JP7531445B2 - 介護用ベッド装置 - Google Patents
介護用ベッド装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7531445B2 JP7531445B2 JP2021065755A JP2021065755A JP7531445B2 JP 7531445 B2 JP7531445 B2 JP 7531445B2 JP 2021065755 A JP2021065755 A JP 2021065755A JP 2021065755 A JP2021065755 A JP 2021065755A JP 7531445 B2 JP7531445 B2 JP 7531445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- recess
- foot bottom
- slope
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 title claims description 21
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 claims description 33
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 95
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000010297 mechanical methods and process Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
本明細書においては、介護用ベッド装置に使用者が仰臥位で寝たときに、胴体から見て頭がある方向を「頭側」といい、足がある方向を「足側」といい、右手がある方向を「右側」といい、左手がある方向を「左側」といい、部屋の床面がある方向を「下側」といい、天井がある方向を「上側」という。頭側と足側を総称して「長さ方向L」ともいい、右側と左側を総称して「幅方向W」ともいい、上側と下側を総称して「上下方向V」ともいう。幅方向Wのうち、ベッド装置の中央から右側又は左側に向かう方向を「外側」ともいい、右側又は左側からベッド装置の中央に向かう方向を「内側」ともいう。
本実施形態に係る介護用ベッド装置について説明する。
図1は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た斜視図であり、「山上げ」状態を示す。
図2は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た斜視図であり、「水平上げ」状態を示す。
図1及び図2においては、図示の左側が介護用ベッド装置の頭側である。「山上げ」及び「水平上げ」については、後述する。
図3は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た部分斜視図であり、「山上げ」状態を示す。
図4は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た部分斜視図であり、「水平上げ」状態を示す。
図3及び図4においては、図を簡略化するために、一部の構成要素を省略している。
図5は、本実施形態に係るベッド装置のステー受けを示す正面図である。
図6は、本実施形態に係るベッド装置のステーを示す斜視図である。
図7は、本実施形態における足ボトムの枠部材を示す斜視図である。
図8は、本実施形態における下フレーム、ステー受け、ステー、足ボトムの位置関係を模式的に示す図である。
図3、図4、図5に示すように、上フレーム15のうち、長さ方向Lに延びる長手部材15aの外側面には、ステー受け20が固定されている。なお、本実施形態においては、ステー受け20は上フレーム15に固定されているが、着脱可能に取り付けられていてもよい。ステー受け20は一対設けられており、上フレーム15の左右両側にそれぞれ配置されている。ステー受け20は、例えば、1枚の帯状の金属板が曲げ加工されて形成されている。
図3、図4、図6に示すように、足ボトム16dにはステー30が回動可能に連結されている。ステー30においては、金属からなる金属部31と、樹脂からなる一対の樹脂製カバー39が設けられている。金属部31は、例えば、1本の金属棒が曲げ加工されて形成されている。なお、金属部31は複数の部品を組み合わせて形成されていてもよい。
図3、図4、図7、図8に示すように、足ボトム16dにおいては、枠部材41と、板部材42が設けられている。枠部材41は膝ボトム16cと回動可能に連結されている。板部材42は枠部材41上に配置され、枠部材41に対して固定されている。板部材42の形状は、角部が丸められた四角形の板状である。
図9(a)~(c)、図10(a)及び(b)は、本実施形態に係るベッド装置におけるステー受けとステーとの位置関係を模式的に示す図であり、図9(a)はボトム全体が水平な「フラット」状態を示し、図9(b)は「山上げ」状態を示し、図9(c)は「水平上げ」状態を示し、図10(a)はステーがステー受けから離隔した状態を示し、図10(b)は離隔状態からステーがステー受けに再度接触した状態を示す。
図9(a)~図10(b)に示すように、本実施形態に係るベッド装置1においては、ステー受け20に第1凹部21及び第2凹部23が設けられており、凸部22によって区画されている。これにより、膝ボトム16cを傾斜させた状態でステー30の係止部34を第1凹部21内に配置すると、足ボトム16dを膝ボトム16cから離れるほど低い位置になるように傾斜させることができ、「山上げ」状態を実現できる。また、膝ボトム16cを傾斜させた状態で係止部34を第2凹部23内に配置すると、足ボトム16dの角度が水平に近くなり、「水平上げ」状態を実現できる。このように、ボトムの2つの状態を人力で切り替えることができる。この結果、ベッド装置1の使用者、例えば、患者にとって、より好ましい状態を選択できる。また、これらの状態を駆動手段を用いずに機械的な構成で実現できるため、選択した状態を安定して維持することができる。
図11は、本比較例に係るベッド装置におけるステー受けとステーとの位置関係を模式的に示す図である。
