本出願は、ジョイスティック装置の組立プロセスでは、ジョイスティックの戻りを達成するように、復帰バネ、可動部品及びジョイスティックを全て同軸に配置することを保証する必要があるため、ジョイスティック装置の組立が困難になるという問題を解決するために、ジョイスティック装置を提供する。また、復帰バネがジョイスティックの下方に位置するため、ジョイスティックと可動部品との間の摩擦力が増大するという技術的問題を解決する。
上記の技術的問題を解決するために、本出願はジョイスティック装置を提供する。このジョイスティック装置は、支持座と、押圧部が設けられたジョイスティックと、バイアス部材であって、対向配置された第1端及び第2端を含み、第1端が押圧部に接触するバイアス部材と、第2端に配置された復帰アセンブリと、押圧部がバイアス部材の第1端を押しつけると、バイアス部材の第2端がオフセットし、復帰アセンブリがバイアス部材の第2端を復帰するように駆動する。
バイアス部材は、回転軸を介して支持座に枢転可能に接続される。
回転軸は、第1端と第2端との間に位置し、第2端に偏って配置される。
バイアス部材の両端及び支持座内の両端のうちの一方には回転軸が設けられ、他方には回転軸溝が設けられ、回転軸は回転軸溝内で回転する。
第1端の押圧部に面する一端面には硬質層が設けられる。
押圧部は底壁を含み、底壁の外周円には傾斜面が設けられる。
復帰アセンブリは、バイアス部材を復帰するための弾性部材と、弾性部材を限定するための調節アセンブリとを含む。
調節アセンブリは、支持座に調節可能に固定され、弾性部材の弾力を調節するために使用される。
調節アセンブリは第1調節部材を含み、第1調節部材は、第2端に貫設され、支持座に接続され、弾性部材は第1調節部材に外嵌され、弾性部材の一端は、第1調節部材の第2端から離れた一端に接触し、他端は、第2端の支持座から離れた一側面に接触する。
第1調節部材は、第2端に貫設され、支持座にねじ接続される。
調節アセンブリは第1接続部材を含み、第1接続部材は支持座内に配置され、第1調節部材は第1接続部材にねじ接続される。
調節アセンブリは、第2調節部材とプレスブロックを含み、第2調節部材は、プレスブロックの一端に貫設され、第2端内に接続され、弾性部材の一端はプレスブロックの他端に接続され、弾性部材の他端は支持座に接続される。
第2調節部材は、第2端内にねじ接続される。
調節アセンブリは第2接続部材を含み、第2接続部材は第2端内に配置され、第2接続部材は第2調節部材にねじ接続される。第2調節部材には少なくとも1つのスナップリングが外嵌され、スナップリングは、プレスブロックと第2調節部材との間に位置する。
第2端には、第2調節部材と平行なリミットポストが設けられ、プレスブロックにはリミットポストが貫設される。
調節アセンブリは第3調節部材と駆動部材を含む。第3調節部材は第2端から間隔を置いて配置される。弾性部材の一端は、第3調節部材に接続され、第2端から離れ、他端は第2端に接続される。駆動部材は、第3調節部材の弾性部材から離れた一側に配置される。駆動部材は、弾性部材の弾力の大きさを変化させるために、第3調節部材が第2端に向かって移動するように駆動することができる。
駆動部材は回転蓋を含み、回転蓋は、弾性部材の弾力の大きさを調節するように、第3調節部材に対して回転可能である。
回転蓋内にレール溝が設けられ、第3調節部材はレール溝で摺動し、且つレール溝に当接する。
ジョイスティック装置は、揺動アームアセンブリとジョイスティックを含む。ジョイスティックは、揺動アームアセンブリに固定接続され、揺動アームアセンブリは、ジョイスティックの傾倒操作に伴って回転する。
揺動アームアセンブリは、第1揺動アームと第2揺動アームを含む。押圧部は、第1揺動アームのバイアス部材に面する一端に配置される。第1揺動アームは、第1方向に沿って第2揺動アームで回転し、第2揺動アームは、第2方向に沿って前記支持座で回転する。第1方向と前記第2方向とは直交するように配置される。
第2揺動アームには、開口した取り付けキャビティが形成され、第1揺動アームの両端は取り付けキャビティ内で回転する。ジョイスティックは接続部を含む。接続部は第1揺動アームに接続され、かつ開口を通って第2揺動アームの表面から突出する。
第1揺動アームの両端には第1固定軸が設けられる。揺動アームアセンブリは2つの第1軸受部材を含み、第1軸受部材は第1固定軸に外嵌されて、第1固定軸が第2揺動アームに対して回転するようにする。第2揺動アームの両端には第2固定軸が設けられる。揺動アームアセンブリは2つの第2軸受部材を含み、第2軸受部材は第2固定軸に外嵌されて、第2固定軸が支持座に対して回転するようにする。
ジョイスティック装置は回路基板を含む。第1揺動アームの両端の少なくとも一方には第1磁石が設けられ、回路基板には、第1磁石と協働する第1ホールセンサが設けられる。第2揺動アームの両端の少なくとも一方には第2磁石が設けられ、回路基板には、第2磁石と協働する第2ホールセンサが設けられる。あるいは、第2端のジョイスティックから離れた一側面には、少なくとも1つの第3磁石が設けられ、回路基板には、第3磁石と協働する三次元ホールセンサが設けられる。
本出願の有益な効果は次のとおりである。従来技術の状況とは異なり、本出願はジョイスティック装置を提供する。ジョイスティック装置は、支持座、ジョイスティック、バイアス部材及び復帰アセンブリを含む。ジョイスティックには押圧部が設けられる。バイアス部材は、対向配置された第1端と第2端を含む。第1端は押圧部に接触する。復帰アセンブリは第2端に配置される。押圧部がバイアス部材の第1端を押しつけると、バイアス部材の第2端がオフセットし、復帰アセンブリがバイアス部材の第2端を復帰するように駆動する。上記の方法により、復帰アセンブリを、バイアス部材の第1端の位置ではなくバイアス部材の第2端に配置することによって、ジョイスティックと復帰機構の同軸配置が回避され、ジョイスティック装置の組み立ての困難さが軽減される。復帰アセンブリが故障した場合でも分解交換が容易である。また、バイアス部材がレバー方式で支持座上に設置され、復帰アセンブリがバイアス部材の第2端に配置され、ジョイスティックの押圧部がバイアス部材の第1端に直接接触することにより、バイアス部材を復帰機構と同軸に配置する必要がなくなり、バイアス部材と支持座の接触面積が減少し、バイアス部材と支持座との間の摩擦抵抗が低減され、ジョイスティック操作の精度が向上し、さらにジョイスティック装置の使用体験が向上する。同時に、ジョイスティック自体の構造を変更する必要がなくなる。
以下、本願の実施例の添付図面を参照しながら、本願の実施例の技術的解決手段を明確かつ完全に説明する。当然のことながら、ここで説明する実施例は本願の実施例の全てではなく一部にすぎない。当業者が創造的な作業なしに本願の実施例に基づいて得られる全ての他の実施例は、本願の保護範囲に含まれるべきである。
