以下では、本願の実施例における図面を参照して、本願の実施例における技術的解決策について説明する。明らかなこととして、説明される実施例は、本願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に対して、創造的な労力を払うことなく、当業者に得られる他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれるものである。
本願の実施例の技術的解決策は、様々な通信システムに適用されることができる。例えば、グローバル・モバイル通信(GSM:Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、先進的なロング・ターム・エボリューション(LTE-A:Advanced long term evolution)システム、新無線(NR:New Radio)システム、NRシステムのエボリューションシステム、非ライセンススペクトルにおけるLTE(LTE-U:LTE-based access to unlicensed spectrum)システム、非ライセンススペクトルにおけるNR(NR-U:NR-based access to unlicensed spectrum)システム、非地上通信ネットワーク(NTN:Non-Terrestrial Networks)システム、汎用モバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)、無線フィデリティ(WiFi:Wireless Fidelity)、第5世代通信(5G:5th-Generation)システム、又は、他の通信システムなどである。
通常、従来の通信システムは、サポートする接続の数が限られ、実現も容易である。しかしながら、通信技術の発展に伴い、モバイル通信システムは、従来の通信だけでなく、例えば、機器対機器(D2D:Device to Device)通信、マシン対マシン(M2M:Machine to Machine)通信、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)、車両間(V2V:Vehicle to Vehicle)通信、又は、カーネットワーク(V2X:Vehicle to everything)通信などをサポートし、本願の実施例もこちらの通信システムに適用されることができる。
選択的に、本願の実施例における通信システムは、キャリア・アグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)の場面に適用されることができ、又は、デュアル・コネクティビティ(DC:Dual Connectivity)の場面に適用されることができ、さらに、スタンドアロン(SA:Standalone)ネットワーキングの場面に適用されることができる。
選択的に、本願の実施例における通信システムは、非ライセンススペクトルに適用されることができ、ここで、非ライセンススペクトルは、共有スペクトルも見なされることができる。又は、本願の実施例における通信システムは、ライセンススペクトルスペクトルに適用されることができ、ここで、ライセンススペクトルスペクトルは、非共有スペクトルも見なされることができる。
本願の実施例は、ネットワーク機器と端末機器を結合して各実施例について説明する。ここで、端末機器は、ユーザ機器(UE:User Equipment)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、モバイル局、モバイル台、リモート局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、又はユーザ装置と呼ばれても良い。
端末機器は、WLANにおけるステーション(ST:STATION)であり得、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)機器、無線通信機能を有するハンドヘルド機器、計算機器又は無線モデムに接続された他の処理機器、車載機器、ウェアラブル機器、NRネットワークにおける端末機器などの次世代通信システム、又は、未来エボリューションの公共陸地モバイルネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)における端末機器などであり得る。
本願の実施例において、端末機器は、陸上に配置されることができ、屋内又は屋外、ハンドヘルド、ウェアラブル又は車載を含む。端末機器は、さらに、水上(例えば、船など)に配置されることができ、空中(例えば、飛行機、風船、及び衛星の上など)に配置されることもできる。
本願の実施例において、端末機器は、携帯電話(Mobile Phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、無線送受信機能を有するコンピュータ、仮想現実(VR:Virtual Reality)端末機器、拡張現実(AR:Augmented Reality)端末機器、工業制御(industrial control)における無線端末機器、自動運転(self driving)における無線端末機器、リモート医療(remote medical)における無線端末機器、スマートグリッド(smart grid)における無線端末機器、輸送安全(transportation safety)における無線端末機器、スマートシティ(smart city)における無線端末機器、又は、スマートホーム(smart home)における無線端末機器などであり得る。
例として限定ではなく、本願の実施例において、該端末機器は、ウェアラブル機器でもあり得る。ウェアラブル機器は、ウェアラブルスマート機器と呼ばれることもでき、ウェアラブル技術を応用して日常の服装に対してインテリジェンス化設計を行って開発されるウェアラブルな機器の総称であり、例えば、眼鏡、手袋、腕時計、衣類、及び靴などである。ウェアラブル機器は、直接的に着る、又は、ユーザの衣服又はアクセサリーに組み込まれるポータブル機器である。ウェアラブル機器は、単なるハードウェア機器ではなく、ソフトウェアのサポート、データインタラクション、及びクラウドインタラクションによって強力な機能を実現する。広義のウェアラブルスマート機器は、機能が完備で、サイズが大きく、スマートフォンに依存しなくて完全又は部分的な機能を実現することができる、例えば、スマート腕時計とスマート眼鏡など、さらに、単なるタイプのアプリケーション機能に集中し、スマートフォンなどの他の機器と組み合わせて使用される必要があるものが挙げられ、例えば、バイタルサイン監視を行う様々なスマートハンドリングとスマートジュエリーなどを含む。
本願の実施例において、ネットワーク機器は、モバイル機器と通信するための機器であり得る。ネットワーク機器は、WLANにおけるアクセスポイント(AP:Access Point)、GSM又はCDMAにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)であり得、又は、WCDMAにおける基地局(NB:NodeB)でもあり得、さらに、LTEにおけるエボリューション型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional Node B)、又は、中継局又はアクセスポイント、又は車載機器、ウェアラブル機器、及びNRネットワークにおけるネットワーク機器又は基地局(gNB)又は未来エボリューションのPLMNネットワークにおけるネットワーク機器、又はNTNネットワークにおけるネットワーク機器などであり得る。
例として限定ではなく、本願の実施例において、ネットワーク機器は、モバイル特性を有することができ、例えば、ネットワーク機器は、モバイル機器であり得る。選択的に、ネットワーク機器は、衛星、風船局であり得る。例えば、衛星は、低地球軌道(LEO:low earth orbit)衛星、中地球軌道(MEO:medium earth orbit)衛星、地球同期軌道(GEO:geostationary earth orbit)衛星、高楕円軌道(HEO:High Elliptical Orbit)衛星などであり得る。選択的に、ネットワーク機器はさらに、陸地、水域などの位置で設定される基地局であり得る。
本願の実施例において、ネットワーク機器は、セルにサービスを提供することができ、端末機器は、該セルが使用する伝送リソース(例えば、周波数ドメインリソース、又はスペクトルリソースと呼ばれる)によってネットワーク機器と通信する。該セルは、ネットワーク機器(例えば、基地局)に対応するセルであり得、セルは、マクロ基地局に属しても良く、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属しても良い。ここのスモールセルは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、及びフェムトセル(Femto cell)などを含むことができる。これらのスモールセルは、カバー範囲が小さく、発射電力が低いという特徴を有し、高速データ伝送サービスを提供することに適する。
理解可能なこととして、本明細書における「システム」と「ネットワーク」という用語は、本明細書において互換的に使用されることができる。本明細書における「及び/又は」という用語は、関連対象の関連関係を説明するだけのものであり、3種類の関係が存在することができることを表す。例えば、「A及び/又はB」は、Aのみが存在すること、A及びBが同時に存在すること、又は、Bのみが存在することを表すことができる。本明細書における「/」という記号は、通常、前後の関連対象の間が「又は」という関係を有することを表す。
本願の実施形態で使用される用語は、本願の具体的な実施例を説明するためのものだけであり、本願を限定することを意図するものではない。本願の明細書、特許請求の範囲、及び上記の図面における「第1/第2/第3/第4」などの用語は、異なる対象を区別するためのものであり、特定の順序を説明するためのものではない。また、「含む/有する」という用語、又はその任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図する。
