JP7511335B2 - Ev車両の駆動音制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、EV車両の駆動音制御装置および制御方法に係り、より詳しくは、EV車両のモータトルクまたは動力性能の変化値を用いたEV車両の駆動音制御装置および制御方法に関する。
現在、自動車技術においては、動力源として、内燃機関の代わりに駆動モータを適用している。
EV車両はモータを用いて加速するため、内燃機関のエンジントルクの曲線とは異なり、加速初期から強いトルクが出せる。
一部のEV車両の場合、高排気量の内燃機関車両よりも優れた初期加速を示す。
EV車両は、顕著に優れた加速感を有するにもかかわらず、内燃機関に比べて非常に静かである。
その理由は、EV車両は、その特性上、内燃機関のような迫力のあるエンジン音をモータから得ることが不可能であるためである。
また、従来のEV車両の開発は、電気車両という特性に応じて、静粛性を主とする技術の開発が行われてきた。
しかしながら、現在の車両運転者らは、ダイナミック感と静粛性の両方を求めている傾向にある。
したがって、車両メーカらは、1つの車両に、コンフォートモード、スポーツモードなどの種々の走行モードを別に備えることもある。
内燃機関車両の歴史がEV車両の歴史より長いため、運転者らは内燃機関に慣れてきた。
したがって、運転者が加速感を十分に感じるためには、単なる速さだけでなく、それに伴うエンジン音色が求められる。
このような要求を満たすための従来のEV車両は、単に仮想のエンジン音色を格納しておき、スピーカーを介して運転者に聞かせる方式であった。
しかしながら、かかる方式では、内燃機関に対応する自然なエンジン音色でなく、人為的な音であるという点から、運転者が内燃機関エンジン車両のような加速感を感じるには限界があった。
また、EV車両は、減速時に回生制動が適用されるが、この際、高周波騒音が発生する。
これは運転者に不快感を与えるため、除去しなければならない。
しかし、従来のEV車両は、このような高周波騒音を除去せず放置するという問題があった。
KR1180805B1 KR520547B1 特開2011‐235774号公報
本発明は、上記問題を克服するためになされたものであって、EV車両のモータトルクまたは動力性能の変化値を用いたEV車両の駆動音制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、EV車両の駆動音を発生させるサウンド出力装置と、前記EV車両のモータトルクを測定するトルク測定センサと、前記EV車両の騒音を検知する室内騒音測定センサと、前記トルク測定センサおよび室内騒音測定センサから信号を受信し、目標音色に到達するように前記サウンド出力装置を制御する信号処理制御器と、を含み、前記信号処理制御器は、CAN通信からリアルタイムで入力される前記EV車両の走行情報、および前記室内騒音測定センサおよび前記トルク測定センサから入力された信号を用いて、加速時には、前記サウンド出力装置が、前記EV車両の動力性能と一致するエンジン車両の動力性能が実現される時のエンジン音から加速感サウンド成分のみを抽出して出力するように制御し、減速時には、高周波騒音をマスキングすることを特徴とする。
前記EV車両の加速の判断は、前記トルク測定センサで、モータトルクの変化が正(positive)と決定されたかによって行われることを特徴とする。
前記モータトルクがリアルタイムでスムージング(smoothing)されることを特徴とする。
前記加速感サウンド成分は、前記モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出されることを特徴とする。
前記加速感サウンド成分が室内スピーカーを介して提供されることを特徴とする。
前記加速感サウンド成分に、前記モータの回転数に比例する可変周波数バンドフィルタ(bandwidth filter)を適用することを特徴とする。
前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室内に位置した前記室内騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とする。
前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室外に位置した外部騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とする。
前記室外はエンジンルームであることを特徴とする。
前記EV車両の減速の判断は、前記トルク測定センサで、モータトルクの変化が負(negative)と決定されたかによって行われることを特徴とする。
前記モータトルクがリアルタイムでスムージング(smoothing)されることを特徴とする。
前記高周波騒音をマスキングすることは、前記モータの回転数および前記負のモータトルクから、減速時におけるマスキングに必要な成分を抽出することであることを特徴とする。
前記マスキングに必要な成分は、前記モータの回転数からのオーダー配列、前記モータトルクのレベルであることを特徴とする。
前記モータトルクのレベルは、負(negative)の値に絶対値を付けて正に変換することを特徴とする。
また、本発明は、EV車両の駆動音を補強するように補強サウンドを発生させるサウンド出力装置と、前記EV車両の動力変化信号をリアルタイムで測定する動力変化量測定センサと、CAN通信からリアルタイムで入力される前記EV車両の走行情報、および前記室内騒音測定センサおよび前記動力変化量測定センサから入力された信号を用いて、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行って前記サウンド出力装置を制御する信号処理制御器と、を含むことを特徴とする。
前記EV車両の室内騒音を検知する室内騒音測定センサをさらに含むことを特徴とする。
前記可変周波数バンドフィルタの周波数帯域は前記モータの回転数に比例して設定されることを特徴とする。
