JP7809929B2 - 井戸 - Google Patents
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- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/10—Geothermal energy
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Description
図1で示すように、リチャージ工法を水替え工事の補助工法として採用する地下工事現場では、山留め壁Rで囲まれた掘削領域Sに、地下水Gwを揚水するための揚水井戸2が設けられている。また、揚水した地下水Gwを強制的に地盤に還元するための注水井戸1が、山留め壁Rの背面側に設けられている。
注水井戸1は、地盤中に設けた地中孔H1に配置されたケーシング管11を備え、ケーシング管11には、少なくとも透水層P1と接する高さ範囲にストレーナー部12が設けられている。また、ストレーナー部12の外周面は、充填砂利13で被覆されている。これにより、注水井戸1は、揚水井戸2で揚水した地下水Gwが揚水管25の排水口251からケーシング管11内に供給されると、ストレーナー部12及び充填砂利13を介して透水層P1へ注水することができる。
また、ケーシング管11には、図1で示すように、水中ポンプ14と排水管15が備えられている。排水管15はケーシング管11内で鉛直状に延在し、上方端に設けられた排水口151がケーシング管11の上端より外方に配置され、下方端が水中ポンプ14に接続されている。水中ポンプ14はストレーナー部12の高さ範囲(その近傍を含む)に配置され、これら水中ポンプ14と排水管15は、注水井戸1において、ストレーナー部12や充填砂利13の強制排水による洗浄装置として機能する。
このような構成を有する注水井戸1は、山留め壁Rの背面側に設置されているから、山留め壁R内の掘削領域Sに新設構造物が構築されても、この新設構造物と干渉することがない。したがって、図2で示すように、工事完了後には閉塞せずに、注水井戸1の洗浄設備として利用した水中ポンプ14と排水管15を残置しておくことにより、例えば、建設工事完了後の建物供用中にも非常災害用井戸への転用を図ることが可能となる。
また、排水管15には電磁バルブ16aが装着されているとともに、電磁バルブ16aの上流側には排水管15から分岐して注水管17が設けられている。注水管17は、先端開口をケーシング管11の上端部近傍に挿入され、その管路には、電磁バルブ16bが装着されている。
≪直接型揚水利用≫
注水井戸1に備えた排水管15は、図2及び図3で示すように、排水口151の手前管路に設けられたヒートポンプ31が設けられて、直接型揚水利用の地中熱利用システム3を構成している。ヒートポンプ31は、排水管15を介して揚水された地下水Gwとの間で熱交換を行い、交換した熱を冷暖房や給湯などの住環境設備8へ利用可能にする装置である。これにより、地下水Gwの熱を熱資源として利用することができる。
また、地下水Gwで満たされた状態にある注水井戸1のケーシング管11内には、水中ポンプ14及び排水管15を取り囲むように配置される地中熱交換器42が挿入され、地上に設置されたヒートポンプ41とともに、間接型循環利用の地中熱利用システム4を構成している。ヒートポンプ41は、地上に配置され、地中熱交換器42内を循環する熱媒体Fとの間で熱交換を行い、交換した熱を冷暖房や給湯などの住環境設備8へ利用可能にする装置である。
ところで、図4(a)で示すように、間接型循環利用の地中熱利用システム4に用いる地中熱交換器42は、いわゆる分岐管型を採用しており、並列に配置された複数の採熱管43と、採熱管43の下端に設けられる接続治具44とを備えている。
センタライザー5は、図4(a)及び(d)で示すように、採熱管43を束ねてケーシング管11の略中央に配置する部材であり、接続治具44の上方に配置される。図5(a)で示すように、半円形状の分割片51を2体と、ボルト等の締結具53とを備え、締結具53を介して2体の分割片51を接合すると、図4(d)で示すようなドーナツ形状の円盤となる。その外径はケーシング管11の内径よりやや小さく、また、内径は3本の採熱管43と棒状のおもり部材7を収納可能な大きさを有する。
スペーサー6は、図3(b)で示すような排水管部スペーサー63と、図4(b)(c)で示すような、ポンプ部スペーサー62及び下部スペーサー61とを備え、地中熱交換器42に設置される高さ位置に応じて、水中ポンプ14や排水管15を保持する機能も併せ持つ。
下部スペーサー61は、図4(c)で示すように、センタライザー5の上方であって水中ポンプ14の下方に配置されるリング状の部材であり、その外周部に、送り管43bと還り管43aを挟持する挟持部611が、周方向に採熱管43の数だけ等間隔に設けられている。
ポンプ部スペーサー62は、図4(b)で示すように、水中ポンプ14を中央で把持しつつその外周に等間隔で採熱管43を保持する部材であり、水中ポンプ14を外方から囲繞する一対の半割バンド621を備える。
排水管部スペーサー63は、図3(b)で示すようにポンプ部スペーサー62と同様の構造を有しており、一対の半割バンド631と、半割バンド631を接合する締結具634を備える。また、半割バンド631の外周面には、採熱管43を挟持する挟持部632と、半割バンド631と挟持部632とを連結する連結部材633と、を備える。
