JP7635694B2 - 車両 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態に係る車両1の構成の一例を概略的に示す図である。車両1は、車輪2と、車輪2を車体6から懸架するサスペンション3と、を備えている。車輪2は、左前輪2FL、右前輪2FR、左後輪2RL、及び右後輪2RRを含んでいる。それら左前輪2FL、右前輪2FR、左後輪2RL、及び右後輪2RRのそれぞれに対してサスペンション3FL、3FR、3RL、及び3RRが設けられている。以下の説明では、特に区別の必要が無い場合、各車輪を車輪2と呼び、各サスペンションをサスペンション3と呼ぶ。
ECU10による車両1の制御は、次のサスペンション制御及びステア制御を含む。
本実施形態では、サスペンション制御は、一例として、路面入力に対する乗心地制御を含む。ここでいう乗心地制御は、路面入力に対するばね上構造体5の振動(より詳細には、上下振動)を低減するために実行される。
2-2-1.ステア制御の基本構成例
ステア制御において、ECU10は、基本転舵角δbを算出する。基本転舵角δbは、目標転舵角δ_tの基本値に相当する。より具体的には、ECU10は、前輪2Fの目標転舵角δf_tの基本値である基本転舵角δbfと、後輪2Rの目標転舵角δb_tの基本値である基本転舵角δbとを算出する。基本転舵角δbf及びδbrの具体的な算出手法は、車両1の運転主体に応じて異なる。
最終的な目標転舵角δf_tは、基本転舵角δbfに、下記の課題に鑑みて算出される後述の補正転舵角δcfを足し合わせることによって算出される。同様に、最終的な目標転舵角δr_tは、基本転舵角δbrに、後述の補正転舵角δcrを足し合わせることによって算出される。
ステップS100において、ECU10は、サスペンション3のストローク情報を取得する。具体的には、一例として、ECU10は、プレビュー制御のために事前に取得されている「路面変位関連情報」に基づいて、ストローク情報を先読みして取得する。
ステップS102において、ECU10は、ステップS100にて取得したストローク情報に基づいて、サスペンション3がストロークすることに伴う車輪2の接地点の横移動に起因して生じる横力Fy1を車輪2毎に算出する。
ステップS104において、ECU10は、横力Fy1を低減するために要求される前後輪2F及び2Rのそれぞれの補正転舵角δcf及びδcrを算出する。これらの補正転舵角δcf及びδcrは、それぞれ、次の式(6)及び(7)により表される。なお、横力Fy1は、図5に示すように車両左方向に作用する時に正の値をとり、補正転舵角δcf及びδcrは、車輪2を右に転舵する時に正の値をとるものとする。
ステップS106において、ECU10は、ステップS104にて算出した算出したフィードフォワード制御量Xf_ffを前輪2Fの転舵アクチュエータ8Fに指令する。その結果、前輪2Fは、補正転舵角δcfを含む目標転舵角δf_tを実現するように転舵される。
以上説明した図4に示す処理によれば、サスペンション3がストロークすることに起因して前輪2F及び後輪2Rのそれぞれに生じる横力Fy1を低減するように転舵アクチュエータ8F及び8Rが制御される。例えば、図5に示すように車両左方向に横力Fy1が生じている例では、横力Fy1を低減するために車輪2は右方向に転舵される。これにより、サスペンション3がストロークすることに起因する横方向の車体6の振動を抑制でき、車両1の偏向を抑制できる。付け加えると、自動運転の実行中に当該ステア制御が実行される例では、横方向の車体6の振動の低減により、自動運転の追従性を向上できる。
3-1.取得処理及び制御処理の他の例
本開示に係る「取得処理」において取得されるストローク情報は、必ずしも先読みして取得されるものに限られず、任意の手法を用いて取得されてもよい。すなわち、例えば、サスペンション3のストロークSTは、ストロークセンサを用いて直接計測されてもよいし、あるいは、オブザーバを利用してばね上加速度から推定されてもよい。そのうえで、プレビュー制御とともに実施されないステア制御の例では、転舵アクチュエータ8F及び8Rに指令される要求制御量は、このように先読みされずに取得されるストローク情報に基づくフィードバック制御量Xf_fb及びXr_fbのみであってもよい。付け加えると、上述したステア制御は、ストロークSTをアクティブに制御するサスペンション制御が実行されない車両に適用されてもよい。
既に説明したように、サスペンション3がストロークすること以外にも、横力Fyは、車体6が純粋にロールすることに起因して発生し、また、ロールステア又はロールキャンバに起因して発生する。
図6は、ロールに起因する横力Fy2の算出方法を説明するための図である。より詳細には、図6(A)は車両1の背面視であり、図6(B)は車両1の平面視である。
車体6がロールすることに伴ってサスペンション3がストロークすると、ロールステアが発生する(すなわち、車輪2のトー角が変化する)。その結果、各車輪2にスリップ角が生じ、それに伴い、各車輪2に横力Fy3が発生する。このようなロールステアに起因して各車輪2に発生する横力Fy3fl、Fy3fr、Fy3rl、及びFy3rrは、例えば、次の式(10)~(13)によりそれぞれ表される。なお、式(10)~(13)では、ロールステアは2次成分まで考慮して表されている。
車体6がロールすることに伴ってサスペンション3がストロークすると、ロールキャンバが発生する(車輪2のキャンバ角γが変化する)。その結果、各車輪2に横力Fy4が発生する。このようなロールキャンバに起因して左右前輪2FL及び2FRにそれぞれ発生する横力Fy4fl及びFy4frは、例えば、次の式(14)により表される。したがって、これらの横力Fy4fl及びFy4frの和である前輪2F合計の横力Fy4fを算出できる。同様に、左右後輪2RL及び2RRにそれぞれ発生する横力Fy4rl及びFy4rrは、次の式(15)により表される。したがって、これらの横力Fy4rl及びFy4rrの和である後輪2R合計の横力Fy4rも算出できる。
上述のように発生する横力Fyの向きが前輪2F側と後輪2R側で同じで、且つ、発生する横力Fyの大きさが前輪2F側と後輪2R側とで異なる場合、車両重心周りのヨーモーメントMzが車体6に発生し得る。また、路面状況によっては、横力Fyの向きが前輪2F側と後輪2R側で異なる場合があり、この場合にもヨーモーメントMzが発生する。前輪2F合計の横力をFyfと称し、後輪2R合計の横力をFyrと称すると、このヨーモーメントMzは、次の式(16)により表される。
