JP7585330B2 - 蛍光体基板の製造方法及び発光基板の製造方法 - Google Patents
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Description
(式2)0.8≦D250/D150≦1.2
本発明の一例である第1~第5実施形態についてこれらの記載順で説明する。次いで、これらの実施形態の変形例について説明する。なお、以下の説明において参照するすべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下、第1実施形態について図1A~図5を参照しながら説明する。まず、本実施形態の発光基板10の構成及び機能について図1A~図1Cを参照しながら説明する。次いで、本実施形態の発光基板10の製造方法について図3A~図3Eを参照しながら説明する。次いで、本実施形態の発光基板10の発光動作について図4を参照しながら説明する。次いで、本実施形態の効果について図4、図5等を参照しながら説明する。
なお、本実施形態の蛍光体基板30は、本実施形態の発光基板10の構成要素であることから、本実施形態の発光基板10の構成及び機能の説明の中で説明する。
図1Aは本実施形態の発光基板10の平面図(表面31A側から見た図)、図1Bは本実施形態の発光基板10の底面図(裏面33A側から見た図)である。図1Cは、図1Aの1C-1C切断線により切断した発光基板10の部分断面図である。
本実施形態の発光基板10は、表面31A側及び裏面33A側から見て、一例として矩形である。また、本実施形態の発光基板10は、複数の発光素子20と、蛍光体基板30と、コネクタ、ドライバIC等の電子部品(図示省略)とを備えている。すなわち、本実施形態の発光基板10は、蛍光体基板30に、複数の発光素子20及び上記電子部品が搭載されたものである。
本実施形態の発光基板10は、コネクタを介して外部電源(図示省略)から給電されると、発光する機能を有する。そのため、本実施形態の発光基板10は、例えば照明装置(図示省略)等における主要な光学部品として利用されるようになっている。
本実施形態の蛍光体基板30は、少なくとも1つの発光素子20が搭載される蛍光体基板30であって、絶縁層32(絶縁基板の一例)と、絶縁層32の表面31(一面の一例)に配置され、少なくとも1つの発光素子20に接合される回路パターン層34と、絶縁層32の表面31側に配置され、少なくとも1つの発光素子20の発光を励起光としたときの発光ピーク波長が可視光領域にある蛍光体を含む蛍光体層36と、絶縁層32と蛍光体層36との間に配置され、かつ、前記蛍光体を含まない層であって、蛍光体層36を支持する支持層35と、を備える。
また、本実施形態の発光基板10は、前述の基本的な構成を有する蛍光体基板30と、少なくとも1つの発光素子20と、を備える。
複数の発光素子20は、それぞれ、一例として、フリップチップLED22(以下、LED22という。)が組み込まれたCSP(Chip Scale Package)である(図1C参照)。複数の発光素子20は、図1Aに示されるように、蛍光体基板30の表面31A側の全体に亘って規則的に並べられた状態で、蛍光体基板30に搭載されている。各発光素子20が発光する光の相関色温度は、一例として3,018Kである。なお、本実施形態では、ヒートシンク(図示省略)や冷却ファン(図示省略)を用いることで、複数の発光素子20の発光動作時に、蛍光体基板30を一例として常温から50℃~100℃に収まるように放熱(冷却)するように構成されている。
また、LED22のジャンクションレベルJLは、蛍光体層36の表面のレベルより高い位置に設定されている。
ここで、本明細書で数値範囲に使用する「~」の意味について補足すると、例えば「50℃~100℃」は「50℃以上100℃以下」を意味する。すなわち、本明細書で数値範囲に使用する「~」は、「『~』の前の記載部分以上『~』の後の記載部分以下」を意味する。
図2Aは、本実施形態の蛍光体基板30の図であって、支持層35及び蛍光体層36を省略して図示した平面図(表面31A側から見た図)である。図2Bは、本実施形態の蛍光体基板30の平面図(表面31A側から見た図)である。なお、本実施形態の蛍光体基板30の底面図は、発光基板10を裏面33A側から見た図と同じである。また、本実施形態の蛍光体基板30の部分断面図は、図1Cの部分断面図から発光素子20を除いた場合の図と同じである。すなわち、本実施形態の蛍光体基板30は、表面31A側及び裏面33A側から見て、一例として矩形である。
なお、図2Aには、後述する複数の電極対34Aと、複数の電極対34A以外の部分である配線部分34Bとの範囲が図示されているが、実際のところ、両者は同じ平面(外表面)に形成されているため、図2Aのように支持層35及び蛍光体層36を除いた図において、両者の境界は存在しない。しかしながら、図2Aは、両者の位置関係を明確化するために、便宜的に、複数の電極対34A及び配線部分34Bの符号を入れた図としている。
以下、本実施形態の絶縁層32の主な特徴について説明する。
形状は、前述のとおり、一例として表面31側及び裏面33側から見て矩形である。
材質は、一例としてビスマレイミド樹脂及びガラスクロスを含む絶縁材である。
厚みは、一例として100μmである。
