JP7844528B2 - 発光玩具 - Google Patents

発光玩具

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JP7844528B2 JP2024035413A JP2024035413A JP7844528B2 JP 7844528 B2 JP7844528 B2 JP 7844528B2 JP 2024035413 A JP2024035413 A JP 2024035413A JP 2024035413 A JP2024035413 A JP 2024035413A JP 7844528 B2 JP7844528 B2 JP 7844528B2
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Description

本発明は、発光玩具に関する。
発光する玩具として、特許文献1において、通気孔を有するグリップ部及びヘッド部からなるバット形のケースと、該ケース内で一端が固定され、他端がフリー端となるように配置され、フリー端に錘部が設けられる圧電振動体と、ヘッド部の外周に配置され、圧電振動体と電気的に接続される複数のLEDの配列からなる発光部とを備え、ケースには、通気孔を通じて連通する通気路が設けられ、この通気路を介してヘッド部に加えた衝撃音を外部に拡散させると共に、ヘッド部の揺動に連動して発光部を発光させる、という構成が開示されている。
実用新案登録第3202052号
特許文献1においては、手や膝等に打ち付けた際の打音を発すると共に、打音に連動させて発光表示する玩具であるが、発光の仕方が多彩なものではなく、発光玩具としては不十分なものであった。
本発明は、興趣性の高い発光玩具を提供することを目的とする。
(1)
音検出部と、
複数の発光部が配置された発光領域と、
上記音検出部で検出された音の大きさに基づいて、上記発光領域において発光させる上記発光部の数を制御する制御部と、を備える、発光玩具。
音検出部と、
複数の発光部が配置された発光領域と、
前記音検出部で検出された音の大きさに基づいて、前記発光領域において発光させる前記発光部の数を制御する制御部と、
前記音検出部、前記発光領域、及び前記制御部を保持する本体部と、
前記本体部と接続し、当該本体部を使用者の身体に装着する身体装着部と、
を備え、
前記発光領域は、前記音検出部で検出された第1群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第1発光領域と、当該音検出部で検出された第2群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第2発光領域と、を含み、
前記第1群の音は、第1範囲の周波数の音を含み、前記第2群の音は、当該第1範囲の周波数とは異なる第2範囲の周波数の音を含む、発光玩具であって、
前記音検出部は、前記発光玩具を身体に装着した状態において、前記本体部と身体とが接触しない位置に配置される、発光玩具。
(2)
(1)に記載の発光玩具であって、
上記発光領域は、上記音検出部で検出された第1群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第1発光領域と、その音検出部で検出された第2群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第2発光領域と、を含む、発光玩具。
(3)
(2)に記載の発光玩具であって、
上記第1群の音は、第1範囲の周波数の音を含み、上記第2群の音は、その第1範囲の周波数とは異なる第2範囲の周波数の音を含む、発光玩具。
(4)
(1)から(3)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記制御部は、所定期間中に検出された音の相対的な大きさに基づいて上記発光させる上記発光部の数を制御する、発光玩具。
(5)
(4)に記載の発光玩具であって、
上記制御部は、上記所定期間中に相対的に大きい音が検出されたことに応じて、上記発光させる上記発光部の数を増加させる制御を行う、発光玩具。
(6)
(4)又は(5)に記載の発光玩具であって、
上記制御部は、上記所定期間中において最大値となる大きさの音を検出したときは上記複数の発光部の全てを発光させる制御を行う、発光玩具。
(7)
(6)に記載の発光玩具であって、
上記音検出部が上記所定期間内で検出した上記最大値を記憶する記憶部を備え、
上記音検出部は、上記最大値を継続して検出し、
