JP7791990B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法

Info

Publication number
JP7791990B2
JP7791990B2 JP2024511938A JP2024511938A JP7791990B2 JP 7791990 B2 JP7791990 B2 JP 7791990B2 JP 2024511938 A JP2024511938 A JP 2024511938A JP 2024511938 A JP2024511938 A JP 2024511938A JP 7791990 B2 JP7791990 B2 JP 7791990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
visible light
communication device
base station
sound wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024511938A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2023189912A1 (ja
JPWO2023189912A5 (ja
Inventor
宗夫 飯田
憲由 福田
智春 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority claimed from PCT/JP2023/011144 external-priority patent/WO2023189912A1/ja
Publication of JPWO2023189912A1 publication Critical patent/JPWO2023189912A1/ja
Publication of JPWO2023189912A5 publication Critical patent/JPWO2023189912A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7791990B2 publication Critical patent/JP7791990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本開示は、水中可視光通信を行う通信装置及び通信方法に関する。
水中通信における伝送媒体として可視光を用いる方式が知られている。可視光は強い指向性を持つため、従来の可視光通信では、可視光信号の送信側及び受信側が固定されている前提下で、送信側及び受信側を対向させて通信することが一般的である。
可視光通信において送信側及び受信側の少なくとも一方が移動可能である場合、送信側及び受信側の各通信装置は、可視光信号を送信する方向である可視光通信方向(例えば、光軸方向)を通信相手に向けることが必要である。ここで、陸上又は宇宙では電波を用いて通信相手の方向を把握可能であるが、水中では電波の減衰が大きいため、水中可視光通信における通信相手の方向を把握するために電波を用いることが難しい。
特許文献1には、ソナー装置を有するレーザ水中通信装置が記載されている。この通信装置では、ソナー装置から通信目標に関する俯仰角・方位情報を受け取り、その方向にレーザ光学系を向けるようにサーボモータを制御する。
特開平4-103232号公報
第1の態様に係る通信装置は、対象通信装置との水中可視光通信を行う装置である。前記通信装置は、通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備える。
第2の態様に係る通信方法は、対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置で用いる方法である。前記通信方法は、前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信するステップと、前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行うステップと、通信データを含む可視光信号を送受信するステップと、を有する。
実施形態に係る通信装置の構成を示す図である。 実施形態に係る通信装置の適用例を示す図である。 第1実施形態に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第1実施形態に係る動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。 第1実施形態に係る通信装置の動作フロー例を示す図である。 第1実施形態の第1変更例に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第1実施形態の第1変更例に係る通信装置の動作フロー例を示す図である。 第1実施形態の第2変更例に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第1実施形態の第2変更例に係る動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。 第1実施形態の第2変更例に係る通信装置の動作フロー例を示す図である。 第1実施形態の第2変更例に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第1実施形態の第3変更例に係る通信装置の動作フロー例を示す図である。 第2実施形態に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第2実施形態に係る動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。 第2実施形態に係る通信装置の動作フロー例を示す図である。 第3実施形態に係る報知音波信号の内容(フォーマット)の一例を示す図である。 第3実施形態に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第3実施形態の第1変更例に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。 第3実施形態の第2変更例に係る通信装置の動作シナリオ例を示す図である。
音波は、可視光に比べて水中での通信可能距離が長く(すなわち、水中での減衰量が小さく)、且つ、可視光に比べて指向性が弱いため、通信相手の方向を把握するための伝送媒体として好適である。ここで、特許文献1に記載の通信装置のようにソナー装置を用いることで、音波を放射してその反射波を捉えて物体を検出可能である。
しかしながら、ソナー装置を用いて検出された物体がそもそも可視光通信装置であるか否かが分からないため、無駄な可視光通信方向の制御が発生し得る。また、ソナー装置を用いて検出された物体が可視光通信装置であったとしても、通信相手における可視光通信方向が自装置に向けられていない場合、可視光通信接続を確立できない。よって、従来の技術には、可視光通信接続の確立を円滑化する点において改善の余地がある。
そこで、本開示は、可視光通信接続の確立を円滑にすることを目的とする。
図面を参照しながら、実施形態に係る通信装置について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)第1実施形態
まず、第1実施形態に係る通信装置について説明する。第1実施形態に係る通信装置は、対象通信装置(すなわち、通信相手)との水中可視光通信を行う装置である。このような通信装置は、水中通信装置又は水中可視光通信装置と称されてもよい。なお、以下においては、水中通信として主として海中通信を想定するが、水中通信は湖や河川での通信であってもよい。
(1.1)通信装置の構成
図1は、第1実施形態に係る通信装置100の構成を示す図である。通信装置100は、可視光通信部110と、音波通信部120と、制御部130とを有する。
可視光通信部110は、制御部130の制御下で、通信データを含む可視光信号を送受信する。換言すると、可視光通信部110は、対象通信装置とのデータ通信を可視光通信により行う。可視光通信部110は、発光部111と、受光部112と、駆動部113とを有する。
発光部111は、少なくとも1つの発光素子を含む。発光素子は、レーザダイオード(LD)又は発光ダイオード(LED)であってもよい。発光部111は、制御部130が可視光通信用に出力する電気信号(送信信号)を可視光信号に変換し、可視光信号を対象通信装置に送信する。発光部111は、様々な方向(例えば、360度の全方向)に可視光信号を送信できるように、様々な方向に向けて配置された複数の発光素子を含んでもよい。
以下において、発光素子がLDであって、水中可視光通信として水中レーザ通信を行うことを主として想定する。なお、LEDを用いる場合の通信可能距離は数十メートル程度であり、LDを用いる場合の通信可能距離は200メートル程度である。但し、可視光は指向性が強いため、高精度な光軸合わせ技術を必要とする。また、可視光通信は、音波通信に比べて高速通信が可能であって、音波通信に比べて小型化及び低消費電力化が可能である。
受光部112は、少なくとも1つの受光素子を含む。受光部112は、対象通信装置からの可視光信号を受信し、受信した可視光信号を電気信号(受信信号)に変換し、受信信号を制御部130に出力する。受光部112は、様々な方向(例えば、360度の全方向)からの可視光信号を受信できるように、様々な方向に向けて配置された複数の受光素子を含んでもよい。
駆動部113は、制御部130の制御下で、可視光通信部110(具体的には、発光部111)が可視光信号を送信する方向である可視光通信方向(例えば、光軸方向)を可変とするように発光部111を駆動する。駆動部113は、発光部111の向きを変更するためのアクチュエータを含んでもよい。駆動部113は、受光部112の向きを変更するためのアクチュエータを含んでもよい。アクチュエータは、発光部111及び受光部112のセットの向きを変更してもよい。駆動部113は、様々な方向に向けて配置された複数の発光素子のうち特定の方向に対応する一部の発光素子を選択的に駆動する駆動回路を含んでもよい。
音波通信部120は、制御部130の制御下で、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を送受信する。換言すると、音波通信部120は、可視光通信接続の確立を制御するための通信を音波通信により行う。音波通信部120は、送波部121と、受波部122とを有する。
送波部121は、少なくとも1つの送波器を含む。送波部121は、制御部130が音波通信用に出力する電気信号(送信信号)を音波信号に変換し、音波信号を送信する。受波部122は、少なくとも1つの受波器を含む。受波部122は、音波信号を受信し、受信した音波信号を電気信号(受信信号)に変換し、受信信号を制御部130に出力する。
音波(音波信号)は、可視光に比べて水中での通信可能伝送距離が長い、すなわち、水中での減衰量が小さいが、通信速度は可視光通信に比べて非常に低速である。音波(音波信号)は、可視光(可視光信号)に比べて指向性が弱く、可視光通信のような高精度な光軸合わせは不要である。つまり、音波通信は、可視光通信に比べて広い通信範囲での通信を行うことが可能である。但し、音波通信は、可視光通信に比べて消費電力が大きい。
制御部130は、通信装置100の全体的な動作を制御する。例えば、制御部130は、可視光通信部110及び音波通信部120を制御する。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、デジタル信号プロセッサと、CPU(Central Processing Unit)とを含んでもよい。デジタル信号プロセッサは、デジタル信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。
このように構成された通信装置100において、音波通信部120(受波部122)は、対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する。制御部130は、音波通信部120が受信した音波信号に含まれる情報に基づいて、可視光通信接続を対象通信装置と確立するための制御を行う。これにより、ソナー装置を用いる場合に比べて高度な制御が可能になり、可視光通信接続の確立を円滑化できる。
