以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第一実施形態>
<システムの概要>
図1は情報処理システム1の概要図である。情報処理システム1は、制御サーバ2が車両Vや、車両Vの乗員100の携帯端末4に対してインターネット等の通信ネットワークを介してサービスを提供するシステムである。そのサービスとして、本実施形態では制御サーバ2が、車両Vのコントローラ3を介して、車両Vの乗員にクイズゲームを提供する。クイズゲームの提供によって、車両Vの複数の乗員が楽しみを共有することができ、特に本実施形態によれば運転者も含めて複数の乗員が楽しみを共有できる。
制御サーバ2は、処理部21、記憶部22、通信I/F(インタフェース)部23を含む。処理部21は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行する。記憶部22は、RAM、ROM、ハードディスクなどの記憶デバイスである。通信I/F部23は、通信ネットワークを介して車両Vのコントローラ3や、携帯端末4と通信可能な通信インタフェースを含む。記憶部22には、処理部21が実行するプログラムの他、各種のデータが格納される。記憶部22に記憶されるデータには、クイズに関する情報を記憶したデータベース22aが含まれる。
図2を参照して車両Vの構成について説明する。車両Vは車載器(車載コンピュータ)として、コントローラ3を備える。コントローラ3は、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶デバイスにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。コントローラ3はプロセッサ、記憶デバイスおよびインタフェース等を複数備えていてもよい。
コントローラ3は、運転者の運転支援制御として、駆動源5、ブレーキ装置6、電動パワーステアリング7を制御可能である。駆動源5は例えば内燃機関と自動変速機を含み、コントローラ3は駆動源5の制御によって車両Vの加減速を制御可能である。ブレーキ装置6は例えばディスクブレーキ装置であり、コントローラ3はブレーキ装置6によって車両Vの減速を制御可能である。アクセルペダル8にはアクセル操作量を検知するセンサ8aが、ブレーキペダル9にはブレーキ操作量を検知するセンサ9aがそれぞれ設けられ、各操作量に基づいて、コントローラ3は駆動源5、ブレーキ装置6を制御することも可能である。
電動パワーステアリング7は、ステアリングホイールに対する運転者の運転操作(操舵操作)に応じて前輪を操舵する機構である。電動パワーステアリング装置7は、操舵操作をアシストするための駆動力(操舵アシストトルクと呼ぶ場合がある。)を発揮するモータ、操舵角センサ、運転者が負担する操舵トルクを検知するトルクセンサ等を含む。
コントローラ3は、車両Vの周囲状況を検知する検知ユニット8の検知結果に基づいて、車両Vの走行環境(外部環境)を認識可能である。本実施形態の場合、検知ユニット8は、車両Vの周辺を撮影するカメラである。検知ユニット8が撮影した画像の解析により、車両Vの対向車や、走行路脇の店舗を認識することができる。なお、検知ユニット8として、カメラ以外にミリ波レーダ、超音波センサなども利用可能であり、また、それらの配置や検知範囲も適宜設計可能である。
車両Vには、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサ9と、通信部12とが設けられている。コントローラ3は、GNSSセンサ9の検知結果から、車両Vの現在位置を認識できる。通信部12は、通信ネットワークを介して制御サーバ2と通信可能な通信I/Fや、車内において携帯端末4と通信可能な通信I/Fを含む。コントローラ3は、通信部12を介して制御サーバ2や携帯端末4と通信可能である。
コントローラ3は、また、慣性センサ10、車速センサ11の検知結果を取得可能である。慣性センサ10は、たとえば加速度センサ、ヨーレートセンサ等を含む。車速センサ11は車輪の回転量を検知し、これにより車両Vの車速や走行距離を演算可能である。
コントローラ3は、また、乗員に対して情報を提供する情報提供ユニット13を制御する。情報提供ユニット13は、音声で乗員に情報を提供するスピーカ等の音声出力装置13aや、画像で乗員に情報を提供する表示装置13bを含む。表示装置13bは、メータパネルに画像を表示する装置や、HUD(ヘッドアップディスプレイ)であってもよい。
コントローラ3は、また、乗員による指示入力を受け付ける入力装置15及び16を制御する。入力装置15は例えば、マイク等の音声入力装置であり、入力装置16は例えばタッチパネルのように、画像の表示と、乗員による入力操作の受け付けを兼用した入力装置である。
コントローラ3は、また、乗員の挙動を検知する検知ユニット14を制御する。本実施形態の場合、検知ユニット14は、車両Vの車内を撮影するカメラである。検知ユニット14が撮影した画像の解析により乗員の挙動を認識することができる。
<サービスの例>
制御サーバ2が、車両Vの乗員に提供するクイズゲームの例について説明する。本実施形態では、制御サーバ2がコントローラ3を介して車両Vの情報提供ユニット13を制御して、楽曲の曲名をあてるクイズを提供する。データベース22aには複数種類の楽曲情報が格納されている。図3はデータベース22aに格納される楽曲情報のデータ構造を例示している。
図3の楽曲情報Mは1曲分の音声データを示している。楽曲情報Mは、楽器及びボーカルのパート毎の音声データP1~P5で構成されており、再生時間と音のデータとが関連付けられている。音声データP1はベースパートのみのデータであり、音声データP2はドラムパートのみのデータである。同様に、音声データP3~P5は、それぞれ、キーボードパートのみ、ギターパートのみ、ボーカルパートのみのデータである。これらを同時に再生することで、1つの楽曲が再生される。
音声データP1~P5は、それぞれ、楽曲の曲名の正解を示唆する複数の示唆情報を構成する。本実施形態のクイズでは、音声データP1~P5を乗員に対して順番に提供し、これをヒントとして、曲名を当てさせる。
クイズには示唆情報の提供順序が設定されている。図4(A)は、各示唆情報の提供タイミングの例を示しており、乗員に提供される再生音Hの構成例を示している。図示の例では、クイズゲームの開始により、最初の示唆情報として音声データP1の再生が開始される。乗員にはベースパートの再生音のみが提供される。乗員の正答が無い場合、提供タイミングT1において、次の示唆情報として音声データP2の再生が開始される。音声データP2は途中から再生されることになる。乗員にはベースパートに加えてドラムパートの再生音が提供される。
乗員の正答が無い場合、提供タイミングT2において、更に次の示唆情報として音声データP3の再生が開始される。音声データP3は途中から再生されることになる。乗員にはベースパート、ドラムパートに加えてキーボードパートの再生音が提供される。再生されるパートが増えるにつれて、乗員が曲名を思いつく可能性が高まる。乗員の正答が無い場合、提供タイミングT3において、次の示唆情報として音声データP4の再生が開始され、また、提供タイミングT4において最後の示唆情報として音声データP5の再生が開始される。提供タイミングT4以降は、全パートの再生となる。このようにして、本実施形態では、クイズの正解を示唆する複数の示唆情報が順番に提供され、乗員が正解する可能性が高まっていく。
