JP7625839B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、傾倒体の傾倒状況に応じて操作対象を操作する操作装置に関する。
コンピュータゲーム、各種玩具、産業用ロボット等の各種装置を操作する操作装置として、ジョイスティックと呼ばれる操作装置が普及している。ジョイスティックと呼ばれる形態の操作装置では、様々な方向に傾倒可能な傾倒体を傾倒することにより、傾倒方向へ操作対象が動作するので、直感的な操作を可能としている。このような操作装置として、例えば、特許文献1では、XY各軸に配置した可変抵抗で傾きを検知する可変抵抗式ポインティングデバイスが提案されている。
台湾実用新案第371503号公報
例えば、コンピュータゲームに対しては、状況を認識するための仕組みについて、常に新たなエンターテインメント性が求められる。また、産業用ロボット等の機械を操作対象とする場合であっても、操作の状況を様々な方法で認識するための仕組みが求められる。しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の操作装置は、入力用の装置であり、出力用の装置としての機能は備えておらず、操作者に状況を認識させることはできない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、出力機能を備える操作装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本願記載の操作装置は、基準位置から傾倒中心を中心として傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状況に応じて、操作対象を操作する操作装置であって、前記傾倒体は、前記傾倒中心を通る中心軸に直交する方向への広がりを有する被押圧部を端部に有し、前記被押圧部に対し、前記傾倒体が基準位置に位置する場合の前記中心軸に平行で、かつ前記傾倒中心に向かう方向へ押圧する押圧部材と、前記押圧部材に対し、前記傾倒中心に向けて付勢する付勢部材と、前記押圧部材を前記傾倒中心に向けて押圧する動作をする動作体とを備えることを特徴とする。
また、前記操作装置において、基準位置から傾倒中心を中心として傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状況に応じて、操作対象を操作する操作装置であって、前記傾倒体は、前記傾倒中心を通る中心軸に直交する方向への広がりを有する被押圧部を端部に有し、前記被押圧部に対し、前記傾倒体が基準位置に位置する場合の前記中心軸に平行で、かつ前記傾倒中心に向かう方向へ押圧する押圧部材と、前記押圧部材に対し、前記傾倒中心に向けて付勢する付勢部材と、前記付勢部材に対し、前記押圧部材に相対する側の反対側から、前記押圧部材側へ向けて押圧する動作をする動作体とを備えることを特徴とする操作装置。
また、前記操作装置において、前記傾倒体は、基準位置から全方向への傾倒が可能であり、前記被押圧部は、前記中心軸を中心とし、前記中心軸に直交する方向を径方向とする
略円板状をなすことを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記動作体を動作させる駆動機構を備えることを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記駆動機構は、カム機構を介して動作体を動作させることを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記駆動機構による駆動方向と、前記動作体の動作方向とは、略直交することを特徴とする。
また、前記操作装置において、前記駆動機構による駆動方向と、前記動作体の動作方向とは、略同方向であることを特徴とする。
本願記載の操作装置は、傾倒体の被押圧部を押圧する押圧部材を付勢部材で押圧し、かつ動作体で押圧することにより、操作装置の操作負荷を制御する。
本発明に係る操作装置は、傾倒体が端部に有する被押圧部を、押圧部材により、傾倒中心に向かう方向へ押圧することで、傾倒した傾倒体を基準位置に復帰させる方向に力を働かせる。押圧部材に対しては、付勢部材にて押圧し、かつ押圧する動作をする動作体で押圧する。付勢部材による押圧だけでなく、動作体の動作による押圧を行うので、押圧する力を動作体の動作により制御することができる。従って、傾倒体を復帰させる力を変化させることができる。傾倒体を復帰させる力の変化を、操作者は、操作負荷の変化として認識する。即ち、本発明に係る操作装置は、操作負荷を変化させる等、優れた効果を奏する。これにより、操作者は、操作負荷の変化を感得することができる等、優れた効果を奏する。
本願記載の操作装置の外観の一例を示す概略斜視図である。 本願記載の操作装置の内部構造の一例を示す概略斜視図である。 本願記載の操作装置の内部構造の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置が備える操作機構の一例を示す概略分解斜視図である。 本願記載の操作装置が備える動作機構の一例を示す概略分解斜視図である。 本願記載の操作装置が備える操作機構及び駆動機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置が備える操作機構及び駆動機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置が備える操作機構及び駆動機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置が備える動作機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置が備える動作機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置の動作に関する制御構成の一例を概念的に示す概略ブロック図である。 