JP7506915B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、遊技ボタン67が設けられている。
なお、図1の49は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠49に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
このため、左打ちを行うことで第1始動口11を狙い打つことができると共に、右打ちを行うことで第2始動口12を狙い打つことができる。
第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。なお、閉鎖時であっても、稀に入球可能な構成としても良い。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84,電源基板にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
また、このほかにも、大入賞口20に入球した遊技球を計数するためのカウントSW20aからの検出信号が入力される。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置23,第2特図保留数表示装置24,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
また、主制御装置80には、設定表示装置80aと、RAMクリアSW80bと、設定キーSW80cとが設けられている。設定表示装置80a、RAMクリアSW80b、及び、設定キーSW80cは、遊技者による視認や操作が不可能な位置に配置されており、内枠を開放することで、これらの視認及び操作が可能となる。
また、設定キーSW80cは、設定キーを挿入可能な部位である。設定キーSW80cは、ON状態とOFF状態とを有し、設定キーを設定キーSW80cに挿入して回すことで、ON状態とOFF状態との切り替えが可能となる。設定キーSW80cがON状態である場合に、大当りの設定変更が可能となる。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。第1実施形態においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、第1実施形態のパチンコ機50は遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW38からのタッチ信号、発射停止SW39から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW39を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
また、サブ統合制御装置83には、遊技ボタン67が接続されており、遊技者が遊技ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
(1)設定変更機能について
上述したように、第1実施形態のパチンコ機50は、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能となっており、設定値が高くなるに従い、大当りが発生する確率が高くなる。なお、1段階のみの設定値を設定可能となっていても良い。設定値は、主制御装置80における不揮発性メモリに保存される。主制御装置80は、電源投入時に不揮発性メモリに保存されている設定値をRAMに保存し、該設定値を現在の設定値とする。
次に、第1実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。パチンコ機50は、所謂ST機として構成されていると共に、確変機能及び時短機能が搭載されている。すなわち、パチンコ機50では、大当り抽選にて大当りに当選すると大当り遊技が行われる。大当り遊技では、予め定められた総ラウンド数(一例として、4R又は10R)にわたって大入賞口20が開放される。そして、大当り遊技の終了後には、予め定められた回数(ST回数)の大当り抽選が行われるまでの間、時短機能、又は、時短機能及び確変機能を作動させることで、遊技者に特典が付与される。以後、該特典が付与される期間を、STとも記載する。
(3)時短機能について
第1実施形態では、第1特図として時短図柄が設けられており、通常状態中、第1特図の変動表示にて時短図柄が確定表示されると、時短状態に移行する。以後、特図の変動表示で時短図柄が確定表示されることを、時短当選とも記載する。一例として、時短当選の確率は、1/150となっている(図5(a)参照)。しかしながら、該確率は、適宜定められる。なお、該時短状態中に実行可能な大当り抽選の回数(以後、継続回数)は、一例として20回となっている。しかし、継続回数は適宜定められる。また、時短図柄は複数設けられていても良く、確定表示された時短図柄の種類に応じて継続回数が定められても良い。
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:no)、S15に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
また、当否判定処理に続いて、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が行われる。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S105では、主制御装置80は、第1始動口11に対応する特図についての保留記憶の数(第1保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S105:yes)、S115に処理を移行し、否定判定の場合は(S105:no)、S110に処理を移行する。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:no)、本処理を終了する。
