JP7497621B2 - 積層放熱体、電子機器、および積層放熱体の製造方法 - Google Patents

積層放熱体、電子機器、および積層放熱体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層放熱体、電子機器、および積層放熱体の製造方法に関する。
従来、電子部品などの熱を冷却器などに伝達する放熱体が知られていた。このような放熱体には熱伝導性に優れる炭素材料を用いたものがある。例えば、特許文献1には、電子部品搭載基板の放熱板に適用されるクラッド材が開示されている。上記クラッド材は、グラファイトを含む層と金属層とが重ね合わされて成る。
特開2019-104021号公報
しかしながら、特許文献1に記載のクラッド材では、グラファイトを含む層と金属層との間で剥離が発生し易いという課題があった。詳しくは、グラファイトなどの炭素材料と金属とでは密着性を確保することが難しい。そのため、単に一方向に積層された構造では、応力や熱などによって層間に剥離が生じる場合があった。すなわち、層間における剥離の発生を抑制する積層放熱体が求められていた。
積層放熱体は、第1の方向において、炭素材料を金属材料で挟む第1の層と、前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記第1の層を挟んで積層された第2の層および第3の層と、前記第1の方向において、前記炭素材料を前記金属材料で挟む第4の層と、前記第2の方向において、前記第4の層を介して前記第3の層と積層された、少なくとも前記金属材料を含む第5の層と、を有し、前記第2の層および前記第3の層は、少なくとも前記金属材料を含み、前記第1の方向および前記第2の方向と直交する第3の方向から見たとき、前記第1の層の前記炭素材料の領域は、前記第2の層の前記金属材料の領域と、前記第3の層の前記金属材料の領域と、に挟まれており、前記第1の層および前記第4の層では、前記第1の方向において、前記炭素材料と前記金属材料とが交互に配列され、前記第3の方向から見たとき、前記第4の層の前記炭素材料の領域は、前記第3の層の前記金属材料の領域と、前記第5の層の前記金属材料の領域と、に挟まれており、前記第2の層、前記第3の層および前記第5の層は、前記炭素材料を含み、前記第1の方向に、前記炭素材料と前記金属材料とが交互に配列されることを特徴とする。
電子機器は、上記の積層放熱体を含むことを特徴とする。
第1実施形態に係る積層放熱体の構成を示す斜視図。 第2実施形態に係る積層放熱体の構成を示す斜視図。 炭素材料の領域における炭素材料の配向状態を示す斜視図。 第3実施形態に係る積層放熱体の構成を示す斜視図。 第4実施形態に係る電子機器としてのプロジェクターの外観を示す斜視図。 プロジェクターの光源における積層放熱体の配置を示す模式図。 第5実施形態に係る積層放熱体の製造工程を示すフロー図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。 積層放熱体の製造工程を示す模式図。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の各図においては、必要に応じて、相互に直交する座標軸としてXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。また、+方向および-方向を総称して、対応する軸に沿う方向ということもある。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る積層放熱体の構成について、図1を参照して説明する。本実施形態の積層放熱体は、半導体集積回路やプロジェクターの光源などの放熱部材として適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る積層放熱体100は、略直方体であって、第1の層101、第2の層102、および第3の層103を有する。第1の層101は、第1の方向であるX軸に沿う方向(第1の層101が延在する方向の一方向)において、炭素材料を含む炭素材料の領域101cが、金属材料を含む金属材料の領域101mによって挟まれて成る。すなわち、炭素材料の領域101cの+X方向および-X方向は、金属材料の領域101mで覆われる。つまり、第1の層101が延在する方向の一方向において、炭素材料の領域101cの両端部が夫々金属材料の領域101mで覆われている。これに対し、炭素材料の領域101cの+Z方向および-Z方向(第1の層101が延在する方向であって、X軸と直交する方向)は、金属材料の領域101mで覆われずに側面に露出する。なお、積層放熱体100の形状は略直方体に限定されない。
