JP7844585B2 - 半導体デバイスの位置ずれを測定する多層モアレ標的 - Google Patents

半導体デバイスの位置ずれを測定する多層モアレ標的

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JP7844585B2 JP2024189055A JP2024189055A JP7844585B2 JP 7844585 B2 JP7844585 B2 JP 7844585B2 JP 2024189055 A JP2024189055 A JP 2024189055A JP 2024189055 A JP2024189055 A JP 2024189055A JP 7844585 B2 JP7844585 B2 JP 7844585B2
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Description

本発明は、一般に、半導体デバイスの製造における位置ずれの測定に関する。
関連出願の参照
2019年7月10日出願の「A NEW MULTILAYER GRATING
OVER GRATING OVERLAY MEASUREMENT TARGET
DESIGN」という名称の米国仮特許出願第62/872,422号を、本明細書で参
照し、その開示を本願に引用して援用し、優先権を本明細書に主張する。
本願の主題に関係する本出願人の次の特許および特許出願、
「CONTINUOUSLY VARYING OFFSET MARK AND M
ETHODS OF DETERMINING OVERLAY」という名称の米国特許
第7,440,105号、
「DEVICE-LIKE METROLOGY TARGETS」いう名称の米国特
許出願公開第2018/0188663号、
2019年4月5日出願の「NEW MULTILAYER GRATING OVE
R GRATING OVERLAY MEASUREMENT TARGET DES
IGN」という名称の米国仮特許出願第62/829,839号、および
2019年9月11日出願の「IMAGING OVERLAY TARGETS I
NCLUDING MOIRE ELEMENTS AND ROTATIONAL S
YMMETRY ARRANGEMENTS」という名称の米国仮特許出願第62/89
8,980号
もまた、本明細書で参照し、その開示を本願に引用して援用する。
半導体デバイスの製造における位置ずれの測定のために、様々な方法およびシステムが
知られている。
米国特許第7,046,361号
本発明は、半導体デバイスの製造における位置ずれの測定のための改善された方法およ
びシステムを提供することを目的とする。
したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、少なくとも第1の層と、第2の層と
、第3の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的が提供され、第1の層、第2
の層、および第3の層は、半導体デバイスウエハ上に形成され、半導体デバイスウエハは
、xy平面を画定し、多層モアレ標的は、少なくとも1つの周期構造スタック群を含み、
少なくとも1つの群の各々は、少なくとも第1の層、第2の層、および第3の層のうちの
少なくとも1つとともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)を含み
、S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有する、第1の周期構造スタックと、少
なくとも第1の層、第2の層、および第3の層のうちの少なくとも1つとともに形成され
た第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)を含み、S2P1が第2の軸に沿ってS
2P1ピッチを有する、第2の周期構造スタックと、少なくとも第1の層、第2の層、お
よび第3の層のうちの少なくとも1つとともに形成された第3のスタックの第1の周期構
造(S3P1)を含み、S3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有する、第3の周
期構造スタックとを含み、第1の軸は、標的がxy平面内で撮像されるとき、x軸または
y軸のいずれかに平行であり、第2の軸および第3の軸は、標的がxy平面内で撮像され
るとき、第1の軸に平行であり、第1、第2、および第3のスタックのうちの少なくとも
1つは、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に平行でありかつ第1の軸、第2
の軸、および第3の軸のうちの1つに共軸である少なくとも1つの第4の軸に沿って第2
の周期構造ピッチを有する第2の周期構造を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の層は、xy平面に平行の第1の略平面の表
面を画定し、第2の層は、xy平面に平行の第2の略平面の表面を画定し、第3の層は、
xy平面に平行の第3の略平面の表面を画定し、第1の軸は、xz平面またはyz平面の
うちの1つに平行の第1の平面内に位置し、xz平面またはyz平面のうちの1つは、x
y平面とともに、3次元xyz座標系を画定し、第2の軸は、第1の平面に平行の第2の
平面内に位置し、第3の軸は、第1の平面に平行の第3の平面内に位置し、少なくとも1
つの第4の軸は、第1の平面、第2の平面、および第3の平面のうちのそれぞれの1つ内
に位置し、第1の軸、第2の軸、または第3の軸のうちのそれぞれの1つに平行である。
好ましくは、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS1P1、およ
び第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)を含み、S
1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸である少なくとも1つの
第4の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第2の周期構造スタックは
、第2の層とともに形成されたS2P1、および第3の層とともに形成された第2のスタ
ックの第2の周期構造(S2P2)を含み、S2P2は、標的がxy平面内で撮像される
とき、第2の軸に共軸である少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS2
P2ピッチを有し、第3の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS3P1、
および第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み
、S3P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、少なくとも1つの第4の軸のうちの
第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有する。
好ましくは、S2P1ピッチは、第2のスタック乗算因子によってS1P2ピッチに関
係付けられ、S2P2ピッチは、第2のスタック乗算因子によってS1P1ピッチに関係
付けられ、S3P1ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS1P1ピッチに関係付
けられ、S3P2ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS1P2ピッチに関係付け
られる。本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック乗算因子は1に等しく、第
3のスタック乗算因子は1に等しい。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第1の1つに沿っ
てS1P2ピッチを有し、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1、および第2の層とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)
を含み、S2P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS2P2ピ
ッチを有し、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有する
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第1の1つに沿っ
てS1P2ピッチを有し、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1、および第2の層とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)
を含み、S2P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS2P2ピ
ッチを有し、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第1の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有する
好ましくは、S3P1ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS2P2ピッチに関
係付けられ、S3P2ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS2P1ピッチに関係
付けられる。本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック乗算因子は1に等しい
。本発明の好ましい実施形態によれば、S1P1ピッチは、S2P2ピッチと同じであり
、S1P2ピッチは、S2P1ピッチと同じである。別法として、S1P1ピッチは、S
2P1ピッチと同じであり、S1P2ピッチは、加算項だけS1P1ピッチとは異なり、
S2P2ピッチは、加算項だけS1P1ピッチとは異なり、S3P1ピッチは、加算項だ
けS1P1ピッチとは異なり、S3P2ピッチは、S1P1ピッチと同じである。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第2の層とともに形
成されたS1P1を含み、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1、および第2の層とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)
を含み、S2P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS2P2ピ
ッチを有し、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有する
。本発明の好ましい実施形態によれば、S2P1ピッチは、S3P2ピッチと同じであり
、S2P2ピッチは、S3P1ピッチと同じである。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第2の層とともに形
成されたS1P1を含み、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1を含み、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸に沿ってS3P2ピッチを有する。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1を含み、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1を含み、第3の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS3P1、および
第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸に沿ってS3P2ピッチを有する。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第2の層とともに形
成されたS1P1を含み、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1を含み、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第1の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸に沿ってS3P2ピッチを有する。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1を含み、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1、および第2の層とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)
を含み、S2P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第1の1つに沿ってS2P2ピ
ッチを有し、第3の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および
第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS3P2ピッチを有する
好ましくは、少なくとも1つの周期構造スタック群は、標的がxy平面内で撮像される
とき、第1の軸がx軸に平行である、少なくとも1つの第1の周期スタック群と、標的が
xy平面内で撮像されるとき、第1の軸がy軸に平行である、少なくとも1つの第2の周
期スタック群とを含む。加えて、少なくとも1つの第1の周期スタック群および少なくと
も1つの第2の周期スタック群は、向きを除いて同一である。
本発明の好ましい実施形態によれば、標的は、鏡像対称によって特徴付けられる。本発
明の好ましい実施形態によれば、標的は、回転対称によって特徴付けられる。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、少なくとも第1の層と、第2の層と、第3の
層と、第4の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的も提供され、第1の層、
第2の層、第3の層、および第4の層は、半導体デバイスウエハ上に形成され、半導体デ
バイスウエハは、xy平面を画定し、多層モアレ標的は、少なくとも1つの周期構造スタ
ック群を含み、少なくとも1つの群の各々は、少なくとも第1の層、第2の層、第3の層
、および第4の層のうちの少なくとも1つとともに形成された第1のスタックの第1の周
期構造(S1P1)を含み、S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有する、第1
の周期構造スタックと、少なくとも第1の層、第2の層、第3の層、および第4の層のう
ちの少なくとも1つとともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)を
含み、S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有する、第2の周期構造スタックと
、少なくとも第1の層、第2の層、第3の層、および第4の層のうちの少なくとも1つと
ともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)を含み、S3P1が第3
の軸に沿ってS3P1ピッチを有する、第3の周期構造スタックと、少なくとも第1の層
、第2の層、第3の層、および第4の層のうちの少なくとも1つとともに形成された第4
のスタックの第1の周期構造(S4P1)を含み、S4P1が第4の軸に沿ってS4P1
ピッチを有する、第4の周期構造スタックとを含み、第1の軸は、標的がxy平面内で撮
像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であり、第2の軸、第3の軸、および第
4の軸は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に平行であり、第1、第2、第
3、および第4のスタックのうちの少なくとも1つは、標的がxy平面内で撮像されると
き、第1の軸に平行でありかつ第1の軸、第2の軸、第3の軸、および第4の軸のうちの
1つに共軸である少なくとも1つの第5の軸に沿って第2の周期構造ピッチを有する第2
の周期構造を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の層は、xy平面に平行の第1の略平面の表
面を画定し、第2の層は、xy平面に平行の第2の略平面の表面を画定し、第3の層は、
xy平面に平行の第3の略平面の表面を画定し、第4の層は、xy平面に平行の第1の略
平面の表面を画定し、第1の軸は、xz平面またはyz平面のうちの1つに平行の第1の
平面内に位置し、xz平面またはyz平面のうちの1つは、xy平面とともに、3次元x
yz座標系を画定し、第2の軸は、第1の平面に平行の第2の平面内に位置し、第3の軸
は、第1の平面に平行の第3の平面内に位置し、第4の軸は、第1の平面に平行の第3の
平面内に位置し、少なくとも1つの第5の軸は、第1の平面、第2の平面、第3の平面、
および第4の平面のうちのそれぞれの1つ内に位置し、第1の軸、第2の軸、第3の軸、
または第4の軸のうちのそれぞれの1つに平行である。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2P1、および第2の層ととも
に形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)を含み、S2P2は、標的が
xy平面内で撮像されるとき、第2の軸に共軸である少なくとも1つの第5の軸のうちの
第2の1つに沿ってS2P2ピッチを有し、第3の周期構造スタックは、第2の層ととも
に形成されたS3P1、および第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期
構造(S3P2)を含み、S3P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第3の軸に
共軸である少なくとも1つの第5の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有し
、第4の周期構造スタックは、第3の層とともに形成されたS4P1、および第4の層と
ともに形成された第4のスタックの第2の周期構造(S4P2)を含み、S4P2は、標
的がxy平面内で撮像されるとき、第4の軸に共軸である少なくとも1つの第5の軸のう
ちの第4の1つに沿ってS4P2ピッチを有する。
本発明の好ましい実施形態によれば、S3P1ピッチは、第3のスタック乗算因子によ
ってS2P2ピッチに関係付けられ、S3P2ピッチは、第3のスタック乗算因子によっ
てS2P1ピッチに関係付けられ、S4P1ピッチは、第4のスタック乗算因子によって
S2P1ピッチに関係付けられ、S4P2ピッチは、第4のスタック乗算因子によってS
2P2ピッチに関係付けられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1を含み、第3の周期構造
スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1、および第3の層とともに形成された
第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3P2は、標的がxy平面内で
撮像されるとき、第3の軸に共軸である少なくとも1つの第5の軸のうちの第2の1つに
沿って3P2ピッチを有し、第4の周期構造スタックは、第3の層とともに形成されたS
4P1、および第4の層とともに形成された第4のスタックの第2の周期構造(S4P2
)を含み、S4P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第4の軸に共軸である少な
くとも1つの第5の軸のうちの第3の1つに沿ってS4P2ピッチを有する。
好ましくは、S4P1ピッチは、第4のスタック乗算因子によってS3P2ピッチに関
係付けられ、S4P2ピッチは、第4のスタック乗算因子によってS3P1ピッチに関係
付けられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1、および第3の層ととも
に形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)を含み、S2P2は、標的が
xy平面内で撮像されるとき、第2の軸に共軸である少なくとも1つの第5の軸のうちの
第2の1つに沿ってS2P2ピッチを有し、第3の周期構造スタックは、第1の層ととも
に形成されたS3P1、および第3の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期
構造(S3P2)を含み、S3P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第3の軸に
共軸である少なくとも1つの第5の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有し
、第4の周期構造スタックは、第3の層とともに形成されたS4P1、および第4の層と
ともに形成された第4のスタックの第2の周期構造(S4P2)を含み、S4P2は、標
的がxy平面内で撮像されるとき、第4の軸に共軸である少なくとも1つの第5の軸のう
ちの第4の1つに沿ってS4P2ピッチを有する。
好ましくは、S2P1ピッチは、第2のスタック乗算因子によってS1P2ピッチに関
係付けられ、S2P2ピッチは、第2のスタック乗算因子によってS1P1ピッチに関係
付けられ、S3P1ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS1P1ピッチに関係付
けられ、S3P2ピッチは、第3のスタック乗算因子によってS1P2ピッチに関係付け
られ、S4P1ピッチは、第4のスタック乗算因子によってS1P2ピッチに関係付けら
れ、S4P2ピッチは、第4のスタック乗算因子によってS1P1ピッチに関係付けられ
る。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1を含み、第3の周期構造
スタックは、第3の層とともに形成されたS3P1を含み、第4の周期構造スタックは、
第4の層とともに形成されたS4P1を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1を含み、第3の周期構造
スタックは、第2の層とともに形成されたS3P1を含み、第4の周期構造スタックは、
第4の層とともに形成されたS4P1を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1を含み、第3の周期構造
スタックは、第3の層とともに形成されたS3P1を含み、第4の周期構造スタックは、
第2の層とともに形成されたS4P1を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に共軸
である少なくとも1つの第5の軸のうちの第1の1つに沿ってS1P2ピッチを有し、第
2の周期構造スタックは、第2の層とともに形成されたS2P1を含み、第3の周期構造
スタックは、第3の層とともに形成されたS3P1を含み、第4の周期構造スタックは、
第3の層とともに形成されたS4P1を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの周期構造スタック群は、標的が
xy平面内で撮像されるとき、第1の軸がx軸に平行である、少なくとも1つの第1の周
期スタック群と、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸がy軸に平行である、少
なくとも1つの第2の周期スタック群とを含む。加えて、少なくとも1つの第1の周期ス
タック群および少なくとも1つの第2の周期スタック群は、向きを除いて同一である。
好ましくは、標的は、鏡像対称によって特徴付けられる。本発明の好ましい実施形態に
よれば、標的は、回転対称によって特徴付けられる。
本発明のさらに別の好ましい実施形態によれば、少なくとも第1の層と、第2の層と、
第3の層と、第4の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的がさらに提供され
、第1の層、第2の層、第3の層、および第4の層は、半導体デバイスウエハ上に形成さ
れ、半導体デバイスウエハは、xy平面を画定し、多層モアレ標的は、少なくとも1つの
周期構造スタック群を含み、少なくとも1つの群の各々は、少なくとも第1の層、第2の
層、第3の層、および第4の層のうちの少なくとも1つとともに形成された第1のスタッ
クの第1の周期構造(S1P1)を含み、S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを
有する、第1の周期構造スタックと、少なくとも第1の層、第2の層、第3の層、および
第4の層のうちの少なくとも1つとともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(
S2P1)を含み、S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有する、第2の周期構
造スタックと、少なくとも第1の層、第2の層、第3の層、および第4の層のうちの少な
くとも1つとともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)を含み、S
3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有する、第3の周期構造スタックとを含み、
第1の軸は、標的がxy平面内で撮像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であ
り、第2の軸および第3の軸は、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸に平行で
あり、第1、第2、および第3のスタックのうちの少なくとも1つは、標的がxy平面内
で撮像されるとき、第1の軸に平行でありかつ第1の軸、第2の軸、および第3の軸のう
ちの1つに共軸である少なくとも1つの第4の軸に沿って第2の周期構造ピッチを有する
第2の周期構造を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1の周期構造スタックは、第1の層とともに形
成されたS1P1、および第2の層とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造
(S1P2)を含み、S1P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第1の1つに沿っ
てS1P2ピッチを有し、第2の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS2
P1、および第3の層とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)
を含み、S2P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第2の1つに沿ってS2P2ピ
ッチを有し、第3の周期構造スタックは、第1の層とともに形成されたS3P1、および
第4の層とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)を含み、S3
P2は、少なくとも1つの第4の軸のうちの第3の1つに沿ってS3P2ピッチを有する

