JP7842276B2 - 光入出力装置 - Google Patents

光入出力装置

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Description

本発明は、光入出力装置に関する。
クラッドに複数のコアを配置するマルチコアファイバが知られており、このマルチコアファイバに光を入射させたり、このマルチコアファイバから光を出射させるためのデバイスが知られている。下記特許文献1には、このデバイスの一例である光コネクタが記載されている。この光コネクタでは、導波路基板に形成されたそれぞれの導波路を介して、マルチコアファイバのそれぞれのコアと複数のシングルコアファイバのそれぞれのコアとが光学的に接続される。
特開2019-152804号公報
ところで、マルチコアファイバでは、コア間距離が小さいためクロストークが生じやすい。このため、通信に影響のあるクロストークの低減された光信号が伝搬することが望まれる。
そこで、本発明は、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置を提供することを目的とする。
上記目的の達成のため、本発明の光入出力装置は、少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む複数のマルチコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバと同数のファンインファンアウトデバイスであって、各マルチコアファイバに対応するファンインファンアウトデバイスが、当該マルチコアファイバの前記送信コアと同数の前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、当該マルチコアファイバの前記受信コアと同数の前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスとを備える。
以上のように、本発明によれば、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置が提供され得る。
本発明の実施形態に係る光入出力装置の概略を示す図である。 マルチコアファイバ、シングルコアファイバ、及び送受信コネクタの光学的結合の実施形態と異なる例を示す図である。 マルチコアファイバ、シングルコアファイバ、及び送受信コネクタの光学的結合の実施形態と異なる他の例を示す図である。
以下、本発明に係る光入出力装置を実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、以下の実施形態から変更、改良することができる。また、本明細書では、理解を容易にするために、各部材の寸法が誇張して示されている場合がある。
図1は、実施形態に係る光入出力装置の概略を示す図である。図1に示すように、本実施形態の光入出力装置1は、マルチコアファイバ10と、第1送信用光ファイバ21と、第1受信用光ファイバ22と、ファンインファンアウトデバイス30と、送受信コネクタ40と、パッチコード3と、を主な構成として備える。
本実施形態の光入出力装置1は、複数の送信ポート101と複数の受信ポート102を備えるトランシーバ100と光の送受信を行うデバイスである。トランシーバ100の複数の送信ポート101は一列に配置され、光入出力装置1に光信号を送信する。また、トランシーバ100の複数の受信ポート102は一列に配置され、光入出力装置1から出射する光信号を受信する。なお、本実施形態では、トランシーバ100は、光信号の送受信を行わない複数の未使用ポート103が直線状に所定の間隔で配置されている。それぞれの送信ポート101は、未使用ポート103を基準とした一方側において、未使用ポート103が配置されている直線の延長線上に上記所定の間隔で配置されている。また、それぞれの受信ポート102は、未使用ポート103を基準とした他方側において、未使用ポート103が配置されている直線の延長線上に上記所定の間隔で配置されている。
本実施形態では、光入出力装置1が備えるマルチコアファイバ10は複数である。図1に示す例では、光入出力装置1は、2つのマルチコアファイバ10を備える。
本実施形態のそれぞれのマルチコアファイバ10は、光を一端側から他端側に伝搬する送信コア11と、光を他端側から一端側に伝搬する受信コア12と、送信コア11及び受信コア12のそれぞれの外周面を囲うクラッド13とを備える。本例では、それぞれのマルチコアファイバ10は、複数の送信コア11と複数の受信コア12とを備え、具体的には、図1に示すように、それぞれのマルチコアファイバ10は、送信コア11及び受信コア12をそれぞれ2つずつ備える。それぞれの送信コア11及び受信コア12は、通信に用いられる波長の光をシングルモードで伝搬する。ただし、それぞれの送信コア11及び受信コア12は、通信に用いられる波長の光を数モードで伝搬してもよく、この場合にはそれぞれのモードの光に信号を重畳し得る。
なお、本例で示すそれぞれのマルチコアファイバ10では、一対の送信コア11及び一対の受信コア12は、正方形の対頂点上に配置される。正方形の1つの辺の一方と他方に位置する頂点が最短距離で隣り合う頂点であるため、本例のそれぞれのマルチコアファイバ10において、最短距離で互いに隣り合うコア対は、一方が送信コア11であり他方が受信コア12である送受信コア対である。
第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22は、それぞれシングルコアファイバである。従って、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22は、それぞれ第1送信用シングルコアファイバ、第1受信用シングルコアファイバと理解できる。第1送信用光ファイバ21の数は、全てのマルチコアファイバ10の送信コア11の数の総数と同数である。図1の例では、2つのマルチコアファイバ10がそれぞれ2つの送信コア11を備えるため、送信コア11の総数は4つであり、第1送信用光ファイバ21の数は4つである。また、第1受信用光ファイバ22の数は、全てのマルチコアファイバ10の受信コア12の数の総数と同数である。図1の例では、2つのマルチコアファイバ10がそれぞれ2つの受信コア12を備えるため、受信コア12の総数は4つであり、第1受信用光ファイバ22の数は4つである。
また、本実施形態の光入出力装置1では、全てのマルチコアファイバ10はそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも長い。ただし、全てのマルチコアファイバ10がそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも短くてもよい。
ファンインファンアウトデバイス30は、それぞれの第1送信用光ファイバ21の一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの送信コア11とを光学的に結合し、それぞれの第1受信用光ファイバ22の一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの受信コア12とを光学的に結合する。ファンインファンアウトデバイス30は、上記の結合を空間を介して行う空間光学系のデバイスでもよく、上記の結合をデバイス内に形成された導波路を介して行う導波路系のデバイスでもよい。なお、図1ではファンインファンアウトデバイス30における送信光の光路の例が破線で示され、受信光の光路の例が点線で示されている。従って、第1送信用光ファイバ21と光学的に接続されるマルチコアファイバ10のコアが送信コア11であり、第1受信用光ファイバ22と光学的に接続されるマルチコアファイバ10のコアが受信コア12であると理解してもよい。
空間光学系のデバイスでは、例えば、レンズが用いられる。この場合、それぞれの第1送信用光ファイバ21の一端及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22の一端が、互いに結合されるべきそれぞれの送信コア11及びそれぞれの受信コア12の配置と同様に配置され、マルチコアファイバ10と第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22との間にレンズが配置される。そして、上記のように結合されるように、各マルチコアファイバ10、レンズ、第1送信用光ファイバ21、及び第1受信用光ファイバ22の位置が調整される。したがって、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコアから出射するそれぞれの光は、レンズで屈折して、マルチコアファイバ10の送信コア11に入射し、マルチコアファイバ10のそれぞれの受信コア12から出射するそれぞれの光は、レンズで屈折して、それぞれの第1受信用光ファイバ22のコアに入射する。
導波路系のデバイスでは、例えば、導波路が立体的に形成された導波路基板が用いられる。この場合、例えば、導波路基板の一端側には、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコア及びそれぞれの受信コア12のコアと接続される複数の導波路の一端が直線状に配置され、導波路基板内において導波路の一部が曲線的に形成されることで導波路の位置が変更されて、導波路基板の他端側には、それぞれのマルチコアファイバ10におけるそれぞれの送信コア11及びそれぞれの受信コア12の配置と同様に導波路が配置される。こうして、上記結合がなされる。従って、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコアから出射するそれぞれの光は、導波路を伝搬して、マルチコアファイバ10の送信コア11に入射し、マルチコアファイバ10のそれぞれの受信コア12から出射するそれぞれの光は、導波路を伝搬して、それぞれの第1受信用光ファイバ22のコアに入射する。