S125では、主制御装置80は、大当り決定用乱数や大当り図柄決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第2保留記憶として記憶すると共に、何個の第2保留記憶が生じているかを示す第2保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
(6)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8~12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:yes)、図11のS320に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:no)、S210に処理を移行する。
続いて図9に関して、S215では、主制御装置80は、第1保留記憶及び第2保留記憶の有無を判定し、いずれかの保留記憶が存在する場合には(S215:yes)、S220に処理を移行すると共に、そうでない場合には(S215:no)、本処理を終了する。
S225では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S225:yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:no)、S235に処理を移行する。
一方、S235では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態で無い場合に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
S245では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき大当り図柄を決定する。なお、大当り図柄決定用乱数に基づく決定の結果、第1特図,第2特図に対応する各大当り図柄は、予め定められた振分率に従いランダムに選択される。そして、S250に処理を移行する。
一方、S240にて大当り抽選で外れたと判定された際に移行する図10のS265では、主制御装置80は、確変フラグがクリアされているか否かを判定し、続くS270では、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、S265及びS270で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、S275に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS280にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S280:yes)、連続時短機能を作動させるべく、S285に移行する。また、主制御装置80は、S265又はS270で否定判定が得られた場合、及び、S280で否定判定が得られた場合には、S295に移行する。
S310では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。そして、続くS315では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、確変残り回数)を示すカウンタ、及び、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、時短残り回数)を示すカウンタの更新等を行い、図9のS260に処理を移行する。
S325では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
S335では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S340に処理を移行する。
S345では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグがセットされている場合には確変フラグをクリアし(S350)、その後、S355に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S365)、役物連続作動装置作動開始処理(S370)を実行すると共に、大当り抽選での当選を通知するコマンドや、大当り遊技の種類や特典内容等を通知するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S375)、本処理を終了する。
S395では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、時短フラグがセットされている場合には(S395:yes)、時短残り回数を参照する(S400)。そして、時短残り回数が0である場合には(S400:yes)、時短フラグをクリアし(S405)、S410に処理を移行する。
S415では、主制御装置80は、時短フラグをセットし、続くS420では、連続時短機能の作動、又は、時短当選により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を設定し、S430に移行する。
(7)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図13~16のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