縦方向及び横方向の熱膨張係数(CTE)は、それぞれ、一例として、50℃~100℃の範囲において10ppm/℃以下である。また、別の見方をすると、縦方向及び横方向の熱膨張係数(CTE)は、それぞれ、一例として、6ppm/Kである。この値は、本実施形態の発光素子20の場合とほぼ同等(90%~110%、すなわち±10%以内)である。
ガラス転移温度は、一例として、300℃よりも高い。
貯蔵弾性率は、一例として、100℃~300℃の範囲において、1.0×1010Paよりも大きく1.0×1011Paよりも小さい。
縦方向及び横方向の曲げ弾性率は、一例として、それぞれ、常態において35GPa及び34GPaである。
縦方向及び横方向の熱間曲げ弾性率は、一例として、250℃において19GPaである。
吸水率は、一例として、23℃の温度環境で24時間放置した場合に0.13%である。
比誘電率は、一例として、1MHz常態において4.6である。
誘電正接は、一例として、1MHz常態において、0.010である。
本実施形態の回路パターン層34は、絶縁層32の表面31に設けられた金属層であって、一例として銅箔層(Cu製の層)であり、コネクタ(図示省略)に接合される端子37と導通している。そして、回路パターン層34は、コネクタを介して外部電源(図示省略)から給電された電力を、発光基板10を構成している状態において複数の発光素子20に供給するようになっている。そのため、回路パターン層34の一部は、複数の発光素子20がそれぞれ接合される複数の電極対34Aとなっている。すなわち、回路パターン層34は、絶縁層32の表面31に配置され、各発光素子20に接続されている。また、別の見方をすると、回路パターン層34は、絶縁層32の表面31に配置され、各電極対34Aの外表面である接合面34A1で各発光素子20に接続されている。
なお、表面31側から見て、絶縁層32の表面31に対して回路パターン層34が占める割合(回路パターン層34の専有面積)は、一例として、絶縁層32の表面31の60%以上である(図2A参照)。また、本実施形態では、回路パターン層34の厚みは一例として175μmである。ただし、各図では、回路パターン層34の厚み、絶縁層32の厚み、蛍光体層36の厚み等の関係が寸法どおりとなっていない。
本実施形態の支持層35は、前述のとおり、絶縁層32の表面31における、回路パターン層34が配置されている部分以外の部分に配置されて、蛍光体層36の一部を支持している(図1C及び図3E参照)。ここで、支持層35が支持している蛍光体層36の一部とは、蛍光体層36のうち回路パターン層34の外表面に配置されている部分以外の部分のことを意味する。なお、図1C、図3E等に示されるように、支持層35の厚みは、一例として、回路パターン層34の厚みと同じに設定されているが、これに限らず薄く設定されてもよいし、逆に厚く設定されてもよい。
なお、前述のとおり、支持層35は、絶縁層32と蛍光体層36との間に配置されている(図1C、図3E等参照)。また、支持層35が白色顔料を含むことの技術的意義については、後述する第1実施形態の効果の説明の中で説明する。
本実施形態の蛍光体層36は、図2B及び図3Eに示されるように、一例として、支持層35の絶縁層32と反対側の面(図示で上側の面)、及び、回路パターン層34における非接合面34B1に配置されている。別の見方をすると、蛍光体層36は、支持層35及び回路パターン層34の電極対34Aを残して、絶縁層32の表面31側を覆うように配置されている。本実施形態では、表面31側から見て、絶縁層32の表面31に対して蛍光体層36が占める割合は、一例として、絶縁層32の表面31の面積に対して80%以上となっている。
なお、蛍光体層36における絶縁層32の厚み方向の外側の面(外表面)は、回路パターン層34における絶縁層32の厚み方向の外側の面(外表面)よりも当該厚み方向の外側に位置している(図1C及び図3E参照)。また、蛍光体層36における、支持層35に配置されている部分の外表面及び回路パターン層34に配置されている部分の外表面は、一例として、同じ高さ、すなわち絶縁層32の厚み方向の同じ位置に位置している(図3E参照)。
(式1)0.8≦D250/D150≦1.2
すなわち、本実施形態では、白色顔料を構成する複数の白色粒子のメジアン径(D50)が蛍光体を構成する複数の蛍光体粒子のメジアン径(D50)に対して80%以上120%以下の範囲となるように設定されている。
ここで、本実施形態の蛍光体層36に含まれる蛍光体は、一例として、Euを含有するα型サイアロン蛍光体、Euを含有するβ型サイアロン蛍光体、Euを含有するCASN蛍光体及びEuを含有するSCASN蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも1種の蛍光体である。なお、前述の蛍光体は、本実施形態での一例であり、YAG、LuAG、BOSその他の可視光励起の蛍光体のように、前述の蛍光体以外の蛍光体であってもよい。
本実施形態の裏面パターン層38は、絶縁層32の裏面33に設けられた金属層であって、一例として銅箔層(Cu製の層)である。
