JP7841006B2 - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP7841006B2 JP2024016922A JP2024016922A JP7841006B2 JP 7841006 B2 JP7841006 B2 JP 7841006B2 JP 2024016922 A JP2024016922 A JP 2024016922A JP 2024016922 A JP2024016922 A JP 2024016922A JP 7841006 B2 JP7841006 B2 JP 7841006B2
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Description

本発明は、空気浄化装置に関する。
特許文献1には、下駄箱、ゴミ箱等の臭気を伴う密閉空間を脱臭するための脱臭装置が開示されている。特許文献1に記載の脱臭装置は、光源と、光源から発された光を反射する凹面鏡と、凹面鏡にて反射された光が照射される光触媒エレメントとを備える。そして、特許文献1に記載の脱臭装置においては、光源から発された光が、凹面鏡にて反射されて光触媒エレメントに照射されることで、光触媒が活性化されて匂い物質が分解される。
特開2004-201994号公報
特許文献1に記載の脱臭装置おいては、光源が発する光自身の空気浄化能力を向上させることについては考慮されていない。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、空気浄化性能を高めることができる空気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記の目的を達成するため、紫外光を発する紫外光源と、前記紫外光源から発される紫外光を反射する第1反射部と、前記紫外光源から発され前記第1反射部にて反射される紫外光を前記第1反射部へ向けて反射するとともに、前記第1反射部との間に空気流路を形成する第2反射部と、を備え、前記第1反射部は、球面に沿った凹面鏡にて構成されている、空気浄化装置を提供する。
本発明によれば、空気浄化性能を高めることができる空気浄化装置を提供することが可能となる。
第1の実施の形態における、空気浄化装置の一部断面図である。 図1から紫外光源と第1反射部の断面と第2反射部の断面とを抜き出して表したものである。 第2の実施の形態における、空気浄化装置の正面図である。 図3のIV線矢視図である。 第3の実施の形態における、空気浄化装置の一部断面図である。 図5のVI線矢視図である。 第4の実施の形態における、空気浄化装置の一部断面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(空気浄化装置1)
図1は、本形態における、空気浄化装置1の一部断面図である。図2は、図1から紫外光源2と第1反射部3の断面と第2反射部4の断面とを抜き出して表したものである。図2においては、紫外光源2から発される紫外光の経路の2例を表している。図2においては、紫外光から発されて第1反射部3にて反射される前の紫外光の経路を実線の矢印で表し、第1反射部3にて1回目に反射された後の紫外光の経路を一点鎖線の矢印で表し、第2反射部4にて反射された後の紫外光の経路を二点鎖線の矢印で表し、第1反射部3に2回目に反射された後の紫外光の経路を破線にて表している。
図1に示すごとく、本形態の空気浄化装置1は、室内10に設置され、室内10の空気を浄化する。空気浄化装置1は、紫外光を発する紫外光源2と、紫外光源2から発される紫外光を反射する第1反射部3と、紫外光源2から発され第1反射部3にて反射される紫外光を第1反射部3へ向けて反射する第2反射部4とを備える。第1反射部3と第2反射部4との間には、室内10の空気が流通可能な空気流路11が形成されている。そして、図2に示すごとく、空気浄化装置1は、紫外光源2から発される紫外光を第1反射部3と第2反射部4とで空気流路11内で多重反射(例えば2回以上反射)させることで、空気流路11内の空気中の細菌、ウイルス等に紫外光を効率的に照射可能とし、もって空気浄化性能の向上を図ったものである。室内10の空気が繰り返し空気浄化装置1を通過することで、室内10の空気中のウイルス、細菌等が次第に殺菌される。
以後、第1反射部3と第2反射部4との並び方向を上下方向Zといい、第2反射部4に対する第1反射部3側を上側、第1反射部3に対する第2反射部4側を下側という。本形態においては、空気浄化装置1が室内10に設置された状態で、上下方向Zは鉛直方向となり、上下方向Zの上側は鉛直方向の上側となり、上下方向Zの下側は鉛直方向の下側となる。
