JP7561565B2 - 浴室用乾燥機 - Google Patents
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Description
尚、洗濯後の衣類等の乾燥対象物を乾燥する場合には、一般に、乾燥対象物を支持する物干しバーが浴室の対向する側壁の間に配置されて、その物干しバーに、乾燥対象物を直接支持することや、乾燥対象物を保持するハンガーを支持することが行われる。
そして、浴室用乾燥部に装備する空気加熱部としては、熱源機からの熱媒(例えば、70℃~80℃の温水)が循環供給される熱交換器が用いられることが多いが、電気ヒータを用いた電気式の加熱器が使用される場合もある。
ちなみに、特許文献1には、衣類乾燥運転と浴室乾燥運転とは運転時間が異なっていると記載されている。
前記浴室用乾燥部の作動を制御する運転制御部と、が設けられたものであって、その特徴構成は、
前記浴室内の乾燥対象物の存否を検出する乾燥対象検出部が設けられ、
前記運転制御部が、運転操作用のリモコンの乾燥指令部にて乾燥運転開始が指令されたときに、前記乾燥対象検出部の検出情報に基づいて前記乾燥対象物の存否を判定して、前記乾燥対象物が存在する場合には、予め設定した衣類乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる衣類乾燥運転を実行し、前記乾燥対象物が非存在の場合には、予め設定した浴室乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる浴室乾燥運転を実行し、前記衣類乾燥用作動状態が、前記換気用送風部の換気送風量、及び、前記循環用送風部の循環送風量を、前記浴室乾燥用作動状態よりも多くする形態に定められており、前記乾燥対象検出部が、赤外線検出センサであり、前記運転制御部が、乾燥運転開始が指令されたときに、前記浴室内に温風を送風するように前記浴室用乾燥部を作動させる初期乾燥運転を実行し、且つ、前記赤外線検出センサの検出情報に基づいて前記乾燥対象物の存否を判定し、前記運転制御部が、前記初期乾燥運転として、前記衣類乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる点にある。
そして、運転制御部は、乾燥対象物が存在する場合には、予め設定した衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部を作動させる衣類乾燥運転を実行する。また、乾燥対象物が非存在の場合には、予め設定した浴室乾燥用作動状態で浴室用乾燥部を作動させる浴室乾燥運転を実行することになる。
つまり、単一の乾燥指令部を単に操作するだけで、衣類乾燥運転と浴室乾燥運転とを適切に選択しながら、乾燥対象物の乾燥や浴室の乾燥を良好に行うことができる。
初期乾燥運転が実行されると、浴室内に乾燥対象物が存在する場合には、温風が乾燥対象物に対して流動する(接触する)ことにより、乾燥対象物の表面温度が上昇することになるから、その温度上昇が赤外線検出センサにて検出されることになり、運転制御部が、赤外線検出センサの検出情報に基づいて乾燥対象物の存否を判定することになる。
そして、赤外線検出センサの検出情報に基づいて乾燥対象物が存在すると判定された場合には、引き続いて、衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部を作動させる衣類乾燥運転が実行される。また、赤外線検出センサの検出情報に基づいて乾燥対象物の非存在であると判定された場合には、予め設定した浴室乾燥用作動状態で浴室用乾燥部を作動させる浴室乾燥運転が実行される。
また、衣類乾燥用作動状態と浴室乾燥用作動状態とを比較すると、洗濯後の濡れている衣類等の乾燥対象物を迅速に乾燥する必要上、乾燥能力は、衣類乾燥用作動状態の方が浴室乾燥用作動状態よりも高く設定されることになる。
言い換えれば、衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部を作動させれば、衣類乾燥を良好に行え、かつ、浴室乾燥を乾燥能力の不足無く行えることになる。
前記衣類乾燥用作動状態と前記浴室乾燥用作動状態とが、前記設定変更範囲を異なる範囲とするように設定されている点にある。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
(浴室乾燥システムの全体構成)
図1に示すように、浴室用乾燥機Aが、浴室Yの天井Yaにおける浴槽Dの上方に相当する箇所に備えられ、浴室用乾燥機Aに対して熱媒を循環供給する熱源機Nが、浴室Yの外部に設けられて、浴室用乾燥機Aから乾燥用空気を吹出しかつ浴室内を換気する浴室乾燥システムが構成されている。