送受信コネクタ40は、それぞれの第1送信用光ファイバ21の他端に一対一対応で接続される第1送信用光ファイバ21の数と同数の送信コネクタポート41、及び、それぞれの第1受信用光ファイバ22の他端に一対一対応で接続される第1受信用光ファイバ22の数と同数の受信コネクタポート42とを備える。従って、それぞれの送信コネクタポート41及びそれぞれの受信コネクタポート42から成る複数のコネクタポートの数は、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22の総数と同数である。それぞれの送信コネクタポート41は、後述のパッチコード3を介して、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコアとトランシーバ100の送信ポート101とを光学的に結合可能である。また、それぞれの受信コネクタポート42は、パッチコード3を介して、それぞれの第1受信用光ファイバ22のコアとトランシーバ100の受信ポート102とを光学的に結合可能である。図1では、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコアとトランシーバ100の送信ポート101とを光学的に結合され、それぞれの第1受信用光ファイバ22のコアとトランシーバ100の受信ポート102とを光学的に結合されている状態を示している。
また、送受信コネクタ40は、光の送受信を行わないダミーポート43を備える。本実施形態では、ダミーポート43はトランシーバ100の未使用ポート103の数と同数であり、直線状に配置されている。それぞれの送信コネクタポート41、それぞれのダミーポート43、及びそれぞれの受信コネクタポート42は、トランシーバ100におけるそれぞれの送信ポート101、それぞれの未使用ポート103、及びそれぞれの受信ポート102と同様に配置されている。従って、それぞれの送信コネクタポート41は、ダミーポート43を基準とした一方側に配置され、それぞれの受信コネクタポート42は、ダミーポート43を基準とした他方側に配置されている。このようにそれぞれの送信コネクタポート41が一纏まりで配置され、それぞれの受信コネクタポート42が一纏まりで配置されるため、図1の例では、少なくとも一部の第1送信用光ファイバ21と少なくとも一部の第1受信用光ファイバ22とは、互いに交差するように配置されている。なお、それぞれの第1送信用光ファイバ21の一端が一纏まりで配置され、それぞれの第1受信用光ファイバ22の一端が一纏まりで配置されて、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコア及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアとファンインファンアウトデバイス30とが結合される場合、図1の例と異なり、第1送信用光ファイバ21と第1受信用光ファイバ22とが互いに交差するように配置されなくてもよい。
なお、図1に示すように、本実施形態では、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアは、ファンインファンアウトデバイス30を介して、異なるマルチコアファイバ10の送信コア11にそれぞれ光学的に結合されている。また、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアは、ファンインファンアウトデバイス30を介して、異なるマルチコアファイバ10の受信コア12にそれぞれ光学的に結合されている。
本実施形態では、それぞれのマルチコアファイバ10の一部と、ファンインファンアウトデバイス30と、それぞれの第1送信用光ファイバ21と、それぞれの第1受信用光ファイバ22とが、筐体2の空間内に収容されており、送受信コネクタ40が筐体2の壁面に固定されている。それぞれのマルチコアファイバ10の他の一部は筐体2から導出している。本実施形態の光入出力装置1では、筐体2内における全てのマルチコアファイバ10の長さが、筐体2内におけるそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも長いことが好ましい。ただし、全てのマルチコアファイバ10の筐体2内における長さが筐体2内におけるそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも短くてもよい。なお、それぞれのマルチコアファイバ10の全部が筐体2内に配置されてもよい。また、送受信コネクタ40は、不図示のアダプタを介して筐体2の壁面に固定されてもよい。
次にパッチコード3について説明する。パッチコード3は、第1送信用光ファイバ21と同数の第2送信用光ファイバ61と、第1受信用光ファイバ22と同数の第2受信用光ファイバ62と、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62の一端に接続される第1中間コネクタ50と、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62の他端に接続される第2中間コネクタ70と、を備える。
第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62は、それぞれシングルコアファイバである。従って、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62は、それぞれ第2送信用シングルコアファイバ及び第2受信用シングルコアファイバと理解できる。本実施形態では、第2送信用光ファイバ61は第1送信用光ファイバ21よりも長く、第2受信用光ファイバ62は第1受信用光ファイバ22よりも長い。更に、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのクラッドの外径は第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのクラッドの外径より大きい。従って、第2送信用光ファイバ61及び第2送信用光ファイバ61のマイクロベンドロスは、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のマイクロベンドロスよりも小さい傾向にある。また、上記のようなクラッドの外径の関係であるため、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22の曲げ破断確率は、第2送信用光ファイバ61及び第2送信用光ファイバ61よりも低い傾向にある。また、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれの光の閉じ込め力は、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれの光の閉じ込め力より大きくされている。このような光の閉じ込め力の関係とされる構成として、例えば、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのコアの比屈折率差が、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのコアの比屈折率差よりも大きくされる構成が挙げられる。この場合、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのコアの屈折率が、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのコアの屈折率よりも高いことが好ましい。或いは、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれは、コアと、コアを囲いコアよりも低い屈折率のクラッドと、コアを囲いクラッドに囲われクラッドよりも低い屈折率のトレンチ層とを有し、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれは、コアと、コアを囲いコアよりも低い屈折率のクラッドとを有すると共に、コアを囲いクラッドに囲われクラッドよりも低い屈折率のトレンチ層を有さないこととしてもよい。
第1中間コネクタ50は、それぞれの第2送信用光ファイバ61の一端に接続される第2送信用光ファイバ61の数と同数の第1中間送信コネクタポート51、及び、それぞれの第2受信用光ファイバ62の一端に接続される第2受信用光ファイバ62の数と同数の第1中間受信コネクタポート52とを備える。従って、それぞれの第1中間送信コネクタポート51及びそれぞれの第1中間受信コネクタポート52から成る第1中間コネクタポートの数は、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62の総数と同数である。
また、本実施形態では、第1中間コネクタ50は、光の送受信を行わないダミーポート53を備える。本実施形態では、ダミーポート53はダミーポート43と同数であり、ダミーポート43と同様に配置されている。それぞれの第1中間送信コネクタポート51、それぞれのダミーポート53、及びそれぞれの第1中間受信コネクタポート52は、送受信コネクタ40におけるそれぞれの送信コネクタポート41、それぞれのダミーポート43、及びそれぞれの受信コネクタポート42と同様に配置されている。従って、それぞれの第1中間送信コネクタポート51は、ダミーポート53を基準とした一方側に配置され、それぞれの第1中間受信コネクタポート52は、ダミーポート53を基準とした他方側に配置されている。
第1中間コネクタ50は、不図示のアダプタ等で位置決めされて、送受信コネクタ40と接続される。このため、それぞれの第1中間送信コネクタポート51は、送受信コネクタ40のそれぞれの送信コネクタポート41と接続し、それぞれの第1中間受信コネクタポート52は、送受信コネクタ40のそれぞれの受信コネクタポート42と接続する。この結果、それぞれの送信コネクタポート41に接続される第1送信用光ファイバ21の他端におけるコアとそれぞれの第1中間送信コネクタポート51に接続される第2送信用光ファイバ61のコアとが光学的に結合され、それぞれの受信コネクタポート42に接続される第1受信用光ファイバ22の他端におけるコアとそれぞれの第1中間受信コネクタポート52に接続される第2受信用光ファイバ62のコアとが光学的に結合される。
第2中間コネクタ70は、それぞれの第2送信用光ファイバ61の他端に接続される第2送信用光ファイバ61の数と同数の第2中間送信コネクタポート71、及び、それぞれの第2受信用光ファイバ62の他端に接続される第2受信用光ファイバ62の数と同数の第2中間受信コネクタポート72とを備える。従って、それぞれの第2中間送信コネクタポート71及びそれぞれの第2中間受信コネクタポート72から成る第2中間コネクタポートの数は、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62の総数と同数である。
