JP7566276B2 - カムロック錠及び宅配ボックス - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のカムロック錠は、キー操作で回転する内筒を前後にスライド可能として、解錠状態でもカムによる扉等への係止を継続させ、内筒を押し込み操作することで係止しているカムが後退して、係止を解除した。
しかしながら、施錠しなくても閉じた状態を保持する機能を備えた従来のカムロック錠は、キーを使用して施錠しない限り容易に開けることができた。
この構成によれば、ハンドルの操作でロック状態に移行できるため、ロック操作にキーを必要としない。一方、ロック状態を解除するにはキーを必要とする。よって、キーを持たない第三者が物品を収容したロッカー等をロックすることができ、盗難を防止できる。
この構成よれば、宅配業者はキーを持たなくても荷物を収容した後ハンドルの操作でロックでき、収容した荷物の盗難を防止できる。
また、このカムロック錠を備えた宅配ボックスは、宅配業者がキーを持たなくても荷物を収容した後ロックでき、収容した荷物の盗難を防止できる。
宅配ボックス20は、図15に示すように、荷物の収容空間を有する箱状の本体21と、本体の開放された前面を閉塞する扉22とを有し、カムロック錠1は扉22に取り付けられている。
キー挿入部4aにキー10を挿入することで、図3に示すようにシリンダ4に設けられている全てのタンブラの側方への突出が無くなり、内筒3への係止が解除されてシリンダ4の回転が可能となる。この解除状態でハンドル5の所定の回転操作で、カム7の係止解除操作/係止操作が可能となる。
カバー部材8は、前面にカムロック錠1の状態を示すための表示が4ヶ所に設けられている。具体的に、「閉」、「荷受け可」が2ヶ所、「開」が表示されている。
背面部材12は、内筒3を前方にスライドさせるための部材である。背面部材12は、ジョイント部材6と内筒3の間に配置されたコイルバネ14(後述する)により前方に付勢されており、後方からカバー部材8に密着するよう配置されている。
図5は、状態の変化を示すカムロック錠1の正面図であり、(a)はロックした状態、(b)はカム7の係止を維持した状態でロックを解除するためにキー10を挿入して一定角度回転した状態、(c)は(b)の状態からキー10の抜き取りを可能とするためにハンドル5を回転した状態、(d)は(c)の状態からキー10を抜き取った状態、(e)は(d)の状態からハンドル5を更に回転してカム7の係止を解除した状態を示している。尚、図5の(b)、(c)はキー10を挿入した状態にあるが、キー10は省略している。
具体的に、キー10を時計回りに回転すると、シリンダ4の後端に設けられているデッドボルト9との係合部(図示せず)の作用で、デッドボルト9が縮退し、デッドボルト9と外筒2のロック溝2aとの係合が解除される。
尚、ロック状態の図5(a)、ロックを解除しただけの図5(b)では、ハンドル5の表示窓5bに「閉」の文字が表示される。また、ロック溝2aは外筒2の内側上部に形成され、デッドボルト9が上向き状態にあるときに嵌合する。
図7はハンドル5を透視したカムロック錠1の正面説明図であり、この段部S1を示している。図7(a)はロック状態、図7(b)はシリンダ4を回転してロックを解除した状態である。
ハンドル5を時計回りに90度回転して図5(c)の状態とする。この操作で、ハンドル5に連結されている背面部材12が回転し、図4に示す背面部材12のG1面の接触部位が、カバー部材8のF1面から、F1面より前方に位置するF2面へ移行する。
この結果、背面部材12はF1面とF2面の段差の量だけ前方に移動し、背面部材12に連結されているハンドル5も前方に突出する。図8はこの突出した状態を示している。尚、図8は図5(c)の状態の縦断面説明図である。
ハンドル5が突出した状態で、キー10を反時計回りに70度回転することで抜き取りできる。こうしてキー10を抜いた状態が図5(d)の状態であり、図5(c)の状態と合わせて本体21への係止を継続する保持状態となる。
キー10を70度反時計回りに回転することで、図9(b)に示すようにシリンダ4と内筒3の段部S2同士が当接する。当接して回転不可とする角度が、互いの係合が解除されてキー10の抜き取りを可能とする角度であり、キー10の抜き取りが可能となる。
そして、ロックが解除され且つカム7が本体21に係止したこの状態で、キー10を抜き取った状態が、キー10を持たない宅配業者が荷物を収容することができる状態であり、図5(d)に示すように表示窓には「荷受け可」が表示される。
