JP7517728B2 - 流路切換弁 - Google Patents

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本発明は、流路切換弁に関する。
弁座と、該弁座に対して密着する閉位置と弁座から離間した開位置とに直線的に往復移動可能な往復移動体と、該往復移動体よりも上流側に位置する一次流路と、往復移動体よりも下流側に位置し一次流路に対して交差している二次流路と、往復移動体を往復移動可能となるように案内するガイド筒と、を備えるリフト式の逆止弁が開示されている(特許文献1参照)。
また、バルブ本体内に回転する弁体を有し、5以上のポート(管継手)を有する制御弁(流路切換弁)が開示されている(特許文献2参照)。
国際公開2019/176850号 中国特許出願公開第111828687号明細書
上記した特許文献1に記載の逆止弁は、弁座を有して往復移動体を収容する弁箱を有する。弁箱には、ガイド筒を有するキャップが取り付けられる。弁部材とキャップとの間には、弁部材を一次流路側に付勢する付勢部材が設けられている。弁軸はガイド筒によって案内される。
しかしながら、この逆止弁では、一次流路の延長上にある弁箱の末端の開口を通じて弁部材や付勢部材等が弁箱内に配置され、該開口がキャップで塞がれる構成となっている。このため、弁箱が二次流路の一次流路と反対側に突出し、その張出量が大きくなっている。
また、特許文献2に記載の流路切換弁では、仕様に応じて接続ポートの数や流路の組合せが固定されているため自由度がなく、仕様が変われば設計からやり直す必要が生じると考えられる。
本発明は、逆止弁の小型化を図ると共に、該逆止弁を取付可能な様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにすることを目的とする。
第1の態様に係る逆止弁は、一端が開口した入口側流路及び出口側流路と、前記入口側流路の他端と前記出口側流路の他端とを接続し前記入口側流路及び前記出口側流路と交差する方向に延びる中間流路と、前記入口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第1屈曲部と、を内部に有するケーシングと、前記ケーシングにおける前記入口側流路と前記第1屈曲部の境界部に設けられた弁座と、前記弁座に前記第1屈曲部側から当接して前記入口側流路を閉塞可能な弁部材と、前記弁部材を前記第1屈曲部側から前記弁座側に付勢する付勢部材と、を有し、前記ケーシングは、中間流路に沿って、前記入口側流路及び前記出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされている。
この逆止弁では、ケーシングが、中間流路に沿って、入口側流路及び出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされているので、蓋部を基部から取り外すことで弁部材、付勢部材をケーシング内に容易に組み込むことができる。したがって、逆止弁の小型化を図ることができる。
第2の態様は、第1の態様に係る逆止弁において、前記ケーシングが、前記出口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第2屈曲部をさらに有し、前記ケーシングの前記基部が、前記入口側流路、前記出口側流路、前記第1屈曲部の一部、前記第2屈曲部の一部及び前記中間流路の径方向の一方側を含み、前記蓋部は、前記第1屈曲部の残りの部分、前記第2屈曲部の残りの部分及び前記中間流路の径方向の他方側を含む。
この逆止弁では、ケーシングの蓋部が、第1屈曲部から中間流路、第2屈曲部にわたって設けられているので、蓋部を基部から取り外すと、逆止弁の内部が大きく露出する。したがって、逆止弁の組立やメンテナンスが容易となる。
第3の態様は、第1の態様に係る逆止弁において、前記入口側流路及び前記出口側流路が、それぞれ同じ側の一端が開口し並列に配置されている、
第4の態様は、第1の態様に係る逆止弁において、前記蓋部が、前記弁部材の弁軸を案内する案内部と、前記付勢部材の反力を支える受け部を有する。
この逆止弁では、蓋部が、弁部材の弁軸を案内する案内部と、付勢部材の反力を支える受け部を有するので、蓋部を基部に取り付けることで、ケーシング内への弁部材、弁軸、付勢部材の組付けが完了する。したがって、逆止弁の組立が容易である。
第5の態様に係る流路切換弁は、内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された弁体と、前記第一入出口と連通する第一流路と、前記弁本体を挟んで前記第一流路に並設され、前記第二入出口と連通する第二流路と、前記第三入出口と連通し、前記第三入出口と反対側が開口した第三流路と、を備えた弁ユニットと、前記弁ユニットに連結され、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わるように前記弁体を回転させる回転駆動部と、を有し、一の前記弁ユニットの前記回転駆動部と反対側に、他の前記弁ユニットを重ねて連結可能とされ、第1~第3の態様の何れか1態様に係る逆止弁が、一の前記弁ユニットの前記第一流路と他の前記弁ユニットの前記第一流路の間、及び一の前記弁ユニットの前記第二流路と他の前記弁ユニットの前記第二流路の間の少なくとも一方に接続されている。