また、本実施形態では、第2中間コネクタ70は、光の送受信を行わないダミーポート73を備える。本実施形態では、ダミーポート73はトランシーバ100の未使用ポート103と同数であり、未使用ポート103と同様に配置されている。それぞれの第2中間送信コネクタポート71、それぞれのダミーポート73、及びそれぞれの第2中間受信コネクタポート72は、トランシーバ100におけるそれぞれの送信ポート101、それぞれの未使用ポート103、及びそれぞれの受信ポート102と同様に配置されている。従って、それぞれの第2中間送信コネクタポート71は、ダミーポート73を基準とした一方側に配置され、それぞれの第2中間受信コネクタポート72は、ダミーポート73を基準とした他方側に配置されている。
第2中間コネクタ70は、トランシーバ100に接続可能である。このため、それぞれの第2中間送信コネクタポート71は、トランシーバ100のそれぞれの送信ポート101と接続可能であり、それぞれの第2中間受信コネクタポート72は、トランシーバ100のそれぞれの受信ポート102と接続可能である。図1では、それぞれの第2中間送信コネクタポート71がそれぞれの送信ポート101と接続し、それぞれの第2中間受信コネクタポート72がそれぞれの受信ポート102と接続している状態を示している。この状態で、それぞれの第2中間送信コネクタポート71は、それぞれの第2送信用光ファイバ61のコアとトランシーバ100の送信ポート101とを光学的に結合させる。また、それぞれの第2中間受信コネクタポート72は、それぞれの第2受信用光ファイバ62のコアとトランシーバ100の受信ポート102とを光学的に結合させる。
従って、トランシーバ100の送信ポート101から送信される光信号は、第2送信用光ファイバ61と、第1送信用光ファイバ21と、ファンインファンアウトデバイス30とを介して、マルチコアファイバ10の送信コア11に伝搬する。また。マルチコアファイバ10の受信コア12を伝搬する光信号は、受信コア12から出射して、ファンインファンアウトデバイス30と第1受信用光ファイバ22と、第2受信用光ファイバ62とを介して、トランシーバ100の受信ポート102で受信される。
以上、本実施形態の光入出力装置1は、少なくとも1つの送信コア11及び少なくとも1つの受信コア12を含む少なくとも1つのマルチコアファイバ10と、全てのマルチコアファイバ10の送信コア11の数の総数と同数の第1送信用光ファイバ21と、全てのマルチコアファイバ10の受信コア12の数の総数と同数の第1受信用光ファイバ22と、それぞれの第1送信用光ファイバ21の一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの送信コア11とを光学的に結合し、それぞれの第1受信用光ファイバ22の一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの受信コア12とを光学的に結合するファンインファンアウトデバイス30と、それぞれの第1送信用光ファイバ21の他端に接続され、それぞれの第1送信用光ファイバ21のコアとトランシーバ100の送信ポート101とを光学的に結合可能な第1送信用光ファイバ21と同数の送信コネクタポート41、及び、それぞれの第1受信用光ファイバ22の他端に接続され、それぞれの第1受信用光ファイバ22のコアとトランシーバ100の受信ポート102とを光学的に結合可能な第1受信用光ファイバ22と同数の受信コネクタポート42を有する送受信コネクタ40と、を備える。
このような光入出力装置1によれば、全てのマルチコアファイバ10における送信コア11にはトランシーバ100の送信ポート101から送信される光信号が第1送信用光ファイバ21を介して伝搬し、受信コア12には第1受信用光ファイバ22を介してトランシーバ100の受信ポート102で受信される光信号が伝搬する。このため、マルチコアファイバ10内の送信コア11と受信コア12とは逆方向に光が伝搬する。従って、送信コア11と受信コア12とでクロストークが生じる場合であっても、送信コア11から受信コア12にクロストークする光はトランシーバ100で受信されず、受信コア12から送信コア11にクロストークする光は送信先に伝搬しない。従って、本発明の光入出力装置1によれば、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。
また、本実施形態のマルチコアファイバ10、最短距離で互いに隣り合うコア対は、一方が送信コア11であり他方が受信コア12である送受信コア対である。クロストークは、コア間距離が小さいほど大きくなる傾向にある。従って、最短距離で互いに隣り合うコア対がこの送受信コア対であることで、最短距離で互いに隣り合うコア対の全てが送信コア11同士のコア対や受信コア12同士のコア対である場合と比べて、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。なお、本実施形態では、それぞれのマルチコアファイバ10において、最短距離で互いに隣り合う全てのコア対が送受信コア対である。
また、本実施形態の光入出力装置1は、マルチコアファイバ10を複数備え、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアは、異なるマルチコアファイバ10の送信コア11にそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアは、異なるマルチコアファイバ10の受信コア12にそれぞれ光学的に結合される。互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続される第1送信用光ファイバ21及び互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続される第1受信用光ファイバ22は、トランシーバ100において互いに隣り合う一対の送信ポート101及び互いに隣り合う一対の受信ポート102にそれぞれ光学的に結合される傾向にある。ところで、トランシーバ100においては、一般的に、互いに隣り合う送信ポート101から出射する光同士やこれらの光となる電気信号同士でクロストークが生じ易く、互いに隣り合う受信ポート102から出射する光同士やこれらの光が変換される電気信号同士においてクロストークが生じ易い。しかし、このようなクロストークが生じる場合であってもこのような構成であることで、トランシーバ100においてクロストークが生じた一対の第1送信用光ファイバ21のコアを伝搬するそれぞれの光信号同士のマルチコアファイバ10におけるクロストークが抑制され、トランシーバ100においてクロストークが生じる一対の第1受信用光ファイバ22のコアを伝搬するそれぞれの光信号同士のマルチコアファイバ10におけるクロストークが抑制される。従って、互いに隣り合う一対のコネクタポートに接続される一対の第1送信用光ファイバ21が同じマルチコアファイバ10の送信コア11に結合される場合や、互いに隣り合う一対のコネクタポートに接続される一対の第1受信用光ファイバ22が同じマルチコアファイバ10の受信コア12に結合される場合と比べて、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。
また、本実施形態の光入出力装置1では、全てのマルチコアファイバ10はそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも長い。マルチコアファイバ10では配置されるコアの長さに差が生じにくいため、スキューが生じにくいが、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22では、それぞれのコアの長さに差が生じやすく、スキューが生じ易い。従って、本実施形態のように全てのマルチコアファイバ10がそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも長いことで、シングルコアファイバの伝送路の割合を小さくすることができ、全てのマルチコアファイバ10がそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも短い場合と比べて、スキューを抑制し得る。なお、全てのマルチコアファイバ10の筐体2内における長さが筐体2内におけるそれぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22よりも長ければ、筐体2内におけるスキューを抑制し得る。
また、本実施形態の光入出力装置1は、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれの光の閉じ込め力は第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれの光の閉じ込め力より大きい。或いは、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれは、トレンチ層を有し、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれはトレンチ層を有さない。さらに、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのクラッドの外径は第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのクラッドの外径より大きい。このため、上記のように、第2送信用光ファイバ61及び第2送信用光ファイバ61のマイクロベンドロスは、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のマイクロベンドロスよりも小さい傾向にあり、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22の曲げ破断確率は、第2送信用光ファイバ61及び第2送信用光ファイバ61よりも小さい傾向にある。光入出力装置1の第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22と、ファンインファンアウトデバイス30と、マルチコアファイバ10の少なくとも一部は、本実施形態のように筐体2内に収容される傾向にある。このため、限られた空間内で第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22が取り廻されるため、筐体2内に配置される第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22は、筐体2外に配置されるパッチコード3の第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62よりも小さな曲げ半径で曲げられる傾向にある。