提供タイミングT1~T4によって乗員の示唆情報の提供に対する期待感が高まることから、提供タイミングT1~T4をどのように設定するかはクイズゲームの興趣に影響する。本実施形態では、車両Vの走行に応じて変動する走行情報に基づいて提供タイミングT1~T4を制御する。車両Vの走行と示唆情報の提供タイミングとがリンクするので、乗員の関心はクイズゲームだけでなく車両Vの走行にも向けられる。したがって、車両Vの運転に関する注意を低下させることを防止してクイズゲームを楽しむことができる。また、提供タイミングT1~T4が車両Vの走行に応じて変動するので、提供タイミングを推測する楽しみを乗員に与えることもできる。
本実施形態では、車両Vの走行情報として、クイズゲームの開始からの車両Vの走行距離に基づいて提供タイミングT1~T4を設定する。
図4(B)は提供タイミングT1~T4と走行距離との関係を示す。図示の例では距離Lを車両Vが走行する度に提供タイミングが到来する。車両Vの加減速や停止によって、走行距離と時間との関係は、通常、比例関係にはない。提供タイミングT1~T4が変動するので、クイズゲームの興趣を向上できる。なお、図4(B)の例では同じ距離L毎に提供タイミングが到来するようにしたが、提供タイミングに応じて距離を異ならせてもよい。例えば、提供タイミングT1と提供タイミングT2との間の走行距離を距離Xとし、提供タイミングT2と提供タイミングT3との間の走行距離を距離Y(<X)としてもよい。
<システムの処理例>
クイズゲームの提供に関する情報処理システム1の処理例について説明する。図5(A)はクイズゲームの開始に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。
車両Vの乗員は、コントローラ3に対してクイズゲームの開始を指示する。開始指示は、例えば、入力装置15又は入力装置16を介して行われる。開始指示があると、コントローラ3は、制御サーバ2に対してクイズゲームの開始要求を送信する(S1)。制御サーバ2は、開始要求を受信し、開始要求を送信したコントローラ3に対して設定要求を送信する(S11)。設定要求はクイズゲームの仕様に関する乗員の選択事項を含む。設定要求は、本実施形態の場合、クイズで出題する楽曲を選択するための事項を含む。
コントローラ3は、制御サーバ2からの設定要求に関し、乗員の選択事項の入力を受け付ける(S2)。図5(B)は入力装置16の表示例を示す。楽曲の選択肢として、年代、ジャンル、難易度が挙げられている。乗員はクイズで出題される楽曲の年代(例えば、1990年代、2000年代等)、ジャンル(例えば、ロック、ポップ等)、難易度(例えば、容易、普通、難しい等)を指定可能である。
コントローラ3は、乗員の選択結果を示す入力情報を制御サーバ2に送信する(S3)。制御サーバ2は、コントローラ3から送信された入力情報を受信することによって、当該入力情報を取得し、取得した入力情報に基づいて、データベース22aに蓄積されている楽曲情報の中から、出題する楽曲を選択する(S12)。楽曲の選択後、制御サーバ2はコントローラ3に対して、ゲームの開始通知を送信する(S13)。開始通知は走行情報の取得要求を含む。コントローラ3は情報提供ユニット13により、ゲームの開始を乗員に報知する(S4)。また、コントローラ3は制御サーバ2に走行情報を送信する(S5)。送信する走行情報は、本実施形態の場合、車両Vの現在の走行距離(例えば総走行距離)であり、制御サーバ2は、基準情報として、受信した走行距離を記憶部22に保存する(S14)。
図6(A)は示唆情報の提供に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。図8(A)は乗員の回答の正否判定に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。これらの処理は並列的に実行される。まず、図6(A)の処理例から説明する。
制御サーバ2は、S12で選択した楽曲情報Mのうち、最初のパートを示唆情報としてコントローラ3に送信する(S31)。図4(A)の例で言えば、音声データP1がコントローラ3に送信される。最初のパートを受信したコントローラ3は、受信したパートの音声データの再生を開始する(S21)。図6(B)は車両V内の様子を示している。音声出力装置13aから、最初のパートの音声が出力される。図4(A)の例で言えば、ベースパートの音声が車内に出力される。乗員100は、ベースパートの音声から、その楽曲の曲名を推測することになる。
制御サーバ2は、コントローラ3に対して車両Vの走行情報を要求する(S32)。コントローラ3は要求に応答して走行情報を送信する(S22)。制御サーバ2は、走行情報を、コントローラ3から受信することによって取得し(S34)、次の示唆情報の提供タイミングが到来したか否かを判定する(S34)。図7はS34の判定処理の例を示すフローチャートである。
S41では、S14で記憶部22に保存されている基準情報と、S33で取得した走行情報である走行距離とが比較され、基準情報の取得時からの走行距離が演算される。S42では、S41で演算した走行距離が閾値以上であれば、処理はS43へ進み、走行距離が閾値未満であれば、処理はS45へ進む。S43では、記憶部22の基準情報がS33で取得された走行情報で更新され、続くS44では判定結果として提供と判定される。S45では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
例えば、図4(B)の例において、提供タイミングT1の到来を判定する段階においては、記憶部22に保存されている基準情報(ゲーム開始時の走行距離)と、現在の走行距離とが比較される。それらの差分が閾値である距離L以上であれば、処理はS43へ進み、距離L未満であれば、処理はS45へ進むことになる。同様に、提供タイミングT2の到来を判定する段階においては、記憶部22に保存されている基準情報(提供タイミングT1での走行距離)と、現在の走行距離とが比較される。それらの差分が閾値である距離L以上であれば、処理はS43へ進み、距離L未満であれば、処理はS45へ進むことになる。提供タイミングT3以降も同様である。
図6(A)に戻り、制御サーバ2は、S35において示唆情報の提供タイミングか否かを判定する。S34の判定において、提供と判定した場合はS36へ処理が進み、待機と判定した場合はS32へ処理が戻って同様の処理を繰り返す。S36で制御サーバ2は次のパートの音声データを、追加の示唆情報としてコントローラ3に送信する。コントローラ3は、既に再生している音声データに加えて、受信したパートの音声データの再生を開始する(S23)。
図4(A)の例で言えば、提供タイミングT1の到来の場合、音声データP2が制御サーバ2からコントローラ3に送信される。コントローラ3では、既に再生中の音声データP1のベースパートに重ねて音声データP2のドラムパートの再生を開始する。乗員100には、音声出力装置13aから、ベースパートとドラムパートの音声が出力される。乗員100は、ベースパート及びドラムパートの音声から、その楽曲の曲名を推測することになる。
S37で、制御サーバ2は、全パートの音声データをコントローラ3に送信したか否かを判定する。図4(A)の例で言えば、音声データP1~P5の全てをコントローラ3に送信したか否かが判定される。全パートの音声データがコントローラ3に送信されていない場合はS32へ戻って同様の処理が繰り返される。全パートの音声データがコントローラ3に送信されていた場合、制御サーバ2はコントローラ3からの再生完了通知を待つ。