上記記憶部は、最新の上記所定期間において検出された上記最大値を更新して記憶する、発光玩具。
(8)
(1)から(7)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記発光部は、発光の強度を変更可能に構成される、発光玩具。
(9)
(8)に記載の発光玩具であって、
上記制御部は、上記発光部の発光を開始する場合に、上記発光部の発光の強度を増加させていく制御を行う、発光玩具。
(10)
(1)から(9)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記複数の発光部は、第1方向に1列に並ぶ第1発光列で構成される、発光玩具。
(11)
(2)又は(3)に記載の発光玩具であって、
上記第1発光領域の上記複数の発光部は、第1方向に1列に並ぶ第1発光列で構成され、
上記第2発光領域の上記複数の発光部は、上記第1方向に1列に並ぶ第2発光列で構成され、
上記第1発光列および上記第2発光列は、上記第1方向とは交差する第2方向に隣接して配置される、発光玩具。
(12)
(10)に記載の発光玩具であって、
上記制御部は、上記音検出部で検出された音の大きさに基づいて、上記第1発光列の一方の端部側からその第1発光列の他方の端部側にかけて発光させる上記発光部の数を変化させる制御を行う、
発光玩具。
(13)
(12)に記載の発光玩具であって、
上記発光部は、発光の強度を変更可能に構成され、
上記制御部は、
上記発光部の発光を開始する場合に、上記発光部の発光の強度を増加させていく制御を行い、
上記第1発光列における上記発光部の数を増加させる場合に、上記他方側の上記発光部の強度を上記一方側の上記発光部の強度よりも小さくしておく制御を行う、発光玩具。
(14)
(13)に記載の発光玩具であって、
上記制御部は、上記一方側で発光中の上記発光部の発光の強度が最大に変化した後、上記他方の端部側に隣接する上記発光部の発光を開始する制御を行う、発光玩具。
(15)
(1)から(14)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記発光領域を被覆する被覆部を備え、
上記被覆部は、上記発光部の発光を透過可能な第1部分とその発光部の発光を透過不可能な第2部分とを含み、
上記第1部分は、上記複数の発光部のそれぞれに対向する位置に配置される複数の光透過部で構成される発光玩具。
(16)
(15)に記載の発光玩具であって、
上記発光領域は、第1方向に延びる形状であり、
上記発光領域に沿って上記第1方向に複数並んで設けられ、上記光透過部間の上記第2部分に隣接して配置された第1形象物を備える、発光玩具。
(17)
(15)又は(16)に記載の発光玩具であって、
上記発光領域は、第1方向に延びる形状であり、
上記発光領域の上記第1方向の一端側に隣接して設けられ、上記光透過部と略同じ形状となる第2形象物を備える、発光玩具。
(18)
(1)から(17)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記発光領域を被覆し、上記発光部の発光を透過する透過面を有する被覆部を備え、
上記発光領域は、上記複数の発光部のそれぞれが有する複数の発光素子と、その複数の発光素子のそれぞれに対応して設けられ、その複数の発光素子から発光される光を拡散する壁部材で囲まれて構成された複数の光拡散部と、を含み、
上記複数の発光素子のそれぞれは、その複数の発光素子が発光する光の進行方向が上記透過面に略平行な方向になるように設けられる、発光玩具。
(19)
(18)に記載の発光玩具であって、
上記壁部材を構成する上記被覆部に対向する面は、上記発光素子から遠ざかるに伴って上記被覆部に近づく湾曲面に構成される、発光玩具。
(20)
(18)又は(19)に記載の発光玩具であって、
上記透過面は、その透過面を介した上記光拡散部内の視認を抑制可能に構成される、発光玩具。
(21)
(1)から(20)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記音検出部、上記発光領域、及び上記制御部を保持する本体部と、
上記本体部と接続し、その本体部を使用者の身体に装着する身体装着部と、を備え、
上記音検出部は、上記発光玩具を身体に装着した状態において、上記本体部と身体とが接触しない位置に配置される、発光玩具。
(22)
(1)から(21)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記音検出部、上記発光領域、及び上記制御部を保持する本体部と、