S510では、主制御装置80は、大入賞口20の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S510:yes)、図14のS550に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S510:no)、S515に処理を移行する。
S520では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S520:yes)、図16のS645に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S520:no)、S525に処理を移行する。
S530では、主制御装置80は、大当り図柄に対応する開放パターンに従い大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行する(第1Rの大当り遊技を実行する)と共に、ラウンド数を示す開放カウンタに1を設定し(S535)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、第1Rが開始されることを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
S555では、主制御装置80は、開放パターンに応じて定められる大入賞口20の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S555:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S555:no)、本処理を終了する。
S565では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図15に関して、各ラウンドのインターバル中に移行するS600では、主制御装置80は、開放カウンタと大当り遊技の開放パターンとに基づき、最終ラウンドに到達しているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S600:yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S600:no)、S615に処理を移行する。
一方、S615では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S615:yes)、S620に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S615:no)、本処理を終了する。
続いて図16に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS645では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S645:yes)、S650に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S645:no)、本処理を終了する。
S660では、主制御装置80は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態且つ時短状態であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:yes)、S665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S660:no)、S680に処理を移行する。
一方、S680では、主制御装置80は、大当り遊技の終了後に時短状態となるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S680:yes)、S685に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S680:no)、S695に処理を移行する。
S695,S700では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態、及び、確変状態や時短状態の継続回数を通知する状態指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
パチンコ機50では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面やスピーカ66等を介して各種演出を行う。具体的には、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの変動開始コマンド等に基づき、演出画面にて、大当り抽選の結果を報知する図柄演出を行う。図柄演出では、一例として、3つの演出図柄の変動表示が行われ、これらの演出図柄を全て停止表示した後、さらにこれらを確定表示することで、大当り抽選の結果が報知される。また、図柄演出の態様として、大当り抽選での当選を示唆又は報知するリーチが設けられている。また、リーチには、大当り抽選で当選することの期待度(換言すれば、確率)の低いノーマルリーチや、期待度の高いSPリーチが設けられている。また、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの保留数コマンド等に基づき、保留記憶に対応する保留図柄を演出画面に表示する保留演出を行う。また、保留記憶が消化された場合には、該保留記憶に対応する保留図柄に替えて変動中図柄を表示する変動中演出が行われる。
上述したように、第1実施形態では、大当りの発生時と、時短当選の発生時と、連続時短機能の作動時とに時短状態に移行する。ここで、大当り又は時短当選の発生により移行した時短状態の継続回数を、第1回数とする。また、連続時短機能の作動により移行した時短状態の継続回数を、第2回数とする。上述したように、第2回数は、第1回数よりも多くなっている。具体的には、上述したように、第1回数は、20回、50回、又は100回であるのに対し、第2回数は、1140回となっている。つまり、第2回数は、連続時短機能の作動により移行した時短状態中に、高い確率で大当りが発生するように設定されている。