本発明の好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの周期構造スタック群は、標的が
xy平面内で撮像されるとき、第1の軸がx軸に平行である、少なくとも1つの第1の周
期スタック群と、標的がxy平面内で撮像されるとき、第1の軸がy軸に平行である、少
なくとも1つの第2の周期スタック群とを含む。加えて、少なくとも1つの第1の周期ス
タック群および少なくとも1つの第2の周期スタック群は、向きを除いて同一である。
本発明は、図面と併せて以下の詳細な説明からより完全に理解および評価される。
本発明の多層モアレ標的の第1の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図2Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図2Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図2Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図1または図2A~図2Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図3Aの方法の一部分の第1の実施形態の簡略化された絵図である。 図3Aの方法の一部分の第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図5Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図5Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図5Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図4または図5A~図5Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図6Aの方法の一部分の第1の実施形態の簡略化された絵図である。 図6Aの方法の一部分の第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図8Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図8Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図8Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図7または図8A~図8Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図9Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図9Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図11Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図11Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図11Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図10または図11A~図11Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図12Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図12Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図14Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図14Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図14Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図13または図14A~図14Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図15Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図15Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図17Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図17Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図17Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図16または図17A~図17Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図18Aの方法の一部分の第1の実施形態の簡略化された絵図である。 図18Aの方法の一部分の第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図19Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図19Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図19Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図ある。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図20Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図20Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図20Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 図19A~図19Dまたは図20A~図20Dの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図21Aの方法の一部分の第1の実施形態の簡略化された絵図である。 図21Aの方法の一部分の第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図22Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図22Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図22Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図22Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図23Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図23Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図23Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図23Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 図22A~図22Eまたは図23A~図23Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図22A~図22Eまたは図23A~図23Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図24Aおよび図24Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図24Aおよび図24Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図25Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図25Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図25Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図25Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図26Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図26Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図26Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図26Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 図25A~図25Eまたは図26A~図26Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図25A~図25Eまたは図26A~図26Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図27Aおよび図27Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図27Aおよび図27Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図28Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図28Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図28Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図28Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図29Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図29Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図29Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図29Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 図28A~図28Eまたは図29A~図29Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図28A~図28Eまたは図29A~図29Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図30Aおよび図30Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図30Aおよび図30Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図31Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図31Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図31Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図31Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された上面図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第1の側断面図であり、図32Aの線B-Bに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第2の側断面図であり、図32Aの線C-Cに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第3の側断面図であり、図32Aの線D-Dに沿って切り取ったものである。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された第4の側断面図であり、図32Aの線E-Eに沿って切り取ったものである。 図31A~図31Eまたは図32A~図32Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図31A~図31Eまたは図32A~図32Eの多層モアレ標的が形成された層間の位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。 図33Aおよび図33Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 図33Aおよび図33Bの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。 本発明の多層モアレ標的の別の実施形態の簡略化された図である。
以下の説明では、便宜上、各パラメータに対応するヘブライ語表記を、「ヘブライ文字
1」、「ヘブライ文字2」、「ヘブライ文字3」、・・・等として表す。例えば、以下の
説明における「ヘブライ文字1」は、等式38の左辺に示されるヘブライ語表記であるこ
とを表す。
図1A~図39を参照して本明細書で後述する標的および方法は、半導体デバイスのた
めの製造プロセスの一部を形成し、図1A~図39を参照して本明細書で後述する標的お
よび方法を使用して測定される位置ずれは、製作されている半導体デバイスの様々な層を
より密接に位置合わせするように半導体デバイスの製作プロセスを調整するために使用さ
れることが理解されよう。
本明細書で後述する標的は、少なくとも1つの周期構造スタック群を含み、各スタック
は1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有することが理解されよう。本明細
書で後述する実施形態では、単一のスタック内の周期構造はすべて、異なるピッチを有す
ることが理解されよう。
図1を次に参照すると、図1は、本発明の多層モアレ標的100の第1の実施形態の簡
略化された図である。図1は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異なる次
元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、および
yz平面と呼ぶ。図1は概してxy平面を示し、図1の拡大図A、B、およびCはxz平
面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的100は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバ
イスウエハ上に、少なくとも第1の層102、第2の層104、および第3の層106が
形成される。第1の層102、第2の層104、および第3の層106の各々は、xy平
面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層102、第2の層10
4、および第3の層106は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はな
い。好ましくは、第1の層102、第2の層104、および第3の層106間のいずれの
材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図1に示す実施形態では
、第1の層102は、第2の層104および第3の層106の下に位置し、第3の層10
6は、第1の層102および第2の層104の上に位置する。しかし、層102、104
、および106は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができる
ことが理解されよう。
図1は、標的100の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的10
0は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図2A~図2Dおよ
び図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図1に示す構造
の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、様々な形で配
置することができる。
好ましくは、標的100は、第1の周期構造スタック122、第2の周期構造スタック
124、および第3の周期構造スタック126を含む。第1のスタック122、第2のス
タック124、および第3のスタック126の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周
期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック122、第2のスタック124、
および第3のスタック126のうちのいずれも、互いに重複しない。
図1では、第1のスタック122、第2のスタック124、および第3のスタック12
6の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されているが、本発
明の他の実施形態では、第1のスタック122、第2のスタック124、および第3のス
タック126の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解
されよう。第1のスタック122、第2のスタック124、および第3のスタック126
内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成することができることが
さらに理解されよう。第1のスタック122、第2のスタック124、および第3のスタ
ック126の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ま
しくは200nm~800nmである。
第1のxz平面131が、第1のスタック122と交差する。複数の第1の軸132が
、第1のxz平面131内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面133が、第2
のスタック124と交差する。複数の第2の軸134が、第2のxz平面133内に位置
し、x軸に平行である。第3のxz平面135が、第3のスタック126と交差する。複
数の第3の軸136が、第3のxz平面135内に位置し、x軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック122は、第1の層102とともに形
成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)142を含み、S1P1 142
は、第1のスタック軸132のうちの1つに沿って、Aとして指定されたS1P1ピッチ
を有する。第1のスタック122は、第2の層104とともに形成された第1のスタック
の第2の周期構造(S1P2)144をさらに含み、S1P2 144は、第1のスタッ
ク軸132のうちのもう1つに沿って、Bとして指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 142およびS1P2 142は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第1のスタック122を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン150を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1のスタッ
クモアレパターン150は、ピッチCによって特徴付けられ、ピッチCは、等式1に
示すように、ピッチAおよびBの関数である。
好ましくは、第1のスタック122は、モアレパターン150に影響を及ぼす第3の層
106とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック122は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン150に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン150に影響を及ぼさない第3
の層106とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Bに特に見られるように、第2のスタック124は、第2の層104とともに形
成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)152を含み、S2P1 152
は、第2のスタック軸134のうちの1つに沿って、dBとして指定されたS2P1ピッ
チを有する。好ましくは、S2P1ピッチdBは、dとして指定された第2のスタック乗
算因子によって、S1P2ピッチBに関係付けられる。第2のスタック乗算因子dは、任
意の正の数とすることができる。第2のスタック124は、第3の層106とともに形成
された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)154をさらに含み、S2P2 1
54は、第2のスタック軸134のうちのもう1つに沿ってdAとして指定されたS2P
2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチdAは、第2のスタック乗算因子dによ
ってS1P1ピッチAに関係付けられる。S2P2ピッチdAをS1P1ピッチAに関係
付ける第2のスタック乗算因子dは、S2P1ピッチdBをS1P2ピッチBに関係付け
る第2のスタック乗算因子dと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形態
では、dの値は1であり、したがってS2P1ピッチdBはS1P2ピッチBに同一であ
り、S2P2ピッチdAはS1P1ピッチAに同一である。
S2P1 152およびS2P2 154は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック124を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン160を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2のスタッ
クモアレパターン160は、ピッチCによって特徴付けられ、ピッチCは、等式2に
示すように、第2のスタック乗算因子d、ピッチA、およびピッチBの関数である。
好ましくは、第2のスタック124は、モアレパターン160に影響を及ぼす第1の層
102とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック124は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン160に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン160に影響を及ぼさない第1
の層102とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック126は、第1の層102とともに形
成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)162を含み、S3P1 162
は、第3のスタック軸136のうちの1つに沿って、eAとして指定されたS3P1ピッ
チを有する。好ましくは、S3P1ピッチeAは、eとして指定された第3のスタック乗
算因子によって、S1P1ピッチAに関係付けられる。第3のスタック乗算因子eは、任
意の正の数とすることができる。第3のスタック126は、第3の層106とともに形成
された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)164をさらに含み、S3P2 1
64は、第3のスタック軸136のうちのもう1つに沿って、eBとして指定されたS3
P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチeBは、第3のスタック乗算因子eに
よってS1P2ピッチBに関係付けられる。S3P2ピッチeBをS1P2ピッチBに関
係付ける第3のスタック乗算因子eは、S3P1ピッチeAをS1P1ピッチAに関係付
ける第3のスタック乗算因子eと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形
態では、eの値は1であり、したがってS3P1ピッチeAはS1P1ピッチAに同一で
あり、S3P2ピッチeBはS1P2ピッチBに同一である。
S3P1 162およびS3P2 164は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック126を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン170を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン170は、ピッチCによって特徴付けられ、ピッチCは、等式3に
示すように、第3のスタック乗算因子e、ピッチA、およびピッチBの関数である。
好ましくは、第3のスタック126は、モアレパターン170に影響を及ぼす第2の層
104とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック126は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン170に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン170に影響を及ぼさない第2
の層104とともに形成された周期構造を含むことができる。
層102、104、および106のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチA、B、dA、dB、eA、およびeBは、標的100の画像を生成する
ために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しか
し、ピッチC、C、およびCの各々は、標的100の画像を生成するために使用さ
れる位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図2A~図2Dを次に参照すると、図2A~図2Dは、本発明の多層モアレ標的200
の別の実施形態の簡略化された図である。図2A~図2Dは、x軸、y軸、およびz軸に
よって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞ
れxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図2Aは概してxy平面を示し、図2B
、図2C、および図2Dはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的200は、図1を参照して本明細書に上述した標的100の代替配列の一例であり
、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意されたい。標
的200は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバイス
ウエハ上に、少なくとも第1の層202、第2の層204、および第3の層206が形成
される。第1の層202、第2の層204、および第3の層206の各々は、xy平面に
平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層202、第2の層204、
および第3の層206は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。
好ましくは、第1の層202、第2の層204、および第3の層206間のいずれの材料
も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図2A~図2Dに示す実施形
態では、第1の層202は、第2の層204および第3の層206の下に位置し、第3の
層206は、第1の層202および第2の層204の上に位置する。しかし、層202、
204、および206は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することが
できることが理解されよう。
図2Aに特に見られるように、標的200は、4つの標的4半分212、214、21
6、および218を含む。図2Aに示す実施形態では、標的4半分212、214、21
6、および218の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°の整数倍数だけ
、他の標的4半分212、214、216、および218の各々のxy平面内の回転方向
とは異なる。加えて、標的200は、好ましくは、x方向もしくはy方向または両方のい
ずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好ましい実施形態によれば、
標的200は、重ね合わせ状態にあるとき、標的200の全体が、x方向における単一の
対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付けられるように設計される。し
かし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるときは、標的200の様々な要素が
、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分212、214、216、および218の各々は、第1の周期構造スタック
222、第2の周期構造スタック224、および第3の周期構造スタック226を含む。
第1のスタック222、第2のスタック224、および第3のスタック226の各々は、
1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック
222、第2のスタック224、および第3のスタック226のうちのいずれも、互いに
重複しない。図2A~図2Dで、第1のスタック222は、第2のスタック224および
第3のスタック226より、標的200の中心の近くに位置する状態で示されており、第
3のスタック226は、第1のスタック222および第2のスタック224より、標的2
00の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック222、第2
のスタック224、および第3のスタック226は、互いに対してxy平面に対して任意
の好適な配置で配置することができる。
図2A~図2Dに示す実施形態では、第1のスタック222、第2のスタック224、
および第3のスタック226の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状
態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック222、第2のスタッ
ク224、および第3のスタック226の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成す
ることができることが理解されよう。第1のスタック222、第2のスタック224、お
よび第3のスタック226内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック222、第2のスタック
224、および第3のスタック226の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm
~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
図2Aに見られるように、4半分212、214、216、および218の各々におい
て、第1のスタック222と交差し、その中に位置する複数の第1の軸232を含む第1
の平面231と、第2のスタック224と交差し、その中に位置する複数の第2の軸23
4を含む第2の平面233と、第3のスタック226と交差し、その中に位置する複数の
第3の軸236を含む第3の平面235とが画定される。4半分212、214、216
、および218の各々における第1のスタック222、第2のスタック224、および第
3のスタック226の向きに応じて、第1の平面231、第2の平面233、および第3
の平面235の各々は、xz平面またはyz平面のいずれかであり、第1の軸232、第
2の軸234、および第3の軸236は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半
分212、214、216、および218の各々において、第1の平面231、第2の平
面233、および第3の平面235はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図2Bに特に見られるように、第1のスタック222は、第1の層202とともに形成
された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)242を含み、S1P1 242は
、第1のスタック軸232のうちの1つに沿って、Dとして指定されたS1P1ピッチを
有する。第1のスタック222は、第2の層204とともに形成された第1のスタックの
第2の周期構造(S1P2)244をさらに含み、S1P2 244は、第1のスタック
軸232のうちのもう1つに沿って、Eとして指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 242およびS1P2 244は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第1のスタック222を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン250を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1のスタッ
クモアレパターン250は、ピッチFによって特徴付けられ、ピッチFは、等式4に
示すように、ピッチDおよびEの関数である。
好ましくは、第1のスタック222は、モアレパターン250に影響を及ぼす第3の層
206とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック222は、第1
のスタック軸232に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン250に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン250に影響を及ぼさない第3の層206とともに形成された周期構造
を含むことができる。
図2Cに特に見られるように、第2のスタック224は、第2の層204とともに形成
された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)252を含み、S2P1 252は
、第2のスタック軸234のうちの1つに沿って、fEとして指定されたS2P1ピッチ
を有する。好ましくは、S2P1ピッチfEは、fとして指定された第2のスタック乗算
因子によって、S1P2ピッチEに関係付けられる。第2のスタック乗算因子fは、任意
の正の数とすることができる。第2のスタック224は、第3の層206とともに形成さ
れた第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)254をさらに含み、S2P2 25
4は、第2のスタック軸234のうちのもう1つに沿って、fDとして指定されたS2P
2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチfDは、第2のスタック乗算因子fによ
ってS1P1ピッチDに関係付けられる。S2P2ピッチfDをS1P1ピッチDに関係
付ける第2のスタック乗算因子fは、S2P1ピッチfEをS1P2ピッチEに関係付け
る第2のスタック乗算因子fと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形態
では、fの値は1であり、したがってS2P1ピッチfEはS1P2ピッチEに同一であ
り、S2P2ピッチfDはS1P1ピッチDに同一である。
S2P1 252およびS2P2 254は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック224を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン260を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2のスタッ
クモアレパターン260は、ピッチFによって特徴付けられ、ピッチFは、等式5に
示すように、第2のスタック乗算因子f、ピッチD、およびピッチEの関数である。
好ましくは、第2のスタック224は、モアレパターン260に影響を及ぼす第1の層
204とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック224は、第2
のスタック軸234に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン260に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン260に影響を及ぼさない第1の層204とともに形成された周期構造
を含むことができる。
図2Dに特に見られるように、第3のスタック226は、第1の層202とともに形成
された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)262を含み、S3P1 262は
、第3のスタック軸236のうちの1つに沿って、gDとして指定されたS3P1ピッチ
を有する。好ましくは、S3P1ピッチgDは、gとして指定された第3のスタック乗算
因子によって、S1P1ピッチDに関係付けられる。第3のスタック乗算因子gは、任意
の正の数とすることができる。第3のスタック226は、第3の層206とともに形成さ
れた第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)264をさらに含み、S3P2 26
4は、第3のスタック軸236のうちのもう1つに沿って、gEとして指定されたS3P
2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチgEは、第3のスタック乗算因子gによ
ってS1P2ピッチEに関係付けられる。S3P2ピッチgEをS1P2ピッチEに関係
付ける第3のスタック乗算因子gは、S3P1ピッチgDをS1P1ピッチDに関係付け
る第3のスタック乗算因子gと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形態
では、gの値は1であり、したがってS3P1ピッチgDはS1P1ピッチDに同一であ
り、S3P2ピッチgEはS1P2ピッチEに同一である。
S3P1 262およびS3P2 264は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック226を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン270を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン270は、ピッチFによって特徴付けられ、ピッチFは、等式6に
示すように、第3のスタック乗算因子g、ピッチD、およびピッチEの関数である。
好ましくは、第3のスタック226は、モアレパターン270に影響を及ぼす第2の層
204とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック226は、第3
のスタック軸236に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン270に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン270に影響を及ぼさない第2の層204とともに形成された周期構造
を含むことができる。
層202、204、および206のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチD、E、fD、fE、gD、およびgEは、標的200の画像を生成する
ために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しか
し、ピッチF、F、およびFの各々は、標的200の画像を生成するために使用さ
れる位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図3Aを次に参照すると、図3Aは、標的300によって形成される多層半導体デバイ
スウエハの層102、104、および106(図1)、または202、204、および2
06(図2A~図2D)などの第1の層302、第2の層304、および第3の層306
間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向において、標的100(図1)または標
的200(図2A~図2D)などの多層モアレ標的300を使用して、位置ずれを計算す
る好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。図3Bおよび図3Cをさらに参照する
と、図3Bおよび図3Cは、それぞれ図3Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態
の簡略化された絵図である。
標的200(図2A~図2D)を利用するとき、図3A~図3Cを参照して説明する方
法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1度だけ実行
することができることが理解されるが、典型的には、図3A~図3Cに説明する方法は、
x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行される。標的1
00(図1)を利用するとき、第1のスタック軸132、第2のスタック軸134、およ
び第3のスタック軸136が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算するこ
とができることも理解されよう。
第1のステップ307で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図3
Aおよび図3Bの方法で標的100を使用するとき、位置ずれを測定する方向は、第1の
スタック軸132、第2のスタック軸134、および第3のスタック軸136が平行にな
る方向になるように自動的に選択される。図3Aおよび図3Bの方法で標的200を使用
するとき、4半分214および218の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測
定するために利用され、4半分212および216の構造は、y軸に平行の方向における
位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ309で、標的300の画像が、調整可能な偏光、波長、お
よび開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮像位
置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corpor
ationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチA、B、dA
、dB、eA、eB、D、E、fD、fE、gD、およびgEは、標的300の画像を生
成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない
ことに留意されたい。しかし、ピッチC、C、C、F、F、およびFの各々
は、標的300の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に
分解可能であることが好ましい。
次のステップ311で、図3Bおよび図3Cに見られるように、第1の関心領域312
、第2の関心領域314、および第3の関心領域316は、ステップ307で選択された
4半分において、第1のスタック122、第2のスタック124、および第3のスタック
126(図1)、または第1のスタック222、第2のスタック224、および第3のス
タック226(図2A~図2D)など、それぞれの第1のスタック322、第2のスタッ
ク324、および第3のスタック326の各々に対して選択される。図3Bおよび図3C
の図示の実施形態に見られるように、第1の関心領域312、第2の関心領域314、お
よび第3の関心領域316は、好ましくは、第1のスタック322内に完全に位置する第
1の関心領域312に対して示すように、それぞれの第1のスタック322、第2のスタ
ック324、および第3のスタック326の各々に完全に位置するが、第1の関心領域3
12、第2の関心領域314、および第3の関心領域316は、それぞれの第2のスタッ
ク324および第3のスタック326を越えて延びる関心領域314および316に対し
て示すように、それぞれの第1のスタック322、第2のスタック324、および第3の
スタック326を越えて延びることもできることが理解されよう。図3Bおよび図3Cに
示す関心領域312、314、および316は、代表的な関心領域であり、ステップ31
1で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ331で、図3Bおよび図3Cに見られるように、ステップ311で選択
された第1の関心領域312のすべてのインスタンス間の対称点332の場所が計算され
る。次のステップ333で、図3Bおよび図3Cに見られるように、ステップ311で選
択された第2の関心領域314のすべてのインスタンス間の対称点334の場所が計算さ
れる。次のステップ335で、図3Bおよび図3Cに見られるように、ステップ311で
選択された第3の関心領域316のすべてのインスタンス間の対称点336の場所が計算
される。
次のステップ337で、ステップ307で選択された方向における、ステップ331で
識別された第1の1つ以上の関心領域312の対称点332の場所と、ステップ333で
識別された第2の1つ以上の関心領域314の対称点334の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ337で見出される距離は、利得Gによって分割され、利得Gは、標
的100の場合、等式7aに示すように、ピッチAおよびピッチBの関数である。
利得Gはまた、標的200の場合、等式7bに示すように、ピッチDおよびピッチE
の関数である。
この結果は、ステップ307で選択された方向における第1の層302と第3の層30
6との間の位置ずれとして報告される。ステップ337で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチAおよびピッチBまたはピッチDおよびピッチEの相対値の関数、なら
びに層302および306のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ339で、ステップ307で選択された方向における、ステップ331で
識別された第1の1つ以上の関心領域312の対称点332の場所と、ステップ335で
識別された第3の1つ以上の関心領域316の対称点336の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ339で見出される距離は、利得Gによって分割され、利得Gは、標
的100の場合、等式8aに示すように、ピッチAおよびピッチBの関数である。
利得Gはまた、標的200の場合、等式8bに示すように、ピッチDおよびピッチE
の関数である。
この結果は、ステップ307で選択された方向における第2の層304と第3の層30
6との間の位置ずれとして報告される。ステップ339で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチAおよびピッチBまたはピッチDおよびピッチEの相対値の関数、なら
びに層304および306のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ341で、ステップ337で報告された位置ずれ値と、ステップ339で
報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ341で計算された差は、ステ
ップ307で選択された方向における第1の層302と第2の層304との間の位置ずれ
として報告される。ステップ341で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上
、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチA
およびピッチBまたはピッチDおよびピッチEの相対値の関数、ならびに層302および
304のうちのどちらが調整されるかである。
図4を次に参照すると、図4は、本発明の多層モアレ標的400の別の実施形態の簡略
化された図である。図4は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異なる次元
の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびy
z平面と呼ぶ。図4は概してxy平面を示し、図4の拡大図A、B、およびCはxz平面
に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的400は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバ
イスウエハ上に、少なくとも第1の層402、第2の層404、および第3の層406が
形成される。第1の層402、第2の層404、および第3の層406の各々は、xy平
面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層402、第2の層40
4、および第3の層406は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はな
い。好ましくは、第1の層402、第2の層404、および第3の層406間のいずれの
材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図4に示す実施形態では
、第1の層402は、第2の層404および第3の層406の下に位置し、第3の層40
6は、第1の層402および第2の層404の上に位置する。しかし、層402、404
、および406は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができる
ことが理解されよう。
図4は、標的400の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的40
0は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図5A~図5Dおよ
び図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図4に示す構造
の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、様々な形で配
置することができる。
好ましくは、標的400は、第1の周期構造スタック422、第2の周期構造スタック
424、および第3の周期構造スタック426を含む。第1のスタック422、第2のス
タック424、および第3のスタック426の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周
期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック422、第2のスタック424、
および第3のスタック426のうちのいずれも、互いに重複しない。
図4では、第1のスタック422、第2のスタック424、および第3のスタック42
6の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されているが、本発
明の他の実施形態では、第1のスタック422、第2のスタック424、および第3のス
タック426の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解
されよう。第1のスタック422、第2のスタック424、および第3のスタック426
内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成することができることが
さらに理解されよう。第1のスタック422、第2のスタック424、および第3のスタ
ック426の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ま
しくは200nm~800nmである。
第1のxz平面431が、第1のスタック422と交差する。複数の第1の軸432が
、第1のxz平面431内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面433が、第2
のスタック424と交差する。複数の第2の軸434が、第2のxz平面433内に位置
し、x軸に平行である。第3のxz平面435が、第3のスタック426と交差する。複
数の第3の軸436が、第3のxz平面435内に位置し、x軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック422は、第1の層402とともに形
成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)442を含み、S1P1 442
は、第1のスタック軸432のうちの1つに沿って、Hとして指定されたS1P1ピッチ
を有する。第1のスタック422は、第2の層404とともに形成された第1のスタック
の第2の周期構造(S1P2)444をさらに含み、S1P2 444は、第1のスタッ
ク軸432のうちのもう1つに沿って、Iとして指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 442およびS1P2 444は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第1のスタック422を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン450を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1のスタッ
クモアレパターン450は、ピッチJによって特徴付けられ、ピッチJは、等式9に
示すように、ピッチHおよびIの関数である。
好ましくは、第1のスタック422は、モアレパターン450に影響を及ぼす第3の層
406とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック422は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン450に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン450に影響を及ぼさない第3
の層406とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Bに見られるように、第2のスタック424は、第1の層402とともに形成さ
れた第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)452を含み、S2P1 452は、
第1のスタック軸434のうちの1つに沿って、Kとして指定されたS2P1ピッチを有
する。第2のスタック424は、第2の層404とともに形成された第2のスタックの第
2の周期構造(S2P2)454をさらに含み、S2P2 454は、第2のスタック軸
434のうちのもう1つに沿って、Lとして指定されたS2P2ピッチを有する。
S2P1 452およびS2P2 454は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック424を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン460を見
ることができることが理解されよう。第2のスタックモアレパターン460は、ピッチJ
によって特徴付けられ、ピッチJは、等式10に示すように、ピッチKおよびLの関
数である。
好ましくは、第2のスタック424は、モアレパターン460に影響を及ぼす第3の層
406とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック424は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン460に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン460に影響を及ぼさない第3
の層406とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック426は、第2の層404とともに形
成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)462を含み、S3P1 462
は、第3のスタック軸436のうちの1つに沿って、hLとして指定されたS3P1ピッ
チを有する。好ましくは、S3P1ピッチhLは、hとして指定された第3のスタック乗
算因子によって、S2P2ピッチLに関係付けられる。第3のスタック乗算因子hは、任
意の正の数とすることができる。第3のスタック426は、第3の層406とともに形成
された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)464をさらに含み、S3P2 4
64は、第3のスタック軸436のうちのもう1つに沿って、hKとして指定されたS3
P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチhKは、第3のスタック乗算因子hに
よってS2P1ピッチKに関係付けられる。S3P2ピッチhKをS2P1ピッチKに関
係付ける第3のスタック乗算因子hは、S3P1ピッチhLをS2P2ピッチLに関係付
ける第3のスタック乗算因子hと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形
態では、hの値は1であり、したがってS3P1ピッチhLはS2P2ピッチLに同一で
あり、S3P2ピッチhKはS2P1ピッチKに同一である。
S3P1 462およびS3P2 464は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック426を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン470を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン470は、ピッチJによって特徴付けられ、ピッチJは、等式11
に示すように、第3のスタック乗算因子h、ピッチK、およびピッチLの関数である。
好ましくは、第3のスタック426は、モアレパターン470に影響を及ぼす第1の層
402とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック426は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン470に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン470に影響を及ぼさない第1
の層402とともに形成された周期構造を含むことができる。
層402、404、および406のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチI、H、K、L、hK、およびhLは、標的400の画像を生成するため
に使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、
ピッチJ、J、およびJの各々は、標的400の画像を生成するために使用される
位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図5A~図5Dを次に参照すると、図5A~図5Dは、本発明の多層モアレ標的500
の別の実施形態の簡略化された図である。図5A~図5Dは、x軸、y軸、およびz軸に
よって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞ
れxy平面およびxz平面と呼ぶ。図5Aは概してxy平面を示し、図5B、図5C、お
よび図5Dはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的500は、図4を参照して本明細書に上述した標的400の代替配列の一例であり
、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意されたい。標
的500は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバイス
ウエハ上に、少なくとも第1の層502、第2の層504、および第3の層506が形成
される。第1の層502、第2の層504、および第3の層506の各々は、xy平面に
平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層502、第2の層504、
および第3の層506は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。
好ましくは、第1の層502、第2の層504、および第3の層506間のいずれの材料
も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図5A~図5Dに示す実施形
態では、第1の層502は、第2の層504および第3の層506の下に位置し、第3の
層506は、第1の層502および第2の層504の上に位置する。しかし、層502、
504、および506は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することが
できることが理解されよう。
図5Aに特に見られるように、標的500は、4つの標的4半分512、514、51
6、および518を含む。図5Aに示す実施形態では、標的4半分512、514、51
6、および518の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°の整数倍数だけ
、他の標的4半分512、514、516、および518の各々のxy平面内の回転方向
とは異なる。加えて、標的500は、好ましくは、x方向もしくはy方向または両方のい
ずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好ましい実施形態によれば、
標的500は、重ね合わせ状態にあるとき、標的500の全体が、x方向における単一の
対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付けられるように設計される。し
かし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるときは、標的500の様々な要素が
、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分512、514、516、および518の各々は、第1の周期構造スタック
522、第2の周期構造スタック524、および第3の周期構造スタック526を含む。
第1のスタック522、第2のスタック524、および第3のスタック526の各々は、
1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック
522、第2のスタック524、および第3のスタック526のうちのいずれも、互いに
重複しない。図5A~図5Dで、第1のスタック522は、第2のスタック524および
第3のスタック526より、標的500の中心の近くに位置する状態で示されており、第
3のスタック526は、第1のスタック522および第2のスタック524より、標的5
00の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック522、第2
のスタック524、および第3のスタック526は、実際には、互いに対してxy平面に
対して任意の好適な配置で配置することができる。
図5A~図5Dに示す実施形態では、第1のスタック522、第2のスタック524、
および第3のスタック526の周期構造の各々は、複数の線および空間から形成された状
態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック522、第2のスタッ
ク524、および第3のスタック526の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成す
ることができることが理解されよう。第1のスタック522、第2のスタック524、お
よび第3のスタック526内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック522、第2のスタック
524、および第3のスタック526の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm
~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
図5Aに見られるように、4半分512、514、516、および518の各々におい
て、第1のスタック522と交差し、その中に位置する複数の第1の軸532を含む第1
の平面531と、第2のスタック524と交差し、その中に位置する複数の第2の軸53
4を含む第2の平面533と、第3のスタック526と交差し、その中に位置する複数の
第3の軸536を含む第3の平面535とが画定される。4半分512、514、516
、および518の各々に対する第1のスタック522、第2のスタック524、および第
3のスタック526の向きに応じて、第1の平面531、第2の平面533、および第3
の平面535の各々は、xz平面またはyz平面のいずれかであり、第1の軸532、第
2の軸534、および第3の軸536は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半
分512、514、516、および518の各々において、第1の平面531、第2の平
面533、および第3の平面535はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図5Bに特に見られるように、第1のスタック522は、第1の層502とともに形成
された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)542を含み、S1P1 542は
、第1のスタック軸532のうちの1つに沿って、Mとして指定されたS1P1ピッチを
有する。第1のスタック522は、第2の層504とともに形成された第1のスタックの
第2の周期構造(S1P2)544をさらに含み、S1P2 544は、第1のスタック
軸532のうちのもう1つに沿って、Nとして指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 542およびS1P2 544は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第1のスタック522を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン550を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1のスタッ
クモアレパターン550は、ピッチOによって特徴付けられ、ピッチOは、等式12
に示すように、ピッチMおよびNの関数である。
好ましくは、第1のスタック522は、モアレパターン550に影響を及ぼす第3の層
506とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック522は、第1
のスタック軸532に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン550に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン550に影響を及ぼさない第3の層506とともに形成された周期構造
を含むことができる。
図5Cに特に見られるように、第2のスタック524は、第1の層502とともに形成
された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)552を含み、S2P1 552は
、第2のスタック軸534のうちの1つに沿って、Pとして指定されたS2P1ピッチを
有する。第2のスタック524は、第2の層504とともに形成された第2のスタックの
第2の周期構造(S2P2)554をさらに含み、S2P2 554は、第2のスタック
軸534のうちのもう1つに沿って、Qとして指定されたS1P2ピッチを有する。
S2P1 552およびS2P2 554は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック524を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン560を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2のスタッ
クモアレパターン560は、ピッチOによって特徴付けられ、ピッチOは、等式13
に示すように、ピッチPおよびQの関数である。
好ましくは、第2のスタック524は、モアレパターン560に影響を及ぼす第3の層
506とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック524は、第2
のスタック軸534に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン560に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン560に影響を及ぼさない第3の層506とともに形成された周期構造
を含むことができる。
図5Dに特に見られるように、第3のスタック526は、第2の層504とともに形成
された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)562を含み、S3P1 562は
、第3のスタック軸536のうちの1つに沿って、kQとして指定されたS3P1ピッチ
を有する。好ましくは、S3P1ピッチkQは、kとして指定された第3のスタック乗算
因子によって、S2P2ピッチQに関係付けられる。第3のスタック乗算因子kは、任意
の正の数とすることができる。第3のスタック526は、第3の層506とともに形成さ
れた第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)564をさらに含み、S3P2 56
4は、第3のスタック軸536のうちのもう1つに沿って、kPとして指定されたS3P
2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチkPは、第3のスタック乗算因子kによ
ってS2P1ピッチPに関係付けられる。S3P2ピッチkPをS2P1ピッチPに関係
付ける第3のスタック乗算因子kは、S3P1ピッチkQをS2P2ピッチQに関係付け
る第3のスタック乗算因子kと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形態
では、kの値は1であり、したがってS3P1ピッチkQはS2P2ピッチQに同一であ
り、S3P2ピッチkPはS2P1ピッチPに同一である。
S3P1 562およびS3P2 564は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック526を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン570を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン570は、ピッチOによって特徴付けられ、ピッチOは、等式14
に示すように、第3のスタック乗算因子k、ピッチP、およびピッチQの関数である。
好ましくは、第3のスタック526は、モアレパターン570に影響を及ぼす第1の層
502とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック526は、第3
のスタック軸536に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン570に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン570に影響を及ぼさない第1の層502とともに形成された周期構造
を含むことができる。
層502、504、および506のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチM、N、P、Q、kP、およびkQは、標的500の画像を生成するため
に使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、
ピッチO、O、およびOの各々は、標的500の画像を生成するために使用される
位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図6Aを次に参照すると、図6Aは、標的600によって形成される多層半導体デバイ
スウエハの層402、404、および406(図4)、または502、504、および5
06(図5A~図5D)などの第1の層602、第2の層604、および第3の層606
間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向において、標的400(図4)または標
的500(図5A~図5D)などの多層モアレ標的600を使用して、位置ずれを計算す
る好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。図6Bおよび図6Cをさらに参照する
と、図6Bおよび図6Cは、それぞれ図6Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態
の簡略化された絵図である。
標的500(図5A~図5D)を利用するとき、図6A~図6Cを参照して説明する方
法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1度だけ実行
することができることが理解されるが、典型的には、図6A~図6Cに説明する方法は、
x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行される。標的4
00(図4)を利用するとき、第1のスタック軸432、第2のスタック軸434、およ
び第3のスタック軸436が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算するこ
とができることも理解されよう。
第1のステップ607で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図6
Aおよび図6Bの方法で標的400を使用するとき、位置ずれを測定する方向は、第1の
スタック軸432、第2のスタック軸432、および第3のスタック軸436が平行にな
る方向になるように自動的に選択される。図6Aおよび図6Bの方法で標的500を使用
するとき、4半分514および518の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測
定するために利用され、4半分512および516の構造は、y軸に平行の方向における
位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ609で、標的600の画像が、調整可能な偏光、波長、お
よび開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮像位
置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corpor
ationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチI、H、L、
K、hK、hL、M、N、P、Q、kP、kQは、標的600の画像を生成するために使
用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はないことに留意され
たい。しかし、ピッチJ、J、J、O、O、およびOの各々は、標的600
の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である
ことが好ましい。
次のステップ611で、図6Bおよび図6Cに見られるように、第1の関心領域612
、第2の関心領域614、および第3の関心領域616は、ステップ607で選択された
4半分において、第1のスタック422、第2のスタック424、および第3のスタック
426(図4)、または第1のスタック522、第2のスタック524、および第3のス
タック526(図5A~図5D)など、それぞれの第1のスタック622、第2のスタッ
ク624、および第3のスタック626の各々に対して選択される。図6Bおよび図6C
の図示の実施形態に見られるように、第1の関心領域612、第2の関心領域614、お
よび第3の関心領域616は、好ましくは、第1のスタック622内に完全に位置する第
1の関心領域612に対して示すように、それぞれの第1のスタック622、第2のスタ
ック624、および第3のスタック626の各々に完全に位置するが、第1の関心領域6
12、第2の関心領域614、および第3の関心領域616は、それぞれの第2のスタッ
ク624および第3のスタック626を越えて延びる関心領域614および616に対し
て示すように、それぞれの第1のスタック622、第2のスタック624、および第3の
スタック626を越えて延びることもできることが理解されよう。図6Bおよび図6Cに
示す関心領域612、614、および616は、代表的な関心領域であり、ステップ61
1で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ631で、図6Bおよび図6Cに見られるように、ステップ611で選択
された第1の関心領域612のすべてのインスタンス間の対称点632の場所が計算され
る。次のステップ633で、図6Bおよび図6Cに見られるように、ステップ611で選
択された第2の関心領域614のすべてのインスタンス間の対称点634の場所が計算さ
れる。次のステップ635で、図6Bおよび図6Cに見られるように、ステップ611で
選択された第3の関心領域616のすべてのインスタンス間の対称点636の場所が計算
される。
次のステップ637で、ステップ607で選択された方向における、ステップ631で
識別された第1の1つ以上の関心領域612の対称点632の場所と、ステップ633で
識別された第2の1つ以上の関心領域614の対称点634の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ637で見出される距離は、利得Rによって分割され、利得Rは、標
的400の場合、等式15aに示すように、ピッチH、I、K、およびLの関数である。
利得Rはまた、標的500の場合、等式15bに示すように、ピッチM、N、P、お
よびQの関数である。
この結果は、ステップ607で選択された方向における第1の層602と第2の層60
4との間の位置ずれとして報告される。ステップ637で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチHおよびIおよびピッチKおよびLまたはピッチMおよびNおよびピッ
チPおよびQの相対値の関数、ならびに層602および604のうちのどちらが調整され
るかである。
次のステップ639で、ステップ607で選択された方向における、ステップ633で
識別された第2の1つ以上の関心領域614の対称点634の場所と、ステップ635で
識別された第3の1つ以上の関心領域616の対称点636の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ639で見出される距離は、利得Rによって分割され、利得Rは、標
的400の場合、等式16aに示すように、ピッチKおよびピッチLの関数である。
利得Rはまた、標的500の場合、等式16bに示すように、ピッチPおよびピッチ
Qの関数である。
この結果は、ステップ607で選択された方向における第1の層602と第3の層60
6との間の位置ずれとして報告される。ステップ639で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチHおよびIならびにピッチKおよびLまたはピッチMおよびNならびに
ピッチPおよびQの相対値の関数、ならびに層602および606のうちのどちらが調整
されるかである。
次のステップ641で、ステップ637で報告された位置ずれ値と、ステップ639で
報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ641で計算された差は、ステ
ップ607で選択された方向における第1の層602と第3の層606との間の位置ずれ
として報告される。ステップ641で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上
、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチH
およびIならびにピッチKおよびLまたはピッチMおよびNならびにピッチPおよびQの
相対値の関数、ならびに層602および606のうちのどちらが調整されるかである。
図6A~図6Cを参照して本明細書に上述した方法の関連部分は、形成される層602
、604、および606のうちの最初の2つのみを使用して、それらの層のうちの第3の
層を形成する前に実行することができることが理解されよう。本明細書に上述したように
、層602、604、および606は、互いに対して任意の好適な順序で形成することが
できる。
図7を次に参照すると、図7は、本発明の多層モアレ標的700の別の実施形態の簡略
化された図である。図7は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異なる次元
の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびy
z平面と呼ぶ。図7は概してxy平面を示し、図7の拡大図A、B、およびCはxz平面
に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的700は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバ
イスウエハ上に、少なくとも第1の層702、第2の層704、および第3の層706が
形成される。第1の層702、第2の層704、および第3の層706の各々は、xy平
面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層702、第2の層70
4、および第3の層706は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はな
い。好ましくは、第1の層702、第2の層704、および第3の層706間のいずれの
材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図7に示す実施形態では
、第1の層702は、第2の層704および第3の層706の下に位置し、第3の層70
6は、第1の層702および第2の層704の上に位置する。しかし、層702、704
、および706は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができる
ことが理解されよう。
図7は、標的700の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的70
0は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図8A~図8Dおよ
び図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図7に示す構造
の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、様々な形で配
置することができる。
好ましくは、標的700は、第1の周期構造スタック722、第2の周期構造スタック
724、および第3の周期構造スタック726を含む。第1のスタック722、第2のス
タック724、および第3のスタック726の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周
期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック722、第2のスタック724、
および第3のスタック726のうちのいずれも、互いに重複しない。
図7では、第1のスタック722、第2のスタック724、および第3のスタック72
6の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されているが、本発
明の他の実施形態では、第1のスタック722、第2のスタック724、および第3のス
タック726の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解
されよう。第1のスタック722、第2のスタック724、および第3のスタック726
内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成することができることが
さらに理解されよう。第1のスタック722、第2のスタック724、および第3のスタ
ック726の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ま
しくは200nm~800nmである。
第1のxz平面731が、第1のスタック722と交差する。複数の第1の軸732が
、第1のxz平面731内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面733が、第2
のスタック724と交差する。複数の第2の軸734が、第2のxz平面733内に位置
し、x軸に平行である。第3のxz平面735が、第3のスタック726と交差する。複
数の第3の軸736が、第3のxz平面735内に位置し、x軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック722は、第1の層702とともに形
成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)742を含み、S1P1 742
は、第1のスタック軸732のうちの1つに沿って、Sとして指定されたS1P1ピッチ
を有する。好ましくは、第1のスタック722は、第1のスタック722を撮像するとき
、S1P1 742とともにモアレパターンを生じさせるはずの第2の層704または第
3の層706のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタッ
ク722は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第1のスタック72
2を撮像するときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、
第1のスタック722を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第2の層704ま
たは第3の層706とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Bに特に見られるように、第2のスタック724は、第1の層702とともに形
成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)752を含み、S2P1 752
は、第2のスタック軸734のうちの1つに沿って、Tとして指定されたS2P1ピッチ
を有する。第2のスタック724は、第2の層704とともに形成された第2のスタック
の第2の周期構造(S2P2)754をさらに含み、S2P2 754は、第2のスタッ
ク軸734のうちのもう1つに沿って、Uとして指定されたS2P2ピッチを有する。
S2P1 752およびS2P2 754は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック724を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン760を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2のスタッ
クモアレパターン760は、ピッチVによって特徴付けられ、ピッチVは、等式17
に示すように、ピッチTおよびピッチUの関数である。
好ましくは、第2のスタック724は、モアレパターン760に影響を及ぼす第3の層
706とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック724は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン760に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン760に影響を及ぼさない第3
の層706とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック726は、第2の層704とともに形
成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)762を含み、S3P1 762
は、第3のスタック軸736のうちの1つに沿って、lUとして指定されたS3P1ピッ
チを有する。好ましくは、S3P1ピッチlUは、lとして指定された第3のスタック乗
算因子によって、S2P2ピッチUに関係付けられる。第3のスタック乗算因子lは、任
意の正の数とすることができる。第3のスタック726は、第3の層706とともに形成
された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)764をさらに含み、S3P2 7
64は、第3のスタック軸736のうちのもう1つに沿って、lTとして指定されたS3
P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチlTは、第3のスタック乗算因子lに
よってS1P1ピッチTに関係付けられる。S3P2ピッチlTをS2P1ピッチTに関
係付ける第3のスタック乗算因子lは、S3P1ピッチlUをS2P2ピッチUに関係付
ける第3のスタック乗算因子lと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形
態では、lの値は1であり、したがってS3P1ピッチlUはS2P2ピッチUに同一で
あり、S3P2ピッチlTはS2P1ピッチTに同一である。
S3P1 762およびS3P2 764は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック726を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン770を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン770は、ピッチVによって特徴付けられ、ピッチVは、等式18
に示すように、第3のスタック乗算因子l、ピッチU、およびピッチTの関数である。
好ましくは、第3のスタック726は、モアレパターン770に影響を及ぼす第1の層
702とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック726は、y軸
に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン770に影響を及ぼさ
ないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン770に影響を及ぼさない第1
の層702とともに形成された周期構造を含むことができる。
層702、704、および706のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチT、U、lU、およびlTは、標的700の画像を生成するために使用さ
れる位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッチS
、V、およびVの各々は、標的700の画像を生成するために使用される位置ずれ計
測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図8A~図8Dを次に参照すると、図8A~図8Dは、本発明の多層モアレ標的800
の別の実施形態の簡略化された図である。図8A~図8Dは、x軸、y軸、およびz軸に
よって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞ
れxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図8Aは概してxy平面を示し、図8B
、図8C、および図8Dはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的800は、図7を参照して本明細書に上述した標的700の代替配列の一例であり
、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意されたい。標
的800は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デバイス
ウエハ上に、少なくとも第1の層802、第2の層804、および第3の層806が形成
される。第1の層802、第2の層804、および第3の層806の各々は、xy平面に
平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層802、第2の層804、
および第3の層806は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。
好ましくは、第1の層802、第2の層804、および第3の層806間のいずれの材料
も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図8A~図8Dに示す実施形
態では、第1の層802は、第2の層804および第3の層806の下に位置し、第3の
層806は、第1の層802および第2の層804の上に位置する。しかし、層802、
804、および806は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することが
できることが理解されよう。
図8Aに特に見られるように、標的800は、4つの標的4半分812、814、81
6、および818を含む。図8Aに示す実施形態では、標的4半分812、814、81
6、および818の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°の整数倍数だけ
、他の標的4半分812、814、816、および818の各々のxy平面内の回転方向
とは異なる。加えて、標的800は、好ましくは、x方向もしくはy方向または両方のい
ずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好ましい実施形態によれば、
標的800は、重ね合わせ状態にあるとき、標的800の全体が、x方向における単一の
対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付けられるように設計される。し
かし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるときは、標的800の様々な要素が
、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分812、814、816、および818の各々は、第1の周期構造スタック
822、第2の周期構造スタック824、および第3の周期構造スタック826を含む。
第1のスタック822、第2のスタック824、および第3のスタック826の各々は、
1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック
822、第2のスタック824、および第3のスタック826のうちのいずれも、互いに
重複しない。図8A~図8Dで、第1のスタック822は、第2のスタック824および
第3のスタック826より、標的800の中心の近くに位置する状態で示されており、第
3のスタック826は、第1のスタック822および第2のスタック824より、標的8
00の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック822、第2
のスタック824、および第3のスタック826は、互いに対してxy平面に対して任意
の好適な配置で配置することができる。
図8A~図8Dに示す実施形態では、第1のスタック822、第2のスタック824、
および第3のスタック826の周期構造の各々は、複数の線および空間から形成された状
態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック822、第2のスタッ
ク824、および第3のスタック826の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成す
ることができることが理解されよう。第1のスタック822、第2のスタック824、お
よび第3のスタック826内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック822、第2のスタック
824、および第3のスタック826の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10nm
~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
図8Aに見られるように、4半分812、814、816、および818の各々におい
て、第1のスタック822と交差し、その中に位置する複数の第1の軸832を含む第1
の平面831と、第2のスタック824と交差し、その中に位置する複数の第2の軸83
4を含む第2の平面833と、第3のスタック826と交差し、その中に位置する複数の
第3の軸836を含む第3の平面835とが画定される。4半分812、814、816
、および818の各々における第1のスタック822、第2のスタック824、および第
3のスタック826の向きに応じて、第1の平面831、第2の平面833、および第3
の平面835の各々は、xz平面またはyz平面のいずれかであり、第1の軸832、第
2の軸834、および第3の軸836は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半
分812、814、816、および818の各々において、第1の平面831、第2の平
面833、および第3の平面835はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図8Bに特に見られるように、第1のスタック822は、第1の層802とともに形成
された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)842を含み、S1P1 842は
、第1のスタック軸832のうちの1つに沿って、Wとして指定されたS1P1ピッチを
有する。好ましくは、第1のスタック822は、第1のスタック822を撮像するとき、
S1P1 842とともにモアレパターンを生じさせるはずの第2の層804または第3
の層806のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック
822は、第1のスタック軸822に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期
的である周期構造、または第1のスタック822を撮像するときにモアレパターンを生じ
させないピッチサイズを有する周期構造など、第1のスタック822を撮像するときにモ
アレパターンを生じさせない第2の層804または第3の層806とともに形成された周
期構造を含むことができる。
図8Cに特に見られるように、第2のスタック824は、第1の層802とともに形成
された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)852を含み、S2P1 852は
、第2のスタック軸834のうちの1つに沿って、Xとして指定されたS2P1ピッチを
有する。第2のスタック824は、第2の層804とともに形成された第2のスタックの
第2の周期構造(S2P2)854をさらに含み、S2P2 854は、第2のスタック
軸834のうちのもう1つに沿って、Yとして指定されたS2P2ピッチを有する。
S2P1 852およびS2P2 854は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第2のスタック824を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン860を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2のスタッ
クモアレパターン860は、ピッチZによって特徴付けられ、ピッチZは、等式19
に示すように、ピッチXおよびピッチYの関数である。
好ましくは、第2のスタック824は、モアレパターン860に影響を及ぼす第3の層
806とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック824は、第2
のスタック軸834に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン860に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン860に影響を及ぼさない第3の層806とともに形成された周期構造
を含むことができる。
図8Dに特に見られるように、第3のスタック826は、第2の層804とともに形成
された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)862を含み、S3P1 862は
、第3のスタック軸836のうちの1つに沿って、mYとして指定されたS3P1ピッチ
を有する。好ましくは、S3P1ピッチmYは、mとして指定された第3のスタック乗算
因子によって、S2P2ピッチYに関係付けられる。第3のスタック乗算因子mは、任意
の正の数とすることができる。第3のスタック826は、第3の層806とともに形成さ
れた第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)864をさらに含み、S3P2 86
4は、第3のスタック軸836のうちのもう1つに沿って、mXとして指定されたS3P
2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチmXは、第3のスタック乗算因子mによ
ってS2P1ピッチXに関係付けられる。S3P2ピッチmXをS2P1ピッチXに関係
付ける第3のスタック乗算因子mは、S3P1ピッチmYをS2P2ピッチYに関係付け
る第3のスタック乗算因子mと同じ値を有することが理解されよう。本発明の一実施形態
では、mの値は1であり、したがってS3P1ピッチmYはS2P2ピッチYに同一であ
り、S3P2ピッチmXはS2P1ピッチXに同一である。
S3P1 862およびS3P2 864は、互いに少なくとも部分的に重なり、した
がって第3のスタック826を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン870を見
ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3のスタッ
クモアレパターン870は、ピッチZによって特徴付けられ、ピッチZは、等式20
に示すように、第3のスタック乗算因子m、ピッチY、およびピッチXの関数である。
好ましくは、第3のスタック826は、モアレパターン870に影響を及ぼす第1の層
802とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック826は、第3
のスタック軸836に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である周期構
造、またはモアレパターン870に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など
、モアレパターン870に影響を及ぼさない第1の層802とともに形成された周期構造
を含むことができる。
層802、804、および806のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ましくは
、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用し
て測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピー
タスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)700
である。ピッチX、Y、mY、およびmXは、標的800の画像を生成するために使用さ
れる位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッチW
、Z、およびZの各々は、標的800の画像を生成するために使用される位置ずれ計
測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図9Aを次に参照すると、図9Aは、標的900によって形成される多層半導体デバイ
スウエハの層702、704、および706(図7)、または802、804、および8
06(図8A~図8D)などの第1の層902、第2の層904、および第3の層906
間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向において、標的700(図7)または標
的800(図8A~図8D)などの多層モアレ標的900を使用して、位置ずれを計算す
る好ましい方法を示す簡略化された流れ図である。図9Bおよび図9Cをさらに参照する
と、図9Bおよび図9Cは、それぞれ図9Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態
の簡略化された絵図である。
標的800(図8A~図8D)を利用するとき、図9A~図9Cを参照して説明する方
法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1度だけ実行
することができることが理解されるが、典型的には、図9A~図9Cに説明する方法は、
x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行される。標的7
00(図7)を利用するとき、第1のスタック軸732、第2のスタック軸734、およ
び第3のスタック軸736が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算するこ
とができることも理解されよう。
第1のステップ907で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図9
Aおよび図9Bの方法で標的700を使用するとき、位置ずれを測定する方向は、第1の
スタック軸732、第2のスタック軸734、および第3のスタック軸736が平行にな
る方向になるように自動的に選択される。図9Aおよび図9Bの方法で標的800を使用
するとき、4半分814および818の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測
定するために利用され、4半分812および816の構造は、y軸に平行の方向における
位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ909で、標的900の画像が、調整可能な偏光、波長、お
よび開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮像位
置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corpor
ationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチT、U、lU
、lT、X、Y、mY、およびmXは、標的900の画像を生成するために使用される位
置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はないことに留意されたい。しか
し、ピッチS、W、V、V、Z、およびZの各々は、標的900の画像を生成す
るために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい
次のステップ911で、図9Bおよび図9Cに見られるように、第1の関心領域912
、第2の関心領域914、および第3の関心領域916は、ステップ907で選択された
4半分において、第1のスタック722、第2のスタック724、および第3のスタック
726(図7)、または第1のスタック822、第2のスタック824、および第3のス
タック826(図8A~図8D)など、それぞれの第1のスタック922、第2のスタッ
ク924、および第3のスタック926の各々に対して選択される。図9Bおよび図9C
の図示の実施形態に見られるように、第1の関心領域912、第2の関心領域914、お
よび第3の関心領域916は、好ましくは、第1のスタック922内に完全に位置する第
1の関心領域912に対して示すように、それぞれの第1のスタック922、第2のスタ
ック924、および第3のスタック926の各々に完全に位置するが、第1の関心領域9
12、第2の関心領域914、および第3の関心領域916は、それぞれの第2のスタッ
ク924および第3のスタック926を越えて延びる関心領域914および916に対し
て示すように、それぞれの第1のスタック922、第2のスタック924、および第3の
スタック926を越えて延びることもできることが理解されよう。図9Bおよび図9Cに
示す関心領域912、914、および916は、代表的な関心領域であり、ステップ91
1で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ931で、図9Bおよび図9Cに見られるように、ステップ911で選択
された第1の関心領域912のすべてのインスタンス間の対称点932の場所が計算され
る。次のステップ933で、図9Bおよび図9Cに見られるように、ステップ911で選
択された第2の関心領域914のすべてのインスタンス間の対称点934の場所が計算さ
れる。次のステップ935で、図9Bおよび図9Cに見られるように、ステップ911で
選択された第3の関心領域916のすべてのインスタンス間の対称点936の場所が計算
される。
次のステップ937で、ステップ907で選択された方向における、ステップ931で
識別された第1の1つ以上の関心領域912の対称点932の場所と、ステップ933で
識別された第2の1つ以上の関心領域914の対称点934の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ937で見出される距離は、利得αによって分割され、利得αは、標
的700の場合、等式21aに示すように、ピッチTおよびピッチUの関数である。
利得αはまた、標的800の場合、等式21bに示すように、ピッチXおよびピッチ
Yの関数である。
この結果は、ステップ907で選択された方向における第1の層902と第2の層90
4との間の位置ずれとして報告される。ステップ937で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチTおよびUまたはピッチXおよびYの相対値の関数、ならびに層902
および904のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ939で、ステップ907で選択された方向における、ステップ933で
識別された第2の1つ以上の関心領域914の対称点934の場所と、ステップ935で
識別された第3の1つ以上の関心領域916の対称点936の場所との間の距離が計算さ
れる。ステップ939で見出される距離は、利得αによって分割され、利得αは、標
的700の場合、等式22aに示すように、ピッチTおよびピッチUの関数である。
利得αはまた、標的800の場合、等式22bに示すように、ピッチXおよびピッチ
Yの関数である。
この結果は、ステップ907で選択された方向における第1の層902と第3の層90
6との間の位置ずれとして報告される。ステップ939で計算される距離に加えて、この
方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調
整方向は、ピッチTおよびUまたはピッチXおよびYの相対値の関数、ならびに層902
および906のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ941で、ステップ937で報告された位置ずれ値と、ステップ939で
報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ941で計算された差は、ステ
ップ907で選択された方向における第2の層904と第3の層と906との間の位置ず
れとして報告される。ステップ941で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、
上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
TおよびUまたはピッチXおよびYの相対値の関数、ならびに層904および906のう
ちのどちらが調整されるかである。
本発明の一実施形態では、図9A~図9Cを参照して本明細書に上述した方法の関連部
分は、形成される層902、904、および906のうちの最初の2つのみを使用して、
それらの層のうちの第3の層を形成する前に実行することができることが理解されよう。
本明細書に上述したように、層902、904、および906は、互いに対して任意の好
適な順序で形成することができる。
図10を次に参照すると、図10は、本発明の多層モアレ標的1000の別の実施形態
の簡略化された図である。図10は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異
なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、
およびyz平面と呼ぶ。図10は概してxy平面を示し、図10の拡大図A、B、および
Cはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的1000は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層1002、第2の層1004、および第3の層1
006が形成される。第1の層1002、第2の層1004、および第3の層1006の
各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層100
2、第2の層1004、および第3の層1006は、隣接する層とすることができるが、
必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1002、第2の層1004、および第
3の層1006間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有す
る。図10に示す実施形態では、第1の層1002は、第2の層1004および第3の層
1006の下に位置し、第3の層1006は、第1の層1002および第2の層1004
の上に位置する。しかし、層1002、1004、および1006は、互いに対してz軸
に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1002および第3の層1006とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1002とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1000のどの部分も、層1006とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図12A~図12Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。
