JP7685201B2 - 圧力調整弁装置 - Google Patents
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Description
この圧力調整弁装置にあっては、コイルスプリング21の付勢力によってシール領域A2内にて弁体9が弁座19に圧接されてシールしているが、燃料圧力がコイルスプリング21の付勢力よりも強くなると弁体9が弁座19から離れ、流入口3から流出口5まで燃料通路7が連通する(図5参照。)。
特許文献1をはじめ、従来のこの種の圧力調整弁装置に用いられている弁体9は、弁座19に対向する側のベース部11の面部(固着面)13bに向けてゲート部23からゴム材を直接射出注入してシール部17を一体成形している(図6(a)(b)参照。)。
シール部17と弁座19との当接形態は、図5に示す形態以外も多々あり、例えば、シール面17aの中心領域であったり、シール面17aの全域であったりとするものもあったため、このエグレ跡E1やバリB1などをそのままにしておくとシール性を損なう虞があった。この不都合を解消するため、所定の治具を使用してカット仕上げ(仕上げ加工)などをする必要があった。
このように従来技術では、別途仕上げ加工などの作業が必要となり、手続が面倒かつ煩雑であるばかりか作業時間ロスをも招いていた。
さらに、金属製のベース部11とゴム製のシール部17とは、所定の接着剤を介して一体化していたが、金属とゴムとの接着性があまり良くないことからこの点の改良も望まれていた。
一方の面が付勢手段を受ける受け面で、前記受け面と背中合わせ状に位置する他方の面部がシール部を固着する固着面である薄肉円筒状に形成されたベース部と、軟質材からなり、前記ベース部の固着面に固着される薄肉の平坦円板状に形成されたシール部と、で構成されているものにおいて、
前記ベース部は、その板中心領域に、ベース部の板径に比して小径の連通路が、前記受け面から前記固着面にわたって貫通して形成されるとともに、前記連通路は、前記受け面側に位置する開口が、前記シール部を構成する軟質材を射出するゲート部が当接する流入口として機能し、
前記シール部は、前記ベース部の固着面に平坦円板状に固着されるシール部本体と、前記連通路内に充填されて配設されるとともに前記シール部本体と一体成形されてなる連結強化部と、を含んで構成され、
前記ハウジングの前記弁座と当接する前記シール部本体の対向領域には、環状に突出するリップ部が形成され、
前記連通路は、前記受け面側に位置する開口から前記固着面に位置する開口に行くに従って径を小さくして、前記連結強化部が前記連通路内から抜け落ちてしまわないように円錐状に形成されていることを特徴とする圧力調整弁装置としたことである。
前記ベース部は、その板中心領域に、ベース部の板径に比して小径の連通路が、前記受け面から前記固着面にわたって貫通して形成されるとともに、前記連通路は、前記受け面側に位置する開口が、前記シール部を構成する軟質材を射出するゲート部が当接する流入口として機能し、
前記シール部は、前記ベース部の固着面に平坦円板状に固着されるシール部本体と、前記連通路内に充填されて配設されるとともに前記シール部本体と一体成形されてなる連結強化部と、を含んで構成され、
前記ハウジングの前記弁座と当接する前記シール部本体の対向領域には、環状に突出するリップ部が形成され、
前記連通路は、前記連結強化部が前記連通路内から抜け落ちてしまわないように蛇行状に形成されていることを特徴とする圧力調整弁装置としたことである。
また、仕上げ工程が不要であるため、バリなどの除去くずがシール面に残ってしまうこともない。従って、シール性を損なうといった不都合も解消される。また、仕上げ加工後のチェック作業も不要となり作業時間の軽減ともなる。
さらに、ベース部の受け面側から固着面側にわたって貫通成形されている連通路内に、シール部本体と一体成形される連結強化部が形成されているため、金属などの硬質材からなるベース部とゴムなどの軟質材からなるシール部との良好な一体化を図ることができた。
なお、本実施形態は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
図1は、コイルスプリング21の付勢力によってシール領域A2内にて弁体9が弁座19に圧接されてシールしている状態を示し、図2は、燃料圧力がコイルスプリング21の付勢力よりも強くなり、弁体9が弁座19から離れ、流入口3から流出口5まで燃料通路7が連通している状態を示す。
なお、本発明は弁体9の構造に特徴を有するものであり、弁体9以外の構造にあっては図5に示す従来周知の構造がそのまま採用可能であるため、従来技術の構造をそのまま援用し、本明細書における詳細な説明は省略する。
また、付勢手段21は、コイルスプリングに限定解釈されず、従来周知の付勢手段が本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
ベース部11は樹脂材を採用することも本発明の範囲内である。
本実施形態においてシール部本体17aは、図3(a)に示すように、ベース部11の外径よりも小径に形成されている。また、シール部本体17aの厚みは任意である。
シール部17は樹脂材を採用することも本発明の範囲内である。
連結強化部17bの長さ及び太さ(径)は任意であって本発明の範囲内で設計変更可能である。
そして、ベース部11の受け面13a側に位置する連通路15の開口15aにゲート部23を当接させる(図4(a))。
このとき、受け面13a側に位置する連通路15の開口15aがゴム流入口として機能する。
そして、ゲート部23から開口15aを介して連通路15内にゴム材を射出注入する(図4(b))。
このとき、連通路15a自体がランナとして機能する。