コントローラ3は、全パートの音声データの再生が完了すると、制御サーバ2に対して再生完了通知を送信する(S24)。再生完了通知を受信した制御サーバ2は、出題した楽曲の曲名を示す正解通知をコントローラ3へ送信する(S38)。正解通知を受信したコントローラ3は情報提供ユニット13により、楽曲の曲名を報知する(S25)。乗員100による正解の回答がなかった場合、図6(A)の処理が全て実行されることになる。
このようにして、本実施形態では、各示唆情報(音声データP1~P5)の提供タイミングが、走行情報に基づいて制御サーバ2によって制御される。
次に、図8(A)を参照して乗員の回答の正否判定に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例について説明する。ゲームの間、コントローラ3は乗員100からの回答を受け付ける(S51)。乗員100は、入力装置15及び16に対してクイズの回答を入力可能である。例えば、乗員100が音声で回答を入力する場合、検知ユニット14によって乗員100の挙手を検知した後、乗員100の回答を入力装置15で収音し、収音した音声の音声認識処理を行って回答内容を特定する。S51で回答を受け付けると、コントローラ3は、音声データの再生を一時停止し(S52)、受け付けた回答を制御サーバ2へ送信する(S53)。
制御サーバ2は、コントローラ3から回答を受信することでこれを取得し(S60)、取得した回答が正解か否かを判定する(S61)。回答が正解である場合、処理はS63へ進み、回答が不正解である場合、処理はS62へ進む。S62で、制御サーバ2は、回答が不正解であることを示す不正解通知をコントローラ3に送信する。不正解通知を受信したコントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が不正解であることを報知し(S54)、音声データの再生を再開する(S55)。図8(B)は不正解の報知の例を示している。図示の例では、乗員100が挙手の上、回答を発言したところ、音声出力装置13aから不正解であることを示す音声が出力されている。
S63で、制御サーバ2は、回答が正解であることを示す正解通知をコントローラ3に送信する。正解通知を受信したコントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が正解であることを報知する(S56)。図8(C)は正解の報知の例を示している。図示の例では、乗員100が挙手の上、回答を発言したところ、音声出力装置13aから正解であることを示す音声が出力されている。S56の正解の報知の後、1回のクイズゲームが終了する。なお、S56の正解の報知の後、音声データの再生を再開して楽曲の最後まで楽曲を再生してもよい。その場合、制御サーバ2からコントローラ3へ全てのパートの音声データを送信し、コントローラ3では全てのパートの音声データを最後まで再生してもよい。
<第二実施形態>
第一実施形態では、図5(B)に示した入力装置16の表示例において、出題される楽曲の選択肢として、難易度を例示した。楽曲の難易度を楽曲の選択の指標とするのではなく、複数の示唆情報の提供順序の指標としてもよい。楽曲を構成する各パートのうち、メロディを奏でるパートは、リズムを奏でるパートよりも楽曲を推測し易い。したがって、メロディを奏でるパートが早い段階で提供されると、乗員100は正答を得やすい。
図9(A)及び図9(B)は、それぞれ、既に説明した図4(A)の例と同じ楽曲について、各示唆情報の提供タイミングの例を示しており、乗員に提供される再生音Hの構成例を示している。
図9(A)の例と、図4(A)の例とを比較すると、図9(A)の例ではドラムパートの音声データP2よりも、キーボードパートの音声データP3の方が、提供タイミングが早くなっている。一般にドラムパートよりもキーボードパートの方が、メロディを奏でる要素が多い。したがって、図9(A)の例は図4(A)の例よりも難易度が低いということができる。
図9(B)の例と、図9(A)の例とを比較すると、図9(B)の例ではギターパートの音声データP4が最初に提供され、次にキーボードパートの音声データP3が提供される。リズムを奏でる要素が多いベースパート及びドラムパートの各音声データP1、P2は、提供タイミングが遅い。したがって、図9(B)の例は図9(A)の例よりも難易度が低いということができる。
以上のことから、図4(A)、図9(A)及び図9(B)の各例の難易度は、容易な方から順に、図9(B)の例、図9(A)の例、図4(A)の例、となる。
このように難易度に応じて示唆情報の提供順序を変更する場合の制御サーバ5の処理の例について説明する。図5(A)のS12の楽曲選択では、乗員100が選択した選択肢のうち、難易度以外の選択肢(図5(B)の例では年代とジャンル)から楽曲を選択する。そして、図6(A)の処理における示唆情報の提供の順序を、乗員100が選択した難易度に応じて変化させる。これにより、同じ楽曲でありながら、正答の難易度が異なるクイズゲームを乗員100に提供することができる。
また、別の実施形態として、各示唆情報の提供順序を乗員100が選択できるようにしてもよい。例えば、図5(A)のS2の入力受付において、楽曲を構成するパートの種類を報知し、乗員100が提供順序を選択する。パートの種類の報知は、例えば、「この楽曲は、ベースパート、ドラムパート、キーボードパート、ギターパート、ボーカルパートで構成されます。順序を選択してください。」といったメッセージの表示や音声の出力によって行ってもよい。そして、図6(A)の処理における示唆情報の提供の順序を、乗員100が選択した提供順序に応じて変化させる。この実施形態も、実質的に乗員100がクイズの難易度を選択することができ、或いは、乗員100に対して新しいクイズの楽しみ方を提供できる。
なお、難易度は乗員100の選択ではなく、システム側で変更してもよい。例えば、複数回のクイズゲームにおいて正答率が高い場合は自動的に難易度を高くしてもよく、逆に正答率が低い場合は自動的に難易度を低くしてもよい。また、例えば、車両Vが渋滞に遭遇している場合、自動的に難易度を高くしてもよい。渋滞による退屈感を軽減できる。
<第三実施形態>
第一実施形態では、乗員100の回答が正解か不正解かを判定する処理が行われたが(図8(A)、この判定は必ずしも行わなくてもよく、乗員100が回答すれば正解か否かに関わらず、1回のクイズゲームを終了してもよい。このようなゲームであっても、乗員100の退屈感や車酔いの軽減に寄与する。
図10(A)は、図8(A)の処理に代わる乗員の回答に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。ゲームの間、コントローラ3は乗員100が回答したか否か、その振る舞いを監視する(S71)。例えば、入力装置15において乗員100の発声が収音された場合、乗員100が回答したと判定する。或いは、乗員100の挙手を検知ユニット14が検知した場合、乗員100が回答したと判定する。回答の内容は問われない。図10(B)は乗員100が回答したと判定される振る舞いの一例を示している。図10(B)の例では、音声出力装置13aから音声データを再生中に、乗員100の挙手が検知された例を示している。この挙手の検知によって、乗員100が回答したと判定される。
S71において、乗員100が回答したことが検知されると、コントローラ3は音声データの再生を停止し(S72)、制御サーバ2に対して正解要求を送信する(S73)。制御サーバ2は、正解を示す正解通知を送信する(S81)。コントローラ3は、受信した正解通知に基づき、情報提供ユニット13によって正解を報知する(S74)。図10(C)は正解の報知の例を示している。図示の例では、音声出力装置13aから正解の曲名が音声で出力されている。乗員100同士で回答が正解であったか否かが確認される。S74の正解の報知の後、1回のクイズゲームが終了する。