本明細書における「実施例」への言及は、実施例に関して説明される特定の特徴、構造又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例に含まれ得ることを意味する。明細書の様々なところで出現するこの用語は、必ずしも同じ実施例を指すわけではなく、他の実施例と相互に排他的な独立した又は代替の実施例でもない。当業者は、本明細書に記載の実施例が他の実施例と組み合わせることができることを明示的にも暗黙的にも理解している。
ジョイスティック装置におけるジョイスティックは、ゲームコントローラーやドローンリモコンなどの装置の中核部材であり、ジョイスティックは回転中に、ゲームのキャラクターやドローンなどの装置の移動を制御するために、ゲームコントローラーやドローンリモコンなどの装置にリアルタイムで信号を送信する。信号の精度はユーザ体験に直接影響を与え、ジョイスティック類の装置の中核的な要件である。従って、ジョイスティックは毎回正確に元の位置に戻ることができることが重要である。
ジョイスティックのデッドゾーンは予め決められた一定の範囲内にあり、ジョイスティックの動きのリアルタイム信号はゲームキャラクターやドローンに影響を与えない。ジョイスティックの下方に位置する復帰バネによって提供される復元力が、ジョイスティックの内部の各部品の摩擦力とのトルクバランスに達すると、ジョイスティックは原点以外の位置でスタックする。使用時間の経過や各部品の磨耗により、摩擦力はますます大きくなり、初期のジョイスティックのデッドゾーン値を超えることがある。このとき、ジョイスティックの動きの精度を確保するために、ジョイスティックのデッドゾーンを自分で拡大する必要があり、それによりデッドゾーンの一貫性が悪くなる。デッドゾーンの一貫性が悪いということは、ジョイスティックの無効な操作が増加することを意味する。即ち、ユーザがゲームキャラクターやドローンを制御する前に、拡大されたジョイスティックのデッドゾーンを越えるためにジョイスティックを操作する必要がある。つまり、最初のジョイスティックのデッドゾーンを越えるだけは、ゲームキャラクターやドローンなどに対して効果がない。競技ゲームなどでは、このような無効な操作はユーザ体験に直接影響を与え、ジョイスティックのデッドゾーンを拡大するほどユーザの体験は悪くなる。
以下、実施例を参照して、本発明によって提供されるジョイスティック装置について詳細に説明する。
図1、図2及び図3を参照されたい。図1は、本出願のジョイスティック装置の第1実施例の構造模式図である。図2は、本出願のジョイスティック装置の第1実施例の分解模式図である。図3は、本出願のジョイスティック装置の第1実施例の第1状態の断面模式図である。本出願はジョイスティック装置10を提供する。ジョイスティック装置10は、支持座1、ジョイスティック21、バイアス部材3及び復帰アセンブリ4を含む。支持座1は、ジョイスティック装置10全体に一定の支持力を提供する。ジョイスティック21には押圧部211が設けられる。バイアス部材3は、対向配置された第1端31と第2端32を含む。第1端31は押圧部211に接触する。上記のジョイスティック21が回転状態又は復帰状態にあるにもかかわらず、押圧部211は常に第1端31と接触状態にある。
復帰アセンブリ4は第2端32に配置される。押圧部211が第1端31に作用すると、第2端32が復帰アセンブリ4に作用し、復帰アセンブリ4自体の構造が変化し、一定のエネルギーを蓄積する。押圧部211が第1端31に対する作用力を解放すると、第2端32も復帰アセンブリ4に対する作用力を解放するとき、復帰アセンブリ4は、自体の構造によりエネルギーを放出することができ、元の状態に戻る過程で、復帰アセンブリ4は、第2端32を復帰するように駆動する。ここで、バイアス部材3は、レバー方式で支持座1上に配置され、第1端31と第2端32の受力情況が相互に影響を与える。上記の復帰アセンブリ4は、復帰作用を満たすものであれば任意の構造とすることができ、その具体的な構造は限定されない。
図4を参照されたい。図4は、本出願のジョイスティック装置の第1実施例の第2状態の断面模式図である。図1~図3を参照すると、具体的には、押圧部211がバイアス部材3の第1端31を押し付けると、第1端31は力を受けて第2端32を移動させ、それによってバイアス部材3の第2端32をオフセットさせる。第2端32がオフセットする過程では、第2端32は復帰アセンブリ4に作用して、その結果、復帰アセンブリ4はその自体の構造が変化し、一定のエネルギーを蓄積する。押圧部211が第1端31に対する押付けを解除すると、第2端32は復帰アセンブリ4に対する作用力を解除する。このとき、復帰アセンブリ4は元の状態に戻り、バイアス部材3の第2端32を復帰するように駆動する。それによって、第1端31が復帰され、さらに第1端31がジョイスティック21を駆動して復帰する。
上記の方法により、復帰アセンブリ4を、バイアス部材3の第1端31の位置ではなくバイアス部材3の第2端32に配置することによって、ジョイスティック21と復帰機構の同軸配置が回避され、ジョイスティック装置10の組み立ての困難さが軽減される。復帰アセンブリ4が故障した場合でも分解交換が容易である。また、バイアス部材3がレバー方式で支持座1上に設置され、復帰アセンブリ4がバイアス部材3の第2端32に配置され、ジョイスティック21の押圧部211がバイアス部材3の第1端31に直接接触し、バイアス部材3を復帰機構と同軸に配置する必要がなくなり、バイアス部材3と支持座1の接触面積が減少し、バイアス部材3と支持座1との間の摩擦抵抗が低減され、ジョイスティック21の操作の精度が向上し、さらにジョイスティック装置10の使用体験が向上する。同時に、ジョイスティック21自体の構造を変更する必要がなくなる。同時に、バイアス部材3はレバー方式で配置され、復帰機構とジョイスティック21は非同軸に配置されるため、バイアス部材3を軽量な材料で支持することができ、強度の高い金属材料を採用する必要がなく、生産コストが大幅に削減される。
上記のバイアス部材3は、レバー方式で支持座1上に配置され、第1端31と第2端32の受力状況は相互に影響を与える。ここで、バイアス部材3は、支持座1上にオフセットを実現できればよく、具体的に支持座1に取り付けられるバイアス部材3の構造は限定されない。例えば、バイアス部材3はボールヘッドとボールソケット構造、回転軸構造などの方式によって、支持座1でレバー式に動くことができる。
例えば、1つの具体的な実施例では、バイアス部材3は、回転軸51を介して支持座1上に枢転可能に接続される。回転軸51は、バイアス部材3を支持座1に取り付けるために一定の支持力を提供するだけでなく、同時にバイアス部材3を支持座1に対して回転させることができる。バイアス部材3と支持座1との間は回転軸51によって枢転して、バイアス部材3を支持座1に対してよりスムーズに回転させ、ジョイスティック21がより省力で推動又は復元されるだけでなく、使用体験が向上する。また、バイアス部材3と支持座1との間の摩擦力を小さくすることができ、ひいてはジョイスティック21のデッドゾーンの拡大の可能性を低減することができる。
