JP7513842B2 - パーソナライズされたアクションをトリガするための動作管理システムおよび方法 - Google Patents
パーソナライズされたアクションをトリガするための動作管理システムおよび方法Info
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Description
ビデオシステムおよびWi-Fiは、不動産分野(ホテル、ショッピングモール、オフィス、空港など)にデプロイされる一般的な2つのシステムである。ビデオシステムは、通常、モニタリングおよびジオフェンシング検出などのセキュリティ管理のために使用される。一方、Wi-Fiシステムは、通常、占有者に対してインターネットアクセスを提供するために使用される。
カメラの視野角および距離に起因して、カメラを使用して人の顔をキャプチャするのが困難であることが知られている。加えて、カメラは、通常、有効範囲が限られている。したがって、ビデオデータを使用して人を識別するのが困難である。また、Wi-Fi接続データが人々のシーンまたはアクションを検出できないことが知られている。
コンテキストを意識した事前対応的動作を可能にするために、2つの主要なタスクが存在し、1つは、シーン(すなわち何が起きているか)を検出することであり、もう1つは、そのシーンで人を連想することである。しかしながら、これらのタスクは、ビデオデータまたはWi-Fi接続データのみを使用しては達成できない。
したがって、不動産管理においてコンテキストを意識した事前対応的動作を可能にするシステムが必要である。これは、ビデオデータおよびWi-Fi接続データの両方の複合的使用によって実現され得る。したがって、ビデオデータとWi-Fi接続データとの両方を効果的に使用する新規のシステムおよび方法は、事前対応的動作のためにコンテキストを認識するために使用され得る。
本開示は、より良いカスタマーサービスに向けてホテル管理システムを実施するために使用されてもよく、システムが根拠となるシーンを自動的に検出でき、そのシーンで客を連想でき、ホテル客のためにパーソナライズされたサービスを提供するために事前対応的動作をトリガできる。
本開示は、さらに、より良い動作効率に向けてホテル管理システムを実施するために使用されてもよく、システムが客の人数と、客の活動レベルを自動的に検出でき、室温を制御できる。このシステムは、さらに、タクシーがホテルのロビーに接近した時に、客がホテルに帰ってくるのを自動的に検出でき、客室の空調をONに切り換えることができる。システムは、客による室温設定の履歴を使用して、室温を客が好む温度に設定し得る。
本開示は、さらに、より良い設備計画に向けてホテル管理システムを実施するために使用されてもよく、システムは、客のプロフィール(例えば、年齢、性別)によって設備の使用を自動的に検出でき、滞在客に基づいて設備(例えば、ジム器具)の数を最適化できる。
本開示は、さらに、確実なデリバリーサービスに向けてホテル管理システムを実施するために使用されてもよい。デリバリースタッフがホテルに入る前に、システムは、デリバリースタッフがマスクをつけているかを自動的に検出でき、デリバリースタッフの体温を測定できる。デリバリースタッフが客室の前に物品を置いて去る時に、システムは、そのようなコンテキストを自動的に検出でき、そのコンテキストで、ホテルロビーで検出されたデリバリースタッフを連想することができる。システムは、例えば部屋のTVを通じて、物品がホテルロビーから客室へどのように配達されるかを表示する(ビデオ映像、測定温度などを表示することを含む)ことによって、客に通知できる。
本開示は、さらに、より良い患者ケアに向けて病院管理システムを実施するために使用されてもよく、システムは、患者が倒れているか(または他の特定のシーン)を自動的に検出でき、患者の命を守るために適時の対応を確実にするように担当医師に知らせることができる。
本開示は、さらに、濃厚接触者追跡に向けてオフィスビル管理システムを実施するために使用されてもよく、システムは、人が高い体温を有するかを自動的に検出でき(それによって、例えばカメラがサーマルイメージもキャプチャできる)、濃厚接触者を追跡できる。
本明細書で開示される態様の上記の利点および特徴、ならびに他の上述した利点および特徴は、以下の説明および添付図面を参照することによって明らかとなるであろう。さらに、本明細書で説明される様々な態様の特徴は、相互排他的でなく、様々な組み合わせおよび置換において存在し得ることを理解されたい。
本開示は、一般に、パーソナライズされたアクションをトリガするための動作管理システムに関する。動作管理システムは、ビデオ分析に基づいてシーンを検出するように構成され得るシーン検出部を備え得る。動作管理システムは、さらに、人の身元を判断するために、ビデオ分析および人の位置データに基づいてシーンで人を連想するように構成され得るシーン連想部を備えており、位置データは、人のパーソナルデバイスから判断され得る。動作管理システムは、さらに、検出されたシーンと人の身元とに基づいてパーソナライズされたアクションをトリガするように構成され得るワークフロー管理部を備え得る。
本開示は、一般に、パーソナライズされたアクションをトリガするための方法に関する。本方法は、シーン検出部を使用して、ビデオ分析に基づいてシーンを検出することを含んでもよい。本方法は、さらに、シーン連想部を使用して、人の身元を判断するためにビデオ分析および人の位置データに基づいてシーンで人を連想することを含んでもよく、位置データは、その人のパーソナルデバイスの位置に基づく。本方法は、さらに、ワークフロー管理部を使用して、検出されたシーンと人の身元とに基づいてパーソナライズされたアクションをトリガすることを含んでもよい。
上述の結果および関連の結果の達成に対して、1つまたは複数の実施形態は、以下で十分に説明され、請求項で特に指摘される特徴を含む。以下の説明および関連図面は、1つまたは複数の態様の説明のための特定の特徴を詳細に述べる。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々なやり方のうちの数例のみを示しており、この説明は、全てのそのような態様およびそれらの等価物を含むことが意図される。