本実施形態に係る介護用ベッド装置2(以下、単に「ベッド装置2」という)におけるステー受け及びステー以外の構成は、第1の実施形態に係るベッド装置1と同様である。
図12は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た部分斜視図であり、「山上げ」状態を示す。
図13は、本実施形態に係るベッド装置を示す斜め上方から見た部分斜視図であり、「水平上げ」状態を示す。
図12及び図13においては、図を簡略化するために、一部の構成要素を省略している。
図14は、本実施形態に係るベッド装置のステー受けを示す正面図である。
図15は、本実施形態に係るベッド装置のステーを示す斜視図である。
図12、図13、図14に示すように、ステー受け50は、曲げ加工された2枚の帯状の金属板58及び59により構成されている。金属板58は金属板59の上方に配置されている。また、ベッド装置2の長さ方向Lにおいて、金属板58は金属板59よりも短い。
図12、図13、図15に示すように、足ボトム16dにはステー60が回動可能に連結されている。ステー60においては、金属からなる金属部61と、樹脂からなる一対の樹脂製カバー69が設けられている。金属部61は、例えば、曲げ加工された3本の金属棒が相互に結合されて形成されている。ステー60は足ボトム16dに対して回動可能であり、ステー60の回動軸はベッド装置2の幅方向Wに延びている。
図16(a)~(c)、図17(a)及び(b)は、本実施形態に係るベッド装置におけるステー受けとステーとの位置関係を模式的に示す図であり、図16(a)はボトム全体が水平な「フラット」状態を示し、図16(b)は「山上げ」状態を示し、図16(c)は「水平上げ」状態を示し、図17(a)はステーがステー受けから離隔した状態を示し、図17(b)は離隔状態からステーがステー受けに再度接触した状態を示す。
本実施形態によれば、図17(a)に示すようにステー60がステー受け50から離隔した状態から、図17(b)に示すようにステー60がステー受け50に再度接触したときに、第2方向D2が法線54nを基準として第1方向D1側に傾斜している。これにより、足ボトム16dを更に下げたときに、係止部64が第2凹部53に向けて摺動するため、係止部64を第2凹部53内に確実に配置することができる。これにより、ステー60がステー受け50から外れて落下する等の不具合を抑制でき、ボトムの角度を円滑に切り替えることができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
11:下フレーム
12:キャスター
13:アクチュエータ
15:上フレーム
15a:長手部材
16:ボトム
16a:背ボトム
16b:腰ボトム
16c:膝ボトム
16d:足ボトム
18、19:サイドレール
20:ステー受け
21:第1凹部
22:凸部
23:第2凹部
24:スロープ
24n:法線
30、30a:ステー
31:金属部
32:継手部
33:第1連結部
34:係止部
35:第2連結部
36:ヒンジ部
37:当接部
39:樹脂製カバー
40:補強部品
41:枠部材
42:板部材
43:U字部品
43a:第1部分
43b:第2部分
44:内側面部
45:外側面部
46:上面部
47:下面部
48:穴
49:I字部品
50:ステー受け
51:第1凹部
53:第2凹部
54:スロープ
54n:法線
58、59:金属板
60:ステー
61:金属部
62:継手部
63:第1連結部
64:係止部
65:第2連結部
66:ヒンジ部
67:当接部
69:樹脂製カバー
θ、θ1、θ2、θ3、θ4:角度
D1:第1方向
D2:第2方向
D3:第3方向
L:長さ方向
V:上下方向
W:幅方向
Claims (9)
- フレームと、
前記フレーム上に設けられ、前記フレームに対して回動可能な膝ボトムと、
前記膝ボトムに対して回動可能な足ボトムと、
前記フレームに固定されたステー受けと、
前記足ボトムに対して回動可能に連結されたステーと、
を備え、
前記足ボトムは、枠部材と、前記枠部材上に配置された板部材と、を有し、
前記枠部材は、穴が形成された側面部と、前記枠部材の内部空間の下面を構成する下面部及び前記枠部材の内部空間の上面を構成する上面部のうち少なくとも一方と、を有し、
前記ステーは、
前記ステー受けに係止可能な係止部と、
前記穴に挿通されたヒンジ部と、
前記係止部と前記ヒンジ部とを繋ぐ連結部と、
前記下面部又は前記上面部に当接することによって、前記ステーの回動範囲を規制する当接部と、
を有する介護用ベッド装置。 - 前記ステー受けには、下方に向けて凹んだ第1凹部と、下方に向けて凹んだ第2凹部と、前記第2凹部に繋がるスロープと、が設けられており、
前記係止部は、前記第1凹部又は前記第2凹部に係止可能である請求項1に記載の介護用ベッド装置。 - 前記足ボトムを持ち上げたときに、前記ステーが前記ステー受けから離隔し、
前記足ボトムを持ち上げて前記ステーを前記ステー受けから離隔させた状態から前記足ボトムを下ろしたときに、前記ステーが前記スロープに接触し、前記ステーと前記スロープとの接触点から前記ステーと前記足ボトムとの連結点に向かう第2方向は、前記接触点を通過する前記スロープの法線を基準として、前記第2凹部から前記スロープに向かう第1方向側に傾斜する請求項2に記載の介護用ベッド装置。 - 前記足ボトムに対する前記ステーの回動範囲は、前記ステーが前記スロープに接触したときに、前記第2方向が前記法線を基準として前記第1方向側に傾斜するように規制されている請求項3に記載の介護用ベッド装置。
- 前記ステー受けにおいて、前記第1凹部と前記第2凹部との間には、上方に向けて突出した凸部が設けられている請求項2~4のいずれか1つに記載の介護用ベッド装置。
- 前記ステー受けは、
前記第1凹部が設けられた第1部材と、
前記第2凹部及び前記スロープが設けられた第2部材と、
を有する請求項2~4のいずれか1つに記載の介護用ベッド装置。 - 前記枠部材は、前記膝ボトムから離れる方向に延びる一対の第1部分と、前記一対の第1部分同士を繋ぐ第2部分と、を有し、
前記穴は前記一対の第1部分のそれぞれに設けられており、
前記ステー受け、前記係止部、前記連結部、前記ヒンジ部はそれぞれ一対設けられており、