一実施例では、回転軸51をバイアス部材3と支持座1との間に配置する位置は、実際の情況によって決めることができる。例えば、回転軸51はバイアス部材3の第1端31の端部と支持座1との間に配置されてもよい。あるいは、回転軸51はバイアス部材3の第2端32の端部と支持座1との間に配置されてもよい。あるいは、回転軸51はバイアス部材3の中間位置と支持座1との間に配置されてもよい。あるいは、回転軸51はバイアス部材3の中間位置と第1端31との間に配置されてもよく、又は回転軸51は中間位置と第2端32との間に配置されてもよい。ここで、中間位置と第1端31、第2端32との間の距離はすべて同じである。
例えば、1つの具体的な実施例では、回転軸51は第1端31と第2端32との間の位置に位置し、同時に、回転軸51は第2端32に偏って配置される。即ち、回転軸51は、バイアス部材3の中間位置と第2端32との間に位置する。上記の回転軸51の位置限定により、バイアス部材3は支持座1に対してよりスムーズに回転し、ジョイスティック21はより省力的に推動又は復帰され、ジョイスティック装置10の使用体験が向上する。
一実施例では、バイアス部材3の第1端31から第2端32への延在方向の両側と、支持座1の両側とは、回転軸51及び回転軸溝52によって接続される。回転軸51が回転軸溝52内で回転することにより、バイアス部材3が支持座1に対して回転する。構造が簡単であり、実施が容易である。
1つの具体的な実施例では、バイアス部材3の延在方向の両側には回転軸51が設けられる。支持座1の両側には回転軸溝52が設けられる。回転軸51は回転軸溝52内で回転する。別の1つの具体的な実施例では、バイアス部材3の延在方向の両側には回転軸溝52が設けられる。支持座1の両側には回転軸51が設けられる。回転軸51は回転軸溝52内で回転する。他の具体的な実施例では、バイアス部材3の延在方向の両側のうちの1つには回転軸溝52が設けられる。支持座1の両側のうちの1つには回転軸51が設けられる。回転軸51は回転軸溝52内で回転する。
他の代替的な実施例では、バイアス部材3の延在方向に1つの回転軸溝52が貫通し、支持座1の両側に別の回転軸溝52が設けられる。回転軸51が上記の回転軸溝52に貫設されることによって、バイアス部材3が回転軸51によって支持座1に対して回転する。上記の実施例と比較して、本実施例では、バイアス部材3は支持座1に対してより安定して回転する。
実際のプロセスでは、バイアス部材3の延在方向の2つの外側は、支持座1の2つの内側とマッチングする。当然のことながら、他の実施例では、バイアス部材3の延在方向の2つの内側は、支持座1の2つの外側とマッチングし、その具体的な構造は限定されない。
一実施例では、第1端31の押圧部211に面する一端面には硬質層が設けられる(図示せず)。硬質層は、第1端31の押圧部211に面する一端面の硬度を高め、押圧部211による第1端31の摩耗を低減し、第1端31の耐摩耗性を向上させ、ひいてはジョイスティック装置10の使用性能を向上させることができる。また、硬質層は鏡面状に形成することができ、押圧部211と第1端31との間の摩擦力を低減し、ジョイスティック21のデッドゾーンの拡大の可能性を低減することができる。上記の硬質層は金属又は金属合金層であってもよいが、これらに限定されるものではない。
図5及び図6を参照されたい。図5は、本出願のジョイスティック装置の第1実施例におけるジョイスティックの構造模式図である。図6は、本出願のジョイスティック装置の第2実施例におけるジョイスティックの構造模式図である。図1~図4を参照すると、一実施例では、押圧部211は底壁2111を含む。底壁2111の外周円には傾斜面2111aが設けられる。ジョイスティック21が異なる方向に沿って回転するとき、押圧部211は異なる方向に沿って第1端31を押し付ける。押圧部211が傾倒したとき、傾斜面2111aと第1端31とは少なくとも線接触状態にあり、傾斜面2111aと第1端31との間の接触面積が増大し、ひいてはジョイスティック21が第1端31に作用する安定性が向上する。
具体的には、傾斜面2111aは弧状の面を呈し、傾斜面2111aと第1端31との間の接触面積を増大させ、ジョイスティック21が第1端31に作用する安定性を向上させることができるだけでなく、傾斜面2111aと第1端31との間の摩擦力を低減し、さらに押圧部211による第1端31の摩耗を低減することもできる。
既存のジョイスティック装置10におけるジョイスティック21は、押すために一定の操作強度を必要とする。既存の復帰機構は調節することができない。同時に、復帰機構はジョイスティック21の下方位置に配置されるため、復帰機構を交換することが困難であり、その結果、ジョイスティック装置10におけるジョイスティック21の操作強度が単一になり、異なるユーザのジョイスティック21に対する操作強度の要求を満たすことができない。ジョイスティック21の操作強度の大きさは、ユーザの使用体験に直接影響を与え、操作強度が小さいほど、操作が容易になる。
従って、復帰アセンブリ4自体の構造を変更することで、異なる復帰力が形成され、それによってジョイスティック21の異なる操作強度を調整できることが実現される。また、復帰アセンブリ4をバイアス部材3の第2端32に配置することで、復帰アセンブリ4の随時調節が便利になり、さらにジョイスティック21の操作に対する異なる強度の要求を満たすことができる。
一実施例では、復帰アセンブリ4は、弾性部材41及び調節アセンブリ42を含む。弾性部材41は一定の弾力を有する。弾性部材41はバイアス部材3の復帰に使用される。調節アセンブリ42は弾性部材41を限定するために使用される。調節アセンブリ42は、弾性部材41を限定することによって、弾性部材41の異なる弾力の調節を実現し、ひいてはジョイスティック21の異なる操作強度を調整できることを実現し、使用体験を向上させる。上記の弾性部材41は、圧縮バネ又は引っ張りバネなどであってもよく、ここでは限定されない。調節アセンブリ42は、弾性部材41の強度を調整できることを実現できれば任意の構造であってもよく、これらに限定されない。
具体的には、調節アセンブリ42は、支持座1に調節可能に固定される。即ち、調節アセンブリ42は、支持座1と第2端32の相対する位置に配置され、弾性部材41の弾力を調節するための調節アセンブリ42の安定性が向上し、様々な異なる実施形態の実現が満たされる。
図1~図4を再び参照されたい。第1実施例では、調節アセンブリ42は第1調節部材421aを含む。第1調節部材421aは第2端32に貫設される。同時に、第1調節部材421aは支持座1に接続される。弾性部材41は第1調節部材421aに外嵌される。ここで、弾性部材41の一端は、第1調節部材421aの第2端32から離れた一端に接触する。弾性部材41の他端は、第2端32の支持座1から離れた一側面に接触する。弾性部材41の両端は、それぞれ、第1調節部材421aと第2端32との間に位置する。第1調節部材421aと第2端32との間の距離を変更することによって、弾性部材41の長さを変更することができるので、復帰アセンブリ4の弾力が異なり、さらに異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。上記の第1調節部材421aは、調節を実現できればよく、その具体的な構造は限定されない。弾性部材41は圧縮バネであってもよい。