理解可能なこととして、本願の実施例に記載される「示す」は、直接的に示すことであり得、間接的に示すことでもあり得、関連関係を有することを表すこともできる。例えば、「AがBを示す」は、Aが直接的にBを示すことを表すことができ、例えば、BがAによって取得されることができる。又は、Aが間接的にBを示すことを表すことができ、例えば、AはCを示し、BがCによって取得されることができる。さらに、AとBの間が関連関係を有することを表すことができる。
本願の実施例の説明において、「対応する」という用語は、両方の間が直接対応又は間接対応の関係、又は関連関係、又は指示すると指示される、設定すると設定されるという関係などを有することを表すことができる。
本願の実施例において、「事前定義」は、機器(例えば、端末機器とネットワーク機器を含む)に相応的なコード、テーブルを事前に記憶すること、又は関連情報を示すことができる他の方式によって実現されることができ、本願は、その具体の実現方式について限定しない。例えば、事前定義は、プロトコルにおいて定義されるものであり得る。
本願の実施例において、上記の「プロトコル」は、通信分野の標準プロトコルであり得、例えば、LTEプロトコル、NRプロトコル、及び未来の通信システムに適用される関連プロトコル、を含むことができ、本願はこれについて限定しない。
本願の技術的解決策を紹介する前に、以下では、まず、本願の関連知識について説明する。
一、異なるネットワークカバレッジ環境のサイド通信
サイド通信は、通信を行う端末が位置するネットワークカバレッジ状況によって、ネットワークカバレッジ内でのサイド通信、ネットワーク部分的カバレッジでのサイド通信、及びネットワークカバレッジ外でのサイド通信に分類されることができ、それぞれは図1、図2及び図3に示すようである。
図1において、ネットワークカバレッジ内でのサイド通信において、サイド通信を行うすべての端末は、いずれも同一の基地局のカバレッジ範囲内に位置する。それによって、上記の端末はいずれも、基地局の設定シグナリングを受信することによって、同じサイド設定に基づいてサイド通信を行うことができる。
図2において、ネットワーク部分的カバレッジでのサイド通信の場合、サイド通信を行う一部の端末は、基地局のカバレッジ範囲内に位置し、この一部の端末は、基地局の設定シグナリングを受信することができ、基地局の設定に基づいてサイド通信を行うことができる。ネットワークカバレッジ範囲外に位置する端末は、基地局の設定シグナリングを受信することができない。この場合、ネットワークカバレッジ範囲外の端末は、事前設定(pre-configuration)情報、及び、ネットワークカバレッジ範囲内に位置する端末から送信されたサイドブロードキャストチャネル(PSBCH:Physical Sidelink Broadcast Channel)に搬送される情報に基づいて、サイド設定を決定し、サイド通信を行う。
図3において、ネットワークカバレッジ外でのサイド通信について、サイド通信を行うすべての端末は、いずれもネットワークカバレッジ範囲外に位置する。すべての端末は、いずれも事前設定情報に基づいてサイド設定を決定し、サイド通信を行う。
二、端末間通信(D2D:Device to Device)又はビークルツーエブリシング(V2X:Vehicle to Everything)における伝送モード
端末間通信は、D2Dに基づくサイドリンク伝送技術であり、従来のセルラシステムにおいて通信データが基地局によって受信又は送信される方式と異なり、そのため、より高いスペクトル効率とより低い伝送遅延を有する。カーネットワークシステムは、端末間で直接的に通信する方式を採用して、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)において2種類の伝送モードが定義されており、即ち、第1モードと第2モードである。
第1モードにおいて、端末の伝送リソースは、基地局に割り当てられ、端末は、基地局に割り当てられたリソースに基づいてサイドリンクでデータの送信を行う。基地局は、端末に1回の伝送のリソースを割り当てることができ、端末に半静的伝送のリソースを割り当てることもできる。図1のように、端末は、ネットワークカバレッジ範囲内に位置し、ネットワークは、端末にサイド伝送に使用される伝送リソースを割り当てる。
第2モードにおいて、端末は、リソースプールからリソースを選択してデータの伝送を行う。図3のように、端末は、セルのカバレッジ範囲外に位置し、端末は、事前設定のリソースプールから伝送リソースを自主的に選択してサイド伝送を行う。又は、図1において、端末は、ネットワークに設定されたリソースプールから伝送リソースを自主的に選択してサイド伝送を行う。
三、新無線(NR:New Radio)-V2X
NR-V2Xにおいて、自動運転をサポートする必要があるため、車両の間のデータインタラクションに対する要求が高くなり、例えば、より高いスループット、より低い遅延、より高い信頼性、より大きいカバレッジ範囲、より柔軟なリソース割り当てなどである。
ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evaluation)-V2Xにおいて、ブロードキャスト伝送方式がサポートされ、NR-V2Xにおいて、ユニキャストとマルチキャストの伝送方式が導入される。ユニキャスト伝送において、その受信側は、1つの端末だけを有する。図4のように、UE1とUE2との間にユニキャスト伝送を行う。マルチキャスト伝送において、受信側は、1つの通信グループにおけるすべての端末、又は一定の伝送距離内のすべての端末である。図5のように、UE1、UE2、UE3とUE4は、1つの通信グループを構成し、UE1はデータを送信し、該グループにおける他の端末機器はいずれも受信側である。ブロードキャスト伝送方式において、受信側は、送信側の周辺の任意の1つの端末である。図6のように、UE1は送信側端末であり、その周辺の他の端末UE2~UE6はいずれも受信側である。
四、サイドフィードバックチャネル
NR-V2Xにおいて、信頼性を向上させるために、サイドフィードバックチャネルが導入される。例えば、ユニキャスト伝送において、送信側は、受信側にサイドデータを送信し、該サイドデータは、物理サイド制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)と物理サイド共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)を含む。受信側は、送信側にハイブリッド自動要求再送(HARQ:Hybrid Automatic Repeat request)フィードバック情報を送信し、送信側は、受信側のフィードバック情報に基づいて再送を行う必要があるか否かを判断する。ここで、HARQフィードバック情報は、サイドフィードバックチャネル、例えば、物理サイドフィードバックチャネル(PSFCH:Physical Sidelink Feedback Channel)に搬送される。
選択的に、事前設定情報又はネットワーク設定情報によってサイドフィードバックをアクティブ又は非アクティブすることができる。サイドフィードバックがアクティブされた場合、受信側は、送信側から送信されたサイドデータを受信し、検出結果に基づいて送信側にHARQフィードバック情報を送信し、送信側は、受信側のフィードバック情報に基づいて、データの再送、又は新しいデータの送信を決定する。サイドフィードバックが非アクティブされた場合、受信側は、フィードバック情報を送信する必要がなく、送信側は、通常、ブラインド再送の方式を採用してデータを送信する。例えば、送信側は、受信側のフィードバック情報に基づいて再送データを送信する必要があるか否かを決定することなく、各サイドデータをK回繰り返して送信する。
五、リソース選択方式
上記の第2モードにおいて、端末は、リソースプールからサイド伝送リソースを自主的に選択することができる。例えば、端末の物理層は、選択ウィンドウにおけるすべてのリソースによって構成されたセットを候補リソースセットとし、上位層に報告することができ、上位層は、該候補リソースセットからサイド伝送リソースをランダムに選択する。又は、端末の物理層は、リスニングウィンドウのリスニング結果に基づいて、選択ウィンドウからリソースを選択し、これらのリソースによって構成されたセットを候補リソースセットとし、上位層に報告することができ、上位層は、該候補リソースセットからサイド伝送リソースをランダムに選択する。後者は、リスニングに基づくリソース選択方法とも呼ばれる。
理解可能なこととして、上位層が選択した任意のサイド伝送リソースは、サイドデータの初送又は再送に使用されることができ、本願はこれについて限定しない。
六、リスニングに基づくランダムに選択方法のステップは、大体下記を含むが、これらに限定されない。
1、端末は、選択ウィンドウ内のすべての使用可能なリソースを1つの候補リソースセットAとする。
2、端末のリスニングウィンドウ内のいくつかのタイムスロットがリスニング結果を有しない場合、該リソースプールの許可されるリソース予約周期パラメータに基づいて、これらのタイムスロットがリソース選択ウィンドウにおいて対応するタイムスロットのリソースを排除する。
3、端末がリスニングウィンドウ内にPSCCHを検出した場合、該PSCCHの参照信号受信パワー(RSRP:Reference Signal Received Power)又は該PSCCHがスケジュールするPSSCHのRSRPを測定する。測定されたRSRPがRSRP閾値より高く、且つ、該PSCCHにおける予約情報に基づいて決定されたその予約の伝送リソースと該端末の送信待ちのデータとの間にリソース衝突が存在する場合、セットAから該リソースを排除する。ここで、RSRP閾値の選択は、検出されたPSCCHに搬送される優先度情報と端末の伝送待ちデータの優先度によって決定される。
4、セットA内の残りのリソース個数が総リソース個数のX%(例えば、X=20)より小さい場合、端末は、RSRPの閾値を3dB高くし、セットA内の残りのリソース個数が総リソース数のX%より大きくなるまで、ステップ1~3を繰り返す。
5、端末は、セットAを上位層に報告する。
6、該端末の上位層は、セットAからリソースを等確率的に選択してデータ伝送を行う。