一般的なソレノイドの力学特性の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置の内部構造の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置の動作機構の一例を示す概略分解斜視図である。 本願記載の操作装置が備える操作機構及び動作機構の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置において、押圧部材を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置の外観の一例を示す概略斜視図である。 本願記載の操作装置が備える動作機構及び駆動機構の要部の断面の一例を示す概略断面図である。 一般的なVCMの力学特性の一例を示すグラフである。 本願記載の操作装置の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置の断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載の操作装置に用いられるVCMの力学特性の一例を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本願記載の操作装置は、例えば、操作対象を操作するジョイスティック型のコントローラとして用いられる。ジョイスティック型のコントローラ等の操作装置として用いることにより、コンピュータゲーム用の操作装置の他、各種玩具、各種移動体、各種測定装置、産業用ロボット等の様々な操作対象の操作に用いることが可能である。以下では、本願記載の操作装置をジョイスティック型のコントローラに適用した操作装置CTRについて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本願記載の操作装置CTRの外観の一例を示す概略斜視図である。操作装置CTRは、筐体1を備え、筐体1には、右手及び左手でそれぞれ把持する把持部10が両端に形成されている。両端の把持部10をそれぞれ把持した場合において、上面の指が当たる位置には、略円形状の開口部11が開設されており、開口部11からは、操作対象を操作するための操作機構2の一部が筐体1内から突出している。更に、上面側には、操作者の指にて押下可能な位置に複数の操作ボタン12が配置されている。なお、本願では、説明の便宜上、操作者が、一般的な姿勢で操作する場合に上方に位置する側、即ち、操作ボタン12が配置され、操作機構2が突出している側を上側として説明する。
図2は、本願記載の操作装置CTRの内部構造の一例を示す概略斜視図である。図2は、操作装置CTRから筐体1を外した状態の内部構造を示している。筐体1内には、操作対象を操作するための前述の操作機構2の他、操作機構2を動作させる動作機構3、動作機構3を駆動する駆動機構4等の様々な機構が収容されている。図1に例示した操作装置CTRの筐体1内には、図2に内部構造として例示する装置が2台収容されている。
図3は、本願記載の操作装置CTRの内部構造の一例を示す概略断面図である。図4は、本願記載の操作装置CTRが備える操作機構2の一例を示す概略分解斜視図である。図3は、図2に示すA-Bを通る垂直面で切断した操作装置CTRの内部構造の断面を概略斜視図として示している。図3及び図4を用いて操作機構2について説明する。操作機構2は、操作者から傾倒させる操作を受け付ける傾倒体20を備え、傾倒体20は、軸状体200、球状体201、操作部202及び被押圧部203を有している。軸状体200は、操作を受けて傾倒するスティックであり、球状体201の中心を貫通しており、傾倒体20が回転する場合の中心軸となる。軸状体200は、球状体201の中心を傾倒中心20aとして、基準位置から周囲360度の全方向への傾倒が可能である。筐体1の開口部11から突出した軸状体200の上側(一端側)には、操作を受け付ける操作部202が形成されている。筐体1内に収容された軸状体200の下側(他端側)には、動作機構3からの押圧を受ける被押圧部203が形成されている。操作部202は、略円板状をなす円板部202aを有しており、円板部202aの上面縁部には、回転操作に用いる回転突起202bが形成されている。更に、円板部202aの下方には、球状体201及び球状体201を保持する保持部材21の上方を覆う略球冠状のカバー部202cが形成されている。被押圧部203は、略円板状をなし、中心近傍が平坦で周縁側が球状体201側へ反るよう形成されている。軸状体200は、被押圧部203の円板の中心に連結している。球状体201は、球状体201の外面に沿った形状の凹面が形成された保持部材21に動作可能に保持されており、保持部材21は、上部フレーム22にて筐体1内に固定されている。なお、保持部材21は、動作可能に保持している球状体201において、直行する2方向(X軸方向、Y軸方向)への傾倒角度の変異を検出するX軸角度センサ210及びY軸角度センサ211(図11等参照)を備えている。以上のように構成された操作機構2に対し、操作者は、傾倒体20を傾倒させる操作及び傾倒体20の軸状体200を中心軸として周方向に回転させる操作を行うことができる。