具体的には、第1調節部材421aが第2端32に貫設された後、第1調節部材421aは支持座1にねじ接続される。第1調節部材421aは支持座1に対して回転すると、弾性部材41の長さを変化させて、復帰アセンブリ4の弾力を異ならせ、さらに異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。また、第1調節部材421aと支持座1との間はねじ接続の方式により、調節がより簡単になり、交換や取り付けが容易となる。ここで、第1調節部材421aは固定ネジ、固定スクリューであってもよい。
第1調節部材421aが支持座1に対して一方向に沿って回転すると、弾性部材41の長さが長くなる場合、弾性部材41の変形量が小さくなり、このとき、ジョイスティック21の操作強度が減少する。第1調節部材421aが支持座1に対して別の方向に沿って回転すると、弾性部材41の長さが短くなり、弾性部材41の変形量が大きくなり、このとき、ジョイスティック21の操作強度が増加する。従って、弾性部材41の長さを調節することによって、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。
さらに、調節アセンブリ42は第1接続部材422aを含む。第1接続部材422aは支持座1内に配置される。第1調節部材421aと第1接続部材422aはねじ接続される。支持座1内に第1接続部材422aを配置して、第1調節部材421aと第1接続部材422aをねじ接続することによって、第1調節部材421aの調節の安定性が向上し、第1調節部材421aが支持座1から外れるリスクが軽減される。
上記の第1接続部材422aは、嵌設又は係止の方式によって支持座1内に配置されてもよい。ここで、第1接続部材422aの内側壁には雌ねじ(図示せず)が設けられる。第1調節部材421aの外側壁には雄ねじ(図示せず)が設けられる。雌ねじと雄ねじとは、ねじ接続の方式で接続される。第1接続部材422aは固定ナットであってもよい。即ち、固定ナット、固定ネジ及び圧縮バネの3つが相互に協働して、復帰アセンブリ4の弾力の大きさが異なることを実現し、操作が簡単であるだけでなく、構造が簡単で、交換しやすく、同時にコストを低下させることができる。
図7、図8及び図9を参照されたい。図7は、本出願のジョイスティック装置の第2実施例の構造模式図である。図8は、本出願のジョイスティック装置の第2実施例の断面模式図である。図9は、本出願のジョイスティック装置の第2実施例の分解模式図である。第2実施例では、調節アセンブリ42は、第2調節部材421bとプレスブロック422bを含む。第2調節部材421bは、プレスブロック422bの一端に貫設され、且つ第2端32内に接続される。弾性部材41の一端は、プレスブロック422bの他端に接続される。弾性部材41の他端は支持座1に接続される。第2調節部材421bは第2端32に接続されるため、第2端32又はプレスブロック422bに対する第2調節部材421bの高さを調節することによって、プレスブロック422bの締め付け度を調節して、弾性部材41の長さを変化させることができ、それにより復帰アセンブリ4の弾力を異ならせて、ひいては異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。
具体的には、第2調節部材421bの調節により、プレスブロック422bと支持座1との間の距離が長くなると、弾性部材41の引っ張り力が大きくなるので、復帰アセンブリ4の弾力が大きくなり、それによりジョイスティック21の操作強度が大きくなる。プレスブロック422bと支持座1との間の距離が短くなると、弾性部材41の引っ張り力が小さくなるので、復帰アセンブリ4の弾力が小さくなり、それによりジョイスティック21の操作強度が小さくなる。即ち、第2調節部材421bがプレスブロック422bと支持座1との間の距離を調節して、弾性部材41の弾力の大きさを変化させることによって、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。上記の第2調節部材421bは固定ネジ、固定スクリューなどであってもよく、ここでは限定されない。弾性部材41は引っ張りバネであってもよい。
一実施例では、第2調節部材421bは、第2端32内にねじ接続される。第2調節部材421bは、ねじを介して第2端32で容易に調節することができ、且つプレスブロック422bと第2端32との間の距離を変化させて、弾性部材41の弾力の大きさを変化させることができ、それにより復帰アセンブリ4の弾力を異ならせて、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。また、第2調節部材421bと第2端32との間のねじ接続の方式により、調節がより簡単になり、交換や取り付けが容易となる。
一実施例では、プレスブロック422bは、第2端32の支持座1から離れた一側に配置される。あるいは、プレスブロック422bは、第2端32と支持座1との間に配置される。これにより、プレスブロック422bを実際の状況に応じて柔軟に配置することができるので、ジョイスティック装置10の構造設計がより柔軟になる。同時に、プレスブロック422bの配置位置が異なるため、プレスブロック422bと支持座1との間の距離も異なり、それにより弾性部材41の弾性変形の程度が異なり、ジョイスティック装置10の操作強度の多様性が増加する。
プレスブロック422bの配置位置は実際の状況に応じて決めることができる。例えば、1つの具体的な実施例では、プレスブロック422bは、第2端32の支持座1から離れた一側に配置される。プレスブロック422bと支持座1との間の距離が比較的遠いため、それにより弾性部材41の弾性変形を増加させ、弾性部材41の弾力をより大きくする。例えば、別の1つの具体的な実施例では、プレスブロック422bは、第2端32と支持座1との間に配置される。プレスブロック422bと支持座1との間の距離が比較的近いため、それにより弾性部材41の弾性変形を減少させ、弾性部材41の弾力をより小さくすることができる。
一実施例では、復帰アセンブリ4は第2接続部材424bを含む。第2接続部材424bは第2端32内に配置される。第2調節部材421bは第2接続部材424bにねじ接続される。第2端32内に第2接続部材424bを配置して、第2調節部材421bと第2接続部材424bをねじ接続することによって、第2調節部材421bの調節の安定性が向上し、第2調節部材421bが第2端32から外れるリスクが軽減される。
