JP7679188B2 - 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のフォーカスレンズ群の駆動を制御する制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラムに関する。
インナーフォーカスタイプのズームレンズでは、ある被写体距離に対して合焦した状態から変倍レンズを移動させて変倍(ズーム)を行うと、像面の位置が変化してピントがぼける。変倍動作中に合焦状態を維持するには、変倍レンズの位置に対してフォーカスレンズ群を移動させなければならない(ズームトラッキング制御)。
また、合焦中の収差の発生を抑制するため、フォーカシングおよびズームトラッキング制御の際に複数のフォーカスレンズ群が異なる動きをするように制御するレンズ装置が知られている。特許文献1には、収差の発生を抑制するように複数のフォーカスレンズ群を同期制御するレンズ制御方法が開示されている。
特許第6487192号公報
特許文献1に開示されたレンズ制御方法では、フォーカシングするときだけでなく、変倍動作(ズームトラッキング制御)などのフォーカシングしないときにも、収差の発生を抑制するように複数のフォーカスレンズ群を同期制御している。その結果、変倍動作中の合焦精度が低下する可能性がある。
そこで本発明は、複数のフォーカスレンズ群を制御して、変倍動作中の合焦精度を高めることが可能な制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのレンズ制御装置は、1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる第1フォーカス駆動部および第2フォーカス駆動部を制御する制御装置であって、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算部を有し、前記駆動量演算部は、フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して同期制御を行い、変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して非同期制御を行い、前記同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部制御、前記非同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いることなく、前記第2フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部を制御する
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、複数のフォーカスレンズ群を制御して、変倍動作中の合焦精度を高めることが可能な制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラムを提供することができる。
実施例1および実施例3における撮像装置のブロック図である。 実施例1において、被写体距離ごとのズーム位置と各フォーカスレンズ群の位置との関係を示す図である。 実施例1における各フォーカスレンズ群の合焦位置の算出方法の説明図である。 実施例1における制御方法のフローチャートである。 実施例1における収差優先の同期制御のフローチャートである。 実施例1におけるピント優先の非同期制御のフローチャートである。 実施例1における同期制御と非同期制御との差分の説明図である。 実施例2における撮像装置のブロック図である。 実施例2における被写体距離ごとの収差量と各フォーカスレンズ群の位置との関係を示す図である。 実施例2における同期制御と非同期制御との差分の説明図である。 実施例3における被写体距離ごとのズーム位置と各フォーカスレンズ群の敏感度との関係を示す図である。 実施例3における制御方法のフローチャートである。 実施例3における各フォーカスレンズ群に対してピント優先による同期制御のフローチャートである。 実施例3における収差優先による同期制御とピント優先による同期制御との差分の説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1における撮像装置について説明する。図1は、本実施例における撮像装置(カメラシステム)10のブロック図である。撮像装置10は、カメラ本体200と、カメラ本体200に着脱可能なレンズ装置(ズームレンズ)100とを備えて構成されるレンズ交換式カメラシステムであり、静止画撮影および動画撮影を行うことができる。ただし本実施例は、これに限定されるものではなく、レンズ装置とカメラ本体とが一体的に構成された撮像装置にも適用可能である。
レンズ装置100は、カメラ本体200の撮像素子210に被写体像を結像可能な光学系(撮像光学系)110、および、カメラ本体200のカメラ制御部216と通信可能なレンズ制御部(制御装置)115を有する。レンズ制御部115は、後述のように、第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算部を有する。光学系110は、変倍レンズ111、絞り112、第1フォーカスレンズ群113、および第2フォーカスレンズ群114を有する。第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114は、光軸OAに沿った方向(光軸方向)に移動可能であり、フォーカシングに際して、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114との間隔が変化する。レンズ制御部115は、CPU(Central Processing Unit)を有するコンピュータである。レンズ制御部115は、メモリ116、ズーム位置検出部117、絞り駆動部118、第1フォーカス駆動部119、および第2フォーカス駆動部120と電気的に接続されている。
変倍レンズ111は、不図示のズーム駆動機構に連結されたズーム操作部(ズーム操作リング)122がユーザにより操作されること(ズーム操作)に応じて、光軸方向に移動可能である。変倍レンズ111の移動により、撮像光学系の焦点距離が変更される(変倍される)。
メモリ116は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などで構成された、情報を記憶する記憶部である。メモリ116には、被写体距離ごとのズーム位置に対応する第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の合焦位置を表す軌跡データが記憶されている。