図5は、本願記載の操作装置CTRが備える動作機構3の一例を示す概略分解斜視図である。図3及び図5を用いて動作機構3について説明する。動作機構3は、上部フレーム22の下方に取り付けられた中央フレーム30及び下部フレーム31にて筐体1内に固定されている。中央フレーム30には、略円筒状に形成された中央孔300、中央孔300の周囲の内壁301、内壁301の外側を周回する環状の溝部302が形成されている。中央フレーム30は、被押圧部203に対し、上方の傾倒中心20aへ向かう方向へ押圧する押圧部材32を上下動可能に支持している。押圧部材32は、上部が円板状をなし、下部が円筒状をなしている。押圧部材32は、中央フレーム30に形成された中央孔300を塞ぐように配置されており、上面で被押圧部203に当接する。円筒状をなす下部は、中央フレーム30の溝部302に対し、上下動可能なように若干の遊びを持って遊嵌している。押圧部材32の下部が中央フレーム30の溝部302に遊嵌することにより、溝部302が押圧部材32の上下動を案内し、押圧部材32の動作が安定する。環状の溝部302内には、圧縮コイルバネ等の付勢部材33が溝部302内を周回するように配置されている。付勢部材33は、下端が溝部302の内底面に固定されており、上端で押圧部材32に当接し、押圧部材32を上方へ付勢する。
中央フレーム30は、押圧部材32を上方へ向けて動作させる動作体34を上下動可能に保持している。動作体34は、押圧部材32を押圧する略棒状の棒状押圧体340と、
カム構造により動作する従動カム部材341とを一体化させた部材である。動作体34は、棒状押圧体340が従動カム部材341を上下に貫通するようにして一体化している。棒状押圧体340の上部は、中央フレーム30の中央孔300に挿通されている。上下動する棒状押圧体340の上端側は、略円筒状の上部案内部材35に対して上下動可能に挿通されており、下端側は、略円筒状の下部案内部材36に上下動可能に挿通されている。上部案内部材35は中央フレーム30の中央孔300に嵌合した状態で固定されており、棒状押圧体340の上下動を案内する。下部案内部材36は、下部フレーム31の下端に開設された下端孔310に嵌合した状態で固定されており、棒状押圧体340の上下動を案内する。棒状押圧体340には、圧縮コイルバネ等の復帰バネ37が巻回されている。復帰バネ37は、上端が上部案内部材35に当接し、下端が従動カム部材341の上面に当接しており、従動カム部材341を介して動作体34を下方へ付勢している。
下部フレーム31には、主動カム部材38が水平方向に動作可能に嵌め込まれており、主動カム部材38は、動作体34の従動カム部材341と連携してカム機構を形成する。主動カム部材38は、上面が開放された略箱状をなしている。主動カム部材38の4箇所の側壁のうちの1箇所の側壁には、駆動機構4を取り付ける取付口381が形成されている。主動カム部材38の側壁のうち取付口381が形成された側壁の両側に接する2箇所の側壁には、取付口381に近い方から遠い方へかけて漸次高くなるように傾斜した主動カム面380が形成されている。動作体34の従動カム部材341には、主動カム部材38の主動カム面380に当接した状態で摺動する傾斜した従動カム面341aが形成されている。主動カム部材38と従動カム部材341とが連携したカム構造により、駆動機構4にて水平方向に駆動される主動カム部材38の動作は、動作体34の上下方向の動作として伝達される。具体的には、主動カム部材38が駆動機構4側へ移動すると、動作体34の従動カム部材341は、従動カム面341aが主動カム面380上を摺動しながら上方へ移動する。主動カム部材38が駆動機構4の反対側へ移動すると、復帰バネ37で下方へ付勢された動作体34は下方へ移動する。このようにして動作体34は上下に動作する。動作体34は、上方へ移動することにより、押圧部材32を下方から押圧する。なお、主動カム面380及び従動カム面341aの形成位置を変更し、主動カム部材38が駆動機構4の反対側へ移動すると、動作体34が上方へ移動し、主動カム部材38が駆動機構4側へ移動すると、動作体34が下方へ移動するように構成することも可能である。
図2及び図3を用いて駆動機構4について説明する。駆動機構4は、通電により動作するソレノイド40等のアクチュエータであり、通電されるコイルを備えた駆動部400と、駆動部400により動作するプランジャ401とを備えている。プランジャ401の先端は、主動カム部材38の連結部402に連結されている。駆動部400に通電していない場合、プランジャ401は駆動部400から突出しており、通電すると、プランジャ401は、電流の大きさに応じて駆動部400内に引き込まれるように移動する。
次に、本願記載の操作装置CTRの動作について説明する。図6及び図7は、本願記載の操作装置CTRが備える操作機構2及び動作機構3の断面の一例を示す概略断面図である。図6及び図7は、動作体34が下方に位置し、付勢部材33のみが押圧部材32を上方へ向けて押圧している状態を示している。図6は、操作機構2の傾倒体20が基準位置にある状態を示しており、図7は、操作者の操作を受けて傾倒体20が基準位置から傾倒した状態を示している。付勢部材33に付勢された押圧部材32は、傾倒体20の被押圧部203を下方から上方へ押圧する。図6に示すように傾倒体20が基準位置に位置する場合、押圧部材32は、被押圧部203の平坦な中心近傍に対して球状体201の中心へ向けて押圧するため、傾倒体20は安定した姿勢となる。図7に示すように傾倒体20が傾倒している場合、押圧部材32は、被押圧部203の周縁側に対して球状体201の中心へ向けて押圧するため、傾倒体20が基準位置に復帰する回転方向に力が働く。従って、傾倒体20が基準位置に位置する場合、傾倒体20は安定している。傾倒体20が基準
位置から傾倒した場合、基準位置に復帰する方向に力が働き不安定となる。このため操作者による傾倒させる力が解除されると、傾倒体20は基準位置に復帰する。
