JP7709166B2 - 水底地盤の圧密沈下工法 - Google Patents
水底地盤の圧密沈下工法Info
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Description
例えばグラブ船では、船体に搭載されたクレーンから吊り下げたグラブバケットを海底に下ろし、海底の土砂を掴み上げ、グラブ船の横に接舷した土運船にその土砂を積載する浚渫作業が行われる。また、土運船に積載された土砂は、土砂処分用地(埋立地)まで運搬されて陸揚げされる。
また、浚渫工事が行われる際は、広い範囲での航路規制が必要な場合や、汚濁による環境負荷低減対策が必要になる場合もあり、多大なコストが掛かる問題があった。
さらに、浚渫工事では、計画浚渫高さや法線に対して施工誤差が生じるため、余掘り作業の必要があり、純土量に対して余分な土砂を浚渫しなければならない手間があった。しかも、薄層浚渫の場合においては、余掘り土量が純土量を上回る場合もしばしばであり、コストに大きな影響を与えていた。
前記水底地盤に、下端部にストレーナ部を有する複数のストレーナ管と送排気管とを埋設し、
前記複数のストレーナ管から前記ストレーナ部を介して地中の水を吸引することで地下水位を低下させ、前記複数のストレーナ管の周囲の地中に不飽和ゾーンを形成し、
前記不飽和ゾーンの空気を、前記送排気管を通じて真空吸引することで、前記複数のストレーナ管の周囲の地中に負圧化ゾーンを形成し、その後、当該負圧化ゾーンに前記送排気管を通じて空気を送ることで、前記土粒子間の間隙に存在する水分に対してキャビテーションを起こさせることを特徴とする。
前記水底地盤の地中に埋設された前記複数のストレーナ管におけるストレーナ部の周囲を、当該ストレーナ部に近いほど透水係数が高い状態にしておくことを特徴とする。
前記水底地盤の地中に埋設された前記複数のストレーナ管の周囲のうち、想定される前記水底地盤の圧密沈下レベル付近の高さ位置に、水中からの水の流入を抑制する止水キャップ層を形成することを特徴とする。
水上から前記水底地盤に向かって前記ストレーナ管の埋設を行う工程において、前記ストレーナ管の上端部に補助鋼管を連結し、当該補助鋼管の上端部を水面よりも上方に位置させておき、
前記ストレーナ管の埋設後に前記補助鋼管を取り外し、前記ストレーナ管の上端部に、排水口付きの上蓋を取り付けて前記地中の水の排水を可能とし、
前記複数のストレーナ管と共に埋設された前記送排気管と、真空ポンプを含むキャビテーション発生装置とを接続管によって接続することを特徴とする。
前記送排気管に接続された真空ポンプを含むキャビテーション発生装置を地上に設置して前記キャビテーションの発生を管理することを特徴とする。
前記水底地盤の水底を構成する上層の下に位置する下層が透水層の場合には、前記ストレーナ管における前記ストレーナ部を、当該透水層である前記下層に位置させ、前記下層が不透水層の場合には、前記ストレーナ部を、当該不透水層である前記上層の底部に位置させることを特徴とする。
前記水底地盤のうち前記送排気管が埋設された箇所と前記送排気管を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断したい箇所との間に、前記送排気管を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断する圧力影響遮断孔を形成することを特徴とする。
前記複数のストレーナ管の本数及び間隔は、目標とする圧密沈下量と、前記水底地盤の水底を構成する上層の物性と、前記上層の層厚と、前記上層の圧密特性と、前記上層の下に位置する下層の透水性と、前記下層の被圧状態と、から導き出すことを特徴とする。
沿岸に構築される構造物の施工前に、前記水底地盤を圧密沈下させることを特徴とする。
前記複数のストレーナ管及び前記送排気管の埋設を作業台船上から行うことを特徴とする。
錘を前記水底地盤の水底に落下させて前記水底地盤の締固めを行う動圧密工法を併用することを特徴とする。
測距センサーを用いて前記水底地盤の圧密沈下量の測定を行うことを特徴とする。
本実施形態においては、地盤沈下装置10によって海底地盤Gを圧密沈下させて、航路や泊地において必要な所定の水深を確保する。
なお、圧密沈下させる水底地盤として、本実施形態においては海の地盤を例に挙げて説明するが、これに限られるものではなく、河川や湖沼の地盤を圧密沈下の対象としてもよい。
図1に示す作業台船1は、SEP(Self-Elevating Platform)台船であり、複数の脚部2を海底地盤Gに着床させ、船体をジャッキアップして水面から浮上させて自立させることができる。
なお、本実施形態においては、SEP台船を用いるものとしたが、これに限られるものではなく、起重機船や通常の台船を用いてもよい。また、使用される作業台船1は、1隻でもよいし、2隻以上でもよい。
