JP7843353B2 - 三重反転幾何変換 - Google Patents

三重反転幾何変換

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Description

発明の詳細な説明
(関連出願)
本願は、2022年8月21日に出願された米国特許出願第17/821,178号の優先権及びその利益を主張する。この米国特許出願の全ての内容は、参照として本明細書に組み込まれる。
連結された部材を有する幾何変換(transformation)は、パズル、玩具、教育支援ツール、治療装置等として世代を超えた魅力を有する。このような変換は、例えば、Asanoの第GB2,107,200号英国特許出願に示すように、異なる幾何構成の間に配置可能である。しかしながら、既知の変換の幾何形状及び構造は、実装可能な幾何構成の数及び種類を固有に制限する。したがって、異なる構成を実現可能であり且つ異なる属性を持つ幾何変換が要望されている。
一態様において、本発明は、幾何変換構造を提供する。前記幾何変換構造は、3種の異なる方式で反転可能(内部から反転)であるため、各「反転構成」において共通の多面体を呈するが、3つの実例のそれぞれにおいて異なる最外表面を有する。例えば、代表的な実施例は、三重反転幾何変換構造を含み、当該三重反転幾何変換構造は、3種の異なる方式で共通の平行六面体形状(例えば、ボックス)に操縦され得ることにより、各実例において異なる最外表面を呈するようにする。本明細書に詳細に示すように、このような変換の実施例は、その魅力と実用性を高める多くの興味深い属性を有することができる。
一態様において、本発明は、幾何変換構造を提供する。前記変換構造は、ヒンジ接続された多面体を複数含み、前記変換構造は、第1反転構成、第2反転構成及び第3反転構成の間に配置可能であり、前記第1反転構成と前記第2反転構成と前記第3反転構成とは、合同である。別の態様において、本発明は、幾何変換構造を反転状態に操縦するための方法を提供する。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、辺長が√(3)単位である1つの辺と、辺長が√(2)単位である2つの辺と、辺長が1単位である3つの辺とを含んでもよい。
何れかの実施例において、前記第1反転構成の全ての最外表面は、第1表面装飾を含んでもよく、前記第2反転構成の全ての最外表面は、第2表面装飾を含んでもよく、前記第3反転構成の全ての最外表面は、第3表面装飾を含んでもよい。前記第1表面装飾と前記第2表面装飾と前記第3表面装飾とは、互いに異なってもよい。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、第1面、第2面、第3面及び第4面を含んでもよく、前記複数のヒンジ接続された多面体は、環状物をなすようにヒンジ接続された12個の多面体を含み、前記ヒンジ接続された多面体のそれぞれは、前記第1面に隣接するように設けられる第1マグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する多面体の前記第1マグネットは、逆の極性を有する。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、前記第2面に隣接するように設けられる第2マグネットを含んでもよい。前記環状物のうちの隣接する多面体の前記第2マグネットは、逆の極性を有してもよい。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、前記第3面に隣接するように設けられる第3マグネットを含んでもよい。前記環状物のうちの隣接する多面体の前記第3マグネットは、逆の極性を有してもよい。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、前記第4面に隣接するように設けられる第4マグネットを含んでもよい。前記環状物のうちの隣接する多面体の前記第4マグネットは、逆の極性を有してもよい。
何れかの実施例において、前記第1反転構成の最外表面は、前記第2反転構成と前記第3反転構成とに隠された内表面であり、前記第2反転構成の最外表面は、前記第1反転構成と前記第3反転構成とに隠された内表面であり、前記第3反転構成の最外表面は、前記第1反転構成と前記第2反転構成とに隠された内表面である。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、合同であってもよい。
何れかの実施例において、前記多面体のうちのそれぞれは、四面体であってもよい。
何れかの実施例において、前記第1反転構成は、第1平行六面体であってもよく、前記第2反転構成は、第2平行六面体であってもよく、前記第3反転構成は、第3平行六面体であってもよい。
何れかの実施例において、前記第1反転構成の最外表面は、第1表面からなってもよく、前記第2反転構成の最外表面は、第2表面からなってもよく、前記第3反転構成の最外表面は、第3表面からなってもよい。前記第1表面と第2表面と第3表面とは、互いに排他的であってもよい。
何れかの実施例において、前記複数のヒンジ接続された多面体は、環状物をなすようにヒンジ接続された12個の多面体からなってもよい。前記環状物のうちの隣接する多面体は、互いのミラーバージョン(version)であってもよい。
何れかの実施例において、前記ヒンジ接続された多面体のうちのそれぞれは、第1辺及び第2辺を含んでもよく、前記第1辺に沿って前記環状物の第1隣接多面体にヒンジ接続されてもよく、且つ前記第2辺に沿って前記環状物の第2隣接多面体にヒンジ接続されてもよい。前記第1辺は、前記第2辺に垂直であってもよい。
代表的な実施例は、以下の図面を参照しながら記述されている。別途に説明されない限り、各図面に類似する符号は、類似する部分を指す。
本発明の1つの代表的な実施例に関わる、3つの異なる時点で3つの異なる反転平行六面体構成である幾何変換の斜視図を示す。 環状物構成である幾何変換を示し、前記幾何変換は、図1に示す幾何変換と同じである。 図1及び図2の幾何変換と同じ構造及び特徴を有する幾何変換セグメントの概略的な投影を示す。 図3Aの幾何変換の1つの多面体の詳細図である。 本発明の1つの実施例に関わる、幾何変換セグメントの表面装飾の模式図を示し、前記幾何変換が図1に示す幾何変換と同じである。 本発明の1つの実施例に関わる、幾何変換セグメントのマグネット配置の模式図を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。 本発明の1つの代表的な実施例に関わる、図1の幾何変換を反転構成に操縦する方法を示す。