ズーム位置検出部117は、可変抵抗などのズーム位置センサを用いてズーム位置を検出し、ズーム位置のデータをレンズ制御部115に出力する。ここで検出されるズーム位置データは、変倍レンズ111の位置、またはズーム操作部122の操作位置であってもよい。
絞り駆動部118は、ステッピングモータやボイスコイルモータなどの絞り112を駆動するための絞りアクチュエータと、ホール素子などの絞り112の駆動位置を検出する絞りセンサとを含む。
第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120は、ステッピングモータ、超音波モータ、またはボイスコイルモータなどのフォーカスアクチュエータであり、各フォーカスレンズ群を独立に駆動することができる。また第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120は、ポテンショメータやエンコーダなどの第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の光軸方向における位置を検出するフォーカス位置センサを含む構成としてもよい。絞り駆動部118の絞りアクチュエータおよび第1フォーカス駆動部119、および第2フォーカス駆動部120のフォーカスアクチュエータは、カメラ制御部216からの絞り駆動指令やフォーカス駆動指令を受けたレンズ制御部115により制御される。
カメラ本体200は、撮像素子210、信号処理部211、記録処理部212、電子ファインダー213、表示部214、デフォーカス検出部215、カメラ制御部216、およびメモリ217を有する。撮像素子210は、CMOSセンサやCCDセンサであり、光学系110からの光を受光して光電変換により電気信号を生成し、生成した電気信号を信号処理部211に出力する。撮像素子210は、撮像用の画素に加えて、合焦位置検出用の画素(不図示)を有する。信号処理部211は、入力された電気信号の増幅やノイズ除去や色補正などの各種処理を行い、記録処理部212に出力する。記録処理部212は、入力された画像を記録し、この画像を電子ファインダー213や表示部214に表示する。
デフォーカス検出部215は、撮像素子210を用いて被写体像の合焦状態を検出する。デフォーカス検出部215は、撮像素子210の焦点検出用の画素に対して瞳分割を行うマイクロレンズを介して入射した光から得られた1対の被写体像の信号の位相差を検出し、当該位相差に対応するデフォーカス量を求める。そして、デフォーカス量をカメラ制御部216に出力する。
カメラ制御部216は、CPUを有するコンピュータであり、記録処理部212、デフォーカス検出部215、およびメモリ217と電気的に接続されている。カメラ制御部216は、メモリ217に記録されたプログラムを読み出して実行し、また、オートフォーカス制御において必要な情報をレンズ制御部115と通信する。またカメラ制御部216は、デフォーカス検出部215からの検出結果と、レンズ装置100から取得したフォーカス位置情報とに基づいて、フォーカス駆動指令を生成する。なお、ここで取得するフォーカス位置情報は、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114のいずれか一方の情報、または両方の情報であってもよい。または、フォーカス位置情報は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の位置情報に基づいて演算した被写体距離または像面位置の情報であってもよい。なお本実施例では、記録処理部212に設けられた位相差検出用の画素を用いて位相差検出方式のオートフォーカス制御を行う例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えばコントラスト検出方式のオートフォーカス制御を行ってもよい。
本実施例におけるレンズ装置100は、インナーフォーカス(リアフォーカス)タイプのズームレンズである。インナーフォーカスタイプのズームレンズでは、ある被写体距離に対して合焦した状態でズーム位置を変更する(変倍を行う)と像面の位置が変動し、ピントがぼける。このためレンズ制御部115は、変倍中の像面位置の変動を補正するために、メモリ116に記憶された合焦位置の軌跡データを用いて、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114を駆動制御する(ズームトラッキング制御)。
次に、図2(a)、(b)を参照して、被写体距離ごとのズーム位置と第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の位置との関係について説明する。図2(a)、(b)は、被写体距離ごとのズーム位置と第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114のそれぞれの位置との関係を示す図である。図2(a)、(b)において、横軸はズーム位置、縦軸は第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の位置(第1フォーカス位置および第2フォーカス位置)をそれぞれ示す。実線で示された曲線は、各被写体距離において合焦を保つためのズーム位置とフォーカス位置との関係を示している。メモリ116は、複数の代表的な被写体距離のそれぞれに対応する曲線を記憶している。
被写体距離が代表被写体距離と一致する場合、代表被写体距離とズーム位置に対応する合焦位置のデータを読み出すことで、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114を移動させるべき目標となる合焦位置を取得することができる。また、代表被写体距離以外の被写体距離に対しては、その被写体距離の近傍の代表被写体距離に対応する合焦位置を用いた演算(線形補間)により、目標となる合焦位置を取得することができる。なお、ここでは曲線を例に説明したが、メモリ116は、近似によりこれらの曲線を描けるような代表点のデータを記憶してもよい。
次に、図3(a)、(b)を参照して、代表被写体距離以外の場合において、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の合焦位置を算出する方法について説明する。図3(a)、(b)は、代表被写体距離以外の場合において、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114のそれぞれの合焦位置を算出する方法の説明図である。図3(a)、(b)において、横軸はズーム位置、縦軸は第1フォーカス位置および第2フォーカス位置をそれぞれ示している。なお、図3(a)、(b)のそれぞれにおいて、左側に合焦位置の軌跡データの全体を示し、右側に軌跡データの一部(枠で囲った部分)を拡大して示している。