図8は、本願記載の操作装置CTRが備える操作機構2及び動作機構3の断面の一例を示す概略断面図である。図8は、動作体34が上方へ移動し、付勢部材33及び動作体34の棒状押圧体340が押圧部材32を上方へ向けて押圧している状態を示している。図8は、操作者の操作を受けて傾倒体20が基準位置から傾倒した状態を示している。駆動機構4に通電することにより、プランジャ401が駆動部400内に引き込まれるように移動する。プランジャ401が移動することにより、プランジャ401に連結された主動カム部材38が駆動機構4側へ移動し、カム機構を形成する従動カム部材341が連動して動作体34が上方へ移動する。動作体34が上方へ移動することにより、押圧部材32を下方から押圧する。従って、駆動機構4に通電することにより、押圧部材32は、付勢部材33及び動作体34の双方から上向きの力を受けることになり、強い力で被押圧部203を下方から押圧することになる。このため、動作体34が下方に位置する場合と比べて、傾倒体20を基準位置に復帰させる力が強くなり、操作者は、傾倒体20を傾倒させるために、より強い力が必要となる。
図9及び図10は、本願記載の操作装置CTRが備える動作機構3の断面の一例を示す概略断面図である。図9は、動作体34が下方に位置する状態を示しており、図10は、動作体34が上方に位置する状態を示している。図9に例示するように駆動機構4に通電されていない状態においては、主動カム部材38が図9に向かって左側に位置しており、動作体34は、復帰バネ37から下方へ押圧されて、下方に位置している。動作体34が下方に位置している場合、動作体34の棒状押圧体340の上端は、押圧部材32から離隔している。駆動機構4に通電されると、図10に例示するように、プランジャ401に連結された主動カム部材38が図10に向かって右側へ移動する。主動カム部材38が右側へ移動すると、カム機構により、動作体34の従動カム部材341は、従動カム面341aが主動カム面380上を摺動しながら上方へ移動し、動作体34として従動カム部材341と一体化している棒状押圧体340も上方へ移動する。棒状押圧体340が上方へ移動すると、図10に例示するように、棒状押圧体340の上端は、押圧部材32を下方から上方へ向けて押圧する。
次に、本願記載の操作装置CTRの動作に関する制御構成について説明する。図11は、本願記載の操作装置CTRの動作に関する制御構成の一例を概念的に示す概略ブロック図である。操作装置CTRは、LSI(Large Scale Integration )、VLSI(Very Large Scale Integration)等の各種制御用チップ、及びROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の各種記録用チップ、並びに各種素子を搭載した制御回路5を備えている。制御回路5は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit )等の制御部50を備え、制御部50は、制御回路5に搭載されたX軸AD変換部51、Y軸AD変換部52、ソレノイドドライバ53、パターン記録部54等の各種構成を制御する。
X軸AD変換部51は、保持部材21が備えるX軸角度センサ210から、X軸角度センサ210が検出した球状体201のX軸方向の傾倒角度の変位を示すアナログ信号の入力を受け付ける回路である。X軸AD変換部51は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号を制御部50へ出力する。Y軸AD変換部52は、保持部材21が備えるY軸角度センサ211から、Y軸角度センサ211が検出した球状体201のY軸方向の傾倒角度の変位を示すアナログ信号の入力を受け付ける回路である。Y軸AD変換部52は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号を制御部50へ出力する。
パターン記録部54は、予め駆動機構4への通電パターンを記録しているメモリである。制御部50は、パターン選択手段55から入力を受け付けた選択信号に基づいて、パターン記録部54に記録している通電パターンを選択し、選択した通電パターンに基づいて駆動機構4を動作させる動作信号を、ソレノイドドライバ53を介して出力する。パターン選択手段55は、例えば、操作装置CTRと接続されたゲーム機にて実行されるソフトウェアに基づくステップであり、ゲームの進行に応じて出力される。また、操作装置CTRが特定の操作を受け付けた場合に、操作装置CTR内で実行されるプログラムに基づくステップがパターン選択手段55として選択信号を出力するようにしてもよい。
制御部50から、動作信号を入力されたソレノイドドライバ53は、適宜、信号の形式を変更して、駆動機構4へ動作信号を出力する。
次に、押圧部材32及び付勢部材33による押圧に関する力学特性について説明する。図12は、一般的なソレノイドの力学特性の一例を示すグラフである。図12は、横軸にストローク長をとり、縦軸に吸引力をとってその関係を示している。図12は、通電によりプランジャを引き込む仕様のソレノイドの幾つかのグレードについて、プランジャの位置(ストローク長)と、プランジャの位置に対応する吸引力との関係を示している。図12に例示する仕様のソレノイドでは、ストローク長が短い程、即ち、プランジャを引き込む程、吸引力が強くなることを示している。本願記載の操作装置CTRは、図12に例示するように、プランジャが突出している位置で力が強く、引き込む程、力が弱くなる仕様のソレノイドを使用する例を示している。
図13乃至図15は、本願記載の操作装置CTRにおいて、押圧部材32を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。図13乃至図15は、横軸に傾倒体20を傾けた傾倒角度に関する変位をとり、縦軸に傾倒に必要な力をとって、その関係を示している。傾倒角度に関する変位とは、傾倒角度そのもの又は傾倒角度に応じて傾倒した被押圧部203により押圧部材32が下方へ押し込まれる距離である。図中細線は、付勢部材33による力の関係を示しており、破線は、駆動機構4のプランジャ401の動作に基づく動作体34による力の関係を示しており、太線は、付勢部材33及び動作体34の合力を示している。
