JP7188423B2 - 売上データ処理装置、売上データ処理方法、プログラム及び売上データ処理システム - Google Patents

売上データ処理装置、売上データ処理方法、プログラム及び売上データ処理システム Download PDF

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Description

本発明は、売上データ処理装置、売上データ処理方法プログラム及び売上データ処理システムに関する。
近年、コードシンボルを用いた決済方法であるQRコード(登録商標)決済が普及してきている。この決済方法は、例えば、店舗識別情報等を含むQRコードを店頭に配置しておき、会計時に顧客がスマートフォン等の端末装置で当該QRコードを読み取るとともに、金額情報を入力することで、店舗への支払いを完了するというものである。このように、決済処理における利便性を向上させるためにQRコード決済を用いた情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-009387号公報
しかし、上記従来技術におけるQRコード決済では、店員が顧客の端末装置に表示されている決済完了画面を直接確認して決済が正常に完了したか否かを判断するとともに、決済が完了したことを示す情報(決済完了情報)を売上データ処理装置(電子レジスタ等)に入力する必要があり、決済完了情報を売上データ処理装置上で管理するにあたり、手間がかかっていた。
本発明の課題は、売上データ処理装置において決済完了情報を管理する上での手間を軽減させることである。
上記課題を解決するため、本発明の売上データ処理装置は、
店舗に設置される売上データ処理装置であって、
端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部と、
商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段と、
前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を確立するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示されたコードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得した前記端末装置において当該店舗識別情報に基づいた決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記通信部を介した無線通信接続により前記商品の取引情報に係る決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段と、
を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、売上データ処理装置において決済完了情報を管理する上での手間を軽減させることができる。
売上データ処理システムの構成を示す図である。 売上データ処理装置の機能構成を示すブロック図である。 情報管理テーブルのデータ構成の例を示す図である。 端末装置の機能構成を示すブロック図である。 売上データ処理装置及び端末装置により実行される会計時処理を示すラダーチャートである。 売上データ処理装置の本体表示部に表示される売上登録画面の例である。 売上データ処理装置の本体表示部に表示されるQRコード作成画面の例である。 売上データ処理装置の顧客用表示部に表示されるQRコード表示画面の例である。 端末装置の表示部に表示される金額入力画面の例である。 端末装置の表示部に表示される支払い完了画面の例である。 売上データ処理装置の本体表示部に表示される決済完了情報受信画面の例である。 売上データ処理装置から出力されるレシートの例である。
以下、図面を参照して、本発明に係る売上データ処理装置の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
<売上データ処理システムの構成>
図1は、売上データ処理システム1の構成を示す図である。
売上データ処理システム1は、売上データ処理装置10と、端末装置20と、を備えている。
売上データ処理装置10は、店舗に設置されるECR(Electronic Cash Register)である。売上データ処理装置10は、個人商店、スーパーマーケット、飲食店等の店舗に設置されて会計に用いられる。
売上データ処理装置10は、店舗における商取引の売上データの登録等の各種処理を行う。売上データ処理装置10は、会計時に店員から会計の内容を特定する入力操作を受け付けて、販売する商品の名称、個数、金額等の情報を含む売上データを生成して登録(記憶)する。売上データ処理装置10は、売上データの内容に応じて、会計に係る情報を本体表示部16A又は顧客用表示部16Bに表示したり、印刷部18からレシートを出力したりする。
売上データ処理装置10と端末装置20とは、無線通信による通信接続を行うことができるようになっている。この場合の無線通信としては、各種の近距離無線通信を用いることができ、本実施の形態ではBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を用いる。
端末装置20は、顧客が所持する携帯端末等の端末装置であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末等である。端末装置20は、インターネット等の通信ネットワークNに接続可能となっており、通信ネットワークNを介して、決済処理サーバ30等の外部装置にアクセスすることができる。
