JP7509547B2 - ねじ研削盤用のドレス研削装置及び方法 - Google Patents

ねじ研削盤用のドレス研削装置及び方法 Download PDF

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本発明は、研削盤用のドレス研削装置及びその制御方法に関し、特に、ねじ研削盤用のドレス研削装置及びその方法に関する。
従来、研削盤による研削、特にボールねじ研削においては、ねじ溝としてJIS B 1192-1:2018にあるようにゴシック形状の溝及びわずかにそれを補正する等して派生させた溝を作ることが多い。図1はゴシック形状溝の形状の概要を示しており、左右対称であるが右側と左側の円弧の中心がずらしてある。一般にはこれを派生させ溝の縁の面取を加えるとか溝中央を深めに掘るなど要求に応じた形状が使用される。このとき、ねじ研削盤を用いたねじ溝の研削においては、ねじ溝に作る形状に合わせた形で砥石の形を作り、その砥石断面形状を螺旋に沿ってほぼそのまま転写することで所望の溝形状を作るということが一般的である。この砥石の形を作るドレス装置として、種々の機構の装置が用意され市場で使用されているが、例えば、ロータリドレッサを備える研削盤のドレス装置及び方法が使用されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
実開昭62-11560公報 特開平3-55160号公報
また、ねじ研削盤用のドレス研削装置として、例えば、図2に示すようなドレス装置も使用されており、この図2に示す装置も、ロータリドレッサを回転する機構を有している。一般的に砥石の成形をツルーイング、砥石の目立てをドレスと言うが、ここでは砥石の形状を造る操作もドレスと呼ぶこととする。図2に示す装置において、ロータリドレッサの外周には砥石を削る物体が配されており、回転しながら砥石に当てると砥石の形が変わる。通常はダイヤモンドが使われるのでダイヤが外周に配された円盤そのものを、ここではロータリダイヤと呼ぶ。図2に示す装置では、X-Z平面内で2次元の位置を定めるそれぞれ直線軸のU軸(X軸に平行)及びW軸(Z軸に平行)を持ち、回転軸B軸(X-Zに垂直な軸周りの回転)をもっており砥石を削る工具に相当するロータリダイヤをB軸で旋回させたときにその刃先に相当するダイヤの先端のB軸旋回中心からのオフセット量(図2のB軸旋回半径)の調整用の送り軸もしくは調整機構を持っている。このような装置では、ゴシック形状の円弧部分はU-Wの円弧補間で作ることも出来るうえにU-Wの座標を定めてB軸を旋回させることで成形することが出来る。U-Wの円弧補間では2軸同期制御でありB軸旋回では1軸制御であり、一般には同期制御軸数が少ないB軸旋回による円弧成形が精度を安定させ易い。必ずしもU-Wのどちらかが砥石の回転軸に平行になっている必要はなく、組み合わせて平面内の平行移動の動きを作り出せればよいが、図2に示す装置の場合には、ドレスの際には砥石の径に合わせて毎回円弧の中心をU軸で前進させる。また、この装置では半径の増加にあわせてU-W2軸同期制御で円弧補間をしてB軸でロータリダイヤの特定部分を砥石に向ける一般に法線方向制御と呼ばれる方法により形状を作ることも可能である。
このとき、ある程度ドレスが進行して十分に砥石形状が安定してくると、図3(b)の細い線が、一回前のドレスで成形した砥石形状でハッチングの領域が今回のドレスで削り取る領域となる。この形状をみると、たとえU軸方向に1だけ前進していても、この1が微小であるという条件の下で近似するとB = θyの付近(図4参照)では厚み計算でcosθyしか削らないことになる。θy = 60 度なら0.5である。従って、薄く削られる部分は形状はきれいに仕上がるが、目立てが不十分になりやすくその砥石を使用すると研削焼けを引き起こし易くなるという問題を生じる。かといって図4の薄い部分を厚くしようとしてU軸を過度に大きくすると、ロータリダイヤに過度の負荷がかかり砥石の種類によってはロータリダイヤに損傷を与えてしまう。
本発明の目的は、十分な目立てが可能な上に、研削焼けやロータリダイヤの損傷を有効に防止し得るねじ研削盤用のドレス研削装置及び方法を提供することにある。