そして、特典モード又は時短当選モード中には、時短残り回数が、予め定められた第1開始回数(一例として、10回)以下になると、時短残り回数が減少するのに伴い、時短残り回数を報知又は示唆するカウントダウン演出が行われる。しかし、連続時短モード中にはカウントダウン演出は行われない。これにより、連続時短モード中に大当りが得られない遊技者を焦らせたり、不愉快にさせたりするのを抑制できる。
なお、時短当選モードではカウントダウン演出を行わず、特典モードでカウントダウン演出が行われるようにしても良いし、反対に、特典モードではカウントダウン演出を行わず、時短当選モードでカウントダウン演出が行われるようにしても良い。
また、例えば、特典モード及び/又は時短当選モード中、時短残り回数が第1開始回数以下になると、特定演出が行われる確率を高くしても良い。こうすることにより、新たに開始されるカウントダウン演出に応じて特定演出が行われる頻度が増加し、カウントダウン演出と特定演出との組合せにより新たな興趣を生じさせることができ、その結果、演出のバランスを取ることができる。
次に、時短状態中の演出を行う時短中演出処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83により定期的に実行される。
S900では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した状態指定コマンド等に基づき、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S900:yes)、S905に移行し、否定判定が得られた場合には(S900:no)、本処理を終了する。
S910では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した変動開始コマンド等に基づきカウントされた時短残り回数が、第1開始回数に達したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S910:yes)、S915に移行し、否定判定が得られた場合には(S910:no)、S920に移行する。
S920では、サブ統合制御装置83は、特定演出の実行判定タイミングが到来したか否かを判定する。具体的には、例えば、主制御装置80から受信した先読みコマンドや変動開始コマンドに基づき特定演出が行われる場合であれば、これらのコマンドを新たに受信した場合に、特定演出の実行判定タイミングが到来したとみなしても良い。そして、肯定判定が得られた場合には(S920:yes)、S925に移行し、否定判定が得られた場合には(S920:no)、本処理を終了する。
次に、第2実施形態のパチンコ機50について説明する。第2実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、連続時短モード中の演出において第1実施形態と相違する。以下では、該相違点について説明する。
(1)連続時短モード中の演出
第2実施形態では、第1実施形態と同様、特典モード又は時短当選モード中には、時短残り回数が予め定められた第1開始回数以下になると、カウントダウン演出(以後、第1カウントダウン演出)が開始される。一方、連続時短モード中には、時短残り回数が、第1開始回数よりも少ない第2開始回数(一例として、3回)以下になると、第1実施形態と同様のカウントダウン演出(以後、第2カウントダウン演出)が開始される。
また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様、特典モード及び時短当選モードでは、時短残り回数が第1開始回数以下になり、第1カウントダウン演出が開始されると、時短残り回数が第1開始回数以下になる前に比べ、特定演出が行われる確率が低下又は増加する。こうすることにより、第1カウントダウン演出の開始後における演出のバランスを取ることができる。
次に、時短状態中の演出を行う時短中演出処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83により定期的に実行される。
S1000では、サブ統合制御装置83は、第1実施形態の時短中演出処理と同様にして、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定し、時短状態の場合には(S1000:yes)、S1005に移行し、そうでない場合には(S1000:no)、本処理を終了する。
S1110では、サブ統合制御装置83は、第1実施形態の時短中演出処理のS910と同様、時短残り回数が第1開始回数に達した場合には(S1110:yes)、S1115に移行し、そうでない場合には(S1110:no)、S1130に移行する。
一方、S1120では、サブ統合制御装置83は、残り時短回数が第2開始回数に達した場合には(S1120:yes)、S1125に移行し、そうでない場合には(S1110:no)、S1130に移行する。
S1130では、サブ統合制御装置83は、第1実施形態の時短中演出処理のS920と同様、特定演出の実行判定タイミングが到来したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1130:yes)、S1135に移行し、否定判定が得られた場合には(S1130:no)、本処理を終了する。
次に、第3実施形態のパチンコ機50について説明する。第3実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、所謂1種2種混合機として構成されているという点において第1実施形態と相違する。以下では、該相違点を中心に、第3実施形態のパチンコ機50の構成について説明する。
