JP7501248B2 - 売上データ処理装置、商品情報設定システム及びプログラム - Google Patents

売上データ処理装置、商品情報設定システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、売上データ処理装置、商品情報設定システム及びプログラムに関する。
従来、ハンディターミナルで商品に付された商品コードを表すコード情報を読み取り、通信接続されたパーソナルコンピューターにて、ハンディターミナルによって入力された商品コードの商品の価格等を設定してPOSシステムにおける商品マスタを作成することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-232553号公報
しかし、特許文献1の技術は、ハンディターミナルで読み取られたコード情報をそのまま商品コードとして商品マスタを生成するものであり、読み取られたコード情報と異なる形式の商品コードに基づく商品情報を取り扱う売上データ処理装置の商品マスタの生成に適用すると、売上データ処理装置で利用できない商品コードが商品マスタに設定されてしまい、不整合が生じることとなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、売上データ処理装置における商品マスタへの商品情報の設定を、不整合が生じることなく簡易に行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
売上データ処理装置であって、
商品に付されたコード情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に変換する変換手段と、
商品情報を入力可能な情報端末に前記変換手段により変換された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報を送信する送信手段と、
前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、売上データ処理装置における商品マスタへの商品情報の設定を、不整合が生じることなく簡易に行うことが可能となる。
商品情報設定システムの構成例を示す図である。 売上データ処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 商品情報設定処理の流れを示すフローチャートである。 商品情報設定処理において携帯端末側に表示される初期画面の一例を示す図である。 初期画面においてオペレータにより設定開始ボタンがタップされた際の表示例を示す図である。 入力されたコード情報の変換ルールの一例を示す図である。 携帯端末に表示される商品情報設定画面の一例を示す図である。 商品情報送信中の商品情報設定画面の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<商品情報設定システムの構成>
図1は、本実施形態の商品情報設定システム100の構成例を示す図である。
商品情報設定システム100は、売上データ処理装置10と、携帯端末20と、を備えて構成されている。売上データ処理装置10と携帯端末20とは、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)による近距離無線通信によりデータ送受信可能である。
売上データ処理装置10は、店舗に設置されて会計に用いられるECR(Electronic Cash Register)等であり、ユーザー(売上データ処理装置10のオペレータ)の入力操作に応じて商取引の売上に係る売上データを登録する装置である。
携帯端末20は、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型情報端末である。携帯端末20には、売上データ処理装置10との連携動作を行うためのアプリケーションプログラム231がインストールされている。このアプリケーションプログラム231を実行して、売上データ処理装置10の商品マスタファイル132に設定する商品情報を携帯端末20から入力することができる。
<売上データ処理装置の構成>
図2は、売上データ処理装置10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、売上データ処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、通信部14と、入力部15と、本体表示部161と、顧客用表示部162と、印刷部17と、ドロア18と、読取部19と、を備えている。売上データ処理装置10の各部は、バスB1により接続されている。
CPU11は、売上データ処理装置10の各部を制御するプロセッサである。CPU11は、記憶部13に記憶されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムを実行して各種演算処理を行う。例えば、CPU11は、記憶部13に記憶されている処理プログラム131との協働により、後述する商品情報設定処理の売上データ処理装置10側の処理を実行する。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時的にデータを記憶する。RAM12は、不揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶部13は、フラッシュメモリ等の、半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部13は、CPU11で実行されるシステムプログラムや処理プログラム131、これらのプログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。処理プログラム131には、後述する商品情報設定処理の売上データ処理装置10側の処理を始めとする各種処理を実行するためのプログラムが含まれる。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部13に格納されている。CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部13には、商品マスタファイル132、売上データファイル133等が記憶されている。
商品マスタファイル132は、商品を識別するための商品コードに対応付けて、商品名、単価、課税区分、商品区分等の商品情報を記憶するファイルである。本実施形態の売上データ処理装置10では、商品に付与されているバーコード等によって表されるコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式に変換したコード情報が商品コードとして用いられている。
売上データファイル133は、販売した商品の商品コード、売上日時、金額(単価)、個数、合計額等の売上データを記憶するためのファイルである。
通信部14は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有する通信モジュールであり、通信対象とのデータ通信に用いられる所定の通信規格に対応した通信制御を行う。本実施形態において、通信部14は、携帯端末20の通信部24との間で、BLEによる無線データ通信を行う。