紫外光源2は、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)とすることができる。紫外光源2は、例えば、中心波長が200nm以上350nm以下の紫外光を発する紫外LEDであり、特に本形態においては、中心波長が290nm以下となる深紫外光を発する深紫外LEDである。深紫外光は、紫外光の中でもウイルス、細菌等の殺菌性能が高い。
紫外光源2は、上下方向Zにおける第1反射部3と第2反射部4との間の空間に配される。紫外光源2は、光が取り出される照射面21を上面に有し、照射面21を第1反射部3へ向けた姿勢で配されている。
図1に示すごとく、紫外光源2は、例えば、照射面21と反対側の部位において、支持部5に保持されている。支持部5は、例えば、第2反射部4の中央部から延在しており、上下方向Zに長尺な柱状を呈している。支持部5が大きく形成された場合、支持部5による紫外光の吸収、反射等が生じるおそれがあるため、支持部5を上下方向Zに長尺な柱状とすることで、支持部5に紫外光が当たることが抑制される。支持部5は、紫外光源2が発する紫外光を吸収可能な材料からなることが好ましい。これにより、空気流路11内の紫外光が支持部5に反射されて外部に漏れることが抑制される。例えば、紫外光源2が発する紫外光に関する支持部5の吸収率は、50%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。また、支持部5は、熱伝導性を有し、紫外光源2に生じる熱を逃がすヒートシンクの役割を有することが好ましい。
図2に示すごとく、第1反射部3は、紫外光源2から発される紫外光を最初に反射させる。第1反射部3は、紫外光源2が発する紫外光を反射する材料からなる。紫外光源2が発する紫外光に関する第1反射部3の反射率は、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。
図1に示すごとく、第1反射部3は、紫外光源2を上側から覆うよう配されている。第1反射部3は、上側に凹んだ凹曲面状に形成されている。本形態において、第1反射部3は、凹面鏡にて構成されている。すなわち、第1反射部3は、下側に開放された放物面状に形成されている。そして、図2に示すごとく、第1反射部3の焦点位置に紫外光源2が配置されており、第1反射部3は、紫外光源2から発される紫外光を、上下方向Zに沿った平行光(図2の一点鎖線の矢印参照)となるよう反射する。なお、紫外光源2の位置は、紫外光源2が発された光が第1反射部3から第2反射部4へ反射されるような位置であればよく、例えば第1反射部3の焦点位置からずれた位置であってもよい。この場合、紫外光源2は、上下方向Zにおける開口部111の形成範囲(すなわち本形態においては上下方向Zにおける第1反射部3から第2反射部4までの間の範囲)に配置されることが好ましい。さらに、紫外光源2の位置は、前述の形成範囲の中でも、第1反射部3の焦点と上下方向Zに重なる位置がより好ましい。
図1に示すごとく、第1反射部3は、紫外光源2の指向半値角θ1[°]内の領域よりも広い領域に形成されている。つまり、紫外光源2から発される紫外光のうち、最大強度の半分以上の強度の紫外光はすべて第1反射部3にて反射されるよう構成されている。本形態において、指向半値角θ1は、180°未満である。紫外光源2から発されて第1反射部3にて反射された紫外光は、第2反射部4へ向かう。
第2反射部4は、図2の一点鎖線の矢印で示すように第1反射部3にて反射された紫外光を、図2の二点鎖線の矢印にて示すように第1反射部3へ戻すよう反射させる。本形態において、第2反射部4は、第1反射部3とは別体に構成されており、紫外光源2が発する紫外光を反射する材料からなる。紫外光源2が発する紫外光に関する第2反射部4の反射率は、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。
図1に示すごとく、第2反射部4は、紫外光源2を下側から覆うよう配されている。第2反射部4は、下側に凹んだ凹曲面状に形成されている。本形態において、第2反射部4は、凹面鏡にて構成されている。すなわち、第2反射部4は、上側に開放された放物面状に形成されている。第2反射部4は、紫外光源2を中心に第1反射部3と上下対称に形成されている。