このように本実施形態では、乗員100の回答の正否を情報提供システム1において判定することなく、乗員100に判定を委ねる。このようなゲームの構成であっても、乗員100はクイズゲームの楽しさを共有できる。
<第四実施形態>
情報提供ユニット13によって、ゲームの開始後、終了までの間に、提供中の示唆情報を示す情報を報知してもよい。図11(A)及び図11(B)はその一例を示す表示装置13bの表示130の例である。
図11(A)の表示130は、現在提供されている示唆情報がベースパートであることを示している。図4(A)の例に当てはめると、ゲームの開始から提供タイミングT1までの間、図11(A)の表示130がなされる。或いは、ゲームの開始の段階のみ図11(A)の表示130がなされてもよい。
図11(B)の表示130は、現在提供されている示唆情報がベースパート及びドラムパートであることを示している。図4(A)の例に当てはめると、提供タイミングT1から提供タイミングT2までの間、図11(B)の表示130がなされる。或いは、示唆情報が追加される提供タイミングT1の段階のみ図11(B)の表示130がなされてもよい。
図11(C)の表示130は、現在提供されている示唆情報がベースパートであることを示している。図4(A)の例に当てはめると、ゲームの開始から提供タイミングT1までの間、図11(C)の表示130がなされる。或いは、ゲームの開始の段階のみ図11(C)の表示130がなされてもよい。
図11(A)及び図11(C)の例は共に、現在提供されている示唆情報がベースパートであること報知しているが、図11(A)は文字情報での報知であるのに対し、図11(C)はアイコンによる報知である。車両Vの停車中は、図11(C)の例のようにアイコンによる報知としてもよい。車両Vの走行中は、図11(A)及び図11(B)の例のように文字情報での報知としてもよく、或いは、文字情報を読み上げる音声による報知であってもよい。文字情報を読み上げる場合、音声データの再生を一時的に停止してもよい。
<第五実施形態>
第一実施形態では、走行情報として車両Vの走行距離を例示したがこれに限られない。走行情報の別の例について説明する。
(走行時間の例)
図12(A)は、走行情報を車両Vの走行時間とした場合の例を示し、提供タイミングと走行時間との関係を示す。本実施形態の走行時間は、停車時間を含まない時間である。但し、走行時間は停車時間を含む時間であってもよい。図示の例では時間tを経過する度に提供タイミング(T1~T4)が到来する。なお、図12(A)の例では同じ時間t毎に提供タイミングが到来するようにしたが、提供タイミングに応じて時間を異ならせてもよい。例えば、提供タイミングT1と提供タイミングT2との間の走行時間を時間t0とし、提供タイミングT2と提供タイミングT3との間の走行時間を時間t1としてもよい。
図13(A)は、走行情報を車両Vの走行時間とした場合における図6(A)のS34のタイミング判定処理の例を示している。なお、本実施形態の前提として、例えば、図5(A)のS5でコントローラ3から走行情報として初期値(=0)が送信され、S14で基準情報として初期値が記憶部22に保存される。図6(A)のS22で、コントローラ3から走行情報として、ゲームの開始時からの走行時間が制御サーバ2に送信される。
図13(A)のS91では、記憶部22に保存されている基準情報と、図6(A)のS33で取得した走行情報である走行時間とが比較され、これらの差分が基準情報の取得時からの走行時間として演算される。S92では、S91で演算した走行時間が閾値以上であれば、処理はS93へ進み、走行時間が閾値未満であれば、処理はS95へ進む。図12(A)の例では閾値は時間tである。S93では、記憶部22の基準情報がS33で取得された走行時間で更新され、続くS94では判定結果として提供と判定される。S95では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
(物標通過の例)
図12(B)は、走行情報を車両Vの位置とした場合の例を示し、提供タイミングと車両Vの位置との関係を示す。車両Vの位置はGNSSセンサ9で検知される。図12(B)の例では、車両Vが走行路脇の特定の施設200を通過する度に提供タイミング(T1~T4)が到来する。施設200は例えば車両Vを取り扱う販売店(カーディーラ)である。販売店が示唆情報の追加の目安となり、乗員100に販売店の所在に注目させることができる。
図13(B)は、走行情報を車両Vの位置とした場合における図6(A)のS34のタイミング判定処理の例を示している。なお、本実施形態の前提として、例えば、図5(A)のS5でコントローラ3から走行情報として車両Vの位置が送信され、S14で基準情報として車両Vの位置が記憶部22に保存される。図6(A)のS22で、コントローラ3から走行情報として、車両Vの位置が制御サーバ2に送信される。
図13(A)のS101では、記憶部22に保存されている基準情報と、図6(A)のS33で取得した走行情報である車両Vの現在位置と、記憶部22に格納されている各施設200の位置情報とが比較される。この比較において、例えば、基準情報と車両Vの現在位置とから車両Vが走行した道路及び走行区間が特定され、特定した道路及び走行区間に隣接する施設200が存在するか否かが判定される。存在していれば、車両Vが施設200を通過したと判定される。
図13(B)のS102では、S101の比較により車両Vが施設200を通過したと判定された場合、処理はS103へ進み、通過していないと判定された場合、処理はS105へ進む。S103では、記憶部22の基準情報がS33で取得された位置で更新され、続くS104では判定結果として提供と判定される。S105では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
(加速度の例)
図12(C)は、走行情報を車両Vの加速度とした場合の例を示し、提供タイミングと車両Vの加速度との関係を示す。車両Vの加速度は慣性センサ10で検知される。図12(C)の例では、車両Vの減速時の加速度(減速度)が所定の閾値に達する度に提供タイミング(T1~T4)が到来する。閾値は、例えば、運転者が急ブレーキをかけたときの加速度に相当する値に設定される。急ブレーキをかける度に追加の示唆情報が提供されるので、示唆情報の提供によって運転者に注意を促すことができる。
図13(C)は、走行情報を車両Vの加速度とした場合における図6(A)のS34のタイミング判定処理の例を示している。なお、本実施形態の場合、例えば、図5(A)のS5でコントローラ3から走行情報として車両Vの加速度を送信することは不要であり、また、S14で基準情報として車両Vの加速度を記憶部22に保存することも不要である。一方、図6(A)のS22では、コントローラ3から走行情報として、車両Vの加速度が制御サーバ2に送信される。
図13(C)のS111では、図6(A)のS33で取得した走行情報である車両Vの加速度が閾値以下か否かが判定される。減速時の加速度の値を負の値とすると、閾値は負の値である。加速度が閾値以下であった場合、処理はS112へ進み、加速度が閾値をよりも大きい場合、処理はS113へ進む。S112では判定結果として提供と判定される。S113では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
