JP7779080B2 - 発電デバイス及びその製造方法 - Google Patents
発電デバイス及びその製造方法Info
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Description
一方、バッファ層の一つである正孔輸送層の材料として、例えば、フタロシアニン系の有機半導体化合物等が提案されている(特許文献1)。
[2] 前記カルバゾール化合物が、下記式(II)又は下記式(III)で表されるカルバゾール化合物を含む、[1]に記載の発電デバイス。
[3] 前記活性層のイオン化ポテンシャルが-6.0eV以上-5.7eV以下であり、かつ、前記活性層のバンドギャップが1.6eV以上2.3eV以下であるとともに、前記正孔輸送層のイオン化ポテンシャルが-5.9eV以上-5.2eV以下である、[1]又は[2]に記載の発電デバイス。
[4] 前記有機無機ハイブリッド型半導体化合物が、ペロブスカイト構造を有する化合物である、[1]~[3]の何れか一項に記載の発電デバイス。
[5] 前記活性層の厚みが200nm以上800nm以下である、[1]~[4]の何れか一項に記載の発電デバイス。
[6] 色温度5000Kの白色LED光を照射し、受光面の照度が200ルクスであるときの光電変換効率が25%以上である、[1]~[5]の何れか一項に記載の発電デバイス。
[7] [1]~[6]の何れか一項に記載の発電デバイスの製造方法であって、前記正孔輸送層を塗布法により形成する工程を有し、前記塗布法において、前記カルバゾール化合物、前記ポリトリアリールアミン化合物およびドーパントを含有する液を塗布する、発電デバイスの製造方法。
[8] 前記ドーパントが、3価のヨウ素を含むジアリールヨードニウム塩である、[7]に記載の発電デバイスの製造方法。
(式中のAr1~Ar4は、それぞれ独立に、それぞれ1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、縮合環構造を有していてもよい。このうちAr1と環1、Ar3と環2、はそれぞれ独立に、縮合環構造を形成していてもよい。また、Ar1とAr2、Ar3とAr4は、それぞれ独立に縮合環構造を形成していてもよい。これらの縮合環構造のうち少なくとも1つはカルバゾール構造を形成する。環2上のジアリールアミノ基(N(Ar3)(Ar4))は、環1と環2との間の結合に対して、メタ位もしくはパラ位のいずれかに位置する。)
(式(IV)中、Xは、CR1aR2a、SiR1aR2a、NR3a、S、のいずれかを表し、R1a、R2a及びR3aは、各々独立に、水素原子、置換基を有していてもよい芳香族基又は置換基を有していてもよいアルキル基を表し、R1a及びR2aは互いに結合して環を形成してもよく、Ar1a及びAr2aは、各々独立に、直接結合又は非架橋性の置換基を有していてもよい芳香族基を表し、Ar3aは、非架橋性の置換基を有していてもよい芳香族基を表す。)
(式中、Ar7とAr8は、それぞれ独立の1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、前記芳香族基は縮合環構造を有していてもよい。前記1価の置換基は、前記芳香族基が有する任意の水素原子を置換する任意の置換基であり、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基、又はチオアルキル基であってもよい。R4~R9はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、或いは、置換基を有していてもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基又は芳香族基である。)
ここで、前記正孔輸送層は、後述する特定のカルバゾール化合物と特定のポリトリアリールアミン化合物を含有する。
照射する光のエネルギーを上げていき、光電子の放出が始まる閾値が、イオン化ポテンシャル(eV)に相当する値となる。
そのため、測定に供する活性層又は正孔輸送層の厚さは厳密に揃える必要はなく、活性層については、例えば400nm~600nmの厚さで成膜して、測定に供すればよい。正孔輸送層については、例えば5nm~100nmの厚さで成膜して、測定に供すればよい。
この場合に使用する薄膜ITOを備えた導電性ガラスは市販品を使用することができる。薄膜ITOの抵抗値(表面抵抗率)は特に制限されず、例えば2Ω/sq.~1000Ω/sq.とすることができる。
本明細書における活性層のバンドギャップは、活性層を構成する半導体化合物のバンドギャップと同値であるとみなし、その半導体化合物の吸収端波長と吸光度とから算出した値である。
本発明の発電デバイスは、低照度環境下における発電効率に特に優れる。
なお、本明細書において、低照度環境とは、通常10~5000ルクスの環境を意味し、100~300ルクスの環境が好適であり、200ルクスの環境がより好適である。
本発明に係る発電デバイスについて、その模式的な断面図である図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る発電デバイスの実施形態の一例である発電デバイス100の模式的な断面図である。発電デバイス100においては、下部電極101、活性層103、及び上部電極105がこの順に配置されている。下部電極101と活性層103との間にバッファ層102が配置されていてもよい。バッファ層102は、例えば、正孔輸送層とすることができる。また、上部電極105と活性層103との間にバッファ層104が配置されていてもよい。バッファ層104は、例えば、電子輸送層とすることができる。逆に、バッファ層102とバッファ層104が、それぞれ電子輸送層と正孔輸送層であっても構わない。発電デバイス100は、基材106を有していてもよく、絶縁体層、及び仕事関数チューニング層のような図示しないその他の層を有していてもよい。
ペロブスカイト半導体化合物としては、特段の制限はないが、例えば、Galasso et al. Structure and Properties of Inorganic Solids, Chapter 7 - Perovskite type and related structuresで挙げられているものから選ぶことができる。また、例えば、ペロブスカイト半導体化合物としては、一般式AMX3で表されるAMX3型のもの、又は一般式A2MX4で表されるA2MX4型のものが挙げられる。ここで、Mは2価のカチオンを、Aは1価のカチオンを、Xは1価のアニオンをさす。