図10は、標的1000の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的
1000は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図11A~図
11Dおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図1
0に示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、
様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的1000は、第1の周期構造スタック1022、第2の周期構造スタ
ック1024、および第3の周期構造スタック1026を含む。第1のスタック1022
、第2のスタック1024、および第3のスタック1026の各々は、1つ以上の周期構
造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1022、第2の
スタック1024、および第3のスタック1026のうちのいずれも、互いに重複しない
図10では、第1のスタック1022、第2のスタック1024、および第3のスタッ
ク1026の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されている
が、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1022、第2のスタック1024、お
よび第3のスタック1026の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することがで
きることが理解されよう。第1のスタック1022、第2のスタック1024、および第
3のスタック1026内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成す
ることができることがさらに理解されよう。第1のスタック1022、第2のスタック1
024、および第3のスタック1026の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10n
m~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
第1のxz平面1031が、第1のスタック1022と交差する。複数の第1の軸10
32が、第1のxz平面1031内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面103
3が、第2のスタック1024と交差する。複数の第2の軸1034が、第2のxz平面
1033内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面1035が、第3のスタック1
026と交差する。複数の第3の軸1036が、第3のxz平面1035内に位置し、x
軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック1022は、第1の層1002ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1042を含み、S1P1
1042は、第1のスタック軸1032のうちの1つに沿って、βとして指定されたS1
P1ピッチを有する。第1のスタック1022は、第2の層1004とともに形成された
第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)1044をさらに含み、S1P2 104
4は、第1のスタック軸1032のうちのもう1つに沿って、β-nとして指定されたS
1P2ピッチを有する。好ましくは、S1P2ピッチβ-nは、nとして指定された第1
のスタック加算項だけ、S1P1ピッチβとは異なる。第1のスタック加算項nは、0以
外の任意の値を有することができる。
S1P1 1042およびS1P2 1044は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック1022を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン10
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン1050は、ピッチγによって特徴付けられ、ピッチγ
、等式23に示すように、加算項n、ピッチβ、およびピッチβ-nの関数である。
好ましくは、第1のスタック1022は、モアレパターン1050に影響を及ぼす第3
の層1006とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック1022
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1050に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1050に影響を及
ぼさない第3の層1006とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Bに特に見られるように、第2のスタック1024は、第1の層1002ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1052を含み、S2P1
1052は、第2のスタック軸1034のうちの1つに沿って、βとして指定されたS2
P1ピッチを有する。S2P1ピッチβは、S1P1ピッチβと同じ値を有することが理
解されよう。第2のスタック1024は、第2の層1004とともに形成された第2のス
タックの第2の周期構造(S2P2)1054をさらに含み、S2P2 1054は、第
2のスタック軸1034のうちのもう1つに沿って、β+nとして指定されたS2P2ピ
ッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチβ+nは、nとして指定された第2のスタッ
ク加算項だけ、S2P1ピッチβとは異なる。第2のスタック加算項nは、第1のスタッ
ク加算項nと同じ値を有することが理解されよう。
S2P1 1052およびS2P2 1054は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック1024を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン10
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン1060は、ピッチγによって特徴付けられ、ピッチγ
、等式24に示すように、加算項n、ピッチβ、およびピッチβ+nの関数である。
好ましくは、第2のスタック1024は、モアレパターン1060に影響を及ぼす第3
の層1006とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック1024
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1060に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1060に影響を及
ぼさない第3の層1006とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック1026は、第2の層1004ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1062を含み、S3P1
1062は、第3のスタック軸1036のうちの1つに沿って、β+nとして指定された
S3P1ピッチを有する。S3P1ピッチβ+nは、S2P2ピッチβ+nと同じ値を有
することが理解されよう。第3のスタック1026は、第3の層1006とともに形成さ
れた第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1064をさらに含み、S3P2 1
064は、第3のスタック軸1036のうちのもう1つに沿って、βとして指定されたS
3P2ピッチを有する。S3P2ピッチβは、S1P1ピッチβと同じ値を有することが
理解されよう。
S3P1 1062およびS3P2 1064は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1026を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン10
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1070は、ピッチγによって特徴付けられ、ピッチγ
、等式25に示すように、加算項n、ピッチβ、およびピッチβ+nの関数である。
好ましくは、第3のスタック1026は、モアレパターン1070に影響を及ぼす第1
の層1002とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1026
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1070に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1070に影響を及
ぼさない第1の層1002とともに形成された周期構造を含むことができる。
層1002、1004、および1006のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチβ、β-n、およびβ+nは、標的1000の画像を生成するため
に使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、
ピッチγ、γ、およびγの各々は、標的1000の画像を生成するために使用され
る位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図11A~図11Dを次に参照すると、図11A~図11Dは、本発明の多層モアレ標
的1100の別の実施形態の簡略化された図である。図11A~図11Dは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図11Aは概してxy平
面を示し、図11B、図11C、および図11Dはxz平面に平行の平面を示すことに留
意されたい。
標的1100は、図10を参照して本明細書に上述した標的1000の代替配列の一例
であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意された
い。標的1100は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体
デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層1102、第2の層1104、および第3の層
1106が形成される。第1の層1102、第2の層1104、および第3の層1106
の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層11
02、第2の層1104、および第3の層1106は、隣接する層とすることができるが
、必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1102、第2の層1104、および
第3の層1106間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有
する。図11A~図11Dに示す実施形態では、第1の層1102は、第2の層1104
および第3の層1106の下に位置し、第3の層1106は、第1の層1102および第
2の層1104の上に位置する。しかし、層1102、1104、および1106は、互
いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1102および第3の層1106とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1102とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1100のどの部分も、層1106とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図12A~図12Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。
図11Aに特に見られるように、標的1100は、4つの標的4半分1112、111
4、1116、および1118を含む。図11Aに示す実施形態では、標的4半分111
2、1114、1116、および1118の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分1112、1114、1116、および111
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的1100は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的1100は、重ね合わせ状態にあるとき、標的1
100の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的1100の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分1112、1114、1116、および1118の各々は、第1の周期構造
スタック1122、第2の周期構造スタック1124、および第3の周期構造スタック1
126を含む。第1のスタック1122、第2のスタック1124、および第3のスタッ
ク1126の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好まし
くは、第1のスタック1122、第2のスタック1124、および第3のスタック112
6のうちのいずれも、互いに重複しない。図11A~図11Dで、第1のスタック112
2は、第2のスタック1124および第3のスタック1126より、標的1100の中心
の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック1126は、第1のスタック11
22および第2のスタック1124より、標的1100の縁部の近くに位置する状態で示
されている。しかし、第1のスタック1122、第2のスタック1124、および第3の
スタック1126は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することが
できる。
図11A~図11Dに示す実施形態では、第1のスタック1122、第2のスタック1
124、および第3のスタック1126の周期構造の各々が、複数の線および空間から形
成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1122、
第2のスタック1124、および第3のスタック1126の周期構造は、任意の好適な周
期特徴から形成することができることが理解されよう。第1のスタック1122、第2の
スタック1124、および第3のスタック1126内に含まれる周期構造を形成する周期
特徴は、下部構造から形成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック
1122、第2のスタック1124、および第3のスタック1126の周期構造の各々の
ピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800nm
である。
図11Aに見られるように、4半分1112、1114、1116、および1118の
各々において、第1のスタック1122と交差し、その中に位置する複数の第1の軸11
32を含む第1の平面1131と、第2のスタック1124と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸1134を含む第2の平面1133と、第3のスタック1126と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸1136を含む第3の平面1135とが画定される。
4半分1112、1114、1116、および1118の各々における第1のスタック1
122、第2のスタック1124、および第3のスタック1126の向きに応じて、第1
の平面1131、第2の平面1133、および第3の平面1135の各々は、xz平面ま
たはyz平面のいずれかであり、第1の軸1132、第2の軸1134、および第3の軸
1136は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分1112、1114、11
16、および1118の各々において、第1の平面1131、第2の平面1133、およ
び第3の平面1135はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図11Bに特に見られるように、第1のスタック1122は、第1の層1102ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1142を含み、S1P1
1142は、第1のスタック軸1132のうちの1つに沿って、δとして指定されたS1
P1ピッチを有する。第1のスタック1122は、第2の層1104とともに形成された
第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)1144をさらに含み、S1P2 114
4は、第1のスタック軸1132のうちのもう1つに沿って、δ-pとして指定されたS
1P2ピッチを有する。好ましくは、S1P2ピッチδ-pは、pとして指定された第1
のスタック加算項だけ、S1P1ピッチδとは異なる。第1のスタック加算項pは、0以
外の任意の値を有することができる。
S1P1 1142およびS1P2 1144は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック1122を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン11
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン1150は、ピッチεによって特徴付けられ、ピッチε
、等式26に示すように、加算項p、ピッチδ、およびピッチδ-pの関数である。
好ましくは、第1のスタック1122は、モアレパターン1150に影響を及ぼす第3
の層1106とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第1のスタック1122
は、第1のスタック軸1132に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1150に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1150に影響を及ぼさない第3の層1106とともに形
成された周期構造を含むことができる。
図11Cに特に見られるように、第2のスタック1124は、第1の層1102ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1152を含み、S2P1
1152は、第2のスタック軸1134のうちの1つに沿って、δとして指定されたS2
P1ピッチを有する。S2P1ピッチδは、S1P1ピッチδと同じ値を有することが理
解されよう。第2のスタック1124は、第2の層1104とともに形成された第2のス
タックの第2の周期構造(S2P2)1154をさらに含み、S2P2 1154は、第
2のスタック軸1134のうちのもう1つに沿って、δ+pとして指定されたS2P2ピ
ッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチδ+pは、pとして指定された第2のスタッ
ク加算項だけ、S2P1ピッチδとは異なる。第2のスタック加算項pは、第1のスタッ
ク加算項pと同じ値を有することが理解されよう。
S2P1 1152およびS2P2 1154は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック1124を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン11
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン1160は、ピッチεによって特徴付けられ、ピッチε
、等式27に示すように、加算項p、ピッチδ、およびピッチδ+pの関数である。
好ましくは、第2のスタック1124は、モアレパターン1160に影響を及ぼす第3
の層1106とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック1122
は、第2のスタック軸1134に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1160に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1160に影響を及ぼさない第3の層1106とともに形
成された周期構造を含むことができる。
図11Dに特に見られるように、第3のスタック1126は、第2の層1104ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1162を含み、S3P1
1162は、第3のスタック軸1136のうちの1つに沿って、δ+pとして指定された
S3P1ピッチを有する。S3P1ピッチδ+pは、S2P2ピッチδ+pと同じ値を有
することが理解されよう。第3のスタック1126は、第3の層1106とともに形成さ
れた第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1164をさらに含み、S3P2 1
164は、第3のスタック軸1136のうちのもう1つに沿って、δとして指定されたS
3P2ピッチを有する。S3P2ピッチδは、S1P1ピッチδと同じ値を有することが
理解されよう。
S3P1 1162およびS3P2 1164は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1126を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン11
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1170は、ピッチεによって特徴付けられ、ピッチε
、等式28に示すように、加算項p、ピッチδ、およびピッチδ+pの関数である。
好ましくは、第3のスタック1126は、モアレパターン1170に影響を及ぼす第1
の層1102とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1126
は、第3のスタック軸1136に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1170に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1170に影響を及ぼさない第1の層1102とともに形
成された周期構造を含むことができる。
層1102、1104、および1106のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチδ、δ-p、およびδ+pは、標的1100の画像を生成するため
に使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、
ピッチε、ε、およびεの各々は、標的1100の画像を生成するために使用され
る位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図12Aを次に参照すると、図12Aは、標的1200によって形成される多層半導体
デバイスウエハの層1002、1004、および1006(図10)、または1102、
1104、および1106(図11A~図11D)などの第1の層1202、第2の層1
204、および第3の層1206間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向におい
て、標的1000(図10)または標的1100(図11A~図11D)などの多層モア
レ標的1200を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図
である。図12Bおよび図12Cをさらに参照すると、図12Bおよび図12Cは、それ
ぞれ図12Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。
標的1100(図11A~図11D)を利用するとき、図12A~図12Cを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図12A~図12Cに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的1000(図10)を利用するとき、第1のスタック軸1032、第2のス
タック軸1034、および第3のスタック軸1036が平行になる1つの方向においての
み、位置ずれを計算することができることも理解されよう。
第1のステップ1207で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
12Aおよび図12Bの方法で標的1000を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸1032、第2のスタック軸1034、および第3のスタック軸10
36が平行になる方向になるように自動的に選択される。図12Aおよび図12Bの方法
で標的1100を使用するとき、4半分1114および1118の構造は、x軸に平行の
方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分1112および1116の構造
は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ1209で、標的1200の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチβ、β-
n、β+n、δ、δ-p、およびδ+pは、標的1200の画像を生成するために使用さ
れる位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はないことに留意されたい
。しかし、ピッチγ、γ、γ、ε、ε、およびεの各々は、標的1200の
画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であるこ
とが好ましい。
次のステップ1211で、図12Bおよび図12Cに見られるように、第1の関心領域
1212、第2の関心領域1214、および第3の関心領域1216は、ステップ120
7で選択された4半分において、第1のスタック1022、第2のスタック1024、お
よび第3のスタック1026(図10)、または第1のスタック1122、第2のスタッ
ク1124、および第3のスタック1126(図11A~図11D)など、それぞれの第
1のスタック1222、第2のスタック1224、および第3のスタック1226の各々
に対して選択される。図12Bおよび図12Cの図示の実施形態に見られるように、第1
の関心領域1212、第2の関心領域1214、および第3の関心領域1216は、好ま
しくは、第1のスタック1222内に完全に位置する第1の関心領域1212に対して示
すように、それぞれの第1のスタック1222、第2のスタック1224、および第3の
スタック1226の各々に完全に位置するが、第1の関心領域1212、第2の関心領域
1214、および第3の関心領域1216は、それぞれの第2のスタック1224および
第3のスタック1226を越えて延びる関心領域1214および1216に対して示すよ
うに、それぞれの第1のスタック1222、第2のスタック1224、および第3のスタ
ック1226を越えて延びることもできることが理解されよう。図12Bおよび図12C
に示す関心領域1212、1214、および1216は、代表的な関心領域であり、ステ
ップ1211で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ1231で、図12Bおよび図12Cに見られるように、ステップ121
1で選択された第1の関心領域1212のすべてのインスタンス間の対称点1232の場
所が計算される。次のステップ1233で、図12Bおよび図12Cに見られるように、
ステップ1211で選択された第2の関心領域1214のすべてのインスタンス間の対称
点1234の場所が計算される。次のステップ1235で、図12Bおよび図12Cに見
られるように、ステップ1211で選択された第3の関心領域1216のすべてのインス
タンス間の対称点1236の場所が計算される。
次のステップ1237で、ステップ1207で選択された方向における、ステップ12
31で識別された第1の1つ以上の関心領域1212の対称点1232の場所と、ステッ
プ1233で識別された第2の1つ以上の関心領域1214の対称点1234の場所との
間の距離が計算される。ステップ1237で見出される距離は、利得ζによって分割さ
れ、利得ζは、標的1000の場合、等式29aに示すように、ピッチβおよび加算項
nの関数である。
利得ζはまた、標的1100の場合、等式29bに示すように、ピッチδおよび加算
項pの関数である。
この結果は、ステップ1207で選択された方向における第1の層1202と第2の層
1204との間の位置ずれとして報告される。ステップ1237で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチβおよび加算項nまたはピッチδおよび加算項pの値の関数、
ならびに層1202および1204のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ1239で、ステップ1207で選択された方向における、ステップ12
33で識別された第2の1つ以上の関心領域1214の対称点1234の場所と、ステッ
プ1235で識別された第3の1つ以上の関心領域1216の対称点1236の場所との
間の距離が計算される。ステップ1239で見出される距離は、利得ζによって分割さ
れ、利得ζは、標的1000の場合、等式30aに示すように、ピッチβおよび加算項
nの関数である。
利得ζはまた、標的1100の場合、等式30bに示すように、ピッチδおよび加算
項pの関数である。
この結果は、ステップ1207で選択された方向における第1の層1202と第3の層
1206との間の位置ずれとして報告される。ステップ1239で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチβおよび加算項nまたはピッチδおよび加算項pの値の関数、
ならびに層1202および1206のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ1241で、ステップ1237で報告された位置ずれ値と、ステップ12
39で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ1241で計算された差
は、ステップ1207で選択された方向における第2の層1204と第3の層1206と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ1241で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチβおよび加算項nまたはピッチδおよび加算項pの値の関数、ならびに層
1204および1206のうちのどちらが調整されるかである。
好ましくは、第1の層1202および第3の層1206とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層1202とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図12A~図12Cを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ1237で報告
された位置ずれ値と、ステップ1241で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ1237および1241で報告された位置ずれ値の間の差は、図1
2A~図12Cの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
本発明の一実施形態では、図12A~図12Cを参照して本明細書に上述した方法の関
連部分は、層1202および1204のみを使用して、層1206を形成する前に実行す
ることができることが理解されよう。
図13を次に参照すると、図13は、本発明の多層モアレ標的1300の別の実施形態
の簡略化された図である。図13は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異
なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、
およびyz平面と呼ぶ。図13は概してxy平面を示し、図13の拡大図A、B、および
Cはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的1300は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層1302、第2の層1304、および第3の層1
306が形成される。第1の層1302、第2の層1304、および第3の層1306の
各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層130
2、第2の層1304、および第3の層1306は、隣接する層とすることができるが、
必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1302、第2の層1304、および第
3の層1306間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有す
る。図13に示す実施形態では、第1の層1302は、第2の層1304および第3の層
1306の下に位置し、第3の層1306は、第1の層1302および第2の層1304
の上に位置する。しかし、層1302、1304、および1306は、互いに対してz軸
に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1302および第3の層1306とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1302とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1300のどの部分も、層1306とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図15A~図15Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。
図13は、標的1300の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的
1300は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図14A~図
14Dおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図1
3に示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、
様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的1300は、第1の周期構造スタック1322、第2の周期構造スタ
ック1324、および第3の周期構造スタック1326を含む。第1のスタック1322
、第2のスタック1324、および第3のスタック1326の各々は、1つ以上の周期構
造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1322、第2の
スタック1324、および第3のスタック1326のうちのいずれも、互いに重複しない
図13では、第1のスタック1322、第2のスタック1324、および第3のスタッ
ク1326の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されている
が、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1322、第2のスタック1324、お
よび第3のスタック1326の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することがで
きることが理解されよう。第1のスタック1322、第2のスタック1324、および第
3のスタック1326内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成す
ることができることがさらに理解されよう。第1のスタック1322、第2のスタック1
324、および第3のスタック1326の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10n
m~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
第1のxz平面1331が、第1のスタック1322と交差する。複数の第1の軸13
32が、第1のxz平面1331内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面133
3が、第2のスタック1324と交差する。複数の第2の軸1334が、第2のxz平面
1333内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面1335が、第3のスタック1
326と交差する。複数の第3の軸1336が、第3のxz平面1335内に位置し、x
軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック1322は、第2の層1304ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1342を含み、S1P1
1342は、第1のスタック軸1332のうちの1つに沿って、ηとして指定されたS1
P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1322は、第1のスタック1322
を撮像するときにS1P1 1342とともにモアレパターンを生じさせるはずの第1の
層1302または第3の層1306のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。
しかし、第1のスタック1322は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、ま
たは第1のスタック1322を撮像するときにモアレパターンを生じさせないピッチサイ
ズを有する周期構造など、第1のスタック1322を撮像するときにモアレパターンを生
じさせない第1の層1302または第3の層1306とともに形成された周期構造を含む
ことができる。
拡大図Bに特に見られるように、第2のスタック1324は、第1の層1302ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1352を含み、S2P1
1352は、第2のスタック軸1334のうちの1つに沿って、θとして指定されたS2
P1ピッチを有する。第2のスタック1324は、第2の層1304とともに形成された
第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)1354をさらに含み、S2P2 135
4は、第2のスタック軸1334のうちのもう1つに沿って、ιとして指定されたS2P
2ピッチを有する。
S2P1 1352およびS2P2 1354は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック1324を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン13
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン1360は、ピッチκによって特徴付けられ、ピッチκ
、等式31に示すように、ピッチθおよびピッチιの関数である。
好ましくは、第2のスタック1324は、モアレパターン1360に影響を及ぼす第3
の層1306とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック1324
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1360に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1360に影響を及
ぼさない第3の層1306とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック1326は、第2の層1304ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1362を含み、S3P1
1362は、第3のスタック軸1336のうちの1つに沿って、λとして指定されたS3
P1ピッチを有する。第3のスタック1326は、第3の層1306とともに形成された
第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1364をさらに含み、S3P2 136
4は、第3のスタック軸1336のうちのもう1つに沿って、μとして指定されたS3P
2ピッチを有する。本発明の一実施形態では、S3P1ピッチλおよびS2P2ピッチι
の値は同一であり、S3P2ピッチμおよびS2P1ピッチθの値は同一である。
S3P1 1362およびS3P2 1364は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1326を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン13
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1370は、ピッチκによって特徴付けられ、ピッチκ
、等式32に示すように、ピッチλおよびピッチμの関数である。
好ましくは、第3のスタック1326は、モアレパターン1370に影響を及ぼす第1
の層1302とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1326
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1370に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1370に影響を及
ぼさない第1の層1302とともに形成された周期構造を含むことができる。
層1302、1304、および1306のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチθ、ι、λ、およびμは、標的1300の画像を生成するために使
用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッ
チη、κ、およびκの各々は、標的1300の画像を生成するために使用される位置
ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図14A~図14Dを次に参照すると、図14A~図14Dは、本発明の多層モアレ標
的1400の別の実施形態の簡略化された図である。図14A~図14Dは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図14Aは概してxy平
面を示し、図14B、図14C、および図14Dはxz平面に平行の平面を示すことに留
意されたい。
標的1400は、図13を参照して本明細書に上述した標的1300の代替配列の一例
であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意された
い。標的1400は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体
デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層1402、第2の層1404、および第3の層
1406が形成される。第1の層1402、第2の層1404、および第3の層1406
の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層14
02、第2の層1404、および第3の層1406は、隣接する層とすることができるが
、必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1402、第2の層1404、および
第3の層1406間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有
する。図14A~図14Dに示す実施形態では、第1の層1402は、第2の層1404
および第3の層1406の下に位置し、第3の層1406は、第1の層1402および第
2の層1404の上に位置する。しかし、層1402、1404、および1406は、互
いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1402および第3の層1406とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1402とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1400のどの部分も、層1406とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図15A~図15Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。
図14Aに特に見られるように、標的1400は、4つの標的4半分1412、141
4、1416、および1418を含む。図14Aに示す実施形態では、標的4半分141
2、1414、1416、および1418の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分1412、1414、1416、および141
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的1400は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的1400は、重ね合わせ状態にあるとき、標的1
400の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的1400の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分1412、1414、1416、および1418の各々は、第1の周期構造
スタック1422、第2の周期構造スタック1424、および第3の周期構造スタック1
426を含む。第1のスタック1422、第2のスタック1424、および第3のスタッ
ク1426の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好まし
くは、第1のスタック1422、第2のスタック1424、および第3のスタック142
6のうちのいずれも、互いに重複しない。図14A~図14Dで、第1のスタック142
2は、第2のスタック1424および第3のスタック1426より、標的1400の中心
の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック1426は、第1のスタック14
22および第2のスタック1424より、標的1400の縁部の近くに位置する状態で示
されている。しかし、第1のスタック1422、第2のスタック1424、および第3の
スタック1426は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することが
できる。
図14A~図14Dに示す実施形態では、第1のスタック1422、第2のスタック1
424、および第3のスタック1426の周期構造の各々が、複数の線および空間から形
成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1422、
第2のスタック1424、および第3のスタック1426の周期構造は、任意の好適な周
期特徴から形成することができることが理解されよう。第1のスタック1422、第2の
スタック1424、および第3のスタック1426内に含まれる周期構造を形成する周期
特徴は、下部構造から形成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック
1422、第2のスタック1424、および第3のスタック1426の周期構造の各々の
ピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800nm
である。
図14Aに見られるように、4半分1412、1414、1416、および1418の
各々において、第1のスタック1422と交差し、その中に位置する複数の第1の軸14
32を含む第1の平面1431と、第2のスタック1424と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸1434を含む第2の平面1433と、第3のスタック1426と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸1436を含む第3の平面1435とが画定される。
4半分1412、1414、1416、および1418の各々における第1のスタック1
422、第2のスタック1424、および第3のスタック1426の向きに応じて、第1
の平面1431、第2の平面1433、および第3の平面1435の各々は、xz平面ま
たはyz平面のいずれかであり、第1の軸1432、第2の軸1434、および第3の軸
1436は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分1412、1414、14
16、および1418の各々において、第1の平面1431、第2の平面1433、およ
び第3の平面1435はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図14Bに特に見られるように、第1のスタック1422は、第2の層1404ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1442を含み、S1P1
1442は、第1のスタック軸1432のうちの1つに沿って、νとして指定されたS1
P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1422は、第1のスタック1422
を撮像するときにS1P1 1442とともにモアレパターンを生じさせるはずの第1の
層1402または第3の層1406のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。
しかし、第1のスタック1422は、第1のスタック軸1432に直交する軸に沿ってx
y平面に平行の平面内で周期的である周期構造、または第1のスタック1422を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第1のスタ
ック1422を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層1402または第
3の層1406とともに形成された周期構造を含むことができる。
図14Cに特に見られるように、第2のスタック1424は、第1の層1402ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1452を含み、S2P1
1452は、第2のスタック軸1434のうちの1つに沿って、ξとして指定されたS2
P1ピッチを有する。第2のスタック1424は、第2の層1404とともに形成された
第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)1454をさらに含み、S2P2 145
4は、第2のスタック軸1434のうちのもう1つに沿って、πとして指定されたS2P
2ピッチを有する。
S2P1 1452およびS2P2 1454は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック1424を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン14
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン1460は、ピッチρによって特徴付けられ、ピッチρ
、等式33に示すように、ピッチξおよびピッチπの関数である。
好ましくは、第2のスタック1424は、モアレパターン1460に影響を及ぼす第3
の層1406とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック1424
は、第2のスタック軸1434に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1460に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1460に影響を及ぼさない第3の層1406とともに形
成された周期構造を含むことができる。
図14Dに特に見られるように、第3のスタック1426は、第2の層1404ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1462を含み、S3P1
1462は、第3のスタック軸1436のうちの1つに沿って、σとして指定されたS3
P1ピッチを有する。第3のスタック1426は、第3の層1406とともに形成された
第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1464をさらに含み、S3P2 146
4は、第3のスタック軸1436のうちのもう1つに沿って、τとして指定されたS3P
2ピッチを有する。本発明の一実施形態では、S3P1ピッチσおよびS2P2ピッチπ
の値は同一であり、S3P2ピッチτおよびS2P1ピッチξの値は同一である。
S3P1 1462およびS3P2 1464は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1426を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン14
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1470は、ピッチρによって特徴付けられ、ピッチρ
、等式34に示すように、ピッチσおよびピッチτの関数である。
好ましくは、第3のスタック1426は、モアレパターン1470に影響を及ぼす第1
の層1402とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1426
は、第3のスタック軸1436に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1470に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1470に影響を及ぼさない第1の層1402とともに形
成された周期構造を含むことができる。
層1402、1404、および1406のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチξ、π、σ、およびτは、標的1400の画像を生成するために使
用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッ
チν、ρ、およびρの各々は、標的1400の画像を生成するために使用される位置
ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図15Aを次に参照すると、図15Aは、標的1500によって形成される多層半導体
デバイスウエハの層1302、1304、および1306(図13)、または1402、
1404、および1406(図14A~図14D)などの第1の層1502、第2の層1
504、および第3の層1506間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向におい
て、標的1300(図13)または標的1400(図14A~図14D)などの多層モア
レ標的1500を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図
である。図15Bおよび図15Cをさらに参照すると、図15Bおよび図15Cは、それ
ぞれ図15Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。
標的1400(図14A~図14D)を利用するとき、図15A~図15Cを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図15A~図15Cに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的1300(図13)を利用するとき、第1のスタック軸1332、第2のス
タック軸1334、および第3のスタック軸1336が平行になる1つの方向においての
み、位置ずれを計算することができることも理解されよう。
第1のステップ1507で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
15Aおよび図15Bの方法で標的1300を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸1332、第2のスタック軸1334、および第3のスタック軸13
36が平行になる方向になるように自動的に選択される。図15Aおよび図15Bの方法
で標的1400を使用するとき、4半分1414および1418の構造は、x軸に平行の
方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分1412および1416の構造
は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ1509で、標的1500の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチθ、ι、
λ、μ、ξ、π、σ、およびτは、標的1500の画像を生成するために使用される位置
ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし
、ピッチη、ν、κ、κ、ρ、およびρの各々は、標的1500の画像を生成す
るために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい
次のステップ1511で、図15Bおよび図15Cに見られるように、第1の関心領域
1512、第2の関心領域1514、および第3の関心領域1516は、ステップ150
7で選択された4半分において、第1のスタック1322、第2のスタック1324、お
よび第3のスタック1326(図13)、または第1のスタック1422、第2のスタッ
ク1424、および第3のスタック1426(図14A~図14D)など、それぞれの第
1のスタック1522、第2のスタック1524、および第3のスタック1526の各々
に対して選択される。図15Bおよび図15Cの図示の実施形態に見られるように、第1
の関心領域1512、第2の関心領域1514、および第3の関心領域1516は、好ま
しくは、第1のスタック1522内に完全に位置する第1の関心領域1512に対して示
すように、それぞれの第1のスタック1522、第2のスタック1524、および第3の
スタック1526の各々に完全に位置するが、第1の関心領域1512、第2の関心領域
1514、および第3の関心領域1516は、それぞれの第2のスタック1524および
第3のスタック1526を越えて延びる関心領域1514および1516に対して示すよ
うに、それぞれの第1のスタック1522、第2のスタック1524、および第3のスタ
ック1526を越えて延びることもできることが理解されよう。図15Bおよび図15C
に示す関心領域1512、1514、および1516は、代表的な関心領域であり、ステ
ップ1511で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ1531で、図15Bおよび図15Cに見られるように、ステップ151
1で選択された第1の関心領域1512のすべてのインスタンス間の対称点1532の場
所が計算される。次のステップ1533で、図15Bおよび図15Cに見られるように、
ステップ1511で選択された第2の関心領域1514のすべてのインスタンス間の対称
点1534の場所が計算される。次のステップ1535で、図15Bおよび図15Cに見
られるように、ステップ1511で選択された第3の関心領域1516のすべてのインス
タンス間の対称点1536の場所が計算される。
次のステップ1537で、ステップ1507で選択された方向における、ステップ15
31で識別された第1の1つ以上の関心領域1512の対称点1532の場所と、ステッ
プ1533で識別された第2の1つ以上の関心領域1514の対称点1534の場所との
間の距離が計算される。ステップ1537で見出される距離は、利得υによって分割さ
れ、利得υは、標的1300の場合、等式35aに示すように、ピッチθおよびピッチ
ιの関数である。
利得υはまた、標的1400の場合、等式35bに示すように、ピッチπおよびピッ
チξの関数である。
この結果は、ステップ1507で選択された方向における第1の層1502と第2の層
1504との間の位置ずれとして報告される。ステップ1537で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチθおよびピッチιまたはピッチπおよびピッチξの相対値の関
数、ならびに層1502および1504のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ1539で、ステップ1507で選択された方向における、ステップ15
31で識別された第1の1つ以上の関心領域1512の対称点1532の場所と、ステッ
プ1535で識別された第3の1つ以上の関心領域1516の対称点1536の場所との
間の距離が計算される。ステップ1539で見出される距離は、利得υによって分割さ
れ、利得υは、標的1300の場合、等式36aに示すように、ピッチλおよびピッチ
μの関数である。
利得υはまた、標的1400の場合、等式36bに示すように、ピッチσおよびピッ
チτの関数である。
この結果は、ステップ1507で選択された方向における第2の層1504と第3の層
1506との間の位置ずれとして報告される。ステップ1539で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチθおよびピッチιまたはピッチπおよびピッチξの相対値の関
数、ならびに層1504および1506のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ1541で、第1の層1502と第3の層1506との間の位置ずれ値が
計算される。S3P1ピッチがS2P2ピッチと同じ値を有しておらず、S3P2ピッチ
がS2P1ピッチと同じ値を有していない、本明細書に上述した実施形態では、ステップ
1541で、ステップ1537で報告された位置ずれ値と、ステップ1539で報告され
た位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ1541で計算された差は、ステップ1
507で選択された方向における第1の層1502と第3の層1506との間の位置ずれ
として報告される。ステップ1541で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、
上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
θおよびピッチιまたはピッチπおよびピッチξの相対値の関数、ならびに層1502お
よび1506のうちのどちらが調整されるかである。
S3P1ピッチがS2P2ピッチと同じ値を有し、S3P2ピッチがS2P1ピッチと
同じ値を有する、本明細書に上述した実施形態では、ステップ1541で、ステップ15
07で選択された方向における、ステップ1533で識別された第2の1つ以上の関心領
域1514の対称点1534の場所と、ステップ1535で識別された第3の1つ以上の
関心領域1516の対称点1536の場所との間の距離が計算される。ステップ1541
で見出される距離は、利得υによって分割され、利得υは、標的1300の場合、等
式37aに示すように、ピッチθおよびピッチιの関数である。
利得υはまた、標的1400の場合、等式37bに示すように、ピッチπおよびピッ
チξの関数である。
この結果は、ステップ1507で選択された方向における第1の層1502と第3の層
1506との間の位置ずれとして報告される。ステップ1541で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチθおよびピッチιまたはピッチπおよびピッチξの相対値の関
数、ならびに層1502および1506のうちのどちらが調整されるかである。
好ましくは、第1の層1502および第3の層1506とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層1502とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図15A~図15Cを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ1537で報告
された位置ずれ値と、ステップ1539で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ1537および1539で報告された位置ずれ値の間の差は、図1
5A~図15Cの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
本発明の一実施形態では、図15A~図15Cを参照して本明細書に上述した方法の関
連部分は、層1502および1504のみを使用して、層1506を形成する前に実行す
ることができることが理解されよう。同様に、層1506が層1502の下に位置する本
発明の一実施形態では、図15A~図15Cを参照して本明細書に上述した方法の関連部
分は、層1504および1506のみを使用して、層1502を形成する前に実行するこ
とができる。
図16を次に参照すると、図16は、本発明の多層モアレ標的1600の別の実施形態
の簡略化された図である。図16は、x軸、y軸、およびz軸によって示される3つの異
なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つの次元をそれぞれxy平面、xz平面、
およびyz平面と呼ぶ。図16は概してxy平面を示し、図16の拡大図A、B、および
Cはxz平面に平行の平面を示すことに留意されたい。
標的1600は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層1602、第2の層1604、および第3の層1
606が形成される。第1の層1602、第2の層1604、および第3の層1606の
各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層160
2、第2の層1604、および第3の層1606は、隣接する層とすることができるが、
必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1602、第2の層1604、および第
3の層1606間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有す
る。図16に示す実施形態では、第1の層1602は、第2の層1604および第3の層
1606の下に位置し、第3の層1606は、第1の層1602および第2の層1604
の上に位置する。しかし、層1602、1604、および1606は、互いに対してz軸
に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1602および第2の層1604とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1602とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1600のどの部分も、層1604とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図18A~図18Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層1602お
よび第3の層1606とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層1602
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的1600のどの部分も、
層1606とともに形成されない。そのような実施形態は、図18A~図18Cを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図16は、標的1600の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形態では、標的
1600は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、図17A~図
17Dおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な標的は、図1
6に示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それらの複数のインスタンスは、
様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的1600は、第1の周期構造スタック1622、第2の周期構造スタ
ック1624、および第3の周期構造スタック1626を含む。第1のスタック1622
、第2のスタック1624、および第3のスタック1626の各々は、1つ以上の周期構
造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1622、第2の
スタック1624、および第3のスタック1626のうちのいずれも、互いに重複しない
図16では、第1のスタック1622、第2のスタック1624、および第3のスタッ
ク1626の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で示されている
が、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1622、第2のスタック1624、お
よび第3のスタック1626の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することがで
きることが理解されよう。第1のスタック1622、第2のスタック1624、および第
3のスタック1626内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形成す
ることができることがさらに理解されよう。第1のスタック1622、第2のスタック1
624、および第3のスタック1626の周期構造の各々のピッチは、好ましくは10n
m~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
第1のxz平面1631が、第1のスタック1622と交差する。複数の第1の軸16
32が、第1のxz平面1631内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面163
3が、第2のスタック1624と交差する。複数の第2の軸1634が、第2のxz平面
1633内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面1635が、第3のスタック1
626と交差する。複数の第3の軸1636が、第3のxz平面1635内に位置し、x
軸に平行である。
拡大図Aに特に見られるように、第1のスタック1622は、第2の層1604ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1642を含み、S1P1
1642は、第1のスタック軸1632のうちの1つに沿って、φとして指定されたS1
P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1622は、第1のスタック1622
を撮像するときにS1P1 1642とともにモアレパターンを生じさせるはずの第1の
層1602または第3の層1606のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。
しかし、第1のスタック1622は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、ま
たは第1のスタック1622を撮像するときにモアレパターンを生じさせないピッチサイ
ズを有する周期構造など、第1のスタック1622を撮像するときにモアレパターンを生
じさせない第1の層1602または第3の層1606とともに形成された周期構造を含む
ことができる。
拡大図Bに特に見られるように、第2のスタック1624は、第1の層1602ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1652を含み、第2のスタ
ック軸1634のうちの1つに沿って、χとして指定されたS2P1ピッチを有する。好
ましくは、第2のスタック1624は、第2のスタック1624を撮像するときにS1P
1 1652とともにモアレパターンを生じさせるはずの第2の層1604または第3の
層1606のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック
1624は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第2のスタック16
24を撮像するときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など
、第2のスタック1624を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第2の層16
04または第3の層1606とともに形成された周期構造を含むことができる。
拡大図Cに特に見られるように、第3のスタック1626は、第2の層1604ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1662を含み、S3P1
1662は、第3のスタック軸1636のうちの1つに沿って、ψとして指定されたS3
P1ピッチを有する。第3のスタック1626は、第3の層1606とともに形成された
第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1664をさらに含み、S3P2 166
4は、第3のスタック軸1636のうちのもう1つに沿って、ωとして指定されたS3P
2ピッチを有する。
S3P1 1662およびS3P2 1664は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1626を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン16
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1670は、ピッチ
「ヘブライ文字1」
によって特徴付けられ、これは等式38に示すように、ピッチψおよびピッチωの関数で
ある。
好ましくは、第3のスタック1626は、モアレパターン1670に影響を及ぼす第1
の層1602とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1626
は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモアレパターン1670に影
響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン1670に影響を及
ぼさない第1の層1602とともに形成された周期構造を含むことができる。
層1602、1604、および1606のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチψおよびωは、標的1600の画像を生成するために使用される位
置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッチφ、χ、
および
「ヘブライ文字2」
の各々は、標的1600の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによっ
て光学的に分解可能であることが好ましい。
図17A~図17Dを次に参照すると、図17A~図17Dは、本発明の多層モアレ標
的1700の別の実施形態の簡略化された図である。図17A~図17Dは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図17Aは概してxy平
面を示し、図17B、図17C、および図17Dはxz平面に平行の平面を示すことに留
意されたい。
標的1700は、図16を参照して本明細書に上述した標的1600の代替配列の一例
であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述することに留意された
い。標的1700は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体
デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層1702、第2の層1704、および第3の層
1706が形成される。第1の層1702、第2の層1704、および第3の層1706
の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定することが理解されよう。第1の層17
02、第2の層1704、および第3の層1706は、隣接する層とすることができるが
、必ずしもその必要はない。好ましくは、第1の層1702、第2の層1704、および
第3の層1706間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有
する。図17A~図17Dに示す実施形態では、第1の層1702は、第2の層1704
および第3の層1706の下に位置し、第3の層1706は、第1の層1702および第
2の層1704の上に位置する。しかし、層1702、1704、および1706は、互
いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層1702および第2の層1704とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1702とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1700のどの部分も、層1704とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図18A~図18Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層1702お
よび第3の層1706とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層1702
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的1700のどの部分も、
層1706とともに形成されない。そのような実施形態は、図18A~図18Cを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図17Aに特に見られるように、標的1700は、4つの標的4半分1712、171
4、1716、および1718を含む。図17Aに示す実施形態では、標的4半分171
2、1714、1716、および1718の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分1712、1714、1716、および171
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的1700は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的1700は、重ね合わせ状態にあるとき、標的1
700の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的1700の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分1712、1714、1716、および1718の各々は、第1の周期構造
スタック1722、第2の周期構造スタック1724、および第3の周期構造スタック1
726を含む。第1のスタック1722、第2のスタック1724、および第3のスタッ
ク1726の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好まし
くは、第1のスタック1722、第2のスタック1724、および第3のスタック172
6のうちのいずれも、互いに重複しない。図17A~図17Dで、第1のスタック172
2は、第2のスタック1724および第3のスタック1726より、標的1700の中心
の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック1726は、第1のスタック17
22および第2のスタック1724より、標的1700の縁部の近くに位置する状態で示
されている。しかし、第1のスタック1722、第2のスタック1724、および第3の
スタック1726は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することが
できる。
図17A~図17Dに示す実施形態では、第1のスタック1722、第2のスタック1
724、および第3のスタック1726の周期構造の各々が、複数の線および空間から形
成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1722、
第2のスタック1724、および第3のスタック1726の周期構造は、任意の好適な周
期特徴から形成することができることが理解されよう。第1のスタック1722、第2の
スタック1724、および第3のスタック1726内に含まれる周期構造を形成する周期
特徴は、下部構造から形成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック
1722、第2のスタック1724、および第3のスタック1726の周期構造の各々の
ピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800nm
である。
図17Aに見られるように、4半分1712、1714、1716、および1718の
各々において、第1のスタック1722と交差し、その中に位置する複数の第1の軸17
32を含む第1の平面1731と、第2のスタック1724と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸1734を含む第2の平面1733と、第3のスタック1726と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸1736を含む第3の平面1735とが画定される。
4半分1712、1714、1716、および1718の各々における第1のスタック1
722、第2のスタック1724、および第3のスタック1726の向きに応じて、第1
の平面1731、第2の平面1733、および第3の平面1735の各々は、xz平面ま
たはyz平面のいずれかであり、第1の軸1732、第2の軸1734、および第3の軸
1736は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分1712、1714、17
16、および1718の各々において、第1の平面1731、第2の平面1733、およ
び第3の平面1735はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図17Bに特に見られるように、第1のスタック1722は、第2の層1704ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1742を含み、S1P1
1742は、第1のスタック軸1732のうちの1つに沿って、Γとして指定されたS1
P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1722は、第1のスタック1722
を撮像するときにS1P1 1742とともにモアレパターンを生じさせるはずの第1の
層1702または第3の層1706のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。
しかし、第1のスタック1722は、第1のスタック軸1732に直交する軸に沿ってx
y平面に平行の平面内で周期的である周期構造、または第1のスタック1722を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第1のスタ
ック1722を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層1702または第
3の層1706とともに形成された周期構造を含むことができる。
図17Cに特に見られるように、第2のスタック1724は、第1の層1702ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1752を含み、S2P1
1752は、第2のスタック軸1734のうちの1つに沿って、Θとして指定されたS2
P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック1724は、第2のスタック1724
を撮像するときにS1P1 1752とともにモアレパターンを生じさせるはずの第2の
層1704または第3の層1706のいずれかとともに形成された周期構造を含まない。
しかし、第2のスタック1724は、第2のスタック軸1734に直交する軸に沿ってx
y平面に平行の平面内で周期的である周期構造、または第2のスタック1724を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第2のスタ
ック1724を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第2の層1704または第
3の層1706とともに形成された周期構造を含むことができる。
図17Dに特に見られるように、第3のスタック1726は、第2の層1704ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1762を含み、S3P1
1762は、第3のスタック軸1736のうちの1つに沿って、Λとして指定されたS3
P1ピッチを有する。第3のスタック1726は、第3の層1706とともに形成された
第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)1764をさらに含み、S3P2 176
4は、第3のスタック軸1736のうちのもう1つに沿って、Ξとして指定されたS3P
2ピッチを有する。
S3P1 1762およびS3P2 1764は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1726を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン17
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1770は、ピッチΠによって特徴付けられ、ピッチΠ
、等式39に示すように、ピッチΛおよびピッチΞの関数である。
好ましくは、第3のスタック1726は、モアレパターン1770に影響を及ぼす第1
の層1702とともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック1726
は、第3のスタック軸1736に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的で
ある周期構造、またはモアレパターン1770に影響を及ぼさないピッチサイズを有する
周期構造など、モアレパターン1770に影響を及ぼさない第1の層1702とともに形
成された周期構造を含むことができる。
層1702、1704、および1706のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチΛおよびΞは、標的1700の画像を生成するために使用される位
置ずれ計測ツールによって光学的に分解可能である必要はない。しかし、ピッチΓ、Θ、
およびΠの各々は、標的1700の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツー
ルによって光学的に分解可能であることが好ましい。
図18Aを次に参照すると、図18Aは、標的1800によって形成される多層半導体
デバイスウエハの層1602、1604、および1606(図16)、または1702、
1704、および1706(図17A~図17D)などの第1の層1802、第2の層1
804、および第3の層1806間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向におい
て、標的1600(図16)または標的1700(図17A~図17D)などの多層モア
レ標的1800を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化された流れ図
である。図18Bおよび図18Cをさらに参照すると、図18Bおよび図18Cは、それ
ぞれ図18Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵図である。
標的1700(図17A~図17D)を利用するとき、図18A~図18Cを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図18A~図18Cに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的1600(図16)を利用するとき、第1のスタック軸1632、第2のス
タック軸1634、および第3のスタック軸1636が平行になる1つの方向においての
み、位置ずれを計算することができることも理解されよう。
第1のステップ1807で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
18Aおよび図18Bの方法で標的1600を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸1632、第2のスタック軸1634、および第3のスタック軸16
36が平行になる方向になるように自動的に選択される。図18Aおよび図18Bの方法
で標的1700を使用するとき、4半分1714および1718の構造は、x軸に平行の
方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分1712および1716の構造
は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ1809で、標的1800の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチψ、ω、
Λ、およびΞは、標的1800の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールに
よって光学的に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチφ、χ、
「ヘブライ文字3」
、Γ、Θ、およびΠの各々は、標的1800の画像を生成するために使用される位置ず
れ計測ツールによって光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ1811で、図18Bおよび図18Cに見られるように、第1の関心領域
1812、第2の関心領域1814、および第3の関心領域1816は、ステップ180
7で選択された4半分において、第1のスタック1622、第2のスタック1624、お
よび第3のスタック1626(図16)、または第1のスタック1722、第2のスタッ
ク1724、および第3のスタック1726(図17A~図17D)など、それぞれの第
1のスタック1822、第2のスタック1824、および第3のスタック1826の各々
に対して選択される。図18Bおよび図18Cの図示の実施形態に見られるように、第1
の関心領域1812、第2の関心領域1814、および第3の関心領域1816は、好ま
しくは、第1のスタック1822内に完全に位置する第1の関心領域1812に対して示
すように、それぞれの第1のスタック1822、第2のスタック1824、および第3の
スタック1826の各々に完全に位置するが、第1の関心領域1812、第2の関心領域
1814、および第3の関心領域1816は、それぞれの第2のスタック1824および
第3のスタック1826を越えて延びる関心領域1814および1816に対して示すよ
うに、それぞれの第1のスタック1822、第2のスタック1824、および第3のスタ
ック1826を越えて延びることもできることが理解されよう。図18Bおよび図18C
に示す関心領域1812、1814、および1816は、代表的な関心領域であり、ステ
ップ1811で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解されよう。
次のステップ1831で、図18Bおよび図18Cに見られるように、ステップ181
1で選択された第1の関心領域1812のすべてのインスタンス間の対称点1832の場
所が計算される。次のステップ1833で、図18Bおよび図18Cに見られるように、
ステップ1811で選択された第2の関心領域1814のすべてのインスタンス間の対称
点1834の場所が計算される。次のステップ1835で、図18Bおよび図18Cに見
られるように、ステップ1811で選択された第3の関心領域1816のすべてのインス
タンス間の対称点1836の場所が計算される。
次のステップ1837で、ステップ1807で選択された方向における、ステップ18
31で識別された第1の1つ以上の関心領域1812の対称点1832の場所と、ステッ
プ1833で識別された第2の1つ以上の関心領域1814の対称点1834の場所との
間の距離が計算される。ステップ1837で見出される距離は、ステップ1807で選択
された方向における第1の層1802と第2の層1804との間の位置ずれとして報告さ
れる。ステップ1837で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、または下
などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、対称点1832およ
び1834の場所の関数、ならびに層1802および1806のうちのどちらが調整され
るかである。
次のステップ1839で、ステップ1807で選択された方向における、ステップ18
31で識別された第1の1つ以上の関心領域1812の対称点1832の場所と、ステッ
プ1835で識別された第3の1つ以上の関心領域1816の対称点1836の場所との
間の距離が計算される。ステップ1839で見出される距離は、利得Ωによって分割さ
れ、利得Ωは、標的1600の場合、等式40aに示すように、ピッチψおよびピッチ
ωの関数である。
利得Ωはまた、標的1700の場合、等式40bに示すように、ピッチΛおよびピッ
チΞの関数である。
この結果は、ステップ1807で選択された方向における第2の層1804と第3の層
1806との間の位置ずれとして報告される。ステップ1839で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチψおよびピッチωまたはピッチΛおよびピッチΞの相対値の関
数、ならびに層1804および1806のうちのどちらが調整されるかである。
次のステップ1841で、ステップ1837で報告された位置ずれ値と、ステップ18
39で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ1841で計算された差
は、ステップ1807で選択された方向における第1の層1802と第3の層1806と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ1841で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチψおよびピッチωまたはピッチΛおよびピッチΞの相対値の関数、ならび
に層1802および1806のうちのどちらが調整されるかである。
好ましくは、第1の層1802および第2の層1804とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層1802とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図18A~図18Cを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ1839で報告
された位置ずれ値と、ステップ1841で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ1839および1841で報告された位置ずれ値の間の差は、図1
8A~図18Cの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第1の層1802および第3の層1806とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層1802とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図18A~図18Cを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ1837で報告
された位置ずれ値と、ステップ1839で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ1837および1839で報告された位置ずれ値の間の差は、図1
8A~図18Cの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
本発明の一実施形態では、図18A~図18Cを参照して本明細書に上述した方法の関
連部分は、層1802および1804のみを使用して、層1806を形成する前に実行す
ることができることが理解されよう。同様に、層1806が層1802の下に位置する本
発明の一実施形態では、図18A~図18Cを参照して本明細書に上述した方法の関連部
分は、層1804および1806のみを使用して、層1802を形成する前に実行するこ
とができる。
図19A~図19Dを次に参照すると、図19A~図19Dは、本発明の多層モアレ標
的1900の別の実施形態の簡略化された図である。図19A~図19Dは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図19Aは概してxy平
面を示し、図19B、図19C、および図19Dはxz平面に平行の平面を示すことに留
意されたい。
標的1900は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層1902、第2の層1904、第3の層1906
、および第4の層1908が形成される。第1の層1902、第2の層1904、第3の
層1906、および第4の層1908の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定す
ることが理解されよう。第1の層1902、第2の層1904、第3の層1906、およ
び第4の層1908は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。好
ましくは、第1の層1902、第2の層1904、第3の層1906、および第4の層1
908間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図1
9A~図19Dに示す実施形態では、第1の層1902は、第2の層1904、第3の層
1906、および第4の層1908の下に位置し、第2の層1904は、第3の層190
6および第4の層1908の下に位置し、第4の層1908は、第1の層1902、第2
の層1904、および第3の層1906の上に位置する。しかし、層1902、1904
、1906、および1908は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置する
ことができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第2の層1904および第3の層1906とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層1904とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的1900のどの部分も、層1906とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図21A~図21Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層1904お
よび第4の層1908とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層1904
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的1900のどの部分も、
層1908とともに形成されない。そのような実施形態は、図21A~図21Cを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第3の層1906および第4の層1908とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層1906とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的1900のどの部分も、層1908とともに形成されない。そのような実施形態は
、図21A~図21Cを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。
図19A~図19Dは、標的1900の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形
態では、標的1900は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、
図20A~図20Dおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な
標的は、図19A~図19Dに示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それら
の複数のインスタンスは、様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的1900は、第1の周期構造スタック1922、第2の周期構造スタ
ック1924、および第3の周期構造スタック1926を含む。第1のスタック1922
、第2のスタック1924、および第3のスタック1926の各々は、1つ以上の周期構
造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック1922、第2の
スタック1924、および第3のスタック1926のうちのいずれも、互いに重複しない
図19A~図19Dでは、第1のスタック1922、第2のスタック1924、および
第3のスタック1926の周期構造の各々が、複数の線および空間から形成された状態で
示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック1922、第2のスタック
1924、および第3のスタック1926の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成
することができることが理解されよう。第1のスタック1922、第2のスタック192
4、および第3のスタック1926内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構
造から形成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック1922、第2
のスタック1924、および第3のスタック1926の周期構造の各々のピッチは、好ま
しくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800nmである。
第1のxz平面1931が、第1のスタック1922と交差する。複数の第1の軸19
32が、第1のxz平面1931内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面193
3が、第2のスタック1924と交差する。複数の第2の軸1934が、第2のxz平面
1933内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面1935が、第3のスタック1
926と交差する。複数の第3の軸1936が、第3のxz平面1935内に位置し、x
軸に平行である。
図19Bに特に見られるように、第1のスタック1922は、第1の層1902ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)1942を含み、S1P1
1942は、第1のスタック軸1932のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字4」
として指定されたS1P1ピッチを有する。第1のスタック1922は、第2の層190
4とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)1944をさらに含
み、S1P2 1944は、第1のスタック軸1932のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字5」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 1942およびS1P2 1944は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック1922を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン19
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン1950は、ピッチ
「ヘブライ文字6」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字7」
は、等式41に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字8」
および
「ヘブライ文字9」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック1922は、モアレパターン1950に影響を及ぼす第3
の層1906または第4の層1908とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック1922は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン1950に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン1950に影響を及ぼさない第3の層1906または第4の層1908とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図19Cに特に見られるように、第2のスタック1924は、第1の層1902ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)1952を含み、S2P1
1952は、第2のスタック軸1934のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字10」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字11」
は、qとして指定された第2のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字12」
に関係付けられる。第2のスタック乗算因子qは、任意の正の数とすることができる。第
2のスタック1924は、第3の層1906とともに形成された第2のスタックの第2の
周期構造(S2P2)1954をさらに含み、S2P2 1954は、第2のスタック軸
1934のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字13」
として指定されたS2P2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字14」
は、第2のスタック乗算因子qによって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字15」
に関係付けられる。S2P2ピッチ
「ヘブライ文字16」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字17」
に関係付ける第2のスタック乗算因子qは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字18」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字19」
に関係付ける第2のスタック乗算因子qと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、qの値は1であり、したがってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字20」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字21」
に同一であり、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字22」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字23」
に同一である。
S2P1 1952およびS2P2 1954は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック1924を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン19
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン1960は、ピッチ
「ヘブライ文字24」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ25」
は、等式42に示すように、第2のスタック乗算因子q、ピッチ
「ヘブライ文字26」
、およびピッチ
「ヘブライ文字27」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック1924は、モアレパターン1960に影響を及ぼす第2
の層1904または第4の層1908とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック1924は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン1960に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン1960に影響を及ぼさない第2の層1904または第4の層1908とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図19Dに特に見られるように、第3のスタック1926は、第1の層1902ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)1962を含み、S3P1
1962は、第3のスタック軸1936のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字28」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字29」
は、rとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字30」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子rは、任意の正の数とすることができる。第
3のスタック1926は、第4の層1908とともに形成された第3のスタックの第2の
周期構造(S3P2)1964をさらに含み、S3P2 1964は、第3のスタック軸
1936のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字31」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字32」
は、第3のスタック乗算因子rによってS1P2ピッチ
「ヘブライ文字33」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字34」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字35」
に関係付ける第3のスタック乗算因子rは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字36」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字37」
に関係付ける第3のスタック乗算因子rと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、rの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字38」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字39」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字40」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字41」
に同一である。
S3P1 1962およびS3P2 1964は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック1926を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン19
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン1970は、ピッチ
「ヘブライ文字42」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字43」
は、等式43に示すように、第3のスタック乗算因子r、ピッチ
「ヘブライ文字44」
、およびピッチ
「ヘブライ文字45」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック1926は、モアレパターン1970に影響を及ぼす第2
の層1904または第3の層1906とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック1926は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン1970に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン1970に影響を及ぼさない第2の層1904または第3の層1906とともに形成
された周期構造を含むことができる。
層1904、1906、および1908のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチ
「ヘブライ文字46」

