JP7697106B2 - Pd-1アゴニストおよびそれを使用する方法 - Google Patents
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Description
本特許出願は、2019年6月5日付で出願された米国仮特許出願62/857,699号;2019年6月18日付で出願された米国仮特許出願62/863,193号;および2020年2月28日付で出願された米国仮特許出願62/983,512号の優先権を主張し、それらの全体の開示が、参照により本明細書に組み込まれる。
プログラム死1(PD-1)(プログラム細胞死1としても知られる)は、アポトーシスを受けているマウスT細胞株のサブトラクティブハイブリダイゼーションによって最初に同定された268アミノ酸のI型膜貫通タンパク質である(Isida et al.,Embo J.,11:3887-95(1992))。PD-1は、T細胞レギュレーターのCD28/CTLA-4ファミリーのメンバーであり、活性化T細胞、B細胞、および骨髄系細胞上で発現すると報告されている(Greenwald et al.,Annu. Rev. Immunol.,23:515-548(2005);およびSharpe et al.,Nat. Immunol.,8:239-245(2007))。
。ヒトにおいては、PD-1遺伝子における一塩基多型は、全身性エリテマトーデス、1型糖尿病、関節リウマチ、および多発性硬化症の進行の高い発生率に関連している(例えば、Nielsen et al.,Tissue Antigens,62(6):492-497(2003);Bertsias et al.,Arthritis Rheum.,60(1):207-218(2009);Ni et al.,Hum.
Genet.,121(2):223-232(2007);Tahoori et al.,Clin. Exp. Rheumatol.,29(5):763-767(2011);およびKroner et al.,Ann. Neurol.,58(1):50-57(2005)を参照)。
本発明は、アゴニスト性PD-1結合剤を提供する。一つの実施態様においては、PD-1結合剤は、免疫グロブリン重鎖可変領域および免疫グロブリン軽鎖可変領域を含み、ここで、該免疫グロブリン重鎖可変領域は:配列番号1を含むCDR1;配列番号2を含むCDR2;および配列番号3を含むCDR3を含み;該免疫グロブリン軽鎖可変領域は、配列番号4を含むCDR1;配列番号5を含むCDR2;および配列番号6を含むCDR3を含む。
を阻害し、哺乳動物における炎症性または自己免疫障害を治療する方法を提供する。
本発明は、PD-1結合剤を提供する。上記で論じたように、プログラム死1(PD-1)(プログラム細胞死1としても知られる)は、268アミノ酸のI型膜貫通タンパク質である(上記のIshida et al.)。PD-1は、T細胞レギュレーターのCD28/CTLA-4ファミリーのメンバーであり、活性化T細胞、B細胞、および骨髄系細胞上で発現すると報告されている(上記のGreenwald et al.;および上記のSharpe et al.)。PD-1は、短い細胞外茎によって伴われる細胞外IgVドメイン、膜貫通領域および細胞内テールを含む。PD-1細胞内テールは、リン酸化されたときにチロシンホスファターゼをリクルートすることによってT細胞受容体シグナル伝達を負に調節するように機能する(例えば、上記のIshida et al.;および上記のBlankブランク et al.を参照)、免疫受容体チロシンベースの阻害モチーフおよび免疫受容体チロシンベースのスイッチモチーフに位置する2つのリン酸化部位を含有する。
917(1987);Al-Lazikani et al.,Standard Conformations for the Canonical Structures
of Immunoglobulins,J. Mol. Biol.,273:927-948(1997);Abhinandan et al.,Analysis and Improvements to Kabat and Structurally Correct Numbering of Antibody Variable
Domains,Mol. Immunol.,45:3832-3839(2008);Lefranc et al.,The IMGT unique numbering for immunoglobulins,T cell Receptors and Ig-like domains,The Immunologist,7:132-136(1999);Lefranc et al.,IMGT unique numbering for immunoglobulin and T cell receptor variable domains and I superfamily V-like domains,Dev. Comp. Immunol.,27:55-77(2003);およびHonegger et al.,Yet another numbering scheme for immunoglobulin
