JP7710331B2 - 建築物の隙間遮音構造 - Google Patents

建築物の隙間遮音構造

Info

Publication number
JP7710331B2
JP7710331B2 JP2021125708A JP2021125708A JP7710331B2 JP 7710331 B2 JP7710331 B2 JP 7710331B2 JP 2021125708 A JP2021125708 A JP 2021125708A JP 2021125708 A JP2021125708 A JP 2021125708A JP 7710331 B2 JP7710331 B2 JP 7710331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
gap
partition
sound insulation
insulation structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021125708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023020381A (ja
Inventor
節雄 佐藤
慎也 佐藤
宏 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Onkyo Engeneering Co Ltd
Original Assignee
Nihon Onkyo Engeneering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Onkyo Engeneering Co Ltd filed Critical Nihon Onkyo Engeneering Co Ltd
Priority to JP2021125708A priority Critical patent/JP7710331B2/ja
Publication of JP2023020381A publication Critical patent/JP2023020381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7710331B2 publication Critical patent/JP7710331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/244Structural elements or technologies for improving thermal insulation using natural or recycled building materials, e.g. straw, wool, clay or used tires

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、建築物の部屋の天井又は内壁である一方区画体と、この一方区画体と隣り合う内壁である他方区画体との間に形成される隙間にて音の透過を遮るように構成される隙間遮音構造に関する。
高層ビル、複合映画館、複合施設等の建築物が風、地震等の影響により大きく揺れると、部屋の天井又は内壁と、これに隣接する内壁とが互いに強く押し付けられるおそれがあり、その結果、これらが破損するおそれがある。そのため、部屋の天井又は内壁と、これに隣接する内壁との間に隙間を設けることを要求されることがある。
しかしながら、天井又は内壁と、これに隣接する内壁との間に隙間が存在すると、この隙間によって部屋の内部及び外部間で音漏れが発生する。そこで、このような音漏れを防ぐために、隙間に音の透過を遮るための隙間遮音構造が設置される。
建築物の隙間遮音構造としては、一般的には次のようなものが挙げられる。第1例としては、部屋の内部から外部に向かってハット形状等の迷路形状に延びる隙間(迷路隙間)が設けられ、この隙間の延伸方向の中間部にグラスウールが設置される、隙間遮音構造が挙げられる。(非特許文献1を参照。)第2例としては、隙間が部屋の内部から外部に向かって直線状に延び、隙間内に連続気泡を有する多孔質材料が埋め込まれる、隙間遮音構造が挙げられる。(特許文献1を参照。)
第3例としては、隙間が部屋の内部から外部に向かって直線状に延び、隙間内にインフレートシールが埋め込まれ、インフレートシールが、隙間を幅方向にて画定する一方面に圧接される弾性の中空チューブ状部と、隙間を幅方向にて画定する他方面に固定される基部とを有する、隙間遮音構造が挙げられる。(特許文献2を参照。)
特開2017-8550号公報 特開平4-83082号公報
朝倉 巧他4名、「スリット隙間の遮音性能に関する検討」、日本建築学会大会学術講演梗概集(関東)、一般社団法人日本建築学会、2006年9月、第59頁~第60頁
しかしながら、建築物が風、地震等の影響により大きく揺れると、部屋の天井又は内壁と、これに隣接する内壁との間における隙間が大きく変動する。上記第1例の隙間遮音構造において、このように隙間が大きく変動する場合、天井又は内壁と、これに隣接する内壁との接触を防ぐように迷路形状に延びる隙間の幅を大きくする必要がある。このことは建築設計の制約となって施工を難しくする。
上記第2例の隙間遮音構造において、隙間が大きく変動する場合、多孔質材料が破損するおそれがあり、多孔質材料が隙間から脱落するおそれもある。この場合、多孔質材料の破損又は脱落箇所で音漏れが生じるおそれがある。そして、このような多孔質材料の破損又は脱落箇所を修復するためには、天井又は内壁の解体等のような極めて大掛かりな作業が必要となる。
上記第3例の隙間遮音構造において、隙間が大きく変動する場合、インフレートシールの中空チューブ状部と隙間の一方面とが擦れて、不快な擦れ音が生じるおそれがある。
このような実情を鑑みると、隙間遮音構造においては、建築物の揺れ対策の隙間を確保しながら、この隙間を透過する音漏れ等の騒音を効率的に防ぐこと、建築物の揺れによる隙間遮音構造の破損を防ぐこと、隙間遮音構造を効率的に施工できることが望まれる。