上記の第2接続部材424bは、嵌設又は係止の方式によって第2端32内に配置されてもよい。第2接続部材424bの内側壁には雌ねじ(図示せず)が設けられる。第2調節部材421bの外側壁には雄ねじ(図示せず)が設けられる。雌ねじと雄ねじとは、ねじ接続の方式で接続される。第2接続部材424bは固定ナットであってもよい。即ち、固定ナット、固定ネジ及び引っ張りバネの3つが相互に協働して、復帰アセンブリ4の弾力の大きさが異なることを実現し、操作が簡単であるだけでなく、構造が簡単で、交換しやすく、同時にコストを低下させることができる。
一実施例では、第2調節部材421bには少なくとも1つのスナップリング423bが設けられる。少なくとも1つのスナップリング423bは、プレスブロック422bと第2端32との間に位置する。第2調節部材421bの軸方向に沿って、スナップリング423bはプレスブロック422bの位置を制限する。第2調節部材421bが第2端32によって駆動されて移動すると、第2調節部材421bはスナップリング423bで位置制限されてプレスブロック422bを移動させる。これにより、プレスブロック422bは、第2調節部材421bに伴って安定して移動し、さらにプレスブロック422bは弾性部材41を弾性変形させる。
上記のスナップリング423bの数は、1つ、2つ、3つ以上などであってもよく、ここでは制限されない。例えば、本実施例では、スナップリング423bの数は2つである。スナップリング423bは、第2調節部材421bに一体成形されてもよいし、第2調節部材421bに外嵌されてもよく、ここでは制限されない。
1つの具体的な実施例では、第2調節部材421bは第2端32に貫設される。第2調節部材421bには第1スナップリング4231bと第2スナップリング4232bが外嵌される。第1スナップリング4231bは、プレスブロック422bと第2端32との間に位置する。第2スナップリング4232bは、第2調節部材421bのプレスブロック422bから離れた一端に位置する。第2調節部材421bをねじにより第2端32で調節するとき、第1スナップリング4231bは第2調節部材421bの移動に伴って移動する。第1スナップリング4231bは、プレスブロック422bに対して位置制限の作用を果たす。プレスブロック422bは、位置制限により第2調節部材421bの移動に伴って移動する。第2スナップリング4232bも第2調節部材421bの移動に伴って移動する。第2スナップリング4232bが第2端32のプレスブロック422bから離れた一側面まで移動すると、第2スナップリング4232bは第2端32のプレスブロック422bから離れた一側面との位置を制限する。第2調節部材421bは、第2スナップリング4232bから第1スナップリング4231bへの方向に沿って調節し続けることができない。
上記の方式により、プレスブロック422bは第2端32の移動に伴って安定して移動することができ、弾性部材41を弾性変形させて、ジョイスティック装置10の操作に必要な操作強度の大きさを変化させることができる。また、第2スナップリング4232bは第2端32との位置を制限することができるため、第2調節部材421bは、第2スナップリング4232bから第1スナップリング4231bへの方向に沿って調節するときに最大の調節距離を有することができ、かつユーザに受力のフィードバックを伝えることができる。これにより、過剰な調節によるジョイスティック装置10の構造的損傷の可能性を低減することができる。
さらに、第1スナップリング4231bから第2スナップリング4232bまでの距離は第2端32の厚さよりも大きい。これにより、第2調節部材421bの調節距離は、第1スナップリング4231bから第2スナップリング4232bまでの距離と第2端32の厚さとの差とすることができ、第2調節部材421bの位置を調節することで弾性部材41を弾性変形させることが容易になる。
一実施例では、第2端32にはリミットポスト321が設けられる。リミットポスト321は、第2調節部材421bの延在方向と平行である。リミットポスト321はプレスブロック422bに貫設される。リミットポスト321を配置することによって、第2調節部材421bは、第2端32で調節するときにリミットポスト321によってガイドすることができ、第2調節部材421bは第2端32で安定して均一に調節することができ、その結果、ジョイスティック装置10の操作に必要な操作強度の大きさの調節がより連続的かつ安定するようになる。
一実施例では、プレスブロック422bの第2調節部材421bから離れた一端には第1引っ掛け溝4221bが設けられる。支持座1には第2引っ掛け溝13が設けられる。弾性部材41の一端は第1引っ掛け溝4221bに引っ掛けられる。弾性部材41の他端は第2引っ掛け溝13に引っ掛けられる。上記の設置により、弾性部材41を引っ掛けるだけで取り付けが完了でき、交換とメンテナンスが容易である。
図10、図11及び図12を参照されたい。図10は、本出願のジョイスティック装置の第3実施例の構造模式図である。図11は、本出願のジョイスティック装置の第3実施例の断面模式図である。図12は、本出願のジョイスティック装置の第3実施例の分解模式図である。第3実施例では、調節アセンブリ42は、第3調節部材421c及び駆動部材(図示せず)を含む。第3調節部材421cは第2端32から間隔をおいて配置される。弾性部材41は第3調節部材421cと第2端32との間に配置される。弾性部材41の一端は、第3調節部材421cの第2端32から離れた一側に接続される。弾性部材41の他端は、第2端32の第3調節部材421cに面する一側に接続される。駆動部材は、第3調節部材421cの弾性部材41から離れた一側に配置される。駆動部材は、弾性部材41の弾力の大きさを変化させるために、第3調節部材421cを駆動して第2端32に近づいたり遠ざかったたりするように移動させることができる。
駆動部材が第3調節部材421cを駆動して第2端32に近づいたり遠ざかったたりするように移動させる方式は、実際の状況に応じて設定することができる。例えば、1つの具体的な実施例では、駆動部材は第3調節部材421cに接触する。駆動部材は第3調節部材421cを推動することにより、第3調節部材421cが第2端32に向かって移動する。例えば、別の1つの具体的な実施例では、駆動部材には第1磁性部材(図示せず)が設けられる。第3調節部材421cには第2磁性部材(図示せず)が設けられる。第1磁性部材と第2磁性部材は、磁極が互いに反発する。駆動部材は、第2端32の方向へ第1磁性部材の位置を変化させる。第2磁性部材は、磁気反発力の作用下で同方向に移動して、第3調節部材421cを第2端32に向かって移動させる。
第3調節部材421cが第2端32に近づく方向に移動すると、第3調節部材421cと第2端32との間の距離は減少する。弾性部材41は、弾性変形の程度が増加する。弾性部材41が第2端32に加える弾力は増加する。第3調節部材421cを第2端32から離れる方向に調節すると、第3調節部材421cと第2端32との間の距離は減少する。弾性部材41は、弾性変形が減少する。弾性部材41が第2端32に加える弾力は減少する。
従来技術と比較して、駆動部材は、第3調節部材421cを第2端32に近づけたり、遠ざけたりするように駆動することで、第3調節部材421cと第2端32との間の距離を変化させて、弾性部材41の弾性変形の程度を変化させ、それにより復帰アセンブリ4の弾力を異ならせて、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。
弾性部材41と第3調節部材421c、第2端32との接続方式は、例えば、当接、溶接接続、接着接続など、実際の状況に応じて設定することができ、ここでは制限されない。
図13及び図14を参照されたい。図13は、本出願のジョイスティック装置の第3実施例の側面図である。図14は、本出願のジョイスティック装置の第3実施例における回転蓋の構造模式図である。図10、図11及び図12を参照すると、一実施例では、駆動部材は回転蓋422cを含む。回転蓋422cは第3調節部材421cに対して回転可能であり、第3調節部材421cが第2端32に近づいたり、遠ざかったりすることで、弾性部材41の弾力の大きさを変化させる。回転蓋422cが一方の方向に沿って回転すると、回転蓋422cは第3調節部材421cに作用し、第3調節部材421cは第2端32に向かって移動して、第3調節部材421cと第2端32との間の距離が短くなる。このとき、弾性部材41の長さが短くなり、弾性部材41の弾性変形の程度が増加し、弾性部材41の弾力が増大する。回転蓋422cが他方の方向に沿って回転すると、回転蓋422cは第3調節部材421cに作用し、第3調節部材421cは第2端32から離れて移動して、第3調節部材421cと第2端32との間の距離を増大させる。このとき、弾性部材41の長さが長くなり、弾性部材41の弾性変形の程度が減少し、弾性部材41の弾力が減少する。
上記の設置によって、回転蓋422cは回転して、第3調節部材421cが第2端32に近づいたり遠ざかったりするように駆動することで、第3調節部材421cと第2端32との間の距離を変化させるので、弾性部材41の弾力の大きさを容易に調節して、復帰アセンブリ4の弾力を異ならせて、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。
一実施例では、回転蓋422cの第3調節部材421cに面する一側にはレール溝4221cが設けられる。第3調節部材421cはレール溝4221c内でスライドすることができる。同時に、第3調節部材421cは、レール溝4221c内に当接することができる。
具体的には、第3調節部材421cがレール溝4221cの第1位置(図示せず)に当接すると、レール溝4221cは第3調節部材421cに対して第1作用力を発生する。回転蓋422cが回転すると、レール溝4221cは第3調節部材421cに対して移動する。第3調節部材421cはレール溝4221cの第2位置(図示せず)に当接する。このとき、レール溝4221cは第3調節部材421cに対して第2作用力を発生する。第1作用力と第2作用力は異なる。回転蓋422cを回転させることによって、第3調節部材421cはレール溝4221cの異なる位置に当接して、第3調節部材421cが第2端32に近づくか遠ざかる距離を変化させて、弾性部材41の弾力の大きさを変化させ、それにより復帰アセンブリ4の弾力を異ならせて、異なるユーザのジョイスティック21に対する異なる操作強度の要求を満たすことができる。
上記の設置により、第3調節部材421cと協働するようにレール溝4221cを配置することによって、弾性部材41の弾力の大きさを変化させるだけでなく、構造が簡単で実施が容易であるともに、交換や修理も簡単である。
上記のレール溝4221cの形状は、実際の状況に応じて設定することができる。例えば、1つの具体的な実施例では、回転蓋422cは時計回りに回転し、レール溝4221cから第2端32の回転蓋422cに面する一側の平面までの垂直距離は徐々に減少する。例えば、別の1つの具体的な実施例では、回転蓋422cは反時計回りに回転し、レール溝4221cから第2端32の回転蓋422cに面する一側の平面までの垂直距離は徐々に増加する。
一実施例では、レール溝4221cは、幾つかの底面4222cと幾つかの斜面4223cを含む。底面4222cと斜面4223cは、交互に順番に連結する。斜面4223cは、回転蓋422cの回転方向に沿って傾斜して配置される。
具体的には、斜面4223cは、弾性部材41の弾力方向に対して傾斜する。底面4222cは、弾性部材41の弾力方向に垂直である。第3調節部材421cは、斜面4223c又は底面4222cに当接されてもよい。第3調節部材421cが斜面4223cに当接する場合、斜面4223cは第3調節部材421cに対してガイドスライド作用を形成し、第3調節部材421cに対する回転蓋422cの作用力は第3調節部材421cのスライドに伴って変化する。第3調節部材421cが底面4222cに当接する場合、第3調節部材421cに対する回転蓋422cの作用力は第3調節部材421cのスライドに伴って変化しない。
上記の設置により、回転蓋422cは、斜面4223cによって第3調節部材421cに対する作用力を変化させ、それにより第3調節部材421cが第2端32に近づくか遠ざかる高さは変化する。第3調節部材421cの高さ位置を一定にする必要がある場合、回転蓋422cは、第3調節部材421cを底面4222cに当接させることができ、第3調節部材421cは弾性部材41の弾力によって押されてスライドすることがなく、第3調節部材421cは安定した状態を保つことができる。これにより、回転蓋422cは、第3調節部材421cと第2端32との間の距離を調節又は維持することができ、弾性部材41の弾力の大きさをより容易に設定することができ、ジョイスティック装置10を操作する操作強度の大きさをより柔軟に調節することができる。
底面4222c及び斜面4223cの数及び分布形態は、実際の状況に応じて設定することができ、ここでは制限されない。底面4222cは、2つ、3つ、4つ、又は4つ以上であってもよい。斜面4223cは、1つ、2つ、3つ又は3つ以上などであってもよい。例えば、1つの具体的な実施例では、レール溝4221cは、第1底面4222c、第2底面4222c及び傾斜面2111aを含む。回転蓋422cから第2端32への方向に沿って、第1底面4222cから第2端32までの距離は、第2底面4222cから第2端32までの距離よりも長い。傾斜面2111aの一端は第1底面4222cに接続される。傾斜面2111aの他端は第2底面4222cに接続される。
一実施例では、第3調節部材421cの回転蓋422cに面する一側面には当接ブロック4211cが設けられる。回転蓋422cは当接ブロック4211cに対して回転する。これにより、第3調節部材421cは、回転蓋422cにスムーズに当接してスライドすることができ、その結果、回転蓋422cは第3調節部材421cを駆動して第2端32に近づいたり遠ざかったたりするように移動させることが容易になり、ジョイスティック装置10の使用体験が向上する。
上記の当接ブロック4211cの材料は、第3調節部材421cの材料と異なっていても同じであってもよく、ここでは限定されない。例えば、当接ブロック4211cは、第3調節部材421cよりも耐摩耗性の高い材料に設定することができ、その具体的な材料は限定されない。当接ブロック4211cの形状は実際の状況に応じて設定することができる。
例えば、1つの具体的な実施例では、当接ブロック4211cは半球状であり、回転蓋422cの回転をより容易にし、摩擦抵抗を低減し、ジョイスティック装置10の使用体験を向上させる。例えば、別の1つの具体的な実施例では、当接ブロック4211cは矩形であり、当接ブロック4211cとレール溝4221cとの間の当接はより安定する。当然のことながら、他の実施例では、当接ブロック4211cは他の形状であってもよく、ここでは限定されない。
一実施例では、第3調節部材421cはガイド部材(図示せず)を含む。幾つかのガイド部材は第2端32に貫設される。ガイド部材はガイドの作用を果たすことができる。駆動部材が第3調節部材421cを駆動して第2端32へ移動させるとき、ガイド部材は弾性部材41の圧縮方向を限定し、弾性部材41の弾力の大きさがより安定し、ひいてはジョイスティック装置10の操作強度の安定性が向上する。
上記のガイド部材は、ガイド部材のガイドを実現できるものであれば任意の構造とすることができ、その具体的な構造は限定されない。例えば、1つの具体的な実施例では、第3調節部材421cはガイドポスト4212cを含む。ガイドポスト4212cは第2端32に貫設される。弾性部材41はガイドポスト4212cに外嵌される。駆動部材がガイドポスト4212cを駆動して第2端32に貫設するとき、ガイドポスト4212cは弾性部材41を圧縮し、弾性部材41の弾力の大きさを変化させる。ガイドポスト4212cを配置することによって、弾性部材41の弾力の大きさがより安定し、ひいてはジョイスティック装置10の操作強度の安定性が向上する。
別の1つの具体的な実施例では、第3調節部材421cはガイドフレーム(図示せず)を含む。ガイドフレームは第2端32に貫設される。弾性部材41はガイドフレーム内に位置する。駆動部材がガイドフレームを第2端32に貫設するように駆動するとき、ガイドフレームは弾性部材41を圧縮して、弾性部材41の弾力の大きさを変化させる。ガイドフレームを配置することによって、弾性部材41の弾力の大きさがより安定し、ひいてはジョイスティック装置10の操作強度の安定性が向上する。
これにより、上記のガイドポスト4212c又はガイドフレームはガイドの役割を果たすことができ、弾性部材41の弾力の大きさが偏ることがなく、ジョイスティック装置10の操作強度の安定性が向上する。上記の当接ブロック4211cは、ガイドポスト4212cの第2端32から離れた一側面に配置されてもよい。あるいは、当接ブロック4211cは、ガイドフレームの第2端32から離れた一側面に配置されてもよい。
一実施例では、駆動部材の第3調節部材421cから離れた一側面には駆動部4224cが設けられる。駆動部4224cにより駆動部材を移動させることによって、駆動部材は第3調節部材421cに作用する。駆動部4224cの具体的な構造は、駆動部材を移動させることができるものであれば特に限定されない。
図1、図2、図7、図9、図10及び図12を再び参照されたい。一実施例では、ジョイスティック装置10は、揺動アームアセンブリ2及びジョイスティック21を含む。ジョイスティック21は揺動アームアセンブリ2に配置される。ジョイスティック21は、揺動アームアセンブリ2に対して着脱可能であってもよいし、固定されていてもよい。例えば、本実施例では、ジョイスティック21は揺動アームアセンブリ2に固定接続される。ユーザがジョイスティック21を操作するとき、揺動アームアセンブリ2は、ジョイスティック21の傾倒操作に伴って回転して、ジョイスティック21の異なる角度の回転要求を満たす。
一実施例では、揺動アームアセンブリ2は、第1揺動アーム22、第2揺動アーム23及び上記のジョイスティック21を含む。押圧部211は、第1揺動アーム22のバイアス部材3に面する一端に配置される。第1揺動アーム22は、第1方向Xに沿って第2揺動アーム23で回転し、即ち、第1揺動アーム22は、第2揺動アーム23に対して第1方向Xに沿って回転可能である。第2揺動アーム23は、第2方向Yに沿って支持座1で回転する。即ち、第2揺動アーム23は、支持座1に対して第2方向Yに沿って回転可能である。第1揺動アーム22は、第2揺動アーム23の回転に伴って回転する。第1方向Xと第2方向Yは直交して設置される。上記の方式により、第1揺動アーム22と第2揺動アーム23は、共通の円心を中心として、第1方向X及び第2方向Yに沿って回転可能である。
一実施例では、第2揺動アーム23には、開口した取り付けキャビティ233が形成される。第1揺動アーム22の両端は取り付けキャビティ233内で回転して、第1揺動アーム22を第1方向Xに沿って第2揺動アーム23で回転させる。開口は、ジョイスティック21を通過するために使用される。
具体的には、ジョイスティック21は接続部212を含む。接続部212は、第1揺動アーム22のバイアス部材3から離れた一端に接続される。接続部212と押圧部211は互いに離反して第1揺動アーム22の上下両端に配置される。接続部212は、第1揺動アーム22に対して着脱可能であってもよいし、固定されていてもよい。接続部212は、開口を通って第2揺動アーム23の表面から突出する。ジョイスティック21の接続部212及び押圧部211をいずれも第1揺動アーム22に一体化することにより、揺動アームアセンブリ2の移動がより便利になり、回転摩擦が低減され、組立部品が削減される。また、接続部212は、ハンドル又は関連するケースなどの構造のその後の取り付けを容易にするが、ここでは限定されない。
一実施例では、第1揺動アーム22の両端には第1固定軸221が設けられる。第1揺動アーム22の両端は第1固定軸221を介して第2揺動アーム23に直接回転することで、第1揺動アーム22と第2揺動アーム23との間の摩擦抵抗が低減される。第2揺動アーム23の両端には第2固定軸231が設けられる。第2揺動アーム23の両端は第2固定軸231を介して支持座1に直接回転することで、第2揺動アーム23と支持座1との間の摩擦抵抗が低減される。即ち、第1固定軸221及び第2固定軸231を配置することによって、揺動アームアセンブリ2と支持座1との間の摩擦抵抗を低減することができ、それによりジョイスティック21の復帰をより正確にし、ジョイスティック21のデッドゾーンの拡大の可能性を低減することができる。
当然のことながら、他の実施例では、揺動アームアセンブリ2は2つの第1軸受部材222をさらに含んでもよい。第1軸受部材222は第2揺動アーム23内に嵌設される。第1軸受部材222は、対応する第1固定軸221に外嵌される。第1固定軸221と第1軸受部材222との協働により、第1揺動アーム22は第1方向Xに沿って第2揺動アーム23に対して回転する。揺動アームアセンブリ2は、2つの第2軸受部材232を含む。第2軸受部材232は、支持座1内に嵌設される。第2軸受部材232は、対応する第2固定軸231に外嵌される。第2固定軸231と第2軸受部材232との協働により、第2揺動アーム23は第2方向Yに沿って支持座1に対して回転する。
上記の方式により、揺動アームアセンブリ2は、2つの第1軸受部材222及び2つの第2軸受部材232を同時に追加することによって、第1揺動アーム22の第2揺動アーム23に対する回転のスムーズさ、及び第2揺動アーム23の支持座1に対するスムーズさを向上させ、摩擦抵抗を効果的に低減し、それにより揺動アームアセンブリ2の回転のスムーズさを向上させる。揺動アームアセンブリ2は、支持座1と更なる摩擦抵抗をほとんど形成しないため、ジョイスティック21の復帰がより正確になり、ジョイスティック21のデッドゾーンの拡大の可能性が低減する。即ち、押圧部211と第1端31とを直接接触させるとともに、揺動アームアセンブリ2は、第1軸受部材222が第1固定軸221に外嵌され、第2軸受部材232が第2固定軸231に外嵌され、上記の両者の共同作用により、摩擦抵抗がさらに効果的に低減されるので、ジョイスティック21の復帰がより正確になり、ジョイスティック21のデッドゾーンの拡大の可能性が低減される。
一実施例では、ジョイスティック装置10は回路基板7を含む。ジョイスティック装置10には、少なくとも2つの二次元ホールアセンブリ81又は少なくとも1つの三次元ホールアセンブリ(図示せず)が設けられてもよい。ジョイスティック装置10が少なくとも2つの二次元ホールアセンブリ81を含む場合、第1揺動アーム22の両端の少なくとも一方には第1磁石が設けられる。回路基板7には第1ホールセンサが設けられる。第1ホールセンサの数は、第1磁石の数に対応する。第1ホールセンサは、第1磁石と協働する。第1揺動アーム22が第1磁石を回転させると、第1磁石から第1ホールセンサまでの距離が変化し、それにより第1ホールセンサで感知される磁束が変化する、即ち、磁束の変化が発生する。第1ホールセンサによって磁束の変化を感知した後にそれを電圧変化に変換し、それによって異なる信号を出力し、異なる増量機能と減量機能を実現する。
第2揺動アーム23の両端の少なくとも一方には第2磁石が設けられ、回路基板7には第2ホールセンサが設けられる。第2ホールセンサの数は、第2磁石の数に対応する。第2ホールセンサと第2磁石とは協働する。その原理は、第1ホールセンサと第1磁石とが協働する原理と同じであるので、ここでは詳細に説明しない。
他の実施例では、ジョイスティック装置10が少なくとも1つの三次元霍ホールアセンブリを含む場合、第2端32のジョイスティック21から離れた一側面には第3磁石が設けられる。第3磁石及び三次元ホールセンサは、いずれもジョイスティック21がセンタリングされた状態の中心軸線上にある。三次元ホールセンサは、第3磁石の空間内の3つの異なる位置の3次元座標を検出することができる。なお、上述した二次元ホールアセンブリ81及び三次元霍ホールアセンブリはいずれも当業者にとって通常の手段であり、ここでは限定されない。
図2、図5及び図6を再び参照されたい。実際のプロセスでは、バイアス部材3はレバーの形式で回転するため、ジョイスティック21が異なる方向に沿って回転する過程で、ジョイスティック21が受けるモーメントが異なる可能性があるので、ユーザが感じる力の値が異なることになり、押圧部211の傾斜面2111aを変えることができ、これによってジョイスティック21が異なる方向に回転するとき、ジョイスティック21が受けるモーメントが一致することを保証する。上記の傾斜面2111aの具体的な設置方式は、実際の要求に応じて設定することができ、ここでは限定されない。また、上記の支持座1は、一体的に形成して設けられてもよい。あるいは、支持座1は、複数の部品の接合によって形成される。即ち、支持座1の形成方式はここでは限定されない。
従来技術と比較して、本実施例のジョイスティック装置、ジョイスティック装置は、支持座、ジョイスティック、バイアス部材及び復帰アセンブリを含む。ジョイスティックには押圧部が設けられる。バイアス部材は、対向配置された第1端と第2端を含む。第1端は押圧部に接触する。復帰アセンブリは第2端に配置される。押圧部がバイアス部材の第1端を押しつけると、バイアス部材の第2端がオフセットし、復帰アセンブリがバイアス部材の第2端を復帰するように駆動する。上記の方法により、復帰アセンブリを、バイアス部材の第1端の位置ではなくバイアス部材の第2端に配置することによって、ジョイスティックと復帰機構の同軸配置が回避され、ジョイスティック装置の組み立ての困難さが軽減される。復帰アセンブリが故障した場合でも分解交換が容易である。また、バイアス部材がレバー方式で支持座上に設置され、復帰アセンブリがバイアス部材の第2端に配置され、ジョイスティックの押圧部がバイアス部材の第1端に直接接触し、バイアス部材を復帰機構と同軸に配置する必要がなくなり、バイアス部材と支持座の接触面積が減少し、バイアス部材と支持座との間の摩擦抵抗が低減され、ジョイスティックの操作の精度が向上し、さらにジョイスティック装置の使用体験が向上する。同時に、ジョイスティック自体の構造を変更する必要がなくなる。
本願における「第1」、「第2」、及び「第3」という用語は、説明の目的でのみ使用され、示される技術的特徴の数を示すと解釈されるべきではない。したがって、「第1」、「第2」、「第3」により限定される特徴は、明示的に又は暗黙的に、少なくとも1つの特徴を含むことができる。本出願の実施例におけるすべての方向指示(上、下、左、右、前、後……など)は、ある特定の姿勢(図に示す)での各部材間の相対的な位置関係、移動状況などを説明するためにのみ使用される。前記特定の姿勢が変化する場合、前記方向指示もそれに応じて変化する。また、「含む」や「有する」という用語及びそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカーバすることを意図する。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、挙げられたステップ又はユニットに限定されず、任意選択で、挙げられていないステップ又はユニットを更に含み、又はこれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有のその他はステップ又はユニットを更に含む。
上記は本願に係る実施例に過ぎず、本願の保護範囲を制限するものではない。本願の明細書及び添付図面によって作成したすべての同等構造又は同等フローの変更を、直接又は間接的に他の関連する技術分野に実施することは、いずれも同じ理由により本願の保護範囲内に含まれるべきである。