JP7517744B2 - 自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム - Google Patents

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本発明は、自動サービス機器用のサーバー管理型ポイント管理システムに関する。
詳しくは、本発明は、ゲームセンターにおける各ゲーム機に対応して設置し、又はコインランドリー店舗における各ランドリー機器に対応して設けることができる自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムに関する。
さらに詳しくは、ゲームセンターにおける各ゲーム機に対応して設置し、又はコインランドリー店舗における各ランドリー機器に対応して設けることができ、通信装置の故障、通信回線の不調、サーバーの故障等によって情報交換が不調になっても運用が可能な自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムに関する。
なお、本明細書において、自動サービス機器とは、飲料等の自動販売機、ゲーム機、コインランドリー機器、自動マッサージ機等、代金を受領して各種の商品又はサービスを自動的に提供する機器をいう。
サービスには、商品又はサービスの提供を含むものとする。
サーバー管理型ポイント管理システムとは、自動サービス機器における対価の支払いに基づいて発生するポイント情報を、インターネット等の通信回線を用いてポイントサーバーに送信し、当該ポイントサーバーにおいて管理するポイント情報を前記通信回線を介して前記自動サービス機器に付設された端末処理装置に送信して表示するポイントシステムをいうものとする。
第1の従来技術として、ポイントカードとホスト処理手段の両方に同一のポイント情報を記録することにより、ポイントシステムに異常が発生した場合であっても運用可能な技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
第2の従来技術として、顧客がサービスを利用した情報と顧客のポイントとをデータベースに一括して管理するポイントバンクシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006-20721(図1~図3、段落0007~0009) 特開2005-334150(図1~図5、段落0014、0068)
第1の従来技術は、通常は、ポイントサーバーによってポイントを管理するポイントシステムである。情報交換が不調になった場合に備え、ポイントカードにもポイント情報が記録される。これにより、ポイントカードに記録されたポイント情報が改ざんされ、悪用される恐れがあり、俄に採用し難い。
第2の従来技術は、ポイントサーバーによってポイントを管理するポイントシステムである。しかし、ポイントサーバーが運用を停止した場合、或いは通信回線が不通等の情報交換が不調になった場合のポイント処理は考慮されていない。
本発明の目的は、ポイントサーバーとポイント処理端末装置との間の情報交換が不調であっても、少なくとも、自動サービス機器の利用に対してポイントが付与できる自動サービス機器用のサーバー管理型ポイント管理システムを提供することである。
この目的を達成するため、本発明の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムは、料金受入装置を備える自動サービス機器と、前記自動サービス機器に接続され、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、前記ポイントカード端末処理装置に通信可能に接続され、前記ポイントカード端末処理装置との間で前記ポイントカード識別情報とポイント情報とを送受信すると共に、前記ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連づけて管理するポイントサーバーと、を有する自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、前記ポイント情報は、前記自動サービス機器の料金の受け入れに基づいて生成される支払ポイント情報か、前記ポイントカード識別情報に関連づけられて前記ポイントサーバーに記憶される最新ポイント情報かの何れかを少なくとも有し、前記支払ポイント情報は、前記料金受入装置による前記料金の受け入れに基づいて前記ポイントカード端末処理装置によって生成され、前記ポイントカード端末処理装置は、前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を関連づけて記憶する記憶装置と、表示装置と、入力装置と、を有し、前記ポイントサーバーと情報交換が可能であるか不調かを判断し、該判断の結果が、前記ポイントサーバーとの情報交換が可能である場合、オンラインモードを実行し、前記オンラインモードは、前記オンラインモードで実行可能な処理を選択する画面を前記表示装置に表示し、前記入力装置によって選択された処理を実行可能であり、前記オンラインモードで実行可能な処理は、前記ポイントカード識別情報を前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーから前記ポイントカード端末処理装置が送信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報を取得し、前記表示装置に表示し、前記自動サービス機器を、前記最新ポイント情報を用いて利用する場合のポイント支払ポイント処理と、前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーにおいて、受信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報に受信した前記支払ポイント情報を加算する課金支払ポイント処理と、を含み、前記ポイントサーバーとの前記情報交換が不調である場合、オフラインポイント処理モードを実行し、前記オフラインポイント処理モードは、前記ポイント支払ポイント処理が実行不能であり、前記オフラインポイント処理モードで実行可能な処理を選択する画面を前記表示装置に表示し、前記入力装置によって選択された処理を実行可能であり、前記オフラインポイント処理モードで実行可能な処理は、前記課金支払ポイント処理と、前記自動サービス機器を利用しない処理と、を含み、前記課金支払ポイント処理が選択された場合には、前記表示装置に前記料金の受け入れに基づいて生成された前記支払ポイント情報を表示し、前記情報交換の不調回復後、前記情報交換が不調であった期間に前記記憶装置に記憶された前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を前記ポイントサーバーへ送信し、前記ポイントサーバーにおいて、前記情報交換の不調回復後に受信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報に前記情報交換の不調回復後に受信した前記支払ポイント情報を加算することを特徴とする。
この目的を達成するためのその他の態様を以下に説明する。この目的を達成するため、第1の態様に係る第1の発明は以下のように構成されている。
少なくとも、料金受入装置を備え、前記料金受入装置から出力される課金信号に応じて動作する自動サービス機器と、
前記自動サービス機器毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録された前記ポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、前記カードリーダーで読み取った前記ポイントカード識別情報を含むポイント関連組情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、前記料金受入装置から出力され、前記ポイントカード端末処理装置に入力された前記課金信号に基づいて付与された支払ポイント情報を、前記ポイントカード識別情報及び処理の日時を特定する日時情報に関連付けて前記ポイント関連組情報として記録するポイント端末記録装置と、前記ポイント端末記録装置に記録した前記ポイント関連組情報の前記ポイントサーバーへの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置、を含むと共に、オンラインモード又はオフラインポイント処理モードを実行し、
前記ポイントサーバーとの情報交換が可能である場合、前記オンラインモードを実行し、
前記オンラインモードにおいては、前記ポイントサーバーにおける前記ポイントカード識別情報の記録を判別するためのポイントカード承認処理を実行後に、前記ポイントサーバーから前記ポイント情報として最新ポイント情報を取得し、前記自動サービス機器を、前記ポイント情報を用いて利用する場合のポイント支払ポイント処理、及び前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーにおいて前記支払ポイント情報を前記最新ポイント情報に付加するための課金支払ポイント処理を実行可能であり、
前記ポイントサーバーとの情報交換が不調である場合、前記オフラインポイント処理モードを実行し、
前記オフラインポイント処理モードにおいては、前記ポイント支払ポイント処理が実行不能であり、前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信せず、前記情報交換の不調回復後、前記情報交換が不調であった期間に前記ポイント端末記録装置に記録された前記ポイント関連組情報が前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信する処理を実行し、
前記ポイントサーバーは、前記情報交換が可能である場合または前記情報交換の不調回復後、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一の前記ポイントカード識別情報に関連して記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して前記最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
である。
この目的を達成するため、第2の態様に係る第2の発明は以下のように構成されている。
少なくとも、料金受入装置を備え、前記料金受入装置から出力される課金信号に応じて動作する自動サービス機器と、
前記自動サービス機器毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録された前記ポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、前記カードリーダーで読み取った前記ポイントカード識別情報を含むポイント関連組情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、
前記料金受入装置から出力され、前記ポイントカード端末処理装置に入力された前記課金信号に基づいて付与された支払ポイント情報を、
前記ポイントカード識別情報及び処理の日時を特定する日時情報に関連付けて前記ポイント関連組情報として記録するポイント端末記録装置と、
前記自動サービス機器の営業時間外において、前記ポイント端末記録装置に記録した前記ポイント関連組情報の前記ポイントサーバーへの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置、を含むと共に、オンラインモード又はオフラインポイント処理モードを実行し、
前記ポイントサーバーとの情報交換が可能である場合、前記オンラインモードを実行し、
前記オンラインモードにおいては、少なくとも、前記ポイントサーバーにおける前記ポイントカード識別情報の記録を判別するためのポイントカード承認処理を実行後に、前記ポイントサーバーから前記ポイント情報として最新ポイント情報を取得し、
前記自動サービス機器を、前記ポイント情報を用いて利用する場合のポイント支払ポイント処理、及び前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーにおいて前記支払ポイント情報を前記最新ポイント情報に付加するための課金支払ポイント処理を実行可能であり、
前記ポイントサーバーとの情報交換が不調である場合、前記オフラインポイント処理モードを実行し、
前記オフラインポイント処理モードにおいては、前記ポイント支払ポイント処理が実行不能であり、前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信せず、前記情報交換の不調回復後、前記情報交換が不調であった期間に前記ポイント端末記録装置に記録された前記ポイント関連組情報が前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信する処理を実行し、
前記ポイントサーバーは、前記情報交換が可能である場合または前記情報交換の不調回復後、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一の前記ポイントカード識別情報に関連させて記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して新たな前記最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
である。
この目的を達成するため、第3の態様に係る第3の発明は以下のように構成されている。
少なくとも、料金受入装置を備え、前記料金受入装置から出力される課金信号に応じて動作する自動サービス機器と、
前記自動サービス機器毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録された前記ポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、
前記カードリーダーで読み取った前記ポイントカード識別情報に関連付けられた、前記料金受入装置から出力され、前記ポイントカード端末処理装置に入力された前記課金信号に基づいて付与された支払ポイント情報、及び処理の日時を特定する日時情報を含むポイント関連組情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、
前記ポイントサーバーと前記ポイントカード端末処理装置との間の情報交換が不調の場合、前記ポイント関連組情報を記録するポイント端末記録装置と、前記ポイントサーバーと前記ポイントカード端末処理装置との間の情報交換の不調の回復後、前記ポイント端末記録装置に記録した前記ポイント関連組情報を前記ポイントサーバーへの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置、を含むと共に、オンラインモード又はオフラインポイント処理モードを実行し、
前記ポイントサーバーとの情報交換が可能である場合、前記オンラインモードを実行し、
前記オンラインモードにおいては、少なくとも、前記ポイントサーバーにおける前記ポイントカード識別情報の記録を判別するためのポイントカード承認処理を実行後に、前記ポイントサーバーから前記ポイント情報として最新ポイント情報を取得し、
前記自動サービス機器を、前記ポイント情報を用いて利用する場合のポイント支払ポイント処理、及び前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーにおいて前記支払ポイント情報を前記最新ポイント情報に付加するための課金支払ポイント処理を実行可能であり、
前記ポイントサーバーとの情報交換が不調である場合、前記オフラインポイント処理モードを実行し、
前記オフラインポイント処理モードにおいては、前記ポイント支払ポイント処理が実行不能であり、前記ポイント関連組情報を前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信せず、前記情報交換の不調回復後、前記情報交換が不調であった期間に前記ポイント端末記録装置に記録された前記ポイント関連組情報が前記ポイント関連組情報送信指示装置の指示に基づき前記ポイントサーバーへ送信する処理を実行し、
前記ポイントサーバーは、前記情報交換が可能である場合または前記情報交換の不調回復後、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一の前記ポイントカード識別情報に関連して記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して新たな前記最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
である。
この目的を達成するため、第4の態様に係る第4の発明は以下のように構成されている。
前記ポイント関連組情報送信指示装置による前記支払ポイント情報の送信を指示するタイミングは、前記自動サービス機器の営業時間外である
ことを特徴とする第1の発明の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
である。
この目的を達成するため、第5の態様に係る第5の発明は以下のように構成されている。
前記自動サービス機器は、所定金額の料金の受入に基づいてゲームを行うことが可能になるゲーム機である
ことを特徴とする第1乃至第4の発明の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムである。
第1の発明によれば、ポイントカード端末処理装置において、自動サービス機器における支払ポイント情報の発生毎に、ポイントカード識別情報に関連付けて、支払ポイント情報、及び当該支払ポイント情報に関連する日時情報をポイント関連組情報としてポイント端末記録装置に記録する。そして、ポイント関連組情報送信指示装置からの指示によって、ポイント関連組情報をポイントサーバーへ送信する。ポイントサーバーにおいて、受信したポイントカード識別情報毎に、日時情報順に支払ポイント情報を加算して最新ポイント情報を演算し、ポイントサーバー記録装置に記録する。
これにより、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーとの情報交換が不調を生じた場合であっても、当該不調の回復後、支払ポイント情報を最新ポイント情報に反映することができる。換言すれば、オフライン時であっても、自動サービス機器を利用した場合、利用者はポイント情報を獲得できるので、自動サービス機器の利用を促すことができる利点がある。
第2の発明によれば、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーの情報交換が不調である場合、自動サービス機器における支払ポイント情報の発生毎に、ポイントカード識別情報に関連付けて、支払ポイント情報、及び当該支払ポイント情報に関連する日時情報をポイント端末記録装置に記録する。そして、ポイント関連組情報送信指示装置の指示によって、自動サービス機器の営業時間外において、ポイントサーバーへ、当該記録した支払ポイント情報等を送信する。ポイントサーバーにおいて、受信したポイントカード識別情報、支払ポイント情報、及び当該支払ポイント情報に関連する日時情報に基づいて、最新ポイント情報を演算し、ポイントサーバー記録装置に記録する。
これにより、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーとの情報交換が不調を生じた場合であっても、当該不調の回復後、支払ポイント情報を最新ポイント情報に反映することができる。換言すれば、オフライン時であっても、自動サービス機器を利用した場合、利用者はポイント情報を獲得できるので、自動サービス機器の利用を促すことができる利点がある。
第3の発明によれば、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーの情報交換が不調である場合、自動サービス機器における支払ポイント情報の発生毎に、ポイントカード識別情報に関連付けて、支払ポイント情報、及び当該支払ポイント情報に関連する日時情報をポイント端末記録装置に記録する。そして、不調の回復後、ポイント関連組情報送信指示装置の指示によって、所定のタイミングにおいて、ポイントサーバーへ、当該記録した支払ポイント情報等を送信する。ポイントサーバーにおいて、受信したポイントカード識別情報、支払ポイント情報、及び当該支払ポイント情報に関連する日時情報に基づいて、最新ポイント情報を演算し、ポイントサーバー記録装置に記録する。
これにより、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーとの情報交換が不調を生じた場合であっても、当該不調の回復後、支払ポイント情報を最新ポイント情報に反映することができる。換言すれば、オフライン時であっても、自動サービス機器を利用した場合、利用者はポイント情報を獲得できるので、自動サービス機器の利用を促すことができる利点がある。
第4の発明によれば、主たる構成は、第1の発明と同一であるので、第1の発明と同一の効果を有する。
更に、第4の発明は、ポイント関連組情報送信指示装置から前記ポイントサーバーへ支払ポイント情報を送信するタイミングは、自動サービス機器の営業時間終了後である。これにより、複数の店舗において共通のシステムを用いる場合であっても、支払ポイント情報を最新ポイント情報に反映することができる利点がある。
第5の発明によれば、主たる構成は、第1乃至第4の発明と同一であるので、第1乃至第3の発明と同一の効果を有する。
更に、第5の発明は、自動サービス機器は、所定金額の料金の受入に基づいてゲームを行うことが可能になるゲーム機である。利用者は、ゲームをする毎にポイントを得て、当該ポイントを現金的に使用することや、商品と交換することができるので、お得感を得ることができる。一方、事業者は、このお得感によって、利用者(顧客)を囲い込むことができる利点がある。
図1は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの概要説明図である。 図2は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのブロック図である。 図3は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器たるゲーム機とポイントカード端末処理装置の関係説明図であり、(A)は一対一の例、(B)は一対二の例、(C)は一対三の例、(D)はそれらの関係を表した表である。 図4は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器としてのゲーム機であり、(A)はゲーム機の概要図、(B)はゲーム機のブロック図である。 図5は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器としてのゲーム機に付設される料金受入装置であり、(A)は硬貨選別装置、(B)は電子マネー処理装置、(C)は二次元コード決済処理装置、(D)は料金受入装置のフローチャートである。 図6は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置であり、(A)はポイントカード端末処理装置の外観図、(B)はポイントカード端末処理装置のブロック図である。 図7は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのブロック図である。 図8は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置におけるテーブルであり、(A)はポイント端末テーブル、(B)はポイント端末基礎テーブルである。 図9は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置の正常時の作用説明用のフローチャートである。 図10は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置において、情報交換不調時の作用説明用のフローチャートである。 図11は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントカード端末処理装置における表示であり、(A)は初期画面、(B)は合い言葉入力画面、(C)は受付画面、(D)はオフラインポイントサービス画面、(E)はIDエラー画面、(F)は利用ポイント入力画面、(G)は利用ポイント表示画面、(H)はポイント利用結果画面の一例である。 図12は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントカード端末処理装置における表示であり、(A)はオフラインモード画面、(B)はオフラインポイントサービス画面、(C)はポイント付加画面の一例である。 図13は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーのブロック図である。 図14は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーにおけるテーブルであり、(A)は店舗サーバー履歴テーブル、(B)は機器端末機管理テーブルの一例である。 図15は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーにおける作用説明図であり、(A)は登録フローチャート、(B)はメニュー画面、(C)は新規登録画面、(D)は修正画面の一例である。 図16は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーの作用説明用のフローチャートである。 図17は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントサーバーであり、(A)はブロック図、(B)は整列ポイント処理テーブルAPTLの一例である。 図18は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの実施例1のポイントサーバーにおいて管理するテーブルであり、(A)はポイント会員テーブル、(B)はポイントサーバー履歴テーブルの一例である。 図19は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムのポイントサーバーの作用説明用のフローチャートである。 図20は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムの作用を説明するためのフローチャート(正常時)である。 図21は、本発明にかかる実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムの作用を説明するためのフローチャート(不調時)である。 図22は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのブロック図である。 図23は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置であり、(A)はポイントカード端末処理装置のブロック図、(B)は第2ポイント端末テーブルである。 図24は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムにおけるポイントカード端末処理装置の作用説明用のフローチャートである。 図25は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントカード端末処理装置における表示であり、(A)は初期画面、(B)は受付画面、(C)はオフラインポイントサービス画面、(D)は支払ポイント表示画面の一例である。 図26は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーであり、(A)はブロック図、(B)は店舗サーバー履歴テーブルの一例である。 図27は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムの店舗サーバーの作用説明用のフローチャートである。 図28は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントサーバーであり、(A)はブロック図、(B)はポイントサーバーテーブルの一例である。 図29は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムのポイントサーバーであり、(A)は作用説明用のフローチャート、(B)はポイントカード識別情報毎時刻順テーブルの一例である。 図30は、本発明にかかる実施例2の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システムの作用を説明するためのフローチャートである。