前記ステーは、前記一対の係止部を繋ぐ継手部をさらに有し、
各前記ステー受けが前記フレームに固定されており、
各前記係止部が各前記ステー受けに係止可能であり、
各前記ヒンジ部が各前記第1部分の前記穴に挿通されており、
前記当接部は、前記ステーの一方の端部のみに設けられており、他方の端部には設けられていない請求項1~6のいずれか1つに記載の介護用ベッド装置。 - 前記ステーは、少なくとも前記係止部を覆う樹脂製カバーと、を更に有する請求項1~7のいずれか1つに記載の介護用ベッド装置。
- 前記枠部材の形状は、少なくとも一部の角部が丸められた四角形である請求項1~8のいずれか1つに記載の介護用ベッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021065755A JP7531445B2 (ja) | 2021-04-08 | 2021-04-08 | 介護用ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021065755A JP7531445B2 (ja) | 2021-04-08 | 2021-04-08 | 介護用ベッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022161157A JP2022161157A (ja) | 2022-10-21 |
JP7531445B2 true JP7531445B2 (ja) | 2024-08-09 |
Family
ID=83658702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021065755A Active JP7531445B2 (ja) | 2021-04-08 | 2021-04-08 | 介護用ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7531445B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207627A (ja) | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Paramount Bed Co Ltd | ベッドにおける足ボトムの支持機構 |
JP2017225759A (ja) | 2016-06-24 | 2017-12-28 | パラマウントベッド株式会社 | 足ボトム支持構造および寝台装置 |
-
2021
- 2021-04-08 JP JP2021065755A patent/JP7531445B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207627A (ja) | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Paramount Bed Co Ltd | ベッドにおける足ボトムの支持機構 |
JP2017225759A (ja) | 2016-06-24 | 2017-12-28 | パラマウントベッド株式会社 | 足ボトム支持構造および寝台装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022161157A (ja) | 2022-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1874256B1 (en) | Accessory frame for spinal surgery | |
EP1163866B1 (en) | A bed base structure for a bed | |
US6691345B2 (en) | Lifting mechanism for liftable side rails for a lying table such as a bed | |
US6564404B1 (en) | Liftable side rail for a lying table such as a bed | |
JP6145504B2 (ja) | ベッド装置のボトム及びベッド装置 | |
JP7531445B2 (ja) | 介護用ベッド装置 | |
JP2016168098A (ja) | ベッドに取り付けられる側柵 | |
JP6668179B2 (ja) | 足ボトム支持構造および寝台装置 | |
JP6619711B2 (ja) | マットレスずれ止め具、および寝台装置 | |
JP6193607B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP6301649B2 (ja) | ベッドサイド構造 | |
JP6581459B2 (ja) | 寝台装置 | |
JP7562600B2 (ja) | テーブルおよびベッド装置 | |
JP2977086B1 (ja) | ベッドにおける最低床高保持構造 | |
JP7234338B2 (ja) | 寝台装置 | |
JP6860638B2 (ja) | 寝台装置 | |
JP7295290B2 (ja) | 寝台装置 | |
CN114052429A (zh) | 床 | |
JP3041817B1 (ja) | 展伸/逆展伸機能を有するベッド等の脚部構造 | |
JP3072898B1 (ja) | 展伸/逆展伸機能を有するベッド等の脚部構造 | |
CN106333809B (zh) | 床铺装置 | |
KR20170060568A (ko) | 베드 | |
JP6092983B2 (ja) | 介護用動作支援装置 | |
JP6740175B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3041818B1 (ja) | 展伸/逆展伸機能を有するベッド等の脚部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20230804 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7531445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |