JP7599281B2 - 予兆検知装置及び予兆検知方法 - Google Patents

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Description

本開示は、突変振動の予兆を検出するための予兆検知装置及び予兆検知方法に関する。
ガスタービン、蒸気タービン、エンジン、ボイラ、航空機、コンプレッサ等の機械では、燃焼器、圧縮機、翼等で燃焼振動や軸振動が生じる場合がある。これらの振動のうち突変傾向のある不安定な振動(突変振動)は、振動増大が生じてから短時間でリミットサイクルに到達する。リミットサイクルに到達すると、トリップに至ったり、機器に大きな負担がかかったりする。
したがって、このような突変振動は早い段階で回避されることが望ましい。しかし、リミットサイクルに達するまでの振動増大は短時間であるため、振動増大を検知した後の制御では突変振動を回避できない場合がある。突変振動を回避するためには、突変振動の発生時より十分に先立ってその予兆を検知することが必要である。
近年、突変振動を事前に検知することを目的とした検知技術が提案されている。例えば、特許文献1には、ガスタービンの燃焼器内の圧力に関連する値を用いて、燃焼振動を検知する装置が開示されている。この装置は、ガスタービンの燃焼器内の圧力に関連する値を取得してネットワークエントロピーを算出し、そのネットワークエントロピーが閾値を下回った場合に燃焼振動の発生を検知するように構成されている。
特開2018-80621号公報
本願発明者が鋭意検討した結果、複数の位置における物理量(例えば圧力)の相関関係が突変振動の予兆の検知において重要であることが判明した。このような相関を示すパラメータを利用すれば、突変振動の予兆を検知することが可能となる。
しかし、特許文献1のように1つの位置における物理量(燃焼器内の圧力に関連する値)の時系列変動データを取得してネットワークエントロピーを算出しても、複数の位置における物理量の相関関係を考慮していないため、突変振動の発生時より十分に先立ってその予兆を検知することは困難である。
上述の事情に鑑みて、本開示は、突変振動の発生時より十分に先立って突変振動を検知することを目的とする。
本開示に係る予兆検知装置は、
検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置され、各位置における物理量を計測するように構成された複数のセンサと、
前記複数のセンサから前記物理量の時系列変動データを取得するためのデータ取得部と、
前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するための演算部と、
前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するための検知部と、
を備える。
本開示に係る予兆検知方法は、
検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置されたセンサが、各位置における物理量を計測するステップと、
複数の前記センサから前記物理量の時系列変動データを取得するステップと、
前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するステップと、
前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するステップと、
を含む。
本開示によれば、突変振動の発生時より十分に先立って突変振動を検知することが可能となる。
一実施形態に係る予兆検知装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る予兆検知装置のセンサの配置例を示す模式図である。 一実施形態に係る予兆検知装置のセンサの配置例を示す概略断面図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知装置が出力する画像データの一例を示す図である。 一実施形態に係る予兆検知方法の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(予兆検知装置)
以下、一実施形態に係る予兆検知装置300について説明する。図1は、一実施形態に係る予兆検知装置300の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、予兆検知装置300は、複数のセンサ200と、突変振動の予兆を検知するための演算処理を実行するように構成された演算処理装置100とを備える。センサ200は、検知対象物における物理量を計測するように構成されたセンサである。