上記本体部と接続し、その本体部を使用者の身体に装着する身体装着部と、を備え、
上記本体部は、弾性変形可能で頭部外周形状に対応可能に湾曲した湾曲部と、上記湾曲部の両端に取付けられて耳に対面可能な耳当て部と、を有し、
上記発光領域は、上記耳当て部の少なくとも一方の外側側面に設けられている発光玩具。
(23)
(22)に記載の発光玩具であって、
上記音検出部は、上記本体部の側面視において、上記耳当て部内で上記湾曲部よりも外側の位置に設けられている発光玩具。
(24)
(22)又は(23)に記載の発光玩具であって、
上記耳当て部には、上記本体部の側面視において、上記湾曲部よりも外側に延出する模擬マイク部が設けられている発光玩具。
(25)
(1)から(24)のいずれか1つに記載の発光玩具であって、
上記発光部以外に、玩具作動を目視可能な作動発光部が設けられている発光玩具。
本発明によれば、興趣性の高い発光玩具を提供することができる。
本発明の一態様の発光玩具を示す斜視図である。 図1に示す発光玩具の本体部の内側を示す拡大側面図である。 図1に示す発光玩具の装着状態を示す側面図である。 図1に示す発光玩具の制御系を示すブロック図である。 本体部の要部の分解斜視図である。 発光領域を構成する被覆部及び壁面部材を示す分解斜視図である。 図3におけるA-A線に沿った部分の断面図である。 発光領域の発光形態を示す概略側面図である。 発光領域の発光形態を示す概略側面図である。 発光領域の発光形態を示す概略側面図である。
以下、本発明の一態様である玩具について、図を参照して説明する。
図1は、本態様の発光玩具1の斜視図である。図2は、図1に示す発光玩具1の本体部10の内側を示す拡大側面図である。図3は、図1に示す発光玩具1の装着状態を示す側面図である。
図1に示す発光玩具1は、耳当て部を構成する一対の本体部10を備えたヘッドホーン型の玩具である。発光玩具1は、弾性変形可能で頭部の形状に対応する湾曲部としての身体装着部8を備え、身体装着部8の両端に本体部10がそれぞれ設けられている。そして、発光玩具1には、発光領域20が、本体部10の外側側面に設けられている。この発光領域20は、後述するように、音に対応して発光する。発光領域20は、発光玩具1を装着した状態(図3参照)で、第1発光領域21と第2発光領域22とが本体部10の縦方向(上下方向)に2列に並んだ配置となっている。そして、この2列の両発光領域21,22は、後述するように、その列方向(上下方向)において発光の大きさ(例えば発光の長さ)が変わるように構成されている。
第1発光領域21、及び第2発光領域22は、その列方向の発光の長さを変える構成については、例えば、横長(図中左右方向)の長方形状の光る部分である第1部分28aが上下方向に所定間隔で並んだ構成(図7参照)となっている。例えば、本体部10内の後述する発光部27の光が第1部分28aを通って外側から見えるように構成されている。そして、この縦に並んだ第1部分28aの光る部分の数が多くなることで、その縦方向の発光の長さの変化を演出する。
第1発光領域21及び第2発光領域22の脇(隣接した位置)には、両発光領域21,22の発光時の長さ方向(図8における第1方向(Y方向))に並んだ目盛状の第1形象物31が設けられている。第1形象物31は、図示のごとく横棒状の目盛りであって、例えば、両発光領域21,22における第1部分28aの間に位置するように配置されている。
また、第1発光領域21と第2発光領域22の下側には、第1部分28aと略同じ形状の第2形象物32が上下に並んで2個ずつ並んで設けられている。この第2形象物32は、実際には発光するものではないが、第1部分28aと同じ形状であり、第1部分28aが光り出すときに、第2形象物32の上端側から上方側に光り出す演出ができる構成である。
本体部10の内側には、図2に示すように、本体部10の内側形状の外縁部に沿うように環状の耳当て環状部11が設けられている。耳当て環状部11は、本体部10の他の素材とは異なり、図3に示すように装着したときに、顔の肌に直接接したときにソフトな感触を与える素材にて形成されている。
なお、この耳当て環状部11は、予め設けられている必要はなく、着脱可能構成として、ユーザーの好みで取り付けることができる。また、本体部10の一方側には、張出アーム44を介して装着状態において、図3に示すように、口に接近するように側面視において身体装着部8よりも外側(前方側)に当該張出アーム44の先端にマイク45が設けられている。マイク45は、実質的にマイクの機能を有さない模擬マイクとすることもできる。