ケーシングドライバー4は、地盤掘削用のケーシング5を保持するとともにケーシング5を回転させて海底地盤Gに貫入させる装置である。
なお、作業台船1が2隻使用される場合、ケーシングドライバー4は、2隻の作業台船1間に跨って設けられた張出ステー3に設置される。
なお、このケーシング5が貫入される深さは、ストレーナ管11が埋設される深さでもあり、その深さは、海底地盤Gの下層G2が透水層であるか不透水層であるか、といった条件や、海底地盤Gの上層G1の層厚といった条件等に基づいて決定される。海底地盤Gの下層G2が透水層であれば、ケーシング5の貫入深さ(ストレーナ管11の埋設深さ)を下層G2に達するように設定し、海底地盤Gの下層G2が不透水層であれば、ケーシング5の貫入深さ(ストレーナ管11の埋設深さ)を上層G1の底部までとする。
地盤沈下装置10は、複数のストレーナ管11と、排水ポンプ12と、排水管13と、送排気管14と、キャビテーション発生装置15と、を備える。
また、ケーシング5は、地盤沈下装置10の設置後に海底地盤Gから抜去される。
なお、図2においては、ストレーナ管11及びフィルター11aを部分的に切り欠いて表し、ストレーナ管11及びフィルター11aの内部(排水ポンプ12、排水管13、ストレーナ部の構造)を露出させて示している。
なお、補助鋼管110とストレーナ管11との連結及び複数の補助鋼管110同士の連結は、フランジ継手によって行われている。
また、複数のストレーナ管11の埋設が完了し、圧密沈下作業が行われる直前の段階においてはケーシング5も抜去されており、ストレーナ管11の上端部から補助鋼管110も取り外される。このときのストレーナ管11の上端部は、海底Bの高さに配置されている。
この送排気管14は、下端部がストレーナ管11におけるフィルター11aの下端の高さに配置され、上端部が海底Bの高さに配置されている。
さらに、送排気管14の上端部には、この送排気管14とキャビテーション発生装置15とを接続する接続管14aが接続される。
すなわち、海底地盤Gの海底Bが圧密沈下作業によって沈下することを考慮し、想定される圧密沈下レベルE(圧密沈下作業後の海底Bの高さ位置)の付近の高さ位置に、ストレーナ管11の外周面とケーシング5の内周面との間に形成される隙間への海水の流入を抑制するための止水キャップ層16が形成されている。より具体的には、圧密沈下量を考慮して、海底Bよりも下方に間隔を空けた位置にベントナイトペレット、その直下に硬化剤等の薬剤が充填されて止水キャップ層16が形成されている。
送排気管14は、ストレーナ管11の外周面とケーシング5の内周面との間に充填された止水キャップ層16及びフィルター材によって保持されることとなる。
このような状態にするためには、ストレーナ部の周囲に大量の水を圧送するとともに大量の空気を送り、それと同時又は交互にその水と空気を吸引する作業を繰り返すと、ストレーナ部の近傍が撹拌されて、ストレーナ部に近いほど粗い粒子が集まるようになる。このような作業は、ケーシング5の抜去前でも抜去後でも行うことができる。
ケーシング5が抜去されることで、ストレーナ管11及び送排気管14が海底地盤Gに埋設された状態となる。
また、補助鋼管110を取り外したら、ストレーナ管11の上端部に、排水口付きの上蓋(図示省略)を取り付けて地中の水の排水を可能な状態とする。すなわち、上蓋の排水口は上記の排水管13と接続されることとなる。なお、排水口には、電磁流量計が付属しており、排水Dの管理を行うことができる。
さらに、複数のストレーナ管11と共に埋設された送排気管14と、真空ポンプを含むキャビテーション発生装置15とを接続管14aによって接続する。
このようなキャビテーション現象を起こすことを可能とする構成として、キャビテーション発生装置15は、図示はしないが、調整タンクと、真空ポンプと、冷却用水槽と、空気流入弁と、制御部と、を有する。
このような調整タンクは、キャビテーション現象の発生時には真空状態又は真空に近い状態となるため、少なくとも大気圧に耐え得る強度と、高い密閉性を有するものとする。
そして、調整タンクには、送排気管14から繋がる接続管14aが接続されている。
そして、このような水封式エルモ型真空ポンプは、ケーシングに対するファンの偏心ローリング回転によって、調整タンクの内部から空気(あるいは水蒸気)を、吸引管を介して吸引口よりケーシング内に真空吸引して、吐出口から吐出する。
さらに、ケーシングの内部には水が封入されている。すなわち、ケーシングの底部に循環水路が接続されて、この循環水路の先端は、大容量で放熱性に優れる上記の冷却用水槽に満たされた循環水の内部に導入されている。したがって、ケーシングに対するファンの偏心ローリング回転によって、冷却用水槽の循環水は、循環水路から真空吸引されて、吐出口から空気中の水分が吐出されるようになっている。
