<第1の実施形態> 図1は、本発明の第1の実施形態に係るアルカリイオン水生成システム1の説明図である。
アルカリイオン水生成システム1は、アルカリイオン水生成部10と、アルカリイオン水生成部10へアルカリイオン水生成媒体21を供給するアルカリイオン水生成媒体供給部20と、アルカリイオン水生成部で生成されたアルカリイオン水を貯留するアルカリイオン水貯留部30と、アルカリイオン水搬送容器101を有する。
アルカリイオン水生成部10には、水道配管61によって水が供給される。 ここで水とは、水道水、井戸水等のアルカリイオン水生成システム1において、もっとも安価に供給を受けられる水をいう。 アルカリイオン水生成部10にはアルカリイオン水生成媒体供給部20からアルカリイオン水生成媒体21も供給される。 このためアルカリイオン水生成媒体供給部20は、アルカリイオン水生成媒体21を複数個備える。アルカリイオン水生成媒体21は、水と反応し、例えばpH12.5以上のアルカリイオン水に変える。
このpH12.5は、例えば、普通の電気分解によって、酸性イオン水とアルカリイオン水を作るシステムでは、非常に困難なアルカリ度である。 また、本実施形態のアルカリイオン水は、OH-イオンだけを含むものである。 それに対して、一般的に多くあるアルカリイオン水生成システムは、OH-イオンだけではなく、例えば、金属イオンも含むことになる。 これでは、金属イオンによるアレルギーも考えられる。 つまり、水をアルカリ性にする錠剤を水の中に投入(溶解)する方式のものは、本実施形態に使用できない。 ここで、図1では、アルカリイオン水生成媒体21は固体で記載しているが、液体であっても良い。
本実施形態における、アルカリイオン水とは、OH-イオンだけを含み、不可避的なものを除き金属イオンを含まないものをいう。 更に、本実施形態におけるアルカリイオン水とは、OH-イオンに比べて金属イオンの量が少ないことを言う。例示的な例でいえば、OH-イオンと金属イオンの数が10以上、OH-イオンの数が多いものをいう。
このようなアルカリイオン水を生成する方法は、具体的には、例えば、既に開示されている技術である特開2004-275841号公報の方法を使用して、アルカリイオン水を生成する。 しかしながら、この方法には、アルカリイオン水を生成するのに比較的長い時間がかかり、前もって、アルカリイオン水を生成し、それを貯蔵しなければ、使用の際にすぐにアルカリイオン水を使えないという問題がある。 そこで、特許文献3では、アルカリイオン水搬送容器101を設けていた。 しかしながら、このアルカリイオン水生成部10は、比較的高価であるという問題点があり、複数の施設でこのシステムを導入した場合、導入コストが高騰するという問題点があった。
また、特許文献3の様に多くの洗浄装置が有るコインランドリ等の集合施設であれば、このようなシステムを導入も一考の価値がある。 しかし、今後、アルカリイオン水を各家庭に供給したりするべきであると出願人は発想した。 また、アルカリイオン水を大量に使用する場合であっても、やはり、工場のような場所で、集中して連続的に大量生成して、供給することが効率的であり、現実的であると発想した。
そこで、本実施形態では、施設毎ではなく、アルカリイオン水生成部10を本部等の工場で一括してアルカリイオン水を生成し、各施設には宅配便等の物流網を使用してアルカリイオン水を提供することでこの問題を解決した。 なお、このような仕組みが可能となったのは、特許文献3では、アルカリイオン水のアルカリ濃度は比較的高いままで使用する必要があると考えていたが、各種の実験の結果、従来考えていたよりも、はるかに低いアルカリ濃度でも同様の洗浄作用が認められるという事実を発見したため、このようなことが可能となった。 つまり、従来のように比較的高いアルカリ濃度で使用する場合、アルカリイオン水を搬送してしまうと、極めて大量にアルカリイオン水を搬送する必要が生じ実用的ではないと考えて、各の施設においてアルカリイオン水を生成することとしていた。 しかし、アルカリ濃度が低くてもよいということであれば、各の施設で何百倍にも薄めて使用することが可能であり、それであれば、高価かつ場所を必要とするアルカリイオン水生成部10を設けるよりも、わずかな高濃度のアルカリイオン水を搬送すれば足りると発見したことによって、本実施例(本発明)の方法が可能となった。
アルカリイオン水を集中して連続的に大量生成その為の方法を、図1を用いて以下説明する。 前述のように、アルカリイオン水生成部10で生成されるアルカリイオン水は、時間をかけて生成される。 このため、アルカリイオン水搬送容器101には、生成されたアルカリイオン水が順次貯留される。 アルカリイオン水貯留部30からアルカリイオン水搬送容器101へは、第2配管52によってアルカリイオン水が供給される。 第2配管52には、調整弁40が設けられる。調整弁40は、アルカリイオン水貯留部30からアルカリイオン水搬送容器101へのアルカリイオン水の量を調整する。 この調整弁40が注入部に該当する。 なお、本実施形態では、アルカリイオン水の流れは、重力に基づいて流れるように形成しているが、ポンプ等を用いてもよいことは言うまでもない。 また、アルカリイオン水搬送容器101は、密封されかつ持ち運び可能な収納容器となっているとより好適である。