図面において、同様の参照符号は、異なる図面を通して全般的に同一の部分を指す。図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、代わりとして、本開示の原理を説明することが全般的に重視されている。様々な特徴または要素の寸法は、明確に示すために、任意で拡大または縮小される場合がある。以下の記載において、以下の図面を参照して、本開示の様々な態様が説明される。
以下の詳細な説明は、例として、特定の詳細と、本発明が実践され得る実施形態とを示す添付図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実践可能とする程度の詳細で説明される。他の実施形態が利用可能であり、本発明の範囲から逸脱せずに、構造的および論理的変更がなされてもよい。新規の実施形態を形成するために、いくつかの実施形態が1つまたは複数の他の実施形態と組み合わされることが可能であるため、様々な実施形態は必ずしも相互排他的ではない。
システムまたはサーバまたは方法またはコンピュータプログラムのうちの1つの文脈で説明される実施形態は、他のシステムまたはサーバまたは方法またはコンピュータプログラムに対して同様に有効であり、逆の場合も同じである。
実施形態の文脈で説明される特徴は、他の実施形態の同一または類似の特徴に対応的に適用可能であり得る。他の実施形態で明確に説明されない場合でも、実施形態の文脈で説明される特徴は、それらの他の実施形態に対応的に適用可能であり得る。さらに、実施形態の文脈で説明される特徴のために説明されるような追加および/または組み合わせおよび/または代替は、他の実施形態の同一または類似の特徴に対応して適用可能であり得る。
「例示的」という語は、「例、事例、または説明例の役割を果たす」ことを意味するために本明細書で使用される。「例示的」として本明細書で説明されるあらゆる実施形態または設計は、必ずしも、他の実施形態または設計よりも好適または有益であると解釈されるべきではない。
様々な実施形態の文脈において、「a」、「an」、および「the」という冠詞は、特徴または要素に関して使用される場合、その特徴または要素のうちの1つまたは複数への言及を含む。
本明細書で使用される場合、「および/または」という語は、関連する列挙項目のうちの1つまたは複数の項目のいずれかの組み合わせおよび全ての組み合わせを含む。
「少なくとも1つ」および「1つまたは複数」という句は、1以上の数量(例えば、1、2、3、4、・・・など)を含むと理解されてもよい。「複数の」という表現は、2以上の数量(例えば、2、3、4、5、・・・など)を含むと理解されてもよい。
明細書および請求項における「複数」という語は、1より大きい量に明確に言及している。したがって、物体の量に言及する上述の語(例えば、「複数の(物体)」を明確に想起させるあらゆる表現は、その物体のうちの1より多い物体を明示的に指す。本明細書および請求項の「(~の)グループ」、「(~の)セット」、「(~の)集合体」、「一連の(~)」、「一続きの(~)」、「(~の)グループ分け」などという句、ならびに同様の句は、該当する場合、1以上の量、すなわち1つまたは複数を指す。「適切な部分セット」、「減少した部分セット」、および「より小さい部分セット」という句は、そのセットと等しくないセットの部分セットを指し、すなわちそのセットよりも少ない要素を含むセットの部分セットを指す。
本明細書で使用される場合に、「データ」という語は、例えば、ファイル、ファイルの一部分、ファイルのセット、信号またはストリーム、信号またはストリームの一部分、信号またはストリームのセット、および同様のものとして提供される、任意の適切なアナログまたはデジタル形態の情報を含むと理解され得る。さらに、「データ」という語はまた、例えば、ポインタの形態などで、情報への言及を意味するように使用され得る。ただし、データという用語は、上述した例に限定されず、様々な形態を有してもよく、本発明が属する分野で理解されるような任意の情報を表現し得る。
例えば本明細書で使用される場合の「プロセッサ」または「コントローラ」という用語は、データ、信号などを扱うことができる任意の種類の実体として理解されてもよい。データ、信号などは、プロセッサまたはコントローラによって実行される1つまたは複数の特定の機能にしたがって扱われ得る。
そのため、プロセッサまたはコントローラは、アナログ回路、デジタル回路、混成信号回路、論理回路、プロセッサ、マイクロプロセッサ、中央演算装置(CPU)、グラフィック処理ユニット(GPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)など、またはその組み合わせでもよく、あるいはそれを含んでもよい。以下でさらに詳細に説明されるそれぞれの機能の任意の他の種類の実施は、さらに、プロセッサ、コントローラ、または論理回路として理解され得る。本明細書で詳述されるプロセッサ、コントローラ、または論理回路のうちの任意の2つ(またはそれ以上)は、同等の機能性などを有する単一の実体として認識されてもよく、逆に、本明細書で詳述されるいずれかの単一のプロセッサ、コントローラ、または論理回路は、同等の機能性などを有する2つ(またはそれ以上)の別個の実体として認識され得ることを理解されたい。
本明細書で詳述される「システム」(例えば、動作管理システムなど)という語は、相互作用する要素のセットとして理解されてもよく、その要素は、例として非限定的に、1つまたは複数の機械的構成要素、1つまたは複数の電気的構成要素、1つまたは複数の命令(例えば、記憶媒体において符号化される)、1つまたは複数のコントローラなどでもよい。
本明細書で使用される場合の「回路」は、任意の種類の論理実施実体として理解され、専用ハードウェアまたはプロセッサが実行するソフトウェアを含み得る。そのため、回路は、アナログ回路、デジタル回路、混成信号回路、論理回路、プロセッサ、マイクロプロセッサ、中央演算装置(「CPU」)、グラフィック処理ユニット(「GPU」)、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、集積回路、特定用途向け集積回路(「ASIC」)など、またはその組み合わせでもよい。以下でさらに詳細に説明されるそれぞれの機能の任意の他の種類の実施も「回路」として理解され得る。本明細書で詳述される回路のうちの任意の2つ(またはそれ以上)は、実質的に等価の機能性を有する単一の回路として認識されてもよく、逆に、本明細書で詳述される任意の単一の回路は、実質的に等価の機能性を有する2つ(またはそれ以上)の別個の回路として認識され得ることを理解されたい。加えて、「回路」への言及は、単一の回路を集合的に形成する2つ以上の回路を指し得る。