本発明は、ヒンジ接続を含む多面体の幾何変換構造(本明細書では、「変換」ともいう。)を提供し、前記多面体のそれぞれは、特定の幾何学的特性を有する。前記多面体のそれぞれは、変換構造の他の多面体にヒンジ接続され、変換構造を実現可能な独自の機能、及び/又は、変換構造の独自の属性を表す構造特徴を有することが好ましい。本明細書で使用されるように、「変換構造」という用語は、複数のヒンジ接続された多面体を意味する。
本明細書に記載の変換は、パズル、教育支援ツール、治療装置、玩具等の変換の実用性及び魅力を個別に及び/又は共通に強化する属性を有する。以下の説明から理解するように、このような属性は、以下のいずれか1つ又は複数を含むことができる。
・変換の内部反転(「反転」)を3回にわたって3つの反転多面体構成(「反転構成」)に変換する能力。各反転構成において、表される全多面体と他の反転構成のそれぞれの全多面体とは、合同である。
・反転構成ごとに、多面体の最外表面は、他の反転構成のそれぞれの最外表面と異なる(例えば、互いに排他的である)。
・各反転構成について、多面体の最外表面は、少なくとも1つの他の合同反転構成の最外表面とは異なる外観及び/又はテクスチャ(表面処理)を有する。
・他の幾何変換との幾何学的互換性及び磁気的互換性により、変換が他の変換と組み立てられ及び/又は結合されることができる。
本明細書で使用されるように、「合同」という用語は、2つの幾何図形の形状及び寸法が同じであることを意味する。これには、幾何図形の一方が他方の鏡像(ミラー)である場合が含まれます。
図1は、本発明の代表的な実施例に関わる変換100を示す。図示されているように、変換100は、多面体形状、形式又は構成(この例では、平行六面体)を有する。図2―図5に詳述したように、変換100は、複数のヒンジ接続された多面体を含み、前記多面体は、互いに対して操作され、再配置され、安定して(例えば、磁気的に)異なる全体的な形態又は構成を作成することが好ましい。本発明において、「構成」という用語は、変換100全体の形状、形式又は配置を意味し、「多面体」という用語は、変換100を構成する各多面体を意味する。それでも、変換100全体は、1つの多面体構成を有することができる。
特に、図1は、3つの異なる時点で3つの異なる反転構成A、B及びCにある同一の変換100を示す。各反転構成A、B及びCにおいて、変換100は、他の平行六面体構成の全てと合同な平行六面体構成を有する。これにより、平行六面体反転構成の一方の最外表面の表面面積は、他の平行六面体反転構成の最外表面の表面面積に等しい。
本明細書で使用されるように、「反転構成」とは、変換100の次の構成を意味する:この構成において、全ての最外表面は、別の構成(例えば、別の反転構成)における内表面である。本明細書で使用されるように、「内表面」は、変換の最外表面ではなく、変換の内部体積を貫通して延びる表面である。変換の幾何学的形状と変換を構築する材料とに応じて、内表面は、可視であっても可視でなくてもよい。代表的な内表面は、参照によって全体が本明細書に組み込まれた第WO/2022/130285号PCT公開物の図2aに示す内表面を含む。
図1の例示では、反転構成Aは、全ての最外可視表面102a(第1表面)が構成B及びCにおいて非可視内表面として隠されているため、反転構成Aは反転構成である。同様に、反転構成Bは、全ての最外可視表面102b(第2表面)が反転構成A及びCにおいて内表面として隠されているため、反転構成Bは反転構成である。同様に、反転構成Cは、全ての最外可視表面102c(第3表面)が反転構成A及びBにおいて内面として隠されているため、反転構成Cは反転構成である。
変換100の3つの合同な反転構成を実現する能力は、変換100の実用性及び面白さを高めることができる。例えば、第1表面は、任意に、第2表面及び/又は第3表面と異なる外観及び/又はテクスチャ(表面装飾)を有することができる。同様に、第2表面は、好ましくは、第1表面及び/又は第3表面とは異なる表面装飾を有することができる。また、幾つかの実施例では、第3表面は、好ましくは、第1表面及び/又は第2表面とは異なる表面装飾を有することができる。任意の所与の表面の表面装飾は、特定の表面の材料を構築し、図形を表面に適用し、表面を処理してテクスチャを付与し、及び/又は、他の原因で生成することができる。
図1の例では、第1表面、第2表面及び第3表面は、異なる表面装飾を有し、これにより、変換100が3つの異なる表面装飾を有する同じ平行六面体反転構成を表せることに有利である。図4は、変換100が3つの異なる表面装飾を有する同じ平行六面体反転構成を表せるような、代表的な表面装飾配置を詳述している。
何れかの実施例では、変換100は、変換100を多くの異なる構成(図1の平行六面体を含む)に安定化させるための構成に位置決め及び分極された複数の選択可能なマグネットを含むことができる。マグネットの総数は、例えば、12、24、36、48、72又はより大きい数に変化することができる。図5は、図1の変換を平行六面体反転構成の代表的なマグネット構成の1つに安定させるように構成されたものを詳述している。
図2は、図1の変換100と同じ変換200の斜視図を示す。変換200は、連続する環状物をなすようにヒンジ接続された複数の多面体210a―210lを含む。
代表的な変換200は、12個の多面体を含むが、他の実施例は、多面体210a―210lのうちの1つ又は複数をサブ多面体に分割することにより、より多くの数を含むことができる。例えば、一実施例では、多面体210a―210lのそれぞれを2つの単独の相補的多面体に分割することができる。組み合わせられる際に、前記2つの多面体は、図1の各多面体210a―210lと同じ多面体形状を有する。したがって、このような実施例は、24個の多面体を含む。このように、本発明は、36、48又はより大きい数の多面体を含む変換を更に含む。
図示された実施例では、多面体210a―210lは、合同であり、それぞれ図3Aに詳述された幾何学的形状を有する。多面体210a―210lは、複数のヒンジ212a―212lによってヒンジ接続されている。特に、多面体210a―210lの各々は、ヒンジ212a―212lのうちの2つのヒンジを介して多面体210a―210lのうちの2つの隣接する多面体に接続されている。