本体部10は、その両方の内部に、マイクからなる音検出部13、発光領域20内の発光部27の発光素子25、音検出部13の信号に基づいて発光素子25の発光を制御する制御部15、及び記憶部18、電池を着脱可能な電源部40等が設けられている。なお、本体部10の内側側面には、図2に示すように、電源スイッチ50が設けられ、また、電池交換が可能な電源部蓋48が設けられている。また、本態様においては、音検出部13は、発光玩具1を装着したときに、顔の側面前方寄りの位置に設けられており、且つ本体部外面には、音検出部13に対応して開口孔10hが設けられている。このように、音検出部13が、発光玩具1を身体に装着した状態において、本体部10と顔の側面とが直接接触しない位置に配置されている。これにより、音検出部13が外部の音を検出し易い構成となっている。また、制御部15は、何れの箇所に配置しても良いが、本態様においては、例えば、電源スイッチ50、及び発光領域20に接近した位置に配置されている。
また、本体部10の外側側面には、電源スイッチ50を入れたときに動作状態を目視できるように発光する作動発光部41,42,43が設けられている。なお、この作動発光部41,42,43は、発光強度の変更はしないが、発光領域20の第1発光領域21の上側の作動発光部41、及び第2発光領域22の上側の作動発光部42は、両発光領域21,22と上下方向に並んだ位置で、両発光領域21,22の縦方向(上下方向)の列の演出を行う。また、本体部10の前方側において半円形状の作動発光部43は、本体部10の前方側を明るくして、発光玩具1が起動していることをはっきりと示すことができる。また、マイク45にも、その外側側面に二列の作動発光部46が設けられており、マイク45の作動演出がなされる。
図4は、図1に示す発光玩具1の制御系を示すブロック図である。
図4に示すように、発光玩具1は、音検出部13によって検出された音の検出信号が制御部15に送信される。制御部15は、検出された音の大きさを基準として、発光領域20内の複数の発光部27を対応させて発光数を制御する。ここで、発光領域20は、例えば、第1発光領域21、第2発光領域22、の2つの領域が横(装着状態において前後方向)に隣接して設けられている(図1及び図3参照)。
第1発光領域21は、音検出部13で検出された第1群の音に基づいて発光する複数の発光部27が、後述するように、装着状態の本体部10の上下方向に配置されている。ここで云う第1群の音とは、例えば可聴音域において相対的に低音域である低い周波数帯域に含まれる音として設定されている。一方、第2発光領域22は、音検出部13で検出された第2群の音に基づいて発光する複数の発光部27が、第1発光領域21と同様に上下方向に配置されている。この第2発光領域22は、第1群の音の周波数とは異なる、例えば可聴音域において相対的に高音域である高い低い周波数帯域に含まれる音として設定されている。
このように、第1発光領域21と第2発光領域22とは、異なる周波数帯域に基づいて発光する構成であり、制御部15による制御による両発光領域21,22の発光タイミング、及び発光部27の発光数は、それぞれ独立して制御される。
制御部15は、第1発光領域21及び第2発光領域22において、音検出部13を介して所定期間中に検出された音の相対的な大きさ基づいて発光する発光部27の数を制御する。また、例えば、制御部15は、所定期間中において最大値となる大きさの音を検出したときに、複数の発光部27の全てを発光させる制御を行い、所定期間中においてはこの最大値を最大基準として他の音に対応する発光制御を行う。また、制御部15は、発光部27の発光を開始する場合には、発光部27の発光の強度を増加させていく制御を行う。
また、記憶部18は、音検出部13が所定期間内で検出した最大値を記憶するように構成されている。例えば、音検出部13が最大値を継続して検出し、この最大値を記憶部18が記憶するが、その記憶データは、最新の所定期間において検出された最大値を更新して記憶する。したがって、記憶された最大値は、常に直近の所定期間における最大値が記憶されている状態で発光制御が行われる。
図5は、本体部10の要部の分解斜視図である。また、図6は、発光領域を構成する被覆部及び壁面部材を示す分解斜視図である。
本体部10は、図5に示すように、例えば、上ハーフケース10aと、下ハーフケース10bとで形成される内部空間に各種部材が配置される。上ハーフケース10aには、開口10c,10d,10eが設けられており、これらの開口に対応して、光源の光を透過可能なカバー部材41b,43b並びに2枚の被覆部28が配置される。