本明細書で使用される場合、「メモリ」は、データまたは情報が記憶されて取り出し得る非一時的コンピュータ可読媒体として理解されてもよい。したがって、本明細書に含まれる「メモリ」への言及は、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、読み出し専用メモリ(「ROM」)、フラッシュメモリ、ソリッドステートストレージ、磁気テープ、ハードディスクドライブ、光学式ドライブなど、またはその任意の組み合わせを含む揮発性または不揮発性メモリを指しているとして理解されてもよい。さらに、レジスタ、シフトレジスタ、プロセッサレジスタ、データバッファなども、本明細書ではメモリという語に包含されることを理解されたい。「メモリ」と呼ばれる単一の構成要素は、1つより多い異なる種類のメモリから構成されてもよく、したがって1つまたは複数の種類のメモリを含む集合的な構成要素を指し得ることを理解されたい。任意の単一のメモリ構成要素が複数の集合的に等価のメモリ構成要素に分離されてもよく、逆の場合も同じであることは容易に理解される。さらに、メモリが1つまたは複数の他の構成要素(図中の構成要素など)から分離しているとして図示される場合があるが、メモリは、共通の集積チップ上など、他の構成要素内に集積され得ることを理解されたい。
以下の詳細な説明は、例として、特定の詳細と、本開示が実践され得る態様とを示す添付図面を参照する。これらの態様は、当業者が本開示を実践可能にする程度の詳細で説明される。様々な態様が本システムのために提供され、様々な態様が本方法のために提供される。本システムの基本的な特性は本方法のためにも有効であり、逆の場合も同じであることを理解されたい。他の態様は利用可能であり、本発明の範囲から逸脱せずに、構造的および論理的変更がなされてもよい。新規態様を形成するために、いくつかの態様が1つまたは複数の他の態様と組み合わせ可能であるため、様々な態様は必ずしも相互排他的ではない。
より容易に理解し実践上の効果を発揮させるために、本システム、方法、および他の特定の態様が以下において図面を参照して例として非限定的に説明される。簡潔にするため、特徴および特性の重複する説明は省略される。
特定のシステムまたは装置のために本明細書で説明される任意の特性も、本明細書で説明されるあらゆるシステムまたは装置に対して有効であり得ることを理解されたい。また、特定の方法のために本明細書で説明されるあらゆる特性は、さらに、本明細書で説明される方法のうちのいずれかに対して有効であり得ることを理解されたい。さらに、本明細書で説明されるあらゆる装置、システム、または方法のために、説明される全ての構成要素または動作が必ずしもその装置、システム、または方法に含まれているとは限らず、いくつか(全てではない)構成要素または動作が含まれ得ることを理解されたい。
「備える」という語は、「含む」という語と類似の広い意味を有すると理解されるものであり、述べられる完全体もしくは動作、または完全体もしくは動作のグループの含有を暗に示し、あらゆる他の完全体もしくは動作、または完全体もしくは動作のグループの除外を暗に示さないことを理解されたい。この定義は、さらに、「備えている」など、「備える」という語の変形にも当てはまる。
本明細書における「結合される」(または「接続される」)という語は、電気的に結合される、または機械的に結合される、例えば、取り付けられる、または固定される、または取り付けられる、または何らかの固定なしに単に接触するとして理解されてもよく、直接的結合または間接的結合(換言すれば、直接的接触のない結合)の両方が実現され得ることを理解されたい。
図1は、本開示の実施形態による例示的な動作管理システムを示す図である。
本開示の実施形態では、動作管理システム0110は、パーソナライズされたアクションをトリガするために使用され得る。実施形態では、動作管理システム0110は、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。実施形態では、動作管理システム0110は、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、パーソナライズされたアクションをトリガするための命令を含み得るコンピュータ実行可能コードを記憶し得る。
実施形態では、動作管理システム0110はビデオ管理システム0120を含み得る。実施形態では、動作管理システム0110は、複数のCCTVカメラ0121を含み得る。実施形態では、複数のCCTVカメラ0121が、ビデオ管理システム0121に接続され得る。
実施形態では、動作管理システム0110は、アクセスポイントシステムを含み得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、複数のアクセスポイント0130を含み得る。実施形態では、動作管理システム0110は、複数のパーソナルデバイス0131を含み得る。実施形態では、複数のパーソナルデバイス0131が、複数のアクセスポイント0130に接続され得る。
実施形態では、動作管理システム0110は、通信ネットワーク0140を含み得る。実施形態では、通信ネットワーク0140は、イーサネット、Wi-Fi、BLE(Bluetooth Low Energy)、Zigbeeなどの様々な接続性、ならびにHTTP、RTSP、MQTT(Message Queueing Telemetry Transport)、TCP/UDPなどの様々なプロトコルをサポートし得る。
実施形態では、複数のパーソナルデバイス0131が、通信ネットワーク0140を介して複数のアクセスポイント0130に接続され得る。実施形態では、複数のCCTVカメラ0121が、通信ネットワーク0140を介してビデオ管理システム0121に接続され得る。
実施形態では、パーソナルデバイス0131は、携帯電話またはウェアラブルデバイスでもよい。実施形態では、パーソナルデバイス0131は、移動性でもよく、異なるアクセスポイントに接続し得る。実施形態では、パーソナルデバイス0131とアクセスポイント0130との間の通信は、Wi-Fi、BLE、またはその他を介してもよい。説明を容易にするため、本開示では、パーソナルデバイスが携帯電話でもよく、携帯電話とアクセスポイント(AP)との間の通信はWi-Fiを介してもよいが、任意の適切な組み合わせが使用され得る。