第1の層101は、X軸に沿う方向(第1の層101が延在する方向の一方向)と直交する第2の方向(第1の層101の厚さ方向)であるY軸に沿う方向において、第2の層102および第3の層103に挟まれる。すなわち、積層放熱体100では、+Y方向に向かって、第2の層102、第1の層101、および第3の層103がこの順に積層される。
第2の層102および第3の層103は、少なくとも金属材料を含む。積層放熱体100では、第2の層102は金属材料を含む金属材料の領域102mから成り、第3の層103は金属材料を含む金属材料の領域103mから成る。第1の層101の炭素材料の領域101cは、X軸に沿う方向およびY軸に沿う方向と直交する第3の方向であるZ軸に沿う方向から見たとき、第1の層101の炭素材料の領域101cに対して-Y方向に配置される金属材料の領域102mと、第1の層101の炭素材料の領域101cに対して+Y方向に配置される金属材料の領域103mと、に挟まれる。すなわち、炭素材料の領域101cは、Z軸に沿う方向から見たとき、金属材料の領域101m,102m,103mに囲まれる。なお、炭素材料の領域101cと金属材料の領域101m,102m,103mとは、互いに密着していることが好ましい。
第2の層102は金属材料の領域102mのみから成ることに限定されず、第3の層103も金属材料の領域103mのみから成ることに限定されない。第1の層101の炭素材料の領域101cの+Y方向および-Y方向が金属材料の領域102m,103mで挟まれていれば、第2の層102および第3の層103は炭素材料を含む炭素材料の領域を有してもよい。
炭素材料の領域101cにおけるY軸に沿う方向の厚さ、すなわち第1の層101の厚さは、10μm以上50μm以下であることが好ましい。また、第2の層102および第3の層103の厚さも、同様に10μm以上50μm以下であることが好ましい。これによれば、積層放熱体100をスクリーン印刷法などによって容易に製造することができる。
炭素材料の領域101cが含む炭素材料としては、例えば、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、およびオイルファーネス系などのカーボンブラック、天然および人工の黒鉛(グラファイト)、PAN(Polyacrylonitrile)系およびピッチ系などのカーボンファイバー、単層および多層のカーボンナノチューブ、および気相成長炭素繊維などが挙げられる。
金属材料の領域101m,102m,103mが含む金属材料としては、例えば、銀、銅、金、アルミニウム、ニッケル、白金など、およびこれらの金属を含む合金などの比較的に熱伝導性が高い金属が挙げられる。
積層放熱体100を冷却対象に実装する場合には、冷却対象に対して、金属材料の領域101m,102m,103mのいずれかを接触させるか、他の金属部材を介して配置する。なお、ここでいう接触とは、例えば面接触である。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
積層放熱体100において、層間における剥離の発生を抑制することができる。詳しくは、第1の層101において、炭素材料の領域101cは金属材料の領域101mに挟まれている。また、炭素材料の領域101cは、積層方向であるY軸に沿う方向において、第2の層102および第3の層103の金属材料の領域102m,103mに挟まれる。すなわち、炭素材料の領域101cは、X軸に沿う方向およびY軸に沿う方向において金属材料の領域101m,102m,103mによって囲まれる。そのため、炭素材料の領域101cと金属材料の領域101m,102m,103mとの接触面積が増大する。これにより、層間における剥離の発生を抑制する積層放熱体100を提供することができる。
炭素材料と金属材料とが一体に複合化されるため、金属材料を単体で用いる場合に比べて、線膨張係数が低減されて熱に起因する応力を緩和することができる。また、金属材料の領域に炭素材料が含まれる構成と比べて、熱伝導性が向上する。詳しくは、炭素材料と金属材料との界面は熱伝導の抵抗となり易い。そのため、炭素材料の領域101cと金属材料の領域101m,102m,103mとを区分することにより、上記の抵抗を低減して熱伝導性を向上させることができる。