端末装置20には、QRコード決済アプリケーションプログラム(以下、QRコード決済アプリという。)231(図4参照)がインストールされている。端末装置20は、QRコード決済アプリ231を利用して、売上データ処理装置10の顧客用表示部16Bに表示されたQRコードを読み取り、決済処理を行う。すなわち、売上データ処理システム1では、店舗提示型(MPM:Merchant Presented Mode)、ユーザスキャン方式のQRコード決済が行われる。端末装置20は、売上データ処理装置10との間でBLEによる通信接続(BLE接続)を行い、売上データ処理装置10に対して決済が完了したことを通知する。
決済処理サーバ30は、QRコード決済サービスを提供するサービス会社が管理するサーバ装置である。決済処理サーバ30には、顧客情報が予め登録されている。
顧客情報は、顧客ごとに、ユーザIDと、決済方法と、が対応付けられた情報である。ユーザIDは、QRコード決済サービスを利用するユーザ(商品を購入する顧客)の識別情報である。決済方法は、クレジットカードによる決済、銀行口座からの引き落としによる決済、事前にチャージされている金額からの支払いによる決済等から選択されている。クレジットカードによる決済の場合、決済方法には、クレジットカードの番号が含まれる。銀行口座からの引き落としによる決済の場合、決済方法には、口座番号が含まれる。チャージされている金額からの支払いによる決済の場合、決済方法には、チャージ金額(残高)が含まれる。なお、チャージに対する顧客からの入金は、クレジットカード、銀行口座、現金等により行われる。
また、決済処理サーバ30には、商品の取引の際に、決済管理情報が記憶される。決済管理情報は、ユーザID、取引コード、支払い先(店舗識別情報)、決済日時、金額等が対応付けられた情報である。ユーザIDは、商品を購入する顧客のユーザIDである。取引コードは、1会計ごとの商品の取引に付与された取引識別情報(トークン)である。支払い先は、支払い先となる店舗の店舗識別情報である。決済日時は、決済処理が行われた日時である。金額は、決済処理の対象とされた金額である。
<売上データ処理装置の構成>
図2は、売上データ処理装置10の機能構成を示すブロック図である。
売上データ処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、BLE通信部14、計時部15、本体表示部16A、顧客用表示部16B、入力部17、印刷部18、ドロア19等を備えている。
CPU11は、売上データ処理装置10の各部を制御するプロセッサである。CPU11は、記憶部13に記憶された売上データ処理プログラム131を読み出してRAM12に展開し、当該売上データ処理プログラム131を実行して各種演算処理を行う。売上データ処理プログラム131を実行することで、CPU11は、商品登録手段、作成手段、表示制御手段、ペアリング手段、受付手段、記憶制御手段、解除手段として機能する。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM12は、不揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶部13は、CPU11により実行される売上データ処理プログラム131や各種設定データ等を記憶する。売上データ処理プログラム131は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部13に格納されている。記憶部13としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置が用いられる。
また、記憶部13には、情報管理テーブル132が記憶されている。図3に、情報管理テーブル132のデータ構成の例を示す。情報管理テーブル132には、取引情報と、決済完了情報と、が対応付けられて格納される。
取引情報は、1会計ごとの商品の取引に関する情報である。取引情報には、取引コード、会計日時、会計金額が含まれる。取引コードは、1会計ごとの商品の取引を識別するための取引識別情報である。会計日時は、商品の取引(売上データ)が登録された日時である。会計金額は、1会計における売上データの合計金額である。また、取引情報には、取引対象の各商品の名称、個数、金額等が含まれることとしてもよい。
決済完了情報には、受信状況、受信金額、受信日時等が含まれる。受信状況は、端末装置20から決済完了情報が受信されたか否かを示す情報(正常受信/未受信)である。受信金額は、端末装置20から受信された金額(決済処理の対象とされた金額)である。受信日時は、端末装置20から決済完了情報が受信された日時である。
BLE通信部14は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等を有する通信モジュールであり、端末装置20と無線通信接続されることで、端末装置20とデータ通信が可能となる。BLE通信部14は、BLEによる無線通信に係る通信規格に従って、端末装置20のBLE通信部24(図4参照)との間で無線データ通信を行う。
計時部15は、計時回路(RTC:Real Time Clock)を有し、この計時回路により現在日時を計時してCPU11に出力する。
本体表示部16Aは、売上データ処理装置10を操作する店員(オペレータ)が商品の名称や価格、合計金額等の情報を視認するための表示装置である。本体表示部16Aは、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、CPU11の制御により、各種表示情報を表示画面に表示する。
顧客用表示部16Bは、売上データ処理装置10を操作する店員と対面する顧客が商品の名称や価格、合計金額等の情報を視認するための表示装置である。顧客用表示部16Bは、LCD、有機ELディスプレイ等により構成され、CPU11の制御により、各種表示情報を表示画面に表示する。
入力部17は、本体表示部16Aの表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルや、各種機能キー等を備え、例えば、会計時において店員からの会計内容を特定する入力操作を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。また、入力部17は、商品に設けられたバーコードを読み取るバーコードリーダを備え、バーコードリーダにより読み取られた情報をCPU11に出力することとしてもよい。