図21に示すように、第3実施形態の遊技盤1では、第2始動口12の左下、換言すれば、センターケース5の下方には、特別電動役物からなる第1大入賞口20及び第2大入賞口21が、上下に並んで配置されている。第1及び第2大入賞口20,21は、右打ち領域に位置し、第2大入賞口21は第1大入賞口20の上側に位置する。また、普通図柄作動ゲート22、第2始動口12、及び、第1並びに第2大入賞口20,21は、右打ち領域に位置する。第1大入賞口20は、大当り遊技の際に開放され、第2大入賞口21は、小当り遊技の際に開放される。
しかし、図22(b)に示すように可動片105が開状態であれば、ワープ出口103から開状態の可動片105の間を通り一対の支えピン108の間まで落下する。落下した遊技球は、回転体110の回転位置により、回転体110の側面と一対の支えピン108とで構成される待機位置に停留し、3穴106,107のいずれかの穴が真上に向けて開く位置まで回転するとその穴に入球する。既に待機位置に遊技球が待機している時に、可動片105間を遊技球が落下してくると、待機中の遊技球はそのままで、落下してきた遊技球は左右のいずれかに転動しハズレ口109から遊技盤裏面に排出される。
なお、第3実施形態では、一例として、小当り遊技中、第2大入賞口21に入球した遊技球がほぼ確実に特定領域106に進入するように、可動片105及び回転体110が動作する。このため、大当り抽選で小当りが発生すると、実質的に役物当りが発生する構成となっている。
第3実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様の電気的構成を有しているが、第2大入賞口21及び振分役物100に関する電気的構成において第1実施形態と相違する。
すなわち、図23のブロック図に示すとおり、主制御装置80には、第1大入賞口20に入球した遊技球を計数するための第1カウントSW20a、第2大入賞口21に入球した遊技球を計数するための第2カウントSW21a、特定領域106への遊技球の進入を検出する特定領域SW106a等からの検出信号が入力される。
[動作の説明]
(1)概要について
第3実施形態のパチンコ機50は、第1実施形態と同様、設定変更機能を有しており、設定1~設定6の6設定値が設けられている。しかし、上述したように、第3実施形態のパチンコ機50は、所謂1種2種混合機として構成されていると共に、時短機能は設けられているが確変機能は設けられておらず、これらの点において第1実施形態と相違する。
このため、第3実施形態のパチンコ機50では、通常状態中には、左打ちを行って遊技球を第1始動口11に入球させ、該入球に起因して行われる大当り抽選で図柄当りを発生させることを狙う遊技が行われる。一方、時短状態中には、右打ちを行って遊技球を第2始動口12に入球させ、該入球に起因して行われる大当り抽選で図柄当り又は小当りを発生させることを狙う遊技が行われる。そして、小当り遊技中にも、右打ちを継続して第2大入賞口21を狙い打ち、遊技球を特定領域106に進入させて役物当りを発生させる遊技が行われる。
第3実施形態においても、第1実施形態と同様の連続時短機能とが設けられている。なお、第3実施形態の連続時短機能においては、図柄当り及び役物当りが生じなかった大当り抽選(換言すれば、大当り遊技が生じさせない大当り抽選)が連続的に発生した回数である連続回数が上限回数に到達すると、時短機能が作動する。また、第3実施形態においては、第1特図の大当り抽選において、第1実施形態と同様の時短当選が発生する。
なお、時短状態の継続回数として、第1特図の大当り抽選が行われる場合の第1継続回数と、第2特図の大当り抽選が行われる回数であって、第1継続回数よりも少ない回数である第2継続回数とが定められていても良い。そして、時短状態中、第1特図の大当り抽選が第1継続回数にわたって行われるか、又は、第2特図の大当り抽選が第2継続回数にわたって行われた場合に、時短状態が終了するようにしても良い。具体的には、例えば、時短当選が生じた場合の時短状態の継続回数であれば、第1継続回数が5回、第2継続回数が2回となっていても良い。
(3)メインルーチン及び始動入賞確認処理について
第3実施形態においても、第1実施形態と同様のメインルーチン及び始動入賞確認処理が行われる。このため、詳細な説明は省略する。
次に、主制御装置80が実行する当否判定処理について、図25~28に記載のフローチャートを用いて説明する。
当否判定処理を開始すると、特別電動役物が作動中か否か、すなわち、大当り遊技及び小当り遊技のうちのいずれかが実行中か否かを判定し(S200)、肯定判定なら(S200:yes)、大当り遊技処理に移行し、大当り遊技中でなければ(S200:no)、第1又は第2特図が変動中か否かを判定し(S205)、変動中でなければ(S205:no)、第1又は第2特図の確定図柄表示中であるか否か判定し(S210)、確定表示中でなければ(S210:no)、第2保留記憶が有るか否か判定し(S220)、否定判定なら(S220:no)、第1保留記憶が有るか否か判定し(S225)、否定判定なら(S225:no)大当り遊技処理に移行し、S220、又はSS225が肯定判定なら(S220:yes,S225:yes)、S230に進む。このS220とS225の判定順序により、第2保留記憶の大当り抽選が優先的に実施される。
S230に続いては、大当り抽選の対象とした保留記憶の大当り判定用乱数の値と予め設定された当否判定テーブルとを比較して、乱数値が当否判定テーブル内の判定値と一致するか比較する(S235)。これにより、該保留記憶が消化され、該保留記憶に基づく大当り抽選が行われる。