音波通信部120(受波部122)は、対象通信装置の識別子を含む音波信号を受信してもよい。これにより、制御部130は、受信した音波信号に含まれる識別子に基づいて対象通信装置を識別できる。音波通信部120(送波部121)は、通信装置100の識別子を含む音波信号を送信してもよい。これにより、当該音波信号を受信した別の通信装置は、受信した音波信号に含まれる識別子に基づいて通信装置100を識別できる。
第1実施形態において、制御部130は、音波通信部120を用いた音波通信により対象通信装置の位置を取得する。制御部130は、対象通信装置の位置と、通信装置100の位置(すなわち、自己位置)とに基づいて、可視光通信方向が対象通信装置に向くように可視光通信部110(例えば、駆動部113)を制御する。これにより、可視光通信方向(例えば、光軸方向)を対象通信装置に適切に向けることが可能である。なお、「位置」とは、3次元の位置であって、例えば、基準点座標上の位置であってもよい。或いは、「位置」とは、緯度、経度、及び高度からなる絶対位置であってもよい。
第1実施形態において、音波通信部120(受波部122)は、対象通信装置の位置を示す位置情報を含む音波信号を受信する。制御部130は、受信された音波信号に含まれる位置情報に基づいて対象通信装置の位置を取得する。これにより、制御部130は、対象通信装置の位置を適切に取得できる。また、第1実施形態において、音波通信部120(受波部122)は、対象通信装置の位置を示す位置情報を含む音波信号を、対象通信装置から受信する。これにより、制御部130は、対象通信装置の位置を対象通信装置から直接的に取得できる。
通信装置100の位置(すなわち、自己位置)の取得方法としては、通信装置100が例えば海底、海底構造物、又はブイ等に固定されている場合、制御部130が自己位置を予め記憶してもよい。或いは、通信装置100が測位衛星からの衛星信号を受信可能である場合を想定すると、通信装置100がGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を有し、制御部130がGNSS測位を用いて自己位置を取得してもよい。これらの自己位置の取得方法は、基地局装置として動作する通信装置100の自己位置取得方法として好適である。
一方、通信装置100が移動可能であって、測位衛星からの衛星信号を受信不可である場合を想定すると、制御部130は、音波通信を用いて自己位置を取得してもよい。このような自己位置の取得方法は、端末装置として動作する通信装置100の自己位置取得方法として好適である。例えば、音波通信部120は、第1音波信号(以下、「質問音波信号」と称する)を送信した後、質問音波信号を受信した各基地局装置から第2音波信号(以下、「応答音波信号」と称する)を受信してもよい。制御部130は、応答音波信号の受信に応じて定められる各基地局装置との往復伝搬時間に基づいて、端末装置の位置(自己位置)を取得する。具体的には、制御部130は、水中における音波伝搬速度(平均音速)と往復伝搬時間とから端末装置と各基地局装置との間の距離を取得できる。制御部130は、3つ以上の基地局装置との各距離を取得すると、各基地局装置を基準点とした基準座標上での自己位置を取得できる。このような自己位置取得方法は、LBL(Long Base Line)方式又はSBL(Short Base Line)方式と称されることがある。第1実施形態では、自己位置取得方法としてLBLを主として想定する。
音波通信部120(送波部121)は、通信装置100の位置(自己位置)を示す位置情報を含む音波信号を対象通信装置に送信する。これにより、対象通信装置は、通信装置100の位置を通信装置100から直接的に取得できる。
制御部130は、対象通信装置の位置と、通信装置100の位置とに基づいて、対象通信装置と通信装置100との間の距離を取得する。制御部130は、取得された距離に基づいて、可視光通信における可視光信号の初期送信電力を制御してもよい。これにより、制御部130は、可視光通信における可視光信号の初期送信電力を適切に制御・設定できる。
対象通信装置の候補(以下、「候補通信装置」と称する)が複数存在する場合、音波通信部120(受波部122)は、各候補通信装置から、位置情報を含む音波信号を受信してもよい。この場合、制御部130は、各候補通信装置の位置と、通信装置100の位置とに基づいて、各候補通信装置との距離を取得してもよい。制御部130は、取得された各距離に基づいて、これらの候補通信装置から対象通信装置を選択してもよい。例えば、制御部130は、通信装置100との距離が最も短い候補通信装置を、他の候補通信装置よりも優先して対象通信装置として選択してもよい。これにより、制御部130は、複数の候補通信装置の中から対象通信装置を適切に選択できる。
音波通信部120は、可視光通信接続を確立するための接続用音波信号を対象通信装置に送信及び/又は対象通信装置から受信してもよい。制御部130は、可視光通信接続が確立された後、対象通信装置との水中可視光通信を行うように可視光通信部110を制御する。これにより、可視光通信接続を明示的に確立し、可視光通信を適切に開始可能になる。
(1.2)通信装置の適用例
図2は、第1実施形態に係る通信装置100の適用例を示す図である。ここでは、端末装置と基地局装置との間で水中通信を行う場合を想定する。但し、端末装置間で水中通信を行う場合を想定してもよい。或いは、基地局装置間で水中通信を行う場合を想定してもよい。端末装置間で水中通信を行う場合、水中可視光通信を行う一対の通信装置(自通信装置及び対象通信装置)はいずれも端末装置である。基地局装置間で水中通信を行う場合、水中可視光通信を行う一対の通信装置(自通信装置及び対象通信装置)はいずれも基地局装置である。
図2の例では、水中可視光通信を行う一方の通信装置100が端末装置100aであって、水中可視光通信を行う他方の通信装置100が基地局装置100bである。端末装置100aの観点では、基地局装置100bが対象通信装置であり、基地局装置100bの観点では、端末装置100aが対象通信装置である。
基地局装置100bは、バックホール通信部140を有する。バックホール通信部140は、制御部130bの制御下でネットワーク側(例えば、地上又は船上)との通信を有線通信、電波通信、又は可視光通信により行う。バックホール通信部140は、周辺の他の基地局装置との基地局間通信が可能であってもよい。
基地局装置100bは、GNSS測位により基地局装置100bの位置(自己位置)を取得するGNSS測位部150を有していてもよい。GNSS測位部150は、例えば、GPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)、COMPASS、Galileoのうち少なくとも1つのGNSS受信機を含んでもよい。但し、基地局装置100bが固定されている場合、制御部130bが基地局装置100bの位置(自己位置)を予め記憶していてもよい。この場合、基地局装置100bは、GNSS測位部150を有していなくてもよい。
端末装置100aの可視光通信部110a及び基地局装置100bの可視光通信部110bは、可視光通信(具体的には、水中可視光通信)を行い、可視光信号を送受信する。一方、端末装置100aの音波通信部120a及び基地局装置100bの音波通信部120bは、音波通信(具体的には、水中音波通信)を行い、音波信号を送受信する。
基地局装置100bにおいて、音波通信部120b(受波部122b)は、端末装置100a(送波部121a)から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する。制御部130bは、音波通信部120bが受信した音波信号に含まれる情報に基づいて、可視光通信接続を端末装置100aと確立するための制御を行う。例えば、制御部130bは、音波通信部120bを用いた音波通信により端末装置100aの位置を取得する。制御部130bは、端末装置100aの位置と、基地局装置100bの位置(すなわち、自己位置)とに基づいて、可視光通信方向が端末装置100aに向くように可視光通信部110b(例えば、駆動部113b)を制御する。
基地局装置100bにおいて、音波通信部120b(送波部121b)は、基地局IDを含む音波信号を端末装置100aに送信してもよい。音波通信部120b(受波部122b)は、端末IDを含む音波信号を端末装置100aから受信してもよい。
基地局装置100bにおいて、音波通信部120b(送波部121b)は、基地局装置の位置を示す基地局位置情報を含む音波信号を端末装置100aに送信してもよい。音波通信部120b(受波部122b)は、端末装置100aの位置を示す端末位置情報を含む音波信号を端末装置100aから受信してもよい。
基地局装置100bにおいて、音波通信部120bは、可視光通信接続を確立するための接続用音波信号を端末装置100aに送信及び/又は端末装置100aから受信してもよい。例えば、音波通信部120bは、接続要求音波信号を端末装置100aから受信し、当該接続要求の承諾を示す確認応答音波信号(以下、「ACK音波信号」と称する)を端末装置100aに送信してもよい。
基地局装置100bにおいて、制御部130bは、端末装置100aの位置と、基地局装置100bの位置(自己位置)とに基づいて、端末装置100aと基地局装置100bとの間の距離を取得してもよい。制御部130bは、取得された距離に基づいて、可視光通信における可視光信号の初期送信電力を制御してもよい。
一方、端末装置100aにおいて、音波通信部120a(受波部122a)は、基地局装置100b(送波部121b)から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する。制御部130aは、音波通信部120aが受信した音波信号に含まれる情報に基づいて、可視光通信接続を基地局装置100bと確立するための制御を行う。例えば、制御部130aは、音波通信部120aを用いた音波通信により基地局装置100bの位置を取得する。制御部130aは、基地局装置100bの位置と、端末装置100aの位置(すなわち、自己位置)とに基づいて、可視光通信方向が基地局装置100bに向くように可視光通信部110a(例えば、駆動部113a)を制御する。
端末装置100aにおいて、音波通信部120a(送波部121a)は、端末装置100aの識別子(以下、「端末ID」と称する)を含む音波信号を基地局装置100bに送信してもよい。音波通信部120a(受波部122a)は、基地局装置100bの識別子(以下、「基地局ID」と称する)を含む音波信号を基地局装置100bから受信してもよい。
端末装置100aにおいて、音波通信部120a(送波部121a)は、端末装置100aの位置を示す端末位置情報を含む音波信号を基地局装置100bに送信してもよい。音波通信部120a(受波部122a)は、基地局装置100bの位置を示す基地局位置情報を含む音波信号を基地局装置100bから受信してもよい。
端末装置100aにおいて、音波通信部120aは、可視光通信接続を確立するための接続用音波信号を基地局装置100bに送信及び/又は基地局装置100bから受信してもよい。例えば、音波通信部120aは、接続要求音波信号を基地局装置100bに送信し、ACK音波信号を基地局装置100bから受信してもよい。
端末装置100aにおいて、制御部130aは、端末装置100aの位置(自己位置)と、基地局装置100bの位置とに基づいて、端末装置100aと基地局装置100bとの間の距離を取得してもよい。制御部130aは、取得された距離に基づいて、可視光通信における可視光信号の初期送信電力を制御してもよい。
端末装置100aは、複数の基地局装置100b(すなわち、複数の候補通信装置)の中から選択された基地局装置100bを対象通信装置として水中可視光通信を行ってもよい。制御部130aは、音波通信部120aが受信する音波信号に含まれる情報に基づいて、複数の基地局装置100bの中から対象通信装置を選択する制御を行ってもよい。これにより、複数の基地局装置100bのうち最適な対象通信装置との水中可視光通信を行うことが可能になる。