(車速の例)
図14(A)は、走行情報を車両Vの車速とした場合の例を示し、提供タイミングと車両Vの停車回数との関係を示す。車両Vの車速は車速センサ11で検知される。車速が0の場合、車両Vが信号待ち等のために停車したとみなす。図14(A)の例では、車両Vが2回停車する度に提供タイミング(T1、T2...)が到来する。同図の例では、提供タイミングの要件として2回の停車としたが、停車回数は1回でもよいし、3回以上でもよい。車両Vの停車回数に応じて追加の示唆情報が提供されるので、示唆情報の提供によって運転者に注意を促し、或いは、安全な運転を促すことができる。
図15(A)は、走行情報を車両Vの車速とした場合における図6(A)のS34のタイミング判定処理の例を示している。なお、本実施形態の場合、例えば、図5(A)のS5でコントローラ3から走行情報として車両Vの車速を送信することは不要であり、また、S14で基準情報として車両Vの車速を記憶部22に保存することも不要である。一方、図6(A)のS22では、コントローラ3から走行情報として、車両Vの車速が制御サーバ2に送信される。
図15(A)のS121では、図6(A)のS33で取得した走行情報である車両Vの車速に基づき、車両Vが停車したか否かを判定する。車両Vの車速が0である場合、車両Vが停車したと判定する。なお、一回の停車を複数回の停車と誤認識することを防止するため、例えば、前回の処理周期でのS33で取得した車速が0ではなく、かつ、今回のS33で取得した車速が0であった場合に、車両Vが停車したと判定してもよい。車両Vが停車したと判定された場合、処理はS122へ進み、車両Vが停車していないと判定された場合、処理はS126へ進む。
S122で、制御サーバ2は停車回数をカウントする。例えば、停車回数を記憶部22の所定の記憶領域に格納し、S122で停車回数を一つ加算する。S123で、制御サーバ2は、S122でカウントした停車回数が閾値以上であるか否かを判定する。図14(A)の例の場合、閾値は2である。停車回数が閾値以上である場合、処理はS124へ進み、停車回数が閾値未満である場合、処理はS126へ進む。
S124で、制御サーバ2は記憶部22に格納している停車回数をリセットする。例えば停車回数を0とする。S124では判定結果として提供と判定される。S126では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
(周辺画像の例)
図14(B)は、走行情報を車両Vの周辺画像とした場合の例を示し、提供タイミングと車両Vと同じ車種の対向車とのすれ違いとの関係を示す。車両Vの周辺画像は検知ユニット8により撮影される。周辺画像に含まれる対向車の画像から対向車の車種を、その外観上の特徴から認識する。車両Vが、同じ車種の対向車とすれ違う度に提供タイミング(T1、T2...)が到来する。同図の例では、対向車V1、V3が車両Vと同じ車種であり、対向車V2は車両Vと異なる車種である。車両Vが対向車V1とすれ違うと示唆情報の提供タイミングT1が到来し、対向車V3とすれ違うと次の示唆情報の提供タイミングT2が到来する。
車両Vが同じ車種の他車両とすれ違うと追加の示唆情報が提供されるので、運転者に車両Vの周囲に注意を払った運転を促し、或いは、安全な運転を促すことができる。
なお、図14(B)の例では、車両Vとすれ違う同じ車種の車両として、対向車を例示したが、同じ車線を走行する同じ車種の車両や、停車中の同じ車種の車両とすれ違う度に提供タイミングが到来するようにしてもよい。
また、同じ車種とは、車名が同じ車両であってもよいし、車名に加えてグレードも同じ車両であってもよい。また、同じ車種とは、車両のセグメントが同じ車両であってもよい。
図15(B)は、走行情報を車両Vの周辺画像とした場合における図6(A)のS34のタイミング判定処理の例を示している。なお、本実施形態の場合、例えば、図5(A)のS5でコントローラ3から走行情報に代えて車両Vの車種の情報を送信し、S14で基準情報として車両Vの車種の情報を記憶部22に保存する。図6(A)のS22では、コントローラ3から走行情報として、車両Vの周辺画像が制御サーバ2に送信される。
図15(B)のS131では、図6(A)のS33で取得した走行情報である車両Vの周辺画像に基づき、対向車の車種が認識される。S132で、制御サーバ2は、S131で認識した対向車の車種が、記憶部22に基準情報として保存された車両Vの車種と同じか否かを判定する。同じと判定された場合、処理はS133へ進み、異なると判定された場合、処理はS134へ進む。S133では判定結果として提供と判定される。S134では、判定結果として待機(提供しない)と判定される。
(複数種類の走行情報の組み合わせの例)
複数種類の走行情報に基づいて、示唆情報の提供タイミングを制御してもよい。例えば、走行情報として、車両Vの走行距離と位置とを用い、第一実施形態のように距離Lを車両Vが走行する度に示唆情報を提供し、かつ、図12(B)及び図13(B)の例のように車両Vが特定の施設200を通過する度に示唆情報を提供する。また、例えば、走行情報として、車両Vの走行距離と位置と車速を用い、第一実施形態のように距離Lを車両Vが走行する度に示唆情報を提供し、かつ、図12(B)及び図13(B)の例のように車両Vが特定の施設200を通過する度に示唆情報を提供し、更に、図14(A)及び図15(A)の例のように車両Vが所定回数だけ停車する度に示唆情報を提供する。
このように複数種類の走行情報に基づいて、示唆情報の提供タイミングを制御することにより、クイズゲームの興趣を向上し、また、運転者に安全な運転を促すことができる。
<第六実施形態>
第一実施形態では、楽曲情報Mを楽器及びボーカルのパート毎の音声データに分けて構成する例を例示したが(図3)、楽曲情報Mをパート毎に分けない音源としてデータベース22aに格納しておき、クイズゲームの提供の際に、音源分離技術を利用してパート毎の音声データに分離してもよい。音源分離は、FFT(高速フーリエ変換)やAI(人工知能)を用いた既存技術を利用すればよい。
図16は、図5(A)に代わる本実施形態の、クイズゲームの開始に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。図16の処理のうち、図5(A)の処理と同じ処理については説明を省略し、異なる処理について説明する。
制御サーバ2は、S12で楽曲を選択した後、S15において分離処理を行ってからS13の処理を行う。S15の分離処理では、S12で選択した楽曲の音源をデータベース22aから取得し、取得した音源に対して音源分離処理を行って、楽器及びボーカルのパート毎の音声データを生成する。生成した各音声データは記憶部22に保存しておき、提供タイミングの到来に応じて示唆情報として乗員100に提供する。楽曲の音源管理を容易化しつつ、示唆情報として各音声データを乗員100に提供できる。
<第七実施形態>
第一実施形態で例示した制御サーバ2が実行する処理の少なくとも一部を、コントローラ3が行ってもよい。図17は、図5(A)に代わる本実施形態の処理例であって、クイズゲームの開始に関する制御サーバ2と車両Vのコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。本実施形態では、走行情報として車両Vの走行距離を想定する。しかし、第五実施形態で例示したように、走行距離以外の走行情報も適用可能である。