アルカリイオン水を連続生成するために、図1の様に、アルカリイオン水生成システム1は、制御部90、第1水位センサS2、第2水位センサS3、第1水質センサS5、第2水質センサS6、流量センサS1、及び、重量センサS4が設けられている。 もっとも、このすべてが必ずしも必要であるわけではない。また、他のセンサ等によって代替も可能である。
制御部90は、アルカリイオン水生成システム1を総合的に制御している。 第1水位センサS2は、アルカリイオン水貯留部30の水位を測定している。 制御部90は、第2水質センサS6の情報等をもとに、アルカリイオン水生成媒体供給部20を制御している。 具体的には、アルカリイオン水生成部10におけるアルカリイオン水生成媒体21の濃度が薄くなった場合等に、新たなアルカリイオン水生成媒体供給部20からアルカリイオン水生成媒体21を供給する。 制御部90は、第1水位センサS2及び第1水質センサS5の情報、並びに、消費情報・生産指令D1をもとに、アルカリイオン水生成部10を制御している。 具体的には、第1水位センサS2を基に、アルカリイオン水生成部10におけるアルカリイオン水の生成量を増減(場合によっては停止)させている。 また、第1水質センサS5を基に、アルカリイオン水生成部10におけるアルカリイオン水のpH濃度を調節している。 消費情報・生産指令D1は、アルカリイオン水の消費・需要等の情報や、生産を管理するコンピュータからの情報である。 制御部90は、消費情報・生産指令D1をもとに、アルカリイオン水生成部10におけるアルカリイオン水の生産量(場合によっては、pH濃度)を制御する。
ここで、アルカリイオン水の使用量と関係する情報の一例が、この消費情報・生産指令D1である。 消費情報・生産指令D1は、アルカリイオン水を消費する各消費地におけるアルカリイオン水の消費量であって良い。 また、 消費情報・生産指令D1は、アルカリイオン水搬送容器の注文であって良い。 さらに、アルカリイオン水の生産量を増加又は減少させる要因となる各種情報を、アルカリイオン水の使用量と関係する情報とすること
ができる。
また、制御部90は、アルカリイオン水搬送容器101へのアルカリイオン水の注入を制御している。 制御部90は、重量センサS4、流量センサS1及び第2水位センサS3(いずれか1つでも可能、また、他の方法を選ぶことも可能である。)からの情報から、調整弁40を制御する。 なお、重量センサS4は、アルカリイオン水搬送容器101が所定の位置にセットされているか、その容量はどのぐらいかなどのセンサとして機能させることも可能である。もちろん、このアルカリイオン水搬送容器101が所定の位置にセットされているかの検出は、カメラからの各種の画像処理で行うことも可能である。 当然、カメラを用いるのであれば、アルカリイオン水搬送容器101へのアルカリイオン水の流入量の制御にこのカメラを使うことも可能である。
アルカリイオン水が満たされた、アルカリイオン水搬送容器101は、物流網を通じて各施設にそれぞれ配送される。
アルカリイオン水搬送容器101の頂部(口部)には、内容物の逆流を防ぐ仕組み、すなわち逆流防止弁を備えていてもよい。これによって、内容物を満たした前記タンクが、ベルトコンベア等で搬送用トラックに積み込まれるような際にも、余計な人力作業を行うことなく円滑な積載が可能となる。 なお、アルカリイオン水搬送容器101の口部には、螺着されるキャップ等で蓋をする構造の方が、好適な場合もある。 また、強アルカリが入っているため、後述するように、所定の装置に装着時破壊されてユーザが回しただけでは取れないような仕組みにすることも、極めて有効であると考えている。
なお、アルカリイオン水生成媒体供給部20は、タイマを有し、タイマに応じて自動的に、アルカリイオン水生成部10へアルカリイオン水生成媒体21を供給するようにしてもよい。 また、アルカリイオン水生成媒体供給部20が、アルカリイオン水貯留部30のアルカリイオン水の貯留量に応じて、アルカリイオン水生成部10へアルカリイオン水生成媒体21を供給するように構成してもよい。 この際には、アルカリイオン水貯留部30にアルカリイオン水の貯留量を検知する検知手段を設け、検知した情報をアルカリイオン水生成媒体供給部20に送るようにする。
なお、アルカリイオン水生成媒体21は、前述の技術を使う場合、炭酸カリウムからなる固形状に成型された電解補助剤を使用することができる。炭酸カリウムを用いた場合、12.5pHのアルカリイオン水を1時間に15リットル程度生成することが可能である。アルカリイオン水貯留部30に貯留されている量などに応じて、アルカリイオン水生成部10へ供給される炭酸カリウムの量を調整することも可能である。 この技術によって、下記のような特別なアルカリイオン水を製造することができる。 アルカリイオン水とは、OH-イオンだけを含み、不可避的なものを除き金属イオンを含まないものをいう。 更に、本実施形態におけるアルカリイオン水とは、OH-イオンに比べて金属イオンの量が少ないことを言う。例示的な例でいえば、OH-イオンと金属イオンの数が10以上、OH-イオンの数が多いものをいう。