ここでは、被写体距離Aと被写体距離Bとの間の被写体距離A′におけるワイド側ズーム位置xとテレ側ズーム位置zとの間のズーム位置yでの合焦位置を求める場合について説明する。まず、ワイド側ズーム位置xにおける被写体距離Aでの合焦位置と被写体距離Bでの合焦位置のデータを読み出すとともに、被写体距離A,Bの間の差aと被写体距離A,A′間の差bの比b/aを計算する。そして、これら合焦位置および比b/aを用いてワイド側ズーム位置xにおける被写体距離A′での合焦位置を算出する。
また、同様にテレ側ズーム位置zにおける被写体距離Aでの合焦位置と被写体距離Bでの合焦位置のデータを読み出す。被写体距離A,B間の差a′と被写体距離A,A′間の差b′の比b′/a′は、比b/aと同じである。そして、合焦位置および比b′/a′(=b/a)を用いてテレ側ズーム位置zにおける被写体距離A′での合焦位置を算出する。
次に、ズーム位置xとズーム位置yとの差であるズーム移動量lとズーム位置yとズーム位置zとの差であるズーム移動量mを算出する。そして、被写体距離A′におけるワイド側およびテレ側ズーム位置x,zでの合焦位置と、上記距離の比l/(l+m)とを用いて、被写体距離A′におけるズーム位置yでの合焦位置を算出する。この計算を第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の両方に適用することで、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の合焦位置を算出することができる。
次に、図4を参照して、本実施例における制御方法について説明する。図4は、本実施例における制御方法(各フォーカスレンズを駆動開始する際の制御方法)のフローチャートである。図4の各ステップは、主に、カメラ制御部216の指令に基づいてレンズ制御部115により実行される。ただし本実施例は、これに限定されるものではなく、レンズ制御部115が実行する各ステップの少なくとも一部をカメラ制御部216が実行してもよい。
まずステップS401において、レンズ制御部115は、フォーカス駆動要因がフォーカシングによる駆動命令か否かを判定する。フォーカシングによる駆動命令の場合、ステップS402に進む。一方、フォーカシング以外による駆動命令の場合、ステップS406に進む。ここで、フォーカシングによる駆動命令とは、目標とする被写体距離を変更するための操作による命令を示す。例えばオートフォーカス(AF)やマニュアルフォーカス(MF)、フォーカスプリセットなどが該当する。一方、フォーカシング以外の駆動命令とは、目標とする被写体距離は変更しないが、フォーカスレンズ群を動作させる操作による命令を示す。例えばズーム操作に伴うズームトラッキング制御などが該当する。
ステップS402において、レンズ制御部115は、ズーム位置検出部117で検出された現在ズーム位置を取得する。続いてステップS403において、レンズ制御部115は、フォーカシングによる駆動命令により、目標とする被写体距離を変更する演算を行う。
続いてステップS404において、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の目標位置を決定する。目標位置は、ステップS402にて取得した現在ズーム位置と、ステップS403にて演算した被写体距離と、メモリ116に記憶されている合焦位置の軌跡データとに基づいて決定することができる。なお、目標位置の決定方法は、図3を参照して説明したとおりである。続いてステップS405において、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114とを同期して駆動制御する(同期制御を行う)。これにより、各フォーカスレンズ群の駆動中の収差状態を良好に保つことができる。なお、同期制御中の処理の詳細は後述する。
ステップS406において、レンズ制御部115は、ステップS402と同様に現在ズーム位置を取得する。続いてステップS407において、レンズ制御部115は、現在目標としている被写体距離を参照する。ここでは、フォーカシングによる駆動命令ではないため、ステップS403とは異なり、被写体距離の演算処理は行わない。
続いてステップS408において、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の目標位置を決定する。目標位置は、ステップS406にて取得した現在ズーム位置と、ステップS407にて取得した被写体距離と、メモリ116に記憶されている合焦位置の軌跡データとに基づいて決定される。この処理はステップS404と同様である。続いてステップS409において、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114とを非同期で駆動制御する(非同期制御を行う)。これにより、駆動中の合焦状態を良好に保つことができる。なお、非同期制御中の処理の詳細は後述する。
ここで、同期制御とは、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114のうち少なくとも一方の位置情報を用いて、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114のうち他方の位置を決定する制御である。一方、非同期制御とは、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114のうち少なくとも一方の位置情報を用いることなく、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114のうち他方の位置を決定する制御である。
次に、図5(a)、(b)を参照して、本実施例における収差優先の同期制御について説明する。図5(a)は、第1フォーカスレンズ群113を収差優先で同期して駆動制御する際(収差優先の同期制御)のフローチャートである。
まずステップS501aにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113の現在位置および速度を参照する。現在位置および速度は、位置センサで検出したデータに基づいて求められるもの(フィードバック制御)、または駆動指令信号に基づいて求められるもの(オープン制御)のいずれでもよい。