六、UuポートのDRXメカニズム
無線ネットワークにおいて、データが伝送される必要がある場合、端末は、常に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)をリスニングし、ネットワーク側から送信された指示情報に基づいてデータに対して受信・送信を行う。このようにして、端末の消費電力とデータ伝送の遅延が比較的に大きくなる。そのため、3GPP標準プロトコルにおいて、LTEシステムにDRXメカニズムが導入される。
DRXメカニズムにおいて、RRC接続状態(RRC_CONNECTED)にある端末に1つのDRX周期(DRX cycle)を設定する。図7に示すように、DRX cycleは、継続時間(On Duration)とDRX機会(Opportunity for DRX)からなる。該継続時間(On Duration)は、アクティブ期間(active time)とも呼ばれ、端末は、PDCCHをリスニングして受信する。DRX機会(Opportunity for DRX)は、非アクティブ期間又はスリープ期(inactive time)とも呼ばれ、端末は、PDCCHを受信することがなく、それによって、消費電力を低減させる。継続時間(On Duration)に対して、DRX機会(Opportunity for DRX)は、DRX非継続時間(DRX off duration)とも呼ばれて良い。
DRXメカニズムにおいて、端末は、ネットワークに設定されたいくつかのタイマパラメータに基づいて継続時間(On Duration)とDRX機会(Opportunity for DRX)を制御する。
七、SL DRXメカニズム
端末の省電力の目的を達成するために、SLにDRXメカニズムを導入することが検討されている。それは、UuポートのDRXメカニズムと類似し、即ち、端末は、アクティブ期間内に他の端末から送信されたデータを受信し、DRXの非アクティブ期間内にスリープ状態に入り、それによって、消費電力を節約する。
八、SL DRXメカニズムにおけるタイマ
SL DRXメカニズムにおいて、いくつかのタイマが導入され、それによって、アクティブ状態と非アクティブ状態の間で切り替えるように端末を制御する。典型的なSL DRXメカニズムにおけるタイマは、下記のようである。
サイドDRX-継続タイマ(sl-drx-onDurationTimer):1つのDRX周期開始位置の継続時間(the duration at the beginning of a DRX cycle)である。図8に示すように、該タイマの有効範囲内に、端末はアクティブ状態にあり、該タイマが失効するときに、端末機器は非アクティブ状態になる。
サイドDRX-非アクティブタイマ(sl-drx-InactivityTimer):メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)エンティティに対する1つの新しいSL伝送を指示するPSSCHを検出した後の継続時間(the duration after the PSCCH occasion in which a PSCCH indicates a new SL transmission for the MAC entity)である。図8に示すように、端末は、該端末に送信された新しいSL伝送を指示するPSCCHを受信するときに、該タイマを起動し、該タイマの有効範囲内に、端末はアクティブ状態にある。
サイドDRX-HARQ-往復時間(RTT:Round-TripTime)-タイマ(sl-drx-HARQ-RTT-Timer):MACエンティティが期待する、HARQ再送のためのSLスケジュールの前の最短継続時間(the minimum duration before a SL assignment for HARQ retransmission is expected by the MAC entity)である。図8に示すように、該タイマの範囲内に、端末は、送信側が再送を送信することを期待せず、そのため、該タイマの範囲内に、端末は非アクティブ状態にあっても良い。
サイドDRX-再送タイマ(sl-drx-RetransmissionTimer):SL再送許可を受信するまでの最大継続時間(the maximum duration until a grant for SL retransmission is received)である。図8に示すように、該タイマが失効する前に、端末は、送信側から送信された再送を受信することを期待し、そのため、該タイマの範囲内に、端末はアクティブ状態にある。該タイマは、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマが失効するときに起動されることができる。
理解可能なこととして、SL DRXメカニズムにおいて、サイドDRX-継続タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-再送タイマ、のうちの任意の1つが動作している場合、端末は、アクティブ状態にある。
選択的に、サイドDRX-非アクティブタイマの有効時間は、比較的に長くように設定されても良く、それによって、該タイマは、サイドDRX-再送タイマが失効した後に失効する。
理解可能なこととして、SL DRXに関する上記のタイマは、例示的な説明だけであり、SL DRXのタイマは、これらに限定されず、さらに他のタイマを含むことができる。
説明すべきこととして、図8に示すように、受信側は、PSSCHの1回目の伝送、即ち、初送のサイドデータを受信した後に、送信側にPSFCHを送信することができ、該PSFCHは、サイドHARQ情報を搬送する。例えば、PSFCHは、否定確認(NACK:Negative Acknowledge)情報を搬送し、受信側が該サイドデータを正確的に受信していないことを表す。受信側がPSFCHを送信した後に、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマを起動し、該タイマが失効する前に、受信側は、送信側の再送を期待しない。この時に、受信側は非アクティブ状態にあっても良いが、該タイマの範囲内に、他のタイマ、例えば、サイドDRX-継続タイマとサイドDRX-非アクティブタイマが動作しているため、受信側は依然としてアクティブ状態を保持する。該タイマが失効するときに、受信側は、サイドDRX-再送タイマを起動し、しかも、該タイマが失効する前に、受信側はアクティブ状態を保持し、受信側は、該タイマが失効する前に送信側から送信される再送データを受信することを期待する。送信側がサイドDRX-再送タイマが失効する前に再送を行っていない場合、例えば、図9に示すように、送信側は時間領域位置t1の再送リソースを選択したが、該時間領域位置にアップリンク伝送がある場合、アップリンク伝送の優先度がより高いため、この時に、送信側は、アップリンク伝送を行い、サイド伝送を破棄し、それによって、受信側でサイドDRX-再送タイマが失効する前に再送が受信されない。該サイドDRX-再送タイマが失効するときに、受信側は非アクティブ状態になり、受信側が非アクティブ状態にある場合、送信側から送信されるサイドデータを受信することがなく、改めてアクティブ状態になる場合しか、送信側から送信されるサイドデータを受信することがない。それによって、サイドデータの伝送遅延が非常に大きくなり、また、受信側が改めてアクティブ状態になるときに、該サイドデータの遅延は、該サイドデータのPDBを既に超えた可能性がある。それによって、該サイドデータを改めて伝送することができず、サイドデータの伝送信頼性を低くなる。
上記の技術問題を解決するために、本願において、送信側が受信側の現在アクティブ期間内にサイドデータの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定した場合、送信側はサイド伝送リソースを再選択し、それによって、該サイドデータの伝送を行う。
説明すべきこととして、上記のサイドDRX-継続タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマ、及びサイドDRX-再送タイマ、のうちの任意のタイマの有効範囲は、該タイマの動作期間又は動作範囲とも呼ばれ、本願はこれについて限定しない。
説明すべきこととして、上記のサイドDRX-継続タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマ、及びサイドDRX-再送タイマは、無線伝送に関するDRX-継続タイマ、DRX-非アクティブタイマ、DRX-HARQ-RTT-タイマ、及びDRX-再送タイマと区別するためのものである。そのため、SL場面に限定された場合、上記のサイドDRX-継続タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマ、及びサイドDRX-再送タイマのそれぞれは、DRX-継続タイマ、DRX-非アクティブタイマ、DRX-HARQ-RTT-タイマ、及びDRX-再送タイマと呼ばれることができる。
さらに、実際的に、サイドDRX-継続タイマと無線伝送におけるDRX-継続タイマの動作メカニズムが類似し、サイドDRX-非アクティブタイマと無線伝送におけるDRX-非アクティブタイマの動作メカニズムが類似し、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマと無線伝送におけるDRX-HARQ-RTT-タイマの動作メカニズムが類似し、サイドDRX-再送タイマと無線伝送におけるDRX-再送タイマの動作メカニズムが類似する。そのため、これらのタイマの動作メカニズムについて、無線伝送における相応的なタイマの動作メカニズムを参照して良い。
以下では、上記の関連知識を参照して、本願の技術的解決策について詳細に説明する。
図10は、本願の実施例に提供される無線通信方法の一種のインタラクションフローチャートである。図10に示すように、該方法は、下記のステップを含む。
S1010において、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定した場合、第1端末が第1サイド伝送リソースを選択する。