裏面パターン層38は、図1Bに示されるように、絶縁層32の長手方向に沿って直線状に並べられた複数の矩形部分の列が、短手方向に沿って複数列並べられた層となっている。なお、隣り合う2つの列同士は、長手方向おいて位相をずらしたような状態で配置されている。また、裏面パターン層38は、一例として、独立フローティング層である。
なお、裏面パターン層38は、一例として、絶縁層32の厚み方向から見て表面31に配置されている回路パターン層34の80%以上の領域と重なっている。
次に、本実施形態の発光基板10の製造方法について図3A~図3Eを参照しながら説明する。本実施形態の発光基板10の製造方法は第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を含んでおり、各工程はこれらの記載順で行われる。
本実施形態の蛍光体基板30の製造方法は、絶縁層32(絶縁基板の一例)の表面31(一面の一例)に、少なくとも1つの発光素子20に接合される回路パターン層34を形成する第1工程(回路パターン層形成工程)と、絶縁層32の表面31側に、少なくとも1つの発光素子20の発光を励起光としたときの発光ピーク波長が可視光領域にある蛍光体を含む蛍光体層36を形成する第3工程(蛍光体層形成工程)と、絶縁層32と蛍光体層36との間に、前記蛍光体を含まない層であって蛍光体層36を支持する支持層35を形成する第2工程(支持層形成工程)と、を含み、蛍光体層形成工程は、支持層35に蛍光体層36を積層させる。
本実施形態の発光基板10の製造方法は、前述の本実施形態の蛍光体基板30の製造方法と、回路パターン層34に少なくとも1つの発光素子20を接合する第5工程(接合工程)と、を含む。
図3Aは、第1工程の開始時及び終了時を示す図である。第1工程(回路パターン層形成工程の一例)は、マザーボードMB(すなわち絶縁層32)の表面31側に回路パターン層34を、裏面33側に裏面パターン層38を形成する工程である。本工程は、例えばマスクパターン(図示省略)を用いたエッチングにより行われる。
図3Bは、第2工程の開始時及び終了時を示す図である。第2工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32と第3工程で形成される蛍光体層36との間に、蛍光体を含まない層であって第3工程で形成される蛍光体層36を支持する支持層35を形成する工程である。本工程では、絶縁層32の表面31における、回路パターン層34が配置されている部分以外の部分に白色塗料(図示省略)を塗布して、支持層35を形成する。ここで、白色塗料とは支持層35を構成する白色顔料(複数の白色粒子の集合体)及びバインダーに溶剤を加えた塗料であり、塗布された白色塗料の層は硬化後に支持層35となる。その結果、本工程が終了すると、支持層35として、白色顔料を含む単層構造の層が形成される。また、本工程では、硬化後の白色塗料の層の厚み、すなわち、支持層35の厚みが回路パターン層34の厚みよりも薄くなるように、白色塗料が塗布される。
なお、本工程により形成される支持層35は、絶縁層32の厚み方向に白色塗料を1回で塗布しても、複数回塗布して形成してもよい。
図3Cは、第3工程の開始時及び終了時を示す図である。第3工程(蛍光体層形成工程の一例)は、絶縁層32の表面31側に、蛍光体塗料(図示省略)を塗布して、蛍光体層36を形成する工程である。具体的には、本工程では、第2工程で形成した支持層35の外表面及び回路パターン層34の外表面に蛍光体塗料を塗布する。すなわち、本工程では、支持層35に蛍光体層36の一部を積層させる。また、本工程では、蛍光体層36が支持層35の外表面及び回路パターン層34の外表面に形成されるが、蛍光体層36は、一例として、その外表面が平坦となるように形成される。また、本工程では、蛍光体層36における支持層35の外表面に配置される部分の厚みが支持層35の厚みよりも薄くなるように、蛍光体層36が形成される。
図3Dは、第4工程の開始時及び終了時を示す図である。第4工程は、蛍光体層36の一部を除去して、回路パターン層34のすべての接合面34A1を露出させる工程である。ここで、蛍光体塗料のバインダーが例えば熱硬化性樹脂である場合は、加熱により蛍光体塗料を硬化させた後に2次元レーザー加工装置(図示省略)を用いて蛍光体層36における各接合面34A1上の部分に選択的にレーザー光を照射する。その結果、蛍光体層36における各接合面34A1上の部分がアブレーションされて、各接合面34A1が露出する。
以上の結果、本実施形態の蛍光体基板30が製造される。
なお、本工程は、上記の方法の他に、例えば、以下の方法により行ってもよい。蛍光体塗料のバインダーが例えばUV硬化性樹脂(感光性樹脂)である場合、各接合面34A1と重なる部分(塗料開口部)にマスクパターンをかけて、UV光を露光し、当該マスクパターン以外をUV硬化させ、非露光部(未硬化部)を樹脂除去液により取り除くことで、各接合面34A1を露出させる。その後、一般的には、熱をかけてアフターキュアを行う(写真現像法)。また、第3工程及び第4工程に換えて、予め開口部が設定されたスクリーンマスク(図示省略)を用いたスクリーン印刷により蛍光体層36を形成してもよい(スクリーン印刷法)。この場合、スクリーンマスクにおける接合面34A1に重なる部分の蛍光体塗料開口部を根詰まりさせておけばよい。
本工程が終了すると、蛍光体基板30が製造される。
