JP7511017B2 - バンパレインフォースメント - Google Patents

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本発明は、車両の前部又は後部に取り付けられるバンパレインフォースメントに関する。
車体の前部又は後部には、バンパレインフォースメントが取り付けられる。より詳しくは、バンパレインフォースメントは、クラッシュボックスを介して、一対のサイドメンバの前端に取り付けられる。車両の衝突時には、バンパレインフォースメントが衝撃力を受け止めて、クラッシュボックスを潰しながら、衝撃力をサイドメンバに伝達する。
特に車両の前部において、衝撃力がサイドメンバよりも側外方に入力される衝突、いわゆる、スモールオーバーラップ衝突[small overlap crash](スモールオフセット衝突と呼ばれることもある)に対して有効な車体構造が要望されている。実際の衝突形態を研究すると、スモールオーバーラップ衝突が多く発生しているためである。スモールオーバーラップ衝突に対応するため、バンパレインフォースメントの端部をサイドメンバよりも側外方に延長した構造が採用されることもある。
衝撃力がバンパレインフォースの一対のサイドメンバの間の中央部に作用する場合、当該中央部によって受け止められた衝撃力は両方のクラッシュボックスを潰しながら、両方のサイドメンバに伝達され得る。しかし、衝撃力がバンパレインフォースの側外方端部[laterally outer end]に作用するスモールオーバーラップ衝突の場合、当該端部が折れ曲がって衝撃力を十分に受け止められずに座屈して衝撃力を十分に受け止められないことがある。下記特許文献1は、スモールオーバーラップ衝突を考慮して、バンパレインフォースの側外方端部とサイドメンバ(サスペンションタワー)とを繋ぐスチール製の補強管[reinforcing pipe]を用いた構造を開示している。
特表2017-535469号公報
特許文献1に開示された構造は、側外方端部とサイドメンバとを繋ぐ補助的補強部材が必要であるため、車両重量が増加する。重量増加は燃費の悪化を招く。車体組立時の工程も増える。また、車体のフロント/リアオーバーハングでの重量増加は車両運動性能への影響も大きい。従って、本発明の目的は、スモールオーバーラップ衝突に対して有効に機能する、軽量かつ高強度なバンパレインフォースメントを提供することにある。
本発明の特徴は、レインフォースメント本体と、補強チャンネル材と、樹脂ブロックとを備えているバンパレインフォースメントを提供する。レインフォースメント本体の各端部の近傍にはクラッシュボックス取付部が形成されている。補強チャンネル材は、クラッシュボックス取付部においてレインフォースメント本体の外パネル、上パネル及び下パネルにそれぞれ重ねられるウェブ、上フランジ及び下フランジを備えている。補強チャンネル材は、レインフォースメント本体の各端部から外方に延出するように当該各端部に取り付けられている。樹脂ブロックは、補強チャンネル材の内面上に設けられている。樹脂ブロックは、レインフォースメント本体の外パネルから内パネルにかけてレインフォースメント本体の各端部と当接又は接合されると共に各端部から補強チャンネル材の外方縁まで延設されている。
上記特徴によれば、スモールオーバーラップ衝突に対して有効に機能する、軽量かつ高強度なバンパレインフォースメントを提供できる。
図1は、第1実施形態に係るバンパレインフォースメントの車両外側から見た斜視図である。 図2は、上記バンパレインフォースメントの車両内側から見た斜視図である。 図3Aは、上記バンパレインフォースメントの側外方端部の拡大斜視図である。 図3Bは、図3Aに示される上記バンパレインフォースメントのレインフォースメント本体の端部の拡大斜視図である。 図4Aは、変形例1に係るバンパレインフォースメントの側外方端部の拡大斜視図である。 図4Bは、図4Aに示される上記バンパレインフォースメントのレインフォースメント本体の端部の拡大斜視図である。 図5Aは、変形例2に係るバンパレインフォースメントの側外方端部の拡大斜視図である。 図5Bは、変形例3に係るバンパレインフォースメントの側外方端部の拡大斜視図である。 図5Cは、変形例4に係るバンパレインフォースメントの側外方端部の拡大斜視図である。 図6は、補強チャンネル材をボルト締結する場合の斜視図である。 図7は、第2実施形態に係るバンパレインフォースメントの車両外側から見た斜視図である。 図8は、上記バンパレインフォースメントの車両内側から見た斜視図である。
以下、図面を参照しつつ実施形態に係るバンパレインフォースメント1について説明する。