S1020において、第1端末が第1サイド伝送リソースによって目標データを再送する。
理解可能なこととして、目標データ送信の視点から見ると、上記の第1端末が送信側とされ、第2端末が受信側の役割とされる。そのため、本願において、第1端末は送信側とも呼ばれ、第2端末は受信側とも呼ばれる。
理解可能なこととして、目標データは、第1端末が第2端末に送信する任意のサイドデータであり得、ここで、該目標データは、目標サイドデータとも呼ばれることができ、本願はこれについて限定しない。
理解可能なこととして、第2端末のアクティブ期間と非アクティブ期間が間隔をあけて交替されるため、ここの目標アクティブ期間は、現在アクティブ期間であり、即ち、該目標データの初送又は再送の所在するアクティブ期間である。例えば、図9に示すように、該目標アクティブ期間は、時間領域位置t0(即ち、上記の目標データの初送時間領域位置)又は時間領域位置t1(即ち、上記の目標データの再送時間領域位置)の所在するアクティブ期間であり得る。
説明すべきこととして、本願に提供される時間領域位置は、タイムスロット、タイムスロットの開始位置、タイムスロットの終了位置、時間領域記号、時間領域記号の開始位置、時間領域記号の終了位置、又は時刻などであり得、本願はこれについて限定しない。例えば、本願に提供される時間領域位置は、いずれもタイムスロットとして理解されることができる。
選択的に、第1端末のリソース再選択をトリガする必要があり、再選択されたサイド伝送リソース、即ち、第1サイド伝送リソースは、目標アクティブ期間内にあるサイド伝送リソースである。
理解可能なこととして、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定する前に決定した、目標データを再送するためのサイド伝送リソースは、第2サイド伝送リソースと呼ばれる。選択的に、該第2サイド伝送リソースは、該目標アクティブ期間内の伝送リソースである。
理解可能なこととして、第1端末が決定した、目標データに対応する第2サイド伝送リソースを使用することができない時間領域位置は、第1時間領域位置と呼ばれる。このようにして、該第1時間領域位置は、該目標アクティブ期間内にあっても良い。
理解可能なこととして、上記の第1サイド伝送リソースは、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定した場合、再選択したサイド伝送リソースである。第2サイド伝送リソースの定義から分かるように、第2サイド伝送リソースは、目標データを再送するための事前選択リソースであり、即ち、第1サイド伝送リソースに対して事前選択リソースである。そのため、第2サイド伝送リソースは、事前選択サイド伝送リソース、事前選択伝送リソース、事前選択リソースなどとも呼ばれ、本願はこれについて限定しない。
理解可能なこととして、第1端末は、第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定し、ここで、サイド伝送リソースは、第1端末が事前に選択したサイド伝送リソースであり、第2端末の目標アクティブ期間内に使用可能なサイド伝送リソースがないことは、第2端末の目標アクティブ期間内に事前選択のサイド伝送リソースがないことを表す。選択的に、該事前選択されたサイド伝送リソースは、第2サイド伝送リソースである。
理解可能なこととして、本願の適用場面は、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定し、即ち、第1端末が前に第2サイド伝送リソースを選択しており、又は、第2サイド伝送リソースが割り当てられており、単に該第2サイド伝送リソースが使用不可である場面である。例えば、図11は、本願の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図11に示すように、t1時間領域位置の再送リソースは、第2端末の目標アクティブ期間内にあるが、第1端末は、該リソースを使用して目標データの再送を行うことができない。例えば、第1端末がt1時間領域位置にアップリンク伝送とサイド伝送を同時に行う必要があり、しかも、アップリンク伝送がより高い優先度を有する場合、該第1端末は、アップリンク伝送を行い、t1時間領域位置のリソースを使用してサイド伝送を行わない。さらに、たとえt4時間領域位置に目標データに対応する再送リソースがあるとしても、t4時間領域位置の再送リソースは、第2端末の非アクティブ期間内にある。それに対して、図12は、本願の別の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図12に示すように、t1時間領域位置の再送リソースは、第2端末の目標アクティブ期間内にあるが、第1端末は、該リソースを使用して再送を行うことができないが、t5時間領域位置に該目標データに対応する再送リソースがあり、且つ、t5時間領域位置の再送リソースは、第2端末の目標アクティブ期間内にある。この場合、第1端末は、第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースが存在することを決定する。
理解可能なこととして、第1サイド伝送リソースは、再選択された目標データ再送のためのリソースであり、そのため、上記の第1端末が第1サイド伝送リソースを選択することは、第1端末が第1サイド伝送リソースを再選択することとも呼ばれる。第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定したことは、第1端末が第1サイド伝送リソースを選択又は再選択するトリガ条件であり、又は、第1端末が第1サイド伝送リソースを選択又は再選択することをトリガする条件である。即ち、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定したことは、第1端末がリソース選択又はリソース再選択を行うことをトリガすることができる。
説明すべきこととして、ここでの目標データの再送は、第2端末から送信されたフィードバック情報に基づいて行われる再送であり得る。又は、サイドフィードバックが非アクティブされた場合、該目標データの再送は、第1端末がブラインド再送の方式を採用して行う再送であり得る。とりあえず、本願はこれについて限定しない。
上記のように、本願において、第1端末が第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定した場合、第1端末は、第1サイド伝送リソースを選択し、該第1サイド伝送リソースによって目標データを再送することができる。一方で、先行技術において、第1端末は、第2端末が再度アクティブ状態になるまで待ってから目標データの再送を改めて行うことしかできないことに対して、本願に提供される技術的解決策は、目標データの伝送遅延を低減させることができる。もう一方で、第1端末が必ず第1サイド伝送リソースを選択することができ、該第1サイド伝送リソースによって目標データの伝送を行うため、該目標データの遅延は、該目標データのPDBを超えず、それによって、目標データの伝送信頼性を向上させることができる。
選択的に、第1端末は、目標選択ウィンドウ内のリソースに基づいて候補リソースセットを決定し、該候補リソースセットから第1サイド伝送リソースを選択することができる。
理解可能なこととして、該目標選択ウィンドウは、第1サイド伝送リソースを選択する選択ウィンドウである。サイドリソース選択過程から分かるように、第2サイド伝送リソースも、1つの選択ウィンドウから選択して得られるものであり、目標選択ウィンドウと該選択ウィンドウは、異なっても良い。即ち、第1端末が第1サイド伝送リソースを選択する場合、選択ウィンドウを再決定する必要がある。
選択的に、端末の物理層は、目標選択ウィンドウにおけるすべてのリソースによって構成されるセットを候補リソースセットとしており、上位層に報告することができ、上位層は、該候補リソースセットからサイド伝送リソースをランダムに選択する。又は、端末の物理層は、目標リスニングウィンドウのリスニング結果に基づいて、目標選択ウィンドウからリソースを選択し、これらのリソースによって構成されるセットを候補リソースセットとしており、上位層に報告することができ、上位層は、該候補リソースセットからサイド伝送リソースをランダムに選択する。上記のように、後者は、リスニングに基づくリソース選択方法とも呼ばれる。
理解可能なこととして、該目標リスニングウィンドウは、目標選択ウィンドウに対応する。例えば、関連知識の六に説明されるように、端末が目標リスニングウィンドウ内のいくつかのサブフレームでリスニング結果を有しない場合、目標選択ウィンドウ内にこれらのサブフレームに対応するサブフレームのリソースを排除する。端末が目標リスニングウィンドウ内にPSCCHを検出した場合、該PSCCHのRSRP又は該PSCCHがスケジュールするPSSCHのRSRPを測定する。測定されたRSRPがRSRP閾値より高く、且つ、該PSCCHにおける予約情報に基づいて決定されたその予約の伝送リソースと該端末の送信待ちのデータとの間にリソース衝突が存在する場合、候補リソースセットAから該リソースを排除する。
理解可能なこととして、リスニングに基づくリソース選択過程から分かるように、第2サイド伝送リソースも、1つのリスニングウィンドウのリスニング結果に基づいて1つの選択ウィンドウから選択して得られるものであり、目標リスニングウィンドウと該リスニングウィンドウは、異なっても良い。即ち、第1端末が第1サイド伝送リソースを選択する場合、リスニングウィンドウを再決定する必要がある。
目標選択ウィンドウを紹介した後に、以下では、下記の実現可能な方式によって目標選択ウィンドウの開始時間領域位置を決定する。しかしながら、これらに限定されない。
実現可能な方式一において、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマに基づいて決定される。
実現可能な方式二:目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、目標データに対応する第2サイド伝送リソースの時間領域位置に基づいて決定される。
実現可能な方式三:目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、第1時間領域位置に基づいて決定される。