本発明に係る自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムは、
少なくとも、料金受入装置を備えた自動サービス機器と、
前記自動サービス機毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、前記カードリーダーで読み取ったポイントカード識別情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、前記料金受入装置における料金の受け入れに基づいて付与された支払ポイント情報を、前記ポイントカード識別情報及び日時情報に関連付けてポイント関連組情報として記録するポイント端末記録装置と、前記ポイント端末記録装置に記録したポイント関連組情報の前記ポイントサーバーへの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置、を含み、
前記ポイントサーバーは、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一のポイントカード識別情報に関連して記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムである。
また、 少なくとも、料金受入装置を備えた自動サービス機器と、
前記自動サービス機器毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、前記カードリーダーで読み取ったポイントカード識別情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、前記料金受入装置における料金の受け入れに基づいて付与された支払ポイント情報を、前記ポイントカード識別情報及び日時情報に関連付けてポイント関連組情報として記録するポイント端末記録装置と、前記自動サービス機器の営業時間外において、前記ポイント端末記録装置に記録したポイント関連組情報の前記ポイントサーバーへの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置、を含み、
前記ポイントサーバーは、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一のポイントカード識別情報に関連させて記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して新たな最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであることが好ましい。
さらに、
少なくとも、料金受入装置を備えた自動サービス機器と、
前記自動サービス機毎に設けられ、少なくとも、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
前記ポイントカード端末処理装置と通信回線を介して直接的又は間接的に接続され、前記ポイントカード識別情報に関連付けてポイント情報を送受信するポイントサーバーと、を含む自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
前記ポイントカード端末処理装置は、少なくとも、前記ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み込むカードリーダーと、前記カードリーダーで読み取ったポイントカード識別情報を前記ポイントサーバーへ送信する通信装置と、前記ポイントサーバーと前記ポイントカード端末処理装置との間の情報交換が不調の場合、前記ポイントカード識別情報に関連付けたポイント関連組情報を記録するポイント端末記録装置と、前記ポイントサーバーと前記ポイントカード端末処理装置との間の情報交換の不調の回復後、前記ポイント端末記録装置に記録したポイント関連組情報を前記ポイントサーバーへ送信するポイント関連組情報送信指示装置、を含み、
前記ポイントサーバーは、前記ポイントカード端末処理装置から受信した、前記ポイント関連組情報を、同一のポイントカード識別情報に関連して記録すると共に、前記ポイントカード識別情報毎に前記日時情報順に前記支払ポイント情報を加算して新たな最新ポイント情報を演算した後、当該最新ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連付けて記録するポイントサーバー記録装置を含む
ことを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
であることが好ましい。
さらにまた、
前記ポイント関連組情報送信指示装置による前記支払ポイント情報の送信を指示するタイミングは、前記自動サービス機器の営業時間外である
ことが好ましい。
また、前記自動サービス機器は、所定金額の料金の受入に基づいてゲームを行うことが可能になるゲーム機であることが好ましい。
図1を参照して、本発明にかかる自動サービス機器102用のサーバー管理型ポイント管理システム104の概要を説明する。
本サーバー管理型ポイント管理システム104は、自動サービス機器102、ポイントカード端末処理装置110、店舗サーバー114、通信回線116、ポイントサーバー118、及び後述するポイントカード120によって構成されている。
まず自動サービス機器102を説明する。
自動サービス機器102は、所定料金の受取を判別し、自動的に商品又はサービスの提供を行う機能を有する機器である。本実施例1において、自動サービス機器102は、施設(アミューズメント施設、所謂ゲームセンター)100(図1においては第1施設1001~第n施設100n)に設置されたゲーム機1061~1062である。具体的には、第1施設1001には多数のゲーム機1061a~1061n、第2施設1002には多数のゲーム機1062a~1062n、第n施設100nには多数のゲーム機106na~106nnが配置されている。なお、以下の説明において、ゲーム機は総称してゲーム機106として説明する。各ゲーム機106には液晶表示装置等によって構成される表示装置たる端末表示装置108を有するポイントカード端末処理装置110が、それぞれ個別に取り付けられている。なお、端末表示装置108及びポイントカード端末処理装置110については、通常は説明の便宜上全て同一の番号を用いて説明するが、必要な場合には個別の番号を用いて説明する。ポイントカード端末処理装置110はルーター112を用いたLAN(Local Area Network)によって店舗サーバー114(第1店舗サーバー1141、第2店舗サーバー1142、第n店舗サーバー114n)に接続され、店舗サーバー114は、通信回線116を介してポイントサーバー118に接続されている。換言すれば、店舗サーバー114とポイントサーバー118はグローバルIPアドレスを用いて通信相手先を特定し、通信によって情報(信号やデータ等)を交換する。通信回線116には、管理コンピューター122等を接続し、店舗サーバー114と接続し、各種管理業務を行うことができる。
通信回線116は、信号やデータを送受信するために使う回線(telecommunication circuit)であり、例えば、電気通信事業者が提供する広域通信回線、LAN等構内通信回線があり、本実施例1においては、インターネット通信回線が用いられている。
本実施例1における施設100は、少なくとも、ポイントカード端末処理装置110が付設されたゲーム機106が複数配置された、屋根、柱及び壁を有する建物、建物の一部である部屋、又は、仕切られた区画を意味する。自動サービス機器102は、施設100がコインランドリーである場合、洗濯機、乾燥機、洗剤販売機等である。施設100が自動販売機スタンドである場合、自動サービス機器102は飲料自動販売機、食品自動販売機、各種物品自動販売機、電子レンジ、自動音楽提供機等であり、健康ランドである場合、自動マッサージ機、自動日焼け機等である。施設100における有人又は無人の管理は問わない。
次に施設1001を例に各種機器のネットワークを説明する。
図2に示すように、ポイントカード端末処理装置110(1101a~1101n)は各ゲーム機1061a~1061nに対応付けられて装置されている。詳細には、ポイントカード端末処理装置110(1101a~110nc)は、ゲーム機106(1061a~1061n)に装着されている料金受入装置126(1261a~126nc)に対応して設けられている。換言すれば、外見上1台のゲーム機106に複数台のゲーム機106が設置されている場合があるが、料金受入装置126は、各ゲーム機106毎に対応して設けられている。
通常、ゲーム機106は筐体毎に構成され、図2又は図3に示すように、ゲーム機1061aには一つの料金受入装置1261aが装着され、この料金受入装置1261aに対応づけて一つのポイントカード端末処理装置1101aが装着されている。しかし、例えば、クレーンゲームのように、1台のゲーム機筐体に対し複数、図2及び図3(B)においては、ゲーム機1061bに対し2つの料金受入装置1262a、1262bが装置され、各料金受入装置1262a、1262bに対し個別にポイントカード端末処理装置1102a、1102bがそれぞれ対応づけられて装着されている。また、図2及び図3(C)においては、ゲーム機1061nに対し3つの料金受入装置126na、126nb、126ncが装着され、それぞれに対応づけられてポイントカード端末処理装置110na、110nb、及び110ncが装着されている。さらに、1台のゲーム機106に対し、4以上の料金受入装置126及びポイントカード端末処理装置110が設けられる場合もある。したがって、後述する自動サービス機器識別情報AIDとポイント端末識別情報TIDとの関係は、図3(D)に示すように、自動サービス機器識別情報AIDとポイント端末識別情報TIDが一対一の関係の他、一対二、又は一対三等の、一対複数の場合がある。
次に自動サービス機器102たるゲーム機106を主に図4を参照しつつ説明する。
ゲーム機106は、所定価値の硬貨C、例えば100円硬貨100C、500円硬貨500C等によって、所定のゲームの実行を提供する機能を有し、例えば、クレーンゲーム機、ビデオゲーム機、メダルゲーム機、トレーディングカードゲーム機、写真自動販売機等である。
次にゲーム機106の主要なハード構成を、主に同図(B)を参照しつつ説明する。
ゲーム機106は、大まかには自動サービス機器制御装置128たるゲーム機制御装置132、ゲーム用ハードウエア134、料金受入装置126、ゲーム機識別情報記憶装置136、及びゲーム機通信装置138を含んでいる。
ゲーム機制御装置132は、料金の受領を表す課金信号CHS又はポイント利用課金信号PCSに基づいて起動信号STSをゲーム用ハードウエア134に出力し、当該ゲーム用ハードウエア134を作動させて自動サービス機器102(ゲーム機106)の利用者USRに対しゲームの実行を提供する機能を有する。ゲーム機制御装置132は、本実施例1においては、所謂マイクロプロセッサ(Micro-Processing Unit)である。なお、ポイント利用課金信号PCSは、ポイントカード端末処理装置110におけるポイント課金信号出力装置172が出力する。さらに、ゲーム機制御装置132は、硬貨選別装置142に対し、硬貨Cの受け入れ禁止信号を出力し、当該対価によるゲーム中は、新たな硬貨Cを受け入れないようにしている。
ゲーム用ハードウエア134は、ゲーム機制御装置132からの起動信号STSを受信し、利用者による操作ボタン等の操作に基づいて、各種アクチュエータを所定のタイミングで作動させ、又はディスプレイに所定の表示を行う等によってゲームを提供する機能を有する。
料金受入装置126は、ゲーム機106において設定された料金を受け付けた場合、ゲーム機制御装置132にパルス信号等の課金信号CHSを出力する機能を有し、公知の料金受入装置126が用いられる。前述したように、料金受入装置126は、ゲーム機106毎に設けられる。
料金受入装置126は、例えば、公知の、硬貨選別装置142、電子マネー処理装置144、又は二次元コード決済処理装置146等が単独で、又は組み合わせて用いられる。本実施例1においては、硬貨選別装置142、電子マネー処理装置144、及び二次元コード決済処理装置146が組み合わせて用いられている。この他、料金受入装置126としては、公知のクレジットカード処理装置やデビットカード処理装置等を用いることができる。
次に料金受入装置126を図5を参照しつつ説明する。
本実施例1において、料金受入装置126は硬貨選別装置142、電子マネー処理装置144、及び二次元コード決済処理装置146が用いられる。
硬貨選別装置142は、図5(A)に示すように、硬貨投入口142Eに投入された硬貨Cの金種及び真贋を硬貨センサ142Sによって検出し、所定の金種の真贋硬貨は受入通路142Aへ案内され、偽貨は返却口142Rへ案内される。受入通路142Aを通過する硬貨Cを受入センサ142RSで検出し、受入センサ142RSは課金信号CHSたるパルス信号PSを出力する。パルス信号PSは、一定の電圧と時間幅を有する電気信号である。
電子マネー処理装置144は、図5(B)に示すように、公知の電子マネー処理装置によって構成され、カードリーダーライター144RWによって、電子マネーカード(図示せず)の記録装置に記録された電子マネー情報を読込、当該読み込んだ電子マネー情報からゲーム機106において設定された料金に相当する電子マネー情報を減算し、残金を当該電子マネーカードの記録装置に記録する電子マネー決済を行った場合、パルス信号PSの課金信号CHSを出力する。
二次元コード決済処理装置146は、図5(C)に示すように、公知の二次元コード二次元コード決済システム、所謂、QRコード(登録商標)決済における端末機器であって、MPM(Merchant-Presented Mode)方式の場合は、二次元表示装置146Dに表示された二次元コードを、利用者USRが自己の利用者端末機によって撮像し、CPM(Consumer-Presented Mode)方式の場合は、撮像装置146Cによって利用者USRが利用者端末機表示装置に表示した二次元コードを撮像させて、ゲーム機106において設定された料金を決済する二次元コード決済が完了した場合、パルス信号PSの課金信号CHSを出力する。
次にゲーム機識別情報記憶装置136を説明する。
ゲーム機識別情報記憶装置136は、ゲーム機106毎に個別に定められた自動サービス機識別情報AIDを記憶し、要求に応じて出力する機能を有し、公知の記憶装置が用いられる。自動サービス機識別情報AIDは、数字、アルファベット、又はそれらの組み合わせによって構成され、予め管理者によって記憶される。自動サービス機識別情報AIDは、電子マネー処理装置144、又は二次元コード決済処理装置146が用いられてゲーム料金を決済する場合、何れのゲーム機106に関する決済であるかを特定するために用いられる。また、ポイント情報管理においては、何れのゲーム機106に関するポイント情報であるかを特定するために用いられる。
次にゲーム機通信装置138を説明する。
ゲーム機通信装置138は、ポイントカード端末処理装置110と通信によって情報交換する機能を有し、公知の通信装置が用いられる。この通信は、無線又は有線で行われる。ポイントカード端末処理装置110は、ゲーム機106に付設されることが多いこと、及びノイズによる誤作動を回避するため、有線方式を採用することが好ましい。
次に、ゲーム機106における作用を図5(D)に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まずステップAS1において、料金受入装置126から課金信号CHSが出力されたか判別し、出力された場合はステップAS2へ進み、課金信号CHSが出力されない場合、ステップAS1をループし、課金信号待ち状態になる。
ステップAS2において、課金信号CHSに基づいてゲーム機制御装置132が起動信号STSを出力し、ゲーム機制御装置132は起動信号STSに基づいてゲーム用ハードウエア134を作動させてゲームを開始した後、ステップAS1へ戻る。
次ぎにポイントカード端末処理装置110を主に図6及び図7を参照しつつ説明する。
ポイントカード端末処理装置110は、ポイント処理に関する利用者USRとサーバー管理型ポイント管理システム104のインターフェースの機能を有する。当該機能の一つとして、ポイントカード120に記録されたポイントカード識別情報PCIDを読み出し、当該ポイントカード識別情報PCIDを店舗サーバー114を介してポイントサーバー118へ送信し、逆にポイントサーバー118から店舗サーバー114を経由して送信された最新ポイント情報LPTIを表示し、店舗サーバー114又はポイントサーバー118との間の通信が不通、又は何れかのサーバーのダウン等によりポイント処理を実行できない障害が発生した場合、換言すれば、ポイントカード端末処理装置とポイントサーバーとのの間の店舗サーバーを介した情報交換が不調(以下「情報交換が不調」ともいう。)である場合、当該ポイントに関連する支払ポイント情報PPI等のポイント情報PTIをポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記録すると共に、当該障害が回復した場合、当該ポイント情報PTIを店舗サーバー114を経由してポイントサーバー118へ送信する機能を有する。本実施例1において、ポイントカード端末処理装置110は、端末表示装置108、端末入力装置152、ポイント端末演算装置154、ポイント端末記録装置156、通信装置たるポイント端末通信装置158、ポイント端末時計装置162、ポイント端末識別情報記憶装置164、カードリーダー(便宜的に「ポイントカードリーダー」という。)166、ポイントサービス釦168、ポイント課金信号出力装置172、ポイント利用釦174、端末ポイント情報出力装置176、ポイント関連組情報送信指示装置177、及びポイントバスライン178を含んでいる。
まずポイントカード120を図7を参照しつつ説明する。本発明は、サーバー管理型のポイント管理システムであるため、ポイントカード120には、ポイントカード識別情報PCIDを記録する機能を有し、公知の磁気カード、ICカード等が用いられる。ポイントカード識別情報PCIDは、世界中で唯一の情報、少なくと、利用されるポイント管理システムにおいては唯一の情報であり、当該ポイントカード利用者USRを特定するための情報であり、数字、文字、記号、又はそれらの一部又は全部の組み合わせによって構成される。
次にポイントカード120の構成を説明する。
ポイントカード120のサイズは任意であるが、規格化されているカードを用いることが好ましい。規格化されたカードサイズとは、85.60 × 53.98 × 0.76 mm (ISO/IEC 7810:2003 ID-1, JIS X 6301:2005 ID-1)をいう。このポイントカード120にポイントカード記録部120Mが構成され、ポイントカード識別情報PCIDが記録される。ポイントカード記録部120Mは、磁気ストライプ(magnetic stripe)又はIC(integrated circuit)を用いることが出来、本実施例1においては、磁気ストライプが用いられている。カードの材質は、紙又は樹脂によって構成される。
次にポイントカード端末処理装置110の外観を図6を参照しつつ説明する。
実施例1におけるポイントカード端末処理装置110は、大凡横長矩形の厚みが薄い箱形であって、表面には端末表示装置108が配置されている。端末表示装置108は例えばLCD(Liquid Crystal Display)、又は有機ELディスプレイ(organic electroluminescent display)等によって構成される。
次に端末入力装置152を説明する。
端末入力装置152は、ポイント処理に関する情報を入力する機能を有する。本実施例1において端末入力装置152は、端末表示装置108とポイント端末位置入力装置179が組み合わされた、所謂タッチパネルを用いている。例えば、後述のポイントサービス釦168に相対する位置の端末入力装置152をタッチした場合、ポイントサービス釦168がタッチされたとの信号を出力する。端末入力装置152は、タッチパネルに限らず、同様の機能を有する他の装置を用いることができる。
次にポイント端末演算装置154を説明する。
ポイント端末演算装置154は、演算装置、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random AccessMemory)等によって構成され、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、RAMと適宜通信しつつポイントカード端末処理装置110を構成する各装置の機能を発揮させる機能を有する。本実施例1においては、所謂マイクロプロセッサ(microprocessor)が用いられている。
次にポイント端末記録装置156を説明する。
ポイント端末記録装置156は、ポイントカード端末処理装置110において処理する情報を必要に応じて記憶する機能を有し、公知の記憶装置が用いられる。本実施例1において、ポイント端末記録装置156には、図8(B)に例示するポイント端末基礎テーブルPBLと、同(A)に例示するポイント端末テーブルPTLが記録され、その他必要に応じ、種々の情報が記録される。ポイント端末基礎テーブルPBLには、ポイント端末識別情報TIDに関連付けられて自動サービス機識別情報AID、サービス名情報SNI、店舗サーバー識別情報SIDが記憶され、店舗サーバー114へポイントカード認証要求PCR、又はポイント付与要求をPGR等行う場合のポイント端末識別情報TID等と関連付ける場合に用いる。自動サービス機識別情報AID、サービス名情報SNI、店舗サーバー識別情報SIDは、予め管理者によって記録される。店舗サーバー識別情報SIDは、例えば、URL(Uniform Resource Locator)である。ポイント端末テーブルPTL(図8(A))は、オフラインポイント処理モードOFPM時に出力された各種情報が記録され、本実施例1においては、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、ポイント端末識別情報TID、ログイン時に入力された合い言葉PW、ポイントカードリーダー166がポイントカード識別情報120を読み込んだ、又は起動信号STSを受信した日時である日時情報DTI、ポイント情報PTI、及びこのポイント情報PTIに関する行為情報ACIが一組のポイント関連組情報PRIとして出力された順に記録される。従って、記録された日時情報DTIの古い順に読み出すことにより、時系列順に読み出すことができる。ポイント関連組情報PRIの記録容量は、想定される期間におけるポイント関連組情報PRIの予想発生数、例えば10000組を記録できる容量が確保される。なお、ポイント情報PTIには、後述するように、支払ポイント情報PPI、利用ポイント情報UPI、又は最新ポイント情報LPTIを表す場合もある。また、オフラインポイント処理モードOFPMは、ポイントカード端末処理装置110とポイントサーバー118とが店舗サーバー114を経由した情報交換が不調の場合に行うポイント情報PTIに関する処理である。
次にポイント端末通信装置158を説明する。
ポイント端末通信装置158は、自動サービス機器102、本実施例1においてはゲーム機106のゲーム機制御装置132、及び店舗サーバー114と通信する機能を有し、公知の通信装置が用いられる。ポイント端末通信装置158は、ゲーム機106におけるゲーム機通信装置138とは有線によって通信し、店舗サーバー114の店舗通信装置264とは無線LAN等を介して接続されることが好ましい。
次にポイント端末時計装置162を説明する。