上記課題を解決するために、一態様に係る隙間遮音構造は、建築物の部屋の天井又は内壁である一方区画体と、該一方区画体と隣り合う前記部屋の内壁である他方区画体との間に形成される隙間にて音の透過を遮るように構成される隙間遮音構造であって、前記部屋の内部で前記隙間の長手方向に沿って延びるシート資材を備え、前記一方区画体の内面に沿った面内方向と、前記他方区画体の内面に沿った面内方向とが、前記部屋の内部から前記部屋の外部に向かって突出するコーナーを形成するように交差し、前記一方及び他方区画体間の最短距離である前記隙間の幅が、10mm以上かつ40mm以下の範囲内にあり、前記シート資材が、ロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体を有し、前記シート資材の厚さが、15mm以上かつ70mm以下の範囲内にあり、前記シート資材の幅方向の中央部が、前記部屋の内部を向く前記一方及び他方区画体の内面に対して可動な状態で前記隙間を跨ぐように配置され、かつ前記一方及び他方区画体の内面にて前記隙間から前記部屋の内部に向かって突出する1つの山形状に曲がっており、前記シート資材の中央部の山形状は、その頂部から前記山形状の底部に向かう2つの斜面を前記山形状の外側から前記山形状の内側に向かって湾曲させるように形成されており、前記シート資材の幅方向の一方縁部が、前記一方区画体の内面に沿った面内方向にて前記隙間とは間隔を空けて配置され、かつ前記一方区画体の内面に固定され、さらに、前記シート資材の幅方向の他方縁部が、前記他方区画体の内面に沿った面内方向にて前記隙間とは間隔を空けて配置され、かつ前記他方区画体の内面に固定されている
一態様に係る隙間遮音構造においては、建築物の揺れ対策の隙間を確保しながら、この隙間を透過する音漏れ等の騒音を効率的に防ぐことができ、建築物の揺れによる隙間遮音構造の破損を防ぐことができ、隙間遮音構造を効率的に施工できることができる。
図1は、第1実施形態に係る隙間遮音構造の断面の模式図である。 図2は、第2実施形態に係る隙間遮音構造の断面の模式図である。 図3は、実施例1、実施例2及び比較例において周波数と音透過損失との関係を示すグラフである。
第1及び第2実施形態それぞれに係る建築物の隙間遮音構造について以下に説明する。各実施形態に係る隙間遮音構造を適用する建築物は、高層ビル、複合映画館、複合施設等とすることができる。各実施形態に係る隙間遮音構造を適用する建築物の部屋は、映画館、ホール、劇場、スタジオ等とすることができる。しかしながら、建築物及びその部屋は、これらに限定されない。
「第1実施形態」
第1実施形態に係る隙間遮音構造について説明する。
「隙間遮音構造の概略」
図1を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造は、概略的には次のように構成される。隙間遮音構造を適用する建築物の部屋1は、天井又は第1内壁である一方区画体2を有する。部屋1は、一方区画体2と隣り合う第1内壁又は第2内壁である他方区画体3を有する。すなわち、一方及び他方区画体2,3は、部屋1を区画する要素である。なお、一方区画体2が天井である場合、他方区画体3は第1又は第2内壁となる。一方区画体2が第1内壁である場合、他方区画体3は第2内壁となる。
部屋1は、一方及び他方区画体2,3間に形成される隙間4を有する。隙間遮音構造は、この隙間4にて音の透過を遮るように構成される。隙間遮音構造は、部屋1の内部で隙間4の長手方向に沿って延びるシート資材10を有する。
シート資材10は、ロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体11を有する。シート資材10の幅方向の中央部10aは、部屋1の内部を向く一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに対して可動な状態で隙間4を跨ぐように配置されている。すなわち、シート資材10の幅方向の中央部10aは、一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに固定されていない。シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cは、部屋1の内部を向く一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定されている。
言い換えれば、シート資材10の幅方向の一方縁部10bは、一方区画体2の内面2aに固定され、かつシート資材10の幅方向の他方縁部10cは、他方区画体3の内面3aに固定される。
さらに、本実施形態に係る隙間遮音構造は、概略的には次のように構成することができる。シート資材10の幅方向の中央部10aは、隙間4から部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲がっている。しかしながら、シート資材の幅方向の中央部は、部屋の内部から隙間に向かって突出する1つの山形形状に曲がることもできる。シート資材の幅方向の中央部はまた、一方及び他方区画体の内面に沿って曲がることもできる。
シート資材10は、シート資材本体11を部屋1の内部側から覆うシート資材カバー12を有することができる。シート資材カバー12はシート状に形成される部材である。しかしながら、シート資材カバーは、シート資材本体全体を覆うように構成することもできる。
「隙間遮音構造の詳細」
図1を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造は、詳細には次のように構成することができる。建築物の部屋1において、一方区画体2の内面2aに沿った面内方向と、他方区画体3の内面3aに沿った面内方向とは、部屋1の内部から外部に向かって突出するコーナーを形成するように交差している。さらに、これらの面内方向は、部屋1の内部から外部に向かって突出するコーナーを形成するように略直交することができる。
しかしながら、一方区画体の内面に沿った面内方向と、他方区画体の内面に沿った面内方向とは略平行とすることもできる。さらには、一方区画体の内面に沿った面内方向と、他方区画体の内面に沿った面内方向とは実質的に同じ平面に沿って配置することもできる。