印刷部18は、CPU11から出力された制御信号に従い、印字すべき情報を用紙に印刷することで、レシートやジャーナル等を出力する。印刷部18は、レシートを生成するレシート生成手段として機能する。
ドロア19は、金銭、商品券等を格納する引き出しであり、CPU11による制御下で開放する開放機構を有する。
CPU11は、商品の取引に際して、当該商品の取引情報を登録する。
CPU11は、売上データ処理装置10が設置された店舗固有の店舗識別情報と、無線通信接続(BLE接続)を実現するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルとしてのQRコードを作成する。また、CPU11は、QRコードに、1会計ごとの取引識別情報(取引コード)を更に含ませる。
コネクション情報は、外部装置が売上データ処理装置10のBLE通信部14との間でBLE接続によりデータ通信を行う際に、売上データ処理装置10に接続するための情報(BDアドレス等)である。コネクション情報は、接続先を示す情報、例えば、売上データ処理装置10の識別情報等を含む。
CPU11は、作成されたQRコードを顧客用表示部16B(表示部)に表示させる。
CPU11は、コネクション情報に基づく端末装置20からの応答を受け付けた場合に、売上データ処理装置10と端末装置20とをペアリングする。
CPU11は、ペアリングされた端末装置20から、商品の取引において店舗に対する決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける。
CPU11は、受け付けた決済完了情報を取引情報と対応付けて記憶部13(情報管理テーブル132)に記憶させる。
CPU11は、端末装置20から決済完了情報を受け付けた場合に、印刷部18を制御して、決済完了情報を受け付けた旨の情報を印刷したレシートを生成させる。
CPU11は、端末装置20から決済完了情報を受け付けたことを条件に、端末装置20との間の無線通信接続(BLE接続)を解除する。
<端末装置の構成>
図4は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。
端末装置20は、CPU21、RAM22、記憶部23、BLE通信部24、ネットワーク通信部25、表示部26、操作部27、撮像部28等を備えている。
CPU21は、端末装置20の各部を制御するプロセッサである。CPU21は、記憶部23に記憶されたプログラムを読み出してRAM22に展開し、当該プログラムを実行して各種演算処理を行う。
RAM22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM22は、不揮発性メモリを含んでいてもよい。
記憶部23は、CPU21により実行されるプログラムや各種設定データ等を記憶する。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。記憶部23としては、HDD、SSD等の記憶装置が用いられる。
記憶部23には、QRコード決済アプリ231が記憶されている。QRコード決済アプリ231は、決済処理サーバ30が提供するQRコード決済サービスを利用するためのアプリケーションソフトウェアである。QRコード決済アプリ231は、撮像部28により読み取られたQRコードに含まれる支払い先(店舗識別情報)に対する決済要求を、決済処理サーバ30に送信する処理等を行うためのものである。
BLE通信部24は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等を有する通信モジュールである。BLE通信部24は、BLEによる無線通信に係る通信規格に従って、売上データ処理装置10のBLE通信部14との間で無線データ通信を行う。
ネットワーク通信部25は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成されている。ネットワーク通信部25は、無線により基地局又はアクセスポイントを介して通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNに接続された外部装置との通信を行う。
表示部26は、LCD、有機ELディスプレイ等により構成され、CPU21の制御により、各種表示情報を表示画面に表示する。
操作部27は、表示部26の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルや、各種機能キー等を備え、操作者からの入力操作を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
撮像部28は、光学レンズ、撮像素子、各種センサ等を備え、撮影を行うデジタルカメラである。撮像部28は、QRコード等の画像を撮影して画像データを生成し、CPU21に出力する。
<売上データ処理システムにおける動作>
次に、売上データ処理システム1の動作について説明する。
図5は、売上データ処理装置10及び端末装置20により実行される会計時処理を示すラダーチャートである。売上データ処理装置10における処理は、CPU11と売上データ処理プログラム131との協働によるソフトウェア処理によって実現され、端末装置20における処理は、CPU21とQRコード決済アプリ231との協働によるソフトウェア処理によって実現される。なお、図5において、売上データ処理装置10に対する店員の作業、端末装置20に対する顧客の作業を含む処理については、当該処理を示す矩形を破線で示している。
事前処理として、端末装置20では、顧客の操作部27からの操作により、BLE通信部24による無線通信がON状態にされている(ステップS201)。