2.第2実施形態
第2実施形態に係る積層放熱体の構成について、図2を参照して説明する。本実施形態の積層放熱体は、第1実施形態の積層放熱体100と同様に、半導体集積回路やプロジェクターの光源などの放熱部材として適用可能である。
図2に示すように、第2実施形態に係る積層放熱体200は、略直方体であって、第1の層201、第2の層202、第3の層203、第4の層204、および第5の層205を含む複数の層を有する。積層放熱体200は、第1実施形態の積層放熱体100に対して、第1の層201、第2の層202、および第3の層203の3層に加えて、第4の層204および第5の層205などのその他の層を有する点、および各層が複数の炭素材料の領域を有する点が異なる。なお、積層放熱体200の形状は略直方体に限定されない。
第1の層201は、第1の方向であるX軸に沿う方向において、炭素材料を含む炭素材料の領域201cが、金属材料を含む金属材料の領域201mによって挟まれて成る。すなわち、炭素材料の領域201cの+X方向および-X方向は、金属材料の領域201mで覆われる。また、X軸に沿う方向において、炭素材料の領域201cと金属材料の領域201mとが交互に配列される。炭素材料の領域201cの+Z方向および-Z方向は、金属材料の領域201mで覆われずに露出する。
第4の層204は、第1の層201と同様にして、X軸に沿う方向において、炭素材料を含む炭素材料の領域204cが、金属材料を含む金属材料の領域204mによって挟まれて成る。すなわち、炭素材料の領域204cの+X方向および-X方向は、金属材料の領域204mで覆われる。また、X軸に沿う方向において、炭素材料の領域204cと金属材料の領域204mとが交互に配列される。炭素材料の領域204cの+Z方向および-Z方向は、金属材料の領域204mで覆われずに露出する。
第1の層201は、X軸に沿う方向と直交する第2の方向であるY軸に沿う方向において、第2の層202および第3の層203に挟まれる。第4の層204は、Y軸に沿う方向において、第3の層203および第5の層205に挟まれる。つまり、第5の層205は、Y軸に沿う方向において、第4の層204を介して第3の層203に積層される。つまり、積層放熱体200では、+Y方向に向かって、第2の層202、第1の層201、第3の層203、第4の層204、第5の層205、およびその他の層がこの順に積層される。
第2の層202、第3の層203、および第5の層205は、少なくとも金属材料を含む。第2の層202は、金属材料を含む複数の金属材料の領域202mと、炭素材料を含む複数の炭素材料の領域202cとから成り、炭素材料の領域202cと金属材料の領域202mとが交互に配列される。第3の層203は、金属材料を含む複数の金属材料の領域203mと、炭素材料を含む複数の炭素材料の領域203cとから成り、炭素材料の領域203cと金属材料の領域203mとが交互に配列される。第5の層205は、金属材料を含む複数の金属材料の領域205mと、炭素材料を含む複数の炭素材料の領域205cとから成り、炭素材料の領域205cと金属材料の領域205mとが交互に配列される。
ここで、第2の層202、第3の層203、および第5の層205などは、炭素材料の領域202c,203c,205cを含まなくてもよい。なお、炭素材料の領域201c,202c,203c,204c,205cなどを総称して、単に炭素材料の領域200cともいう。金属材料の領域201m,202m,203m,204m,205mなどを総称して、単に金属材料の領域200mともいう。
第1の層201の炭素材料の領域201cの各々は、X軸に沿う方向およびY軸に沿う方向と直交する第3の方向であるZ軸に沿う方向から見たとき、-Y方向の金属材料の領域202mと+Y方向の金属材料の領域203mとに挟まれる。したがって、複数の炭素材料の領域201cの各々は、Z軸に沿う方向から見たとき、金属材料の領域201m,202m,203mに囲まれる。なお、炭素材料の領域201cと金属材料の領域201m,202m,203mとは、互いに密着していることが好ましい。