なお、真空ポンプの種類は、水封式エルモ型真空ポンプに限られるものではなく、他の真空ポンプであってもよい。
そして、調整タンクの内部と外部とを連通して空気を流入させる管状の流入口と、当該流入口を開閉する弁体と、を備える。
このような制御部の制御によって、真空ポンプによって真空吸引される調整タンク内部の真空度の強弱を調整したり、大気に開放したりすることができる。
弁体の開閉動作を制御するタイミングは、様々な種類のパターンに設定することが可能となっており、本実施形態においては、所定の時間が経過した時に弁体を動作させて流入口を開放し、更に所定の時間が経過した時に弁体を動作させて流入口を閉塞する動作を繰り返すパターンが採用されている。
より具体的には、数分間(本実施形態においては30分)は真空ポンプによって高真空で調整タンクの内部を真空吸引し、その後、数分間(本実施形態においては5分)は空気流入弁の弁体を開放し、その数分が経過した後は弁体を閉塞する、といったタイミングで弁体を開閉制御するものとする。そして、このような工程を所定期間(本実施形態においては数か月)の間、繰り返して行うものとする。ただし、弁体の開閉動作を制御するタイミングは、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
なお、本実施形態においては、真空ポンプによるバキューム圧を、空気流入弁の弁体を閉塞して高真空とするときには、-0.08MPaとする。ただし、バキューム圧は、これに限られるものではなく、真空ポンプの能力の範囲内で適宜変更である。すなわち、バキューム圧は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更である。
より具体的には、真空ポンプは、統合制御装置によってON・OFFスイッチが制御され、制御部は、制御信号の送信が制御される。
すなわち、調整タンクに水封式エルモ型の真空ポンプを接続し、その真空ポンプに循環水路を介して冷却用水槽内の循環水を接続したため、真空ポンプの駆動により調整タンク内部を常温で真空吸引することで、対象部位の水分を低温水蒸気で吸引できる。
すなわち、海底地盤Gのうち送排気管14が埋設された箇所と送排気管14を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断したい箇所との間に、送気管を設けるなどして空気孔を形成し、図示しないコンプレッサーの圧気圧により、圧力影響遮断孔17の周囲にエアカーテンを形成して不飽和ゾーンにし、止水性の高いエリアを形成する。これにより、送排気管14を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断したい箇所への影響を遮断できる。
さらに、送排気管14の上端部にも接続管14aを接続し、地上設備であるキャビテーション発生装置15と送排気管14とを接続する。
また、圧力影響遮断孔17の周囲にエアカーテンを形成して、複数のストレーナ管11及び送排気管14と、地上設備であるキャビテーション発生装置15が設置された沿岸の陸地との間に止水性の高いエリアを形成する。
なお、ストレーナ管11及び送排気管14の周囲のうち、海底Bに近い方は止水キャップ層16によって閉塞されているため、ストレーナ管11及び送排気管14の周囲には海水が浸入しにくい。さらに、海底Bから地中に浸み込む水も複数のストレーナ管11によって吸引されて海中Wに排出されるので、海底地盤G中に不飽和ゾーンが形成された状態を維持しやすい。
その後、当該負圧化ゾーンに送排気管14を通じて空気を送ることで、海底地盤G中における無数の土粒子間の間隙に存在する水分に対してキャビテーションを起こさせる。
すなわち、地中を真空状態にすると水分は沸騰して蒸気になるが、その際にキャビティ(気泡)が発生する。その時に、真空状態の外部から空気を入れることで気泡圧壊、すなわちキャビテーションが起きる。つまり、負圧化ゾーンに送排気管14を通じて空気を送ることでキャビテーションが起きることとなる。キャビテーションとは、気泡が爆縮した直後に崩壊して外側に向かって衝撃波を発生する現象を指しており、衝撃波は、水の場合、1ミクロンあたり1000~10000気圧もの圧力に匹敵し、金属であっても壊食(エロージョン)を引き起こすことができる。
海底地盤Gを構成する土の土粒子間には空気やガス、水が入り込む間隙が存在し、そのような構造(土粒子骨格)は、単粒構造やハチの巣構造、綿毛構造などと呼ばれている。土粒子間の間隙から水分を抜く際に、従来は、真空ポンプや揚水ポンプを利用したり、コンプレッサーを利用して地中に空気を送り、真空ポンプによる吸い上げを補助したりして地下水位をコントロールしていたが、本実施形態においては、その工程の中でキャビテーションを起こさせて、真空吸引の効果をより促進できるようになっている。さらに、衝撃波により地盤の締め固め効果を発揮し、地盤の強化も可能となっている。