発光領域20は、複数の発光部27の集合体である。発光部27は、例えば、図6に示すように、光が拡散できる空間の光拡散部として形成される。すなわち、側面及び底面を覆う壁部材26、この壁部材26の上側を覆う被覆部28によって覆われる空間内に発光素子25を備える構成である。この発光部27は、5個ずつ2列に並んだ凹み構造であり、例えば、前後(図中において左右)の側壁面26aの間に底面26cを区画する区画壁26bが所定間隔に配置された構成となっている。側壁面26aは、例えば、発光素子25を保持するそれぞれ1枚の回路基板にて構成されている。発光素子25は、発光の強度を変更可能に構成されており、制御部15によって、その発光の強さが、後述するように複数段階(例えば、強、中、弱の3段階)に制御される。具体的には、発光を開始させるときは最も弱い発光段階である「弱」の状態から発光を開始し、その後、次の発光段階が相対的に強い発光段階になるように発光段階を変更する制御を行う。また、発光を終了させるときは、次の発光段階が相対的に弱い発光段階になるように発光段階を変更する制御を行い、最も弱い発光段階である「弱」の状態の発光段階の後に発行を終了させる制御を行う。
ここで、発光の制御が行われる第1発光領域21及び第2発光領域22を構成する部分は、4個ずつ合計8個である。すなわち、図中において上側の2つの発光部27内に設置された作動発光素子25eは、前掲の作動発光部41,42の光源で、点滅や光量の制御が行われない。また、本体部10の前側の作動発光部43には、2個の作動発光素子25eについても同様な構成であり、これらの作動発光素子25eは、発光素子25とは異なる発光色にて発光するように構成されていても良い。また、発光色を変える構成については、作動発光素子25eによるものではなく、作動発光素子25eを覆うカバー部材により発光色を変更するようにしても良い。
被覆部28は、図6に示すように、長手方向(縦方向)に並んだ16個の光の透過面の第1部分28aが形成されている。また、第1部分28a以外の箇所は光を透過させない第2部分28bとして構成されている。この第1部分28aは、4個ずつが一つのグループとして、レベルL1、レベルL2、レベルL3、レベルL4が各発光部27に対応するように並んでいる。すなわち、各グループの各4個の第1部分28aは、発光部27内の発光素子25によって同時に光ることができる構成である。なお、発光素子25の発光の仕方としては、レベルL1、レベルL2、レベルL3、レベルL4は、後述するように、音の大きさが大きくなるのに伴ってレベルL1からレベルL4に向かって発光数が増えるように発光する。
図7は、図3におけるA-A線に沿った部分の断面図である。
発光素子25は、前後(図中において左右)の発光部27の何れにおいても、その側壁面26aに設けられた状態で、発光部内に光を前側或いは後ろ側に向かって照射する。すなわち、発光素子25は、被覆部28の面と略平行な方向にその多くの光を照射する。
また、発光部27の底面26cは、発光素子25から遠ざかるのに伴って、被覆部28に近づくと共に当該底面26cが発光素子25側に向くような湾曲面に構成されている。このような形状の湾曲面となっていることで、発光素子25から遠い側の底面26cに当たった光は、被覆部28側に向かうようにできる。これにより、被覆部28の第1部分28aを外側か見たときに、発光素子25側と、発光素子25から遠い側と、の光の強さの均一化を図ることができる。
図8~図10は、発光領域20における第1発光領域21及び第2発光領域22の発光状態の変化を示すために、本体部10の外面を拡大した概略側面図である。
図8から図10に示す発光領域20は、前述したように、第1方向Y(上下方向)に1列に並ぶ第1発光列21L、及び第2発光列22Lにおいて一方の端部側(下端部側20a)から他方の端部側(上端部側20b)に向かう両発光列21L、22Lの発光長さが大きくなる変化、また、逆に発光長さが小さくなる変化を表す。
図8(a)は、発光制御を行っていない状態を示す発光領域20の側面図であり、図8(b)は、発光領域20の発光が開始された初期の状態の発光領域20を示す側面図である。なお、発光玩具1の使用形態は、電源スイッチ50を入れた状態で、図3に示すように身体に装着して使用する。
電源スイッチ50を入れる前、或いは音検出部13が音を検出していない状態では、図8(a)に示すように、第1部分28aが光っていない状態であり、発光領域20の光演出の変化は見られない。しかし、電源スイッチ50を入れた後において、音が検出されると、例えば、図8(b)に示すように、下端部側20aにおいて、第1発光領域21の低音域、第2発光領域22の高音域の双方の音が検出されたときには、双方のレベルL1が発光する。このとき、発光強度は最も弱い、「弱」の状態から発光が開始される。
