JP7496357B2 - ばね接続クランプ - Google Patents

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Description

本発明は、電気導体用のばね接続クランプに関する。
例えば、独国特許出願公開第10 2015 104 625号から、ハウジング、旋回レバー、ハウジングの挿入開口部を介してアクセス可能な電流バー、およびクランプばねを備えるばね接続クランプ(導体接続クランプとも呼ぶことができる)が知られている。導体接続クランプの旋回レバーは、ハウジング内に回転可能に支持された軸ストラットを有し、この軸ストラットの周りで、旋回レバーが、その開位置と閉位置との間で旋回可能である。旋回レバーの作動ハンドルと押込み要素との間に、旋回レバーの収容開口部が形成され、この収容開口部を通して、クランプばねの保持脚部およびクランプ脚部が案内される。
独国特許出願公開第10 2016 116 966号は、電気導体をばね力クランプ接続にクランプ固定するための少なくとも1つのクランプばねを備えたばね力クランプ接続に関する。ばね力クランプ接続は、クランプばねのクランプ縁部によって少なくとも部分的に形成された電気導体用のクランプ位置を開くための作動要素を有する。作動要素は、少なくともクランプ位置が開いているときにクランプばねの作動セクションを偏向させるために設計されたばね係合領域を有する。作動要素は、ばね係合領域に作用するクランプばねの力に対して、クランプばねの支持セクションに支持される。
本発明の基礎となる課題は、できるだけ改良されたばね接続クランプを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴によって解決される。有利な発展形態は、従属クレームの主題である。
したがって、電気導体を接続するためのばね接続クランプが提供される。ばね接続クランプは、母線、クランプばね、ハウジング、およびレバーを有する。
母線、クランプばね、およびレバーは、少なくとも部分的にハウジングに収容される。
レバーは、レバーを第1のカウンタベアリングで軸支するための第1の部分円形の外側輪郭を有する第1のベアリングディスクを備える。
レバーは、レバーを第2のカウンタベアリングで軸支するための第2の部分円形の外側輪郭を有する第2のベアリングディスクを備える。
第2のベアリングディスクは、第1のベアリングディスクから離間される。
レバーは、作動ハンドルを有する。作動ハンドルは、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクに接続される。
クランプばねは、クランプ脚部を有する。クランプばねは、母線によって、電気導体を母線にクランプするためのクランプ位置を形成する。
レバーは、従動部を有する。従動部は、レバーの旋回時に、クランプ脚部を閉位置から開位置に動かすように構成される。
有利な一発展形態によれば、従動部は、ストラットとして構成される。有利には、ストラットは、第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間に配置される。有利な一発展形態では、ストラットは、第1のベアリングディスクを第2のベアリングディスクに接続する。
有利な一発展形態によれば、第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間のストラットは、一定の断面形状を有する。特に好ましくは、ストラットは、一部片で構成される。代替として、ストラットは、2つの部分からなることがあり、ストラットの第1の部分は、第1のベアリングディスクに構成され、ストラットの第2の部分は、第2のベアリングディスクに構成される。
有利な一発展形態では、レバーは、ストラットによって閉じられたU字形を有し、作動ハンドルがU字形の基部を形成し、ウェブがU字形の脚部を形成する。第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクは、ウェブの自由端に構成される。例えば、2つのベアリングディスクがストラットを介して互いに接続されることにより、ストラットがU字形を閉じる。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクは、第1のベアリングディスクの厚さよりも大きい半径を有する。有利には、第1のベアリングディスクは、クランプ位置への導体案内チャネルの直径よりも大きい直径を有する。
有利な一発展形態では、第2のベアリングディスクは、第2のベアリングディスクの厚さよりも大きい半径を有する。有利には、第2のベアリングディスクは、クランプ位置への導体案内チャネルの直径よりも大きい直径を有する。
有利な一発展形態では、従動部、ならびに第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクが一部片で成形される。例えば、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスク、ならびに従動部は、射出成形によってプラスチック部品から一部片で成形される。有利には、レバー全体が一部片で成形される。
有利な一発展形態では、従動部は、第1のベアリングディスクの円形状内に少なくとも部分的に配置される。ここで、円形状は、第1のベアリングディスクの部分円形の外側輪郭によって形成される。部分円形の外側輪郭の外では、第1のベアリングディスクの形状は、円から逸脱することがあり、例えば偏心または卵形もしくは楕円形の形状セクションを有することがある。有利な一発展形態では、従動部は、第2のベアリングディスクの円形状内に少なくとも部分的に配置される。ここで、円形状は、第2のベアリングディスクの部分円形の外側輪郭によって形成される。部分円形の外側輪郭の外では、第2のベアリングディスクの形状は、円から逸脱することがあり、例えば偏心または卵形もしくは楕円形の形状セクションを有することがある。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの第1の部分円形の外側輪郭および第2のベアリングディスクの第2の部分円形の外側輪郭は、閉位置から開位置へのレバーの作動時にレバーの回転軸を定める。有利には、従動部は、開位置および閉位置において、母線と、回転軸を通って母線に平行な平面との間の空間の外に配置されている。したがって、従動部は、開位置および閉位置で、有利には導体案内チャネルの外に配置される。挿入された導体は、従動部と衝突しない。従動部は、導体を案内するための案内機能を有さない。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの第1の部分円形の外側輪郭および第2のベアリングディスクの第2の部分円形の外側輪郭は、閉位置から開位置へのレバーの作動時にレバーの回転軸を定める。