本発明に係る一実施形態において、Xとしてはハロゲン化物イオン、又はハロゲン化物イオンとその他のアニオンとの組み合わせが挙げられる。Xは、1種類でも任意の組み合わせと比率で2種類以上を用いてもよい。ここで、上述の活性層のバンドギャップは、Xの種類や組み合わせにより調整することができる。活性層のバンドギャップが適度に狭くなりやすいことから、Xは塩化物イオン、臭化物イオンおよびヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオンが好ましく、臭化物イオンおよびヨウ化物イオン等がより好ましい。
ペロブスカイト半導体化合物の具体例としては、CH3NH3PbI3、CH3NH3PbBr3、CH3NH3PbCl3、CH3NH3SnI3、CH3NH3SnBr3、CH3NH3SnCl3、CH3NH3PbI(3-x)Clx、CH3NH3PbI(3-x)Brx、CH3NH3PbBr(3-x)Clx、CH3NH3Pb(1-y)SnyI3、CH3NH3Pb(1-y)SnyBr3、CH3NH3Pb(1-y)SnyCl3、CH3NH3Pb(1-y)SnyI(3-x)Clx、CH3NH3Pb(1-y)SnyI(3-x)Brx、及びCH3NH3Pb(1-y)SnyBr(3-x)Clx、並びに、上記の化合物においてCH3NH3の代わりにCFH2NH3、CF2HNH3、CF3NH3、NH2CH=NH3、Cs、又はRbを用いた化合物、等が挙げられる。ここで、xは0以上3以下、yは0以上1以下の任意の値を示す。これらのうち、好ましくは、CH3NH3PbI3、CH3NH3PbBr3、CH3NH3PbI(3-x)Clx、CH3NH3PbI(3-x)Brx、CH3NH3PbBr(3-x)Clx、並びに、上記の化合物においてCH3NH3の代わりにNH2CH=NH3、Cs、又はRbを用いた化合物、等が挙げられる。
また、一方で、活性層のイオン化ポテンシャルは、可視光領域の光源に対し、得られる電圧のロスを低減でき、発電効率が高くなりやすい点では、低いことが好ましい。そこで、具体的には、-5.7eV以下が好ましく、-5.75eV以下がより好ましく、-5.8eV以下がさらに好ましく、-5.9eV以下が特に好ましい。
また、一方で、活性層のバンドギャップは、屋内光等によって生成する励起子に対し適度なエネルギーとなり(エネルギー過剰とならず)、発電効率が高くなりやすい点では、小さいことが好ましい。そこで、具体的には、2.3eV以下が好ましく、2.25eV以下がより好ましく、2.2eV以下がさらに好ましく、2.15eV以下が最も好ましい。
また、活性層のバンドギャップを上記所望の範囲に調整する方法としては、例えば、有機無機ハイブリッド型半導体化合物の種類により調整することができる。具体的には、例えば、上述のペロブスカイト半導体化合物を用いる場合、そのアニオンの種類や比率により調整することができる。より具体的には、後述するペロブスカイト半導体化合物形成のために前駆体として用いる金属ハロゲン化合物のハロゲン種類比率の選択、あるいは、前駆体として用いる有機もしくは無機アンモニウム塩の組成を、対応するハロゲン組成を、変更成分を含む組成比率で混合し、処理することなどが挙げられる。
例えば、一般式AXで表される化合物と、一般式MX2で表される化合物と、溶媒と、を混合して加熱攪拌することにより、塗布液を作製し、この塗布液を塗布して加熱乾燥を行うことにより、一般式AMX3で表されるペロブスカイト半導体化合物を含有する活性層を作製することができる。溶媒としては、有機無機ハイブリッド型半導体化合物及び任意成分の添加剤が溶解するのであれば特に限定されず、例えばN,N-ジメチルホルムアミドのような有機溶媒が挙げられる。
図1において、バッファ層は、活性層103と一対の電極101、105の少なくとも一方との間に位置する層である。バッファ層は、例えば、活性層103から下部電極101又は上部電極105へのキャリア移動効率を向上させるために用いることができ、正孔輸送層又は電子輸送層であることが好ましく、正孔輸送層であることがより好ましい。
正孔輸送層は、後述する式(I)で表されるカルバゾール化合物(以下、「本発明に係るカルバゾール化合物」、「式(I)で表されるカルバゾール化合物」、「式(I)で表される化合物」または単に「カルバゾール化合物」と言う場合がある。)と後述する特定のポリトリアリールアミン化合物(以下、「本発明に係るポリトリアリールアミン化合物」または単に「ポリトリアリールアミン化合物」と言う場合がある。)を含有する。
本発明の発電デバイスは、正孔輸送層が本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物を含有することにより、正孔輸送層のイオン化ポテンシャルを後述する好適な範囲とすることができ、低照度下で高い発電効率を発現することができる。
本発明に係るカルバゾール化合物は、塩基性を有する窒素原子上の非共有電子対がカルバゾール基の芳香族性により安定化されているため、他の芳香族3級アミンと比較して電子的に堅牢であり、適度な正孔輸送層を保持できるために好ましい。そして、同様の理由で深いイオン化ポテンシャル(Ip)を取り易い点でも極めて好ましい。
また、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、拡張された共役部位成分を有することにより、電子を非局在化させることができ、安定性が高い。このため、本発明の発電デバイスは、正孔輸送層が本発明に係るポリトリアリールアミン化合物を含有することにより、イオン化ポテンシャルを後述する好適な範囲とすることができ、低照度下で高い発電効率を発現することができる。本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、少なくとも4つの芳香族環がアリールアミンのアミノ窒素原子Nを介して直線状に位置し、かつN原子に直接結合していない2つの芳香族環がX部位を介して連結された構造とるポリトリアリールアミンであるため、他のポリトリアリールアミンと比較して電子的に堅牢であり、適度な正孔輸送層を保持できるために好ましい。そして、同様の理由で深いイオン化ポテンシャル(Ip)を取り易い点でも極めて好ましい。
<カルバゾール化合物>
本発明に係るカルバゾール化合物は、式(I)で表される。
式(I)で表される化合物の分子量は、堅牢性及び耐熱性の点では高いことが好ましく、また、一方で、溶媒への溶解性の点では低いことが好ましい。そこで、式(I)で表される化合物の分子量は、200以上であることが好ましく、400以上であることがより好ましい。また、一方で、3000以下であることが好ましく、2000以下であることがより好ましい。
Ar1~Ar4の式量は、堅牢性及び耐熱性の点では高いことが好ましく、また、一方で、溶媒への溶解性の点では低いことが好ましい。そこで、Ar1~Ar4の式量は、置換基を有する場合はこれも含め、72以上であることが好ましく、144以上であることがより好ましい。また、一方で、1000以下であることが好ましく、600以下であることがより好ましい。