端末装置100aにおいて、制御部130aは、音波通信部120aが受信する音波信号に基づいて、端末装置100aと各基地局装置100bとの間の距離を取得してもよい。制御部130aは、各基地局装置100bについて取得された距離に基づいて、複数の基地局装置100bの中から対象通信装置を選択してもよい。例えば、制御部130aは、端末装置100aとの距離が最も短い基地局装置100bを対象通信装置として優先的に選択してもよい。
基地局装置100bにおいて、音波通信部120bは、基地局装置100bにおける端末装置100aの収容可否を示す収容可否情報を含む音波信号を送信してもよい。例えば、基地局装置100bがある時点で1つの端末装置100aとのみ可視光通信が可能であって、基地局装置100bが端末装置100aと可視光通信を実行中である場合、音波通信部120bは、基地局装置100bが新たに端末装置100aを収容不可であることを示す収容可否情報を含む音波信号を送信する。
端末装置100aにおいて、音波通信部120aは、収容可否情報を含む音波信号を基地局装置100bから受信する。制御部130aは、受信された音波信号に含まれる収容可否情報に基づいて、複数の基地局装置100bの中から対象通信装置を選択してもよい。具体的には、制御部130aは、複数の基地局装置100bの中から、新たに端末装置100aを収容可能な基地局装置100bを抽出し、抽出された基地局装置100bの中から対象通信装置を選択する。
(1.3)通信装置の動作例
図3は、第1実施形態に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。図4は、本動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。
第1実施形態に係る動作シナリオ例では、LBL基準点が各基地局装置100b内に存在するものとする。すなわち、各基地局装置100bは、LBLにおけるトランスポンダとしての機能を有する。
本動作シナリオ例では、3つの基地局装置100b(100b1,100b2,100b3)が水面にあり、例えば各基地局装置100bがブイに固定されている。各基地局装置100bにおいて、可視光通信部110b及び音波通信部120bは水中(水面よりも下)にあり、GNSS測位部150及びバックホール通信部140は水上(水面よりも上)にある。端末装置100aは、水中にある。
第1に、端末装置100aは、LBLにおける測位用音波信号を各基地局装置100bと送受信する。具体的には、端末装置100aは、質問音波信号を各基地局装置100bに送信し、応答音波信号を各基地局装置100bから受信することで、各基地局装置100bとの往復伝搬時間を取得する。そして、端末装置100aは、取得された往復伝搬時間に基づいて自己位置を取得する。
第2に、端末装置100aは、各基地局装置100bから報知音波信号を受信する。報知音波信号は、周期的に送信される音波信号であって、基地局装置100bに関する情報を含む音波信号である。報知音波信号は、当該報知音波信号の宛先を指定しない報知(ブロードキャスト)メッセージである。
第1実施形態では、報知音波信号は、図4に示すように、当該報知音波信号の送信元の基地局装置100bに関する情報を含む。具体的には、報知音波信号は、当該報知音波信号の送信元の基地局装置100bの基地局IDと、当該基地局装置100bの基地局位置情報と、当該基地局装置100bの収容可否情報とを含む。但し、報知音波信号に収容可否情報を含めることに代えて、端末装置100aを収容可能な基地局装置100bのみが報知音波信号を送信するとしてもよい。
端末装置100aは、各基地局装置100bから報知音波信号を受信することで各基地局装置100bの位置を取得する。
第3に、端末装置100aは、対象通信装置とする基地局装置100bを選択し、接続用音波信号を当該基地局装置100b(対象通信装置)と送受信する。例えば、端末装置100aは、接続要求音波信号を基地局装置100b(対象通信装置)に送信し、ACK音波信号を基地局装置100b(対象通信装置)から受信する。
第1実施形態では、接続要求音波信号は、図4に示すように、端末装置100aが選択した基地局装置100b(すなわち、接続要求音波信号の宛先)の基地局IDと、端末装置100a(すなわち、接続要求音波信号の送信元)の端末IDと、端末装置100aの端末位置情報とを含む。ACK音波信号は、図4に示すように、当該ACK音波信号の送信元の基地局装置100bの基地局IDと、ACK音波信号の宛先である端末装置100aの端末IDとを含む。
基地局装置100b(対象通信装置)は、接続要求音波信号を受信することで端末装置100aの位置を取得する。
第4に、端末装置100aは、基地局装置100b(対象通信装置)の位置と、端末装置100aの位置(自己位置)とに基づいて、可視光通信方向が当該基地局装置100bに向くように可視光通信部110aを制御する。同様に、当該基地局装置100bは、当該基地局装置100bの位置(自己位置)と、端末装置100aの位置とに基づいて、可視光通信方向が端末装置100aに向くように可視光通信部110bを制御する。その結果、当該基地局装置100bと端末装置100aとの間で可視光通信接続が確立される。可視光通信接続が確立されると、当該基地局装置100b及び端末装置100aは、通信データを可視光通信により送受信する。
なお、接続要求音波信号を受信した基地局装置100bは、当該接続要求を拒否する場合、ACK音波信号の送信に代えて、否定応答(NACK)音波信号を送信してもよい。或いは、基地局装置100bは、当該接続要求を拒否する場合、ACK音波信号を送信しないとしてもよい。端末装置100aは、NACK音波信号を受信した場合、又は接続要求音波信号の送信から所定時間が経過した場合(すなわち、タイムアウトとみなした場合)、2番目に優先順位の高い基地局装置100bを選択し、選択された基地局装置100bに対して接続要求音波信号を送信してもよい。
音波通信領域において、測位用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、時分割で多重されてもよい(TDM)。測位用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、周波数分割で多重されてもよい(FDM)。或いは、測位用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、符号分割で多重されてもよい(CDM)。各基地局装置100bの報知音波信号は、時分割で多重されてもよい。或いは、当該報知音波信号は、周波数分割で多重されてもよい。或いは、当該報知音波信号は、各通信装置100の固有の直交符号系列を用いて符号分割で多重されてもよい。
図5は、第1実施形態に係る通信装置100の動作フロー例を示す図である。本動作フロー例では、各基地局装置100bは自己位置を予め取得しているものとする。
ステップS101において、端末装置100aは、質問音波信号を各基地局装置100bに送信する。端末装置100aは、データ通信を行う必要が生じたこと、例えば、端末装置100aにおいてネットワーク側に送信するべき通信データ(例えば、センシングデータ)が発生したことをトリガとして、質問音波信号を送信してもよい。
ステップS102において、質問音波信号を受信した基地局装置100b3は、応答音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS103において、質問音波信号を受信した基地局装置100b2は、応答音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS104において、質問音波信号を受信した基地局装置100b1は、応答音波信号を端末装置100aに送信する。このように、第1実施形態では、各基地局装置100bがLBLにおけるトランスポンダとして機能する。
ステップS105において、端末装置100aは、ステップS101乃至S104の結果に基づいてLBLにより自己位置を取得する。
ステップS106において、基地局装置100b3は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS107において、基地局装置100b2は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS108において、基地局装置100b1は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。なお、各基地局装置100bは、端末装置100aからの質問音波信号の受信をトリガとして報知音波信号を送信してもよい。この場合、各基地局装置100bは、報知音波信号を1回のみ送信するとしてもよい。或いは、各基地局装置100bは、質問音波信号の受信から一定期間内のみにおいて報知音波信号を周期的に送信するとしてもよい。これにより、報知音波信号を常に周期的に送信する場合に比べて低消費電力化を図ることができる。
端末装置100aは、各基地局装置100bから報知音波信号を受信することで各基地局装置100bの位置を取得する。
ステップS109において、端末装置100aは、対象通信装置(すなわち、接続要求先)とする基地局装置100bを選択する。ここでは、端末装置100aが基地局装置100b1を対象通信装置として選択したと仮定して説明を続ける。
ステップS110において、端末装置100aは、接続要求音波信号を基地局装置100b1に送信する。この接続要求音波信号は、基地局装置100b1の基地局IDを宛先として含み、且つ、端末装置100aの端末位置情報を含む。
ステップS111において、基地局装置100b1は、ACK音波信号を端末装置100aに送信する。このACK音波信号は、端末装置100aの端末IDを宛先として含む。
ステップS112において、端末装置100aは、ステップS105で取得した自己位置と、ステップS108で取得した基地局装置100b1の位置とに基づいて、可視光通信方向が基地局装置100b1に向くように可視光通信部110aを制御する。
ステップS113において、基地局装置100b1は、予め取得している自己位置と、ステップS110で取得した端末装置100aの位置とに基づいて、可視光通信方向が端末装置100aに向くように可視光通信部110bを制御する。
ステップS114において、基地局装置100b1及び端末装置100aは、可視光通信接続を確立する処理を行う。ここで、基地局装置100b1及び端末装置100aのそれぞれは、基地局装置100b1と端末装置100aとの間の距離に基づいて、可視光信号の初期送信電力を設定する。可視光通信接続が確立されると、基地局装置100b1及び端末装置100aは、通信データを可視光通信により送受信する。
(1.4)第1実施形態の第1変更例
次に、第1実施形態の第1変更例に係る通信装置100について、上述の第1実施形態との相違点を主として説明する。本変更例では、LBL基準点は基地局装置100bの外部に存在する。すなわち、LBL基準点となる測位用通信装置を基地局装置100bとは別に設ける。
本変更例では、通信装置100の音波通信部120は、複数の測位用通信装置に対する質問音波信号を送信し、質問音波信号を受信した各測位用通信装置から応答音波信号を受信する。通信装置100の制御部130は、応答音波信号の受信に応じて定められる各測位用通信装置200との往復伝搬時間に基づいて自己位置を取得する。
図6は、第1実施形態の第1変更例に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。
図6の例では、複数の測位用通信装置200が水中に設置されている。各測位用通信装置200は音波通信部を有し、LBLにおける基準点及びトランスポンダとして機能する。但し、複数の測位用通信装置200のうち一部が、いずれかの基地局装置100bと一体化されていてもよい(第1実施形態を参照)。