また前述の様に、本実施形態では、固形状に成型されたアルカリイオン水生成媒体21としたが、変形例においては、粉状のものであってもよい。 さらに、変形例においては、生成または貯留したいアルカリイオン水の量に応じて、アルカリイオン水生成部10へ供給される炭酸カリウムの量を調整するようにしてもよい。 また、変形例においては、アルカリイオン水搬送容器101を順次自動的に供給して、アルカリイオン水を満たすシステムにしてもよい。
本実施形態は、従来技術の様にコインランドリにアルカリイオン水を供給することに主眼を置いたものではなく、より広く強アルカリのアルカリイオン水を供給することを苦的にしている。 ただ、もちろん、コインランドリシステムに供給することも可能である(図5参照のこと。)。 そこで、コインランドリの場合についてもここで説明する。 コインランドリシステム、複数のコインランドリを管理する本部と、各コインランドリ施設2(図5も参照のこと)を有している。 ここで、ここでコインランドリ施設は、複数の施設を最終的には想定しているが、1つの施設であってもよい。 コインランドリ施設2は、現在は硬貨を使用して洗浄を行っているが、今後電子的な方法による決済が可能となる。このようなものも、本実施形態におけるコインランドリという。 また、このコインランドリ施設2の敷地内とは、水、アルカリイオン水、情報等を、公共(=不特定の第三者も利用可能なことを表す)の施設・設備を使用しなくても送る又は受け取る(情報の場合は、送受信)ことができる範囲をいう。
図2は、制御部90における制御フロー(アルカリイオン水を生成する部分)の説明図である。
ステップS01において、第1水位センサS2の水位を検出する。 具体的には、アルカリイオン水貯留部30内のアルカリイオン水の貯蔵量を検出する。
ステップS03において、第1水位センサS2の水位に基づいて判断を行う。 アルカリイオン水の量が、アルカリイオン水貯留部30の貯留MAX量以上である場合は、ステップS05に移行する。 他方、アルカリイオン水の量が、アルカリイオン水貯留部30の貯留MAX量以上ではない場合は、ステップS07に移行する。
ステップS05において、アルカリイオン水の貯蔵量が多いということなので、制御部90は、アルカリイオン水生成部10及びアルカリイオン水生成媒体供給部20にアルカリイオン水の生成を抑制する各種の指示を出す。 例えば、アルカリイオン水生成部10が供給している電力(電圧、電流、あるいは両方)を低減する。更に、電力を停止する。 これに合わせて、アルカリイオン水生成媒体供給部20の供給や、水道水の供給を停止させる等である。 特に、本実施形態のアルカリイオン水生成システムは、電力の供給を停止してしまえばアルカリイオン水の生成が止まり、再起動に極めて大きな時間や手間がかかるわけではないため、停止させることができることも大きなメリットであることを発見した。
ステップS07において、第1水位センサS2の水位に基づいて判断を行う。 アルカリイオン水の量が、アルカリイオン水貯留部30のMIN貯留(最低水量)以下である場合は、ステップS09に移行する。 他方、アルカリイオン水の量が、アルカリイオン水貯留部30のMIN量以下ではない場合は、ステップS11に移行する。
ステップS09において、アルカリイオン水の貯蔵量が少ないということなので、制御部90は、アルカリイオン水生成部10及びアルカリイオン水生成媒体供給部20にアルカリイオン水の生成を増進する各種の指示を出す。 例えば、アルカリイオン水生成部10が供給している電力(電圧、電流、あるいは両方)を増大させる。 これに合わせて、アルカリイオン水生成媒体供給部20の供給や、水道水の供給を増大させる等である。
ステップS11において、図1の消費情報・生産指令D1等を受信する。 例えば、消費情報はアルカリイオン水が各消費地等で使用されている割合などを受信する。また、本部の生産指令の値などを受信する。
ステップS11において、図1の消費情報・生産指令D1等を受信する。 例えば、消費情報はアルカリイオン水が各消費地等で使用されている割合などを受信する。また、本部の生産指令の値などを受信する。
ステップS13において、ステップS11において受信した各指令に基づいて、アルカリイオン水生成部10が生成するアルカリイオン水の量を決定(修正)する。
ステップS15において、ステップS13において決定された量に基づいた、アルカリイオン水生成部10等への動作指令を出す。
図3は、制御部90における制御フロー(アルカリイオン水をアルカリイオン水搬送容器101に注入する部分)の説明図である。
ステップS21において、第1水位センサS2の水位を検出する。 具体的には、アルカリイオン水貯留部30内のアルカリイオン水の貯蔵量を検出する。
ステップS23において、アルカリイオン水搬送容器101が所定の位置にセットされているか検出する。 アルカリイオン水搬送容器101が所定の位置にある場合には、ステップS25に移行する。 他方、アルカリイオン水搬送容器101が所定の位置ではない場合には、アルカリイオン水をアルカリイオン水搬送容器101には注入できないので、ステップS21に戻る。