その後、音が連続して検出されている状態、例えば周囲で楽曲が連続して演奏されている環境で使用しているときには、ある時点では図9(a)に示すように、第1発光領域21においては、レベルL1が「弱」および「中」の発光段階を経て「強」の状態の強さの発光段階に達した後に、レベルL2が「弱」の発光段階を経て「中」の発光段階まで進行した状態を現している。このように、あるグループにおける発光段階が最も強い発光段階になった後に、次のレベルのグループの発光が開始されるように制御される。一方、同じタイミングにおいて、第2発光領域22においては、レベルL1が「弱」および「中」の発光段階を経て「強」の状態の強さの発光段階に達した状態を現している。
その後、低音域及び高音域ともに音が増大した場合を図9(b)に示す。図9(b)に示す状態は、第1発光領域21においては、レベルL2が最大の発光段階の「強」になった後、レベルL3の発光が開始され、最も弱い発光段階である「弱」になった状態を表している。図9(a)に示されたときと同様に、あるグループにおける発光段階が最も強い発光段階になった後に、次のレベルのグループの発光が開始されるように制御される。第2発光領域22においてはレベルL2の発光が最も弱い発光段階である「弱」の発光から開始され、その次の発光段階である「中」の状態まで進行した状態を現している。第1発光列21Lにおいては、レベルL3までの長さで発光が行われ、第2発光列22Lにおいては、レベルL2までの長さで発光が行われるよう制御されている。
図10(a)の第1発光領域21の状態は、図9(b)が示す状態の後に所定期間における低音域に含まれる音の最大値を検出したことにより第1発光領域21のレベルL4が「強」の発光段階になった状態である。つまり、制御部15は、図8(a)から図10(a)で示したように、第1発光領域21のレベルL1で最も弱い発光段階である「弱」から発光が開始され、第1発光領域21のレベルL4でもっとも強い発光段階である「強」まで進行するよう第1発光領域21における発光を制御可能である。なお、制御部15は、第2発光領域22における発光も同様に制御可能である。一方、図10(a)の第2発光領域22の状態は、図9(b)の状態から高音域に含まれる音の検出値が小さくなったことにより、レベルL2の発光が終了し、レベルL1の発光が「中」の状態まで弱くなった状態である。具体的には、第2発光領域22のレベルL2が最も弱い発光段階の「弱」を経てレベルL2の発光が終了された後、レベルL1の最も強い発光段階の「強」を経てレベルL1の「中」の発光段階になった状態である。このように、発光するグループの数を減らす制御を行う場合は、あるグループに対する発光段階を弱める制御がなされ、最も弱い発光段階を経てそのグループの発光が終了した後に、次のグループにおける発光段階を弱める制御が開始されるよう制御される。
図10(b)の状態は、図10(a)の状態から低音域に含まれる音の検出値が小さくなり、高音域に含まれる音の検出値が急に大きくなったことにより、第1発光領域21がレベルL3の「弱」の状態となるまで変化し、第2発光領域22がレベルL4の「中」の状態まで変化した状態を示している。図10(a)から図10(b)の第2発光領域22のように、発光するグループの増加数を相対的に大きく変化させる発光制御をする場合は、図9(a)から図9(b)の第1発光領域21のように、発光するグループの増加数を相対的に小さく変化させる発光制御をする場合よりも、発光状態の変化が早く進行するように制御することが望ましい。一方、10(a)から図10(b)の第1発光領域21のように、発光するグループの数を減少させる発光制御を行う場合の発光状態変化の早さは、減少するグループの数によらず一定であってもよい。なお、音の検出がなされず、全グループの発光制御を終了させる場合における最後まで発光するグループ(レベルL1)は、音が検出されなくなった後においても一定時間発光を継続させるように制御することで明滅刺激による体調不良などを抑制することができる。
このように、第1発光領域21及び第2発光領域22の発光状態の演出は、それぞれ独立して制御される。そして、相対的に大きい音を検出したことに応じて、下端部側20a側から1グループ(1レベル)ずつ上端部側20b方向へ増大するようにして発光列の長さが長くなるように発光していく。一方、相対的に小さい音を検出したことに応じて、上端部側20b側から1グループ(1レベル)ずつ下端部側20a方向へ向かって発光列の長さが減少する。