図13は、駆動機構4に通電されていない状態を示している。駆動機構4に通電されていない状態では、動作体34は押圧部材32を押圧していないため、傾倒体20の傾倒に必要な力は、付勢部材33による力と等しく、付勢部材33のバネ定数に応じて、長さに対して一定の割合で増加する。なお、押圧部材32に対しては、プリロードがかかっているため、完全な比例関係ではない。
図14及び図15は、駆動機構4に通電した状態を示しており、図14より図15の方が大きい電流を流した状態である。駆動機構4に用いられるソレノイド40は、通電する電流の大きさに応じてプランジャ401の位置が変位し、図12を用いて説明したように、プランジャ401の位置によって力が変動する。付勢部材33による力は、通電状況に関わらず一定であるが、図14及び図15に例示するように、動作体34の力は通電する電流の大きさにより変化する。従って、付勢部材33及び動作体34の合力となる力も、駆動機構4に通電する電流に応じて変化する。即ち、付勢部材33及び動作体34の合力に対応する傾倒体20の傾倒に必要な力は、駆動機構4への通電により、制御することができる。傾倒体20の傾倒に必要な力は、図11を用いて説明した制御回路5にて制御される。
図16乃至図18は、本願記載の操作装置CTRにおいて、押圧部材32を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。図16乃至図18は、横軸に傾倒体20を傾けた傾
倒角度に対応する変位をとり、縦軸に傾倒に必要な力をとって、その関係を示している。図中細線は、付勢部材33による力の関係を示しており、破線は、駆動機構4のプランジャ401の動作に基づく動作体34による力の関係を示しており、太線は、付勢部材33及び動作体34の合力を示している。図16乃至図18は、駆動機構4に対する通電を、傾倒体20の傾倒角度に応じて制御し、押圧部材32を押圧する力を制御する通電パターンの例を示している。
図16は、動作体34による力が、傾倒角度に応じて増加するように、駆動機構4に対する通電を制御する通電パターンの例を示している。図16の例では、押圧部材32を押圧する力の傾きが、付勢部材33のみによる力の傾きより大きくなっている。従って、操作者は、付勢部材33として用いられる圧縮コイルバネのバネ定数が大きくなったような感触、所謂、バネを強くした感触を感得することになる。
図17は、押圧部材32を押圧する力の合力が、傾倒角度に関わらず一定となるように、駆動機構4に対する通電を制御する通電パターンの例を示している。図17に例示するように制御することで、操作者は、傾倒角度によらず一定の力で傾倒させるような感触を感得することになる。
図18は、押圧部材32を押圧する力の合力が、傾倒角度に応じて小さくなるように、駆動機構4に対する通電を制御する通電パターンの例を示している。図18に例示するように制御することで、操作者は、傾倒させると力が抜けるような感触を感得することになる。
図19は、本願記載の操作装置CTRにおいて、押圧部材32を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。図19は、横軸に傾倒体20を傾けた傾倒角度に対応する変位をとり、縦軸に傾倒に必要な力をとって、その関係を示している。図中細線は、付勢部材33による力の関係を示しており、破線は、駆動機構4のプランジャ401の動作に基づく動作体34による力の関係を示しており、太線は、付勢部材33及び動作体34の合力を示している。図19は、駆動機構4に対する通電を、操作対象を操作するゲームの進行に応じて制御する通電パターンの例を示している。
図19は、傾倒角度が所定の角度になった場合に、動作機構3が動作するように、駆動機構4に体する通電を制御する通電パターンの例を示している。図19に例示するように通電を制御した場合、操作者は、傾倒体20の傾倒角度が一定の角度になるとクリック感のような力を感得することになる。このような制御は、例えば、フライトシミュレータのように、操作角度が一定の角度を超えると衝撃が生じるようなコンピュータゲームに実装することで、操作者に対して、新たな高揚感を与えることが可能となる。
図20は、本願記載の操作装置CTRにおいて、押圧部材32を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。図20は、横軸に時間をとり、縦軸に傾倒に必要な力をとって、その関係を示している。図中細線は、付勢部材33による力の関係を示しており、破線は、駆動機構4のプランジャ401の動作に基づく動作体34による力の関係を示しており、太線は、付勢部材33及び動作体34の合力を示している。図20は、駆動機構4に対する通電を、操作対象を操作するゲームの進行に応じて制御する通電パターンの例を示している。
図20は、例えば、釣りゲームに実装し、前半の一時的な通電による押圧する力の増大により、魚の食い付きを表現し、後半の継続的な通電による押圧する力の増大により、食い付いた魚の引きを表現している。図19及び図20に示すように、本願記載の操作装置CTRは、操作対象を操作するゲームに応じた様々な制御を実現することが可能である。
第1実施形態では、駆動機構4がプランジャ401を吸引した場合に、押圧部材32を押圧するカム機構の形態を例示したが、本発明はこれに限らず、プランジャ401を突出させた場合に、押圧部材32を押圧するようにカム機構を構成することも可能である。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態において、動作体34が、付勢部材33に対して下方から上方の押圧部材32側へ押圧する形態である。第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2実施形態における操作装置CTRの外観は第1実施形態と同様である。