ステップS25において、第1水位センサS2の水位に基づいて判断を行う。 アルカリイオン水の量が、適切量の範囲である場合は、ステップS25に移行する。 他方、アルカリイオン水の量が適切量の範囲外である場合には、アルカリイオン水を、アルカリイオン水貯留部30の貯留MAX量以上ではない場合はアルカリイオン水搬送容器101には注入できないので、ステップS21に戻る。
ステップS27において、調整弁40を開放する。 ステップS29において、アルカリイオン水搬送容器101に注入済みのアルカリイオン水の量を検出する。この検出には、図1のところで説明した各方法を選択できる。
ステップS31において、アルカリイオン水搬送容器101内のアルカリイオン水の量が規定値に達しているか判断する。 そして、規定値に達している場合は、ステップS33に移行する。 他方、規定値に達していない場合は、規定値に達するまでステップS31を繰り返す。
ステップS33において、調整弁40を閉鎖する。 そして、ステップS25において、開放する。 ステップS35において、アルカリイオン水搬送容器101に注入が完了した旨の各種表示等を出す。これによって、アルカリイオン水搬送容器101の積み込み、又は、新たなアルカリイオン水搬送容器101への注入動作に移ることになる。
<変形例> 図4は、変形例の説明図である。
この変形例は、アルカリイオン水貯留部30が無い以外は前述してきた第1の実施形態と同じである。 比較的沢山の量を連続的に生産する場合には、アルカリイオン水貯留部30が無く生成完了した量をすべてそのままアルカリイオン水搬送容器101に注入することがより適切な場合が多い。
以上は、アルカリイオン水の生成及びアルカリイオン水の入ったアルカリイオン水搬送容器101の製造過程について言及してきた。 以下では、アルカリイオン水の利用(アルカリイオン水の入ったアルカリイオン水搬送容器101の製造過程の利用)システム(方法)(以下、単に「アルカリイオン水利用方法」という)について記載する。
図5は、アルカリイオン水利用方法の一例としてのコインランドリにおける利用形態の説明図である。
より具体的には、本発明の第1の実施形態に係るコインランドリシステム100のアルカリイオン水を使用するコインランドリ施設2部分の説明図である。 換言すると、図1において、アルカリイオン水搬送容器101に充填されたアルカリイオン水を使用して、衣類を洗浄する部分の説明図である。
図5のコインランドリ施設2は、第1洗浄槽110a、第2洗浄槽110b、第3洗浄槽110c、第4洗浄槽110dの4台の洗浄槽110を含んでいる。 コインランドリ施設2は、図示していないが、その他のコインランドリが通常有する施設、装備、店舗を有していることはいうまでもないが、本実施形態の本質部分ではないので説明を省略する。
また、洗浄槽110の数(4台)よりも少ない数(1個)のアルカリイオン水貯留部131を備えている。 第2配管104は、このアルカリイオン水貯留部131からアルカリイオン水を各洗浄槽110に供給している。 具体的には、第1アルカリ水用開口部114a
から第1洗浄槽110aに水が供給され、第2アルカリ水用開口部114bから第2洗浄槽110bに水が供給され、第3アルカリ水用開口部114cから第3洗浄槽110cに水が供給され、第4アルカリ水用開口部114dから第4洗浄槽110dに水が供給される。 また、第1アルカリ水用調整弁112aによって、第1洗浄槽110aへ供給されるアルカリイオン水が調整される。 同様に、第2アルカリ水用調整弁112bによって第2洗浄槽110bへの供給が、第3アルカリ水用調整弁112cによって第3洗浄槽110cへの供給が、第4アルカリ水用調整弁112dによって第4洗浄槽110dへの供給が、調整される。
第3配管53は4台の洗浄槽110へ水道水等のアルカリイオンを含まない通常の洗浄において使用される水用の配管であり、第1水用開口部113aから、第1洗浄槽110aに水が供給される。 同様に、第2水用開口部113bから第2洗浄槽110bに水が供給され、第3水用開口部113cから第3洗浄槽110cに水が供給され、第4水用開口部113dから第4洗浄槽110dに水が供給される。 また、第1水用調整弁111aによって、第1洗浄槽110aへ供給される水が調整される。 同様に、第2水用調整弁111bによって第2洗浄槽110bへの供給が、第3水用調整弁111cによって第3洗浄槽110cへの供給が、第4水用調整弁111dによって第4洗浄槽110dへの供給が、調整される。
アルカリイオン水貯留部131へは、アルカリイオン水搬送容器101内のアルカリイオン水を、第4配管55を介してくみ上げて補給する。 より具体的には、給水口55aからポンプ54で吸引したアルカリイオン水を、排水溝55bから排水することによって、アルカリイオン水貯留部131へアルカリイオン水を供給する。