前記走行情報は、前記モータの回転数(RPM)、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の少なくとも何れか1つ以上を含むことを特徴とする。
前記信号処理制御器は、前記モータの回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を選定することを特徴とする。
前記信号処理制御器は、前記モータの回転数を用いて、前記エンジンオーダー配列にレベルを設定することを特徴とする。
EV車両のモータのトルクと回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を信号処理制御器で演算して、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行うことを特徴とする。
前記EV車両の室内騒音を検知する室内騒音測定センサをさらに含むことを特徴とする。
前記可変周波数バンドフィルタの周波数帯域は前記モータの回転数に比例して設定されることを特徴とする。
前記高周波騒音マスキングの制御では、前記モータトルク値に絶対値が適用されることを特徴とする。
前記信号処理制御器は、前記モータの回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を選定することを特徴とする。
前記信号処理制御器は、前記モータの回転数を用いて、前記エンジンオーダー配列にレベルを設定することを特徴とする。
また、本発明は、EV車両のリアルタイム動力変化量、モータの回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を信号処理制御器で演算して、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行うことを特徴とする。
前記EV車両が定速時には、前記車速を微分制御ロジックに適用することを特徴とする。
本発明によると、次のような効果を奏する。
第一に、EV車両の動力源であるモータのトルク値または動力特性の変化をリアルタイムで用いて加速感を強化させることで、内燃機関と類似のエンジン音色の制御を行うため、内燃機関車両と類似の加速感を与える。
第二に、EV車両が減速時に発生する高周波騒音をマスキング処理するため、EV車両の異質感を相殺させる利点がある。
第三に、EV車両のモータトルクを基準レベルとして用い、EV車両の室内騒音を検知する室内騒音測定センサを含むため、PID制御によって、より実際に近い自然なエンジン音色が実現可能となる。
本発明の好ましい第1実施形態による概念図である。 本発明の好ましい実施形態によるEV車両の駆動音の制御方法のフローチャートである。 本発明の好ましい第1実施形態によるアルゴリズム図である。 本発明の好ましい第1実施形態によるアルゴリズム図である。 本発明の好ましい第2実施形態によるアルゴリズム図である。 本発明の好ましい第2実施形態によるアルゴリズム図である。 (a)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両の加速時に、エンジン音色を制御する前のグラフであり、(b)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両の加速時に、エンジン音色の制御が適用されたグラフであり、(c)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両の加速時に、マイクロフォンを介した最終エンジン音色のグラフである。
以下、図面を参照して本発明について詳細に説明する。先ず、本発明の好ましい第1実施形態を説明する。
図1に示す通り、EV車両100は、乗員搭乗空間100-1にEV車両ドライビングサウンド制御装置100-3を備える。EV車両ドライビングサウンド制御装置100-3は、モータ101と、サウンド出力装置102と、信号処理制御器103と、室内騒音測定センサ104と、PID制御器105と、外部騒音測定センサ106と、トルク測定センサ107とを含む。
EV車両100は、乗員搭乗空間100-1の前方側にエンジンルーム100-2および後方側にトランク空間(図示せず)がつながる。
乗員搭乗空間100-1は、サウンド出力装置102、信号処理制御器103、室内騒音測定センサ104、PID制御器105を位置させることができる。そして、エンジンルーム100-2は、モータ101、外部騒音測定センサ106、トルク測定センサ107を位置させることができる。しかし、モータ101、サウンド出力装置102、信号処理制御器103、室内騒音測定センサ104、PID制御器105、外部騒音測定センサ106、トルク測定センサ107は、乗員搭乗空間100-1とエンジンルーム100-2のいずれか一箇所に適切に設けられる。
サウンド出力装置102は、EV車両100の駆動音を補強するように補強サウンドを発生させる。サウンド出力装置102は、信号処理制御器103またはPID制御器105と連携される。
トルク測定センサ107は、EV車両100のモータ101のトルク信号部110のトルク信号110をリアルタイムで測定する。(図3参照)しかし、トルク測定センサ107は、動力変化量測定センサに切り替えられて、EV車両100のモータ101の動力変化量測定センサ部110-1のEV車両の動力変化量をリアルタイムに測定することができる。(図5参照)
室内騒音測定センサ104はEV車両100の室内騒音を検知し、車両が加速走行時に補強されるエンジン音色に対応可能であるように、PID制御の設定に用いられる。
信号処理制御器103は、EV車両100の加速、減速、または定速時にサウンド出力装置102またはPID制御器105を制御する。