本変更例では、端末装置100aは、LBLにおける測位用音波信号を各測位用通信装置200と送受信する。具体的には、端末装置100aは、質問音波信号を各測位用通信装置200に送信し、応答音波信号を各測位用通信装置200から受信することで、各測位用通信装置200との往復伝搬時間を取得する。そして、端末装置100aは、取得された往復伝搬時間に基づいて自己位置を取得する。なお、本変更例では、基地局装置100bが移動可能であってもよい。基地局装置100bは、測位用音波信号を各測位用通信装置200と送受信することで自己位置を取得してもよい。
図7は、第1実施形態の第1変更例に係る通信装置100の動作フロー例を示す図である。本動作フロー例では、各基地局装置100bは自己位置を予め取得しているものとする。
ステップS121において、端末装置100aは、質問音波信号を各測位用通信装置200に送信する。
ステップS122において、質問音波信号を受信した各測位用通信装置200は、応答音波信号を端末装置100aに送信する。
ステップS123において、端末装置100aは、ステップS121及びS122の結果に基づいてLBLにより自己位置を取得する。
その後の動作については、上述の第1実施形態と同様である。
(1.5)第1実施形態の第2変更例
次に、第1実施形態の第2変更例に係る通信装置100について、上述の第1実施形態との相違点を主として説明する。本変更例では、各通信装置100の位置を管理する位置管理通信装置を設ける。そして、通信装置100の音波通信部120は、対象通信装置の位置を示す位置情報を含む音波信号を位置管理通信装置から受信する。
図8は、第1実施形態の第2変更例に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。図9は、本動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。
図8の例では、複数の測位用通信装置200と、位置管理通信装置300とが水中に設置されている。測位用通信装置200については、上述の第1変更例と同様である。位置管理通信装置300は音波通信部を有し、端末装置100a及び基地局装置100bとの音波通信を行う。
第1に、端末装置100aは、上述の第1変更例と同様に、測位用通信装置200を用いて自己位置を取得する。基地局装置100bも、測位用通信装置200を用いて自己位置を取得してもよい。そのため、基地局装置100bは、移動可能であってもよい。
第2に、端末装置100aは、端末位置情報を含む登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信する。例えば、端末装置100aからの登録用音波信号は、図9に示すように、端末装置100aの端末IDと、端末装置100aの端末位置情報とを含む。登録用音波信号は、位置管理通信装置300のIDを宛先としてさらに含んでもよい。
各基地局装置100bは、基地局位置情報を含む登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信してもよい。例えば、基地局装置100bからの登録用音波信号は、図9に示すように、当該基地局装置100bの基地局IDと、当該基地局装置100bの基地局位置情報と、当該基地局装置100bの収容可否情報とを含む。但し、各基地局装置100bが固定されている前提下では、位置管理通信装置300は、各基地局装置100bの位置を予め取得していてもよい。その場合、位置管理通信装置300は、基地局装置100bからの登録用音波信号は不要としてもよい。或いは、基地局位置情報を含まずに基地局ID及び収容可否情報を含む登録用音波信号を基地局装置100bが送信してもよい。
第3に、位置管理通信装置300は、自身が管理している各通信装置100の情報に基づいて、各通信装置100の位置情報を含む報知音波信号を送信する。例えば、本変更例に係る報知音波信号は、図9に示すように、各基地局装置100bの基地局ID・基地局位置情報・収容可否情報と、端末装置100aの端末ID・端末位置情報とを含む。
端末装置100aは、位置管理通信装置300からの報知音波信号を受信することで各基地局装置100bの位置(及び端末収容可否)を取得する。各基地局装置100bは、位置管理通信装置300からの報知音波信号を受信することで端末装置100aの位置を取得する。そのため、本変更例では、端末装置100aが送信する接続要求音波信号は、端末装置100aの端末位置情報を含まなくてもよい。
本変更例では、音波通信領域において、測位用音波信号、登録用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、時分割で多重されてもよい(TDM)。測位用音波信号、登録用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、周波数分割で多重されてもよい(FDM)。或いは、測位用音波信号、登録用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、符号分割で多重されてもよい(CDM)。各通信装置100の登録用音波信号は、時分割で多重されてもよい。或いは、各通信装置100の登録用音波信号は、周波数分割で多重されてもよい。或いは、各通信装置100の登録用音波信号は、各通信装置100の固有の直交符号系列を用いて符号分割で多重されてもよい。
本変更例では、各基地局装置100bは、端末収容可否の状態が変化した際に、具体的には、新たに端末装置100aを収容できなくなった又は新たに端末装置100aを収容できるようになった際に、変化後の端末収容可否の状態を示す収容可否情報を含む登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信してもよい。各基地局装置100bは、自身の位置が変更されたと判定した際に、登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信してもよい。
図10は、第1実施形態の第2変更例に係る通信装置100の動作フロー例を示す図である。本動作フロー例では、各基地局装置100bは自己位置を予め取得しているものとする。
ステップS130において、端末装置100aは、上述の第1変更例と同様にして自己位置を取得する。
ステップS131において、基地局装置100b1は、登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信する。ステップS132において、基地局装置100b2は、登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信する。ステップS133において、基地局装置100b3は、登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信する。位置管理通信装置300は、各基地局装置100bからの登録用音波信号に基づいて、各基地局装置100bの位置及び/又は端末収容可否を取得する。
ステップS134において、端末装置100aは、登録用音波信号を位置管理通信装置300に送信する。位置管理通信装置300は、端末装置100aからの登録用音波信号に基づいて、端末装置100aの位置を取得する。
ステップS135において、位置管理通信装置300は、報知音波信号を送信する。端末装置100aは、報知音波信号を受信することで各基地局装置100bの位置を取得する。各基地局装置100bは、報知音波信号を受信することで端末装置100aの位置を取得する。
その後の動作については、上述の第1実施形態と同様である。但し、ステップS110において端末装置100aから基地局装置100b1に送信される接続要求音波信号は、端末装置100aの位置情報を含まずに、基地局装置100b1の識別子(宛先)及び端末装置100aの識別子(送信元)を含んでもよい。
(1.6)第1実施形態の第3変更例
次に、第1実施形態の第3変更例に係る通信装置100について、上述の第1実施形態との相違点を主として説明する。本変更例では、端末装置100aの音波通信部120aは、基地局装置100b間で同期して各基地局装置100bから送信される測位用参照信号を音波信号として受信する。端末装置100aの制御部130aは、受信された測位用参照信号に基づいて、端末装置100aの位置を取得する。
図11は、第1実施形態の第2変更例に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。
本変更例では、各基地局装置100bは、互いに同期して測位用参照信号を音波信号として送信する。これにより、端末装置100aは、各測位用参照信号の到達時間差に基づいて、各基地局装置100bを基準点とした基準点座標上での自己位置を取得できる。そのため、上述のようなLBLにおける測位用音波信号(質問音波信号及び応答音波信号)の送受信は不要である。
なお、各基地局装置100bは、測位用参照信号を報知音波信号とは別に常に送信してもよい。各基地局装置100bは、自身の基地局IDをシードとした直交系列により測位用参照信号を構成してもよい。これにより、端末装置100aは、測位用参照信号に基づいて基地局IDを取得できるため、基地局IDに基づいて測位用参照信号と報知音波信号とを対応付けることができる。
本変更例では、音波通信領域において、測位用参照信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、時分割で多重されてもよい(TDM)。測位用音波信号、登録用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、周波数分割で多重されてもよい(FDM)。或いは、測位用音波信号、登録用音波信号、報知音波信号、及び接続用音波信号は、符号分割で多重されてもよい(CDM)。
但し、測位用参照信号を報知音波信号と共通化してもよい。この場合、各基地局装置100bは、直交符号系列を用いて報知音波信号を同時に送信してもよい。
図12は、第1実施形態の第3変更例に係る通信装置100の動作フロー例を示す図である。本動作フロー例では、各基地局装置100bは自己位置を予め取得しているものとする。
ステップS141乃至S143において、基地局装置100b1乃至100b3は、測位用参照信号を音波信号として送信する。
ステップS144において、端末装置100aは、基地局装置100b1乃至100b3から受信する測位用参照信号に基づいて自己位置を取得する。
その後の動作については、上述の第1実施形態と同様である。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態について、上述の第1実施形態との相違点を主として説明する。上述の第1実施形態では、各通信装置100の位置を取得することで可視光通信方向を制御していたが、第2実施形態では、各通信装置100の位置を取得することに代えて、対象通信装置からの音波信号の到来方向を取得することで可視光通信方向を制御する。
第2実施形態に係る通信装置100において、音波通信部120は、対象通信装置から送信される音波信号を受信する。制御部130は、音波通信部120が受信した音波信号に基づいて当該音波信号の到来方向を推定する。そして、制御部130は、可視光通信方向(例えば、光軸方向)が当該到来方向になるように可視光通信部110を制御する。これにより、可視光通信方向を対象通信装置に適切に向けることが可能である。
第2実施形態では、通信装置100の音波通信部120の受波部122は、音波の波長と同程度の間隔で設置された受波器からなる受波器アレイを含む。制御部130は、音波信号の到来角度(到来方向)を受波器間の位相差として取得する。このような方法を用いる方式は、USBL(Ultra Short Base Line)方式とも称される。
第2実施形態では、通信装置100の制御部130は、対象通信装置における音波信号の送信電力と、音波通信部120が受信した音波信号の受信電力と、から算出される減衰量に基づいて、対象通信装置と通信装置100との間の距離を取得してもよい。そして、制御部130は、取得された距離に基づいて、可視光通信における可視光信号の初期送信電力を制御してもよい。
通信装置100の音波通信部120は、複数の候補通信装置のそれぞれから音波信号を受信してもよい。制御部130は、各候補通信装置と通信装置100との間の距離を減衰量に基づいて取得し、取得された距離に基づいて複数の候補通信装置の中から対象通信装置を選択してもよい。