要するに、真空ポンプによって海底地盤Gを真空状態にし、その状態から、空気を送り込む方法を繰り返すことでキャビテーションを起こさせ、海底地盤G中における無数の土粒子間の間隙から水分を取り除き、効果的に海底地盤Gを乾燥(脱水)させて地盤改良を行うことができる。
ここで、所定期間とは、具体的な数を限定しないものの、例えば「数ヶ月程度」を指しているものとする。なお、「数ヶ月」とは、数日や数週間よりも長く、かつ数年よりも短い時間感覚を表している。実用日本語表現辞典において「数ヶ月」とは、「いくらかの、ある程度の月日。何ヶ月か。おおよそ4~6ヶ月前後程度を指す事が多い。」とされている。
海底地盤Gの圧密沈下量の測定は、船舶Sの航行を妨げないように、例えば音響測深機や水中レーザー等のようなセンシング技術を用いた測距センサーによって行われる。
また、水圧及び大気圧によって海底地盤Gの圧密沈下は可能であるが、より確実に圧密沈下させるために、錘を海底地盤Gの海底Bに落下させて海底地盤Gの締固めを行う動圧密工法を併用してもよい。錘の落下は、例えば作業台船1から行われるものとする。
ストレーナ管11及び送排気管14の処理方法としては、ストレーナ管11及び送排気管14を完全に引き抜く方法と、ストレーナ管11及び送排気管14を残置して埋め殺す場合に、海底B(地表面)から突き出した部分のみ切断する方法とが挙げられる。なお、ストレーナ管11及び送排気管14を残置する場合は、海底B(地表面)から突き出した部分を切断したうえで蓋をしてもよい。
構造物の施工後に海底地盤Gの圧密沈下を行わなければならない場合は、圧力影響遮断孔17によって、当該構造物と複数のストレーナ管11及び送排気管14との間に止水性の高いエリアを確実に形成し、構造物に、送排気管14を通じた真空吸引による圧力の影響が出ないようにする。
図4は、水底地盤の圧密沈下の具体例を説明するための概要図であり、海底地盤Gの下層G2は岩層とされ、上層G1は層厚30メートルの粘土層であり、圧密沈下前の水深は9.5メートルとされている。なお、ストレーナ管11は、下層G2には埋設されないものとする。
このような海底地盤Gに埋設される複数のストレーナ管11の本数及び間隔は、目標とする圧密沈下量と、海底地盤Gの海底Bを構成する上層G1の物性と、上層G1の層厚と、上層G1の圧密特性と、上層G1の下に位置する下層G2の透水性と、下層G2の被圧状態と、から導き出される。
上層G1の物性、上層G1の層厚、上層G1の圧密特性、下層G2の透水性、下層G2の被圧状態は、ボーリング調査によって判明させることができる。
目標とする圧密沈下量は、圧密沈下の対象箇所をどれだけ圧密沈下させることができるか、その数値を計算することによって適宜決定するものとする。
<粘土層の液性限界>
WL(液性限界)=100%,80%と仮定し、
Cc(圧縮指数)=0.009(WL-10)より、
Cc=0.81,0.72とする。
<粘土層中央の間隙比>
e0=1.50と仮定する。
<粘土層の有効応力>
粘土の単位体積重量γsat=15.0KN/m3と仮定すると、粘土層中央の有効応力は、P0=(15.0-10.0)×15=75KN/m2と計算される。
ストレーナ管11及び送排気管14による負圧-85KN/m2負荷による粘土層の有効応力は、P1=75+85=160KN/m2と計算される。
以上のような前提条件のもと、Cc=0.81の時、圧密沈下量は、次式(数1)のように計算される。
これにより、圧密沈下の対象箇所をどれだけ圧密沈下させることができるかが判明するので、これを基に、目標とする圧密沈下量が決定することができる。
以上のことから、海底地盤Gに埋設される複数のストレーナ管11の本数及び間隔を導き出すことができる。
さらに、ストレーナ管11の埋設後に補助鋼管110を取り外し、ストレーナ管11の上端部に、排水口付きの上蓋を取り付けて地中の水の排水を可能とするので、ストレーナ管11の周囲の地中に不飽和ゾーンを形成することが可能となる。
その上、複数のストレーナ管11と共に埋設された送排気管14と、真空ポンプを含むキャビテーション発生装置15とを接続管によって接続するので、海底地盤Gにおける無数の土粒子間の間隙に存在する水分に対してキャビテーションを起こさせることが可能となる。
B 水底(海底)
G 水底地盤(海底地盤)
G1 上層(粘土層)
G2 下層(砂層、礫層、岩層)
S 船舶
D 排水
E 圧密沈下レベル
1 作業台船
2 脚部
3 張出ステー
4 ケーシングドライバー
5 ケーシング
6 クローラークレーン
7 ハンマーグラブ
10 地盤沈下装置
11 ストレーナ管
11a フィルター
110 補助鋼管