図1及び図2は、第1実施形態に係るバンパレインフォースメント1に一対のクラッシュボックス2が取り付けられた状態を示している。クラッシュボックス2は、車体の一対のサイドメンバ(図示せず)の先端にそれぞれ取り付けられる。本実施形態のバンパレインフォースメント1は車両の前部に取り付けられるフロントバンパレインフォースメントであるが、車両の後部に取り付けられるリアバンパレインフォースメントでもよい。
バンパレインフォースメント1は、金属製のレインフォースメント本体10と、レインフォースメント本体10の両端に取り付けられた補強チャンネル材11と、補強チャンネル材11の内面上に設けられた樹脂ブロック12とを備えている。本実施形態のレインフォースメント本体10は、アルミ押し出しによる中空閉断面を有する長尺部材である。レインフォースメント本体10は、図3Bに示されるように、外パネル[outer panel]10A、内パネル[inner panel]10B、上パネル[upper panel]10C、及び、下パネル[lower panel]10Dとで構成されている。外パネル10Aは車両外側に位置し。内パネル10Bは車両内側に位置する。上パネル10Cは外パネル10A及び内パネル10Bの上縁をつなぎ、下パネル10Dは外パネル10A及び内パネル10Bの下縁をつなぐ。
なお、レインフォースメント本体10は、中空断面を有していれば閉断面でなくてもよい(例えば、内パネル10Bに長手方向のスリットが形成された断面C字形)。本実施形態のレインフォースメント本体10は、アルミ押し出し材であるが、スチールパネルのプレス材でもよい。このような場合、上述したようなスリットが形成される場合がある。また、レインフォースメント本体10に、強度及び剛性を向上させるための長手方向のビードが形成されてもよい。
本実施形態のレインフォースメント本体10は、その内部に、外パネル10Aと内パネル10Bとの間に設けられた内部パネル[inside panel]10Eも備えている。内部パネル10Eは、上パネル10C及び下パネル10Dとの中央に位置している。また、レインフォースメント本体10の各端部の近傍には、クラッシュボックス2を取り付けるためのクラッシュボックス取付部10Xが形成されている。本実施形態のクラッシュボックス取付部10Xは、内パネル10Bに形成された一対のボルト挿通孔10Yと外パネル10Aに形成された一対の工具アクセス孔10Zとによって構成されている。
ボルト挿通孔10Yには、クラッシュボックス2に固定されたウェルドボルト(図示せず)の軸部[shaft]が挿通される。ボルト挿通孔10Yは横長孔であり、その両端にボルトが配置される。ウェルドボルトに締結されるナットがセットされた工具(ソケット)は、工具アクセス孔10Zを通してボルトの先端にアクセスする。工具アクセス孔10Zも横長孔であり、その中心軸はボルト挿通孔10Yの中心軸と同じ高さにある。各クラッシュボックス2は、四本のボルトによってクラッシュボックス取付部10Xに取り付けられる。後述するが、補強チャンネル材11にも、工具アクセス孔10Zに対応する工具アクセス孔11Zが形成される(図1参照)。
本実施形態の補強チャンネル材11は、CFRP(炭素繊維強化樹脂[carbon fiber rereinforce plastic])製である。補強チャンネル材11は、炭素繊維以外の強化繊維[reinforcing fibers](例えば、ガラス繊維)を用いたFRP製でもよいし、金属製(例えば、アルミ又は(超)高張力スチール等のスチール製)でもよい。ただし、金属よりもFRPの方が軽量化に寄与する。補強チャンネル材11の強化繊維(炭素繊維)は、ユニディレクショナル連続繊維[unidirectional continuous fibers]でありレインフォースメント本体10の長手方向に配向されている。ただし、強化繊維を織り込んだクロス材[cloth material]を用いたFRPやユニディレクショナル材が配向方向を交差させて積層されているFRPが用いられてもよい。また、FRPのマトリクス樹脂は熱硬化性樹脂でも熱可塑性樹脂でもよい。
補強チャンネル材11は、クラッシュボックス取付部10Xにおいてレインフォースメント本体10の外パネル10A、上パネル10C及び下パネル10Dにそれぞれ重ねられるウェブ11A、上フランジ11C及び下フランジ11Dを備えている。本実施形態では、補強チャンネル材11は、レインフォースメント本体10とのアウトサート成形時にレインフォースメント本体10と一体化されるが、レインフォースメント本体10に構造用接着剤で固定されてもよい。補強チャンネル材11は、レインフォースメント本体10の各端部から外方に延出されており、この延出部の内面上に樹脂ブロック12が設けられている。