図13は、第2実施形態に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。図14は、本動作シナリオ例において送受信される音波信号の内容(フォーマット)を示す図である。
本動作シナリオ例では、基地局装置100bが水面にある。具体的には、基地局装置100bにおいて、可視光通信部110b及び音波通信部120bは水中(水面よりも下)にあり、バックホール通信部140は水上(水面よりも上)にある。基地局装置100bは、GNSS測位部150を有していなくてもよい。第2実施形態では、音波信号の到来方向を取得することで可視光通信方向を制御する構成であるため、基地局装置100bが移動可能であってもよい。端末装置100aは、水中にある。
第1に、基地局装置100bは、報知音波信号を送信する。第2実施形態では、報知音波信号は、図14に示すように、当該基地局装置100bの基地局IDと、当該基地局装置100bの収容可否情報と、当該報知音波信号の送信電力を示す送信電力情報とを含む。但し、報知音波信号の送信電力が既知(固定)である場合、報知音波信号は送信電力情報を含まなくてもよい。
端末装置100aは、報知音波信号を受信するとともに、当該報知音波信号の到来方向を取得する。また、端末装置100aは、報知音波信号の送信電力と、報知音波信号の受信電力と、から算出される減衰量に基づいて、基地局装置100bと端末装置100aとの間の距離を取得する。
端末装置100aは、複数の基地局装置100bのそれぞれから報知音波信号を受信してもよい。端末装置100aは、各基地局装置100bと端末装置100aとの間の距離を取得し、取得された距離に基づいて複数の基地局装置100bの中から対象通信装置を選択してもよい。
第2に、端末装置100aは、接続用音波信号を基地局装置100b(対象通信装置)と送受信する。例えば、端末装置100aは、接続要求音波信号を当該基地局装置100bに送信し、ACK音波信号を当該基地局装置100bから受信する。
第2実施形態では、接続要求音波信号は、図14に示すように、端末装置100aが選択した基地局装置100b(すなわち、接続要求音波信号の宛先)の基地局IDと、端末装置100a(すなわち、接続要求音波信号の送信元)の端末IDと、当該基地局装置100bと端末装置100aとの間の距離を示す距離情報とを含む。当該距離情報は、当該基地局装置100bが可視光信号の初期送信電力を制御するために用いられる。ACK音波信号は、図14に示すように、当該ACK音波信号の送信元の基地局装置100bの基地局IDと、ACK音波信号の宛先である端末装置100aの端末IDとを含む。
ここで、基地局装置100bは、端末装置100aからの接続要求音波信号を受信するとともに、当該報知音波信号の到来方向を取得する。また、基地局装置100bは、当該接続要求音波信号に含まれる距離情報に基づいて基地局装置100bと端末装置100aとの間の距離を取得する。
第3に、端末装置100aは、報知音波信号について推定した到来方向に基づいて、可視光通信方向が当該到来方向になるように可視光通信部110aを制御する。基地局装置100bは、接続要求音波信号について推定した到来方向に基づいて、可視光通信方向が当該到来方向になるように可視光通信部110bを制御する。その結果、当該基地局装置100bと端末装置100aとの間で可視光通信接続が確立される。可視光通信接続が確立されると、当該基地局装置100b及び端末装置100aは、通信データを可視光通信により送受信する。
音波通信領域において、報知音波信号及び接続用音波信号は、時分割で多重されてもよい(TDM)。報知音波信号及び接続用音波信号は、周波数分割で多重されてもよい(FDM)。或いは、報知音波信号及び接続用音波信号は、符号分割で多重されてもよい(CDM)。各基地局装置100bの報知音波信号は、時分割で多重されてもよい。或いは、各基地局装置100bの報知音波信号は、周波数分割で多重されてもよい。或いは、各基地局装置100bの報知音波信号は、各基地局装置100bの固有の直交符号系列を用いて符号分割で多重されてもよい。
図15は、第2実施形態に係る通信装置100の動作フロー例を示す図である。ここでは、端末装置100aが3つの基地局装置100bから報知音波信号を受信するものとする。
ステップS201において、基地局装置100b3は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS202において、基地局装置100b2は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。ステップS203において、基地局装置100b1は、報知音波信号を端末装置100aに送信する。
ステップS204において、端末装置100aは、各基地局装置100bからの報知音波信号の到来方向を推定する。また、端末装置100aは、各基地局装置100bからの報知音波信号の減衰量に基づいて、端末装置100aと各基地局装置100bとの間の距離を取得(推定)する。なお、端末装置100aは、各基地局装置100bから報知音波信号を複数回受信し、各基地局装置100bについて到来方向の推定を複数回行うことにより、到来方向の推定精度を高めるための処理を行ってもよい。
ステップS205において、端末装置100aは、対象通信装置(すなわち、接続要求先)とする基地局装置100bを選択する。端末装置100aは、端末装置100aとの距離が最も短い基地局装置100bを対象通信装置として優先的に選択してもよい。端末装置100aは、各基地局装置100bからの報知音波信号に基づいて、端末装置100aを収容可能な基地局装置100bを抽出し、抽出された基地局装置100bを対象通信装置として選択してもよい。ここでは、端末装置100aが基地局装置100b1を対象通信装置として選択したと仮定して説明を続ける。
ステップS206において、端末装置100aは、接続要求音波信号を基地局装置100b1に送信する。この接続要求音波信号は、基地局装置100b1の基地局IDを宛先として含み、且つ、基地局装置100b1と端末装置100aとの間の距離を示す距離情報を含む。
ステップS207において、基地局装置100b1は、接続要求音波信号を受信するとともに、接続要求音波信号の到来方向を推定する。
ステップS208において、基地局装置100b1は、ACK音波信号を端末装置100aに送信する。このACK音波信号は、端末装置100aの端末IDを宛先として含む。なお、基地局装置100b1が移動する可能性を考慮し、端末装置100aは、ACK音波信号の到来方向を推定してもよい。ACK音波信号の到来方向がステップS204で推定した到来方向に対して変化している場合、端末装置100aは、ACK音波信号の到来方向を用いて可視光通信方向を制御してもよい。
ステップS209において、端末装置100aは、推定された到来方向に基づいて、可視光通信方向が当該到来方向になるように可視光通信部110aを制御する。
ステップS210において、基地局装置100b1は、ステップS207で推定した到来方向に基づいて、可視光通信方向が当該到来方向になるように可視光通信部110bを制御する。
ステップS211において、基地局装置100b1及び端末装置100aは、可視光通信接続を確立する処理を行う。ここで、基地局装置100b1及び端末装置100aのそれぞれは、基地局装置100b1と端末装置100aとの間の距離に基づいて、可視光信号の初期送信電力を設定する。可視光通信接続が確立されると、基地局装置100b1及び端末装置100aは、通信データを可視光通信により送受信する。
なお、第2実施形態では、通信装置100の制御部130は、到来方向の推定精度を示す評価値を算出してもよい。そして、制御部130は、算出された評価値に基づいて、可視光通信において可視光通信方向(光軸)を調整するときの可動範囲(「摂動範囲」とも称される)を制御してもよい。到来方向の推定精度を示す評価値は、例えば、音波通信を用いた方向推定を複数回実施した際の分散値及び方向の変化量であってもよい。具体的には、制御部130は、分散が小さい場合に、到来方向の絞り込み精度が高いと判断して摂動範囲を狭めてもよい。また、制御部130は、方向の変化から、対象通信装置の移動方向及び速度を推定し、移動速度が速い場合には摂動範囲を対象通信装置の移動方向に広げてもよい。さらに、制御部130は、到来方向の推定精度を示す評価値が閾値よりも悪い場合、到来方向の推定を改めて(繰り返し)行ってもよい。
(3)第3実施形態
次に、第3実施形態について、上述の第1及び第2実施形態との相違点を主として説明する。上述の第1及び第2実施形態では、端末装置100aは、基地局装置100bとの距離及び/又は基地局装置100bの端末収容可否に基づいて対象通信装置(接続要求先)を選択していた。
しかしながら、このような選択方法により選択された基地局装置100bは、必ずしも、可視光通信における伝搬環境の観点から最適な基地局装置100bとは限らない。端末装置100aは、選択した基地局装置100bとの可視光通信接続を確立するまで当該基地局装置100bとの光伝搬環境が分からないため、当該基地局装置100bとの光伝搬環境が劣悪であり得る。
よって、第3実施形態では、端末装置100aは、上述の第1及び第2実施形態の基地局選択方法に加えて又は当該基地局選択方法に代えて、伝搬環境を考慮して接続要求先の基地局装置100bを選択する。なお、第3実施形態は、上述の第1及び第2実施形態と併用可能である。
具体的には、第3実施形態では、端末装置100aの音波通信部120aは、水中可視光通信に影響を与える伝搬環境を示す伝搬環境情報を含む音波信号を受信する。伝搬環境情報は、伝搬環境として、濁度及び太陽光雑音のうち少なくとも一方を示す。端末装置100aの制御部130aは、受信された音波信号に含まれる伝搬環境情報に基づいて、複数の基地局装置100bの中から接続要求先の基地局装置100bを選択する。これにより、可視光通信における伝搬環境の観点から最適な基地局装置100bを選択することが可能になる。端末装置100aが接続要求先の基地局装置100bを選択した後の動作については、上述の第1及び第2実施形態と同様である。
図16は、第3実施形態に係る報知音波信号の内容(フォーマット)の一例を示す図である。第3実施形態に係る報知音波信号は、基地局装置100bの基地局IDと、当該基地局装置100bの基地局位置情報と、当該基地局装置100bの収容可否情報と、当該基地局装置100bについての伝搬環境を示す伝搬環境情報とを含む。伝搬環境情報は、濁度を示す値及び太陽光雑音を示す値のうち少なくとも一方を含む。これらの値は、測定値に相当する数値であってもよい。或いは、これらの値は、高・中・低のようなインデックス値であってもよい。但し、第3実施形態を第2実施形態と併用する場合、報知音波信号は、基地局位置情報に代えて、報知音波信号の送信電力を示す送信電力情報を含んでもよい。
端末装置100aは、複数の基地局装置100bについて図16のような報知音波信号を受信することにより各基地局装置100bの伝搬環境を取得(推定)し、取得された伝搬環境に基づいて接続要求先の基地局装置100bを選択する。なお、報知音波信号は、基地局装置100bから送信される場合と、位置管理通信装置300から送信される場合とがある。後者の場合、各基地局装置100bは、自身の伝搬環境情報を登録用音波信号により位置管理通信装置300に登録してもよい。位置管理通信装置300から送信される報知音波信号は、複数の基地局装置100bのそれぞれの伝搬環境情報を含んでもよい(図9参照)。
図17は、第3実施形態に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。
本動作シナリオ例では、基地局装置100b1及び100b2が水中(具体的には、水底)にあり、基地局装置100b3が水面にある。基地局装置100b1は、基地局装置100b2に比べて、より水面に近い位置にある。端末装置100aは、水中にある。ここでは、各基地局装置100bが濁度センサ及び太陽光雑音センサ(例えば、雑音となる環境光を測定するための照度センサ)を有するものとする。また、各基地局装置100bは、新たに端末装置100aを収容可能な状態にあるものとする。なお、太陽光雑音に限らず光を発するものは雑音となる可能性があるため、太陽光雑音センサに限らず雑音となる環境光を測定するセンサであればよい。