会計時、店員は、売上データ処理装置10において、入力部17から商品(金額)を入力する(ステップS101)。
図6に、売上データ処理装置10の本体表示部16Aに表示される売上登録画面161の例を示す。売上登録画面161には、合計金額表示領域161A、明細表示領域161B、数字入力キー161C、メニューカテゴリー領域161D、メニュー領域161E、お支払いボタン161F等が含まれる。
合計金額表示領域161Aには、会計時に登録された売上データの合計金額が表示される。
明細表示領域161Bには、会計時に登録された商品の名称、個数、金額が表示される。
数字入力キー161Cは、金額や個数を入力する際に用いられる。
メニューカテゴリー領域161Dには、各商品が分類された複数のグループ(カテゴリー)が表示される。
メニュー領域161Eには、メニューカテゴリー領域161Dで選択されたカテゴリーに含まれる商品が表示される。
お支払いボタン161Fは、1会計における売上データの登録の終了を指示するためのキーである。
店員が入力部17からの操作により、メニュー領域161Eに表示されている商品を選択すると、選択された商品が明細表示領域161Bに追加されていく。
店員が入力部17からの操作により、お支払いボタン161Fを押下すると、売上データ処理装置10のCPU11は、入力された商品の取引情報を記憶部13に登録する(ステップS102)。具体的には、CPU11は、記憶部13の情報管理テーブル132に対し、「取引情報」として、「取引コード」、「会計日時」、「会計金額」等を対応付けて格納する。「取引コード」は、本会計に対応する取引コードである。「会計日時」は、お支払いボタン161Fが押下された時に、計時部15から取得した現在日時である。「会計金額」は、合計金額表示領域161Aに表示された合計金額である。
なお、この段階では、情報管理テーブル132において、登録された「取引情報」に対応する「決済完了情報」のうち、「受信状況」は「未受信」であり、「受信金額」、「受信日時」は空欄となっている。
その後、売上データ処理装置10のCPU11は、BLE通信部14をBLEで接続できる状態にして(アドバタイズ)、端末装置20からの接続待ちとする(ステップS103)。
次に、売上データ処理装置10のCPU11は、図7に示すQRコード作成画面162を本体表示部16Aに表示させる。QRコード作成画面162には、店舗識別情報表示領域162A、コネクション情報表示領域162B、取引コード表示領域162C、QRコード表示ボタン162D、QRコード印刷ボタン162Eが含まれる。
店舗識別情報表示領域162Aには、売上データ処理装置10が設置されている店舗固有の店舗識別情報が表示される。
コネクション情報表示領域162Bには、売上データ処理装置10のコネクション情報が表示される。
取引コード表示領域162Cには、本会計に対応する取引コードが表示される。
QRコード表示ボタン162Dは、顧客用表示部16BにQRコードを表示させるためのボタンである。
QRコード印刷ボタン162Eは、印刷部18により、レシート用紙等の紙にQRコードを印刷させるためのボタンである。
店員が入力部17を操作してQRコード表示ボタン162Dを押下すると、売上データ処理装置10のCPU11は、売上データ処理装置10が設置された店舗の店舗識別情報、売上データ処理装置10との無線通信接続を実現するためのコネクション情報、本会計に対応する取引コードを含むQRコードを作成する(ステップS104)。
次に、売上データ処理装置10のCPU11は、作成されたQRコードを顧客用表示部16Bに表示させる(ステップS105)。
図8に、顧客用表示部16Bに表示されるQRコード表示画面163の例を示す。QRコード表示画面163には、QRコード表示領域163Aが含まれる。QRコード表示領域163Aには、ステップS104で作成されたQRコードが表示される。
顧客が端末装置20を操作して、QRコード決済アプリ231を起動させ、撮像部28によりQRコードを撮影すると、端末装置20のCPU21は、撮像部28により生成された画像データからQRコードを読み取る(ステップS202)。
次に、端末装置20のCPU21は、QRコードから、店舗識別情報、売上データ処理装置10のコネクション情報、取引コードを取得する(ステップS203)。CPU21は、取得した店舗識別情報、コネクション情報、取引コードをRAM22に記憶させる。
次に、端末装置20のCPU21は、BLE通信部24を介して、QRコードから取得したコネクション情報に基づいて、アドバタイズしている売上データ処理装置10に応答する(ステップS204)。CPU21は、コネクション情報により特定される売上データ処理装置10に対して、自動で繋ぎに行く。
売上データ処理装置10のCPU11は、BLE通信部14を介して、端末装置20からの応答を受け付けた場合に、売上データ処理装置10と端末装置20とのペアリング処理を行って、端末装置20との間でBLE接続を開始する(ステップS106)。
次に、端末装置20のCPU21は、図9に示す金額入力画面261を表示部26に表示させる。金額入力画面261には、金額入力領域261A、確認ボタン261B、キャンセルボタン261C、支払いボタン261D等が含まれる。
金額入力領域261Aは、顧客が店舗に対して支払う金額(商品の合計金額)を入力するための領域である。顧客が金額入力領域261Aをタッチすると、金額入力画面261上に数字入力キーが表示され、数字入力キーから支払い金額を入力する。
確認ボタン261Bは、金額入力領域261Aに入力した金額を、売上データ処理装置10上で店員に確認してもらうためのボタンである。
キャンセルボタン261Cは、支払いをキャンセルするためのボタンである。
支払いボタン261Dは、決済処理の実行を指示するためのボタンである。支払いボタン261Dは、売上データ処理装置10(店員)から承認が得られるまでは、グレーアウト表示される等、押下不可能となっている。