より詳細には、信号処理制御器103は、トルク測定センサ107, 外部騒音測定センサ106および室内騒音測定センサ104から信号を受信し、目標音色に到達するように前記サウンド出力装置102を制御する。信号処理制御器103は、CAN(Controller Area Network) 通信からリアルタイムで入力されるEV車両100の走行情報、および室内騒音測定センサ104および 外部騒音測定センサ106から入力された信号を用いて、サウンド出力装置102を制御する。
より詳細に、信号処理制御器103は、EV車両100が加速時には、EV車両100の動力性能と一致するエンジン車両の動力性能が実現される時のエンジン音から加速感サウンド成分のみを抽出して出力させる。
換言すれば、信号処理制御器103は、EV車両100が加速時に、一般の内燃機関エンジンに対応する加速サウンドをマッチングさせて出力するのである。
信号処理制御器103は、EV車両100の加速時、可変周波数バンドフィルタ223(a variable frequency band filterまたはa variable bandwidth filter)(図4および図6参照)を適用させることが好ましい。
一方、EV車両100が加速するか否かの判断は、トルク測定センサで、モータ101のトルク変化が正(positive)と決定されたかによって行われる。
換言すれば、モータ101のトルク変化が正(positive)である場合に、EV車両100が加速状態であると判断されることができる。
この際、モータ101のトルクは、リアルタイムでスムージング(smoothing)処理されることが好ましい。この場合、スムージング処理(smoothing procedure)は、トルクのうち重要度の低い部分は除去する方式を意味する。
一方、加速感サウンド成分は、モータ101の回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出できる。
また、加速感サウンド成分には、モータ101の回転数に比例する 可変周波数バンドフィルタ223を適用することが好ましい。
そして、 可変周波数バンドフィルタ223が適用された加速感サウンド成分は、EV車両100の室内に位置した室内騒音測定センサ104によって室内音色がPID制御されることも好ましい。
一方、 可変周波数バンドフィルタ223が適用された加速感サウンド成分は、EV車両100の室外に位置した 外部騒音測定センサ106によって室内音色が PID制御器105のPID制御されることも好ましい。
この際、室外とは、EV車両100のエンジンルーム100-2である。また、室内とは、EV車両の乗員搭乗空間100-1である。
この際、走行情報は、モータ101の回転数(RPM(Revolution per Minute))、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の少なくとも何れか1つ以上を含むことが好ましい。
可変周波数バンドフィルタ223の周波数帯域は、EV車両100のモータ101の回転数に比例して設定されることが好ましい。
すなわち、EV車両100のモータ101の回転数が低い領域では狭い周波数帯域を用い、反対に回転数が高い領域では広い周波数帯域を適用することが好ましい。
EV車両100の加速感を増加させるために、モータの回転数に基づくオーダー周波数を生成した後、リアルタイムでモータのトルク値を適用してエンジン音色を制御する。
換言すれば、EV車両100のモータ101の回転数に基づいて、EV車両100のセグメント(segment)に応じたエンジンオーダー配列を選定する。この場合、EV車両セグメント(segment)は、小型、中型、大型のような車両の等級を意味する。
例えば、EV車両100が中型セグメントである場合には、2次オーダー成分、4次オーダー成分、および6次オーダー成分を用いることができる。
一方、EV車両100が大型セグメントである場合には、3次オーダー成分、4次オーダー成分、6次オーダー成分、および9次オーダー成分を用いることができる。
このように、リアルタイムで抽出されたモータ101の回転数(rpm)に基づいて選定されたオーダー配列に、モータのトルク値を基準レベルとして各オーダー配列にレベルを設定する。より詳細には、EV車両100の加速条件におけるエンジン音色の制御では、インテジャ(Integer)オーダー成分とノンインテジャ(Non integer)オーダー成分を合わせた配列を用いることができる。
インテジャ(Integer)オーダー成分は、エンジンシリンダの個数によるファンダメンタルフリークエンシハーモニック(fundamental frequency Harmonic)成分を意味する。
例えば、6気筒の内燃機関エンジンの場合、3次オーダー成分、6次オーダー成分、および9次オーダー成分がインテジャオーダー成分となり、4次オーダー成分、8次オーダー成分がノンインテジャオーダー成分となる。
EV車両100が加速時には、インテジャ音色強化により基本的な加速音色を実現した後、インテジャオーダーレベルよりも低いノンインテジャオーダー成分を追加することで、加速条件のエンジン音色の制御を行うことができる。
反対に、EV車両100が減速する場合には、高周波騒音マスキングの制御が行われる。この場合、前記騒音マスキングは、意図的に帯域ノイズを発生させて、他の音を聞きにくくする方式を意味する。
この際、EV車両100が減速するか否かの判断は、トルク測定センサで、モータ101のトルク変化が負(negative)と決定されたかによって行われる。
EV車両100が減速時に、モータ101のトルクはリアルタイムでスムージング(smoothing)処理されることが好ましい。
EV車両100が減速する場合、回生制動時に高周波性のファインノイズ(fine noise)が発生するが、高周波騒音マスキングの制御により抑制できる。
高周波騒音をマスキングすることは、モータ101の回転数および負(negative)のモータトルクから、減速時におけるマスキングに必要な成分を抽出する作業である。
この場合、マスキングに必要な成分は、モータ101の回転数(rpm)からのオーダー配列、モータトルクのレベルであることが好ましい。
