。第2状態では、案内領域R21から遊技領域516に遊技球PBが案内される。第2状態は、特定距離D21が、第1状態よりも長い状態である。なお、遊技球PBが変位部材802を超えて案内領域R21から遊技領域516に移動した後において、球戻り防止機構800は、第2状態から第1状態に戻る。それにより、遊技領域516から案内領域R21に遊技球PBが戻ることが抑制される。
図21に示す第1遊技球PB1は、案内領域R21から遊技領域516に案内される遊技球PBである。図21に示す第2遊技球PB2は、遊技領域516から案内領域R21に戻ろうとする遊技球PBである。図21に示すように、第3状態は、第1遊技球PB1よりも先に発射された第2遊技球PB2が変位部材802まで戻ったタイミングと、第1遊技球PB1が変位部材802に到達するタイミングとが一致し、第1遊技球PB1と第2遊技球PB2とが衝突している状態である。第3状態では、第1遊技球PB1は、変位部材802の側面部802a、外レール514b、および、第2遊技球PB2と接している。また、第2遊技球PB2は、変位部材802の先端部802b、外レール514b、および、第1遊技球PB1と接している。それにより、特定距離D21が、第1状態より長く第2状態より短く、かつ、第2遊技球PB2の最下点P21から外レール514bまでの距離D22より短くなっている。
上記のように、球戻り防止機構800が第3状態となることによって、第1遊技球PB1と第2遊技球PB2との衝突後に、第2遊技球PB2が、案内領域R21に戻ろうとしても、変位部材802の先端部802bに遊技領域516側から接触することになる。そのため、変位部材802は、遊技領域516側から案内領域R21側に向かう接触力を付与されて反時計回りに回動する可能性が高くなる。したがって、変位部材802は、第2遊技球PB2が案内領域R21に戻ることを困難とすることができる。その結果、図21のように第1遊技球PB1と第2遊技球PB2との衝突時でも、第2遊技球PB2が案内領域R21に戻ることを抑制できる。つまり、遊技球PBが2球連続して案内領域R21に戻ることを抑制でき、案内領域R21や発射装置内で遊技球PBが球つまりを起こすことを抑制することができる。
(第3実施形態:スマートパチンコ)
上述した実施形態では、遊技機(パチンコ機)500を挙げて説明した。このような遊技機500の代わりに、パチンコ機を封入循環式にして遊技者が遊技球に触れることなく遊技を進行することができるスマートパチンコが検討されている。
スマートパチンコでは、スマートパチスロ100における、メダル数制御基板204、計数スイッチ112、遊技メダル数表示装置114それぞれと同機能を有する枠制御基板、計数スイッチ、遊技球数表示装置を適用することで、スマートパチスロ100同様、スマートパチンコと専用ユニット350とで遊技球を流通させることなく、遊技を進行することが可能となる。遊技球数表示装置は、遊技に供することが可能な電子化遊技球の総数である遊技球数を表示する表示装置である。なお、遊技球数は、遊技に供することが可能な遊技価値の総数である遊技価値数の一例に相当する。
また、スマートパチンコにおいて、計数スイッチと遊技球数表示装置とを備える表示ユニットの構成として、上述した表示ユニット400と同様の構成を適用してもよい。つまり、本発明は、スマートパチンコに適用されてもよい。この場合にも、上述した表示ユニット400と同様の効果が奏される。なお、この場合、遊技球数表示装置の表示器が有するセグメントの数は、例えば、6個である。それにより、遊技球数を表示する桁数が不足することが防止される。
なお、スマートパチスロ100においては、計数スイッチ112、遊技メダル数表示装置114をそれぞれ操作部設置台111に設ける例を挙げて説明したが、スマートパチンコでは、計数スイッチ、遊技球数表示装置を、上皿532、例えば、十字キー609近傍に設けるとしてもよい。また、スマートパチンコにおいて、第2文字部C12は、「所持数」との文字列に替えて、「持球」との文字列等であってもよい。また、スマートパチンコにおいて、第1文字部C11が「短押し」との文字列、および、「長押し」との文字列を含む場合、「短押し」によって特定ユニットに送信される遊技球数(例えば、1玉)が「短押し」との文字列に並記されていてもよく、「長押し」によって特定ユニットに送信される遊技球数(例えば、250玉)が「長押し」との文字列に並記されていてもよい。なお、第1文字部C11は、ボタン部112aを押すと遊技球数の一部が特定ユニットに送信される旨を示す文章を含んでもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述した実施形態においては、遊技機500について、図12~図18を用い、遊技機500に7セグメント表示装置Lを含む演出照明装置604を配置し、サブCPU730aの照明制御手段(照明タスク)736が演出照明装置604の点灯制御を行う例を挙げて説明した。しかし、かかる場合に限らず、図22のように、スマートパチスロ100やスロットマシンの図柄表示窓108の下方に複数(ここでは4つ)の7セグメント表示装置Lを含む演出用ランプ126を配置し、サブCPU202aの照明制御手段(照明タスク)が演出用ランプ126の点灯制御を行うとしてもよい。そして、照明制御手段は、データ設定処理を実行している間、データ出力処理の実行を制限(禁止)する。
スマートパチスロ100やスロットマシンにおいては、ベットスイッチ116、スタートスイッチ118、ストップスイッチ120といったように、遊技の進行上、遊技者が直接操作するデバイスがあり、特に、スタートスイッチ118が操作されると、当選種別抽選、遊技状態や演出状態の移行処理等の処理が集中するので、データ設定処理の占有時間が長くなり、データ設定処理が完了する前に次の割込処理が生じてデータ出力処理が実行される可能性が高くなる。ここでは、照明制御手段が、データ設定処理を実行している間、出力禁止フラグを用いてデータ出力処理の実行を制限することで、7セグメント表示装置Lがデータ設定処理の途中の点灯態様となることを防止できる。したがって、7セグメント表示装置Lを通じて、遊技の進行に基づく情報を適切に表示することが可能となる。
100 スマートパチスロ(遊技機)
500 遊技機
736 照明制御手段(点灯制御部)
L 7セグメント表示装置(集合発光体)

Claims (1)

  1. 複数の発光体で構成された集合発光体と、
    前記集合発光体の点灯制御を行う点灯制御部と、
    を備え、
    前記点灯制御部は、
    前記集合発光体の点灯態様を示すデータを設定するデータ設定処理を実行し、
    前記データ設定処理で設定されたデータを出力するデータ出力処理を実行し、
    前記データ設定処理と前記データ出力処理とは割込処理内で実行され、
    前記データ設定処理と前記データ出力処理とは実行タイミングが重なることがあり、
    前記データ設定処理を実行している間、前記データ出力処理の実行を制限する遊技機。
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