建築物の部屋1は、一方区画体2の内面2aと反対側の外面2bと対向するように配置される一方支持体5を有する。一方支持体5は、一方区画体2の内面2aと間隔を空けて配置されている。特に明確に図示はしないが、一方支持体5は、一方区画体2を支持している。例えば、一方支持体5は、上述のように一方区画体2が天井である場合は、天井躯体とすることができる。一方支持体5は、上述のように一方区画体2が第1内壁である場合は、第1外壁とすることができる。
建築物の部屋1は、他方区画体3の内面3aと反対側の外面3bと対向するように配置される他方支持体6を有する。他方支持体6は、他方区画体3の内面3aと間隔を空けて配置されている。特に明確に図示はしないが、他方支持体6は、他方区画体3を支持している。例えば、他方支持体6は、上述のように他方区画体3が第1内壁である場合は、第1外壁とすることができる。他方支持体6は、上述のように他方区画体3が第2内壁である場合は、第2外壁とすることができる。
建築物の部屋1において、隙間4の幅は、約10mm以上かつ約40mm以下の範囲内とすることができる。なお、隙間4の幅は、隙間4における一方及び他方区画体2,3間の最短距離と定義する。しかしながら、隙間の幅は、このような範囲に限定されない。隙間の幅は、約10mmより小さくすることもできる。隙間の幅は、約40mmよりも大きくすることもできる。
シート資材本体11はロックウールフェルトとすることができる。シート資材本体11の材料は、シート資材本体11を弾性変形可能とするように調整される。特に、シート資材本体11の材料は、曲げ等の外部からの力によって折れ難く、かつ破損等のような塑性変形が生じ難いように調整される。このようなシート資材本体11は、主材であるロックウールに加えて、バインダーを含む。
例えば、バインダーは、主成分としてフェノール樹脂、アクリル樹脂等を含むことができる。例えば、バインダーは、糖類等を含むこともできる。このようなシート資材本体11のロックウール及びバインダーは、シート資材本体11を弾性変形可能とするように調整される。しかしながら、シート資材本体は、バインダーを有さないように構成することもできる。この場合、シート資材本体は、例えば、ニードルパンチ加工によって形成することができる。
シート資材10のシート資材本体11において、ロックウールの密度は、約80kg/m以上かつ約130kg/m以下の範囲内とすることができる。しかしながら、ロックウールの密度は、このような範囲に限定されない。ロックウールの密度は、約80kg/m未満とすることもできる。また、ロックウールの密度は、約130kg/mよりも大きくすることもできる。
シート資材カバー12は、シート資材本体11と組み合わされることにより一体となっている。シート資材カバー12は不織布から構成されている。しかしながら、シート資材カバーは、不織布以外の材料から構成することもできる。例えば、シート資材カバーは織布、プラスチック製シート、ビニールシート等から構成することもできる。
シート資材10の厚さは、約15mm以上かつ約70mm以下の範囲内することができる。ピン留め等によるシート資材10の固定作業のし易さを考慮すると、好ましくは、シート資材10の厚さは、約15mm以上かつ約45mm以下の範囲内とすることができる。シート資材10の厚さは、約20mm、約40mm、又は約65mmとすることができる。しかしながら、シート資材の厚さは、このような範囲に限定されない。シート資材の厚さは、約15mmよりも小さくすることもできる。シート資材の厚さは、約70mmよりも大きくすることもできる。
シート資材10の中央部10aの山形状は、その頂部から底部に向かう2つの斜面を山形状の外側から内側に向かって湾曲させるように形成されている。シート資材10の両縁部10b,10cは、それぞれ一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに沿った方向にて隙間4とは間隔を空けて配置されている。言い換えれば、シート資材10の一方縁部10bは、一方区画体2の内面2aに沿った方向にて隙間4と間隔を空けて配置され、かつシート資材10の他方縁部10cは、他方区画体3の内面3aに沿った方向にて隙間4と間隔を空けて配置される。
シート資材10の中央部10aを曲げながら、特に、シート資材10の中央部10aを1つの山形状に曲げながら、シート資材10の一方及び他方縁部10b,10cをそれぞれ一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに固定する作業のし易さ考慮すると、シート資材10の一方縁部10bから隙間4までの距離と、隙間4の幅と、シート資材10の他方縁部10cから隙間4までの距離との和(以下、「シート内側コーナー長さの総和」という)は、シート資材10の厚さの約4倍よりも大きくすることができる。
ここで、建築物の揺れに伴う隙間4の変動に追従可能とするようにシート資材10が十分な弾性を有する必要性を考慮すると、設置前の展開された状態におけるシート資材10の中央部10aの幅は、設置後の状態でシート資材10の中央部10aを曲げることができるように、特に、設置後の状態でシート資材10の中央部10aを上記1つの山形状に曲げることができるように十分な長さを有することが要求される。
その一方で、シート資材10の材料費を削減することと、長くなり過ぎるとシート資材10の固定作業が煩雑になることとを考慮すると、設置前の展開された状態におけるシート資材10の中央部10aの幅は、シート資材内側コーナーの全体長さよりも小さくすることもできる。しかしながら、設置前の展開された状態におけるシート資材の中央部の幅は、シート内側コーナー長さの総和と実質的に等しくすることもできる。設置前の展開された状態におけるシート資材の中央部の幅はまた、シート内側コーナー長さの総和よりも大きくすることもできる。
シート資材10の一方及び他方縁部10b,10cは、ピン留めによってそれぞれ一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに固定することができる。しかしながら、シート資材の両縁部のうち少なくとも一方を、ピン留め以外によって固定することもできる。例えば、シート資材の両縁部のうち少なくとも一方を、その他の部材によって押さえつけられるように固定することもできる。
「隙間遮音構造の施工方法の概略」