顧客は操作部27からの操作により、金額入力画面261の金額入力領域261Aに対し、金額を入力する(ステップS205)。続いて、顧客が操作部27からの操作により、確認ボタン261Bを押下すると、端末装置20のCPU21は、入力された金額を、BLE通信部24を介して売上データ処理装置10に送信する。
売上データ処理装置10では、BLE通信部14により、端末装置20において入力された金額を受信すると、CPU11は、この金額を本体表示部16Aに表示させ、店員に通知する(ステップS107)。CPU11は、本体表示部16Aに、端末装置20において入力された金額とともに、承認ボタンを表示させる。ここで、店員が入力部17からの操作により、承認ボタンを押下すると(ステップS108)、CPU11は、承認した旨の情報を、BLE通信部14を介して端末装置20に送信する。
端末装置20では、BLE通信部24により、売上データ処理装置10から承認した旨の情報を受信すると、CPU21は、金額入力画面261の支払いボタン261Dを押下可能に変更する(ステップS206)。
端末装置20において、顧客が操作部27からの操作により、支払いボタン261Dを押下して支払いの実行を指示すると(ステップS207)、CPU21は、ネットワーク通信部25を介して決済処理サーバ30に接続し、決済処理を行う。具体的には、CPU21は、決済処理サーバ30に対し、顧客に対応するユーザID、取引コード(QRコードから取得した取引コード)、支払い先となる店舗の店舗識別情報(QRコードから取得した店舗識別情報)、金額(ステップS205で入力された金額)等を対応付けて、ネットワーク通信部25を介して送信する。
決済処理サーバ30は、予め登録されている顧客情報を参照して、端末装置20から受信したユーザIDに対応付けられている決済方法を取得し、決済方法を決定する。そして、決済処理サーバ30は、決定された決済方法により、端末装置20から受信した金額を、端末装置20から受信した店舗識別情報に対応付けられている店舗口座に送金する。店舗口座は、支払い先となる店舗に対応する銀行の口座である。店舗口座は、店舗ごとに、予め決済処理サーバ30に登録されていてもよいし、店舗識別情報とともに、端末装置20から受信してもよい。
決済処理サーバ30は、端末装置20から受信した各情報(ユーザID、取引コード、支払い先(店舗識別情報)、金額等)と、決済日時と、を対応付けて、決済管理情報として記憶する。決済処理サーバ30は、決済完了後、端末装置20に決済が完了したことを示す情報、決済日時等を送信する。
端末装置20では、ネットワーク通信部25により、決済処理サーバ30から、決済が完了したことを示す情報、決済日時等を受信する。
図10に、端末装置20の表示部26に表示される支払い完了画面262の例を示す。支払い完了画面262には、メッセージ表示領域262A、支払い内容表示領域262B、決済完了情報の送信ボタン262C等が含まれる。
メッセージ表示領域262Aには、支払いが完了した旨のメッセージが表示される。
支払い内容表示領域262Bには、支払い内容(決済日時、金額、取引コード等)が表示される。
決済完了情報の送信ボタン262Cは、売上データ処理装置10(レジ)への決済完了情報の送信を指示するためのボタンである。
顧客が端末装置20の操作部27を操作して、決済完了情報の送信ボタン262Cを押下すると、端末装置20のCPU21は、決済完了情報を、BLE通信部24を介して売上データ処理装置10に送信する(ステップS208)。
売上データ処理装置10のCPU11は、BLE通信部14を介して、ペアリングされた端末装置20から商品の取引における決済完了情報の送信を受け付ける。BLE通信部14により、決済完了情報を受信すると(ステップS109)、CPU11は、図11に示す決済完了情報受信画面164を本体表示部16Aに表示させる。
決済完了情報受信画面164には、メッセージ表示領域164A、取引コード表示領域164B、会計日時表示領域164C、会計金額表示領域164D、受信日時表示領域164E、受信金額表示領域164F、確認ボタン164G等が含まれる。
メッセージ表示領域164Aには、決済完了情報を受信した旨のメッセージが表示される。
取引コード表示領域164B、会計日時表示領域164C、会計金額表示領域164Dには、それぞれ、受信した決済完了情報に対応する取引情報の取引コード、会計日時、会計金額が表示される。
受信日時表示領域164Eには、決済完了情報を受信した日時が表示される。
受信金額表示領域164Fには、端末装置20から受信した金額が表示される。
確認ボタン164Gは、店員が決済完了情報受信画面164を確認したことを入力するためのボタンである。
また、売上データ処理装置10のCPU11は、端末装置20から受信した決済完了情報を取引情報と対応付けて記憶部13に記憶させる(ステップS110)。具体的には、CPU11は、記憶部13の情報管理テーブル132において、ステップS102で登録した取引情報(取引コード、会計日時、会計金額)に対し、決済完了情報として、受信状況(正常受信)、受信金額(ステップS107で通知した金額)、受信日時(決済完了情報を受信した際に計時部15から取得した日時)を対応付けて格納する。なお、受信金額は、決済完了情報とともに端末装置20から受信されることとしてもよい。
また、売上データ処理装置10のCPU11は、印刷部18によりレシートを発行する(ステップS111)。このようにして、売上データ処理装置10では、端末装置20から決済完了情報を受け付けた後に、レシートが生成される。
図12に、レシート181の例を示す。レシート181には、決済完了情報を受け付けた旨の情報181A、売上データ181B、取引コード181C、受信日時181D等が印刷されている。
店員は、顧客にレシートを渡す。
次に、売上データ処理装置10のCPU11は、端末装置20から決済完了情報を受け付けたことを条件に、BLE通信部14によるBLE接続を自動で切断する(ステップS112)。