ポイント端末時計装置162は、ポイントカード端末処理装置110において用いる日時情報DTIを出力する機能を有し、公知の時計装置が用いられる。日時情報DTIは、年月日及び時分秒を含むことが好ましい。
次にポイント端末識別情報記憶装置164を説明する。
ポイント端末識別情報記憶装置164は、ポイント端末識別情報TIDを記憶し、出力する機能を有し、公知の記憶装置が用いられる。ポイント端末識別情報TIDは、予め、管理者によってポイント端末識別情報記憶装置164に記録され、書き換えることが出来ないことが好ましい。
ポイント端末識別情報TIDは、実質的に世界で唯一の識別情報であり、当該ポイント端末識別情報TIDによってポイントカード端末処理装置110を特定することができ、結果として取り付けされている自動サービス機器102、本実施例1においてはゲーム機106を特定することができる。例えば、ポイント端末基礎テーブルPBLと連携させることにより、ポイント端末識別情報TIDを基に、店舗運営事業者名、設置店舗、自動サービス機器102の種類等が明らかになるように構成することにより、営業情報の分析に利用することができる。
次にポイントカードリーダー166を説明する。
ポイントカードリーダー166は、ポイントカード120に記録されているポイントカード識別情報PCIDを読み込む機能を有する。本実施例1においては公知のカードリーダーが用いられ、ポイントカード端末処理装置110に一体化されている。具体的には、本実施例1において、ポイントカード120は磁気ストライプタイプであるため、ポイントカードリーダー166に対しスライド(スラッシュ)するタイプのカードリーダーが用いられている。具体的には、ポイントカード端末処理装置110の筐体180の右端部位置において、上下方向に延在し、ポイントカード120の厚みの倍程度の幅を有するスライド溝182と、筐体180内に配置された磁気ヘッド184、及び演算回路(図示せず)によって構成されている。しかし、他の装置、例えば、電子マネー処理装置144に組み込まれたカードリーダーを共用し、ゲーム機106に個別にカードリーダーを取り付けることができる。ポイントカードリーダー166は、ポイントカード120がICカードの場合、接触式又は非接触式のICカードリーダーが用いられる。
次にポイントサービス釦168を説明する。
ポイントサービス釦168は、利用者USRがポイントに関する処理を実行する場合に押(タップ)される。ポイントサービス釦168が押された場合、端末表示装置108がポイント処理メニュー画面PTS(図11(D))に切り換えられる。また、読み込まれた日における最初のアクセスである場合、来店ポイント情報CPIを付加する起点となる機能を有する。
次にポイント処理メニュー画面PTSを図11(D)を参照しつつ説明する。
実施例1のポイント処理メニュー画面PTSは、現在のポイント情報PTIを表示する利用可能ポイント表示部186、来店ポイント情報CPIの来店ポイント加算処理表示222、ゲーム機プレイポイント案内表示224、及びポイント利用伺い表示226、及びポイント利用釦174が表示される。換言すれば、図11(C)の受付画面RGSにおいて、ポイントサービス釦168が押された場合、ポイントカードリーダー166によって読み込まれたポイントカード識別情報PCIDに基づいて、店舗サーバー114、通信回線116を経由してポイントサーバー118にアクセスし、当該ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記憶されている最新ポイント情報LPTIを受信し、当該最新ポイント情報LPTIに、来店ポイント情報CPIが加算された新たな最新ポイント情報LPTIが、利用可能ポイント表示部186に表示される。来店ポイント情報CPIの値は、管理者によって任意に定められる。例えば、来店ポイント情報CPIは一日一回のみ所定の来店ポイント情報CPIを「1」付与するように設定される。ゲーム機プレイポイント案内表示224は、一回のゲーム当たりに付与されるポイント情報PTIであり、例えば、一回100円のゲームの場合、「1」のポイント情報PTI(支払ポイント情報PPI)が付与され、一回500円のクレーンゲームの場合、「5」の支払ポイント情報PPIが付与される。ポイントカード端末処理装置110は、ゲーム機106毎に対応付けて装着されるため、予め、ゲーム機106の料金に対する支払ポイント情報PPIを設定し、記憶させることが出来る。具体的には、ゲーム機106において、料金受入装置126から課金信号CHSが出力された場合、端末ポイント情報出力装置176が予め定められた支払ポイント情報PPIを出力する。なお、来店ポイント情報CPIは、「1」に限らない。
次にポイント課金信号出力装置172を説明する。
ポイント課金信号出力装置172は、ポイント情報PTIを用いて自動サービス機器102の料金を支払った場合、対応する自動サービス機器102の自動サービス機器制御装置128(ゲーム機制御装置132)に対し、ポイント利用課金信号PCSを出力する機能を有する。
本実施例1において、ポイント課金信号出力装置172は、硬貨選別装置142が硬貨Cを受け容れた際に出力する料金受入装置126からの課金信号CHSと同一の作用をなすポイント利用課金信号PCSを出力する。本実施例1において、ポイント利用課金信号PCSが起動信号STSの出力の切っ掛けになる。また、ポイント利用課金信号PCSは電気回路から出力されるが、当該電気回路を作用させる演算処理は、プログラムによって処理される。
次にポイント利用釦174を図11(D)を参照しつつ説明する。
ポイント利用釦174は、ポイント情報PTIを利用してゲーム機106においてゲームをする場合に押される。換言すれば、ポイントサーバー118に記録されている最新ポイント情報LPTIからゲーム機106のゲーム料金に相当するポイントを消費(減算)してゲームを実行する場合に押される。
ポイント利用釦174が押(タップ)された場合、端末表示装置108には、利用ポイント入力画面PUS(図11(F))が表示される。
利用ポイント入力画面PUSには、利用可能ポイント表示部186、利用ポイント表示部200、及び確認釦244が表示される。利用ポイント表示部200には、「1ポイント」が「1円」に相当する場合であって、ゲーム料金が100円である場合、「100」が表示され、ゲーム料金が500円である場合、「500」が表示される。確認釦244を押した場合、利用ポイント表示部200に表示されたポイント情報PTIの使用を、利用者USRが承認したものとして、ポイント課金信号出力装置172がポイント利用課金信号PCSを、ゲーム機制御装置132へ出力する。ゲーム機制御装置132は、ポイント利用課金信号PCSに基づいて、起動信号STSをゲーム用ハードウエア134へ出力し、自動サービス機器102、したがってゲーム機106を作動させる。一方、利用可能ポイント表示部186の表示は、ゲーム料金が100円である場合、元の表示から「100」が減算された表示に変更され、500円である場合、「500」を減算された表示に変更される。
次に端末ポイント情報出力装置176を説明する。
端末ポイント情報出力装置176は、課金信号CHSを受信した場合、当該課金信号CHS毎に、予め定められたポイント情報PTIたる支払ポイント情報PPI、及び行為情報ACIを出力する機能を有する。例えば、ゲーム機106の利用料金が100円の場合、課金信号CHSが出力される毎に「1」の支払ポイント情報PPIが出力される。利用料金が500円の場合、支払ポイント情報PPIは「5」である。行為情報ACIは、加算されるポイントであることから、例えば「付加」が出力される。支払ポイント情報PPIは、ポイント情報PTIの一つである。
次にポイント関連組情報送信指示装置177を説明する。
ポイント関連組情報送信指示装置177は、ポイント関連組情報PRIをポイントサーバー118へ送信し、又は送信する切っ掛けを与える機能を有する。
本実施例1において、ポイント関連組情報送信指示装置177はソフトウエアによって構成されている。具体的には、後述するステップES20がポイント関連組情報送信指示装置177である。しかし、ポイント関連組情報送信指示装置177はハードウエアによって構成することもできる。
次にポイントバスライン178を説明する。
ポイントバスライン178は、ポイントカード端末処理装置110を構成する各装置間のデータの転送を仲介する機能を有し、公知のバスラインが用いられる。
次にポイント端末テーブルPTLを図8(A)を参照しつつ説明する。
本実施例1において、ポイントカード端末処理装置110のポイント端末識別情報記憶装置164にはポイント端末テーブルPTLが記録される。即ち、前述のように、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、例えば、合い言葉PW、ポイント端末識別情報TID、ポイントが出力、又はポイントカード識別情報PCIDが読み込まれた日時情報DTI、行為情報ACI、及び来店ポイント情報CPI、支払ポイント情報PPI、又は利用ポイント情報UPIが記録される。来店ポイント情報CPIとは、前述したように、当日に最初に来場した際に付与されるポイント情報PTIであり、支払ポイント情報PPIとは、料金受入装置126から出力される課金信号CHSに基づいて端末ポイント情報出力装置176が出力するポイント情報PTIであり、利用ポイント情報UPIとは、ポイント情報PTI(最新ポイント情報LPTI)を支払ってゲーム機106(自動サービス機器102)を利用する際のポイント情報PTIである。本実施例1において、これらポイントカード識別情報PCID、合い言葉PW、ポイント端末識別情報TID、ポイントが出力、又はポイントカード識別情報PCIDが読み込まれた日時情報DTI、行為情報ACI、及び来店ポイント情報CPI、支払ポイント情報PPI、又は利用ポイント情報UPIをまとめてポイント関連組情報PRIという。また、ポイント端末識別情報TIDとして、例えば、「A-101-001」が記録される。ポイント発生時刻情報POTとしては、課金信号CHSが出力された時刻、換言すれば、ポイントカード端末処理装置110が課金信号CHSを受信した、ポイント端末時計装置162の日時情報DTIが記録される。しかし、ポイント発生時刻情報POTは、課金信号CHSと共に送信される日時情報DTIを採用しても良いし、他の日時情報DTIを利用しても良い。日時情報DTIは、通常、年・月・日・時・分・秒にて表される。行為情報ACIは、支払ポイント情報PPIである場合、現金が支払われポイントが付与されることを意味する「付与」、利用ポイント情報UPIである場合、ポイント情報PTIが減算されることを意味する「減算」が記録される。ポイント減算情報PSIには、少なくとも、利用ポイント情報UPI、行為情報ACI、及び利用ポイント情報UPIが出力された日時情報DTIを含むことが好ましい。来店ポイント情報CTIである場合、「来店」が記録される。来店ポイント情報CTIは、ポイント情報PTIの一つである。
次に、ポイントカード端末処理装置110におけるオンラインモードONMにおける作用を図9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。なお、オンラインモードONMは、ポイントカード端末処理装置110とポイントサーバー118とが店舗サーバー114を介して情報交換が可能な場合のポイント情報PTIに関する処理をいう。換言すれば、本実施例1においてオンラインモードONMは、ポイントカード承認処理PCAT、課金支払ポイント処理CPPT、及びポイント支払ポイント処理PPPTの組み合わせである。しかし、オンラインモードONMは、ポイントカード承認処理PCATと課金支払ポイント処理CPPTであっても良い。
まずポイントカード承認処理PCATを説明する。
ポイントカード承認処理PCATは、利用者USRがポイント情報PTIを増やそうとする場合、又はポイント情報PTIを用いて自動サービス機器102(ゲーム機106)を利用する際に実行する処理で有り、ポイントカード120(ポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PW)がポイントサーバー118のポイント会員テーブルPMTLに記録されているかを判別し、当該ポイントカード120が判別された場合、ポイントサーバーテーブルPSTLに記録されている最新ポイント情報LPTIをポイントカード端末処理装置110へ送信する処理である。
ステップES1において、端末表示装置108に初期画面INS(図11(A))が表示され、ステップES2へ進む。初期画面INSには、利用者USRに対し、ポイントカード120をカードリーダーたるポイントカードリーダー166において、スライド溝182に沿わせてスライドさせることを促すイラストレーション228、更に同様の趣旨の案内232が表示される。したがって、ゲーム機106において、ゲームが行われない場合、及びゲームが行われる場合であってもポイントカード120を用いない場合、端末表示装置108には初期画面INSが表示される。また、磁気ヘッド184はポイントカード120がスライド溝182においてスライドされた場合、ポイントカード記録部120Mに記録されたポイントカード識別情報PCIDを読み込みできるようにスタンバイ状態に保たれる。
ステップES2において、ポイントカード120に記録されたポイントカード識別情報PCIDが読み込まれたか判別し、ポイントカード識別情報PCIDを判別した場合、ステップES3へ進み、判別しない場合ステップES4Aへ進む。換言すれば、ポイントカード120が利用されない場合、ステップES4Aへ進む。
ステップES4Aにおいて店舗サーバー114からのポーリングがあるか判別し、ポーリングが無い場合ステップES2へ戻ってポイントカード識別情報PCIDの待受状態になり、ポーリングがある場合ステップES4Bへ進む。
ステップES4Bにおいて、未送信のポイント関連組情報PRI(ポイントカード照会要求PCR、後述する支払ポイント付与要求PGR(支払ポイント付与情報PPG)、又は後述するポイント減算要求PSR(利用ポイント減算情報UPI))がポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLに記録されている場合、ステップES5へ進み、存在しない場合、ステップES2へ戻る。
したがって、ポイントカード120の利用者USRがおらず、かつ、未送信ポイント関連組情報PRIが存在しない場合、ステップES2及びステップES4A・ES4Bをループし、ポイントカード120の利用者USRの待受状態になる。
ステップES5において、未送信のポイント関連組情報PRIを店舗サーバー114へ送信した後、ステップES1へ戻る。換言すれば、ポイントカード120の利用者USRはいないが、未送信のポイント関連組情報PRIが存在する場合、未送信のポイント関連組情報PRIを店舗サーバー114、最終的にはポイントサーバー118へ送信する。
ポイントカード識別情報PCIDが判別された場合、ステップES3において、端末表示装置108に合い言葉入力画面IIS(図11(B))を表示し、ステップES6へ進む。合い言葉入力画面IISには、合い言葉入力部202、端末入力装置152としての文字数字入力キー204、及び入力促し案内206として「パスワードを入力下さい。」が表示される。利用者USRは、文字数字入力キー204を用いて合い言葉入力部202に自己の合い言葉PWを入力し、確定キー208を押す(タップ)ことにより、ステップES7へ進み、確定キー208が押されない場合、ステップES6をループし、合い言葉待機状態になる。
ステップES7において、店舗サーバー114のポーリングがあった場合、ステップES8へ進み、店舗サーバー114のポーリングがない場合、図10のA(ステップES30)へ進む。
ステップES8において、入力された合い言葉PW及びポイントカード識別情報PCIDを含むポイントカード照会情報PCIを店舗サーバー114へ送信し、正当な権限有るポイントカード120であるかポイントカード照会要求PCRを行った後、ステップES9へ進む。ポイントカード照会情報PCIには、少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、日時情報DTI(ポイントカード識別情報PCIDを読み込んだ年月日及び時刻)を含んでいることが好ましい。
ステップES9において、店舗サーバー114から当該ポイントカード照会情報PCIに基づくポイントカード照会要求PCRに対し、店舗サーバーポイントカード承認情報SPAI(最新ポイント情報LPTI他)の受信を判別した場合、ステップES10へ進み、合い言葉PW又はポイントカード識別情報PCIDが異なるため、店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIを受信しなかった場合、ステップES29へ進む。店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIには、少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、日時情報DTI、最新ポイント情報LPTI、及び/又は来店ポイント情報CPIを含んでいることが好ましい。
ポイントカード120(ポイントカード識別情報PCID)の承認が得られなかった場合、ステップES29において、端末表示装置108に図11(E)に示すIDエラー画面IESを表示し、合い言葉PWが不適である旨の表示209をして処理を終了する。
ステップES10において、店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIに基づいて、端末表示装置108に図11(C)に示す受付画面RGSを表示し、ステップES11へ進む。受付画面RGSには、ポイントサーバー118におけるポイントサーバー会員テーブルPMTLに、ポイントカード識別情報PCIDに関連して登録されている氏名情報NMIを表示する氏名部212、ポイントサービス機能を発揮させるための起点となるポイントサービス釦168、及び当該ポイントサービス釦168の押動を促す促し案内214が表示される。利用者USRは、受付画面RGSを見て、ポイントサービスを利用するか選択する。
ステップES11において、ポイントサービス釦168がタップされたことを判別した場合、ステップES12へ進み、タップされない場合はステップES11をループし、ポイントサービス釦168の待ち状態になる。
ステップES12において、図11(D)に示すポイント処理メニュー画面PTSを表示した後、ステップES13へ進む。ポイント処理メニュー画面PTSには、ポイントサーバー118から受信した最新ポイント情報LPTIを利用可能ポイント表示部186に表示する。一方、当日最初の利用である場合、来店ポイント情報CPIが付加され、当該付加後のポイント情報を表示する利用可能ポイント表示部186(来店ポイントが付加されない場合、最新ポイント情報LPTI)、ポイントを利用する際に押すポイント利用釦174、来店ポイントCPIが加算された旨を表す来店ポイント案内222、一プレイ毎に加算されるポイントを案内するゲーム機プレイポイント案内表示224、及びポイントを利用する場合に押動を促すポイント利用伺い表示226が表示される。
ステップES13において、ポイント利用釦174がタップされたか判別し、タップを判別しない場合ステップES15へ進み、判別した場合ステップES14へ進む。換言すれば、ポイント利用釦174がタップされない場合、現金等に基づく課金信号CHSが出力されたかを判別する。
次に課金支払ポイント処理CPPTを説明する。
課金支払ポイント処理CPPTは、料金受入装置126からの課金信号CHSに基づいて、ポイント情報PTIを付加(加算)する場合の処理である。本実施例1における課金支払ポイント処理CPPTは、ステップES15~ES24である。
ステップES15において、課金信号CHSが出力されたか判別し、出力されない場合ステップES13へ戻り、課金信号CHSを判別した場合、ステップES16へ進む。換言すれば、ポイント利用釦174がタップされず、かつ課金信号CHSも出力されない場合、ステップES13及びES15をループし、ポイント利用釦174又は課金信号CHSの待受状態になる。
ステップES16において、課金信号CHSに基づく支払ポイント情報PPI、及び行為情報ACIが端末ポイント情報出力装置176から出力されて支払ポイント付与要求PGRを行った後、ステップES17へ進む。支払ポイント情報PPIは、前述したように、例えば、ゲーム料金が100円である場合「1」、500円である場合「5」である。行為情報ACIは「付加」である。したがって、支払ポイント付与要求PGRとは、支払ポイント情報PPI等を出力することをいう。
ステップES17において、支払ポイント情報PPI、及び行為情報ACIをポイントカード識別情報PCIDに関連付けてポイント端末テーブルPTLに記録した後、ステップES18へ進む。
ステップES18において、図11(G)に示す、支払ポイント情報PPIを加算したことを表示する支払ポイント表示画面PPSを表した後、ステップES19へ進む。支払ポイント表示画面PPSには、支払ポイント情報PPIを加算後の最新ポイント情報LPTIを表示する利用可能ポイント表示部186、加算されたポイント情報たる支払ポイント情報PPIが表示される付加ポイント表示部234、ポイント利用釦174、及びポイント利用伺い表示226が表示されることが好ましい。
ステップES19において、店舗サーバー114からポーリングがあるか判別し、ポーリングが有る場合ステップES20へ進み、無い場合前述のA(ステップES30)へ進む。
ステップES20において、ポイント端末記録装置156に未送信のポイント関連組情報PRIがあるか判別し、存在する場合はステップES21へ進み、存在しない場合はステップES1へ戻る。支払ポイント情報PPIの処理をしている間に、通信回線116等の回復があった場合、迅速に対応するためである。
ステップES21において、未送信のポイント関連組情報PRIを店舗サーバー114へ送信した後、ステップES22へ進む。よって、ステップES20が、未送信のポイント関連情報PRIを送信する切っ掛けになるので、ポイント関連組情報送信指示装置177といえる。
次に、ステップES22において、店舗サーバー114から最新ポイント情報LPTIを含む店舗サーバーポイント付与情報SPPI、又は店舗サーバー利用結果情報SURIを受信した場合、ステップES23へ進み、受信しない場合ステップES22をループし、最新ポイント情報LPTI等の受信待機状態になる。店舗サーバーポイント付与情報SPPIは、本実施例1においては、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、日時情報DTI、行為情報ACI、及び支払ポイント情報PPIを含んでいるが、少なくとも、最新ポイント情報LPTIを含んでいれば良い。店舗サーバー利用結果情報SURIは、本実施例1においては、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、日時情報DTI、及び利用ポイント情報UPIを含んでいるが、少なくとも、最新ポイント情報LPTIを含んでいれば良い。
ステップES23において、課金信号CHSによる店舗サーバーポイント付与情報SPPIであるか、ポイント利用による店舗サーバー利用結果情報SURIであるかを判別し、課金信号CHSに基づく場合、ステップES24へ進み、ポイント利用に基づく場合、ステップES25へ進む。この判断は、ポイント端末テーブルPTLにおいて、同一のポイントカード識別情報PCIDに関連して記録された発生時刻POTに対応する行為情報ACIが「付与」であるか「使用」であるかを判別することにより、判別することができる。
ステップES24において、端末表示装置108に図11(G)に示す支払ポイント表示画面PPSを表示した後、ステップES1へ戻る。支払ポイント表示画面PPSには、加算後の最新ポイント情報LPTIを表示する利用可能ポイント表示部186、加算されたポイント情報たる支払ポイント情報PPIが表示される付加ポイント表示部234、ポイント利用釦174、及びポイント利用伺い表示226が表示される。
ステップES25において、端末表示装置108に図11(H)に示すポイント利用結果画面PRSを表示した後、ステップES1へ戻る。ポイント利用結果画面PRSには、減算後の最新ポイント情報LPTIを表示する利用可能ポイント表示部186、減算されたポイント情報たる利用ポイント情報UPIが表示される利用ポイント表示部200、ポイント利用釦174、及びポイント利用伺い表示226が表示される。
次にポイント支払ポイント処理PPPTを説明する。
ポイント支払ポイント処理PPPTは、蓄積されたポイント情報PTI(最新ポイント情報LPTI)を用いて、自動サービス機器102を利用する場合のポイント情報PTIの処理である。本実施例1におけるポイント支払ポイント処理PPPTは、ステップES13~14、ES26~ES28、ES19~ES23、及びES25のステップである。
ステップES13において、ポイント利用釦174がタップされた場合、次に進んだステップES14において、例えば図11(F)に示す利用ポイント入力画面PUSを表示した後、ステップES26へ進む。利用ポイント入力画面PUSには、利用可能ポイント表示部186、利用ポイント表示部200、入力促しメッセージ238、及び確認釦244が表示される。利用可能ポイント表示部186には、店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIに含まれる最新ポイント情報LPTIが表示され、利用ポイント表示部200には、利用しようとする自動サービス機器102、本実施例1においてはゲーム機106の料金に相当するポイント、例えばゲーム機の料金が100円の場合、利用ポイント表示部200に利用ポイント情報UPIとして100を入力する。利用ポイント表示部200への入力は、例えば、利用ポイント表示部200をタップした場合、文字数字入力キー204が表示されるので、当該文字数字入力キー204を用いて利用ポイント数を入力する。
ステップES26において、確認釦244がタップされた場合、ステップES27へ進み、タップされない場合ステップES26をループし、確認釦244のタップ待ち状態になる。
ステップES27において、確定された利用ポイント情報UPIが料金と一致する場合、ステップES28へ進み、一致しない場合ステップES14へ戻り、利用ポイント情報UPIの再入力を求める。