図1を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、概略的には次のようになっている。隙間遮音構造の施工方法は、部屋1の内部で隙間4の長手方向に沿ってシート資材10を設置するシート資材設置工程を含む。上述のように、このシート資材10はロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体11を有する。
このシート資材設置工程では、シート資材10の幅方向の中央部10aを、一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに対して可動な状態で隙間4を跨ぐように配置しながら、シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cを一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定する。
さらに、本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、概略的には次のようにすることができる。シート資材設置工程にて、シート資材10の幅方向の中央部10aを、隙間4から部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲げる。しかしながら、シート資材の幅方向の中央部を、部屋の内部から隙間に向かって突出する1つの山形形状に曲げることもできる。シート資材の幅方向の中央部を、一方及び他方区画体の内面に沿って曲げることもできる。
シート資材10は、上述のようにシート資材本体11を部屋1の内部側から覆うシート資材カバー12を有する。シート資材カバー12はシート状に形成される部材である。
「隙間遮音構造の施工方法の詳細」
図1を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、詳細には次のようなものとすることができる。シート資材設置工程においては、最初に、シート資材10の幅方向の中央部10aを、一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに対して可動な状態で隙間4を跨ぐように配置する(中央部配置工程)。特に、シート資材10の幅方向の中央部10aを、隙間4から部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲げた状態にする。
次に、シート資材10の幅方向の一方縁部10bを一方区画体2の内面2aに固定する(一方縁部固定工程)。シート資材10の幅方向の他方縁部10cを他方区画体3の内面3aに固定する(他方縁部固定工程)。
しかしながら、シート資材設置工程においては、中央部配置工程、他方縁部固定工程、一方縁部固定工程の順に実施することもできる。シート資材設置工程においては、一方縁部固定工程、中央部配置工程、他方縁部固定工程の順に実施することもできる。シート資材設置工程においては、他方縁部固定工程、中央部配置工程、一方縁部固定工程の順に実施することもできる。
以上、本実施形態に係る隙間遮音構造は、建築物の部屋1の天井又は内壁である一方区画体2と、該一方区画体2と隣り合う前記部屋1の内壁である他方区画体3との間に形成される隙間4にて音の透過を遮るように構成される隙間遮音構造であって、前記部屋1の内部で前記隙間4の長手方向に沿って延びるシート資材10を備え、前記シート資材10が、ロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体11を有し、前記シート資材10の幅方向の中央部10aが、前記部屋1の内部を向く前記一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに対して可動な状態で前記隙間4を跨ぐように配置され、前記シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cが、前記一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定されている。さらに、前記シート資材10の幅方向の中央部10aは、前記隙間4から前記部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲がることができる。
このような隙間遮音構造によれば、建築物の揺れ対策のために一方及び他方区画体2,3の接触を防ぐように十分な幅を有する隙間4を形成した場合であっても、シート資材10、特に、ロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体11によって、この隙間4を透過する音漏れを効率的に防ぐことができる。シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cが一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定されているので、建築物が大きく揺れた場合であっても、シート資材10と一方又は他方区画体2,3との間にて擦れ音が発生することを効率的に防ぐことができる。
さらに、シート資材10の幅方向の中央部10aが、一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに対して可動な状態で隙間4を跨ぐように配置され、特に、シート資材10の幅方向の中央部10aが隙間4から部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲がっているので、建築物の大きな揺れによって隙間4が変動した場合であっても、シート資材10は隙間4の変動に十分に追従することができる。そのため、建築物の揺れによってシート資材が破損又は離脱することがなく、建築物の揺れによる隙間遮音構造の破損を防ぐことができる。