一方、この際、モータトルクのレベルは、負(negative)の値に絶対値を付けて正(positive)に変換することが好ましい。
より詳細に、高周波騒音マスキングの制御は、インテジャオーダー成分を用いて、車両の減速時に発生するフリークエンシの低減方向にオーダー成分のレベルを減少させる方法により制御される。
すなわち、高周波騒音マスキングの制御では、モータ101のトルク値に絶対値が適用されることが好ましい。
一方、EV車両100のモータ101の回転数に基づくオーダー周波数の計算は、次のような数式により得られる。
Figure 0007511335000001
(この際、Nはシリンダの個数である。)
一方、n次オーダー成分周波数は、ファンダメンタルフリークエンシ(Fundamental frequency)値にnを乗じて得られる。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を選定することが好ましい。
一方、信号処理制御器103は、モータ101の回転数を用いて、エンジンオーダー配列にレベルを設定することが好ましい。
次に、本発明の好ましい実施形態によるEV車両100の駆動音の制御方法を説明する。
図2は、本発明の好ましい実施形態によるEV車両100の駆動音の制御方法のフローチャートである。
信号処理制御器103は、EV車両100のリアルタイム動力変化量、モータ101の回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を得て(S1)演算する(S2)。
EV車両100が加速中であるか否かを判断(S3)し、EV車両が加速中である場合には、可変周波数バンドフィルタを適用(S4)する。
EV車両100が加速中であるか否かを判断(S3)し、EV車両が加速中ではない場合には、EV車両100が減速中であるか否かを判断(S6)する。
EV車両100が減速中である場合には、高周波騒音マスキングの制御(S7)を行う。
一方、EV車両100が減速中であるか否かを判断(S6)し、減速中ではない場合として、EV車両100が定速時には、車速を微分制御ロジックに適用(S8)する。
より詳細に説明すると、図3および図4は本発明の好ましい第1実施形態によるアルゴリズム図である。
図3および図4に示す通り、信号処理制御器103は、入力装置200-1と、アルゴリズム装置200と、出力装置200-2とから構成される。
入力装置200-1は、トルク信号部110と、回転数(RPM)部120と、ペダル開度量部130と、車速部140と、走行モードおよびギヤ段数部150とを含む。
アルゴリズム装置200は、第1トルク信号部211と、第2トルク信号部212と、トルク高周波騒音マスキング制御部213と、トルク加速感強化部214と、エンジン音色制御部215と、オーダー配列部221と、回転数重み付け情報部222と、可変周波数バンドフィルタ223と、ペダル開度量重み付け情報部230と、車速変化微分値部240と、オーダー配列選択部250と、オーダー配列計算部260と、リアルタイム増幅部270と、オーディオシステムマスターボリューム部280と、周波数バンド重み付け設定部290とを含む。
出力装置200-2は、スピーカ300を含む。
第1実施例によるアルゴリズム図の手順は下記の通りである。
入力装置200-1に示す通り、トルク測定センサ107がEV車両100のモータ101のトルク信号部110のトルク信号をリアルタイムに測定する。
信号処理制御器103は、CAN通信からEV車両の走行情報の入力をリアルタイムで受ける。
走行情報には、モータ101の回転数部120の回転数(RPM)、ペダル開度量部130のペダルの開度量、 車速部140の車速、 走行モードおよびギヤ段数部150の走行モードとギア段数などが含まれる。
アルゴリズム装置200は、EV車両100のモータ101のトルク信号部110のトルク信号は、 第1トルク信号部211の第1トルク信号と 第2トルク信号部212の第2トルク信号に分けられる。
第1トルク信号部211の第1トルク信号および 第2トルク信号部212の第2トルク信号はそれぞれスムージング(smoothing)過程を経る。
第1トルク信号部211の第1トルク信号は、EV車両100のモータ101のトルク信号部110のトルク信号が減少される時のトルク値に相当する。
この際、 オーダー配列計算部260は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を計算する。
一方、 第1トルク信号部211の第1トルク信号は、トルク高周波騒音マスキング制御部213の制御により、モータ101のトルク値に絶対値が適用されることが好ましい。
第2トルク信号部212の第2トルク信号は、EV車両100のモータ101のトルク信号部110のトルク信号が増加される時のトルク値に相当する。
第2トルク信号部212の第2トルク信号には、CAN通信から入力される 回転数部120の回転数に基づく、加速音の強化のためのオーダー配列部221のオーダー配列が利用される。
第2トルク信号部212の第2トルク信号は、EV車両100が加速時に、加速感の強化のためトルク加速感強化部214の情報として出力されてエンジン音色制御部215に入力される。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するオーダー配列部221のエンジンオーダー配列を計算する。
一方、信号処理制御器103は、モータ101の回転数を用いて、オーダー配列部221のエンジンオーダー配列にレベルを設定する。
信号処理制御器103は、モータの加速条件または減速条件に応じて、モータの回転数およびトルク値を用いてエンジン音色制御部215を行う。
この際、リアルタイム増幅部270は、計算されたエンジンオーダーの成分中、増幅レベルを設定してリアルタイムで増幅する。
また、CAN通信から入力された走行モードおよびギヤ段数部150の走行モードとギア段数の情報に基づいて、燃費走行、一般走行、スポーツ走行などの走行モードの変化によるオーダー配列選択部250のエンジンオーダー成分の配列を選択し、それをエンジン音色制御部215に適用する。