入力部15は、動作モードを設定するためのモードキー(登録キー、精算キー、点検キー、設定キー)、数字キー、各種機能キー等を備え、ユーザーによるキー入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
本体表示部161は、売上データ処理装置10を操作する店員等のオペレータが商品の金額、合計金額等の情報を視認するための表示装置である。本体表示部161は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescent)ディスプレイ等により構成され、CPU11の制御により、各種表示情報を表示画面に表示する。
顧客用表示部162は、商品を購入した顧客が商品の金額、合計金額等の情報を視認するための表示装置である。顧客用表示部162は、LCD、ELディスプレイ等により構成され、CPU11の制御により、各種表示情報を表示画面に表示する。
印刷部17は、CPU11から出力された制御信号に従い、レシートやジャーナルなどを用紙に印刷して出力する。
ドロア18は、金銭、商品券等を格納する引き出しであり、CPU11による制御下で開放する開放機構を有する。
読取部19は、レーザスキャナ、イメージスキャナ等により構成され、バーコードや2次元コード等のコード情報を読み取ってCPU11に出力する。
<携帯端末の構成>
図3は、携帯端末20の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、携帯端末20は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、通信部24と、操作表示部25と、を備えている。携帯端末20の各部は、バスB2により接続されている。
CPU21は、携帯端末20の各部を制御するプロセッサである。CPU21は、記憶部23に記憶されたプログラム(上述のアプリケーションプログラム231等)を読み出してRAM22に展開し、当該プログラムを実行して各種演算処理を行う。例えば、CPU21は、記憶部23に記憶されているアプリケーションプログラム231との協働により、後述する商品情報設定処理の携帯端末20側の処理を実行する。
RAM22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、一時的にデータを記憶する。RAM22は、不揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶部23は、フラッシュメモリ等の、半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部23は、CPU21で実行されるシステムプログラムやアプリケーションプログラム231、これらのプログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。アプリケーションプログラム231は、売上データ処理装置10と連携して後述する商品情報設定処理を行うためのアプリケーションプログラムであり、具体的には、商品情報設定処理の携帯端末20側の処理を実行するためのプログラムである。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。CPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
通信部24は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有する通信モジュールであり、通信対象とのデータ通信に用いられる所定の通信規格に対応した通信制御を行う。本実施形態において、通信部24は、売上データ処理装置10の通信部14との間で、BLEによる無線データ通信を行う。
操作表示部25は、LCDや有機ELディスプレイといった表示部と、表示部の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルとを備える。なお、操作表示部25には、オペレータからの入力操作を受け付けるタッチパネル以外の入力デバイスがさらに設けられていてもよい。
<商品情報設定システムの動作>
次に、商品情報設定システム100の動作について説明する。
図4は、売上データ処理装置10と携帯端末20により実行される商品情報設定処理の流れを示すフローチャートである。商品情報設定処理の売上データ処理装置10側の処理は、CPU11と記憶部13に記憶されている処理プログラム131との協働により実行され、携帯端末20側の処理は、CPU21と記憶部23に記憶されているアプリケーションプログラム231との協働により実行される。商品情報設定処理は、携帯端末20においてアプリケーションプログラム231が起動され、売上データ処理装置10と携帯端末20とがBLEにより無線通信接続された状態で実行される。
商品情報設定処理において、まず、携帯端末20のCPU21は、操作表示部25に初期画面251を表示させる(ステップS1)。
図5は、初期画面251の一例を示す図である。図5に示すように、初期画面251には、商品情報の設定開始を指示するための設定開始ボタン251aと、アプリケーションプログラム231を終了させるためのアプリ終了ボタン251bと、が表示されている。
初期画面251において、オペレータにより設定開始ボタン251aがタップされると(ステップS2;YES)、CPU21は、通信部24により、売上データ処理装置10に対して商品情報の設定開始を指示するための商品情報設定開始コマンドを送信する(ステップS3)。
また、CPU21は、初期画面251上に、「レジスターでバーコードを読み込んで下さい」等のメッセージ251cを表示させ(ステップS4、図6参照)、売上データ処理装置10(レジスター)からの応答を待機する(ステップS5)。
売上データ処理装置10においては、通信部14により商品情報設定開始コマンドを受信すると、CPU11は、動作モードを商品情報設定モードに移行し、読取部19からの入力を待機する(ステップS6)。
ここで、CPU11は、携帯端末20からの商品情報設定開始コマンドを受信すると動作モードを商品情報設定モードに移行し、商品情報設定(ステップS7~S20)を実行するよう制御するので、現在設定されている動作モード(登録モード、精算モード、設定モード又は点検モード)にかかわらず、いずれの動作モードに設定されていても商品情報設定を開始することができる。
オペレータは、商品に付されたバーコード等が表すコード情報を読取部19により読み取らせる。
読取部19からコード情報が入力されると(ステップS7;YES)、CPU11は、入力されたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な(取り扱い可能な)種類のコード情報であるか否かを判別する(ステップS8)。
例えば、読取部19は、読み取ったコード情報に当該コード情報の種類(例えば、JAN-13、JAN-8、UPC-A、UPC-E、・・・)、を識別するための識別情報を付してCPU11に入力し、CPU11は、入力されたコード情報に付された識別情報に基づいて、入力されたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のものであるか否かを判別する。あるいは、入力されたコード情報の桁数やコード情報に含まれるチェックディジット等に基づいて、入力されたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報であるか否かを判別してもよい。