ステップES28において、ポイント課金信号出力装置172がポイント利用課金信号PCSを出力すると共に、減算された利用ポイント情報UPIをポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、行為情報ACIの「減算」、発生時刻情報POT(日時情報DTI)、合い言葉PWと共にポイント端末テーブルPTLに、ポイント減算情報PSIとして記録した後、ステップES19へ進む。ポイント利用課金信号PCSを受信したゲーム機制御装置132は、起動信号STSをゲーム用ハードウエア134へ出力してゲームを開始させる。ポイント減算情報PSIは、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けされた、利用ポイント情報UPI(減算したポイント情報PTI)、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、行為情報ACI、及び発生した日時情報DTIを含むことが好ましい。したがって、ポイント減算要求PSRは、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けされた減算したポイント情報PTI、ポイント端末識別情報TID、行為情報ACI、及び日時情報DTIを店舗サーバー114へ送信すること、換言すれば、ポイント減算情報PSIを店舗サーバー114へ送信することをいう。なお、ステップES19以降は前述した通りである。
次にステップES7又はステップES19において店舗サーバー114のポーリングが無い場合の処理について、図10を参照しつつ説明する。
店舗サーバー114のポーリングが無いということは、ポイントカード端末処理装置110がポイントサーバー118との通信が出来ないということで有り、前述したステップES7~ES28の処理が行えない場合である。
例えば、店舗サーバー114との間の通信回線が不調である場合、店舗サーバー114が休止中であって処理できない場合、店舗サーバー114とポイントサーバー118との間の通信回線116が不調である場合、ポイントサーバー118が休止中である場合が想定される。
この場合、ポイントカード端末処理装置110において、緊急避難的にオフラインポイント処理モードOFPMにて支払ポイント情報PPIに関する処理を行う。したがって、オフラインポイント処理モードOFPMにおいて、ポイント情報PTI(利用ポイント情報UPI)を使ってゲーム機106を作動させることは出来ない。
まず、ステップES7において、店舗サーバー114からポーリングを受けない場合、ステップES30へ進む。
ステップES30において、ポイントカード端末処理装置110において読み込んだ、ポイントカード識別情報PCID、当該ポイントカード識別情報PCIDが読み込まれた日時情報DTI、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、ポイント情報PTI、及び行為情報ACIをポイント端末テーブルPTLに、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記録した後、ステップES31へ進む。
ステップES31において、端末表示装置108に、例えば、図12(A)に示すオフラインモード画面OMSを表示し、オフラインポイント処理モードOFPMにてポイントサービスを提供する旨のオフラインモード案内部246を表示する。具体的には、氏名部212が表示される。表示される氏名は、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けてポイントカード120のポイントカード記録部120Mに記録しておくことにより表示可能である。しかし、氏名が記録されない場合、氏名部212にポイントカード識別情報PCIDを表示することが出来る。さらに、「サーバーダウン中です。オフラインモードでポイントサービスを提供する」、及び「プレイポイントは回復後反映されます。」のオフラインモード案内部246、利用釦218、及びキャンセル釦220が表示された後、ステップES32へ進む。
ステップES32において、キャンセル釦220が押された(タップ)されたか判別し、押されたことを判別した場合、ステップES1へ戻り、判別しない場合、ステップES33へ進む。すなわち、ポイントシステムがオフラインであってもゲームを行うかの意思確認を行い、ゲームをプレイする場合、ステップES33へ進む。
ステップES33において、利用釦218が押された(タップ)か判別し、押された場合ステップES34へ進み、押されない場合ステップES32へ戻り、意思確認ループになる。
ステップES34において、端末表示装置108に、例えば、図12(B)に示すオフラインポイントサービス画面OPTSを表示した後、ステップES35へ進む。オフラインポイントサービス画面OPTSには、利用可能ポイント表示部186、オフラインポイント処理モードOFPMでポイントサービスを提供する旨のオフラインモード案内部246、及びゲーム機106に料金の投入を促す旨の料金投入促し案内部236が表示される。
次にステップES35において、課金信号CHSが有るか判別し、課金信号CHSを判別した場合ステップES36へ進み、判別しない場合ステップES35をループし、課金信号待機状態になる。前述したように、ゲーム機106における料金受入装置126において、料金を受領した場合、課金信号CHSが出力される。
次にステップES36において、課金信号CHSの判別に基づいて、端末ポイント情報出力装置176が支払ポイント情報PPI、及び行為情報ACIを出力し、ステップES37へ進む。具体的には、行為情報ACIとして「付与」が出力され、支払ポイント情報PPIは、100円に対し「1」ポイントであるとすると、「100円」の場合は「1」、「500円」である場合は「5」が出力される。
次にステップES37において、ポイント端末テーブルPTLに、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、支払ポイント情報PPI、当該支払ポイント情報PPIが出力された日時情報DTI、及び行為情報ACIを記録した後、ステップES38へ進む。
ステップES38において、端末表示装置108に、例えば、図12(C)に示す支払ポイント情報PPIを加算したことを表示するポイント付加画面PASを表した後、ステップES39へ進む。ポイント付加画面PASには、今回付与された支払ポイント情報PPIであるポイント情報PTIを表示するオフラインポイント部216、加算されたポイント情報たる支払ポイント情報PPIが表示される付加ポイント表示部234、オフラインモード案内246、及びポイントサービス終了釦248が表示される。
ステップES39において、ポイントサービス終了釦248が押されたか判別し、押された場合ステップES1へ戻り、押されない場合ステップES35へ戻る。これによって、再度の課金信号CHSの出力に備える。
以上がポイントカード端末処理装置110における、オンラインモードONMにおける処理及びオフラインポイント処理モードOFPMにおける処理である。
次にオフラインポイント処理モードOFPMからオンラインモードONMに代わった場合のオフオン変化モードOFONMにおける処理を図9及び図10を参照しつつ説明する。換言すれば、ポイント端末テーブルPTLに未送信のポイント関連組情報PRIとして記録されている状態である。
オフラインポイント処理モードOFPMのステップES39において、ポイントサービス終了釦248が押された場合、ステップES1へ戻る。
オンラインモードONMのステップES1、ES2を経由したステップES4Aにおいて、店舗サーバー114からのポーリングを判別した場合、ステップES4Bへ進む。ステップES4Bにおいて、ポイント端末テーブルPTLに未送信のポイント関連組情報PRIが記録されていることが判別されるので、ステップES5へ進み、当該未送信のポイント関連組情報PRIが店舗サーバー114へ送信される。
また、自動サービス機器102たるゲーム機106におけるゲーム中にオフラインポイント処理モードOFPMからオンラインモードONMに代わった場合には、ステップES19において店舗サーバー114からのポーリングが判別されるので、ステップES20~ES21において、未送信のポイント関連組情報PRIが店舗サーバー114へ送信される。
次に店舗サーバー114を主に図13を参照しつつ説明する。
店舗サーバー114は、一店舗に対し一台が原則であるが、ゲーム機106の台数が多い大規模な店舗の場合、店舗サーバー114を複数にすることができる。また、複数の店舗を一台の店舗サーバー114で管理することも出来る。したがって、店舗サーバー114は、同一の店舗(施設100)に設置されない場合もある。
図1に示すように、店舗サーバー114(第1店舗サーバー1141、第2店舗サーバー1142、第n店舗サーバー114n)は、ポイントカード端末処理装置110からの情報を、例えば、インターネット等の通信回線116を介してポイントサーバー118へ送信し、ポイントサーバー118からの最新ポイント情報LPTI等の情報をポイントカード端末処理装置110へ送信し、さらに、ポイントサーバー118との通信が不通等により情報交換が不調になった場合、ポイントカード端末処理装置110からのポイント情報PTI等の支払ポイント情報PPI又はポイント減算情報PSIの受信を停止し、前記不調が回復した後、不調の間にポイントカード端末処理装置110のポイント端末テーブルPTLに記録したポイント関連組情報PRIをポイントサーバー118へ送信する機能を有する。このように店舗サーバー114を構成することにより、ポイントサーバー118との間の情報交換が不調であっても、何ら問題無くポイント処理を行うことができる利点がある。なお、「不調が回復した後」には、回復直後に送信する場合、又は回復後のバッチ処理(batch processing)の何れをも含むものである。なお、バッチ処理は、通常、施設100の営業時間外に行われる。
本実施例1において、店舗サーバー114は、店舗ポイントリードライター装置254、店舗演算装置256、店舗記録装置258、店舗表示装置262、店舗通信装置264、店舗入力装置266、店舗時計装置268、及び店舗バスライン272を含んでいるが、少なくとも、店舗演算装置256、店舗記録装置258、店舗通信装置264、及び店舗バスライン272を含んでいれば良い。また、店舗サーバー114は、ポイントカード端末処理装置110の数に応じて一つの店舗(施設100)に複数台設置することができ、逆に一台の店舗サーバー114を複数の店舗(第1施設1001~第n施設100n)に対し共通に用いることが出来る。
まず店舗ポイントリードライター装置254を説明する。
店舗ポイントリードライター装置254は、店舗サーバー114に装着され、ポイントカード120のポイントカード記録部120Mに記録されているポイントカード識別情報PCIDを読み出し、又は書き込む機能を有する。
本実施例1においては、各自動サービス機器102たるゲーム機106毎にポイントカード端末処理装置110が装着されているので、店舗サーバー114に装着することは必須でないが、装着されていれば管理の利便性が高まる。
次に店舗演算装置256を説明する。
店舗演算装置256は、公知のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成され、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、RAMと適宜通信しつつ店舗サーバー114を構成する各装置の機能を発揮させる機能を有する
次に店舗記録装置258を説明する。
店舗記録装置258は、ポイントカード端末処理装置110、及びポイントサーバー118と通信しつつ処理する過程において、必要な情報を記憶する機能を有し、公知の記憶装置が用いられる。本実施例1において、店舗記録装置258には後述の店舗サーバー履歴テーブルSST、及び機器端末機管理テーブルTCTが記憶される。
店舗サーバー履歴テーブルSSTには、図14(A)に示すように、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、日時情報DTI、行為情報ACI、ポイント情報PTI、及び最新ポイント情報LPTIが記録(記憶)される。これらの情報は、支払ポイント情報PPI又は利用ポイント情報UPIと共にポイントカード端末処理装置110から送信される。支払ポイント情報PPIは、ポイント情報PTIと共に行為情報ACIとして「加算」が記録される。利用ポイント情報UPIは、ポイント情報PTIと共に行為情報ACI「減算」が記録される。本実施例1においては、更に、後述するポイントサーバー情報PSVIが記録されている。
機器端末機管理テーブルTCTには、自動サービス機識別情報AIDに関連付けられて、ポイント端末識別情報TID、加盟店名情報MNI、サービス名情報SNI、及び店舗サーバー識別情報SIDが記録されている。
ポイント端末識別情報TIDは、ポイントカード端末処理装置110の識別情報である。
合い言葉PWは、利用者がポイントカード120を利用する際、ポイントカード端末処理装置110に入力した合い言葉PWである。
日時情報DTIは、利用者USRがポイントカード端末処理装置110のポイントカードリーダー166にポイントカード120を読み込ませた時点におけるポイント端末時計装置162から出力された日時情報DTI、支払ポイント情報PPIが出力された時点でのポイント端末時計装置162から出力された日時情報DTI、又は利用ポイント情報UPIが出力された時点でのポイント端末時計装置162から出力された日時情報DTIである。
ポイントカード識別情報PCIDは、ポイントカード端末処理装置110のポイントカードリーダー166によって読み込まれたポイントカード記録部120Mに記録されているポイントカード識別情報PCIDである。
支払ポイント情報PPIは、ポイント情報PTIの数値であり、例えば、100円で「1」ポイントが付与される場合、当該「1」が支払ポイント情報PPIである。
行為情報ACIは、ポイント情報PTIの属性であり、支払ポイント情報PPIの場合「加算」、利用ポイント情報UPIの場合「減算」、来店ポイント情報CPIの場合「加算」が付与される。しかし、行為情報ACIは、支払ポイント情報PPI又は来店ポイント情報CPIを「+1」とすることにより、当該「+」で代用することができ、利用ポイント情報UPIを「-1」とすることにより、当該「-」で代用することができる。
最新ポイント情報LPTIは、ポイントサーバー118から送信された最新のポイント情報PTIである。
店舗サーバー履歴テーブルSSTには、ポイントカード端末処理装置110からポイントカード照会要求PCR、ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、支払ポイント付与要求PGR、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、ポイント減算要求PSR、又はポイントサーバー利用結果情報PURIを受信する毎に、該当するポイントカード識別情報PCIDに紐付けて受信した各種情報が記録され、検証等のため、一ヶ月間程度の間の各種情報が記録される。
次に店舗表示装置262を説明する。
店舗表示装置262は、利用者とのインターフェース機能を有し、公知の表示装置(ディスプレイ)が用いられる。
次に店舗通信装置264を説明する。
店舗通信装置264は、図1に示すように、ポイントカード端末処理装置110とはルーター112及びLAN、並びにポイントサーバー118との間では通信回線116を介して通信によって各種情報を送受信する機能を有し、公知の通信装置が用いられる。なお、ポイントサーバー118との通信は通信回線116に限らず、専用回線であってもよい。
次に店舗入力装置266を説明する。
店舗入力装置266は、店舗サーバー114において必要な情報を入力する機能を有し、公知のキーボードが用いられる。
次に店舗入力装置266を用いて行う機器端末機管理テーブルTCTの管理について以下説明する。
まず、機器端末機管理テーブルTCTを説明する。機器端末機管理テーブルTCTは、自動サービス機器102たるゲーム機106とポイントカード端末処理装置110を関係付ける機能を有する。換言すれば、ゲーム機106たる自動サービス機識別情報AIDとポイント端末識別情報TIDとを関係づける機能を有する。さらに、ポイント端末識別情報TIDは、ゲーム機106(自動サービス機器102)に装置される料金受入装置126とも直接的又は間接的に関係づけられることになる。
ゲーム機106とポイントカード端末処理装置110とを関係づけることにより、ゲーム機106におけるポイントカード端末処理装置110を用いた売上を算出する場合等に活用することができる。機器端末機管理テーブルTCTは、図14(B)に示すように、ゲーム機識別情報たる自動サービス機識別情報AIDに関連付けて、ポイント端末識別情報TIDが登録される。すなわち、ゲーム機106とポイントカード端末処理装置110が一対一の関係の場合、自動サービス機識別情報AIDに対し一つのポイント端末識別情報TIDが記録され、一対二の関係の場合、一の自動サービス機識別情報AIDに対し2つのポイント端末識別情報TIDが記録され、一対三の関係場合一の自動サービス機識別情報AIDに対し三つのポイント端末識別情報TIDが記録される(図3(D)参照。)。
さらに、機器端末機管理テーブルTCTには、自動サービス機識別情報AID、及びポイント端末識別情報TIDに関連付けて加盟店名情報MNI、及びサービス名情報SNI、店舗サーバー識別情報SID等を記録することが好ましい。
次に機器端末機管理テーブルTCTに記録する各種情報を説明する。
自動サービス機識別情報AIDは前述したように、本実施例1においては、ゲーム機106毎に関連付けられて付与される個別の情報である。
ポイント端末識別情報TIDは、ポイントカード端末処理装置110毎に個別に設定された識別情報である。
加盟店名情報MNIは、自動サービス機器102、本実施例1においてはゲーム場の施設100を運営する事業主体名であり、登記された会社名又は屋号等である。
サービス名情報SNIは、自動サービス機器102によって提供するサービス名であり、本実施例1においてはゲーム機106によって提供するサービス名、例えば、クレーンゲーム等の名称である。
そして、店舗サーバー識別情報SIDは、店舗サーバー114の個別の識別情報であり、例えば、URLである。
次に店舗時計装置268を説明する。
店舗時計装置268は、店舗サーバー114において用いる日時情報DTIを出力する機能し、公知の時計装置が用いられる。
次に店舗バスライン272を説明する。
店舗バスライン272は、店舗サーバー114を構成する装置間の通信を行う機能を有し、公知のバスラインである。
次に自動サービス機識別情報AID及びポイント端末識別情報TIDの登録(記録)方法について図15を参照しつつ説明する。登録プログラムは、店舗記録装置258に記録されている。
登録プログラムを起動させると、まずステップRS1において、店舗表示装置262に同図(B)に示すメニュー画面MNSが表示され、新規登録釦282、及び登録データ修正釦284が表示され、ステップRS2へ進む。
ステップRS2において、新規登録釦282が押(タップ)された場合、ステップRS3へ進み、登録データ修正釦284が押(タップ)された場合、ステップRS4へ進む。
ステップRS3において、同図(C)に示す新規登録画面NRSが表示され、少なくとも、自動サービス機識別情報AIDのAID入力部286、及びポイント端末識別情報TIDのTID入力部288、及び登録釦292が表示され、ステップRS5へ進む。本実施例1において、更に加盟店名情報MNIの加盟店名入力部274、及びサービス名情報SNIのサービス名入力部276が設けられている。
ステップRS5において、AID入力部286及びTID入力部288に店舗入力装置266を用いて必要な情報が入力され、登録釦292が押(タップ)されたことを判別した場合、ステップRS6へ進み、当該新規登録情報を機器端末機管理テーブルTCTへ記録し、処理を終了する。
機器端末機管理テーブルTCTにおける記録済み情報を修正する場合、ステップRS4において同図(D)に示す修正画面RVSが表示され、対象とする自動サービス機識別情報AIDの修正AID入力部294、検索釦296、ポイント端末識別情報TIDの修正TID入力部298、及び修正登録釦300が表示され、ステップRS7へ進む。
ステップRS7において、修正しようとする自動サービス機識別情報AIDの修正AID入力部294における入力及び検索釦296の押動を判別した場合、ステップRS8へ進み、押されない場合ステップRS7をループし、検索釦待ち状態になる。
ステップRS8において、修正AID入力部294における自動サービス機識別情報AIDに対応する記録情報が検索されて修正AID入力部294、及び修正TID入力部298に表示し、ステップRS9へ進む。表示された修正画面RVSにおいて、自動サービス機識別情報AID、又はポイント端末識別情報TID等を修正する。
ステップRS9において、修正登録釦300が押(タップ)されたことを判別した場合、ステップRS6へ進み、判別しない場合、ステップRS8へ戻り、修正登録釦300のタップ待ち状態になる。ステップRS6において、前述のように、機器端末機管理テーブルTCTへ記録し、処理を終了する。また、登録済み情報の削除も可能である。更に、修正画面RVSにおいても、加盟店名及びサービス名等の部を設け、これらをも修正できるようにすることが好ましい。
以上説明したように、店舗サーバー114において、機器端末機管理テーブルTCT等の登録、又は修正が可能である。
次に、店舗サーバー114における作用を図16に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まずステップSS1において、最初の順位のポイントカード端末処理装置110を指定し、ステップSS2へ進む。例えば、ポイント端末識別情報TIDに番号が付されている場合、番号の若い順にポイントカード端末処理装置110が指定される。
ステップSS2において、指定されたポイントカード端末処理装置110へポーリングを行い、ステップSS3へ進む。
ステップSS3において、当該ポイントカード端末処理装置110において、ポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRがあるか判別し、存在する場合ステップSS4へ進み、存在しない場合ステップSS5へ進む。
ステップSS5において、次の順番のポイントカード端末処理装置110を設定し、ステップSS2へ戻り、次のポイントカード端末処理装置110へポーリングを行う。
ステップSS4において、ポイントカード端末処理装置110から送信されたポイントカード照会情報PCI、支払ポイント付与情報PPG、又はポイント減算情報PSIを店舗記録装置258に一時的に記録した後、ステップSS6へ進む。具体的には、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、ポイントカード端末識別情報TID、合い言葉PW、日時情報DTI、行為情報ACI、来店ポイント情報CPI、支払ポイント情報PPI又は利用ポイント情報UPIが、店舗サーバー履歴テーブルSST(図14(A))に記録される。
ステップSS6において、ポイントサーバー118と情報交換が可能であるか判別し、情報交換可能である場合、ステップSS7へ進み、情報交換不能である場合ステップSS11へ進む。
ステップSS7において、一時的に記録した当該ポイントカード端末処理装置110のポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRを、店舗サーバー識別情報SIDに関連付けることにより、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRとしてポイントサーバー118へ送信した後、ステップSS8へ進む。したがって、店舗ポイントカード照会要求SPCRとは、ポイントカード照会情報PCIに店舗サーバー識別情報SIDを関係づけて送信することをいう。店舗支払ポイント付与要求SPGRとは、支払ポイント付与情報PPGに店舗サーバー識別情報SIDを関係づけて送信することをいう。店舗ポイント減算要求SPSRとは、利用ポイント減算情報UPIに店舗サーバー識別情報SIDを関係づけて送信することをいう。
ステップSS8において、ポイントサーバー118から、ポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRに対する応答たる、ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIが送信されたか判別し、何れかの受信を判別した場合ステップSS9へ進み、判別しない場合、ステップSS5へ進む。ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIは、以下の説明において、それら全て、又は何れか一つを指す場合においても、ポイントサーバー情報PSVIとも称されることがある。
ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAIは、例えば、「承認」又は「非承認」を表す情報で有り、信号を出力しない場合も含まれる。
ポイントサーバーポイント付与情報PPGIは、ポイント情報PTIを加算した旨の情報であり、加算後の最新ポイント情報LPTIで代用することも可能である。本実施例1においては最新ポイント情報LPTIを用いている。
ポイントサーバー利用結果情報PURIは、ポイント情報PTIを減算した旨の情報であり、減算後の最新ポイント情報LPTIで代用することもできる。
なお、ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAIと共に、ポイント端末識別情報TID,ポイントカード識別情報PCID、日時情報DTI、最新ポイント情報LPTI、来店ポイント情報CPI、及び氏名情報NMIを送信することが好ましい。情報の整合性を検証するためである。また、ポイントサーバーポイント付与情報PPGIと共に、ポイント端末識別情報TID,ポイントカード識別情報PCID、日時情報DTI、最新ポイント情報LPTI、及び支払ポイント情報PPIを送信することが好ましい。さらに、ポイントサーバー利用結果情報PURIと共に、ポイント端末識別情報TID、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、日時情報DTI、及び利用ポイント情報UPIを送信することが好ましい。
