JP7843687B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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Description
例えば下記特許文献1には、主ポンプ部に加え、貯留ポンプ部を備えるトリガー式液体噴出器が開示されている。この種のトリガー式液体噴出器では、トリガー部の操作に伴い、主ポンプ部から送り出される液体のうち、一部の液体が噴出孔を通じて噴出される一方、残りの液体が貯留ポンプ部のシリンダ内に貯留される。そのため、トリガー部の操作を停止した場合には、貯留ポンプ部のシリンダ内に貯留された液体が噴出孔に向けて流れる。これにより、トリガー部を操作しない状態であっても、液体を連続的に噴出できるとされている。
このような要望に対して、例えば噴出孔の内径を小さくすることが考えられるが、この場合、新たな成形金型が必要になる等、製造コストが増大する。
連通流路が絞り流路を備えていることから、噴出孔の内径は変更する必要が無く、ノズル部材のうちの少なくとも噴出孔を有する部品は、現行品を流用することができる。
なお、連通流路と噴出孔との間にスピン流路を設けた場合には、絞り流路を通過した液体の流速を低減させることで、噴出される液滴径を大きくすることができる。
噴出孔ではなく絞り流路の寸法を調整することによって、噴出孔から噴出する液体の広がり等の噴出パターン、および一回のトリガー部の操作で液体が噴出孔から噴出し続ける時間等を、噴出する液体の種類、性状、および用途等に応じて変更することができる。
トリガー式液体噴出器1は、噴出器本体11と、ノズル部材12と、を備え、液体を収容する容器体Aに装着される。トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ、樹脂材料を用いた成形品とされている。
縦供給筒部14は、装着キャップ16を上下方向に貫いている。縦供給筒部14の下部内には、下端開口が容器体Aの底部内に位置するパイプ14aの上部が嵌合されている。容器体A内の液体は、パイプ14a内を通して吸い上げられ、縦供給筒部14内を上方に向けて流通する。
接続筒部15は、縦供給筒部14の上端部から前方に向けて延びている。接続筒部15の後端部は、縦供給筒部14内に開口している。接続筒部15の前端部は、噴出器本体11の外部に開口し、この開口に閉塞栓15aが嵌合され、接続筒部15の前端部の開口が閉塞(シール)されている。接続筒部15は、装着キャップ16から上方に離れている。
主ポンプ部22は、シリンダ25およびピストン26を備え、トリガー部13の後方への移動によって、シリンダ25内の液体を、縦供給筒部14を通じてノズル部材12の噴出孔12aに向けて送り出す。
付勢部材11cは、ピストン26内に挿入され、シリンダ軸O2と同軸に配設されている。付勢部材11cは、ピストン26の頂壁とシリンダ25の底壁とにより前後方向に挟まれている。付勢部材11cは金属製のコイルばねとなっている。
なお、付勢部材11cは、例えば樹脂材料等で形成されてもよく、また、付勢部材11cは、トリガー部13を前方に付勢してもよい。
ストッパ31は、前記ロック位置において、トリガー部13から後方に向けて延び、シリンダ25の前端開口縁の下端部に当接し、前記ロック解除位置において、図1に二点鎖線で示されるように、シリンダ25の前端開口縁から離れ、前記回転軸線から下方に向けて延びる姿勢となる。
貯留シリンダ17の中心軸線O3は、縦供給筒部14および接続筒部15の上方に位置し、前後方向に延びている。貯留シリンダ17の下端部は、縦供給筒部14および接続筒部15それぞれの上端部と一体に形成されている。
貯留シリンダ17は、前端開口を閉塞する前端壁27を有する横向きの筒状に形成されている。前端壁27に、前後方向に貫き、貯留空間17aと射出筒部20内とを連通する連絡孔17cが形成されている。連絡孔17cは、中心軸線O3と同軸に配設されている。
射出筒部20は、貯留シリンダ17の前端壁27から前方に向けて延びている。射出筒部20の中心軸線O4は、中心軸線O3に対して左右方向の位置が同じで上方に位置している。射出筒部20内は、連絡孔17c、貯留空間17a、供給孔17b、および接続筒部15内を通じて縦供給筒部14内に連通している。
ボール弁23は、連通路11bの下方に設けられている。ボール弁23は、シリンダ25内の加圧時に、縦供給筒部14内を通じた容器体A内とシリンダ25内との連通を遮断するとともに、シリンダ25内の減圧時に上方に向けて変位することで、縦供給筒部14内を通じた容器体A内とシリンダ25内との連通を許容する逆止弁とされている。
貯留弁24は、ボール弁23および連通路11bの上方に設けられている。貯留弁24は、縦供給筒部14内から接続筒部15内を通じた貯留空間17aへの液体の供給を許容するとともに、貯留空間17aから接続筒部15内を通じた縦供給筒部14内への液体の流出を規制する逆止弁とされている。
装着筒部28のうち、後部が射出筒部20に外嵌され、前部は射出筒部20から前方に突出している。ノズル軸部29は、射出筒部20から前方に離れている。ノズルキャップ30に、前方に開口した噴出孔12aが形成されている。
