JP7505497B2 - 処理装置、処理システム、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理装置、処理システム、処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、社内作業者に関する情報及び社外作業者に関する情報と、作業内容に応じて社内作業者と社外作業者の何れかに作業を割り当てるための条件とをデータベースに登録しておき、作業割当要求があった場合に、割当要求作業が有する作業の内容に関する情報と上記条件とに基づき作業者を決定する技術を開示している。
特許文献2は、商品棚の画像に基づき商品が取り出されたことを検出し、検出した時点から所定の過去の時点までの画像の時系列データを出力する技術を開示している。
特開2008-59523号 国際公開第2018/163547号
近年、コンビニエンスストア等の小売店、空港、駅等のあらゆる施設において、多数の監視カメラが設置されている。多数の監視カメラが生成した多数の動画を見落としなく確認するためには、動画を確認する監視者を多数確保する必要がある。
しかし、例えばセンター等の決まった場所において監視カメラが生成した動画を再生し、監視者が当該場所でその動画を確認するシステムの場合、場所や時間の制限から、監視者を確保し難くなる。特許文献1及び2はいずれも、当該課題及びその解決手段を記載も示唆もしていない。
本発明は、監視カメラが生成した動画を確認する監視者を確保し易くする技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段と、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段と、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段と、
を有する処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段と、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段と、
を有する処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段、
として機能させるプログラムが提供される
また、本発明によれば、
監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理システムが提供される。
本発明によれば、監視カメラが生成した動画を確認する監視者を確保し易くする技術が実現される。
本実施形態の監視システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の監視対象動画コンテンツを生成する処理を説明するための図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の監視対象動画コンテンツを生成する処理を説明するための図である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の端末装置が表示する画面の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の端末装置が表示する画面の一例を模式的に示す図である。
<第1の実施形態>
「監視システムの全体像及び概要」
まず、図1を用いて、本実施形態の監視システムの全体像及び概要を説明する。監視システムは、処理装置10と、複数の端末装置20とを有する。処理装置10と端末装置20とは通信ネットワーク30を介して互いに通信可能になっている。
端末装置20は、監視カメラが生成した動画を確認する監視者が所持している端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC(personal computer)、携帯電話等の携帯端末や、据置型のPC等が該当する。
処理装置10は、監視者と契約し、監視カメラが生成した動画を監視者に提供して確認してもらう事業体が管理する装置である。当該事業体は、監視カメラを設置した小売店、空港、駅等の施設を管理する事業体であってもよいし、複数の施設と契約し、各施設に設置された監視カメラが生成した動画を確認するサービスを提供する事業体であってもよいし、その他であってもよい。
なお、本実施形態では、監視者は、監視カメラが生成した動画をリアルタイムに確認するのでなく、監視カメラが生成した動画を事後的に確認する。すなわち、施設で起きたトラブル等をリアルタイムに検知する目的でなく、事後的に検知する目的で、監視者は動画を確認する。
処理装置10は、監視カメラが生成した動画を取得する機能、当該動画に基づき監視対象動画コンテンツを生成する機能、各監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する機能、各監視対象動画コンテンツを各々の監視者条件を満たす監視者の端末装置20に配信する機能を有する。
例えば、監視者は、好きなタイミングかつ好きな場所で、自身の端末装置20を操作し、監視対象動画コンテンツを確認する業務を行う入力を行う。すると、処理装置10は、その監視者が操作する端末装置20に、その監視者が満たす監視者条件を設定されている監視対象動画コンテンツを配信する。監視者は、端末装置20に表示された監視対象動画コンテンツを確認(視聴)し、気付いた点があればそれを端末装置20に入力する。すると、端末装置20は、入力された内容を処理装置10に送信する。
このように、本実施形態の監視システムによれば、監視者は、好きなタイミングかつ好きな場所で、監視対象動画コンテンツを確認する業務を行うことができる。このように業務を行う場所や時間の自由度が大きいので、監視者を確保し易くなる。
また、各監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、各監視対象動画コンテンツを各々の監視者条件を満たす監視者の端末装置20に配信することができる。このため、各監視対象動画コンテンツを確認する作業を、適切な監視者が行うように制御できる。
「処理装置10の構成」