実現可能な方式一について説明する。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置に基づいて決定される。
理解可能なこととして、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置は、失効時間、失効時刻又は失効タイムスロットなどと呼ばれ、本願はこれについて限定しない。
理解可能なこととして、該サイドDRX-HARQ-RTT-Timerタイマは、第2端末のDRXタイマである。
例示的に、図13は、本願の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図13に示すように、第1端末は、t0時間領域位置に目標データの1回目の伝送を行い、t1時間領域位置のリソースによって該目標データの再送を行うことを指示する。第2端末は、t2時間領域位置に第1端末にNACKを搬送するPSFCHを送信し、第2端末は、PSFCHを送信した後に、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマを起動する。第1端末がt1時間領域位置のリソースを使用して該目標データの再送を行うことができないことを事前に知ることができれば、例えば、第1端末が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)のスケジュール情報に基づいて、t1時間領域位置にアップリンク伝送を行う必要があることを事前に知った場合、第1端末は、サイドリソースの再選択を行う必要があり、それによって、該目標データの再送を行う。この時に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマに基づいて決定されることができる。例えば、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置を目標選択ウィンドウの開始時間領域位置として決定し、又は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置をリソース再選択の時刻nとして決定し、さらに、該時刻nに基づいて目標選択ウィンドウの開始時間領域位置を決定する。
実現可能な方式二について説明する。
図14は、本願の別の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図14に示すように、第1端末は、サイド伝送を行う前に、リソース選択を行うことをトリガする。物理層は、リスニングウィンドウ内のリスニング結果に基づいて選択ウィンドウ内に候補リソースセットを決定し、候補リソースセットを上位層に報告し、上位層は、候補リソースセットから伝送リソースをランダムに選択し、伝送リソースは、目標データの1回目の伝送(例えば、図14におけるt0時間領域位置の伝送リソース)と再送(例えば、図14におけるt1時間領域位置の伝送リソース)のためのものである。これらのリソースは、事前選択伝送リソースであり、ここで、t1時間領域位置の伝送リソースは、上記の第2サイド伝送リソースである。
図14に示すように、第1端末は、t0時間領域位置に目標データの1回目の伝送を行い、且つ、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)によって、t1時間領域位置のリソースを予約して該目標データの再送を行うことを指示する。第2端末は、t2時間領域位置に第1端末にNACKを搬送するPSFCHを送信し、このようにして、第2端末は、PSFCHを送信した後に、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマを起動し、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマが失効するときにサイドDRX-再送タイマを起動する。t1時間領域位置にサイドリソースを使用して目標データの再送を行おうとする場合、該t1時間領域位置に優先度の高いアップリンク伝送があるため、端末は、t1時間領域位置のサイドリソースを使用して目標データの再送を行うことができない。第1端末は、リソース再選択をトリガし、それによって、該目標データを再送する。この時に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、第2サイド伝送リソース、即ち、t1時間領域位置のサイドリソースの時間領域位置に基づいて決定されることができる。図14のように、第1端末は、t1時間領域位置の次のタイムスロットに対応する時間領域位置を目標選択ウィンドウの開始時間領域位置として決定することができる。
実現可能な方式三について説明する。
上記のように、第1時間領域位置は、決定した、第1端末が前記目標データに対応する第2サイド伝送リソースを使用することができない時間である。
選択的に、第1時間領域位置tdは、下記の数式を満たす。
td≦n+T1
ここで、nは、第1端末の上位層が、物理層が伝送リソースセットを報告することをトリガする時刻、又は、第1端末がリソース再選択を行う時刻を表し、n+T1は、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置を表す。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、前記第1時間領域位置の後に位置する。
理解可能なこととして、第1端末は、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を限定することができ、それによって、第1端末が目標アクティブ期間内に第1サイド伝送リソースを選択することができ、且つ、該第1サイド伝送リソースが目標データを伝送するために使用されることができることを確保する。以下では、下記の実現可能な方式によって目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定する。しかしながら、これらに限定されない。
実現可能な方式一において、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに基づいて決定される。ここで、目標タイマは、サイドDRX-再送タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-継続タイマ、のうちの少なくとも1つである。
実現可能な方式二において、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標データの残りのPDBに基づいて決定される。
実現可能な方式一について説明する。
理解可能なこととして、目標タイマが1つである場合、目標タイマの失効時間領域位置は、該1つの目標タイマの失効時間領域位置である。目標タイマが複数である場合、これらの複数の目標タイマの失効時間領域位置は、これらの複数の目標タイマがいずれも失効する時刻である。例えば、目標タイマが3つであり、それぞれがサイドDRX-再送タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-継続タイマである場合、目標タイマの失効時間領域位置は、この3つのタイマがいずれも失効する時刻、即ち、3つのタイマのうちの最も遅く失効する失効時間領域位置である。
選択的に、上記の目標タイマが1つである場合、該目標タイマは、サイドDRX-再送タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-継続タイマのうちの、失効時間領域位置が最も遅い方であり得る。その原因として、この3つのタイマのうちの最も遅く失効するタイマが失効することは、第2端末の目標アクティブ期間が終了することを表す。そのため、第1端末が目標アクティブ期間内に第1サイド伝送リソースを選択することができることを確保するために、第1端末は、該目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定するときに、この3つのタイマのうちの最も遅く失効するタイマを考慮する必要がある。同様に、上記の目標タイマが複数である場合、この複数の目標タイマは、サイドDRX-再送タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-継続タイマのうちの、失効時間領域位置が最も遅いタイマを含むことができる。同様に、その原因として、この3つのタイマのうちの最も遅く失効するタイマが失効することは、第2端末の目標アクティブ期間が終了することを表す。そのため、第1端末が目標アクティブ期間内に第1サイド伝送リソースを選択することができることを確保するために、第1端末は、該目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定するときに、この3つのタイマのうちの最も遅く失効するタイマを考慮する必要がある。そのため、上記の目標タイマの失効時間領域位置は、第2端末の目標アクティブ期間終了時刻とも呼ばれる。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置に基づいて決定される。例えば、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置のうちの最小値である。さらに例えば、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置のうちの最小値より早い。本願はこれについて限定しない。
理解可能なこととして、残りのPDBは、時間長、即ち、時間帯である。即ち、残りのPDBは相対時間である。選択的に、該残りのPDBは、第1時間領域位置に対する目標データのPDBであり、該第1時間領域位置は、第1端末が決定した、前記目標データに対応する第2サイド伝送リソースを使用することができない時間である。残りのPDBに対応する時間領域位置は、絶対時間であり、上記の第1時間領域位置と残りのPDBとの合計、即ち、目標データのPDBに対応する絶対時間であり、該絶対時間は、該目標データの初送時間領域位置と該PDBとの合計である。