上記隙間遮音構造によれば、シート資材10を設置する作業は部屋1の内部側のみで行うことができる。また、シート資材10の中央部10aを曲げながら、シート資材10の両縁部10b,10cをそれぞれ一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに固定する作業は、シンプルであり、熟練の技能、高い位置決め精度等を要求されない。そのため、隙間遮音構造を効率的に施工することができる。よって、本実施形態に係る隙間遮音構造によれば、建築物の揺れ対策の隙間4を確保しながら、この隙間4を透過する音漏れ等の騒音を効率的に防ぐことができ、建築物の揺れによる隙間遮音構造の破損を防ぐことができ、隙間遮音構造を効率的に施工できることができる。
本実施形態に係る隙間遮音構造においては、前記シート資材10が、前記シート資材本体11を前記部屋1の内部側から覆うシート資材カバー12を有している。このような隙間遮音構造によれば、シート資材10を設置する作業において、作業者がロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体11に触れることをシート資材カバー12によって防ぐことができる。そのため、シート資材10を設置する作業を効率化できて、その結果、隙間遮音構造を効率的に施工することができる。
「第2実施形態」
第2実施形態に係る隙間遮音構造について説明する。
「隙間遮音構造の概略」
図2を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造は、概略的には次のように構成される。本実施形態に係る隙間遮音構造は、第1実施形態に係る隙間遮音構造に追加シート資材20を加えるように構成されている。
すなわち、隙間遮音構造は、シート資材10に対して隙間4とは反対側でシート資材10の長手方向に沿って延びる追加シート資材20を有する。追加シート資材20は、ロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体21を有する。
さらに、追加シート資材20の幅方向の中央部20aは、シート資材10の幅方向の中央部10aに倣って配置することができる。追加シート資材20の幅方向の両縁部20b,20cは、シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cに対してそれぞれシフトした状態で一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定することができる。
言い換えれば、追加シート資材20の幅方向の一方縁部20bは、シート資材10の幅方向の一方縁部10bに対してそれぞれシフトした状態で一方区画体2の内面2aに固定することができ、かつ追加シート資材20の幅方向の他方縁部20cは、シート資材10の幅方向の他方縁部10cに対してそれぞれシフトした状態で他方区画体3の内面3aに固定することができる。
さらに、追加シート資材20は、追加シート資材本体21を部屋1の内部側から覆う追加シート資材カバー22を有することができる。追加シート資材カバー22はシート状に形成される部材である。しかしながら、追加シート資材カバーは、追加シート資材本体全体を覆うように構成することもできる。
「隙間遮音構造の詳細」
図2を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造は、詳細には次のように構成することができる。隙間遮音構造において、上述したシート資材本体11と同様に、追加シート資材本体21はロックウールフェルトとすることができる。追加シート資材本体21の材料は、上述したシート資材本体11に用いられる材料の中から選択することができる。追加シート資材本体21の材料は、シート資材本体11の材料と同じにすることができる。しかしながら、追加シート資材本体の材料は、シート資材本体の材料と異ならせることもできる。
シート資材10の中央部10aと追加シート資材20の中央部20aとは、これらの厚さ方向にて互いに重なっている。シート資材10の中央部10aが上記1つの山形状に曲がる場合には、追加シート資材20の中央部20aは、このようなシート資材10の中央部10aに倣った1つの山形状に形成されることとなる。
しかしながら、シート資材の中央部と追加シート資材の中央部との間に空間を形成することもできる。この場合においても、追加シート資材の中央部は、隙間から部屋の内部に向かって突出する1つの山形状に形成することができる。さらに、この山形状は、その頂部から底部に向かう2つの斜面を山形状の外側から内側に向かって湾曲させるように形成することができる。
追加シート資材20の一方縁部20bは、一方区画体2の内面2aに沿った方向にてシート資材10の一方縁部10bと隣接している。追加シート資材20の他方縁部20cは、他方区画体3の内面3aに沿った方向にてシート資材10の他方縁部10cと隣接している。
追加シート資材20の追加シート資材本体21において、ロックウールの密度は、約80kg/m以上かつ約130kg/m以下の範囲内とすることができる。しかしながら、ロックウールの密度は、このような範囲に限定されない。ロックウールの密度は、約80kg/m未満とすることもできる。また、ロックウールの密度は、約130kg/mよりも大きくすることもできる。追加シート資材本体21のロックウールの密度は、シート資材本体11のロックウールの密度と同じにすることができる。しかしながら、追加シート資材本体のロックウールの密度は、シート資材本体のロックウールの密度と異ならせることもできる。
追加シート資材カバー22は、追加シート資材本体21と組み合わされることにより一体となっている。追加シート資材カバー22はシート状に形成されている。追加シート資材カバー22は不織布から構成されている。しかしながら、追加シート資材カバーは、不織布以外の材料から構成することもできる。例えば、追加シート資材カバーは織布、プラスチック製シート等から構成することもできる。
追加シート資材カバー22の材料は、シート資材カバー12の材料と同じにすることができる。しかしながら、追加シート資材カバーの材料は、シート資材カバーの材料と異ならせることもできる。