次に、処理装置10の構成を詳細に説明する。まず、処理装置10のハードウエア構成の一例を説明する。処理装置10が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、処理装置10のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、処理装置10は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aは有さなくてもよい。なお、処理装置10は物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイス等を含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、タッチパネル、物理ボタン、カメラ等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、処理装置10の機能構成を説明する。図3に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、取得部11と、生成部12と、条件設定部13と、動画配信部14と、記憶部15とを有する。なお、処理装置10は記憶部15を有さなくてもよい。この場合、処理装置10と通信可能に構成された他の装置が記憶部15を備える。
本実施形態の処理装置10は、"監視対象動画コンテンツを生成する機能"と、"監視対象動画コンテンツを配信する機能"とを有する。以下、この2つの機能に分けて、処理装置10の機能構成を説明する。
"監視対象動画コンテンツを生成する機能"
当該機能の処理の流れの一例は、図4で示される。処理装置10は、監視カメラが生成した動画を取得すると(S10)、その動画に基づき監視対象動画コンテンツを生成し(S11)、生成した監視対象動画コンテンツに監視者条件を設定する。以下、詳細に説明する。
S10では、取得部11は、監視カメラが生成した動画(動画ファイル)を取得する。取得部11は、複数の監視カメラが生成した複数の動画を取得することができる。本実施形態では、取得部11は、監視カメラが生成した動画をリアルタイム処理で取得してもよいし、バッチ処理で取得してもよい。バッチ処理で取得する場合、どのタイミングで取得するかは設計的事項である。
なお、取得部11は、1つの施設に設置された1つ又は複数の監視カメラが生成した動画を取得してもよいし、複数の施設各々に設置された1つ又は複数の監視カメラが生成した動画を取得してもよい。複数の施設各々に設置された1つ又は複数の監視カメラが生成した動画を取得する場合、同一の施設に設置された1つ又は複数の監視カメラが生成した動画はグループ化され、他の施設に設置された監視カメラが生成した動画と区別可能になっている。例えば、各動画の識別情報(例:ファイル名)と、各動画が属するグループの識別情報とを紐付けたグループ情報が生成され、記憶部15に記憶されていてもよいし、その他の手段で当該グループを管理してもよい。
次に、S11では、生成部12は、取得部11が取得した動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する。
-生成例1-
図5のフローチャートを用いて、監視対象動画コンテンツを生成する第1の例を説明する。
当該例では、生成部12は、動画の中から人物を抽出し(S20)、人物が写る部分を時系列順に繋いだ(すなわち、人物が写らない部分を除いた)監視対象動画コンテンツを生成する(S21)。
このようにすれば、人物が写っている箇所のみを効率的に確認できる監視対象動画コンテンツが生成される。この場合、例えば、取得部11が取得した動画ファイルごとに監視対象動画コンテンツが生成されてもよい。
図6にこの処理の概念図を示す。図では、オリジナルの動画ファイル(取得部11が取得した動画ファイル)と、その動画ファイルに対応して生成された監視対象動画コンテンツとが示されている。オリジナルの動画ファイルの中の(1)乃至(3)の部分が、人物が写る部分である。監視対象動画コンテンツは、この(1)乃至(3)の部分を時系列順に繋いで生成されている。
生成部12は、オリジナルの動画ファイルとは別に、人物が写る部分を時系列に繋ぎ合わせた動画ファイルを生成してもよい。その他、生成部12は、オリジナルの動画ファイルの中の人物が写る部分を例えば冒頭からの経過時間等で示したインデックスデータを生成してもよい。
なお、生成部12は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物が写る部分を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツ(すなわち、要監視対象と判定されなかった人物のみが写る部分は含まない)を生成してもよい。
ここで、抽出した人物が要監視対象か否かを判定する処理について説明する。例えば、生成部12は、画像解析で推定される人物特性が除去条件を満たさない人物を、要監視対象としてもよい。例えば、生成部12は、抽出した人物の年代(人物特性)を推定してもよい。そして、除去条件は、「推定した年代が10才未満であること」であってもよい。
なお、生成部12は、画像解析で推定される人物特性が対象条件を満たす人物を、要監視対象としてもよい。例えば、生成部12は、抽出した人物の年代(人物特性)を推定してもよい。そして、対象条件は、「推定した年代が11才以上であること」であってもよい。
その他、生成部12は、画像から抽出される特徴が監視要件を満たす人物を、要監視対象としてもよい。例えば、監視カメラが設置された施設が小売店である場合、生成部12は、人物の特徴として、手提げカバンを所持しているか否かを抽出してもよい。そして、監視要件は、「手提げカバンを所持していること」であってもよい(万引き対応)。
その他、予め、過去に不審な行動を行った人物等が、要監視対象としてブラックリストに登録されていてもよい。このブラックリストでは、登録された人物各々の外観の特徴が登録されている。そして、生成部12は、抽出した人物の中のブラックリストに登録されている人物を、要監視対象と判定してもよい。
-生成例2-
図7のフローチャートを用いて、監視対象動画コンテンツを生成する第2の例を説明する。
当該例では、生成部12は、動画の中から人物を抽出し(S30)、抽出した人物毎に、各人物が写る部分を時系列順に繋いだ複数の監視対象動画コンテンツを生成する(S31)。
このようにすれば、抽出した人物毎に、各人物が写っている箇所のみを効率的に確認できる監視対象動画コンテンツが生成される。この場合、抽出した人物毎に、監視対象動画コンテンツが生成される。
なお、生成部12は、同一の施設に設置された複数の監視カメラ各々が生成した複数の動画の中から人物を抽出し、同一人物が写る箇所を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツを生成してもよい。
図8にこの処理の概念図を示す。図では、3つのオリジナルの動画ファイル(取得部11が取得した動画ファイル)と、その動画ファイルに対応して生成された監視対象動画コンテンツとが示されている。第1のオリジナルの動画ファイルは、第1の監視カメラが生成した動画ファイルであり、第2のオリジナルの動画ファイルは、第2の監視カメラが生成した動画ファイルであり第3のオリジナルの動画ファイルは、第3の監視カメラが生成した動画ファイルである。第1乃至第3の監視カメラは、同一の施設に設置されている。