基地局装置100b1は、自身で測定した濁度及び太陽光雑音を示す伝搬環境情報を含む報知音波信号を送信する。測定された濁度は「中」であり、測定された太陽光雑音は「中」である。また、基地局装置100b2は、自身で測定した濁度及び太陽光雑音を示す伝搬環境情報を含む報知音波信号を送信する。測定された濁度は「高」であり、測定された太陽光雑音は「低」である。さらに、基地局装置100b3は、自身で測定した濁度及び太陽光雑音を示す伝搬環境情報を含む報知音波信号を送信する。測定された濁度は「低」であり、測定された太陽光雑音は「高」である。
各基地局装置100bから報知音波信号を受信した端末装置100aは、各報知音波信号に含まれる伝搬環境情報に基づいて各基地局装置100bの伝搬環境を取得し、取得された伝搬環境に基づいて接続要求先の基地局装置100bを選択する。図17の例では、端末装置100aは、濁度が「高」である基地局装置100b2と太陽光雑音が「高」である基地局装置100b3とを接続要求先として不適切と判定し、基地局装置100b3を接続要求先として選択する。
端末装置100aは、各基地局装置100bの伝搬環境に加えて、各基地局装置100bと端末装置100aとの間の距離に基づいて、接続要求先の基地局装置100bを選択してもよい。距離を取得する方法は、第1実施形態のように位置に基づく距離取得方法であってもよい。或いは、当該距離を取得する方法は、第2実施形態のように減衰量に基づく距離取得方法であってもよい。
例えば、濁度及び距離が同じであって、太陽光雑音が異なる2つの基地局装置100bが存在する場合、端末装置100aは、当該2つの基地局装置100bのうち太陽光雑音が小さい方の基地局装置100bを選択してもよい。
別の例として、
条件1:端末装置100aと基地局装置100b(A)との間の距離(A)が、端末装置100aと基地局装置100b(B)との間の距離(B)よりも大きいが、距離(A)と距離(B)との差が閾値以内である
条件2:端末装置100aが基地局装置100b(A)と最大送信電力以下で通信可能である
条件3:基地局装置100b(A)についての伝搬環境(濁度及び太陽光雑音量)が、基地局装置100b(B)についての伝搬環境(濁度及び太陽光雑音量)よりも良好である
という条件1乃至3のすべてが満たされた場合、端末装置100aは、距離的に近い基地局装置100b(B)ではなく、距離的に遠い基地局装置100b(A)を選択してもよい。
なお、第3実施形態では、水中可視光通信に影響を与える伝搬環境として濁度及び太陽光雑音を例に挙げて説明したが、濁度・太陽光雑音に加えて、クロロフィル濃度をさらに考慮してもよい。さらに、端末装置100aは、クロロフィル濃度に基づいて、可視光通信に用いる可視光の色を選択してもよい。これにより、端末装置100aは、最適な色を選択可能となる。
また、第3実施形態では、伝搬環境を各基地局装置100bが測定する一例について説明したが、別の通信装置、例えば測位用通信装置200(図6参照)及び/又は位置管理通信装置300(図8参照)も濁度センサ及び太陽光雑音センサを有していてもよい。当該別の通信装置は、測定した伝搬環境を端末装置100a及び/又は基地局装置100bに音波通信により通知してもよい。
(3.1)第3実施形態の第1変更例
次に、第3実施形態の第1変更例について、上述の第3実施形態との相違点を主として説明する。本変更例では、端末装置100aの接続要求先とする推奨基地局装置100bをネットワーク側で選択する。
具体的には、端末装置100aの音波通信部120aは、ネットワーク側で選択された少なくとも1つの基地局装置100bを示す推奨基地局情報を含む音波信号を受信する。端末装置100aの制御部130aは、当該推奨基地局情報に基づいて接続要求先の基地局装置100bを選択する。
図18は、第3実施形態の第1変更例に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。
第1に、各基地局装置100bは、測定した伝搬環境(濁度・太陽光雑音情報)をネットワークノード400に通知する。ネットワークノード400は、通信ネットワーク上に設けられたノードであってもよい。ネットワークノード400は、いずれかの基地局装置100bに併設されたノードであってもよい。各基地局装置100bからネットワークノード400に通知する伝搬環境情報は、測定値に相当する数値であってもよい。当該伝搬環境情報は、高・中・低のようなインデックス値であってもよい。通知のタイミングは、各基地局装置100bで測定する濁度・太陽光雑音が変化したタイミング又は定期的なタイミングで通知を行ってもよい。
第2に、ネットワークノード400は、各基地局装置100bからの伝搬環境情報に基づいて環境情報マップを生成又は更新する。環境情報マップは、位置と伝搬環境との対応関係を示すマップ情報であってもよい。
第3に、端末装置100aは、音波通信可能な範囲にある任意の基地局装置100bを介して、自身の位置情報及び接続要求をネットワークノード400に通知する。
第4に、ネットワークノード400は、当該基地局装置100bを介して、端末装置100aにとって好ましい基地局装置100bを端末装置100aに通知する。端末装置100aに通知する基地局装置100bは1つであってもよいし、上から好ましい順になっているリスト形式であってもよい。リストに含まれる基地局装置100bは、端末収容可否を考慮しないリストであってもよいし、端末収容不能な基地局装置100bを除外したリストであってもよい。
端末収容可否を考慮しないリストを用いる場合、端末装置100aは、各基地局装置100bからの報知音波信号に基づいて端末収容可否を判断する。端末収容不能な基地局装置100bを除外したリストを用いる場合、各基地局装置100bは、端末収容可否の状態が変化したことに応じてその旨(変化後の状態)をネットワークノード400に通知してもよい。この通知は、環境情報の通知と一緒又は、単独で行われてもよい。また、各基地局装置100bは、ネットワークノード400からの要求で通知してもよい。
(3.2)第3実施形態の第2変更例
次に、第3実施形態の第2変更例について、上述の第3実施形態及びその第1変更例との相違点を主として説明する。本変更例では、第3実施形態の第1変更例と同様に、端末装置100aの接続要求先とする推奨基地局装置100bをネットワーク側で選択する。
図19は、第3実施形態の第2変更例に係る通信装置100の動作シナリオ例を示す図である。本変更例では、光通信機能を持つ固定の光センサ500が多数配置されている。
第1に、各基地局装置100bは、任意のタイミングで光センサ500と定期的に可視光通信を行うことで、自身と既知の固定点(光センサ500)との間の光伝搬状態を取得する。光伝搬状態は、例えば、可視光信号の減衰量を示す情報であってもよい。
ここで、端末装置100aと光通信中の基地局装置100bは、任意のタイミングで端末装置100aに位置情報を要求し、端末装置100aの位置情報及び光伝搬状態を取得し、取得された情報をネットワークノード400に通知してもよい。或いは、端末装置100aは、自身の位置情報及び光伝搬状態をネットワークノード400に通知してもよい。この通知は、接続中の基地局装置100bを介して可視光通信経由で行ってもよく、任意の基地局装置100bを介して音波通信経由で行ってもよい。これらの通知には、光伝搬状態を取得した際の時刻を示すタイムスタンプが付加されてもよい。
第2に、各基地局装置100bは、光伝搬状態を管理するネットワークノード400に対して、任意のタイミングで当該光伝搬状態及び対応する位置を通知する。
第3に、ネットワークノード400は、光伝搬状態マップを生成又は更新する。光伝搬状態マップは、位置と光伝搬状態との対応関係を示すマップ情報であってもよい。
第4に、端末装置100aは、音波通信可能な範囲にある任意の基地局装置100bを介して、自身の位置情報及び接続要求をネットワークノード400に通知する。
第5に、ネットワークノード400は、当該基地局装置100bを介して、端末装置100aにとって好ましい基地局装置100bを端末装置100aに通知する。
(4)その他の実施形態
上述の実施形態において、端末装置100a及び基地局装置100bが水中通信を行う一例について主として説明したが、基地局装置間で水中通信を行う場合及び/又は端末装置間で水中通信を行う場合を想定してもよい。また、上述の実施形態において、通信装置100が水中通信を行う一例について説明したが、通信装置100は、水中通信だけではなく、地上又は宇宙での通信も可能な構成であってもよい。
上述の各動作フローは、別個独立に実施する場合に限らず、2以上の動作フローを組み合わせて実施可能である。例えば、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローに追加してもよいし、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローの一部のステップと置換してもよい。また、上述の各動作フローにおけるステップの順番は一例であって、ステップの順番は適宜変更してもよい。
通信装置100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。また、通信装置100が行う各処理を実行する回路を集積化し、通信装置100の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC:System on a chip)として構成してもよい。
本開示で使用する「に基づいて」、「に応じて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」、「のみに応じて」を意味しない。「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」及び「に少なくとも部分的に基づいて」の両方を意味する。同様に、「に応じて」という記載は、「のみに応じて」及び「に少なくとも部分的に応じて」の両方を意味する。また、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。「含む(include)」、「備える(comprise)」、及びそれらの変形の用語は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。また、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。さらに、本開示で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。本開示において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本願は、日本国特許出願第2022-060911号(2022年3月31日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。
(付記)
上述の実施形態に関する特徴について付記する。
(1)
対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備える
通信装置。
(2)
前記音波通信部は、前記対象通信装置の識別子を前記情報として含む前記音波信号を受信する
上記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
前記制御部は、
前記音波通信部を用いた音波通信により前記対象通信装置の位置を取得し、
前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記可視光通信方向が前記対象通信装置に向くように前記可視光通信部を制御する
上記(1)又は(2)に記載の通信装置。
(4)
前記音波通信部は、前記対象通信装置の位置を示す位置情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記位置情報に基づいて前記対象通信装置の位置を取得する
上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の通信装置。