アルカリイオン水貯留部131には、その水位を検出するためのセンサ132が配置される。 例えばこのセンサ132は、圧力計とすることによって、水位を細かく知ることが可能である。 もちろん、圧力計以外の方法であってもよい。 また、好適ではないものの、水位が所定の量以下又は以上となった際に、そのことを検出可能なセンサを1つまたは2つ以上設けることも可能である。 また、このセンサ132は、アルカリイオン水が不足してコインランドリ営業ができなくなることが予想される危険水量を検出可能とすることが好適である。 このセンサ132がこの機能を有していてもよいし、この機能の専用のセンサが配置されていてもよい。
アルカリイオン水の供給は、第2配管104を介して行われるが、この際には、ポンプ等を使わず重力によって、各洗浄槽110にアルカリイオン水を供給することが好ましい。もちろん、ポンプを使用することを排除する趣旨ではない。 また、第3配管53も可能であれば、水道本管と直結して水道本管の圧力を用いて、各洗浄槽110に水を供給したほうが適切である。
また、本発明では、洗浄に適したアルカリイオン水で洗浄を行う。 さらに、このアルカリイオン水は除菌殺菌作用も有するアルカリイオン水で洗浄するのが好ましい。衣服等の汚れは酸性であるため、洗浄する際の水のアルカリ性が強いほど汚れを落とすことができる。比較的強アルカリイオン水であれば、油汚れやタバコのヤニも分解洗浄することが可能である。
ここで、アルカリイオン水は、合成界面活性剤などを使用していないため、泡立つことなく、洗浄と同時にすすぐことができる。 このため、大幅な節水につながり、コスト削減にもつながる。また、洗剤を使用しないため、色も臭いもなく、アルカリイオン水による除菌効果による菌の除去により、消臭効果にもつながる。
以上の例では、アルカリイオン水貯留部131で複数台の洗浄槽110を稼働していた。しかしながら、アルカリイオン水搬送容器101を各洗浄槽110に各1つそれぞれ配置して、対応することも可能である。 この方が、配管が不要になりコストが安くなる等のメリットがある。
この場合にはより、アルカリイオン水搬送容器101の残量を監視する装置と、それを、施設内の人、又は/及び、本部に通知するシステムが必要となる。 特に、コンビニエンスストア等の商業施設、その他の施設に併設してコインランドリを設ける場合は、この通知システムが重要となる。 例えば、アルカリイオン水搬送容器101の残量は、重量センサ、液面センサ、カメラの画像解析による監視装置を通じて監視ることが可能である。 そして、その監視装置の結果を、ライトの点灯(点滅)、携帯端末への通知、店舗のレジ、その他の通知手段で通知することが非常に重要となる。(なお、この部分については、特許化も検討している。)
以上のシステムでは、ある程度規模の有るアルカリイオン水を消費するシステムを念頭に置いていたが、アルカリイオン水は今後、各家庭の洗濯にも使用可能である。 さらに、食器若しくは食品の洗浄、手洗い、機械の洗浄、除菌用薬品の代用等に利用可能である。 そのような実施形態を以下説明していく。
図6は、家庭用の洗濯機200においてアルカリイオン水を供給するシステムの説明図である。
家庭用の洗濯機200は、通常、水道水に各種の洗剤を投入して衣類等が洗浄される。 しかし、本実施形態の様に小分けされたアルカリイオン水搬送容器101が発明された。 そのような小分けされたアルカリイオン水搬送容器101があれば、家庭でもアルカリイオン水での洗濯が可能となる。
図6のように、洗濯機200の洗浄室203に供給する、洗濯用の水に、アルカリイオン水を混ぜることによってこれが可能である。 アルカリイオン水搬送容器101からのアルカリイオン水の流れを制御する洗濯機第2制御弁202があれば足りる。なお、水道水等の水は、洗濯機第1制御弁201で制御される。 ここで、洗濯機第2制御弁202は、洗濯機が洗浄モードの際に水道水等が供給される間に開弁されて、アルカリイオン水を供給する。他方、ゆすぎモードの際には同じように水道水等が供給される場合には、開弁されない。 もっとも、アルカリイオン水は洗剤の様に衣類に残留してアトピー等を誘発することはないので、ゆすぎモードにおいても使用することは技術的に問題ない。問題が有るとすれば経済的に無駄であるというだけである。この点も安くより高濃度のアルカリイオン水を作れるようになれば解決可能ではある。
図6においては、水道水側の配管とアルカリイオン水側の合流部分及び洗濯機第2制御弁202が混合部51となっている。
図7は、洗濯機200にアルカリイオン水を供給するシステムの他の実施形態である。
図7(a)のように、第1水道水配管208aと第2水道水配管208bとの間に、水道水制御弁206を設ける。 この第1水道水配管208aと第2水道水配管208bは、洗濯機側の第3水道側配管208cとで、水道水配管208を構成する。なお、第3水道側配管208cは、後述の様にアルカリイオン水も通過するので、水道専用というわけではない。 また、アルカリイオン水搬送容器101に挿入されるアルカリイオン水配管205を有する。 アルカリイオン水配管205は、アルカリイオン水配管205と、アルカリイオン水弁210を有している。 またアルカリイオン水配管205は、第1アルカリイオン水配管205aと第2アルカリイオン水配管205bとを有している。そして、第1アルカリイオン水配管205aと第2アルカリイオン水配管205bとの間に、アルカリイオン水弁210が配置されている。 第1アルカリイオン水配管205aは、アルカリイオン水搬送容器101に アルカリイオン水配管205と水道水配管208との接続部分にディフーザ209が設けられている。 このディフーザ209は、水道水が勢いよく流れると、ポンプ作用を発揮して、アルカリイオン水を吸い上げて搬送することが可能である。