複数のセンサ200は、検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置され、各位置における物理量を計測する。センサ200が計測する物理量は、例えば、圧力、ひずみ、加速度、速度、変位の何れか一つ以上である。なお、センサ200が計測する物理量は、これらの物理量に限られない。センサ200が計測する物理量は、燃焼振動の発生との関連性が高い物理量であればよい。
演算処理装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えるコンピュータである。演算処理装置100では、プロセッサ(CPU)がメモリ(RAM又はROM)に記憶されているプログラムを実行することにより、後述する各種機能を実現する。
以下、演算処理装置100の機能的な構成を説明する。図1に示すように、演算処理装置100は、データ取得部110、演算部120、検知部130、出力部140として機能する。
データ取得部110は、複数のセンサ200から物理量の時系列変動データを取得するように構成される。時系列変動データは、直近過去の単位時間(例えば、1秒間)において複数のタイミング(例えば100個以上のタイミング)でサンプリングした計測データである。
演算部120は、データ取得部110が取得した物理量の時系列変動データから相関を示すパラメータを演算するように構成される。相関を示すパラメータは、センサ200が配置される複数の位置のうち任意の2つの位置における物理量の間の相関を示すパラメータである。
相関を示すパラメータは、相関係数Cijであってもよいし、相関係数Cijをさらに演算加工したデータ(例えば、リンク強度ρ)であってもよい。なお、相関係数Cij及びリンク強度ρについては後述する。また、相関を示すパラメータは、時系列変動データ同士を比較した場合などの変動特性の類似度を示すコヒーレンスであってもよい。また、相関を示すパラメータには、クロスリカレンスプロットの決定論性、秩序変数、Maximal information coefficientなどが適用されてもよい。
検知部130は、演算部120が演算した相関を示すパラメータに基づいて、検知対象物の突変振動の予兆を検知するように構成される。具体的な検知方法については後述する。
出力部140は、検知対象物の振動状態を示す画像データを出力するように構成される。例えば、出力部140は、表示装置(不図示)又は表示部(不図示)に画像データを出力して、画像データを表示させる。画像データの具体例については後述する。なお、出力部140は、音声データ(例えば突変振動の予兆の報知する音声)を出力するように構成されてもよい。この場合、出力部140は、スピーカー等の音声出力装置に音声データを出力するように構成される。
また、出力部140は、検知部130が突変振動の予兆を検知した場合に、所定の信号を出力するように構成されてもよい。所定の信号は、例えば、検知対象物の動作を停止させるための停止信号、検知対象物の出力を低下させるための出力制御信号、ユーザに突変振動の予兆であることを報知するための報知信号等の突変振動の回避に有効な信号である。
また、出力部140は、相関を示すパラメータから推定されるメンテナンスに関する情報を出力するように構成されてもよい。メンテナンスに関する情報は、例えば、交換すべき部品、交換推奨時期、故障の有無等の情報である。このような画像データ、所定の信号、及びメンテナンスに関する情報は、例えば、演算部120の演算結果や検知部130の検知結果に基づいて生成される。
(検知対象物とセンサの配置例)
以下、一実施形態に係る検知対象物とセンサ200の配置例について説明する。図2は、一実施形態に係る予兆検知装置300のセンサ200の配置例を示す模式図である。この図は、ガスタービン20のタービン軸に垂直な方向に沿った断面を示している。図3は、一実施形態に係る予兆検知装置300のセンサ200の配置例を示す概略断面図である。この図は、ガスタービン20のタービン軸に沿った断面を示している。
一実施形態では、予兆検知装置300の検知対象物は、例えば、図2及び図3に示すガスタービン20であってもよい。なお、検知対象物は、ガスタービン20ではなく、例えば、蒸気タービン、エンジン、ボイラ、航空機、コンプレッサ等の機械であってもよい。
図2及び図3に示すように、ガスタービン20は、コンプレッサ7と、燃焼器8と、静翼4と、動翼6とを備える。図2に示すように、燃焼器8は、8つの缶型燃焼器を備える。図2において、8つの缶型燃焼器には、配置位置に応じて♯1~♯8の番号を付する。8つの缶型燃焼器は、図3に示すように、それぞれ燃料ノズル9、内筒2及び尾筒3を有する。センサ200は、燃焼器8の内部の圧力を計測するための圧力センサである。センサ200は、8つの尾筒3のそれぞれに配置される。