以下では、いくつかの例によって上記の実現可能な方式一について説明する。
示例1において、図15は、本願の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図15に示すように、第2端末は、PSSCHの1回目の伝送を受信するときに、サイドDRX-非アクティブタイマを起動し、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマが失効するときにサイドDRX-再送タイマを起動し、サイドDRX-非アクティブタイマとサイドDRX-継続タイマは、サイドDRX-再送タイマの前に失効する。そのため、サイドDRX-再送タイマの失効時間領域位置によって、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間領域位置を決定する。該目標アクティブ期間の終了時間領域位置が残りのPDBに対応する時間領域位置の前にあるため、第1端末は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定することができる。例えば、図15に示すように、第1端末は、該目標アクティブ期間の終了時間領域位置、即ち、サイドDRX-再送タイマの失効時間領域位置を、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置として決定する。
示例2において、図16は、本願の別の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図16に示すように、第2端末は、PSSCHの1回目の伝送を受信するときに、サイドDRX-非アクティブタイマを起動し、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマが失効するときにサイドDRX-再送タイマを起動し、サイドDRX-再送タイマとサイドDRX-継続タイマは、サイドDRX-非アクティブタイマの前に失効する。そのため、サイドDRX-非アクティブタイマの失効時間領域位置によって、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間領域位置を決定する。該目標アクティブ期間の終了時間領域位置が残りのPDBに対応する時間領域位置の前にあるため、第1端末は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定することができる。例えば、図16に示すように、第1端末は、該目標アクティブ期間の終了時間領域位置、即ち、サイドDRX-非アクティブタイマの失効時間領域位置を、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置として決定する。
示例3において、図17は、本願のさらに別の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図17に示すように、第2端末は、PSSCHの1回目の伝送を受信するときに、サイドDRX-非アクティブタイマを起動し、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマが失効するときにサイドDRX-再送タイマを起動し、サイドDRX-再送タイマとサイドDRX-継続タイマは、サイドDRX-非アクティブタイマの前に失効する。そのため、サイドDRX-非アクティブタイマの失効時間領域によって、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間領域位置を決定する。該目標アクティブ期間の終了時間領域位置が残りのPDBに対応する時間領域位置の後にあるため、第1端末は、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を残りのPDBに対応する時間領域位置より早くすることができる。
理解可能なこととして、実現可能な方式一において、第2端末の目標アクティブ期間に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定し、そのため、該目標選択ウィンドウ内に選択された第1サイド伝送リソースは、必ず第2端末の目標アクティブ期間内にある。そのため、第1端末の物理層が候補リソースセットを上位層、例えば、MAC層に報告するときに、上位層は、候補リソースセットから目標データの再送に使用される伝送リソースをランダムに選択することができる。
実現可能な方式二について説明する。
理解可能なこととして、第1端末が物理層によってリソース選択を行うときに、上位層が第2端末のタイマなどの情報を物理層に通知していない場合、物理層は、第2端末の目標アクティブ期間に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定することができない。この時に、第1端末は、残りのPDBの時間領域位置に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定する。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置より小さいか、又は等しい。
理解可能なこととして、残りのPDBに対応する時間領域位置について、上記の説明を参照して良く、本願は、繰り返して記載しない。
理解可能なこととして、第1端末は、残りのPDBの時間領域位置に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定し、第2端末のタイマ情報を考慮することなく、即ち、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間領域位置を考慮していない。そのため、下記の状況が存在する可能性があり、即ち、第1端末が決定した目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間領域位置より遅い可能性があり、それによって、該目標アクティブ期間の終了時間領域位置から目標選択ウィンドウの終了時間領域位置までの間のリソースが使用されることができない。その原因として、第1端末は、この時間帯に非アクティブ状態にあり、この時に、第1端末は、目標アクティブ期間に基づいて第1サイド伝送リソースを選択することができる。
例示的に、図18は、本願の1つの実施例に提供されるサイド伝送の概略図である。図18に示すように、第2端末の目標アクティブ期間の終了時間は、残りのPDBに対応する時間領域位置の前にある。この時に、第1端末が残りのPDBに対応する時間領域位置に基づいて目標選択ウィンドウの終了時間領域位置を決定する場合、第1端末は、該目標選択ウィンドウ内に決定した候補リソースセットを上位層に報告し、上位層は、候補リソースセットからリソース選択を行うときに、物理層から報告された候補リソースセットからリソースをランダムに選択することができない。その原因として、[t3、n+T2]の時間範囲内にあるリソースは、第2端末の非アクティブ状態に対応し、該時間範囲内のリソースが選択することができないものである。ここで、t3は、目標アクティブ期間の終了位置に基づいて決定された時間領域位置であり、例えば、t3は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置の次のタイムスロットに対応する。この時に、上位層は、候補リソースセット内のt3の前に位置するリソースからしか第1サイド伝送リソースを選択することができない。
上記のように、本願において、第1端末は、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置と終了時間領域位置を決定することができ、それによって、第1端末は、目標アクティブ期間内に第1サイド伝送リソースを選択することができ、さらに、該第1サイド伝送リソースは、目標データを伝送するために使用されることができる。
図19は、本願の実施例に提供される端末機器1900の一種の概略図である。該端末機器は、上記の第1端末であり、該端末機器1900は、処理ユニット1910と通信ユニット1920を含む。ここで、処理ユニット1910は、第2端末の目標アクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定した場合、第1サイド伝送リソースを選択するように構成される。通信ユニット1920は、第1サイド伝送リソースによって目標データを再送するように構成される。
選択的に、処理ユニット1910は具体的に、目標選択ウィンドウ内に第1サイド伝送リソースを選択するように構成される。
選択的に、処理ユニット1910は具体的に、目標選択ウィンドウ内のリソースに基づいて候補リソースセットを決定し、候補リソースセットから第1サイド伝送リソースを選択するように構成される。
選択的に、処理ユニット1910は具体的に、目標選択ウィンドウ内のすべてのリソースによって構成されるセットを候補リソースセットとして決定し、候補リソースセット内に第1サイド伝送リソースをランダムに選択するように構成される。
選択的に、処理ユニット1910は具体的に、目標リスニングウィンドウ内のリスニング結果に基づいて目標選択ウィンドウ内に候補リソースセットを決定し、候補リソースセット内に第1サイド伝送リソースをランダムに選択するように構成される。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマに基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置に基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、サイドDRX-HARQ-RTT-タイマの失効時間領域位置、又は、失効時間領域位置の次のタイムスロットに対応する時間領域位置である。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、目標データに対応する第2サイド伝送リソースの時間領域位置に基づいて決定される。ここで、第2サイド伝送リソースは、第1端末が第2端末のアクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定する前に決定した、目標データを再送するサイド伝送リソースである。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、第2サイド伝送リソースの時間領域位置、又は、第2サイド伝送リソースの時間領域位置の次のタイムスロットに対応する時間領域位置である。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、第1時間領域位置に基づいて決定される。ここで、第1時間領域位置は、第1端末が決定した第2サイド伝送リソースの使用不可の時間領域位置であり、第2サイド伝送リソースは、第1端末が第2端末のアクティブ期間内に目標データの再送を行う使用可能なサイド伝送リソースがないことを決定する前に決定した、目標データを再送するサイド伝送リソースである。
