JP7843948B1 - 干渉除去装置、制御回路、記憶媒体、干渉除去方法、および干渉除去システム - Google Patents

干渉除去装置、制御回路、記憶媒体、干渉除去方法、および干渉除去システム

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Abstract

干渉除去装置(304)は、データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出するヌルシンボル抽出部(401)と、受信信号を周波数領域信号に変換し、ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する受信信号スペクトル計算部(402)と、ヌルシンボル列および受信信号スペクトルから干渉周波数範囲を推定する干渉周波数範囲推定部(403)と、干渉周波数範囲と受信信号スペクトルとを用いて干渉を除去し干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する干渉除去部(404)と、を備え、干渉除去部(404)は、nを2以上の整数とした場合に、データシンボル間に挿入されたヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である受信信号から干渉信号を除去する。

Description

本開示は、受信信号から干渉信号を除去する干渉除去装置、制御回路、記憶媒体、干渉除去方法、および干渉除去システムに関する。
無線通信の受信信号に含まれる干渉信号は、通信性能を大幅に低下させるので、受信装置には、受信信号から干渉を除去することが求められる。
特許文献1に記載の無線通信システムでは、送信装置が、送信シンボル間にヌルシンボルを挿入して信号を送信し、受信装置が、受信信号からヌルシンボルを抽出して補間することでデータシンボルに対応する区間の干渉成分を再生し、受信信号から干渉成分を減算している。
特許第6746029号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ヌルシンボルの挿入率の上限がシンボルレートの50%であり、受信信号から、シンボルレートの50%よりも大きな帯域幅を持つ干渉信号を除去できない。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、受信信号から、シンボルレートの50%よりも大きな帯域幅を持つ干渉信号を除去できる干渉除去装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の干渉除去装置は、データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出するヌルシンボル抽出部と、受信信号を周波数領域信号に変換し、ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する受信信号スペクトル計算部とを備える。また、本開示の干渉除去装置は、ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定する干渉周波数範囲推定部を備える。また、本開示の干渉除去装置は、干渉周波数範囲と受信信号スペクトルとを用いて、受信信号スペクトルのうち干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、コピー元帯域とコピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分をコピー元帯域からコピー先帯域にコピーすることで受信信号から干渉を除去し、干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、データシンボル間に挿入されたヌルシンボルのヌルシンボル数が2 n -1である受信信号から干渉信号を除去し、干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する干渉除去部と、干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換する周波数時間領域変換部とを備える
本開示にかかる干渉除去装置は、受信信号から、シンボルレートの50%よりも大きな帯域幅を持つ干渉信号を除去できるという効果を奏する。
実施の形態にかかる送信装置の構成例を示す機能ブロック図 実施の形態にかかる送信装置のヌル挿入部が出力する送信シンボル系列を示す図 実施の形態にかかる受信装置の構成例を示す機能ブロック図 実施の形態にかかる受信装置が備える干渉除去装置の構成例を示す機能ブロック図 実施の形態にかかる受信装置が受信する受信信号の受信信号スペクトルを説明するための図 実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第1例を説明するための図 実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第2例を説明するための図 実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第3例を説明するための図 実施の形態にかかる干渉除去装置が干渉を除去する処理の処理手順を示すフローチャート 実施の形態にかかる干渉除去装置の制御回路が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態にかかる干渉除去装置の制御回路が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の構成例を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかる干渉除去装置、制御回路、記憶媒体、干渉除去方法、および干渉除去システムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