式(I)で表される化合物に含まれるカルバゾール構造の数は、正孔輸送能及び堅牢性の観点から、1つ以上であることが好ましく、2つ以上であることがより好ましい。カルバゾール構造を2つ有する化合物は、正孔輸送能、堅牢性、及び合成容易性の観点から、カルバゾール構造が点対称に位置することが好ましい。
式(II)で表されるカルバゾール化合物(以下、単に「式(II)で表される化合物」と言う場合がある。)について説明する。
ここで、芳香族基は、芳香族炭化水素基であってもよいし、芳香族複素環式基であってもよい。
具体的な好ましいAr5、Ar6としては、それぞれ独立に、例えば、ビフェニル基、ターフェニル基、クオターフェニル基等が挙げられ、Ar5及びAr6が共にターフェニル基であることが最も好ましい。ターフェニル基はオルト、メタ、パラの何れの異性体であってもよいが、成膜性やイオン化ポテンシャルが後述する好適な範囲となり易いことから、パラ体であることが好ましい。ターフェニル基が有する水素原子は置換基によって置換されていないことが好ましい。
置換基は、下記の置換基群Zから選択される1種又は2種以上であってもよい。
メチル基、エチル基等の好ましくは炭素数1~24、更に好ましくは炭素数1~12のアルキル基;
ビニル基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のアルケニル基;
エチニル基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のアルキニル基;
メトキシ基、エトキシ基等の好ましくは炭素数1~24、更に好ましくは炭素数1~12のアルコキシ基;
フェノキシ基、ナフトキシ基、ピリジルオキシ基等の好ましくは炭素数4~36、更に好ましくは炭素数5~24のアリールオキシ基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のアルコキシカルボニル基;
ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のジアルキルアミノ基;
ジフェニルアミノ基、ジトリルアミノ基、N-カルバゾリル基等の好ましくは炭素数10~36、更に好ましくは炭素数12~24のジアリールアミノ基;
フェニルメチルアミノ基等の好ましくは炭素数6~36、更に好ましくは炭素数7~24のアリールアルキルアミノ基;
フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子;
トリフルオロメチル基等の好ましくは炭素数1~2、更に好ましくは炭素数1~6のハロアルキル基;
メチルチオ基、エチルチオ基等の好ましくは炭素数1~24、更に好ましくは炭素数1~12のアルキルチオ基;
フェニルチオ基、ナフチルチオ基、ピリジルチオ基等の好ましくは炭素数4~36、更に好ましくは炭素数5~24のアリールチオ基;
トリメチルシリル基、トリフェニルシリル基等の好ましくは炭素数2~36、更に好ましくは炭素数3~24のシリル基;
トリメチルシロキシ基、トリフェニルシロキシ基等の好ましくは炭素数2~36、更に好ましくは炭素数3~24のシロキシ基;
シアノ基;
フェニル基、ナフチル基等の好ましくは炭素数6~36、更に好ましくは炭素数6~24の芳香族炭化水素基;
チエニル基、ピリジル基等の好ましくは炭素数3~36、更に好ましくは炭素数4~24の芳香族複素環基;
これらの各置換基は、さらに置換基を有していてもよく、その例としては上述の置換基群Zに例示した基を挙げることができる。
R1~R3はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1~3のアルキル基、及び炭素数1~3のアルコキシ基から選択される1種以上であることが好ましく、水素原子がより好ましい。
(式中、Ar7とAr8は、それぞれ独立の1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、前記芳香族基は縮合環構造を有していてもよい。前記1価の置換基は、前記芳香族基が有する任意の水素原子を置換する任意の置換基であり、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基、又はチオアルキル基であってもよい。R4~R9はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、或いは、置換基を有していてもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基又は芳香族基である。)
具体的な好ましいAr7およびAr8としては、それぞれ独立に、例えば、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、及びテトラフェニル等が挙げられ、Ar7及びAr8が共にフェニル基であることが最も好ましい。フェニル基が有する水素原子は置換基によって置換されていないことが好ましい。
R4~R9はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1~3のアルキル基、及び炭素数1~3のアルコキシ基から選択される1種以上であることが好ましく、水素原子がより好ましい。
式(I)で表されるカルバゾール化合物は、後述する実施例のように公知の方法で合成することができる。また、正孔輸送層に含有される化合物が式(I)で表されるカルバゾール化合物であることは、1H-NMR、13C-NMR、単結晶を用いたX線結晶構造解析、及びLC-MS等の分析法により確認することができる。
本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、下記式(IV)で表される繰り返し単位を含み、全繰り返し単位の80モル%以上が下記式(I)で表される繰り返し単位である高分子化合物である。
本発明に係るポリトリアリールアミン化合物に含まれる下記式(IV)で表される繰り返し単位の割合は、ポリトリアリールアミン化合物の電荷輸送性が高くなりやすい点では多いことが好ましい。具体的には、ポリトリアリールアミン化合物は、下記式(IV)で表される繰り返し単位を、全繰り返し単位の90モル%以上含むことが好ましく、95モル%以上含むことがより好ましい。特に、全繰り返し単位が式(I)で表される繰り返し単位であることが合成ルートを簡素化できる点から好ましい。
また、式(IV)におけるAr3aは、非架橋性の置換基を有していてもよい芳香族基を表す。
芳香族炭化水素基としては、例えば、下記[芳香族炭化水素群P1]に由来する基を挙げることができる。
また、芳香族複素環基としては、例えば、下記[芳香族複素環群P2]に由来する基を挙げることができる。
ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環、ペリレン環、テトラセン環、ピレン環、ベンズピレン環、クリセン環、トリフェニレン環、アセナフテン環、フルオランテン環、フルオレン環などの、6員環の単環又は2~5縮合環。
フラン環、ベンゾフラン環、チオフェン環、ベンゾチオフェン環、ピロール環、ピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環、インドール環、カルバゾール環、ピロロイミダゾール環、ピロロピラゾール環、ピロロピロール環、チエノピロール環、チエノチオフェン環、フロピロール環、フロフラン環、チエノフラン環、ベンゾイソオキサゾール環、ベンゾイソチアゾール環、ベンゾイミダゾール環、ピリジン環、ピラジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、トリアジン環、キノリン環、イソキノリン環、シノリン環、キノキサリン環、フェナントリジン環、ベンゾイミダゾール環、ペリミジン環、キナゾリン環、キナゾリノン環、アズレン環などの、5又は6員環の単環又は2~4縮合環。
非架橋性の置換基としては、特に制限はないが、例えば、下記[置換基群Z1]から選ばれる1種又は2種以上を挙げることができる。
メチル基、エチル基等の好ましくは炭素数1~24、更に好ましくは炭素数1~12のアルキル基;
フェノキシ基、ナフトキシ基、ピリジルオキシ基等の好ましくは炭素数4~36、更に好ましくは炭素数5~24のアリールオキシ基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のアルコキシカルボニル基;
ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等の好ましくは炭素数2~24、更に好ましくは炭素数2~12のジアルキルアミノ基;
フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子;
トリフルオロメチル基等の好ましくは炭素数1~2、更に好ましくは炭素数1~6のハロアルキル基;
メチルチオ基、エチルチオ基等の好ましくは炭素数1~24、更に好ましくは炭素数1~12のアルキルチオ基;
フェニルチオ基、ナフチルチオ基、ピリジルチオ基等の好ましくは炭素数4~36、更に好ましくは炭素数5~24のアリールチオ基;
トリメチルシロキシ基、トリフェニルシロキシ基等の好ましくは炭素数2~36、更に好ましくは炭素数3~24のシロキシ基;
シアノ基;
フェニル基、ナフチル基等の好ましくは炭素数6~36、更に好ましくは炭素数6~24の芳香族炭化水素基;
チエニル基、ピリジル基等の好ましくは炭素数3~36、更に好ましくは炭素数4~24の芳香族複素環基;
上記各置換基は、さらに置換基を有していてもよく、その例としては前記置換基群Z1に例示した基を挙げることができる。
有機溶媒に対する溶解性が向上する点で、Ar1a~Ar3aが有してもよい置換基群Z1としては、各々独立に、炭素数1~12のアルキル基及び炭素数1~12のアルコキシ基が好ましい。
式(IV)におけるXは、堅牢性及び製造コストが安価な点でCR1aR2a及びNR3aが好ましく、CR1aR2aがより好ましい。
本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、Xが互いに異なる繰り返し単位を含んでいてもよい。
また、R1a、R2a、及びR3aの選択肢である芳香族複素環基としては、例えば、上記[芳香族複素環群P2]に由来する基を挙げることができる。
R1a、R2a、及びR3aの選択肢であるアルキル基としては、炭素数4~20のアルキル基が好ましく、炭素数6~12のアルキル基がより好ましい。
非架橋性の置換基としては、例えば、上記[置換基群Z1]が挙げられ、好ましい態様も同等である。
架橋性の置換基としては、特に制限はないが、例えば、下記[置換基群Z2]から選ばれる1種又は2種以上を挙げることができる。
[置換基群Z2]
また、トリアリールアミン構造に架橋性の官能基が存在しないため、式(IV)の繰り返し単位は、正孔輸送性に関与しない構成を殆ど含まない。そのため、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は正孔輸送性に強く関与できる。
さらに、トリアリールアミン構造に架橋性の官能基が存在しないため、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物を合成する際、架橋性基を導入するためのモノマーを使用する必要がない。そのため、製造コストも安価である。
一方で、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の分子量は、コスト面、及び溶媒への溶解性が高くなりやすい点では低いことが好ましい。また、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の重量平均分子量は、500,000以下が好ましく、300,000以下がより好ましく、200,000以下がさらに好ましい。
なお、ポリトリアリールアミン化合物の数平均分子量と重量平均分子量は、GPCによって測定したポリスチレン換算の分子量の数平均値と重量平均値である。
ポリトリアリールアミン化合物の数平均分子量及び重量平均分子量は、反応温度、反応時間、触媒などにより調整することができる。
正孔輸送層中のポリトリアリールアミン化合物の構造や含有量は、例えば、1H-NMR、高効率液体クロマトグラフ(HPLC)、液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS)等の方法により分析することができる。
本発明の発電デバイスは、正孔輸送層に本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の両方を含有することにより、低照度における発電効率を特に高くすることができる。この理由については、本発明に係るカルバゾール化合物では、塩基性を有する窒素原子上の非共有電子対がカルバゾール基の芳香族性により安定化されているため、他の芳香族3級アミンと比較して電子的に堅牢であり、適度な正孔輸送能を保持できる性質、同様の理由で深いイオン化ポテンシャル(Ip)を取り易い性質、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物が共役部位成分を広く拡張された範囲で有することにより、電子を非局在化させることができ、安定性に優れる性質とが機能的にバランスよく発現されることによるものと推測することができる。