ステップSS9において、ポイントサーバー118からのポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURI(ポイントカード識別情報PCID、及び日時情報DTIを含む。)を受信し、店舗記録装置258の店舗サーバー履歴テーブルSSTの同一取引のポイントサーバー情報PSVI欄に記録する。今回はポイントサーバーポイントカード承認情報PPAIであるから、その「承認」又は「非承認」を、記録し、ステップSS10へ進む。なお、ポイントサーバーポイント付与情報PPGIである場合、「付与」が記録され、ポイントサーバー利用結果情報PURIである場合、「利用」が記録される。
ステップSS10において、受信したポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIとその他の情報を、ポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110へ送信した後、ステップSS5へ戻る。
ステップSS6においてポイントサーバー118との情報交換が不調である場合におけるステップSS11において、ポイントカード端末処理装置110へのポーリングを中止した後、ステップSS5へ戻る。したがって、ポイントサーバー118との間で情報交換が行えない場合、店舗サーバー114はポイントカード端末処理装置110へポーリングを行わない。換言すれば、ポイントカード端末処理装置110とポイントサーバー118はオフラインとなる。この場合、ポイントカード端末処理装置110はオフラインポイント処理モードOFPMにおいて処理する。
次にポイントサーバー118を主に図17を参照しつつ説明する。
ポイントサーバー118は、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRにおける少なくとも必須の情報をポイントカード識別情報PCIDに関連付けてポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録すると共に、店舗サーバー114から、ポイントカード照会情報PCI、支払ポイント付与情報SPGI、利用ポイント減算情報USI(少なくとも、カード識別情報PCID及び合い言葉PW)を受信した場合、当該ポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWがポイント会員テーブルPMTLに記録されているか判別し、記録されている場合には、記録されている最新ポイント情報LPTIを当該ポイントカード識別情報PCIDと共に、送信を受けた店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ返信する機能を有する。本実施例1において、ポイントサーバー118は、少なくとも、ポイントサーバー演算装置302、ポイントサーバー記録装置304、ポイントサーバー表示装置306、ポイントサーバー通信装置308、ポイントサーバー入力装置312、ポイントサーバー時計装置314、及びポイントサーバーバスライン316を含んでいる。
次にポイントサーバー演算装置302を説明する。
ポイントサーバー演算装置302は、CPU、RAM、ROM等によって構成され、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、RAMと適宜通信しつつポイントサーバー118を構成する各装置の機能を発揮させる機能を有する。
次にポイントサーバー記録装置304を説明する。
ポイントサーバー記録装置304は、店舗サーバー114と通信しつつ処理する過程において必要な情報を記憶する機能を有し、公知の記憶装置が用いられる。ポイントサーバー記録装置304は、少なくとも、後述するポイント会員テーブルPMTL、及びポイントサーバー履歴テーブルPSTLが記録される。なお、ポイント会員テーブルPMTL、及びポイントサーバー履歴テーブルPSTLは、ポイントサーバー118とは別に設けたサーバーに記録し、ポイントサーバー118と連携させることにより、実質的にポイントサーバー118と一体的に作動するようにしてもよい。
次にポイントサーバー表示装置306を説明する。
ポイントサーバー表示装置306は、利用者とのインターフェース機能を有し、公知の表示装置(ディスプレイ)が用いられる。
次にポイントサーバー通信装置308を説明する。
ポイントサーバー通信装置308は、店舗サーバー114との間で通信回線たる通信回線116を介して通信する機能を有し、公知の通信装置が用いられる。
次にポイントサーバー入力装置312を説明する。
ポイントサーバー入力装置312は、ポイントサーバー演算装置302において必要な情報を入力する機能し、例えば、公知のキーボードが用いられる。
次にポイントサーバー時計装置314を説明する。
ポイントサーバー時計装置314は、ポイントサーバー118において用いる日時情報DTIを出力する機能し、公知の時計装置が用いられる。
次にポイントサーバーバスライン316を説明する。
ポイントサーバーバスライン316は、ポイントサーバー118を構成する装置間の通信を行う機能を有し、公知のバスラインである。
次にポイントサーバー記録装置304に記憶されるポイント会員テーブルPMTLを図18(A)を参照しつつ説明する。
ポイント会員テーブルPMTLには、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて合い言葉PW、氏名情報NMI、住所情報ADI、メールアドレスMLI、及び最新のポイント情報PTIたる最新ポイント情報LPTI、及び当該最新ポイント情報LPTIに関する日時情報DTI等が記録される。したがって、少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、合い言葉PW、及び氏名情報NMIは、予めポイント会員テーブルPMTLに記録される。住所情報ADI、メールアドレスMLIは、ポイントカード識別情報PCID等と共に、予め記録することが好ましいが、後日、本人が記録するようにしても良い。最新ポイント情報LPTIは、常時、最新のポイント情報PTIが記録される。日時情報DTIは、当該最新ポイント情報LPTIが記録されたポイント情報PTIに関連付けられて送信された日時情報DTIが記録される。
次にポイントサーバー記録装置304に記憶されるポイントサーバー履歴テーブルPSTLを図18(B)を参照しつつ説明する。
ポイントサーバー履歴テーブルPSTLは、店舗サーバー114との間で通信する過程において適宜に情報が記憶され、所定期間保存される。ポイントサーバー履歴テーブルPSTLは、店舗サーバー114からポイントカード識別情報PCIDの照会要求たる、店舗ポイントカード照会要求SPCRが行われた場合、当該店舗ポイントカード照会要求SPCRに対してポイントサーバーポイントカード承認情報PPAIを返信した場合、当該受信したポイントカード識別情報PCIDに紐付けられた、合い言葉PW、日時情報DTI、ポイント端末識別情報TID、最新ポイント情報LPTI、行為情報ACI、ポイント情報PTI(支払ポイント情報PPI、利用ポイント情報UPI、又は来店ポイント情報CPI)、ポイントサーバー情報PSVI、並びに店舗サーバー識別情報SIDが関連付けられて記録される。記録される情報としては、例えば、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに紐付けられてポイント情報PTI、行為情報ACI、及び日時情報DTIである。
ポイントサーバー履歴テーブルPSTLにおける記録数は、発生が想定される上限所定数が記録されなければならない。行為情報ACIは、ポイント情報PTIが「加算」又は「減算」されるかの情報である。ポイントサーバー情報PSVIは、「承認」又は「非承認」、「付与」又は「利用」の何れかである。
次に、ポイントサーバー118における作用を図19に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まずステップPS0において、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRを受信したかを判別し、判別した場合ステップPS1へ進み、判別しない場合ステップPS0をループし、要求待機状態になる。
次にステップPS1において、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRに係るポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWが、ポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合ステップPS2へ進み、存在しない場合PS20へ進む。すなわち、ステップPS2において、既に会員登録されていると共に、合い言葉PWが正しいことを判別し、正当権限を有する者のアクセスであるかを判別する。
スッテプPS20において、不一致情報DIIを、受信した店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ、ポイント端末識別情報TIDに関連付けて送信した後、ステップPS0へ戻る。すなわち、ポイントカード識別情報PCIDと合い言葉PWがポイントサーバー118におけるポイント会員テーブルPMTLに登録されていない場合、正当権限を有しないため、当該店舗サーバー114に対する処理を終了する。なお、不一致情報DIIは、当該ポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110へ送信され、例えば、図11(E)に示すように、端末表示装置108に表示される。
ステップPS2において、店舗ポイントカード照会要求SPCRであるか判別され、店舗ポイントカード照会要求SPCRである場合、ステップPS3へ進み、店舗ポイントカード照会要求SPCRでない場合、ステップPS18へ進む。
ステップPS18において、店舗支払ポイント付与要求SPGRであるか判別し、店舗支払ポイント付与要求SPGRである場合ステップPS13へ進み、店舗支払ポイント付与要求SPGRでない場合ステップPS19へ進む。
ステップPS19において、店舗ポイント減算要求SPSRであるか判別し、店舗ポイント減算要求SPSRである場合ステップPS13へ進み、店舗ポイント減算要求SPSRでない場合ステップPS0へ戻る。
すなわち、何れかの店舗サーバー114から、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRの何れかも出力されない場合、ステップPS1、PS18、及びPS19をループし、何れかの店舗サーバー114から、店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRの待受状態になる。換言すれば、何れかのポイントカード端末処理装置110から、ポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRの何れかが出力されない場合、ステップPS1、PS18、及びPS19をループし、何れかのポイントカード端末処理装置110から、ポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRの待受状態になる。
ステップPS3において、正当権限を有する場合、受信したポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて記録されている日時情報DTIに基づいて、当日最初の要求であるか判別し、初回の要求である場合、ステップPS4へ進み、初回でない場合ステップPS6へ進む。当日初回であるかは、例えば、ポイント会員テーブルPMTLに記録された、同一のポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記録されている日時情報DTIと比較し、当該日時情報DTIにおける年月日が要求の年月日よりも前(古い)である場合、当日初回であると判別できる。また、当該日時情報DTIにおける年月日が要求の年月日と同一であり、かつ、当該日時情報DTIにおける時刻よりも遅い(新しい)場合、当日初回ではないと判別できる。
ステップPS4において、初回である来店ポイント情報CPIである、例えば、「1」を付与した後、ステップPS5へ進む。なお、来店ポイント情報CPIは、予め、ポイントサーバー118において、例えば、100円毎に1ポイントを付与するように設定しておく。勿論、来店ポイント情報CPIは、任意であるので、200円で1ポイント、その他であっても良い。
ステップPS5において、来店ポイント情報CPIである「1」を最新ポイント情報LPTIに加算した後、ステップPS6へ進む。
ステップPS6において、受信した店舗ポイントカード照会要求PCRにおけるポイントカード照会情報PCIに含まれるポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、ポイントサーバー履歴テーブルPSTLに、合い言葉PW、日時情報DTI、及び来店ポイント情報CPIを記録すると共に、来店ポイント情報CPIを加算したポイント情報PTIたる最新ポイント情報LPTIを、新たな最新ポイント情報LPTIとしてポイント会員テーブルPMTLに、受信した日時情報DTIと共に記録した後、ステップPS7へ進む。ポイントサーバー履歴テーブルPSTLにおける記録は、一のポイントカード識別情報PCIDに関して、例えば、100個が記録され、101個目を受信した場合、最初に記録されたポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIが消去され、101個目に受信したポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI、ポイントサーバーポイント付与情報PPGI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIが100個目の情報として記録される。
ステップPS7において、送信を受けた店舗サーバー114を受信した店舗サーバー識別情報SIDに基づいて特定した後、当該店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ、ポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI(ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられたポイント端末識別情報TID、最新ポイント情報LPTI、来店ポイント情報CPI、日時情報DTI、氏名情報NMI)を送信した後、ステップPS8へ進む。
ステップPS8において、店舗ポイントカード照会要求PCRを受けたポイントカード端末処理装置110のポイント端末記録装置156に記録されたポイント端末テーブルPTLに、未送信のポイント関連組情報PRIがあるか判別し、未送信のポイント関連組情報PRIが記録されている場合、ステップPS9へ進み、未送信のポイント関連組情報PRIが記録されていない場合ステップPS0へ戻る。
ステップPS9において、受信した支払ポイント付与情報PPG又は店舗ポイント減算情報SPSIに含まれている日時情報DTIに基づいて、同一のポイントカード識別情報PCID毎に、時間的に古い順から整列して整列ポイント処理テーブルAPTL(図示せず)を作成した後、ステップPS10へ進む。整列ポイント処理テーブルAPTLは、最新ポイント情報LPTIの演算が出来ればよいので、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、支払ポイント情報PPI等のポイント情報PTI、当該ポイント情報PTIが発生した日時情報DTI、及び行為情報ACIを含んでいればよい。
ポイントカード識別情報PCID毎にステップPS10~PS15の処理が行われる。
まずステップPS10において、整列させた支払ポイント付与情報SPPG又はポイント減算情報SPSI中の最も古い日時情報DTIのポイントカード識別情報PCIDを選択し、ステップPS11へ進む。
ステップPS11において、当該ポイントカード識別情報PCIDがポイント会員テーブルPMTLに存在し、かつ合い言葉PWが一致するか確認し、存在する場合ステップPS12へ進み、存在しない場合PS21へ進む。換言すれば、ポイントカード端末処理装置110から店舗サーバー114を介して送信された未送信のポイント関連組情報PRI(ポイントカード識別情報PCID等)が、ポイントサーバー118のポイント会員テーブルPMTLに存在しない場合、不当な情報であるとして処理をしない。
ステップPS21において、整列ポイント処理テーブルAPTLから最も古い支払ポイント付与情報PPGを削除した後、ステップPS22へ進む。
ステップPS22において、整列ポイント処理テーブルAPTLに次のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSI)が存在するか判別し、存在する場合ステップPS10へ戻り、次に古い日時情報DTIに関するポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSI)を同様に処理し、存在しない場合ステップPS0へ戻る。
ステップPS12において、支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSIにおける日時情報DTIが、ポイント会員テーブルPMTLに記録されている日時情報DTIよりも新しい日時情報DTIであるか判別し、新しい日時情報DTIである場合ステップPS13へ進み、新しくない場合ステップPS21へ進む。換言すれば、最新ポイント情報LPTIに対応する日時情報DTIよりも古いポイント情報PTIは、通常ではない異常であるので、支払ポイント情報PPI又はポイント減算情報PSIを現在の最新ポイント情報LPTIに加算又は減算しないためである。
ステップPS13において、当該ポイントカード識別情報PCIDに関連する未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又は利用ポイント減算情報UPI)がポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録された後、ステップPS14へ進む。
ステップPS14において、ポイント会員テーブルPMTLにおける同一のポイントカード識別情報PCIDに関連して記録されている最新ポイント情報LPTIに、行為情報ACIに基づいてポイント情報PTIが加算又は減算されて最新ポイント情報LPTIが更新された後、ステップPS15へ進む。詳述すれば、支払ポイント付与情報PPGを処理する場合、行為情報ACIは、「加算」であるから、最新ポイント情報LPTIに支払ポイント情報PPIが加算されたポイント情報PTIが最新ポイント情報LPTIとして演算される。利用ポイント減算情報UPIである場合、行為情報ACIは、「減算」であるから、最新ポイント情報LPTIから利用ポイント情報UPIが減算されたポイント情報PTIが最新ポイント情報LPTIとして演算される。これら最新ポイント情報LPTIの更新と共に、これら支払ポイント情報PPI又は利用ポイント減算情報UPIに関連付けられて送信された日時情報DTIに更新される。
ステップPS15において、同一のポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて更新された最新ポイント情報LPTIが、ポイント会員テーブルPMTL、及びポイントサーバーテーブルPSTLに記録された後、ステップPS16へ進む。
ステップPS16において、今回の課金支払ポイント処理CPPT又はポイント支払ポイント処理PPPTが、リアルタイムによる処理であるか判別し、リアルタイム処理である場合、ステップPS17へ進み、リアルタイム処理でない場合、ステップPS21へ進む。リアルタイム処理とは、ステップPS2から、ステップPS18、又はステップPS19を経てステップPS13~PS15においてなされた処理をいう。換言すれば、利用者USRがポイントカード端末処理装置110の近くに留まっている状況下での処理をいう。後述するオンライン回復処理OFRTである場合、利用者USRは、ポイントカード端末処理装置110の近くに留まっている可能性は低いので、店舗サーバー114へ最新ポイント情報LPTIを送信する必然性はなく、ポイントサーバー118におけるポイント情報PTIの加算又は減算で十分である。
ステップPS17において、最新ポイント情報LPTIをポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、日時情報DTIに関連付けて受信した店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ送信した後、ステップPS21へ進む。
ステップPS21において、今回は整列ポイント処理テーブルAPTLが作成されないので、ステップPS22へ進み、同様にステップPS22において処理されることなくステップPS0へ戻る。
次に店舗支払ポイント付与要求SPGRを受信した場合を説明する。
店舗支払ポイント付与要求SPGRを受信した場合、ステップPS2からステップPS18へ進む。ステップPS18において店舗支払ポイント付与要求SPGRであると判別されることにより、ステップPS13へ進む。ステップPS13において、ポイントカード識別情報PCIDに関連する未送信の支払ポイント付与情報PPGがポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録された後、ステップPS14へ進む。ステップPS14において、支払ポイント情報PPIが最新ポイント情報LPTIに加算されて、新たな最新ポイント情報LPTIとして日時情報DTIと共に記録される。この場合、整列ポイント処理テーブルAPTLは作成されないので、ステップPS21、PS22における処理は実質的に行われることなくステップPS0へ戻る。
次に店舗ポイント減算要求SPSRを受信した場合を説明する。
店舗ポイント減算要求SPSRを受信した場合、ステップPS2からステップPS18へ進み、ステップPS19において店舗ポイント減算要求SPSRであると判別されることにより、ステップPS13へ進む。ステップPS13において、ポイントカード識別情報PCIDに関連する未送信のポイント減算情報PSIがポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録された後、ステップPS14へ進む。ステップPS14において、利用ポイント情報UPIが最新ポイント情報LPTIから減算されて、新たな最新ポイント情報LPTIとして記録された後、前述のようにステップPS0へ戻る。
次に実施例1の自動サービス機器のサーバー管理型ポイント管理システム104の全体の作用を図20及び図21のフローチャートをも参照しつつ説明する。換言すれば、ポイントカード端末処理装置110、店舗サーバー114、及びポイントサーバー118間におけるポイント情報PTIの処理について時系列的に説明する。なお、図20及び図21におけるフローチャートは、説明の便のため、複数のステップが一つのステップとして表示してある場合もある。
まず、自動サービス機器102たるゲーム機106において、電源が投入され、ゲーム機制御装置132が作動を開始し、料金受入装置126が料金受け容れ状態になり、稼働準備状態になる。これに連動して、ポイントカード端末処理装置110に電源が投入され、ポイントカードリーダー166が稼働準備状態にされる。
まず、ゲーム機106、ポイントカード端末処理装置110、店舗サーバー114,ポイントサーバー118、及び通信回線116が正常に機能する場合を説明する。
ポイントカード端末処理装置110は、ポイントカード承認処理PCATを行う。ポイントカード承認処理PCATは、ポイントカード120が正当権限を有するか否かを判別し、正当権限を有する場合、最新ポイント情報LPTIをポイントカード端末処理装置110へ提供し、正当権限を有しない場合その旨を表示して処理を終了する。
本実施例1におけるポイントカード承認処理PCATは、ステップES1~ES12、及びES29である。
利用者USRが、ポイントカード120をポイントカード端末処理装置110のポイントカードリーダー166に対し、読み込ませ動作を行わせる。これに対し、ポイントカード端末処理装置110は、ポイントカード承認処理PCATを行う。
ポイントカード端末処理装置110における、ステップES1において、端末表示装置108に初期画面INS(図11(A))が表示され、ステップES2へ進む。初期画面INSには、利用者USRに対し、ポイントカード120をポイントカードリーダー166において、スライド溝182に沿わせてスライドさせることを促すイラストレーション228、及び同様の趣旨を文字で伝える案内232が表示される。
一体に設けられているポイントカードリーダー166は、前述したように既にスタンバイ状態である。
利用者USRがポイントカード120をスライド溝182に沿わせて移動させた場合、ポイントカードリーダー166はポイントカード記録部120Mに記録された、少なくともポイントカード識別情報PCIDを読み込む。
ステップES2において、ポイントカード120に記録されたポイントカード識別情報PCIDが読み込まれたか判別し、ポイントカード識別情報PCIDを判別した場合、ステップES3へ進む。
ステップES2において、ポイントカード識別情報PCIDを判別しない場合ステップES4Aへ進み、店舗サーバー114からポーリングがあるか判別し、ポーリングが無い場合ステップES2へ戻り、ポーリングがある場合ステップES4Bへ進む。
ステップES4Bにおいて、ポイント端末テーブルPTLに未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSI)が存在するか判別し、判別しない場合ステップES2へ戻ってポイントカード識別情報PCID待機状態になり、判別した場合、ステップES5へ進んで未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSI)を店舗サーバー114へ送信する。