干渉除去システムは、送信装置(後述する送信装置1)と、受信装置(後述する受信装置3)とを具備する。送信装置1と受信装置3とは、それぞれ別の装置であり、送信装置1は、受信装置3に送信信号を送信することで受信装置3との間で通信を行う。
図1は、実施の形態にかかる送信装置の構成例を示す機能ブロック図である。送信装置1は、符号化部100と、変調部101と、ヌル挿入部102と、波形整形フィルタ部103と、DA(Digital to Analog、デジタルアナログ)変換部104と、送信部105と、アンテナ106とを備える。
符号化部100は、送信データに対して誤り訂正符号化を行う。誤り訂正符号化は、例えば、畳み込み符号化、ターボ符号化、LDPC(Low Density Parity Check、低密度パリティ検査符号)が挙げられる。ただし、本実施の形態において適用する誤り訂正符号化は、これらに限定されない。また、送信装置1は、誤り訂正符号化を行わない構成でもよい。符号化部100は、誤り訂正符号化を行った送信データを変調部101に出力する。
変調部101は、送信データに対して一次変調を施し、送信データを送信シンボル系列に変換する。一次変調における変調方式は、例えば、PSK(Phase Shift Keying、位相偏移変調)、FSK(Frequency Shift Keying、周波数偏移変調)、またはQAM(Quadrature Amplitude Modulation、直交振幅変調)が挙げられる。ただし、本実施の形態において適用する変調方式はこれらに限定されない。変調部101は、送信シンボル系列に変換した送信データをヌル挿入部102に出力する。
ヌル挿入部102は、送信シンボル系列の時間領域にヌルシンボルを挿入する。ヌルは、振幅が0となる信号であり、ヌルシンボルは、無送信のシンボルである。ヌル挿入部102の詳細については後述する。ヌル挿入部102は、ヌルシンボルを挿入した送信シンボル系列を波形整形フィルタ部103に出力する。
波形整形フィルタ部103は、送信シンボル系列をアップサンプリングする。また、波形整形フィルタ部103は、送信シンボル系列に帯域制限を行い、ベースバンド信号またはIF(Intermediate Frequency、中間周波数)信号である送信デジタル信号を生成する。送信デジタル信号は、送信用のデジタル信号である。
波形整形フィルタ部103が送信シンボル系列に帯域制限を行う際に用いられる帯域制限フィルタの種類については特に限定されないが、帯域制限時にヌルシンボルとデータシンボルとの間でシンボル間干渉を起こさないようにナイキストフィルタを適用することが効果的である。波形整形フィルタ部103は、生成した送信デジタル信号をDA変換部104に出力する。
DA変換部104は、送信デジタル信号を送信アナログ信号に変換する。送信アナログ信号は、送信用のアナログ信号である。DA変換部104は、変換した送信アナログ信号を送信部105に出力する。
送信部105は、DA変換された送信アナログ信号を無線周波数信号に変換する。アンテナ106は、無線周波数信号を送信信号として送信する。なお、ヌル挿入部102よりも後段で実行される処理は一般的な無線送信装置で行われる処理であり、本実施の形態においては、特に限定されるものではない。
ここで、実施の形態にかかるヌル挿入部102の動作の詳細について説明する。ヌル挿入部102には、送信シンボル系列が入力される。ヌル挿入部102は、データシンボル間の時間方向に対してヌルシンボルを挿入する。ヌル挿入部102がデータシンボル間に挿入するヌルシンボル数は1以上である。ヌル挿入部102がデータシンボル間に挿入するヌルシンボル数は特に限定されないが、実施の形態では、nを2以上の整数として、2n-1である。なお、nは1であってもよい。例えばn=2である場合、ヌル挿入部102が各データシンボル間に挿入するヌルシンボル数は3シンボルである。
図2は、実施の形態にかかる送信装置のヌル挿入部が出力する送信シンボル系列を示す図である。図2において、横軸は時間を示し、縦軸は信号の振幅を示している。図2に示すように、ヌル挿入部102は、送信シンボルデータ200間にヌルシンボル201を挿入した送信シンボル系列を生成し、波形整形フィルタ部103に出力する。
1つの送信シンボルデータ200の送信時間が1回分のシンボル時間(シンボル区間)であり、1つのヌルシンボル201の送信時間が1回分のヌル挿入時間(ヌル区間)である。
図2では、各送信シンボルデータ200間にそれぞれ3つのヌル区間(ヌルシンボル201)が挿入された例を示している。すなわち、図2では、「D0」で示される送信シンボルデータ200の後に3つのヌルシンボル201が挿入され、「D1」で示される送信シンボルデータ200の後に3つのヌルシンボル201が挿入され、「D2」で示される送信シンボルデータ200の後に3つのヌルシンボル201が挿入された場合を示している。
なお、ヌル区間の挿入間隔は任意であり、ヌル区間は周期的に挿入される。例えば、ヌル挿入部102は、X(Xは自然数)個の送信シンボルデータ200が送信されるたびに(2n-1)個のヌルシンボル201が送信されるように送信シンボル系列が生成される。この場合、ヌル挿入部102は、X個の送信シンボルデータ200とX個の送信シンボルデータ200との間に(2n-1)個のヌルシンボル201を挿入する処理を繰り返す。以下では、X=1である場合について説明する。すなわち、ヌル挿入部102は、1個の送信シンボルデータ200が送信されるたびに(2n-1)個のヌルシンボル201が送信されるように送信シンボル系列を生成する。