正孔輸送層に含まれる本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の相対量は、高分子化合物中に電子が非局在化され、安定性に優れる点ではポリトリアリールアミン化合物が多いことが好ましく、特にポリトリアリールアミン化合物がカルバゾール化合物より相対的に多いことがより好ましい。一方で、イオン化ポテンシャル(Ip)を深化できる点ではカルバゾール化合物が多いことが好ましい。また、本発明に係るカルバゾール化合物は、ポリトリアリールアミン等の高分子化合物に比べ、分子量分布がなく、高純度化しやすく、安価に製造しやすい点でも好ましい。そこで、具体的には、両者の合計量に対し、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、50質量%以上であることが好ましい。また、両者の合計量に対し、本発明に係るポリトリアリールアミン化合物は、80質量%以下であることが好ましい。
正孔輸送層は、本発明の効果が損なわれない限り、本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物以外の半導体化合物を含有しても構わない。その他の半導体化合物としては、例えば、従来公知の半導体化合物を用いてもよい。その他の有機半導体化合物としては、種々の低分子化合物及び高分子化合物が知られている。低分子の有機半導体化合物としては、多環芳香族化合物が挙げられ、具体例としては、テトラセン若しくはペンタセン等のアセン類化合物、オリゴチオフェン類化合物、フタロシアニン類化合物、ペリレン類化合物、ルブレン類化合物、又は本発明に係るトリアリールアミン化合物以外のアリールアミン化合物、等が挙げられる。また、高分子の有機半導体化合物としては、ポリチオフェン系ポリマー、ポリアセチレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、ポリフェニレン系ポリマー、ポリフェニレンビニレン系ポリマー、ポリフルオレン系ポリマー、若しくはポリピロール系ポリマーのような共役ポリマー、又は本発明に係るトリアリールアミン化合物以外のアリールアミンポリマーが挙げられる。
ドーパントの量は、正孔輸送層の導電性や正孔輸送能力が向上しやすいことから多いことが好ましい。そこで、具体的には、ドーパントの量は、本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の合計量100質量部に対し、0.001質量部以上が好ましく、0.01質量部以上がより好ましく、0.05質量部以上がさらに好ましく、0.1質量部以上が特に好ましい。
また、一方で、ドーパントの量は、発電デバイスのリーク電流の発生を抑制し、特に低照度環境下における発電効率が向上しやすいことから少ないことが好ましい。そこで、具体的には、本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の合計量100質量部に対し、20質量部以下が好ましく、15質量部以下がより好ましく、12質量部以下がさらに好ましい。
すなわち、正孔輸送層の形成にドーパントを用いる場合におけるドーパントの量は、本発明に係るカルバゾール化合物と本発明に係るポリトリアリールアミン化合物の合計量100質量部に対し、0.1~12質量部とすることが特に好ましい。
正孔輸送層の形成にドーパントを用いると、正孔輸送層の導電性や正孔輸送能力を活性層に対してより最適化することができる。
ドーパントとして使用できる物質としては、例えば、超原子価ヨウ素化合物、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボラートなどのホウ素化合物、トリス[1-(メトキシカルボニル)-2-(トリフルオロメチル)-エタン-1,2-ジチオレン]モリブデンなどのモリブデン化合物、2,3,4,6-テトラフルオロ-7,7,8,8-テトラシアノキノジメタンといったテトラシアノキノジメタン骨格を有する有機化合物などが挙げられる。
ドーパントは、正孔輸送層の成膜前または成膜後に、少なくとも何れかの有機半導体化合物との間で電荷移動反応を起こすことが好ましい。ドーパントとしては、溶解性に優れ、加熱等により酸化剤として機能する電子受容活性部位を産生しやすい点で、超原子価ヨウ素化合物が好ましい。
[R11-I+ -R12]X- (Q)
正孔輸送層のイオン化ポテンシャルは、活性層で生成する正孔に対するマッチングが良好となり、エネルギー損失を抑制しやすい点で特定の範囲であることが好ましい。具体的には、-5.9eV以上が好ましく、-5.8eV以上がより好ましく、-5.75eV以上がさらに好ましく、-5.70eV以上が特に好ましい。また、一方で、正孔輸送層のイオン化ポテンシャルは、-5.2eV以下が好ましく、-5.3eV以下がより好ましく、-5.4eV以下が特に好ましく、-5.45eV以下が殊更に好ましく、-5.5eV以下が最も好ましい。すなわち、正孔輸送層のイオン化ポテンシャルは、-5.8eV以上-5.2eV以下であることが特に好ましい。
図1において、電極は、活性層103における光吸収により生じた正孔及び電子を捕集する機能を有する。本発明の一実施形態に係る発電デバイス100は一対の電極を有し、一対の電極のうち一方を上部電極と呼び、他方を下部電極と呼ぶ。発電デバイス100が基材を有する又は基材上に設けられている場合、通常、基材により近い電極を下部電極と、基材からより遠い電極を上部電極と、それぞれ呼ぶことができる。また、透明電極を下部電極と、下部電極よりも透明性が低い電極を上部電極と、それぞれ呼ぶこともできる。図1に示す発電デバイス100は、下部電極101及び上部電極105を有している。
本発明に係る発電デバイスは、電子輸送層を有していてもよい。電子輸送層の材料としては、活性層からカソードへの電子の取り出し効率を向上させることが可能な任意の材料を用いることができる。具体的には、国際公開第2013/171517号、国際公開第2013/180230号又は特開2012-191194号公報等の公知文献に記載の無機化合物、有機化合物、又はペロブスカイト半導体化合物が挙げられる。例えば、無機化合物としては、リチウム、ナトリウム、カリウム又はセシウム等のアルカリ金属の塩、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム又は酸化インジウム等の金属酸化物が挙げられる。有機化合物としては、バソキュプロイン(BCP)、バソフェナントレン(Bphen)、(8-ヒドロキシキノリナト)アルミニウム(Alq3)、ホウ素化合物、オキサジアゾール化合物、ベンゾイミダゾール化合物、ナフタレンテトラカルボン酸無水物(NTCDA)、ペリレンテトラカルボン酸無水物(PTCDA)、フラーレン化合物、又はホスフィンオキシド化合物若しくはホスフィンスルフィド化合物等の周期表第16族元素と二重結合を有するホスフィン化合物が挙げられる。