エンジン音色制御部215の次には、回転数に基づく可変周波数バンドフィルタ223が適用できる。
この際、CAN通信から入力された 回転数部120のモータの回転数が反映できる。
可変周波数バンドフィルタ223を経た信号は、オーディオシステムマスターボリユーム部280に入力される。
この際、オーディオシステムマスターボリユーム部280には、CAN通信から入力された 回転数部120のモータの回転数に加重値が付与された 回転数重み付け情報部222の回転数加重値情報が入力できる。
また、オーディオシステムマスターボリユーム部280には、CAN通信から入力されたペダルのペダル開度量部130の開度量に加重値が付与されたペダル開度量重み付け情報部230のペダル開度量加重値情報230が入力できる。
出力装置200-2に示す通り、オーディオシステムマスターボリユーム部280は、周波数バンド加重値設定部290に信号を伝達し、周波数バンド加重値設定部290によって加重値が付与された信号は、スピーカー300を介してサウンド出力装置102の駆動音として最終出力される。
この際、周波数バンド加重値設定部290から出力された信号には、CAN通信から入力された車速部140の車速データの 車速変化微分値部240の車速変化微分値の情報が付加される。
次に、本発明の好ましい第2実施形態を説明する。
より詳細に説明すれば、図5および図6は、本発明の好ましい第2実施例によるアルゴリズム図である。
図5および図6に示す通り、信号処理制御器103は、入力装置200-1と、アルゴリズム装置200と、出力装置200-2とから構成される。
第2実施例の入力装置200-1は、動力変化量測定センサ部110-1を用いることにより、第1実施例の入力装置200-1のトルク信号部110と相違する。この場合、動力変化量測定センサ110-1は、加速時のモータの動力変化と比例関係を有する加速条件のセンサ値、および減速時のモータの動力変化と比例関係を有する減速条件のセンサ値を用いる。そのため、動力変化量測定センサ110-1のセンサ値は、EV車両100のモータ101の動力変化を磁束変化(magnetic flux)として検出する磁気センサ(Magnetic Sensor)または同一の効果を有する多様なセンサで提供できる。
第2実施例のアルゴリズム装置200は、第1動力変化信号部411、第2動力変化信号部412、パワー高周波騒音マスキング制御部413、パワー加速感強化部414を用いることにより、第1実施例の入力装置200-1の第1トルク信号部211、第2トルク信号部212、トルク高周波騒音マスキング制御部213、トルク加速感強化部214と相違する。
第2実施例の出力装置200-2は、スピーカ300を含むことにより、第1実施例の出力装置200-2は、スピーカ300と同一である。
そのため、 第2実施例は、第1実施例のトルクセンサの代わりに動力変化量測定センサ110-1を用いる点以外には、第1実施例と同一である。
サウンド出力装置102は、EV車両100の駆動音を補強するように補強サウンドを発生させる。
動力変化量測定センサ部110-1は、EV車両100の動力変化量測定信号をリアルタイムで測定する。
信号処理制御器103は、EV車両100の加速時または減速時にサウンド出力装置200-2を制御する。
信号処理制御器103は、CAN通信からリアルタイムで入力されるEV車両100の走行情報、および室内騒音測定センサ104および動力変化量測定センサ110-1から入力された信号を用いて、サウンド出力装置102を制御する。
より詳細に、信号処理制御器103は、EV車両100が加速時には可変周波数バンドフィルタ223を適用し、EV車両100が減速時にはパワー高周波騒音マスキング制御部413の高周波騒音マスキングの制御を行う。
この際、走行情報は、モータ101の回転数部120の回転数(RPM)、ペダル開度量部130のペダルの開度量、 車速部140の車速、 走行モードおよびギヤ段数部150の走行モード、ギア段数の少なくとも何れか1つ以上を含むことが好ましい。
可変周波数バンドフィルタ223の周波数帯域は、EV車両100のモータ101の回転数に比例して設定されることが好ましい。
一方、パワー高周波騒音マスキング制御部413の高周波騒音マスキングの制御では、モータ101の動力変化量(またはトルク値)に絶対値が適用されることが好ましい。
走行情報は、モータ101の 回転数部120の回転数(RPM)、ペダル開度量部130のペダルの開度量、 車速部140の車速、 走行モードおよびギヤ段数部150の走行モード、ギア段数の少なくとも何れか1つ以上を含むことができる。
この際、室内騒音測定センサ104がEV車両100の室内騒音を検知することが好ましい。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するオーダー配列部221のエンジンオーダー配列を選定することが好ましい。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数を用いて、オーダー配列部221のエンジンオーダー配列にレベルを設定することが好ましい。
換言すると、信号処理制御器103は、EV車両100のモータ101のトルクと回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を演算することができる。
これを用いて、信号処理制御器103は、EV車両100が加速時には可変周波数バンドフィルタ223を適用し、EV車両が減速時にはパワー高周波騒音マスキング制御部413の高周波騒音マスキングの制御を行うことが好ましい。
この際、室内騒音測定センサ104がEV車両100の室内騒音を検知することが好ましい。
可変周波数バンドフィルタ223の周波数帯域は、モータ101の回転数に比例して設定されることが好ましい。