variable domains:an automatic modeling and analysis tool,J. Mol. Biol. 309:657-670(2001)を参照)。
、抗体は、配列番号29の重鎖可変領域および配列番号35の軽鎖可変領域、または少なくともIGMTによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号29の重鎖可変領域および配列番号35の軽鎖可変領域、または少なくともAHoによって決定されるそれらのCDRを含む。さらなる例として、抗PD-1結合剤は、配列番号36を含む免疫グロブリン重鎖および配列番号37を含む免疫グロブリン軽鎖、またはそれぞれ配列番号36および37に対して少なくとも80%、85%、若しくは90%の配列同一性(例えば、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)を有するアミノ酸配列を含み得、任意にここで、該配列は、それぞれ配列番号36および37の重鎖および軽鎖CDRを保持し、ここで、該CDRは、上記で提供されるとおりであるかまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである。
いては、抗体は、配列番号24の重鎖可変領域および配列番号34の軽鎖可変領域、または少なくともAHoによって決定されるそれらのCDRを含む。
83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)を有するアミノ酸配列を含む。いくつかの実施態様においては、PD-1結合剤は、配列番号43~47または61~63のいずれかのCDRを含む免疫グロブリン重鎖可変領域を含み、ここで、該CDRは、上記で提供されるとおりであるかまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである。任意に、配列番号43~47または61~63のいずれかのCDRを含む免疫グロブリン重鎖可変領域はまた、配列番号43~47または61~63のいずれか1つに対して少なくとも80%、85%、または90%の配列同一性(例えば、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)を有する。
えば、CDR1-配列番号57、CDR2-配列番号42、およびCDR3-配列番号9)かまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである);および配列番号49の免疫グロブリン軽鎖可変領域、または配列番号49に対して少なくとも80%、85%、若しくは90%の配列同一性(例えば、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)を有するアミノ酸配列;あるいは少なくとも配列番号49のCDRを含む免疫グロブリン重鎖可変領域(ここで、CDR領域は、上記で提供されるとおりである(例えば、CDR1-配列番号10、CDR2-配列番号11、およびCDR3-配列番号12)かまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号47の重鎖可変領域および配列番号49の軽鎖可変領域、または少なくともKabatによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号47の重鎖可変領域および配列番号49の軽鎖可変領域、または少なくともChothiaによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号47の重鎖可変領域および配列番号49の軽鎖可変領域、または少なくともMartinによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号47の重鎖可変領域および配列番号49の軽鎖可変領域、または少なくともIGMTによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号47の重鎖可変領域および配列番号49の軽鎖可変領域、または少なくともAHoによって決定されるそれらのCDRを含む。さらなる例として、抗PD-1結合剤は、配列番号51を含む免疫グロブリン重鎖および配列番号52を含む免疫グロブリン軽鎖、または配列番号51および52に対して少なくとも80%、85%、若しくは90%の配列同一性(例えば、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)のアミノ酸配列を含み得、任意にここで、該配列は、上記で提供されるとおりのまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかに従って決定さるとおりの配列番号51および52の重鎖および軽鎖CDRを保持する。