車両Vの乗員は、コントローラ3に対してクイズゲームの開始を指示する。開始指示は、例えば、入力装置15又は入力装置16を介して行われる。開始指示があると、コントローラ3は、制御サーバ2に対してクイズゲームの開始要求を送信する(S161)。制御サーバ2は、開始要求を受信し、開始要求を送信したコントローラ3に対して設定要求を送信する(S171)。設定要求はクイズゲームの仕様に関する乗員の選択事項を含む。設定要求は、本実施形態の場合、クイズで出題する楽曲を選択するための事項を含む。
コントローラ3は、制御サーバ2からの設定要求に関し、乗員の選択事項の入力を受け付ける(S162)。例えば図5(B)に例示したように入力装置16において選択事項の入力を受け付ける。
コントローラ3は、乗員の選択結果を示す入力情報を制御サーバ2に送信する(S163)。制御サーバ2は、コントローラ3から送信された入力情報を受信することによって、当該入力情報を取得し、取得した入力情報に基づいて、データベース22aに蓄積されている楽曲情報の中から、出題する楽曲を選択する(S172)。楽曲の選択後、制御サーバ2は、選択した楽曲情報M(図3)とその曲名とをコントローラ3に送信する(S173)。コントローラ3は、受信した楽曲情報Mを、コントローラ3の記憶デバイスに保存し、情報提供ユニット13により、ゲームの開始を乗員に報知する(S164)。また、コントローラ3は走行情報として、現在の走行距離を内部情報から取得し、コントローラ3の記憶デバイスに格納する(S165)。
図18(A)は、図6(A)に代わる処理であって、示唆情報の提供に関するコントローラ3の処理例を示すフローチャートである。また、図18(B)は、図8(A)に代わる処理であって、乗員の回答の正否判定に関するコントローラ3の処理例を示すフローチャートである。これらの処理は並列的に実行される。本実施形態では、制御サーバ2は実質的に楽曲情報Mの提供のみを行い、示唆情報の提供に関する処理や回答の正否判定に関する処理は全てコントローラ3で行う。
まず、図18(A)の処理例から説明する。コントローラ3は制御サーバ2から受信した楽曲情報Mのうち、示唆情報として最初のパートの音声データの再生を開始する(S181)。図4(A)の例で言えば、音声データP1の音声が音声出力装置13aから出力される。
コントローラ3は、走行情報として走行距離を内部情報から取得し(S182)、次の示唆情報の提供タイミングが到来したか否かを判定する(S183)。S183の判定処理は図7の判定処理と同じであり、制御サーバ2に代えてコントローラ3がこれを実行する。
コントローラ3は、S184において示唆情報の提供タイミングか否かを判定する。S183の判定において、提供と判定した場合はS185へ処理が進み、待機と判定した場合はS182へ処理が戻って同様の処理を繰り返す。S185でコントローラ3は、既に再生している音声データに加えて、次のパートの音声データの再生を開始する(S185)。図4(A)の例で言えば、提供タイミングT1の到来の場合、既に再生中の音声データP1のベースパートに重ねて音声データP2のドラムパートの再生を開始する。乗員100には、音声出力装置13aから、ベースパートとドラムパートの音声が出力される。
S186で、コントローラ3は、全パートの音声データの再生を開始しているか否かを判定し、開始している場合は処理がS187へ進む。全パートの音声データの再生が開始されていない場合はS182に処理が戻って同様の処理が繰り返される。S187で、コントローラ3は、全パートの音声データの再生が完了したか否かを判定し、完了した場合は処理がS188へ進む。全パートの音声データの再生が完了していない場合は、完了するまで再生を継続する。
S188で、コントローラ3は情報提供ユニット13により、楽曲の曲名を報知する。曲名はS173において楽曲情報Mと共に制御サーバ2から受信した曲名である。乗員100による正解の回答がなかった場合、図6(A)の処理が全て実行されることになる。
このようにして、本実施形態では、各示唆情報(音声データP1~P5)の提供タイミングが、走行情報に基づいてコントローラ3によって制御される。
次に、図18(B)を参照して乗員の回答の正否判定に関するコントローラ3の処理例について説明する。
ゲームの間、コントローラ3は乗員100からの回答を受け付け、取得する(S191)。乗員100は、入力装置15及び16に対してクイズの回答を入力可能である。例えば、乗員100が音声で回答を入力する場合、検知ユニット14によって乗員100の挙手を検知した後、乗員100の回答を入力装置15で収音し、収音した音声の音声認識処理を行って回答内容を特定する。S191で回答を受け付けると、コントローラ3は、音声データの再生を一時停止し(S192)、受け付けた回答が正解か否かを判定する(S193)。なお、正解はS173において楽曲情報Mと共に制御サーバ2から受信した曲名である。
回答が正解である場合、処理はS194へ進み、回答が不正解である場合、処理はS195へ進む。S195で、コントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が不正解であることを報知し、音声データの再生を再開する(S196)。一方、S194では、コントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が正解であることを報知する。S194の正解の報知の後、1回のクイズゲームが終了する。なお、S194の正解の報知の後、音声データの再生を再開して楽曲の最後まで楽曲を再生してもよい。その場合、コントローラ3では全てのパートの音声データを最後まで再生してもよい。
このようにコントローラ3が示唆情報の提供の制御が、乗員の回答の正否判定を行うことができる。なお、本実施形態と第六実施形態とを組み合わせる場合、S173で制御サーバ2は、楽曲情報Mをパート毎に分けない音源としてコントローラ3に送信し、コントローラ3が音源分離処理を行ってパート毎の音声データを生成してもよい。
<第八実施形態>
第一実施形態で例示した制御サーバ2が実行する処理の少なくとも一部を、携帯端末4が行ってもよい。図19(A)は携帯端末4のブロック図である。
携帯端末4は、処理部41、記憶部42、表示部43、入力部44、通信部45、加速度センサ46及びGNSSセンサ47を含む通信端末であり、例えば、スマートフォンである。処理部41は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部42に記憶されたプログラムを実行する。記憶部42は、RAM、ROMなどの記憶デバイスである。
表示部43は、例えば、タッチパネルのように、画像の表示と、乗員による入力操作の受け付けを兼用した装置である。入力部44は乗員によるタッチ操作又は音声入力を受け付ける装置である。加速度センサ46は携帯端末4に作用する加速度を検知するセンサである。GNSSセンサ47は携帯端末4の現在位置を検知するセンサである。
本実施形態では、携帯端末4がコントローラ3を介して車両Vの情報提供ユニット13を制御して、楽曲の曲名をあてるクイズを提供する。
図19(B)は、図5(A)に代わる本実施形態の処理例であって、クイズゲームの開始に関する携帯端末4と制御サーバ2との間の処理例を示すフローチャートである。本実施形態では、走行情報として車両Vの走行距離を想定する。しかし、第五実施形態で例示したように、走行距離以外の走行情報も適用可能である。