本開示に係る「アクチュエータ」は、上述の転舵アクチュエータ8F及び8Rに限られず、例えば、前輪2F及び後輪2Rの少なくとも一方に備えられ、左右の車輪に駆動力差を付与可能なアクチュエータAであってもよい。具体的には、アクチュエータAは、例えば、左右の車輪を個別に駆動可能な電動機(例えば、インホイールモータ(IWM))であってもよく、あるいは、アクティブディファレンシャルギア装置であってもよい。そして、このようなアクチュエータAの制御のために、上記のヨーモーメントMzを低減するために必要な駆動力(車両前後力)の差を生じさせられるように要求制御量が算出されてもよい。
2 車輪
2F 前輪
2R 後輪
3 サスペンション
4 ばね下構造体
5 ばね上構造体
6 車体
7 ステアリングホイール
8F、8R 転舵アクチュエータ
10 電子制御ユニット(ECU)
12 センサ類
Claims (7)
- 車輪を車体から懸架するサスペンションと、
前記車輪に作用する横力、及び前記車体に作用するヨーモーメントの少なくとも一方に変化を生じさせるアクチュエータと、
電子制御ユニットと、
を備える車両であって、
前記電子制御ユニットは、
前記サスペンションのストロークに関するストローク情報と前記車体のロールに関するロール情報の少なくとも一方を取得する取得処理と、
前記ストローク及び前記ロールの少なくとも一方に起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される要求制御量を前記アクチュエータに指令する制御処理と、
を実行し、
前記電子制御ユニットは、
前記取得処理において、前記車両の進行方向前方の路面の変位に関連する路面変位関連情報に基づいて、前記ストローク情報を先読みして取得し
前記制御処理において、先読みして取得された前記ストローク情報に基づくフィードフォワード制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする車両。 - 前記アクチュエータは、前記車輪に含まれる前輪及び後輪の少なくとも一方である転舵輪の転舵角を制御する転舵アクチュエータを含み、
前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、前記横力及び前記ヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される転舵角を前記要求制御量として算出し、算出した前記要求制御量を前記転舵アクチュエータに指令する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両。 - 前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、前記サスペンションがストロークすることに伴う前記車輪の接地点の横移動に起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。 - 前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、前記車体がロールすることに伴う前記車輪の接地点の横移動に起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1つに記載の車両。 - 前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、ロールステアに起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1つに記載の車両。 - 前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、ロールキャンバに起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1つに記載の車両。 - 車輪を車体から懸架するサスペンションと、
前記車輪に作用する横力、及び前記車体に作用するヨーモーメントの少なくとも一方に変化を生じさせるアクチュエータと、
電子制御ユニットと、
を備える車両であって、
前記電子制御ユニットは、
前記サスペンションのストロークに関するストローク情報と前記車体のロールに関するロール情報の少なくとも一方を取得する取得処理と、
前記ストローク及び前記ロールの少なくとも一方に起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される要求制御量を前記アクチュエータに指令する制御処理と、
を実行し、
前記制御処理において、前記電子制御ユニットは、ロールステアに起因して生じる横力及びヨーモーメントの少なくとも一方を低減するために要求される制御量を前記要求制御量として算出する
ことを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
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| JP2021166912A JP7635694B2 (ja) | 2021-10-11 | 2021-10-11 | 車両 |
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| JP2021166912A JP7635694B2 (ja) | 2021-10-11 | 2021-10-11 | 車両 |
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|---|---|
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Citations (6)
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| DE102007024755A1 (de) | 2007-05-26 | 2008-11-27 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Aktives Fahrwerksystem eines zweispurigen Fahrzeugs sowie Betriebsverfahren hierfür |
| JP2009298317A (ja) | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Nissan Motor Co Ltd | トー角制御装置及び車両用サスペンション装置 |
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