othia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである);および配列番号50の免疫グロブリン軽鎖可変領域、または配列番号50に対して少なくとも80%、85%、若しくは90%の配列同一性(例えば、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%の配列同一性)を有するアミノ酸配列;あるいは少なくとも配列番号50のCDRを含む免疫グロブリン重鎖可変領域(ここで、CDR領域は、上記で提供されるとおりである(例えば、CDR1-配列番号10、CDR2-配列番号11、およびCDR3-配列番号12)かまたはさまざまな既知の免疫グロブリン番号付けスキーム(例えば、Kabat、Chothia、Martin(Enhanced Chothia)、IGMT、またはAHo)のいずれかによって決定されるとおりである)を含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号46の重鎖可変領域および配列番号50の軽鎖可変領域、または少なくともKabatによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号46の重鎖可変領域および配列番号50の軽鎖可変領域、または少なくともChothiaによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号46の重鎖可変領域および配列番号50の軽鎖可変領域、または少なくともMartinによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号46の重鎖可変領域および配列番号50の軽鎖可変領域、または少なくともIGMTによって決定されるそれらのCDRを含む。いくつかの実施態様においては、抗体は、配列番号46の重鎖可変領域および配列番号50の軽鎖可変領域、または少なくともAHoによって決定されるそれらのCDRを含む。
。「非保存的変異」は、異なるグループ間のアミノ酸置換、例えば、トリプトファンの代わりのリジン、セリンの代わりのフェニルアラニン等を含む。
、2つ、または3つのCDRを含み得る。本発明の好ましい実施態様においては、本発明のPD-1結合剤のCDRH3は、マウスモノクローナル抗体から得られるかまたはそれに由来し、一方、本発明のPD-1結合剤の残りの可変領域および定常領域は、ヒトモノクローナル抗体から得られるかまたはそれに由来する。
et al.(eds.),Immunobiology,5th Ed.,Garland Publishing,New York,NY(2001);Starkie
et al.,PLoS One,11(3):e0152282(2016))中に記載されている。特定の実施態様においては、ヒト抗体またはキメラ抗体は、1つ以上の内因性免疫グロブリン遺伝子が1つ以上のヒト免疫グロブリン遺伝子で置換されているトランスジェニック動物(例えば、マウス)を使用して生成することができる。内因性抗体遺伝子がヒト抗体遺伝子で効果的に置換されているトランスジェニックマウスの例は、メダレックスHUMAB-MOUSE(商標)、キリンTC MOUSE(商標)、および協和キリンKM-MOUSE(商標)(例えば、Lonberg,Nat. Biotechnol.,23(9):1117-25(2005)およびLonberg,Handb. Exp. Pharmacol.,181:69-97(2008)を参照)を含むが、これらに限定されない。ヒト化抗体は、例えば、ヒト抗体足場上への非ヒトCDRの移植(例えば、Kashmiri et al.,Methods,36(1):25-34(2005);およびHou et al.,J. Biochem.,144(1):115-120(2008)を参照)を含む、当技術分野において知られている任意の適切な方法(例えば、An,Z.(ed.),Therapeutic Monoclonal Antibodies:From Bench to Clinic,John Wiley & Sons,Inc.,Hoboken,New Jersey(2009)を参照)を使用して生成することができる。一つの実施態様においては、ヒト化抗体は、例えば、米国特許出願公開第2011/0287485A1号中に記載されている方法を使用して製造することができる。
エピトープについての免疫グロブリン親和性は、当技術分野で認められている任意のアッセイを使用して測定することができる。そのような方法は、例えば、蛍光活性化セルソーティング(FACS)、分離可能なビーズ(例えば、磁気ビーズ)、表面プラズモン共鳴(SPR)、液相競合(KinExA(登録商標))、抗原パニング、および/またはELISA(例えば、Janeway et al.(eds.),Immunobiology,5th ed.,Garland Publishing,New York,NY,2001を参照)を含む。