従って、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれの光の閉じ込め力が第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれの光の閉じ込め力より大きいことで、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22での光の曲げ損失を抑制することができる。また、このような光の閉じ込め力の関係であることで、上記のように、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのコアの屈折率を第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのコアの屈折率よりも小さくし得る。この場合には、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのコアに添加される屈折率を上げるためのドーパントの量を抑えることができ、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22よりも長い傾向にある第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62でのレイリー散乱による損失を抑えることができる。また、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22がトレンチ層を有する場合にも、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22での光の曲げ損失を抑制することができる。また、トレンチ層を有する光ファイバは、上記のように曲げ損失を抑制することができるが、長距離の光の伝送に対しては、トレンチ層を有さない光ファイバよりも伝送損失が大きい傾向にある。従って、上記のように、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22よりも長い傾向にある第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62がトレンチ層を有さないことにより、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62での光の伝送損失を抑制することができ、光入出力装置1での光の損失を抑えることができる。また、上記のように第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22の曲げ破断係数を第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62の破断係数よりも小さくし得るため、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22が第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62よりも大きな曲率で曲げられても、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22の破断を抑制し得る。
以上、本発明について上記実施形態を例に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、マルチコアファイバ10を2つ備える光入出力装置1を例に説明した。しかし、本発明の光入出力装置は、3つ以上のマルチコアファイバを備えてもよく、また、マルチコアファイバを1つのみ備えてもよい。
また、それぞれのマルチコアファイバ10が2つの送信コア11及び2つの受信コア12を備える例について説明した。しかし、マルチコアファイバは、少なくとも1つの送信コア11及び少なくとも1つの受信コアを備える限りにおいて、送信コア11及び受信コア12の数は1つでも3つ以上でもよく、送信コア11の数と受信コア12の数とが互いに異なってもよい。なお、一般的にトランシーバ100では送信ポート101と受信ポート102とが一対一で設けられるため、全てのマルチコアファイバ10の送信コア11の総数と受信コア12の総数とが等しいことが好ましい。
また、上記実施形態では、それぞれのマルチコアファイバ10において、最短距離で互いに隣り合うコア対は、一方が送信コア11であり他方が受信コア12である送受信コア対である例を示した。しかし、例えば、最短距離で互いに隣り合うコア対の少なくとも一部が、送信コア11同士のコア対であったり、受信コア12同士のコア対であってもよい。このような例としては、例えば、奇数のコアが円環状に配置され、最短距離で隣り合うそれぞれのコア対のうち一対のみが送信コア11同士や受信コア12同士のコア対であるマルチコアファイバを挙げることができる。また、一部のマルチコアファイバのみにおいて、最短距離で互いに隣り合うコア対の少なくとも一部が送受信コア対であってもよい。また、最短距離で互いに隣り合う全てのコア対が送受信コア対である例は上記実施形態に限らない。例えば、送信コア11及び受信コア12がそれぞれ3つ以上であり、送信コア11と受信コア12とが円環状に交互に配置されてもよい。
また、それぞれのマルチコアファイバ10におけるコアの配置は、上記実施形態に限らない。例えば、複数のコアが直線状に配置されてもよい。この場合において、最短距離で互いに隣り合う全てのコア対が送受信コア対となるよう、送信コア11及び受信コア12がそれぞれ交互に配置されてもよい。
また、本発明の光入出力装置1におけるマルチコアファイバ10は、クラッド13の中心に配置される中心コアと、当該中心コアを囲むように配置される複数の外周コアとを有してもよい。この場合、中心コアは、送信コア11又は受信コア12であり、複数の外周コアは、少なくとも1つの送信コア11と少なくとも1つの受信コア12とを含む。図2は、このようなマルチコアファイバ10を用いた場合において、マルチコアファイバ10、第1送信用光ファイバ21、第1受信用光ファイバ22、及び送受信コネクタ40の光学的結合の例を示す図である。なお、上記実施形態と同様の構成については、上記実施形態と同様の符号を付し、特に説明をする場合を除き、その説明を省略する。図2では、図が複雑になることを回避するため、ファンインファンアウトデバイス30を省略して、マルチコアファイバ10、第1送信用光ファイバ21、第1受信用光ファイバ22、及び送受信コネクタ40のみが記載されている。従って、図2は、第1受信用光ファイバ22及び送受信コネクタ40が直接マルチコアファイバ10に接続されていることを意味するものではない。
図2に示すように、本例では、光入出力装置1が複数のマルチコアファイバ10を備える。本例のマルチコアファイバ10の数は、例えば8である。ただし、図2では、図が複雑化することを避けるため、一部のマルチコアファイバ10が点で示されている。それぞれのマルチコアファイバ10のうち、半数のマルチコアファイバ10ではクラッド13の中心に配置される中心コアが送信コア11であり、他の半数のマルチコアファイバ10ではクラッド13の中心に配置される中心コアが受信コア12であり、それぞれのマルチコアファイバ10において、この中心コアの周りに、2つの送信コア11が外周コアの一部として対角線上に配置され、2つの受信コア12が外周コアの他の一部として他の対角線上に配置されている。従って、外周コアのみで見る場合、送信コア11と受信コア12とが互いに隣り合っている。
また、本例では、送受信コネクタ40は、複数の部分コネクタ45から成る。それぞれの部分コネクタ45は、送受信コネクタ40の全てのコネクタポートのうち一部のコネクタポートを2つ以上有する。上記のようにマルチコアファイバ10の数が8であれば、送受信コネクタ40は、例えば、8ポートの部分コネクタ45を5つ有する。図2で示す例では、それぞれの部分コネクタ45は、送信コネクタポート41と受信コネクタポート42とを同数ずつ有し、送信コネクタポート41と受信コネクタポート42と合わせたコネクタポートの数は、マルチコアファイバ10の送信コア11と受信コア12の総数と同数である。ただし、図2では、図が複雑化することを避けるため、一部の部分コネクタ45が点で示されている。
そして、半数のマルチコアファイバ10の中心コアである送信コア11と光学的に結合される第1送信用光ファイバ21は、特定の部分コネクタ45の送信コネクタポート41に接続され、他の半数のマルチコアファイバ10の中心コアである受信コア12と光学的に結合される第1受信用光ファイバ22は、特定の部分コネクタ45の受信コネクタポート42に接続される。図2では、この特定の部分コネクタ45は右端の部分コネクタ45である。また、それぞれのマルチコアファイバ10の外周コアであるそれぞれの送信コア11に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21は、特定の部分コネクタ45以外の部分コネクタ45の送信コネクタポート41に接続され、それぞれのマルチコアファイバ10の外周コアであるそれぞれの受信コア12に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22は、特定の部分コネクタ45以外の部分コネクタ45の受信コネクタポート42に接続される。図2の例では、一部の接続関係を省略して記載しているが、1つのマルチコアファイバ10の外周コアである送信コア11に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21及び外周コアであるそれぞれの受信コア12に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22は、同じ部分コネクタ45の送信コネクタポート41及び受信コネクタポート42に接続されている。
また、特に図示しないが、図2の変形例では、それぞれのマルチコアファイバ10の中心コアが送信コア11であってもよい。この場合、特定の部分コネクタ45はマルチコアファイバ10の数と同数の送信コネクタポート41を有し、特定の部分コネクタ45のそれぞれの送信コネクタポート41に接続される第1送信用光ファイバ21は、それぞれのマルチコアファイバ10の中心コアと光学的に結合される。或いは、それぞれのマルチコアファイバ10の中心コアが受信コア12であってもよい。この場合、特定の部分コネクタ45はマルチコアファイバ10の数と同数の受信コネクタポート42を有し、特定の部分コネクタ45のそれぞれの受信コネクタポート42に接続される第1受信用光ファイバ22は、それぞれのマルチコアファイバ10の中心コアと光学的に結合される。