「ヘブライ文字47」

「ヘブライ文字48」

「ヘブライ文字49」

「ヘブライ文字50」
、および
「ヘブライ文字51」
は、標的1900の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字52」

「ヘブライ文字53」
、および
「ヘブライ文字54」
の各々は、標的1900の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図20A~図20Dを次に参照すると、図20A~図20Dは、本発明の多層モアレ標
的2000の別の実施形態の簡略化された図である。図20A~図20Dは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図20Aは概してxy平
面を示し、図20B、図20C、および図20Dはxz平面に平行の平面を示すことに留
意されたい。
標的2000は、図19A~図19Dを参照して本明細書に上述した標的1900の代
替配列の一例であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述すること
に留意されたい。標的2000は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ま
しくは半導体デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層2002、第2の層2004、第
3の層2006、および第4の層2008が形成される。第1の層2002、第2の層2
004、第3の層2006、および第4の層2008の各々は、xy平面に平行の略平面
の表面を画定することが理解されよう。第1の層2002、第2の層2004、第3の層
2006、および第4の層2008は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその
必要はない。好ましくは、第1の層2002、第2の層2004、第3の層2006、お
よび第4の層2008間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性
を有する。図20A~図20Dに示す実施形態では、第1の層2002は、第2の層20
04、第3の層2006、および第4の層2008の下に位置し、第2の層2004は、
第3の層2006および第4の層2008の下に位置し、第4の層2008は、第1の層
2002、第2の層2004、および第3の層2006の上に位置する。しかし、層20
02、2004、2006、および2008は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な
順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第2の層2004および第3の層2006とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2004とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2000のどの部分も、層2006とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図21A~図21Cを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層2004お
よび第4の層2008とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2004
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2000のどの部分も、
層2008とともに形成されない。そのような実施形態は、図21A~図21Cを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第3の層2006および第4の層2008とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層2006とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的2000のどの部分も、層2008とともに形成されない。そのような実施形態は
、図21A~図21Cを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。
図20Aに特に見られるように、標的2000は、4つの標的4半分2012、201
4、2016、および2018を含む。図20Aに示す実施形態では、標的4半分201
2、2014、2016、および2018の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分2012、2014、2016、および201
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的2000は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的2000は、重ね合わせ状態にあるとき、標的2
000の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的2000の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分2012、2014、2016、および2018の各々は、第1の周期構造
スタック2022、第2の周期構造スタック2024、および第3の周期構造スタック2
026を含む。第1のスタック2022、第2のスタック2024、および第3のスタッ
ク2026の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好まし
くは、第1のスタック2022、第2のスタック2024、および第3のスタック202
6のうちのいずれも、互いに重複しない。図20A~図20Dで、第1のスタック202
2は、第2のスタック2024および第3のスタック2026より、標的2000の中心
の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック2026は、第1のスタック20
22および第2のスタック2024より、標的2000の縁部の近くに位置する状態で示
されている。しかし、第1のスタック2022、第2のスタック2024、および第3の
スタック2026は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することが
できる。
図20A~図20Dに示す実施形態では、第1のスタック2022、第2のスタック2
024、および第3のスタック2026の周期構造の各々が、複数の線および空間から形
成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック2022、
第2のスタック2024、および第3のスタック2026の周期構造は、任意の好適な周
期特徴から形成することができることが理解されよう。第1のスタック2022、第2の
スタック2024、および第3のスタック2026内に含まれる周期構造を形成する周期
特徴は、下部構造から形成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック
2022、第2のスタック2024、および第3のスタック2026の周期構造の各々の
ピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800nm
である。
図20Aに見られるように、4半分2012、2014、2016、および2018の
各々において、第1のスタック2022と交差し、その中に位置する複数の第1の軸20
32を含む第1の平面2031と、第2のスタック2024と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸2034を含む第2の平面2033と、第3のスタック2026と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸2036を含む第3の平面2035とが画定される。
4半分2012、2014、2016、および2018の各々における第1のスタック2
022、第2のスタック2024、および第3のスタック2026の向きに応じて、第1
の平面2031、第2の平面2033、および第3の平面2035の各々は、xz平面ま
たはyz平面のいずれかであり、第1の軸2032、第2の軸2034、および第3の軸
2036は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分2012、2014、20
16、および2018の各々において、第1の平面2031、第2の平面2033、およ
び第3の平面2035はすべて互いに平行であることが理解されよう。
図20Bに特に見られるように、第1のスタック2022は、第1の層2002ととも
に形成された第1のスタックの第1の周期構造(S1P1)2042を含み、S1P1
2042は、第1のスタック軸2032のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字55」
として指定されたS1P1ピッチを有する。第1のスタック2022は、第2の層200
4とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)2044をさらに含
み、S1P2 2044は、第1のスタック軸2032のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字56」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2042およびS1P2 2044は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2022を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン20
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2050は、ピッチ
「ヘブライ文字57」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字58」
は、等式44に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字59」
および
「ヘブライ文字60」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2022は、モアレパターン2050に影響を及ぼす第3
の層2006または第4の層2008とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2022は、第1のスタック軸2032に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2050に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2050に影響を及ぼさない第3
の層2006または第4の層2008とともに形成された周期構造を含むことができる。
図20Cに特に見られるように、第2のスタック2024は、第1の層2002ととも
に形成された第2のスタックの第1の周期構造(S2P1)2052を含み、S2P1
2052は、第2のスタック軸2034のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字61」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字62」
は、sとして指定された第2のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字63」
に関係付けられる。第2のスタック乗算因子sは、任意の正の数とすることができる。第
2のスタック2024は、第3の層2006とともに形成された第2のスタックの第2の
周期構造(S2P2)2054をさらに含み、S2P2 2054は、第2のスタック軸
2034のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字64」
として指定されたS2P2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字65」
は、第2のスタック乗算因子sによってS1P2ピッチ
「ヘブライ文字66」
に関係付けられる。S2P2ピッチ
「ヘブライ文字67」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字68」
に関係付ける第2のスタック乗算因子sは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字69」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字70」
に関係付ける第2のスタック乗算因子sと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、sの値は1であり、したがってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字71」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字72」
に同一であり、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字73」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字74」
に同一である。
S2P1 2052およびS2P2 2054は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック2024を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン20
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン2060は、ピッチ
「ヘブライ文字75」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字76」
は、等式45に示すように、第2のスタック乗算因子q、ピッチ
「ヘブライ文字77」
、およびピッチ
「ヘブライ文字78」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック2024は、モアレパターン2060に影響を及ぼす第2
の層2004または第4の層2008とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック2024は、第2のスタック軸2034に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2060に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2060に影響を及ぼさない第2
の層2004または第4の層2008とともに形成された周期構造を含むことができる。
図20Dに特に見られるように、第3のスタック2026は、第1の層2002ととも
に形成された第3のスタックの第1の周期構造(S3P1)2062を含み、S3P1
2062は、第3のスタック軸2036のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字79」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字80」
は、tとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字81」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子tは、任意の正の数とすることができる。第
3のスタック2026は、第4の層2008とともに形成された第3のスタックの第2の
周期構造(S3P2)2064をさらに含み、S3P2 2064は、第3のスタック軸
2036のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字82」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字83」
は、第3のスタック乗算因子tによってS1P2ピッチ
「ヘブライ文字84」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字85」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字86」
に関係付ける第3のスタック乗算因子tは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字87」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字88」
に関係付ける第3のスタック乗算因子tと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、tの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字89」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字90」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字91」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字91」
に同一である。
S3P1 2062およびS3P2 2064は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2026を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン20
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2070は、ピッチ
「ヘブライ文字92」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字93」
は、等式46に示すように、第3のスタック乗算因子t、ピッチ
「ヘブライ文字94」
、およびピッチ
「ヘブライ文字95」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2026は、モアレパターン2070に影響を及ぼす第2
の層2004または第3の層2006とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2026は、第3のスタック軸2036に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2070に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2070に影響を及ぼさない第2
の層2004または第3の層2006とともに形成された周期構造を含むことができる。
層2004、2006、および2008のうちのいずれか2つの間の位置ずれは、好ま
しくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを
使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミ
ルピータスのKLA Corporationから市販されているArcher(商標)
700である。ピッチ
「ヘブライ文字96」