本実施形態の樹脂ブロック12は、CFRP(炭素繊維強化樹脂)製である。樹脂ブロック12は、炭素繊維以外の強化繊維(例えば、ガラス繊維)を用いたFRP製でもよい。樹脂ブロック12の強化繊維(炭素繊維)は非連続繊維[non-continuous fibers](短繊維[short fibers])であり、樹脂ブロック12は射出成形によって形成される。従って、FRPのマトリクス樹脂は熱可塑性樹脂である。すなわち、樹脂ブロック12は、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂[carbon fiber rereinforce thermo-plastic])製である。レインフォースメント本体10の端部での補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12の形成方法については追って詳しく説明する。
本実施形態の樹脂ブロック12は、基部[base portion]12Aと、延設部[extension portion]12Bと、コーナー補強部[corner reinforcements]12Cとを備えている。基部12Aは、レインフォースメント本体10の端面(端縁)と当接する。延設部12Bは、基部12Aから補強チャンネル材11の外方縁11E(図3A参照)まで延設されている。コーナー補強部12Cは、外方縁11Eの両端にそれぞれ形成されている。
基部12Aは、レインフォースメント本体10の端面(パネル10A~10Eの端縁)のほぼ全てと当接している。特に、基部12Aは、レインフォースメント本体10の外パネル10Aから内パネル10Bにかけてレインフォースメント本体10の端面と当接している。言い換えれば、基部12Aは、外パネル10Aの端縁と内パネル10Bの端縁との両方に当接している。基部12Aは、レインフォースメント本体10の端面と当接されるだけでもよいが、さらに、レインフォースメント本体10の内部に入り込んでレインフォースメント本体10の端面と接合[jointed]されてもよい。本実施形態では、基部12A及び延設部12Bの射出成形時に、マトリクス樹脂が図3B中の点線で示される位置まで充填されることで、基部12Aは、レインフォースメント本体10の端面と接合されている。
延設部12Bの基部12A側の(前後方向の)幅は、レインフォースメント本体10の幅と同じである。延設部12Bの外方縁11Eの幅は、その基部12A側の幅よりも小さい。即ち、延設部12Bの幅は、基部12Aから外方縁11Eへと徐々に小さくされている。また、延設部12Bの基部12A側の高さは、基部12Aから外方縁11Eへと徐々に高くされている。延設部12Bは、補強チャンネル材11の内側への座屈を効果的に抑止する。なお、コーナー補強部12Cは、補強チャンネル材11のチャンネル形状を保持するために形成されている。なお、延設部12Bは、基部12Aを介して、レインフォースメント本体10の内部パネル10Eと当接する。従って、補強チャンネル材11のウェブ11Aに入力された衝撃力は延設部12B及び内部パネル10Eを介してレインフォースメント本体10によって支持される。この結果、補強チャンネル材11が内側に座屈するのをより強固に抑止できる。
補強チャンネル材11は、レインフォースメント本体10のクラッシュボックス取付部10Xを外側から補強するので、クラッシュボックス取付部10Xの強度及び剛性を向上させる。従って、スモールオーバーラップ衝突時にバンパレインフォースメント1がクラッシュボックス取付部10Xで内側に座屈するのが抑止される。クラッシュボックス取付部10Xは、ボルト挿通孔10Y及び工具アクセス孔10Zが形成されると共に後ろからクラッシュボックス2(サイドメンバ)によって支持されているため潰れやすい。補強チャンネル材11は、この潰れを抑止する。この際、引張強度に優れたFRP製の補強チャンネル材11は、衝撃力に有効に対抗できると共に、軽量化にも寄与する。
さらに、補強チャンネル材11のユニディレクショナル連続繊維がレインフォースメント本体10の長手方向に配向されている。従って、衝撃力によって補強チャンネル材11に作用する引張力に有効に対抗できる。FRPは、強化繊維の配向方向に作用する引張力に対して効果的に対抗することができる。なお、上述したように、強化繊維を織り込んだクロス材[cloth material]を用いたFRPやユニディレクショナル材が配向方向を交差させて積層されているFRPが用いられた場合も、レインフォースメント本体10の長手方向に作用する引張力に有効に対抗できる。