本発明者は、十分な目立てが可能な上に、研削焼けやロータリダイヤの損傷を有効に防止し得るねじ研削盤用のドレス研削装置及びその方法について、鋭意研究した結果、ねじ研削盤用のドレス研削装置において、砥石をドレッサに近付ける方向である切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線廻りの回転軸をB軸として、ドレッサの切れ刃に相当する部分のB軸旋回中心からの距離は送り軸に限らず指定可能に構成され、ボールねじのゴシック溝形状の円弧部を削るにはB軸の旋回中心をU軸およびW軸で指定したのち専らB軸の旋回を行うだけでよいように構成された装置で、かつU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、まず、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御で図5(a)の太線の粗ドレス目標まで粗ドレスを行い、しかる後に(b)のゴシック溝形状の円弧部だけはB軸旋回だけで仕上げて切り込み厚み一定のドレスを行うという二段階ドレスを行うことを見出した。勿論、図5(a)の粗ドレスの線まで一気に削り落とせない場合には複数回に分けて削り落とす。尚、図5(a)の太線の粗ドレス目標は仕上げドレスの目標オフセットを与えて厳密に算出される線である。つまり、U軸方向のオフセットを考えなければ、RをR+r (r:仕上げで切り込みたい厚み)に置き換えるだけである。砥石についている形状を旧軌跡、こうして用意した軌跡を新軌跡と呼ぶ。U軸方向のオフセットは削りに使う範囲の端で旧軌跡と新軌跡が交差するように配置する。半径の調整用の送り軸があればその軸の調整だけで達成できるが、手動になっている場合にはB軸の動作にU-W方向のオフセットを同期させる(B旋回による半径方向外側に向けてずらす)。ずらし量は、厳密に解くなら、以下の数式1で得られる。
Figure 0007509547000001
である。しかし、適宜 図7に示すように多角形近似をしてもよいし、図6に示すように図3のU軸方向の負方向の頂点だけを削り落とすように簡易化しても良い。
即ち、本発明の様相によれば、ねじ研削盤用のドレス研削装置において、砥石をドレッサに近付ける方向である切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線廻りの回転軸をB軸として、ドレッサの切れ刃に相当する部分のB軸旋回中心からの距離は送り軸に限らず指定可能に構成され、ボールねじのゴシック溝形状の円弧部を削るにはB軸の旋回中心をU軸およびW軸で指定したのち専らB軸の旋回を行うだけでよいように構成された装置で、かつU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、まず、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御で粗ドレス目標まで粗ドレスを行う粗ドレス手段と、前記粗ドレス後に、前記ゴシック溝形状の円弧部だけはB軸旋回だけで仕上げて切り込み厚み一定の仕上げドレスを行う仕上げドレス手段を有することを特徴とするねじ研削盤用のドレス研削装置が得られる。
また、本発明の他の様相によれば、ねじ研削盤用のドレス研削装置において、砥石をドレッサに近付ける方向である切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線廻りの回転軸をB軸として、ドレッサの切れ刃に相当する部分のB軸旋回中心からの距離は送り軸に限らず指定可能に構成され、ボールねじのゴシック溝形状の円弧部を削るにはB軸の旋回中心をU軸およびW軸で指定したのち専らB軸の旋回を行うだけでよいように構成された装置で、かつU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、まず、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御で粗ドレス目標まで粗ドレスを行う粗ドレス工程と、前記粗ドレス工程の後に、前記ゴシック溝形状の円弧部だけはB軸旋回だけで仕上げて切り込み厚み一定の仕上げドレスを行う仕上げドレス工程を有することを特徴とするねじ研削盤用のドレス研削方法が得られる。
本発明によれば、十分な目立てが可能な上に、研削焼けやロータリダイヤの損傷を有効に防止し得るねじ研削盤用のドレス研削装置及びその方法を提供することができる。
ゴシック形状溝の輪郭の一例を示す図である。 U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置の基本構成を示す概略図である。 (a)は、砥石につける形状例、(b)は、次のドレスでの砥石の削り落とし領域例を、それぞれ示す図である。 従来の研削盤用ドレス研削装置及びその制御方法の問題点を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る研削盤用ドレス研削装置及びその制御方法における(a)は、粗ドレス目標、(b)は、仕上げドレス目標を、それぞれ示す図である。 本実施形態の第1の変形例として、頂点部分だけを削り落とす場合を示す図である。 本実施形態の第2の変形例として、多角形で近似して削り落とす場合を示す図である。