第1のオリジナルの動画ファイルの中の(1)及び(2)の部分が、人物Aが写る部分であり、第2のオリジナルの動画ファイルの中の(3)の部分が、人物Aが写る部分であり、第3のオリジナルの動画ファイルの中の(4)及び(5)の部分が、人物Aが写る部分である。監視対象動画コンテンツは、この(1)乃至(5)の部分を時系列順に繋いで生成されている。
生成部12は、オリジナルの動画ファイルとは別に、各人物が写る部分を時系列に繋ぎ合わせた動画ファイルを生成してもよい。その他、生成部12は、オリジナルの動画ファイルの中の各人物が写る部分を例えば冒頭からの経過時間等で示したインデックスデータを生成してもよい。
なお、生成部12は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物毎に監視対象動画コンテンツを生成してもよい。すなわち、生成部12は、要監視対象と判定しなかった人物の監視対象動画コンテンツは生成しなくてもよい。抽出した人物が要監視対象か否かを判定する処理については、上述の通りである。
動画の中から人物を抽出する処理は、あらゆる画像解析技術を利用して実現できる。また、あるフレーム画像から抽出した人物と他のフレーム画像から抽出した人物とを同一人物同士でまとめる処理は、あらゆる画像解析技術を利用して実現できる。例えば、画像から抽出される各人物の外観の特徴量の類似度や、前後するフレーム間での人物の位置関係等に基づき、互いに異なるフレームから抽出した人物を同一人物同士でまとめてもよいし、他の技術を利用してもよい。
以上説明した生成部12の処理により、例えば、図9又は図10に示すような情報が生成され、記憶部15に記憶される。
図9に示す情報は、監視対象動画コンテンツを互いに識別するための監視対象動画コンテンツ識別情報と、各監視対象動画コンテンツのファイル名と、各監視対象動画コンテンツに対応する人物特性と、各監視対象動画コンテンツの撮影場所と、各監視対象動画コンテンツの撮影日時と、各監視対象動画コンテンツの長さと、各監視対象動画コンテンツの監視者条件とが互いに対応付けられている。
図10に示す情報は、各監視対象動画コンテンツのファイル名に代えて、オリジナルの動画ファイルの中の人物が写る部分を例えば冒頭からの経過時間等で示したインデックスデータを有する点で、図9に示す情報と異なる。図示するインデックスのF001はオリジナルの動画ファイルの識別情報であり、[0:01:28~0:02:32]はオリジナルの動画ファイルの冒頭からの経過時間で人物が写る部分(時間帯)を特定した情報である。図示するインデックスでは、このような情報が時系列順に並んでいる。
図3及び図4に戻り、S12では、条件設定部13は、監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する。図9及び図10に示すように、条件設定部13は、監視対象動画コンテンツ毎に、監視者条件を設定することができる。
監視者条件は、例えば、動画を確認する業務の経験、過去に行った業務に対する評価、業務に関する各種研修の受講有無、過去の職歴、前回業務実行日からの経過時間の中の少なくとも1つに基づき定義される。ある監視対象動画コンテンツに設定された監視者条件の一例を、以下に示す。
「動画を確認する業務の経験:3年以上、過去に行った業務に対する評価:3.5以上、監視業務研修を受講済みであること、過去にコンビニエンスストアでの実務経験がある人、前回業務実行日からの経過時間:1年以内」
例えば、図11に示すように、予め各施設の担当者が、自施設の監視カメラが生成した動画を確認する監視者に要求する監視者条件を登録する。そして、当該登録情報が記憶部15に記憶される。条件設定部13は、当該登録情報に基づき、各監視対象動画コンテンツに監視者条件を設定する。
また、図示していないが、各施設の担当者は、複数のケースごとに監視者条件を登録できてもよい。例えば、複数のケースは、「ケース1:23時~7時」、「ケース2:7時~23時」のように動画の撮影時間帯に基づき定義されてもよいし、「ケース1:上述したブラックリストに登録されている人物に対応した監視対象動画コンテンツ」、「ケース2:上述したブラックリストに登録されていない人物に対応した監視対象動画コンテンツ」のように、動画に写る人物の特性に基づき定義されてもよいし、「ケース1:月~金曜日」、「ケース2:土、日曜日」のように動画の撮影曜日に基づき定義されてもよいし、その他であってもよい。
このように、条件設定部13は、動画に写る人物の特性、動画の撮影時間帯、及び、動画の撮影場所(施設)の少なくとも1つに基づき、監視対象動画コンテンツに監視者条件を設定することができる。
"監視対象動画コンテンツを配信する機能"
図3に戻り、動画配信部14は、監視対象動画コンテンツを、監視者条件を満たす監視者の端末装置20に配信する。
-配信例1-
図12のフローチャートを用いて、監視対象動画コンテンツを配信する第1の例を説明する。
例えば、第1の監視者が第1の端末装置20を操作して処理装置10にログインした後、動画配信部14は、図13に示すように、確認作業が必要な監視対象動画コンテンツの一覧を第1の端末装置20に表示させる(S40)。図13に示す例では、監視対象動画コンテンツ毎に、監視者条件と、各コンテンツの概要(例:動画時間等)と、動画の確認を開始するための再生ボタンとが表示されている。
第1の監視者は、監視者条件やコンテンツの概要等に基づき、一覧の中から動画の確認を行う1つの監視対象動画コンテンツを決定し、それを選択する入力(例:再生ボタンの押下)を行う。すると、第1の端末装置20は、選択された監視対象動画コンテンツを示す選択情報を処理装置10に送信する。
動画配信部14は、選択情報を取得すると(S41)、第1の端末装置20に紐付く第1の監視者が、選択情報で特定される監視対象動画コンテンツの監視者条件を満たすか判断する(S42)。
例えば、図14に示すように、複数の監視者各々の情報が予め記憶部15に記憶されている。図示する情報は、監視者識別情報と、動画を確認する業務の経験期間と、過去に行った業務に対する評価と、業務に関する各種研修の受講歴と、過去の職歴と、前回業務実行日とが互いに対応付けられている。なお、その他の情報を含んでもよいし、この中の一部を含まなくてもよい。業務経験、評価、前回業務日は、処理装置10が自動更新してもよい。そして、受講歴及び職歴は、監視者の入力に基づき更新してもよい。なお、業務に関する各種研修がウェブ上で行える研修である場合、受講歴も処理装置10が自動更新してもよい。
評価は、監視者と契約した上記事業体が行い、評価結果を処理装置10に入力する。例えば、0.0~5.0の間のスコアで、各回の業務が評価されてもよい。そして、全回のスコアの平均値が、各監視者の評価値として登録されてもよい。