ちなみに、浴室用乾燥機Aは、乾燥運転として、浴室乾燥運転及び衣類乾燥運転を実行するように構成され、加えて、暖房運転、換気運転、涼風運転、及び、ミスト噴出運転を実行できるように構成されている。
ちなみに、図示は省略するが、一般には、浴室Yに隣接する脱衣室にも、浴室リモコン2と同様に構成された脱衣室リモコン(運転操作用のリモコンの一例)が装備されることになる。
熱源制御部3は、熱媒要求指令が指令されると、熱媒往き管5及び熱媒戻り管6を通して、加熱した熱媒を浴室用乾燥機Aに循環供給する熱媒供給運転を実行し、熱媒不要指令が指令されると、熱媒供給運転を停止することになる。
ちなみに、熱源機用リモコン4は、通常は、台所や洗面所等に装備されることになる。
つまり、乾燥対象領域Eには、乾燥対象物を支持するための一対の物干しバーBが、浴室Yの対向する壁面の間に設けられて、これら物干しバーBに、乾燥対象物を支持させることになる。
尚、物干しバーBは、浴室Yの壁面に設けた受具にて、その両端が支持された状態で架設されるものであって、非使用時には、受具から外して収納できるようになっている。
図2に示すように、浴室用乾燥機Aは、浴室Yの天井Yaの裏側に設置される本体ケーシング7と、浴室Yの天井Yaの表側に設置されるグリル板8とを備えている。
グリル板8には、人感センサM(赤外線検出センサの一例)が装備されて、乾燥対象物の存否を検出するように構成されており、その詳細は後述する。
熱媒供給管16には、熱媒供給を断続する熱動弁18が設けられており、この熱動弁18は、乾燥運転(衣類乾燥運転、浴室乾燥運転)や暖房運転を行うときには、開かれることになる。
また、上述した給水路12が、ミスト用熱交換器14を経由してミストノズル13に接続されるように配管されており、ミストノズル13に供給される湯水がミスト用熱交換器14にて加熱されるように構成されている。
各分岐管12A、12Bには、ミスト用電磁弁19A、19Bが設けられており、これらミスト用電磁弁19A、19Bを選択的に開閉させることによって、2つのミストノズル13からのミスト噴出状態を調整できるように構成されている。
給水路12には、給水を断続する給水電磁弁20が設けられており、この給水電磁弁20は、ミストノズル13からミストを噴出するミスト運転を行うときには、開かれることになる。
ちなみに、図示は省略するが、脱衣室リモコンには、ミストサウナ運転を指令するミストスイッチ、運転時間を変更設定するためのタイマー設定スイッチ、乾燥運転開始を指令する乾燥指令部としての乾燥スイッチ、浴室Yの暖房を行う暖房運転を指令する暖房スイッチ、換気ファン11による換気運転を指令する換気スイッチ、及び、各種の運転を停止する停止指令を指令する停止スイッチが装備されている。
つまり、乾燥運転としての衣類乾燥運転及び浴室乾燥運転の夫々について、自動運転、エコ運転、タイマー運転が選択されるように構成されている。
浴室用乾燥機Aは、浴室リモコン2や脱衣室リモコンの指令に基づいて、乾燥運転、暖房運転、換気運転、ミスト運転、涼風運転を行えるように構成されている。そして、乾燥運転として、浴室乾燥運転及び衣類乾燥運転を行えるように構成されている。
さらには、乾燥運転(衣類乾燥運転、浴室乾燥運転)として、自動運転、エコ運転、タイマー運転を行えるように構成されている。
また、タイマー運転では、浴室リモコン2や脱衣室リモコンにて設定された乾燥時間が経過すると、乾燥運転を終了する運転が行われることになる。
ただし、エコ運転においても、乾燥運転の終期において、例えば、浴室内から吸引した空気の湿度を検出する湿度センサ(図示せず)にて検出される検出湿度の低下により、乾燥対象物の乾燥終了を判別すると、その後、浴室内の空気を吸引して外部に排出し且つ浴室内の空気を吸引して加熱して乾燥用空気として浴室Yの内部の乾燥対象領域Eに吹き出す温風乾燥運転を、設定仕上げ時間の間行ってから乾燥運転が終了されることになる。
衣類乾燥用作動状態は、例えば、循環ファン9を作動させることにより、浴室内の空気を吸引して加熱して乾燥用空気として浴室内に吹き出す循環送風量を、6.9m3/分とし、換気ファン11を作動させることにより、浴室内の空気を吸引して外部に排出する換気送風量を、1.67m3/分にする状態に設定されている。
また、浴室乾燥用作動状態は、循環送風量を、5.5m3/分とし、換気送風量を、1.33m3/分にする状態に設定されている。
つまり、衣類乾燥用作動状態が、換気送風量、及び、循環送風量を、浴室乾燥用作動状態よりも多くする形態に定められている。
また、浴室乾燥運転における自動運転、タイマー運転、及び、エコ運転の終期の温風乾燥運転が、上記浴室乾燥用作動状態で浴室用乾燥部Jを作動させる形態で実行される。
可動ルーバ15は、乾燥運転を行うときに、向き変更用の電動モータ(図示せず)によって、水平方向に沿う回動軸心周りで往復揺動操作されて、図4及び図5に示すように、空気吹出方向を設定変更範囲Hの間で連続的に繰り返し変更するように構成されている。