この流路切換弁では、一の弁ユニットの回転駆動部と反対側に、他の弁ユニットを重ねて連結することで、弁ユニットの組合せの自由度を高めることができる。逆止弁は、重ねられた弁ユニットのうち、一の弁ユニットの第一流路と他の弁ユニットの第一流路の間、及び一の弁ユニットの第二流路と他の弁ユニットの第二流路の間の少なくとも一方に接続されている。したがって、流路に逆止弁を含む様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。
本発明によれば、逆止弁の小型化を図ると共に、該逆止弁を取付可能な様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。
本発明の一実施形態に係る流路切換弁の全体構成を示す斜視図である。 流路切換弁において逆止弁が閉じた状態を示す断面図である。 流路切換弁において逆止弁が開いた状態を示す断面図である。 2つの弁ユニットが重ねられ、2つの弁体を1つの回転駆動部により回転させる流路切換弁を示す部分破断斜視図である。 弁ユニットを示す部分破断斜視図である。 弁ユニットを示す部分破断斜視図である。 弁ユニットを第一流路の雄継手側から見た状態を示す正面図である。 弁ユニットを第三流路の開口側から見ると共に、第二流路を径方向に切断した状態を示す部分断面図である。 弁体を示す正面図である。 弁体を示す底面図である。 第一流路の途中に設けられた開口部が蓋部材で閉塞された状態を示す拡大断面図である。 2つの弁ユニットが重ねられた流路切換弁において、一の弁ユニットのうち別の弁ユニットと重ねられる部位が、他の弁ユニットの弁室を閉塞する蓋とされている構成を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。各図面において同一の符号を用いて示される構成要素は、同一又は同様の構成要素であることを意味する。なお、以下に説明する実施形態において重複する説明及び符号については、省略する場合がある。また、以下の説明において用いられる図面は、いずれも模式的なものであり、図面に示される、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実のものとは必ずしも一致していない。また、複数の図面の相互間においても、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は必ずしも一致していない。
また、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、図1の方向矢印表示を基準としており、実際の使用状態での位置、方向を指すものではない。図1において、「U」は上方向(上側)、「D」は下方向(下側)、「LH」は左方向(左側)、「RH」は右方向(右側)、「F」は前方向(前側)、「R」は後方向(後側)を示している。「上下方向」とは、矢印U方向及び矢印D方向を意味する。「左右方向」とは、矢印LH方向及び矢印RH方向を意味する。そして、「前後方向」とは、矢印F方向及び矢印R方向を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る流路切換弁10の全体構成を示す斜視図である。この流路切換弁10では、左右方向に3つの弁ユニット20が連結され、各々の弁ユニット20の下側に他の弁ユニット20がそれぞれ重ねられている。つまり6つの弁ユニット20が組み合わされている。図4は、2つの弁ユニット20が重ねられ、2つの弁体を1つの回転駆動部により回転させる流路切換弁を示す部分破断斜視図である。この図4は、図1から上下2つの弁ユニット20を抜き出したものに相当する。図5、図6は、1つの弁ユニット20を示す部分破断斜視図である。
流路切換弁10は、例えば自動車のエンジンルーム内等を流れる流体の流路を切り換えるロータリー形の三方弁(図5)又は四方弁として使用されるものである。図4から図8に示されるように、流路切換弁10は、弁ユニット20と、回転駆動部18とを有している。
[弁ユニット]
弁ユニット20は、弁本体14と、弁体16と、第一流路21と、第二流路22と、第三流路23とを備えている。図5に示される例では、弁ユニット20は、例えば、第一流路21と第三流路23が連通する状態と、第二流路22と第三流路23が連通する状態と、第一流路21と第二流路22と第三流路23とが互いに非連通の状態とを切り換える三方弁である。