図3Eは、第5工程の開始時及び終了時を示す図である。第5工程(接合工程の一例)は、蛍光体基板30に複数の発光素子20を搭載する工程である。本工程は、蛍光体基板30の蛍光体層36が凹状に取り除かれて露出した各接合面34A1にはんだペーストSPを印刷し、各接合面34A1に複数の発光素子20の各電極を位置合わせした状態ではんだペーストを溶かす。その後、はんだペーストSPが冷却され固化すると、各電極対34A(各接合面34A1)に各発光素子20が接合される。なお、本工程は、一例として、リフロー工程により行われる。
本工程が終了すると、発光基板10が製造される。
次に、本実施形態の発光基板10の発光動作について図4を参照しながら説明する。ここで、図4は、本実施形態の発光基板10の発光動作を説明するための図である。
以下、出射された光Lの進行方向に分けて光Lの挙動について説明する。
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
第1の効果については、本実施形態を以下に説明する比較形態(図5参照)と比較して説明する。ここで、比較形態の説明において、本実施形態と同じ構成要素等を用いる場合は、その構成要素等に本実施形態の場合と同じ名称、符号等を用いることとする。図5は、比較形態の発光基板10aの発光動作を説明するための図である。比較形態の発光基板10a(複数の発光素子20を搭載する基板30a)は、蛍光体層36を備えていない点以外は、本実施形態の発光基板10(蛍光体基板30)と同じ構成とされている。
第2の効果については、本実施形態を比較形態(図5参照)と比較して説明する。比較形態の場合、図5に示されるように、各発光素子20の配置間隔に起因して外部に照射される光Lに斑が発生する。ここで、光Lの斑が大きいほど、グレアが大きいという。
これに対して、本実施形態の蛍光体基板30の表面31A側は、図2Bに示されるように、各接合面34A1以外の部分に蛍光体層36が全体的に設けられている。そのため、本実施形態の発光基板10では、各接合面34A1の周囲(各発光素子20の周囲)からも励起光が発光される。
したがって、本実施形態によれば、比較形態に比べて、グレアを小さくすることができる。
なお、本効果は、蛍光体層36が絶縁層32の全面に亘って設けられている場合、具体的には、表面31側から見て、絶縁層32の表面31に対して蛍光体層36が占める割合が表面31の80%以上である場合により効果的となる。
本実施形態の場合、蛍光体層36の一部が支持層35に支持されている(図1C及び図3E参照)。ここで、支持層35を構成する白色顔料は蛍光体層36を構成する蛍光体よりも安価であることから、支持層35を形成するための白色塗料は蛍光体塗料よりも安価である。
したがって、本実施形態の蛍光体基板30は、支持層35が蛍光体層36で形成されている場合に比べて、安価である。これに伴い、本実施形態の蛍光体基板30の製造方法は、支持層35が蛍光体層36で形成されている蛍光体基板の製造方法に比べて、蛍光体基板30の製造コストが安価である。
なお、本実施形態の発光基板10の場合、複数のLED22の発光時の発熱及び励起する蛍光体層36の発熱の影響を考慮し、例えば、回路パターン層34の厚みを通常の回路基板よりも厚く(一例として175μm)設定している。そのうえで、本実施形態の場合、蛍光体層36の外表面を回路パターン層34の外表面よりも絶縁層32の厚み方向の外側に設定している。本効果は、本実施形態のような以上の構成の場合に顕著となる。
また、本実施形態の場合、前述のとおり、蛍光体層36の厚みは支持層35の厚みよりも薄い。
したがって、本実施形態の蛍光体基板30は、蛍光体層36の厚みが支持層35の厚み以下の場合に比べて、安価である。これに伴い、本実施形態の蛍光体基板30の製造方法は、蛍光体層36の厚みが支持層35の厚み以下の蛍光体基板の製造方法に比べて、蛍光体基板30の製造コストが安価である。
本実施形態の場合、前述のとおり、支持層35は白色顔料を含む。そのため、本実施形態によれば、可視光とされる励起光の全波長領域の反射効果を高めることができる。
本実施形態の場合、D150とD250とは、下記の(式1)の関係を有する。
(式1)0.8≦D250/D150≦1.2
以上の構成により、各層の微粒子(複数の蛍光体粒子及び複数の白色粒子)のメジアン径の差が比較的小さく設定されている。
したがって、本実施形態の蛍光体基板30は、支持層35と蛍光体層36との熱膨張係数(CTE)の差が小さくなる結果、それらの界面に生じる応力が低減されている。
また、以上が、第1実施形態についての説明である。
次に、第2実施形態について図6及び図7A~図7Dを参照しながら説明する。以下、本実施形態における、第1実施形態(図1C、図3A~図3E等参照)と異なる部分のみについて説明する。
本実施形態の蛍光体基板30A(図6参照)は、第1実施形態の蛍光体基板30(図1C参照)に対して、支持層35が回路パターン層34の非接合面34B1にも配置されている点で異なる。なお、支持層35は、絶縁層32の表面31の一部及び回路パターン層34の非接合面34B1に形成されているが、その外表面は平坦となっている。
次に、本実施形態の蛍光体基板30Aの製造方法について、図7A~図7Dを参照しながら説明する。本実施形態の発光基板10Aの製造方法は第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を含んでおり、各工程はこれらの記載順で行われる。