「ヘブライ文字97」

「ヘブライ文字98」

「ヘブライ文字99」

「ヘブライ文字100」
、および
「ヘブライ文字101」
は、標的2000の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字102」

「ヘブライ文字103」
、および
「ヘブライ文字104」
の各々は、標的2000の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図21Aを次に参照すると、図21Aは、標的2100によって形成される多層半導体
デバイスウエハの層1904、1906、および1908(図19A~図19D)、また
は2004、2006、および2008(図20A~図20D)などの第2の層2104
、第3の層2106、および第4の層2108の間でx方向またはy方向のいずれかに平
行の方向において、第1の層1902を含む標的1900(図19A~図19D)または
第1の層2002を含む標的2000(図20A~図20D)などの第1の層2102を
含む多層モアレ標的2100を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す簡略化
された流れ図である。図21Bおよび図21Cをさらに参照すると、図21Bおよび図2
1Cは、それぞれ図21Aの方法の一部分の第1および第2の実施形態の簡略化された絵
図である。
標的2000(図20A~図20D)を利用するとき、図21A~図21Cを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図21A~図21Cに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的1900(図19A~図19D)を利用するとき、第1のスタック軸193
2、第2のスタック軸1934、および第3のスタック軸1936が平行になる1つの方
向においてのみ、位置ずれを計算することができることも理解されよう。
第1のステップ2109で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
21Aおよび図21Bの方法で標的1900を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸1932、第2のスタック軸1934、および第3のスタック軸19
36が平行になる方向になるように自動的に選択される。図21Aおよび図21Bの方法
で標的2000を使用するとき、4半分2014および2018の構造は、x軸に平行の
方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分2012および2016の構造
は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利用される。
好ましくは、次のステップ2110で、標的2100の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字105」

「ヘブライ文字106」

「ヘブライ文字107」

「ヘブライ文字108」

「ヘブライ文字109」

「ヘブライ文字110」

「ヘブライ文字111」

「ヘブライ文字112」

「ヘブライ文字113」

「ヘブライ文字114」

「ヘブライ文字115」
、および
「ヘブライ文字116」
は、標的2100の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字117」

「ヘブライ文字118」

「ヘブライ文字119」

「ヘブライ文字120」

「ヘブライ文字121」
、および
「ヘブライ文字122」
の各々は、標的2100の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ2111で、図21Bおよび図21Cに見られるように、第1の関心領域
2112、第2の関心領域2114、および第3の関心領域2116は、ステップ210
9で選択された4半分において、第1のスタック1922、第2のスタック1924、お
よび第3のスタック1926(図19A~図19D)または第1のスタック2022、第
2のスタック2024、および第3のスタック2026(図20A~図20D)など、そ
れぞれの第1のスタック2122、第2のスタック2124、および第3のスタック21
26の各々に対して選択される。図21Bおよび図21Cの図示の実施形態に見られるよ
うに、第1の関心領域2112、第2の関心領域2114、および第3の関心領域211
6は、好ましくは、第1のスタック2122内に完全に位置する第1の関心領域2112
に対して示すように、それぞれの第1のスタック2122、第2のスタック2124、お
よび第3のスタック2126の各々に完全に位置するが、第1の関心領域2112、第2
の関心領域2114、および第3の関心領域2116は、それぞれの第2のスタック21
24および第3のスタック2126を越えて延びる関心領域2114および2116に対
して示すように、それぞれの第1のスタック2122、第2のスタック2124、および
第3のスタック2126を越えて延びることもできることが理解されよう。図21Bおよ
び図21Cに示す関心領域2112、2114、および2116は、代表的な関心領域で
あり、ステップ2111で他の好適な関心領域を選択することもできることがさらに理解
されよう。
次のステップ2131で、図21Bおよび図21Cに見られるように、ステップ211
1で選択された第1の関心領域2112のすべてのインスタンス間の対称点2132の場
所が計算される。次のステップ2133で、図21Bおよび図21Cに見られるように、
ステップ2111で選択された第2の関心領域2114のすべてのインスタンス間の対称
点2134の場所が計算される。次のステップ2135で、図21Bおよび図21Cに見
られるように、ステップ2111で選択された第3の関心領域2116のすべてのインス
タンス間の対称点2136の場所が計算される。
次のステップ2137で、ステップ2109で選択された方向における、ステップ21
31で識別された第1の1つ以上の関心領域2112の対称点2132の場所と、ステッ
プ2133で識別された第2の1つ以上の関心領域2114の対称点2134の場所との
間の距離が計算される。ステップ2137で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字123」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字124」
は、標的1900の場合、等式47aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字125」
およびピッチ
「ヘブライ文字126」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字127」
はまた、標的2000の場合、等式47bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字128」
およびピッチ
「ヘブライ文字129」
の関数である。
この結果は、ステップ2109で選択された方向における第2の層2104と第3の層
2106との間の位置ずれとして報告される。ステップ2137で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字130」
およびピッチ
「ヘブライ文字131」
またはピッチ
「ヘブライ文字132」
およびピッチ
「ヘブライ文字133」
の相対値の関数、ならびに層2104および2106のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2139で、ステップ2109で選択された方向における、ステップ21
33で識別された第2の1つ以上の関心領域2114の対称点2134の場所と、ステッ
プ2135で識別された第3の1つ以上の関心領域2116の対称点2136の場所との
間の距離が計算される。ステップ2139で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字134」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字135」
は、標的1900の場合、等式48aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字136」
およびピッチ
「ヘブライ文字137」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字138」
はまた、標的2000の場合、等式48bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字139」
およびピッチ
「ヘブライ文字140」
の関数である。
この結果は、ステップ2109で選択された方向における第3の層2106と第4の層
2108との間の位置ずれとして報告される。ステップ2139で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字141」
およびピッチ
「ヘブライ文字142」
またはピッチ
「ヘブライ文字143」
およびピッチ
「ヘブライ文字144」
の相対値の関数、ならびに層2106および2108のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2141で、ステップ2109で選択された方向における、ステップ21
31で識別された第1の1つ以上の関心領域2112の対称点2132の場所と、ステッ
プ2135で識別された第3の1つ以上の関心領域2116の対称点2136の場所との
間の距離が計算される。ステップ2141で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字145」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字146」
は、標的1900の場合、等式49aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字147」
およびピッチ
「ヘブライ文字148」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字149」
はまた、標的2000の場合、等式49bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字150」
およびピッチ
「ヘブライ文字151」
の関数である。
この結果は、ステップ2109で選択された方向における第2の層2104と第4の層
2108との間の位置ずれとして報告される。ステップ2141で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字152」
およびピッチ
「ヘブライ文字153」
またはピッチ
「ヘブライ文字154」
およびピッチ
「ヘブライ文字155」
の相対値の関数、ならびに層2104および2108のうちのどちらが調整されるかであ
る。
好ましくは、第2の層2104および第3の層2106とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2104とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図21A~図21Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2139で報告
された位置ずれ値と、ステップ2141で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2139および2141で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
1A~図21Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
加えて、第2の層2104および第4の層2108とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2104とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図21A~図21Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2137で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2139で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2137および2139で報告された位置ずれ値の間の差は、図21A
~図21Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
さらに、第3の層2106および第4の層2108とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2106とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図21A~図21Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2137で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2141で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2137および2141で報告された位置ずれ値の間の差は、図21A
~図21Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
層2108が層2106の下に位置する本発明の一実施形態では、図21A~図21C
を参照して本明細書に上述した方法の関連部分は、層2102、2104、および210
8のみを使用して、層2106を形成する前に実行することができることが理解されよう
図22A~図22Eを次に参照すると、図22A~図22Eは、本発明の多層モアレ標
的2200の別の実施形態の簡略化された図である。図22A~図22Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図22Aは概してxy平
面を示し、図22B、図22C、図22D、および図22Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2200は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層2202、第2の層2204、第3の層2206
、および第4の層2208が形成される。第1の層2202、第2の層2204、第3の
層2206、および第4の層2208の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定す
ることが理解されよう。第1の層2202、第2の層2204、第3の層2206、およ
び第4の層2208は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。好
ましくは、第1の層2202、第2の層2204、第3の層2206、および第4の層2
208間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図2
2A~図22Eに示す実施形態では、第1の層2202は、第2の層2204、第3の層
2206、および第4の層2208の下に位置し、第2の層2204は、第3の層220
6および第4の層2208の下に位置し、第4の層2208は、第1の層2202、第2
の層2204、および第3の層2206の上に位置する。しかし、層2202、2204
、2206、および2208は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置する
ことができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2202および第3の層2206とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2202とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2200のどの部分も、層2206とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図24A~図24Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層2202お
よび第4の層2208とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2202
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2200のどの部分も、
層2208とともに形成された。そのような実施形態は、図24A~図24Dを参照して
本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形
態では、第2の層2204および第4の層2208とともに形成された状態で示されてい
る構造はすべて、層2204とともに形成することができる。そのような実施形態では、
標的2200のどの部分も、層2208とともに形成されない。そのような実施形態は、
図24A~図24Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である
図22A~図22Eは、標的2200の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形
態では、標的2200は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、
図23A~図23Eおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な
標的は、図22A~図22Eに示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それら
の複数のインスタンスは、様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的2200は、第1の周期構造スタック2222、第2の周期構造スタ
ック2224、第3の周期構造スタック2226、および第4の周期構造スタック222
8を含む。第1のスタック2222、第2のスタック2224、第3のスタック2226
、および第4のスタック2228の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピ
ッチを有する。好ましくは、第1のスタック2222、第2のスタック2224、第3の
スタック2226、および第4のスタック2228のうちのいずれも、互いに重複しない
図22A~図22Eでは、第1のスタック2222、第2のスタック2224、第3の
スタック2226、および第4のスタック2228の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2222、第2のスタック2224、第3のスタック2226、および第4のスタック2
228の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2222、第2のスタック2224、第3のスタック2226、およ
び第4のスタック2228内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2222、第2のスタッ
ク2224、第3のスタック2226、および第4のスタック2228の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
第1のxz平面2231が、第1のスタック2222と交差する。複数の第1の軸22
32が、第1のxz平面2231内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面223
3が、第2のスタック2224と交差する。複数の第2の軸2234が、第2のxz平面
2233内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面2235が、第3のスタック2
226と交差する。複数の第3の軸2236が、第3のxz平面2235内に位置し、x
軸に平行である。第4のxz平面2237が、第4のスタック2228と交差する。複数
の第4の軸2238が、第4のxz平面2237内に位置し、x軸に平行である。
図22Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2222は、第1の層2202とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2242を含み、S1P1 2242は、第1のスタック軸2232のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字156」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2222は、第
2の層2204とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)224
4をさらに含み、S1P2 2244は、第1のスタック軸2232のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字157」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2242およびS1P2 2244は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2222を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン22
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2250は、ピッチ
「ヘブライ文字158」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字159」
は、等式50に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字160」
および
「ヘブライ文字161」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2222は、モアレパターン2250に影響を及ぼす第3
の層2206または第4の層2208とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2222は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2250に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2250に影響を及ぼさない第3の層2206または第4の層2208とともに形成
された周期構造を含むことができる。
本発明の別の実施形態では、第1のスタック2222は、周期構造2242および22
44のうちの1つのみを含み、第1のスタック2222を撮像するとき、モアレパターン
2250を見ることができない。
図22Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2224は、第1の層2202とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2252を含み、S2P1 2252は、第2のスタック軸2234のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字162」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック2224は、第
2の層2204とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)225
4をさらに含み、S2P2 2254は、第2のスタック軸2234のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字163」
として指定されたS2P2ピッチを有する。
S2P1 2252およびS2P2 2254は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック2224を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン22
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン2260は、ピッチ
「ヘブライ文字164」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字165」
は、等式51に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字166」
およびピッチ
「ヘブライ文字167」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック2224は、モアレパターン2260に影響を及ぼす第3
の層2206または第4の層2208とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック2224は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2260に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2260に影響を及ぼさない第3の層2206または第4の層2208とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図22Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2226は、第2の層2204とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2262を含み、S3P1 2262は、第3のスタック軸2236のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字168」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字169」
は、uとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字170」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子uは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第3のスタック2226は、第3の層2206とともに形成された第3のスタ
ックの第2の周期構造(S3P2)2264をさらに含み、S3P2 2264は、第3
のスタック軸2236のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字171」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字172」
は、第3のスタック乗算因子uによってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字173」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字174」
をS2P1ピッチ
「ヘブライ文字175」
に関係付ける第3のスタック乗算因子uは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字176」
をS2P2ピッチ
「ヘブライ文字177」
に関係付ける第3のスタック乗算因子uと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、uの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字178」
はS2P2ピッチ
「ヘブライ文字179」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字180」
はS2P1ピッチ
「ヘブライ文字181」
に同一である。
S3P1 2262およびS3P2 2264は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2226を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン22
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2270は、ピッチ
「ヘブライ文字182」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字183」
は、等式52に示すように、第3のスタック乗算因子u、ピッチ
「ヘブライ文字184」
、およびピッチ
「ヘブライ文字185」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2226は、モアレパターン2270に影響を及ぼす第1
の層2202または第4の層2208とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2226は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2270に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2270に影響を及ぼさない第1の層2202または第4の層2208とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図22Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2228は、第3の層2206とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2272を含み、S4P1 2272は、第4のスタック軸2238のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字186」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字187」
は、vとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字188」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子vは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第4のスタック2228は、第4の層2208とともに形成された第4のスタ
ックの第2の周期構造(S4P2)2274をさらに含み、S4P2 2274は、第4
のスタック軸2238のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字189」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字190」
は、第4のスタック乗算因子vによってS2P2ピッチ
「ヘブライ文字191」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字192」
をS2P2ピッチ
「ヘブライ文字193」
に関係付ける第4のスタック乗算因子vは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字194」
をS2P1ピッチ
「ヘブライ文字195」
に関係付ける第4のスタック乗算因子vと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、vの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字196」
はS2P1ピッチ
「ヘブライ文字197」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字198」
はS2P2ピッチ
「ヘブライ文字199」
に同一である。
S4P1 2272およびS4P2 2274は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2228を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン22
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2280は、ピッチ
「ヘブライ文字200」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字201」
は、等式53に示すように、第4のスタック乗算因子v、ピッチ
「ヘブライ文字202」
、およびピッチ
「ヘブライ文字203」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2228は、モアレパターン2280に影響を及ぼす第1
の層2202または第2の層2204とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2228は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2280に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2280に影響を及ぼさない第1の層2202または第2の層2204とともに形成
された周期構造を含むことができる。
層2202、2204、2206、および2208のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字204」

「ヘブライ文字205」

「ヘブライ文字206」

「ヘブライ文字207」

「ヘブライ文字208」

「ヘブライ文字209」

「ヘブライ文字210」
、および
「ヘブライ文字211」
は、標的2200の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字212」

「ヘブライ文字213」

「ヘブライ文字214」
、および
「ヘブライ文字215」
の各々は、標的2200の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図23A~図23Eを次に参照すると、図23A~図23Eは、本発明の多層モアレ標
的2300の別の実施形態の簡略化された図である。図23A~図23Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図23Aは概してxy平
面を示し、図23B、図23C、図23D、および図23Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2300は、図22A~図22Eを参照して本明細書に上述した標的2200の代
替配列の一例であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述すること
に留意されたい。標的2300は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ま
しくは半導体デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層2302、第2の層2304、第
3の層2306、および第4の層2308が形成される。第1の層2302、第2の層2
304、第3の層2306、および第4の層2308の各々は、xy平面に平行の略平面
の表面を画定することが理解されよう。第1の層2302、第2の層2304、第3の層
2306、および第4の層2308は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその
必要はない。好ましくは、第1の層2302、第2の層2304、第3の層2306、お
よび第4の層2308間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性
を有する。図23A~図23Eに示す実施形態では、第1の層2302は、第2の層23
04、第3の層2306、および第4の層2308の下に位置し、第2の層2304は、
第3の層2306および第4の層2308の下に位置し、第4の層2308は、第1の層
2302、第2の層2304、および第3の層2306の上に位置する。しかし、層23
02、2304、2306、および2308は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な
順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2302および第3の層2306とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2302とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2300のどの部分も、層2306とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図24A~図24Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層2302お
よび第4の層2308とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2302
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2300のどの部分も、
層2308とともに形成されない。そのような実施形態は、図24A~図24Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第2の層2304および第4の層2308とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層2304とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的2300のどの部分も、層2308とともに形成されない。そのような実施形態は
、図24A~図24Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。
図23Aに特に見られるように、標的2300は、4つの標的4半分2312、231
4、2316、および2318を含む。図23Aに示す実施形態では、標的4半分231
2、2314、2316、および2318の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分2312、2314、2316、および231
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的2300は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的2300は、重ね合わせ状態にあるとき、標的2
300の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的2300の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分2312、2314、2316、および2318の各々は、第1の周期構造
スタック2322、第2の周期構造スタック2324、第3の周期構造スタック2326
、および第4の周期構造スタック2328を含む。第1のスタック2322、第2のスタ
ック2324、第3のスタック2326、および第4のスタック2328の各々は、1つ
以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック23
22、第2のスタック2324、第3のスタック2326、および第4のスタック232
8のうちのいずれも、互いに重複しない。図23A~図23Eで、第1のスタック232
2は、第2のスタック2324、第3のスタック2326、および第4のスタック232
8より、標的2300の中心の近くに位置する状態で示されており、第2のスタック23
24は、第3のスタック2326および第4のスタック2328より、標的2300の中
心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック2326は、第1のスタック2
322および第2のスタック2324より、標的2300の縁部の近くに位置する状態で
示されており、第4のスタック2328は、第3のスタック2326より、標的2300
の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック2322、第2の
スタック2324、第3のスタック2326、および第4のスタック2328は、互いに
対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる。
図23A~図23Eでは、第1のスタック2322、第2のスタック2324、第3の
スタック2326、および第4のスタック2328の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2322、第2のスタック2324、第3のスタック2326、および第4のスタック2
328の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2322、第2のスタック2324、第3のスタック2326、およ
び第4のスタック2328内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2322、第2のスタッ
ク2324、第3のスタック2326、および第4のスタック2328の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
図23Aに見られるように、4半分2312、2314、2316、および2318の
各々において、第1のスタック2322と交差し、その中に位置する複数の第1の軸23
32を含む第1の平面2331と、第2のスタック2324と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸2334を含む第2の平面2333と、第3のスタック2326と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸2336を含む第3の平面2335と、第4のスタッ
ク2328と交差し、その中に位置する複数の第4の軸2338を含む第4の平面233
7とが画定される。4半分2312、2314、2316、および2318の各々におけ
る第1のスタック2322、第2のスタック2324、第3のスタック2326、および
第4のスタック2328の向きに応じて、第1の平面2331、第2の平面2333、第
3の平面2335、および第4の平面2337の各々は、xz平面またはyz平面のいず
れかであり、第1の軸2332、第2の軸2334、第3の軸2336、および第4の軸
2338は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分2312、2314、23
16、および2318の各々において、第1の平面2331、第2の平面2333、第3
の平面2335、および第4の平面2337はすべて互いに平行であることが理解されよ
う。
図23Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2322は、第1の層2302とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2342を含み、S1P1 2342は、第1のスタック軸2332のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字216」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2322は、第
2の層2304とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)234
4をさらに含み、第1のスタック軸2332のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字217」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2342およびS1P2 2344は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2322を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン23
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2350は、ピッチ
「ヘブライ文字218」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字219」
は、等式54に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字220」
および
「ヘブライ文字221」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2322は、モアレパターン2350に影響を及ぼす第3
の層2306または第4の層2308とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2322は、第1のスタック軸2332に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2350に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2350に影響を及ぼさない第3
の層2306または第4の層2308とともに形成された周期構造を含むことができる。
本発明の別の実施形態では、第1のスタック2322は、周期構造2342および23
44のうちの1つのみを含み、第1のスタック2322を撮像するとき、モアレパターン
2350を見ることができない。
図23Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2324は、第1の層2302とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2352を含み、第2のスタック軸2334のうちの1つに沿って、
「ヘブライ文字222」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック2324は、第
2の層2304とともに形成された第2のスタックの第2の周期構造(S2P2)235
4をさらに含み、第2のスタック軸2334のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字223」
として指定されたS2P2ピッチを有する。
S2P1 2352およびS2P2 2354は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック2324を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン23
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン2360は、ピッチ
「ヘブライ文字224」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字225」
は、等式55に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字226」
およびピッチ
「ヘブライ文字227」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック2324は、モアレパターン2360に影響を及ぼす第3
の層2306または第4の層2308とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック2324は、第2のスタック軸2334に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2360に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2360に影響を及ぼさない第3
の層2306または第4の層2308とともに形成された周期構造を含むことができる。
図23Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2326は、第2の層2304とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2362を含み、S3P1 2362は、第3のスタック軸2336のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字228」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字229」
は、wとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字230」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子wは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第3のスタック2326は、第3の層2306とともに形成された第3のスタ
ックの第2の周期構造(S3P2)2364をさらに含み、S3P2 2364は、第3
のスタック軸2336のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字231」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字232」
は、第3のスタック乗算因子wによってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字233」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字234」
をS2P1ピッチ
「ヘブライ文字235」
に関係付ける第3のスタック乗算因子wは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字236」
をS2P2ピッチ
「ヘブライ文字237」
に関係付ける第3のスタック乗算因子wと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、wの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字238」
はS2P2ピッチ
「ヘブライ文字239」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字240」
はS2P1ピッチ
「ヘブライ文字241」
に同一である。
S3P1 2362およびS3P2 2364は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2326を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン23
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2370は、ピッチ
「ヘブライ文字242」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字243」
は、等式56に示すように、第3のスタック乗算因子w、ピッチ
「ヘブライ文字244」
、およびピッチ
「ヘブライ文字245」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2326は、モアレパターン2370に影響を及ぼす第1
の層2302または第4の層2308とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2326は、第3のスタック軸2336に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2370に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2370に影響を及ぼさない第1
の層2302または第4の層2308とともに形成された周期構造を含むことができる。
図23Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2328は、第3の層2306とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2372を含み、S4P1 2372は、第4のスタック軸2338のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字246」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字247」
は、xとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字248」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子xは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第4のスタック2328は、第4の層2308とともに形成された第4のスタ
ックの第2の周期構造(S4P2)2374をさらに含み、S4P2 2374は、第4
のスタック軸2338のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字249」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字250」
は、第4のスタック乗算因子xによってS2P2ピッチ
「ヘブライ文字251」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字252」
をS2P2ピッチ
「ヘブライ文字253」
に関係付ける第4のスタック乗算因子xは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字254」
をS2P1ピッチ
「ヘブライ文字255」
に関係付ける第4のスタック乗算因子xと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、xの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字256」
はS2P1ピッチ
「ヘブライ文字257」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字258」
はS2P2ピッチ
「ヘブライ文字259」
に同一である。
S4P1 2372およびS4P2 2374は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2328を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン23
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2380は、ピッチ
「ヘブライ文字260」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字261」
は、等式57に示すように、第4のスタック乗算因子x、ピッチ
「ヘブライ文字262」
、およびピッチ
「ヘブライ文字263」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2328は、モアレパターン2380に影響を及ぼす第1
の層2302または第2の層2304とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2328は、第4のスタック軸2338に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2380に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2380に影響を及ぼさない第1
の層2302または第2の層2304とともに形成された周期構造を含むことができる。
層2302、2304、2306、および2308のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字264」

「ヘブライ文字265」

「ヘブライ文字266」

「ヘブライ文字267」

「ヘブライ文字268」

「ヘブライ文字269」

「ヘブライ文字270」
、および
「ヘブライ文字271」
は、標的2300の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字272」

「ヘブライ文字273」

「ヘブライ文字274」
、および
「ヘブライ文字275」
の各々は、標的2300の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図24Aおよび図24Bを次に参照すると、図24Aおよび図24Bはともに、標的2
400によって形成される多層半導体デバイスウエハの層2202、2204、2206
、および2208(図22A~図22E)、または2302、2304、2306、およ
び2308(図23A~図23E)などの第1の層2402、第2の層2404、第3の
層2406、および第4の層2408の間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向
において、標的2200(図22A~図22E)または標的2300(図23A~図23
E)などの多層モアレ標的2400を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す
簡略化された流れ図である。図24Cおよび図24Dをさらに参照すると、図24Cおよ
び図24Dは、それぞれ図24Aおよび図24Bの方法の一部分の第1および第2の実施
形態の簡略化された絵図である。
標的2300(図23A~図23E)を利用するとき、図24A~図24Dを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図24A~図24Dに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的2200(図22A~図22E)を利用するとき、第1のスタック軸223
2、第2のスタック軸2234、第3のスタック軸2236、および第4のスタック軸2
238が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算することができることも理
解されよう。
第1のステップ2409で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
24Aおよび図24Bの方法で標的2200を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸2232、第2のスタック軸2234、第3のスタック軸2236、
および第4のスタック軸2238が平行になる方向になるように自動的に選択される。図
24Aおよび図24Bの方法で標的2300を使用するとき、4半分2314および23
18の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分2
312および2316の構造は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利
用される。
好ましくは、次のステップ2410で、標的2400の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字276」

「ヘブライ文字277」

「ヘブライ文字278」

「ヘブライ文字279」

「ヘブライ文字280」

「ヘブライ文字281」

「ヘブライ文字282」

「ヘブライ文字283」

「ヘブライ文字284」

「ヘブライ文字285」

「ヘブライ文字286」

「ヘブライ文字287」

「ヘブライ文字288」

「ヘブライ文字289」

「ヘブライ文字290」
、および
「ヘブライ文字291」
は、標的2400の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字292」

「ヘブライ文字293」

「ヘブライ文字294」

「ヘブライ文字295」

「ヘブライ文字296」

「ヘブライ文字297」

「ヘブライ文字298」
、および
「ヘブライ文字299」
の各々は、標的2400の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ2411で、図24Cおよび図24Dに見られるように、第1の関心領域
2412、第2の関心領域2414、第3の関心領域2416、および第4の関心領域2
418は、ステップ2409で選択された4半分において、第1のスタック2222、第
2のスタック2224、第3のスタック2226、および第4のスタック2228(図2
2A~図22E)、または第1のスタック2322、第2のスタック2324、第3のス
タック2326、および第4のスタック2328(図23A~図23E)など、それぞれ
の第1のスタック2422、第2のスタック2424、第3のスタック2426、および
第4のスタック2428の各々に対して選択される。図24Cおよび図24Dの図示の実
施形態に見られるように、第1の関心領域2412、第2の関心領域2414、第3の関
心領域2416、および第4の関心領域2418は、好ましくは、それぞれの第1のスタ
ック2422および第4のスタック2428内に完全に位置する第1の関心領域2412
および第4の関心領域2418に対して示すように、それぞれの第1のスタック2422
、第2のスタック2424、第3のスタック2426、および第4のスタック2428の
各々に完全に位置するが、第1の関心領域2412、第2の関心領域2414、第3の関
心領域2416、および第4の関心領域2418は、それぞれの第2のスタック2424
および第3のスタック2426を越えて延びる関心領域2414および2416に対して
示すように、それぞれの第1のスタック2422、第2のスタック2424、第3のスタ
ック2426、および第4のスタック2428を越えて延びることもできることが理解さ
れよう。図24Cおよび図24Dに示す関心領域2412、2414、2416、および
2418は、代表的な関心領域であり、ステップ2411で他の好適な関心領域を選択す
ることもできることがさらに理解されよう。
次のステップ2431で、図24Cおよび図24Dに見られるように、ステップ241
1で選択された第1の関心領域2412のすべてのインスタンス間の対称点2432の場
所が計算される。次のステップ2433で、図24Cおよび図24Dに見られるように、
ステップ2411で選択された第2の関心領域2414のすべてのインスタンス間の対称
点2434の場所が計算される。次のステップ2435で、図24Cおよび図24Dに見
られるように、ステップ2411で選択された第3の関心領域2416のすべてのインス
タンス間の対称点2436の場所が計算される。次のステップ2437で、図24Cおよ
び図24Dに見られるように、ステップ2411で選択された第4の関心領域2418の
すべてのインスタンス間の対称点2438の場所が計算される。
次のステップ2439で、ステップ2409で選択された方向における、ステップ24
31で識別された第1の1つ以上の関心領域2412の対称点2432の場所と、ステッ
プ2433で識別された第2の1つ以上の関心領域2414の対称点2434の場所との
間の距離が計算される。ステップ2439で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字300」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字301」
は、標的2200の場合、等式58aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字302」

「ヘブライ文字303」

「ヘブライ文字304」
、および
「ヘブライ文字305」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字306」
はまた、標的2300の場合、等式58bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字307」

「ヘブライ文字308」

「ヘブライ文字309」
、および
「ヘブライ文字310」
の関数である。
この結果は、ステップ2409で選択された方向における第1の層2402および第2
の層2404の間の位置ずれとして報告される。ステップ2439で計算される距離に加
えて、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解さ
れよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字311」

「ヘブライ文字312」

「ヘブライ文字313」
、および
「ヘブライ文字314」
、またはピッチ
「ヘブライ文字315」

「ヘブライ文字316」

「ヘブライ文字317」
、および
「ヘブライ文字318」
の相対値の関数、ならびに層2402および2404のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2441で、ステップ2409で選択された方向における、ステップ24
33で識別された第2の1つ以上の関心領域2414の対称点2434の場所と、ステッ
プ2435で識別された第3の1つ以上の関心領域2416の対称点2436の場所との
間の距離が計算される。ステップ2441で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字319」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字320」
は、標的2200の場合、等式59aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字321」
およびピッチ
「ヘブライ文字322」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字323」
はまた、標的2300の場合、等式59bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字324」
およびピッチ
「ヘブライ文字325」
の関数である。
この結果は、ステップ2409で選択された方向における第1の層2402と第3の層
2406との間の位置ずれとして報告される。ステップ2441で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字326」
および
「ヘブライ文字327」
またはピッチ
「ヘブライ文字328」
および
「ヘブライ文字329」
の相対値の関数、ならびに層2402および2406のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2443で、ステップ2409で選択された方向における、ステップ24
35で識別された第3の1つ以上の関心領域2416の対称点2436の場所と、ステッ
プ2437で識別された第4の1つ以上の関心領域2418の対称点2438の場所との
間の距離が計算される。ステップ2443で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字330」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字331」
は、標的2200の場合、等式60aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字332」
およびピッチ
「ヘブライ文字333」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字334」
は、標的2300の場合、等式60bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字335」
およびピッチ
「ヘブライ文字336」
の関数である。
この結果は、ステップ2409で選択された方向における第2の層2404と第4の層
2408との間の位置ずれとして報告される。ステップ2443で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字337」
および
「ヘブライ文字338」
またはピッチ
「ヘブライ文字339」
および
「ヘブライ文字340」
の相対値の関数、ならびに層2404および2408のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2445で、ステップ2439で報告された位置ずれ値と、ステップ24
43で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ2445で計算された差
は、ステップ2409で選択された方向における第1の層2402と第4の層2408と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ2445で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字341」

「ヘブライ文字342」

「ヘブライ文字343」
、および
「ヘブライ文字344」
、またはピッチ
「ヘブライ文字345」

「ヘブライ文字346」

「ヘブライ文字347」
、および
「ヘブライ文字348」
の相対値の関数、ならびに層2402および2408のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2447で、ステップ2439で報告された位置ずれ値と、ステップ24
41で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ2447で計算された差
は、ステップ2409で選択された方向における第2の層2404と第3の層2406と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ2447で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字349」

「ヘブライ文字350」

「ヘブライ文字351」
、および
「ヘブライ文字352」
、またはピッチ
「ヘブライ文字353」

「ヘブライ文字354」

「ヘブライ文字355」
、および
「ヘブライ文字356」
の相対値の関数、ならびに層2404および2406のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2449で、ステップ2441で報告された位置ずれ値と、ステップ24
45で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。別法として、次のステップ244
9で、ステップ2447で報告された位置ずれ値と、ステップ2443で報告された位置
ずれ値との間の差が計算される。ステップ2449で計算された差は、ステップ2409
で選択された方向における第3の層2406と第4の層2408との間の位置ずれとして
報告される。ステップ2449で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、ま
たは下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字357」