本発明は、本明細書において記載されるPD-1結合剤を哺乳動物に投与することにより、哺乳動物における免疫応答、特にT細胞媒介性免疫応答を抑制する方法を提供する。本発明はさらに、PD-1活性における減少(例えば、免疫系の負の調節における減少などの、減少したPD-L1結合を通したPD-1シグナル伝達における減少)が疾患の病理学的影響を引き起こすか若しくはそれに寄与する疾患または障害、あるいはPD-1活性における増加(例えば、免疫系の負の調節における増加などの、PD-L1結合を通したPD-1シグナル伝達における増加)が治療効果を有するであろう任意の疾患または傷害を治療する方法であって、該方法は、障害の任意の症状を低下させる若しくは排除するか、またはそのような症状の発症を予防する若しくは阻害するために、本明細書において記載されるPD-1結合剤を哺乳動物に投与することを含む、方法を提供する。本明細書において使用される免疫系の負の調節は、免疫抑制と同義語である。いくつかの場合においては、PD-1結合剤を症状の発症の前に(例えば、免疫応答を引き起こす抗原への曝露の前に)投与して、抗原の導入時の免疫応答の重症度を予防し、抑制し、または低下させることができることが理解されるであろう。
、全身性強皮症、および進行性全身性強皮症)、多発血管炎性肉腫症、他の自己疾患障害、胆管炎、膵炎、外傷(手術)、移植片対宿主病、移植拒絶、心筋梗塞並びにアテローム性動脈硬化症などの虚血性疾患を含む心臓病、結節性動脈炎(結節性多発動脈炎および顕微鏡的多発血管炎)、アレルギー性肉芽腫性血管炎、過敏症血管炎、大動脈炎症候群(高安動脈炎)、側頭動脈炎、血管内凝固、骨吸収、骨粗鬆症、骨関節炎、歯周炎および低塩素血症、スティル病、コーガン症候群、RS3PE、リウマチ性多発筋痛、線維筋痛症候群、抗リン脂質抗体症候群、好酸球性筋炎、ギランバレー症候群、重力筋無力症、慢性萎縮性胃炎、グッドパスチャー症候群、急速進行性糸球体腎炎、巨核芽球性貧血、溶血性貧血、自己免疫性好中球減少症、橋本甲状腺炎、自己免疫性副腎機能不全、原発性甲状腺機能低下症、特発性アジソン病(慢性副腎機能不全)、妊娠性ヘルペス、線形IgA水疱性皮膚病、後天性表皮水疱症、円形脱毛症、白斑、原田病、自己免疫性視神経症、特発性無精子症、再発性胎児喪失、または胎児-母体耐性の欠如に関連する不妊症を含む。
T細胞転移を含む少なくとも1つの他の炎症性若しくは自己免疫障害阻害剤、並びに/または手術と組み合わせて使用することができる。本明細書において記載される本発明のPD-1結合剤はまた、例えば、メトトレキサート、コルチコステロイド、並びに自己免疫および炎症性疾患を治療するために使用される他の小分子薬剤を含む、少なくとも1つの他の免疫抑制剤と組み合わせて使用することができる。本発明の方法が感染症を治療するとき、PD-1結合剤は、少なくとも1つの抗菌剤または少なくとも1つの抗ウイルス剤と組み合わせて投与することができる。この点において、抗菌剤は、当技術分野において知られている任意の適切な抗生物質であり得る。抗ウイルス剤は、特定のウイルスを特異的に標的とする任意の適切なタイプの任意のワクチン(例えば、弱毒化生ワクチン、サブユニットワクチン、組換えベクターワクチン、および小分子抗ウイルス療法(例えば、ウイルス複製阻害剤およびヌクレオシド類似体)であり得る。
加剤をキット中に含め得る。さまざまな試薬の相対量は、アッセイの感度を実質的に最適化する試薬の溶液中濃度を提供するために変化させることができる。試薬は、溶解時に適切な濃度を有する試薬溶液を提供する賦形剤を含む乾燥粉末(典型的には凍結乾燥された)として提供し得る。
本発明はまた、PD-1結合剤またはその個々の重若しくは軽鎖免疫グロブリンポリペプチドをコードする1つ以上の単離されたまたは精製された核酸配列を提供する。すなわち、一つの実施態様においては、核酸は、本明細書において提供される免疫グロブリン軽鎖可変領域または完全な免疫グロブリン軽鎖をコードする。別の実施態様においては、核酸は、本明細書において提供される免疫グロブリン重鎖可変領域または完全な免疫グロブリン軽鎖をコードする。さらに別の実施態様においては、核酸は、本明細書において提供される、免疫グロブリン軽鎖可変領域または完全な免疫グロブリン軽鎖、および免疫グロブリン重鎖可変領域または完全な免疫グロブリン重鎖の両方をコードする。免疫グロブリン重鎖をコードする核酸配列の例は、それぞれ配列番号29および47の重鎖可変領域、並びにそれぞれ配列番号36および51の完全な重および軽鎖をコードする配列番号53および55によって提供される。免疫グロブリン軽鎖をコードする核酸配列の例は、それぞれ配列番号35および49の軽鎖可変領域、並びにそれぞれ配列番号37および52の完全な鎖および軽鎖をコードする配列番号54および56によって提供される。
,San Diego,Calif.(1990)中に記載されている。