また、パワー高周波騒音マスキング制御部413の高周波騒音マスキングの制御では、モータ101の 動力変化量(またはトルク値)に絶対値が適用されることが好ましい。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するオーダー配列部221のエンジンオーダー配列を選定することが好ましい。
一方、信号処理制御器103は、モータ101の回転数を用いて、オーダー配列部221のエンジンオーダー配列にレベルを設定することが好ましい。
より詳細に説明すると、図5および図6は、本発明の好ましい第2実施形態によるアルゴリズム図である。
入力装置200-1に示す通り、動力変化量測定センサ部110-1が、EV車両100のモータ101の 動力変化量をリアルタイムで測定する。
信号処理制御器103は、CAN通信からEV車両の走行情報の入力をリアルタイムで受ける。
走行情報には、モータ101の回転数部120の回転数(RPM)、ペダル開度量部130のペダルの開度量、車速部140の車速、走行モードおよびギヤ段数部150の走行モード、ギア段数などが含まれる。
アルゴリズム装置200に示す通り、EV車両のモータ101の動力変化量測定センサ部110-1の動力変化量は、 第1動力変化信号部411の第1動力変化量と第2動力変化信号部412の第2動力変化量に分けられる。
第1動力変化信号部411の第1動力変化量および 第2動力変化信号部412の第2動力変化量はそれぞれスムージング(smoothing)過程を経る。
第1動力変化信号部411の第1動力変化量は、EV車両100のモータ101の 動力変化量信号が減少される時のトルク値に相当する。
この際、信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するオーダー配列部221のエンジンオーダー配列を計算する。
一方、第1動力変化信号部411の第1動力変化量は、パワー高周波騒音マスキング制御部413の高周波騒音マスキングの制御により、モータ101の動力変化量(またはトルク値)に絶対値が適用されることが好ましい。
第2動力変化信号部412の第2動力変化量は、EV車両100のモータ101の 動力変化量信号が増加される時のトルク値に相当する。
第2動力変化信号部412の第2動力変化量には、CAN通信から入力される 回転数部120の回転数に基づく、加速音の強化のためのオーダー配列部221のオーダー配列が利用される。
信号処理制御器103は、モータ101の回転数から、内燃機関に対応するオーダー配列部221のエンジンオーダー配列を計算する。
一方、信号処理制御器103は、モータ101の回転数を用いて、オーダー配列部221のエンジンオーダー配列にレベルを設定する。
信号処理制御器103は、モータの加速条件または減速条件に応じて、モータの回転数および 動力変化量(またはトルク値)を用いてエンジン音色制御部215を行う。
この際、 リアルタイム増幅部270は、計算されたエンジンオーダーの成分中、増幅レベルを設定してリアルタイムで増幅する。
また、CAN通信から入力された 走行モードおよびギヤ段数部150の走行モードおよびギア段数の情報に基づいて、燃費走行、一般走行、スポーツ走行などの走行モードの変化によるオーダー配列選択部250のエンジンオーダー成分の配列を選択し、それをエンジン音色制御部215に適用する。
エンジン音色制御部215の次には、回転数に基づく可変周波数バンドフィルタ223が適用できる。
この際、CAN通信から入力されたモータの 回転数部120の回転数が反映できる。
可変周波数バンドフィルタ223を経た信号は、オーディオシステムマスターボリユーム部280に入力される。
この際、オーディオシステムマスターボリユーム部280には、CAN通信から入力されたモータの 回転数部120の回転数に加重値が付与された 回転数重み付け情報部222の回転数加重値情報が入力できる。
また、オーディオシステムマスターボリユーム部280には、CAN通信から入力されたペダルのペダル開度量部130の開度量に加重値が付与されたペダル開度量重み付け情報部230のペダル開度量加重値情報が入力できる。
出力装置200-2に示す通り、オーディオシステムマスターボリユーム部280は、周波数バンド重み付け設定部290に信号を伝達し、周波数バンド重み付け設定部290によって加重値が付与された信号は、スピーカー300を介してサウンド出力装置102の駆動音として最終出力される。
この際、周波数バンド重み付け設定部290から出力された信号には、CAN通信から入力された 車速部140の車速データの 車速変化微分値部240の車速変化微分値の情報が付加できる。
図7の(a)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両100の加速時に、エンジン音色を制御する前のグラフであり、図7の(b)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両100の加速時に、エンジン音色の制御が適用されたグラフであり、図7の(c)は、本発明の好ましい第1実施形態によるEV車両100の加速時に、マイクロフォンを介した最終エンジン音色のグラフである。
EV車両100が加速時に、加速感の強化のために設定されたオーダー成分の配列およびモータトルクに基づいたレベルを適用することで、必要な成分の音色のみが増幅された結果を示す。
これは、モータの回転数に比例した可変周波数バンドフィルタを適用した結果である。
これから、自然なエンジン音色の制御が可能であることを確認することができる。
一方、EV車両100に設けられた室内騒音測定センサ104によるPID制御器105のPID制御を行うことで、必要成分のみが増幅された結果を確認することができる。
100 EV車両
100-1 乗員搭乗空間
100-2 エンジンルーム
100-3 EV車両ドライビングサウンド制御装置
101 モータ
102 サウンド出力装置
103 信号処理制御器
104 室内騒音測定センサ
105 PID制御器
106 外部騒音測定センサ
107 トルク測定センサ
110 トルク信号部
110-1 動力変化量測定センサ部
120 回転数(RPM)部
130 ペダル開度量部
140 車速部
150 走行モードおよびギヤ段数部
200 アルゴリズム装置
200-1 入力装置
200-2 出力装置
211 第1トルク信号部
212 第2トルク信号部
213 トルク高周波騒音マスキング制御部
214 トルク加速感強化部
215 エンジン音色制御部
221 オーダー配列部
222 回転数重み付け情報部
223 可変周波数バンドフィルタ
230 ペダル開度量重み付け情報部
240 車速変化微分値部
250 オーダー配列選択部
260 オーダー配列計算部
270 リアルタイム増幅部
280 オーディオシステムマスターボリューム部
290 周波数バンド重み付け設定部
300 スピーカ


Claims (24)

  1. EV車両の駆動音を発生させるサウンド出力装置と、
    前記EV車両のモータトルクを測定するトルク測定センサと、
    前記EV車両の騒音を検知する室内騒音測定センサと、
    前記EV車両の騒音を検知する室外に位置した外部騒音測定センサと、
    前記トルク測定センサ、前記外部騒音測定センサおよび前記室内騒音測定センサから信号を受信し、目標音色に到達するように前記サウンド出力装置を制御する信号処理制御器と、を含み、
    前記信号処理制御器は、
    CAN通信からリアルタイムで入力される前記EV車両の走行情報、および前記室内騒音測定センサおよび前記トルク測定センサから入力された信号を用いて、
    加速時には、前記サウンド出力装置が、前記EV車両の動力性能と一致するエンジン車両の動力性能が実現される時のエンジン音から加速感サウンド成分のみを抽出して出力するように制御し、減速時には、高周波騒音をマスキングし、
    前記信号処理制御器は、前記EV車両が加速時に、一般の内燃機関エンジンに対応する加速サウンドをマッチングさせて出力し、
    加速感サウンド成分は、モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出し、前記加速感サウンド成分には、前記モータの回転数に比例する可変周波数バンドフィルタを適用し、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室内に位置した前記室内騒音測定センサによって室内音色がPID制御され、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室外に位置した前記外部騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とするEV車両の駆動音制御装置。
  2. 前記EV車両の加速の判断は、前記トルク測定センサで、モータトルクの変化が正(positive)と決定されたかによって行われることを特徴とする請求項1に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  3. 前記モータトルクがリアルタイムでスムージング(smoothing)され
    前記室外は,前記EV車両のエンジンルームであることを特徴とする請求項1に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  4. 前記加速感サウンド成分は、前記モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出されることを特徴とする請求項3に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  5. 前記加速感サウンド成分が室内スピーカーを介して提供されることを特徴とする請求項1に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  6. 前記加速感サウンド成分に、前記モータの回転数に比例する可変周波数バンドフィルタ(bandwidth filter)を適用することを特徴とする請求項5に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  7. 前記室外はエンジンルームであることを特徴とする請求項に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  8. 前記EV車両の減速の判断は、前記トルク測定センサで、前記モータトルクの変化が負(negative)と決定されたかによって行われることを特徴とする請求項1に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  9. 前記モータトルクがリアルタイムでスムージング(smoothing)されることを特徴とする請求項に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  10. 前記高周波騒音をマスキングすることは、
    前記モータの回転数および負(negative)のモータトルクから、減速時におけるマスキングに必要な成分を抽出することであることを特徴とする請求項1に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  11. 前記マスキングに必要な成分は、前記モータの回転数からのオーダー配列、前記モータトルクのレベルであることを特徴とする請求項10に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  12. 前記モータトルクのレベルは、前記負(negative)の値に絶対値を付けて正に変換することを特徴とする請求項11に記載のEV車両の駆動音制御装置。
  13. EV車両の駆動音を補強するように補強サウンドを発生させるサウンド出力装置と、
    前記EV車両の動力変化信号をリアルタイムで測定する動力変化量測定センサと、
    前記EV車両の騒音を検知する室内騒音測定センサと、
    前記EV車両の騒音を検知する室外に位置した外部騒音測定センサと、
    CAN通信からリアルタイムで入力される前記EV車両の走行情報、および室内騒音測定センサおよび前記動力変化量測定センサから入力された信号を用いて、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行って前記サウンド出力装置を制御する信号処理制御器と、を含み、
    前記信号処理制御器は、前記EV車両が加速時に、一般の内燃機関エンジンに対応する加速サウンドをマッチングさせて出力し、
    加速感サウンド成分は、モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出し、前記加速感サウンド成分には、前記モータの回転数に比例する前記可変周波数バンドフィルタを適用し、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室内に位置した前記室内騒音測定センサによって室内音色がPID制御され、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室外に位置した前記外部騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とするEV車両の駆動音制御装置。
  14. 前記走行情報は、前記モータの回転数(RPM)、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の少なくとも何れか1つ以上を含むことを特徴とする請求項13記載のEV車両の駆動音制御装置。
  15. 前記信号処理制御器は、前記モータの回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を選定することを特徴とする請求項13記載のEV車両の駆動音制御装置。
  16. 前記信号処理制御器は、前記モータの回転数を用いて、前記エンジンオーダー配列にレベルを設定することを特徴とする請求項15記載のEV車両の駆動音制御装置。
  17. EV車両のモータのトルクと回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を信号処理制御器で演算して、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行い、
    前記信号処理制御器は、EV車両が加速時に、一般の内燃機関エンジンに対応する加速サウンドをマッチングさせて出力し、
    加速感サウンド成分は、前記モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出し、前記加速感サウンド成分には、前記モータの回転数に比例する可変周波数バンドフィルタを適用し、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室内に位置した室内騒音測定センサによって室内音色がPID制御され、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室外に位置した外部騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とするEV車両の駆動音の制御方法。
  18. 前記EV車両の室内騒音を検知する室内騒音測定センサをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
  19. 前記可変周波数バンドフィルタの周波数帯域は前記モータの回転数に比例して設定されることを特徴とする請求項17に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
  20. 前記高周波騒音マスキングの制御では、モータトルク値に絶対値が適用されることを特徴とする請求項17に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
  21. 前記信号処理制御器は、前記モータの回転数から、内燃機関に対応するエンジンオーダー配列を選定することを特徴とする請求項17に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
  22. 前記信号処理制御器は、前記モータの回転数を用いて、前記エンジンオーダー配列にレベルを設定することを特徴とする請求項21に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
  23. EV車両のリアルタイム動力変化量、モータの回転数、ペダルの開度量、車速、走行モード、ギア段数の何れか1つ以上を信号処理制御器で演算して、前記EV車両が加速時には可変周波数バンドフィルタを適用し、前記EV車両が減速時には高周波騒音マスキングの制御を行い、
    前記信号処理制御器は、EV車両が加速時に、一般の内燃機関エンジンに対応する加速サウンドをマッチングさせて出力し、
    加速感サウンド成分は、前記モータの回転数を基準として配列されたエンジンオーダー配列から抽出し、前記加速感サウンド成分には、前記モータの回転数に比例する可変周波数バンドフィルタを適用し、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室内に位置した室内騒音測定センサによって室内音色がPID制御され、
    前記可変周波数バンドフィルタが適用された加速感サウンド成分は、室外に位置した外部騒音測定センサによって室内音色がPID制御されることを特徴とするEV車両の駆動音の制御方法。
  24. 前記EV車両が定速時には、前記車速を微分制御ロジックに適用することを特徴とする請求項17または21に記載のEV車両の駆動音の制御方法。
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