JP7518757B2 - ポンプシステムおよびインクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
他の好適な実施形態の一例によれば、駆動シャフト80は、正方形または正八角形の断面ではなく、正六角形の断面を有していてもよい。正六角形の断面を有する駆動シャフト80によっても、4つのダイヤフラムポンプ(上記した実施形態と同様に、第1循環ポンプ40~第4循環ポンプ70と呼ぶ)を、位相を90度ずつずらしながら駆動させることが可能である。正六角柱のシャフトは、正八角柱のシャフトに比べて流通量が多く、値段が安い。そのため、駆動シャフト80として正六角柱のシャフトを利用することにより、ポンプシステムSpのコストを低減することができる。
好適な実施形態のさらに他の一例によれば、第1循環ポンプ40~第4循環ポンプ70は、コネクティングロッド43~73から駆動シャフト80および偏心カム44~74を抜くことなく、コネクティングロッド43~73よりも上部の部品を交換できるように構成されていてもよい。以下では、第1循環ポンプ40を例として、そのような構成を示す。
好適な実施形態のさらに他の一例によれば、第1循環ポンプ40~第4循環ポンプ70の逆止弁およびダイヤフラムは、弾性を有する素材とインク耐性を有する素材との多重構造になっていてもよい。以下では、第1循環ポンプ40の流入口41aに設けられた逆止弁45、流出口41bに設けられた逆止弁46、およびダイヤフラム42を例として、そのような構成を示す。
ここに開示する技術は、さらに他の実施形態によっても実施可能である。例えば、ポンプシステムは、インクジェットプリンタのインク循環用に限らず、他の様々な用途で使用可能である。ポンプシステムは、インクジェットプリンタに搭載されるものに限られず、液体を吐出する他の装置、例えば硬化液を材料粉末に吐出するタイプの三次元造形装置などにも適用できる。
40 第1循環ポンプ(第1ダイヤフラムポンプ)
40U 上部ユニット(第1ユニット)
40D 下部ユニット(第2ユニット)
41 ポンプ室
41a 流入口
41b 流出口
41c ダイヤフラム取付口
42 ダイヤフラム
42b 膜体
42c 保護フィルム(第2保護フィルム)
43 コネクティングロッド
44 第1偏心カム
44a 第1挿通孔
45 流入口の逆止弁(第1逆止弁)
45a 弁体
45b 保護フィルム(第1保護フィルム)
46 流出口の逆止弁(第2逆止弁)
50 第2循環ポンプ(第2ダイヤフラムポンプ)
54 第2偏心カム
60 第3循環ポンプ(第3ダイヤフラムポンプ)
64 第3偏心カム
70 第4循環ポンプ(第4ダイヤフラムポンプ)
74 第4偏心カム
74a 第4挿通孔
80 駆動シャフト
81~84 第1~第4伝達部
90 モータ(アクチュエータ)
Claims (6)
- 外部から液体が流入する流入口、外部に液体が流出する流出口、およびダイヤフラム取付口を少なくとも有する箱状のポンプ室と、前記ダイヤフラム取付口を覆うように前記ポンプ室に設けられた弾性変形可能なダイヤフラムと、前記ポンプ室の外部から前記ダイヤフラムに連結されたコネクティングロッドと、前記コネクティングロッドに接続され回転することにより前記コネクティングロッドを往復運動させる偏心カムと、をそれぞれ備えた複数のダイヤフラムポンプと、
前記複数の偏心カムに連結された駆動シャフトと、
前記駆動シャフトを回転させるアクチュエータと、を備え、
前記駆動シャフトは、前記アクチュエータによる回転の回転軸方向視における断面が多角形に形成された複数の伝達部を有し、
前記複数の偏心カムは、それぞれ、前記駆動シャフトの前記伝達部の1つが挿通された多角形の挿通孔を有し、前記伝達部と前記挿通孔とが係合することによって前記駆動シャフトと連結されており、
前記複数のダイヤフラムポンプは、