図示された実施例では、多面体210a―210lの各々は、キャビティが形成された中実のケースを有する。キャビティは、変換200を異なる構成(例えば、3つの反転構成に対応する平行六面体構成)に安定させるために位置決め及び分極された1つ又は複数のマグネットを設置することができる。このような代表的なマグネット構成について、図5に関して以下に詳述する。限定ではなく例示として、多面体210a―210lの各々の中実ケースは、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン(LDPE、HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS、ABS)、ポリエステル(PET)、又は、その他の適切な耐久性と安全性のある材料等のポリマーから形成することができる。
多面体210a―210lの幾何学的形状とそれらの間のヒンジ接続212a―212lにより、変換100は、図1及び図6Fに示す3つの平行六面体反転構成並びに図2及び図6A―図6Eの中間構成を含む多くの異なる構成に操作することができる。
図2から明らかなように、多面体210a―210lの各々は、図形、テクスチャ、色等の表面装飾を設けることができる。図1から理解できるように、異なる表面装飾の協調配置により、変換100は、各反転構成において異なる表面装飾の各々を呈することができる。図4は、このような表面装飾配置を詳述している。
図3Aは、図1及び図2の幾何変換のセグメントと同じ構造及び特徴を有する変換セグメント300の概略的な投影である。具体的には、変換セグメント300は、4つのヒンジ接続された多面体310a―310dを含み、前記多面体のそれぞれは、変換100、200の多面体のうちの1つに対応する。即ち、変換100、200の各多面体は、多面体310a―310dに対応する幾何学的形状を有する。
四―多面体変換セグメント300のうちの3つは、図1及び図2の十二―多面体変換100、200を達成するために、端部対端部の連続する環状物をなすようにヒンジ接続されてもよい。多面体310a―310dは、ヒンジ312b―312dを介してヒンジ接続され、ヒンジ312aは、多面体310aを他の隣接する多面体又は変換セグメント(図示せず)に結合するように構成される。図3Bは、多面体310c及びヒンジ312c、312dの詳細を示す図3Aの詳細図である。
多面体310a―310dの幾何学的形状及びそれらの間のヒンジ接続により、本発明の幾何変換は、本明細書に示され記載された構成に操縦され得る。したがって、図3A及び図3Bは、代表的な幾何形状及びヒンジ構成を示す。しかし、図3A及び図3Bに示す特定の幾何形状及び結合配置は、代表的であり、制限的ではない。
図3Aの幾何学的形状は、より多数の多面体と、異なるヒンジ接続配置とを用いて実現することができる。例えば、多面体310a―310dの各々は、上述したように、2つ以上のサブ多面体に分割することができる。異なるヒンジ接続配置の一例として、2つの多面体は、図3Aに示すような単一のヒンジではなく、2つのヒンジでヒンジ接続することができる。しかしながら、理解すべきことは、多面体310a―310dの全ての可能な理論的幾何形状のうち、非常に少ない幾何形状で以下の幾何変換を実現することができる。即ち、前記幾何変換は、端対端の連続する環状物として接続された変換セグメント300のうちの3つを含むことにより、3つの合同な反転構成を実現する。少なくともこの原因で、本明細書に記載の幾何形状は、既知の幾何形状の明らかな変化体ではない。
図示されるように、例示される実施例における多面体310a―310dの各々は、図1及び図2に示される幾何変換の多面体と同様に、4つの面、6つの辺及び4つの頂点を有する四面体である。3次元四面体形状の図3A及び図3Bの2次元平面への投影が3つの辺を倍増させるため、図3A及び図3Bの模式図には、9つの辺が現れる。しかし、当業者は、投影のこの特性を理解すべきであり、これは、以下でさらに明らかにされるであろう。
図3Bは、多面体310a―310b及び310dと合同的である代表的な多面体310cの辺、面及び頂点の詳細を詳述する。多面体310a及び310cは、多面体310b及び310dの鏡像又はミラーバージョンである。
図示されるように、多面体310cは、4つの頂点を有する4つの面を規定する6つの辺を含む。特に、多面体310cは、第1辺314、第2辺316、第3辺318、第4辺320、第5辺322及び第6辺324を含む。図3A及び図3Bには、2次元投影で示されているが、多面体310cの幾何形状は、多面体の1つの3次元実施例において、第1辺314が第2辺316(図2に示す)に垂直であることが規定されている。
第1辺314、第3辺318及び第4辺320は、第1面326を画定する。第2辺316、第3辺318及び第5辺322は、第2面328を画定する。第2辺316、第4辺320及び第6辺324は、第3面330を画定する。第1辺314、第5辺322及び第6辺324は、第4面332を画定する。第1面326は、第1頂点336、第2頂点338及び第3頂点340を有する。第2面328は、第2頂点338、第3頂点340及び第4頂点342を有する。第3面330は、第1頂点336、第3頂点340及び第4頂点342を有する。第4面は、第1頂点336、第2頂点338及び第4頂点342を有する。
第1面326と第2面328とは、合同である。第3面330と第4面332は、合同である。第1面326、第2面328、第3面330及び第4面332の各々は、直角三角形である。また、第3面330及び第4面332は、二等辺三角形である。
次に、6つの辺の相対長さについて、図3Aと図3Bの両方に適用可能な図例334を参照して詳細に説明する。以下では、辺長が説明されるが、このような説明は、対応する頂点間の距離を適切に説明することを理解すべきである。したがって、「辺長」に関する以下の説明は、本発明を6つの連続した、線形で、断続的な辺を有する4面体多面体の幾何変換に限定するものではない。実際に、本発明は、図3Bに示される頂点に対応する頂点を有し、それらの間の相対距離が図334に規定されるようであれば、不連続な辺及び/又は非線形な辺を有する多面体から形成される幾何変換を含む。
多面体310a―310cの各々の6つの辺の各々は、図示例334に規定された相対辺長に対応するその上の記号によって示される相対辺長(代替的には、頂点距離)を有する。特に、第1辺314、第2辺316及び第6辺324(プラス記号付き)は、1単位の相対辺長を有し、幾つかの実施例(例えば、図示の実施例)では、1単位の相対辺長のみを有する辺である。第3辺318(三角形記号付き)(多面体310cの最も長い辺)は、√(3)単位(3単位の平方根)の相対辺長を有し、幾つかの実施例(例えば、図示の実施例)では、そのような辺長のみを有する辺である。第4辺320及び第5辺322(正方形記号付き)は、√(2)単位(2単位の平方根)の相対辺長を有し、幾つかの実施例(例えば、図示の実施例)では、そのような辺長のみを有する辺である。