追加シート資材20の厚さは、約15mm以上かつ約70mm以下の範囲内することができる。ピン留め等による追加シート資材20の固定作業のし易さを考慮すると、好ましくは、追加シート資材20の厚さは、約15mm以上かつ約45mm以下の範囲内とすることができる。追加シート資材20の厚さは、約20mm、約40mm、又は約65mmとすることができる。しかしながら、追加シート資材の厚さは、このような範囲に限定されない。追加の厚さは、約15mmよりも小さくすることもできる。追加シート資材の厚さは、約70mmよりも大きくすることもできる。追加シート資材20の厚さは、シート資材10の厚さと同じにすることができる。しかしながら、追加シート資材の厚さは、シート資材の厚さと異ならせることもできる。
追加シート資材20の一方及び他方縁部20b,20cもまた、ピン留めによってそれぞれ一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aに固定することができる。しかしながら、追加シート資材の両縁部のうち少なくとも一方を、ピン留め以外によって固定することもできる。例えば、追加シート資材の両縁部のうち少なくとも一方を、その他の部材によって押さえつけられるように固定することもできる。
「隙間遮音構造の施工方法の概略」
図2を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、概略的には次のようになっている。本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、第1実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法に追加シート資材設置工程を加えたものとなっている。
すなわち、隙間遮音構造の施工方法は、シート資材設置工程の後に、シート資材10に対して隙間4とは反対側でシート資材10の長手方向に沿って延びる追加シート資材20を設置する追加シート資材設置工程を含む。上述のように、この追加シート資材20はロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体21を有する。
追加シート資材設置工程では、追加シート資材20の幅方向の中央部20aをシート資材10の幅方向の中央部10aに倣って配置しながら、追加シート資材20の幅方向の両縁部20b,20cを、シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cに対してそれぞれシフトさせた状態で一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定することができる。さらに、この追加シート資材20は、追加シート資材本体21を部屋1の内部側から覆う追加シート資材カバー22を有することができる。
「隙間遮音構造の施工方法の詳細」
図2を参照すると、本実施形態に係る隙間遮音構造の施工方法は、詳細には次のようなものとすることができる。追加シート資材設置工程においては、最初に、追加シート資材20の幅方向の中央部20aを、シート資材10の幅方向の中央部10aに倣って配置する(中央部配置工程)。
次に、追加シート資材20の幅方向の一方縁部20bを一方区画体2の内面2aに固定する(一方縁部固定工程)。追加シート資材20の幅方向の他方縁部20cを他方区画体3の内面3aに固定する(他方縁部固定工程)。
しかしながら、追加シート資材設置工程においては、中央部配置工程、他方縁部固定工程、一方縁部固定工程の順に実施することもできる。追加シート資材設置工程においては、一方縁部固定工程、中央部配置工程、他方縁部固定工程の順に実施することもできる。追加シート資材設置工程においては、他方縁部固定工程、中央部配置工程、一方縁部固定工程の順に実施することもできる。
以上、本実施形態に係る隙間遮音構造及びその製造方法においては、第1実施形態に係る隙間遮音構造及びその製造方法によって得られる効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、本実施形態に係る隙間遮音構造は、前記シート資材10に対して前記隙間4とは反対側で前記シート資材10の長手方向に沿って延びる追加シート資材20をさらに備え、前記追加シート資材20が、ロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体21を有している。
このような隙間遮音構造によれば、シート資材10に加えて、追加シート資材20、特に、ロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体21によって、上記隙間を透過する音漏れを効率的に防ぐことができる。
本実施形態に係る隙間遮音構造においては、前記追加シート資材20の幅方向の中央部20aが、前記シート資材10の幅方向の中央部10aに倣って配置されており、前記追加シート資材20の幅方向の両縁部20b,20cが、前記シート資材10の幅方向の両縁部10b,10cに対してそれぞれシフトした状態で前記一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定されている。
このような隙間遮音構造によれば、追加シート資材20の幅方向の中央部20aも、シート資材10の幅方向の中央部10aと同様に1つの山形状に曲げられるので、建築物の大きな揺れによって隙間が変動した場合であっても、シート資材10及び追加シート資材20が隙間の変動に十分に追従することができる。そのため、建築物の揺れによってシート資材10及び追加シート資材20が破損又は離脱することがなく、建築物の揺れによる隙間遮音構造の破損を防ぐことができる。
さらに、上記隙間遮音構造によれば、追加シート資材20を設置する作業は部屋1の内部側のみで行うことができる。また、追加シート資材20の中央部20aを1つの山形状に変形させながら、追加シート資材20の両縁部20b,20cをシート資材10の両縁部10b,10cに対してそれぞれシフトさせた状態で一方及び他方区画体2,3の内面2a,3aにそれぞれ固定する作業は、シンプルであり、熟練の技能、高い位置決め精度等を要求されない。そのため、隙間遮音構造を効率的に施工することができる。