また、補強チャンネル材11が金属製の場合も、レインフォースメント本体10を延長するよりも、軽量化しつつ衝撃力に有効に対抗できる。特に、レインフォースメント本体10が軽量なアルミ製で、かつ、補強チャンネル材11を強度及び剛性に優れた(超)高張力スチール製であれば、バンパレインフォースメント1を強度及び剛性の観点からその部位に応じて最適化できる。
さらに、本実施形態では、上述した補強チャンネル材11だけでなく、樹脂ブロック12によっても、補強チャンネル材11の内側への座屈が抑止される。このとき、樹脂ブロック12が樹脂製であるため、軽量化に寄与しつつ、衝撃力によって樹脂ブロック12に作用する引張力に有効に対抗できる。また、上述したように、樹脂ブロック12の延設部12Bとレインフォースメント本体10の内部パネル10Eとの位置関係が最適化されているので、この点からも補強チャンネル材11の内側への座屈が抑止される。
従って、スモールオーバーラップ衝突であっても衝撃力をクラッシュボックス2に効果的に伝達でき、クラッシュボックス2を潰して効果的にエネルギーを吸収できる。さらに、クラッシュボックス2が完全に潰れた後も、衝撃力を効果的にサイドメンバに伝達することができる。ここで、樹脂ブロック12がレインフォースメント本体10の端部から内部に入り込んでいれば、レインフォースメント本体10がクラッシュボックス取付部10Xで潰れるのをより効果的に防止できる。
図4A及び図4Bに変形例1を示す。以下には、上述した実施形態1の構成と異なる構成についてのみ説明する。上述した第1実施形態の構成と同一又は同等の構成についてはそれらの重複する説明は省略する。本変形例では、アルミ押し出し材であるレインフォースメント本体10が二つの内部パネル10Eを備えている。そして、この二つの内部パネル10Eの両方をカバーするように樹脂ブロック12の延設部12Bの(上下方向の)高さが大きくされている。
このようにすることで、延設部12Bは、基部12Aを介して、二つの内部パネル10Eと当接する。従って、補強チャンネル材11のウェブ11Aに入力された衝撃力は延設部12B及び二つの内部パネル10Eを介してレインフォースメント本体10によって支持される。この結果、補強チャンネル材11の内側への座屈をより強固に抑止できる。
また、本変形例では、樹脂ブロック12の補強チャンネル材11の外方縁11E側の端部12Dが、ウェブ11A上で下フランジ11Dから上フランジ11Cまで延在されている。言い換えれば、樹脂ブロック12の端部12Dが第一実施形態のコーナー補強部12Cと一体的に形成されている。補強チャンネル材11の外方縁11Eは開放端であり、強度及び剛性の観点からは弱い。そこで、樹脂ブロック12の端部12Dによって外方縁11Eを更に補強することで、補強チャンネル材11の座屈をより効果的に抑止できる。この構造は、上述した第1実施形態に適用することも可能である。
さらに、本変形例では、基部12Aが、レインフォースメント本体10の端部から上フランジ11Cに沿って外方に延設され、かつ、レインフォースメント本体10の端部から下フランジ11Dに沿って外方に延設されている(図5中の一対の延長部[extended portion]12E参照)。このように延長部12Eを形成することで、スモールオーバーラップ衝突時に補強チャンネル材11に入力される衝撃力を上フランジ11C及び下フランジ11D並びに延長部12Eを介してレインフォースメント本体10に効果的に伝達できる。従って、補強チャンネル材11の内側への座屈をより効果的に抑止できる。この構造は、上述した第1実施形態に適用することも可能である。
本変形例は、第1実施形態に対して、一つの内部パネル10E及び樹脂ブロック12の体積増加分だけ重くなる。しかし、それらの重量はさほど大きくなく、樹脂ブロック12に関しては樹脂であるため増加重量は少ない。その代わりに高い強度及び剛性を実現できるため、車重等を考慮して適宜いずれかを選択すればよい。また、上述したように、端部12D又は延長部12Eは、第1実施形態に対して選択的に適用することもできる。
樹脂ブロック12の形状に関する変形例2~4を図5A~図5Cにそれぞれ示す。上述した第1実施形態の構成と同一又は同等の構成についてはそれらの重複する説明は省略する。図5Aに示される変形例2では、変形例1の延長部12Eをコーナー補強部12Cまで延長したものである。この構成により、上述した延長部12Eの効果が得られると共に、補強チャンネル材11の外方縁11E(開放端)を補強できる。また、樹脂ブロック12の重量増加も少ない。