第4の層204の炭素材料の領域204cの各々は、Z軸に沿う方向から見たとき、-Y方向の金属材料の領域203mと+Y方向の金属材料の領域205mとに挟まれる。したがって、複数の炭素材料の領域204cの各々は、Z軸に沿う方向から見たとき、金属材料の領域204m,203m,205mに囲まれる。なお、炭素材料の領域204cと金属材料の領域204m,203m,205mとは、互いに密着していることが好ましい。
積層放熱体200は、上述した構成の複数の層が規則的に+Y方向に積層されて成る。積層される層の総数は、例えば、100層以上であってもよく、第1の層201から第3の層203までの3層であってもよい。
金属材料の領域200mが含む金属材料には、第1実施形態と同様な金属材料が採用可能である。炭素材料の領域200cが含む炭素材料には、第1実施形態と同様な炭素材料が採用可能である。本実施形態では、炭素材料としてカーボンナノチューブを採用する。
積層放熱体200が有する炭素材料の領域200cにおける炭素材料の配向状態について、図3を参照して説明する。以下の説明では、炭素材料の領域201cを代表例とするが、その他の炭素材料の領域202c,203c,204c,205cなども同様な構成である。図3では、積層放熱体200における炭素材料の領域201cのみを抜き出して図示している。また、図示の便宜上、炭素材料であるカーボンナノチューブ(CNT)220について、形状を模式的に表示すると共に数を実際よりも少なくしている。
図3に示すように、炭素材料の領域201cに含まれるCNT220は繊維状である。複数のCNT220は、炭素材料の領域201cの長さ方向に沿って配向する。換言すれば、繊維状のCNT220の長さ方向が炭素材料の領域201cの長さ方向に沿っている。炭素材料の領域201cの長さ方向はZ軸に沿う方向である。
CNT220のような繊維状の炭素材料は、中央が空洞である点、および分子構造中の炭素-炭素結合に沿って熱が伝達される点から、長さ方向への熱伝導性に優れる。そのため、複数のCNT220が配向する方向を揃えることによって熱伝導性がさらに向上する。積層放熱体200では、Z軸に沿う方向に冷却対象の熱を伝達させることを前提とし、CNT220をZ軸に沿う方向に配向させる。これによって、炭素材料の領域201cにおけるZ軸に沿う方向の熱伝導性を向上させることができる。カーボンファイバーや気相成長炭素繊維を炭素材料として用いる場合も同様とすることが好ましい。なお、積層放熱体200における熱の伝達方向は、Z軸に沿う方向に限定されず、熱の伝達方向に応じてCNT220が配向する方向を選択すればよい。
また、CNT220に代えて鱗片状の黒鉛を炭素材料として用いる場合にも、複数の黒鉛を炭素材料の領域201cの長さ方向に沿って配向させる。詳しくは、黒鉛のへき開面をXZ平面またはYZ平面に沿わせる。特に、積層放熱体200では各層がY軸に沿う方向に積層されるため、製造工程における配向の容易さから、XZ平面に沿って配向させることが好ましい。これによれば、熱の伝達方向とへき開面とが交差するように配置されないため、熱が伝達され易くなりZ軸に沿う方向の熱伝導性を向上させることができる。積層放熱体の製造方法については後述する。
炭素材料の領域201cにおける密度は、50vol%以上95vol%以下であることが好ましい。これによれば、積層放熱体200の製造工程における炭素材料の領域201cの形成を容易にすると共に、炭素材料の領域201cの熱伝導性を向上させることができる。なお、上述した通り、炭素材料の領域202c,203c,204c,205cなども、各構成は炭素材料の領域201cと同様であるため説明を省略する。
本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
Z軸に沿う方向から見た場合に、第1の層201の炭素材料の領域201cは、金属材料の領域201m,202m,203mに入り組んで配置される。第4の層204の炭素材料の領域204cは、金属材料の領域204m,203m,205mに入り組んで配置される。また、第3の層203の炭素材料の領域203cの一部も、金属材料の領域203m,201m,204mに入り組んで配置される。第5の層205の炭素材料の領域205cの一部も、金属材料の領域205m,204m、および第5の層205の+Y方向の、図示しない層の金属材料の領域に入り組んで配置される。そのため、炭素材料の領域200cと金属材料の領域200mとの接触面積が増大して、層間における剥離の発生をさらに抑制することができる。
炭素材料の領域200cと金属材料の領域200mとが、X軸に沿う方向において交互に配列される。炭素材料の領域200cは金属材料の領域200mと比べて熱伝導性に優れるため、積層放熱体200における炭素材料の領域200cが増大して、熱伝導性をさらに向上させることができる。
3.第3実施形態
第3実施形態に係る積層放熱体の構成について、図4を参照して説明する。図4では、積層放熱体が有する複数の層のうちの、第1の層、第2の層、および第3の層のみを図示し、その他の層の図示を省略している。本実施形態の積層放熱体は、第1実施形態の積層放熱体100と同様に、半導体集積回路やプロジェクターの光源などの放熱部材として適用可能である。
図4に示すように、第3実施形態に係る積層放熱体300は、略直方体であって、第1の層301、第2の層302、第3の層303、および図示しないその他の層がY軸に沿う方向に積層されて成る。積層放熱体300は、第2実施形態の積層放熱体200に対して、炭素材料の領域302c、303cのX軸に沿う長さ、および+X方向と-X方向の一対の外壁面300sの構成を変更したものである。そのため、積層放熱体200と同様な構成については説明を省略する。
積層放熱体300では、第2の層302、第1の層301、第3の層303、および図示しないその他の層が、この順で+Y方向に積層される。第1の層301では、X軸に沿う方向において、金属材料の領域301mと炭素材料の領域301cとが交互に配列される。第2の層302では、X軸に沿う方向において、金属材料の領域302mと炭素材料の領域302cとが交互に配列される。第3の層303では、X軸に沿う方向において、金属材料の領域303mと炭素材料の領域303cとが交互に配列される。図示しないその他の層も同様な構成である。
第2の層302に含まれる複数の炭素材料の領域302cのX軸に沿う長さはbに等しい。また、第3の層303に含まれる複数の炭素材料の領域303cのX軸に沿う長さもbに等しい。これによれば、積層放熱体300をスクリーン印刷法にて製造する場合に、スクリーン版である印刷用マスクを共通化することができる。
同様にして、第1の層301に含まれる複数の炭素材料の領域301cのX軸に沿う長さをaに揃え、第3の層303を介して第1の層301に積層される、図示しない層の複数の炭素材料の領域のX軸に沿う長さもaに揃えてもよい。これによれば、積層放熱体300をスクリーン印刷法にて製造する場合に、印刷用マスクを共通化することができる。また上記のaと上記のbとを等しくしてもよい。
積層放熱体300において、X軸に沿う方向と直交する一対の外壁面300sは、金属材料の領域301m,302m,303mから成る。つまり、一対の外壁面300sには、炭素材料の領域301c,302c,303cが露出しない。図示しないその他の層においても同様である。これによれば、一対の外壁面300sにおいて、炭素材料の領域301c,302c,303cなどと、金属材料の領域301m,302m,303mなどとの界面が露出しないため、該界面を起点とする剥離の発生を抑制することができる。
また、図示を省略するが、第2の層302の-Y方向に金属材料の領域のみから成る層を設けると共に、積層放熱体300の最も+Y方向寄りの層を金属材料の領域のみから成る層としてもよい。すなわち、Y軸に沿う方向と直交する一対の外壁面を、金属材料の領域のみから成るものとしてもよい。これによれば、上記外壁面に炭素材料の領域302cと金属材料の領域302mとの界面などが露出しないため、該界面を起点とする剥離の発生を抑制することができる。
さらに、図示を省略するが、積層放熱体300の+Z方向および-Z方向の外壁面を、金属材料の領域で覆ってもよい。すなわち、Z軸に沿う方向と直交する一対の外壁面を、金属材料の領域のみから成るものとしてもよい。これによれば、上述した界面が露出しないため、該界面を起点とする剥離の発生を抑制することができる。
4.第4実施形態
第4実施形態に係る電子機器としてプロジェクターを例示し、図5および図6を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態に係るプロジェクター1000は、外装を構成する外装筐体1002を備える。外装筐体1002の正面部1003には、投射レンズである投射光学装置1030の一部を露出させる開口部1010が備わる。