図2の例及びその変形例では、それぞれのマルチコアファイバ10のそれぞれの中心コアと光学的に結合される第1送信用光ファイバ21または第1受信用光ファイバ22は特定の部分コネクタ45のコネクタポートに接続され、外周コアであるそれぞれの送信コア11に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21及び外周コアであるそれぞれの受信コア12に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22は、特定の部分コネクタ45以外の部分コネクタ45のコネクタポートに接続される。一般的に、中心コアを伝搬する光は、その周りに配置される周囲コアのそれぞれからクロストークによる影響を受ける。従って、上記のように中心コアと光学的に結合するコアを有するシングルコアファイバが特定の部分コネクタ45に集められて接続されることで、クロストークの影響が大きな光を特定の部分コネクタ45から一つのトランシーバに集めて接続し易くなる。このため、当該トランシーバでクロストークに対する適切な処理を行い易くし得る。
また、一般的に、マルチコアファイバが接続される場合、外周コアはファイバの軸中心の回転方向の調心ずれの影響をうけることで、中心コアよりも接続損失が大きくなる傾向にある。さらに、この回転方向の調心ずれの影響は、マルチコアファイバの中心から等距離に配置された外周コア同士では、概ね同程度となる。従って、図2の例のように、1つのマルチコアファイバ10の外周コアに接続されるそれぞれの光ファイバが、同じ部分コネクタ45のコネクタポートに接続されることで、各部分コネクタ45における接続損失のコネクタポート間の変動を抑えることができる。このため、部分コネクタ45が接続されるトランシーバ100で、接続損失に対する処理を行い易くし得る。
また、上記実施形態では、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアは、異なるマルチコアファイバ10の送信コア11にそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアは、異なるマルチコアファイバ10の受信コア12にそれぞれ光学的に結合される例で説明された。しかし、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアが、1つのマルチコアファイバ10の送信コア11にそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアが、1つのマルチコアファイバ10の受信コア12にそれぞれ光学的に結合されてもよい。
図3は、このようなマルチコアファイバ10を用いた場合において、マルチコアファイバ10、第1送信用光ファイバ21、第1受信用光ファイバ22、及び送受信コネクタ40の光学的結合の実施形態と異なる例を示す図である。図3に示すように、本例のマルチコアファイバ10では、送信コア11と受信コア12とが交互に配置されている。したがって、最短距離で互いに隣り合うコア対は上記送受信コア対である。そして、送受信コネクタ40の互いに隣り合う送信コネクタポート41に接続される第1送信用光ファイバ21は、マルチコアファイバ10の互いに最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の送信コア11にそれぞれ光学的に結合されており、互いに隣り合う受信コネクタポート42に接続される第1受信用光ファイバ22は、マルチコアファイバ10の互いに最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の受信コア12にそれぞれ光学的に結合されている。また、図3の例では、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアが光学的に結合されるマルチコアファイバ10における一対の送信コア11の間には、受信コア12が位置し、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアが光学的に結合されるマルチコアファイバ10における一対の受信コア12の間には、送信コア11が位置している。
なお、図3と異なるが、送受信コネクタ40の互いに隣り合う送信コネクタポート41に接続される第1送信用光ファイバ21が、マルチコアファイバ10の受信コア12を介して隣り合う一対の送信コア11にそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う受信コネクタポート42に接続される第1受信用光ファイバ22が、マルチコアファイバ10の送信コア11を介して隣り合う一対の受信コア12にそれぞれ光学的に結合されてもよい。
このように、構成されることで、送受信コネクタ40における互いに隣り合う一対のコネクタポートにおいて、第1送信用光ファイバ21同士や第1受信用光ファイバ22同士にクロストークが生じる場合であっても、上記のクロストークが生じた一対の第1送信用光ファイバ21のコアがマルチコアファイバ10における最短距離で隣り合う一対の送信コア11に結合されたり、上記のクロストークが生じる一対の第1受信用光ファイバ22のコアがマルチコアファイバ10における最短距離で隣り合う一対の受信コア12に結合されたりする場合と比べて、マルチコアファイバ10におけるクロストークを抑制し得る。また、本例では、互いに隣り合う一対の送信コネクタポート41に接続されるそれぞれの第1送信用光ファイバ21のコアが光学的に結合される一対の送信コア11の間には、受信コア12が位置し、互いに隣り合う一対の受信コネクタポート42に接続されるそれぞれの第1受信用光ファイバ22のコアが光学的に結合される一対の受信コア12の間には、送信コア11が位置しているため、上記の一対の送信コア11の間に受信コア12が位置しない場合や、上記の一対の受信コア12の間に送信コア11が位置しない場合と比べて、通信に影響を及ぼすクロストークを抑制することができる。
また、本発明では、パッチコード3は必須ではなく、送受信コネクタ40の送信コネクタポート41及び受信コネクタポート42と、トランシーバ100の送信ポート101及び受信ポート102とがそれぞれ他の手段によって接続されてもよい。また、送受信コネクタ40は必須ではなく、例えば、第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61とが互いに融着接続されてもよく、また、第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62とが互いに融着接続されてもよい。この場合、融着接続部は筐体2内に位置してもよく、筐体2外に位置してもよく、外傷による破断を抑制する観点では、筐体2内に位置される事が好ましい。また、第2送信用光ファイバ61が、トランシーバ100の送信ポート101に接続され、第2受信用光ファイバ62が、トランシーバ100の受信ポート102に接続されてもよい。また、第1送信用光ファイバ21が、第2送信用光ファイバ61と直接融着接続されずに、第2送信用光ファイバ61と融着接続可能な状態で設けられていてもよく、また、第1受信用光ファイバ22が、第2受信用光ファイバ62と融着接続されずに、第2受信用光ファイバ62と融着接続可能な状態で設けられていてもよい。筐体2が設けられる場合は、第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61との融着接続点が筐体2内にあってもよく、また、第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62との融着接続点が筐体2外にあってもよい。いずれの場合でも、第1送信用光ファイバ21の少なくとも一部が筐体2内に収容され、また、第1受信用光ファイバ22の少なくとも一部が筐体2外に配置される。または、第2送信用光ファイバ61の少なくとも一部が筐体2内に収容され、また、第2受信用光ファイバ62の少なくとも一部が筐体2外に配置される。また、送受信コネクタ40は、筐体2の外に位置してもよい。この場合、送受信コネクタ40の配置位置の自由度が上がり得る。また、送受信コネクタ40と第1中間コネクタ50とが互いに接続されている場合、第1中間コネクタ50及び送受信コネクタ40の配置位置の自由度が上がり得る。また、この場合において、例えば、送受信コネクタ40及び第1中間コネクタ50とトランシーバ100との距離が小さい場合に、第1中間コネクタ50の各ポートとトランシーバ100の各ポートとの間で接続された第1送信用光ファイバ21、第2送信用光ファイバ61、第1受信用光ファイバ22及び第2受信用光ファイバ62を第1中間コネクタ50の他のポート又はトランシーバ100の他のポートに付け替えて接続する際の作業の自由度を上げることができる。また、送受信コネクタ40は、筐体2の外に位置してもよい。また、送受信コネクタ40が筐体2の外に位置し、かつ、融着接続部が筐体2内または筐体2外に位置してもよい。また、送受信コネクタ40は、複数設けられていても良い。また、送受信コネクタ40の代わりに、メカニカルスプライス素子等の光ファイバ保持部材によって、第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61とが互いに接続されてもよく、また、第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62とが互いに接続されてもよい。