図示されている辺長は、相対的であり、6つの辺の間の相対長さが一定であれば比例して拡大又は縮小することができる。例えば、1つの代表的な実施例では、基本単位は、10cmである。このような実施例では、第1辺314、第2辺316及び第6辺324は、10cmの辺長を有する。図例334に規定された関係によれば、第3辺318(最も長い辺)は、10√(3)cm=17.32cmの辺長を有し、第4辺320と第5辺322は、10√(2)cm=14.14cmの辺長を有する。基本単位が20cmである別の代表的な実施例では、各辺の長さは、前に定義された実施例の2倍の長さになるだろう。したがって、図例334によって規定される相対辺長(代替的には、頂点距離)は、比例して拡大又は縮小することができる。
図3Aに戻り、変換セグメント300の2つの追加的な特徴が明らかである。まず、各多面体は、2つの隣接する多面体の鏡像(ミラー)である。例えば、多面体310bは、多面体310a及び310cのミラーであり、多面体310cは、多面体310b及び310dのミラーである、等のようなものである。この属性により、隣接する多面体の類似する辺を以下に説明するようにヒンジ接続することができる。したがって、全ての多面体が合同であるが、互いに鏡像化された2つのタイプ、すなわち、タイプ1の多面体(例えば、多面体310a、310c)とタイプ2の多面体(例えば、多面体310b、310d)が存在する。幾何学的形状に関し、変換セクション300は、タイプ1の多面体、タイプ2の多面体、タイプ1の多面体…のような繰り返し交互パターンを含む。
図3Aから明らかな第2特性は、隣接する多面体がヒンジ312a―312dを介して類似の辺に沿ってヒンジ接続されていることである。例えば、図3A及び図3Bをともに参照すると、ヒンジ312cは、鏡像化された多面体310bの対応する第1辺に多面体310cの第1辺314をヒンジ接続する。類似的に、ヒンジ312dは、鏡像化された多面体310dの対応する辺に多面体310cの第2辺316をヒンジ接続する。
ヒンジ接続又はフレキシブル接続により、多面体が互いに対して操作することができる。このように、幾何学変換が異なる構成(例えば、図1の平行六面体構成)並びに図2及び図6A―図6Eに示す構成を実現することができるが、全体の幾何変換は、依然として単一の装置であり、部分的不調和な分類(assortment)ではない。
本明細書に記載された幾何変換された多面体は、通常、隣接する多面体の対応する辺(直接隣接する辺)が隣接するか又は1mm未満、例えば0.5mmの間隔を立てるように組み立てられる。これは、図2から明らかであり、図2は、変換200と隣接する多面体との間の代表的なヒンジ接続を示している。
ヒンジ312a―312dは、多くの異なる形態をとることができる。幾つかの実施例では、ヒンジ312a―312dの各々は、ヒンジが多面体のうちの1つから他の多面体に直接延びるように、少なくとも2つの隣接する多面体の面(例えば、隣接する多面体の鏡像面)に印加されるデカール(decal)又はステッカー(sticker)である。例えば、図3Aを参照し、ヒンジ312cがこのような構造を有する場合、ヒンジ312cは、少なくとも多面体310cの第1面326に加えられ、且つ多面体310bの隣接する鏡像面に延びるデカールであるため、多面体310cの第1辺314に沿って隣接する多面体をヒンジ接続する。幾つかのこのような実施例では、デカールは、複数のヒンジを含むことができる。例えば、一実施例では、多面体310a―310dに単一の連続するデカールが適用され、それに応じて少なくともヒンジ312b―312dを含む。この構成の代表的なヒンジは、参照によって全体が本明細書に組み込まれた第10,569,185号及び第10,918,964号米国特許に詳細に記載されている。
他の実施例では、ヒンジは、多面体と一体的に形成され、多面体のうちの1つから隣接する多面体に直接延びる。このような実施例では、ヒンジは、多面体のケースと同じ又は同様の材料の可撓性ポリマーテープとして形成することができる。例えば、図3Aを参照して、ヒンジ312cがこのような構造を有する場合に、ヒンジ312cは、多面体310b、310cとともに、多面体310b、310cとの間に延びる少なくとも1つのポリマーテープとして一体形成され、それによって多面体310cの第1辺314に沿って隣接する多面体に連結される。この構成の代表的なヒンジは、参照によって全体が本明細書に組み込まれた第11,358,070号米国特許に詳細に記載されている。
他の実施例では、ヒンジは、隣接する多面体の間に延び、隣接する多面体の内腔内にアンカーされるように構成された1つ又は複数の内部可撓性連結ベルト(例えば、薄い可撓性ポリマー又は織物)として形成される。例えば、図3Aを参照すると、ヒンジ312cがこのような構造を有する場合に、ヒンジ312cの一部は、多面体310bの内腔内にアンカーされ、ヒンジ312cの他の一部は、多面体310cの内腔にアンカーされ、それによって多面体310cの第1辺314に沿って隣接する多面体に連結される。この構成の代表的なヒンジは、参照によって全体が本明細書に組み込まれた第WO2022/030285号PCT公開物に詳細に記載されている。
何れかの実施例では、複数のヒンジは、隣接する多面体の隣接する辺の間に延びることができる。前記ヒンジ構造は、代表的であり、制限的ではない。
多面体310a―310dの幾何学的形状及びこの説明によれば、隣接するヒンジは、第1辺(例えば、第1辺314)と第2辺(例えば、第2辺316)との垂直関係により、互いに垂直であることは、明らかである。例えば、ヒンジ312cは、ヒンジ312dに垂直である。これは、図2から明らかである。
上述した幾何学的形状及びヒンジにより、本発明の幾何変換は、図1に示す3つの平行六面体等の3つの反転構成を実現することができる。例えば、本明細書に記載の幾何学的形状により、各多面体の第1ヒンジ(例えば、多面体310cの例におけるヒンジ312c)は、同一の多面体の第2ヒンジ(例えば、ヒンジ312d)に対して垂直方向を有することができる。また、各多面体は、x方向に配向された第1ヒンジと、直交するy方向に配向された第2ヒンジとを有する。さらに、本明細書に記載の幾何学的形状により、本発明の幾何変換は、a)4つの異なる多面体の4つの二等辺三角形面(それぞれ比較的小さな第3面330又は第4面332に対応)、又はb)2つの異なる多面体の2つの直角三角形面(それぞれ比較的大きな第1面326又は第2面328に対応)を含む3つの異なる方法で同じ平行六面体反転構成を形成することができる。