有利な一発展形態では、従動部は、隆起した表面を有する。従動部は、有利には、レバーの作動時に、回転軸に対する、クランプ脚部と接触している表面の領域の距離が変化するように配置および成形される。ここで、レバーは、好ましくは回転運動のみで、または概して回転運動で旋回するように構成されている。有利な一発展形態において、開位置での回転軸までの距離は、閉位置での距離よりも大きい。
有利な一発展形態によれば、従動部は、概して卵形または概して楕円形の断面形状を有する。有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの第1の部分円形の外側輪郭および第2のベアリングディスクの第2の部分円形の外側輪郭は、閉位置から開位置へのレバーの作動時にレバーの回転軸を定める。有利には、従動部は、第1のベアリングディスクから第2のベアリングディスクまで、回転軸に概して平行に延びる。
代替として、従動部を2部片または多部片で構成することもできる。ここで、有利には、従動部の各部は、概して回転軸に平行に延びる。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクの領域に導体を収容するための導体案内チャネルは、第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間の空間によって形成される。有利には、空間は、母線によって少なくとも1つの側で画定される。
有利な一発展形態によれば、クランプばねは、ばねアーチおよび当接脚部を有する。クランプ脚部は、ばねアーチを介して当接脚部に接続される。ばねアーチは、ばね根部とも呼ぶことができる。有利な一発展形態によれば、従動部は、当接脚部とクランプ脚部との間に配置される。有利な一発展形態によれば、従動部は、開位置よりも閉位置で当接脚部の近くに配置される。
有利な一発展形態によれば、クランプばねの当接脚部は、第1のウェブおよび第2のウェブを有する。第1のウェブおよび第2のウェブは、当接脚部の開口部を画定する。
さらに、上記の課題は、電気導体を接続するためのばね接続クランプによって解決される。ばね接続クランプは、母線、クランプばね、ハウジング、およびレバーを有する。母線、クランプばね、およびレバーは、少なくとも部分的にハウジングに収容される。
レバーは、レバーを第1のカウンタベアリングで軸支するための第1の外側輪郭を有する第1のベアリングディスクを備える。
レバーは、第1のベアリングディスクに接続された作動ハンドルを有する。
クランプばねは、クランプ脚部を有する。クランプ脚部は、母線と共に、電気導体を母線にクランプするためのクランプ位置を形成する。
レバーは従動部を有し、この従動部は、レバー400の旋回時に、クランプ脚部を閉位置から開位置に動かすように構成される。
第1のカウンタベアリングは、クランプばねの力を吸収するように構成される。
レバーは、第1のベアリングディスクから軸方向に突出する第1のジャーナルを有する。ジャーナルは、ハウジングの収容部に配置されている。ジャーナルは、従動部がクランプばねのクランプ脚部と接触していないとき、レバーを位置決めする。
有利な一発展形態によれば、第1のジャーナルは、第1のベアリングディスクの厚さよりも小さい厚さを有する。
有利な一発展形態では、第1のジャーナルは、第1のベアリングディスクの半径よりも小さい半径を有する。
有利な一発展形態によれば、第1のカウンタベアリングは、母線の第1のセクションおよび/またはクランプばねの第1のセクションを有し、これらはクランプ脚部が従動部に当接するときにクランプばねの力を吸収するように構成される。有利には、クランプ脚部が従動部と当接しておらず、かつレバーが第1のジャーナルおよび収容部によってハウジング内に位置決めされているとき、第1のベアリングディスクは、第1のカウンタベアリングに緩く当たるだけである。
有利な一発展形態によれば、ばね接続クランプの幅は、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクに隣接する外壁の厚さ、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクの厚さ、ならびに第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間の空間の幅の合計によってのみ定められる。
有利な一発展形態によれば、クランプばねは、ばねアーチおよび当接脚部を有する。クランプ脚部は、ばねアーチを介して当接脚部に接続される。有利には、ばね接続クランプは、ばねアーチに接続された正確に1つのクランプ脚部を有する。これにより、コンパクトな構造方式を実現することができる。別の発展形態によれば、閉位置では、クランプ脚部と当接脚部とは、1つの領域で互いに本質的に平行である。ここで、この領域は、ばねアーチに隣接する。有利な一発展形態では、クランプ脚部は、クランプ縁部で、プレストレス下で母線に当接する。有利には、閉位置では、クランプ縁部を有するクランプ脚部の自由端は、当接脚部の方向を向く。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの半径は、ベアリングディスクの厚さよりも大きく、したがって、支持のために、第1のベアリングディスクがその外側輪郭(走行面)で滑動する。
有利な一発展形態において、レバーは、作動のために旋回可能である。有利な一発展形態では、レバーは、作動のために概して並進運動可能である。有利には、第1のカウンタベアリングおよび/または第2のカウンタベアリングは、レバーの並進運動のために構成されている。例えば、ユーザが作動セクションを押すと、レバーは、クランプ脚部を動かすために概して並進運動で開位置に滑動する。有利な一発展形態において、第1のカウンタベアリングおよび/または第2のカウンタベアリングはさらに、レバーを旋回させるように構成され、それにより、概して回転運動でのレバーの作動がクランプ脚部を開位置に動かす。
有利な一発展形態では、第1のカウンタベアリングは第1のベアリングシェルを有する。ベアリングシェルは、少なくとも、母線の第1のセクションと、クランプばねの当接脚部の第1のセクションとから形成される。
有利な一発展形態では、第2のカウンタベアリングは、第2のベアリングシェルを有する。第2のベアリングシェルは、少なくとも母線の第2のセクションとクランプばねの当接脚部の第2のセクションとから形成される。
有利な一発展形態では、母線の第1のセクションと当接脚部の第1のセクションとは、第1のベアリングシェルを構成するために鈍角で配置される。
有利な一発展形態では、母線の第2のセクションと当接脚部の第2のセクションとは、第2のベアリングシェルを構成するために鈍角で配置される。