図5Bに示される変形例3では、樹脂ブロック12が、E字断面を有しており、延設部12Bと一対の延長部12E(コーナー補強部12Cを含む)とが内側で一枚のパネルで一体化された形態を有している。図5Bでは見えないが、樹脂ブロック12は、基部12Aも有している。この構成により、上述した変形例2の延長部12Eの効果が得られる。また、延設部12Bと延長部12Eとが内側で一体化されているため、樹脂ブロック12の強度及び剛性が更に強化される。
図5Cに示される変形例4では、樹脂ブロック12が、補強チャンネル材11のレインフォースメント本体10からの延出部の内面全体と接触する中実な直方体形状を有している。即ち、本変形例は、上述した変形例3における樹脂ブロック12の内部空間が埋められた形態である(基部12A、延設部12B、及び、コーナー補強部12Cを含む延長部12Eがすべて一体化されている)。この構成により、上述した変形例3の樹脂ブロック12の効果が得られると共に、樹脂ブロック12の強度及び剛性が更に一層強化される。
次に、レインフォースメント本体10の端部に補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12を形成する方法について説明する。様々な方法が考えられるが、いくつかの例を説明する。
本実施形態の補強チャンネル材11はFRP製であるが、まず、補強チャンネル材11が金属製である場合の一例を説明する。補強チャンネル材11の内面に樹脂ブロック12を形成したものを予め形成する。その後、この部品をレインフォースメント本体10の端部に取り付ける。最初に、金属製のパネルをプレスして補強チャンネル材11を形成する。補強チャンネル材11には、工具アクセス孔11Zも形成される。次に、補強チャンネル材11の樹脂ブロック12と接触する内面に表面処理が施される。表面処理は、樹脂ブロック12との接合強度を向上させるための粗面化処理である。
粗面化処理は、サンドブラスト処理でもよいが、本実施形態では、化学的処理によって内面に微細凹部を形成する。化学的処理によって形成された微細凹部は、その奥で広がるような形状を有する。従って、射出成形された樹脂ブロック12の樹脂が微細凹部内に入り込んで硬化し、アンカー効果が発揮される。樹脂ブロック12は、予め補強チャンネル材11が内部にセットされた成形型内に非連続繊維強化熱可塑性樹脂を射出成形することで形成される(いわゆるアウトサート成形)。
その後、一体化された補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12が、レインフォースメント本体10の端部に構造用接着剤によって取り付けられる。なお、補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12は、図6に示されるように、ボルト13B及びナット13Nによってレインフォースメント本体10の端部に取り付けられてもよい。この場合、工具アクセス孔10Z及び11Zを通してボルト13Bの頭部にアクセスできる。あるいは、レインフォースメント本体10にウェルドナットを取り付けておき、外からボルトを締結してもよい。また、補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12は、リベットによってレインフォースメント本体10の端部に取り付けられてもよい。
次に、補強チャンネル材11がFRP製である場合の一例を説明する。補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12は、レインフォースメント本体10と共にアウトサート成形される。レインフォースメント本体10の補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12と接触する表面に表面処理が施される。この表面処理は、上述した表面処理と同じであり、化学的処理によってアンカー効果を得られる微細凹部が形成される。ここでは、樹脂ブロック12の基部12Aと接触するレインフォースメント本体10の端面(端縁)にも表面処理が施される。
また、ここでは、樹脂ブロック12がレインフォースメント本体10の内部に入り込むように形成されるので、レインフォースメント本体10の端部の内面にも表面処理が施される。次いで、補強チャンネル材11を形成する連続繊維強化樹脂が成形型内にセットされる。連続繊維強化樹脂が熱硬化性樹脂である場合は、プリプレグが成形型内にセットされる。連続繊維強化樹脂が熱可塑性樹脂である場合は、予め温められて軟化されたシート材が成形型内にセットされる。