本発明の幾何変換は、教育ツールツール又はパズルとしての変換をより魅力的にするか、又は、他の方法で変換をより魅力的にするための幾つかの属性の能力を示す追加のオプションの特徴を含むことができる。
本発明の幾何変換の三重反転能力を表現するために、多面体のある表面に異なる表面装飾を選択的に設定することができる。具体的には、1つの反転構成の全ての最外表面が他の2つの反転構成中の内表面として完全に隠された属性を示すために、多面体の一部の表面には、異なる表面装飾を選択的に設けることができる。そうでなければ、ユーザは、幾何変換の三重反転能力を理解できない可能性がある。
本明細書で使用されるように、1つの表面装飾は、別の表面装飾とは異なり、例えば、異なる色、パターン、表面テクスチャ、図形テーマ、配向を有する場合、又は、別の表面装飾とは異なる外観及び/又は触覚感覚を付与する他の属性を有する。一方、表面装飾は、単一の色又はテクスチャに限定されるものではなく、調和したテーマを含むことができるが、このテーマは、色又はテクスチャ(例えば、繰り返し装飾パターン(motif))の異なる部分を有する。任意の所与の表面装飾は、表面を構築する材料、色、図形、デカール、ステッカー等の表面への適用、及び/又は、表面のテクスチャによって生成することができる。
図4は、幾何変換の三重反転能力を示す、任意で選択可能且つ代表的な表面装飾配置を概略的に例示する。しかし、例示された実施例は、代表的であり、制限的ではない。
図4(図3Aと類似する)は、変換セクション400の概略的な投影である。具体的には、変換セクション400は、6つのヒンジ接続された多面体410a―410fを含み、各多面体は、4つの面を有し、且つ図3A―図3Bの変換セクション300の多面体の幾何学的形状を有することができる。図3A―図3Bの幾何学的形状を有する変換セグメント400のうちの2つは、図1及び図2の十二―多面体変換100、200を実現するために、端部対端部の連続する環状物としてヒンジ接続されてもよい。多面体410a―410fは、簡潔のために図4から省略されて(例えば、図3A―図3Bに示すようなヒンジにより)ヒンジ接続されていることを理解されたい。
変換セグメント400は、「第1表面」、「第2表面」及び「第3表面」を参照して記述される。「第1表面」、「第2表面」及び「第3表面」は、それぞれ1つの幾何変換の第1、第2反転構成と第3反転構成の中の最外表面である。当該幾何変換は、図3A―図3Bの幾何学的形状を有するセグメント400のうちの2つによって形成され、前記セグメントは、端対端の連続する環状物をなすようにヒンジ接続されることで、図1―図2の十二―多面体変換100、200を実現する。
特に、セグメント400は、第1表面450a―450h、第2表面452a―452h、及び第3表面454a―454hを参照して説明される。第1面450a―450hは、第1反転構成の最外表面(例えば、図1の平行六面体反転構成Aの可視表面)であるが、第2反転構成及び第3反転構成(例えば、図1の反転構成B及びC)では、内表面として隠されている。第2面452a―452hは、第2反転構成の最外表面(例えば、図1の平行六面体反転構成Bの可視表面)であるが、第1反転構成及び第3反転構成では内表面として隠されている。第3面454a―454hは、第3反転構成(例えば、図1の反転構成C)の最外表面であるが、第1反転構成及び第2反転構成では内表面として隠されている。また、第1反転構成の最外表面は、第1表面450a―450hからなり、第2反転構成の最外表面は、第2表面452a―452hからなり、第3反転構成の最外表面は、第3表面454a―454hからなる。
幾つかの実施例では、第1表面装飾は、変換の三重反転能力を示すために、第2表面装飾及び/又は第3表面装飾とは異なる。図4の実施例では、第1表面450a―450hは、同心円を有し、第2表面452a―452hは、平行線を有し、第3表面454a―454hは、平行線と垂直線を有する。
セグメント400の多面体は、図3A―図3Bのセグメント300の多面体と同じ幾何学的形状を有することができるが、図4の第1表面、第2表面及び第3表面を記述するために使用される用語「表面」は、図3A及び図3Bの多面体の幾何学的形状を記述するために使用される用語「面」に対応していない。例えば、四面体多面体410a―410fの幾何形状は、各多面体が第1面、第2面、第3面、第4面を有することを規定し、しかしながら、多面体410a―410fの何れも、第1表面、第2表面及び第3表面を全て有しない。実際には、図4の多面体410a―410lの各々は、第1表面と第2表面、第1表面と第3表面、又は、第2表面と第3表面を有する。言い換えれば、図4の表面装飾配置によれば、各多面体410a―410fは、3つの反転構成のうちの2つのみの構成において最も外側(見える)表面である表面を有する。
図示されるように、多面体410a―410fの各々は、2つの異なるタイプの表面を含む。多面体410a、410dは、示された相対位置に第1表面と第2表面とを含み、多面体410b、410eは、第2表面と第3表面とを含み、多面体410c、410fは、第1表面と第3表面とを含む。このような2つの変換セクション400を、端対端の連続する環状物としてヒンジ接続する(多面体の各々が図3A―図3Bに示す幾何学的形状を有すると仮定する)ことにより、得られた幾何変換は、第1平行六面体反転構成において第1表面450a―450hのみが現れ、第2平行六面体反転構成において第2表面452a―452hのみが現れ、且つ第3平行六面体反転構成において第3表面454a―454hのみが現れることができる。有利には、これは、変換が異なる反転構成にあるときをユーザ及び/又は観察者が理解するのに役立つ。
前記表面装飾配置は、代表的であり、制限的ではない。例えば、他の実施例では、第1表面及び第2表面は、第3表面とは異なる、同じ又は調和した表面装飾を有することができ、このような構成は、2つの異なる反転構成において同じ又は調和した表面装飾を呈するが、第3構成においては、そうではない。幾つかの他の実施例では、第1表面、第2表面及び第3表面の全ては、同じ又は調和した表面装飾を有する。