(弁本体)
図6において、弁本体14は、例えば合成樹脂製とされ、内部に弁室12が形成されている。弁室12の上方向は開口しており、上方向から後述する弁体16及び封止部38が挿入されている。弁室12を形成する壁面には、例えば互いに対向しそれぞれ流体が出入りする第一入出口31及び第二入出口32が形成されている。一例として、第一入出口31は弁室12の後方向の壁面に形成され、第二入出口32は弁室12の前方向の壁面に形成されている。つまり、第一入出口31と第二入出口32は、弁室12の前後方向に対向している。また、弁室12の底面には、第三入出口33が形成されている。
(弁体)
図4、図5、図9、図10において、弁体16は、例えば合成樹脂から作製されたボール状の部材であり、弁室12内に回転自在に配置されている。弁体16の上部には、回転駆動部18における弁軸28が差し込まれる差込み穴16Aが形成されている。弁軸28と差込み穴16Aとは、弁軸28の軸方向回りに互いに係合しており、弁軸28の回転が弁体16に伝達されるようになっている。差込み穴16Aは、例えば弁体16の流路36まで貫通している。
弁本体14の第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33を選択的に連通させるべく、言い換えれば、第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33の連通状態を選択的に切り換えるべく、弁体16の内部には流路(内部流路)36が設けられている。詳細には、図9に示されるように、弁体16には、その外周(側部)から流路36に通じる横穴36Aが形成されている。また、弁体16には、その外周(下部)から流路36に通じる下穴36Cが形成されている。流路36は、横穴36Aから下穴36Cまで連通している。弁体16の状態に応じて、横穴36Aは、第一入出口31又は第二入出口32と対向可能となっている。何れの入出口も、横穴36Aが対向していない状態では、弁体16が後述するシート部材40に密着して閉じられた状態となる。
図9、図10に示されるように、弁体16の流路36には、第三入出口33に向かう方向(上下方向)に延びるリブ16Bが形成されている。このリブ16Bは、例えば薄板状の突起であり、例えば弁体16の流路36における横穴36Aの奥側の内壁に形成されている。
図4、図5において、弁体16と第一入出口31,第二入出口32との間には、各々の間を封止する封止部38がそれぞれ設けられている。封止部38は、例えばシート部材40とOリング42とを有している。シート部材40は、例えば合成樹脂から作製され、第一入出口31、第二入出口32に対応する開口を持つ円環状に形成されている。このシート部材40は、弁本体14の内壁面(弁室12の前後の壁面)における第一入出口31,第二入出口32周りにそれぞれ配置されている。弁体16は、2つのシート部材40に挟まれており、各々のシート部材40に接触しながら回転摺動自在に配置されている。
シート部材40と弁本体14との間は、それぞれOリング42により例えば気密的、水密的にシールされている。Oリング42は、例えばシート部材40に形成されたOリング溝(図示せず)に取り付けられている。
一例として、弁本体14、及び弁体16にPPS(ポリフェニレンサルファイド)を使用し、シート部材40にPTFE(フッ素樹脂)を使用し、Oリング42に合成ゴムを使用することができる。
(回転駆動部)
図4において、回転駆動部18は、弁ユニット20に連結され、第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33の連通状態が弁体16の流路を通じて選択的に切り換わるように弁体16を回転させる装置である。回転駆動部18は、上側の弁ユニット20における弁本体14の上方に配置されている。具体的には、上側の弁本体14の上には、例えばブラケット24が固定され、該ブラケット24の上に回転駆動部18が例えばねじ26(図1)を用いて固定されている。上側の弁本体14の弁室12における上方向の開口(図5)は、例えばブラケット24により閉塞されている(図12)。換言すれば、ブラケット24が、弁室12の開口を塞ぐ形状を有している。ブラケット24は、弁室12の開口の内側にインロー嵌合した状態で溶着される。ブラケット24には、凸部30が設けられている。この凸部30は、弁本体14における弁室12の周囲の縁に対向又は当接する。凸部30は、溶融代であってもよい。また凸部30は、ブラケット24ではなく弁本体14に設けられていてもよい。
回転駆動部18は、例えばギヤードモータである。この回転駆動部18には、例えば制御部との通信及び電力供給のための配線が接続されるコネクタ50が設けられている。回転駆動部18には、出力軸としての弁軸28が結合されている。弁軸28は、ブラケット24に形成された貫通孔24Aに挿通されている。弁軸28には、Oリング29が取り付けられている。このOリング29により、弁軸28と貫通孔24Aとの間の水密性が確保されている。また、弁軸28の下端は、弁体16の差込み穴16A(図5)に差し込まれている。