続いてステップS502aにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113の駆動速度を計算する。駆動速度はステップS501aにて参照した現在速度が目標速度に達していない場合、現在速度に所定の加速度を加えた値となる。また、現在位置が目標位置に対して所定未満の範囲に入った場合、現在速度に所定の減速度を減じた値となる。いずれにも当てはまらない場合は現在速度が維持される。
続いてステップS503aにおいて、レンズ制御部115は、ステップS501aにて参照した現在位置に対して、ステップS502aで計算した駆動速度に従って、第1フォーカスレンズ群113の駆動指令位置を計算する。ここで計算する駆動指令位置は、最終的な駆動目標位置とは異なり、現時点もしくは微小時間後に第1フォーカスレンズ群がいるべき位置を示す。
続いてステップS504aにおいて、レンズ制御部115は、ステップS503aにて計算した駆動指令位置に基づいて、第1フォーカスレンズ群113を駆動制御する。駆動制御方法はフィードバックループによるもの、またはオープンループによるもののいずれでもよい。
続いてステップS505aにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113が最終的な目標位置に到達したか否かを判定する。第1フォーカスレンズ群113が目標位置に到達した場合、本フローを終了する。一方、第1フォーカスレンズ群113が目標位置に到達していない場合、ステップS501aに戻る。
図5(b)は、第2フォーカスレンズ群114を同期駆動する際(収差優先の同期制御)のフローチャートである。まずステップS501bにおいて、レンズ制御部115は、ズーム位置検出部117で検出されたズーム位置を参照する。続いてステップS502bにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113の現在位置を参照する。現在位置は、位置センサで検出したデータ、またはステップS503aで計算した駆動指令位置のいずれでもよい。
続いてステップS503bにおいて、レンズ制御部115は、第2フォーカスレンズ群114の駆動指令位置を計算する。駆動指令位置は、ステップS501bにて取得したズーム位置と、ステップS502bにて取得した第1フォーカスレンズ群113の位置と、メモリ116に記憶されている合焦位置の軌跡情報とに基づいて計算することができる。ここで計算される駆動指令位置は、ズーム位置と第1フォーカスレンズ群113の位置とにより計算される合焦位置に対応する第2フォーカスレンズ群114の位置となる(図3を参照して説明した位置関係)。この位置に制御することにより、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114とを同期した位置関係で駆動制御することが可能であり、収差の少ない状態でフォーカシングを行うことができる。
続いてステップS504bにおいて、レンズ制御部115は、ステップS503bにて計算した駆動指令位置に基づいて、第2フォーカスレンズ群114を駆動制御する。駆動制御方法は、フィードバックループによるもの、またはオープンループによるもののいずれでもよい。
続いてステップS505bにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114が最終的な目標位置に到達したか否かを判定する。第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114が目標位置に到達した場合、本フローを終了する。一方、第1フォーカスレンズ群113または第2フォーカスレンズ群114が目標位置に到達していない場合、ステップS501bに戻る。本実施例では、第2フォーカスレンズ群114が第1フォーカスレンズ群113に追従する形で同期制御しているため、第2フォーカスレンズ群114の駆動終了条件で第1フォーカスレンズ群113の駆動完了の確認を行っている。
なお本実施例では、第2フォーカスレンズ群114が第1フォーカスレンズ群113に従って同期する例を説明したが、これに限定されるものではなく、第1フォーカスレンズ群113が第2フォーカスレンズ群114に従って同期制御してもよい。複数のフォーカスレンズ群のいずれを第1フォーカスレンズ群113とするかは、例えばピント敏感度が高い方を第1フォーカスレンズ群113とする方法などが考えられる。また本実施例では、駆動位置を求めて駆動制御を行う例を説明しているが、駆動速度を求めて駆動制御を行ってもよい。
次に、図6(a)、(b)を参照して、本実施例におけるピント優先の非同期制御について説明する。図6(a)は、第1フォーカスレンズ群113をピント優先で非同期制御する際(ピント優先の非同期制御)のフローチャートである。なお、図6(a)のフローは、図5(a)のフローと同一であるため、その説明を省略する。図6(b)は、第2フォーカスレンズ群114をピント優先で非同期制御する際(ピント優先の非同期制御)のフローチャートである。ステップS601b~S605bにおいて、ステップS501a~S505aでの第1フォーカスレンズ群113に対する処理と同一の処理を第2フォーカスレンズ群114に対して行う。
このように、非同期制御においては、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114との位置関係を考慮せずに駆動制御を行う。非同期制御は、ズームトラッキング制御の場合に行われ、仮に第1フォーカスレンズ群113の駆動制御に遅れが生じたとしても、第2フォーカスレンズ群114には影響を与えずに駆動することができる。これにより、ズームピント補正駆動の応答性を高めることができる。
次に、図7(a)、(b)を参照して、同期制御と非同期制御との差分について説明する。図7(a)、(b)は、同期制御と非同期制御との差分の説明図である。ここでは、非同期制御の効果を説明するため、ズームトラッキング制御中に同期制御と非同期制御を行う場合について比較する。
図7(a)は、ズームトラッキング制御中に同期制御を行う場合の例を示す。この例では、目標とする被写体距離が5mの場合において、時刻T1から時刻T3にかけてズーム位置が変化する場合を示す。第1フォーカスレンズ群113に着目すると、時刻T1から時刻T2にかけて、目標位置の傾きの変化が大きくなっている。このような傾きの変化は、ズーム操作量の変化が発生した場合や、ズームトラッキング制御の制御カーブの変曲点など、複数の要因で発生し得る。この際、目標位置に完全に追従させると、加速度や速度が大きくなりすぎてしまい、駆動中の振動や騒音が発生する可能性がある。そこで、加速度や速度をレンズの重量や駆動条件を鑑みて制限をするため、ズームトラッキング制御に遅れが生じる(図7(a)の例の場合、T2の時点で4.9mの合焦位置となる)。