本工程は、第1実施形態の場合と同じである(図3Aを援用)。
図7Aは、第2工程の開始時及び終了時を示す図である。第2工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32と第3工程で形成される蛍光体層36との間に、蛍光体を含まない層であって第3工程で形成される蛍光体層36を支持する支持層35を形成する工程である。本工程では、絶縁層32の表面31における、回路パターン層34が配置されている部分以外の部分及び回路パターン層34の外表面全域に白色塗料(図示省略、第1実施形態の場合と同じ)を塗布し、外表面が全域で平坦となるように支持層35を形成する。本工程が終了すると、支持層35として、白色顔料を含む単層構造の層が形成される。
図7Bは、第3工程の開始時及び終了時を示す図である。第3工程(蛍光体層形成工程の一例)は、絶縁層32の表面31側に、蛍光体塗料(図示省略)を塗布して、蛍光体層36を形成する工程である。具体的には、本工程では、第2工程で形成した支持層35の外表面に蛍光体塗料を塗布する。
図7Cは、第4工程の開始時及び終了時を示す図である。第4工程は、蛍光体層36の一部及び支持層35の一部を除去して、回路パターン層34のすべての接合面34A1を露出させる工程である。接合面34A1を露出する工程は、第1実施形態と同様の工程において、レーザー光照射により除去方法や、写真印刷法、スクリーン印刷法などの手法を適宜選択して行う。本工程が終了すると、蛍光体基板30Aが製造される。
図7Dは、第5工程の開始時及び終了時を示す図である。第5工程(接合工程の一例)は、蛍光体基板30に複数の発光素子20を搭載する工程である。この工程は、第1実施形態の図3Eで説明した工程と同様にして、リフロー処理によって、各接合面34A1にはんだペーストSPを印刷し各接合面34A1に複数の発光素子20を搭載し接合する。本工程が終了すると、発光基板10Aが製造される。
次に、本実施形態の発光基板10Aの発光動作について説明する。本実施形態の発光基板10Aの発光動作は、基本的に第1実施形態の場合と同様である。しかしながら、本実施形態の発光基板10Aは、第1実施形態の場合と異なり、回路パターン層34における非接合面34B1が支持層35で被覆されている。そのため、蛍光体層36での励起光のうち回路パターン層34に向かった励起光は、支持層35により反射される。
本実施形態の場合、第1実施形態の場合と異なり、蛍光体層36の全領域が白色顔料を含む支持層35により支持されている。そのため、本実施形態によれば、蛍光体層36の全領域において、可視光とされる励起光の全波長領域の反射効果を高めることができる。
本実施形態のその他の効果は、第1実施形態の場合と同様である。
また、以上が、第2実施形態についての説明である。
次に、第3実施形態について図8及び図9A~図9Eを参照しながら説明する。以下、本実施形態における、第2実施形態(図6等参照)と異なる部分のみについて説明する。
本実施形態の蛍光体基板30B(図8参照)は、第2実施形態の蛍光体基板30A(図6参照)に対して、支持層35Bが多層構造である点で異なる。具体的には、本実施形態の支持層35Bは、第1層35B1(基層の一例)と、第2層35B2(隣接層の一例)とで構成されている。第1層35B1は、絶縁層32の表面31における回路パターン層34が形成されている部分以外の部分に配置されている。そして、第1層35B1の厚みは、回路パターン層34の厚みよりも薄い。第2層35B2は、第1層35B1及び回路パターン層34の非接合面34B1に配置されている。ここで、第1層35B1は、白色顔料を含まない層であり、一例として第1実施形態及び第2実施形態の支持層35から白色顔料を除いた層である。また、第2層35B2は、その一部が第1層35B1と蛍光体層36との間に配置され、残りの一部が回路パターン層34と蛍光体層36との間に配置されている。すなわち、第2層35B2は、蛍光体層36に隣接する層である。第2層35B2は、白色顔料を含む層であり、一例として第1実施形態及び第2実施形態の支持層35と同じ材質である。第2層35B2の厚みは、一例として第1層35B1の厚みよりも薄い。以上の構成より、第1層35B1は、絶縁層32と第2層35B2との間に配置されている。また、本実施形態の支持層35Bの厚みは、一例として蛍光体層36の厚みよりも薄い。
次に、本実施形態の蛍光体基板30Bの製造方法について、図9A~図9Eを参照しながら説明する。本実施形態の発光基板10Bの製造方法は第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を含んでおり、各工程はこれらの記載順で行われる。
本工程は、第1実施形態の場合と同じである(図3Aを援用)。