動画配信部14は、このような監視者各々の情報に基づき、第1の端末装置20に紐付く第1の監視者が、選択情報で特定される監視対象動画コンテンツの監視者条件を満たすか判断する。そして、監視者条件を満たす場合(S42のYes)、動画配信部14は、選択情報で特定される監視対象動画コンテンツを第1の端末装置20に配信する(S43)。なお、動画配信部14は、ダウンロード及びストリーミングのいずれの手法で監視対象動画コンテンツを配信してもよい。
一方、監視者条件を満たさない場合(S42のNo)、動画配信部14は、エラー処理を行う(S44)。例えば、「監視者条件を満たさないため、選択した監視対象動画コンテンツは確認できません」等のメッセージを第1の端末装置20に送信し、表示させてもよい。
-配信例2-
図15のフローチャートを用いて、監視対象動画コンテンツを配信する第2の例を説明する。
例えば、第1の監視者が第1の端末装置20を操作して処理装置10にログインした後、動画配信部14は、上述した図14に示す複数の監視者各々の情報に基づき、確認作業が必要な監視対象動画コンテンツの中から、第1の監視者が満たす監視者条件を設定された監視対象動画コンテンツを抽出する(S50)。
そして、動画配信部14は、図13に示すように、S50で抽出した監視対象動画コンテンツの一覧を第1の端末装置20に表示させる(S51)。図13に示す例では、監視対象動画コンテンツ毎に、監視者条件と、各コンテンツの概要(例:動画時間等)と、動画の確認を開始するための再生ボタンとが表示されている。
第1の監視者は、コンテンツの概要等に基づき、一覧の中から動画の確認を行う1つの監視対象動画コンテンツを決定し、それを選択する入力(例:再生ボタンの押下)を行う。すると、第1の端末装置20は、選択された監視対象動画コンテンツを示す選択情報を処理装置10に送信する。
動画配信部14は、選択情報を受信すると(S52)、その選択情報で特定される監視対象動画コンテンツを第1の端末装置20に配信する(S53)。なお、動画配信部14は、ダウンロード及びストリーミングのいずれの手法で監視対象動画コンテンツを配信してもよい。
なお、配信例1及び配信例2いずれにおいても、動画配信部14は、監視者が入力した監視レポートを端末装置20から取得することができる。例えば、監視者は、監視対象動画コンテンツの中で事業体に報告すべき事象を見つけた場合、端末装置20に対して、その事象を示す監視レポートを生成する入力を行う。端末装置20は、任意のタイミングで、その監視レポートを処理装置10に送信する。
監視レポートは、その事象が含まれる監視対象動画コンテンツの識別情報や、その事象が起きたタイミングを示す情報(例:監視対象動画コンテンツの冒頭からの経過時間)等を含んでもよい。例えば、監視対象動画コンテンツを再生中に監視対象動画コンテンツの中で事業体に報告すべき事象を見つけた監視者は、端末装置20に対して所定の入力を行う。すると、端末装置20は、監視対象動画コンテンツの中の当該入力があった時点で画面表示されている箇所を示す情報(例:監視対象動画コンテンツの冒頭からの経過時間)を取得し、監視レポートに含める。
その他、端末装置20は、監視者から事象の内容を示す入力を受付けてもよい。当該入力の受付は、あらゆるUI部品(チェックボックス、テキストボックス、ドロップダウン等)を用いて実現される。
動画配信部14は、受信した監視レポートを記憶部15に記憶させる。図16に、記憶部15が記憶する当該情報の一例を模式的に示す。図示する例では、複数の監視レポート各々を識別するレポート識別情報と、監視レポートの内容と、各監視レポートを生成した監視者の監視者識別情報と、各監視レポートが生成された日時(入力日時)とが互いに対応付けられている。
例えば、上述した事業体のメンバーは、当該監視レポートに基づき、監視者が報告した事象を確認する作業を行う。例えば、処理装置10は、1つの監視レポートを指定する入力を受付けると、その監視レポートで示される事象が起きたタイミング又はその数秒前から、監視対象動画コンテンツを再生してもよい。
「作用効果」
以上説明した本実施形態の監視システムによれば、監視者は、好きなタイミングかつ好きな場所で、監視対象動画コンテンツを確認する業務を行うことができる。このように業務を行う場所や時間の自由度が大きいので、監視者を確保し易くなる。
また、本実施形態の監視システムによれば、各監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、各監視対象動画コンテンツを各々の監視者条件を満たす監視者の端末装置20に配信することができる。このため、各監視対象動画コンテンツを確認する作業を、適切な監視者が行うように制御できる。
また、本実施形態の監視システムによれば、人物が写る部分を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツを生成し、監視者に配信することができる。このため、人物が写っている箇所のみを効率的に確認することができる。
また、本実施形態の監視システムによれば、要監視対象と判定した人物が写る部分を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツを生成し、監視者に配信することができる。このため、要監視対象と判定した人物が写っている箇所のみを効率的に確認することができる。
また、本実施形態の監視システムによれば、人物毎に、各人物が写る部分を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツを生成し、監視者に配信することができる。このため、各人物が写っている箇所のみを効率的に確認することができる。また、監視者は1人の人物を集中的に確認すればよいので、その人物の不審な行動を見落とす不都合を抑制できる。
また、本実施形態の監視システムによれば、要監視対象と判定した人物毎に、各人物が写る部分を時系列順に繋いだ監視対象動画コンテンツを生成し、監視者に配信することができる。このため、要監視対象と判定した人物各々が写っている箇所のみを効率的に確認することができる。また、監視者は1人の人物を集中的に確認すればよいので、その人物の不審な行動を見落とす不都合を抑制できる。
<第2の実施形態>
本実施形態の監視システムは、動画を確認している監視者が正しくその業務を実行しているか監視する機能を有する点で、第1の実施形態と異なる。
図17に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、取得部11と、生成部12と、条件設定部13と、動画配信部14と、記憶部15と、監視者評価部16とを有する。