本実施形態に係る隙間遮音構造においては、前記追加シート資材20が、前記追加シート資材本体21を前記部屋1の内部側から覆う追加シート資材カバー22を有している。このような隙間遮音構造によれば、追加シート資材20を設置する作業において、作業者がロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体21に触れることを追加シート資材カバー22によって防ぐことができる。そのため、追加シート資材20を設置する作業を効率化できて、その結果、隙間遮音構造を効率的に施工することができる。
ここまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、その技術的思想に基づいて変形及び変更可能である。
「実施例1」
実施例1について説明する。実施例1の隙間遮音構造は、第1実施形態に係る隙間遮音構造と同様に構成した。特に、実施例1の隙間遮音構造においては、シート資材10の幅方向の中央部10aを、隙間4から部屋1の内部に向かって突出する1つの山形状に曲げた。
実施例1の隙間遮音構造について、より具体的には、第1及び第2区画体2,3のそれぞれを、4枚の石膏ボードを積層するように構成した。各石膏ボードの厚さは、21mmとした。第1区画体2の内面2aに沿った面内方向を、第2区画体3の内面3aに沿った面内方向と略直交させるように配置した。隙間4の幅を15mmとした。シート資材10の厚さを40mmとした。実施例1においては、このような隙間遮音構造の音響透過損失T(dB)を測定した。
実施例1の音響透過損失Tの測定方法について、具体的には、残響室と無響室とを隣り合わせるように設置し、残響室の内部空間と無響室の内部空間とを連結する開口を形成して、この開口を塞ぐように実施例1の隙間遮音構造を設置した。次に、入射側について、残響室内のスピーカから音を発生させた状態で、残響室内の平均音圧レベルL(dB)を試料に入射する音源側の入射パワーとして計測した。
受音側については、無響室内で隙間遮音構造の近傍に音響インテンシティープローブを設置した。この音響インテンシティープローブを用いて、隙間遮音構造に対応すると共に分割された測定面を計測し、これによって、隙間遮音構造を透過する透過パワーP(dB)を推定した。このような平均音圧レベルL(dB)と、透過パワーP(dB)とに基づいて音響透過損失T(dB)を算出した。
「実施例2」
実施例2について説明する。実施例2の隙間遮音構造は、第2実施形態に係る隙間遮音構造と同様に、第1実施形態に対応する実施例1の隙間遮音構造に追加シート資材20を追加した。この追加シート資材20の厚さを40mmとした。実施例2においては、このような隙間遮音構造の音響透過損失T(dB)を実施例1と同様に測定した。
「比較例」
比較例について説明する。比較例の隙間遮音構造においては、実施例1の隙間遮音構造からシート資材10を取り外し、かつ隙間4を空けながら隙間4の縁に沿うように第1区画体2にL字アングルを取り付けた。比較例においては、このような隙間遮音構造の音響透過損失T(dB)を実施例1と同様に測定した。
このような実施例1及び2並びに比較例の隙間遮音構造においては、図3に示すような音響透過損失Tの測定結果が得られた。図3においては、横軸Fは周波数(Hz)を示す。縦軸Tは音響透過損失T(dB)を示す。実線N1は実施例1の測定結果を示す。一点鎖線N2は実施例2の測定結果を示す。破線N3は比較例の測定結果を示す。
図3を参照して、これらを対比すると、実施例1の音響透過損失Tは、160Hz以上の領域で比較例の音響透過損失Tよりも大きくなった。特に、比較例の音響透過損失Tに対する実施例1の音響透過損失Tの差は、800Hz以上で周波数の増加に従って増加した。実施例2の音響透過損失Tは、実施例1の音響透過損失Tよりも大きくなった。特に、実施例1の音響透過損失Tに対する実施例2の音響透過損失Tの差は、500Hz未満の領域よりも500Hz以上の領域で大きくなった。
そして、実施例1においては、隙間4が変動した場合であっても、シート資材10が隙間4の変動に追従できて、隙間遮音構造が破損することがなかった。実施例2においてもまた、隙間4が変動した場合であっても、シート資材10及び追加シート資材20が隙間4の変動に追従できて、隙間遮音構造が破損することがなかった。
よって、実施例1の隙間遮音構造によれば、隙間遮音構造の破損を防ぐことができ、かつ隙間4に対する遮音効果が十分に得られることが確認できた。また、実施例2の隙間遮音構造によれば、隙間遮音構造の破損を防ぐことができ、かつ隙間に対する遮音構造が実施例1の隙間遮音構造よりも効率的に得られることが確認できた。
1…建築物の部屋、2…一方区画体、2a…内面、3…他方区画体、3a…内面、4…隙間
10…シート資材、10a…中央部、10b…縁部,一方縁部、10c…縁部,他方縁部、11…シート資材本体、12…シート資材カバー
20…追加シート資材、20b…縁部,一方縁部、20c…縁部,他方縁部、21…追加シート資材本体、22…追加シート資材カバー

Claims (5)

  1. 建築物の部屋の天井又は内壁である一方区画体と、該一方区画体と隣り合う前記部屋の内壁である他方区画体との間に形成される隙間にて音の透過を遮るように構成される隙間遮音構造であって、
    前記部屋の内部で前記隙間の長手方向に沿って延びるシート資材を備え、
    前記一方区画体の内面に沿った面内方向と、前記他方区画体の内面に沿った面内方向とが、前記部屋の内部から前記部屋の外部に向かって突出するコーナーを形成するように交差し、
    前記一方及び他方区画体間の最短距離である前記隙間の幅が、10mm以上かつ40mm以下の範囲内にあり、
    前記シート資材が、ロックウールを主材とするように構成されるシート資材本体を有し、
    前記シート資材の厚さが、15mm以上かつ70mm以下の範囲内にあり、
    前記シート資材の幅方向の中央部が、前記部屋の内部を向く前記一方及び他方区画体の内面に対して可動な状態で前記隙間を跨ぐように配置され、かつ前記一方及び他方区画体の内面にて前記隙間から前記部屋の内部に向かって突出する1つの山形状に曲がっており、
    前記シート資材の中央部の山形状は、その頂部から前記山形状の底部に向かう2つの斜面を前記山形状の外側から前記山形状の内側に向かって湾曲させるように形成されており、