別の選択可能な特徴として、本発明の任意の幾何変換は、マグネットを含んでもよい。前記マグネットは、位置決めして極化されることにより、図6A―図6Fに示されるものを含む反転構成及び中間構成に安定化することができる。
図5は、本発明の一実施例に関わる変換セグメント500の代表的なマグネット配置を示す。図3A及び図4と類似し、図5は、概略的な投影であり、変換セグメント500は、図1及び図2の幾何変換のセグメントと同じ構造及び特徴を有する。具体的には、変換セグメント500は、4つのヒンジ接続された多面体510a―510dを含み、多面体のそれぞれは、変換100、200の多面体のうちの1つに対応し、且つ多面体のそれぞれは、図3A―図3Bに示す幾何学的形状を有することができる。
変換セクション500の3つは、図1及び図2の十二―多面体変換100、200を達成するために、端対端の連続する環状物としてヒンジ接続されてもよい。多面体510a―510dは、ヒンジ512b―512dを介してヒンジ接続され、ヒンジ512aは、多面体510aを他の隣接する多面体(図示せず)に結合するように構成される。
幾つかの実施例では、マグネットのうちの少なくとも幾つかは、互いに隣接して位置決めされる際に、隣接する多面体のヒンジ接続された面が磁気的に結合できるように、位置決めされ且つ分極される。例えば、多面体510a、510bには、多面体510aの第2面528aが多面体510bの第2面528bと磁気的に結合できるように位置決めされ分極されたマグネットが設けられている。
幾つかの実施例では、マグネットのうちの少なくとも幾つかは、互いに隣接して配置されている際に非ヒンジ接続された多面体の鏡像面が磁気結合が行われるように、位置決めされ、分極される。例えば、図2を簡単に参照すると、マグネットは、多面体210a及び210hの二等辺面に配置されてもよい。このように、それらの面は、幾つかの構成(例えば、図6Bに示された構成)で磁気的に結合され得る。
これらの目標と一致し、ここで代表的なマグネット配置について説明する。
多面体510a―510dの各々は、複数のマグネット、すなわち、各面に隣接して配置された少なくとも1つのマグネットを含み、それによってマグネットからの磁場が、マグネットがその隣接して配置された面を貫通するように延びることができる。例えば、多面体510aは、第1面526aに隣接して位置決めされたマグネット560aと、第2面528aに隣接して位置決めされたマグネット562aと、第3面530aに隣接して位置決めされたマグネット564aと、第4面532aに隣接して位置決めされたマグネット566aとを含む。類似的に、多面体510b―510dは、各面に隣接して配置された少なくとも1つのマグネットを含む。
図5の符号から明らかなように、ヒンジ接続された面に隣接して位置決めされたマグネットは、磁気結合を可能にするために逆の極性を有する。例えば、マグネット562a及び562b(それぞれ第2面528a、528bに隣接して位置決めされる)は、逆の極性を有する。同様に、マグネット560b、560c(両者は、それぞれ第1面526b、526cに隣接して位置決めされる)は、逆の極性を有する。
また、ヒンジ接続された多面体の対応する(類似する)面に隣接して位置決めされたマグネットは、面が直接ヒンジ接続されていなくても逆の極性を有する。例えば、マグネット564a、564bは、それぞれ第3面530a、530bに隣接して位置決めされ、逆の極性を有する。類似的に、マグネット566a、566bは、それぞれ第4表面532a、532bに隣接して位置決めされ、逆の極性を有する。
図5において、多面体510a―510dの各々は、単一極性のマグネットを有する。しかし、他の実施例では、少なくとも幾つかの多面体は、2種類の極性のマグネットを有し、特に各マグネットの極性がヒンジ接続された多面体の対応する面のマグネットの極性と逆である。したがって、図5に示す構成は、代表的であり、制限的ではない。
さらに、図5は、多面体510a―510dの各面に使用される単一の「+」又は「―」記号を示しているが、そのような記号は、複数のマグネットを表すことができ、すなわち、幾つかの実施例は、各面に隣接して配置された複数のマグネット、例えば、各面に2つ又は3つのマグネットを含む。このような構成は、隣接する多面体の間の磁力を増加させることができる。実際、単一の多面体の単一の面は、2種類の極性のマグネットを有することができ、例えば、各マグネットが隣接するヒンジ接続された多面体上の対応するマグネットの極性と反対の極性を有する場合がある。
図5は、各多面体が複数のマグネットを含み、各多面体の各面には、面に隣接して配置された少なくとも1つのマグネットがあることを示しているが、本発明では、幾つかの実施例では、一部の多面体の面には、それに隣接して配置された如何なるマグネットも含まれていないことを想定している。例えば、幾つかの実施例では、多面体510a―510dは、マグネット560a―560d(及び/又はマグネット562a―562d、564a―564d又は566a―566d)を省略することができる。例えば、幾つかの実施例では、多面体510a―510dのうちの1つ又は複数は、単一のマグネットのみを含む。マグネットの数を減らすことは、製造コストの低減に有利である。しかし、マグネットの数を減らすことは、機能を損なう可能性もある。
図5において、多面体510a及び510cは、一般に「A型」多面体とみなすことができ、多面体510b及び510dは、A型多面体とB型多面体の磁気極性が互いに引き付けられているため、「B型」多面体とみなすことができる。図示されるように、変換セグメント500は、ABAB多面体の順序付けセグメントである。
1つ又は複数の異なる構造を用いて、マグネットを対応する多面体の面に隣接して配置することができる。幾つかの実施例では、各マグネットは、多面体のハウジングから形成される内腔内に配置される。このような実施例では、マグネットを1つの面に接着し、1つの面と一体に形成された支持体又は凹部内にマグネットを嵌合させることにより、1つの面の内側と一体に形成された溝、レール又はキャリッジ内にマグネットを収容することにより、又は、他のマグネット位置決め装置により、各マグネットをその面に隣接して配置することができる。幾つかの実施例では、マグネットは、キャリッジ又はレール内を移動することによって、その隣接する面に対して移動するように設計されている。マグネットを面に隣接して位置決めするための代表的な構造は、米国特許第10,569,185号、米国特許第10,918,964号及び米国特許第US2022/0047960号に記載されているものを含み、米国特許及び米国特許公開物は、参照によって全体的に本明細書に組み込まれている。