端末装置20では、売上データ処理装置10との間でBLE接続が切断されると、CPU21は、RAM22に記憶されていた売上データ処理装置10のコネクション情報を削除する(ステップS209)。
以上で、会計時処理が終了する。
本実施の形態における売上データ処理装置10によれば、店舗識別情報を含むQRコードを顧客の端末装置20で読み取ってQRコード決済を行う際に、売上データ処理装置10との間でBLE接続を実現するためのコネクション情報をQRコードの中に入れておくことで、売上データ処理装置10と端末装置20とを容易にBLE接続させることができる。BLE接続により、端末装置20から売上データ処理装置10に決済完了情報を送信するので、売上データ処理装置10において決済完了情報を管理する上での手間を軽減させることができる。
従来のように、決済が完了したことを端末装置20の表示部26に表示させて、それを店員が目視にて確認する作業が不要になり、決済完了情報を確実に売上データ処理装置10にフィードバックすることができる。
また、売上データ処理装置10は、端末装置20から受け付けた決済完了情報を取引情報と対応付けて記憶部13(情報管理テーブル132)に記憶させることで、商品の取引ごとに決済完了情報を管理することができる。
また、売上データ処理装置10は、端末装置20から決済完了情報を受け付けた場合に、印刷部18により、決済完了情報を受け付けた旨の情報を印刷したレシートを生成するので、決済完了を待ってレシートを提供することができる。
また、売上データ処理装置10は、端末装置20から決済完了情報を受け付けたことを条件に、端末装置20との間のBLE接続を解除するので、必要以上に外部装置と接続し続けることを防ぐとともに、次の取引に対する処理に備えることができる。
また、売上データ処理装置10において、1会計ごとの取引コードを含むQRコードを作成して表示することで、売上データ処理装置10から端末装置20に対象としている取引を通知することができるため、売上データ処理装置10と端末装置20との間でBLE接続を行う際に、より確実に現在会計処理中の顧客の端末装置20と接続することができる。
なお、取引コードをQRコードに含めることは必須ではなく、取引コードを含まないQRコードを顧客用表示部16Bに表示することとしてもよい。この場合、売上データ処理装置10と端末装置20との間でBLE接続が開始された後に、無線通信により、売上データ処理装置10から端末装置20に取引コードを通知すればよい。
また、端末装置20において顧客が入力した金額を売上データ処理装置10に表示させることで、店員は金額に間違いがないかを確認することができる。
なお、顧客が入力した金額を売上データ処理装置10に表示させることは必須ではなく、図5に示す会計時処理において、ステップS107、ステップS108及びステップS206の処理を省略してもよい。
また、端末装置20において、決済処理の完了後、コネクション情報を削除することで、次の人の会計時に間違って売上データ処理装置10と接続してしまうのを防ぐことができる。
また、上記実施の形態における記述は、本発明に係る売上データ処理装置、売上データ処理方法及びプログラムの例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、コードシンボルの例としてQRコードを用いた場合について説明したが、DataMatrix、MaxiCode、VeriCode、PDF417、Code49等の二次元シンボルや、一次元シンボル等、他のコードシンボルを用いることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、売上データ処理装置10と端末装置20との間の無線通信として、BLEを用いた場合について説明したが、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、RFID(Radio Frequency Identifier)、ZigBee(登録商標)等、他の無線通信を用いることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図5に示す会計時処理のステップS208において、支払い完了画面262(図10参照)の決済完了情報の送信ボタン262Cが押下された場合に、端末装置20から売上データ処理装置10に決済完了情報が送信される構成としたが、決済完了情報の送信ボタン262Cを設けずに、金額入力画面261(図9参照)の支払いボタン261Dが押下された時点で、端末装置20から決済処理サーバ30に決済要求が送信されるとともに、端末装置20から売上データ処理装置10に決済完了情報が送信されることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、売上データ処理装置10の顧客用表示部16Bに表示されたQRコードを、顧客の端末装置20で読み取ることとしたが、売上データ処理装置10において作成されたQRコードを印刷部18により用紙上に印刷し、用紙上のQRコードを端末装置20で読み取ることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、売上データ処理装置10においてQRコードを作成する場合について説明したが、予め店舗識別情報及び売上データ処理装置10に対応するコネクション情報を含むQRコードを紙等に印刷したものを、売上データ処理装置10の付近に貼っておくこととしてもよい。この場合、会計時に端末装置20で、予め用意されているQRコードを読み取ることで、売上データ処理装置10との間でBLE接続による無線通信を開始することができる。
また、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としては、上記の例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