12 排水ポンプ
13 排水管
14 送排気管
14a 接続管
15 キャビテーション発生装置
16 止水キャップ層
17 圧力影響遮断孔
Claims (12)
- 水底地盤中における無数の土粒子間の間隙に存在する水分に対してキャビテーションを起こさせることにより前記水分を爆縮させるとともに衝撃波を発生させ、前記無数の土粒子間の間隙から前記水分を取り除き、水圧及び大気圧によって前記水底地盤を圧密沈下させる水底地盤の圧密沈下工法であって、
前記水底地盤に、下端部にストレーナ部を有する複数のストレーナ管と送排気管とを埋設し、
前記複数のストレーナ管から前記ストレーナ部を介して地中の水を吸引することで地下水位を低下させ、前記複数のストレーナ管の周囲の地中に不飽和ゾーンを形成し、
前記不飽和ゾーンの空気を、前記送排気管を通じて真空吸引することで、前記複数のストレーナ管の周囲の地中に負圧化ゾーンを形成し、その後、当該負圧化ゾーンに前記送排気管を通じて空気を送ることで、前記土粒子間の間隙に存在する水分に対してキャビテーションを起こさせることを特徴とする水底地盤の圧密沈下工法。 - 前記水底地盤の地中に埋設された前記複数のストレーナ管におけるストレーナ部の周囲を、当該ストレーナ部に近いほど透水係数が高い状態にしておくことを特徴とする請求項1に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 前記水底地盤の地中に埋設された前記複数のストレーナ管の周囲のうち、想定される前記水底地盤の圧密沈下レベル付近の高さ位置に、水中からの水の流入を抑制する止水キャップ層を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 水上から前記水底地盤に向かって前記ストレーナ管の埋設を行う工程において、前記ストレーナ管の上端部に補助鋼管を連結し、当該補助鋼管の上端部を水面よりも上方に位置させておき、
前記ストレーナ管の埋設後に前記補助鋼管を取り外し、前記ストレーナ管の上端部に、排水口付きの上蓋を取り付けて前記地中の水の排水を可能とし、
前記複数のストレーナ管と共に埋設された前記送排気管と、真空ポンプを含むキャビテーション発生装置とを接続管によって接続することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。 - 前記送排気管に接続された真空ポンプを含むキャビテーション発生装置を地上に設置して前記キャビテーションの発生を管理することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 前記水底地盤の水底を構成する上層の下に位置する下層が透水層の場合には、前記ストレーナ管における前記ストレーナ部を、当該透水層である前記下層に位置させ、前記下層が不透水層の場合には、前記ストレーナ部を、当該不透水層である前記上層の底部に位置させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 前記水底地盤のうち前記送排気管が埋設された箇所と前記送排気管を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断したい箇所との間に、前記送排気管を通じた真空吸引による圧力の影響を遮断する圧力影響遮断孔を形成することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 前記複数のストレーナ管の本数及び間隔は、目標とする圧密沈下量と、前記水底地盤の水底を構成する上層の物性と、前記上層の層厚と、前記上層の圧密特性と、前記上層の下に位置する下層の透水性と、前記下層の被圧状態と、から導き出すことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 沿岸に構築される構造物の施工前に、前記水底地盤を圧密沈下させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 前記複数のストレーナ管及び前記送排気管の埋設を作業台船上から行うことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 錘を前記水底地盤の水底に落下させて前記水底地盤の締固めを行う動圧密工法を併用することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
- 測距センサーを用いて前記水底地盤の圧密沈下量の測定を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の水底地盤の圧密沈下工法。
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