図9Aは第2工程の開始時及び前半の終了時を示す図であり、図9Bは第2工程の前半の終了時(後半の開始時)及び後半の終了時(終了時)を示す図である。第2工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32と第3工程で形成される蛍光体層36との間に、支持層35B(第1層35B1及び第2層35B2)を形成する工程である。すなわち、本工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32に、蛍光体を含まない層であって第3工程で形成される蛍光体層36を支持する支持層35Bを形成する工程である。本工程は、図9Aに示される前半の工程と、図9Bに示される後半の工程とに分けられる。
次いで、後半の工程では、前半の工程で形成した第1層35B1及び回路パターン層34の非接合面34B1の外表面全域に第2層35B2の元となる白色塗料(図示省略、第1実施形態の場合と同じ)を塗布し、外表面が全域で平坦な第2層35B2を形成する(図9B参照)。
そして、本工程が終了すると、絶縁層32の表面31における、回路パターン層34が配置されている部分以外の部分に、多層構造である支持層35B(第1層35B1及び第2層35B2)が形成される。
図9Cは、第3工程の開始時及び終了時を示す図である。第3工程(蛍光体層形成工程の一例)は、絶縁層32の表面31側に、蛍光体塗料(図示省略)を塗布して、蛍光体層36を形成する工程である。具体的には、本工程では、第2工程で形成した支持層35Bの外表面(第2層35B2の外表面)に蛍光体塗料(図示省略)を塗布する。
図9Dは、第4工程の開始時及び終了時を示す図である。第4工程は、蛍光体層36の一部及び支持層35Bの一部を除去して、回路パターン層34のすべての接合面34A1を露出させる工程である。接合面34A1を露出させる工程は、第1、第2実施形態と同様の工程において、レーザー光照射により除去方法や、写真印刷法、スクリーン印刷法などの手法を適宜選択して行う。本工程が終了すると、蛍光体基板30Bが製造される。
図9Eは、第5工程の開始時及び終了時を示す図である。第5工程(接合工程の一例)は、蛍光体基板30Bに複数の発光素子20を搭載する工程である。この工程は、第1及び第2実施形態の図3E、図7Dで説明した工程と同様にして、リフロー処理によって、各接合面34A1にはんだペーストSPを印刷し各接合面34A1に複数の発光素子20を搭載し接合する。
本工程が終了すると、発光基板10Bが製造される。
本実施形態の発光基板10Bの発光動作は、基本的に第2実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の発光基板10Bの発光動作についての説明である。
本実施形態の蛍光体基板30Bは、第2実施形態の蛍光体基板30A(図6参照)と同様に、蛍光体層36の全領域が白色顔料を含む支持層35Bにより支持されている。具体的には、蛍光体層36は支持層35Bを構成する第2層35B2上に配置されている。そのため、本実施形態によれば、蛍光体層36の全領域において、可視光とされる励起光の全波長領域の反射効果を高めることができる。
また、本実施形態の蛍光体基板30Bは、第2実施形態の蛍光体基板30A(図6参照)と異なり、支持層35Bの下側の部分が白色顔料を含まない第1層35B1で構成されている。そのため、本実施形態の蛍光体基板30Bは、第2実施形態の蛍光体基板30Aに比べて、安価である。
本実施形態のその他の効果は、第1実施形態及び第2実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の効果についての説明である。
次に、第4実施形態について図10及び図11A~図11Eを参照しながら説明する。以下、本実施形態における、第2実施形態(図6等参照)と異なる部分のみについて説明する。
本実施形態の蛍光体基板30C(図10参照)は、第2実施形態の蛍光体基板30A(図6参照)と異なり、回路パターン層34の接合面34A1が非接合面34A2よりも絶縁層32の厚み方向外側に位置している。別言すると、本実施形態の場合、第2実施形態の場合と異なり、各電極対24Aが配線部分34Bよりも絶縁層32の厚み方向外側に突出している。
次に、本実施形態の蛍光体基板30Cの製造方法について、図11A~図11Eを参照しながら説明する。本実施形態の発光基板10Cの製造方法は第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を含んでおり、各工程はこれらの記載順で行われる。
図11Aは、第1工程の開始時及び終了時を示す図である。第1工程は、マザーボードMBの表面31側に回路パターン層34を、裏面33側に裏面パターン層38を形成する工程である。
なお、本工程で回路パターン層34を形成する場合、まずマザーボードMBの表面31側に厚み方向から見て回路パターン層34と同じ形状のパターンを例えばマスクパターン(図示省略)を用いたエッチングにより形成する。次いで、当該パターンの一部(配線部分34Bに相当する部分)を例えばマスクパターン(図示省略)を用いたエッチングによりハーフハッチ(厚み方向の途中までエッチング)する。
図11Bは、第2工程の開始時及び前半の終了時を示す図である。第2工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32と第3工程で形成される蛍光体層36との間に、支持層35Cを形成する工程である。本工程では、絶縁層32の表面31における、回路パターン層34が配置されている部分以外の部分及び回路パターン層34の非接合面34B1の外表面全域に白色塗料(図示省略、第1実施形態の場合と同じ)を塗布し支持層35Cを形成する。この場合、本工程では、すべての電極対34Aが支持層35Cの外表面よりも突出した状態で、支持層35Cの外表面が全域で平坦となるようにする。本工程が終了すると、支持層35Cとして、白色顔料を含む単層構造の層が形成される。