選択的に、目標選択ウィンドウの開始時間領域位置は、第1時間領域位置の後にある。
選択的に、第1時間領域位置は、目標アクティブ期間内にある。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに基づいて決定される。ここで、目標タイマは、サイドDRX-再送タイマ、サイドDRX-非アクティブタイマ、及びサイドDRX-継続タイマ、のうちの少なくとも1つである。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置に基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標タイマの失効時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置のうちの最小値である。
選択的に、目標タイマが複数である場合、目標タイマの失効時間領域位置は、複数の目標タイマがいずれも失効する時間領域位置である。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置と目標データの残りのPDBに基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置に基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標アクティブ期間の終了時間領域位置と目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置のうちの最小値である。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標データの残りのPDBに基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置に基づいて決定される。
選択的に、目標選択ウィンドウの終了時間領域位置は、目標データの残りのPDBに対応する時間領域位置より小さいか、又は等しい。
選択的に、いくつかの実施例において、上記の通信ユニットは、通信インターフェース又は送受信機であり得、又は、通信チップ又はオンチップシステムの入力出力インターフェースであり得る。上記の処理ユニットは、1つ又は複数のプロセッサであり得る。
理解可能なこととして、本願の実施例による端末機器1900は、本願の方法実施例における第1端末に対応することができ、且つ、端末機器1900における各ユニットの上記と他の操作及び/又は機能のそれぞれは、上記の方法実施例における第1端末の相応的なプロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
図20は、本願の実施例に提供される通信機器2000の一種の構造概略図である。図20に示す通信機器2000は、プロセッサ2010を含む。プロセッサ2010は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、それによって、本願の実施例における無線通信方法を実現する。
選択的に、図20に示すように、通信機器2000はさらに、メモリ2020を含むことができる。ここで、プロセッサ2010は、メモリ2020からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、それによって、本願の実施例における無線通信方法を実現する。
ここで、メモリ2020は、プロセッサ2010から独立する1つの単独のデバイスであり得、プロセッサ2010に統合されても良い。
選択的に、図20に示すように、通信機器2000はさらに、送受信機2030を含むことができる。プロセッサ2010は、他の機器と通信を行わせるように該送受信機2030を制御することができる。具体的に、他の機器に情報又はデータを送信し、又は他の機器から送信された情報又はデータを受信することができる。
ここで、送受信機2030は、送信機と受信機を含むことができる。送受信機2030はさらに、アンテナを含むことができ、アンテナの数量は、1つの又は複数であり得る。
選択的に、該通信機器2000は具体的に、本願の実施例の第1端末であり得、且つ、該通信機器2000は、本願の実施例の各方法における第1端末に実現される相応的なプロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
図21は、本願の実施例の装置の構造概略図である。図21に示す装置2100は、プロセッサ2110を含む。プロセッサ2110は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、それによって、本願の実施例における無線通信方法を実現する。
選択的に、図21に示すように、装置2100はさらに、メモリ2120を含むことができる。ここで、プロセッサ2110は、メモリ2120からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、それによって、本願の実施例における無線通信方法を実現する。
ここで、メモリ2120は、プロセッサ2110から独立する1つの単独のデバイスであり得、プロセッサ2110に統合されても良い。
選択的に、該装置2100はさらに、入力インターフェース2130を含むことができる。ここで、プロセッサ2110は、他の機器又はチップと通信を行わせるように該入力インターフェース2130を制御することができる。具体的に、他の機器又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
選択的に、該装置2100はさらに、出力インターフェース2140を含むことができる。ここで、プロセッサ2110は、他の機器又はチップと通信を行わせるように該出力インターフェース2140を制御することができる。具体的に、他の機器又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択的に、該装置は、本願の実施例における第1端末に適用されることができ、且つ、該装置は、本願の実施例の各方法における第1端末に実現される相応的なプロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
選択的に、本願の実施例に言及された装置は、チップでもあり得る。例えば、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はオンチップシステムチップなどであり得る。
図22は、本願の実施例に提供される通信システム2200の一種のブロック概略図である。図22に示すように、該通信システム2200は、第1端末2210と第2端末2220を含む。
ここで、該第1端末2210は、上記の方法における第1端末に実現される相応的な機能を実現することができ、該第2端末2220は、上記の方法における第2端末に実現される相応的な機能を実現することができる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
理解可能なこととして、本願の実施例のプロセッサは、集積回路チップの一種であり得、信号処理機能を有する。実現過程において、上記の方法実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積ロジック回路又はソフトウェア形態の命令によって遂行させることができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、アプリケーション専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリート・ゲート又はトランジスタ・ロジック・デバイス、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネントなどであり得、本願の実施例に開示された各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現する又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサであり得、又は、該プロセッサは、任意の従来のプロセッサでもあり得る。本願の実施例に開示された方法を結合するステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されるように直接に体現され、又は復号化プロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせで実行されることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダム・メモリ、フラッシュ・メモリ、リード・オンリー・メモリ、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ又は電気的に消去可能なプログラマブル・メモリ、レジスタなどの本分野で成熟した記憶媒体に位置することができる。該記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアを結合して上記の方法のステップを遂行する。