有利な一発展形態では、第1のベアリングシェルおよび/または第2のベアリングシェルは、少なくとも1つの直線セクションおよび/または少なくとも1つの部分円形セクションを有する。例えば、母線のセクションは、少なくとも部分的に直線状に、および/または少なくとも部分的に部分円形状に構成される。例えば、クランプばねの当接脚部のセクションは、少なくとも部分的に直線状に、および/または少なくとも部分的に部分円形状に構成される。
有利な一発展形態では、クランプばねの当接脚部は開口部を有し、開口部を通して電気導体をクランプ位置に供給する。ここで、開口部は、少なくとも導体の高さおよび幅にわたって、ばね接続クランプに関して許容される直径で延びる。有利には、開口部は、ばねアーチ内まで延びる。これにより、例えば開口部を通して押込み機構を共に実行するために、例えば、ばね接続クランプにさらなる機能を組み込むことが可能になる。
有利な一発展形態では、開口部がすべての側でクランプばねの材料によって囲まれることにより、開口部は閉じられている。例えば、クランプばねの開口部は、打抜きによって作製される。
有利な一発展形態では、クランプばねの当接脚部は、第1のウェブおよび第2のウェブを有する。有利には、第1のウェブおよび第2のウェブは、当接脚部の開口部を画定する。
有利な一発展形態では、第1のウェブは、レバーの第1のベアリングディスクのための載置部を形成する。したがって、第1のウェブは、第1のカウンタベアリングの一部であり、第1のベアリングシェルの一部を形成する。有利な一発展形態では、第2のウェブは、レバーの第2のベアリングディスクのための載置部を形成する。したがって、第2のウェブは、第2のカウンタベアリングの一部であり、第2のベアリングシェルの一部を形成する。
有利な一発展形態では、ハウジングは、導体案内チャネルの第1の案内壁および/または第2の案内壁を有する。導体案内チャネルは、電気導体をクランプ位置に案内する。電気導体は、外から導体開口部を通して導体案内チャネルに差し込まれる。有利には、第1の案内壁は当接脚部の開口部で終端し、例えば、第1の案内壁は、第1の、開口部を画定する第1のウェブに隣接する。有利には、第2の案内壁は当接脚部の開口部で終端し、例えば、第2の案内壁は、第2の、開口部を画定する第2のウェブに隣接する。同様に、第1の案内壁および/または第2の案内壁が、当接脚部の開口部を貫いて延びることも可能である。有利な一発展形態では、ハウジングは、基体およびカバーを有する。有利には、第1の案内壁および/または第2の案内壁は、ハウジングのカバーに構成されている。
有利な一発展形態では、第1のベアリングシェルは、部分円形の内側輪郭を有する母線の第1の母線壁セクションを有する。
有利な一発展形態では、第2のベアリングシェルは、部分円形の内側輪郭を有する母線の第2の母線壁セクションを有する。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクの領域に導体を収容するための導体案内チャネルは、第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間の空間によって形成されている。空間は、母線によって少なくとも1つの側で画定される。
有利な一発展形態では、母線は、フォーク接点の第1のフォークプロングを有し、クランプばねは、フォーク接点の第2のフォークプロングを有する。
好ましくは、当接脚部と第2のフォークプロングとは、特にばね鋼から一部片で成形されている。
有利な一発展形態では、第2のフォークプロングは、特にプレストレス下で、コンタクトブレードの挿入なく第1のフォークプロングに当接するように成形される。
有利な一発展形態では、クランプばねの当接脚部は、クランプ位置とは反対側で母線に当接する。
有利な一発展形態では、母線は、クランプ位置を有する接触セクション、接続セクション、およびフォーク接点の第1のフォークプロングを有する。母線の接触セクションは、底部セクションと呼ぶこともできる。有利には、接続セクションは、接触セクションを第1のフォークプロングに接続する。有利には、接触セクション、接続セクション、および第1のフォークプロングは、金属部品から一部片で成形される。
有利な一発展形態では、母線の接続セクションは、接触セクションに対して概して垂直に構成される。
有利な一発展形態では、母線の接続セクションは、第1のフォークプロングに対して概して垂直に構成される。
有利な一発展形態では、クランプばねは、接続セクションに支持されている。好ましくは、クランプばねは、クランプ位置に面する接続セクションの側に支持するための第1の支持要素、および/またはクランプ位置とは反対の接続セクションの側に支持するための第2の支持要素を有する。有利には、第1の支持要素および/または第2の支持要素は、例えば、当接脚部から一部片で成形される。有利には、第1の支持要素および/または第2の支持要素は、当接脚部からの突起部の広がりによって形成される。例えば、第1の支持要素および/または第2の支持要素は、突起部の縁部によって形成される。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの第1の部分円形の外側輪郭および/または第2のベアリングディスクの第2の部分円形の外側輪郭は、閉位置から開位置へのレバーの旋回時にレバーの回転軸を定める。有利には、レバーは、開位置から閉位置への逆向きの旋回運動において手動で旋回して戻すことができる。好ましくは、従動部は、開位置および閉位置において、母線と、回転軸を通って母線に平行な平面との間の空間の外に配置されている。したがって、従動部は、開位置および閉位置で、有利には導体案内チャネルの外に配置される。挿入された導体は、従動部と衝突しない。従動部は、導体を案内するための案内機能を有さない。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクの第1の部分円形の外側輪郭および/または第2のベアリングディスクの第2の部分円形の外側輪郭は、閉位置から開位置へのレバーの旋回時にレバーの回転軸を定める。有利な一発展形態では、従動部は、隆起した表面を有する。従動部は、有利には、レバーの旋回時に、回転軸に対する、クランプ脚部と接触している表面の領域の距離が変化するように配置および成形される。有利には、開位置での回転軸までの距離は、閉位置での距離よりも大きい。例えば、従動部は、概して卵形または概して楕円形の断面形状を有する。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクは、ハウジングの第1の外壁を通して軸方向に案内される。有利には、第1のベアリングディスクの軸方向案内部は、第1の外壁によってのみ形成される。有利な一発展形態では、第2のベアリングディスクは、ハウジングの第2の外壁を通して軸方向に案内される。有利には、第2のベアリングディスクの軸方向案内部は、第2の外壁によってのみ形成される。ここで、外壁とは、電気コンタクトインサートを母線およびクランプばねから外向きに電気的に絶縁する、ばね接続クランプの壁を意味する。それに対応して、外壁とは、同様に、互いに並べて配置された2つのコンタクトインサートを互いに電気的に絶縁する壁を意味する。各コンタクトインサートは、ばね接続クランプに関連し、2つのばね接続クランプのハウジングを一部片で構成することができる。ここで、同じ壁がそれぞれ、2つの隣接するばね接続クランプの外壁として機能することが可能である。
有利な一発展形態では、第1のベアリングシェルは、母線の第1のセクション、当接脚部の第1のセクション、およびハウジングの第1のセクションを有する。ここで、第1のベアリングシェルは、3つの異なる部分によって形成される。有利な一発展形態では、第2のベアリングシェルは、母線の第2のセクション、当接脚部の第2のセクション、およびハウジングの第2のセクションを有する。ここで、第2のベアリングシェルは、3つの異なる部分によって形成される。これにより、案内の機能と力の印加の機能とを分割し、コンパクトなばね接続クランプを提供することができる。
有利な一発展形態では、ハウジングは、少なくとも母線を収容するための内部空間を有する収容部分およびカバーを備える。カバーは、内部空間に面する収容部分の開口部を閉じる。収容部分およびカバーにハウジングを構成することによって、ばね接続クランプのコンパクトな形状を実現することができる。有利な一発展形態では、カバーに少なくとも1つの導体案内チャネルが構成され、この導体案内チャネルは、電気導体をクランプ位置に案内するための案内壁を有する。
有利な一発展形態では、第1のベアリングディスクおよび第2のベアリングディスクの領域に電気導体を収容するための導体案内チャネルは、第1のベアリングディスクと第2のベアリングディスクとの間の空間によって少なくとも部分的に形成される。さらに、空間は、底部領域において母線によって画定することができる。有利には、導体案内チャネルの第1のハウジング案内壁と、電気導体に面する第1のベアリングディスクの第1の内面とは、少なくとも導体差込み方向で同一平面内である。有利には、導体案内チャネルの第2のハウジング案内壁と、電気導体に面する第2のベアリングディスクの第2の内面とは、少なくとも導体差込み方向で同一平面内である。ここで、導体差込み方向での導体の差込みを妨げない最大の縁部が表面間に残っている場合、表面は、製造公差の範囲内にある。例えば、第1または第2のベアリングディスクの第1または第2の内面は、第1または第2のハウジング案内壁に跳ね戻る。
有利な一発展形態では、導体差込み方向で、当接脚部の第1のウェブが第1の案内壁に直接接続する。
有利には、導体差込み方向で、第1のベアリングディスクは第1のウェブに直接接続する。有利な一発展形態では、導体差込み方向で、当接脚部の第2のウェブは、第2の案内壁に直接接続する。有利には、導体差込み方向で、第2のベアリングディスクは、第2のウェブに直接接続する。したがって、案内壁とウェブとの間、およびウェブとベアリングディスクとの間の隙間が減少される。ストランドの単線が残りの隙間に引っかかるリスクが軽減される。
以下、図面に示される例示的実施形態を参照して、本発明の特徴をより詳細に述べる。ここで、異なる例示的実施形態の特徴を互いに組み合わせることが可能である。
ばね接続クランプを含む一例示的実施形態を示す断面図である。 図1からの実施形態を開位置で示す図である。 図3aは、ばね接続クランプの一例示的実施形態の断面図である。 図3bは、ばね接続クランプの一例示的実施形態の断面図である。 ばね接続クランプのコンタクトインサートの一例示的実施形態を示す図である。 ばね接続クランプの母線の一例示的実施形態を示す図である。 クランプ脚部が弛緩された状態でのばね接続クランプのクランプばねの一例示的実施形態を示す図である。 クランプ脚部が偏向された状態でのばね接続クランプのクランプばねの一例示的実施形態を示す図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態の断面図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態の側面図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態の部分断面図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態を断面図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態を三次元で示す図である。 ばね接続クランプの部品を含む例示的実施形態を三次元で示す図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態の断面図である。 ばね接続クランプを含む一例示的実施形態の断面図である。
図1に、ばね接続クランプ1を含む一例示的実施形態が断面図で概略的に示されている。ばね接続クランプ1は、ばね力クランプと呼ぶこともできる。母線100と、レバー400と、クランプばね200とが収容されているハウジング300が示されている。電気絶縁のために、導電性構成要素100、200は、プラスチックなどの絶縁材からなるハウジング300内に、好ましくは完全に収容されている。ばね接続クランプが低電圧(最大42V)に関してのみ使用可である場合、導電性の部品がハウジング300から突出していてもよい。レバー400は、ハウジング300内に部分的に収容され、手動操作のためにハウジング300から突出する作動ハンドル490を備える。
導体案内チャネルLFの概して中央を通る断面図であるため、この図では、レバー400は、ハウジング300によって部分的に隠された状態で示されている。レバー400は、レバー400を第1のカウンタベアリング(換言すれば、支承部)510において軸支するための第1の部分円形の外側輪郭411を有する第1のベアリングディスク410を有する。作動ハンドル490は、ウェブ415(部分的に隠された状態で示されている)を介して第1のベアリングディスク410と接続される。図1の例示的実施形態での第1のベアリングディスク410は、部分円形の外側輪郭411を有し、この外側輪郭411において第1のベアリングディスク410が径方向で軸支されている。
クランプばね200はクランプ脚部210を有し、クランプ脚部210は、母線100と共に、電気導体2を母線100にクランプする(換言すれば、締め付ける)ためのクランプ位置Kを形成する。クランプ位置Kの領域において、母線100は隆起部134を有し、面圧を増加させて、電気接触抵抗を最小化する。レバー400は従動部(換言すれば、駆動部)430を有し、この従動部430は、レバー400の旋回時に、クランプ脚部210を閉位置GSから開位置OSに動かすように構成される。図1では、レバー400およびクランプ脚部210は閉位置GSで示されている。これに対し、図2では、レバー400およびクランプ脚部210は開位置OSで示されている。
したがって、レバー400を作動させることによって、クランプ脚部を開位置OSから閉位置GSに移動させることができる。電気導体2が予め差し込まれている場合、クランプ脚部210は、開位置OSからの移動時に導体2に当たり、この導体2を母線100に対してクランプする。その後、レバー400が閉位置GSの方向にさらに動かされると、従動部430は、クランプ脚部210と接触しなくなり、クランプ力FFederがこの場合導体2に完全に伝わる。有利には、レバー400の構成要素410、415、430、490は、プラスチックから一部片で成形される。
第1のベアリングディスク410は、カウンタベアリング510に径方向で軸支される。ここで、カウンタベアリング510は、母線100の少なくとも一部分と、クランプばね200の少なくとも一部分とからの組合せで形成されている。これにより、従動部430を介してベアリングディスク410に導入されるばね力FFederの一部を母線100に伝達し、別の一部をクランプばね200に伝達することが可能になる。図1および図2の例示的実施形態では、第1のベアリングディスク410の外側輪郭411は、母線100の底部セクション130上を滑動する。代替として、または図1と図2の組合せで示されるように、外側輪郭411は、部分円形の内側輪郭111を有する母線壁セクション110上で滑動する。有利には、母線壁セクション110の部分円形の内側輪郭111の幾何形状は、第1のベアリングディスク410の外側輪郭411に適合されている。
図1の例示的実施形態では、クランプばね200は、クランプ脚部210、当接脚部220、およびクランプ脚部210と当接脚部220とを接続するばねアーチ230を有する。図1の例示的実施形態では、当接脚部220は、ばねアーチ230から母線100まで延び、さらに母線100の下に延びる。ここで、当接脚部220は母線100に当接する。有利には、クランプばね200の当接脚部220は、母線100の、クランプ位置Kとは反対の側に当接する。さらに、クランプばね200の当接脚部220の延長部255が設けられ、母線の開口部内に突出して固定位置を形成することが図2に示されている。同時に、突起部として成形された当接脚部220の延長部255は、導体2の最大の差込み深さを制限する壁を形成する。
クランプばね200の当接脚部220は、クランプ位置Kに向いた開口部229を有する。導体2は、開口部229を通してクランプ位置Kに案内される。開口部229は、当接脚部220の図示されるウェブ221によって画定され、当接脚部220のウェブ221に第1のベアリングディスク410が軸支されている。したがって、当接脚部220のウェブ221は、第1のカウンタベアリング510の構成部分である。ハウジング壁331は、導体案内チャネルLFを側方で画定しており、したがって、差込み側ESから導体接続クランプ1に案内される導体2は、側方で、導体差込み方向ERで互いに順に位置するハウジング壁331、当接脚部220のウェブ221、およびベアリングディスク410の内面412を通って案内される。有利には、ハウジング壁331、ウェブ221、および内面412は、差込み方向ERにおいて縁部が導体2にぶつからないように構成および配置される。理想的な場合には、ハウジング壁331、ウェブ221、および内面412は、導体差込み方向ERで同一平面内にある。
図1の例示的実施形態では、ばね接続クランプ1は、中実の導体2を直接差し込むために構成されている。このために、レバー400を開位置OSに旋回させる必要はない。導体2は、直接差し込まれると、導体案内チャネルLFを通してクランプ脚部210まで押し込まれ、前進力によってばね力FFederに抗してクランプ脚部210を偏向させる。
図1の例示的実施形態では、ばねアーチ230に隣接する領域において、クランプ脚部210と当接脚部220とは、閉位置GSで概して平行に配置されることが示されている。ここで、クランプ脚部210は、当接脚部220に対して、厳密な数学的平行性から15°未満だけずれている。これにより、クランプばね200による大きなクランプ力を実現し、同時にコンパクトな構造形態を実現することができる。
図1の例示的実施形態では、ハウジング300は、互いに固定されている第1のハウジング部品340および第2のハウジング部品360を有する。第1のハウジング部品340は、内部空間345を有する基体340を構成する。内部空間345には、母線100およびクランプばね200が収容されている。第2のハウジング部品360は、カバー360を形成する。内部空間345にハウジング300のカバー360が収容され、カバー360が内部空間345を閉じる。図1の例示的実施形態では、カバー360は、導体案内チャネルLFの壁331を有する。カバー360は、固定要素361、367によってハウジング300の基体340に固定されている。例えば、固定要素361、367は、嵌合するように構成されている。
図1の例示的実施形態では、レバー400は、作動ハンドル490と、作動ハンドル490に接続された第1のウェブ415および第2のウェブ425とを有し、したがって第1のウェブと第2のウェブとの間に隙間が形成され、この隙間に、クランプ脚部210および第1のハウジング部品340のハウジングウェブ380が配置されている。ここで、ハウジングウェブ380は、隙間を貫いて延びている。
図1の例示的実施形態では、ハウジングウェブ380は、第2のハウジング部品360、すなわちカバー360に固定するための固定要素348を備える。ハウジングウェブ380の固定要素348は、アンダーカット348として構成されており、このアンダーカット348にはカバー360のラッチフック363が割り当てられる。
図2の例示的実施形態では、ハウジングウェブ380は、カバー360に固定するための固定要素343を備える。ハウジングウェブ380の固定要素343は、ラッチフック343として構成されている。カバー360は、ラッチフック343に適合するアンダーカット366を有する。どちらの例示的実施形態においても、固定要素361、362は、ラッチ要素または関連の縁部として構成される。どちらの場合にも、ハウジングウェブ380は、レバー400の第1のウェブ415と第2のウェブ425との間の隙間を貫いて延びている。同様に、クランプばね200のクランプ脚部210は、第1のウェブ415と第2のウェブ425との間の隙間を貫いて延びている。この形態により、いくつかの利点が実現される。レバー400に特に大きな変位経路を提供することが可能になり、したがって、伝達比により、ユーザが感じる作動力を小さく保つことができる。同時に、ばね接続クランプ1を特に小さく構成することができる。ウェブ415、425間、およびウェブ415、425の自由端にあるベアリングディスク410、420間の隙間は、ハウジングウェブ380、クランプ脚部210、および従動部430によって最小の空間で相乗的に利用され、それにより特にコンパクトな配置を実現することができる。
図2の例示的実施形態では、ハウジングウェブ380は、クランプばね200の領域において、クランプばね200とハウジング300の接触可能な外面との間の少なくとも1.3mmの距離を確保する厚さを有することが示されている。1.3mmにより、十分な空気および沿面距離が実現される。
図1の例示的実施形態では、母線100は、接触セクションとして働く底部セクション130に加えて、第1のフォークプロング(換言すれば、ピン)163および第2のフォークプロング164を備えるフォーク接点160を備える。第1のフォークプロング163および第2のフォークプロング164は、接続壁165によって互いに動かないように接続される。有利には、底部セクション130、第1および第2のフォークプロング163、164、ならびに接続壁165は、金属片から例えば打抜き曲げ加工によって一部片で成形される。フォーク接点160は、ハウジング300の差込面370に配置される。差込面370は、コンタクトブレード(図示せず)用の、フォーク接点160に通じる開口部371を有する。図1の例示的実施形態の代替として、ばね接続クランプ1は、母線100の底部セクション130と一部片で成形されたコンタクトブレード(図示せず)を有することができる。
図2では、断面図で、レバー400およびクランプ脚部210が開位置OSで示されている。クランプ脚部210は、開位置OSに偏向されている。ばね力FFederは、従動部に作用し、概して回転点Dを通るように方向付けられている。ここで、回転点Dは、第1のベアリングディスク410の部分円形の外側輪郭411によって定められる。これにより、図2の例示的実施形態では、レバー400は上死点位置に保持される。
ばね接続クランプ1の図1および図2の例示的実施形態では、第1のベアリングディスク410の第1の部分円形の外側輪郭411が、閉位置GSから開位置OSへのレバー400の旋回時のレバー400の回転軸Dを定める。従動部430は、隆起した表面435を有し、それにより、レバー400の旋回時に、クランプ脚部210に接触する表面435の領域と回転軸Dとの距離dが変化する。ここで、開位置OSでの距離dは、閉位置GSでの距離よりも大きい。
図2において、開位置OSにある従動部430は、図1の閉位置GSよりもクランプ脚部210の自由端の近くに位置決めされている。これに対応して、クランプばね200のクランプ脚部210の偏向と共にばね力FFederが増加し、同時に、従動部430とクランプ脚部210との接触領域と、ばねアーチ230との間のレバーアーム長も増加する。両方の効果が一部補償し合い、それにより、旋回時にユーザが感じる作動ハンドル490でのレバー作動力の増加はより小さい。旋回運動の最後に、レバー400は開位置OSになる。
クランプ脚部210の自由端には、母線の傾斜面に位置決めされるクランプ縁部211が構成されており、したがって、導体2は、母線100および突起部255によって形成された導体受入ポケットAT内に、まずクランプ脚部210から、その直後に母線100を通して導かれる。同時に、導体2は、挿入方向ERで、また底部に対置して、母線100の底部セクション130を通してさらに側方に案内される。この案内により、マルチワイヤ導体、または多数の個別の導体を備えた撚線を、ばね接続クランプ1によって接続することもできる。
図1および図2には、レバー400が2つのベアリングディスクを有する一実施形態は示されていない。これら2つのベアリングディスクにより、軸受力が減少され、レバー400の傾倒も減少される。図3aおよび図3bの例示的実施形態では、第1のベアリングディスク410および第2のベアリングディスク420を有するレバー400が水平断面で示されている。ここで、図3aは、閉位置GSにあるレバーを示し、図3bは、開位置OSにあるレバー400を示す。第1のベアリングディスク410は、従動部430に接続されている。第2のベアリングディスク420も従動部430に接続されている。有利には、第1のベアリングディスク410と第2のベアリングディスク420とは、従動部430によって互いに接続されている。これにより、特により小さなレバー400に関して、レバー400の安定性を高めることができる。代替として、従動部430は2部品で構成される。この場合、従動部430は、例えば一部が第1のベアリングディスク410に予め成形され、一部が第2のベアリングディスク420に予め成形される。有利には、第1のベアリングディスク410、第2のベアリングディスク420、および従動部430は、1つの材料から一部片で成形される。有利には、ベアリングディスク410、420は、プラスチックから構成される。代替として、従動部を別個の要素として、例えば割りピンまたは針として構成することもできる。例えば、従動部は金属から形成される。
図3bでは、第1のベアリングディスク410が第1のウェブ415に接続され、第2のベアリングディスク420が第2のウェブ425に接続されていることが分かる。どちらのウェブ415、425も作動ハンドル(断面図では見えない)に接続され、それにより、レバー400はU字形を成し、その自由端にベアリングディスク410、420が構成される。第1のベアリングディスク410は、母線100の底部セクション130と当接脚部220の第1のウェブ221とからなる第1のカウンタベアリングに軸支される。第2のベアリングディスク420は、母線100の底部セクション130と当接脚部220の第2のウェブ222とからなる第2のカウンタベアリングに軸支される。
第1のベアリングディスク410の第1の内面412と第2のベアリングディスク420の第2の内面422との間に、導体2のための空間Rが構成される。この空間Rは、図3aに示されるように、閉位置GSではクランプ脚部210によって画定される。図3bによる開位置OSでは、空間Rはさらに、側方でウェブ415、425によって画定される。開位置OSに押し込まれた導体2は、隆起部134の上に達し、隆起部134にしっかりとクランプすることができる。代替として、別の位置にある隆起部の構成、または波形の底部セクションもしくは複数の隆起部も可能である(図示せず)。
第1のベアリングディスク410は、軸方向で第1のハウジング壁341によって支持される。第2のベアリングディスク420は、軸方向で第2のハウジング壁342によって支持される。第1のベアリングディスク410は、第1の部分円形の外側輪郭411によって第1のカウンタベアリングに径方向で軸支され、第1のカウンタベアリングは、クランプばね200の力を吸収するように構成される。レバー400は、第1のベアリングディスク410から軸方向に突出する第1のジャーナル451を有する。第1のジャーナル451は、ハウジング300の第1の収容部351に配置される。レバー400は、従動部430がクランプばね200のクランプ脚部210と接触していないとき、旋回時に第1のジャーナル451によって位置決めされて軸支される。これに対し、従動部430がクランプ脚部210に当接すると、クランプばね200の力は、従動部430および第1のベアリングディスク410を介して第1のカウンタベアリングに出力される。収容部351は、クランプばね200の力がジャーナル451および収容部351に大きくは作用しないように、例えばわずかな遊びを有する。ジャーナル451および収容部351は、レバー400が、クランプばね200と接触していないときにハウジング300内で緩まって動き得るのではなく、ジャーナル451および収容部351によって所定の位置で保持されるように作用する。第1のベアリングディスク410のこれら2つの互いに調整された軸支により、クランプばね200と接触していないときにレバー400ががたつくのを効果的に防止することができ、同時に、高いばね力の場合に良好な軸支が保証され、それでもクランプばね200を簡単に構成することができる。
位置決めには、第1のベアリングディスク410にある第1のジャーナル451で確かに十分であり、したがって第2のベアリングディスク420にある第2のジャーナルは必要とされない。しかし、両方のベアリングディスク410、420がジャーナル451、452を伴って構成される場合、レバー400の傾倒のリスクをさらに低減することができる。ここで、レバー400は、第2のベアリングディスク420から軸方向に突出する第2のジャーナル452を有する。第2のジャーナル452は、ハウジング300の第2の収容部352に配置される。第2のジャーナル452は、従動部430がクランプばね200のクランプ脚部210と接触していないとき、旋回時にレバー400を位置決めする。これに対し、従動部430がクランプ脚部210に当接すると、クランプばね200の力は、従動部430および第2のベアリングディスク420を介して第2のカウンタベアリングに出力される。収容部352は、クランプばね200の力がジャーナル452および収容部352に大きくは作用しないように、理想的には全く作用しないように、例えばわずかな遊びを有する。ジャーナル452および収容部352は、レバー400が、クランプばね200と接触していないときにハウジング300内で緩まって動き得るのではなく、ジャーナル452および収容部352によって所定の位置で保持されるように作用する。第2のベアリングディスク420のこれら2つの互いに調整された軸支により、クランプばね200と接触していないときにレバー400が緩まるのを効果的に防止することができ、同時に、高いばね力の場合にクランプばね200と接触しているときに第2のカウンタベアリングによる良好な軸支が保証され、クランプばね200をそれでも簡単に構成することができる。
図3aおよび図3bの例示的実施形態では、ハウジング300が、導体案内チャネルLFの第1の案内壁331および/または第2の案内壁332を有することが示されている。導体案内チャネルLFは、電気導体(図示せず)をクランプ位置Kに案内する。このために、電気導体を、導体差込み方向ERで、外部から導体案内チャネルを通して導体用の開口部に押し込むことができる。第1の案内壁331および/または第2の案内壁332は、例えばハウジング300のカバー360に構成されている。有利には、第1の案内壁331には、導体を案内するための第1のベアリングディスク410が続き、図3aの例示的実施形態では、第1の案内壁331と第1のベアリングディスク410との間に当接脚部220の第1のウェブ221が配置されている。有利には、第2の案内壁332には、導体を案内するための第2のベアリングディスク420が続き、図3aの例示的実施形態では、第2の案内壁332と第2のベアリングディスク420との間に当接脚部220の第2のウェブ222が配置されている。導体は、第1の案内壁331および第2の案内壁332を通して案内された後、当接脚部220の開口部229を通って、ベアリングディスク410、420間の空間Rに出る。さらに、母線100の底部セクション130、およびそれに対置してクランプばね200のクランプ脚部210が、案内に寄与することができる。
図4では、ばね接続クランプ1の一例示的実施形態のコンタクトインサートが三次元の図で示されている。第1のカウンタベアリング510が見えるように、クランプばね200のクランプ脚部210は一部省いて示されている。実際には、当然、クランプばね200のこのクランプ脚部210は連続的に構成される。ばね接続クランプ1のうち、母線100およびクランプばね200が示されている。クランプ脚部210を移動させるためのレバーは、図4の例示的実施形態には示されていない。必要であれば、図4の例示的実施形態において、コンタクトインサートを収容するためのハウジングを補うことができる。
クランプばね200は、ばねアーチ230、当接脚部220、およびクランプ脚部210を有する。有利には、クランプばね200は、ばね鋼から一部片で成形されて湾曲されている。クランプばね200は、母線100に対する電気導体(図示せず)の押圧力を恒久的に保証するように最適化されている。クランプ脚部210は、ばねアーチ230を介して当接脚部220に接続されている。図4の例示的実施形態では、クランプばね200は、電気導体(図示せず)用のクランプ脚部210を正確に1つ有する。さらに、図4の例示的実施形態のコンタクトインサートは、フォーク接点160を有する。ここで、クランプばね200の当接脚部220が、フォーク接点160のフォークプロング262を形成する。
図4での例示的実施形態のコンタクトインサートは、さらに母線100を有する。有利には、母線100は、所定の環境条件下で導電率を最適化された金属、例えば亜鉛めっき銅から製造される。代替として、母線100は、銅合金または別の金属から製造される。有利には、母線100は、仕上げ加工され、特に銀めっきまたは金めっき加工される。母線100は、底部セクション130(接触セクション130と呼ぶこともできる)を有する。図4の例示的実施形態では、底部セクション130は、接触側に隆起部134を有し、この隆起部134は、クランプ脚部210のクランプ縁部211と共に、電気導体のための接触位置Kを形成する。母線100は、底部セクション130に対して概して垂直に構成された接続セクション170と、フォーク接点160のフォークプロング163とを有する。したがって、母線100は、フォーク接点160の第1のフォークプロング163を有する。これに対し、クランプばね200は、フォーク接点160の第2のフォークプロング262を有する。ここで、クランプばね200の第2のフォークプロング262は、予め応力を加えたプレストレス下でフォーク接点160の第1のフォークプロング163に当接する。