実施形態では、動作管理システム0110はシーン検出部を含み得る。実施形態では、シーン検出部は、ユニット、回路、または、例えばシーン検出プログラムなどのプログラムのうちの少なくとも1つでもよく、あるいはそれを含んでもよい。このプログラムは、1つまたは複数の命令を含んでもよい。
実施形態では、シーン検出部は、ビデオ分析に基づいてシーンを検出するように構成され得る。実施形態では、動作管理システム0110は、プロセッサを含み得る。実施形態では、プロセッサは、ビデオ管理システム0120と通信可能状態でもよく、またはビデオ管理システム0120の一部でもよい。実施形態では、複数のCCTVカメラ0121のうちのCCTVは、ビデオ管理システム0120にビデオデータを提供し得る。実施形態では、プロセッサは、シーンがビデオ中で検出されるかを判断するためにビデオデータを分析し得る。実施形態では、プロセッサは、人の特徴、所持品の特徴、アクション、軌道、およびドウェル時間のうちの少なくとも1つが存在するかを検出し得る。実施形態では、シーン検出部は、シーンの特徴を検出するように構成され得る。実施形態では、シーン検出部は、シーンがシーンの特徴に基づいて検出されるかを判断するために、シーンオントロジをチェックするように構成され得る。
一例では、プロセッサは、荷物という所持品の特徴および荷物を引いている人のアクションによって、例えば男性などの人の性別という人の特徴を検出し得る。プロセッサは、男性が自分の荷物を移動しているというシーンが存在することを検出し得る。その人の軌道から、プロセッサは、男性が自分の荷物をホテルのフロントに向かって、またはホテルの部屋に向かって移動しているかを判断し得る。
実施形態では、動作管理システム0110はシーン連想部を含み得る。実施形態では、シーン連想部は、ユニット、回路、または、例えばシーン連想プログラムなどのプログラムのうちの少なくとも1つでもよく、あるいはそれを含んでもよい。このプログラムは、1つまたは複数の命令を含んでもよい。
実施形態では、シーン連想部は、人の身元を判断するために、ビデオ分析と人の位置データとに基づいてその人を連想するように構成され得る。実施形態では、位置データは、その人のパーソナルデバイスから判断され得る。
実施形態では、シーン連想部は、人の身元でシーンを連想するように構成され得る。
実施形態では、アクセスポイントシステムは、人のパーソナルデバイスの電話IDなどの一意の識別情報(ID)を検出するように構成され得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、人の身元を電話IDと関連付け得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、人のパーソナルデバイスのアクセスポイントに基づいてその人の位置データを判断するように構成され得る。
実施形態では、アクセスポイントシステムは、パーソナルデバイスが、事前に定義された時間だけ部屋のアクセスポイントに接続されるかを判断するように構成され得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、パーソナルデバイスが、事前に定義された時間だけ部屋のアクセスポイントに接続される場合、電話IDを部屋と関連付けるように構成され得る。実施形態では、事前に定義された時間は、少なくとも1時間でもよい。実施形態では、アクセスポイントシステムは、パーソナルデバイスが、事前に定義された期間中の事前に定義された時間だけ部屋のアクセスポイントに接続されるかを判断してもよい。事前に定義された期間は、12:00AMと6:00AMの間でもよい。
実施形態では、アクセスポイントシステムが、パーソナルデバイスの第1のアクセスポイントへの第1の接続時刻およびパーソナルデバイスの第2のアクセスポイントへの第2の接続時刻に基づいて人の移動時間を判断するように構成され得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、人の身元を判断するために人の移動時間を使用するように構成され得る。実施形態では、アクセスポイントシステムは、その移動時間を、データベースにおける所定の値と比較するように構成され得る。実施形態では、その移動時間が所定の値以内の場合、第1のアクセスポイントの第1の位置の人が第2のアクセスポイントの第2の位置の人と同一であるという可能性が高くなる。
実施形態では、「接続時刻」という語は、切断時刻を含み得る。例えば、アクセスポイントシステムが、パーソナルデバイスの第1のアクセスポイントへの切断時刻およびパーソナルデバイスの第2のアクセスポイントへの接続時刻に基づいて人の移動時間を判断するように構成され得る。
一例では、プロセッサは、第1のアクセスポイントの電話IDで人の身元を識別し得る。第1のアクセスポイントは、ホテルの部屋と関連付けられ得る。ホテルの客室から、プロセッサは人の身元を識別し得る。シーンが第2のアクセスポイントの位置で発生すると、プロセッサがその電話IDを有するパーソナルデバイスが第2のアクセスポイントに接続されることを識別し得る。実施形態では、第1のアクセスポイントの第1の位置の人が第2のアクセスポイントの第2の位置の人と同一であるかを判断するために、プロセッサが移動時間を所定の値と比較し得る。
実施形態では、シーンが第2のアクセスポイントの第2の位置で発生すると、シーン連想部が、人の身元で第2のアクセスポイントの第2の位置のシーンを連想するように構成され得る。
実施形態では、動作管理システム0110が、ワークフロー管理部を含み得る。実施形態では、ワークフロー管理部が、ユニット、回路、または、例えばワークフロー管理プログラムなどのプログラムのうちの少なくとも1つでもよく、あるいはそれを含んでもよい。このプログラムは、1つまたは複数の命令を含んでもよい。
実施形態では、ワークフロー管理部は、検出されたシーンと人とに基づいて、パーソナライズされたアクションをトリガするように構成され得る。
実施形態では、ワークフロー管理部は、検出されたシーンと、そのシーンを連想させる人の身元とに基づいて、パーソナライズされたアクションをトリガするように構成され得る。