まず、本発明の理解を容易にするため、本発明の適用対象となるねじ研削盤用のドレス研削装置の構成について、改めて図2を参照して詳細に説明する。図2は、ねじ研削盤用のドレス研削装置において、切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線軸廻りの回転軸をB軸とした場合において、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置の基本構成を示す概略図である。図2に示すように、本発明の適用対象となるねじ研削盤用のドレス研削装置100は、後述するロータリドレッサをW(軸)方向に移動可能なW(軸)送り装置102と、同様にU(軸)方向に移動可能なU(軸)送り装置104と、同様にB軸廻りに旋回可能なB軸旋回装置106と、半径調整装置108を備えている。B軸旋回装置106と半径調整装置108には、ロータリドレッサ回転装置110が、B軸旋回可能且つ後述するようにダイヤ先端の半径を調整可能に取り付けられている。また、このロータリドレッサ回転装置110の回転軸110aには、ロータリドレッサ112が取り付けられている。このロータリドレッサ112の円周面には、各部断面が三角錐形状や角柱形状などになるようにダイヤモンド112Aが装着されている。尚、半径調整装置108は、B軸旋回装置106によって旋回でき、ロータリドレッサ回転装置110を支え、B軸を旋回した時のダイヤ先端112aのB軸旋回中心115からのオフセット量(B軸旋回半径)113を調整可能に構成されている。このような構成により、ロータリドレッサ回転装置110がW(軸)方向送り操作、U(軸)方向送り操作、B軸廻り旋回操作、ダイヤ先端112aのB軸旋回中心115からのオフセット量(B軸旋回半径)113(B軸旋回中心115とダイヤ先端112aまでの距離)を調整操作され、ロータリドレッサ112を回転させつつ、同期して回転するドレス対象となる砥石200に当てることにより、砥石200の周面をダイヤ先端112aによりドレスする。尚、ここでいう「ドレス」とは、前述したように、「砥石の目立て」だけでなく、砥石の形状を造る操作も含む意味である。以上のように構成されるねじ研削盤用のドレス研削装置100等では、図2において定義されるU-W-B軸方向において、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能であれば、ねじ研削盤用の砥石200をドレス研削可能である。かかる構成のドレス研削装置100では、従来、ロータリドレッサ112を回転しつつダイヤ先端112aの軌跡を一定に繰り返し描けるようにしておき、この繰り返す軌跡をU軸方向に移動操作することで、砥石をドレスして前述したゴシック形状溝を形成することができる。
図5は、本実施形態に係るねじ研削盤用のドレス研削装置100における(a)は、粗ドレス目標、(b)は、仕上げドレス目標を、それぞれ示す図である。ここで、前述したように、従来のドレス方法では、薄く削られる部分で目立てが不十分になり、その砥石を使用すると研削焼けを引き起こし易くなる一方、U軸を過度に大きくするとロータリダイヤに負荷がかかるという問題を生じかねない。そこで、本実施形態のねじ研削盤用のドレス研削装置及びその方法では、前述したU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置100(図2参照)を用い、まず、図5(a)の太線の粗ドレス目標まで粗ドレスを行い、しかる後に図5(b)の切り込み厚み一定の仕上げドレスを行うという二段階ドレスを行うようにした。即ち、図5(b)に太線で示すのは、仕上げドレス目標56である。勿論、図5(a)に太線で示す粗ドレス目標52まで一気に削り落とせない場合には複数回に分けて削り落とす。尚、図5(a)に太線で示す粗ドレス目標52は、仕上げドレスの目標オフセットを与えて厳密に算出される線である。つまり、U軸方向のオフセットを考えなければ、RをR+r (r: 仕上げで切り込みたい厚み)に置き換えるだけである。砥石についている形状を旧軌跡、こうして用意した軌跡を新軌跡と呼ぶ。U軸方向のオフセットは、削りに使う範囲の端54で旧軌跡と新軌跡が交差するように配置する。半径の調整用の送り軸があればその軸の調整だけで達成できるが、手動になっている場合にはB軸の動作にU-W方向のオフセットさせる(B旋回による半径方向外側に向けてずらす)。ずらし量は、厳密に解くなら、以下の数式2で得られる。
Figure 0007509547000002
である。