図10、11はこの「開」を表示した状態を示し、図10はカムロック錠1の縦断面説明図、図11はA-A線断面説明図である。図10、11に示すように、この状態では、デッドボルト9は下向きの状態にあり、外筒2のロック溝2aに嵌合しない。即ち、ロック状態にならない。
ハンドル5を押し込んで反時計回りに180度回転させることで、図14に示す回転止め15の突起15aが外筒2に係止することで回転が規制される。
図12、13はこの説明図であり、図12は図10の保持解除状態からハンドル5を押し込んだ状態、図13は更に180度回転した状態を示している。
そして図13に示すように、ハンドル5を180度回転させることで、デッドボルト9はロック溝2aのある上向きとなり、ロック溝2aに嵌合して外筒2に係止する。即ちロック状態となる。
宅配ボックス20に荷物が収容される際には、受取人によりカムロック錠1が上記図5(d)の保持状態にセットされる。そして、荷物を収容する宅配業者が、図5(e)の保持解除状態に移行し、扉22を開けて荷物を本体21の収容部に収容したら、宅配業者が扉22を閉めてハンドル5を押しながら180度回転する。こうしてカムロック錠1はロック状態(図5(a)の状態)となる。
尚、宅配業者による扉22を開ける操作、及びロックする操作は、扉22等の見やすい位置に操作手順を表示することで、操作の分からない初めての宅配業者であっても、操作することができる。
また、内筒3とハンドル5を別体としているが、両者を一体に形成しても良い。
更に、上記図14(b)に示すように、カム7と回転止め15の向きを反転させることで、左右勝手を変更することができる。
Claims (2)
- 挿入されたキーの操作でロックが解除されて、ハンドル操作で閉塞対象へ係止しているカムの係止解除操作が可能なカムロック錠であって、
前記閉塞対象を閉塞する閉塞手段に固定される外筒と、前記外筒に回転可能に収容された内筒と、前記内筒に収容されて挿入されたキーの操作で回転するシリンダと、前記内筒を回転操作するハンドルとを有し、
前記カムは、前記内筒に係合して前記ハンドルの回転により前記閉塞対象に係止/係止解除動作し、
前記ロックを解除してキーを抜き取った状態で、前記閉塞対象への係止を継続する保持状態と、
前記保持状態から、前記カムの前記閉塞対象への係止を解除した保持解除状態と、
前記保持解除状態から、キーを使用すること無く前記カムを前記閉塞対象に係止させてロックしたロック状態との3つの状態を形成でき、
前記ハンドルの所定の回転操作で前記3つの状態を遷移することを特徴とするカムロック錠。 - 荷物の収容空間を備えた本体と、荷物の収容/取り出しを行う前記本体の開口部を閉塞する扉とを備えた宅配ボックスであって、
請求項1に記載のカムロック錠を前記扉に備えて、前記カムロック錠のカムが前記本体に係止することを特徴とする宅配ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021021109A JP7566276B2 (ja) | 2021-02-12 | 2021-02-12 | カムロック錠及び宅配ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021021109A JP7566276B2 (ja) | 2021-02-12 | 2021-02-12 | カムロック錠及び宅配ボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022123661A JP2022123661A (ja) | 2022-08-24 |
| JP7566276B2 true JP7566276B2 (ja) | 2024-10-15 |
Family
ID=82940343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2021021109A Active JP7566276B2 (ja) | 2021-02-12 | 2021-02-12 | カムロック錠及び宅配ボックス |
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2021
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| JP2022123661A (ja) | 2022-08-24 |
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