ステップES3において、端末表示装置108に合い言葉入力画面IIS(図11(B))を表示し、ステップES6へ進む。利用者USRは、合い言葉PWを文字数字入力キー204を用いて入力し、確定キー208をタップすることにより、店舗サーバー114へ送信する。
合い言葉PWの入力をステップES6において判別した場合、ステップES7へ進み、店舗サーバー114からのポーリングがあるか判別する。なお、読み込んだポイントカード識別情報PCID、及び入力された合い言葉PW、及び読み込んだ時点でのポイント端末時計装置162からの日時情報DTIは、ポイントカード端末処理装置110のポイント端末テーブルPTLに記録される。
ポイントカード端末処理装置110は、そのステップES7において、店舗サーバー114からのポーリングを判別した場合、ステップES8へ進み、ステップES2において読み込み、ポイント端末テーブルPTLに記録されている、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられているポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、及び読み込んだ日時情報DTIを含むポイント関連組情報PRI(ポイントカード照会情報PCI)を店舗サーバー114へ送信し、ポイントカード照会要求PCRを行った後、ステップES9へ進む。したがって、ポイントカード照会要求PCRとは、ポイント関連組情報PRI(ポイントカード照会情報PCI)を店舗サーバー114へ送信する行為である。
一方、店舗サーバー114において、ステップSS1~SS3、及びステップSS5の実行によって、各ポイントカード端末処理装置110に対し予め定められた所定の順番でポーリングを行う。
店舗サーバー114におけるステップSS3において、ポーリングによって受信したポイント関連組情報PRIが、ポイントカード照会要求PCR、支払ポイント付与要求PGR、又はポイント減算要求PSRを判別した場合、ステップSS4へ進む。
ステップSS4において、ポイントカード照会情報PCI、支払ポイント付与情報PPG、又はポイント減算情報PSIを店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS6へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS6において、ポイントサーバー118との情報交換が可能であることを判別した場合、ステップSS7へ進み、ポイントカード照会情報PCI (ポイントカード識別情報PCIDに関連付けされた、日時情報DTI、合い言葉PW、及びポイント端末識別情報TIDに)、支払ポイント情報PPI、又は利用ポイント減算情報UPIに加え、店舗サーバー識別情報SIDを関連付けた店舗ポイントカード照会情報SPCI、店舗支払ポイント付与情報SPGI、又は店舗ポイント減算情報SPSIをポイントサーバー118へ送信する。
ポイントサーバー118におけるステップPS0において何れかの店舗サーバー114から店舗ポイントカード照会要求SPCR、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRの送信を受けたことを判別した場合、ステップPS1へ進む。
ステップPS1において、店舗ポイントカード照会情報SPCI、店舗支払ポイント付与情報SPGI、又は店舗ポイント減算情報SPSIに含まれるポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWがポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合正当権限を有するのでステップPS2へ進み、存在しない場合正当権限を有しないのでステップPS20へ進む。
ステップPS20において、ポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWの何れかが一致しない場合であるので、受信した店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ、ポイントカード照会情報PCIと共に合い言葉不一致情報DIIを送信し、ステップPS0へ戻る。
不一致情報DIIは、少なくとも、ポイント端末識別情報TID、及びポイントカード識別情報PCIDに紐付けられて、店舗サーバー114を経由して、ポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110へ送信され、当該ポイントカード端末処理装置110における端末表示装置108に、例えば、図11(E)のIDエラー画面IESに表示される。
ポイントサーバー118におけるステップPS2において、受信した要求が店舗ポイントカード照会要求SPCRであるか判別し、当該店舗ポイントカード照会要求SPCRである場合ステップPS3へ進み、店舗ポイントカード照会要求SPCRでない場合ステップPS18へ進む。換言すれば、店舗ポイントカード照会要求SPCRでない場合、店舗支払ポイント付与要求SPGR、又は店舗ポイント減算要求SPSRであるか判別する。ステップPS2において、店舗ポイントカード照会要求SPCRであると判別された場合、ステップPS3~PS7において来店処理を行う。
ステップPS3において、店舗ポイントカード照会要求SPCRである店舗ポイントカード照会情報SPIRにおける日時情報DTIが、ポイントサーバー履歴テーブルPSTLにおける同一ポイントカード識別情報PCIDにおける最新の日時情報DTIの日付よりも遅く、且つ当該日付の中で最も早い日時情報DTIである場合、該当日最初の来店であると判断してステップPS4へ進み、当該日時情報DTIよりも遅い場合、初回ではないので、ステップPS6へ進む。
ステップPS4において、来店ポイント情報CPIとして、例えば「1」ポイントを付与し、ステップPS5へ進む。
ステップPS5において、ポイントサーバー履歴テーブルPSTLにおける同一のポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記録されている最新ポイント情報LPTIに来店ポイント情報CPIとしての「1」ポイントが加算された後、ステップPS6へ進む。
ステップPS6において、ポイントサーバー履歴テーブルPSTLにおける同一のポイントカード識別情報PCIDに関連付けて最新ポイント情報LPTI、ポイントカード端末処理装置110におけるポイントカード識別情報PCIDを読み取った日時情報DTI、合い言葉PW、及びポイント端末識別情報TIDが記録されると共に、送信を受けた店舗サーバー114へ、少なくとも、ポイント端末識別情報TID、及びポイントカード識別情報PCID、及び最新ポイント情報LPTI(さらに、来店ポイント情報CPI、氏名情報NMI等を含めても良い)を含むポイントサーバーポイントカード認証情報PPAIをポイントサーバーテーブルPSTLに記録した後、ステップPS7へ進む。
ステップPS7において、少なくとも、ポイント端末識別情報TID、ポイントカード識別情報PCID、及び最新ポイント情報LPTIが、送信を受けた店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ送信された後、ステップPS8へ進む。勿論、ポイント会員テーブルPMTL、及びポイントサーバー履歴テーブルPSTLの最新ポイント情報LPTIも、来店ポイント情報CPIが加算された最新のポイント情報PTIが記録される。来店ポイント情報CPIが加算されない場合、換言すれば、当日における二回目以降の店舗ポイントカード照会要求SPCRである場合、ステップPS3からステップPS6へ進むので、来店ポイント情報CPIが加算されない最新ポイント情報LPTIが店舗サーバー114へ送信される。
ステップPS8において、当該店舗サーバー114に未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG又はポイント減算情報PSI)があるか判別し、存在する場合、ステップPS9へ進み、存在しない場合、ステップPS0へ戻り、何れかの店舗サーバー114からの要求待受状態になる。
店舗サーバー114のステップSS8において、ポイントサーバー118のステップPS7において送信されたポイントサーバーポイントカード承認情報PPAI(少なくとも、ポイント端末識別情報TID、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTIを含む)を判別した場合、ステップSS9へ進み、判別しない場合、ステップSS5へ進む。
店舗サーバー114のステップSS9において、ポイントサーバー118から受信したポイントサーバーポイントカード承認情報PPAIを、店舗記録装置258の店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS10へ進む。
店舗サーバー114のステップSS10において、記録したポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110へ、店舗サーバーポイントカード承認情報PPAI(ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられた最新ポイント情報LPTI、来店ポイント情報CPI、日時情報DTI、及び氏名情報NMI)を送信した後、ステップSS5へ進む。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES9において、店舗サーバー114から送信された、店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIを判別した場合、ステップES10へ進む。換言すれば、送信されたポイントカード識別情報PCIDはポイントサーバー118において正当権限を有するポイントカード120(ポイントカード識別情報PCID)、及び合い言葉PWであるとして認証され、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられた最新ポイント情報LPTIが送信される。
次に、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES10~ES12において、ポイント加算処理又は減算処理の選択を待つ。
まず、ステップES10において、例えば、図11(C)の受付画面RGSを表示した後、ステップES11へ進む。受付画面RGSには、氏名部212にポイントサーバー118から送信された氏名情報NMIが表示され、ポイントサービス釦168、及び促し案内214が表示される。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES11において、ポイントサービス釦168が押されたか判別し、押されたことを判別した場合、ステップES12へ進み、押されない場合ステップES11をループし、ポイントサービス釦待ち受け状態になる。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES12において、例えば、図11(D)に示すポイント処理メニュー画面PTSを表示した後、ステップES13へ進む。ポイント処理メニュー画面PTSには、ポイントサーバー118から店舗サーバー114を経由して受信した店舗サーバーポイントカード承認情報SPAIに含まれる最新ポイント情報LPTIを表示する利用可能ポイント表示部186、来店ポイント案内222、ゲーム機プレイポイント案内表示224、ポイント利用伺い表示226、及びポイントを利用する際に押すポイント利用釦174が表示される。これにより、当日最初のポイントカード120の利用(承認)である場合、来店ポイント情報CPIが加算され、二回目以降である場合はポイントカード120(ポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PW)が承認され、ポイント情報PTIの加算、又は減算が可能な状態になる。
利用者USRは、現在所有している最新ポイント情報LPTIが利用ポイント情報UPI以上である場合、当該最新ポイント情報LPTIを利用(入力)してゲーム機106においてゲームをすることが出来、硬貨C、電子マネー、二次元コード決済等の通貨CURを利用した場合、新たな支払ポイント情報PPIを付与される。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES13において、ポイント利用釦174がタップされたか判別し、タップを判別した場合ステップES14へ進み、タップを判別しない場合ステップES15へ進む。換言すれば、ポイント情報PTIを使ってゲームを行う場合、ステップES14へ進む。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES14において、例えば、図11(F)に示す利用ポイント入力画面PUSを表示し、ステップES26へ進む。
一方、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES15において、ゲーム機106からの課金信号CHSの有無を判別し、課金信号CHSを判別した場合、ステップES16へ進み、判別しない場合ステップES13へ戻る。換言すれば、ステップES13及びES15のループによって、ポイント情報PTIの利用、又は課金信号CHSの待ち受け状態になる。
まず、通貨CURを利用する場合、換言すれば、課金信号CHSが出力される場合を説明する。
ステップES16からステップES24において、課金支払ポイント処理CPPTを行う。換言すれば、ポイント情報PTIの利用、又は課金信号CHSの待ち受け状態において、課金信号CHSが出力された場合、支払ポイント情報PPIの付与処理がES16~ES24において行われる。
まず、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES16において、課金信号CHSに基づく支払ポイント情報PPIが端末ポイント情報出力装置176から出力された後、ステップES17へ進む。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES17において、支払ポイント情報PPI、及び当該支払ポイント情報PPI出力時のポイント端末時計装置162における日時情報DTIをポイントカード識別情報PCIDに関連付けてポイント端末テーブルPTLに記録した後、ステップES18へ進む。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES18において、例えば。図11(G)に示す利用ポイント表示画面URSを表示し、ステップES19へ進む。利用ポイント表示画面URSの付加ポイント表示部234には付与された支払ポイント情報PPIが表示され、利用可能ポイント表示部186には最新ポイント情報LPTIが表示される。
次にポイントカード端末処理装置110におけるステップES19において、店舗サーバー114からポーリングがあるか判別し、ポーリングが有る場合ステップES20へ進み、無い場合、ステップES30へ進む。
ステップES20において、前述した未送信のポイント関連組情報PRI(ステップES17において記録された支払ポイント情報PPI等)の存在を判別するので、ステップES21へ進み、存在しない場合、ステップES1へ戻る。
本事例においては、未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG)がポイント端末テーブルPTLに記録されている。よって、ステップES20からステップES21へ進む。換言すれば、ポイント関連組情報送信指示装置177の指示によって、支払ポイント情報PPIが店舗サーバー114へ送信され、その後、ポイントサーバー118へ送信される。更に換言すれば、ポイント関連組情報送信指示装置177の指示によって、支払ポイント情報PPIがポイントサーバー118へ送信される。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES21において、ポイント端末テーブルPTLに記録された未送信のポイント関連組情報PRI (支払ポイント付与情報PPG)を店舗サーバー114へ送信する。即ち、支払ポイント付与要求PGRを店舗サーバー114へ送信し、ステップES22へ進む。支払ポイント付与情報PPGには、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられた、支払ポイント情報PPI、行為情報ACI、ポイント端末識別情報TID、及び支払ポイント情報PPIが出力された日時情報DTIを含むことが好ましい。
店舗サーバー114は、そのステップSS3において、支払ポイント付与要求PGRを判別した場合、ステップSS4へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS4において、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて支払ポイント情報PPI、合い言葉PW、及びポイント端末識別情報TID、行為情報ACI、及び日時情報DTIを、店舗記録装置258に記録される店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS6へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS6において、ポイントサーバー118と情報交換が可能か判別し、情報交換が可能な場合ステップSS7へ進み、情報交換が不能な場合ステップSS11へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS7において、店舗支払ポイント付与要求SPGR(店舗支払ポイント付与依頼情報SPPIとして、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、行為情報PAI、支払ポイント情報PPI、日時情報DTI、店舗サーバー識別情報SID)をポイントサーバー118へ送信する。
他方、ポイントサーバー118におけるステップPS0において、何れかの店舗サーバー114から支払ポイント付与要求PGRを判別した場合、ステップPS1へ進む。
ステップPS1において、受信した店舗支払ポイント付与情報SPPGに含まれるポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWがポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合ステップPS2へ進み、存在しない場合ステップPS20へ進む。今回は正当権限を有するので、ステップPS2へ進む。
ポイントサーバー118におけるステップPS2において、受信した要求が店舗ポイントカード照会要求SPCRであるか判別し、今回は店舗支払ポイント付与依頼情報SPPIであるので、ステップPS18に進む。
ステップPS18において、店舗支払ポイント付与要求SPGRであることが判別され、ステップPS13へ進む。
ステップPS13において、受信したポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG)がポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録された後、ステップPS14へ進む。
ステップPS14において、支払ポイント情報PPIが最新ポイント情報LPTIに加算した後、ステップPS15へ進む。
ステップPS15において、加算された新たな最新ポイント情報LPTIが日時情報DTIと共にポイントサーバーテーブルPSTL、及びポイント会員テーブルPMTLに記録された後、ステップPS16へ進む。
ステップPS16において、今回の課金支払ポイント処理CPPTがリアルタイムによる処理であるか判別し、リアルタイム処理である場合、ステップPS17へ進み、リアルタイム処理でない場合、ステップPS21へ進む。今回は、リアルタイム処理であるのでステップPS17へ進む。
ステップPS17において、ポイントサーバーポイント付与情報PPPIとして、最新ポイント情報LPTIをポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、日時情報DTI、及び支払ポイント情報PPIに関連付けて受信した店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ送信した後、ステップPS21へ進む。
ステップPS21において、今回は整列ポイント処理テーブルAPTLが作成されないので、ステップPS22へ進み、同様にステップPS22において処理されることなくステップPS0へ戻る。
店舗サーバー114のステップSS8において、ポイントサーバーポイント付与情報PPPI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIを判別した場合、ステップSS9へ進む。今回は、ポイントサーバーポイント付与情報PPPIを判別し、ステップSS9へ進む。
店舗サーバー114のステップSS9において、受信したポイントサーバーポイント付与情報PPPI(ポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、最新ポイント情報LPTI、日時情報DTI、支払ポイント情報PPI)を店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS10へ進む。
店舗サーバー114のステップSS10において、受信したポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110に対し、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、及び支払ポイント情報PPIを送信し、ステップSS5へ戻る。
ポイントカード端末処理装置110のステップES22において、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、及び支払ポイント情報PPIの受信を判別した場合、ステップES23へ進む。
ポイントカード端末処理装置110のステップES23において、支払ポイント情報PPIに基づく最新ポイント情報LPTIであるか、ポイント減算情報PSIに基づく最新ポイント情報LPTIであるか判別する。今回は支払ポイント情報PPIに基づく最新ポイント情報LPTIであるので、ステップES24へ進む。
ポイントカード端末処理装置110のステップES24において、端末表示装置108に図11(G)に示す支払ポイント表示画面PPSを表示した後、ステップES1へ戻る。支払ポイント表示画面PPSには、利用可能ポイント表示部186に受信した最新ポイント情報LPTIを表示し、付加ポイント表示部234に加算されたポイント情報たる支払ポイント情報PPIが表示される。
これにより、利用者USRは、通貨CURを支払った結果として、所定のポイント情報PTIを得たことをリアルタイムに確認することができる。
これにより、課金支払ポイント処理CPPTが終了する。
次に、ポイント情報PTIを利用して自動サービス機器によるサービスを受ける場合を説明する。換言すれば、ポイント減算要求PSRを行う場合を説明する。
まず、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES13においてポイント利用釦174がタップされ、次いでステップES14において図11(F)に示す利用ポイント入力画面PUSにおける利用ポイント表示部200に利用ポイント情報UPIが入力された後、ステップES26において、ポイント情報PTIを利用する確認釦244が押されたことを判別した場合、ステップES27~ES28においてポイント支払ポイント処理PPPTを行う。
まず、ステップES27において、ステップES14において入力された利用ポイント情報UPIが、料金情報CHIと一致するか判別し、一致する場合、ステップES28へ進み、一致しない場合、ステップES14へ戻る。換言すれば、利用するポイント情報PTIが誤っている場合、ステップES14へ戻って再入力を促す。
次に、ステップES28において、ポイント減算情報PSI(ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられた利用ポイント情報UPI、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、行為情報ACI、及び日時情報DTI)がポイント減算要求PSRとしてポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLに記憶された後、ステップES19へ進む。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES19において、店舗サーバー114からポーリングがあるか判別し、ポーリングが有る場合ステップES20へ進み、無い場合、ステップES30へ進む。
ステップES20(ポイント関連組情報送信指示装置177)において、ポイント減算要求PSR(ポイント減算情報PSI)の存在を判別した場合、ステップES21へ進み、存在しない場合、ステップES1へ戻る。
本事例においては、ポイント減算情報PSIがポイント端末テーブルPTLに記録されているのでステップES20からステップES21へ進む。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES21において、ポイント端末テーブルPTLに記録された未送信のポイント関連組情報PRI(ポイント減算要求PSR(ポイント減算情報PSI))を店舗サーバー114へ送信し、ステップES22へ進む。ポイント減算情報PSIには、少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、利用ポイント情報UPI、行為情報ACI、ポイント端末識別情報TID、及び利用ポイント情報UPIが出力された日時情報DTIを含むことが好ましい。