(第一流路、第二流路、第三流路)
図4から図6において、第一流路21、第二流路22、第三流路23は、例えば弁本体14と一体的に構成された管部である。第一流路21を第一ポート、第二流路22を第二ポート、第三流路23を第三ポートと言い換えることもできる。
第一流路21は、例えば両端が開口し、弁室12の第一入出口31と連通している。この第一流路21は、例えば左右方向に直線的に延びている。第一入出口31は、第一流路21の途中に接続されている。これにより、第一流路21と第一入出口31は、平面視で略T字形に形成されている(図6参照)。
第二流路22は、弁本体14を挟んで第一流路21に並設され、例えば両端が開口し、第二入出口32と連通している。第二流路22は、例えば左右方向に直線的に延びている。第二入出口32は、第二流路22の途中に接続されている。これにより、第二流路22と第二入出口32は、平面視で略T字形に形成されている(図6参照)。
図1に示されるように、第一流路21及び第二流路22の一端には、雌継手51,52がそれぞれ設けられている。図5、図6に示されるように、第一流路21及び第二流路22の他端には、雄継手61,62がそれぞれ設けられている。雄継手61,62は、雌継手51,52と接続可能な構造とされている。雄継手61,62の外周には、環状の溝61A,62Aが形成されている。また、雌継手51,52には、例えば一対の弧状のスリット51A,52Aが形成されている。図1に示されるように、雄継手61,62は、雌継手51,52にそれぞれ嵌入され、クリップ34をスリット51A,52Aを通じて溝61A,62Aに嵌めることで、抜け止めがなされる構造となっている。各継手の接続部分の止水は、例えばOリング66により行われる。このような継手構造を有することにより、一の弁ユニット20の第一流路21及び第二流路22に、別の弁ユニット20の第一流路21及び第二流路22をそれぞれ接続して連結可能とされている(図1参照)。なお、この継手構造は一例であり、他の任意の継手構造を用いることが可能である。
図6から図8において、第一流路21における第一入出口31との接続部には、第一入出口31側から第一流路21の内部に向かって突出する第一突起部71が設けられている。この第一突起部71は、例えば第一流路21に対する第一入出口31の開口に沿って形成された弧状の突条である。第一突起部71の範囲は、例えば第一流路21の内周面における第一入出口31側の半周未満とされている。左右方向における第一突起部71の片面は、第一流路21の内壁の一部を延長した凹面とされている。図示の例では、第一突起部71は第一入出口31の左側に設けられている。なお、第一突起部71が第一入出口31の右側に設けられていてもよく、第一突起部71の左右両側に設けられていてもよい。
また、第二流路22における第二入出口32との接続部には、第二入出口32側から第二流路22の内部に向かって突出する第二突起部72が設けられている。この第二突起部72は、例えば第二流路22に対する第二入出口32の開口に沿って形成された弧状の突条である。第二突起部72の範囲は、例えば第二流路22の内周面における第二入出口32側の半周未満とされている。左右方向における第二突起部72の片面は、第二流路22の内壁の一部を延長した凹面とされている。図示の例では、第二突起部72は第二入出口32の左側に設けられている。なお、第二突起部72が第二入出口32の右側に設けられていてもよく、第二突起部72の左右両側に設けられていてもよい。
図1、図4、図11に示されるように、第一流路21における例えば第一入出口31と対向する位置には、蓋体44で閉塞された副流路46が設けられていてもよい。蓋体44と副流路46の端部との間は、溶着により封止され、またはOリング48等のシール部材により止水されている。蓋体44を取り外すことで、副流路46を利用することも可能である。副流路46には、例えば貯留タンク(図示せず)を接続することが可能である。弁ユニット20を上下に重ねた場合には、副流路46が上下に2つ存在する。この2つの副流路46を、2つの接続口が設けられた貯留タンク(図示せず)に接続することも可能である。この場合、貯留タンクは、各々の接続口に対応し、互いに仕切られた2つの貯留室を有していてもよい。これにより、同じ流体でも温度の異なる流体を別々に貯留できる。
また、流路切換弁10における末端の第一流路21の雌継手51又は雄継手61と、末端の第二流路22の雌継手52又は雌継手62には、それぞれポンプ(図示せず)を取り付けることができる。ポンプは、他の機器からの流体を第一流路21に供給したり、第一流路21の流体を他の機器に供給したりすることができる。また、ポンプは、他の機器からの流体を第二流路22に供給したり、第二流路22の流体を他の機器に供給したりすることができる。