噴出孔12aと貯留空間17aとを連通する連通流路32は、アダプタ筒28a内と、射出筒部20内と、連絡孔17cと、を備えている。連通流路32は前後方向に延びている。連通流路32と噴出孔12aとは、ノズルキャップ30の内面と、ノズル軸部29の外面と、の間に設けられたスピン流路34を通して連通する。
絞り流路33は、連通流路32における前後方向の中間部に設けられている。絞り流路33の流路断面積は、連通流路32において最小となっている。絞り流路33の流路長は、連通流路32において最短となっている。
なお、貯留シリンダ17の前端壁27に、連絡孔17cを形成せず、絞り流路33を形成してもよい。
トリガー部13の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填されているものとする。
連通流路32と噴出孔12aとの間にスピン流路34が設けられているので、絞り流路33を通過した液体の流速を低減させることで、噴出される液滴径を大きくすることができる。
噴出孔12aではなく絞り流路33の寸法を調整することによって、噴出孔12aから噴出する液体の広がり等の噴出パターン、および一回のトリガー部13の操作で液体が噴出孔12aから噴出し続ける時間等を、噴出する液体の種類、性状、および用途等に応じて変更することができる。
貯留シリンダ17の中心軸線O3は、前後方向に交差する方向に延びてもよい。
11 噴出器本体
12 ノズル部材
12a 噴出孔
13 トリガー部
14 縦供給筒部
17 貯留シリンダ
18 貯留プランジャ
21 トリガー機構
22 主ポンプ部
32 連通流路
33 絞り流路
A 容器体
O3 貯留シリンダの中心軸線
Claims (3)
- 液体を収容する容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前方に設けられ、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
上下方向に延びるとともに、前記容器体内から吸い上げられる液体が流通する縦供給筒部と、
前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方移動可能に設けられたトリガー部、および前記トリガー部の後方への移動によって前記縦供給筒部を通じて液体を前記噴出孔に向けて送り出す主ポンプ部を有するトリガー機構と、
前記縦供給筒部と前記ノズル部材との間に設けられるとともに、前記トリガー部の後方への移動によって、前記縦供給筒部内を通過した液体が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内に前記貯留シリンダの中心軸線に沿う軸方向に移動可能に配置され、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向のうちの一方側に向けて移動するとともに、前記軸方向のうちの他方側に向けて付勢される貯留プランジャと、を備え、
前記噴出孔と前記貯留シリンダ内とを連通する連通流路は、前記噴出孔より内径が小さい絞り流路を備えている、トリガー式液体噴出器。 - 前記噴出孔の内径は、0.5mm以上0.6mm以下とされ、
前記絞り流路の内径は、0.3mm以上0.45mm以下とされている、請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。 - 前記噴出器本体は、前記貯留プランジャを、前記軸方向のうちの他方側に向けて付勢する付勢部材を備え、
前記付勢部材は、金属製のコイルばねとされるとともに、前記貯留プランジャを、前記軸方向のうちの他方側に向けて、30N以上60N以下の力で付勢している、請求項1または2に記載のトリガー式液体噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022174476A JP7843687B2 (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022174476A JP7843687B2 (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024065551A JP2024065551A (ja) | 2024-05-15 |
| JP7843687B2 true JP7843687B2 (ja) | 2026-04-10 |
Family
ID=91064722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022174476A Active JP7843687B2 (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7843687B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020049475A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
-
2022
- 2022-10-31 JP JP2022174476A patent/JP7843687B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2024065551A (ja) | 2024-05-15 |
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