なお、この例では、センサ200がガスタービン20の燃焼器8の尾筒3に配置されている。しかし、センサ200の配置は、このような例に限られない。センサ200は、振動モードを観測可能な位置に配置されていればよく、検知対象物の種類によっては、圧縮機、翼、軸受等に配置されてもよい。
(相関を示すパラメータの具体例)
以下、演算部120が演算によって取得する相関を示すパラメータ(相関係数とリンク強度)の具体例について説明する。
まず、データ取得部110が取得した複数のセンサ200位置に対応する物理量の相関関係について説明する。本願発明者によれば、物理量同士の相関関係は、複数の位置のそれぞれをノードとする無向重み付き複雑ネットワークとして解釈することができる。例えば、物理量の相関関係は、隣接行列A(Aはベクトルを示す太字で表現される。以下同じ)として表わすことができる。
次の式(1)で示すように、隣接行列Aは、n×nの正方行列として定義される。隣接行列Aにおいて、任意の行列要素wijは、i番目の物理量とj番目の物理量との相関を示している。nは、物理量の数(すなわちセンサ200の数)に相当する。
Figure 0007599281000001
隣接行列Aにおいて、対角成分であるw11、22、・・・nnの値はゼロであり、対角成分以外の行列要素は、相関係数の大きさを示す値(i行目j列目の行列要素は、相関係数Cijの絶対値)である。すなわち、異なる位置の物理量同士の関係を示す行列要素が相関係数Cijの絶対値であり、同じ位置の物理量同士の関係を示す行列要素はゼロである。また、行と列の番号を交換しても基本的に同じ相関係数となる。例えば、w24とw42は同じ値となる。
図2に示すセンサ200の配置例では、♯1~♯8の8個のノードを有しているため、隣接行列Aが8×8の正方行列となる。例えば、♯2の缶型燃焼器と♯4の缶型燃焼器において計測された物理量の間の相関は、行列要素w24すなわち相関係数C24での絶対値である。
相関を示すパラメータは、各位置における物理量の変動分の相関を示す相関係数Cijであってもよい。相関係数Cijは、例えば、次の式(2)で表される。なお、式(2)は、物理量が圧力である場合の例を示しているが、物理量は圧力以外の物理量であってもよい。
Figure 0007599281000002
ここで、Nは、単位時間(例えば1秒間)当たりのサンプリング数(例えば100個以上)である。p(t)は、i番目の位置の圧力の瞬時値を示し、p(t)は、j番目の位置の圧力の瞬時値を示している。Pは、p(t)の単位時間における時間平均値であり、Pは、p(t)の単位時間における時間平均値である。なお、圧力の瞬時値や時間平均値の代わりに圧力の変動量の瞬時値や時間平均値が適用されてもよい。
相関係数Cijは、2つの位置における物理量の変動パターンが類似する場合には大きな値となり、類似しない場合には小さな値となる。また、相関係数Cijの値は、0以上1以下の範囲内の値となるように正規化されている。そのため、相関係数Cijから相関の強さが判別可能となる。なお、相関係数Cijは、式(2)に示す演算値に限定されず、本質的な意義を損なわない範囲内で適宜変更可能である。
相関を示すパラメータは、リンク強度ρであってもよい。リンク強度ρは、ネットワークの頂点間のつながりの程度を示す指標である。リンク強度ρは、例えば、次の式(3)で表される。nはノードの数である。
Figure 0007599281000003
リンク強度ρの分子は、複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて相関係数Cijを演算し、それらの相関係数の総和を演算した値である。なお、相関係数Cijの総和は、隣接行列Aの成分wijの総和と同じである。
リンク強度ρの分母は、組み合わせの数に相当する。例えば、図2に示すセンサ200の配置例では、♯1~♯8の8個のノードを有しているため、リンク強度ρの分母は56である。この場合、リンク強度ρは、56個の行列要素の総和を56で除算した値であるため、相関係数の総和を正規化した値となる。この場合、0以上1以下の範囲内の値でリンク強度ρが算出されるため、リンク強度ρを定量的に把握できる点で有利である。
(画像データの具体例)
以下、出力部140が出力する画像データの具体例について説明する。例えば、演算部120は、複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて相関係数Cijを演算してもよい。この場合において、出力部140は、複数の位置の各々の位置と、各々の位置の組み合わせ毎に演算された相関係数Cijとを関連付けた画像データを出力してもよい。