連通路15内に射出注入されたゴム材は、ベース部11の固着面13b側に位置する開口(ゴム流出口)15bから、ベース部11の固着面13b側に形成されている所定形状のキャビティ(空洞)に注入されてシール部本体17a及びリップ部17cを固着面13b側に一体成形する(図4(b))。このとき、連通路15内に充填されたゴム材はシール部本体17aと一体に成形されて連結強化部17bが形成される。
そして、ゲートカット後、ベース部11の受け面13a側に位置する連通路15の開口15aには、連結強化部17bの端部にエグレ部E1が形成される場合もある(図4(c))が、シール面側ではないため本装置のシール性には影響がない。また、エグレ部E1が形成されたとしても、エグレ部E1に対するカット仕上げをする必要もない。
また、そのエグレ跡やバリなどを処理する仕上げ工程も不要となるため、作業者の労力軽減及び作業コストの軽減に寄与する。
また、仕上げ工程が不要であるため、バリなどの除去くずがシール面17a´に残ってしまうこともない。従って、シール性を損なうといった不都合も解消される。
さらに、ベース部11の受け面13a側から固着面13b側にわたって貫通成形されている連通路15内に、シール部本体17aと一体成形される連結強化部17bが形成されているため、金属などの硬質材からなるベース部11とゴムなどの軟質材からなるシール部17との良好な一体化を図ることができた。
例えば、受け面13a側から固着面13b側に行くにしたがって径が小さくなる円錐状に形成する。この場合、ベース部11の連通路15を、受け面13a側の開口(ゴム流入口)15aから固着面13b側の開口(ゴム流出口)15bに行くにしたがって径が小さくなる円錐状に形成すれば上記した円錐状の連結強化部17bが形成される(図3(b)参照)。
このような形態に連結強化部17bを形成することにより、連結強化部17bが連通路15内から抜け落ちてしまう虞もないため、シール部17とベース部11の一体化(接着性)を向上することとなる。
また、ベース部11の連通路15を蛇行状に形成することにより蛇行状の連結強化部17bを提供することも可能で、これによってもベース部11とシール部17との一体化に寄与する。
例えば、ベース部11の側面13cの所定位置から固着面13bにわたって貫通する連通路15とすることも可能である。この場合にあっては、側面13cに位置する連通路15の開口がゲート部23の当接するゴム流入口として機能することとなる。また、これらの連通路を複数組み合わせることも可能である。
3 流入口
5 流出口
7 燃料流路
9 弁体
11 ベース部
13 本体
13a 受け面
13b 固着面
15 連通路
17 シール部
17a シール部本体
17a´ シール面
17b 連結強化部
19 弁座
21 付勢手段(コイルスプリング)
23 ゲート部
Claims (2)
- ハウジング内に、燃料流路領域と、弁体を配するシール領域と、付勢手段を配する付勢手段領域と、を備えて構成され、燃料圧力が付勢手段の付勢力よりも強くなると弁体が弁座から離れ、燃料通路が連通して適切な燃料圧力を維持する圧力調整弁装置であって、かつ、前記弁体は、硬質材からなり、一方の面が付勢手段を受ける受け面で、前記受け面と背中合わせ状に位置する他方の面部がシール部を固着する固着面である薄肉の円筒状に形成されたベース部と、軟質材からなり、前記ベース部の固着面に固着される薄肉の平坦円板状に形成されたシール部と、で構成されているものにおいて、
前記ベース部は、その板中心領域に、ベース部の板径に比して小径の連通路が、前記受け面から前記固着面にわたって貫通して形成されるとともに、前記連通路は、前記受け面側に位置する開口が、前記シール部を構成する軟質材を射出するゲート部が当接する流入口として機能し、
前記シール部は、前記ベース部の固着面に、平坦円板状に固着されるシール部本体と、前記連通路内に充填されて配設されるとともに前記シール部本体と一体成形されてなる連結強化部と、を含んで構成され、
前記ハウジングの前記弁座と当接する前記シール部本体の対向領域には、環状に突出するリップ部が形成され、
前記連通路は、前記受け面側に位置する開口から前記固着面に位置する開口に行くに従って径を小さくして、前記連結強化部が前記連通路内から抜け落ちてしまわないように円錐状に形成されていることを特徴とする圧力調整弁装置。 - ハウジング内に、燃料流路領域と、弁体を配するシール領域と、付勢手段を配する付勢手段領域と、を備えて構成され、燃料圧力が付勢手段の付勢力よりも強くなると弁体が弁座から離れ、燃料通路が連通して適切な燃料圧力を維持する圧力調整弁装置であって、かつ、前記弁体は、硬質材からなり、一方の面が付勢手段を受ける受け面で、前記受け面と背中合わせ状に位置する他方の面部がシール部を固着する固着面である薄肉の円筒状に形成されたベース部と、軟質材からなり、前記ベース部の固着面に固着される薄肉の平坦円板状に形成されたシール部と、で構成されているものにおいて、
前記ベース部は、その板中心領域に、ベース部の板径に比して小径の連通路が、前記受け面から前記固着面にわたって貫通して形成されるとともに、前記連通路は、前記受け面側に位置する開口が、前記シール部を構成する軟質材を射出するゲート部が当接する流入口として機能し、
前記シール部は、前記ベース部の固着面に、平坦円板状に固着されるシール部本体と、前記連通路内に充填されて配設されるとともに前記シール部本体と一体成形されてなる連結強化部と、を含んで構成され、
前記ハウジングの前記弁座と当接する前記シール部本体の対向領域には、環状に突出するリップ部が形成され、
前記連通路は、前記連結強化部が前記連通路内から抜け落ちてしまわないように蛇行状に形成されていることを特徴とする圧力調整弁装置。
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| JP2022034359A JP2022034359A (ja) | 2022-03-03 |
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