有利には、上述の磁気構成により、本発明の幾何変換は、図1及び図6Fに示す反転構成及び幾つかの中間構成(例えば、図6B―図6Dに示す中間構成)に安定することができる。もう1つの利点として、前述の磁気構成は、図3A及び図3Bに詳述された幾何形状と組み合わせて、他の幾何学変換(例えば、第10,569,185号及び第10,918,964号米国特許に記載されているもの)との磁気的及び幾何的互換性を実現することができる。
図6A―図6Fは、本発明の変換600を平行六面体反転構成に操作する代表的な方法を示す。変換600は、図1及び図2の幾何変換と同じであり、多面体610a―610lの各々は、図3A及び図3Bに示す幾何学的形状及びヒンジ接続を有する。
変換600は、理解を容易にするために、この特性はが選択可能であるが、図4に示す表面装飾配置を有する。特に、変換600は、第1表面(同心円を有する多面体610dを有する第1表面650によって例示される)、第2表面(平行線を有する多面体610bを通過する第2表面652によって例示される)、及び第3表面(平行線及び垂直線を有する多面体610fを通過する第3表面654によって例示される)を含む。多面体610a、610gは、図4の多面体410aに対応する表面装飾を有し、多面体610b、610hは、図4の多面体410bに対応する表面装飾を有し、多面体610c、610iは、図4の多面体410cに対応する表面装飾を有し、多面体610d、610jは、図4の多面体410dに対応する表面装飾を有し、多面体610e、610kは、図4の多面体410eに対応する表面装飾を有し、そして、多面体610f、610lは、図4の多面体410fに対応する表面装飾を有する。異なるタイプの表面装飾(例えば、第1表面、第2表面、第3表面)について、以下の方法を説明することは、この方法が3つの反転構成の全ての実装にどのように適用できるかを理解することを容易にすることを意図している。
以下の説明は、変換600を3つの異なる平行六面体反転構成に構成するための一般的な方法を提供する。ここで、各反転構成の最外表面は、第1表面650、第2表面652又は第3表面654から構成される。理解を容易にするために、変換600を、第2表面652(例えば、第2表面652からなる)を含む最外表面を有する平行六面体反転構成を有するように構成するための具体的な方法も提供される。しかし、この方法は、変換600を、第1表面650又は第3表面654(例えば、第1表面650又は第3表面654からなる)を含む最外表面を有する平行六面体反転構成に容易に適用することができる。
例示的な方法は、制限的ではなく代表的であることを理解すべきである。技術者用変換セクション300は、例示された全てのステップよりも少ないステップを利用して、及び/又は、幾つかのステップを組み合わせることによって、図6Fに示す反転構成を実装することができる。
図6Aに示す選択可能な第1ステップでは、変換600は、例示的なオープンリング構成内に配置される。したがって、対角に対向する多面体は、異なる表面装飾を表す。例えば、多面体610a、610b、610g、610hは、第2表面652を表し、多面体610e、610f、610k、610lは、第3表面654を表す。
次に、同じ表面装飾を表す対角に対向する多面体が互いに隣接するように平行に移動され、それによって同じ表面装飾を表す4つの隣接する三角形表面が生成される。この例示では、多面体610aは、図6Bに示す構成を生成するために、多面体610hに隣接するように対角に並進される。注意すべきことは、得られた平行六面体反転構成の最外表面は、対角に対向する多面体610a、610b、610g、610hに現れる第2表面652を含む。したがって、このステップは、得られた反転構成が異なる表面装飾を示すように適合することができる。
図6Bは、図6Aのステップによって生成された中間構成を示し、この中間構成は、三菱形構成として記述することができる。次いで、端多面体に続き、端多面体のヒンジ接続した対応する最後から2番目の多面体上で内向きに回転する。この例では、多面体610j、610kは、それぞれ多面体610l、610i上で内向きに回転し、多面体610d、610eは、それぞれ多面体610c、610f上で内向きに回転する。これにより、図6Cに示す構成が生成される。
図6Cは、図6Bのステップによって生成される中間構成を示す。この中間構成において、変換600は、縦方向軸線656と緯方向(latitudinal)軸線658とを有する。縦方向軸線656の各側では、変換600は、1つ又は複数の多面体の頂点を含む3つの明確な点(1つの中心点と2つの外点)を有する。そして、多面体は、縦方向軸線656の第1側で中心点が緯方向軸線658の第1側の外点と交差するように、操作される。例えば、多面体610hの点を多面体610iの点と一緒にする。多面体は、更に、縦方向軸線656の第2側(第1側に対向)において、中心点が緯方向軸線658の第2側(第1側に対向)の外点と交差するように操作される。例えば、多面体610bの点を多面体610cの点と一緒に置く。これにより、図6Dに示す構成が生成される。
図6Dは、図6Cのステップによって生成される中間構成を示す。多面体610a、610b、610g、610hの間に中央配置された中心頂点660を上昇させるとともに、端点662a、662bを下方へ回転する。
図6Eは、図6Dのステップによって生成される中間構成を示す。平行六面体反転構成を実現するための最後のステップとして、端点662a、662bを一緒に置いて、図6Fの平行六面体反転構成を生成する。
図6Fに示すように、得られた平行六面体反転構成は、第2表面652(この例では、平行線を有する)(例えば、第2表面652からなる)を含む最外表面を有する。また、第1表面650と第3表面654は、図示された平行六面体構成の変換600内で内部的に隠されている。疑問を回避するために、図6Fに示すビューは、変換600の対向側のビュー(すなわち、第2表面652のみを示す)と同じである。上述の方法は、平行六面体の最外表面が第2表面又は第3表面のみからなるように適合することができる。
前述の説明は、3つの反転構成を実現するように構成された幾何変換の代表的な例示を提供し、好ましくは、三重反転機能を補完する表面装飾及び/又は磁気的特徴を有する。

Claims (19)

  1. 幾何変換構造であって、
    前記幾何変換構造は、変換構造を含み、