Natl. Acad. Sci. USA,48:2026-2034(1962);Lowy et al.,Cell,22:817-823(1980);並びに米国特許第5,122,464号および第5,770,359号中に記載されている。
Type Culture Collection(ATCC,Manassas,VA)から入手可能である。適切な哺乳動物細胞の例は、チャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO)(例えば、ATCC番号CCL61)、CHO DHFR細胞(例えば、Urlaub et al.,Proc. Natl. Acad. Sci. USA,97:4216-4220(1980))、ヒト胚性腎臓(HEK)293または293T細胞(例えば、ATCC番号CRL1573)、および3T3細胞(例えば、ATCC番号CCL92)を含むが、これらに限定されない。他の適切な哺乳動物細胞株は、サルCOS-1(例えば、ATCC番号CRL1650)およびCOS-7細胞株(例えば、ATCC番号CRL1651)、並びにCV-1細胞株(例えば、ATCC番号CCL70)である。さらなる例示的な哺乳動物宿主細胞は、マウス骨髄腫株MOPC21(例えば、Tysabri)の誘導体であるマウス細胞株NS0、および形質転換細胞株を含む、霊長類細胞株および齧歯類細胞株を含む。正常な二倍体細胞、一次組織のインビトロ培養に由来する細胞株、並びに一次外植片も、また適切である。他の適切な哺乳動物細胞株は、その全てがATCCから入手可能である、マウス神経芽細胞腫N2A細胞、HeLa、マウスL-929細胞、およびBHKまたはHaKハムスター細胞株を含むが、これらに限定されない。適切な哺乳動物宿主細胞を選択するための方法並びに細胞の形質転換、培養、増幅、スクリーニング、および精製のための方法は、当技術分野において知られている。
書において使用される「トランスフェクション」、「形質転換」、または「形質導入」は、物理的または化学的方法を使用することによる宿主細胞中への1つ以上の外因性ポリヌクレオチドの導入を指す。多くのトランスフェクション技術が、当技術分野において知られており、例えば、リン酸カルシウムDNA共沈(例えば、Murray E.J.(ed.),Methods in Molecular Biology,Vol.7,Gene Transfer and Expression Protocols,Humana Press(1991)を参照);DEAE-デキストラン;エレクトロポレーション;カチオン性リポソーム媒介トランスフェクション;タングステン粒子促進微粒子衝撃(Johnston,Nature,346:776-777(1990));およびリン酸ストロンチウムDNA共沈(Brash et al.,Mol. Cell
Biol.,7:2031-2034(1987))を含む。ファージまたはウイルスベクターは、その多くが市販されている、適切なパッケージング細胞における感染性粒子の増殖の後、宿主細胞中に導入することができる。
この実施例は、本明細書において開示される抗体が安定的にトランスフェクトしたHEK293細胞において発現されるヒトおよびカニクイザルPD-1への飽和結合を示すことを実証する。
(アゴニスト)対応答-可変勾配(4パラメーター)カーブフィットを使用してGraphPad Prism 5.0(GraphPad Software)において決定した。結果を、図1および2中に示し、EC50値を、表2(ヒト)および表3(カニクイザル)において記載する。APE06339は、鶏卵リゾチームに特異的なヒトIgG1アイソタイプ対照抗体である。APE08145は、参照抗PD-1抗体である。
この実施例は、本明細書において開示される抗体が2日間の抗CD3/抗CD28活性化ヒト末梢血CD4+ T細胞に結合することを実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗体がヒトPD-1でトランスフェクトしたCHO-K1細胞への結合についてPD-L1およびPD-L2と競合する程度を記録する。
抗体/DyL650-PD-L1-Fc混合物を、穏やかに振とうしながら4℃で30分間細胞に添加した。細胞を、遠心分離し、1回洗浄し、ヨウ化プロピジウムを含有するバッファー中で再懸濁し、結合したPD-L1-Fc蛍光を、BD FACSArray(商標)(BD Biosciences,San Jose,CA)上で定量化した。データを、FlowJo(登録商標)分析ソフトウェア(FlowJo,LLC)を使用してPD-L1幾何中央値蛍光強度(MFI)について分析した。IC50値を、log(アゴニスト)対応答-可変勾配(4パラメーター)カーブフィットを使用してGraphPad Prism 7.02(GraphPad Software)において決定した。結果を、図4および5中に示し、結果として得られるIC50値を、表4~5において記載する。APE10787(「10787」)は、PD-1に特異的なヒトIgG1陽性対照アンタゴニスト抗体であり、APE06339(「06339.08」)は、鶏卵リゾチームに特異的なヒトIgG1アイソタイプ対照抗体である。APE08145(「08145.05」および「08145.06」)は、参照抗体である。APE12043(「12043.02」および「12043.03」)は、実施例1において記載される437M5-112抗PD-1抗体である。APE12095(「12095.03」および「12095.04」)は、実施例1において記載される3.7C6抗PD-1抗体である。
この実施例は、本明細書において開示される抗体がビーズベースおよびプレートベースのアゴニストアッセイにおいて一貫したアゴニスト活性を示すことを実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体がブロッキング抗PD-L1/抗PD-L2の存在下において溶液中でアゴニスト抗体活性を示したことを実証する。
IgG1と同一の活性化T細胞結合を有していたが、アゴニスト活性は示さなかった。抗体のIgG2、IgG4、またはIgG1(L234A、L235A)アイソタイプはまた、アゴニスト活性を欠き、これは、機能的アゴニスト活性のためのFcγRエンゲージメント/抗体クラスタリングについての要件を実証する。
この実施例は、本明細書において提供される抗PD-1抗体が濃度依存的に全血中の免疫応答を低下させることを実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗体の結合動態(親和性)および熱安定性を実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体が異種NSG/Hu-PBMC移植片対宿主病(GvHD)モデルにおいてインビボで有効性を示すことを実証する。
楽死させた。
この実施例は、カニクイザルの単回投与薬物動態および耐容性研究の研究デザインを実証する。
-臨床病理学、投与前(2回)、2、6、22、および35日目(Charles River Laboratories(CRL))
-血液FACSパネル-主要な白血球集団および20個のT細胞サブセット、投与前(2回)、2、6、22、および35日目(CRL)
- B、T、NK、単球
- CD4、CD8、Tセントラルメモリー、Tエフェクターメモリー、PD-1+、活
性化CD4+およびCD8+、Treg
-受容体占有率、4、14、28、35日目
-PKサンプル分析、投与前および35日目の抗薬物抗体分析
-血清サイトカイン分析(17プレックス:IL-1β、IL-1Ra、IL-2、IL-4、IL-5、IL-6、IL-8、IL-10、IL-12p40、IL-13、IL-17a、G-CSF、GM-CSF、IFNγ、MIP1β、MIP1α、TNF-α)、投与前、4時間および24時間、7日目および35日目
-Phoenix(登録商標)WinNonlin(登録商標)(Certara,USA)を使用したPKパラメーター分析。
6匹の動物のうちの2匹は、36日目に測定可能な/低力価の抗薬物抗体を有していた。評価したいずれのサイトカインにおいても、意味のある変化は何らなかった。さらに図18Aおよび18B中に示すように、14日目まで通した持続的な受容体占有が、#1001(437M5-112でIV投与した)を除く全ての動物において観察され;いくらかの占有が、28日目まで通してほとんどの動物において見られた。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体がPD-1でトランスフェクトされたJurkat細胞においてPD-1細胞質ドメインへのホスファターゼSHP2のリクルートを誘導したことを実証する。
Tosylated;Invitrogen(商標)/ThermoFisher Scientific)に結合させた。ビーズ上の抗PD-1抗体は、抗原提示細胞上の抗体によるFcγRの関与を模倣する。安定なヒトPD-1トランスフェクトJurkat細胞を、示されたビーズで2分間または10分間のいずれかの間刺激し、細胞を溶解し、PD-1を、3.7C6結合ビーズの添加により免疫沈降させた。免疫沈降物を、SDS-PAGEによって分析し、その後、抗PD-1(図19A、上)、抗SHP2(図19A、中央)、または抗SHP1(図19A、下)のいずれかでイムノブロットした。このシグナル伝達アッセイにおいて、図19A(イムノブロット)および19B(イムノブロットのデンシトメトリー定量化)中に示すように、抗CD3でのPD-1 Jurkat細胞活性化の後、アイソタイプ対照抗体ではなく、本明細書において記載される3.7C6抗体が、PD-1細胞質ドメインへのホスファターゼSHP2のリクルートを誘導したが、SHP1のリクルートは誘導しなかった。抗CD3コーティングビーズの存在下において、図19A~B中に示すように、PD-1アンタゴニスト抗体ニボルマブ(溶液中で100nMで使用)は、PD-1へのSHP2またはSHP1のいずれのリクルートも誘導しなかった。可溶性ニボルマブでは、SHPのリクルートは何ら見られなかった。T細胞活性化およびCD28共刺激と組み合わせて、抗体3.7C6はまた、ZAP70およびLATのリン酸化を低下させた(データは示していない)。抗体3.7C6は、T細胞活性化不在下においてシグナル伝達経路に何ら影響を与えなかった。