(5)
前記音波通信部は、前記位置情報を含む前記音波信号を、前記対象通信装置から受信する
上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の通信装置。
(6)
前記音波通信部は、前記位置情報を含む前記音波信号を、前記対象通信装置と異なる位置管理通信装置から受信する
上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の通信装置。
(7)
前記通信装置は、複数の基地局装置の中から選択された基地局装置を前記対象通信装置として前記水中可視光通信を行う端末装置であり、
前記制御部は、前記音波通信により前記端末装置の位置をさらに取得する
上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の通信装置。
(8)
前記音波通信部は、
第1音波信号を送信し、
前記第1音波信号を受信した各基地局装置から第2音波信号を受信し、
前記制御部は、前記第2音波信号の受信に応じて定められる前記各基地局装置との往復伝搬時間に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の通信装置。
(9)
前記音波通信部は、
基地局装置と異なる複数の測位用通信装置に対する第1音波信号を送信し、
前記第1音波信号を受信した各測位用通信装置から第2音波信号を受信し、
前記制御部は、前記第2音波信号の受信に応じて定められる前記各測位用通信装置との往復伝搬時間に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の通信装置。
(10)
前記音波通信部は、基地局装置間で同期して各基地局装置から送信される測位用参照信号を前記音波信号として受信し、
前記制御部は、前記受信された測位用参照信号に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
上記(1)乃至(9)のいずれかに記載の通信装置。
(11)
前記制御部は、
前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記対象通信装置と前記通信装置との間の距離を取得し、
前記取得された距離に基づいて、前記水中可視光通信における前記可視光信号の初期送信電力を制御する
上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の通信装置。
(12)
前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
前記音波通信部は、前記対象通信装置から送信される前記音波信号を受信し、
前記制御部は、
前記音波通信部が受信した前記音波信号に基づいて当該音波信号の到来方向を推定し、
前記可視光通信方向が前記到来方向になるように前記可視光通信部を制御する
上記(1)乃至(11)のいずれかに記載の通信装置。
(13)
前記制御部は、
前記対象通信装置における前記音波信号の送信電力と、前記音波通信部が受信した前記音波信号の受信電力と、から算出される減衰量に基づいて、前記対象通信装置と前記通信装置との間の距離を取得し、
前記取得された距離に基づいて、前記水中可視光通信における前記可視光信号の初期送信電力を制御する
上記(1)乃至(12)のいずれかに記載の通信装置。
(14)
前記制御部は、
前記到来方向の推定精度を示す評価値を算出し、
前記算出された評価値に基づいて、前記水中可視光通信において前記可視光通信方向を調整するときの可動範囲を制御する
上記(1)乃至(13)のいずれかに記載の通信装置。
(15)
前記音波通信部は、前記可視光通信接続を確立するための接続用音波信号を前記対象通信装置に送信及び/又は前記対象通信装置から受信し、
前記制御部は、前記可視光通信接続が確立された後、前記対象通信装置との前記水中可視光通信を行うように前記可視光通信部を制御する
上記(1)乃至(14)のいずれかに記載の通信装置。
(16)
前記通信装置は、複数の基地局装置の中から選択された基地局装置を前記対象通信装置として前記水中可視光通信を行う端末装置であり、
前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記複数の基地局装置の
中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
上記(1)乃至(15)のいずれかに記載の通信装置。
(17)
前記制御部は、
前記音波信号に基づいて、前記通信装置と各基地局装置との間の距離を取得し、
前記各基地局装置について取得された前記距離に基づいて、前記複数の基地局装置の
中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
上記(1)乃至(16)のいずれかに記載の通信装置。
(18)
前記音波通信部は、基地局装置における前記端末装置の収容可否を示す収容可否情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記収容可否情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
上記(1)乃至(17)のいずれかに記載の通信装置。
(19)
前記音波通信部は、基地局装置との前記水中可視光通信に影響を与える伝搬環境を示す伝搬環境情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
前記伝搬環境情報は、前記伝搬環境として、濁度及び太陽光雑音のうち少なくとも一方を示し、
前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記伝搬環境情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
上記(1)乃至(18)のいずれかに記載の通信装置。
(20)
前記音波通信部は、前記複数の基地局装置の中からネットワーク側で選択された少なくとも1つの基地局装置を示す推奨基地局情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記推奨基地局情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
上記(1)乃至(19)のいずれかに記載の通信装置。
(21)
対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置で用いる通信方法であって、
前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信することと、
前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行うことと、
通信データを含む可視光信号を送受信することと、を有する
通信方法。
100 :通信装置
100a :端末装置
100b :基地局装置
110 :可視光通信部
111 :発光部
112 :受光部
113 :駆動部
120 :音波通信部
121 :送波部
122 :受波部
130 :制御部
140 :バックホール通信部
150 :GNSS測位部
200 :測位用通信装置
300 :位置管理通信装置
400 :ネットワークノード
500 :光センサ

Claims (21)

  1. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え
    前記音波通信部は、前記対象通信装置の位置を示す位置情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記位置情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う
    通信装置。
  2. 前記音波通信部は、前記対象通信装置の識別子を前記情報として含む前記音波信号を受信する
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記制御部は、
    前記音波通信部を用いた音波通信により前記対象通信装置の位置を取得し、
    前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記可視光通信方向が前記対象通信装置に向くように前記可視光通信部を制御する
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記音波通信部は、前記対象通信装置から送信される前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、
    前記音波通信部が受信した前記音波信号に基づいて当該音波信号の到来方向を推定し、
    前記可視光通信方向が前記到来方向になるように前記可視光通信部を制御する
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記音波通信部は、前記可視光通信接続を確立するための接続用音波信号を前記対象通信装置に送信及び/又は前記対象通信装置から受信し、
    前記制御部は、前記可視光通信接続が確立された後、前記対象通信装置との前記水中可視光通信を行うように前記可視光通信部を制御する
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  6. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記音波通信部は、前記対象通信装置の位置を示す位置情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、
    前記音波通信部を用いた音波通信により前記対象通信装置の位置を取得し、
    前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記可視光通信方向が前記対象通信装置に向くように前記可視光通信部を制御し、
    前記音波信号に含まれる前記位置情報に基づいて前記対象通信装置の位置を取得す
    信装置。
  7. 前記音波通信部は、前記位置情報を含む前記音波信号を、前記対象通信装置から受信する
    請求項に記載の通信装置。
  8. 前記音波通信部は、前記位置情報を含む前記音波信号を、前記対象通信装置と異なる位置管理通信装置から受信する
    請求項に記載の通信装置。
  9. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記通信装置は、複数の基地局装置の中から選択された基地局装置を前記対象通信装置として前記水中可視光通信を行う端末装置であり、
    前記制御部は、
    前記音波通信部を用いた音波通信により前記対象通信装置の位置を取得し、
    前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記可視光通信方向が前記対象通信装置に向くように前記可視光通信部を制御し、
    前記音波通信により前記端末装置の位置をさらに取得す
    信装置。
  10. 前記音波通信部は、
    第1音波信号を送信し、
    前記第1音波信号を受信した各基地局装置から第2音波信号を受信し、
    前記制御部は、前記第2音波信号の受信に応じて定められる前記各基地局装置との往復伝搬時間に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
    請求項に記載の通信装置。
  11. 前記音波通信部は、
    基地局装置と異なる複数の測位用通信装置に対する第1音波信号を送信し、
    前記第1音波信号を受信した各測位用通信装置から第2音波信号を受信し、
    前記制御部は、前記第2音波信号の受信に応じて定められる前記各測位用通信装置との往復伝搬時間に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
    請求項に記載の通信装置。
  12. 前記音波通信部は、基地局装置間で同期して各基地局装置から送信される測位用参照信号を前記音波信号として受信し、