入力されたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報であると判別した場合(ステップS8;YES)、CPU11は、入力されたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報(商品コード)に変換する(ステップS9)。
ここで、売上データ処理装置10では、記憶部13の構成(メモリ構成)の都合と、検索を容易にするために、商品を識別するための商品コードを売上データ処理装置10で利用可能な予め定められた桁数(ここでは、14桁とする)で取り扱っている。そこで、CPU11は、入力されたコード情報を、図7に示すように、予め定められたルールに従って、売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に変換して商品コードとする。例えば、JAN-13のコード情報が入力された場合、売上データ処理装置10で利用可能な桁数(ここでは14桁)となるように、足りない桁数分末尾にEをつけたデータ列のコード情報に変換する。
次いで、CPU11は、商品マスタファイル132において、変換したコード情報を商品コードとする商品情報(すなわち、変換したコード情報に対応付けられた商品情報)を検索する(ステップS10)。
変換したコード情報を商品コードとする商品情報が商品マスタファイル132に存在した場合(ステップS11;YES)、CPU11は、変換したコード情報を商品コードとする商品情報を商品マスタファイル132から読み出して変換したコード情報とともに通信部14により携帯端末20に送信する(ステップS12)。そして、携帯端末20からの応答を待機する(ステップS14)。
変換したコード情報を商品コードとする商品情報が商品マスタファイル132に存在しない場合(ステップS11;NO)、CPU11は、変換したコード情報を通信部14により携帯端末20に送信し(ステップS13)、携帯端末20からの応答を待機する(ステップS14)。
一方、ステップS8において、入力されたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報ではないと判別した場合(ステップS8;NO)、CPU11は、通信部14により携帯端末20にエラー通知を送信する(ステップS15)。
携帯端末20においては、通信部24により売上データ処理装置10からコード情報を受信すると(ステップS16;YES)、CPU21は、操作表示部25に商品情報設定画面252を表示させ、受信したコード情報に対する商品情報の入力を受け付ける(ステップS17)。
図8は、商品情報設定画面252の一例を示す図である。図8に示すように、商品情報設定画面252には、受信したコード情報を表示するコード表示欄252aと、商品名入力欄252bと、単価入力欄252cと、課税区分入力欄252dと、商品区分入力欄(図示せず)と、データ送信ボタン252eと、が設けられている。商品区分入力欄は、スクロール等により表示される。売上データ処理装置10からコード情報のみが受信された場合は、図8に示すようにコード表示欄252aに受信されたコード情報が表示され、その他の入力欄は空欄で表示される。売上データ処理装置10からコード情報とともに商品情報が受信された場合は、コード表示欄252aだけでなく、商品名入力欄252b、単価入力欄252c、課税区分入力欄252d、商品区分入力欄に、受信した商品情報の内容がデフォルトで表示される。そのため、すでに商品マスタファイル132に登録されている商品情報を重複して入力せずに、変更のあった項目のみを修正入力すればよく、余計な入力操作を低減することができる。
オペレータは、商品情報設定画面252の商品名入力欄252b、単価入力欄252c、課税区分入力欄252d、及び商品区分入力欄に、読取部19でコード情報を読み取った商品に関する商品名、単価、課税区分、商品区分を入力し、商品情報の入力終了後、データ送信ボタン252eを押下する。
携帯端末20において、データ送信ボタン252eが押下されると(ステップS18)、CPU21は、入力された商品情報を売上データ処理装置10の一商品分の商品情報に加工して、表示されたコード情報に対応付けて通信部24により売上データ処理装置10に送信し(ステップS19)、初期画面251に戻る(ステップS23)。
図9に示すように、商品情報送信中には、商品情報設定画面252に「レジスターに送信中」等のメッセージ252fが表示される。
売上データ処理装置10においては、通信部14により携帯端末20からコード情報及び商品情報を受信すると、CPU11は、受信した商品情報をコード情報に対応付けて商品マスタファイル132に設定(追加又は上書き)する(ステップS20)。
一方、携帯端末20において、通信部24により売上データ処理装置10からコード情報を受信せず(ステップS16;NO)、エラー通知を受信した場合(ステップS21;YES)、CPU21は、エラー通知を操作表示部25に表示させ(ステップS22)、初期画面251に戻る(ステップS23)。
初期画面251において、CPU21は、アプリ終了ボタン251bが押下されたか否かを判断する(ステップS24)。
アプリ終了ボタン251bが押下されていないと判断した場合(ステップS24;NO)、CPU21は、ステップS2に戻り、ステップS2~S24を繰り返し実行する。
アプリ終了ボタン251bが押下されたと判断した場合(ステップS24;YES)、CPU21は、売上データ処理装置10とのBLE通信を切断してアプリケーションプログラム231を終了する。これにより、商品情報設定処理は終了する。
売上データ処理装置10のCPU11は、登録モードにおいて、読取部19により商品に付されたバーコード等のコード情報が読み取られると、読取部19によって読み取られたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に変換し、変換したコード情報で商品マスタファイル132を検索して、コード情報に対応する商品情報(商品名、単価、課税情報、商品区分等)を読み出して売上登録を行う。
以上説明したように、売上データ処理装置10のCPU11は、商品に付されたバーコード等のコード情報を読み取る読取部19により読み取られたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に変換し、商品情報を入力可能な携帯端末20に、売上データ処理装置10で利用可能な形式に変換されたコード情報を送信する。携帯端末20は、売上データ処理装置10から送信された売上データ処理装置10で利用可能なコード情報に対する商品情報を入力するための入力手段としてのインターフェースを操作表示部25に有し、入力された商品情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報とともに売上データ処理装置10に送信する。売上データ処理装置10は、携帯端末20により売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して、売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタファイル132に設定する。
したがって、売上データ処理装置における商品マスタへの商品情報の設定を、不整合が生じることなく簡易に行うことが可能となる。
すなわち、売上データ処理装置10は、読取部19により読み取られたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に変換してから携帯端末20に送信するので、売上データ処理装置10で利用できない形式のコード情報の商品情報が商品マスタファイル132に設定されてしまう不整合が生じることを防止することができる。携帯端末20では、コード情報の形式を意識することなく商品情報の入力を行うことができる。また、携帯端末20で商品情報を入力することができるので、売上データ処理装置10の文字入力の操作性に拘わらず、簡単に商品情報の入力を行うことが可能となる。また、売上データ処理装置10のレーザスキャナ又はイメージスキャナ等を用いてコード情報を読み取るので、携帯端末20でコード情報を読み取る場合に比べて、ピント調整等が不要で手間なく精度良く読み取りを行うことができる。
例えば、CPU11は、読み取られたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な桁数のコード情報に変換するので、商品情報の検索が容易となる。
また、CPU11は、読取部19により読み取られたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報であるか否かを判別し、売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報であると判別された場合に、前記コード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式に変換する。
したがって、売上データ処理装置10で利用不可能な種類のコード情報を持つ商品情報が商品マスタに設定されることを防止することができる。
また、CPU11は、読み取られたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報ではないと判別された場合に、携帯端末20にエラー通知を表示させるコマンドを送信する。したがって、読み取られたコード情報が売上データ処理装置10で利用可能な種類のコード情報ではない場合、ユーザーが商品情報の入力操作を行う携帯端末20にエラー通知を表示させることができるので、ユーザーが容易にエラーに気づくことが可能となる。
また、CPU11は、携帯端末20から商品情報の設定を指示するコマンドを受信した場合に、商品情報設定モードに移行し、読取部19により読み取られたコード情報を売上データ処理装置10で利用可能な形式に変換し、変換されたコード情報を携帯端末20に送信し、携帯端末20により売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して売上データ処理装置10で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定するように制御する。したがって、売上データ処理装置10がどのような動作モードであっても、携帯端末20からのコマンドに応じて商品設定を行うことが可能となる。
なお、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、携帯端末20からの商品情報設定開始コマンドに応じて商品情報の設定が開始されることとしたが、売上データ処理装置10側から商品情報の設定を開始することとしてもよい。例えば、売上データ処理装置10において、動作モードが設定モードの状態において読取部19により商品に付されたコード情報を読み取ると、CPU11は、通信部14により携帯端末2に商品情報設定の開始コマンドを送信する。携帯端末20は、通信部24により売上データ処理装置10からの商品情報設定の開始コマンドを受信すると、アプリケーションプログラム231を起動させ、売上データ処理装置10に応答を送信する。売上データ処理装置10は、携帯端末20からの応答を受信すると、携帯端末20と連携して図4の商品情報設定処理のステップS7以降の処理を実行する。
また、上記実施形態では、情報端末として携帯端末を用いたが、これに限定されず、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)を用いることとしてもよい。
また、上記実施形態では、売上データ処理装置10と携帯端末20との通信をBLE通信により行うこととしたが、他の通信方式、例えば、Wi-Fiを用いることとしてもよい。
また、例えば、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、売上データ処理装置、携帯端末、及び、商品情報設定システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
売上データ処理装置であって、
商品に付されたコード情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に変換する変換手段と、
商品情報を入力可能な情報端末に前記変換手段により変換された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報を送信する送信手段と、
前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記変換手段は、前記読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な桁数のコード情報に変換する請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
前記読取手段により読み取られたコード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報であるか否かを判別する判別手段を備え、
前記変換手段は、前記判別手段により前記コード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報であると判別された場合に、前記変換を行う請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
<請求項4>
前記送信手段は、前記判別手段により前記コード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報ではないと判別された場合に、前記情報端末にエラー通知を表示させるコマンドを送信する請求項3に記載の売上データ処理装置。
<請求項5>
前記情報端末から商品情報の設定を指示するコマンドを受信した場合に、前記読取手段により読み取られたコード情報を前記変換手段により前記売上データ処理装置で利用可能な形式に変換し、前記変換されたコード情報を前記送信手段により前記情報端末に送信し、前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定するように制御する制御手段を備える請求項1~4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
<請求項6>
請求項1~5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置と、前記売上データ処理装置とデータ送受信可能に接続される情報端末と、を備え、