店舗サーバー114は、そのステップSS3において、ポイント減算要求PSRを判別した場合、ステップSS4へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS4において、少なくとも、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて利用ポイント情報UPI、合い言葉PW、及びポイント端末識別情報TID、行為情報ACI、及び日時情報DTIを、店舗記録装置258に記録される店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS6へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS6において、ポイントサーバー118と情報交換が可能か判別し、情報交換が可能な場合ステップSS7へ進み、情報交換が不能な場合ステップSS11へ進む。
店舗サーバー114におけるステップSS7において、ポイント減算要求PSR (店舗ポイント減算情報SPSIとして、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられたポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、行為情報ACI、利用ポイント情報UPI、日時情報DTI、店舗サーバー識別情報SID)をポイントサーバー118へ送信する。
ポイントサーバー118におけるステップPS0において、何れかの店舗サーバー114からポイント減算要求PSRを判別した場合、ステップPS1へ進む。
ステップPS1において、受信した店舗ポイント減算情報SPSIに含まれるポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWがポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合ステップPS2へ進み、存在しない場合ステップPS20へ進む。今回は正当権限を有するので、ステップPS2へ進む。
ポイントサーバー118におけるステップPS2において、受信した要求が店舗ポイントカード照会要求SPCRであるか判別し、今回は店舗ポイント減算要求SPSRであるので、ステップPS18に進む。
ポイントサーバー118におけるステップPS18において、受信した要求が店舗支払ポイント付与要求SPGRであるか判別し、今回は店舗ポイント減算要求SPSRであるので、ステップPS19に進む。
ステップPS19において、店舗ポイント減算要求SPSRであることが判別され、ステップPS13へ進む。
ステップPS13において、受信したポイント関連組情報PRI(店舗ポイント減算情報SPSI)がポイントサーバー履歴テーブルPSTLに記録された後、ステップPS14へ進む。
ステップPS14において、利用ポイント情報UPIを最新ポイント情報LPTIから減算した後、ステップPS15へ進む。
ステップPS15において、減算された新たな最新ポイント情報LPTIが日時情報DTIと共にポイントサーバーテーブルPSTL、及びポイント会員テーブルPMTLに記録された後、ステップPS16へ進む。
ステップPS16において、今回のポイント支払ポイント処理PPPTが、リアルタイムによる処理であることを判別し、ステップPS17へ進む。
ステップPS17において、最新ポイント情報LPTIをポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、日時情報DTI、及び利用ポイント情報UPIに関連付けて受信した店舗サーバー識別情報SIDによって特定される店舗サーバー114へ送信した後、ステップPS21へ進む。
ステップPS21において、今回は整列ポイント処理テーブルAPTLが作成されないので、ステップPS22へ進み、同様にステップPS22において処理されることなくステップPS0へ戻る。
店舗サーバー114のステップSS8において、ポイントサーバーポイント付与情報PPPI、又はポイントサーバー利用結果情報PURIを判別した場合、ステップSS9へ進む。今回は、ポイントサーバー利用結果情報PURIを判別し、ステップSS9へ進む。
店舗サーバー114のステップSS9において、受信したポイントサーバー利用結果情報PURI(ポイントカード識別情報PCID、ポイント端末識別情報TID、最新ポイント情報LPTI、日時情報DTI、利用ポイント情報UPI)を店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS10へ進む。
店舗サーバー114のステップSS10において、受信したポイント端末識別情報TIDによって特定されるポイントカード端末処理装置110に対し、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、及び利用ポイント情報UPIを送信し、ステップSS5へ戻る。
ポイントカード端末処理装置110のステップES22において、ポイントカード識別情報PCID、最新ポイント情報LPTI、及び利用ポイント情報UPIの受信を判別した場合、ステップES23へ進む。
ポイントカード端末処理装置110のステップES23において、支払ポイント情報PPIに基づく最新ポイント情報LPTIであるか、ポイント減算情報PSIに基づく最新ポイント情報LPTIであるか判別する。今回はポイント減算情報PSIに基づく最新ポイント情報LPTIであるので、ステップES25へ進む。
ポイントカード端末処理装置110のステップES25において、端末表示装置108に図11(H)に示すポイント利用結果画面PRSを表示した後、ステップES1へ戻る。ポイント利用結果画面PRSの利用可能ポイント表示部186に最新ポイント情報LPTIを表示すると共に、利用ポイント表示部200に利用ポイント情報UPIが表示される。
これにより、利用者USRは、ポイント情報PTIを利用した結果として、所定のポイント情報PTIが減算されたことをリアルタイムに確認することができる。
ステップPS21において、今回は整列ポイント処理テーブルAPTLが作成されないので、ステップPS22へ進み、同様にステップPS22において処理されることなくステップPS0へ戻る。
これによって、ポイント支払ポイント処理PPPTが終了する。
次に、店舗サーバー114、ポイントサーバー118、又は通信回線116が不通になった場合の作用を主に図21を参照しつつ説明する。
換言すれば、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES7又はステップES19において、店舗サーバー114からのポーリングが無い場合、又は、店舗サーバー114とポイントサーバー118との通信が不能である等の情報交換不調時に実行するオフラインポイント処理モードOFPM、及びオフラインポイント処理モードOFPM後に情報交換が可能になったオンライン回復処理OFRTを説明する。
まず、オフラインポイント処理モードOFPMを図10も参照しつつ説明する。
ポイントカード端末処理装置110におけるステップES7又はステップES19において、店舗サーバー114からのポーリングを判別せず、情報交換不調であると判別した場合、ステップES30に進み、オフラインポイント処理モードOFPMになる。オフラインポイント処理モードOFPMは、ステップES30~ES39である。
ステップES30において、ポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLにポイントカード照会要求PCRたるポイントカード照会情報PCI、又は支払ポイント付与依頼情報PPIをポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLに記憶した後、ステップES31へ進む。
ステップES31において、端末表示装置108に、例えば、図12(A)に示すオフラインモード画面OMSを表示し、ステップES32へ進む。オフラインモード画面OMSには、氏名部212、利用釦218、キャンセル釦220、及びオフラインモード案内部246が表示される。ステップES19から移行した場合、氏名部212には、既に受信した氏名情報NMIの表示を継続し、最初からオフラインポイント処理モードOFPMである場合、ポイントカード識別情報PCIDが表示される。オフラインモード案内部246には、例えば、オフラインポイント処理モードOFPMにてポイントサービスを提供し、オフラインが解消した翌日に反映される旨が表示される。
ステップES32において、キャンセル釦220がタップ(押)された場合、ステップES1へ戻り、押されない場合ステップES33へ進む。換言すれば、キャンセル釦220が押された場合、ゲーム機106の利用をしない意思表示であるので、ステップES1における初期画面INSに戻る。
ステップES33においてポイント情報PTIの利用釦218が押されたか判別し、利用釦218のタップ(押)を判別した場合ステップES34へ進み、判別しない場合ES32へ戻る。換言すれば、ステップES32及びステップES33において、オフラインポイント処理モードOFPMにおいてゲーム機106(自動サービス機器102)を利用するか否かの選択を求める。
ゲーム機106を利用する場合、ステップES34において、端末表示装置108に、例えば、図12(B)に示すオフラインポイントサービス画面OPTSを表示した後、ステップES35へ進む。オフラインポイントサービス画面OPTSには、例えば、オフラインモード案内部246、及び料金投入促し案内部236が表示される。
次にステップES35からステップES38のオフラインポイント処理OFPTを説明する。
利用者USRが料金受入装置126において利用料金を支払うことによって、課金信号CHSが出力される。課金信号CHSに基づいて、ゲーム機106においては、ゲームの実行が可能になる。
一方、ポイントカード端末処理装置110におけるステップES35において、課金信号CHSを判別した場合、ステップES36へ進み、端末ポイント情報出力装置176が行為情報ACIたる「加算」と支払ポイント情報PPIを出力した後、ステップES37へ進む。なお、支払ポイント情報PPIは、前述したように、料金に基づいて、ポイント情報PTIが予め設定されている。
ステップES37において、ポイント端末テーブルPTLに、例えば、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けて、ポイント端末識別情報TID、合い言葉PW、行為情報ACI、支払ポイント情報PPI、及び課金信号CHSを受信した日時情報DTIを含む支払ポイント付与情報PPGを記録した後、ステップES38へ進む。支払ポイント付与情報PPGは前述したように、支払ポイント付与要求PGRである。
ステップES38において、端末表示装置108に、例えば、図12(C)に示すポイント付加画面PASを表示した後、ステップES39へ進む。ポイント付加画面PASの付加ポイント表示部234には支払ポイント付与情報PPGが表示され、オフラインポイント部216には、オフラインポイント処理モードOFPMにおいて付与された支払ポイント付与情報PPGの合計が表示される。
ステップES39において、ポイントサービス終了釦248が押されたか判別し、押された場合ステップES1へ戻り、押されない場合ステップES35へ戻り、次の課金信号CHSの待受状態になる。これにより、連続して通貨CURを用いてゲームを行う場合、通貨CURの支払毎に支払ポイント付与情報PPGが付与され、それら支払ポイント付与情報PPGは、ポイント端末テーブルPTLに記録される。
次に、オフラインポイント処理モードOFPM後にオンライン処理が可能になった場合のオンライン回復処理OFRTを行う場合の作用について、主に図21を参照しつつ説明する。
ポイントカード端末処理装置110において、ポイントカード識別情報PCIDの読込がない場合、ステップES4Aにおいて店舗サーバー114からのポーリングがあるか判別し、ポーリングが無い場合ステップES2へ戻り、店舗サーバー114からのポーリングを判別した場合、ステップES4Bへ進む。したがって、ポイントカード端末処理装置110は、ステップES2、ステップES4A、及びステップES4Bにおいて、利用者USRがゲーム機106を利用していない間、店舗サーバー114からのポーリング待受状態になっている。
ステップES4Bにおいて、ポイント関連組情報PRIたる支払ポイント付与要求PGR(支払ポイント付与情報PPG)がポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLに記録されている場合、ステップES5へ進み、存在しない場合、ステップES2へ戻る。したがって、ポイントカード端末処理装置110は、ステップES4Bにおいて、利用者USRがゲーム機106を利用していない間、未送信のポイント関連組情報PRIの待受状態になっている。
ステップES5において、未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与要求PGR)を店舗サーバー114へ送信した後、ステップES1へ戻る。
一方、店舗サーバー114のステップSS2において、ポイントカード端末処理装置110に対しポーリングを行い、ステップSS3において未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与要求PGR(支払ポイント付与情報PPG))が記録されていることを判別した場合、ステップSS4へ進む。
店舗サーバー114のステップSS4において、受信した未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG)を店舗記録装置258の店舗サーバー履歴テーブルSSTに記録した後、ステップSS6へ進む。
店舗サーバー114のステップSS6において、ポイントサーバー118との情報交換可能であるか判別し、情報交換可能である場合、ステップSS7へ進み、未送信のポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与要求PGR(支払ポイント付与情報PPG))をポイントサーバー118へ送信する。
ポイントサーバー118におけるステップPS8において、店舗サーバー114から送信されたポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与要求PGR(支払ポイント付与情報PPG))を確認した場合、ステップPS9へ進む。
ステップPS9において、前述のように、整列ポイント処理テーブルAPTLを作成し、ステップPS10へ進む。
ステップPS10において、日時情報DTIの古い順から支払ポイント付与情報PPGを選択しステップPS11へ進む。
ステップPS11において、ポイント会員テーブルPMTLにポイントカード識別情報PCID及び合い言葉PWが一致する登録が存在する場合、ステップPS12へ進む。
ステップPS12において、選択された支払ポイント付与情報PPGに関連する日時情報DTIがポイント会員テーブルPMTLの日時情報DTIよりも新しい場合、ステップPS13へ進む。
ステップPS13においてポイントサーバー履歴テーブルPSTLに、支払ポイント付与情報PPGに関する情報を記録した後、ステップPS14へ進む。
ステップPS14において、元の最新ポイント情報LPTIに支払ポイント付与情報PPGにおける支払ポイント情報PPIを加算した後、ステップPS15へ進む。
ステップPS15において、更新された最新ポイント情報LPTI及び関連する日時情報DTIをポイント会員テーブルPMTL、及びポイントサーバーテーブルPSTLに記録した後、ステップPS16へ進む。
ステップPS16において、リアルタイム処理であるか判別する。今回の処理は、オンライン回復処理OFRTであるため、リアルタイム処理でないないため、ステップPS21へ進む。
ステップPS21において、整列ポイント処理テーブルAPTLから今回処理をした支払ポイント付与情報PPGを削除した後、ステップPS22において別の支払ポイント付与情報PPGがある場合はステップPS10~PS16を繰り返し、ステップPS22において別の支払ポイント付与情報PPGが存在しない場合はステップPS0へ戻り、何れかの店舗サーバー114からの送信待受状態になる。
本実施例1においては、オンライン回復処理OFRTの実行により、ポイントサーバーテーブルPSTL、及びポイント会員テーブルPMTLにおける最新ポイント情報LPTI及び最新ポイント情報LPTIに対応する日時情報DTIは、情報交換不調の回復後、直ぐさま、情報交換不調の間に、ポイントカード端末処理装置110のポイント端末記録装置156のポイント端末テーブルPTLに記録されたポイント関連組情報PRI(支払ポイント付与情報PPG)をポイントサーバー118のポイントサーバーテーブルPSTL、及びポイント会員テーブルPMTLに反映される利点がある。
なお、オンライン回復処理OFRTは、バッチ処理として、一日の営業が終了した後、纏めて処理することが好ましい。特に、複数の店舗サーバー114からポイント関連組情報PRIがポイントサーバー118へ送信される場合、全ての店舗サーバー114からポイント関連組情報PRIを受信した後、整列ポイント処理テーブルAPTLを作成し、ポイントカード識別情報PCID毎に日時情報DTIの古い順から処理することが好ましい。これにより、複数の店舗における未送信のポイント関連組情報PRIを一括管理できるので、重複処理を避けることができ、来店ポイント情報CPIの付与も可能になり、また、日時情報DTIのポイントサーバー118への送信順位の入れ替わりによる問題の発生を未然に防止することができる。また、オフラインモードOFMによって営業した後は、当該営業日は営業終了までオフラインモードOFMで営業することが好ましい。同様に、送信順位の入れ替わりによる問題の発生を未然に防止するためである。
次に新たに自動サービス機器102、ゲーム機106を設置した場合の処理を、図15を参照しつつ説明する。
まず、店舗入力装置266を操作してステップRS1に進み、店舗表示装置262にメニュー画面MNSを表示し、新規登録釦282を押すとステップRS2に進み、新規登録画面NRSが表示される。新規登録画面NRSにおけるAID入力部286に自動サービス機識別情報AID、TID入力部288にポイント端末識別情報TID、及びその他の入力部に対応する情報を入力した後、登録釦292を押すとステップRS6へ進み、ポイント端末テーブルPTLに登録される。登録済みの自動サービス機識別情報AID、ポイント端末識別情報TID等を修正する場合、メニュー画面MNSにおいて登録データ修正釦284を押すことにより、ステップRS4へ進み、修正画面RVSが表示される。修正AID入力部294に修正対象の自動サービス機識別情報AIDを入力して検索釦296を押すことによりステップRS8へ進み、修正対象に係る登録情報が表示されるので、修正が必要な情報を修正した後、修正登録釦300を押すとステップRS6へ進み、修正情報がポイント端末テーブルPTLに記録される。
本実施例1において、加算されるポイント情報PTIとして、支払ポイント情報PPI及び来店ポイント情報CPIを説明したが、何れか一方、又は他のポイント情報であってもよい。例えば、誕生日に付与される誕生日ポイント情報、毎月、又は毎週の特定日に付与される特別ポイント情報等を加えることができる。
なお、本実施例1においては、情報交換不調時における、通貨CURの支払によって、支払ポイント情報PPIが付与される場合について説明したが、必要に応じ、来店ポイント情報CPI、利用ポイント情報UPI、その他のポイント情報も処理することが出来る。
更に、図7に示すように、利用者USRが所有する携帯機器310とポイントサーバー118を、例えば通信回線116を用いて接続可能とし、当該携帯機器310を用いて、最新ポイント情報LPTIを確認できるようすることが好ましい。
本発明に係る実施例2の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム104(便宜的に「第2自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム2104」という。)を図22から図30を参照して説明する。
実施例2は、ポイントサーバーへのポイント関連組情報PRI(少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、支払ポイント情報PPI、及び日時情報DTI)を、自動サービス機器102(ゲーム機106)の営業時間修了後における所定のタイミングにおいて纏めて行うようにした例である。換言すれば、実施例2は、ポイント処理をバッジ処理により、少なくとも支払ポイント情報PPIが発生しないタイミングにおいて行うようにした例である。実施例1と同一部には同一符号を付し、説明を省略する。
図22に図示するように、実施例2の、第2自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム2104は、基本的にポイントカード端末処理装置110(便宜的に「第2ポイントカード端末処理装置2110」という。)、店舗サーバー114(便宜的に「第2店舗サーバー2114」という。)、ポイントサーバー118(便宜的に「第2ポイントサーバー2118」という。)、通信回線116を有する構成に変更はない。しかし、実施例2における第2ポイントカード端末処理装置2110(図22において、符号2110a、2110ba、2110bb、2110na、2110nb、2110nc)は、実施例1におけるポイントカード端末処理装置110とはポイント関連組情報PRIを、所定のタイミングで第2店舗サーバー2114を経由して第2ポイントサーバー2118への送信を指示するというポイント関連組情報送信指示機能では同一である。しかし、実施例2におけるポイント関連組情報送信指示装置192(便宜的に「第2ポイント関連組情報送信指示装置2192」という。)は、自動サービス機器102の営業時間外において送信指示を行う構成において、実施例1のポイントカード端末処理装置110とは異なる構成である。また、複数の第2ポイントカード端末処理装置2110が図示されているので、実施例1と同一の符号を付している。本実施例2において、第2ポイント関連組情報送信指示装置2192は、プログラムによって構成されているので、図24のフローチャート及び図25の端末表示装置108における表示を参照しつつ説明する。しかし、第2ポイント関連組情報送信指示装置2192はハードウエアによって構成することができる。
まずステップES201において、バッジ処理時刻であるか判別し、バッジ処理時刻である場合、ステップES202へ進み、バッジ処理時刻でない場合、ステップES203へ進む。バッジ処理時刻は、自動サービス機器102の営業時間外において設定される。例えば、ゲーム場の場合、法律で営業禁止時間が午前0時より午前6時までと定められているので、当該時間帯、例えば、午前1時に設定される。全ての第2ポイントカード端末処理装置2101a、2102a、2102b、210na、210nb、及び210ncの設定を同一時刻にした場合、第2店舗サーバー2114又は第2ポイントサーバー2118における処理が重複するので、極小時間ずつバッジ処理時刻をずらすことが好ましい。
ステップES203において、端末表示装置108に初期画面INS(図25(A))が表示され、ステップES204へ進む。初期画面INSの内容は、実施例1と同一である。
ステップES204において、ポイントカード120に記録されたポイントカード識別情報PCIDが読み込まれたか判別し、ポイントカード識別情報PCIDを判別した場合、ステップES205へ進み、判別しない場合ステップES201へ戻る。換言すれば、ポイントカード120が利用されない場合、バッジ処理時刻、及びポイントカード識別情報PCIDの待機状態になる。
ステップES205において、端末表示装置108に、図25(B)に示す第2受付画面2RGSを所定時間表示し、ステップES206へ進む。第2受付画面2RGSには、読み込んだポイントカード識別情報PCIDを表示する識別情報部2212、及び第2来店歓迎案内2214が表示される。
ステップES206において、図25(C)に示す第2ポイント処理メニュー画面2PTSを表示した後、ステップES207へ進む。第2ポイント処理メニュー画面2PTSには、ポイント付与に関する案内、例えば、「1プレイ毎に1ポイントが加算されます。ポイントは一日後に反映されます。」の第2ゲーム機プレイポイント案内表示2224が表示される。
ステップES207において、課金信号CHSが出力されたか判別し、出力されない場合ステップES207をループして課金信号CHSの待機状態になり、課金信号CHSを判別した場合、ステップES208へ進む。
ステップES208において、課金信号CHSに基づく支払ポイント情報PPI、及び日時情報DTIが、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられてポイント関連組情報PRIを構成された後、ステップES209へ進む。支払ポイント情報PPIは、前述したように、予め、支払った料金に基づいて設定される。なお、ポイント端末識別情報TIDをポイント関連組情報PRIに含めることができる。
ステップES209において、ポイント関連組情報PRIをポイント端末テーブルPTL(便宜的に「第2ポイント端末テーブルPTL2」という。)に記録した後、ステップES210へ進む。第2ポイント端末テーブルPTL2は、例えば図23(B)に示すように、ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、ポイント端末識別情報TID、ポイント情報PTIが出力された日時情報DTI、及び支払ポイント情報PPIが記録される。これらがポイント関連組情報PRI(便宜的に「第2ポイント関連組情報2PRI」という。)。第2ポイント関連組情報2PRIは、少なくとも、ポイントカード識別情報PCID、ポイント情報PTIが出力された日時情報DTI、及び支払ポイント情報PPIを含んでいれば良く、ポイント端末識別情報TIDは必須の情報ではない。
ステップES210において、図25(D)に示す、支払ポイント情報PPIを付与したことを表示する第2支払ポイント表示画面2PPSを所定時間表した後、ステップES201へ戻る。第2支払ポイント表示画面2PPSには、支払ポイント情報PPIを加算後のポイント情報PTIを表示する合計ポイント表示部2186、加算されたポイント情報PTIたる支払ポイント情報PPIが表示される付加ポイント表示部234、及びポイントの反映案内2226が表示されることが好ましい。