このとき、第2フォーカスレンズ群114に着目すると、同期制御をしている場合、第1フォーカスレンズ群113が時刻T2において4.9mの合焦位置にある。このため、第2フォーカスレンズ群114も同様に時刻T2において4.9mの合焦位置を目指して指令位置が計算される。従って、時刻T2において、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114がともに4.9mの被写体に合焦するときの位置に制御され、ズーム操作に伴うピントずれが10cm発生する。
図7(b)は、ズームトラッキング制御中に非同期制御を行う場合の例を示す。なお、第1フォーカスレンズ群113の動きは図7(a)と同様のため、その説明を省略する。第2フォーカスレンズ群114は、非同期で制御されるため、第1フォーカスレンズ群113の動きによらず、所定の加速度・速度の範囲で目標位置に追従しようとする。この例の場合、第1フォーカスレンズ群113の目標位置の軌跡に比べて、傾きの変化量が小さいため、目標位置と指令位置が略一致するように制御可能である。
従って、時刻T2において、第1フォーカスレンズ群113は4.9mの被写体に合焦するときの位置に制御され、第2フォーカスレンズ群114は5.0mの被写体に合焦するときの位置に制御される。例えば、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114のピント敏感度(単位移動量あたりの像面位置変化量)が同じ場合、4.95mの位置に合焦することになり、ズーム操作によるピントずれが5cmに低減される。このとき、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114との位置関係のずれは収差状態の劣化に影響するが、ズームトラッキング制御中は収差状態よりもピント補正を優先するため、非同期制御を行う。
本実施例の制御装置(レンズ制御部115)は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114をそれぞれ駆動する第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120を制御する。制御装置は、第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算部を有する。駆動量演算部は、フォーカシングするときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合と、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合とで、駆動速度または駆動位置の演算方法を異ならせる。ここで、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合とは、変倍動作や後述の収差可変動作などの実質的に合焦距離を変化させずに各フォーカスレンズ群を移動させる場合である。
好ましくは、駆動量演算部は、フォーカシングするときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、各フォーカスレンズ群に対して同期制御を行う。一方、駆動量演算部は、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、各フォーカスレンズ群に対して非同期制御を行う。ここで同期制御とは、少なくとも一方のフォーカスレンズ群の位置情報を用いて、他方のフォーカスレンズ群の位置を決定する制御である。非同期制御とは、少なくとも一方のフォーカスレンズ群の位置情報を用いることなく、他方のフォーカスレンズ群の位置を決定する制御である。
好ましくは、駆動量演算部は、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、操作部(ズーム操作部122)の位置と、その位置関係を所定の被写体距離ごとに示す合焦軌跡データとに基づいて、駆動速度または駆動位置を演算する。また好ましくは、駆動量演算部は、フォーカシングするときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、一方のフォーカスレンズ群の駆動位置と、操作部の位置と、合焦軌跡データとに基づいて、他方のフォーカスレンズ群の駆動速度または駆動位置を補正する。
以上のとおり、本実施例によれば、ズームトラッキング制御中に非同期制御を行うことで、第1フォーカスレンズ群113に制御遅れが発生した場合でも、第2フォーカスレンズ群114に影響を与えずに制御することができる。したがって、ズームピント補正の遅れを低減する効果が得られる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例では、レンズ装置が変倍機能を持たない単焦点レンズであって、収差量操作部121による操作に従って複数のフォーカスレンズの位置関係を可変し、敢えて収差を発生させる(収差量を変更する)機能を有する場合を説明する。収差量を可変とすることにより、ユーザはボケ味の表現を制御することができ、印象的な映像表現を行うことができる。
まず、図8を参照して、本実施例における撮像装置について説明する。図8は、本実施例における撮像装置(カメラシステム)10aのブロック図である。撮像装置10aは、カメラ本体200と、カメラ本体200aに着脱可能なレンズ装置(単焦点レンズ)100aとを備えて構成されるレンズ交換式カメラシステムである。本実施例のレンズ装置100aは単焦点レンズであり、変倍レンズ111およびズーム位置検出部117が存在しない。収差量操作部121は、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114との位置関係を変更して収差量を変更する機能を有する操作部材である。なお、ここで設定される収差量はレンズ制御部115によって読み取られ、第1フォーカス駆動部119および第2フォーカス駆動部120を用いて第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114が駆動制御される。
次に、図9(a)、(b)を参照して、被写体距離ごとの収差量と第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の位置との関係について説明する。図9(a)、(b)は、被写体距離ごとの収差量と第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群のそれぞれの位置との関係を示す図である。この関係は図2におけるズーム位置が収差量に置き換わったものであり、収差量操作部を操作された場合に合焦状態を維持しながら収差量を変更するための制御(収差可変制御)で用いるデータである。