「ヘブライ文字358」

「ヘブライ文字359」
、および
「ヘブライ文字360」
、またはピッチ
「ヘブライ文字361」

「ヘブライ文字362」

「ヘブライ文字363」
、および
「ヘブライ文字364」
の相対値の関数、ならびに層2406および2408のうちのどちらが調整されるかであ
る。
好ましくは、第1の層2402および第3の層2406とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2402とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2439で報告
された位置ずれ値と、ステップ2447で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2439および2447で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
4A~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層2402および第3の層2406とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2402とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2445で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2449で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2445および2449で報告された位置ずれ値の間の差は、図24A
~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第1の層2402および第4の層2408とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2402とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2439で報告
された位置ずれ値と、ステップ2443で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2439および2443で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
4A~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層2402および第4の層2408とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2402とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2441で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2449で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2441および2449で報告された位置ずれ値の間の差は、図24A
~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第2の層2404および第4の層2408とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2404とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2439で報告
された位置ずれ値と、ステップ2445で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2439および2445で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
4A~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第2の層2404および第4の層2408とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2404とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図24A~図24Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2447で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2449で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2447および2449で報告された位置ずれ値の間の差は、図24A
~図24Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
図25A~図25Eを次に参照すると、図25A~図25Eは、本発明の多層モアレ標
的2500の別の実施形態の簡略化された図である。図25A~図25Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図25Aは概してxy平
面を示し、図25B、図25C、図25D、および図25Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2500は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層2502、第2の層2504、第3の層2506
、および第4の層2508が形成される。第1の層2502、第2の層2504、第3の
層2506、および第4の層2508の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定す
ることが理解されよう。第1の層2502、第2の層2504、第3の層2506、およ
び第4の層2508は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。好
ましくは、第1の層2502、第2の層2504、第3の層2506、および第4の層2
508間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図2
5A~図25Eに示す実施形態では、第1の層2502は、第2の層2504、第3の層
2506、および第4の層2508の下に位置し、第2の層2504は、第3の層250
6および第4の層2508の下に位置し、第4の層2508は、第1の層2502、第2
の層2504、および第3の層2506の上に位置する。しかし、層2502、2504
、2506、および2508は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置する
ことができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2502および第3の層2506とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2502とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2500のどの部分も、層2506とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図27A~図27Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層2502お
よび第4の層2508とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2502
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2500のどの部分も、
層2508とともに形成されない。そのような実施形態は、図27A~図27Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第2の層2504および第4の層2508とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層2504とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的2500のどの部分も、層2508とともに形成されない。そのような実施形態は
、図27A~図27Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。
図25A~図25Eは、標的2500の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形
態では、標的2500は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、
図26A~図26Eおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な
標的は、図25A~図25Eに示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それら
の複数のインスタンスは、様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的2500は、第1の周期構造スタック2522、第2の周期構造スタ
ック2524、第3の周期構造スタック2526、および第4の周期構造スタック252
8を含む。第1のスタック2522、第2のスタック2524、第3のスタック2526
、および第4のスタック2528の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピ
ッチを有する。好ましくは、第1のスタック2522、第2のスタック2524、第3の
スタック2526、および第4のスタック2528のうちのいずれも、互いに重複しない
図25A~図25Eでは、第1のスタック2522、第2のスタック2524、第3の
スタック2526、および第4のスタック2528の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2522、第2のスタック2524、第3のスタック2526、および第4のスタック2
528の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2522、第2のスタック2524、第3のスタック2526、およ
び第4のスタック2528内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2522、第2のスタッ
ク2524、第3のスタック2526、および第4のスタック2528の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
第1のxz平面2531が、第1のスタック2522と交差する。複数の第1の軸25
32が、第1のxz平面2531内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面253
3が、第2のスタック2524と交差する。複数の第2の軸2534が、第2のxz平面
2533内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面2535が、第3のスタック2
526と交差する。複数の第3の軸2536が、第3のxz平面2535内に位置し、x
軸に平行である。第4のxz平面2537が、第4のスタック2528と交差する。複数
の第4の軸2538が、第4のxz平面2537内に位置し、x軸に平行である。
図25Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2522は、第1の層2502とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2542を含み、S1P1 2542は、第1のスタック軸2532のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字365」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2522は、第
2の層2504とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)254
4をさらに含み、S1P2 2544は、第1のスタック軸2532のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字366」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2542およびS1P2 2544は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2522を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン25
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2550は、ピッチ
「ヘブライ文字367」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字368」
は、等式61に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字369」
および
「ヘブライ文字370」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2522は、モアレパターン2550に影響を及ぼす第3
の層2506または第4の層2508とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2522は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2250に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2250に影響を及ぼさない第3の層2506または第4の層2508とともに形成
された周期構造を含むことができる。
本発明の別の実施形態では、第1のスタック2522は、S1P1 2542のみを含
み、S1P2 2544は含まず、第1のスタック2522を撮像するとき、モアレパタ
ーン2550を見ることができない。
図25Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2524は、第1の層2502とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2552を含み、S2P1 2552は、第2のスタック軸2534のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字371」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック2524は、第
2のスタック2524を撮像するときにS2P1 2552とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層2502、第3の層2506、または第4の層2508のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック2524は、
y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第2のスタック2524を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第2のスタ
ック2524を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層2502、第3の
層2506、または第4の層2508とともに形成された周期構造を含むことができる。
図25Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2526は、第2の層2504とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2562を含み、S3P1 2562は、第3のスタック軸2536のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字372」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、第3のスタック2526は、第
3の層2506とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)256
4をさらに含み、S3P2 2564は、第3のスタック軸2536のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字373」
として指定されたS3P2ピッチを有する。
S3P1 2562およびS3P2 2564は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2526を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン25
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2570は、ピッチ
「ヘブライ文字374」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字375」
は、等式62に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字376」
およびピッチ
「ヘブライ文字377」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2526は、モアレパターン2570に影響を及ぼす第1
の層2502または第4の層2508とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2526は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2570に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2570に影響を及ぼさない第1の層2502または第4の層2508とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図25Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2528は、第3の層2506とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2572を含み、S4P1 2572は、第4のスタック軸2538のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字378」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字379」
は、yとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字380」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子yは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第4のスタック2528は、第4の層2508とともに形成された第4のスタ
ックの第2の周期構造(S4P2)2574をさらに含み、S4P2 2574は、第4
のスタック軸2538のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字381」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字382」
は、第4のスタック乗算因子yによって、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字383」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字384」
をS3P1ピッチ
「ヘブライ文字385」
に関係付ける第4のスタック乗算因子yは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字386」
をS3P2ピッチ
「ヘブライ文字387」
に関係付ける第4のスタック乗算因子yと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、yの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字388」
はS3P2ピッチ
「ヘブライ文字389」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字390」
はS3P1ピッチ
「ヘブライ文字391」
に同一である。
S4P1 2572およびS4P2 2574は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2528を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン25
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2580は、ピッチ
「ヘブライ文字392」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字393」
は、等式63に示すように、第4のスタック乗算因子y、ピッチ
「ヘブライ文字394」
、およびピッチ
「ヘブライ文字395」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2528は、モアレパターン2580に影響を及ぼす第1
の層2502または第2の層2504とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2528は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2580に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2580に影響を及ぼさない第1の層2502または第2の層2504とともに形成
された周期構造を含むことができる。
層2502、2504、2506、および2508のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字396」

「ヘブライ文字397」

「ヘブライ文字398」

「ヘブライ文字399」

「ヘブライ文字400」
、および
「ヘブライ文字401」
は、標的2500の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字402」

「ヘブライ文字403」

「ヘブライ文字404」
、および
「ヘブライ文字405」
の各々は、標的2500の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図26A~図26Eを次に参照すると、図26A~図26Eは、本発明の多層モアレ標
的2600の別の実施形態の簡略化された図である。図26A~図26Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図26Aは概してxy平
面を示し、図26B、図26C、図26D、および図26Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2600は、図25A~図25Eを参照して本明細書に上述した標的2500の代
替配列の一例であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述すること
に留意されたい。標的2600は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ま
しくは半導体デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層2602、第2の層2604、第
3の層2606、および第4の層2608が形成される。第1の層2602、第2の層2
604、第3の層2606、および第4の層2608の各々は、xy平面に平行の略平面
の表面を画定することが理解されよう。第1の層2602、第2の層2604、第3の層
2606、および第4の層2608は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその
必要はない。好ましくは、第1の層2602、第2の層2604、第3の層2606、お
よび第4の層2608間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性
を有する。図26A~図26Eに示す実施形態では、第1の層2602は、第2の層26
04、第3の層2606、および第4の層2608の下に位置し、第2の層2604は、
第3の層2606および第4の層2608の下に位置し、第4の層2608は、第1の層
2602、第2の層2604、および第3の層2606の上に位置する。しかし、層26
02、2604、2606、および2608は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な
順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2602および第3の層2606とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2602とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2600のどの部分も、層2606とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図27A~図27Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層2602お
よび第4の層2608とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2602
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2600のどの部分も、
層2608とともに形成されない。そのような実施形態は、図27A~図27Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第2の層2604および第4の層2608とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層2604とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的2600のどの部分も、層2608とともに形成されない。そのような実施形態は
、図27A~図27Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。
図26Aに特に見られるように、標的2600は、4つの標的4半分2612、261
4、2616、および2618を含む。図26Aに示す実施形態では、標的4半分261
2、2614、2616、および2618の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分2612、2614、2616、および261
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的2600は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的2600は、重ね合わせ状態にあるとき、標的2
600の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的2600の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分2612、2614、2616、および2618の各々は、第1の周期構造
スタック2622、第2の周期構造スタック2624、第3の周期構造スタック2626
、および第4の周期構造スタック2628を含む。第1のスタック2622、第2のスタ
ック2624、第3のスタック2626、および第4のスタック2628の各々は、1つ
以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック26
22、第2のスタック2624、第3のスタック2626、および第4のスタック262
8のうちのいずれも、互いに重複しない。図26A~図26Eで、第1のスタック262
2は、第2のスタック2624、第3のスタック2626、および第4のスタック262
8より、標的2600の中心の近くに位置する状態で示されており、第2のスタック26
24は、第3のスタック2626および第4のスタック2628より、標的2600の中
心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック2626は、第1のスタック2
622および第2のスタック2624より、標的2600の縁部の近くに位置する状態で
示されており、第4のスタック2628は、第3のスタック2626より、標的2600
の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック2622、第2の
スタック2624、第3のスタック2626、および第4のスタック2628は、互いに
対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる。
図26A~図26Eでは、第1のスタック2622、第2のスタック2624、第3の
スタック2626、および第4のスタック2628の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2622、第2のスタック2624、第3のスタック2626、および第4のスタック2
628の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2622、第2のスタック2624、第3のスタック2626、およ
び第4のスタック2628内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2622、第2のスタッ
ク2624、第3のスタック2626、および第4のスタック2628の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
図26Aに見られるように、4半分2612、2614、2616、および2618の
各々において、第1のスタック2622と交差し、その中に位置する複数の第1の軸26
32を含む第1の平面2631と、第2のスタック2624と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸2634を含む第2の平面2633と、第3のスタック2626と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸2636を含む第3の平面2635と、第4のスタッ
ク2628と交差し、その中に位置する複数の第4の軸2638を含む第4の平面263
7とが画定される。4半分2612、2614、2616、および2618の各々におけ
る第1のスタック2622、第2のスタック2624、第3のスタック2626、および
第4のスタック2628の向きに応じて、第1の平面2631、第2の平面2633、第
3の平面2635、および第4の平面2637の各々は、xz平面またはyz平面のいず
れかであり、第1の軸2632、第2の軸2634、第3の軸2636、および第4の軸
2638は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分2612、2614、26
16、および2618の各々において、第1の平面2631、第2の平面2633、第3
の平面2635、および第4の平面2637はすべて互いに平行であることが理解されよ
う。
図26Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2622は、第1の層2602とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2642を含み、S1P1 2642は、第1のスタック軸2632のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字406」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2622は、第
2の層2604とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)264
4をさらに含み、S1P2 2644は、第1のスタック軸2632のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字407」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2642およびS1P2 2644は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2622を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン26
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2650は、ピッチ
「ヘブライ文字408」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字409」
は、等式64に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字410」
および
「ヘブライ文字411」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2622は、モアレパターン2650に影響を及ぼす第3
の層2606または第4の層2608とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2622は、第1のスタック軸2632に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2650に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2650に影響を及ぼさない第3
の層2606または第4の層2608とともに形成された周期構造を含むことができる。
本発明の別の実施形態では、第1のスタック2622は、S1P1 2642のみを含
み、S1P2 2644は含まず、第1のスタック2622を撮像するとき、モアレパタ
ーン2650を見ることができない。
図26Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2624は、第1の層2602とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2652を含み、S2P1 2652は、第2のスタック軸2634のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字412」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック2624は、第
2のスタック2624を撮像するときにS2P1 2652とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層2602、第3の層2606、または第4の層2608のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック2624は、
第2のスタック軸2634に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である
周期構造、または第2のスタック2624を撮像するときにモアレパターンを生じさせな
いピッチサイズを有する周期構造など、第2のスタック2624を撮像するときにモアレ
パターンを生じさせない第1の層2602、第3の層2606、または第4の層2608
とともに形成された周期構造を含むことができる。
図26Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2626は、第2の層2604とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2662を含み、S3P1 2662は、第3のスタック軸2636のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字413」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、第3のスタック2626は、第
3の層2606とともに形成された第3のスタックの第2の周期構造(S3P2)266
4をさらに含み、S3P2 2664は、第3のスタック軸2636のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字414」
として指定されたS3P2ピッチを有する。
S3P1 2662およびS3P2 2664は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2626を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン26
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2670は、ピッチ
「ヘブライ文字415」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字416」
は、等式65に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字417」
およびピッチ
「ヘブライ文字418」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2626は、モアレパターン2670に影響を及ぼす第1
の層2602または第4の層2608とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2626は、第3のスタック軸2636に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2670に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2670に影響を及ぼさない第1
の層2606または第4の層2608とともに形成された周期構造を含むことができる。
図26Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2628は、第3の層2606とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2672を含み、S4P1 2672は、第4のスタック軸2638のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字419」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字420」
は、zとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字421」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子zは、任意の正の数とすることができる。好
ましくは、第4のスタック2628は、第4の層2608とともに形成された第4のスタ
ックの第2の周期構造(S4P2)2674をさらに含み、S4P2 2674は、第4
のスタック軸2638のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字422」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字423」
は、第4のスタック乗算因子zによってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字424」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字425」
をS3P1ピッチ
「ヘブライ文字426」
に関係付ける第4のスタック乗算因子zは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字427」
をS3P2ピッチ
「ヘブライ文字428」
に関係付ける第4のスタック乗算因子zと同じ値を有することが理解されよう。本発明の
一実施形態では、zの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字429」
はS3P2ピッチ
「ヘブライ文字430」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字431」
はS3P1ピッチ
「ヘブライ文字432」
に同一である。
S4P1 2672およびS4P2 2674は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2628を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン26
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2680は、ピッチ
「ヘブライ文字433」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字434」
は、等式66に示すように、第4のスタック乗算因子z、ピッチ
「ヘブライ文字435」
、およびピッチ
「ヘブライ文字436」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2628は、モアレパターン2680に影響を及ぼす第1
の層2602または第2の層2604とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2628は、第4のスタック軸2638に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2680に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2680に影響を及ぼさない第1
の層2602または第2の層2604とともに形成された周期構造を含むことができる。
層2602、2604、2606、および2608のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字437」

「ヘブライ文字438」

「ヘブライ文字439」

「ヘブライ文字440」

「ヘブライ文字441」
、および
「ヘブライ文字442」
は、標的2600の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字443」

「ヘブライ文字444」

「ヘブライ文字445」
、および
「ヘブライ文字446」
の各々は、標的2600の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図27Aおよび図27Bを次に参照すると、図27Aおよび図27Bはともに、標的2
700によって形成される多層半導体デバイスウエハの層2502、2504、2506
、および2508(図25A~図25E)、または2602、2604、2606、およ
び2608(図26A~図26E)などの第1の層2702、第2の層2704、第3の
層2706、および第4の層2708の間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向
において、標的2500(図25A~図25E)または標的2600(図26A~図26
E)などの多層モアレ標的2700を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す
簡略化された流れ図である。図27Cおよび図27Dをさらに参照すると、図27Cおよ
び図27Dは、それぞれ図27Aおよび図27Bの方法の一部分の第1および第2の実施
形態の簡略化された絵図である。
標的2600(図26A~図26E)を利用するとき、図27A~図27Dを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図27A~図27Dに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的2500(図25A~図25E)を利用するとき、第1のスタック軸253
2、第2のスタック軸2534、第3のスタック軸2536、および第4のスタック軸2
538が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算することができることも理
解されよう。
第1のステップ2709で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
27Aおよび図27Bの方法で標的2500を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸2532、第2のスタック軸2534、第3のスタック軸2536、
および第4のスタック軸2538が平行になる方向になるように自動的に選択される。図
27Aおよび図27Bの方法で標的2600を使用するとき、4半分2614および26
18の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分2
612および2616の構造は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利
用される。
好ましくは、次のステップ2710で、標的2700の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字447」

「ヘブライ文字448」

「ヘブライ文字449」

「ヘブライ文字450」

「ヘブライ文字451」

「ヘブライ文字452」

「ヘブライ文字453」

「ヘブライ文字454」

「ヘブライ文字455」

「ヘブライ文字456」

「ヘブライ文字457」
、および
「ヘブライ文字458」
は、標的2700の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字459」

「ヘブライ文字460」

「ヘブライ文字461」

「ヘブライ文字462」

「ヘブライ文字463」

「ヘブライ文字464」

「ヘブライ文字465」

「ヘブライ文字466」
、および
「ヘブライ文字467」
の各々は、標的2700の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ2711で、図27Cおよび図27Dに見られるように、第1の関心領域
2712、第2の関心領域2714、第3の関心領域2716、および第4の関心領域2
718は、ステップ2709で選択された4半分において、第1のスタック2522、第
2のスタック2524、第3のスタック2526、および第4のスタック2528(図2
5A~図25E)、または第1のスタック2622、第2のスタック2624、第3のス
タック2626、および第4のスタック2628(図26A~図26E)など、それぞれ
の第1のスタック2722、第2のスタック2724、第3のスタック2726、および
第4のスタック2728の各々に対して選択される。図27Cおよび図27Dの図示の実
施形態に見られるように、第1の関心領域2712、第2の関心領域2714、第3の関
心領域2716、および第4の関心領域2718は、好ましくは、それぞれの第1のスタ
ック2722および第4のスタック2728内に完全に位置する第1の関心領域2712
および第4の関心領域2718に対して示すように、それぞれの第1のスタック2722
、第2のスタック2724、第3のスタック2726、および第4のスタック2728の
各々に完全に位置するが、第1の関心領域2712、第2の関心領域2714、第3の関
心領域2716、および第4の関心領域2718は、それぞれの第2のスタック2724
および第3のスタック2726を越えて延びる関心領域2714および2716に対して
示すように、それぞれの第1のスタック2722、第2のスタック2724、第3のスタ
ック2726、および第4のスタック2728を越えて延びることもできることが理解さ
れよう。図27Cおよび図27Dに示す関心領域2712、2714、2716、および
2718は、代表的な関心領域であり、ステップ2711で他の好適な関心領域を選択す
ることもできることがさらに理解されよう。
次のステップ2731で、図27Cおよび図27Dに見られるように、ステップ271
1で選択された第1の関心領域2712のすべてのインスタンス間の対称点2732の場
所が計算される。次のステップ2733で、図27Cおよび図27Dに見られるように、
ステップ2711で選択された第2の関心領域2714のすべてのインスタンス間の対称
点2734の場所が計算される。次のステップ2735で、図27Cおよび図27Dに見
られるように、ステップ2711で選択された第3の関心領域2716のすべてのインス
タンス間の対称点2736の場所が計算される。次のステップ2737で、図27Cおよ
び図27Dに見られるように、ステップ2711で選択された第4の関心領域2718の
すべてのインスタンス間の対称点2738の場所が計算される。
次のステップ2739で、ステップ2709で選択された方向における、ステップ27
31で識別された第1の1つ以上の関心領域2712の対称点2732の場所と、ステッ
プ2733で識別された第2の1つ以上の関心領域2714の対称点2734の場所との
間の距離が計算される。ステップ2739で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字468」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字469」
は、標的2500の場合、等式67aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字470」
および
「ヘブライ文字471」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字472」
はまた、標的2600の場合、等式67bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字473」
および
「ヘブライ文字474」
の関数である。
この結果は、ステップ2709で選択された方向における第1の層2702と第2の層
2704との間の位置ずれとして報告される。ステップ2739で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字475」
および
「ヘブライ文字476」
またはピッチ
「ヘブライ文字477」
および
「ヘブライ文字478」
の相対値の関数、ならびに層2702および2704のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2741で、ステップ2709で選択された方向における、ステップ27
33で識別された第2の1つ以上の関心領域2714の対称点2734の場所と、ステッ
プ2735で識別された第3の1つ以上の関心領域2716の対称点2736の場所との
間の距離が計算される。ステップ2741で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字479」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字480」
は、標的2500の場合、等式68aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字481」
およびピッチ
「ヘブライ文字482」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字483」
はまた、標的2600の場合、等式68bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字484」
およびピッチ
「ヘブライ文字485」
の関数である。
この結果は、ステップ2709で選択された方向における第2の層2704と第3の層
2706との間の位置ずれとして報告される。ステップ2741で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字486」
および
「ヘブライ文字487」
またはピッチ
「ヘブライ文字488」
および
「ヘブライ文字489」
の相対値の関数、ならびに層2704および2706のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2743で、ステップ2709で選択された方向における、ステップ27
35で識別された第3の1つ以上の関心領域2716の対称点2736の場所と、ステッ
プ2737で識別された第4の1つ以上の関心領域2718の対称点2738の場所との
間の距離が計算される。ステップ2743で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字490」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字491」
は、標的2500の場合、等式69aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字492」
およびピッチ
「ヘブライ文字493」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字494」
はまた、標的2600の場合、等式69bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字495」
およびピッチ
「ヘブライ文字496」
の関数である。
この結果は、ステップ2709で選択された方向における第2の層2704と第4の層
2708との間の位置ずれとして報告される。ステップ2743で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字497」
および
「ヘブライ文字498」
またはピッチ
「ヘブライ文字499」
および
「ヘブライ文字500」
の相対値の関数、ならびに層2704および2708のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2745で、ステップ2739で報告された位置ずれ値と、ステップ27
41で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ2745で計算された差
は、ステップ2709で選択された方向における第1の層2702と第3の層2706と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ2745で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字501」
および
「ヘブライ文字502」
またはピッチ
「ヘブライ文字503」
および
「ヘブライ文字504」
の相対値の関数、ならびに層2702および2706のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2747で、ステップ2739で報告された位置ずれ値と、ステップ27
43で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ2747で計算された差
は、ステップ2709で選択された方向における第1の層2702と第4の層2708と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ2747で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字505」
および
「ヘブライ文字506」
またはピッチ
「ヘブライ文字507」
および
「ヘブライ文字508」
の相対値の関数、ならびに層2702および2708のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ2749で、ステップ2745で報告された位置ずれ値と、ステップ27
47で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。別法として、次のステップ274
9で、ステップ2741で報告された位置ずれ値と、ステップ2743で報告された位置
ずれ値との間の差が計算される。ステップ2749で計算された差は、ステップ2709
で選択された方向における第3の層2706と第4の層2708との間の位置ずれとして
報告される。ステップ2749で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、ま
たは下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字509」
および
「ヘブライ文字510」
またはピッチ
「ヘブライ文字511」
および
「ヘブライ文字512」
の相対値の関数、ならびに層2706および2708のうちのどちらが調整されるかであ
る。
好ましくは、第1の層2702および第3の層2706とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2702とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2739で報告
された位置ずれ値と、ステップ2741で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2739および2741で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
7A~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層2702および第3の層2706とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2702とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2747で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2749で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2747および2749で報告された位置ずれ値の間の差は、図27A
~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第1の層2702および第4の層2708とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2702とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2739で報告
された位置ずれ値と、ステップ2743で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2739および2743で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
7A~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層2702および第4の層2708とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2702とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2745で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2749で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2745および2749で報告された位置ずれ値の間の差は、図27A
~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第2の層2704および第4の層2708とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層2704とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2739で報告
された位置ずれ値と、ステップ2747で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ2739および2747で報告された位置ずれ値の間の差は、図2
7A~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第2の層2704および第4の層2708とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層2704とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図27A~図27Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ2741で報告され
た位置ずれ値と、ステップ2749で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ2741および2749で報告された位置ずれ値の間の差は、図27A
~図27Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
図28A~図28Eを次に参照すると、図28A~図28Eは、本発明の多層モアレ標
的2800の別の実施形態の簡略化された図である。図28A~図28Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図28Aは概してxy平
面を示し、図28B、図28C、図28D、および図28Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2800は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層2802、第2の層2804、第3の層2806
、および第4の層2808が形成される。第1の層2802、第2の層2804、第3の
層2806、および第4の層2808の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定す
ることが理解されよう。第1の層2802、第2の層2804、第3の層2806、およ
び第4の層2808は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。好
ましくは、第1の層2802、第2の層2804、第3の層2806、および第4の層2
808間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図2
8A~図28Eに示す実施形態では、第1の層2802は、第2の層2804、第3の層
2806、および第4の層2808の下に位置し、第2の層2804は、第3の層280
6および第4の層2808の下に位置し、第4の層2808は、第1の層2802、第2
の層2804、および第3の層2806の上に位置する。しかし、層2802、2804
、2806、および2808は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置する
ことができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2802および第4の層2808とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2802とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2800のどの部分も、層2808とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図30A~図30Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層2804お
よび第4の層2808とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2804
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2800のどの部分も、
層2808とともに形成されない。そのような実施形態は、図30A~図30Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図28A~図28Eは、標的2800の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形
態では、標的2800は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、
図29A~図29Eおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な
標的は、図28A~図28Eに示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それら
の複数のインスタンスは、様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的2800は、第1の周期構造スタック2822、第2の周期構造スタ
ック2824、第3の周期構造スタック2826、および第4の周期構造スタック282
8を含む。第1のスタック2822、第2のスタック2824、第3のスタック2826
、および第4のスタック2828の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピ
ッチを有する。好ましくは、第1のスタック2822、第2のスタック2824、第3の
スタック2826、および第4のスタック2828のうちのいずれも、互いに重複しない
図28A~図28Eでは、第1のスタック2822、第2のスタック2824、第3の
スタック2826、および第4のスタック2828の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2822、第2のスタック2824、第3のスタック2826、および第4のスタック2
828の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2822、第2のスタック2824、第3のスタック2826、およ
び第4のスタック2828内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2822、第2のスタッ
ク2824、第3のスタック2826、および第4のスタック2828の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
第1のxz平面2831が、第1のスタック2822と交差する。複数の第1の軸28
32が、第1のxz平面2831内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面283
3が、第2のスタック2824と交差する。複数の第2の軸2834が、第2のxz平面
2833内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面2835が、第3のスタック2
826と交差する。複数の第3の軸2836が、第3のxz平面2835内に位置し、x
軸に平行である。第4のxz平面2837が、第4のスタック2828と交差する。複数
の第4の軸2638が、第4のxz平面2837内に位置し、x軸に平行である。
図28Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2822は、第1の層2802とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2842を含み、S1P1 2842は、第1のスタック軸2832のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字513」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2822は、第
2の層2804とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)284
4をさらに含み、S1P2 2844は、第1のスタック軸2832のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字514」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2842およびS1P2 2844は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2822を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン28
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2850は、ピッチ
「ヘブライ文字515」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字516」
は、等式70に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字517」
および
「ヘブライ文字518」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2822は、モアレパターン2850に影響を及ぼす第3
の層2806または第4の層2808とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2822は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2850に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2850に影響を及ぼさない第3の層2806または第4の層2808とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図28Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2824は、第2の層2804とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2852を含み、S2P1 2852は、第2のスタック軸2834のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字519」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字520」
は、aとして指定された第2のスタック乗算因子によって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字521」
に関係付けられる。第2のスタック乗算因子aは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第2のスタック2824は、第3の層2806とともに形成された第2のス
タックの第2の周期構造(S2P2)2854をさらに含み、S2P2 2854は、第
2のスタック軸2834のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字522」
として指定されたS2P2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字523」
は、第2のスタック乗算因子aによって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字524」
に関係付けられる。S2P2ピッチ
「ヘブライ文字525」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字526」
に関係付ける第2のスタック乗算因子aは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字527」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字528」
に関係付ける第2のスタック乗算因子aと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、aの値は1であり、したがってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字529」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字530」
に同一であり、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字531」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字532」
に同一である。
S2P1 2852およびS2P2 2854は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック2824を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン28
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン2860は、ピッチ
「ヘブライ文字533」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字534」
は、等式71に示すように、第2のスタック乗算因子a、ピッチ
「ヘブライ文字535」
、およびピッチ
「ヘブライ文字536」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック2824は、モアレパターン2860に影響を及ぼす第1
の層2802または第4の層2808とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック2824は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2860に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2860に影響を及ぼさない第1の層2802または第4の層2808とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図28Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2826は、第1の層2802とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2862を含み、S3P1 2862は、第3のスタック軸2836のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字537」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字538」
は、bとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字539」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子bは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第3のスタック2826は、第3の層2806とともに形成された第3のス
タックの第2の周期構造(S3P2)2864をさらに含み、第3のスタック軸2836
のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字540」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字541」
は、第3のスタック乗算因子bによって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字542」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字543」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字544」
に関係付ける第3のスタック乗算因子bは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字545」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字546」
に関係付ける第3のスタック乗算因子bと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、bの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字547」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字548」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字549」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字550」
に同一である。
S3P1 2862およびS3P2 2864は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2826を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン28
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2870は、ピッチ
「ヘブライ文字551」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字552」
は、等式72に示すように、第3のスタック乗算因子b、ピッチ
「ヘブライ文字553」
、およびピッチ
「ヘブライ文字554」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2826は、モアレパターン2870に影響を及ぼす第2
の層2804または第4の層2808とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2826は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2870に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2870に影響を及ぼさない第2の層2804または第4の層2808とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図28Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2828は、第3の層2806とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2872を含み、S4P1 2872は、第4のスタック軸2838のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字555」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字556」
は、cとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字557」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子cは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第4のスタック2828は、第4の層2808とともに形成された第4のス
タックの第2の周期構造(S4P2)2874をさらに含み、S4P2 2874は、第
4のスタック軸2838のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字558」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字559」
は、第4のスタック乗算因子cによって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字560」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字561」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字562」
に関係付ける第4のスタック乗算因子cは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字563」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字564」
に関係付ける第4のスタック乗算因子cと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、cの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字565」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字566」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字567」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字568」
に同一である。
S4P1 2872およびS4P2 2874は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2828を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン28
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2880は、ピッチ
「ヘブライ文字569」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字570」
は、等式73に示すように、第4のスタック乗算因子c、ピッチ
「ヘブライ文字571」
、およびピッチ
「ヘブライ文字572」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2828は、モアレパターン2880に影響を及ぼす第1
の層2802または第2の層2804とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2828は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン2880に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン2880に影響を及ぼさない第1の層2802または第2の層2804とともに形成
された周期構造を含むことができる。
層2802、2804、2806、および2808のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字573」

「ヘブライ文字574」

「ヘブライ文字575」

「ヘブライ文字576」

「ヘブライ文字577」

「ヘブライ文字578」

「ヘブライ文字579」
、および
「ヘブライ文字580」
は、標的2800の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字581」