第2反射部4は、第1反射部3と上下方向Zに間隔をあけて配されているとともに、第1反射部3と第2反射部4とは、互いの開放部を向かい合わせるよう配されている。これにより、第1反射部3と第2反射部4との間には、空気流路11の開口部111が全周に渡って形成される。紫外光源2を通るとともに上下方向Zに平行な空気浄化装置1の断面において、紫外光源2を中心とした開口部111の開口角度θ2[°]は、θ2≦180°-θ1を満たすことが好ましい。この場合、開口部111からの紫外光の漏れを抑制しやすい。
第2反射部4は、図2の一点鎖線の矢印で示すような第1反射部3からの平行光を、図2の二点鎖線の矢印で示すように焦点位置に集光させる。本形態において、第2反射部4の焦点位置は、紫外光源2の位置である。なお、第2反射部4の焦点位置は、紫外光源2の位置からずれた位置であってもよい。この場合、第2反射部4の焦点位置は、例えば紫外光源2と上下方向Zに重なる位置が好ましい。
第2反射部4は、詳細な図示は省略するが、第1反射部3と連結されている。例えば、空気流路11外に第1反射部3と第2反射部4とを連結する連結部材を設けることで、空気流路11内の紫外光が連結部材にて吸収、反射等されることが防止される。また、空気流路11内に連結部材が配されていてもよい。この場合は、連結部材を放熱用、配線用の部材として兼用してもよい。
図1に示すごとく、本形態の空気浄化装置1は、ファン6とコネクタ部7とを更に有する。ファン6は、空気流路11内に空気の流れを生じさせる。本形態において、ファン6は、開口部111の1箇所に配置されている。ファン6は、空気流路11内に空気を導入させるよう用いてもよいし、空気流路11内から空気を排出するよう用いてもよい。ファン6は、ファン6の回転軸方向から見たときに紫外光源2と重なる位置に配されている。これにより、ファン6によって生じる気流が紫外光源2の周囲に導かれやすく、紫外光源2の放熱性が向上する。また、紫外光源2を挟んでファン6と反対側も開口部111が存在することで、紫外光源2の放熱性がより向上する。
ファン6は、紫外光源2が発する紫外光を吸収可能な材料からなることが好ましい。これにより、例えば紫外光源2の指向半値角θ1よりも外側の領域に発される弱い紫外光が開口部111から漏れ出ることが抑制される。紫外光源2が発する紫外光に関するファン6の吸収率は、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。
図示は省略するが、ファン6は、第1反射部3及び第2反射部4の少なくとも一方に固定されている。例えば、空気流路11外にファン6と第1反射部3とを固定するための固定部材を設けることで、空気流路11内の紫外光が固定部材にて吸収、反射等されることが防止される。また、空気流路11内に固定部材が配されていてもよい。ファン6及び紫外光源2は、コネクタ部7から給電される。
コネクタ部7は、第1反射部3の上部に固定されている。コネクタ部7は、室内10の天井101に設けられた照明機器接続部101aに接続可能なコネクタである。照明機器接続部101aは、照明機器を接続するために室内10に既設されているものである。本形態において、コネクタ部7は、照明機器接続部101aとしての引掛シーリングボディに接続可能な引掛シーリングキャップである。なお、コネクタ部7の構成はこれに限られず、照明機器接続部101aとしての電球ソケットに螺合して接続される口金を有するコネクタであってもよい。コネクタ部7が照明機器接続部101aに接続されることで、空気浄化装置1の各部(本形態においてはファン6及び紫外光源2)が給電される。なお、コネクタ部7からファン6及び紫外光源2までの配線経路の図示は省略している。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
空気浄化装置1は、紫外光を発する紫外光源2と、紫外光源2から発される紫外光を反射する第1反射部3と、紫外光源2から発され第1反射部3にて反射される紫外光を第1反射部3へ向けて反射するとともに、第1反射部3との間に空気流路11を形成する第2反射部4とを備える。それゆえ、紫外光が第1反射部3及び第2反射部4にて多重に反射され、紫外光が空気浄化のために効率的に用いられる。これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
また、第1反射部3は、凹曲面状に形成されている。それゆえ、紫外光源2から発される紫外光が集光され、空気浄化のためにより効率的に用いられる。そのため、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。特に、第1反射部3を凹面鏡にて構成することで、空気浄化装置1の空気浄化性能のより一層の向上を図ることができる。