図4、図5、図7において、第三流路23は、第三入出口33と連通し、第三入出口33と反対側が開口している。具体的には、第三流路23は屈曲部23Aを有している。第三入出口33は、屈曲部23Aの上方に位置する。第三流路23の開口側の末端は、例えば屈曲部23Aの前方に位置し、例えば第二流路22より前方に突出している。第三流路23の開口側の末端には、他の機器への配管に接続可能な例えば雄継手64が設けられている。
図4、図5に示されるように、第三流路23の屈曲部23Aにおける第三入出口33と対向する部位、つまり第三入出口33の下方には、例えば球面状の凹部23Bが設けられている。凹部23Bは、略半球面状に形成されている。凹部23Bは、屈曲部23Aより前方側の横流路の底23Cよりも下方に窪んでいる。これにより、第三入出口33から第三流路23に入った流体の一部は、一度凹部23Bまで落ち込んでから第三流路23の横流路に入るようになっている。
図5に示される例では、凹部23Bの底に貫通孔23Dが形成されている。貫通孔23Dには弁軸58を通すことが可能となっている(図4)。弁軸58と貫通孔23Dとの間は、Oリング60により止水されている。下方に他の弁ユニットが重ねられない場合、図4の下側の弁ユニット20のように、例えば凹部23Bの底に貫通孔23Dのない構造とされる。なお、貫通孔23Dを設けられていても、これを別部材(例えば閉塞部86とする)で閉塞する構成であってもよい。例えば、閉塞部86は、温度センサ84を備えていてもよい。温度センサ84は、例えば閉塞部86に支持されており、先端が第三流路23内に位置するように配置される。閉塞部86には例えばOリング88が取り付けられている。このOリング88により、閉塞部86と貫通孔23Dとの間の水密性が確保されている。温度センサ84を用いることにより、第三流路23内の温度を正確に測定できる。
[弁ユニットの重ね合せ]
図1、図4において、本実施形態では、一の弁ユニット20の回転駆動部18と反対側に、他の弁ユニット20を重ねて連結可能とされている。上側の弁ユニット20のうち下側の弁ユニット20と重ねられる部位は、下側の弁ユニット20の弁室12を閉塞する蓋68とされている。この閉塞構造は、図12におけるブラケット24による弁室12の閉塞構造と概ね同様であり、上側の弁本体14の底部が、下側の弁本体14における弁室12の開口の内側にインロー嵌合した状態で溶着される。
また、図4に示されるように、一の弁ユニット20に他の弁ユニット20を重ねて連結し、2つの弁ユニット20における2つの弁体16を1つの回転駆動部18により回転させる構造であってもよい。この例では、上側の弁ユニット20の弁軸28と、下側の弁ユニット20の弁軸58とが、連結軸56により連結されている。連結軸56は、上側の弁体16の内部と第三流路23の縦流路を通って、上下の弁軸28,58を連結している。回転駆動部18で上側の弁軸28を回転駆動すると、その回転が連結軸56を介して下側の弁軸58に伝達され、上下の弁体16が同期して回転するようになっている。
なお、上下の弁ユニット20に回転駆動部18をそれぞれ設け、弁体16の回転制御を別々に行うようにしてもよい。
図1において、一の弁ユニット20における第一流路21の端部と第二流路22の端部の中心間距離Wが、一の弁ユニット20に他の弁ユニット20を重ねて連結した状態における重なり方向での第一流路21の端部同士の中心間距離Hと等しくてもよい。つまり、W=Hであってもよい。
(逆止弁)
図1から図3に示されるように、逆止弁100が、一の弁ユニット20の第一流路21と他の弁ユニット20の第一流路21の間、及び一の弁ユニット20の第二流路22と他の弁ユニット20の第二流路22の間の少なくとも一方に接続されていてもよい。
逆止弁100は、ケーシング102と、弁座104と、弁部材106と、付勢部材の一例としての圧縮ばね108とを有している。ケーシング102のうち、弁部材106や圧縮ばね108等が収容される部位(例えば図面上側)は、弁部材106が収容されない側(例えば図面下側)と比較して大きく構成されている。しかしながら、ケーシング102の図面上側は、図面下側に対して第一流路21の方向に突出していない(図2参照)。
ケーシング102は、入口側流路110及び出口側流路114と、中間流路116と、第1屈曲部111と、第2屈曲部112と、を内部に有している。入口側流路110及び出口側流路114は、それぞれ同じ側の一端が開口し並列に配置されている。入口側流路110と出口側流路114の中心間距離は、第一流路21の端部同士の中心間距離H(図1)と等しい。これにより、図1に示される例では、逆止弁100が、一の弁ユニット20の第一流路21と他の弁ユニット20の第一流路21の間に接続されている。