但し、本実施形態の第1の変形例として、図6に示すように図3のU軸方向の負方向の頂点だけを削り落とすように簡易化しても良い。図6は、本実施形態の変形例として、頂点だけを削り落とす場合を示す図である。即ち、図5(a)(b)を用いて上述した本実施形態のドレス方法では、R+r等の軌跡を用いて、まず均一に削り落とすが、この第1の変形例では、より簡便な方法として、図6(a)に示す粗ドレス目標62まで、まず、頂点部分62だけを削り落とすようにした。従って、図6(b)に破線の楕円で示す削らない領域64が生じる。そして、次工程として、図6(b)に示すように、仕上げドレスの目標66まで、仕上げドレス取代68の部分を、仕上げのパスにて削り取るようにした。この第1の変形例でも、図5(a)(b)を用いて上述したドレス方法と、略同様の効果が得られる。
また、本実施形態の第2の変形例として、適宜 図7に示すように多角形近似をしてもよい。図7は、本実施形態の第2の変形例として、多角形で近似して削り落とす場合を示す図である。即ち、図5(a)(b)を用いて上述した本実施形態のドレス方法では、R+r等の軌跡を用いて、まず均一に削り落とすが、この第2の変形例では、より簡便な方法として、図7(a)に示す粗ドレス目標72まで、まず、頂点部分73とその両脇部分74だけを削り落とすようにした。そして、次工程として、図7(b)に示すように、仕上げドレスの目標76まで、仕上げドレス取代78の部分を、仕上げのパスにて削り取るようにした。この第2の変形例でも、図5(a)(b)を用いて上述したドレス方法と、略同様の効果が得られる。
本実施形態に係るねじ研削盤用のドレス研削装置100によれば、十分な目立てが可能な上に、研削焼けやロータリダイヤの損傷を有効に防止し得る。尚、以上において、ドレス装置の制御は、別置きの制御器があって、それにより行っても良いし、ねじ研削盤本体の制御器によって行っても良い。
52 粗ドレス目標、 54 削りに使う範囲の端、56 仕上げドレス目標、
62 粗ドレス目標(頂点部分)、 64 削らない領域、66 仕上げドレス目標、68 仕上げドレス取代、72 粗ドレス目標、73 頂点部分、 74 両脇部分、76 仕上げドレス目標、78 仕上げドレス取代、 100 ねじ研削盤用のドレス研削装置、102 W(軸)送り装置、 104 U(軸)送り装置、106 B軸旋回装置、 108 半径調整装置、110 ロータリドレッサ回転装置、110a 回転軸、112 ロータリドレッサ、 112A ダイヤモンド、112a ダイヤ先端、 115 B軸旋回中心、113 オフセット量(B軸旋回半径)、200 砥石、

Claims (2)

  1. ねじ研削盤用のドレス研削装置において、砥石をドレッサに近付ける方向である切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線廻りの回転軸をB軸として、ドレッサの切れ刃に相当する部分のB軸旋回中心からの距離は送り軸に限らず指定可能に構成され、ボールねじのゴシック溝形状の円弧部を削るにはB軸の旋回中心をU軸およびW軸で指定したのち専らB軸の旋回を行うだけでよいように構成された装置で、かつU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、まず、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御で粗ドレス目標まで粗ドレスを行う粗ドレス手段と、前記粗ドレス後に、前記ゴシック溝形状の円弧部だけはB軸旋回だけで仕上げて切り込み厚み一定の仕上げドレスを行う仕上げドレス手段を有することを特徴とするねじ研削盤用のドレス研削装置。
  2. ねじ研削盤用のドレス研削装置において、砥石をドレッサに近付ける方向である切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線廻りの回転軸をB軸として、ドレッサの切れ刃に相当する部分のB軸旋回中心からの距離は送り軸に限らず指定可能に構成され、ボールねじのゴシック溝形状の円弧部を削るにはB軸の旋回中心をU軸およびW軸で指定したのち専らB軸の旋回を行うだけでよいように構成された装置で、かつU-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、まず、U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御で粗ドレス目標まで粗ドレスを行う粗ドレス工程と、前記粗ドレス工程の後に、前記ゴシック溝形状の円弧部だけはB軸旋回だけで仕上げて切り込み厚み一定の仕上げドレスを行う仕上げドレス工程を有することを特徴とするねじ研削盤用のドレス研削方法。
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