図7(b)のように、ディフーザ209の代わりにポンプ207を用いることも可能である。その方がより確実にアルカリイオン水を搬送できる。他方、ディフーザ209の場合、ポンプ207を必要としないので、電源を必要とせず、コスト的にも安くすることができるというメリットがある。
図7(a)においては、ディフーザ209とアルカリイオン水弁210とを合わせて混合部51という。 同様に、図7(b)においては、水道水側の配管とアルカリイオン水側の合流部分及びとポンプ207とを合わせて混合部51という。
図6及び図7では、専用の洗濯機200を必要とするというデメリットがあった。そこで、今現在多数存在する洗剤を投入することを前提とした洗濯機200でアルカリイオン水による洗浄を可能とするアタッチメント器具(混合部51)の一例を説明する。
図8は、洗濯機200でアルカリイオン水による洗浄を可能とするアタッチメント器具(混合部51)の一例の説明図である。
洗濯機200は、水道水取入れの為に、水道の蛇口と洗濯機200とをつなぐ水道配管部材308を有してる。 水道配管部材308の一端部は水道の蛇口等に取り付けられる。 水道配管部材308の他端部は、図8のようにネジ形状を有している雄ネジ形状部材307を有している。 この雄ネジ形状部材307が、通常は洗濯機200の雌ネジ形状部分314に挿入されることによって、水道水を洗濯機200に供給している。
水道配管部材308と、洗濯機200の雌ネジ形状部分314との間に、混合部51を挿入することによって、アルカリイオン水と水道水とを、所定の割合で混合することができる。
混合部51は、混合部雌ネジ形状部材309、混合部第1配管310、混合部ディフーザ311、混合部第2配管312、混合部雄ネジ形状部材313、アルカリイオン水計量容器304、混合部第3配管316、計量容器逆止弁306、搬送容器側連通路302、アルカリイオン水調整弁303、搬送容器側端部301を有している。
混合部ディフーザ311は、洗濯機200側に進むにしたがって管路断面積が徐々に狭まる第1ディフーザ部311aを有している。同様に、混合部ディフーザ311は、洗濯機200側に進むにしたがって管路断面積が徐々に狭まる第2ディフーザ部311bを有している。 第1ディフーザ部311aは、水道水が内部を通過するための物である。 他方、第2ディフーザ部311bは、アルカリイオン水が通過するものである。 混合部ディフーザ311の、流路下流方向(洗濯機200側方向)には、混合部第1配管310よりも流路断面積が狭い混合部第2配管312が形成されている。 このような構造を有することから、第1ディフーザ部311a内を水道水が流れると、流速を増して水道水が流れることになる。そうすると、ディフーザ効果によって、第2ディフーザ部311b内のアルカリイオン水も吸引されることになる。 これによって、動力などを必要とせずに、アルカリイオン水に対してポンプ作用を奏させることが可能となる。
そして、水道水とアルカリイオン水が混合された希釈水は、混合部雄ネジ形状部材313を介して、洗濯機200に導入されることになる。
第2ディフーザ部311bは、アルカリイオン水計量容器304の計量容器内部空間305と連通している。 ここで、計量容器内部空間305は、アルカリイオン水が1回に必要とされる分量に合わせて設計される。例えば、前述の割合である水道水が1000に対してアルカリイオン水が1の場合には、30リットルの洗濯機200の場合には、30ccが計量容器内部空間305の容量となる。
アルカリイオン水計量容器304には、計量容器逆止弁306が形成されている。 この計量容器逆止弁は、計量容器内部空間305と外気を繋いでいる。そして、外気が、計量容器内部空間305に流入することのみを許容するように配置さ
れている。
また、アルカリイオン水計量容器304は、アルカリイオン水搬送容器101と連通させるための、搬送容器側連通路302と連通している。 この搬送容器側連通路302には、アルカリイオン水調整弁303が配置されている。 そして、アルカリイオン水調整弁303は、搬送容器側連通路302の連通させる、及び、連通を停止するという2つの状態を少なくともとることが可能である。 例えば、アルカリイオン水調整弁303は押圧している時だけ、アルカリイオン水搬送容器101から、アルカリイオン水計量容器304にアルカリイオン水を送ることが可能とし、そうだ無い場合は、連通を遮断することができるようにしても良い。
搬送容器側連通路302は、搬送容器側端部301と連通している。 この搬送容器側端部301は、アルカリイオン水搬送容器101のキャップ101aと連結可能(着脱可能)に形成有されている。