S240が否定判定なら(S240:no)、図26のS275に移行し、主制御装置80は、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S275:yes)、主制御装置80は、S280に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS290にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S290:Yes)、連続時短機能を作動させるべく、S295に移行する。S295では、主制御装置80は、連続時短機能の作動により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、S300に移行する。一方、主制御装置80は、S275又はS290で否定判定が得られた場合には、S300に移行する。
なお、変動指示コマンドを受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき、演出図柄制御装置82は、演出図柄表示装置6を制御し、大当り図柄、小当り図柄、時短図柄、又はハズレ図柄と、変動パターンの情報とに基づいた第1又は第2特図に対応した演出図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9、又は、第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
次に、S205が肯定判定、即ち、特別図柄の変動中であれば(S205:yes)、図27のS345に進み、特別図柄の変動時間が経過したか否か判定する。否定判定なら(S345:no)大当り遊技処理に移行し、肯定判定なら(S345:yes)、確定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を制御してS250、S305、S325、又はS340で選択した確定図柄を確定表示させる(S350)。確定コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、演出図柄制御装置82に予め選択されていた演出図柄を確定表示させる指示信号を送信し、演出図柄制御装置82は、その信号に応じて演出図柄表示装置6を制御して演出図柄を確定表示させる。これにより、第1又は第2特別図柄と、演出図柄表示装置6に表示される演出図柄の変動の開始と終了とが同じタイミングになる(同期する)。
S430では、時短カウンタが0か否かを判定し、肯定判定の場合には(S430:yes)、S435に移行し、否定判定の場合には(S430:no)、S445に移行する。S435では、時短フラグをクリアして時短状態を終了し、続くS440では、時短終了演出を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し、S445に移行する。
S470では、上記処理の結果に基づく遊技状態を示す状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、大当り遊技処理に移行する。
次に、主制御装置80が当否判定処理に続いて実行する大当り遊技処理について、図29~32に記載のフローチャートを用いて説明する。
S500にて、条件装置が未作動、即ち、大当り遊技中ではないか否か判定する。肯定判定なら(S500:yes)、小当り遊技中か否か判定し(S505)、否定判定なら(S505:no)リターンし、肯定判定なら(S505:yes)、小当り開始演出中か否か判定し(S510)、肯定判定なら(S510:yes)、小当り開始演出の終了時間か否か判定する(S515)。S515が否定判定なら(S515:no)リターンし、肯定判定なら(S515:yes)、第2大入賞口21を開放する小当り開放処理(S520)を行い、特定領域有効フラグをセットし(S525)、可動片ソレノイド105aの動作を開始させ(S530)本処理をリターンする。
S640が肯定判定、又はS635が否定判定なら(S640:yes、S635:no)、第1大入賞口20の開放時間が終了したか否か判定し(S645)、否定判定なら(S645:no)リターンし、S645が肯定判定、又はS640が否定判定なら(S645:yes、S640:no)、第1大入賞口20の閉鎖処理を行う(S650)。そして、最終ラウンドか否かを判定し(S655)、最終ラウンドである場合には(S655:yes)、サブ統合制御装置83に大当り終了演出を指示するコマンドを送信する大当り終了演出処理を行い(S660)、リターンする。一方、最終ラウンドでない場合には(S655:no)、ラウンド間インターバル処理を行いサブ統合制御装置83にラウンド間インターバル演出を指示するコマンドを送信し(S665)、リターンする。
次に、主制御装置80が実行する役物当り検出処理について、図33に記載のフローチャートを用いて説明する。役物当り検出処理は、周期的に実行される。なお、役物当り検出処理は、メインルーチンからコールされても良い。
S800では、特定領域有効フラグがセットされているか否かが判定される。肯定判定の場合には(S800:yes)、S805に移行し、否定判定の場合には(S800:no)、リターンする。S805では、特定領域スイッチ106aが遊技球を検出したか否か判定し、否定判定なら(S805:no)リターンし、肯定判定なら(S805:yes)、小当り図柄を参照し(S810)、参照した小当り図柄の種類に応じてS255と同様のモードバッファ設定処理(S815)を行い、大入賞口の開放パターンの設定を行う役物当り遊技設定処理(S820)を行う。
S850、又はS845の否定判定(S845:no)に続いては、条件装置作動開始処理(S855)、役物連続作動装置作動開始処理(S860)を行い、大当りフラグをセットし(S865)、大当り開始演出指示コマンドと状態指示コマンドとをサブ統合制御装置83に送信し(S870、S875)リターンする。なお、大当り開始演出指示コマンドは、役物当りにより大当り遊技が開始されること(換言すれば、V入賞が生じたこと)を示すと共に、大当り遊技の総ラウンド数や第2大入賞口21の開放パターン等を示しても良い。