監視者評価部16は、監視対象動画コンテンツを再生中に端末装置20が監視者を撮影することで生成された監視者画像を取得する。例えば、監視者評価部16は、動画像である監視者画像を取得してもよいし、所定時間毎(例:10秒毎)に監視者を撮影して生成された複数の静止画像である監視者画像を取得してもよい。監視者評価部16は、リアルタイム処理で端末装置20から監視者画像を取得してもよいし、バッチ処理で端末装置20から監視者画像を取得してもよい。バッチ処理で取得する場合、どのタイミングで取得するかは設計的事項である。
そして、監視者評価部16は、当該監視者画像を解析し、監視者を評価する。例えば、監視者評価部16は、監視者画像の中に監視者の顔が写っているか否かを評価してもよい。また、監視者評価部16は、監視者の視線が端末装置20のディスプレイに向いているか否かを評価してもよい。そして、監視者評価部16は、リアルタイム処理で端末装置20から監視者画像を取得し、当該評価を行う場合、"監視者画像の中に監視者の顔が写っていない"こと、または"監視者の視線が端末装置20のディスプレイに向いていない"ことを検知すると、端末装置20に警告情報を送信し、出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)を介して警告情報を出力させてもよい。端末装置20は、警告情報として、所定の警告音や「きちんと業務を行って下さい。」等の音声をスピーカから出力してもよいし、「きちんと業務を行って下さい。」等の文章をディスプレイに表示させてもよいし、その他の情報を出力させてもよい。
また、監視者評価部16は、監視者の顔が写っていない時間長や、監視者の視線が端末装置20のディスプレイに向いていない時間長等を算出してもよい。そして、監視者評価部16は、その時間長を示す監視者評価情報を生成して、記憶部15に登録してもよい。この場合、その時間長に応じて監視者に支払われる対価が決定されてもよい。また、その時間長は、上記事業体が監視者の業務を評価する際(図14に示す評価を決定する際)に参照されてもよい。
また、監視者評価部16は、動画(監視対象動画コンテンツ)を確認する業務中に、繰り返し、端末装置20から生体情報を取得し、生体認証を実行してもよい。これにより、監視者評価部16は、正当な監視者と異なる者が当該業務を行うなりすましを検知する。
この場合、予め、各監視者の生体情報が記憶部15に記憶されている。そして、監視者評価部16は、端末装置20から取得した生体情報と、記憶部15に記憶されている生体情報とを照合することで、生体認証を行う。生体情報は、顔画像、虹彩、指紋、声紋等が例示されるが、これらに限定されない。
生体認証を行うタイミングは、例えば、所定時間毎であってもよいし、上記監視者画像から人物がフレームアウトする毎であってもよいし、その他であってもよい。
監視者評価部16は、生体認証に成功すると、そのまま動画を確認する業務を実行させる。一方、生体認証に失敗すると、監視者評価部16は、動画の再生を停止する指示を端末装置20に送信する。端末装置20は、当該指示に応じて、動画の再生を停止する。そして、監視者評価部16は、「生体認証に失敗したため、監視対象動画コンテンツの再生を停止しました」等のメッセージを端末装置20に表示させる。
本実施形態の監視システムのその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の監視システムによれば、第1の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、本実施形態の監視システムによれば、動画を確認している監視者が正しくその業務を実行しているか監視することができる。このため、監視者が当該業務を正しく実行することが期待される。
<第3の実施形態>
本実施形態の監視システムは、監視カメラから取得した動画をリアルタイムに監視者に確認させる機能を有する。なお、本実施形態の監視システムは、第1の実施形態で説明した監視カメラが生成した動画を事後的に監視者に確認させる機能を有してもよい。
図18に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、取得部11と、条件設定部13と、動画配信部14と、記憶部15とを有する。なお、処理装置10は、記憶部15を有さなくてもよい。この場合、処理装置10と通信可能に構成された他の装置が記憶部15を備える。また、処理装置10は、生成部12を有してもよいし、有さなくてもよい。また、処理装置10は、監視者評価部16を有してもよいし、有さなくてもよい。
取得部11は、監視カメラが生成した動画を取得する。取得部11の構成は、第1の実施形態で説明した通りである。
条件設定部13は、動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する。本実施形態では、条件設定部13は、施設ごとに、各施設に設置された監視カメラが生成した動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する。
例えば、第1の実施形態で説明した通り、図11に示すように、予め施設の担当者が、自施設の監視カメラが生成した動画を確認する監視者に要求する監視者条件を登録してもよい。そして、条件設定部13は、当該登録内容通りに、施設ごとに、各施設に設置された監視カメラが生成した動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定してもよい。なお、第1の実施形態で説明した通り、各施設の担当者は、複数のケースごとに監視者条件を登録できてもよい。
なお、条件設定部13は、第1の実施形態で説明した機能を備えてもよい。
動画配信部14は、監視カメラが生成した動画を、監視者条件を満たす監視者の端末装置20にリアルタイムに配信する。
-配信例1-
図12のフローチャートを用いて、監視カメラが生成した動画をリアルタイムに配信する第1の例を説明する。
例えば、第1の監視者が第1の端末装置20を操作して処理装置10にログインした後、動画配信部14は、図19に示すように、動画の確認作業が必要な施設の一覧を第1の端末装置20に表示させる(S40)。図19に示す例では、施設毎に、監視者条件と、動画の確認を開始するための再生ボタンとが表示されている。
第1の監視者は、監視者条件に基づき、一覧の中から動画の確認を行う1つの施設を決定し、それを選択する入力(例:再生ボタンの押下)を行う。すると、第1の端末装置20は、選択された施設を示す選択情報を処理装置10に送信する。
動画配信部14は、選択情報を取得すると(S41)、第1の端末装置20に紐付く第1の監視者が、選択情報で特定される施設の監視者条件を満たすか判断する(S42)。
例えば、図14に示すように、複数の監視者各々の情報が予め記憶部15に記憶されている。動画配信部14は、このような監視者各々の情報に基づき、第1の端末装置20に紐付く第1の監視者が、選択情報で特定される施設の監視者条件を満たすか判断する。