また、第2反射部4は、凹曲面状に形成されている。それゆえ、第2反射部4にて反射された紫外光を、第1反射部3へ向けやすい。これによっても、紫外光源2から発される紫外光が空気浄化のためにより効率的に用いられ、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。特に、第2反射部4を凹面鏡にて構成することで、空気浄化装置1の空気浄化性能のより一層の向上を図ることができる。
また、空気流路11の開口部111に配置されたファン6を更に備える。それゆえ、空気浄化装置1の大型化を抑制しつつファン6を設置することができる。また、空気流路11内の紫外光がファン6に照射されることが抑制されるため、紫外光がファン6によって吸収されたり、紫外光がファン6に反射されて空気流路11の開口部111から漏れ出たりすることが抑制される。特に、ファン6を、紫外光源2が発する紫外光を吸収する材料から構成することで、空気流路11の開口部111からの紫外光の漏れを一層抑制しやすい。
また、紫外光源2は、発光ダイオードであり、第1反射部3は、紫外光源2の指向半値角θ1内の領域よりも広い領域に形成されている。それゆえ、紫外光源2から発される光のうち少なくとも光強度が最大値の50%以上の光については、第1反射部3から第2反射部4へ反射されるため、紫外光が空気浄化のためにより効率的に用いられ、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
また、空気浄化装置1は、室内10の天井101に設けられた照明機器接続部101aに接続可能なコネクタ部7を有する。室内10の天井101には照明機器接続部101aが既設されていることが多いため、本形態においては室内10への設置が容易な空気浄化装置1を提供することができる。
以上のごとく、本形態によれば、空気浄化性能を高めることができる空気浄化装置を提供することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、本形態における空気浄化装置1の正面図である。図4は、図3のIV線矢視図である。
本形態は、第1の実施の形態に対し、第1反射部3及び第2反射部4の構成を変更した形態である。
第1反射部3は、上下方向Zに直交する一方向(以後、長手方向Xという。)に長尺に形成されており、長手方向Xに直交する断面形状が、上側に凹んだ曲線状である。例えば、第1反射部3は、長尺な円柱の側面を縦に2分割したような凹曲面状に形成されている。なお、長手方向X及び上下方向Zの双方に直交する方向を短手方向Yという。
また、第2反射部4は、長手方向Xに長尺に形成されており、長手方向Xに直交する断面形状が、下側に凹んだ曲線状である。第2反射部4は、紫外光源2を中心に第1反射部3と上下対称に形成されている。
第1反射部3と第2反射部4との間の空間が、空気流路11となっている。空気流路11の開口部は、第1反射部3と第2反射部4との短手方向Yの両端部同士で形成される2つの横開口部111aと、第1反射部3と第2反射部4との長手方向Xの両端部同士で形成される2つの縦開口部111bとを有する。
本形態において、ファン6は、一方の縦開口部111bに配置されている。これにより、紫外光源2から発される紫外光が、縦開口部111bから漏れ出ることが抑制される。また、空気流路11の長手方向Xの一端に位置する縦開口部111bにファン6を配置することで、空気流路11の全体に空気を導入しやすい。なお、ファン6は、横開口部111aに配置されていてもよい。
図4に示すごとく、本形態においては、複数の紫外光源2(具体的には発光ダイオード)を有する。複数の紫外光源2は、長手方向Xに並んで配値されている。複数の紫外光源2は、共通の支持部5にて支持されている。支持部5は、長手方向Xに長尺で、短手方向Yに短尺に形成されている。
その他は、第1の実施の形態と同様である。
なお、第2の実施の形態以降において用いた符号のうち、既出の形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態について、図5及び図6を参照して説明する。
図5は、本形態における空気浄化装置1の一部断面図である。図6は、図5のVI線矢視図である。
本形態は、第1の実施の形態に対し、第1反射部3及び第2反射部4の構成を変更した形態である。