実施形態では、パーソナライズされたアクションは、その人と同じ言語を話すスタッフに、人を助けるためにその位置に行くことを通知することと、その人の階に行くためにエレベータを呼ぶことと、その人と関連付けられた部屋の空調装置をONまたはOFFに切り換えることとのうちの1つを含み得る。
実施形態では、動作管理システム0110は、人の特徴を判断するために、データベースをチェックし得る。この特徴は、その人が理解する言語、その人のチェックインおよび/またはチェックアウト日、その人の好ましい室温、その人の好ましいジム器具を含み得る。他の適切な特徴も含まれ得る。
一例では、動作管理システム0110は、荷物を引いている人がチェックアウトをしていること、その人が例えば英語などの特定の言語を話すことを判断し得る。動作管理システム0110は、その人と同じ言語を話すスタッフに、荷物について人を助けるためにその位置に行くことを通知し得る。他の例では、動作管理システム0110は、その人と同じ言語を話すスタッフに、チェックアウトについて人を助けるためにフロントに行くことを通知し得る。
図2は、本開示の実施形態による動作管理システム内の構成要素の例示的なブロック図である。
実施形態では、動作管理システム0110は、シーン検出プログラム0111と、シーン連想プログラム0112と、電話-部屋マッピングプログラム0113と、AP-AP移動時間計算プログラム0114と、ワークフロー管理プログラム0115と、構成プログラム0116と、データベース0220とを含み得るが、それらに限定されない。実施形態では、データベース0220は、カメラ位置0221と、AP位置0222と、カメラ-APマッピング0223と、Wi-Fi接続ログ0224と、電話-部屋マッピング0225と、AP-AP移動時間0226と、特徴データベース0227と、シーンオントロジ0228と、シーン割り当て0229とを含み得るが、それらに限定されない。
図3は、本開示の実施形態によるシーン検出プログラムの例示的なステップの例示的なフロー図である。
実施形態では、シーン検出プログラム0111は、CCTVカメラ毎に連続して実行され得る。ステップ0310で、動作管理システム0110は、CCTVカメラからのビデオフレーム中の特徴を検出し得る。ステップ0320で、動作管理システム0110は、特徴データベース0227に特徴を記憶し得る。ステップ0330で、動作管理システム0110は、CCTVカメラに割り当てられたシーンオントロジを調べ得る。ステップ0340で、動作管理システム0110は、何らかのシーンが検出されたかをチェックし得る。「はい」の場合、ステップ0350で、動作管理システム0110は、シーン連想プログラム0112を実行し得る。シーン連想プログラム0112は、検出されたシーンで人を連想し得る。
図4は、本開示の実施形態による例示的な特徴データベースを示す図である。
実施形態では、特徴データベース0227は、タイムスタンプ0410を含み得る。実施形態では、特徴データベース0227は、カメラID0420を含み得る。実施形態では、特徴データベース0227は、人の特徴0430を含み得る。実施形態では、人の特徴0430は、年齢0431(値範囲でもよい)、性別0432、服装0433、および服の色0434のうちの少なくとも1つを含み得る。他の適切な人の特徴が含まれてもよい。
実施形態では、特徴データベース0227は、所持品の特徴0440を含み得る。実施形態では、所持品の特徴0440は、物0441および色0442のうちの少なくとも1つを含み得る。他の適切な所持品の特徴が含まれてもよい。
実施形態では、特徴データベース0227は、アクション0450を含み得る。実施形態では、アクション0450は、歩く、物を引く、咳込み、くしゃみのうちの少なくとも1つを含み得る。他の適切なアクションも含まれてもよい。
実施形態では、特徴データベース0227は、軌道0460を含み得る。実施形態では、軌道0460は、CCTVカメラのビュー内の人の移動方向を表し得る。
実施形態では、特徴データベース0227は、ドウェル時間0470を含み得る。実施形態では、ドウェル時間0470は、人がCCTVカメラのビュー内に現れた時間の長さでもよい。
図5は、本開示の実施形態による例示的なシーンオントロジ決定木を示す図である。
図5の例示的なシーンオントロジ決定木は、図4の例示的な特徴データベースから導出されてもよい。
決定木は、図4の例示的な特徴データベースの特徴に基づいて構築され得る。実施形態では、特徴は、人の特徴0430と、所持品の特徴0440と、アクション0450と、軌道0460とを含み得るが、それらに限定されない。
一例では、チェックアウトのシーンオントロジに対して、人の特徴0430は、例えば18歳よりも年上の人など、年齢特徴0431を含み得る。所持品の特徴0440は、例えば荷物など、物の特徴0441でもよい。アクション0450は、歩くでもよい。軌道0460は、例えば、カメラのビューの右下からカメラのビューの左上へなど、ホテルの客室からエレベータまたはフロントへの方向でもよい。他の適切な特徴が考慮され得る。
実施形態では、複数のシーンオントロジ決定木が、1台のCCTVカメラに割り当てられ得る。実施形態では、複数のシーンオントロジ決定木は、チェックイン、チェックアウト、ジム器具の使用、咳込み、またはくしゃみを含み得るが、それらに限定されない。実施形態では、複数のシーンオントロジ決定木の各シーンは、特徴データベース0227における可能な特徴に基づいて構築される決定木を含み得る。実施形態では、動作管理システム0110は、どのシーンオントロジが発生しているかを判断するために、ステップ0310で検出された特徴を、データベースに記憶された複数のシーンオントロジの特徴と比較し得る。
図6は、本開示の実施形態による例示的なシーン割り当てを示す図である。
図6の例では、シーン割り当て0229の構造は、カメラID0610と、シーンオントロジ0620と、開始時刻0630と、終了時刻0640とを含み得るが、それらに限定されない。この例では、チェックアウトのシーンオントロジの場合のカメラIDであるCCTV1に対して、開始時刻および/または終了時刻がホテル稼働時間に基づいて設定され得る。例えば、開始時刻は、12:00PMに設定され得る。終了時刻は18:30PMに設定され得る.