図21は、本願記載の操作装置CTRの内部構造の一例を示す概略断面図である。図22は、本願記載の操作装置CTRの動作機構3の一例を示す概略分解斜視図である。第2実施形態に係る操作装置CTRは、筐体1内に、操作機構2、動作機構3、駆動機構4等の様々な機構が収容されている。筐体1内に収容された操作機構2、動作機構3及び駆動機構4の外観は、第1実施形態と同様であり、図21及び図22は、第1実施形態の図3として示した概略断面図及び図5として示した概略分解斜視図に対応している。第2実施形態に係る操作機構2及び駆動機構4は、第1実施形態と同様である。
図21及び図22を用いて動作機構3について説明する。動作機構3は、中央フレーム30、下部フレーム31、押圧部材32、付勢部材33、動作体34、上部案内部材35、下部案内部材36、復帰バネ37、主動カム部材38等の各種部材の他、付勢部材33を下方から押圧する環状動作板39を備えている。第2実施形態において、中央フレーム30は、中央孔300の上端が塞がれており、中央孔300に固定された上部案内部材35も上端が塞がれている。従って、第2実施形態に係る動作体34は、第1実施形態にて示したように、中央孔300を貫通して押圧部材32を直接押圧することはない。第2実施形態に係る動作体34の従動カム部材341には、上部に、上方へ向けて突出する円柱状の突起状押圧体342が4本形成されている。中央フレーム30において、動作体34の突起状押圧体342に対応する位置には、突起状押圧体342を貫通させる貫通孔(図示せず)が開設されている。動作体34が上方に位置する場合、突起状押圧体342は、貫通孔を貫通し、環状動作板39の下面に当接して、環状動作板39を下方から上方へ押圧する。環状動作板39は、中央フレーム30の環状の溝部302内の内底に、上下方向に移動可能に挿嵌された環状の部材であり、扁平な板状に形成されている。
次に、本願記載の操作装置CTRの動作について説明する。第2実施形態に係る操作機構2の動作は、第1実施形態と略同様である。図23は、本願記載の操作装置CTRが備える操作機構2及び動作機構3の断面の一例を示す概略断面図である。図23は、動作体34が上方へ移動し、付勢部材33が押圧部材32を上方へ向けて押圧し、かつ動作体34の突起状押圧体342が環状動作板39を上方へ向けて押圧している状態を示している。駆動機構4のプランジャ401に連動する主動カム部材38が移動すると、動作体34が上方へ移動し、動作体34の突起状押圧体342が環状動作板39を介して付勢部材33を下方から上方へ押圧し、付勢部材33は、押圧部材32を上方へ押圧し、押圧部材32は、下方から傾倒体20の被押圧部203を球状体201の中心方向へ押圧する。即ち、動作体34は、付勢部材33に対し、押圧部材32に相対する上端の反対側である下端から、押圧部材32側へ向けて押圧する動作を行う。
第2実施形態に係る操作装置CTRの動作に関する制御の構成は、第1実施形態と同様である。図24乃至図26は、本願記載の操作装置CTRにおいて、押圧部材32を下方から押圧する力の一例を示すグラフである。図24乃至図26は、横軸に傾倒体20を傾けた傾倒角度に関する変位をとり、縦軸に傾倒に必要な力をとって、その関係を示してい
る。図中細線は、付勢部材33による力の関係を示しており、破線は、駆動機構4のプランジャ401の動作に基づく動作体34による力の関係を示しており、太線は、付勢部材33及び動作体34の合力を示している。
図24は、駆動機構4に通電されていない状態を示している。駆動機構4に通電されていない状態では、動作体34は押圧部材32を押圧していないため、傾倒体20の傾倒に必要な力は、付勢部材33による力と等しく、付勢部材33のバネ定数に応じて、長さに対して一定の割合で増加する。
図25及び図26は、駆動機構4に通電した状態を示しており、図25より図26の方が大きい電流を流した状態である。第2実施形態では、動作体34は、付勢部材33を介して押圧部材32を押圧する。動作体34からの力が小さい場合、動作体34からの力が付勢部材33より弱くなるため、動作体34は押圧部材32を動かすことができない。従って、押圧部材32を押圧する力は、図15及び図16に例示するように、付勢部材33及び動作体34の力の強い方となる。なお、第2実施形態に係る操作装置CTRにおいても、駆動機構4への通電を制御することにより、操作者に対して、状況に応じた様々な操作感触を感得させることが可能である。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態又は第2実施形態において、操作装置CTRに収容する各種機構の数を変更した形態である。第3実施形態において、第1実施形態又は第2実施形態と同様の構成については、第1実施形態及び第2実施形態と同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。図27は、本願記載の操作装置CTRの外観の一例を示す概略斜視図である。図27に例示するように第3実施形態に係る操作装置CTRは、一つの筐体1内に一つの操作機構2等の各種機構を収容し、片手操作用のコントローラとして形成されている。例えば、産業用ロボットのコントローラに適用する場合、一方の手で本発明に係る操作装置CTRを操作し、他方の手で他の作業をする形態も考えられるため、このような形態は特に有効である。また、左右の手で異なる操作装置CTRを把持するゲームのコントローラとしても有効である。
以上のように、本願記載の操作装置CTRは、ジョイスティック型のコントローラ等の操作装置CTRとして適用され、傾倒した傾倒体20を基準位置へ復帰させる力を制御することが可能である。従って、傾倒体20への傾倒操作に対する操作負荷を制御することが可能であり、操作者は、操作負荷を感得し、操作負荷の変化を認識することが可能である等、優れた効果を奏する。例えば、本願記載の操作装置CTRをゲームのコントローラに適用した場合には、ゲームの進行に応じて操作負荷が変化する演出を行うことが可能である。