また、上記実施形態では、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれのクラッドの外径は第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれのクラッドの外径より大きく、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22のそれぞれの光の閉じ込め力は、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62のそれぞれの光の閉じ込め力より大きくされたが、これは必須ではない。或いは、互いに光学的に結合される第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61から成る光ファイバ対、及び、互いに接続される第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62とから成る光ファイバ対の少なくとも1つにおいて、第2送信用光ファイバ61や第2受信用光ファイバ62のクラッドの外径が第1送信用光ファイバ21や第1受信用光ファイバ22のクラッドの外径より大きく、第1送信用光ファイバ21や第1受信用光ファイバ22のそれぞれの光の閉じ込め力が、第2送信用光ファイバ61や第2受信用光ファイバ62のそれぞれの光の閉じ込め力より大きくてもよい。つまり、それぞれの第1送信用光ファイバ21及びそれぞれの第1受信用光ファイバ22から成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの第2送信用光ファイバ61及びそれぞれの第2受信用光ファイバ62から成りそれぞれの第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力は第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力より大きく、第2シングルコアファイバのクラッドの外径は第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きいこととしてもよい。同様に、このような複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、第1シングルコアファイバがトレンチ層を有し、第2シングルコアファイバがトレンチ層を有さず、第2シングルコアファイバのクラッドの外径は第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きいこととしてもよい。
また、上記実施形態では、それぞれのマルチコアファイバ10の一部と、ファンインファンアウトデバイス30と、それぞれの第1送信用光ファイバ21と、それぞれの第1受信用光ファイバ22とが、筐体2の空間内に収容される例で説明したが、筐体2は必須の構成ではない。
また、送受信コネクタ40は、上記形態に限らず、例えば、1つの送信コネクタポート41を有する第1送信用光ファイバ21の数と同数の単心送信コネクタと、1つの受信コネクタポート42を有する第1受信用光ファイバ22の数と同数の単心受信コネクタから成ってもよい。また例えば、第1送信用光ファイバ21の数と第1受信用光ファイバ22の数とが同じであれば、送受信コネクタ40は、1つの送信コネクタポート41と1つの受信コネクタポート42を有し、第1送信用光ファイバ21の数と同数のデュアル送受信コネクタから成ってもよい。
また、マルチコアファイバ10の他の例として、コアがクラッドで囲われた複数のシングルコアファイバが樹脂により纏められたものを挙げることができる。
また、第1送信用光ファイバ21及び第1受信用光ファイバ22である光ファイバの少なくとも一部が複数の光ファイバの接続体から成ってもよい。1つの光ファイバではファイバ長に限りがある場合がある。そこで、第1送信用光ファイバ21や第1受信用光ファイバ22が光ファイバ接続体から成ることで、第1送信用光ファイバ21や第1受信用光ファイバ22を長尺にすることができる。この場合、複数の光ファイバは融着により接続されることが好ましい。融着により接続されることで、コネクタにより複数の光ファイバが接続される場合よりも接続損失を低減することができる。また、第2送信用光ファイバ61及び第2受信用光ファイバ62である光ファイバの少なくとも一部が複数の光ファイバの接続体から成ってもよい。この場合も、第2送信用光ファイバ61や第2受信用光ファイバ62を長尺にすることができる。また、この場合も、接続損失を低減することができる観点から、複数の光ファイバは融着により接続されることが好ましい。
また、本実施形態では、第1送信用光ファイバ21と第1受信用光ファイバ22とが、テープ心線として単一又は複数の被覆により互いに束ねられていてもよく、第2送信用光ファイバ61と第2受信用光ファイバ62とが、テープ心線として単一又は複数の被覆により互いに束ねられてもよい。これにより、第1送信用光ファイバ21と第1受信用光ファイバ22との配置及び第2送信用光ファイバ61と第2受信用光ファイバ62との配置が固定され得る。したがって、それぞれの光ファイバにおける端部の位置関係が明確となり、第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61との接続及び第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62との接続が容易になり得る。また、この場合、送受信コネクタ40が設けられず、第1送信用光ファイバ21と第2送信用光ファイバ61とが互いに融着接続されたり、第1受信用光ファイバ22と第2受信用光ファイバ62とが互いに融着接続される場合に、光ファイバの位置関係が明確であるため、融着接続を行い易い。また、第1送信用光ファイバ21、第1受信用光ファイバ22、第2送信用光ファイバ61、及び第2受信用光ファイバ62が、複数の光ファイバが互いに融着接続された光ファイバ接続体から成る場合、互いに融着接続される光ファイバが別個のテープ心線に含まれてもよい。この場合、別個のテープ心線にそれぞれ含まれる当該複数の光ファイバの位置関係が明確であるため、テープ心線同士を接続する場合に、当該複数の光ファイバを互いに融着接続して光ファイバ接続体を形成し易い。
本発明によれば、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置が提供され得、例えば光通信等の分野において利用可能である。
(付記事項)
ところで、マルチコアファイバでは、コア間距離が小さいためクロストークが生じやすい。このため、通信に影響のあるクロストークの低減された光信号が伝搬することが望まれる。
そこで、本発明は、通信に影響のあるクロストークを低減し得る光入出力装置を提供することを目的とする。
上記目的の達成のため、本発明の光入出力装置は、少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む少なくとも1つのマルチコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアとそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスと、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアとトランシーバの送信ポートとを光学的に結合可能であり、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアと前記トランシーバの受信ポートとを光学的に結合可能なコネクタポートを前記第1送信用シングルコアファイバ及び前記第1受信用シングルコアファイバの総数と同数有する送受信コネクタと、を備える。
このような光入出力装置によれば、それぞれの送信用シングルコアファイバのコアがトランシーバの送信ポートに光学的に接続される場合に、マルチコアファイバにおける送信コアにはトランシーバの送信ポートから送信される光信号が送信用シングルコアファイバを介して伝搬し、それぞれの受信用シングルコアファイバのコアがトランシーバの受信ポートに光学的に接続される場合に、受信コアには受信用シングルコアファイバを介してトランシーバの受信ポートで受信される光信号が伝搬する。このため、マルチコアファイバ内の送信コアと受信コアとでは逆方向に光が伝搬する。従って、送信コアと受信コアとでクロストークが生じる場合であっても、送信コアから受信コアにクロストークする光はトランシーバで受信されることが抑制され、受信コアから送信コアにクロストークする光は送信先のトランシーバに伝搬することが抑制される。従って、本発明の光入出力装置によれば、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。
また、前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合うコア対の少なくとも一つは、一方が前記送信コアであり他方が前記受信コアである送受信コア対であることが好ましい。
クロストークは、コア間距離が小さいほど大きくなる傾向にある。従って、最短距離で互いに隣り合うコア対が上記の送受信コア対であることで、最短距離で互いに隣り合うコア対の全てが送信コア同士のコア対や受信コア同士のコア対である場合と比べて、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。
この場合、前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合う全ての前記コア対が、前記送受信コア対であることが好ましい。
このようにすることで、通信に影響のあるクロストークをより低減し得る。
また、上記のいずれかに記載の光入出力装置は、前記マルチコアファイバを複数備え、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記受信コアにそれぞれ光学的に結合されることが好ましい。
互いに隣り合う一対の送信コネクタポートに接続される第1送信用光ファイバ及び互いに隣り合う一対の受信コネクタポートに接続される第1受信用光ファイバは、トランシーバにおいて互いに隣り合う一対の送信ポート及び互いに隣り合う一対の受信ポートにそれぞれ光学的に結合される傾向にある。ところで、トランシーバにおいては、一般的に、互いに隣り合う送信ポートから出射する光同士やこれらの光となる電気信号同士でクロストークが生じ易く、互いに隣り合う受信ポートから出射する光同士やこれらの光が変換される電気信号同士においてクロストークが生じ易い。しかし、このようなクロストークが生じる場合であっても、トランシーバにおいてクロストークが生じた光を伝搬する一対の第1送信用シングルコアファイバのコアは互いに異なるマルチコアファイバの送信コアに結合され、トランシーバにおいてクロストークが生じる光を伝搬する一対の第1受信用シングルコアファイバのコアは互いに異なるマルチコアファイバの受信コアに結合される。従って、上記のクロストークが生じた一対の第1送信用シングルコアファイバのコアを伝搬するそれぞれの光信号同士のマルチコアファイバにおけるクロストークが抑制され、上記のクロストークが生じる一対の第1受信用シングルコアファイバのコアを伝搬するそれぞれの光信号同士のマルチコアファイバにおけるクロストークが抑制される。従って、互いに隣り合う一対のコネクタポートに接続される一対の第1送信用シングルコアファイバが同じマルチコアファイバの送信コアに結合される場合や、互いに隣り合う一対のコネクタポートに接続される一対の第1受信用シングルコアファイバが同じマルチコアファイバの受信コアに結合される場合と比べて、通信に影響のあるクロストークを低減し得る。