第3実施形態においても、第1及び第2実施形態と同様、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面やスピーカ66等を介して各種演出を行う。具体的には、サブ統合制御装置83は、図柄演出や、保留演出や、変動中演出や、予告演出や、先読み演出や、先読み図柄演出や、連続予告や、大当り演出等を行う。また、第3実施形態においても、第1及び第2実施形態と同様にして、通常モード、特典モード、連続時短モード、時短当選モードといった複数の種類の演出モードが設けられている。
時短状態中においても、第1実施形態と同様に演出が行われる。すなわち、第3実施形態においては、図柄当り、役物当り、又は時短当選により移行した時短状態の継続回数が第1回数となり、第1回数は2回又は8回となる。一方、連続時短機能の作動により移行した時短状態の継続回数である第2回数は、第1回数よりも多く、一例として200回となる。つまり、第2回数は、連続時短機能の作動により移行した時短状態中に、高い確率で図柄当り又は役物当りが発生するように設定されている。
そして、第1実施形態と同様、特典モード又は時短当選モード中には、時短残り回数が、予め定められた第1開始回数(一例として、3回)以下になると、カウントダウン演出が行われる。一方、連続時短モード中にはカウントダウン演出は行われない。なお、時短当選モードではカウントダウン演出を行わず、特典モードでカウントダウン演出が行われるようにしても良いし、反対に、特典モードではカウントダウン演出を行わず、時短当選モードでカウントダウン演出が行われるようにしても良い。
また、図柄当り、役物当り、及び時短当選の発生と、連続時短機能の作動とにより時短状態に移行した場合に、同一の演出モードに移行するようにしても良い。そして、該演出モードにおいて、時短状態に移行した要因が、図柄当り、役物当り、又は時短当選である場合には、時短残り回数が第1開始回数以下になると、カウントダウン演出を開始すると共に、特定演出が行われる確率を低下又は増加させても良い。一方、該演出モードにおいて、時短状態に移行した要因が連続時短機能の作動である場合には、時短残り回数が第1開始回数以下になっても、カウントダウン演出を行わない共に、特定演出が行われる確率を維持しても良い。
(9)時短状態中の演出の変形例
時短状態中の演出において、第2実施形態と同様、特典モード又は時短当選モード中には、時短残り回数が第1開始回数以下になると第1カウントダウン演出が開始され、連続時短モード中には、時短残り回数が、第1開始回数よりも少ない第2開始回数以下になると、第2カウントダウン演出が開始されるようにしても良い。
なお、本変形例における時短状態中の演出は、第2実施形態と同様の時短中演出処理により実現される。
(1)第1~第3実施形態のパチンコ機50において、時短当選が発生しない構成としても良い。このような構成においても、第1~第4実施形態と同様にしてカウントダウン演出及び特定演出を行うことで、同様の効果が得られる。
(2)第1、第2実施形態のパチンコ機50は、所謂ST機として構成されており、第3実施形態のパチンコ機50は、所謂一種二種混合機として構成されている。しかし、本発明は、例えば、リミッタ機能付のパチンコ機等、連続時短機能や時短当選が設けられた様々なタイプのパチンコ機に適用され得る。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第1~第3実施形態のパチンコ機50が弾球遊技機の一例に相当し、サブ統合制御装置83、演出図柄制御装置82、及び演出図柄表示装置6等が、演出手段の一例に相当する。
Claims (1)
- 遊技状態として、特図の変動表示の時間を短縮させる時短状態が設けられた弾球遊技機であって、
始動口への入球に起因して当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果を報知するため、前記特図の変動表示を行う変動手段と、
前記当否判定での当選に起因して、複数のラウンドにわたって大入賞口を開放する大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記変動表示にて予め定められた前記特図が表示されたことに起因して、予め定められた第1回数の前記当否判定が行われるまで継続する前記時短状態に移行する第1時短手段と、
前記大当り遊技を生じさせない前記当否判定が連続的に行われた回数である連続回数をカウントするカウント手段と、
前記連続回数が予め定められた上限回数に達すると、前記第1回数よりも多い第2回数の前記当否判定が行われるまで継続する前記時短状態に移行する第2時短手段と、
前記第1時短手段により移行した前記時短状態の継続中、該時短状態中に実行可能な前記当否判定の残り回数が第1開始回数以下になると、該残り回数を報知又は示唆するカウントダウン演出を行う演出手段と、を備え、
前記演出手段は、前記第2時短手段により移行した前記時短状態の継続中には、前記残り回数が前記第1開始回数以下になっても、前記カウントダウン演出を行わず、
前記演出手段は、遊技の進行に応じて期待度を示す予め定められた特定演出を行い、前記第1時短手段により移行した前記時短状態の継続中、前記残り回数が前記第1開始回数以下になる前に比べ、前記残り回数が前記第1開始回数以下になる後では、前記特定演出が実行される確率が低下し、前記第2時短手段により移行した前記時短状態の継続中は、前記残り回数が前記第1開始回数以下になる前と後とにおいて、前記特定演出が実行される確率が同じであること、
を特徴とする弾球遊技機。
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