入口側流路110及び出口側流路114の外周部分は雄継手131とされており、雄継手131の外周には、環状の溝131Aが形成されている。図示の例では、雄継手131は弁ユニット20の雌継手51に嵌入され、クリップ34をスリット51A(図5)を通じて溝131Aに嵌めることで、抜け止めがなされる構造となっている。
なお、逆止弁100は、一の弁ユニット20の第二流路22と他の弁ユニット20の第二流路22の間に接続されていてもよい。また、W=H(図1)の場合、逆止弁100が一の弁ユニット20における第一流路21と第二流路22の間に接続されていてもよい。
中間流路116は、入口側流路110と他端と出口側流路114の他端とを接続し、入口側流路110及び出口側流路114と交差する方向、例えば直交する方向に延びている。第1屈曲部111は、入口側流路110の他端と中間流路116との接続部に設けられ流路を屈曲させる部位である。第2屈曲部112は、出口側流路114の他端と中間流路116との接続部に設けられ流路を屈曲させる部位である。これにより、入口側流路110から出口側流路114までの流路は、例えば略U字状に形成されている。
図3に示されるように、弁座104は、ケーシング102における入口側流路110と第1屈曲部111の境界部に設けられている。この境界部は、換言すれば、入口側流路110の下流側端部である。なお、弁座104の内径は、例えば入口側流路110の内径と等しく、弁座104を設けるために流路の一部を絞る構成とはなっていない。
弁部材106は、弁座104に第1屈曲部111側から当接して入口側流路110を閉塞可能な部材である。弁部材106は、例えばパッキン118と、ガイドプレート120と、弁軸122とを有している。パッキン118は、弁座104に当接する部分である。ガイドプレート120は、パッキン118を弁座側に押圧する例えば円板である。弁軸122は、ガイドプレート120の中心に例えば一体的に設けられている。
圧縮ばね108は、弁部材106を第1屈曲部111側から弁座104側(入口側流路110側)に付勢する部材である。圧縮ばね108には、弁軸122が通されている。圧縮ばね108は、例えばガイドプレート120と、後述する受け部132との間に配置されている。入口側流路110の圧力が所定値を超えることで圧縮ばね108が縮むと、弁部材106が弁座104から離れ、弁が開くようになっている(図3)。
図2、図3において、ケーシング102は、中間流路116に沿って、入口側流路110及び出口側流路114側の基部124と、蓋部126とに分割可能な構造とされている。一例として、ケーシング102の基部124は、入口側流路110、出口側流路114、第1屈曲部111の一部、第2屈曲部112の一部及び中間流路116の径方向の一方側を含む。また、蓋部126は、第1屈曲部111の残りの部分、第2屈曲部112の残りの部分及び中間流路116の径方向の他方側を含む。基部124と蓋部126は、例えば溶着により接合されている。その接合面128(ケーシング102の分割面)は、例えば中間流路116の中心を通り、入口側流路110の軸方向と直交する面と平行な面に相当する。なお、この接合面128の位置や方向は、適宜調整可能である。
蓋部126は、弁部材106の弁軸122を案内する案内部130と、圧縮ばね108の反力を支える受け部132を有する。蓋部126の内面には、筒状のボス部134が形成されている。案内部130は、例えばボス部134の中心部に形成された穴である。受け部132は、例えばボス部134の頂部に形成された環状溝である。圧縮ばね108の一端は、例えば受け部132に嵌入されている。これに伴い、案内部130としての環状溝の幅は、圧縮ばね108の線径と同等とされている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図4において、本実施形態に係る流路切換弁10では、回転駆動部18により弁体16を回転させることで、弁室12の第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33の連通状態を、弁体16の流路36を通じて選択的に切り換えることができる。第一入出口31と第二入出口32が弁室12を挟んで対向し、弁体16に横穴36Aが1つ形成されているので、流路の切り換えは、弁体16を例えば180°回転させることで行うことができる。
一の弁ユニット20の第一流路21及び第二流路22には、他の弁ユニット20の第一流路21及び第二流路22をそれぞれ接続して連結可能とされているので、弁ユニット20の組合せにより様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。具体的には、第一流路21及び第二流路22の一端に雌継手51,52がそれぞれ設けられ、第一流路21及び第二流路22の他端に雄継手61,62がそれぞれ設けられている。雄継手61,62は、雌継手51,52とそれぞれ接続可能である。したがって、例えば一の弁ユニット20と他の弁ユニット20の第一流路21同士、第二流路22同士を容易に接続することができる。