或いは、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける互いに最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける互いに最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記受信コアにそれぞれ光学的に結合されることとしても好ましい。
上記のようにトランシーバにおいてクロストークが生じる場合であっても、これら一対の第1送信用シングルコアファイバのコアはマルチコアファイバにおける最短距離で隣り合わない一対の送信コアに結合され、これら一対の第1受信用シングルコアファイバのコアはマルチコアファイバにおける最短距離で隣り合わない一対の受信コアに結合される。従って、上記のクロストークが生じた一対の第1送信用シングルコアファイバのコアがマルチコアファイバにおける最短距離で隣り合う一対の送信コアに結合されたり、上記のクロストークが生じる一対の第1受信用シングルコアファイバのコアがマルチコアファイバにおける最短距離で隣り合う一対の受信コアに結合されたりする場合と比べて、マルチコアファイバにおけるクロストークを抑制し得る。
この場合、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記送信コアの間には、前記受信コアが位置し、互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記受信コアの間には、前記送信コアが位置することが好ましい。
上記の一対の送信コアの間に受信コアが位置しない場合や、上記の一対の受信コアの間に送信コアが位置しない場合と比べて、通信に影響を及ぼすクロストークを抑制することができる。
また、上記のいずれかに記載の光入出力装置は、クラッドの中心に配置される中心コアが前記送信コアまたは前記受信コアであり、前記中心コアの周りに少なくとも1つの前記送信コアと少なくとも1つの前記受信コアとが配置される前記マルチコアファイバを複数備え、前記送受信コネクタは、全ての前記コネクタポートのうち一部の当該コネクタポートを2つ以上有する複数の部分コネクタから成り、それぞれの前記マルチコアファイバの前記中心コアと光学的に結合される前記第1送信用シングルコアファイバまたは前記第1受信用シングルコアファイバのそれぞれは特定の前記部分コネクタの前記コネクタポートに接続され、それぞれの前記マルチコアファイバの前記中心コアの周りに配置されるそれぞれの前記送信コアに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記マルチコアファイバの前記中心コアの周りに配置されるそれぞれの前記受信コアに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバは、前記特定の部分コネクタ以外の前記部分コネクタの前記コネクタポートに接続されることが好ましい。
クラッドの中心に配置される中心コアを伝搬する光は、その周りに配置される周囲コアのそれぞれからクロストークによる影響を受ける。従って、上記のように中心コアと光学的に結合するコアを有するシングルコアファイバが特定の部分コネクタに接続されることで、特定の部分コネクタとトランシーバとが光学的に接続される場合に、クロストークの影響が大きな光を特定の部分コネクタから一つのトランシーバに集めて接続し易くなる。このため、当該トランシーバでクロストークに対する適切な処理を行い易くし得る。
また、全ての前記マルチコアファイバはそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバよりも長いことが好ましい。
光通信においては、それぞれのコアを伝搬する光の伝送時間に差が生じるスキューが問題となる場合がある。マルチコアファイバでは配置されるコアの長さに差が生じにくいため、上記スキューが生じにくい。一方、複数のシングルコアファイバはそれぞれのコアの長さに差が生じやすく、上記スキューが生じやすい。従って、上記のように全てのマルチコアファイバがそれぞれの第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの第1受信用シングルコアファイバよりも長いことで、シングルコアファイバの伝送路の割合を小さくすることができる。このため、全てのマルチコアファイバがそれぞれの第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの第1受信用シングルコアファイバよりも短い場合と比べて、スキューを抑制し得る。
また、上記のいずれかに記載の光入出力装置は、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの少なくとも一部が収容される筐体と、前記第1送信用シングルコアファイバと同数であり、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端における前記コアと光学的に結合すると共に前記トランシーバの前記送信ポートと光学的に結合可能なコアを有し、少なくとも一部が前記筐体外に配置される第2送信用シングルコアファイバと、前記第1受信用シングルコアファイバと同数であり、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端における前記コアと光学的に結合すると共に前記トランシーバの前記受信ポートと光学的に結合可能なコアを有し、少なくとも一部が前記筐体外に配置される第2受信用シングルコアファイバと、を更に備える。そして、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバから成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの前記第2送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第2受信用シングルコアファイバから成りそれぞれの前記第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対を想定する。この場合に、複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、前記第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力は前記第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力より大きく、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きいことが好ましい。或いは、この場合に、前記第1シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドと、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層とを有し、前記第2シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドとを有すると共に、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層を有さず、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きいことが好ましい。
この場合、それぞれのシングルコアファイバ対は、第1送信用シングルコアファイバと第2送信用シングルコアファイバとから成るか、第1受信用シングルコアファイバと第2受信用シングルコアファイバとから成る。筐体内の限られた空間内で第1送信用シングルコアファイバ及び第1受信用シングルコアファイバが取り廻されるため、筐体内に配置される第1送信用シングルコアファイバ及び第1受信用シングルコアファイバは、筐体外に配置される第2送信用シングルコアファイバ及び第2受信用シングルコアファイバよりも大きな曲率で曲げられる傾向にある。従って、上記のように想定された第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力が、当該第1シングルコアファイバに光学的に結合される第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力より大きいことで、第1シングルコアファイバでの光の曲げ損失を抑制することができる。また、第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力が、第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力よりも小さい場合、第2シングルコアファイバのコアの屈折率を第1シングルコアファイバのコアの屈折率よりも小さくし得る。この場合には、第2シングルコアファイバのコアに添加される屈折率を上げるためのドーパントの量を抑えることができ、第2シングルコアファイバでは、第1シングルコアファイバよりもレイリー散乱による損失を抑えることができる。ところで、筐体外に配置される第2シングルコアファイバは、一般的に、入出力デバイスと離れた位置に配置されるトランシーバと接続されるため、第1シングルコアファイバよりも長い傾向にある。従って、第2シングルコアファイバにおけるレイリー散乱による損失を第1シングルコアファイバよりも抑えることができることにより、光入出力装置で光の損失を抑えることができる。
また、第1シングルコアファイバがトレンチ層を有する場合にも、第1シングルコアファイバでの光の曲げ損失を抑制することができる。また、トレンチ層を有する光ファイバは、上記のように曲げ損失を抑制することができるが、長距離の光の伝送に対しては、トレンチ層を有さない光ファイバよりも伝送損失が大きい傾向にある。従って、上記のように、第1シングルコアファイバよりも長い傾向にある第2シングルコアファイバがトレンチ層を有さないことにより、第2シングルコアファイバでの光の伝送損失を抑制することができ、光入出力装置の光の損失を抑えることができる。
また、第1シングルコアファイバのクラッドの外径が第2シングルコアファイバのクラッドの外径より小さいことで、第1シングルコアファイバの破断係数を第2シングルコアファイバの破断係数よりも小さくし得る。従って、第1シングルコアファイバが第2シングルコアファイバよりも大きな曲率で曲げられても、第1シングルコアファイバの破断を抑制し得る。