そして、監視者条件を満たす場合(S42のYes)、動画配信部14は、選択情報で特定される施設の監視カメラが生成した動画を第1の端末装置20にリアルタイムに配信する(S43)。
一方、監視者条件を満たさない場合(S42のNo)、動画配信部14は、エラー処理を行う(S44)。例えば、「監視者条件を満たさないため、選択した施設の動画は確認できません」等のメッセージを第1の端末装置20に送信し、表示させてもよい。
-配信例2-
図15のフローチャートを用いて、監視カメラが生成した動画をリアルタイムに配信する第2の例を説明する。
例えば、第1の監視者が第1の端末装置20を操作して処理装置10にログインした後、動画配信部14は、上述した図14に示す複数の監視者各々の情報に基づき、動画の確認作業が必要な施設の中から、第1の監視者が満たす監視者条件を設定された施設を抽出する(S50)。
そして、動画配信部14は、図19に示すように、S50で抽出した施設の一覧を第1の端末装置20に表示させる(S51)。図19に示す例では、施設毎に、監視者条件と、動画の確認を開始するための再生ボタンとが表示されている。
第1の監視者は、一覧の中から動画の確認を行う1つの施設を決定し、それを選択する入力(例:再生ボタンの押下)を行う。すると、第1の端末装置20は、選択された施設を示す選択情報を処理装置10に送信する。
動画配信部14は、選択情報を受信すると(S42)、その選択情報で特定される施設の監視カメラが生成した動画を第1の端末装置20にリアルタイムに配信する(S43)。
なお、配信例1及び配信例2いずれにおいても、動画配信部14は、監視者が入力した監視レポートを端末装置20から取得することができる。そして、動画配信部14は、受信した監視レポートを記憶部15に記憶させることができる。その詳細は、第1の実施形態で説明した通りである。
また、配信例1及び配信例2いずれにおいても、施設に複数の監視カメラが設置されている場合には、動画配信部14は、監視カメラが生成した動画を解析し、解析結果に基づき、端末装置20に配信する動画を切り替えることができる。
例えば、動画配信部14は、動画の中から人物を抽出する。そして、動画配信部14は、抽出した人物を監視する監視者を決定する。例えば、複数の監視者が、1つの施設の動画を同時に確認してもよい。そして、動画配信部14は、動画の中から新たな人物を抽出すると、その時にその施設の動画を確認している監視者の中から、新たに抽出した人物を監視する監視者を決定する。
その後、動画配信部14は、複数の監視カメラが生成した複数の動画の中からその新たに抽出した人物(第1の人物)を抽出する。そして、動画配信部14は、第1の人物の抽出結果に基づき、第1の人物を監視する監視者の端末装置20に配信する動画を、複数の監視カメラが生成した複数の動画の中で切り替えることができる。
動画配信部14は、各監視者の端末装置20に、各監視者が担当する人物が写る動画を配信するように、配信する動画を切り替えることができる。例えば、動画配信部14は、第1の監視カメラが生成した動画に第1の人物が写っている間、第1の人物を監視する監視者の端末装置20に第1の監視カメラが生成した動画をリアルタイムに配信する。そして、動画配信部14は、第1の人物が第1の監視カメラが生成した動画からフレームアウトし、第2の監視カメラが生成した動画にフレームインした場合、第1の人物を監視する監視者の端末装置20に配信する動画を、第1の監視カメラが生成した動画から第2の監視カメラが生成した動画に切り替える。
なお、動画配信部14は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物を監視する監視者を決定してもよい。すなわち、要監視対象と判定しなかった人物については、監視する監視者を決定しなくてもよい。要監視対象か否かを判定する処理は、第1の実施形態で説明した通りである。
なお、動画配信部14は、第1の実施形態で説明した機能を備えてもよい。
処理装置10のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の監視システムによれば、監視カメラから取得した動画をリアルタイムに監視者に確認させることができる。そして、このような場合においても、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果が実現される。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読出すこと等、および、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、外部装置から送信されたデータを受信できる状態で待機しており、外部装置から送信されたデータを受信すること、外部装置から配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること、また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」の少なくともいずれか一方を含む。
<変形例>
監視者条件の他の例を説明する。例えば、監視者条件は、監視者が過去に生成した監視レポート(第1の実施形態参照)に対する評価に基づき定義されてもよい。この場合、例えば、監視者と契約した上記事業体は、監視者が生成した監視レポート各々を評価する。例えば、0.0~5.0の間のスコアで、各監視レポートが評価されてもよい。そして、全監視レポートのスコアの平均値が、各監視者の監視レポートの評価値として登録されてもよい。この場合、例えば「監視レポートに対する評価:4.0以上」等を含む監視者条件を設定することができる。
また、監視者条件は、監視者評価部16(第2の実施形態参照)が警告情報を出力した回数又は頻度に基づき定義されてもよい。この場合、処理装置10は、監視者ごとに、警告情報の出力履歴を登録する。そして、処理装置10は、監視者ごとに、警告情報を出力した回数や頻度を算出する。この場合、例えば「警告情報出力頻度:3回/時間以下」等を含む監視者条件を設定することができる。
また、監視者条件は、動画を確認する業務をそれまでに連続して行っている時間長に基づき定義されてもよい。この場合、例えば「業務連続時間長:2時間以下」等を含む監視者条件を設定することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 監視カメラが生成した動画を取得する取得手段と、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段と、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段と、
を有する処理装置。
2. 前記生成手段は、前記動画の中から人物を抽出し、人物が写る部分を時系列順に繋いだ前記監視対象動画コンテンツを生成する1に記載の処理装置。