「ヘブライ文字582」

「ヘブライ文字583」
、および
「ヘブライ文字584」
の各々は、標的2800の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図29A~図29Eを次に参照すると、図29A~図29Eは、本発明の多層モアレ標
的2900の別の実施形態の簡略化された図である。図29A~図29Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図29Aは概してxy平
面を示し、図29B、図29C、図29D、および図29Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的2900は、図28A~図28Eを参照して本明細書に上述した標的2800の代
替配列の一例であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述すること
に留意されたい。標的2900は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ま
しくは半導体デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層2902、第2の層2904、第
3の層2906、および第4の層2908が形成される。第1の層2902、第2の層2
904、第3の層2906、および第4の層2908の各々は、xy平面に平行の略平面
の表面を画定することが理解されよう。第1の層2902、第2の層2904、第3の層
2906、および第4の層2908は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその
必要はない。好ましくは、第1の層2902、第2の層2904、第3の層2906、お
よび第4の層2908間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性
を有する。図29A~図29Eに示す実施形態では、第1の層2902は、第2の層29
04、第3の層2906、および第4の層2908の下に位置し、第2の層2904は、
第3の層2906および第4の層2908の下に位置し、第4の層2908は、第1の層
2902、第2の層2904、および第3の層2906の上に位置する。しかし、層29
02、2904、2906、および2908は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な
順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層2902および第4の層2908とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層2902とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的2900のどの部分も、層2908とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図30A~図30Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層2904お
よび第4の層2908とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層2904
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的2900のどの部分も、
層2908とともに形成されない。そのような実施形態は、図30A~図30Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図29Aに特に見られるように、標的2900は、4つの標的4半分2912、291
4、2916、および2918を含む。図29Aに示す実施形態では、標的4半分291
2、2914、2916、および2918の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分2912、2914、2916、および291
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的2900は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的2900は、重ね合わせ状態にあるとき、標的2
900の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的2900の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分2912、2914、2916、および2918の各々は、第1の周期構造
スタック2922、第2の周期構造スタック2924、第3の周期構造スタック2926
、および第4の周期構造スタック2928を含む。第1のスタック2922、第2のスタ
ック2924、第3のスタック2926、および第4のスタック2928の各々は、1つ
以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック29
22、第2のスタック2924、第3のスタック2926、および第4のスタック292
8のうちのいずれも、互いに重複しない。図29A~図29Eで、第1のスタック292
2は、第2のスタック2924、第3のスタック2926、および第4のスタック292
8より、標的2900の中心の近くに位置する状態で示されており、第2のスタック29
24は、第3のスタック2926および第4のスタック2928より、標的2900の中
心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック2926は、第1のスタック2
922および第2のスタック2924より、標的2900の縁部の近くに位置する状態で
示されており、第4のスタック2928は、第3のスタック2926より、標的2900
の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック2922、第2の
スタック2924、第3のスタック2926、および第4のスタック2928は、互いに
対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる。
図29A~図29Eでは、第1のスタック2922、第2のスタック2924、第3の
スタック2926、および第4のスタック2928の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
2922、第2のスタック2924、第3のスタック2926、および第4のスタック2
928の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック2922、第2のスタック2924、第3のスタック2926、およ
び第4のスタック2928内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック2922、第2のスタッ
ク2924、第3のスタック2926、および第4のスタック2928の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
図29Aに見られるように、4半分2912、2914、2916、および2918の
各々において、第1のスタック2922と交差し、その中に位置する複数の第1の軸29
32を含む第1の平面2931と、第2のスタック2924と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸2934を含む第2の平面2933と、第3のスタック2926と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸2936を含む第3の平面2935と、第4のスタッ
ク2928と交差し、その中に位置する複数の第4の軸2938を含む第4の平面293
7とが画定される。4半分2912、2914、2916、および2918の各々におけ
る第1のスタック2922、第2のスタック2924、第3のスタック2926、および
第4のスタック2928の向きに応じて、第1の平面2931、第2の平面2933、第
3の平面2935、および第4の平面2937の各々は、xz平面またはyz平面のいず
れかであり、第1の軸2932、第2の軸2934、第3の軸2936、および第4の軸
2938は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分2912、2914、29
16、および2918の各々において、第1の平面2931、第2の平面2933、第3
の平面2935、および第4の平面2937はすべて互いに平行であることが理解されよ
う。
図29Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
2922は、第1の層2902とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)2942を含み、S1P1 2942は、第1のスタック軸2932のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字585」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック2922は、第
2の層2904とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)294
4をさらに含み、S1P2 2944は、第1のスタック軸2932のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字586」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 2942およびS1P2 2944は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック2922を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン29
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン2950は、ピッチ
「ヘブライ文字587」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字588」
は、等式74に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字589」
および
「ヘブライ文字590」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック2922は、モアレパターン2950に影響を及ぼす第3
の層2906または第4の層2908とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック2922は、第1のスタック軸2932に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2950に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2950に影響を及ぼさない第3
の層2906または第4の層2908とともに形成された周期構造を含むことができる。
図29Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
2924は、第2の層2904とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)2952を含み、S2P1 2952は、第2のスタック軸2934のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字591」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字592」
は、dとして指定された第2のスタック乗算因子によって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字593」
に関係付けられる。第2のスタック乗算因子dは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第2のスタック2924は、第3の層2906とともに形成された第2のス
タックの第2の周期構造(S2P2)2954をさらに含み、S2P2 2954は、第
2のスタック軸2934のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字594」
として指定されたS2P2ピッチを有する。好ましくは、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字595」
は、第2のスタック乗算因子dによって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字596」
に関係付けられる。S2P2ピッチ
「ヘブライ文字597」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字598」
に関係付ける第2のスタック乗算因子dは、S2P1ピッチ
「ヘブライ文字599」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字600」
に関係付ける第2のスタック乗算因子dと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、dの値は1であり、したがってS2P1ピッチ
「ヘブライ文字601」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字602」
に同一であり、S2P2ピッチ
「ヘブライ文字603」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字604」
に同一である。
S2P1 2952およびS2P2 2954は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第2のスタック2924を撮像するとき、第2のスタックモアレパターン29
60を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第2
のスタックモアレパターン2960は、ピッチ
「ヘブライ文字605」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字606」
は、等式75に示すように、第2のスタック乗算因子d、ピッチ
「ヘブライ文字607」
、およびピッチ
「ヘブライ文字608」
の関数である。
好ましくは、第2のスタック2924は、モアレパターン2960に影響を及ぼす第1
の層2902または第4の層2908とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第2のスタック2924は、第2のスタック軸2934に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2960に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2960に影響を及ぼさない第1
の層2902または第4の層2908とともに形成された周期構造を含むことができる。
図29Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
2926は、第1の層2902とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)2962を含み、S3P1 2962は、第3のスタック軸2936のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字609」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字610」
は、eとして指定された第3のスタック乗算因子によって、S1P1ピッチ
「ヘブライ文字611」
に関係付けられる。第3のスタック乗算因子eは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第3のスタック2926は、第3の層2906とともに形成された第3のス
タックの第2の周期構造(S3P2)2964をさらに含み、S3P2 2964は、第
3のスタック軸2936のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字612」
として指定されたS3P2ピッチを有する。好ましくは、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字613」
は、第3のスタック乗算因子eによってS1P2ピッチ
「ヘブライ文字614」
に関係付けられる。S3P2ピッチ
「ヘブライ文字615」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字616」
に関係付ける第3のスタック乗算因子eは、S3P1ピッチ
「ヘブライ文字617」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字618」
に関係付ける第3のスタック乗算因子eと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、eの値は1であり、したがってS3P1ピッチ
「ヘブライ文字619」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字620」
に同一であり、S3P2ピッチ
「ヘブライ文字621」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字622」
に同一である。
S3P1 2962およびS3P2 2964は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第3のスタック2926を撮像するとき、第3のスタックモアレパターン29
70を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第3
のスタックモアレパターン2970は、ピッチ
「ヘブライ文字623」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字624」
は、等式76に示すように、第3のスタック乗算因子e、ピッチ
「ヘブライ文字625」
、およびピッチ
「ヘブライ文字626」
の関数である。
好ましくは、第3のスタック2926は、モアレパターン2970に影響を及ぼす第2
の層2904または第4の層2908とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第3のスタック2926は、第3のスタック軸2936に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2970に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2970に影響を及ぼさない第2
の層2904または第4の層2908とともに形成された周期構造を含むことができる。
図29Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
2928は、第3の層2906とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)2972を含み、S4P1 2972は、第4のスタック軸2938のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字627」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字628」
は、fとして指定された第4のスタック乗算因子によって、S1P2ピッチ
「ヘブライ文字629」
に関係付けられる。第4のスタック乗算因子fは、任意の正の数とすることができる。
好ましくは、第4のスタック2928は、第4の層2908とともに形成された第4のス
タックの第2の周期構造(S4P2)2974をさらに含み、S4P2 2974は、第
4のスタック軸2938のうちのもう1つに沿って、
「ヘブライ文字630」
として指定されたS4P2ピッチを有する。好ましくは、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字631」
は、第4のスタック乗算因子fによってS1P1ピッチ
「ヘブライ文字632」
に関係付けられる。S4P2ピッチ
「ヘブライ文字633」
をS1P1ピッチ
「ヘブライ文字634」
に関係付ける第4のスタック乗算因子fは、S4P1ピッチ
「ヘブライ文字635」
をS1P2ピッチ
「ヘブライ文字636」
に関係付ける第4のスタック乗算因子fと同じ値を有することが理解されよう。本発明
の一実施形態では、fの値は1であり、したがってS4P1ピッチ
「ヘブライ文字637」
はS1P2ピッチ
「ヘブライ文字638」
に同一であり、S4P2ピッチ
「ヘブライ文字639」
はS1P1ピッチ
「ヘブライ文字640」
に同一である。
S4P1 2972およびS4P2 2974は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第4のスタック2928を撮像するとき、第4のスタックモアレパターン29
80を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第4
のスタックモアレパターン2980は、ピッチ
「ヘブライ文字641」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字642」
は、等式77に示すように、第4のスタック乗算因子f、ピッチ
「ヘブライ文字643」
、およびピッチ
「ヘブライ文字644」
の関数である。
好ましくは、第4のスタック2928は、モアレパターン2980に影響を及ぼす第1
の層2902または第2の層2904とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第4のスタック2928は、第4のスタック軸2938に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン2980に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン2980に影響を及ぼさない第1
の層2902または第2の層2904とともに形成された周期構造を含むことができる。
層2902、2904、2906、および2908のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字645」

「ヘブライ文字646」

「ヘブライ文字647」

「ヘブライ文字648」

「ヘブライ文字649」

「ヘブライ文字650」

「ヘブライ文字651」
、および
「ヘブライ文字652」
は、標的2900の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字653」

「ヘブライ文字654」

「ヘブライ文字655」
、および
「ヘブライ文字656」
の各々は、標的2900の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図30Aおよび図30Bを次に参照すると、図30Aおよび図30Bはともに、標的3
000によって形成される多層半導体デバイスウエハの層2802、2804、2806
、および2808(図28A~図28E)、または2902、2904、2906、およ
び2908(図29A~図29E)などの第1の層3002、第2の層3004、第3の
層3006、および第4の層3008の間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向
において、標的2800(図28A~図28E)または標的2900(図29A~図29
E)などの多層モアレ標的3000を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す
簡略化された流れ図である。図30Cおよび図30Dをさらに参照すると、図30Cおよ
び図30Dは、それぞれ図30Aおよび図30Bの方法の一部分の第1および第2の実施
形態の簡略化された絵図である。
標的2900(図29A~図29E)を利用するとき、図30A~図30Dを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図30A~図30Dに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的2800(図28A~図28E)を利用するとき、第1のスタック軸283
2、第2のスタック軸2834、第3のスタック軸2836、および第4のスタック軸2
838が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算することができることも理
解されよう。
第1のステップ3009で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
30Aおよび図30Bの方法で標的2800を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸2832、第2のスタック軸2834、第3のスタック軸2836、
および第4のスタック軸2838が平行になる方向になるように自動的に選択される。図
30Aおよび図30Bの方法で標的2900を使用するとき、4半分2914および29
18の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分2
912および2916の構造は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利
用される。
好ましくは、次のステップ3010で、標的3000の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字657」

「ヘブライ文字658」

「ヘブライ文字659」

「ヘブライ文字660」

「ヘブライ文字661」

「ヘブライ文字662」

「ヘブライ文字663」

「ヘブライ文字664」

「ヘブライ文字665」

「ヘブライ文字666」

「ヘブライ文字667」

「ヘブライ文字668」

「ヘブライ文字669」

「ヘブライ文字670」

「ヘブライ文字671」
、および
「ヘブライ文字672」
は、標的3000の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字673」

「ヘブライ文字674」

「ヘブライ文字675」

「ヘブライ文字676」

「ヘブライ文字677」

「ヘブライ文字678」

「ヘブライ文字679」
、および
「ヘブライ文字680」
の各々は、標的3000の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ3011で、図30Cおよび図30Dに見られるように、第1の関心領域
3012、第2の関心領域3014、第3の関心領域3016、および第4の関心領域3
018は、ステップ3009で選択された4半分において、第1のスタック2822、第
2のスタック2824、第3のスタック2826、および第4のスタック2828(図2
8A~図28E)、または第1のスタック2922、第2のスタック2924、第3のス
タック2926、および第4のスタック2928(図29A~図29E)など、それぞれ
の第1のスタック3022、第2のスタック3024、第3のスタック3026、および
第4のスタック3028の各々に対して選択される。図30Cおよび図30Dの図示の実
施形態に見られるように、第1の関心領域3012、第2の関心領域3014、第3の関
心領域3016、および第4の関心領域3018は、好ましくは、それぞれの第1のスタ
ック3022および第4のスタック3028内に完全に位置する第1の関心領域3012
および第4の関心領域3018に対して示すように、それぞれの第1のスタック3022
、第2のスタック3024、第3のスタック3026、および第4のスタック3028の
各々に完全に位置するが、第1の関心領域3012、第2の関心領域3014、第3の関
心領域3016、および第4の関心領域3018は、それぞれの第2のスタック3024
および第3のスタック3026を越えて延びる関心領域3014および3016に対して
示すように、それぞれの第1のスタック3022、第2のスタック3024、第3のスタ
ック3026、および第4のスタック3028を越えて延びることもできることが理解さ
れよう。図30Cおよび図30Dに示す関心領域3012、3014、3016、および
3018は、代表的な関心領域であり、ステップ3011で他の好適な関心領域を選択す
ることもできることがさらに理解されよう。
次のステップ3031で、図30Cおよび図30Dに見られるように、ステップ301
1で選択された第1の関心領域3012のすべてのインスタンス間の対称点3032の場
所が計算される。次のステップ3033で、図30Cおよび図30Dに見られるように、
ステップ3011で選択された第2の関心領域3014のすべてのインスタンス間の対称
点3034の場所が計算される。次のステップ3035で、図30Cおよび図30Dに見
られるように、ステップ3011で選択された第3の関心領域3016のすべてのインス
タンス間の対称点3036の場所が計算される。次のステップ3037で、図30Cおよ
び図30Dに見られるように、ステップ3011で選択された第4の関心領域3018の
すべてのインスタンス間の対称点3038の場所が計算される。
次のステップ3039で、ステップ3009で選択された方向における、ステップ30
31で識別された第1の1つ以上の関心領域3012の対称点3032の場所と、ステッ
プ3033で識別された第2の1つ以上の関心領域3014の対称点3034の場所との
間の距離が計算される。ステップ3039で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字681」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字682」
は、標的2800の場合、等式78aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字683」
およびピッチ
「ヘブライ文字684」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字685」
はまた、標的2900の場合、等式78bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字686」
およびピッチ
「ヘブライ文字687」
の関数である。
この結果は、ステップ3009で選択された方向における第1の層3002と第2の層
3004との間の位置ずれとして報告される。ステップ3039で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字688」
およびピッチ
「ヘブライ文字689」
またはピッチ
「ヘブライ文字690」
およびピッチ
「ヘブライ文字691」
の相対値の関数、ならびに層3002および3004のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3041で、ステップ3009で選択された方向における、ステップ30
31で識別された第1の1つ以上の関心領域3012の対称点3032の場所と、ステッ
プ3035で識別された第3の1つ以上の関心領域3016の対称点3036の場所との
間の距離が計算される。ステップ3041で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字692」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字693」
は、標的2800の場合、等式79aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字694」
およびピッチ
「ヘブライ文字695」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字696」
はまた、標的2900の場合、等式79bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字697」
およびピッチ
「ヘブライ文字698」
の関数である。
この結果は、ステップ3009で選択された方向における第1の層3002と第3の層
3006との間の位置ずれとして報告される。ステップ3041で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字699」
およびピッチ
「ヘブライ文字700」
またはピッチ
「ヘブライ文字701」
およびピッチ
「ヘブライ文字702」
の相対値の関数、ならびに層3002および3006のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3043で、ステップ3009で選択された方向における、ステップ30
35で識別された第3の1つ以上の関心領域3016の対称点3036の場所と、ステッ
プ3037で識別された第4の1つ以上の関心領域3018の対称点3038の場所との
間の距離が計算される。ステップ3043で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字703」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字704」
は、標的2800の場合、等式80aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字705」
およびピッチ
「ヘブライ文字706」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字707」
はまた、標的2900の場合、等式80bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字708」
およびピッチ
「ヘブライ文字709」
の関数である。
この結果は、ステップ3009で選択された方向における第1の層3002と第4の層
3008との間の位置ずれとして報告される。ステップ3043で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字710」
およびピッチ
「ヘブライ文字711」
またはピッチ
「ヘブライ文字712」
およびピッチ
「ヘブライ文字713」
の相対値の関数、ならびに層3002および3008のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3045で、ステップ3039で報告された位置ずれ値と、ステップ30
41で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ3045で計算された差
は、ステップ3009で選択された方向における第2の層3004と第3の層3006と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ3045で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字714」
およびピッチ
「ヘブライ文字715」
またはピッチ
「ヘブライ文字716」
およびピッチ
「ヘブライ文字717」
の相対値の関数、ならびに層3004および3006のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3047で、ステップ3039で報告された位置ずれ値と、ステップ30
43で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ3047で計算された差
は、ステップ3009で選択された方向における第2の層3004と第4の層3008と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ3047で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字718」
およびピッチ
「ヘブライ文字719」
またはピッチ
「ヘブライ文字720」
およびピッチ
「ヘブライ文字721」
の相対値の関数、ならびに層3004および3008のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3049で、ステップ3041で報告された位置ずれ値と、ステップ30
43で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。別法として、次のステップ304
9で、ステップ3045で報告された位置ずれ値と、ステップ3047で報告された位置
ずれ値との間の差が計算される。ステップ3049で計算された差は、ステップ3009
で選択された方向における第3の層3006と第4の層3008との間の位置ずれとして
報告される。ステップ3049で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、ま
たは下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字722」
およびピッチ
「ヘブライ文字723」
またはピッチ
「ヘブライ文字724」
およびピッチ
「ヘブライ文字725」
の相対値の関数、ならびに層3006および3008のうちのどちらが調整されるかであ
る。
好ましくは、第1の層3002および第4の層3008とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3002とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図30A~図30Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3039で報告
された位置ずれ値と、ステップ3047で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3039および3047で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
0A~図30Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層3002および第4の層3008とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3002とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図30A~図30Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3041で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3049で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3041および3049で報告された位置ずれ値の間の差は、図30A
~図30Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第2の層3004および第4の層3008とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3004とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図30A~図30Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3039で報告
された位置ずれ値と、ステップ3043で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3039および3043で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
0A~図30Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第2の層3004および第4の層3008とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3004とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図30A~図30Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3045で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3049で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3045および3049で報告された位置ずれ値の間の差は、図30A
~図30Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
図31A~図31Eを次に参照すると、図31A~図31Eは、本発明の多層モアレ標
的3100の別の実施形態の簡略化された図である。図31A~図31Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図31Aは概してxy平
面を示し、図31B、図31C、図31D、および図31Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的3100は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ましくは半導体デ
バイスウエハ上に、少なくとも第1の層3102、第2の層3104、第3の層3106
、および第4の層3108が形成される。第1の層3102、第2の層3104、第3の
層3106、および第4の層3108の各々は、xy平面に平行の略平面の表面を画定す
ることが理解されよう。第1の層3102、第2の層3104、第3の層3106、およ
び第4の層3108は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその必要はない。好
ましくは、第1の層3102、第2の層3104、第3の層3106、および第4の層3
108間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性を有する。図3
1A~図31Eに示す実施形態では、第1の層3102は、第2の層3104、第3の層
3106、および第4の層3108の下に位置し、第2の層3104は、第3の層310
6および第4の層3108の下に位置し、第4の層3108は、第1の層3102、第2
の層3104、および第3の層3106の上に位置する。しかし、層3102、3104
、3106、および3108は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な順序で配置する
ことができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層3102および第3の層3106とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層3102とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的3100のどの部分も、層3106とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層3102お
よび第4の層3108とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層3102
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的3100のどの部分も、
層3108とともに形成されない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第2の層3104および第3の層3106とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層3104とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的3100のどの部分も、層3106とともに形成されない。そのような実施形態は
、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層3104および第4の層3108とと
もに形成された状態で示されている構造はすべて、層3104とともに形成することがで
きる。そのような実施形態では、標的3100のどの部分も、層3108とともに形成さ
れない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するよう
に、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第3の層310
6および第4の層3108とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層31
06とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的3100のどの部分
も、層3108とともに形成されない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参
照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図31A~図31Eは、標的3100の1つの可能な配列を示し、本発明の他の実施形
態では、標的3100は追加の構造を含むことができることが理解されよう。たとえば、
図32A~図32Eおよび図34~図39を参照して本明細書で後述するように、好適な
標的は、図31A~図31Eに示す構造の複数のインスタンスを含むことができ、それら
の複数のインスタンスは、様々な形で配置することができる。
好ましくは、標的3100は、第1の周期構造スタック3122、第2の周期構造スタ
ック3124、第3の周期構造スタック3126、および第4の周期構造スタック312
8を含む。第1のスタック3122、第2のスタック3124、第3のスタック3126
、および第4のスタック3128の各々は、1つ以上の周期構造を含み、各周期構造がピ
ッチを有する。好ましくは、第1のスタック3122、第2のスタック3124、第3の
スタック3126、および第4のスタック3128のうちのいずれも、互いに重複しない
図31A~図31Eでは、第1のスタック3122、第2のスタック3124、第3の
スタック3126、および第4のスタック3128の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
3122、第2のスタック3124、第3のスタック3126、および第4のスタック3
128の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック3122、第2のスタック3124、第3のスタック3126、およ
び第4のスタック3128内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック3122、第2のスタッ
ク3124、第3のスタック3126、および第4のスタック3128の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
第1のxz平面3131が、第1のスタック3122と交差する。複数の第1の軸31
32が、第1のxz平面3131内に位置し、x軸に平行である。第2のxz平面313
3が、第2のスタック3124と交差する。複数の第2の軸3134が、第2のxz平面
3133内に位置し、x軸に平行である。第3のxz平面3135が、第3のスタック3
126と交差する。複数の第3の軸3136が、第3のxz平面3135内に位置し、x
軸に平行である。第4のxz平面3137が、第4のスタック3128と交差する。複数
の第4の軸3138が、第4のxz平面3137内に位置し、x軸に平行である。
図31Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
3122は、第1の層3102とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)3142を含み、S1P1 3142は、第1のスタック軸3132のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字726」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック3122は、第
2の層3104とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)314
4をさらに含み、S1P2 3144は、第1のスタック軸3132のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字727」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 3142およびS1P2 3144は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック3122を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン31
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン3150は、ピッチ
「ヘブライ文字728」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字729」
は、等式81に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字730」
および
「ヘブライ文字731」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック3122は、モアレパターン3150に影響を及ぼす第3
の層3106または第4の層3108とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック3122は、y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、またはモア
レパターン3150に影響を及ぼさないピッチサイズを有する周期構造など、モアレパタ
ーン3150に影響を及ぼさない第3の層3106または第4の層3108とともに形成
された周期構造を含むことができる。
図31Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
3124は、第2の層3104とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)3152を含み、S2P1 3152は、第2のスタック軸3134のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字732」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック3124は、第
2のスタック3124を撮像するときにS2P1 3152とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3102、第3の層3106、または第4の層3108のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック3124は、
y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第2のスタック3124を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第2のスタ
ック3124を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層3102、第3の
層3106、または第4の層3108とともに形成された周期構造を含むことができる。
図31Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
3126は、第3の層3106とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)3162を含み、S3P1 3162は、第3のスタック軸3136のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字733」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、第3のスタック3126は、第
3のスタック3126を撮像するときにS3P1 3162とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3102、第2の層3104、または第4の層3108のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック3126は、
y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第3のスタック3126を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第3のスタ
ック3126を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層3102、第2の
層3104、または第4の層3108とともに形成された周期構造を含むことができる。
図31Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
3128は、第3の層3106とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)3172を含み、S4P1 3172は、第4のスタック軸3138のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字734」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、第4のスタック3128は、第
4のスタック3128を撮像するときにS4P1 3172とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3102、第2の層3104、または第3の層3106のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第4のスタック3128は、
y軸に平行の軸に沿って周期的である周期構造、または第4のスタック3128を撮像す
るときにモアレパターンを生じさせないピッチサイズを有する周期構造など、第4のスタ
ック3128を撮像するときにモアレパターンを生じさせない第1の層3102、第2の
層3104、または第3の層3106とともに形成された周期構造を含むことができる。
層3102、3104、3106、および3108のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字735」
および
「ヘブライ文字736」
は、標的3100の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字737」

「ヘブライ文字738」

「ヘブライ文字739」
、および
「ヘブライ文字740」
の各々は、標的3100の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図32A~図32Eを次に参照すると、図32A~図32Eは、本発明の多層モアレ標
的3200の別の実施形態の簡略化された図である。図32A~図32Eは、x軸、y軸
、およびz軸によって示される3つの異なる次元の図を含み、本明細書では、これら3つ
の次元をそれぞれxy平面、xz平面、およびyz平面と呼ぶ。図32Aは概してxy平
面を示し、図32B、図32C、図32D、および図32Eはxz平面に平行の平面を示
すことに留意されたい。
標的3200は、図31A~図31Eを参照して本明細書に上述した標的3100の代
替配列の一例であり、追加の配列は、図34~図39を参照して本明細書で後述すること
に留意されたい。標的3200は、好ましくは半導体デバイスウエハ上に形成され、好ま
しくは半導体デバイスウエハ上に、少なくとも第1の層3202、第2の層3204、第
3の層3206、および第4の層3208が形成される。第1の層3202、第2の層3
204、第3の層3206、および第4の層3208の各々は、xy平面に平行の略平面
の表面を画定することが理解されよう。第1の層3202、第2の層3204、第3の層
3206、および第4の層3208は、隣接する層とすることができるが、必ずしもその
必要はない。好ましくは、第1の層3202、第2の層3204、第3の層3206、お
よび第4の層3208間のいずれの材料も、電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性
を有する。図32A~図32Eに示す実施形態では、第1の層3202は、第2の層32
04、第3の層3206、および第4の層3208の下に位置し、第2の層3204は、
第3の層3206および第4の層3208の下に位置し、第4の層3208は、第1の層
3202、第2の層3204、および第3の層3206の上に位置する。しかし、層32
02、3204、3206、および3208は、互いに対してz軸に沿って任意の好適な
順序で配置することができることが理解されよう。
加えて、本発明の一実施形態では、第1の層3202および第3の層3206とともに
形成された状態で示されている構造はすべて、層3202とともに形成することができる
。そのような実施形態では、標的3200のどの部分も、層3206とともに形成されな
い。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するように、
校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第1の層3202お
よび第4の層3208とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層3202
とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的3200のどの部分も、
層3208とともに形成されない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照し
て本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施
形態では、第2の層3204および第3の層3206とともに形成された状態で示されて
いる構造はすべて、層3204とともに形成することができる。そのような実施形態では
、標的3200のどの部分も、層3206とともに形成されない。そのような実施形態は
、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用であ
る。加えて、本発明の別の実施形態では、第2の層3204および第4の層3208とと
もに形成された状態で示されている構造はすべて、層3204とともに形成することがで
きる。そのような実施形態では、標的3200のどの部分も、層3208とともに形成さ
れない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参照して本明細書で後述するよう
に、校正にとって特に有用である。加えて、本発明の別の実施形態では、第3の層320
6および第4の層3208とともに形成された状態で示されている構造はすべて、層32
06とともに形成することができる。そのような実施形態では、標的3200のどの部分
も、層3208とともに形成されない。そのような実施形態は、図33A~図33Dを参
照して本明細書で後述するように、校正にとって特に有用である。
図32Aに特に見られるように、標的3200は、4つの標的4半分3212、321
4、3216、および3218を含む。図32Aに示す実施形態では、標的4半分321
2、3214、3216、および3218の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは
、90°の整数倍数だけ、他の標的4半分3212、3214、3216、および321
8の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的3200は、好ましくは、x
方向もしくはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的3200は、重ね合わせ状態にあるとき、標的3
200の全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によっ
て特徴付けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態に
あるときは、標的3200の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分3212、3214、3216、および3218の各々は、第1の周期構造
スタック3222、第2の周期構造スタック3224、第3の周期構造スタック3226
、および第4の周期構造スタック3228を含む。第1のスタック3222、第2のスタ
ック3224、第3のスタック3226、および第4のスタック3228の各々は、1つ
以上の周期構造を含み、各周期構造がピッチを有する。好ましくは、第1のスタック32
22、第2のスタック3224、第3のスタック3226、および第4のスタック322
8のうちのいずれも、互いに重複しない。図32A~図32Eで、第1のスタック322
2は、第2のスタック3224、第3のスタック3226、および第4のスタック322
8より、標的3200の中心の近くに位置する状態で示されており、第2のスタック32
24は、第3のスタック3226および第4のスタック3228より、標的3200の中
心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3226は、第1のスタック3
222および第2のスタック3224より、標的3200の縁部の近くに位置する状態で
示されており、第4のスタック3228は、第3のスタック3226より、標的3200
の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタック3222、第2の
スタック3224、第3のスタック3226、および第4のスタック3228は、互いに
対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる。
図32A~図32Eでは、第1のスタック3222、第2のスタック3224、第3の
スタック3226、および第4のスタック3228の周期構造の各々が、複数の線および
空間から形成された状態で示されているが、本発明の他の実施形態では、第1のスタック
3222、第2のスタック3224、第3のスタック3226、および第4のスタック3
228の周期構造は、任意の好適な周期特徴から形成することができることが理解されよ
う。第1のスタック3222、第2のスタック3224、第3のスタック3226、およ
び第4のスタック3228内に含まれる周期構造を形成する周期特徴は、下部構造から形
成することができることがさらに理解されよう。第1のスタック3222、第2のスタッ
ク3224、第3のスタック3226、および第4のスタック3228の周期構造の各々
のピッチは、好ましくは10nm~3000nm、より好ましくは200nm~800n
mである。
図32Aに見られるように、4半分3212、3214、3216、および3218の
各々において、第1のスタック3222と交差し、その中に位置する複数の第1の軸32
32を含む第1の平面3231と、第2のスタック3224と交差し、その中に位置する
複数の第2の軸3234を含む第2の平面3233と、第3のスタック3226と交差し
、その中に位置する複数の第3の軸3236を含む第3の平面3235と、第4のスタッ
ク3228と交差し、その中に位置する複数の第4の軸3238を含む第4の平面323
7とが画定される。4半分3212、3214、3216、および3218の各々におけ
る第1のスタック3222、第2のスタック3224、第3のスタック3226、および
第4のスタック3228の向きに応じて、第1の平面3231、第2の平面3233、第
3の平面3235、および第4の平面3237の各々は、xz平面またはyz平面のいず
れかであり、第1の軸3232、第2の軸3234、第3の軸3236、および第4の軸
3238は、それぞれのx軸またはy軸に平行である。4半分3212、3214、32
16、および3218の各々において、第1の平面3231、第2の平面3233、第3
の平面3235、および第4の平面3237はすべて互いに平行であることが理解されよ
う。
図32Bに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第1のスタック
3222は、第1の層3202とともに形成された第1のスタックの第1の周期構造(S
1P1)3242を含み、S1P1 3242は、第1のスタック軸3232のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字741」
として指定されたS1P1ピッチを有する。好ましくは、第1のスタック3222は、第
2の層3204とともに形成された第1のスタックの第2の周期構造(S1P2)324
4をさらに含み、S1P2 3244は、第1のスタック軸3232のうちのもう1つに
沿って、
「ヘブライ文字742」
として指定されたS1P2ピッチを有する。
S1P1 3242およびS1P2 3244は、互いに少なくとも部分的に重なり、
したがって第1のスタック3222を撮像するとき、第1のスタックモアレパターン32
50を見ることができることが理解されよう。当技術分野では知られているように、第1
のスタックモアレパターン3250は、ピッチ
「ヘブライ文字743」
によって特徴付けられ、ピッチ
「ヘブライ文字744」
は、等式82に示すように、ピッチ
「ヘブライ文字745」
および
「ヘブライ文字746」
の関数である。
好ましくは、第1のスタック3222は、モアレパターン3250に影響を及ぼす第3
の層3206または第4の層3208とともに形成された周期構造を含まない。しかし、
第1のスタック3222は、第1のスタック軸3232に直交する軸に沿ってxy平面に
平行の平面内で周期的である周期構造、またはモアレパターン3250に影響を及ぼさな
いピッチサイズを有する周期構造など、モアレパターン3250に影響を及ぼさない第3
の層3206または第4の層3208とともに形成された周期構造を含むことができる。
図32Cに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第2のスタック
3224は、第2の層3204とともに形成された第2のスタックの第1の周期構造(S
2P1)3252を含み、S2P1 3252は、第2のスタック軸3234のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字747」
として指定されたS2P1ピッチを有する。好ましくは、第2のスタック3224は、第
2のスタック3224を撮像するときにS2P1 3252とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3202、第3の層3206、または第4の層3208のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第2のスタック3224は、
第2のスタック軸3234に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である
周期構造、または第2のスタック3224を撮像するときにモアレパターンを生じさせな
いピッチサイズを有する周期構造など、第2のスタック3224を撮像するときにモアレ
パターンを生じさせない第1の層3202、第3の層3206、または第4の層3208
とともに形成された周期構造を含むことができる。
図32Dに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第3のスタック
3226は、第3の層3206とともに形成された第3のスタックの第1の周期構造(S
3P1)3262を含み、S3P1 3262は、第3のスタック軸3236のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字748」
として指定されたS3P1ピッチを有する。好ましくは、第3のスタック3226は、第
3のスタック3226を撮像するときにS3P1 3262とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3202、第2の層3204、または第4の層3208のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第3のスタック3226は、
第3のスタック軸3236に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である
周期構造、または第3のスタック3226を撮像するときにモアレパターンを生じさせな
いピッチサイズを有する周期構造など、第3のスタック3226を撮像するときにモアレ
パターンを生じさせない第1の層3202、第2の層3204、または第4の層3208
とともに形成された周期構造を含むことができる。
図32Eに特に見られるように、本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック
3228は、第3の層3206とともに形成された第4のスタックの第1の周期構造(S
4P1)3272を含み、S4P1 3272は、第4のスタック軸3238のうちの1
つに沿って、
「ヘブライ文字749」
として指定されたS4P1ピッチを有する。好ましくは、第4のスタック3228は、第
4のスタック3228を撮像するときにS4P1 3272とともにモアレパターンを生
じさせるはずの第1の層3202、第2の層3204、または第4の層3208のうちの
いずれかとともに形成された周期構造を含まない。しかし、第4のスタック3228は、
第4のスタック軸3238に直交する軸に沿ってxy平面に平行の平面内で周期的である
周期構造、または第4のスタック3228を撮像するときにモアレパターンを生じさせな
いピッチサイズを有する周期構造など、第4のスタック3228を撮像するときにモアレ
パターンを生じさせない第1の層3202、第2の層3204、または第4の層3208
とともに形成された周期構造を含むことができる。
層3202、3204、3206、および3208のうちのいずれか2つの間の位置ず
れは、好ましくは、調整可能な偏光、波長、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計
測ツールを使用して測定される。好適な撮像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォ
ルニア州ミルピータスのKLA Corporationから市販されているArche
r(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字750」
および
「ヘブライ文字751」
は、標的3200の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はない。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字752」