また、本願記載の操作装置CTRは、駆動機構4の駆動力を、カム機構を介して動作体34に伝達するため、駆動方向を適宜設計することが可能であり、筐体1の形状及び大きさに制約がある操作装置CTRに組み込むように設計することが可能である。
<第4実施形態>
第4実施形態は、第1実施形態において、カム機構を用いない形態であり、かつ駆動機構4として、ソレノイド40ではなく、VCM(Voice Coil Motor)を利用する形態である。第4実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図28は、本願記載の操作装置CTRが備える動作機構3及び駆動機構4の要部の断面の一例を示す概略断面図である。図28では、動作機構3及び駆動機構4のうち、第4実
施形態において特徴的な要部の断面を簡略化して示している。第4実施形態に係る操作装置CTRでは、動作機構3及び駆動機構4が実質的に一体化している。説明の便宜上、第4実施形態としては、動作する機構を動作機構3とし、動作しない機構を駆動機構4として説明する。
動作機構3は、第1実施形態でも説明した押圧部材32、付勢部材33、棒状押圧体340、復帰バネ37等の各種部材に加え、更に、ボビン343及びVCMを構成する電磁石344を備えている。棒状押圧体340、ボビン343及び電磁石344は、動作体34として一体化されている。図28に例示する形態において、押圧部材32及び動作体34は、一体として上下に動作する。付勢部材33は、上端で押圧部材32に当接し、押圧部材32を上方へ付勢する。復帰バネ37は、棒状押圧体340の下部に形成された張出部340aに上方から当接し、棒状押圧体340を下方へ付勢している。動作体34を構成するボビン343は、上底面を有し、下方が開放された有底円筒状をなし、上底面が押圧部材32の下部に取り付けられている。電磁石344は、ボビン343の外周面に巻回されたコイルであり、通電により磁界を発生させる。
駆動機構4は、軟磁性体金属を用いて形成されたヨーク41を備えている。ヨーク41は、下底面を有し、上側が開放され、側壁が二重の同心円となる略有底円筒状をなしている。詳細には、ヨーク41は、略円盤状の底面板410、底面板410の上面に取り付けられた略円筒状の外側壁411、外側壁411の内側に位置する略円筒状の内側壁412及び底面板410の中心に立設された案内柱413にて構成されている。ヨーク41の外側壁411及び内側壁412の間には、VCMを構成する円筒状の永久磁石42が嵌め込まれている。図28に例示する形態において、円筒状の永久磁石42は、内側面側がN極、外側面側がS極というように、径方向にN極からS極となるように着磁されている。なお、永久磁石42の内側面側をS極とし、外側面側をN極とする等、適宜設計することが可能である。内側壁412は、上端で付勢部材33の下端に接している。ヨーク41の中心に立設された案内柱413は、略円柱状をなし、ボビン343の内側に挿通され、ボビン343の上下動を案内する。ヨーク41の底面板410及び案内柱413の中心には、貫通孔が穿設されており、貫通孔には、棒状押圧体340が上下に移動可能に貫通している。底面板410は、復帰バネ37の上端に接している。
操作装置CTRは、電磁石344及び永久磁石42によりVCMを構成する。動作機構3のコイルに通電して磁界を発生させる電磁石344とすることにより、図中矢印にて示すようにヨーク41等の部材を通る磁気回路が形成され、電磁誘導により、電磁石344に対して上向きの力が働き、押圧部材32が上方へ移動する。押圧部材32は、上方へ移動することにより、傾倒体20の被押圧部203を下方から上方へ向けて押圧する。
図29は、一般的なVCMの力学特性の一例を示すグラフである。図29では、横軸に電磁石のストローク長(移動距離)をとり、縦軸に電磁石に対する力をとってその関係を示している。図29は、VCMの幾つかのグレードについて、移動距離と、電磁石の位置に対応する力との関係を示している。図29に例示する仕様のVCMの力の変化を、図12に例示したソレノイドと比べると、移動距離に対する力の変化は小さく、移動距離に対して力は略一定に近い仕様となっている。
次に、本願記載の操作装置CTRの動作について説明する。図30、図31及び図32は、本願記載の操作装置CTRの断面の一例を示す概略断面図である。図30は、操作機構2の傾倒体20が基準位置にある状態を示しており、図31は、操作者の操作を受けて傾倒体20が基準位置から傾倒した状態を示しており、図32は、更に操作を受けて傾倒体20が傾倒した状態を示している。傾倒体20は傾倒により、押圧部材32を下方へ押圧し、押圧部材32は、付勢部材33の付勢及びVCMの電磁誘導により傾倒体20を上
方へ押圧する。
図33は、本願記載の操作装置CTRに用いられるVCMの力学特性の一例を示すグラフである。図33では、横軸に電磁石344のストローク長をとり、縦軸に電磁石344に対する力をとってその関係を示している。図33において、横軸に示したS0、S1及びS2は、それぞれ図30、図31及び図32に示した状態に対応しており、S0,S1及びS2の位置に対応する電磁石344の力の大きさを「○」にて示している。図33に例示するように、VCMを使用した操作装置CTRでは、上下に移動する動作体34の位置によらず、電磁石344に対する力が略一定となる。
第4実施形態に係る操作装置CTRは、VCMの使用により、移動距離に対する力が略一定であるため、押圧部材32による傾倒体20の被押圧部203を押圧する力の制御が容易である。また、VCMを使用した操作装置CTRは、電流の方向を反転させることにより、押圧部材32に対する力を下向きとすることも可能である。従って、圧縮コイルバネを用いた付勢部材33及び復帰バネ37の一方又は両方を省略し、VCMのみで感触を制御することも可能である。