本発明に係る発電デバイスは、基材を有していてもよい。図1において、発電デバイス100は支持体となる基材106を有しているが、本発明に係る発電デバイスは基材106を有さなくてもよい。基材を有する場合における基材106の材料は、本発明の効果を著しく損なわない限り特に限定されず、例えば、国際公開第2013/171517号、国際公開第2013/180230号又は特開2012-191194号公報等の公知文献に記載の材料を使用することができる。
本発明の発電デバイスの製造方法としては、上述のカルバゾール化合物及びポリトリアリールアミン化合物を正孔輸送層に含有させることができる方法であれば特に制限されず、公知のペロブスカイト半導体化合物を用いた発電デバイスの製造方法を適用することができる。例えば、上述のカルバゾール化合物、ポリトリアリールアミン化合物、ドーパント、及び溶媒を含有する塗布液を作製し、スピンコート法やインクジェット法等の湿式成膜法を用いることにより、正孔輸送層を形成することができる。同様の塗布方法により電子輸送層を形成することもできる。また、真空蒸着法等の乾式成膜法により、これらのバッファ層を形成することもできる。但し、正孔輸送層は、塗布法により形成することが好ましく、前述のカルバゾール化合物、ポリトリアリールアミン化合物およびドーパントを含有する液を塗布することがより好ましい。すなわち、本発明の発電デバイスの製造方法としては、正孔輸送層を塗布法により形成する工程を有し、この塗布法において、前述のカルバゾール化合物、ポリトリアリールアミン化合物およびドーパントを含有する液を塗布することがより好ましい。
なお、ロールツゥーロール方式とは、ロール状に巻かれたフレキシブルな基材を繰り出して、間欠的或いは連続的に搬送しながら、巻き取りロールにより巻き取られるまでの間に加工を行う方式である。ロールツゥーロール方式によれば、kmオーダの長尺基板を一括処理することが可能であるため、ロールツゥーロール方式はシートツゥーシート方式に比べて量産化に適している。
アニーリング処理工程は、太陽電池性能のパラメータである開放電圧、短絡電流及びフィルファクターが一定の値になったところで終了させることが好ましい。また、アニーリング処理工程は、構成材料の熱酸化を防ぐ上でも、常圧下、かつ不活性ガス雰囲気中で実施することが好ましい。加熱方法としては、ホットプレート等の熱源に発電デバイスを載せてもよいし、オーブン等の加熱雰囲気中に発電デバイスを入れてもよい。また、加熱はバッチ式で行っても連続方式で行ってもよい。
発電デバイス100の光電変換特性は、次のようにして求めることができる。発電デバイス100に適当なスペクトルの光をある照射強度で照射して、電流-電圧特性を測定する。得られた電流-電圧曲線から、光電変換効率(PCE)、短絡電流密度(Jsc)、開放電圧(Voc)、フィルファクター(FF)、直列抵抗、シャント抵抗といった光電変換特性を求めることができる。
一例として、発電デバイス100に色温度5000Kの白色LED光を適当な照射強度(照度)で照射することで、各照度における電流-電圧特性を測定することができる。
フィルファクター(FF)は、最大出力をPmaxとすると次式で表される。
FF=Pmax/(Voc×Jsc)
また、光電変換効率(PCE)は、入射エネルギーをPinとすると次式で与えられる。
PCE=(Pmax/Pin)×100=(Voc×Jsc×FF/Pin)×100
なお、この光電変換効率(PCE)は、所定の照射光により測定される、発電デバイスの電流-電圧曲線の最適動作点における出力(最大出力)をこの照射光が有する総エネルギー量で除した値(%)である。
上記の総エネルギー量として、例えば、強度AM1.5Gの太陽光であれば100mW/cm2であり、色温度5000Kの白色LED光が照射され、受光面の照度が200ルクスであれば100μW/cm2である。なお、本明細書における色温度5000Kとは、JIS Z8725:2015の規格で定められたものである。
本発明に係る発電デバイスは、低照度下における光電変換効率に優れるので、屋内用の太陽電池として好適である。図2は本発明の発電デバイスを備えた太陽電池の一例であって、前述の発電デバイス100を備えた薄膜太陽電池14であり、耐候性保護フィルム1と、紫外線カットフィルム2と、ガスバリアフィルム3と、ゲッター材フィルム4と、封止材5と、発電デバイス100(不図示)を有する太陽電池素子6と、封止材7と、ゲッター材フィルム8と、ガスバリアフィルム9と、バックシート10と、をこの順に備える。薄膜太陽電池14の保護フィルム1が形成された側(図2中下方)から光が照射されて、太陽電池素子6が発電するように構成されている。なお、薄膜太陽電池14は、これらの構成部材を全て有する必要はなく、必要な構成部材を任意に選択することができる。
本発明の発電デバイス及びこれを備えた太陽電池若しくは太陽電池モジュールは、低照度環境下で優れた光電変換効率を示すことから、特にエネルギーハーベスティング用途に好適である。
[分子量]
数平均分子量Mnと重量平均分子量Mwは、下記条件によるGPCによって行い、ポリスチレン換算で算出した。
(測定条件)
ポンプ:LC-10AT(島津製作所社製)、オーブン:CTO-10A(島津製作所社製)、解析:Lab-Solution(島津製作所社製)、
カラム:Agilent Technologies GPC用カラム(PLgel MIXED-B 10μm 内径7.5mm,長さ30cm)2本直列に接続して使用、
移動相:テトラヒドロフラン、
流速:1.0mL/min、
オーブン温度:40℃、
試料濃度:0.01~5質量%、
注入量:5μL、
検出器:示差屈折率検出器(島津製作所社製,RID-10A)及びUV-vis検出器(島津製作所社製,RID-10A)、
分子量標準:ポリスチレン。
薄膜ITOが形成されたガラス基板上に、評価対象となる半導体化合物を含む活性層又は正孔輸送層を成膜し、これに光を照射し、生成する光電子の数を酸素が必要なオープンカウンターで計測した。このオープンカウンターでは、大気下で光電子を酸素分子に捕捉させることにより、イオン化された酸素分子が計測される。照射する光のエネルギーを上げていくと光電子の放出が始まる閾値が観測されるが、この閾値、すなわち照射エネルギーが光電子をはじき出すのに必要な最低エネルギー(eV)が、イオン化ポテンシャル(eV)に相当する。このような光電子係数方式によるイオン化ポテンシャル測定を、理研計器(株)の「AC-3」等のシリーズで行った。
なお、測定に供する活性層又は正孔輸送層の厚さは、測定値を実質的に左右することはなく、例えば、400nm~600nmの厚さで成膜された活性層、5nm~100nmの厚さで成膜された正孔輸送層を測定すればよい。また、測定に供する活性層又は正孔輸送層は、大気に露出している状態であればよく、薄膜ITOの表面に接して成膜されている必要はなく、例えば、薄膜ITOに成膜された正孔輸送層の表面に積層された活性層を測定してもよい。この活性層の測定において正孔輸送層の種類や性能が測定値に実質的な影響を与えることはない。すなわち、活性層及び正孔輸送層のイオン化ポテンシャルは、積層環境(下層の有無や種類)に影響されない。