実施形態では、シーン割り当て0229は、異なるシーンオントロジ0620のために異なる開始時刻0630および終了時刻0640を有してもよい。
図7は、本開示の実施形態による構成プログラムの例示的なステップの例示的なフロー図である。
実施形態では、構成プログラムは、システムアドミニストレータによって実行され得る。実施形態では、カメラ位置0221、AP位置0222、およびカメラとAPとの間のカメラ-APマッピング0223のうちの1つ、または1つより多くが、構成プログラム0116を介して事前に構成され得る。
ステップ0710で、動作管理システム0110は、全CCTVカメラのためにカメラ位置0221を構成するユーザインターフェースを提供し得る。ステップ0720で、動作管理システム0110は、Wi-Fiの全APのためにAP位置0222を構成するためのユーザインターフェースを提供し得る。ステップ0730で、動作管理システム0110は、カメラ-APマッピング0223を構成するユーザインターフェースを提供し得る。ステップ0740で、動作管理システム0110は、閾値、時間範囲、および重みなどの他のパラメータを、構成プログラムを介して構成し得る。実施形態では、閾値、時間範囲、および/または重みは、異なるシーンオントロジ0620に基づいて構成され得る。
図8は、本開示の実施形態による例示的なカメラ位置テーブルを示す図である。
図8の例では、カメラ位置テーブル0221の構造は、カメラID0810と、発生地0820と、階数0830とを含み得るが、それらに限定されない。一例として、CCTV1は、7階の廊下に配置され得る。他の例として、CCTV2は、5階のエレベータホールに配置され得る。
図9は、本開示の実施形態による例示的なAP位置テーブルを示す図である。
図9の例では、AP位置テーブル0222の構造は、APのID0910と、発生地0920と、階数0930とを含み得るが、それらに限定されない。一例として、AP1は、5階の6号室に配置されてもよく、R05-06と略され得る。他の例として、AP2は、5階のエレベータホールに配置され得る。さらなる例として、AP3は、7階の廊下に配置され得る。
図10は、本開示の実施形態による例示的なカメラ-APマッピングテーブルを示す図である。
図10の例では、カメラ-APマッピングテーブル0223の構造は、カメラID1010と、対応するAPのID1020とを含み得るが、それらに限定されない。実施形態では、カメラID1010の領域有効範囲は、対応するAPのID1020の領域有効範囲内であり得る。一例として、CCTV1とAP3の両方が7階の廊下に配置され得るため、動作管理システム0110がCCTV1とAP3とをともにマッピングし得る。他の例として、CCTV2とAP2の両方が5階のエレベータホールに配置され得るため、動作管理システム0110がCCTV2とAP2とをともにマッピングし得る。
図11は、本開示の実施形態による例示的な接続ログを示す図である。
実施形態では、CCTVカメラから検出されたシーンで特定の人を連想するために、対応APの接続ログ0224が使用され得る。図11の例では、接続ログ0224の構造は、接続時刻1110と、電話ID1120と、APのID1130と、切断時刻1140とを含み得るが、それらに限定されない。特定のAP#(例えば、AP1)における電話のドウェル時間は、AP#=AP1の場合、ドウェル時間=Σ(切断時刻-接続時刻)と定義され得る。
図12は、本開示の実施形態による異なるアクセスポイント(AP)における電話の例示的なドウェル時間を示す図である。
実施形態では、異なるAPにおける電話のドウェル時間は、図12に示すように変動してもよい。このドウェル時間に基づいて、電話-部屋マッピングプログラム0113が電話IDで部屋番号を連想し得る。実施形態では、動作管理システム0110は、電話の最大ドウェル時間を有するAPを判断し得る。実施形態では、動作管理システム0110は、電話の電話IDを、その電話が最大ドウェル時間を有するAPと関連付け得る。一例として、AP1におけるドウェル時間は最大であるため、動作管理システム0110は、AP位置テーブル0222を参照することによって、電話IDで5階の6号室(R05-06)を連想し得る。
図13は、本開示の実施形態による電話-部屋マッピングプログラムの例示的なステップの例示的なフロー図である。
図13の例では、客のチェックイン後に、ステップ1310で、動作管理システム0110は、客室階で最初に現れた電話IDを検出し得る。ステップ1320で、動作管理システム0110は、その電話IDで部屋番号が連想されているかをチェックし得る。「いいえ」の場合、ステップ1330で、動作管理システム0110は事前に定義された時間Δt(例えば、1時間)だけ待つ。事前に定義された時間Δtは、構成プログラム0116においてステップ0740によって構成され得る。ステップ1340で、動作管理システム0110は、電話IDが時間Δt中に最大ドウェル時間を有するAPのIDを取得し得る。ステップ1350で、動作管理システム0110は、IP位置テーブル0222をチェックすることによって、このAPのIDの発生場所が客室であるかをチェックし得る。「はい」の場合、ステップ1360で、動作管理システム0110が部屋番号で電話IDを連想し得る。
図14は、本開示の実施形態による例示的な電話-部屋マッピングテーブルを示す図である。
図14の例では、電話-部屋マッピングテーブル0225の構造は、電話ID1410と、部屋番号1420と、階数1430とを含み得るが、それらに限定されない。一例として、電話IDである112233445566で、5階の部屋番号R05-06が連想され得る。
図15は、本開示の実施形態による電話-部屋再マッピングプログラムの例示的なステップの例示的なフロー図である。
図15において、前の位置情報(例えば、前の客室番号)が特定の電話IDに関連付けられている点で、図15の実施形態は、図13の実施形態とは異なる場合があるが、図15は、前の位置から新規位置へ電話IDの関連付けを変更する例示的なステップを示す。一方、図13では、電話IDと位置との間に前の関連付けはない。
実施形態では、客は、様々な理由に起因して、チェックイン後に部屋を変更することを要求する場合がある。図15の例では、電話-部屋マッピングプログラム0113の例示的なステップは、特定の時間範囲ΔTRで実行され得る。実施形態では、特定の時間範囲ΔTRは、例えば、真夜中の12:00AM~6:00AMまででもよい。実施形態では、特定の時間範囲ΔTRは、構成プログラム0116においてステップ0740によって構成され得る。