上記のスペーサー6及びセンタライザー5を装着した地中交換器42及び、排水管15を備えた水中ポンプ14は、次の手順でケーシング管11内に配置される。その大きさはいずれでもよいが、図1及び図2の事例では、ケーシング管の管径は400mm、水中ポンプ14の外径は270mm、排水管の管径は89mm、採熱管43の管径は25mmを採用している。
こうして、地中交換器42及び排水管15を備えた水中ポンプ14が装備された注水井戸1は、工事期間中及び工事完了後に、以下のように利用することができる。
図1で示すように、揚水井戸2から揚水管25を介して注水井戸1に地下水Gwが排水されると、注水井戸1は、この地下水Gwをストレーナー部12及び充填砂利13を介して透水層P1へ注水することができる。また、定期的に排水管15を備えた水中ポンプ14を利用して前述の手順で井戸内洗浄を行うことにより、ストレーナー部12及び充填砂利13の目詰まりを防止することができる。このとき、排水管15の排水口151側が開状態となるよう電磁バルブ16を操作しておく。
掘削領域Sでの地下工事が完了したのち、揚水井戸2は閉塞されるが、注水井戸1は前述したように、山留め壁Rの背面側に設けられているから掘削領域Sに構築された新設構造物と干渉しない。したがって、図2で示すように、閉塞せずに水中ポンプ14と排水管15を、地中熱交換器42とともに残置しておく。
本実施の形態では、リチャージウェル工法で用いる注水井戸1を事例に挙げたが、これに限定するものではない。山留め壁Rもしくは山留め壁Rの背面側に設置される建設工事用の井戸であれば、いずれを採用することもでき、例えばディープウェル工法で用いる揚水井戸2を利用することもできる。
図7で示すように、揚水ポンプ24及び揚水管25を介して地下水Gwを揚水することにより、山留め壁Rを挟んで隣り合う掘削領域Sの地下水位Gを低下させる。このとき、揚水管25の排水口251側が開状態となるよう、揚水管25の電磁バルブ26a及び注水管27側の電磁バルブ26bを含む電磁バルブ26を操作しておく。
掘削領域Sでの地下工事完了後は、注水井戸1を事例に挙げて説明したように、揚水井戸2を閉塞せずに揚水ポンプ24と揚水管25を、地中熱交換器42とともに残置しておく。これにより、間接型循環利用の地中熱利用システム4で地下水Gwから得た熱を、掘削領域Sに構築した新設構造物もしくは掘削領域S近傍の建物の冷暖房や給湯などの住環境設備8へ利用することができる。
11 ケーシング管
12 ストレーナー部(集水部)
13 充填砂利
14 水中ポンプ
15 排水管
151 排水口
16 電磁バルブ
16a 電磁バルブ(排水管用)
16b 電磁バルブ(注水管用)
161 制御盤
17 注水管
18 貯水設備
2 揚水井戸
21 ケーシング管
22 ストレーナー部(集水部)
23 充填砂利
24 揚水ポンプ(水中ポンプ)
25 揚水管(排水管)
251 排水口
26 電磁バルブ
26a 電磁バルブ(排水管用)
26b 電磁バルブ(注水管用)
27 注水管
28 貯水設備
3 地中熱利用システム(オープンループ)
31 ヒートポンプ
4 地中熱利用システム(クローズドループ)
41 ヒートポンプ
42 地中熱交換器
43 採熱管
43a 還り管
43b 送り管
44 接続治具
5 センタライザー
51 分割片
52 立上がり部
53 締結具
6 スペーサー
61 下部スペーサー
611 挟持部
62 ポンプ部スペーサー
621 半割バンド
622 挟持部
623 連結部材
624 締結具
625 保護カバー
63 排水管部スペーサー
631 半割バンド
632 挟持部
633 連結部材
634 締結具
7 おもり部材
8 住環境設備
20 通信ネットワーク
30 制御サーバ
40 管理者端末
H1 地中孔
H2 地中孔
Gw 地下水
S 掘削領域
R 山留め壁
F 熱媒体
P1 透水層
P2 透水層
Claims (3)
- 地盤掘削を伴う地下工事で用いる建設工事用の井戸であって、
地下水を集水する集水部を備えたケーシング管と、
該ケーシング管内の前記集水部に配置される排水管を備える水中ポンプと、
該水中ポンプを囲うように配置され、熱媒体が循環する複数の採熱管を備える地中熱交換器と、を備え、
前記ケーシング管は、山留め壁の壁内もしくは背面側の地中に設けられていることを特徴とする井戸。 - 地盤掘削を伴う地下工事で用いる建設工事用の井戸であって、
地下水を集水する集水部を備えたケーシング管と、
該ケーシング管内の前記集水部の高さ範囲に配置される排水管を備える水中ポンプと、
該水中ポンプを囲うように配置され、熱媒体が循環する複数の採熱管を備える地中熱交換器と、を備え、
前記ケーシング管は、山留め壁の壁内もしくは背面側の地中に設けられており、
複数の前記採熱管は、該採熱管の間隔を保持するスペーサを介して前記水中ポンプと連 結されていることを特徴とする井戸。 - 請求項1または2に記載の井戸において、
前記排水管に、該排水管から分岐する注水管が設置され、
該注水管の開口端部が、前記ケーシング管内の上端部に配置されることを特徴とする井戸。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2021138237A JP7809929B2 (ja) | 2021-08-26 | 2021-08-26 | 井戸 |
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| JP2021138237A JP7809929B2 (ja) | 2021-08-26 | 2021-08-26 | 井戸 |
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