    前記シート資材の幅方向の一方縁部が、前記一方区画体の内面に沿った面内方向にて前記隙間とは間隔を空けて配置され、かつ前記一方区画体の内面に固定され、さらに、前記シート資材の幅方向の他方縁部が、前記他方区画体の内面に沿った面内方向にて前記隙間とは間隔を空けて配置され、かつ前記他方区画体の内面に固定されている、隙間遮音構造。
  2. 前記シート資材が、前記シート資材本体を前記部屋の内部側から覆うシート資材カバーを有しており、
    前記シート資材カバーはシート形状に形成される部材となっている、請求項1に記載の隙間遮音構造。
  3. 前記シート資材に対して前記隙間とは反対側で前記シート資材の長手方向に沿って延びる追加シート資材をさらに備え、
    前記追加シート資材が、ロックウールを主材とするように構成される追加シート資材本体を有している、請求項1又は2に記載の隙間遮音構造。
  4. 前記追加シート資材の幅方向の中央部が、前記シート資材の幅方向の中央部に倣って配置されており、
    前記追加シート資材の幅方向の両縁部が、前記シート資材の幅方向の両縁部に対してそれぞれシフトした状態で前記一方及び他方区画体の内面にそれぞれ固定されている、請求項3に記載の隙間遮音構造。
  5. 前記追加シート資材が、前記追加シート資材本体を前記部屋の内部側から覆う追加シート資材カバーを有しており、
    前記追加シート資材カバーは、シート形状に形成される部材となっている、請求項3又は4に記載の隙間遮音構造。
JP2021125708A 2021-07-30 2021-07-30 建築物の隙間遮音構造 Active JP7710331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021125708A JP7710331B2 (ja) 2021-07-30 2021-07-30 建築物の隙間遮音構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021125708A JP7710331B2 (ja) 2021-07-30 2021-07-30 建築物の隙間遮音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023020381A JP2023020381A (ja) 2023-02-09
JP7710331B2 true JP7710331B2 (ja) 2025-07-18

Family

ID=85160260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021125708A Active JP7710331B2 (ja) 2021-07-30 2021-07-30 建築物の隙間遮音構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7710331B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107115A (en) * 1977-02-28 1978-09-18 Matsushita Electric Works Ltd Hoisted ceiling system
JPH0140886Y2 (ja) * 1985-02-26 1989-12-05
JPH03208931A (ja) * 1990-01-10 1991-09-12 Nippon Alum Mfg Co Ltd 建物の伸縮継手装置
JPH10325187A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Sekisui Chem Co Ltd 気密材と防音換気パネル
IT201700058435A1 (it) * 2017-05-30 2018-11-30 Walter Santi Pannello fonoisolante termoacustico.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023020381A (ja) 2023-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20220113127A (ko) 홈 가공된 폴리에스터 흡음 펠터를 포함하는 디퓨징 성능이 향상된 어쿠스틱 보드
JP7710331B2 (ja) 建築物の隙間遮音構造
KR100803349B1 (ko) 건축물의 방진 방음 패널
JP5873252B2 (ja) 入隅部の吸音構造
CN111636578A (zh) 用于假隔板的密封且吸声的组件
JP2006316467A (ja) 遮音二重壁構造
JP7437547B1 (ja) 天井構造
KR102700004B1 (ko) 차음성능이 개선된 건식벽체용 스터드
KR200226733Y1 (ko) 흡음구조를 갖는 마루판의 시공구조
JP2015031085A (ja) 鉄骨柱の耐火構造および耐火間仕切り壁構造
KR102618356B1 (ko) 학습 환경 및 업무 환경의 개선을 위한 건축용 패널
JP2013023962A (ja) 遮音パネル
JP3981552B2 (ja) 建物浮き内装構造
KR102133435B1 (ko) 바닥충격음 저감용 천장 및 벽체 패널과 이의 시공방법
JP5520615B2 (ja) 室の防音構造
JP7512555B2 (ja) 音低減構造及び音低減方法
JP7276747B2 (ja) 壁構造
KR101863125B1 (ko) 바닥충격음 저감용 베이스트랩
JP2022103118A (ja) 遮音補強材
KR100844044B1 (ko) 건축물의 방진 방음 패널
KR20090009663U (ko) 공동주택의 차음천장 시스템
KR102742252B1 (ko) 층간 차음을 위한 차음판 시공 방법
JP7441993B1 (ja) 天井構造
CN222667426U (zh) 一种带消音功能的新材料塑料板
CN223446524U (zh) 一种室内装修用隔音墙

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7710331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150