上記で使用する薄膜ITOを備えた導電性ガラスは市販品を使用することができ、薄膜ITOの抵抗値(表面抵抗率)は特に制限されず、例えば2Ω/sq.~1000Ω/sq.とすることができる。
具体的には、以下の測定において、活性層のイオン化ポテンシャルについては、薄膜ITO(酸化インジウムスズ、表面抵抗率:7~10Ω/sq.)が形成されたガラス基板上に、後述の発電デバイスの作製方法における活性層の形成方法と同様にして、後述の活性層用塗布液1の150μLと活性層用塗布液2の120μLを順次塗布し、厚さ650nmのペロブスカイト半導体化合物の活性層を、薄膜ITOが形成されたガラス基板上に直接形成した。形成した活性層の表面に光をあてることによって生成する光電子の数に基づき求めた。装置としては、理研計器(株)のAC-3を用いた。
正孔輸送層のイオン化ポテンシャルについては、薄膜ITO(表面抵抗率:7~10Ω/sq.)が形成されたガラス基板上に、後述の発電デバイスの作製方法における正孔輸送層の形成方法と同様にして、後述の正孔輸送層塗布液の120μLを塗布し、厚さ100nmの正孔輸送層を、薄膜ITOが形成されたガラス基板上に直接形成した。形成した正孔輸送層の表面に光をあてることによって生成する光電子の数に基づき求めた。装置としては、理研計器(株)「AC-3」及びオプテル社製光量子収量測定装置「PCR-101」を用いた。
活性層のバンドギャップについては、透明ガラス基板上に、後述の発電デバイスの作製方法における活性層の形成方法と同様に、後述の活性層用塗布液1の150μLと活性層用塗布液2の120μLを順次塗布して、厚さ650nmのペロブスカイト半導体化合物の活性層をガラス基板上に直接形成した。
上記のフィッティング及びバンドギャップの算出は、文献(山下大輔、石崎温史:分析化学 66,333(2017))に記載の方法に準じて行った。
色温度5000Kの白色LED光を発電デバイスに照射した。この際、照度計を用いて発電デバイスの受光面が200ルクスの照度となるように照射強度を調整した。この環境下で、ソースメータを用いて電流-電圧曲線(I-V曲線)を測定し、その最大出力値を求めた。この値を上記の照射光が有する総エネルギー量で除して、発電デバイスの光電変換効率(%)を得た。ここで、上記の色温度は、JIS Z8725:2015 に準拠して測定されたものである。
具体的には、以下の測定において、各例で得られた発電デバイスに、1mm角のメタルマスクを付け、ITO透明導電膜と上部電極との間における電流-電圧特性を測定した。測定にはソースメーター(ケイスレー社製,2400型)を用いた。照射光源としては分光計器社製屋内光評価用LED光源BLD-100を用い、色温度5000Kの白色LED光を発電デバイスに照射した。この際、照度計を用いて発電デバイスの受光面が200ルクスの照度となるように照射強度を調整した。この測定結果から、短絡電流密度Jsc(mA/cm2)、開放電圧Voc(V)、フィルファクターFF、及び光電変換効率PCE(%)を算出した。発電デバイスを作製した直後の測定結果に基づいて算出されたこれらの値を表1に示す。
(電子輸送層用塗布液の調製)
酸化スズ(IV)15質量%水分散液(Alfa Aesar社製)に超純水を加えることにより、7.5質量%の酸化スズ水分散液を調製した。
ヨウ化鉛(II)をバイアル瓶に量りとり、これをグローブボックス内に導入した。ヨウ化鉛(II)の濃度が1.3mol/Lとなるように溶媒としてN,N-ジメチルホルムアミドを加え、その後、100℃で1時間加熱撹拌することにより活性層用塗布液1を調製した。
先行文献(Yang,J.W.et.al.,Phys.Chem.Chem.Phys.2015,17,24468.)に記載の方法にて、下記式(A)で示すカルバゾール化合物Aを合成した。
下記化合物1(349.4mg、1mmol)と下記化合物5(783.7mg、0.98mmol)を用い、反応条件として、特許文献(特開2019-175970号公報)に記載の方法を参考にして、下記の高分子化合物4を570mg得た。得られた高分子化合物4の重量平均分子量は37,500であり、PDI(重量平均分子量/数平均分子量)は1.4であった。
20mgのカルバゾール化合物Aと40mgのポリトリアリールアミン化合物(高分子化合物4)を、電子受容性ドーパントである4-イソプロピル-4’-メチルジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボラート(TPFB;TCI社製)を4.8mg含有するo-ジクロロベンゼン溶液1.65cm3に溶解させた。次に、この溶液を150℃で1時間加熱撹拌することにより、正孔輸送層用塗布液を調製した。
パターニングされた酸化インジウムスズ(ITO)透明導電膜を備えるガラス基板(ジオマテック社製)に対して、超純水を用いた超音波洗浄、窒素ブローによる乾燥、及びUV-オゾン処理を行った。
この活性層について、上述の方法によりイオン化ポテンシャル及びバンドギャップを測定した。
この正孔輸送層について、上述の方法によりイオン化ポテンシャルを測定した。
以上のようにして、発電デバイスを作製した。
この発電デバイスにおける、活性層のイオン化ポテンシャルとバンドギャップ、正孔輸送材料のイオン化ポテンシャル、及び色温度5000Kの白色LED光を照射し、受光面の照度が200ルクスであるときの光電変換効率の測定結果を表1に示す。
実施例1において、用いたカルバゾール化合物とポリエタノールアミン化合物の量を、カルバゾール化合物30mgとポリエタノールアミン化合物30mgに変えた以外は実施例1と同様にして発電デバイスを作製し、各測定を行った。その結果を表1に示す。
実施例1において、用いたカルバゾール化合物とポリエタノールアミン化合物の量を、カルバゾール化合物12mgとポリエタノールアミン化合物48mgに変えた以外は実施例1と同様にして発電デバイスを作製し、各測定を行った。その結果を表1に示す。
PTAA(poly(triaryl amine)を合成した。実施例1において、カルバゾール化合物とポリトリアリールアミン化合物の混合物を、このPTAAに変えた以外は、実施例1と同様にして発電デバイスを作製し、各測定を行った。その結果を表1に示す。
2 紫外線カットフィルム
3,9 ガスバリアフィルム
4,8 ゲッター材フィルム
5,7 封止材
6 太陽電池素子(発電デバイス)
10 バックシート
12 基材
13 太陽電池モジュール
14 薄膜太陽電池
100 発電デバイス