図4は、一実施形態に係る予兆検知装置300が出力する画像データの一例を示す図である。この図は、安定燃焼時に表示される画像の一例を示している。図5は、一実施形態に係る予兆検知装置300が出力する画像データの一例を示す図である。この図は、燃焼振動時(燃焼振動には突変振動も含まれる)に表示される画像の一例を示している。図6A、図6B、及び図6Cは、それぞれ一実施形態に係る予兆検知装置300が出力する画像データの一例を示す図である。これらの図は、異なる時刻の画像データを示している。
例えば、画像データは、図4、図5、図6A、図6B、及び図6Cに示すように、複数の位置をノードとして配列して、それらのノード間を、相関係数Cijの大きさに応じて異なる表示形式の線で結んだ図形を示す画像データであってもよい。
例えば、図4、図5、図6A、図6B、及び図6Cに示す図形では、相関係数Cijの大きさが小さい場合には、黒色の線でノード間を結び、相関係数Cijの大きさが大きい場合には、灰色の線でノード間を結んでいる。そのため、安定燃焼時には、図4に示すように、すべての線が黒色である。一方、燃焼振動時には、図5に示すように、すべての線が灰色である。安定燃焼時か燃焼振動時かが曖昧な場合には、図6A、図6B、及び図6Cに示すように、一部の線が灰色で他の線が黒色である。
なお、異なる表示形式は、例えば、色彩、濃淡、太さ、線種(実線、点線、一点鎖線)、表示又は非表示等の何れか一つ以上により、相関係数Cijの大きさを区別可能な表示形式であってもよい。例えば、ノード間を結ぶ線は、相関係数Cijが大きい場合に赤色の線で表示され、相関係数Cijが小さい場合には青色の線で表示されてもよい。例えば、ノード間を結ぶ線は、相関係数Cijが大きい場合に実線で表示され、相関係数Cijが小さい場合には点線で表示されてもよい。
図示の例では、黒色と灰色の2種類の線で相関係数Cijの大きさが区別されている。しかし、幾つかの実施形態では、相関係数Cijの大きさに応じて、段階的に線の表示形式が変化してもよい。また、相関係数Cijの大きさが基準値を超えたか否かによって線の表示形式が変化してもよいし、相関係数Cijの大きさに応じて多段階で線の表示形式が変化してもよい。
画像データが示すノードは、実際の物理量の複数の位置と対応する位置関係で配列されることが好ましい。例えば、図4、図5、図6A、図6B、及び図6Cに示すように、画像データは、ガスタービン20が備える燃焼器8の各々の缶型燃焼器(♯1~♯8)におけるセンサ200の配置を模擬して、ノードを配列した画像データであってもよい。
なお、画像データは、図示の例に限られない。例えば、画像データは、各々の位置における物理量の間の相関係数Cijの大きさは、数値や記号等で示されてもよい。画像データは、例えば、総当たりの表(不図示)のような表示態様で示す画像データであってもよい。
ところで、図6A、図6B、及び図6Cを参照すると、ノードを結ぶ線の色から、主に、♯2、♯3、♯4の間の相関係数C23(C32)、C24(C42)、C34(C43)の大きさが大きいことがわかる。この場合、♯2、♯3、♯4の缶型燃焼器のメンテナンスをすれば、燃焼振動を抑制できる可能性がある。このように、出力部140が出力する画像データから燃焼振動を引き起こす可能性がある部品を特定することも可能である。
例えば、演算部120は、複数の位置(センサ200が配置される位置)から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて相関係数Cijを演算し、演算した相関係数Cijの総和からリンク強度ρを算出してもよい。この場合において、出力部140は、演算部120が演算したリンク強度ρの時間的推移を示す画像データを出力してもよい。
図7は、一実施形態に係る予兆検知装置300が出力する画像データの一例を示す図である。この図は、演算部120が演算したリンク強度ρの時間的推移を示すグラフである。横軸は時間を示し、縦軸はリンク強度ρの大きさを示している。
リンク強度ρは、突変振動時(例えば、時刻Tから時刻Tまでの時間)には1に近い値であり、通常時には0に近い値(例えば0.1程度)である。しかし、リンク強度ρは、突変振動時より前(例えば時刻T、T、T)に通常時より大きな値(例えば、0.3以上の値)を示す場合がある。このような場合に、検知部130又は画像データを見ているオペレータは、突変振動の予兆が発生したと判別してもよい。
(突変振動の予兆検知の具体例)
検知部130は、上述の演算部120の演算結果に基づいて突変振動の予兆を検知する。以下、具体的な検知方法について説明する。