「ヘブライ文字753」

「ヘブライ文字754」
、および
「ヘブライ文字755」
の各々は、標的3200の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
図33Aおよび図33Bを次に参照すると、図33Aおよび図33Bはともに、標的3
300によって形成される多層半導体デバイスウエハの層3102、3104、3106
、および3108(図31A~図31E)、または3202、3204、3206、およ
び3208(図32A~図32E)などの第1の層3302、第2の層3304、第3の
層3306、および第4の層3308の間でx方向またはy方向のいずれかに平行の方向
において、標的3100(図31A~図31E)または標的3200(図32A~図32
E)などの多層モアレ標的3300を使用して、位置ずれを計算する好ましい方法を示す
簡略化された流れ図である。図33Cおよび図33Dをさらに参照すると、図33Cおよ
び図33Dは、それぞれ図33Aおよび図33Bの方法の一部分の第1および第2の実施
形態の簡略化された絵図である。
標的3200(図32A~図32E)を利用するとき、図33A~図33Dを参照して
説明する方法は、x方向またはy方向のいずれかにおける位置ずれを計算するために、1
度だけ実行することができることが理解されるが、典型的には、図33A~図33Dに説
明する方法は、x方向およびy方向の各々における位置ずれを計算するために、2度実行
される。標的3100(図31A~図31E)を利用するとき、第1のスタック軸313
2、第2のスタック軸3134、第3のスタック軸3136、および第4のスタック軸3
138が平行になる1つの方向においてのみ、位置ずれを計算することができることも理
解されよう。
第1のステップ3309で見られるように、位置ずれを測定する方向が選択される。図
33Aおよび図33Bの方法で標的3100を使用するとき、位置ずれを測定する方向は
、第1のスタック軸3132、第2のスタック軸3134、第3のスタック軸3136、
および第4のスタック軸3138が平行になる方向になるように自動的に選択される。図
33Aおよび図33Bの方法で標的3200を使用するとき、4半分3214および32
18の構造は、x軸に平行の方向において位置ずれを測定するために利用され、4半分3
212および3216の構造は、y軸に平行の方向における位置ずれを測定するために利
用される。
好ましくは、次のステップ3310で、標的3300の画像が、調整可能な偏光、波長
、および開口数の設定を有する撮像位置ずれ計測ツールを使用して生成される。好適な撮
像位置ずれ計測ツールの一例は、米国カリフォルニア州ミルピータスのKLA Corp
orationから市販されているArcher(商標)700である。ピッチ
「ヘブライ文字756」

「ヘブライ文字757」

「ヘブライ文字758」
、および
「ヘブライ文字759」
は、標的3300の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって光学的
に分解可能である必要はないことに留意されたい。しかし、ピッチ
「ヘブライ文字760」

「ヘブライ文字761」

「ヘブライ文字762」

「ヘブライ文字763」

「ヘブライ文字764」

「ヘブライ文字765」

「ヘブライ文字766」
、および
「ヘブライ文字767」
の各々は、標的3300の画像を生成するために使用される位置ずれ計測ツールによって
光学的に分解可能であることが好ましい。
次のステップ3311で、図33Cおよび図33Dに見られるように、第1の関心領域
3312、第2の関心領域3314、第3の関心領域3316、および第4の関心領域3
318は、ステップ3309で選択された4半分において、第1のスタック3122、第
2のスタック3124、第3のスタック3126、および第4のスタック3128(図3
1A~図31E)、または第1のスタック3222、第2のスタック3224、第3のス
タック3226、および第4のスタック3228(図32A~図32E)など、それぞれ
の第1のスタック3322、第2のスタック3324、第3のスタック3326、および
第4のスタック3328の各々に対して選択される。図33Cおよび図33Dの図示の実
施形態に見られるように、第1の関心領域3312、第2の関心領域3314、第3の関
心領域3316、および第4の関心領域3318は、好ましくは、それぞれの第1のスタ
ック3322および第4のスタック3328内に完全に位置する第1の関心領域3312
および第4の関心領域3318に対して示すように、それぞれの第1のスタック3322
、第2のスタック3324、第3のスタック3326、および第4のスタック3328の
各々に完全に位置するが、第1の関心領域3312、第2の関心領域3314、第3の関
心領域3316、および第4の関心領域3318は、それぞれの第2のスタック3324
および第3のスタック3326を越えて延びる関心領域3314および3316に対して
示すように、それぞれの第1のスタック3322、第2のスタック3324、第3のスタ
ック3326、および第4のスタック3328を越えて延びることもできることが理解さ
れよう。図33Cおよび図33Dに示す関心領域3312、3314、3316、および
3318は、代表的な関心領域であり、ステップ3311で他の好適な関心領域を選択す
ることもできることがさらに理解されよう。
次のステップ3331で、図33Cおよび図33Dに見られるように、ステップ331
1で選択された第1の関心領域3312のすべてのインスタンス間の対称点3332の場
所が計算される。次のステップ3333で、図33Cおよび図33Dに見られるように、
ステップ3311で選択された第2の関心領域3314のすべてのインスタンス間の対称
点3334の場所が計算される。次のステップ3335で、図33Cおよび図33Dに見
られるように、ステップ3311で選択された第3の関心領域3316のすべてのインス
タンス間の対称点3336の場所が計算される。次のステップ3337で、図33Cおよ
び図33Dに見られるように、ステップ3311で選択された第4の関心領域3318の
すべてのインスタンス間の対称点3338の場所が計算される。
次のステップ3339で、ステップ3309で選択された方向における、ステップ33
31で識別された第1の1つ以上の関心領域3312の対称点3332の場所と、ステッ
プ3333で識別された第2の1つ以上の関心領域3314の対称点3334の場所との
間の距離が計算される。ステップ3339で見出される距離は、利得
「ヘブライ文字768」
によって分割され、利得
「ヘブライ文字769」
は、標的3100の場合、等式83aに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字770」
およびピッチ
「ヘブライ文字771」
の関数である。
利得
「ヘブライ文字772」
はまた、標的3200の場合、等式83bに示すように、ピッチ
「ヘブライ文字773」
およびピッチ
「ヘブライ文字774」
の関数である。
この結果は、ステップ3309で選択された方向における第1の層3302と第2の層
3302との間の位置ずれとして報告される。ステップ3339で計算される距離に加え
て、この方法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解され
よう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字775」
およびピッチ
「ヘブライ文字776」
またはピッチ
「ヘブライ文字777」
およびピッチ
「ヘブライ文字778」
の相対値の関数、ならびに層3302および3304のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3341で、ステップ3309で選択された方向における、ステップ33
33で識別された第2の1つ以上の関心領域3314の対称点3334の場所と、ステッ
プ3335で識別された第3の1つ以上の関心領域3316の対称点3336の場所との
間の距離が計算される。ステップ3341で見出される距離は、ステップ3309で選択
された方向における第2の層3304と第3の層3306との間の位置ずれとして報告さ
れる。ステップ3341で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、または下
などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字779」
およびピッチ
「ヘブライ文字780」
またはピッチ
「ヘブライ文字781」
およびピッチ
「ヘブライ文字782」
の相対値の関数、ならびに層3304および3306のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3343で、ステップ3309で選択された方向における、ステップ33
33で識別された第2の1つ以上の関心領域3314の対称点3334の場所と、ステッ
プ3337で識別された第4の1つ以上の関心領域3318の対称点3338の場所との
間の距離が計算される。ステップ3343で見出される距離は、ステップ3309で選択
された方向における第2の層3304と第4の層3308との間の位置ずれとして報告さ
れる。ステップ3343で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、または下
などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字783」
およびピッチ
「ヘブライ文字784」
またはピッチ
「ヘブライ文字785」
およびピッチ
「ヘブライ文字786」
の相対値の関数、ならびに層3304および3308のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3345で、ステップ3309で選択された方向における、ステップ33
35で識別された第3の1つ以上の関心領域3316の対称点3336の場所と、ステッ
プ3337で識別された第4の1つ以上の関心領域3318の対称点3338の場所との
間の距離が計算される。ステップ3345で見出される距離は、ステップ3309で選択
された方向における第3の層3306と第4の層3308との間の位置ずれとして報告さ
れる。ステップ3345で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、または下
などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字787」
およびピッチ
「ヘブライ文字788」
またはピッチ
「ヘブライ文字789」
およびピッチ
「ヘブライ文字790」
の相対値の関数、ならびに層3306および3308のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3347で、ステップ3339で報告された位置ずれ値と、ステップ33
41で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。ステップ3347で計算された差
は、ステップ3309で選択された方向における第1の層3302と第3の層3306と
の間の位置ずれとして報告される。ステップ3347で計算される距離に加えて、この方
法は、右、左、上、または下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整
方向は、ピッチ
「ヘブライ文字791」
およびピッチ
「ヘブライ文字792」
またはピッチ
「ヘブライ文字793」
およびピッチ
「ヘブライ文字794」
の相対値の関数、ならびに層3302および3306のうちのどちらが調整されるかであ
る。
次のステップ3349で、ステップ3339で報告された位置ずれ値と、ステップ33
43で報告された位置ずれ値との間の差が計算される。別法として、次のステップ334
9で、ステップ3347で報告された位置ずれ値と、ステップ3345で報告された位置
ずれ値との間の差が計算される。ステップ3349で計算された差は、ステップ3309
で選択された方向における第1の層3302と第4の層3308との間の位置ずれとして
報告される。ステップ3349で計算される距離に加えて、この方法は、右、左、上、ま
たは下などの調整方向をさらに計算することが理解されよう。調整方向は、ピッチ
「ヘブライ文字795」
およびピッチ
「ヘブライ文字796」
またはピッチ
「ヘブライ文字797」
およびピッチ
「ヘブライ文字798」
の相対値の関数、ならびに層3302および3308のうちのどちらが調整されるかであ
る。
好ましくは、第1の層3302および第3の層3306とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3302とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3339で報告
された位置ずれ値と、ステップ3341で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3339および3341で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
3A~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層3302および第3の層3306とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3302とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3349で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3345で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3349および3345で報告された位置ずれ値の間の差は、図33A
~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第1の層3302および第4の層3308とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3302とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3339で報告
された位置ずれ値と、ステップ3343で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3339および3343で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
3A~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第1の層3302および第4の層3308とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3302とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3347で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3345で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3347および3345で報告された位置ずれ値の間の差は、図33A
~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第2の層3304および第3の層3306とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3304とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3339で報告
された位置ずれ値と、ステップ3347で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3339および3347で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
3A~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第2の層3304および第3の層3306とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3304とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3343で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3345で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3343および3345で報告された位置ずれ値の間の差は、図33A
~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第2の層3304および第4の層3308とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3304とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3339で報告
された位置ずれ値と、ステップ3349で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3339および3349で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
3A~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第2の層3304および第4の層3308とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3304とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3341で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3345で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3341および3345で報告された位置ずれ値の間の差は、図33A
~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
好ましくは、第3の層3306および第4の層3308とともに形成された状態で示さ
れている構造がすべて、層3306とともに形成される、本明細書に上述した実施形態で
は、図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3347で報告
された位置ずれ値と、ステップ3349で報告された位置ずれ値との間の差の計算および
報告を行う。ステップ3347および3349で報告された位置ずれ値の間の差は、図3
3A~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
同様に、第3の層3306および第4の層3308とともに形成された状態で示されて
いる構造がすべて、層3306とともに形成される、本明細書に上述した実施形態では、
図33A~図33Dを参照して本明細書に上述した方法は、ステップ3341で報告され
た位置ずれ値と、ステップ3343で報告された位置ずれ値との間の差の計算および報告
を行う。ステップ3341および3343で報告された位置ずれ値の間の差は、図33A
~図33Dの方法で使用される位置ずれ計測ツールの校正で有用である。
図34を次に参照すると、図34は、標的100(図1)、200(図2A~図2D)
、400(図4)、500(図5A~図5D)、700(図7)、800(図8A~図8
D)、1000(図10)、1100(図11A~図11D)、1300(図13)、1
400(図14A~図14D)、1600(図16)、1700(図17A~図17D)
、1900(図19A~図19D)、2000(図20A~図20D)、2200(図2
2A~図22E)、2300(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)
、2600(図26A~図26E)、2800(図28A~図28E)、2900(図2
9A~図29E)、3100(図31A~図31E)、または3200(図32A~図3
2E)などの多層モアレ標的3400の交互配列を示す簡略化された図である。
図34に見られるように、標的3400は中心軸3410を含み、好ましくは、中心軸
3410に沿って、第1のスタック122、222、422、522、722、822、
1022、1122、1322、1422、1622、1722、1922、2022、
2222、2322、2522、2622、2822、2922、3122、または32
22などの第1の周期構造スタック3422が配置され、これらの構造は、中心軸341
0に沿って周期的である。好ましくは、中心軸3410の両側には、第2のスタック12
4、224、424、524、724、824、1024、1124、1324、142
4、1624、1724、1924、2024、2224、2324、2524、262
4、2824、2924、3124、または3224などの1対の第2の周期構造スタッ
ク3424と、第3のスタック126、226、426、526、726、826、10
26、1126、1326、1426、1626、1726、1926、2026、22
26、2326、2526、2626、2826、2926、3126、または3226
などの1対の第3の周期構造スタック3426とが、対称に配置される。本発明のいくつ
かの実施形態では、標的3400は、中心軸3510の両側に対称に配置された第4のス
タック2228、2328、2528、2628、2828、2928、3128、また
は3228などの1対の第4の周期構造スタック3428をさらに含む。
好ましくは、第1のスタック3422、第2のスタック3424、第3のスタック34
26、および第4のスタック3428のうちのいずれも、互いに重複しない。図34で、
第1のスタック3422は、第2のスタック3424、第3のスタック3426、および
第4のスタック3428より、標的3400の中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3424は、第3のスタック3426および第4のスタック3428よ
り、標的3400の中心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3426
は、第1のスタック3422および第2のスタック3424より、標的3400の縁部の
近くに位置する状態で示されており、第4のスタック3428は、第3のスタック342
6より、標的3400の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタ
ック3422、第2のスタック3424、第3のスタック3426、および第4のスタッ
ク3428は、互いに対してy軸に沿って任意の好適な配置で配置することができる。
図35を次に参照すると、図35は、標的100(図1)、200(図2A~図2D)
、400(図4)、500(図5A~図5D)、700(図7)、800(図8A~図8
D)、1000(図10)、1100(図11A~図11D)、1300(図13)、1
400(図14A~図14D)、1600(図16)、1700(図17A~図17D)
、1900(図19A~図19D)、2000(図20A~図20D)、2200(図2
2A~図22E)、2300(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)
、2600(図26A~図26E)、2800(図28A~図28E)、2900(図2
9A~図29E)、3100(図31A~図31E)、または3200(図32A~図3
2E)などの多層モアレ標的3500の交互配列を示す簡略化された図である。
図35に見られるように、標的3500は中心軸3510を含み、好ましくは、中心軸
3510の両側に、第1のスタック122、222、422、522、722、822、
1022、1122、1322、1422、1622、1722、1922、2022、
2222、2322、2522、2622、2822、2922、3122、または32
22などの1対の第1の周期構造スタック3522が対称に配置され、これらの構造は、
中心軸3510に沿って周期的である。好ましくは、中心軸3510の両側にはまた、第
2のスタック124、224、424、524、724、824、1024、1124、
1324、1424、1624、1724、1924、2024、2224、2324、
2524、2624、2824、2924、3124、または3224などの1対の第2
の周期構造スタック3524と、第3のスタック126、226、426、526、72
6、826、1026、1126、1326、1426、1626、1726、1926
、2026、2226、2326、2526、2626、2826、2926、3126
、または3226などの1対の第3の周期構造スタック3526とが、対称に配置される
。本発明のいくつかの実施形態では、標的3500は、中心軸3510の両側に対称に配
置された第4のスタック2228、2328、2528、2628、2826、2928
、3128、または3228などの1対の第4の周期構造スタック3528をさらに含む
好ましくは、第1のスタック3522、第2のスタック3524、第3のスタック35
26、および第4のスタック3528のうちのいずれも、互いに重複しない。図35で、
第1のスタック3522は、第2のスタック3524、第3のスタック3526、および
第4のスタック3528より、標的3500の中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3524は、第3のスタック3526および第4のスタック3528よ
り、標的3500の中心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3526
は、第1のスタック3522および第2のスタック3524より、標的3500の縁部の
近くに位置する状態で示されており、第4のスタック3528は、第3のスタック352
6より、標的3500の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタ
ック3522、第2のスタック3524、第3のスタック3526、および第4のスタッ
ク3528は、互いに対してy軸に沿って任意の好適な配置で配置することができる。
図36を次に参照すると、図36は、標的100(図1)、200(図2A~図2D)
、400(図4)、500(図5A~図5D)、700(図7)、800(図8A~図8
D)、1000(図10)、1100(図11A~図11D)、1300(図13)、1
400(図14A~図14D)、1600(図16)、1700(図17A~図17D)
、1900(図19A~図19D)、2000(図20A~図20D)、2200(図2
2A~図22E)、2300(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)
、2600(図26A~図26E)、2800(図28A~図28E)、2900(図2
9A~図29E)、3100(図31A~図31E)、または3200(図32A~図3
2E)などの多層モアレ標的3600の交互配列を示す簡略化された図である。
図36に見られるように、標的3600は、4つの標的4半分3612、3614、3
616、および3618を含む。図36に示す実施形態では、標的4半分3612、36
14、3616、および3618の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°
の整数倍数だけ、他の標的4半分3612、3614、3616、および3618の各々
のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的3600は、好ましくは、x方向もし
くはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好
ましい実施形態によれば、標的3600は、重ね合わせ状態にあるとき、標的3600の
全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付
けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるとき
は、標的3600の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分3612、3614、3616、および3618の各々は、第1のスタック
122、222、422、522、722、822、1022、1122、1322、1
422、1622、1722、1922、2022、2222、2322、2522、2
622、2822、2922、3122、または3222などの第1の周期構造スタック
3622、第2のスタック124、224、424、524、724、824、1024
、1124、1324、1424、1624、1724、1924、2024、2224
、2324、2524、2624、2824、2924、3124、または3224など
の第2の周期構造スタック3624、および第3のスタック126、226、426、5
26、726、826、1026、1126、1326、1426、1626、1726
、1926、2026、2226、2326、2526、2626、2826、2926
、3126、または3226などの第3の周期構造スタック3626を含む。本発明のい
くつかの実施形態では、標的4半分3612、3614、3616、および3618の各
々は、第4のスタック2228、2328、2528、2628、2826、2928、
3128、または3228などの第4の周期構造スタック3628をさらに含む。
好ましくは、第1のスタック3622、第2のスタック3624、第3のスタック36
26、および第4のスタック3628のうちのいずれも、互いに重複しない。図36で、
第1のスタック3622は、第2のスタック3624、第3のスタック3626、および
第4のスタック3628より、標的3600の中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3624は、第3のスタック3626および第4のスタック3628よ
り、標的3600の中心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3626
は、第1のスタック3622および第2のスタック3624より、標的3600の縁部の
近くに位置する状態で示されており、第4のスタック3628は、第3のスタック362
6より、標的3600の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタ
ック3622、第2のスタック3624、第3のスタック3626、および第4のスタッ
ク3628は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる
図37を次に参照すると、図37は、標的2200(図22A~図22E)、2300
(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)、2600(図26A~図2
6E)、2800(図28A~図28E)、2900(図29A~図29E)、3100
(図31A~図31E)、または3200(図32A~図32E)などの多層モアレ標的
3700の交互配列を示す簡略化された図である。
図37に見られるように、標的3700は、4つの標的4半分3712、3714、3
716、および3718を含む。図37に示す実施形態では、標的4半分3712、37
14、3716、および3718の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°
の整数倍数だけ、他の標的4半分3712、3714、3716、および3718の各々
のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的3700は、好ましくは、x方向もし
くはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好
ましい実施形態によれば、標的3700は、重ね合わせ状態にあるとき、標的3700の
全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付
けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるとき
は、標的3700の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分3712、3714、3716、および3718の各々は、第1のスタック
2222、2322、2522、2622、2822、2922、3122、または32
22などの第1の周期構造スタック3722、第2のスタック2224、2324、25
24、2624、2824、2924、3124、または3224などの第2の周期構造
スタック3724、および第3のスタック2226、2326、2526、2626、2
826、2926、3126、または3226などの第3の周期構造スタック3726を
含む。
好ましくは、標的3700は、第4のスタック2228、2328、2528、262
8、2826、2928、3128、または3228などの複数の第4の周期構造スタッ
ク3728をさらに含む。本発明の好ましい実施形態によれば、第4のスタック3728
の各々は、標的4半分3712、3714、3716、および3718のうちの1つの第
1のスタック3722、第2のスタック3724、および第3のスタック3726に平行
である。加えて、第4のスタック3728は、好ましくは、第1のスタック3722、第
2のスタック3724、および第3のスタック3726の各々よりさらに延びる。
好ましくは、第1のスタック3722、第2のスタック3724、第3のスタック37
26、および第4のスタック3728のうちのいずれも、互いに重複しない。図37で、
第1のスタック3722は、第2のスタック3724、第3のスタック3726、および
第4のスタック3728より、標的3700の中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3724は、第3のスタック3726および第4のスタック3728よ
り、標的3700の中心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3726
は、第1のスタック3722および第2のスタック3724より、標的3700の縁部の
近くに位置する状態で示されており、第4のスタック3728は、第3のスタック372
6より、標的3700の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタ
ック3722、第2のスタック3724、第3のスタック3726、および第4のスタッ
ク3728は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる
図38を次に参照すると、図38は、標的2200(図22A~図22E)、2300
(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)、2600(図26A~図2
6E)、2800(図28A~図28E)、2900(図29A~図29E)、3100
(図31A~図31E)、または3200(図32A~図32E)などの多層モアレ標的
3800の交互配列を示す簡略化された図である。
図38に見られるように、標的3800は、4つの標的4半分3812、3814、3
816、および3818を含む。図38に示す実施形態では、標的4半分3812、38
14、3816、および3818の各々のxy平面内の回転方向は、好ましくは、90°
の整数倍数だけ、他の標的4半分3812、3814、3816、および3818の各々
のxy平面内の回転方向とは異なる。加えて、標的3800は、好ましくは、x方向もし
くはy方向または両方のいずれかにおける回転対称によって特徴付けられる。本発明の好
ましい実施形態によれば、標的3800は、重ね合わせ状態にあるとき、標的3800の
全体が、x方向における単一の対称点およびy方向における単一の対称点によって特徴付
けられるように設計される。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるとき
は、標的3800の様々な要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的4半分3812、3814、3816、および3818の各々は、第1のスタック
2222、2322、2522、2622、2822、2922、3122、または32
22などの第1の周期構造スタック3822、第2のスタック2224、2324、25
24、2624、2824、2924、3124、または3224などの第2の周期構造
スタック3824、第3のスタック2226、2326、2526、2626、2826
、2926、3126、または3226などの第3の周期構造スタック3826、および
第4のスタック2228、2328、2528、2628、2826、2928、312
8、または3228などの第4の周期構造スタック3828を含む。
好ましくは、第1のスタック3822、第2のスタック3824、第3のスタック38
26、および第4のスタック3828のうちのいずれも、互いに重複しない。図38で、
第1のスタック3822および第2のスタック3824は、第3のスタック3826およ
び第4のスタック3828より、標的3800中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3824および第4のスタック3828は、第1のスタック3822お
よび第3のスタック3826より、標的3800の縁部の近くに位置する状態で示されて
いる。しかし、第1のスタック3822、第2のスタック3824、第3のスタック38
26、および第4のスタック3828は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配
置で配置することができる。
図39を次に参照すると、図39は、標的100(図1)、200(図2A~図2D)
、400(図4)、500(図5A~図5D)、700(図7)、800(図8A~図8
D)、1000(図10)、1100(図11A~図11D)、1300(図13)、1
400(図14A~図14D)、1600(図16)、1700(図17A~図17D)
、1900(図19A~図19D)、2000(図20A~図20D)、2200(図2
2A~図22E)、2300(図23A~図23E)、2500(図25A~図25E)
、2600(図26A~図26E)、2800(図28A~図28E)、2900(図2
9A~図29E)、3100(図31A~図31E)、または3200(図32A~図3
2E)などの多層モアレ標的3900の交互配列を示す簡略化された図である。
図39に見られるように、標的3900は、2つの標的部分3914および3918を
含む。図39に示す実施形態では、標的部分3914のxy平面内の回転方向は、好まし
くは、180°だけ、標的部分3918の各々のxy平面内の回転方向とは異なる。加え
て、標的3900は、好ましくは、x方向における回転対称によって特徴付けられる。本
発明の好ましい実施形態によれば、標的3900は、重ね合わせ状態にあるとき、標的3
900の全体が、x方向における単一の対称点によって特徴付けられるように設計される
。しかし、そのような実施形態でも、位置ずれ状態にあるときは、標的3900の様々な
要素が、固有の対称点によって特徴付けられる。
標的部分3914および3918の各々は、第1のスタック122、222、422、
522、722、822、1022、1122、1322、1422、1622、172
2、1922、2022、2222、2322、2522、2622、2822、292
2、3122、または3222などの第1の周期構造スタック3922、第2のスタック
124、224、424、524、724、824、1024、1124、1324、1
424、1624、1724、1924、2024、2224、2324、2524、2
624、2824、2924、3124、または3224などの第2の周期構造スタック
3924、および第3のスタック126、226、426、526、726、826、1
026、1126、1326、1426、1626、1726、1926、2026、2
226、2326、2526、2626、2826、2926、3126、または322
6などの第3の周期構造スタック3926を含む。本発明のいくつかの実施形態では、標
的部分3914および3918の各々は、第4のスタック2228、2328、2528
、2628、2826、2928、3128、または3228などの第4の周期構造スタ
ック3928をさらに含む。
好ましくは、第1のスタック3922、第2のスタック3924、第3のスタック39
26、および第4のスタック3928のうちのいずれも、互いに重複しない。図39で、
第1のスタック3922は、第2のスタック3924、第3のスタック3926、および
第4のスタック3928より、標的3900の中心の近くに位置する状態で示されており
、第2のスタック3924は、第3のスタック3926および第4のスタック3928よ
り、標的3900の中心の近くに位置する状態で示されており、第3のスタック3926
は、第1のスタック3922および第2のスタック3924より、標的3900の縁部の
近くに位置する状態で示されており、第4のスタック3928は、第3のスタック392
6より、標的3900の縁部の近くに位置する状態で示されている。しかし、第1のスタ
ック3922、第2のスタック3924、第3のスタック3926、および第4のスタッ
ク3928は、互いに対してxy平面に対して任意の好適な配置で配置することができる
本発明の追加の実施形態では、標的3900は、追加の構造を有する追加の標的部分を
含むことができ、追加の構造は、好ましくは、y軸に平行の方向に沿った位置ずれの測定
を可能にする。そのような追加の構造は、標的部分3914および3918内の構造に関
係付けられても関係付けられなくてもよい。
本発明は、本明細書で特に図示および上述した内容に限定されるものではないことが、
当業者には理解されよう。本発明の範囲は、本明細書に上述した様々な特徴の組合せおよ
び部分的組合せ、ならびにそれらの修正例の両方を含み、これらはすべて従来技術に包含
されるものではない。

Claims (8)

  1. 少なくとも第1の層と、第2の層と、第3の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的であって、前記第1の層、第2の層、および第3の層が、半導体デバイスウエハ上に形成され、前記半導体デバイスウエハが、xy平面を画定し、前記多層モアレ標的が、
    期構造を有する第1のスタック、第2のスタック、及び第3のスタックを含み、
    前記第1のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S1P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S1P2)を含み、前記S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有し、前記S1P2が前記第1の軸に沿って前記S1P1ピッチと異なるS1P2ピッチを有し、
    前記第2のスタックが、前記第2の層とともに形成された第1の周期構造(S2P1)、及び前記第3の層とともに形成された第2の周期構造(S2P2)を含み、前記S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有し、前記S2P2が前記第2の軸に沿って前記S2P1ピッチと異なるS2P2ピッチを有し、
    前記第3のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S3P1)、及び前記第3の層とともに形成された第2の周期構造(S3P2)を含み、前記S3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有し、前記S3P2が前記第3の軸に沿って前記S3P1ピッチと異なるS3P2ピッチを有し、
    前記第1の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であり、
    前記第2の軸および前記第3の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸に平行であり、
    前記S2P1ピッチが、第2のスタック乗算因子によって前記S1P2ピッチに関係付けられ、
    前記S2P2ピッチが、前記第2のスタック乗算因子によって前記S1P1ピッチに関係付けられ、
    前記S3P1ピッチが、第3のスタック乗算因子によって前記S1P1ピッチに関係付けられ、
    前記S3P2ピッチが、前記第3のスタック乗算因子によって前記S1P2ピッチに関係付けられ、
    前記第2のスタック乗算因子が1に等しく、前記第3のスタック乗算因子が1に等しいことを特徴とする多層モアレ標的。
  2. 請求項1に記載の多層モアレ標的であって、
    前記第1の層が、前記xy平面に平行の第1の略平面の表面を画定し、
    前記第2の層が、前記xy平面に平行の第2の略平面の表面を画定し、
    前記第3の層が、前記xy平面に平行の第3の略平面の表面を画定し、
    前記第1の軸が、xz平面またはyz平面のうちの1つに平行の第1の平面内に位置し、xz平面またはyz平面のうちの前記1つが、前記xy平面とともに、3次元xyz座標系を画定し、
    前記第2の軸が、前記第1の平面に平行の第2の平面内に位置し、
    前記第3の軸が、前記第1の平面に平行の第3の平面内に位置する
    ことを特徴とする多層モアレ標的。
  3. 少なくとも第1の層と、第2の層と、第3の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的であって、前記第1の層、第2の層、および第3の層が、半導体デバイスウエハ上に形成され、前記半導体デバイスウエハが、xy平面を画定し、前記多層モアレ標的が、
    周期構造を有する第1のスタック、第2のスタック、及び第3のスタックを含み、
    前記第1のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S1P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S1P2)を含み、前記S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有し、前記S1P2が前記第1の軸に沿って前記S1P1ピッチと異なるS1P2ピッチを有し、
    前記第2のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S2P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S2P2)を含み、前記S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有し、前記S2P2が前記第2の軸に沿って前記S2P1ピッチと異なるS2P2ピッチを有し、
    前記第3のスタックが、前記第2の層とともに形成された第1の周期構造(S3P1)、及び前記第3の層とともに形成された第2の周期構造(S3P2)を含み、前記S3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有し、前記S3P2が前記第3の軸に沿って前記S3P1ピッチと異なるS3P2ピッチを有し、
    前記第1の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であり、
    前記第2の軸および前記第3の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸に平行であり、
    前記S3P1ピッチが、第3のスタック乗算因子によって前記S2P2ピッチに関係付けられ、
    前記S3P2ピッチが、前記第3のスタック乗算因子によって前記S2P1ピッチに関係付けられ、
    前記第3のスタック乗算因子が1に等しく、前記S1P1ピッチが、前記S2P2ピッチと同じであり、前記S1P2ピッチが、前記S2P1ピッチと同じである、
    ことを特徴とする多層モアレ標的。
  4. 少なくとも第1の層と、第2の層と、第3の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的であって、前記第1の層、第2の層、および第3の層が、半導体デバイスウエハ上に形成され、前記半導体デバイスウエハが、xy平面を画定し、前記多層モアレ標的が、
    周期構造を有する第1のスタック、第2のスタック、及び第3のスタックを含み、
    前記第1のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S1P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S1P2)を含み、前記S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有し、前記S1P2が前記第1の軸に沿って前記S1P1ピッチと異なるS1P2ピッチを有し、
    前記第2のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S2P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S2P2)を含み、前記S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有し、前記S2P2が前記第2の軸に沿って前記S2P1ピッチと異なるS2P2ピッチを有し、
    前記第3のスタックが、前記第2の層とともに形成された第1の周期構造(S3P1)、及び前記第3の層とともに形成された第2の周期構造(S3P2)を含み、前記S3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有し、前記S3P2が前記第3の軸に沿って前記S3P1ピッチと異なるS3P2ピッチを有し、
    前記第1の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であり、
    前記第2の軸および前記第3の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸に平行であり、
    前記S1P1ピッチが、前記S2P1ピッチと同じであり、
    前記S1P2ピッチが、加算項だけ前記S1P1ピッチとは異なり、
    前記S2P2ピッチが、前記加算項だけ前記S1P1ピッチとは異なり、
    前記S3P1ピッチが、前記加算項だけ前記S1P1ピッチとは異なり、
    前記S3P2ピッチが、前記S1P1ピッチと同じである
    ことを特徴とする多層モアレ標的。
  5. 少なくとも第1の層と、第2の層と、第3の層との間の位置ずれの計算に有用な多層モアレ標的であって、前記第1の層、第2の層、および第3の層が、半導体デバイスウエハ上に形成され、前記半導体デバイスウエハが、xy平面を画定し、前記多層モアレ標的が、
    周期構造を有する第1のスタック、第2のスタック、及び第3のスタックを含み、
    前記第1のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S1P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S1P2)を含み、前記S1P1が第1の軸に沿ってS1P1ピッチを有し、前記S1P2が前記第1の軸に沿って前記S1P1ピッチと異なるS1P2ピッチを有し、
    前記第2のスタックが、前記第1の層とともに形成された第1の周期構造(S2P1)、及び前記第2の層とともに形成された第2の周期構造(S2P2)を含み、前記S2P1が第2の軸に沿ってS2P1ピッチを有し、前記S2P2が前記第2の軸に沿って前記S2P1ピッチと異なるS2P2ピッチを有し、
    前記第3のスタックが、前記第2の層とともに形成された第1の周期構造(S3P1)、及び前記第3の層とともに形成された第2の周期構造(S3P2)を含み、前記S3P1が第3の軸に沿ってS3P1ピッチを有し、前記S3P2が前記第3の軸に沿って前記S3P1ピッチと異なるS3P2ピッチを有し、
    前記第1の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、x軸またはy軸のいずれかに平行であり、
    前記第2の軸および前記第3の軸が、前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸に平行であり、
    前記S2P1ピッチが、前記S3P2ピッチと同じであり、
    前記S2P2ピッチが、前記S3P1ピッチと同じである
    ことを特徴とする多層モアレ標的。
  6. 請求項1,3,4,5のいずれかに記載の多層モアレ標的であって、
    前記第1のスタック、前記第2のスタック、及び前記第3のスタックからなるスタック群を複数備え、複数のスタック群が、
    前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸が前記x軸に平行である、少なくとも1つの第1のスタック群と、
    前記標的が前記xy平面内で撮像されるとき、前記第1の軸が前記y軸に平行である、少なくとも1つの第2のスタック群とを含むことを特徴とする多層モアレ標的。
  7. 請求項6に記載の多層モアレ標的であって、前記少なくとも1つの第1のスタック群および前記少なくとも1つの第2のスタック群が、向きを除いて同一であることを特徴とする多層モアレ標的。
  8. 請求項6に記載の多層モアレ標的であって、前記標的が、鏡像対称によって特徴付けられることを特徴とする多層モアレ標的。
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