店舗に設置される売上データ処理装置であって、
端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部と、
商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段と、
前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を実現するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段と、
前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段と、
前記コネクション情報に基づく前記端末装置からの応答を受け付けた場合に、前記売上データ処理装置と前記端末装置とをペアリングするペアリング手段と、
前記ペアリング手段によってペアリングされた前記端末装置から、前記商品の取引において前記店舗に対する決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段と、
を備える、
ことを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記受付手段によって受け付けた前記決済完了情報を前記取引情報と対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
前記受付手段によって前記決済完了情報を受け付けた場合に、前記決済完了情報を受け付けた旨の情報を印刷したレシートを生成するレシート生成手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
<請求項4>
前記受付手段によって前記決済完了情報を受け付けたことを条件に、前記無線通信接続を解除する解除手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
<請求項5>
前記作成手段は、前記コードシンボルに1会計ごとの取引識別情報を更に含ませる、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
<請求項6>
店舗に設置され、端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部を有する売上データ処理装置における売上データ処理方法であって、
商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録工程と、
前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を実現するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成工程と、
前記作成工程において作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御工程と、
前記コネクション情報に基づく前記端末装置からの応答を受け付けた場合に、前記売上データ処理装置と前記端末装置とをペアリングするペアリング工程と、
前記ペアリング工程においてペアリングされた前記端末装置から、前記商品の取引において前記店舗に対する決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付工程と、
を含む、
ことを特徴とする売上データ処理方法。
<請求項7>
店舗に設置され、端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部を有する売上データ処理装置のコンピュータを、
商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段、
前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を実現するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段、
前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段、
前記コネクション情報に基づく前記端末装置からの応答を受け付けた場合に、前記売上データ処理装置と前記端末装置とをペアリングするペアリング手段、
前記ペアリング手段によってペアリングされた前記端末装置から、前記商品の取引において前記店舗に対する決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段、
として機能させるためのプログラム。
1 売上データ処理システム
10 売上データ処理装置
11 CPU
13 記憶部
14 BLE通信部
15 計時部
16A 本体表示部
16B 顧客用表示部
17 入力部
18 印刷部
20 端末装置
21 CPU
23 記憶部
24 BLE通信部
25 ネットワーク通信部
26 表示部
27 操作部
28 撮像部
30 決済処理サーバ
131 売上データ処理プログラム
132 情報管理テーブル
231 QRコード決済アプリ
N 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 店舗に設置される売上データ処理装置であって、
    端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部と、
    商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段と、