他方、アルカリイオン水搬送容器101の口部分には、密閉するためのキャップ101aが形成されている。 また、図8ではより好適な例として、このキャップ101aの頂部付近に脆弱部101bを形成している。 この脆弱部101bが破壊されることによって、キャップ101aを外さなくてもアルカリイオン水を抽出することが可能としている。 この脆弱部101bを破壊するために、搬送容器側端部301には突起部301bが形成されている。 また、搬送容器側端部301には、キャップ101aと螺着することによって、アルカリイオン水搬送容器101を固定しつつ、アルカリイオン水が飛び散らないようにしている。 以上のような、脆弱部101b及び突起部301bの存在、並びに、搬送容器側端部301とキャップ101aが螺着による固定が有ることは、簡易な構成にしつつ、強アルカリのアルカリイオン水を安全に取り扱うために差異証している。 もっとも、これは一例であり、これよりも厳重な取り扱いであっても、逆に、簡易な取り扱いも当然に可能である。
以上のような構造の混合部51がどのような挙動をして、アルカリイオン水と水道水を混合するのか以下説明する。 まず、洗濯を始める場合に、ユーザはアルカリイオン水調整弁303を操作(押圧)する。 そうすると、計量容器内部空間305内の空気とアルカリイオン水搬送容器101とが入れ替わる。つまり、計量容器内部空間305には、アルカリイオン水が満たされることになる。 その結果、計量容器内部空間305の容量だけアルカリイオン水を計量することができる。 そして、アルカリイオン水調整弁303の操作(押圧)を止めると、連通が解除される。それは、計量容器内部空間305のアルカリイオン水が吸い出されても、アルカリイオン水搬送容器101内のアルカリイオン水は吸い出されないことを意味する。
なお、計量容器内部空間305内の空気とアルカリイオン水搬送容器101とが入れ替わりについては、より速度が出る方法等を採用することは当然に可能である。
次に、ユーザは通常の洗濯を始める。 洗濯機200は、最初に、水道水を洗浄の為に導入することから水道水を導入することになる。 その際、前述の混合部ディフーザ311の効果によって、アルカリイオン水(計量容器内部空間305のアルカリイオン水)を吸引する。 その為、洗濯の最初に行う洗浄モードの際に、アルカリイオン水が導入される。 なお、計量容器内部空間305のアルカリイオン水が吸い出されるのに従って、計量容器逆止弁306から空気が導入される。 つまり、計量容器内部空間305のアルカリイオン水がすべて吸い出された後は、空気が混合部ディフーザ311から吸い出されることになるが、通常の洗濯機は、水の重さで計量しているので、空気が水道水にまざっても問題は生じない。 ここで、水道水にアルカリイオン水を入れる割合(速度)は、第2ディフーザ部311bの断面積、混合部第2配管312の断面積などから調整可能である。 比較的断面積を小さくした方が好適であることは言うまでもない。
そして、洗濯機200が、洗浄モードのための水道水を入れ終わった後は、水道水の洗濯機200への流入は停止する。 そうすると、混合部第1配管310及び混合部第2配管312は、水道管の圧力に戻る。その際には、水道水は、混合部第3配管316を一部逆流するが、計量容器逆止弁306が存在するため、計量容器内部空間305内にみちることはなく、空気がそのまま存在することになる。
洗浄モードの次のすすぎモードの際にも水道水は使われるが、この時にはユーザはアルカリイオン水調整弁303の操作(押圧)をしていないので、アルカリイオン水は計量容器内部空間305に無いため、アルカリイオン水が使われることはない。
例えば、以上のような方法で、アルカリイオン水(アルカリイオン水搬送容器101)は、家庭内の洗濯機200にも使用可能である。 これは一例であり、どのような方法でも利用可能である。
上記実施形態では、衣類の洗濯に限定していた。 しかしながら、本件技術は上位では、強アルカリのアルカリイオン水を小分けにして、消費地に搬送して、それを消費地で希釈して利用するという技術思想である。 その為、衣類の洗濯に限定されるものではない。 そのような実施形態を以下に示す。
図9は、洗濯以外にアルカリイオン水を利用する場合の一例の説明図である。
図9の様に、水道水にアルカリイオン水を加えて、蛇口などから出すことによって、食品(野菜等)の洗浄を行うことも可能である。 また、食器の洗浄も行うことが可能である。 食洗器の洗剤代わりにすることも可能である。
さらに発展して、お風呂に入れることも可能である。 また、殺菌用の薬品としても使用の可能性が有る。アルカリイオン水には、洗浄効果だけではなく殺菌効果も当然あるからである。
アルカリイオン水と水道水の混合割合は、ph12.5の場合、例えば、アルカリイオン水が1に対して水道水が1,000であって良い。 もちろん、この割合は用途によって変更可能である。例えば、1に対して10~1に対して100,000まで現在のところ変更可能であると考えている。 ただ、通常の洗濯の場合には、1に対して100~1に対して10,000が適正値であると考えている。 更に、最適な値は、前述の1に対して1,000でありが適切であると現在のところ考えている。 これと同じ程度の効果ある範囲は、1に対して200~1に対して5,000であると考えている。 混合部51は、上記の割合によって、混合することが適切である。