次いで、レインフォースメント本体10の端部も成形型内にセットされ、成形型が閉じられて樹脂ブロック12が射出成形される。樹脂ブロック12は、非連続繊維強化熱可塑性樹脂を射出成形することで形成される(いわゆるアウトサート成形)。補強チャンネル材11の連続繊維強化樹脂が熱硬化性樹脂である場合は、成形型が予熱されており、熱硬化性樹脂が液状化した後にゲル化して熱硬化反応が開始されてから、樹脂ブロック12が射出される。この場合、成形型内のキャビティが真空引きされてもよい。なお、補強チャンネル材11の工具アクセス孔11Zは、プリプレグやシート材に予め形成されてもよいし、アウトサート成形後に形成されてもよい。
樹脂ブロック12の射出成形時には、射出される熱可塑性樹脂のレインフォースメント本体10の内部への過度の侵入を規制する必要がある。本実施形態では、予め発泡樹脂をレインフォースメント本体10の内部に配置して射出される熱可塑性樹脂の侵入を規制している。発泡樹脂は、レインフォースメント本体10の工具アクセス孔10Zから内部に挿入される成形型内面から突出された突起によって位置が規制される。または、熱可塑性樹脂の過度の侵入を規制する治具を、工具アクセス孔10Zを利用してレインフォースメント本体10の内部に配置してもよい。治具は、樹脂ブロック12の射出成形後に取り除かれる。あるいは、レインフォースメント本体10の内部に発泡部材を充填しておき、樹脂ブロック12の形成後に補強チャンネル材11の工具アクセス孔11Zを形成する際に、同時に発泡部材を切削してもよい。
本実施形態(及びその変形例1~3)によれば、クラッシュボックス取付部10Xでは、レインフォースメント本体10に補強チャンネル材11が取り付けられる。ここで、補強チャンネル材11のウェブ11A、上フランジ11C及び下フランジ11Dが、レインフォースメント本体10の外パネル10A、上パネル10C及び下パネル10Dにそれぞれに重なる。補強チャンネル材11はレインフォースメント本体10の各端部から外方に延出され、延出部の内面上に樹脂ブロック12が設けられる。樹脂ブロック12は、レインフォースメント本体10の外パネル10Aから内パネル10Bにかけてレインフォースメント本体10の各端部と当接又は接合される(基部12A)。また、樹脂ブロック12は、レインフォースメント本体10の各端部から補強チャンネル材11の外方縁11Eまで延設される(延設部12B)。
補強チャンネル材11がレインフォースメント本体10のクラッシュボックス取付部10Xを覆うので、スモールオーバーラップ衝突時にレインフォースメント本体10のクラッシュボックス取付部10Xでの座屈を防止できる。また、補強チャンネル材11のレインフォースメント本体10の端部からの延出部は、その内面に樹脂ブロック12が形成されるので、補強チャンネル材11の内側への座屈が防止される。特に、樹脂ブロック12(の延設部12B)がレインフォースメント本体10の各端部から外方縁11Eまで延設される。さらに、樹脂ブロック12(の基部12A)が外パネル10Aから内パネル10Bにかけてレインフォースメント本体10の各端部と当接又は接合されている。このため、樹脂ブロック12は補強チャンネル材11のウェブ11Aに入力された衝撃力に有効に対抗でき、補強チャンネル材11の内側への座屈を防止できる。即ち、衝撃力を延設部12B及び基部12Aを介してレインフォースメント本体10の端面(端縁)で有効に受け止めることができる。この結果、スモールオーバーラップ衝突時における衝撃力をクラッシュボックス2及びサイドメンバに確実に伝達することができる。また、樹脂ブロック12は樹脂であるため、重量増加も抑制できる。
本実施形態と同等の強度及び剛性を有するバンパレインフォースメントを金属だけで実現しようとすると、その重量は非常に重くなってしまう。一方、本実施形態と同等の強度及び剛性を有するバンパレインフォースメントをFRPだけで実現しようとすると、製造コストが高くなると共に歩留まりも悪くなる。本実施形態では、金属とFRPとのハイブリッド構造とすることで、重量増加を抑えつつ、高い強度及び剛性を実現した。その際に、製造コストの増加を抑制し、歩留まりの悪化も抑制できる。
また、本実施形態(及びその変形例1~3)では、補強チャンネル材11が金属製又は連続繊維FRP製であり、かつ、樹脂ブロック12が非連続繊維FRTP製である。補強チャンネル材11が金属製又は連続繊維FRP製であるので、上述したスモールオーバーラップ衝突時における衝撃力に有効に対抗できる。特に、補強チャンネル材11が連続繊維FRP製であれば、樹脂ブロック12に加えて補強チャンネル材11も樹脂によって形成されるため、重量増加をさらに抑制できる。