車両Vの乗員100は、携帯端末4に対してクイズゲームの開始を指示する。開始指示は、例えば、表示部43又は入力部44を介して行われる。開始指示があると、携帯端末4は、制御サーバ2に対してクイズゲームの開始要求を送信する(S201)。制御サーバ2は、開始要求を受信し、開始要求を送信した携帯端末4に対して設定要求を送信する(S211)。設定要求はクイズゲームの仕様に関する乗員の選択事項を含む。設定要求は、本実施形態の場合、クイズで出題する楽曲を選択するための事項を含む。
携帯端末4は、制御サーバ2からの設定要求に関し、乗員の選択事項の入力を受け付ける(S202)。例えば図5(B)と同様の表示を表示部43で行って、選択事項の入力を受け付ける。
携帯端末4は、乗員の選択結果を示す入力情報を制御サーバ2に送信する(S203)。制御サーバ2は、携帯端末4から送信された入力情報を受信することによって、当該入力情報を取得し、取得した入力情報に基づいて、データベース22aに蓄積されている楽曲情報の中から、出題する楽曲を選択する(S212)。楽曲の選択後、制御サーバ2は、選択した楽曲情報M(図3)とその曲名とを携帯端末4に送信する(S213)。携帯端末4は、受信した楽曲情報Mを記憶部42に保存する。
図21(A)は、図6(A)に代わる処理であって、示唆情報の提供に関する携帯端末4とコントローラ3との間の処理例を示すフローチャートである。また、図21は、図8(A)に代わる処理であって、乗員の回答の正否判定に関する携帯端末4とコントローラ3と間の処理例を示すフローチャートである。これらの処理は並列的に実行される。本実施形態では、制御サーバ2は実質的に楽曲情報Mの提供のみを行い、示唆情報の提供に関する処理や回答の正否判定に関する処理は全て携帯端末4で行う。
まず、図20の処理例から説明する。携帯端末4はコントローラ3に対して、ゲームの開始通知を送信する(S221)。開始通知は走行情報の取得要求を含む。コントローラ3は情報提供ユニット13により、ゲームの開始を乗員に報知する(S231)。また、コントローラ3は携帯端末4に、車両Vの走行距離を走行情報として送信する(S232)。携帯端末4は、基準情報として、受信した走行距離を記憶部42に保存する(S222)。
携帯端末4は、制御サーバ2から受信した楽曲情報Mのうち、最初のパートを示唆情報としてコントローラ3に送信する(S223)。図4(A)の例で言えば、音声データP1がコントローラ3に送信される。最初のパートを受信したコントローラ3は、受信したパートの音声データの再生を開始する(S233)。音声出力装置13aから、最初のパートの音声が出力される。
携帯端末4は、コントローラ3に対して車両Vの走行情報を要求する(S224)。コントローラ3は要求に応答して走行情報を送信する(S234)。携帯端末4は、走行情報を、コントローラ3から受信することによって取得し(S225)、次の示唆情報の提供タイミングが到来したか否かを判定する(S226)。S226の判定処理は図7の判定処理と同じであり、制御サーバ2に代えて携帯端末4がこれを実行する。
携帯端末4は、S227において示唆情報の提供タイミングか否かを判定する。S226の判定において、提供と判定した場合はS228へ処理が進み、待機と判定した場合はS224へ処理が戻って同様の処理を繰り返す。S228で携帯端末4は次のパートの音声データを、追加の示唆情報としてコントローラ3に送信する。コントローラ3は、既に再生している音声データに加えて、受信したパートの音声データの再生を開始する(S235)。図4(A)の例で言えば、提供タイミングT1の到来の場合、音声データP2が携帯端末4からコントローラ3に送信される。コントローラ3では、既に再生中の音声データP1のベースパートに重ねて音声データP2のドラムパートの再生を開始する。乗員100には、音声出力装置13aから、ベースパートとドラムパートの音声が出力される。
S229で、携帯端末4は、全パートの音声データをコントローラ3に送信したか否かを判定する。図4(A)の例で言えば、音声データP1~P5の全てをコントローラ3に送信したか否かが判定される。全パートの音声データがコントローラ3に送信されていない場合はS224へ戻って同様の処理が繰り返される。全パートの音声データがコントローラ3に送信されていた場合、携帯端末4はコントローラ3からの再生完了通知を待つ。
コントローラ3は、全パートの音声データの再生が完了すると、携帯端末4に対して再生完了通知を送信する(S236)。再生完了通知を受信した携帯端末4は、出題した楽曲の曲名を示す正解通知をコントローラ3へ送信する(S230)。なお、正解はS213において楽曲情報Mと共に制御サーバ2から受信した曲名である。正解通知を受信したコントローラ3は情報提供ユニット13により、楽曲の曲名を報知する(S237)。乗員100による正解の回答がなかった場合、図20の処理が全て実行されることになる。
このようにして、本実施形態では、各示唆情報(音声データP1~P5)の提供タイミングが、走行情報に基づいて携帯端末4によって制御される。
次に、図21を参照して乗員の回答の正否判定に関する携帯端末4と車両Vのコントローラ3との間の処理例について説明する。ゲームの間、コントローラ3は乗員100からの回答を受け付ける(S251)。乗員100は、入力装置15及び16に対してクイズの回答を入力可能である。S251で回答を受け付けると、コントローラ3は、音声データの再生を一時停止し(S252)、受け付けた回答を携帯端末4へ送信する(S253)。
携帯端末4は、コントローラ3から回答を受信することでこれを取得し(S240)、取得した回答が正解か否かを判定する(S241)。回答が正解である場合、処理はS243へ進み、回答が不正解である場合、処理はS242へ進む。なお、正解はS213において楽曲情報Mと共に制御サーバ2から受信した曲名である。
S242で、携帯端末4は、回答が不正解であることを示す不正解通知をコントローラ3に送信する。不正解通知を受信したコントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が不正解であることを報知し(S254)、音声データの再生を再開する(S255)。
S243で、携帯端末4は、回答が正解であることを示す正解通知をコントローラ3に送信する。正解通知を受信したコントローラ3は、情報提供ユニット13によって回答が正解であることを報知する(S256)。S256の正解の報知の後、1回のクイズゲームが終了する。なお、S256の正解の報知の後、音声データの再生を再開して楽曲の最後まで楽曲を再生してもよい。その場合、携帯端末4からコントローラ3へ全てのパートの音声データを送信し、コントローラ3では全てのパートの音声データを最後まで再生してもよい。
このように携帯端末4が示唆情報の提供の制御が、乗員の回答の正否判定を行うことができる。なお、本実施形態と第六実施形態とを組み合わせる場合、S213で制御サーバ2は、楽曲情報Mをパート毎に分けない音源として携帯端末4に送信し、携帯端末4が音源分離処理を行ってパート毎の音声データを生成してもよい。
<他の実施形態>
上記実施形態では、乗員100に提供されるクイズとして、楽曲の曲名をあてるクイズを例示したが、クイズの内容はこれに限られない。クイズの内容は、歴史、科学、地理、文学といった学問の知識を問う問題であってもよく、示唆情報は問題の正解を示唆するヒントであればよい。
上記実施形態において、制御サーバ2、コントローラ3及び携帯端末4が実行する各プログラムは、CD-ROM等の記憶媒体を介してインストールされてもよいし、プログラムを提供するサーバからダウンロードされてもよい。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は少なくとも以下の各項目の発明を開示している。
項目1.