3. 前記生成手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物が写る部分を時系列順に繋いだ前記監視対象動画コンテンツを生成する2に記載の処理装置。
4. 前記生成手段は、前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物毎に各人物が写る部分を時系列順に繋いだ複数の前記監視対象動画コンテンツを生成する1に記載の処理装置。
5. 前記取得手段は、複数の前記監視カメラが生成した複数の前記動画を取得し、
前記生成手段は、複数の前記動画を用いて、抽出した人物各々が写る部分を時系列順に繋いだ複数の前記監視対象動画コンテンツを生成する4に記載の処理装置。
6. 前記生成手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物毎に前記監視対象動画コンテンツを生成する4又は5に記載の処理装置。
7. 前記動画配信手段は、
前記監視対象動画コンテンツの一覧を第1の端末装置に表示させ、
前記一覧の中の1つを示す選択情報を前記第1の端末装置から受信し、
前記第1の端末装置に紐付く監視者が、前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツの前記監視者条件を満たすか判断し、
前記監視者条件を満たす場合、前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツを前記第1の端末装置に配信する1から6のいずれかに記載の処理装置。
8. 前記動画配信手段は、
第1の端末装置に紐付く監視者が満たす前記監視者条件を設定された前記監視対象動画コンテンツの一覧を前記第1の端末装置に表示させ、
前記一覧の中の1つを示す選択情報を前記第1の端末装置から受信し、
前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツを前記第1の端末装置に配信する1から6のいずれかに記載の処理装置。
9. 監視カメラが生成した動画を取得する取得手段と、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段と、
を有する処理装置。
10. 前記取得手段は、複数の前記監視カメラが生成した複数の前記動画を取得し、
前記動画配信手段は、前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物を監視する監視者を決定し、決定した監視者の前記端末装置に抽出した人物が写る前記動画を配信する9に記載の処理装置。
11. 前記動画配信手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物を監視する監視者を決定する10に記載の処理装置。
12. 前記動画配信手段は、
複数の前記監視カメラが生成した複数の前記動画の中から第1の人物を抽出し、
前記第1の人物の抽出結果に基づき、前記第1の人物を監視する監視者の前記端末装置に配信する前記動画を、複数の前記監視カメラが生成した複数の前記動画の中で切り替える10又は11に記載の処理装置。
13. 前記動画配信手段は、監視者が入力した監視レポートを前記端末装置から取得する1から12のいずれかに記載の処理装置。
14. 前記監視者条件は、動画を確認する業務の経験、過去に行った前記業務に対する評価、前記業務に関する各種研修の受講有無、過去の職歴、及び、前回業務実行日からの経過時間の中の少なくとも1つに基づき定義されている1から13のいずれかに記載の処理装置。
15. 前記条件設定手段は、動画に写る人物の特性、動画の撮影時間帯、及び、動画の撮影場所の少なくとも1つに基づき、前記監視者条件を設定する1から14のいずれかに記載の処理装置。
16. 前記端末装置が監視者を撮影することで生成された監視者画像を解析し、前記監視者を評価する監視者評価手段をさらに有する1から15のいずれかに記載の処理装置。
17. 動画を確認する業務中に、繰り返し、前記端末装置から生体情報を取得し、生体認証を実行する監視者評価手段をさらに有する1から16のいずれかに記載の処理装置。
18. コンピュータが、
監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理方法。
19. コンピュータを、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段、
として機能させるプログラム。
20. コンピュータが、
監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理方法。
21. コンピュータを、
監視カメラが生成した動画を取得する取得手段、
前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
前記動画を、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段、
として機能させるプログラム。
22. 監視カメラが生成した動画を取得し、
前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理システム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年8月30日に出願された日本出願特願2019-157915号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理装置
11 取得部
12 生成部
13 条件設定部
14 動画配信部
15 記憶部
16 監視者評価部
20 端末装置
30 通信ネットワーク

Claims (21)

  1. 監視カメラが生成した動画を取得する取得手段と、
    前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段と、
    前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
    前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段と、
    を有する処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記動画の中から人物を抽出し、人物が写る部分を時系列順に繋いだ前記監視対象動画コンテンツを生成する請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記生成手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物が写る部分を時系列順に繋いだ前記監視対象動画コンテンツを生成する請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物毎に各人物が写る部分を時系列順に繋いだ複数の前記監視対象動画コンテンツを生成する請求項1に記載の処理装置。