検知部130は、相関係数Cijの大きさに基づいて突変振動の予兆を検知してもよい。この場合、例えば、検知部130は、相関係数Cijの大きさが基準値以上となった場合や、その基準値以上となった相関係数Cijの組み合わせ数が所定数(例えばn/2)を超えた場合に、突変振動の予兆であると判別してもよい。検知部130は、そのような状態の継続時間が基準値を超えた場合に、突変振動の予兆であると判別してもよい。このように、個々の相関係数Cijの大きさ、基準値以上となった相関係数Cijの組み合わせ数、又は状態の継続時間に応じて突変振動の予兆が検知されてもよい。
検知部130は、リンク強度ρに基づいて突変振動の予兆を検知してもよい。この場合、例えば、検知部130は、リンク強度ρの値が基準値を越えたか否かによって、突変振動の予兆か否かを判別してもよい。例えば、図6A、図6B、及び図6Cに示す例では、相関係数Cijの大きさに着目しても、微妙な変化が生じた場合の判別が困難な場合がある。
これに対し、リンク強度ρに着目した検知方法では、判別基準を一意に設定することができる。例えば、図7に示すように、検知部130がリンク強度ρの大きさが基準値(例えば、0.3)以上である場合に突変振動の予兆であると判別する場合、判別が容易である。また、このような構成によれば、複数の位置のすべての組み合わせの相関係数Cijに基づくリンク強度ρを予兆検知に使用しているため、検知対象物の特定の位置間にのみ着目した予兆検知ではなく、検知対象物の全体的な状態を評価した予兆検知が可能となる。
検知部130は、演算部120が演算した相関を示すパラメータ(相関係数Cijやリンク強度ρ)とデータ取得部110が取得した時系列変動データが示す物理量の振幅情報とに基づいて、突変振動の予兆を検知するように構成されてもよい。物理量の振幅情報は、物理量の振幅に関する情報であり、例えば、物理量の変動成分の最大値、物理量の変動成分の二乗平均平方根等を示す情報である。物理量の振幅とは、時間平均値との偏差すなわち変動分の大きさを意味する。なお、物理量の振幅は、基本的に、正弦波や方形波のように振幅や周期が整った波形における振幅のように一定値になることは稀である。
ここで、検知対象物がガスタービン20である場合を一例として説明する。検知部130又は演算部120は、例えば、時系列データが示す物理量(圧力又は温度)の振幅情報を用いて、燃焼温度が低いときのリンク強度ρを高くして、燃焼温度が高いときのリンク強度ρが低くするようにリンク強度ρを補正してもよい。補正は重み付け係数を乗じる計算であってもよい。これにより、突変振動の予兆を示す指標としての信頼性が向上する。
また、リンク強度の補正ではなく、リンク強度ρの妥当性を検証するための材料として時系列データが示す物理量(圧力又は温度)の振幅情報が利用されてもよい。例えば、検知部130は、振幅情報が基準値以上であり、かつリンク強度ρが基準値より高い場合のみ、突変振動の予兆であると判別するように構成されてもよい。
相関係数Cijの補正又は妥当性の検証に物理量の振幅情報が利用されてもよい。すなわち、検知部130の検知方法は、上記のような物理量の振幅情報とリンク強度ρとを組み合わせた検知方法に限られない。なお、出力部140は、このような物理量の振幅情報によって相関を示すパラメータを調整した後の画像データを出力するように構成されてもよい。
例えば、上述した式(1)に示す隣接行列Aの成分wijにおいて、対角成分以外の行列要素は、相関係数Cijの絶対値ではなく、振幅情報に基づいて変換した値であってもよい。例えば、隣接行列Aの対角成分以外の行列要素は、相関係数Cijが0.5以上かつ物理量の振幅の最大値の平均値Pijが0.4以上の条件を満たす場合には1であり、当該条件を満たさない場合には0であってもよい。物理量の振幅の最大値の平均値Pijは、p(t)の最大値とp(t)の最大値とを加算して2で割った値である。
このような隣接行列Aを用いた場合、行列要素が1又は0になる。そのため、出力部140が出力する画像データにおいて、ノード間を結ぶ線は、線の有無(例えば1の場合には線が表示され、0の場合には線が表示されない表示形式)又は2種類の線(例えば1の場合には青色の線が表示され、0の場合には赤色の線が表示される表示形式)で1か0かを区別可能に表示されてもよい。このような物理量の振幅情報を利用すると、突変振動の予兆検知の精度を向上させることが可能となる。
(予兆検知方法)
以下、図8を参照しながら予兆検知方法の具体例について説明する。図8は、一実施形態に係る予兆検知方法の手順を示すフローチャートである。なお、以下に説明する各々の手順において一部又は全部がユーザの手動によって実行されてもよい。以下に説明する予兆検知方法は、上述した予兆検知装置300が実行する処理に対応するように、各々の手順を適宜変形することが可能である。以下の説明では、予兆検知装置300の説明と重複する説明については省略する。