    前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を確立するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたコードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得した前記端末装置において当該店舗識別情報に基づいた決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記通信部を介した無線通信接続により前記商品の取引情報に係る決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする売上データ処理装置。
  2. 前記受付手段によって受け付けた前記決済完了情報を前記取引情報と対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記受付手段によって前記決済完了情報を受け付けた場合に、前記決済完了情報を受け付けた旨の情報を印刷したレシートを生成するレシート生成手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記受付手段によって前記決済完了情報を受け付けたことを条件に、前記無線通信接続を解除する解除手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記作成手段は、前記コードシンボルに1会計ごとの取引識別情報を更に含ませる、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の売上データ処理装置。
  6. 店舗に設置され、端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部を有する売上データ処理装置における売上データ処理方法であって、
    商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録工程と、
    前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を確立するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成工程と、
    前記作成工程において作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御工程と、
    前記表示制御工程により表示されたコードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得した前記端末装置において当該店舗識別情報に基づいた決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記通信部を介した無線通信接続によって前記商品の取引情報に係る決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする売上データ処理方法。
  7. 店舗に設置され、端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部を有する売上データ処理装置のコンピュータを、
    商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段、
    前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を確立するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段、
    前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段、
    前記表示制御手段により表示されたコードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得した前記端末装置において当該店舗識別情報に基づいた決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記通信部を介した無線通信接続により前記商品の取引情報に係る決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 店舗に設置され端末装置と無線通信接続されることで前記端末装置とデータ通信が可能な通信部を有する売上データ処理装置と、前記端末装置と、を備える売上データ処理システムであって、
    前記売上データ処理装置は、
    商品の取引に際して、前記商品の取引情報を登録する商品登録手段と、
    前記店舗固有の店舗識別情報と、前記無線通信接続を確立するためのコネクション情報と、を含むコードシンボルを作成する作成手段と、
    前記作成手段によって作成された前記コードシンボルを表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたコードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得した前記端末装置において当該店舗識別情報に基づいた決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記通信部を介した無線通信接続により前記商品の取引情報に係る決済が完了したことを示す決済完了情報の送信を受け付ける受付手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記コードシンボルを読み取ることで前記店舗識別情報及び前記コネクション情報を取得する取得手段と、
    前記店舗識別情報に基づいて決済を行う決済手段と、
    前記決済手段による決済が完了した場合に、前記コネクション情報に基づいて確立された前記売上データ処理装置の前記通信部を介した無線通信接続により前記決済完了情報を送信する送信手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする売上データ処理システム。
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