また、樹脂ブロック12が非連続繊維FRTP製であるため、樹脂ブロック12も上述した衝撃力に有効に対抗でき、かつ、樹脂ブロック12を射出成形によって形成することができる。樹脂ブロック12を射出成形で形成できるので、樹脂ブロック12の形状を最適化することができ、樹脂ブロック12の重量増加を抑制することができる。このような補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12によって、補強チャンネル材11の内側への座屈をより効果的に抑止できる。補強チャンネル材11の内側への座屈抑止によって、スモールオーバーラップ衝突に効果的に対抗できる。
さらに、ここで、補強チャンネル材11がユニディレクショナル連続繊維FRP製であり、当該連続繊維がレインフォースメント本体10の長手方向に配向されている。スモールオーバーラップ衝突時に補強チャンネル材11に作用する引張力は、連続繊維の配向方向であるため、補強チャンネル材11は、この引張力に効果的に対抗できる。
また、本実施形態の変形例1(図4A及び図4B参照)では、樹脂ブロック12の補強チャンネル材11の外方縁11E側の端部が、ウェブ11A上で下フランジ11Dから上フランジ11Cまで延在されている。このため、補強チャンネル材11の開放端である外方縁11Eの強度及び剛性が向上し、より効果的に補強チャンネル材11の座屈が防止される。
また、本実施形態の変形例1~2(図4A~図5B参照)では、樹脂ブロック12のレインフォースメント本体10側の基部12Aが、レインフォースメント本体10の各端部から上フランジ11C及び下フランジ11Dに沿って外方に延設されている(延長部12E)。従って、スモールオーバーラップ衝突時に補強チャンネル材11に入力される衝撃力を上フランジ11C及び下フランジ11D並びに延長部12Eを介してレインフォースメント本体10に効果的に伝達できる。この結果、補強チャンネル材11の内側への座屈をより効果的に抑止できる。
また、本実施形態(及び変形例1~3)では、レインフォースメント本体10が、内部パネル10Eを備えており、樹脂ブロック12の延設部12Bのレインフォースメント本体10側の端部が、(基部12Aを介して)内部パネル10Eの端縁とも当接している。従って、補強チャンネル材11のウェブ11Aに入力された衝撃力は、延設部12Bを介して及び内部パネル10Eを介してレインフォースメント本体10によって支持される。この結果、補強チャンネル材11の内側への座屈をより効果的に抑止できる。
また、本実施形態(及び変形例1~3)では、樹脂ブロック12(基部12A)がレインフォースメント本体10の内部に入り込んでいる。このため、樹脂ブロック12のレインフォースメント本体10に対する倒れが抑止され、補強チャンネル材11の内側への座屈をより効果的に抑止できる。さらに、補強チャンネル材11に入力される衝撃力が樹脂ブロック12を介して確実にレインフォースメント本体10に伝達され得る。またさらに、レインフォースメント本体10の端部から内部に入り込んだ樹脂ブロック12は、クラッシュボックス取付部10Xの潰れを効果的に防止する。
図7及び8に、第2実施形態のバンパレインフォースメント1を示す。以下、第1実施形態と異なる構成のみを説明する。また、上述した種々の変形例は本実施形態においても同様に適用され得る。本実施形態では、補強チャンネル材11のレインフォースメント本体10からの延出部が、レインフォースメント本体10の外パネル10Aの延長仮想面VPに対して内側に屈曲されている。各部材の素材や形成方法は、上述した第1実施形態と同じである。このようにしても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
空力設計や外観設計上、車両の四隅を丸めたいという要求がある。車両の四隅を丸めると、車両の取り回し性も向上する。この場合、バンパレインフォースメント1のサイドメンバよりも外側を本実施形態のように内側に曲げる必要が生じる。バンパレインフォースメント全体が一本の金属長尺材で形成される場合は、サイドメンバからの延出部がスモールオーバーラップ衝突時に座屈してしまう([背景技術]の項参照)。しかし、本実施形態によれば、延出部の強度及び剛性を高くできるため、スモールオーバーラップ衝突にも十分に対抗できる。
また、車両前部(後部)から衝撃力が入力するスモールオーバーラップ衝突では、内側に屈曲された延出部に衝撃力が入力されると、衝撃力の一部が車両の前部を側方に動かす力として作用して、衝撃力をそらすことができる。この結果、衝撃力が車輪に入力されて、車輪がAピラーの下部(車室空間前端最下部)に衝突することも防止できる。さらに、内側に屈曲された延出部に斜めに入力する衝撃力も受け止めやすくなるので、耐衝突性能が向上する。