この実施例は、本明細書において開示される3.7C6抗体が結合するヒトPD-1上のエピトープがPD-L1結合部位からPD-1の反対側の面上にあることを実証する。
Information(Bethesda,MD)がアクセッション4ZqK(Zak,K. M. et al.,2015,Structure 23:2341-2348も参照;およびPDBアクセッション5GGR(Lee,J. Y. et al.,2016,Nat Commun.,7:13354も参照)で運営するProtein Data Bank(PDB)を通して公に入手可能である。図20Aおよび20B中で「HDXマッピングされたβ-ヘアピン」とラベル付けされた1つの主要なペプチドを、3.7C6抗体によって水素-重水素交換から保護した。「HDXマッピングされたβヘアピン」は、PD-1のアミノ酸96~110で構成され、該アミノ酸は、配列RVTQLPNGRDFHMSVを有する。別の主要なペプチドは、PD-1のアミノ酸33
~41で構成され、該アミノ酸は、配列NPPTFSPALを有する。図20Aおよび20Bは、ヒトPD-L1細胞外結合ドメインの結晶構造の空間充填モデル(薄い灰色)とドッキングされたヒトPD-1細胞外ドメインの結晶構造のリボンモデル(黒色)(NCBI PDBからのPD-1およびPD-L1構造)を示す。分子は、左下のPD-1の膜近位領域に配向し(図20A)、90°回転して下部中央にPD-1の膜近位領域を示す(図20B)。定義された表面領域における異なるセットの変異を含有するヒトPD-1モノマーを発現させ、本明細書において開示される3.7C6抗体(APE12095)の結合を、表面プラズモン共鳴によって評価した。図20Aおよび20B中で「PD-1三重点変異体」とラベル付けされた領域における変異は、本明細書において開示される3.7C6抗体の結合を完全に無効にした。図20Aおよび20B中の「HDXマッピングされたβヘアピン」とラベル付けされたループの上部における変異は、本明細書において開示される3.7C6抗体の結合に影響を与えなかった。水素-重水素交換およびPD-1変異マッピングの組合せは、本明細書において開示される3.7C6 PD-1アゴニスト抗体がPD-L1結合部位からPD-1の反対側の面上にある、図20B中で点線の円によって描写されている領域への結合を示すことを実証した。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体がケラチノサイトペプチド抗原で刺激された円形脱毛症ドナーからの末梢血単核細胞(PBMC)におけるIFNγの産生を阻害したことを実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体がメラノサイトペプチド抗原で刺激された円形脱毛症ドナーからの末梢血単核細胞(PBMC)におけるIFNγの産生を阻害したことを実証する。
この実施例は、本明細書において開示される抗PD-1抗体が3mg/kgの投与量で異種NSG/Hu-PBMC移植片対宿主病(GvHD)モデルにおいてインビボで有効性を示すことを実証する。
動物を、毎日疾患モニターし、開始体重から20%を超える体重減少を示す動物を、安楽死させた。
せは、本明細書において別途示されているかさもなければ文脈によって明確に矛盾することがない限り、本発明によって包含される。
Claims (18)
- 配列番号29を含む免疫グロブリン重鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域、及び
配列番号35を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域、
を含む抗PD-1結合剤。 - 前記免疫グロブリン重鎖可変領域が、Kabat、Chothia、Martin、IMGT又はAHoによる番号付けにより決定された、配列番号29の少なくともCDR1、CDR2及びCDR3を含み、及び
前記免疫グロブリン軽鎖可変領域が、Kabat、Chothia、Martin、IMGT又はAHoによる番号付けにより決定された、配列番号35の少なくともCDR1、CDR2及びCDR3を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 免疫グロブリン重鎖可変領域が、Kabatによる番号付けで決定される以下のCDR、
CDR1:配列番号76、
CDR2:配列番号77、
CDR3:配列番号78を含み、及び
免疫グロブリン軽鎖可変領域が、Kabatによる番号付けで決定される以下のCDR、