本形態において、第1反射部3及び第2反射部4は互いに一体に構成されている。具体的には、本形態の空気浄化装置1は、球状部材8を有し、球状部材8の互いに異なる部位が第1反射部3及び第2反射部4を構成している。球状部材8は、球状に形成されており、その内側の空間である空気流路11に紫外光源2が収容されている。球状部材8は、少なくとも内面が、紫外光源2が発する紫外光を反射する材料からなる。
球状部材8のうち、紫外光源2の上側に位置し、紫外光源2から発される紫外光を最初に反射する部位が第1反射部3であり、球状部材8のうち、紫外光源2の下側に位置し、第1反射部3にて反射された紫外光を第1反射部3へ戻すよう反射する部位が第2反射部4である。球状部材8の内面は、完全な球面でなくてもよい。例えば、第1反射部3は、紫外光源2が発する紫外光を平行光とするような形状に形成されていてもよい。
球状部材8には、2箇所、空気流路11の開口部111が形成されている。2つの開口部111は、上下方向Zにおける球状部材8の中央位置において、上下方向Zに直交する方向に互いに重なる位置に形成されている。球状部材8に複数の開口部111を設ける構成とすることで、開口部111を必要最低限の大きさで形成しやすく、球状部材8の内部から外部への紫外光の漏れが抑制され得る。そして、一方の開口部111にファン6が配置されている。
その他は、第1の実施の形態と同様である。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態について、図7を参照して説明する。
図7は、本形態における、空気浄化装置1の一部断面図である。
本形態は、第1の実施の形態に対し、室内10を照らす照明部9を更に備えた形態である。照明部9は、特に限定されないが、例えば、白色、電球色等の可視光を発するLED素子等を有する。本形態において、照明部9は、第2反射部4の下部に設けられており、下側を照らすよう構成されている。照明部9は、例えばコネクタ部7から給電を受ける。なお、照明部9の構成、配置等は、前述のものに限られず、室内10を照らすことが可能であればよい。本形態によれば、空気浄化装置1にて、室内10の空気浄化とともに、室内10を照らすことが可能となる。
その他は、第1の実施の形態と同様である。
[変形例]
その他、空気浄化装置1が採り得る変形例について説明する。
第1乃至第4の実施の形態においては、第1反射部及び第2反射部がいずれも凹曲面状である例について説明したが、これに限られない。例えば、第1反射部及び第2反射部の少なくとも一方が平面状に形成されていてもよい。また、第1反射部及び第2反射部の少なくとも一方は、複数の平面で構成された凹面であってもよい。多重反射を発生させやすくする観点からは、第1乃至第4の実施の形態において示したように、第1反射部及び第2反射部がいずれも凹面状(特に凹曲面状)であることが好ましい。
第1乃至第4の実施の形態においては、フィルタを用いていない例を示したが、フィルタを用いてもよい。例えば、開口部の少なくとも一部、好ましくは全体又はファンが配された部分以外の全体を囲むようフィルタを設けてもよい。これにより、フィルタに空気中のウイルス、細菌等が捕集され、空気浄化装置の空気浄化性能が向上する。また、フィルタは、紫外光源が発する紫外光の照射によって活性化する触媒を担持していてもよい。これによって空気浄化装置の空気浄化性能が一層向上する。また、フィルタを、紫外光源が発する紫外光を吸収又は反射する材料から構成することで、紫外光の漏れを一層抑制できる。
また、第1乃至第4の実施の形態においては、1つのファンを用いた例を示したがこれに限られない。例えば、ファンを省略してもよい。例えば室内に空気調和機、換気扇等の室内の空気の循環を行う循環装置が存在すれば、この循環装置によって室内の空気が循環され、同時に空気浄化装置の空気流路内の空気も循環される。また、空気浄化装置にファンを複数設けてもよい。
また、第1乃至第4の実施の形態においては、紫外光源として、上側に紫外光を発するものと、下側に紫外光を発するものとを用いてもよい。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]本発明の第1の実施態様は、紫外光を発する紫外光源2と、前記紫外光源2から発される紫外光を反射する第1反射部3と、前記紫外光源2から発され前記第1反射部3にて反射される紫外光を前記第1反射部3へ向けて反射するとともに、前記第1反射部3との間に空気流路11を形成する第2反射部4と、を備える、空気浄化装置1である。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[2]本発明の第2の実施態様は、第1の実施態様において、前記第1反射部3が、凹曲面状に形成されていることである。