以上述べたように、本態様の発光玩具1は、発光領域20に設けられた複数の発光部27の発光数を、検出された音の大きさによって制御することにより、発光領域20を音に連動して動く、例えばイコライザーの表示を模した発光演出ができる発光玩具1を提供できる。
本態様の発光玩具1では、特定の周波数群(第1群の音)の音の検出に基づいて発光する第1発光領域21と、第1群とは異なる第2群の音に基づいて発光する第2発光領域22と、を備えていることで、複数の範囲の周波数群に基づく発光ができ、発光領域20の発光の仕方(動き)を複雑化できる。この結果、発光のリズムやテンポを、例えば楽曲に合わせた興趣性を有する発光演出にすることが可能となる。
本態様の発光玩具1においては、制御部15によって、所定期間内に検出された音の相対的な大きさに基づいて発光部27の発光数を制御することで、音の発生状態の環境によらず、安定した発光演出が可能となる。
本態様の発光玩具1においては、記憶部18によって、音の最大値の最新データが常に更新・記憶され、所定期間中の最大の音を発光部27の最大発光数にする制御を行うことで、小さい音だけが検出される環境においても、発光状態を大きく変化させることができる。
また、本態様の発光玩具1においては、発光部27がその発光の強度を変更可能であることで、発光数の変化に加えて光り方の強度変化によって、音量の変化レベルをより多くの段階で表現することができる。また、発光部27が発光を開始するときには、当該発光部27の発光の強度を増加させて行くと共に、複数の発光部27を1列に並べた構成とすることで、その発光列の発光の発光長さが変化し、更に、発光数の増加のときには、その増加側(変動先端側)が明るい方に変化しつつ1列の長さが長くなっていく表現ができる。一方、その逆に、音量が減少していく場合には、1列の長さが短くなっていくと共に変動先端側が暗くなりながら変化していく発光表現ができる。
また、本態様の発光玩具1においては、発光列が音の周波数ごとに設けられて複数となっていることで、各発光列の長さ変化をイコライザーが変化するような光演出として楽しむことができる。
本態様の発光玩具1では、第1形象物31を発光領域の列に合わせて目盛りを構成するように配置することで、発光のレベル変化の演出の装飾とすることができる。更に、第2形象物32として発光部分のダミー目盛りを列の一端側に並べる構成とすることで、発光部分の数を視覚的に多く見せることができる。
本態様の発光玩具1においては、発光部27が比較的広い空間として構成されることで、例えば一つの発光素子25によって広い発光面積を形成することができる。また、発光部27の底面26cが被覆部28に対して発光素子25から遠ざかるに伴って被覆部28に近づく湾曲面に構成されていることで、発光素子25が発光空間の偏った位置配置された場合でも、発光素子25から離れた位置の明るさが暗くならないようにできる。
また、 本態様の発光玩具1においては、被覆部28の透過面である第1部分28aがその内側を視認できないように目隠し構成となっていることで、発光構造を見えなくできるだけでなく、発光部分と非発光部分との境が曖昧になり、非発光時と発光時の変化の大きさを楽しむことができる。
本態様の発光玩具1においては、音検出部13は、発光玩具1を身体に装着した状態において、本体部10と、身体と、が直接接触しない位置に配置されていることで、音検出がし易くなり、正確な音検出を可能にする。
以上、本発明の一態様について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば上記態様においては、2つの本体部10にそれぞれ発光機能を備える構成としたが、例えば、右側のマイク45が設けられた側のみに発光機能を持たせた構成であっても良い。
また、発光部27の発光強度の制御については、上記態様においては、強、中、弱の3段階としたが、本発明においてはこれに限るものではなく、より多くの段階で制御するようにしても良い。
1 発光玩具
8 身体装着部
10 本体部
13 音検出部
15 制御部
18 記憶部
20 発光領域
21 第1発光領域
21L 第1発光列
22 第2発光領域
22L 第2発光列
25 発光素子
27 発光部
28 被覆部
28a 第1部分
28b 第2部分
32 第2形象物
31 第1形象物
Y 第1方向

Claims (14)

  1. 音検出部と、
    複数の発光部が配置された発光領域と、
    前記音検出部で検出された音の大きさに基づいて、前記発光領域において発光させる前記発光部の数を制御する制御部と、