図8に示すように、まず、検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置された複数のセンサ200が、各位置における物理量を計測する(ステップS1)。複数のセンサ200から、各々のセンサ200が計測した物理量の時系列変動データを取得する(ステップS2)。
次に、複数の位置のうち任意の2つの位置における物理量の間の相関を示すパラメータを時系列変動データから演算する(ステップS3)。具体的には、各々の組み合わせの相関係数Cijの大きさ、検知対象物全体でのリンク強度等の相関を示すパラメータを演算する。なお、相関を示すパラメータに加えて、基準値以上となった相関係数Cijの組み合わせ数、その状態の継続時間、物理量の振幅に基づく補正等の演算を行ってもよい。ステップS3において演算した相関を示すパラメータに基づいて、検知対象物の突変振動の予兆を検知する(ステップS4)。
これらのステップS1~S4は、定期的に繰り返し実行されてもよい。これにより、突変振動の予兆を監視することができる。なお、突変振動の予兆が検知された場合には、上述した所定の信号(停止信号や報知信号等)を出力してもよい。また、上述した画像データを出力して、その画像を表示装置等に表示させてもよい。
本開示は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、複数の実施形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、検知対象物がコンプレッサである場合、圧力を計測するための複数のセンサ200がコンプレッサの複数の位置に配置されてもよい。検知対象物が軸流圧縮機である場合、その出口部の周方向に複数のセンサ200が配置されてもよい。検知対象物が遠心圧縮機である場合、環状方向に複数のセンサ200が配置されてもよい。翼振動の突変振動の予兆を検知する場合、翼の根元に複数のセンサ200が配置されてもよい。
軸振動の突変振動の予兆を検知する場合、異なる軸受位置のそれぞれにセンサ200が配置されてもよい。この場合、一次元のセンサ配置であるため、出力部140が出力する画像データは、直線状に複数のノードが配列され、それらの間を線で結ぶ図形を示していてもよい。
検知対象物が蒸気タービンである場合、ひずみゲージがセンサ200として使用されてもよい。例えば、同一段において周方向に沿って配置される蒸気タービンの翼の根元に複数のセンサ200が配置されてもよい。
検知対象物がロケットエンジンである場合、燃焼器は一つだけであるかもしれない。しかし、この場合においても、燃焼器の出口部の周方向に複数のセンサ200を配置して、予兆検知装置300が突変振動の予兆を検出するように構成されてもよい。検知対象物が航空機である場合、予兆検知装置300による突変振動の予兆の検出方法は、そのエンジンに適用されてもよいし、その翼に適用されてもよい。このように燃焼振動が生じる位置の断面の周方向に沿って複数のセンサ200を配置することによって、多様な検知対象物の突変振動の予兆を検出することができる。
(まとめ)
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)本開示に係る予兆検知装置(300)は、
検知対象物(例えばガスタービン20)における複数の位置にそれぞれ配置され、各位置における物理量を計測するように構成された複数のセンサ(200)と、
前記複数のセンサ(200)から前記物理量の時系列変動データを取得するためのデータ取得部(110)と、
前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するための演算部(120)と、
前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するための検知部(130)と、
を備える。
上記(1)に記載の構成によれば、2つの位置間における物理量の相関を示すパラメータに基づいて、検知対象物の突変振動の予兆を検知する。そのため、突変振動の発生時より十分に先立ってその予兆を検知することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の構成において、
前記パラメータは、各位置における前記物理量の変動分の相関を示す相関係数である。