図3は、実施の形態にかかる受信装置の構成例を示す機能ブロック図である。受信装置3は、アンテナ300と、受信部301と、AD(Analog to Digital、アナログデジタル)変換部302と、波形整形フィルタ部303と、干渉除去装置304と、復調部305と、復号部306とを備える。
アンテナ300は、無線周波数信号を受信する。アンテナ300が受信した無線周波信号には、所望波および干渉波が含まれる。受信部301は、アンテナ300が受信した無線周波数信号を、アナログ信号であるIF信号またはベースバンド信号に周波数変換し、AD変換部302に出力する。
AD変換部302は、アナログ信号をデジタル信号に変換し、波形整形フィルタ部303に出力する。波形整形フィルタ部303は、雑音除去のためにデジタル信号の帯域制限を行い、干渉除去装置304に出力する。
干渉除去装置304は、受信信号から干渉を推定し、干渉を除去することで干渉を抑圧する。干渉除去装置304は、干渉信号の周波数範囲である干渉周波数範囲を推定する。干渉周波数範囲は、周波数0からシンボルレート(後述するシンボルレートFs)までの周波数のうち信号が干渉している周波数の範囲である。
干渉除去装置304は、干渉周波数範囲に応じて、ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルの特徴を利用して干渉成分を除去する。すなわち、干渉除去装置304は、ヌルシンボルを含む受信信号スペクトルにおいて送信シンボルの周波数スペクトルが繰り返されることを利用し、干渉周波数範囲および受信信号に基づいて干渉成分を除去する。干渉除去装置304は、干渉成分を除去した受信シンボルを復調部305に出力する。干渉除去装置304の動作の詳細については後述する。
復調部305は、受信シンボル(データシンボル)に復調処理を行い、誤り訂正復号用のデマッピング結果である復調結果を出力する。復号部306は、デマッピングの結果を受けて誤り訂正復号化を行い、複号結果を出力する。アンテナ300、受信部301、AD変換部302、波形整形フィルタ部303、復調部305、および復号部306が実行する処理は一般的な無線受信装置で行われる処理であり、本実施の形態においては、特に限定されるものではない。
図4は、実施の形態にかかる受信装置が備える干渉除去装置の構成例を示す機能ブロック図である。干渉除去装置304は、ヌルシンボル抽出部401と、受信信号スペクトル計算部402と、干渉周波数範囲推定部403と、干渉除去部404と、周波数時間領域変換部406とを備える。
ヌルシンボル抽出部401および受信信号スペクトル計算部402は、波形整形フィルタ部303からデジタル信号(受信信号)を受け付ける。ヌルシンボル抽出部401は、AD変換部302から受け付けたデジタル信号から、ヌル挿入部102で挿入されたヌルシンボルを抽出する。すなわち、ヌルシンボル抽出部401は、受信信号からヌルシンボル列(ヌルシンボル部分)を抽出する。ヌルシンボル抽出部401は、抽出したヌルシンボル列を、干渉周波数範囲推定部403に出力する。
受信信号スペクトル計算部402は、波形整形フィルタ部303から受け付けたデジタル信号を周波数領域信号に変換し、ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する。受信信号スペクトル計算部402は、計算した受信信号スペクトルを干渉周波数範囲推定部403および干渉除去部404に出力する。
干渉周波数範囲推定部403は、抽出されたヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで、干渉周波数範囲を推定する。干渉帯域幅は、干渉周波数範囲の帯域幅であり、干渉中心周波数は、干渉周波数範囲の中心の周波数である。干渉周波数範囲推定部403は、干渉帯域幅および干渉中心周波数に基づいて干渉周波数範囲を推定する。干渉周波数範囲推定部403は、干渉周波数範囲を干渉除去部404に出力する。
干渉除去部404は推定された干渉周波数範囲と、計算された受信信号スペクトルとを用いて受信信号スペクトルから干渉を除去し、干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する。干渉除去部404は、干渉が除去された受信信号スペクトルを周波数時間領域変換部406に出力する。
周波数時間領域変換部406は、干渉が除去されて再生された受信信号スペクトル(周波数領域信号)を時間領域信号に変換する。周波数時間領域変換部406は、干渉が除去されて時間領域信号に変換された受信シンボルを復調部305に出力する。
ここで、干渉除去部404について詳細に説明する。受信信号スペクトルは、ヌル挿入部102で挿入されるヌルシンボルの挿入率によって特徴が異なる。ヌルシンボルの挿入率は、データシンボル数に対するヌルシンボルの挿入数の割合である。
データシンボル間に挿入されるシンボル数が2n-1である場合、受信信号スペクトルは、ヌルシンボルを除く送信シンボル列のみによる周波数スペクトルがn回繰り返されるという特徴を持つ。すなわち、時間信号列の周波数領域信号である受信信号スペクトルでは、周波数方向に同一の周波数スペクトル(送信シンボル列のみによる周波数スペクトル)が繰り返される。