CDR1:配列番号79、
CDR2:配列番号80、
CDR3:配列番号81を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 免疫グロブリン重鎖可変領域が、IMGTによる番号付けで決定される以下のCDR、
CDR1:配列番号82、
CDR2:配列番号83、
CDR3:配列番号84を含み、及び
免疫グロブリン軽鎖可変領域が、IMGTによる番号付けで決定される以下のCDR、
CDR1:配列番号85、
CDR2:配列番号86、
CDR3:配列番号87を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 免疫グロブリン重鎖可変領域が、配列番号29と少なくとも90%の配列同一性を含み、及び
免疫グロブリン軽鎖可変領域が、配列番号35と少なくとも90%の配列同一性を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 配列番号29の免疫グロブリン重鎖可変領域及び、
配列番号35の免疫グロブリン軽鎖可変領域を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 配列番号36を含む、免疫グロブリン重鎖及び、
配列番号37を含む、免疫グロブリン軽鎖を含む、
請求項1に記載の抗PD-1結合剤。 - 抗PD-1結合剤が、抗体、抗原結合抗体フラグメント、又はそのコンジュゲートである、請求項1~7のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤。
- 抗PD-1結合剤が、F(ab’) 2 、Fab’、Fab、Fv、scFv、dsFv、または単鎖結合ポリペプチドである、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤。
- 抗PD-1結合剤が、抗原提示細胞上のFc受容体に結合するIgG Fc領域を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤。
- 抗PD-1結合剤が、IgG1のFc領域又はFcγRに結合する他のFc領域を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤。
- (a)請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤、および(b)薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
- (1-1)配列番号29を含む免疫グロブリン重鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域、を含む免疫グロブリン重鎖、
(1-2)配列番号35を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域、を含む免疫グロブリン軽鎖、又は
(2)請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤、
をコードする核酸。 - 請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤を発現する細胞。
- 請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤の製造方法であって、前記方法は、細胞に、
(1)請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤をコードする核酸、又は
(2-1)配列番号29を含む免疫グロブリン重鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン重鎖可変領域を含む、免疫グロブリン重鎖をコードする核酸、及び
(2-2)配列番号35を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域、又は少なくともそのCDR1、CDR2及びCDR3を含む免疫グロブリン軽鎖可変領域を含む、免疫グロブリン軽鎖をコードする核酸、
を発現させることを含む方法。 - 哺乳動物における免疫応答を阻害するための、請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤又は、請求項12に記載の医薬組成物。
- 哺乳動物における炎症性または自己免疫障害を治療するための、請求項1~11のいずれか一項に記載の抗PD-1結合剤又は、請求項12に記載の医薬組成物。
- 炎症性または自己免疫障害が、原発性胆汁性胆管炎(PBC)、移植片対宿主病(GvHD)、白斑、ANCA血管炎、1型糖尿病、または非感染性ブドウ膜炎である、請求項17に記載の抗PD-1結合剤又は医薬組成物。
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