また、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアと前記トランシーバの前記送信ポートとが光学的に結合され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアと前記トランシーバの前記受信ポートとが光学的に結合されていてもよい。

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む複数のマルチコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバと同数のファンインファンアウトデバイスであって、各マルチコアファイバに対応するファンインファンアウトデバイスが、当該マルチコアファイバの前記送信コアと同数の前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、当該マルチコアファイバの前記受信コアと同数の前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスとを備え、
    第1送信用シングルコアファイバと同数の第2送信用シングルコアファイバであって、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバのコアとトランシーバの送信ポートとを光学的に結合する第2送信用シングルコアファイバと、
    第1受信用シングルコアファイバと同数の第2受信用シングルコアファイバであって、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバのコアと前記トランシーバの受信ポートとを光学的に結合する第2受信用シングルコアファイバとをさらに備え、
    前記第1送信用シングルコアファイバと前記第1受信用シングルコアファイバとが、テープ心線として互いに束ねられ、前記第2送信用シングルコアファイバと前記第2受信用シングルコアファイバとが、テープ心線として互いに束ねられる
    ことを特徴とする光入出力装置。
  2. それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの少なくとも一部が収容される筐体と、
    それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバから成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの前記第2送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第2受信用シングルコアファイバから成りそれぞれの前記第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、前記第1シングルコアファイバの光の閉じ込め力は前記第2シングルコアファイバの光の閉じ込め力より大きく、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きい
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  3. それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバから成る複数の第1シングルコアファイバと、それぞれの前記第2送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第2受信用シングルコアファイバから成りそれぞれの前記第1シングルコアファイバに光学的に結合する複数の第2シングルコアファイバと、から成る複数のシングルコアファイバ対の少なくとも1つにおいて、前記第1シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドと、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層とを有し、前記第2シングルコアファイバは、前記コアと、前記コアを囲い前記コアよりも低い屈折率のクラッドとを有すると共に、前記コアを囲い前記クラッドに囲われ前記クラッドよりも低い屈折率のトレンチ層を有さず、前記第2シングルコアファイバのクラッドの外径は前記第1シングルコアファイバのクラッドの外径より大きい
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  4. 少なくとも1つの送信コア及び少なくとも1つの受信コアを含む複数のマルチコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバの前記送信コアの総数と同数の第1送信用シングルコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバの前記受信コアの総数と同数の第1受信用シングルコアファイバと、
    全ての前記マルチコアファイバと同数のファンインファンアウトデバイスであって、各マルチコアファイバに対応するファンインファンアウトデバイスが、当該マルチコアファイバの前記送信コアと同数の前記第1送信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記送信コアとを光学的に結合し、当該マルチコアファイバの前記受信コアと同数の前記第1受信用シングルコアファイバの一端におけるそれぞれのコアと当該マルチコアファイバのそれぞれの前記受信コアとを光学的に結合するファンインファンアウトデバイスとを備え、
    それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバのコアとトランシーバの送信ポートとを光学的に結合可能であり、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの他端に接続され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバのコアと前記トランシーバの受信ポートとを光学的に結合可能なコネクタポートを前記第1送信用シングルコアファイバ及び前記第1受信用シングルコアファイバの総数と同数有する送受信コネクタと、
    それぞれの前記マルチコアファイバの一部と、前記マルチコアファイバと同数の前記ファンインファンアウトデバイスと、それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバおよび前記第1受信用シングルコアファイバとが収容される筐体とを備え、
    前記送受信コネクタのコネクタポートは、
    前記筐体に固定された単心送信コネクタおよび単心受信コネクタであって、1つの送信コネクタポートを有し、前記第1送信用シングルコアファイバと同数の単心送信コネクタ、および、1つの受信コネクタポートを有し、前記第1受信用シングルコアファイバと同数の単心受信コネクタから成るか、または、
    第1送信用シングルコアファイバの数と第1受信用シングルコアファイバの数とが同じであり、送受信コネクタのコネクタポートは、
    前記筐体に固定されたデュアル送受信コネクタであって、1つの送信コネクタポートと1つの受信コネクタポートを有し、前記第1送信用シングルコアファイバと同数のデュアル送受信コネクタから成る
    ことを特徴とする光入出力装置。
  5. 互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、
    互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、異なる前記マルチコアファイバの前記受信コアにそれぞれ光学的に結合される
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  6. 互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記送信コアにそれぞれ光学的に結合され、
    互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアは、1つの前記マルチコアファイバにおける最短距離で互いに隣り合うコア対以外の一対の前記受信コアにそれぞれ光学的に結合される
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  7. 互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記送信コアの間には、前記受信コアが位置し、
    互いに隣り合う一対の前記コネクタポートに接続されるそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアが光学的に結合される前記マルチコアファイバにおける一対の前記受信コアの間には、前記送信コアが位置する
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  8. 前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合うコア対の少なくとも一つは、一方が前記送信コアであり他方が前記受信コアである送受信コア対である
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の光入出力装置。
  9. 前記マルチコアファイバの少なくとも1つにおいて、最短距離で互いに隣り合う全ての前記コア対が、前記送受信コア対である
    ことを特徴とする請求項に記載の光入出力装置。
  10. 全ての前記マルチコアファイバはそれぞれの前記第1送信用シングルコアファイバ及びそれぞれの前記第1受信用シングルコアファイバよりも長い
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の光入出力装置。
  11. それぞれの前記第1送信用シングルコアファイバの前記コアと前記トランシーバの前記送信ポートとが光学的に結合され、それぞれの前記第1受信用シングルコアファイバの前記コアと前記トランシーバの前記受信ポートとが光学的に結合されている
    ことを特徴とする請求項から10のいずれか1項に記載の光入出力装置。
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