例えば、n=2である場合には、データシンボル間に挿入されるシンボル数は3であり、受信信号スペクトルの周波数スペクトルは4回繰り返される。
ここで、受信装置3が受信する受信信号の受信信号スペクトルの例について説明する。図5は、実施の形態にかかる受信装置が受信する受信信号の受信信号スペクトルを説明するための図である。図5において、横軸は周波数を示し、縦軸は信号の振幅を示している。なお、以下の図6~図8においても、横軸は周波数を示し、縦軸は信号の振幅を示している。
図5では、n=2の場合の受信信号スペクトル500を示している。送信シンボル列のみの周波数スペクトルを送信信号スペクトル501とすると、受信信号スペクトル500では、周波数軸上に送信信号スペクトル501と同じ周波数スペクトルが4回繰り返される。ここで、繰り返される周波数領域を低周波数側から、周波数領域F0、周波数領域F1、周波数領域F2、周波数領域F3とする。
シンボルレートがシンボルレートFsである場合、周波数領域F0は、周波数0~(Fs/4)であり、周波数領域F1は、周波数(Fs/4)~(Fs/2)である。また、周波数領域F2は、周波数(Fs/2)~(3Fs/4)であり、周波数領域F3は、周波数(3Fs/4)~Fsである。
干渉除去部404は、受信信号スペクトル500に対し、周波数0からシンボルレートFsまでをM分割した周波数ビン毎に次のコピー処理を実施する。干渉除去部404は、処理対象の内部周波数ビン番号をmとし、mを0からM-1の値とする。
周波数領域F0~F3は、それぞれM/4個の周波数ビンを持つ。周波数領域F0、周波数領域F1、周波数領域F2、および周波数領域F3のそれぞれの内部周波数ビン番号をp0、p1、p2、およびp3とすると、周波数領域F0~F3の各内部周波数ビン番号は周波数の低い方から順に0~((M/4)-1)までの数値を取る。
処理対象の内部周波数ビン番号mが干渉周波数範囲(後述する干渉周波数範囲600)内の場合、干渉除去部404は、周波数領域F0~F3の各内部周波数ビン番号m%(M/4)のうち、干渉周波数範囲600外となる内部周波数ビン番号の周波数成分の平均値を内部周波数ビン番号mの周波数成分としてコピーする。ここで、“%”は剰余を示す演算子である。すなわち、干渉除去部404は、干渉周波数範囲600に対して、干渉周波数範囲600外の周波数成分をコピーする。
図6は、実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第1例を説明するための図である。図6では、シンボルレートFsの75%の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲600にある場合を示している。
干渉周波数範囲600は、周波数0からシンボルレートFsまでの周波数範囲のうちの中央領域の周波数範囲である。したがって、干渉周波数範囲600の外側の周波数範囲が干渉していない周波数範囲でありコピー元の周波数成分となる。干渉除去部404は、干渉周波数範囲600の外側の周波数範囲をコピー元の周波数成分とし、干渉周波数範囲600の内側の周波数範囲をコピー先の周波数成分とする。
干渉周波数範囲600には、例えば、周波数領域F0の一部の領域(シンボルレートFs/4側の領域)と、周波数領域F1,F2と、周波数領域F3の一部の領域(シンボルレート3Fs/4側の領域)とが含まれている。
シンボルレートFsの75%の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲600にある受信信号スペクトルに対して、干渉除去部404が上記のコピー処理を適用すると、周波数成分のコピー元とコピー先との関係は図6のようになる。
コピー元帯域F10は、周波数領域F0のうちの周波数0側の一部の領域である。コピー元帯域F11は、周波数領域F3のうちのシンボルレートFs側の一部の領域である。コピー元帯域F10内の内部周波数ビン番号とコピー元帯域F11内の内部周波数ビン番号とは重複が無く、コピー元帯域F10の帯域幅とコピー元帯域F11の帯域幅との合計は周波数領域(周波数領域F0~F3の何れか)の帯域幅と同じである。すなわち、干渉周波数範囲600は、シンボルレートFsの75%の帯域幅を持つので、干渉していないコピー元帯域F10,F11の帯域幅の合計はシンボルレートFsの25%の帯域幅となり、周波数領域F0~F3の何れかの帯域幅と同じである。
全てのコピー先帯域f20,f21の合計の周波数範囲は、干渉周波数範囲600と同じ周波数範囲である。コピー先帯域f20は、周波数領域F1,F2,F3のうちの周波数0側の一部の領域であり、コピー先帯域f20の帯域幅は、コピー元帯域F10の帯域幅と同じである。また、コピー先帯域f21は、周波数領域F0,F1,F2のうちのシンボルレートFs側の残部の領域であり、コピー先帯域f21の帯域幅は、コピー元帯域F11の帯域幅と同じである。
この場合において、コピー元帯域F10内の内部周波数ビン番号は、コピー先帯域f20の内部周波数ビン番号と同じである。したがって、干渉除去部404は、コピー元帯域F10の周波数成分を各コピー先帯域f20にコピーする。
同様に、コピー元帯域F11内の内部周波数ビン番号は、コピー先帯域f21の内部周波数ビン番号と同じである。したがって、干渉除去部404は、コピー元帯域F11の周波数成分を各コピー先帯域f21にコピーする。