図1において、例えばW=Hであると、重ねられた2つの弁ユニット20の第一流路21及び第二流路22の方向に、他の重ねられた2つの弁ユニット20を接続して連結する場合に、第一流路21同士、第二流路22同士を接続するだけでなく、第一流路21と第二流路22を接続することも可能となる。つまり、2つの弁ユニット20を互いに90°回転させて接続することができる。このため、弁ユニット20の組合せの自由度を更に高めることができる。
また、弁室12から第三入出口33を通じて第三流路23に流入した流体は、屈曲部23Aを通過する。第三流路23の屈曲部23Aにおける第三入出口33と対向する部位に球面状の凹部23Bが設けられている場合、当該部位に凹部23Bがなく単に屈曲している構成と比較して、流体の抵抗が低減する。このため、第三流路23における圧力損失を抑制できる。
更に、図9、図10に示されるように、弁体16の流路36に、第三入出口33に向かう方向に延びるリブ16Bが形成されている場合、弁体16内を流れる流体を整流することができる。弁室12内への弁体16の組付け時には、リブ16Bに力を作用させることで、弁体16の向きを容易に調整することができる。
また、図6から図8に示されるように、第一流路21における弁室12の第一入出口31との接続部に第一突起部71が設けられている場合、第一突起部71で第一流路21での流体の流れが乱される。これにより、第一流路21を流れる流体を第一入出口31へ導くことができる。また、第二流路22における弁室12の第二入出口32との接続部に第二突起部72が設けられている場合、第二突起部72で第二流路22での流体の流れを乱すことで、第二流路22を流れる流体を第二入出口32へ導くことができる。このようにして、第一流路21及び第二流路22から弁室12への流体の流入を促進できる。
更に、図1、図4に示されるように、一の弁ユニット20の回転駆動部18と反対側に、他の弁ユニット20を重ねて連結可能とすることで、弁ユニット20の組合せの自由度を高めることができる。
一の弁ユニット20のうち別の弁ユニット20と重ねられる部位が、他の弁ユニット20の弁室12を閉塞する蓋68とされている場合、一の弁ユニット20と別の弁ユニット20を重ねる際に、他の弁ユニット20の弁室12を閉塞するための別部品が不要となる。このため、部品点数の増加を抑制すると共に、弁ユニット20を重ねて連結する際の作業性を高めることができる。
重ねられた2つの弁ユニット20における2つの弁体16を1つの回転駆動部18により回転させる場合、2つの弁ユニット20にそれぞれ回転駆動部18を設ける場合と比較して、部品点数の削減とコストの低減を図ることができる。
(逆止弁の作用)
図1から図3において、本実施形態に係る逆止弁100は、通常時は、圧縮ばね108の付勢力により弁部材106が弁座104に押し当てられており、弁が閉じた状態となる。入口側流路110の圧力が所定値を超えると、圧縮ばね108が縮み、弁部材106が弁座104から離れ、弁が開く。これにより、入口側流路110から出口側流路114への流れが許容される。一方、出口側流路114から入口側流路110への逆流は抑制される。
この逆止弁100では、ケーシング102が、中間流路116に沿って、入口側流路110及び出口側流路114側の基部124と、蓋部126とに分割可能な構造とされているので、蓋部126を基部124から取り外すことで弁部材106、圧縮ばね108をケーシング102内に容易に組み込むことができる。したがって、逆止弁100の小型化を図ることができる。
また、ケーシング102の蓋部126が、第1屈曲部111から中間流路116、第2屈曲部112にわたって設けられているので、蓋部126を基部124から取り外すと、逆止弁100の内部が大きく露出する。したがって、逆止弁100の組立やメンテナンスが容易となる。
更に、蓋部126が、弁部材106の弁軸122を案内する案内部130と、圧縮ばね108の反力を支える受け部132を有するので、蓋部126を基部124に取り付けることで、ケーシング102内への弁部材106、弁軸122、圧縮ばね108の組付けが完了する。したがって、逆止弁100の組立が容易である。
この逆止弁100を流路切換弁10に用いることで、流路に逆止弁100を含む様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。したがって、本実施形態によれば、逆止弁100の小型化を図ると共に、該逆止弁100を取付可能な様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
第一流路21及び第二流路22の一端に雌継手51,52がそれぞれ設けられ、第一流路21及び第二流路22の他端に、雌継手51,52と接続可能な構造の雄継手61,62がそれぞれ設けられるものとしたが、このような継手構造を有しない構成であってもよい。