  5. 前記取得手段は、複数の前記監視カメラが生成した複数の前記動画を取得し、
    前記生成手段は、複数の前記動画を用いて、抽出した人物各々が写る部分を時系列順に繋いだ複数の前記監視対象動画コンテンツを生成する請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記生成手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物毎に前記監視対象動画コンテンツを生成する請求項4又は5に記載の処理装置。
  7. 前記動画配信手段は、
    前記監視対象動画コンテンツの一覧を第1の端末装置に表示させ、
    前記一覧の中の1つを示す選択情報を前記第1の端末装置から受信し、
    前記第1の端末装置に紐付く監視者が、前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツの前記監視者条件を満たすか判断し、
    前記監視者条件を満たす場合、前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツを前記第1の端末装置に配信する請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記動画配信手段は、
    第1の端末装置に紐付く監視者が満たす前記監視者条件を設定された前記監視対象動画コンテンツの一覧を前記第1の端末装置に表示させ、
    前記一覧の中の1つを示す選択情報を前記第1の端末装置から受信し、
    前記選択情報で特定される前記監視対象動画コンテンツを前記第1の端末装置に配信する請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。
  9. 複数の監視カメラが生成した複数の動画を取得する取得手段と、
    前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段と、
    前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物毎に監視する監視者を前記監視者条件に基づいて決定し、各監視者の端末装置に監視することを決定した人物が写る前記動画を配信する動画配信手段と、
    を有する処理装置。
  10. 前記動画配信手段は、抽出した人物が要監視対象か否かを判定し、要監視対象と判定した人物毎に監視する監視者を決定する請求項9に記載の処理装置。
  11. 前記動画配信手段は、
    第1の監視者が監視すると決定された第1の人物が、第1の監視カメラが生成した第1の動画の中から抽出されている間、前記第1の監視者の前記端末装置に前記第1の動画を配信し、第1の人物が抽出される前記動画が前記第1の動画から第2の監視カメラが生成した第2の動画に切り替わると、前記第1の監視者の前記端末装置に配信する前記動画を前記第1の動画から前記第2の動画に切り替える請求項9又は10に記載の処理装置。
  12. 前記動画配信手段は、監視者が入力した監視レポートを前記端末装置から取得する請求項1から11いずれか1項に記載の処理装置。
  13. 前記監視者条件は、動画を確認する業務の経験、過去に行った前記業務に対する評価、前記業務に関する各種研修の受講有無、過去の職歴、及び、前回業務実行日からの経過時間の中の少なくとも1つに基づき定義されている請求項1から12のいずれか1項に記載の処理装置。
  14. 前記条件設定手段は、動画に写る人物の特性、動画の撮影時間帯、及び、動画の撮影場所の少なくとも1つに基づき、前記監視者条件を設定する請求項1から13のいずれか1項に記載の処理装置。
  15. 前記端末装置が監視者を撮影することで生成された監視者画像を解析し、前記監視者を評価する監視者評価手段をさらに有する請求項1から14のいずれか1項に記載の処理装置。
  16. 動画を確認する業務中に、繰り返し、前記端末装置から生体情報を取得し、生体認証を実行する監視者評価手段をさらに有する請求項1から15のいずれか1項に記載の処理装置。
  17. コンピュータが、
    監視カメラが生成した動画を取得し、
    前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
    前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
    前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理方法。
  18. コンピュータを、
    監視カメラが生成した動画を取得する取得手段、
    前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成する生成手段、
    前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
    前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する動画配信手段、
    として機能させるプログラム。
  19. コンピュータが、
    複数の監視カメラが生成した複数の動画を取得し、
    前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
    前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物毎に監視する監視者を前記監視者条件に基づいて決定し、各監視者の端末装置に監視することを決定した人物が写る前記動画を配信する処理方法。
  20. コンピュータを、
    複数の監視カメラが生成した複数の動画を取得する取得手段、
    前記動画を確認する監視者に要求する監視者条件を設定する条件設定手段、
    前記動画の中から人物を抽出し、抽出した人物毎に監視する監視者を前記監視者条件に基づいて決定し、各監視者の端末装置に監視することを決定した人物が写る前記動画を配信する動画配信手段、
    として機能させるプログラム。
  21. 監視カメラが生成した動画を取得し、
    前記動画に基づき、複数の監視対象動画コンテンツを生成し、
    前記監視対象動画コンテンツを確認する監視者に要求する監視者条件を設定し、
    前記監視対象動画コンテンツを、前記監視者条件を満たす監視者の端末装置に配信する処理システム。
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