実施例1で説明したズームトラッキング制御の場合、変倍操作によるピント変動を第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114で補正する。一方、本実施例の収差可変制御の場合、第1フォーカスレンズ群113の動きによるピント変動と第2フォーカスレンズ群114の動きによるピント変動が互いに打ち消しあう。なお、合焦位置の算出方法や各条件での制御方法は、図3~図6のズーム位置を収差量に置き換えたものと同様であるため、その説明を省略する。
次に、図10(a)、(b)を参照して、本実施例における同期制御と非同期制御との差分について説明する。図10(a)、(b)は、本実施例における同期制御と非同期制御との差分の説明図である。ここでは、非同期制御の効果を説明するため、収差可変制御中に同期制御と非同期制御を行う場合について比較する。図10(a)は、収差可変制御中に同期制御を行う場合の例である。なお第1フォーカスレンズ群113の動きについては、実施例1で説明した図7(a)と同一である。
第2フォーカスレンズ群114に着目すると、同期制御をしている場合、第1フォーカスレンズ群113が時刻T2において4.9mの合焦位置にある。このため、第2フォーカスレンズ群114も同様に時刻T2において4.9mの合焦位置を目指して指令位置が計算される。
図10(a)の場合のように、第2フォーカスレンズ群114が時刻T1において5.0m、時刻T2において4.9m、時刻T3において5.0mに対応する位置に制御されると、駆動方向の反転が発生し、駆動中の振動や騒音につながってしまう。本実施例の収差可変制御においては、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群113とが異なる駆動方向に駆動される場合が多くなるため、収差可変制御中に同期制御すると、例に示したように複雑な駆動軌跡を辿る可能性が高くなる。
図10(b)は、収差可変制御中に非同期制御を行う場合の例である。実施例1の図7(a)と同様に、第2フォーカスレンズ群114が非同期制御されるため、第1フォーカスレンズ群113の動きによらず、所定の加速度・速度の範囲で目標位置に追従しようとする。この例の場合、第1フォーカスレンズ群113の目標位置の軌跡に比べて、傾きの変化量が小さいため、目標位置と指令位置が略一致するように制御可能である。従って、同期制御に比べ、非同期制御の場合には収差可変制御中のピント変動および駆動中の振動や騒音を低減することができる。
以上のとおり、本実施例によれば、収差可変制御中に非同期制御を行うことで、第1フォーカスレンズ群113に制御遅れが発生した場合であっても、第2フォーカスレンズ群114に影響を与えずに制御することができる。また本実施例では、ピント補正の遅れを低減する効果に加えて、駆動中の振動や騒音を低減する効果が得られる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、実施例1のズームレンズにおいて、フォーカシングでない駆動命令で複数のフォーカスレンズを駆動するときに、ピントを優先した同期制御を行う場合の例を説明する。
まず、図11(a)、(b)を参照して、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の敏感度について説明する。図11(a)、(b)は、被写体距離ごとの第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114の敏感度を示す図である。図11(a)は第1フォーカスレンズ群113の敏感度、図11(b)は第2フォーカスレンズ群114の敏感度をそれぞれ示す。図11(a)、(b)において、縦方向はズーム位置の変化を示し、横方向はフォーカスレンズ位置の変化を示す。このデータにより、各ズーム・フォーカス位置において、フォーカスレンズの所定移動量により生じる像面位置の変化量を求めることができる。このデータは、メモリ116に保存される。なお、図11の例では複数あるフォーカスレンズの敏感度を全て持つ例を示しているが、ズーム位置や被写体距離などの各条件において、複数あるフォーカスレンズの敏感度の比率を持つようにしてもよい。
本実施例では、図11に示される敏感度の情報を用いることで、ズームトラッキング制御中に発生した一方のフォーカスレンズ群の制御遅れを、他方のフォーカスレンズ群で補正する、ピント優先の同期制御を行う。
次に、図12を参照して、本実施例における制御方法について説明する。図12は、本実施例における各フォーカスレンズを駆動開始する際(制御方法)のフローチャートである。図12の各ステップは、主に、カメラ制御部216の指令に基づいてレンズ制御部115により実行される。なお、図12のステップS401~S408は、図4と同様であるため、それらの説明を省略する。
ステップS1209において、フォーカシング以外で複数のフォーカスレンズを駆動制御する場合(ズームトラッキング制御など)、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114に対してピント優先の同期制御を行う。
次に、図13(a)、(b)を参照して、ピント優先の同期制御について説明する。図13(a)、(b)は、ピント優先で第1フォーカスレンズ群113および第2フォーカスレンズ群114をそれぞれ同期して駆動制御する際(ピント優先の同期制御)のフローチャートである。
図13(a)は、第1フォーカスレンズ群113をピント優先で同期制御する際のフローチャートである。なお図13(a)において、ステップS501a~S505aは、実施例1にて説明した図5と同様であるため、それらの説明を省略する。
図13(b)は、第2フォーカスレンズ群114をピント優先で同期制御する際のフローチャートである。なお図13(b)において、ステップS501b、S502bは実施例1の図5と同様であるため、それらの説明を省略する。
ステップS1301bにおいて、レンズ制御部115は、第1フォーカスレンズ群113の制御遅れ量を計算する。制御遅れ量は、ステップS501bにて取得したズーム位置と、ステップS502bにて取得した第1フォーカスレンズ群113の現在位置と、メモリ116に記憶されている被写体距離ごとの合焦位置データとに基づいて計算することができる。ここで制御遅れ量とは、ズームトラッキング制御で合焦状態を維持するための理想的な位置に対して、第1フォーカス駆動部119の加速度や速度の制限により、制御指令位置または実際のレンズ位置がずれている量のことを指している。