次にステップES201においてバッジ処理時刻であることを判別した場合のステップES202において、第2店舗サーバー2114からのポーリングを判別し、ポーリングを判別した場合、ステップES211へ進み、判別しない場合ステップES202をループし、ポーリング待ち状態になる。
次にステップES211において、ポイント端末記録装置156に記録されている第2ポイント関連組情報2PRIを第2店舗サーバー2114へ送信した後、ステップES201へ戻る。なお、ステップES211において送信された第2ポイント関連組情報2PRIは、ポイント端末記録装置156から消去されるか、別の記録域に移され、再度、第2ポイントサーバー2118へ送信されないように措置される。
なお、第2ポイントカード端末処理装置2110からの第2ポイント関連組情報2PRIの送信は、第2店舗サーバー2114からのポーリングに基づかずに行うようにしても良い。
次に第2店舗サーバー2114を主に図26を参照しつつ説明する。
第2店舗サーバー2114は、実施例1における店舗サーバー114に対し大凡同様の機能を有するが、第2ポイントサーバー2118へ第2ポイント関連組情報2PRIの送信を指示するポイント関連組情報送信指示装置270(便宜的に「店舗ポイント関連組情報送信指示装置270」という。)が追加されている。
次に店舗ポイント関連組情報送信指示装置270を説明する。
店舗ポイント関連組情報送信指示装置270は、バッジ処理の時刻になった場合、第2店舗サーバー2114において記録されている第2ポイント関連組情報2PRIを第2ポイントサーバー2118へ送信する機能を有する。本実施例2において、店舗ポイント関連組情報送信指示装置270は、プログラムによって構成されている。しかし、店舗ポイント関連組情報送信指示装置270はハードウエアによって構成することができる。
次に図27を参照しつつ第2店舗サーバー2114における処理を説明する。
まずステップSS201において、バッジ処理時刻になったか判別し、バッジ処理時刻を判別した場合、ステップSS202へ進み、バッジ時刻でない場合ステップSS201をループしてバッジ処理の待機状態になる。バッジ処理時刻は、第2ポイントカード端末処理装置2110におけるバッジ処理時刻の後に設定する。例えば、本実施例2においては、第2ポイントカード端末処理装置2110におけるステップES201において、バッジ処理時刻は午前1時に設定されているので、例えば午前2時に設定される。
ステップSS202において、第2ポイントカード端末処理装置2110に対し順次ポーリングを行い、ステップSS203に進む。
ステップSS203において、第2ポイントカード端末処理装置2110から受信した第2ポイント関連組情報2PRIを店舗記録装置258に記録した後、ステップSS204へ進む。
ステップSS202、SS203の処理は全ての第2ポイントカード端末処理装置2110に対し行われ、前日の営業時間中に記録された第2ポイント関連組情報2PRIが、店舗記録装置258に記録される第2店舗サーバー履歴テーブルSST2に記録される(図26(B))。第2店舗サーバー履歴テーブルSST2は、例えば、カード識別情報PCIDに関連付けられてポイント端末識別情報TID、ポイント情報PTIが出力された日時情報DTI、及び支払ポイント情報PPIが記録される。ポイント端末識別情報TIDは必須の情報ではないが、含まれている場合、履歴照合等する場合に好都合である。
ステップSS204において、全ての第2ポイントカード端末処理装置2110のポーリングが終了したか判別し、終了していない場合ステップSS202へ戻り、終了した場合ステップSS205へ進む。
ステップSS205において、店舗記録装置258に記録された第2ポイント関連組情報2PRIを第2ポイントサーバー2118へ送信した後、ステップSS201へ戻る。これによって、バッジ処理に係る第2ポイント関連組情報2PRIが第2ポイントサーバー2118へ送信される。したがって、ステップSS201~SS205が店舗ポイント関連組情報送信指示装置270に相当する。
なお、第2ポイントカード端末処理装置2110からの第2ポイント関連組情報2PRIの送信は、第2店舗サーバー2114からのポーリングに応答せずに、第2ポイントカード端末処理装置2110においてバッジ処理時刻の到来を判別した場合、第2ポイントカード端末処理装置2110から能動的に送信することもできる。
次に第2ポイントサーバー2118を図28を参照しつつ説明する。
第2ポイントサーバー2118は、第2店舗サーバー2114から送信された第2ポイント関連組情報2PRIを、ポイントカード識別情報PCID毎に、日時情報DTI順に整列させ、ポイントカード識別情報PCID毎の支払ポイント情報PPIを日時情報DTI順に演算する機能を有する。本実施例2において、実施例1におけるポイントサーバー118に対し、PCカード識別情報別日時順整列装置318が追加されている。
次にPCカード識別情報別日時順整列装置318を説明する。
PCカード識別情報別日時順整列装置318は、ポイントサーバー記録装置304に記録されている第2ポイント関連組情報2PRIを、ポイントカード識別情報PCID毎に、日時情報DTI順に整列させる機能を有する。本実施例2において、PCカード識別情報別日時順整列装置318は、プログラムによって構成されている。PCカード識別情報別日時順整列装置318に相当するプログラム上のステップは後述する。しかし、PCカード識別情報別日時順整列装置318はハードウエアによって構成することもできる。
第2ポイントサーバー2118における処理を図29に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、ステップPS201において、第2店舗サーバー2114からの送信があるか判別し、送信がある場合ステップPS202へ進み、送信がない場合ステップPS203へ進む。
ステップPS202において、送信を受けた第2ポイント関連組情報2PRIをポイントサーバー記録装置304に記録される第2ポイントサーバー履歴テーブルPSTL2 (図28(B))に、第2店舗サーバー2114から受信した順にポイントカード識別情報PCIDに関連付けて記録した後、ステップPS201へ戻る。次の第2ポイント関連組情報2PRIの受信に備えるためである。第2ポイントサーバー履歴テーブルPSTL2は、例えば、図28(B)における第2ポイントサーバー履歴テーブルPSTL2において、ポイント端末識別情報TIDが異なる場合において、日時情報DTIが早いが、遅い日時情報DTIの後に記録されている。第2店舗サーバー2114からの送信が遅いためである。
ステップPS201において、送信を判別せずステップPS203へ進んだ場合、バッチ処理時刻であるか判別し、バッチ処理時刻である場合ステップPS204へ進み、バッチ処理時刻でない場合ステップPS201へ戻る。換言すれば、ステップPS201及びPS203のループによって、受信又はバッチ処理待機状態になる。バッチ処理時刻は予め設定され、例えば、全ての第2店舗サーバー2114からの送信が終了すると見込まれる後の時刻に設定される。例えば、第2店舗サーバー2114におけるバッチ処理時刻が午前2時である場合、午前3時に設定される。
ステップPS204において、ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTが作成された後、ステップES205へ進む。ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTは、例えば、図29(B)に示すように、カード識別情報PCIDに関連付けられて、ポイント端末識別情報TID、支払ポイント情報PPIが出力された日時情報DTI、及び支払ポイント情報PPIが記録されると共に、ポイントカード識別情報PCID毎に、かつ日時情報DTI順に整列されたテーブルである。なお、ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTは、全てのポイントカード識別情報PCIDを纏めた一つのテーブル、又はポイントカード識別情報PCID毎にテーブルを作成することができる。これにより、例えば、図28(B)に示す第2ポイントサーバーテーブルPSTL2において、日時情報DTIが「20200401120200」である第2ポイント関連組情報2PRIが、図29(B)に示すポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTにおいては、先頭に整列される。
ステップPS205において、日時情報DTIが最も古い第2ポイント関連組情報2PRI選択が選択され、ステップPS206へ進む。日時情報DTIの古い第2ポイント関連組情報2PRIを選択する理由は、重複して支払ポイント情報PPIを加算する恐れがあるからである。また、来店ポイント(来店ポイント情報CPI)を付与する場合、当日の最初に来店したのか判別できないためである。
ステップPS206において、選択した当該第2ポイント関連組情報2PRIに含まれるポイントカード識別情報PCIDがポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合ステップPS207へ進み、存在しない場合ステップPS210へ進む。換言すれば、ポイントカード識別情報PCIDが予め登録されていない場合、当該第2ポイント関連組情報2PRIに係る処理を終了する。
ステップPS207において、ポイント会員テーブルPMTLに記録されている最新ポイント情報LPTIに対応する日時情報DTIよりも新しいか判別し、新しい場合ステップPS208へ進み、同日又は古い日時情報DTIである場合、ステップPS210へ進む。換言すれば、ポイント会員テーブルPMTLに記録されている最新ポイント情報LPTIに対応する日時情報DTIが最も新しいポイント情報PTIを反映しているので、同一日時情報DTI又はそれよりも古い(早い)日時情報DTIに関連する支払ポイント情報PPIは、重複加算の可能性が高いからである。
ステップPS208において、ポイント会員テーブルPMTLに記録されている最新ポイント情報LPTIに、当該第2ポイント関連組情報2PRIにおける支払ポイント情報PPIを加算した後、ステップPS209へ進む。
ステップPS209において、ステップPS208で演算した最新ポイント情報LPTI、及び日時情報DTIを、ポイント会員テーブルPMTLの最新ポイント情報LPTI、及び日時情報DTIと置き換えた後、ステップPS210へ進む。これにより、最新ポイント情報LPTI及び対応する日時情報DTIが、ポイント会員テーブルPMTLに反映される。
ステップPS210において、ステップPS208において演算した支払ポイント情報PPIを含む第2ポイント関連組情報2PRIをポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTから削除した後、ステップPS211へ進む。当該第2ポイント関連組情報2PRIを削除するのは、重複演算を防止するためである。
ステップPS211において、ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTに第2ポイント関連組情報2PRIが残っているか判別し、残っていない場合はステップPS201へ戻り、残っている場合はステップPS205へ戻る。
次に図30を参照しつつ、実施例2の第2自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム2104における全体処理を説明する。なお、第2ポイントカード端末処理装置2110におけるバッジ処理時刻は午前1時、第2店舗サーバー2114におけるバッジ処理時刻は午前2時、及び第2ポイントサーバー2118におけるバッジ処理時刻は午前3時、支払ポイント情報PPIは5に設定されているものとして説明する。よって何れのバッジ処理時刻も、自動サービス機器102たるゲーム機106の営業時間外である。また、ポイントカード識別情報PCID「000 1111 2222 3333」に関しては、100ポイントが最新ポイント情報LPTIとして記録されているものとする。
まず第2ポイントカード端末処理装置2110において、ステップES201において、バッジ処理時刻であるか判別し、通常はバッジ処理時刻ではないので、ステップES203へ進む。
ステップES203において、端末表示装置108に初期画面INS(図25(A))を表示した後、ステップES204へ進む。
ステップES204において、ポイントカードリーダー166がポイントカード識別情報PCIDを読み込んだか判別し、読み込んだ場合ステップES205へ進む。なお、読み込まれたポイントカード識別情報PCIDはポイント端末記録装置156に記録される。
ステップES205において、端末表示装置108に第2受付画面2RGS(図25(B))を所定時間表示した後、ステップES206へ進む。
ステップES206において、端末表示装置108に第2ポイント処理メニュー画面2PTS(図25(C))を表示した後、ステップES207へ進む。
ステップES207において、ゲーム機制御装置132から課金信号CHSを受信したか判別し、課金信号CHSを判別した場合ステップES208へ進む。
ステップES208において、端末ポイント情報出力装置176から支払ポイント情報PPIとして「5」を出力し、ステップES209へ進む。
ステップES209において、ステップES204において認識され、記録されているポイントカード識別情報PCIDに関連付けられて、支払ポイント情報PPI、当該支払ポイント情報PPIが出力された時点でのポイント端末時計装置162における日時情報DTIが、少なくとも第2ポイント関連組情報2PRIとしてポイント端末記録装置156に記録された後、ステップES210へ進む。本実施例2においては、第2ポイント関連組情報2PRIにポイント端末識別情報TIDも関連付けられて記録される。
ステップES210において、端末表示装置108に第2支払ポイント表示画面2PPSを表示した後、ステップES201へ戻る。このようにして、各第2ポイントカード端末処理装置2110においては、第2ポイント関連組情報2PRIが順次記録される。
したがって、第2店舗サーバー2114、及び第2ポイントサーバー2118において、バッジ処理時刻になるまでは、実質的にポイントに関する処理を行わない。
ステップES201において、バッジ処理時刻(午前1時)になったことを判別した場合、ステップES202へ進み、第2店舗サーバー2114からのポーリング待機状態になる。本実施例2においては、午前2時から第2店舗サーバー2114におけるバッジ処理が開始され、各第2ポイントカード端末処理装置2110へ所定の順番でポーリングが行われる。
ステップES202において、第2店舗サーバー2114からのポーリングを判別した場合、ステップES211へ進む。
ステップES211において、ポイント端末記録装置156に記録された第2ポイント関連組情報2PRIを第2店舗サーバー2114へ送信した後、ステップES201へ戻る。
第2店舗サーバー2114におけるステップSS201において、バッジ処理時刻であるか判別し、バッジ処理時刻でない場合、ステップSS201をループしてバッジ時刻待機状態になる。ステップSS201において、バッジ処理時刻である午前2時を判別した場合、ステップSS202へ進む。
ステップSS202において、各ポイントカード端末処理装置110へ所定の順番でポーリングを行って記録されている第2ポイント関連組情報2PRIの送信を受け、ステップSS203において受信した第2ポイント関連組情報2PRIを店舗記録装置258に記録し、ステップSS204へ進む。
ステップSS204において、全ての第2ポイントカード端末処理装置2110へのポーリングが終了したか判別し、終了していな場合ステップSS202へ戻り、全ての第2ポイントカード端末処理装置2110へのポーリングが終了した場合ステップSS205へ進む。
ステップSS205において、受信し、記録した第2ポイント関連組情報2PRIを第2ポイントサーバー2118へ送信した後、ステップSS201へ戻る。
なお、送信した第2ポイント関連組情報2PRIを重複して第2ポイントサーバー2118へ送信しないよう、店舗記録装置258から消去し、又は異なるホルダへ移動させることが好ましい。
第2ポイントサーバー2118におけるステップPS201において、第2店舗サーバー2114から送信があるか判別し、送信がある場合はステップPS202へ進み、無い場合はステップPS203へ進む。
ステップPS202において、送信された第2ポイント関連組情報2PRIをポイントサーバー記録装置304に記録した後ステップPS201へ戻る。
ステップPS201において送信がない場合、ステップPS203へ進み、バッジ処理時刻になったか判別し、バッジ処理時刻でない場合、ステップPS201へ戻り、送信・バッジ処理時刻の待受状態になる。本実施例2においては、午前2時からの所定時間は、ステップPS201、PS202を繰り返した後、ステップPS203において午前3時のバッジ処理時刻を判別した後、ステップPS204へ進む。
ステップPS204において、受信した第2ポイント関連組情報2PRIをポイントカード識別情報PCID毎に、日時情報DTI順に整列させ、ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTを作成し、ポイントサーバー記録装置304に記録した後、ステップPS205へ進む。
ステップPS205において、一つのポイントカード識別情報PCIDの中で最も日時情報DTIが早い第2ポイント関連組情報2PRIを選択した後、ステップPS206へ進む。
ステップPS206において、当該第2ポイント関連組情報2PRIに含まれるポイントカード識別情報PCIDがポイント会員テーブルPMTLに存在するか判別し、存在する場合ステップPS207へ進み、存在しない場合ステップPS210へ進む。
ステップPS207において、当該第2ポイント関連組情報2PRIの日時情報DTIがポイント会員テーブルPMTLにおける当該ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられている最新ポイント情報LPTIに対応する日時情報DTIに対し、遅い(新しい)場合、ステップPS208へ進み、早い(古い)場合、ステップPS210へ進む。
ステップPS208において、ポイント会員テーブルPMTLにおける当該ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられている最新ポイント情報LPTI(「100」)に、当該ポイントカード識別情報PCIDに関連付けられている支払ポイント情報PPI(「5」)を加算(「105」)した後ステップPS209へ進む。
ステップPS209において、新たな最新ポイント情報LPTIとしてポイント会員テーブルPMTLに、日時情報DTIと共に、ステップPS208において演算した最新ポイント情報LPTI(「105」)を記録した後、ステップPS210へ進む。
ステップPS210において、今回の演算に係る第2ポイント関連組情報2PRIをポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTから削除した後、ステップPS211へ進む。
ステップPS211において、ポイントカード識別情報毎時刻順テーブルPNOTに第2ポイント関連組情報2PRIが残っているか判別し、残っている場合ステップPS205へ戻って、処理を繰り返し、残っていない場合ステップPS201へ戻って、送信又はバッチ処理時刻であるかの待機状態になる。
本実施例2において、第2ポイント関連組情報送信指示装置2192、及び店舗ポイント関連組情報送信指示装置270がポイント関連組情報送信指示装置である。しかし、第2ポイントカード端末処理装置2110から第2ポイントサーバー2118へ第2ポイント関連組情報2PRIを直接送信する場合、第2ポイント関連組情報送信指示装置2192がポイント関連組情報送信指示装置である。ポイントカード端末処理装置110から支払ポイント情報PPIの発生毎に第2店舗サーバー2114において記録した第2ポイント関連組情報2PRIを、第2ポイントサーバー2118へ送信する場合、店舗ポイント関連組情報送信指示装置270がポイント関連組情報送信指示装置となる。
なお、第2ポイントカード端末処理装置2110において記録されたポイント関連組情報PRIをポイント端末記録装置156に一時的に記録した後、第2店舗サーバー2114へ送信して店舗記録装置258に記録し、当該第2店舗サーバー2114におけるバッジ処理によって第2ポイントサーバー2118へ送信するようにしても良い。更に、ポイントカード識別情報PCID毎に関連付けられた支払ポイント情報PPIを日時情報DTI順に整列する処理を第2ポイントカード端末処理装置2110、又は第2店舗サーバー2114において処理することもできる。
100 施設
102 自動サービス機器
104、2104 自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム
106 ゲーム機
108 端末表示装置
110、2110 ポイントカード端末処理装置
114、2114 店舗サーバー
116 通信回線
118、2118 ポイントサーバー
120 ポイントカード
126 料金受入装置
142 硬貨選別装置
144 電子マネー処理装置
146 二次元コード決済処理装置
156 ポイント端末記録装置
158 ポイント端末通信装置
166 カードリーダー
177、192、270、2192 ポイント関連組情報送信指示装置
200 利用ポイント表示部
258 店舗記録装置
C 硬貨
CHS 課金信号
DTI 日時情報
LPTI 最新ポイント情報
PCID ポイントカード識別情報
PPI 支払ポイント情報
PTI ポイント情報
PS パルス信号
UPI 利用ポイント情報

Claims (2)

  1. 料金受入装置を備える自動サービス機器と、
    前記自動サービス機器に接続され、ポイントカードに記録されたポイントカード識別情報を読み取るポイントカード端末処理装置と、
    前記ポイントカード端末処理装置に通信可能に接続され、前記ポイントカード端末処理装置との間で前記ポイントカード識別情報とポイント情報とを送受信すると共に、前記ポイント情報を前記ポイントカード識別情報に関連づけて管理するポイントサーバーと、
    を有する自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システムであって、
    前記ポイント情報は、前記自動サービス機器の料金の受け入れに基づいて生成される支払ポイント情報か、前記ポイントカード識別情報に関連づけられて前記ポイントサーバーに記憶される最新ポイント情報かの何れかを少なくとも有し、
    前記支払ポイント情報は、前記料金受入装置による前記料金の受け入れに基づいて前記ポイントカード端末処理装置によって生成され、
    前記ポイントカード端末処理装置は、
    前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を関連づけて記憶する記憶装置と、表示装置と、入力装置と、を有し、
    前記ポイントサーバーと情報交換が可能であるか不調かを判断し、
    該判断の結果が、前記ポイントサーバーとの情報交換が可能である場合、オンラインモードを実行し、
    前記オンラインモードは、
    前記オンラインモードで実行可能な処理を選択する画面を前記表示装置に表示し、前記入力装置によって選択された処理を実行可能であり、前記オンラインモードで実行可能な処理は、前記ポイントカード識別情報を前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーから前記ポイントカード端末処理装置が送信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報を取得し、前記表示装置に表示し、前記自動サービス機器を、前記最新ポイント情報を用いて利用する場合のポイント支払ポイント処理と、前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を前記ポイントサーバーに送信し、前記ポイントサーバーにおいて、受信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報に受信した前記支払ポイント情報を加算する課金支払ポイント処理と、を含み
    前記ポイントサーバーとの前記情報交換が不調である場合、オフラインポイント処理モードを実行し、
    前記オフラインポイント処理モードは、
    前記ポイント支払ポイント処理が実行不能であり、前記オフラインポイント処理モードで実行可能な処理を選択する画面を前記表示装置に表示し、前記入力装置によって選択された処理を実行可能であり、前記オフラインポイント処理モードで実行可能な処理は、前記課金支払ポイント処理と、前記自動サービス機器を利用しない処理と、を含み、前記課金支払ポイント処理が選択された場合には、前記表示装置に前記料金の受け入れに基づいて生成された前記支払ポイント情報を表示し、前記情報交換の不調回復後、前記情報交換が不調であった期間に前記記憶装置に記憶された前記ポイントカード識別情報と前記支払ポイント情報を前記ポイントサーバーへ送信し、前記ポイントサーバーにおいて、前記情報交換の不調回復後に受信した前記ポイントカード識別情報に関連づけられて記憶されている前記最新ポイント情報に前記情報交換の不調回復後に受信した前記支払ポイント情報を加算することを特徴とする自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム。
  2. 記料金受入装置は、前記料金の受け入れに基づいて課金信号を出力し、
    前記自動サービス機器は、前記課金信号を入力し、入力した前記課金信号に基づいて動作し、
    前記ポイントカード端末処理装置は、前記課金信号を入力し、入力した前記課金信号に基づいて前記支払ポイント情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム。
JP2023037783A 2023-03-10 自動サービス機器用サーバー管理型ポイント管理システム Active JP7517744B2 (ja)

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