    前記変換構造は、複数の四面体を含み、前記複数の四面体は、環状物をなすようにヒンジ接続された12個の四面体からなり、前記四面体のそれぞれは、3つの異なる辺長を有し、前記四面体のそれぞれは、第1辺及び第2辺を含み、前記第1辺に沿って前記環状物の第1隣接四面体にヒンジ接続され、且つ前記第2辺に沿って前記環状物の第2隣接四面体にヒンジ接続され、前記第1辺は、前記第2辺に垂直であり、
    前記変換構造は、第1反転構成、第2反転構成及び第3反転構成の間に配置可能であり、前記第1反転構成と前記第2反転構成と前記第3反転構成とは、合同な平行六面体である、幾何変換構造。
  2. 前記四面体のそれぞれは、前記第1辺と前記第2辺とを含む6つの辺を有し、前記6つの辺は、辺長が√(3)単位である1つの辺と、辺長が√(2)単位である2つの辺と、辺長が1単位である3つの辺とを含む、請求項1に記載の幾何変換構造。
  3. 前記四面体のそれぞれは、面に隣接するように設けられるマグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体のマグネットは、逆の極性を有する、請求項2に記載の幾何変換構造。
  4. 前記四面体のそれぞれは、前記第1辺と前記第2辺とを含む6つの辺を有し、前記6つの辺は、辺長が√(3)単位である1つの辺と、辺長が√(2)単位である1つの辺と、辺長が1単位である1つの辺とを含む、請求項1に記載の幾何変換構造。
  5. 前記四面体のそれぞれは、面に隣接するように設けられるマグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体のマグネットは、逆の極性を有する、請求項4に記載の幾何変換構造。
  6. 前記四面体のそれぞれは、第1面、第2面、第3面及び第4面を含み、
    前記四面体のそれぞれは、前記第1面に隣接するように設けられる第1マグネットを含み、隣接する四面体の前記第1マグネットは、逆の極性を有する、請求項1に記載の幾何変換構造。
  7. 前記四面体のそれぞれは、前記第2面に隣接するように設けられる第2マグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体の前記第2マグネットは、逆の極性を有する、請求項6に記載の幾何変換構造。
  8. 前記四面体のそれぞれは、前記第3面に隣接するように設けられる第3マグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体の前記第3マグネットは、逆の極性を有する、請求項7に記載の幾何変換構造。
  9. 前記四面体のそれぞれは、前記第4面に隣接するように設けられる第4マグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体の前記第4マグネットは、逆の極性を有する、請求項8に記載の幾何変換構造。
  10. 前記第1反転構成の最外表面は、前記第2反転構成と前記第3反転構成とに隠された内表面であり、
    前記第2反転構成の最外表面は、前記第1反転構成と前記第3反転構成とに隠された内表面であり、
    前記第3反転構成の最外表面は、前記第1反転構成と前記第2反転構成とに隠された内表面である、請求項1に記載の幾何変換構造。
  11. 前記四面体のそれぞれは、2つの非合同な面を含む、請求項1に記載の幾何変換構造。
  12. 前記第1反転構成の最外表面は、第1表面からなり、
    前記第2反転構成の最外表面は、第2表面からなり、
    前記第3反転構成の最外表面は、第3表面からなり、
    前記第1表面と第2表面と第3表面とは、互いに排他的である、請求項1に記載の幾何変換構造。
  13. 前記環状物のうちの隣接する四面体は、互いのミラーバージョンである、請求項1に記載の幾何変換構造。
  14. 幾何変換構造であって、
    前記幾何変換構造は、変換構造を含み、
    前記変換構造は、環状物をなすように順にヒンジ接続された12個の四面体を含み、前記四面体のそれぞれは、第1辺及び第2辺を含み、前記第1辺に沿って前記環状物の第1隣接四面体にヒンジ接続され、且つ前記第2辺に沿って前記環状物の第2隣接四面体にヒンジ接続され、前記第1辺は、前記第2辺に垂直であり、
    前記変換構造は、第1平行六面体、第2平行六面体及び第3平行六面体の間に配置可能であり、前記第1平行六面体と前記第2平行六面体と前記第3平行六面体とは、合同であり、前記第1平行六面体の最外表面は、第1表面からなり、前記第2平行六面体の最外表面は、第2表面からなり、前記第3平行六面体の最外表面は、第3表面からなり、前記第1表面と第2表面と第3表面とは、互いに排他的であり、
    前記四面体のそれぞれは、3つの異なる辺長と、2つの非合同な面とを有する、幾何変換構造。
  15. 前記四面体のそれぞれは、前記第1辺と前記第2辺とを含む6つの辺を有し、前記6つの辺は、辺長が√(3)単位である1つの辺と、辺長が√(2)単位である1つの辺と、辺長が1単位である1つの辺とを含む、請求項14に記載の幾何変換構造。
  16. 前記四面体のそれぞれの前記6つの辺は、辺長が√(2)単位である2つの辺と、辺長が1単位である3つの辺とを含む、請求項15に記載の幾何変換構造。
  17. 前記四面体のそれぞれは、面に隣接するように設けられるマグネットを含み、前記環状物のうちの隣接する四面体のマグネットは、逆の極性を有する、請求項16に記載の幾何変換構造。
  18. 幾何変換構造であって、
    前記幾何変換構造は、環状物をなすように順にヒンジ接続された12個の四面体を含み、前記四面体のそれぞれは、第1辺と第2辺とを含む6つの辺を有し、前記第1辺に沿って前記環状物の第1隣接四面体にヒンジ接続され、且つ前記第2辺に沿って前記環状物の第2隣接四面体にヒンジ接続され、前記第1辺は、前記第2辺に垂直であり、前記四面体のそれぞれの前記6つの辺は、辺長が√(3)単位である1つの辺と、辺長が√(2)単位である1つの辺と、辺長が1単位である1つの辺とを含み、ヒンジ接続された前記四面体のそれぞれは、面に隣接するように設けられるマグネットを含み、隣接する四面体のマグネットは、逆の極性を有し、前記幾何変換構造は、第1平行六面体、第2平行六面体及び第3平行六面体に磁気的に安定化されるように構成され、前記第1平行六面体と前記第2平行六面体と前記第3平行六面体とは、合同である、幾何変換構造。
  19. 前記四面体のそれぞれは、2つの非合同な面を含む、請求項18に記載の幾何変換構造。
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