上記(2)に記載の構成方法によれば、各位置における物理量の変動分同士の相関を示す相関係数をパラメータとしているため、予兆検知の判断基準を明確にすることができる。また、相関を示すパラメータの大きさに基づいて、突変振動又はその予兆と関連性が高い位置を推定することも可能となる。このような推定結果は、検知対象物(例えばガスタービン20)のメンテナンスにおいて有益な情報である。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)に記載の構成において、
前記演算部(120)は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の総和からリンク強度を算出し、
前記検知部(130)は、前記リンク強度に基づいて前記突変振動の予兆を検知する。
上記(3)に記載の構成によれば、複数の位置のすべての組み合わせの相関係数に基づくリンク強度を予兆検知に使用しているため、検知対象物(例えばガスタービン20)の特定の位置間にのみ着目した予兆検知ではなく、検知対象物の全体的な状態を評価した予兆検知が可能となる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)又は(3)に記載の構成において、
前記演算部(120)は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、
前記複数の位置の各々の位置と、各々の位置の組み合わせ毎に演算された前記相関係数とを関連付けた画像データを出力するように構成された出力部(140)をさらに備える。
上記(4)に記載の構成によれば、画像データに基づいて、オペレータは、複数の位置間の相関係数の状態を視覚的に把握できる。その結果、突変振動の予兆の有無、突変振動の予兆に関係している位置等の運転監視又はメンテナンスに必要な情報を容易に知ることが可能となる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)に記載の構成において、
前記画像データは、前記複数の位置を複数のノードとして配列して、各ノード間を、前記相関係数の大きさに応じて異なる表示形式の線で結んだ図形を示す画像データである。
上記(5)に記載の構成によれば、画像データに基づいて、オペレータは、複数の位置間の相関係数の状態を一見して把握することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)に記載の構成において、
前記演算部(120)は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の総和からリンク強度を算出し、
前記画像データは、前記リンク強度の時間的な推移を示す画像データである。
上記(6)に記載の構成によれば、オペレータは、リンク強度のトレンドを監視して、突変振動の予兆の有無を確認することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の何れか一つに記載の構成において、
前記検知部(130)は、前記パラメータと前記時系列変動データが示す前記物理量の振幅情報とに基づいて、前記突変振動の予兆を検知する。
上記(7)に記載の構成によれば、検知部(130)は、相関を示すパラメータと時系列変動データが示す物理量の振幅情報とを組み合わせて、突変振動の予兆を検知する。そのため、検出精度を向上させることができる。本願発明者の知見によれば、例えば、検知対象物がガスタービン(20)の場合、同じパラメータ(例えばリンク強度)では、燃焼温度が高いと突変しやすいのに対し、燃焼温度が低いと突変しにくい傾向がある。このような場合において、パラメータ(例えばリンク強度)と物理量の振幅情報とを組み合わせて突変振動の予兆を検知すれば、精度を向上させることができる。
(8)本開示に係る予兆検知方法は、
検知対象物(例えば、ガスタービン20)における複数の位置にそれぞれ配置されたセンサ(200)が、各位置における物理量を計測するステップと、
複数の前記センサ(200)から前記物理量の時系列変動データを取得するステップと、
前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するステップと、
前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するステップと、
を含む。
上記(8)に記載の構成によれば、2つの位置間における物理量の相関を示すパラメータに基づいて、検知対象物(例えば、ガスタービン20)の突変振動の予兆を検知する。そのため、突変振動の発生時より十分に先立ってその予兆を検知することができる。
2 内筒
3 尾筒
4 静翼
6 動翼
7 コンプレッサ
8 燃焼器
9 燃料ノズル
20 ガスタービン