アルカリイオン水搬送容器101の容量は、0.2~100リットル程度まで可能である。 その中では、既存のポリプロピレン容器(ペットボトル)であれば、その汎用性や調達のしやすさ、コストなどから適切であると現在のところ考えている。 その結果、0.5リットル、1リットル、2リットル程度であって良い。 特に、家庭用の場合このような容量が適切であると考えている。 他方、コインランドリや事業用(飲食店、工場)であれば、より大きな容量の物が適切であろう。
アルカリイオン水搬送容器101には、将来的には、プリンターのインクカートリッジのようにICチップ等を埋め込みつつ、その使用の量を把握して、本部の管理を可能とすることが適切である。
アルカリイオン水搬送容器101の材質は、ペットボトルが現在のところ適切であると考えているが、適宜変更可能である。 特に、よりアルカリイオン濃度が高い場合は、ガラス、陶器、その他の材料を選択することや、内面のコーティングをするなどした方がより適切である。
<実施形態の構成及び効果> 本発明のシステムは、アルカリイオン水生成媒体供給部20と、アルカリイオン水生成媒体21を生活用水に混合し、電圧をかけることによって、アルカリイオン水のみを生成するアルカリイオン水生成部10とアルカリイオン水生成部10で生成されたアルカリイオン水を、密封されかつ持ち運び可能なアルカリイオン水搬送容器101に、注入する注入部(調整弁40)と、を有する。 このような構成を有することから、より使い勝手の良いアルカリイオンのシステムを提供することができる。
制御部90を有し、制御部90は、アルカリイオン水貯留部30によって貯留されているアルカリイオン水の量に応じて、アルカリイオン水生成部10によるアルカリイオン水の生成量を制御する。 このような構成を有することから、連続的にアルカリイオン水を生産することが可能となる。
制御部90は、アルカリイオン水の使用量と関係する情報に基づいて、アルカリイオン水の生成量を制御する。 このような構成を有することから、需要や生産指示に即して、連続的にアルカリイオン水を生産することが可能となる。
密封されかつ持ち運び可能なアルカリイオン水搬送容器101と、アルカリイオン水搬送容器101内の水と生活用水とを混ぜる混合部51と、を有し、混合部51は、アルカリイオン水と、生活用水と、を所定の割合で混合する。 このような構成を有することから、より使い勝手の良いアルカリイオンのシステムを提供することができる。 換言すると、適切な濃度のアルカリイオン水を利用することができる。
混合部51は、流れている状態での生活用水中にアルカリイオン水を所定の割合で混ぜていく。 このような構成を有することから、アルカリイオン水のアルカリ濃度が高い状態で、配管内などを流れることが無く、配管などを痛めることが無いという効果がある。
アルカリイオン水と、生活用水との混合割合は、アルカリイオン水1に対して生活用水は10倍以上である。 このような構成を有することから、アルカリイオン水を有効に活用することができる。
アルカリイオン水搬送容器101は、OH-イオンに比べて金属イオンの量が少なく、pH12.5以上のアルカリイオン水が密閉され、かつ、運搬可能に形成されている。 このような構成を有することから、より使い勝手の良いアルカリイオンのシステムを提供することができる。
<定義等> コインランドリ施設2は、現在は硬貨を使用して洗浄を行っているが、今後電子的な方法による決済が可能となる。このような物も、本発明におけるコインランドリという。 また、このコインランドリ施設2の敷地内とは、水、アルカリイオン水、情報等を、公共(=不特定の第三者も利用可能なことを表す)の施設・設備を使用しなくても送る又は受け取る(情報の場合は、送受信)ことができる範囲をいう。 本発明の制御部は、物理的にはどの場所にあってもよい。例えば、コインランドリで使用する場合はコインランドリ施設2内の制御部60であってもよいし、本部制御部65であってもよい。さらには、全く別の場所にあってもよい。また、制御部60と本部制御部65とが処理を分担するものであってもよい。 本発明における、アルカリイオン水とは、はOH-イオンだけを含み、不可避的なものを除き金属イオンを含まないものをいう。 更に、本実施形態におけるアルカリイオン水とは、OH-イオンに比べて金属イオンの量が少ないことを言う。例示的な例でいえば、OH-イオンと金属イオンの数が10倍以上、OH-イオンの数が多いものをいう。 本発明における注入部の一例が調整弁40である。注入部は、アルカリイオン水搬送容器にアルカリイオン水を注入できるものであればどのようなものであっても良い。 本発明におけるアルカリイオン水の使用量と関係する情報とは、アルカリイオン水を消費する各消費地におけるアルカリイオン水の消費量であって良いし、アルカリイオン水搬送容器の注文であって良い。その他、アルカリイオン水の生産量を増加又は減少させる要因となる各種情報とすることができる。 本発明の生活用水の一例が水道水である。生活用水は、水道水に限定されず、井戸水・溜め水であってよい。つまり、その地域
で最も一般的に得られる生活用水であればよい。