ステップ1510では、電話-部屋マッピングテーブル0225における電話ID毎に、動作管理システム0110が、時間範囲ΔTR中に電話IDが最大ドウェル時間を有するAPのIDを取得し得る。ステップ1520で、動作管理システム0110は、そのAPのIDの発生場所が電話IDの関連付けられた部屋とは異なるかをチェックし得る。「はい」の場合、ステップ1530で、動作管理システム0110は、そのAPのIDの発生場所が客室であるかをさらにチェックし得る。「はい」の場合、ステップ1540で、動作管理システム0110が部屋番号で電話IDを連想し得る。
図16Aは、本開示の実施形態による例示的なAP-AP移動時間図を示す図である。
実施形態では、AP-AP移動時間計算プログラム0114は、第1のAPから第2のAPへの移動時間を計算し得る。実施形態では、移動時間は、電話IDが第1のAPから切断し、その後第2のAPに接続するまでの時間として計算され得る。
図16Bは、本開示の実施形態による例示的なAP-AP移動時間テーブルを示す図である。
実施形態では、この移動時間は、全ての客の平均値でもよく、または客毎の値でもよい。実施形態では、AP-AP移動時間テーブル0226の構造は、出発地APのID1610と、目的地APのID1620と、移動時間1630とを含み得るが、それらに限定されない。実施形態では、移動時間は、客の平均値として計算され得る。実施形態では、移動時間は、第1の位置での切断時刻を減算した第2の位置での接続時刻の平均値として計算され得る。移動時間は、移動時間(AP#i,AP#j)=Avg(AP#jにおける接続時刻-AP#iにおける切断時刻)となり得る。
図17は、本開示の実施形態によるシーン連想プログラム0112の例示的なステップの例示的なフロー図である。
ステップ1701で、動作管理システム0110は、シーンで検出された特徴のタイムスタンプ(t1)を取得し得る。ステップ1702で、動作管理システム0110は、そのシーンにおける人の特徴(例えば、年齢、性別、服装、服の色)を特徴データベース0227から取得し得る。ステップ1703で、動作管理システム0110は、そのシーンが検出されたCCTVカメラの対応するAPのIDから、タイムスタンプt1におけるWi-Fi接続ログに基づいて電話IDを識別し得る。ステップ1704で、動作管理システム0110は、電話-部屋マッピングテーブル0225から、電話IDで連想される部屋番号を取得し得る。ステップ1705で、動作管理システム0110は、連想された部屋番号が発見されたかをチェックし得る。「いいえ」の場合、プログラムが終了し、アクションがトリガされない。「はい」の場合、ステップ1706で、動作管理システム0110は、Wi-Fi接続ログに基づいて、客室階のエレベータホールに客が最後に現れた時間範囲[t2,t3]を取得し得る。ステップ1707で、動作管理システム0110は、時間範囲[t2,t3]内で客室階のエレベータホールに配置されたCCTVによって生成された特徴データベース0227において人の特徴を検索し得る。ステップ1708で、動作管理システム0110は、ステップ1707での検索結果に基づいて特徴適合スコア(S1)を計算し得る。ステップ1709で、動作管理システム0110は、接続ログを使用して、客室とエレベータホール([t2,t3]の直前または直後)の移動時間を測定し得る。ステップ1710で、動作管理システム0110は、AP-AP移動時間0226における移動時間を使用して移動時間適合スコア(S2)を計算し得る。ステップ1711で、動作管理システム0110は、WiがSiに対して事前に構成された重みの場合、ΣWi*Siであり得る最終スコアを計算し得る。実施形態では、1つより多い電話IDがステップ1703で発見された場合、ステップ1704~1711は、電話ID毎に実行されるものであり、最高スコアを有する電話IDが選択される。ステップ1712で、動作管理システム0110は、最終スコアが事前に定義された閾値を上回っているかをチェックし得る。「はい」の場合、ステップ1713で、動作管理システム0110は、そのシーンで部屋番号を連想でき、そのシーンで客室に滞在している人を連想できる。
実施形態では、シーンから部屋番号が連想されると、その部屋番号と、そのシーンからの情報とでワークフローがトリガされ得る。そのワークフローをトリガする前にさらなる判断を下すために、実施形態では、シーン詳細(ビデオ画像または位置など)および/または適合スコアに基づき得る信頼性レベルがシステムアドミニストレータに提供され得る。実施形態では、その客室に滞在している人の一次言語などの客プロファイルが(例えば、ホテルの顧客管理システムから)提供可能な場合、客へのよりパーソナライズされたサービスのために、このワークフローがさらに改善され得る。例えば、このワークフローは、客の一次言語を話せるスタッフによって実行され得る。
図18Aは、本開示の実施形態による、シーン情報を部屋番号と関連付ける前の例示的なワークフローを示す図である。
図18Aにおいて、荷物を持った人がエレベータに向かっているのをシーンが示すとき、システムは、その人の軌道に応じて、その人がチェックインまたはチェックアウトする場合があることを判断し得る。対応アクションは、その人がいる階(例えば、その人のホテルの部屋の階または1階)に行くためにエレベータを呼ぶことでもよい。他のアクションは、軌道から、その人がチェックアウトしていると判断される場合、チェックアウト処理を開始することをフロントに通知することでもよい。
他の例では、人が咳込んでいることを他のシーンが示す場合があり、システムが、その人の体調がすぐれないかもしれないことを判断し得る。対応アクションは、スタッフに、その人へ薬を届けさせること、または何らかの助けが必要かをチェックするために電話をかけさせることでもよい。他のアクションは、ウィルスおよび病気の蔓延を防ぐために、スタッフに、周囲にいる残りの人々(例えば、他のホテル客)から体調の優れない人を隔離させることでもよい。
他の例では、客が新しい器具の使用に問題があるかもしれないことを他のシーンが示す場合があり、システムが、その客がその器具に関して助けが必要かもしれないと判断でき、その客を助けるために適切なスタッフを送ってもよい。適切なスタッフは、器具使用知識または言語能力などの関連知識を有するスタッフでもよい。
他の例では、客がジムでジム器具を使用するなどのいくつかのスポーツアクティビティを行っていることを、他のシーンが示す場合がある。システムが、その人がスポーツイベントに興味があるかもしれないと判断して、その客に対してスポーツイベントを薦めるスタッフを送ってもよい。
図18Bは、本開示の実施形態による、シーン情報および部屋番号を用いた例示的なワークフローを示す図である。