理解可能なこととして、本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであり得、又は、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができる。ここで、不揮発性メモリは、リード・オンリー・メモリ(ROM:Read―Only Memory)、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル・リード・オンリー・メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル・リード・オンリー・メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュ・メモリであり得る。揮発性メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:Random Access Memory)であり得、外部高速キャッシュとして使用される。例示的が限定されない説明によって、多くの形態のRAMが使用されることができ、例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、エンハンス同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SLDRAM:SynchLink DRAM)、及びダイレクト・ラムバス・ランダム・アクセス・メモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)である。説明すべきこととして、本明細書で説明されたシステムと方法のメモリは、上記及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらには限定されないと意図する。
理解可能なこととして、上記のメモリは、例示的が限定されない説明である。例えば、本願の実施例におけるメモリはさらに、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM:static RAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM:dynamic RAM)、同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブル・データ・レート同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、エンハンス同期ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(ESDRAM:enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SLDRAM:synch link DRAM)、又はダイレクト・ラムバス・ランダム・アクセス・メモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)であり得る。即ち、本願の実施例におけるメモリは、上記及び他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらには限定されないと意図する。
本願の実施例はさらに、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
選択的に、該コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例におけるネットワーク機器又は基地局に適用されることができ、且つ、該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器又は基地局に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
選択的に、該コンピュータ可読記憶媒体は、本願の実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されることができ、且つ、該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末機器に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
本願の実施例はさらに、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
選択的に、該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるネットワーク機器又は基地局に適用されることができ、且つ、該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器又は基地局に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
選択的に、該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されることができ、且つ、該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末機器に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
本願の実施例はさらに、コンピュータプログラムを提供する。
選択的に、該コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるネットワーク機器又は基地局に適用されることができる。該コンピュータプログラムがコンピュータに実行されるときに、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるネットワーク機器又は基地局に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
選択的に、該コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されることができる。該コンピュータプログラムがコンピュータに実行されるときに、コンピュータに本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末機器に実現される相応的なプロセスを実行させる。簡潔のために、ここで繰り返して記載しない。
当業者が理解可能なこととして、本明細書に開示された実施例に結合して説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせで実現されることができる。これらの機能がハードウェアかソフトウェアで実行されるかは、技術的解決策の特定応用と設計制約条件に依存する。当業者は、各特定の応用に対して、異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、そのような実現は、本願の範囲を超えるものではない。
当業者が理解可能なこととして、説明の便宜と簡潔のために、上記に説明されたシステム、装置、及びユニットの具体的な動作過程について、上記の方法実施例における相応的な過程を参照して良く、ここで繰り返して記載しない。
本願に提供されるいくつかの実施例において、理解可能なこととして、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方式によって実現されることができる。例えば、上記で説明された装置実施例は、例示的なものだけであり、例えば、上記のユニットの分割は、ロジック機能の分割に過ぎない。実際に実現するときに、別の分割方法が存在し、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせるか、又は別のシステムに統合することができ、又はいくつかの特徴を無視するか、又は実行しないことができる。また、示された又は説明された相互カップリング、直接カップリング又は通信接続は、いくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接なカップリング又は通信接続であり、電気的、機械的又は他の形態であり得る。
上記に分離要素として説明されたユニットは、物理的に分離されてもされていなくても良く、ユニットとして表示された要素は、物理的なユニットであってもなくても良く、即ち、1箇所に位置しても良く、複数のネットワークユニットに分散されても良い。実際の需要に基づいて、そのうちの一部又はすべてのユニットを選択して、本実施例の解決策の目的を実現することができる。
また、本願の各実施例における各機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されても良く、各ユニットが単独で物理的に存在しても良く、少なくとも2つのユニットが1つのユニットに統合されても良い。
上記の機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、又は先行技術に貢献のある部分、又は該技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で体現されることができる。該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(PC、サーバ、又はネットワーク機器などであり得る)に、本願の各実施例に説明された方法のステップの全部又は一部を実行させるいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USB、モバイルハードディスク、リード・オンリー・メモリ(ROM:Read―Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はCDなどのプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
上記の内容は、本願の具体的な実施方式に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。本願に開示された技術的範囲内で、当業者が容易に想到し得る変形又は置換はすべて、本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。