前記情報端末は、前記売上データ処理装置から送信された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対する商品情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された商品情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報とともに前記売上データ処理装置に送信する送信手段と、
を備える商品情報設定システム。
<請求項7>
商品に付されたコード情報を読み取る読取手段を備える売上データ処理装置のコンピュータを、
前記読取手段により読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に変換する変換手段、
商品情報を入力可能な情報端末に前記変換手段により変換された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報を送信する送信手段、
前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定する設定手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項8>
請求項1~5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置とデータ送受信可能に接続される情報端末のコンピュータを、
前記売上データ処理装置から送信された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対する商品情報を入力するための入力手段、
前記入力手段により入力された商品情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報とともに前記売上データ処理装置に送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
100 商品情報設定システム
11 CPU
13 記憶部
131 処理プログラム
132 商品マスタファイル
133 売上データファイル
14 通信部
15 入力部
161 本体表示部
162 顧客用表示部
17 印刷部
18 ドロア
19 読取部
20 携帯端末
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
231 アプリケーションプログラム
24 通信部
25 操作表示部

Claims (8)

  1. 売上データ処理装置であって、
    商品に付されたコード情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に変換する変換手段と、
    商品情報を入力可能な情報端末に前記変換手段により変換された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報を送信する送信手段と、
    前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする売上データ処理装置。
  2. 前記変換手段は、前記読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な桁数のコード情報に変換する請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記読取手段により読み取られたコード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報であるか否かを判別する判別手段を備え、
    前記変換手段は、前記判別手段により前記コード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報であると判別された場合に、前記変換を行う請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記送信手段は、前記判別手段により前記コード情報が前記売上データ処理装置で利用可能な種類のコード情報ではないと判別された場合に、前記情報端末にエラー通知を表示させるコマンドを送信する請求項3に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記情報端末から商品情報の設定を指示するコマンドを受信した場合に、前記読取手段により読み取られたコード情報を前記変換手段により前記売上データ処理装置で利用可能な形式に変換し、前記変換されたコード情報を前記送信手段により前記情報端末に送信し、前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定するように制御する制御手段を備える請求項1~4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置と、前記売上データ処理装置とデータ送受信可能に接続される情報端末と、を備え、
    前記情報端末は、前記売上データ処理装置から送信された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対する商品情報を入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された商品情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報とともに前記売上データ処理装置に送信する送信手段と、
    を備える商品情報設定システム。
  7. 商品に付されたコード情報を読み取る読取手段を備える売上データ処理装置のコンピュータを、
    前記読取手段により読み取られたコード情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に変換する変換手段、
    商品情報を入力可能な情報端末に前記変換手段により変換された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報を送信する送信手段、
    前記情報端末により前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対して入力された商品情報を受信して前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対応付けて商品マスタに設定する設定手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項1~5のいずれか一項に記載の売上データ処理装置とデータ送受信可能に接続される情報端末のコンピュータを、
    前記売上データ処理装置から送信された前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報に対する商品情報を入力するための入力手段、
    前記入力手段により入力された商品情報を前記売上データ処理装置で利用可能な形式のコード情報とともに前記売上データ処理装置に送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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