また、可動ルーバ15は、回動軸心方向に沿って長尺状の筒状に形成されて、回転軸心方向に沿った広範囲に空気を吹き出すことができるように構成されている。
本実施形態では、可動ルーバ15の回動軸心が、乾燥対象領域Eに設置される物干しバーBの長手方向に平行な方向となるように構成されている。
つまり、衣類乾燥用変更範囲Hcが、衣類乾燥用作動状態の一つとして設定され、浴室乾燥用変更範囲Hyが、浴室乾燥用作動状態の一つとして設定されている。
尚、暖房運転及び涼風運転の際にも、浴室乾燥用変更範囲Hyにて可動ルーバ15が往復揺動されるように構成されている。
ちなみに、衣類乾燥用変更範囲Hcは、風向き位置(2)~(6)に相当する範囲であり、浴室乾燥用変更範囲Hyは、風向き位置(1)~(6)に相当する範囲である。
運転制御部1が、自動運転やタイマー運転での乾燥運転開始が指令されたときに、浴室Y内に温風を送風するように浴室用乾燥部Jを作動させる初期乾燥運転を実行し、且つ、人感センサMの検出情報に基づいて乾燥対象物の存否を判定するように構成されている。
本実施形態では、運転制御部1が、初期乾燥運転として、衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部Jを作動させるように構成されている。
具体的には、乾燥運転開始が指令されると、設定された初期乾燥時間(例えば、10分~30分)の間は衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部Jを作動させるように構成されている。
つまり、人感センサMの検出情報に基づいて、周辺よりも温度が上昇している温度上昇部分が存在し、かつ、その温度上昇部分が揺れ動いていると判定した場合には、乾燥対象物が存在すると判定し、それ以外の場合には、乾燥対象物が存在しないと判定するように構成されている。
すなわち、乾燥スイッチ30にて乾燥運転(自動運転、タイマー運転)の開始が指令されるまで待機し(#1)、乾燥運転開始が指令されると、先ず、衣類乾燥用作動状態で浴室用乾燥部Jを作動させる初期乾燥運転を実行する(#2)。
#3にて、初期乾燥時間が経過したことが判別されると、人感センサMの検出情報に基づいて乾燥対象物が存在するか否かを判別する(#4)。
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、ミスト噴出機能を備えた浴室用乾燥機Aに、本発明を適用する場合を例示したが、本発明は、ミスト噴出機能を備えない形態の浴室用乾燥機Aに適用してもよいことはもちろんである。
2 リモコン
9 循環用送風部
10 空気加熱部
11 換気用送風部
15 空気吹出部
J 浴室用乾燥部
M 乾燥対象検出部(赤外線検出センサ)
Y 浴室
Claims (2)
- 浴室内の空気を吸引して外部に排出する換気用送風部、前記浴室内の空気を吸引しかつその空気を前記浴室内に吹き出す循環用送風部、及び、前記循環用送風部にて通風される空気を加熱する空気加熱部を備えた浴室用乾燥部と、
前記浴室用乾燥部の作動を制御する運転制御部と、が設けられた浴室用乾燥機であって、
前記浴室内の乾燥対象物の存否を検出する乾燥対象検出部が設けられ、
前記運転制御部が、運転操作用のリモコンの乾燥指令部にて乾燥運転開始が指令されたときに、前記乾燥対象検出部の検出情報に基づいて前記乾燥対象物の存否を判定して、前記乾燥対象物が存在する場合には、予め設定した衣類乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる衣類乾燥運転を実行し、前記乾燥対象物が非存在の場合には、予め設定した浴室乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる浴室乾燥運転を実行し、
前記衣類乾燥用作動状態が、前記換気用送風部の換気送風量、及び、前記循環用送風部の循環送風量を、前記浴室乾燥用作動状態よりも多くする形態に定められており、
前記乾燥対象検出部が、赤外線検出センサであり、
前記運転制御部が、乾燥運転開始が指令されたときに、前記浴室内に温風を送風するように前記浴室用乾燥部を作動させる初期乾燥運転を実行し、且つ、前記赤外線検出センサの検出情報に基づいて前記乾燥対象物の存否を判定し、
前記運転制御部が、前記初期乾燥運転として、前記衣類乾燥用作動状態で前記浴室用乾燥部を作動させる浴室用乾燥機。 - 前記循環用送風部にて前記浴室内に吹き出す空気の空気吹出方向を設定変更範囲の間で連続的に変更する空気吹出部が設けられ、
前記衣類乾燥用作動状態と前記浴室乾燥用作動状態とが、前記設定変更範囲を異なる範囲とするように設定されている請求項1に記載の浴室用乾燥機。
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