以上のように、本願記載の操作装置CTRは、ジョイスティック型のコントローラ等の操作装置CTRとして適用され、傾倒した傾倒体20を基準位置へ復帰させる力を制御することが可能である。従って、傾倒体20への傾倒操作に対する操作負荷を制御することが可能であり、操作者は、操作負荷を感得し、操作負荷の変化を認識することが可能である等、優れた効果を奏する。例えば、本願記載の操作装置CTRをゲームのコントローラに適用した場合には、ゲームの進行に応じて操作負荷が変化する演出を行うことが可能である。
また、本願記載の操作装置CTRは、駆動機構4の駆動力を、カム機構を介して動作体34に伝達するため、駆動方向を適宜設計することが可能であり、筐体1の形状及び大きさに制約がある操作装置CTRに組み込むように設計することが可能である。
更に、本願記載の操作装置CTRは、駆動機構4の駆動力を、カム機構を介さずに動作体34に直接伝達するように設計することも可能であり、カム機構を用いない設計とすることにより、全体を小型化し、構造を簡略化することが可能である。
更に、本願記載の操作装置CTRは、駆動機構4として、ソレノイド40、VCM(電磁石344及び永久磁石42)等の様々な機構を用いることが可能である。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他の様々な形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の技術範囲は、請求の範囲によって説明するものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前記実施形態では、ゲームのコントローラに適用する形態について説明したが、本発明はこれに限らず、各種玩具、各種移動体、各種測定装置、産業用ロボット等の様々な操作対象の操作に用いることが可能である。例えば、産業用ロボットのコントローラに適用した場合には、重い荷物に対する操作を行う場合には、操作負荷を大きくする等、操作の状況に応じた制御を行うことが可能である。
また、前記実施形態では、駆動機構4として、ソレノイド40並びに電磁石344及び永久磁石42によるVCMを用いる形態を例示したが、本発明はこれに限らず、動作機構
3を駆動する機構であれば様々な機構を適用することが可能である。例えば、モータ、サーボモータ、リニアモータ等の機構を、動作機構3を駆動する駆動機構4として適用することが可能である。
また、前記実施形態では、傾倒体20を周囲360度の全方向へ傾倒が可能な形態を示したが本発明はこれに限るものではない。具体的には、X軸方向のみへの傾倒を可能とする等、適宜設計することが可能である。また、特定の方向のみへの傾倒に限定する場合、被押圧部203は、必ずしも円板状である必要はなく、傾倒方向にのみ延伸するように形成することが可能である。
CTR 操作装置
2 操作機構
20 傾倒体
20a 傾倒中心
200 軸状体
201 球状体
202 操作部
203 被押圧部
21 保持部材
3 動作機構
32 押圧部材
33 付勢部材
34 動作体
340 棒状押圧体
341 従動カム部材
342 突起状押圧体
344 電磁石(VCM)
38 主動カム部材
39 環状動作板
4 駆動機構
40 ソレノイド
41 ヨーク
42 永久磁石(VCM)
5 制御回路
50 制御部

Claims (4)

  1. 基準位置から傾倒中心を中心として傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状況に応じて、操作対象を操作する操作装置であって、
    前記傾倒体は、前記傾倒中心を通る中心軸に直交する方向への広がりを有する被押圧部を端部に有し、
    前記被押圧部に対し、前記傾倒体が基準位置に位置する場合の前記中心軸に平行で、かつ前記傾倒中心に向かう方向へ押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材に対し、前記傾倒中心に向けて付勢する付勢部材と、
    前記押圧部材を前記傾倒中心に向けて押圧する動作をする動作体と
    前記動作体を動作させる駆動機構と
    を備え
    前記駆動機構は、カム機構を介して前記動作体を動作させる
    ことを特徴とする操作装置。
  2. 基準位置から傾倒中心を中心として傾倒させる操作を受け付ける傾倒体を備え、前記傾倒体の傾倒状況に応じて、操作対象を操作する操作装置であって、
    前記傾倒体は、前記傾倒中心を通る中心軸に直交する方向への広がりを有する被押圧部を端部に有し、
    前記被押圧部に対し、前記傾倒体が基準位置に位置する場合の前記中心軸に平行で、かつ前記傾倒中心に向かう方向へ押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材に対し、前記傾倒中心に向けて付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材に対し、前記押圧部材に相対する側の反対側から、前記押圧部材側へ向けて押圧する動作をする動作体と
    前記動作体を動作させる駆動機構と
    を備え
    前記駆動機構は、カム機構を介して前記動作体を動作させる
    ことを特徴とする操作装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の操作装置であって、
    前記傾倒体は、基準位置から全方向への傾倒が可能であり、
    前記被押圧部は、前記中心軸を中心とし、前記中心軸に直交する方向を径方向とする略円板状をなす
    ことを特徴とする操作装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の操作装置であって、
    前記駆動機構による駆動方向と、前記動作体の動作方向とは、略直交する
    ことを特徴とする操作装置。
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