第三流路23の屈曲部23Aに凹部23Bが設けられるものとしたが、このような凹部23Bを設けない構成であってもよい。弁体16の流路36にリブ16Bが形成されるものとしたが、このようなリブ16Bのない構成であってもよい。
第一流路21における第一入出口31との接続部に第一突起部71が設けられ、第二流路22における第二入出口32との接続部に第二突起部72が設けられるものとしたが、第一突起部71又は第二突起部72の何れかが設けられていてもよく、第一突起部71及び第二突起部72が設けられていなくてもよい。
一の弁ユニット20の回転駆動部18と反対側に、他の弁ユニット20を重ねて連結可能であるものとしたが、2つの弁ユニット20の間に他の部材が介在していてもよい。また、このような連結が可能でなくてもよい。
一の弁ユニット20における第一流路21の端部と第二流路22の端部の中心間距離Wが、一の弁ユニット20に他の弁ユニット20を重ねて連結した状態における重なり方向での第一流路21の端部同士の中心間距離Hと等しいものとした(W=H)が、中心間距離Wが中心間距離Hと異なっていてもよい。また、上記の流路切換弁では弁ユニット20を2段に重ねた構成としたが、3段以上重ねてもよい。
逆止弁100において、蓋部126が案内部130と受け部132を有するものとしたが、案内部130と受け部132が蓋部126とは別に設けられていてもよい。
10 流路切換弁
12 弁室
14 弁本体
16 弁体
18 回転駆動部
20 弁ユニット
21 第一流路
22 第二流路
23 第三流路
31 第一入出口
32 第二入出口
33 第三入出口
36 流路
100 逆止弁
102 ケーシング
104 弁座
106 弁部材
108 圧縮ばね(付勢部材)
110 入口側流路
111 第1屈曲部
112 第2屈曲部
114 出口側流路
116 中間流路
122 弁軸
124 基部
126 蓋部
130 案内部
132 受け部

Claims (4)

  1. 内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された弁体と、前記第一入出口と連通する第一流路と、前記弁本体を挟んで前記第一流路に並設され、前記第二入出口と連通する第二流路と、前記第三入出口と連通し、前記第三入出口と反対側が開口した第三流路と、を備えた弁ユニットと、
    前記弁ユニットに連結され、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わるように前記弁体を回転させる回転駆動部と、
    を有し、
    一の前記弁ユニットの前記回転駆動部と反対側に、他の前記弁ユニットを重ねて連結可能とされ、
    逆止弁が、一の前記弁ユニットの前記第一流路と他の前記弁ユニットの前記第一流路の間、及び一の前記弁ユニットの前記第二流路と他の前記弁ユニットの前記第二流路の間の少なくとも一方に接続されている流路切換弁であって、
    前記逆止弁は、
    一端が開口した入口側流路及び出口側流路と、前記入口側流路の他端と前記出口側流路の他端とを接続し前記入口側流路及び前記出口側流路と交差する方向に延びる中間流路と、前記入口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第1屈曲部と、を内部に有するケーシングと、
    前記ケーシングにおける前記入口側流路と前記第1屈曲部の境界部に設けられた弁座と、
    前記弁座に前記第1屈曲部側から当接して前記入口側流路を閉塞可能な弁部材と、
    前記弁部材を前記第1屈曲部側から前記弁座側に付勢する付勢部材と、を有し、
    前記ケーシングは、中間流路に沿って、前記入口側流路及び前記出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされている、流路切換弁
  2. 前記ケーシングは、前記出口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第2屈曲部をさらに有し、
    前記ケーシングの前記基部は、前記入口側流路、前記出口側流路、前記第1屈曲部の一部、前記第2屈曲部の一部及び前記中間流路の径方向の一方側を含み、
    前記蓋部は、前記第1屈曲部の残りの部分、前記第2屈曲部の残りの部分及び前記中間流路の径方向の他方側を含む、請求項1に記載の流路切換弁
  3. 前記入口側流路及び前記出口側流路は、それぞれ同じ側の一端が開口し並列に配置されている、請求項1に記載の流路切換弁
  4. 前記蓋部は、前記弁部材の弁軸を案内する案内部と、前記付勢部材の反力を支える受け部を有する、請求項1に記載の流路切換弁
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