なお、本実施形態では、補強チャンネル材11の上述した延出部が外パネル10Aに対して角度をもって屈曲されたが、延出部は外パネル10Aに対して緩やかに湾曲されて延長仮想面VPよりも内側に配置されてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されない。例えば、補強チャンネル材11がFRP製である場合も、予め一体化された補強チャンネル材11及び樹脂ブロック12が、レインフォースメント本体10の端部に取り付けられてもよい。
1 バンパレインフォースメント
2 クラッシュボックス
10 レインフォースメント本体
10A 外パネル
10B 内パネル
10C 上パネル
10D 下パネル
10E 内部パネル
10X クラッシュボックス取付部
11 補強チャンネル材
11A ウェブ
11C 上フランジ
11D 下フランジ
11E 外方縁
12 樹脂ブロック
12A 基部
12B 延設部
12C コーナー補強部
12D 端部
12E 延長部
VP 延長仮想面

Claims (9)

  1. バンパレインフォースメントであって、
    中空断面を有する金属製の長尺部材であるレインフォースメント本体と、
    前記レインフォースメント本体の各端部の近傍に形成されたクラッシュボックス取付部と、
    前記クラッシュボックス取付部において前記レインフォースメント本体の外パネル、上パネル及び下パネルにそれぞれ重ねられるウェブ、上フランジ及び下フランジを備え、かつ、前記各端部から外方に延出するように前記各端部に取り付けられた補強チャンネル材と、
    前記補強チャンネル材の内面上に設けられ、かつ、前記レインフォースメント本体の前記外パネルから内パネルにかけて前記各端部と当接又は接合されると共に前記各端部から前記補強チャンネル材の外方縁まで延設された、樹脂ブロックと、を備えているバンパレインフォースメント。
  2. 請求項1に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記補強チャンネル材の前記レインフォースメント本体からの延出部が、前記レインフォースメント本体の前記外パネルの延長仮想面に対して内側に屈曲又は湾曲されている、バンパレインフォースメント。
  3. 請求項1又は2に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記補強チャンネル材が金属製又は連続繊維FRP製であり、かつ、前記樹脂ブロックが非連続繊維FRTP製である、バンパレインフォースメント。
  4. 請求項3に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記補強チャンネル材がユニディレクショナル連続繊維FRP製であり、連続繊維が前記レインフォースメント本体の長手方向に配向されている、バンパレインフォースメント。
  5. 請求項1~4の何れか一項に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記樹脂ブロックの前記補強チャンネル材の前記外方縁側の端部が、前記ウェブ上で前記下フランジから前記上フランジまで延在されている、バンパレインフォースメント。
  6. 請求項1~5の何れか一項に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記樹脂ブロックの前記レインフォースメント本体側の基部が、前記レインフォースメント本体の前記各端部から前記上フランジに沿って外方に延設されていると共に、前記レインフォースメント本体の前記各端部から前記下フランジに沿って外方に延設されている、バンパレインフォースメント。
  7. 請求項1~6の何れか一項に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記レインフォースメント本体が、その内部に、前記外パネルと前記内パネルとの間に設けられた内部パネルを備えており、
    前記樹脂ブロックの前記補強チャンネル材の前記外方縁までの延設部の前記レインフォースメント本体側の端部が、前記内部パネルの端縁と当接している、バンパレインフォースメント。
  8. 請求項1~7の何れか一項に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記樹脂ブロックの前記レインフォースメント本体側の端部が、前記レインフォースメント本体の内部に入り込んでいる、バンパレインフォースメント。
  9. 請求項1~8の何れか一項に記載のバンパレインフォースメントであって、
    前記樹脂ブロックが、前記補強チャンネル材の内面に一体的に形成されている、バンパレインフォースメント。
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