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[3]本発明の第3の実施態様は、第2の実施態様において、前記第1反射部3が、凹面鏡にて構成されていることである。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[4]本発明の第4の実施態様は、第1乃至第3のいずれか1つの実施態様において、前記第2反射部4が、凹曲面状に形成されていることである。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[5]本発明の第5の実施態様は、第4の実施態様において、前記第2反射部4が、凹面鏡にて構成されていることである。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[6]本発明の第6の実施態様は、第1乃至第5のいずれか1つの実施態様において、前記空気流路11の開口部111,111a,111bに配置されたファン6を更に備えることである。
これにより、空気浄化装置1の大型化を抑制しつつファン6を設置することができる。
[7]本発明の第7の実施態様は、第6の実施態様において、前記ファン6が、前記紫外光源2が発する紫外光を吸収する材料からなることである。
これにより、空気流路11の開口部111,111a,111bからの紫外光の漏れを抑制しやすい。
[8]本発明の第8の実施態様は、第1乃至第7のいずれか1つの実施態様において、前記紫外光源2が、発光ダイオードであり、前記第1反射部3が、前記紫外光源2の指向半値角θ1内の領域よりも広い領域に形成されていることである。
これにより、空気浄化装置1の空気浄化性能が向上する。
[9]本発明の第9の実施態様は、第1乃至第8のいずれか1つの実施態様において、室内10の天井101に設けられた照明機器接続部101aに接続可能なコネクタ部7を更に有することである。
これにより、室内10への設置が容易な空気浄化装置1を提供することができる。
[10]本発明の第10の実施態様は、第9の実施態様において、前記室内10を照らす照明部9を更に有することである。
これにより、空気浄化装置1にて、室内10の空気浄化とともに、室内10を照らすことが可能となる。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、前述した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…空気浄化装置
10…室内
101…天井
101a…照明機器接続部
11…空気流路
111…開口部
111a…横開口部
111b…縦開口部
2…紫外光源
3…第1反射部
4…第2反射部
6…ファン
7…コネクタ部
9…照明部

Claims (8)

  1. 紫外光を発する紫外光源と、
    前記紫外光源から発される紫外光を反射する第1反射部と、
    前記紫外光源から発され前記第1反射部にて反射される紫外光を前記第1反射部へ向けて反射するとともに、前記第1反射部との間に空気流路を形成する第2反射部と、を備え
    前記第1反射部は、球面に沿った凹面鏡にて構成されている、
    空気浄化装置。
  2. 前記第2反射部は、凹曲面状に形成されている、
    請求項に記載の空気浄化装置。
  3. 前記第2反射部は、球面に沿った凹面鏡にて構成されている、
    請求項に記載の空気浄化装置。
  4. 前記空気流路の開口部に配置されたファンを更に備える、
    請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
  5. 前記ファンは、前記紫外光源が発する紫外光を吸収する材料からなる、
    請求項に記載の空気浄化装置。
  6. 前記紫外光源は、発光ダイオードであり、
    前記第1反射部は、前記紫外光源の指向半値角内の領域よりも広い領域に形成されている、
    請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
  7. 室内の天井に設けられた照明機器接続部に接続可能なコネクタ部を更に有する、
    請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
  8. 前記室内を照らす照明部を更に有する、
    請求項に記載の空気浄化装置。
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