一例では、客が荷物を運ぶ場合があり、エレベータに向かって移動する場合がある。その客の部屋番号がわかれば、その客のために事前対応的チェックアウト時の請求書を準備するために、フロントスタッフが前もって通知されてもよい。
他の例では、客が廊下で咳込んでいる場合がある。その客の部屋番号がわかれば、何らかの助けが必要かをチェックするために、または何らかの一般的な薬を提供するために、適時にホテルスタッフがその客の部屋に電話をかけてもよい。
他の例では、客が新しい器具を使用することに問題がある場合があり、助けを求めて回りを見ている場合がある。その客の部屋番号がわかれば、その客の一次言語を話せるホテルスタッフが助けるために接近してもよい。
他の例では、客がジムでジム器具を使用している場合がある。その客の部屋番号がわかれば、ホテルは、その客に対してパーソナライズされたプロモーション(例えばロイヤルティプログラムまたはいくつかのフィットネスプログラム)を提供してもよい。
本開示が特定の態様を参照して特に示され、説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本開示の範囲から逸脱せずに、その特定の態様に対して形態および詳細における様々な変更がなされ得ることを、当業者によって理解されたい。このように、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって示され、したがって特許請求の範囲と等価の意味および範囲内となる全変更は包含されることが意図される。
0110 動作管理システム
0120 ビデオ管理システム
0121 CCTVカメラ
0130 アクセスポイント
0131 パーソナルデバイス
0140 ネットワーク
0120 ビデオ管理システム
0121 CCTVカメラ
0130 アクセスポイント
0131 パーソナルデバイス
0140 ネットワーク
Claims (14)
- パーソナライズされたアクションをトリガするための動作管理システムであって、
ビデオ分析に基づいてシーンを検出するように構成されるシーン検出部と、
ビデオ分析および人の位置データに基づいて人の身元を判断し、前記人の身元で前記シーンを連想するように構成されるシーン連想部であって、前記位置データは、前記人のパーソナルデバイスから判断される、シーン連想部と、
検出された前記シーンと、前記シーンが連想された前記人の身元とに基づいて、パーソナライズされたアクションをトリガするように構成されるワークフロー管理部と、
前記人の前記パーソナルデバイスの一意の識別情報(ID)を検出し、前記人の身元を前記一意のIDと関連付けるように構成されるアクセスポイントシステムと、
を備える動作管理システム。 - 前記シーン検出部が前記シーンの特徴を検出するように構成され、前記シーンが前記シーンの前記特徴に基づいて検出されるかを、前記シーン検出部が判断するためにシーンオントロジをチェックするように構成される、請求項1に記載の動作管理システム。
- 前記アクセスポイントシステムは、アクセスポイントに基づいて前記人の位置データを判断するように構成され、前記人の前記パーソナルデバイスが前記アクセスポイントに接続される、請求項1に記載の動作管理システム。
- 前記アクセスポイントシステムは、前記パーソナルデバイスが事前に定義された時間だけ部屋のアクセスポイントに接続されるかを判断するように構成され、前記パーソナルデバイスが前記部屋の前記アクセスポイントに前記の事前に定義された時間だけ接続される場合に、前記一意のIDを前記部屋に関連付けるように構成される、請求項1に記載の動作管理システム。
- 前記アクセスポイントシステムが、前記パーソナルデバイスの第1のアクセスポイントへの第1の接続時刻および前記パーソナルデバイスの第2のアクセスポイントへの第2の接続時刻に基づいて前記人の移動時間を判断するように構成される、請求項1に記載の動作管理システム。
- 前記シーンの前記特徴は、人の特徴、所持品の特徴、アクション、軌道、およびドウェル時間のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の動作管理システム。
- プロセッサがパーソナライズされたアクションをトリガするための方法であって、
前記プロセッサの実行によりシーン検出部が、ビデオ分析に基づいてシーンを検出し、
前記プロセッサの実行によりシーン連想部が、ビデオ分析および人の位置データに基づいて人の身元を判断し、前記人の身元で前記シーンを連想し、前記位置データは、前記人のパーソナルデバイスからのアクセスポイント位置に基づき、
前記プロセッサの実行によりワークフロー管理部が、検出された前記シーンと、前記シーンが連想された前記人の身元とに基づいて、パーソナライズされたアクションをトリガし、
前記プロセッサの実行によりアクセスポイントシステムが、前記人の前記パーソナルデバイスの一意の識別情報(ID)を検出し、前記人の身元を前記一意のIDと関連付ける、
方法。 - 前記シーン検出部が、前記シーンの特徴を検出し、前記シーンの前記特徴に基づいて前記シーンが検出されるかを判断するためにシーンオントロジをチェックする、請求項7に記載の方法。
- 前記アクセスポイントシステムが、前記人の前記パーソナルデバイスのアクセスポイントに基づいて、前記人の前記位置データを判断する、請求項7に記載の方法。
- 前記アクセスポイントシステムが、前記パーソナルデバイスが事前に定義された時間だけ部屋のアクセスポイントに接続されるかを判断することと、前記パーソナルデバイスが前記部屋の前記アクセスポイントに前記の事前に定義された時間だけ接続される場合に、前記一意のIDを前記部屋に関連付ける、請求項7に記載の方法。
- 前記アクセスポイントシステムが、前記パーソナルデバイスの第1のアクセスポイントへの第1の接続時刻および前記パーソナルデバイスの第2のアクセスポイントへの第2の接続時刻に基づいて前記人の移動時間を判断することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
- 前記シーンの前記特徴は、人の特徴、所持品の特徴、アクション、軌道、およびドウェル時間のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載のパーソナライズされたアクションをトリガするための命令を含むコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載のパーソナライズされたアクションをトリガするための命令を含むコンピュータ実行可能コード。
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