続いてステップS1302bにおいて、レンズ制御部115は、ステップS1301bにて計算した第1フォーカスレンズ群113の制御遅れ量と、メモリ116に記憶されている敏感度データとに基づいて、第2フォーカスレンズ群114の補正量を計算する。例えば、第1フォーカスレンズ群113に10um(-10um)の制御遅れ量が発生している場合を考える。このとき、第1フォーカスレンズ群113と第2フォーカスレンズ群114の敏感度が2:1の比であるとすると、第2フォーカスレンズ群114は20um(+20um)の補正量を持つ。
続いてステップS1303bにおいて、レンズ制御部115は、ステップS1302bにて算出した補正量を考慮して、第2フォーカスレンズ群114の駆動指令位置を計算する。ここで、補正量分を全て駆動指令位置に反映させると、第2フォーカス駆動部120の加速度や速度の制限を超えてしまう可能性がある。したがって、駆動指令位置の計算には、所定の加速度や速度の範囲を超えないようにするための制限を設けることが望ましい。なお、続くステップS504b、S505bは、実施例1にて説明した図5と同様であるため、それらの説明を省略する。
本実施例では、第2フォーカスレンズ群114が第1フォーカスレンズ群113の制御遅れを補正する例を説明したが、第1フォーカスレンズ群113が第2フォーカスレンズ群114の制御遅れを補正するようにしてもよい。または、状況に応じて、ズームトラッキング制御に遅れが生じた一方のフォーカスレンズ群に対して、他方のフォーカスレンズが補正制御するなど、動的に補正対象のフォーカスレンズ群を切り替えてもよい。
次に、図14(a)、(b)を参照して、本実施例における収差優先の同期制御とピント優先の同期制御との差分について説明する。図14(a)、(b)は、本実施例における収差優先の同期制御とピント優先の同期制御との差分の説明図である。図14(a)は、収差優先の同期制御を行う場合の例を示すが、実施例1にて説明した図7と同様であるため、その説明を省略する。図14(b)は、ピント優先の同期制御を行う場合の例を示す。第1フォーカスレンズ群113の動きは実施例1にて説明した図7と同様であり、時刻T2において、目標とする5.0mの合焦位置に対応する位置に対して、制御遅れが発生し、4.9mの合焦位置に対応する位置に制御されている。
このとき、第2フォーカスレンズ群114は、時刻T2において、第1フォーカスレンズ群に生じている制御遅れを補正する位置に制御される。補正位置は、図13のステップS1302bで求められる制御位置である。この例では、時刻T2において、5.1mの合焦位置に対応する位置に制御されており、第1フォーカスレンズ群113の制御遅れによって生じるピント変動を抑制する位置に制御されている。
好ましくは、駆動量演算部(レンズ制御部115)は、フォーカシングするときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、各フォーカスレンズ群に対して第1同期制御を行う。一方、駆動量演算部は、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、各フォーカスレンズ群に対して第2同期制御を行う。ここで、第1同期制御は第2同期制御よりも収差量の変化が少ない制御であり、第2同期制御は第1同期制御よりもピント位置の変化が少ない制御である。好ましくは、駆動量演算部は、フォーカシングしないときに各フォーカスレンズ群を駆動する場合、一方のフォーカスレンズ群の位置と操作部の位置と合焦軌跡データと敏感度データとに基づいて、他方のフォーカスレンズ群の駆動速度または駆動位置を演算する。
以上のとおり、本実施例によれば、ズームトラッキング制御中にピント優先の同期制御を行うことで、一方のフォーカスレンズ群に制御遅れが発生した場合でも、他方のフォーカスレンズ群を用いてピント変動を抑制することができる。これにより、変倍操作中のピント変動をより少なくすることが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施例によれば、複数のフォーカスレンズ群を制御して、変倍動作中の合焦精度を高めることが可能な制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、およびプログラムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、各実施例の制御は、主にレンズ制御部で行われるが、これに限定されるものではなく、制御の少なくとも一部をカメラ制御部で行ってもよい。また、各実施例のレンズ装置は、第1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群の2つのフォーカスレンズ群を有するが、これに限定されるものではなく、3つ以上のフォーカスレンズ群を有していてもよい。
113 第1フォーカスレンズ群
114 第2フォーカスレンズ群
115 レンズ制御部(駆動量演算部)
119 第1フォーカス駆動部
120 第2フォーカス駆動部

Claims (14)

  1. 1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる第1フォーカス駆動部および第2フォーカス駆動部を制御する制御装置であって、
    前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算部を有し、
    前記駆動量演算部は、
    フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して同期制御を行い、
    変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して非同期制御を行い、
    前記同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部制御
    記非同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いることなく、前記第2フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部を制御することを特徴とする制御装置。
  2. 1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる第1フォーカス駆動部および第2フォーカス駆動部を制御する制御装置であって、
    前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算部を有し、
    前記駆動量演算部は、
    フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して第1同期制御を行い、
    変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して第2同期制御を行い、
    前記第1同期制御は、前記第2同期制御よりも収差量の変化が少ない制御であり、
    前記第2同期制御は、前記第1同期制御よりもピント位置の変化が少ない制御であることを特徴とする制御装置。
  3. 前記駆動量演算部は、変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部と前記第2フォーカス駆動部との位置関係を決定する操作部の位置と、前記位置関係を所定の被写体距離ごとに示す合焦軌跡データとに基づいて、前記駆動速度または前記駆動位置を演算することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記駆動量演算部は、変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部または前記第2フォーカス駆動部のうち一方の位置と、前記第1フォーカス駆動部と前記第2フォーカス駆動部との位置関係を決定する操作部の位置と、前記位置関係を所定の被写体距離ごとに示す合焦軌跡データと、前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群の敏感度を、前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群の位置ごとに示す敏感度データとに基づいて、前記第1フォーカス駆動部または前記第2フォーカス駆動部のうち他方の前記駆動速度または前記駆動位置を演算することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記駆動量演算部は、フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部または前記第2フォーカス駆動部のうち一方の駆動位置と、前記操作部の位置と、前記合焦軌跡データとに基づいて、前記第1フォーカス駆動部または前記第2フォーカス駆動部のうち他方の前記駆動速度または前記駆動位置を補正することを特徴とする請求項3または4に記載の制御装置。
  6. 求項1乃至5のいずれか一項に記載の制御装置と、前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群とを有することを特徴とするレンズ装置。
  7. フォーカシングに際して、前記第1フォーカスレンズ群と前記第2フォーカスレンズ群との間隔が変化することを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 前記第1フォーカスレンズ群と前記第2フォーカスレンズ群との位置関係を決定する操作部を更に有することを特徴とする請求項6または7に記載のレンズ装置。
  9. 前記操作部は、ズーム操作を行うためのズーム操作部であることを特徴とする請求項8に記載のレンズ装置。
  10. 前記操作部は、収差量を変更するための収差量操作部であることを特徴とする請求項8に記載のレンズ装置。
  11. カメラ本体に着脱可能であることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一項に記載のレンズ装置。
  12. 1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる第1フォーカス駆動部および第2フォーカス駆動部を制御する制御方法であって、
    前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算ステップと、
    前記駆動速度または前記駆動位置に基づいて前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部を制御する制御ステップと、を有し、
    前記駆動量演算ステップにおいて、
    フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して同期制御を行い、
    変倍に際して前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して非同期制御を行い、
    前記同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部制御
    記非同期制御は、前記第1フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第1フォーカス駆動部を制御し、前記第1フォーカスレンズ群の位置に関する情報を用いることなく、前記第2フォーカスレンズ群の位置および速度に関する情報を用いて前記第2フォーカス駆動部を制御することを特徴とする制御方法。
  13. 1フォーカスレンズ群および第2フォーカスレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる第1フォーカス駆動部および第2フォーカス駆動部を制御する制御方法であって、
    前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部のそれぞれの駆動速度または駆動位置を周期的に演算する駆動量演算ステップと、
    前記駆動速度または前記駆動位置に基づいて前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部を制御する制御ステップと、を有し、
    前記駆動量演算ステップにおいて、
    フォーカシングに際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して第1同期制御を行い、
    変倍に際して前記第1フォーカスレンズ群および前記第2フォーカスレンズ群を移動させる場合、前記第1フォーカス駆動部および前記第2フォーカス駆動部に対して第2同期制御を行い、
    前記第1同期制御は、前記第2同期制御よりも収差量の変化が少ない制御であり、
    前記第2同期制御は、前記第1同期制御よりもピント位置の変化が少ない制御であることを特徴とする制御方法。
  14. 請求項12または13に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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