車両の乗員に情報を提供する情報提供手段(13)を制御する制御装置(2,3,4)であって、
前記車両の乗員に対して、クイズの正解を示唆する複数の示唆情報が順番に提供されるように前記情報提供手段(13)を制御する制御手段(S34-S36,S183-S185,S226-S228)と、
前記車両の走行に応じて変動する走行情報を取得する取得手段(S33,S182,S225)と、を備え、
前記制御手段は、
最初の示唆情報の提供の後の各示唆情報の提供タイミングを、前記取得手段が取得した前記走行情報に基づいて制御する(S34-S36,S183-S185,S226-S228)、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、車両の走行中に複数の乗員が楽しみを共有できる技術を提供することができる。
項目2.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、
前記車両の走行距離、走行時間、位置、加速度、車速、周辺画像の少なくともいずれか一つを含む、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、車両の走行に伴って示唆情報を提供できる。
項目3.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の走行距離であり、
前記制御手段は、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してからの前記走行距離が閾値に達した場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。示唆情報の提供タイミングを変動させつつ、運転に関する注意を低下させることを防止して乗員にクイズゲームを楽しませることができる。
項目4.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の走行時間であり、
前記制御手段は、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してからの前記走行時間が閾値に達した場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。
項目5.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の位置であり、
前記制御手段は、
前記位置に基づいて、前記車両を取り扱う販売店を通過したか否かを判定し、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してから前記販売店を通過した場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。示唆情報の提供タイミングを変動させつつ、運転に関する注意を低下させることを防止して乗員にクイズゲームを楽しませることができる。販売店に対する乗員の関心を高めることもできる。
項目6.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の加速度であり、
前記制御手段は、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してからの減速時の前記加速度が閾値に達した場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。示唆情報の提供タイミングを変動させつつ、運転に関する注意を低下させることを防止して乗員にクイズゲームを楽しませることができる。
項目7.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の車速であり、
前記制御手段は、
前記車速に基づいて、前記車両の停車回数をカウントし、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してからの前記停車回数が閾値に達した場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。示唆情報の提供タイミングを変動させつつ、運転に関する注意を低下させることを防止して乗員にクイズゲームを楽しませることができる。
項目8.
項目1に記載の制御装置であって、
前記走行情報は、前記車両の周辺画像であり、
前記制御手段は、
前記周辺画像に基づいて、前記車両と同じ車種の車両とすれ違ったか否かを判定し、
前記複数の示唆情報のうちの一の示唆情報の提供の後の次に示唆情報が、前記一の示唆情報を提供してから前記車両と同じ車種の車両とすれ違ったと判定された場合に提供されるように前記情報提供手段を制御する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が退屈感を感じたり、車酔いをすることを防止できる。示唆情報の提供タイミングを変動させつつ、運転に関する注意を低下させることを防止して乗員にクイズゲームを楽しませることができる。
項目9.
項目1乃至項目8のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記クイズは、楽曲の曲名であり、
前記複数の示唆情報は、前記楽曲の各楽器及びボーカルの音である、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、複数の乗員でクイズゲームを楽しむことができ、運転者も積極的にゲームに参加することができる。
項目10.
項目9に記載の制御装置であって、
前記楽曲の音源を各楽器及びボーカルの音に分離する分離手段(S15)を備える、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、楽曲の音源を管理し易くすることができる。
項目11.
項目1乃至項目10のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記車両に設けられた入力手段(15,16)を介して乗員の回答を取得する回答取得手段(S60,S191,S240)を備え、
前記制御手段は、
前記回答取得手段が取得した前記回答が正解である場合に、正解であることを前記情報提供手段によって報知させる(S63,S194,S243)、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、乗員が正解を知ることができ、ゲームを盛り上げることができる。
項目12.
項目1乃至項目10のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記車両に設けられた入力手段(15,16)を介して乗員が選択した難易度を取得する難易度取得手段(S12,S162,S202)を備え、
前記制御手段は、
前記難易度取得手段が取得した前記難易度に応じて、前記複数の示唆情報の提供順序を変更する、
ことを特徴とする制御装置。
この実施形態によれば、同じ楽曲でありながら、クイズの難易度を変更することができる。
項目13.
車両の乗員に情報を提供する情報提供手段を制御する制御方法であって、
前記車両の乗員に対して、クイズの正解を示唆する複数の示唆情報が順番に提供されるように前記情報提供手段を制御する制御工程と、
前記車両の走行に応じて変動する走行情報を取得する取得工程と、を備え、
前記制御工程では、
最初の示唆情報の提供の後の各示唆情報の提供タイミングを、前記取得工程で取得した前記走行情報に基づいて制御する、
ことを特徴とする制御方法。
この実施形態によれば、車両の走行中に複数の乗員が楽しみを共有できる技術を提供することができる。
項目14.
車両の乗員に情報を提供する情報提供手段を制御する制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記制御方法は、
前記車両の乗員に対して、クイズの正解を示唆する複数の示唆情報が順番に提供されるように前記情報提供手段を制御する制御工程と、
前記車両の走行に応じて変動する走行情報を取得する取得工程と、を備え、
前記制御工程では、
最初の示唆情報の提供の後の各示唆情報の提供タイミングを、前記取得工程で取得した前記走行情報に基づいて制御する、
ことを特徴とするプログラム。
この実施形態によれば、車両の走行中に複数の乗員が楽しみを共有できる技術を提供することができる。
以上、発明の実施形態について説明したが、発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。