前記駆動シャフトの回転方向に関して第1の回転位置で前記駆動シャフトに連結された第1偏心カムを有する第1ダイヤフラムポンプと、
前記駆動シャフトの回転方向に関して前記第1の回転位置とは異なる第2の回転位置で前記駆動シャフトに連結された第2偏心カムを有する第2ダイヤフラムポンプと、
前記駆動シャフトの回転方向に関して第3の回転位置で前記駆動シャフトに連結された第3偏心カムを有する第3ダイヤフラムポンプと、
前記駆動シャフトの回転方向に関して第4の回転位置で前記駆動シャフトに連結された第4偏心カムを有する第4ダイヤフラムポンプと、を含み、
前記第1~第4の回転位置は、90度ずつずれており、
前記複数の伝達部は、それぞれ、前記駆動シャフトの回転軸方向視における断面が正六角形に形成され、
前記複数の挿通孔は、それぞれ、前記複数の伝達部の断面形状に対応した正六角形に形成され、
前記第1~第4偏心カムは、それぞれ、前記挿通孔の一端が開口した第1面と、前記挿通孔の他端が開口した第2面と、前記第1~第4偏心カムの径方向に関して前記挿通孔の中心軸からの距離が最も長い突出部と、を備えた共通の形状を有し、
前記複数の挿通孔は、それぞれ、前記駆動シャフトの回転軸方向視において、前記中心軸から見た1頂点の方向と前記突出部の方向との位相のずれが45度である正六角形に形成されており、
前記第1偏心カムは、前記第1面が前記駆動シャフトの軸線方向の一方側を向くように前記駆動シャフトに連結され、
前記第2偏心カムは、前記第2面が前記駆動シャフトの軸線方向の前記一方側を向き、かつ、前記駆動シャフトの回転方向に関して前記第1偏心カムと90度位相がずれるように前記駆動シャフトに連結され、
前記第3偏心カムは、前記第1面が前記駆動シャフトの軸線方向の前記一方側を向き、かつ、前記駆動シャフトの回転方向に関して前記第1偏心カムと180度位相がずれるように前記駆動シャフトに連結され、
前記第4偏心カムは、前記第2面が前記駆動シャフトの軸線方向の前記一方側を向き、かつ、前記駆動シャフトの回転方向に関して前記第1偏心カムと270度位相がずれるように前記駆動シャフトに連結されている、
ポンプシステム。 - 前記複数のダイヤフラムポンプの各ダイヤフラムポンプは、
前記ポンプ室と前記ダイヤフラムとを含む第1ユニットと、
前記コネクティングロッドと前記偏心カムとを含む第2ユニットと、を備え、
前記第1ユニットと前記第2ユニットとは、分離可能に構成されている、
請求項1に記載のポンプシステム。 - 前記第1ユニットと前記第2ユニットとは、前記コネクティングロッドの往復方向に交差する方向に相対的にスライドさせることにより分離される、
請求項2に記載のポンプシステム。 - 前記複数のダイヤフラムポンプの各ダイヤフラムポンプは、
前記流入口に設けられた第1逆止弁と、
前記流出口に設けられた第2逆止弁と、を備え、
前記第1逆止弁および前記第2逆止弁は、それぞれ、
弾性を有する弁体と、
液体に接する部分を覆うように前記弁体に接合され、前記弁体よりも液体に対する耐性が高い第1保護フィルムと、を備えている、
請求項1~3のいずれか一つに記載のポンプシステム。 - 前記ダイヤフラムは、
弾性を有する膜体と、
前記ポンプ室に面する部分を少なくとも覆うように前記膜体に接合され、前記膜体よりも液体に対する耐性が高い第2保護フィルムと、を備えている、
請求項1~4のいずれか一つに記載のポンプシステム。 - 液体はインクであり、
請求項1~5のいずれか一つに記載のポンプシステムを備えた、
インクジェットプリンタ。
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- 2020-12-24 JP JP2020214781A patent/JP7518757B2/ja active Active
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