プロジェクター1000は、後述する光源を外装筐体1002の内部に備える。該光源から出射された光は光変調手段によって変調されて、画像情報に応じた画像光が形成される。画像光は、投射光学装置1030を介して、図示しないスクリーンなどの被投射面上に拡大投射される。
プロジェクター1000の光源には、投射される画像光を高輝度とする目的で発光素子が採用される。発光素子は発光に伴って発熱する。発光素子から熱を伝達して放熱させるために、プロジェクター1000は上記実施形態の積層放熱体を含む。
図6に示すように、プロジェクター1000に備わる光源装置1050は、光源である発光素子1110、積層放熱体1200、およびヒートシンク1140を含む。発光素子1110の発光によって生じた熱は、接合部1120を介して積層放熱体1200に伝達さる。そして、積層放熱体1200から接合部1130を介して、冷却器であるヒートシンク1140に伝達されることにより、発光素子1110の熱が空気中に放出される。これにより、プロジェクター1000における冷却対象である発光素子1110が冷却される。
発光素子1110は、例えば、半導体レーザーであり、+Z方向へ光を出射する。発光素子1110は、接合部1120を介して積層放熱体1200と接する。
接合部1120は、発光素子1110の熱を積層放熱体1200に伝達する。接合部1120は、+Z方向からの平面視にて、発光素子1110よりやや大きい略矩形の平板である。接合部1120では、図示を省略するが、発光素子1110と接する接合膜と、積層放熱体1200と接する接合膜とが接合材を介して配置される。接合膜の形成材料としては、例えば、銅、アルミニウム、金などが挙げられる。接合材としては、例えば、銀ペーストが挙げられる。
積層放熱体1200では、図示しない炭素材料の領域の炭素材料がZ軸に沿って配向する。そのため、発光素子1110からの熱が-Z方向により伝達され易くなっている。
接合部1130は、積層放熱体1200から伝達された熱をヒートシンク1140に伝達する。接合部1130は、+Z方向からの平面視にて、積層放熱体1200よりやや大きい略矩形の平板である。接合部1130では、図示を省略するが、積層放熱体1200と接する接合膜と、ヒートシンク1140と接する接合膜とが接合材を介して配置される。接合膜の形成材料としては、例えば、銅、アルミニウム、金などが挙げられる。接合材としては、例えば、銀ペーストが挙げられる。
ヒートシンク1140は、伝達された熱を空気中に効率よく放出するために複数のフィンを有する。ヒートシンク1140には、アルミニウムや銅などの熱伝導性に優れる金属を用いる。
なお、本発明の積層放熱体を含む電子機器はプロジェクターに限定されない。また、本発明の積層放熱体は、発光素子1110の他に半導体集積回路などを冷却対象としてもよい。
本実施形態によれば、発光素子1110の冷却性能が向上して、発光素子1110の発光効率および信頼性が向上するプロジェクター1000を提供することができる。また、積層放熱体1200の線膨張係数が小さくなるため、発光素子1110と積層放熱体1200との間の応力を低減することができる。
5.第5実施形態
第5実施形態に係る積層放熱体の製造方法について、図7から図13を参照して説明する。図7に示すように、本実施形態の積層放熱体の製造方法は、工程S1から工程S5を含む。なお、以下に述べる工程のフローは一例であって、本発明の積層放熱体の製造方法はこれに限定されない。
工程S1では、金属材料と結着剤とを含む第1混合物、および炭素材料と結着剤とを含む第2混合物を調製する。具体的には、第1混合物の金属材料として高純度化学研究所社の平均粒子径5μmの銅粉末を用い、結着剤としてPNVA(Poly-N-Vinyl Acetamide)を用いる。第2混合物の炭素材料として伊藤黒鉛社の鱗片状黒鉛Z-5Fを用い、結着剤としてPNVAを用いる。結着剤は400℃程度の加熱にて揮散可能なものが好ましい。
上記銅粉末3.0gと、PNVAの1.0質量%のターピネオール溶液1.5gとをガラス製ビーカーに計り入れる。次いで、メカニカルスターラーを用いて混錬し、ペースト状の第1混合物を調製する。
上記鱗片状黒鉛5.0gと、PNVAの1.0質量%のターピネオール溶液2.3gとをガラス製ビーカーに計り入れる。次いで、メカニカルスターラーを用いて混錬し、ペースト状の第2混合物を調製する。なお、第1混合物および第2混合物の粘度やチクソ性を調節するために、微量のターピネオールやブチルジグリコールアセテートなどを追加して混錬してもよい。そして工程S2へ進む。