このように、干渉除去部404は、コピー元帯域F10の周波数成分をコピー先帯域f20にコピーし、コピー元帯域F11の周波数成分をコピー先帯域f21にコピーする。これにより、干渉周波数範囲600は全て送信信号スペクトル501の周波数成分に置き換えられ、干渉が除去される。このように、干渉除去装置304は、データシンボル間に挿入されたヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1(nは2以上の整数)である受信信号から干渉信号を除去するので、シンボルレートFsの50%よりも大きい帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲である場合であっても干渉を除去することができる。
図7は、実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第2例を説明するための図である。図7では、シンボルレートの50%以上75%以下の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲605にある場合を示している。
干渉周波数範囲605は、周波数0からシンボルレートFsまでの周波数範囲のうちの中央領域の周波数範囲である。したがって、干渉周波数範囲605の外側の周波数範囲が干渉していない周波数範囲でありコピー元の周波数成分となる。干渉除去部404は、干渉周波数範囲605の外側の周波数範囲をコピー元の周波数成分とし、干渉周波数範囲605の内側の周波数範囲をコピー先の周波数成分とする。干渉周波数範囲605には、周波数領域F0の一部の領域(シンボルレートFs/4側の領域)と、周波数領域F1,F2とが含まれている。
シンボルレートFsの50%~75%の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲605にある受信信号スペクトルに対して、干渉除去部404が上記のコピー処理を適用すると、周波数成分のコピー元とコピー先との関係は図7のようになる。
コピー元帯域F30は、周波数領域F0のうちの周波数0側の一部の領域である。コピー元帯域F31は、周波数領域F3のうちのシンボルレートFs側の一部の領域であり、コピー元帯域F32は、周波数領域F3のうちのシンボルレート3Fs/4側の残部の領域である。コピー元帯域F30内の内部周波数ビン番号とコピー元帯域F31内の内部周波数ビン番号とは重複が無く、コピー元帯域F30の帯域幅とコピー元帯域F31の帯域幅との合計は周波数領域(周波数領域F0~F3の何れか)の帯域幅と同じである。また、コピー元帯域F32は、コピー元帯域F30と異なる周波数領域であるが、内部周波数ビン番号は同じである。
全てのコピー先帯域f40,f41の合計の周波数範囲は、干渉周波数範囲605と同じ周波数範囲である。コピー先帯域f40は、周波数領域F1,F2のうちの周波数0側の一部の領域であり、コピー先帯域f40の帯域幅は、コピー元帯域F30の帯域幅と同じである。また、コピー先帯域f41は、周波数領域F0,F1,F2のうちのシンボルレートFs側の残部の領域であり、コピー先帯域f41の帯域幅は、コピー元帯域F31の帯域幅と同じである。
この場合において、コピー元帯域F30内の内部周波数ビン番号はコピー先帯域f40の内部周波数ビン番号と同じであり、コピー元帯域F32内の内部周波数ビン番号もコピー先帯域f40の内部周波数ビン番号と同じである。したがって、干渉除去部404は、コピー元帯域F30,F32の周波数成分の平均値を各コピー先帯域f40にコピーする。
また、コピー元帯域F31内の内部周波数ビン番号はコピー先帯域f41と同じである。したがって、干渉除去部404は、コピー元帯域F31の周波数成分を各コピー先帯域f41にコピーする。
このように、干渉除去部404は、コピー元帯域F30,F32の周波数成分の平均値をコピー先帯域f40にコピーし、コピー元帯域F31の周波数成分をコピー先帯域f41にコピーする。これにより、干渉周波数範囲605は全て送信信号スペクトル501の周波数成分に置き換えられ、干渉が除去される。
図8は、実施の形態にかかる干渉除去装置の干渉除去部が干渉を除去する処理の第3例を説明するための図である。図8では、シンボルレートFsの25%以下の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲612にある場合を示している。
干渉周波数範囲612は、周波数0からシンボルレートFsまでの周波数範囲のうちの中央領域の周波数範囲である。したがって、干渉周波数範囲612の外側の周波数範囲が干渉していない周波数範囲でありコピー元の周波数成分となる。干渉除去部404は、干渉周波数範囲612の外側の周波数範囲をコピー元の周波数成分とし、干渉周波数範囲612の内側の周波数範囲をコピー先の周波数成分とする。干渉周波数範囲612には、周波数領域F0の一部の領域(シンボルレートFs/4側の領域)が含まれている。
シンボルレートFsの25%以下の帯域幅を持つ干渉信号が干渉周波数範囲612にある受信信号スペクトルに対して、干渉除去部404が上記のコピー処理を適用すると、周波数成分のコピー元とコピー先との関係は図8のようになる。
コピー先帯域f60は、干渉周波数範囲612と同じ周波数範囲である。コピー元帯域F50,F51,F52は、それぞれ周波数領域F1,F2,F3のうちのシンボルレートFs側の一部の領域である。コピー先帯域f60は、周波数領域F0のうちのシンボルレートFs側の一部の領域であり、コピー先帯域f60の帯域幅は、コピー元帯域F50,F51,F52の何れかの帯域幅と同じである。
この場合において、コピー元帯域F50内の内部周波数ビン番号、コピー元帯域F51内の内部周波数ビン番号、コピー元帯域F52内の内部周波数ビン番号は、それぞれコピー先帯域f60の内部周波数ビン番号と同じである。したがって、干渉除去部404は、コピー元帯域F50,F51,F52の周波数成分の平均値をコピー先帯域f60にコピーする。これにより、干渉周波数範囲612は全て送信信号スペクトル501の周波数成分に置き換えられ、干渉が除去される。
このように実施の形態の干渉除去装置304は、データシンボル間に挿入されるシンボル数が2n-1である場合に、干渉周波数範囲600の外側の周波数範囲が干渉していない周波数範囲の周波数成分を干渉周波数範囲600にコピーする。これにより、干渉除去装置304は、干渉周波数範囲600を全て送信信号スペクトル501の周波数成分に置き換えて干渉を除去する。したがって、干渉除去装置304は、シンボルレートFsの50%よりも大きい帯域幅を持つ干渉信号を除去することができ、雑音強調による劣化を抑制することが可能となる。
つぎに、干渉除去装置304が干渉を除去する処理の処理手順について説明する。図9は、実施の形態にかかる干渉除去装置が干渉を除去する処理の処理手順を示すフローチャートである。
干渉除去装置304のヌルシンボル抽出部401は、AD変換部302から受け付けたデジタル信号から、ヌル挿入部102で挿入されたヌルシンボルを抽出する(ステップS10)。
受信信号スペクトル計算部402は、波形整形フィルタ部303から受け付けたデジタル信号を周波数領域信号に変換し、ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する(ステップS20)。
干渉周波数範囲推定部403は、抽出されたヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで、干渉周波数範囲を推定する(ステップS30)。
干渉除去部404は、推定された干渉周波数範囲と計算された受信信号スペクトルとを用いて受信信号スペクトルから干渉を除去する(ステップS40)。これにより、干渉除去部404は、干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する。
周波数時間領域変換部406は、干渉が除去されて再生された受信信号スペクトル(周波数領域信号)を時間領域信号に変換する(ステップS50)。周波数時間領域変換部406は、干渉が除去されて時間領域信号に変換された受信シンボルを復調部305に出力する。
つぎに、干渉除去装置304のハードウェア構成について説明する。干渉除去装置304は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
図10は、実施の形態にかかる干渉除去装置の制御回路が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図である。図10に示す処理回路90は、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、干渉除去プログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶された干渉除去プログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、干渉除去装置304の処理が結果的に実行されることになる干渉除去プログラムを格納するためのメモリ92を備える。この干渉除去プログラムは、処理回路90により実現される各機能を干渉除去装置304に実行させるためのプログラムであるともいえる。この干渉除去プログラムは、干渉除去プログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。干渉除去プログラムは、図9のステップS10~S50の処理を干渉除去装置304に実行させるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図11は、実施の形態にかかる干渉除去装置の制御回路が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の構成例を示す図である。図11に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路93については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路93は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、受信装置3または送信装置1の一部の機能が図10または図11に示した処理回路90,93によって実現されてもよい。
このように実施の形態の干渉除去装置304は、nを2以上の整数とした場合に、データシンボル間に挿入されたヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である受信信号から干渉信号を除去する。これにより、干渉除去装置304は、受信信号から、シンボルレートFsの50%よりも大きな帯域幅を持つ干渉信号を除去できる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 送信装置、3 受信装置、90,93 処理回路、91 プロセッサ、92 メモリ、100 符号化部、101 変調部、102 ヌル挿入部、103 波形整形フィルタ部、104 DA変換部、105 送信部、106,300 アンテナ、200 送信シンボルデータ、201 ヌルシンボル、301 受信部、302 AD変換部、303 波形整形フィルタ部、304 干渉除去装置、305 復調部、306 復号部、401 ヌルシンボル抽出部、402 受信信号スペクトル計算部、403 干渉周波数範囲推定部、404 干渉除去部、406 周波数時間領域変換部、500 受信信号スペクトル、501 送信信号スペクトル、600,605,612 干渉周波数範囲、F0~F3 周波数領域、F10,F11,F30~F32,F50~F52 コピー元帯域、f20,f21,f40,f41,f60 コピー先帯域。

Claims (7)

  1. データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出するヌルシンボル抽出部と、
    前記受信信号を周波数領域信号に変換し、前記ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する受信信号スペクトル計算部と、
    前記ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに前記受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定する干渉周波数範囲推定部と、
    前記干渉周波数範囲と前記受信信号スペクトルとを用いて、前記受信信号スペクトルのうち前記干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、前記干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、前記コピー元帯域と前記コピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分を前記コピー元帯域から前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から干渉を除去し、前記干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、前記データシンボル間に挿入された前記ヌルシンボルのヌルシンボル数が2 n -1である前記受信信号から干渉信号を除去し、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する干渉除去部と、
    前記干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換する周波数時間領域変換部と、
    を備える、
    ことを特徴とする干渉除去装置。
  2. 前記干渉除去部は、前記干渉周波数範囲外の内部周波数ビンのうち、前記干渉周波数範囲と同一の内部周波数ビン番号の周波数成分の平均値を、前記干渉周波数範囲内の内部周波数ビンにコピーすることで前記受信信号から前記干渉信号を除去する、
    ことを特徴とする請求項に記載の干渉除去装置。
  3. 前記干渉除去部は、前記ヌルシンボルを含む前記受信信号スペクトルにおいて送信シンボルの周波数スペクトルがn回繰り返される前記受信信号に対し、前記コピー元帯域の周波数成分を前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から前記干渉信号を除去する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の干渉除去装置。
  4. 干渉除去装置を制御するための制御回路であって、
    データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出、
    前記受信信号を周波数領域信号に変換し、前記ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算、
    前記ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに前記受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定、
    前記干渉周波数範囲と前記受信信号スペクトルとを用いて、前記受信信号スペクトルのうち前記干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、前記干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、前記コピー元帯域と前記コピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分を前記コピー元帯域から前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から干渉を除去し、前記干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、前記データシンボル間に挿入された前記ヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である前記受信信号から干渉信号を除去し、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを再生、
    前記干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換、
    を前記干渉除去装置に実施させることを特徴とする制御回路。
  5. 干渉除去装置を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出、
    前記受信信号を周波数領域信号に変換し、前記ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算、
    前記ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに前記受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定、
    前記干渉周波数範囲と前記受信信号スペクトルとを用いて、前記受信信号スペクトルのうち前記干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、前記干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、前記コピー元帯域と前記コピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分を前記コピー元帯域から前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から干渉を除去し、前記干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、前記データシンボル間に挿入された前記ヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である前記受信信号から干渉信号を除去し、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを再生、
    前記干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換、
    を前記干渉除去装置に実施させることを特徴とする記憶媒体。
  6. 干渉除去装置が、データシンボルに対してヌルシンボルが挿入された受信信号からヌルシンボル列を抽出するヌルシンボル抽出ステップと、
    前記干渉除去装置が、前記受信信号を周波数領域信号に変換し、前記ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する受信信号スペクトル計算ステップと、
    前記干渉除去装置が、前記ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに前記受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定する干渉周波数範囲推定ステップと、
    前記干渉除去装置が、前記干渉周波数範囲と前記受信信号スペクトルとを用いて、前記受信信号スペクトルのうち前記干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、前記干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、前記コピー元帯域と前記コピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分を前記コピー元帯域から前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から干渉を除去し、前記干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、前記データシンボル間に挿入された前記ヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である前記受信信号から干渉信号を除去し、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する干渉除去ステップと、
    前記干渉除去装置が、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換する周波数時間領域変換ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする干渉除去方法。
  7. nを2以上の整数とした場合に、データシンボル間にヌルシンボル数が2n-1であるヌルシンボルを挿入した送信信号を送信する送信装置と、
    前記送信信号を受信信号として受信する受信装置と、
    を有し、
    前記受信装置は、前記受信信号から干渉信号を除去する干渉除去装置を具備し、
    前記干渉除去装置は、
    前記ヌルシンボルが挿入された前記受信信号からヌルシンボル列を抽出するヌルシンボル抽出部と、
    前記受信信号を周波数領域信号に変換し、前記ヌルシンボルを含む受信シンボル列の周波数スペクトルである受信信号スペクトルを計算する受信信号スペクトル計算部と、
    前記ヌルシンボル列を周波数解析し干渉帯域幅を推定するとともに前記受信信号スペクトルを用いて干渉中心周波数を推定することで干渉周波数範囲を推定する干渉周波数範囲推定部と、
    前記干渉周波数範囲と前記受信信号スペクトルとを用いて、前記受信信号スペクトルのうち前記干渉周波数範囲外の周波数成分をコピー元帯域とし、前記干渉周波数範囲をコピー先帯域とし、前記コピー元帯域と前記コピー先帯域とで内部周波数ビン番号が同じ周波数成分を前記コピー元帯域から前記コピー先帯域にコピーすることで前記受信信号から干渉を除去し、前記干渉を除去する際には、nを2以上の整数とした場合に、前記データシンボル間に挿入された前記ヌルシンボルのヌルシンボル数が2n-1である前記受信信号から干渉信号を除去し、前記干渉が除去された受信信号スペクトルを再生する干渉除去部と、
    前記干渉が除去された受信信号スペクトルを時間領域信号に変換する周波数時間領域変換部と、
    を備える、
    ことを特徴とする干渉除去システム。
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