100 演算処理装置
110 データ取得部
120 演算部
130 検知部
140 出力部
200 センサ
300 予兆検知装置

Claims (9)

  1. 検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置され、各位置における物理量を計測するように構成された複数のセンサと、
    前記複数のセンサから前記物理量の時系列変動データを取得するためのデータ取得部と、
    前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するための演算部と、
    前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するための検知部と、
    を備え、
    前記検知対象物は、複数の燃焼器を含むガスタービンであり、
    前記複数のセンサは、それぞれ、前記物理量としての前記複数の燃焼器の内部の圧力を計測するように構成され
    前記パラメータは、各位置における同時刻の前記物理量の変動分の相関を示す相関係数である
    予兆検知装置。
  2. 前記演算部は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の絶対値の総和からリンク強度を算出し、
    前記検知部は、前記リンク強度に基づいて前記突変振動の予兆を検知する
    請求項1に記載の予兆検知装置。
  3. 前記演算部は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、
    前記複数の位置の各々の位置と、各々の位置の組み合わせ毎に演算された前記相関係数とを関連付けた画像データを出力するように構成された出力部をさらに備える
    請求項1又は2に記載の予兆検知装置。
  4. 前記画像データは、前記複数の位置を複数のノードとして配列して、各ノード間を、前記相関係数の大きさに応じて異なる表示形式の線で結んだ図形を示す画像データである
    請求項に記載の予兆検知装置。
  5. 前記演算部は、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の絶対値の総和からリンク強度を算出し、
    前記画像データは、前記リンク強度の時間的な推移を示す画像データである
    請求項3に記載の予兆検知装置。
  6. 前記検知部は、前記パラメータと前記時系列変動データが示す前記物理量の振幅情報とに基づいて、前記突変振動の予兆を検知する
    請求項1乃至の何れか一項に記載の予兆検知装置。
  7. 検知対象物における複数の位置にそれぞれ配置された複数のセンサが、各位置における物理量を計測するステップと、
    前記複数のセンサから前記物理量の時系列変動データを取得するステップと、
    前記複数の位置のうち任意の2つの位置における前記物理量の間の相関を示すパラメータを前記時系列変動データから演算するステップと、
    前記パラメータに基づいて、前記検知対象物の突変振動の予兆を検知するステップと、
    を含み、
    前記検知対象物は、複数の燃焼器を含むガスタービンであり、
    前記物理量を計測するステップでは、前記複数のセンサが、それぞれ、前記物理量としての前記複数の燃焼器の内部の圧力を計測し、
    前記パラメータは、各位置における同時刻の前記物理量の変動分の相関を示す相関係数である
    予兆検知方法。
  8. 前記演算するステップでは、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の絶対値の総和からリンク強度を算出し、
    前記検知するステップでは、前記リンク強度に基づいて前記突変振動の予兆を検知する
    請求項7に記載の予兆検知方法。
  9. 前記演算するステップでは、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、
    前記複数の位置の各々の位置と、各々の位置の組み合わせ毎に演算された前記相関係数とを関連付けた画像データを出力するように構成された出力するステップをさらに含み、
    前記演算するステップでは、前記複数の位置から2つの位置を選んだ場合のすべての組み合わせについて前記相関係数を演算し、演算した前記相関係数の絶対値の総和からリンク強度を算出し、
    前記画像データは、前記リンク強度の時間的な推移を示す画像データである
    請求項7に記載の予兆検知方法。
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