    前記音検出部、前記発光領域、及び前記制御部を保持する本体部と、
    前記本体部と接続し、当該本体部を使用者の身体に装着する身体装着部と、
    を備え、
    前記発光領域は、前記音検出部で検出された第1群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第1発光領域と、当該音検出部で検出された第2群の音に基づいて発光する複数の発光部を含む第2発光領域と、を含み、
    前記第1群の音は、第1範囲の周波数の音を含み、前記第2群の音は、当該第1範囲の周波数とは異なる第2範囲の周波数の音を含む、発光玩具であって、
    前記音検出部は、前記発光玩具を身体に装着した状態において、前記本体部と身体とが接触しない位置に配置される、発光玩具。
  2. 請求項1に記載の発光玩具であって、
    前記発光部は、発光の強度を変更可能に構成される、発光玩具。
  3. 請求項2に記載の発光玩具であって、
    前記制御部は、前記発光部の発光を開始する場合に、前記発光部の発光の強度を増加させていく制御を行う、発光玩具。
  4. 請求項1に記載の発光玩具であって、
    前記複数の発光部は、第1方向に1列に並ぶ第1発光列で構成される、発光玩具。
  5. 請求項1に記載の発光玩具であって、
    前記第1発光領域の前記複数の発光部は、第1方向に1列に並ぶ第1発光列で構成され、
    前記第2発光領域の前記複数の発光部は、前記第1方向に1列に並ぶ第2発光列で構成され、
    前記第1発光列および前記第2発光列は、前記第1方向とは交差する第2方向に隣接して配置される、発光玩具。
  6. 請求項4に記載の発光玩具であって、
    前記制御部は、前記音検出部で検出された音の大きさに基づいて、前記第1発光列の一方の端部側から当該第1発光列の他方の端部側にかけて発光させる前記発光部の数を変化させる制御を行う、
    発光玩具。
  7. 請求項6に記載の発光玩具であって、
    前記発光部は、発光の強度を変更可能に構成され、
    前記制御部は、
    前記発光部の発光を開始する場合に、前記発光部の発光の強度を増加させていく制御を行い、
    前記第1発光列における前記発光部の数を増加させる場合に、前記他方側の前記発光部の強度を前記一方側の前記発光部の強度よりも小さくしておく制御を行う、発光玩具。
  8. 請求項7に記載の発光玩具であって、
    前記制御部は、前記一方側で発光中の前記発光部の発光の強度が最大に変化した後、前記他方の端部側に隣接する前記発光部の発光を開始する制御を行う、発光玩具。
  9. 請求項1に記載の発光玩具であって、
    前記発光領域を被覆する被覆部を備え、
    前記被覆部は、前記発光部の発光を透過可能な第1部分と当該発光部の発光を透過不可能な第2部分とを含み、
    前記第1部分は、前記複数の発光部のそれぞれに対向する位置に配置される複数の光透過部で構成される発光玩具。
  10. 請求項9に記載の発光玩具であって、
    前記発光領域は、第1方向に延びる形状であり、
    前記発光領域に沿って前記第1方向に複数並んで設けられ、前記光透過部間の前記第2部分に隣接して配置された第1形象物を備える、発光玩具。
  11. 請求項9に記載の発光玩具であって、
    前記発光領域は、第1方向に延びる形状であり、
    前記発光領域の前記第1方向の一端側に隣接して設けられ、前記光透過部と略同じ形状となる第2形象物を備える、発光玩具。
  12. 請求項1に記載の発光玩具であって、
    前記発光領域を被覆し、前記発光部の発光を透過する透過面を有する被覆部を備え、
    前記発光領域は、前記複数の発光部のそれぞれが有する複数の発光素子と、当該複数の発光素子のそれぞれに対応して設けられ、当該複数の発光素子から発光される光を拡散する壁部材で囲まれて構成された複数の光拡散部と、を含み、
    前記複数の発光素子のそれぞれは、当該複数の発光素子が発光する光の進行方向が前記透過面に略平行な方向になるように設けられる、発光玩具。
  13. 請求項12に記載の発光玩具であって、
    前記壁部材を構成する前記被覆部に対向する面は、前記発光素子から遠ざかるに伴って前記被覆部に近づく湾曲面に構成される、発光玩具。
  14. 請求項13に記載の発光玩具であって、
    前記透過面は、当該透過面を介した前記光拡散部内の視認を抑制可能に構成される、発光玩具。
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