図11Cは、第3工程の開始時及び終了時を示す図である。第3工程(蛍光体層形成工程の一例)は、絶縁層32の表面31側に、蛍光体塗料(図示省略)を塗布して、蛍光体層36を形成する工程である。具体的には、本工程では、第2工程で形成した支持層35Cの外表面に蛍光体塗料(図示省略)を塗布する。この場合、本工程では、すべての電極対34Aが蛍光体層36に被覆されるように蛍光体層36を形成する。
図11Dは、第4工程の開始時及び終了時を示す図である。第4工程は、蛍光体層36の一部を除去して、回路パターン層34のすべての接合面34A1を露出させる工程である。接合面34A1を露出させる工程は、第1~第3実施形態と同様の工程において、レーザー光照射により除去方法や、写真印刷法、スクリーン印刷法などの手法を適宜選択して行う
本工程が終了すると、蛍光体基板30Cが製造される。
図11Eは、第5工程の開始時及び終了時を示す図である。第5工程(接合工程の一例)は、蛍光体基板30Cに複数の発光素子20を搭載する工程である。この工程は、第1~第3実施形態の図3E、図7D、図9Eで説明した工程と同様にして、リフロー処理によって、各接合面34A1にはんだペーストSPを印刷し各接合面34A1に複数の発光素子20を搭載し接合する。本工程が終了すると、発光基板10Cが製造される。
本実施形態の発光基板10Cの発光動作は、基本的に第2実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の発光基板10Cの発光動作についての説明である。
本実施形態の効果は、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の効果についての説明である。
次に、第5実施形態について図12及び図13A~図13Eを参照しながら説明する。以下、本実施形態における、第4実施形態(図10等参照)と異なる部分のみについて説明する。
本実施形態の蛍光体基板30D(図12参照)は、第4実施形態の蛍光体基板30C(図10参照)と異なり、支持層35Dが多層構造である点で異なる。具体的には、本実施形態の支持層35Dは、第1層35D1(基層の一例)と、第2層35D2(隣接層の一例)とで構成されている。第1層35D1は、絶縁層32の表面31における回路パターン層34が形成されている部分以外の部分に配置されている。そして、第1層35D1の厚みは、回路パターン層34の厚みよりも薄い。第2層35D2は、第1層35D1及び回路パターン層34の非接合面34B1に配置されている。ここで、第1層35D1は、白色顔料を含まない層であり、一例として、第3実施形態の第1層35B1と同じ層である。また、第2層35D2は、その一部が第1層35D1と蛍光体層36との間に配置され、残りの一部が回路パターン層34と蛍光体層36との間に配置されている。すなわち、第2層35D2は、蛍光体層36に隣接する層である。第2層35D2は、白色顔料を含む層であり、一例として第3実施形態の第2層35B2と同じ材質である。第2層35D2の厚みは、一例として第1層35D1の厚みよりも薄い。以上の構成より、第1層35D1は、絶縁層32と第2層35D2との間に配置されている。また、本実施形態の支持層35Dの厚みは、一例として蛍光体層36の厚みよりも薄い。
次に、本実施形態の蛍光体基板30Dの製造方法について、図13A~図13Eを参照しながら説明する。本実施形態の発光基板10Dの製造方法は第1工程、第2工程、第3工程、第4工程及び第5工程を含んでおり、各工程はこれらの記載順で行われる。
本工程は、第4実施形態の場合と同じである(図11Aを援用)。
図13Aは第2工程の開始時及び前半の終了時を示す図であり、図13Bは第2工程の前半の終了時(後半の開始時)及び後半の終了時(終了時)を示す図である。第2工程(支持層形成工程の一例)は、絶縁層32と第3工程で形成される蛍光体層36との間に、支持層35Dを形成する工程である。すなわち、本工程は、絶縁層32に、蛍光体を含まない層であって第3工程で形成される蛍光体層36を支持する支持層35Dを形成する工程である。本工程は、図13Aに示される前半の工程と、図13Bに示される後半の工程とに分けられる。
次いで、後半の工程では、前半の工程で形成した第1層35D1及び回路パターン層34の非接合面34B1の外表面全域に第2層35D2の元となる白色塗料(図示省略、第1実施形態の場合と同じ)を塗布し、第2層35D2を形成する(図13B照)。この場合、本工程では、すべての電極対34Aが第1層35D1の外表面よりも絶縁層32の外表面から突出した状態で、支持層35Dの外表面が全域で平坦となるようにする。本工程が終了すると、多層構造の支持層35Dが形成される。
図13Cは、第3工程の開始時及び終了時を示す図である。第3工程(蛍光体層形成工程の一例)は、絶縁層32の表面31側に、蛍光体塗料(図示省略)を塗布して、蛍光体層36を形成する工程である。本工程は、基本的に第4実施形態の場合と同じように行われる。