工程S2では、第1混合物を、シートなどの上に、X軸に沿う方向において離間させて塗布し、乾燥させて金属材料の領域を設ける。詳しくは、図8に示すように、スクリーン印刷法などを用いて、X軸沿う方向に離間させて第1混合物を塗布する。塗布した第1混合物を約20℃にて自然乾燥させて金属材料の領域501mとする。これにより、長さ方向がZ軸に沿うと共に、X軸に沿う方向に互いに離間する複数の金属材料の領域501mを得る。そして工程S3へ進む。
工程S3では、第2混合物を、Y軸に沿う方向と直交する面であるXZ平面に沿ってせん断力を印加しながら、X軸に沿う方向において離間する金属材料の領域501mの間へ塗布し、乾燥させて炭素材料の領域を設ける。詳しくは、図9に示すように、スクリーン印刷法などを用いて、金属材料の領域501mの間に第2混合物を塗布する。塗布した第2混合物を約20℃にて自然乾燥させて炭素材料の領域501cとする。
ここで、図10に示すように、塗布前の第2混合物510では、含まれる複数の鱗片状黒鉛520は不規則な位置関係にある。これに対して、第2混合物510の塗布にスクリーン印刷法を用いて、スキージ590をXZ平面に沿って+Z方向へ移動させると、第2混合物510にXZ平面に沿うせん断力が印加される。そのため、炭素材料の領域501cでは、複数の鱗片状黒鉛520はへき開面がXZ平面に沿って配向する。炭素材料としてカーボンナノチューブを採用する場合も、上記と同様にしてカーボンナノチューブの繊維の長さ方向をZ軸に沿って配向させることが可能となる。なお、図10では、スクリーン版の図示を省略している。
これにより、X軸に沿う方向において、金属材料の領域501mと炭素材料の領域501cとが交互に配列された層501が設けられる。その後、水素ガスなどの還元ガス雰囲気下にて、層501に対して400℃で1時間の加熱を施す。該加熱によって、結着剤のPNVAを揮散させると共に、金属材料の銅粉末に還元処理を施す。この後、層501に対してY軸に沿う方向に圧縮するプレス処理を行ってもよい。これによって層501が形成される。
次に、工程S2と同様にして層501の+Y方向に層502を設ける。詳しくは、図11に示すように、層501の+Y方向へ、X軸に沿う方向において離間させると共に、各炭素材料の領域501cの+Y方向を覆って複数の金属材料の領域502mを設ける。
その後、図12に示すように、工程S3と同様にして、X軸に沿う方向において離間する金属材料の領域502mの間へ炭素材料の領域502cを設ける。このように、工程S2および工程S3を反復して実施することにより、Y軸に沿う方向に複数の層を積層させる。そして工程S4へ進む。
工程S4では、金属材料の領域501m,502mおよび炭素材料の領域501c,502cなどを含む複数の層に対して、Y軸に沿う方向へ圧縮する。圧縮時のプレス圧は、例えば、50MPaから100MPaの範囲とする。これにより、互いに隣接する層同士において、隙間が低減されて密着される。なお、層501および層502などの複数の層を個別に形成した後、それらを工程S4で重ね合わせて圧縮して一体に成形してもよい。そして工程S5へ進む。
工程S5では、金属材料の領域501m,502mおよび炭素材料の領域501c,502cを含む複数の層に対して、焼成を施す。焼成の条件は、10Pa以下の真空にて、750℃から1100℃の高温にて加熱する。具体的には、例えば、毎分40℃の昇温速度にて約20℃から750℃まで昇温し、750℃を10分間保持してから、毎分16℃の降温速度にて約20℃まで冷却する。
ここで、工程S4の圧縮および工程S5の焼成を、放電プラズマ焼結法などを用いて同時に行ってもよい。放電プラズマ焼結法においても、上記の圧縮条件および焼成条件を採用する。放電プラズマ焼結法にて、上述したように個別に形成した層を重ね合わせる場合には、重ね合わせた後に、再度、上述した還元ガス雰囲気下の加熱を施してもよい。以上により、図13に示すような、層501から層504を含む複数の層が積層された積層放熱体500が製造される。
本実施形態によれば、層間における剥離の発生を抑制する積層放熱体500の製造方法を提供することができる。また、Z軸に沿う方向に熱伝導性が向上した積層放熱体500を製造することができる。詳しくは、XZ平面に沿うせん断力を印加しながら塗布することにより、炭素材料である鱗片状黒鉛520のへき開面をXZ平面に沿って配向させることができる。また、繊維状の炭素材料を用いると、同様にして、炭素材料をZ軸に沿って配向させることができる。