    前記制御部は、前記受信された測位用参照信号に基づいて、前記端末装置の位置を取得する
    請求項に記載の通信装置。
  13. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記制御部は、
    前記音波通信部を用いた音波通信により前記対象通信装置の位置を取得し、
    前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記可視光通信方向が前記対象通信装置に向くように前記可視光通信部を制御し、
    前記対象通信装置の位置と、前記通信装置の位置とに基づいて、前記対象通信装置と前記通信装置との間の距離を取得し、
    前記取得された距離に基づいて、前記水中可視光通信における前記可視光信号の初期送信電力を制御す
    信装置。
  14. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記音波通信部は、前記対象通信装置から送信される前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、
    前記音波通信部が受信した前記音波信号に基づいて当該音波信号の到来方向を推定し、
    前記可視光通信方向が前記到来方向になるように前記可視光通信部を制御し、
    前記対象通信装置における前記音波信号の送信電力と、前記音波通信部が受信した前記音波信号の受信電力と、から算出される減衰量に基づいて、前記対象通信装置と前記通信装置との間の距離を取得し、
    前記取得された距離に基づいて、前記水中可視光通信における前記可視光信号の初期送信電力を制御す
    信装置。
  15. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記可視光通信部が前記可視光信号を送信する方向である可視光通信方向が可変であって、
    前記音波通信部は、前記対象通信装置から送信される前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、
    前記音波通信部が受信した前記音波信号に基づいて当該音波信号の到来方向を推定し、
    前記可視光通信方向が前記到来方向になるように前記可視光通信部を制御し、
    前記到来方向の推定精度を示す評価値を算出し、
    前記算出された評価値に基づいて、前記水中可視光通信において前記可視光通信方向を調整するときの可動範囲を制御す
    信装置。
  16. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置であって、
    通信データを含む可視光信号を送受信する可視光通信部と、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信する音波通信部と、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う制御部と、を備え、
    前記通信装置は、複数の基地局装置の中から選択された基地局装置を前記対象通信装置として前記水中可視光通信を行う端末装置であり、
    前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行
    信装置。
  17. 前記制御部は、
    前記音波信号に基づいて、前記通信装置と各基地局装置との間の距離を取得し、
    前記各基地局装置について取得された前記距離に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
    請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記音波通信部は、基地局装置における前記端末装置の収容可否を示す収容可否情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記収容可否情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
    請求項16に記載の通信装置。
  19. 前記音波通信部は、基地局装置との前記水中可視光通信に影響を与える伝搬環境を示す伝搬環境情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記伝搬環境情報は、前記伝搬環境として、濁度及び太陽光雑音のうち少なくとも一方を示し、
    前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記伝搬環境情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
    請求項16に記載の通信装置。
  20. 前記音波通信部は、前記複数の基地局装置の中からネットワーク側で選択された少なくとも1つの基地局装置を示す推奨基地局情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記制御部は、前記音波信号に含まれる前記推奨基地局情報に基づいて、前記複数の基地局装置の中から前記対象通信装置を選択する前記制御を行う
    請求項16に記載の通信装置。
  21. 対象通信装置との水中可視光通信を行う通信装置で用いる通信方法であって、
    前記対象通信装置又は別の通信装置から送信され、可視光通信接続の確立の制御に用いる情報を含む音波信号を受信するステップと、
    前記受信された音波信号に含まれる前記情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行うステップと、
    通信データを含む可視光信号を送受信するステップと、を有し、
    前記受信するステップでは、前記対象通信装置の位置を示す位置情報を前記情報として含む前記音波信号を受信し、
    前記制御を行うステップでは、前記音波信号に含まれる前記位置情報に基づいて、前記可視光通信接続を前記対象通信装置と確立するための制御を行う
    通信方法。
JP2024511938A 2022-03-31 2023-03-22 通信装置及び通信方法 Active JP7791990B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022060911 2022-03-31
JP2022060911 2022-03-31
PCT/JP2023/011144 WO2023189912A1 (ja) 2022-03-31 2023-03-22 通信装置及び通信方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2023189912A1 JPWO2023189912A1 (ja) 2023-10-05
JPWO2023189912A5 JPWO2023189912A5 (ja) 2024-12-24
JP7791990B2 true JP7791990B2 (ja) 2025-12-24

Family

ID=

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329854A (ja) 2005-05-27 2006-12-07 Hitachi Ltd 無線通信システム、ノード位置算出方法及びノード
JP2009055408A (ja) 2007-08-28 2009-03-12 Mitsubishi Denki Tokki System Kk 水中通信システム
JP2009094692A (ja) 2007-10-05 2009-04-30 Yamaha Corp 無線通信システム、通信制御装置、無線通信端末
WO2021053840A1 (ja) 2019-09-20 2021-03-25 ソフトバンク株式会社 移動体、プログラム、及び制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329854A (ja) 2005-05-27 2006-12-07 Hitachi Ltd 無線通信システム、ノード位置算出方法及びノード
JP2009055408A (ja) 2007-08-28 2009-03-12 Mitsubishi Denki Tokki System Kk 水中通信システム
JP2009094692A (ja) 2007-10-05 2009-04-30 Yamaha Corp 無線通信システム、通信制御装置、無線通信端末
WO2021053840A1 (ja) 2019-09-20 2021-03-25 ソフトバンク株式会社 移動体、プログラム、及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20250024529A1 (en) Communication apparatus and communication method
CN110366095B (zh) 一种水下节点分布式定位系统及方法
Tan et al. A survey of techniques and challenges in underwater localization
US7650208B2 (en) Navigational aid for diver
US10989815B2 (en) Method for positioning underwater objects and system for the implementation thereof
US9213081B2 (en) Cooperative positioning
US20120098700A1 (en) Method and system for computing universal hybrid navigation information for a gnss enabled device
US9897684B2 (en) Systems and methods for estimating a position of a receiver in a network of beacons
US11740081B2 (en) Systems and methods for determining which reference-level pressures are used when estimating an altitude of a mobile device
US20140156179A1 (en) Apparatus and method for use in global position measurements
JP7791990B2 (ja) 通信装置及び通信方法
WO2020113391A1 (zh) 航向的确定方法、设备、存储介质和可移动平台
WO2017045109A1 (en) Position determination of a mobile device in an emergency
JP2004264070A (ja) バイスタティック方位検出システム及び検出方法
JP7689330B2 (ja) 測位端末、情報処理装置、および測位方法
JP2019178974A (ja) 移動端末の位置測位方法、通信装置、及び、移動端末
McCoy et al. JANUS: Lingua franca
JPS6336174A (ja) 水中位置計測用ブイ
US20230066678A1 (en) Device, System and Method of Adaptive Autonomy with Sensor Swarming
Nissen Distance Estimation
WO2021168390A1 (en) Device, system and method of adaptive autonomy with sensor swarming
JP2023091148A (ja) 歩行者位置検出装置、歩行者位置検出方法、及びプログラム
CN120274738A (zh) 一种水声网络辅助uuv编队定位导航方法
Garcia et al. Ad-hoc positioning for ocean sensor networks