図13Dは、第4工程の開始時及び終了時を示す図である。第4工程は、蛍光体層36の一部を除去して、回路パターン層34のすべての接合面34A1を露出させる工程である。接合面34A1を露出させる工程は、第1~第4実施形態と同様の工程において、レーザー光照射により除去方法や、写真印刷法、スクリーン印刷法などの手法を適宜選択して行う。
本工程が終了すると、蛍光体基板30Dが製造される。
図13Eは、第5工程の開始時及び終了時を示す図である。第5工程(接合工程の一例)は、蛍光体基板30Dに複数の発光素子20を搭載する工程である。この工程は、第1~第4実施形態の図3E、図7D、図9E、図11Eで説明した工程と同様にして、リフロー処理によって、各接合面34A1にはんだペーストSPを印刷し各接合面34A1に複数の発光素子20を搭載し接合する。
本工程が終了すると、発光基板10Dが製造される。
本実施形態の発光基板10Dの発光動作は、基本的に第2実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の発光基板10Dの発光動作についての説明である。
本実施形態の蛍光体基板30Dは、第4実施形態の蛍光体基板30C(図10参照)と異なり、支持層35Dの下側の部分が白色顔料を含まない第1層35D1で構成されている。そのため、本実施形態の蛍光体基板30Dは、第4実施形態の蛍光体基板30Cに比べて、安価である。
本実施形態のその他の効果は、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態の場合と同様である。
以上が、本実施形態の効果についての説明である。
20 発光素子
22 LED
30、30A、30B、30C、30D 蛍光体基板
32 絶縁層(絶縁基板の一例)
34 回路パターン層
34A 電極対
34A1 接合面
34A2 非接合面
34B 配線部分
34B1 非接合面
35、30B、30C、30D 支持層
35B1、30D1 第1層
35B2、30D2 第2層
36 蛍光体層
37 端子
38 裏面パターン層
39 貫通孔
L 光
MB マザーボード
SP はんだペースト
Claims (7)
- 少なくとも1つの発光素子が搭載される蛍光体基板の製造方法であって、
絶縁基板の一面に、前記少なくとも1つの発光素子に接合される回路パターン層を形成する回路パターン層形成工程と、
前記絶縁基板の一面側に、前記少なくとも1つの発光素子の発光を励起光としたときの発光ピーク波長が可視光領域にある蛍光体を含む蛍光体層を形成する蛍光体層形成工程と、
前記絶縁基板と前記蛍光体層との間に、前記蛍光体を含まない層であって前記蛍光体層を支持する支持層を形成する支持層形成工程と、
を含み、
前記蛍光体層形成工程は、前記支持層に前記蛍光体層を積層させ、
前記支持層は前記回路パターン層と前記蛍光体層の間にも形成され、
前記支持層は絶縁層であり、
前記蛍光体層形成工程では、前記蛍光体層の厚みが前記支持層の厚みよりも薄くなるように、前記支持層に前記蛍光体層を積層させ、
前記支持層形成工程では、
前記絶縁基板の一面に白色顔料を含まない基層を形成し、次いで前記蛍光体層に隣接し前記白色顔料を含む隣接層を前記基層に積層させ、
かつ、前記回路パターン層のうち前記少なくとも1つの発光素子に接合される部分以外の部分に前記隣接層を形成し、
前記支持層として、前記回路パターン層の上には前記基層は設けられず前記隣接層が設けられ、前記回路パターン層以外の部分には、前記基層が設けられその上に前記隣接層が設けられる、
蛍光体基板の製造方法。 - 前記支持層形成工程は、前記隣接層の厚みを前記基層の厚みよりも薄く形成する、
請求項1に記載の蛍光体基板の製造方法。 - 前記蛍光体は、複数の蛍光体粒子で構成され、
前記白色顔料は、複数の白色粒子で構成され、
前記複数の蛍光体粒子における、レーザー回折散乱法により測定される体積基準のメジアン径(D50)であるD150と、前記複数の白色粒子における、レーザー回折散乱法により測定される体積基準のメジアン径(D50)であるD250とは、下記の(式2)の関係を有する、
請求項1または2に記載の蛍光体基板の製造方法。
(式2)0.8≦D250/D150≦1.2 - 前記支持層形成工程と前記蛍光体層形成工程とは、前記支持層に積層させる前記蛍光体層の外表面が前記回路パターン層の外表面よりも前記絶縁基板の厚み方向の外側に位置するように、それぞれ、前記支持層と前記蛍光体層とを形成する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の蛍光体基板の製造方法。 - 前記少なくとも1つの発光素子は、複数の発光素子である、
請求項1~4のいずれか1項に記載の蛍光体基板の製造方法。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の蛍光体基板の製造方法と、
前記回路パターン層に前記少なくとも1つの発光素子を接合する接合工程と、
を含む、
発光基板の製造方法。 - 前記接合工程は、前記蛍光体層形成工程の後に行う、
請求項6に記載の発光基板の製造方法。
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