なお、以上に述べた実施の形態は、本発明の一例を説明するものである。本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形例も本発明に含まれる。
100,200,300,500,1200…積層放熱体、101,201,301…第1の層、101c,201c,301c…第1の層の炭素材料の領域、102,202,302…第2の層、102m,202m,302m…第2の層の金属材料の領域、103,203,303…第3の層、103m,203m,303m…第3の層の金属材料の領域、204…第4の層、204c…第4の層の炭素材料の領域、205…第5の層、205m…第5の層の金属材料の領域、300s…一対の外壁面、501c…炭素材料の領域、501m…金属材料の領域、510…第2混合物、520…炭素材料としての鱗片状黒鉛、1000…電子機器としてのプロジェクター。

Claims (9)

  1. 第1の方向において、炭素材料を金属材料で挟む第1の層と、
    前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記第1の層を挟んで積層された第2の層および第3の層と、
    前記第1の方向において、前記炭素材料を前記金属材料で挟む第4の層と、
    前記第2の方向において、前記第4の層を介して前記第3の層と積層された、少なくとも前記金属材料を含む第5の層と、
    を有し、
    前記第2の層および前記第3の層は、少なくとも前記金属材料を含み、
    前記第1の方向および前記第2の方向と直交する第3の方向から見たとき、前記第1の層の前記炭素材料の領域は、前記第2の層の前記金属材料の領域と、前記第3の層の前記金属材料の領域と、に挟まれており、
    前記第1の層および前記第4の層では、前記第1の方向において、前記炭素材料と前記金属材料とが交互に配列され、前記第3の方向から見たとき、前記第4の層の前記炭素材料の領域は、前記第3の層の前記金属材料の領域と、前記第5の層の前記金属材料の領域と、に挟まれており、
    前記第2の層、前記第3の層および前記第5の層は、前記炭素材料を含み、前記第1の方向に、前記炭素材料と前記金属材料とが交互に配列される
    ことを特徴とする積層放熱体。
  2. 前記炭素材料の領域における密度は、50vol%以上95vol%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の積層放熱体。
  3. 前記炭素材料は、前記炭素材料の領域における長さ方向に沿って配向することを特徴とする、請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  4. 前記第1の方向に沿う前記炭素材料の領域の長さは等しいことを特徴とする、請求項2から請求項3のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  5. 前記第1の方向と直交する一対の外壁面は、前記金属材料の領域から成ることを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  6. 前記第2の方向と直交する一対の外壁面は、前記金属材料の領域から成ることを特徴とする、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  7. 前記第3の方向と直交する一対の外壁面は、前記金属材料の領域から成ることを特徴とする、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  8. 前記炭素材料の領域における前記第2の方向に沿う厚さは、10μm以上50μm以下であることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の積層放熱体。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の積層放熱体を含むことを特徴とする電子機器。
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