101 下部電極
102 バッファ層
103 活性層
104 バッファ層
105 上部電極
106 基材
Claims (7)
- 上部電極と下部電極とにより構成される一対の電極と、前記一対の電極間に位置し、有機無機ハイブリッド型半導体化合物を含有する活性層と、前記活性層と前記一対の電極の少なくとも一方との間に位置する正孔輸送層と、を有する発電デバイスであって、
前記正孔輸送層が、下記式(I)で表されるカルバゾール化合物およびポリトリアリールアミン化合物を含有し、
前記ポリトリアリールアミン化合物が下記式(IV)で表される繰り返し単位を含み、前記ポリトリアリールアミン化合物の全繰り返し単位の80モル%以上が下記式(IV)で表される繰り返し単位であり、
前記カルバゾール化合物が、下記式(II)又は下記式(III)で表されるカルバゾール化合物を含む、発電デバイス。
(式中のAr1~Ar4は、それぞれ独立に、それぞれ1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、縮合環構造を有していてもよい。このうちAr1と環1、Ar3と環2、はそれぞれ独立に、縮合環構造を形成していてもよい。また、Ar1とAr2、Ar3とAr4は、それぞれ独立に縮合環構造を形成していてもよい。これらの縮合環構造のうち少なくとも1つはカルバゾール構造を形成する。環2上のジアリールアミノ基(N(Ar3)(Ar4))は、環1と環2との間の結合に対して、メタ位もしくはパラ位のいずれかに位置する。)
(式(IV)中、Xは、CR1aR2a、SiR1aR2a、NR3a、S、のいずれかを表し、R1a、R2a及びR3aは、各々独立に、水素原子、置換基を有していてもよい芳香族基又は置換基を有していてもよいアルキル基を表し、R1a及びR2aは互いに結合して環を形成してもよく、Ar1a及びAr2aは、各々独立に、直接結合又は非架橋性の置換基を有していてもよい芳香族基を表し、Ar3aは、非架橋性の置換基を有していてもよい芳香族基を表す。)
(式中のAr5とAr6は、それぞれ独立の1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、前記芳香族基は縮合環構造を有していてもよい。前記1価の置換基は、前記芳香族基が有する任意の水素原子を置換する任意の置換基であり、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基、又はチオアルキル基であってもよい。R1~R3はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、或いは、置換基を有していてもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基又は芳香族基である。)
(式中、Ar7とAr8は、それぞれ独立の1価の置換基を有していてもよい芳香族基であり、前記芳香族基は縮合環構造を有していてもよい。前記1価の置換基は、前記芳香族基が有する任意の水素原子を置換する任意の置換基であり、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基、又はチオアルキル基であってもよい。R4~R9はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、或いは、置換基を有していてもよいアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基又は芳香族基である。) - 前記活性層のイオン化ポテンシャルが-6.0eV以上-5.7eV以下であり、かつ、前記活性層のバンドギャップが1.6eV以上2.3eV以下であるとともに、前記正孔輸送層のイオン化ポテンシャルが-5.9eV以上-5.2eV以下である、請求項1に記載の発電デバイス。
- 前記有機無機ハイブリッド型半導体化合物が、ペロブスカイト構造を有する化合物である、請求項1又は2に記載の発電デバイス。
- 前記活性層の厚みが200nm以上800nm以下である、請求項1~3の何れか一項に記載の発電デバイス。
- 色温度5000Kの白色LED光を照射し、受光面の照度が200ルクスであるときの光電変換効率が25%以上である、請求項1~4の何れか一項に記載の発電デバイス。
- 請求項1~5の何れか一項に記載の発電デバイスの製造方法であって、前記正孔輸送層を塗布法により形成する工程を有し、前記塗布法において、前記カルバゾール化合物、前記ポリトリアリールアミン化合物およびドーパントを含有する液を塗布する、発電デバイスの製造方法。
- 前記ドーパントが、3価のヨウ素を含むジアリールヨードニウム塩である、請求項6に記載の発電デバイスの製造方法。
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| Hyein Ha et al.,"Highly Efficient Solution-Processed Organic Light-Emitting Diodes Containing a New Cross-linkable Hole Transport Material Blended with Commercial Hole Transport Materials",ACS APPLIED MATERIALS & INTERFACES,2021年04月28日,Vol.13,pp.21954-21963,<DOI:10.1021/acsami.1c01835> |
| T. Lemercier et al.,"Innovative PIN-type perovskite solar cells with 17% efficiency: processing and characterization",Materials Advances,2021年10月04日,Vol.2,pp.7907-7921,<DOI:10.1039/d1ma00819f> |
| Xinyu Shen et al.,"Solution-Processed Efficient Perovskite Nanocrystal Light-Emitting Device Utilizing Doped Hole Transport Layer",THE JOURNAL OF PHYSICAL CHEMISTRY LETTERS,2020年12月11日,Vol.12,pp.94-100,<DOI:10.1021/acs.jpclett.0c03047> |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2023064306A (ja) | 2023-05-11 |
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