母線100のフォークプロング163は、接続セクション170を介して底部セクション130に接続されている。図4の例示的実施形態では、母線100の接続セクション170は、第1のフォークプロング163に対して概して垂直に構成されている。フォーク接点160にブレード接点(図示せず)が接続され、クランプ位置Kに電気導体(図示せず)が接続されている場合、電流は、電気導体から、底部セクション130、接続セクション170、およびフォークプロング163を介してブレード接点に流れることができる。好ましくは、母線100の底部セクション130、接続セクション170、およびフォークプロング163は、金属片から一部片で成形される。
図4の例示的実施形態では、ばね接続クランプ1は、第1のベアリングディスク(図示せず)用の第1のカウンタベアリング510および/または第2のベアリングディスク(図示せず)用の第2のカウンタベアリング520を有して示されている。ここで、第1のカウンタベアリング510または第2のカウンタベアリング520のみを構成することができるが、特に有利には、確実に支持するために両方のカウンタベアリング510、520が設けられる。
第1のカウンタベアリング510は第1のベアリングシェル(換言すれば、外殻部)510を有し、この第1のベアリングシェル510は、少なくとも、母線100の第1のセクション131と、クランプばね200の当接脚部220の第1のセクション221とから形成される。ここで、母線100の第1のセクション131は、母線100の底部領域130に構成される。母線100の第1のセクション131は、支持のために平坦な表面を有する。代替として、載置面を拡大するために、表面は、第1のベアリングディスクに対応して隆起されている(図示せず)。本発明の独立した一態様は、母線100の第1のセクション131が隆起部134まで達し、それにより、第1のベアリングディスクも同様に隆起部134に支持されるように隆起部134が接触位置Kに関して位置決めされることを企図する。
図4の例示的実施形態では、母線100の第1のセクション131と当接脚部220の第1のセクション221とが、第1のベアリングシェル510を構成するために鈍角で配置されることが企図される。例えば、角度は90°~140°の範囲、特に100°~120°の範囲である。
図4の例示的実施形態では、クランプばね200の当接脚部220は、第1のウェブ221を有する。第1のウェブ221は、当接脚部220の開口部229を画定する。第1のウェブ221は、レバーの第1のベアリングディスクのための載置部を形成する。したがって、第1のウェブ221は、第1のカウンタベアリング510の構成部分である。有利には、第1のウェブ221は、母線100の第1のセクション131の幅に適合された幅を有する。
第2のカウンタベアリング520は第2のベアリングシェル520を有し、この第2のベアリングシェル520は、少なくとも、母線100の第2のセクション132と、クランプばね200の当接脚部220の第2のセクション222とから形成される。ここで、母線100の第2のセクション132は、母線100の底部領域130に構成される。母線100の第2のセクション132は、支持のために平坦な表面を有する。代替として、載置面を拡大するために、表面は、第2のベアリングディスクに対応して隆起されている(図示せず)。本発明の独立した一態様は、母線100の第2のセクション132が隆起部134内まで達し、それにより第2のベアリングディスクも同様に隆起部134に支持されるように、隆起部134が接触位置Kに関して位置決めされることを企図する。有利には、母線100の第1のセクション131および第2のセクション132の主延在方向は、互いに本質的に平行に構成される。
図4の例示的実施形態では、母線100の第2のセクション132と当接脚部220の第2のセクション222とが、第2のベアリングシェル520を構成するために鈍角で配置されることが企図される。例えば、角度は90°~140°の範囲、特に100°~120°の範囲である。
図4の例示的実施形態では、クランプばね200の当接脚部220は、第2のウェブ222を有する。第2のウェブ222は、当接脚部220の開口部229を画定する。第2のウェブ222は、レバーの第2のベアリングディスクのための載置部を形成する。したがって、第2のウェブ222は、第2のカウンタベアリング520の構成部分である。有利には、第2のウェブ222は、母線100の第2のセクション132の幅に適合された幅を有する。
基本的には、第1のウェブ221のみまたは第2のウェブ222のみを構成すればよい。しかし、有利には、第1のウェブ221と第2のウェブ222とが共に構成される。有利には、第1のウェブ221と第2のウェブ222とは、本質的に平行に構成される。
図4におけるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、クランプばね200の当接脚部220は開口部229を有し、開口部229を通して電気導体をクランプ位置Kに供給する。図4では、ウェブ221、222が開口部229を画定することが示されている。図4におけるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、開口部229は、ばねアーチ230内まで延びている。同様に、図4におけるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、開口部229は、母線100の下まで延びている。開口部229の幾何形状により、例えば、作動要素(図示せず)が開口部229を貫いて延び、クランプ脚部210を偏向させて開くことができる。例えば、作動要素は、ばね接続クランプ1の押込み機構、プランジャ、またはレバーである。同様に、開口部229は、外部作動ツール(同様に図示せず)による作動を可能にする。代替として、より高い安定性を達成するために、絶縁材ハウジング(同様に図示せず)のウェブが開口部229を貫いて延びることも可能である。
図4におけるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、クランプばね200は、母線100に支持されている。この支持により、母線100とクランプばね200とを予め組み立てることができ、解体可能である。クランプばね200の当接脚部220は、母線100の底部セクション130の、接触位置Kとは反対側に沿って延び、接触位置Kとは反対側で母線100の底部セクション130に当接する。接触位置Kで、クランプ脚部210は、プレストレス下で母線100の底部セクション130に当接し、それにより、底部セクション130は、クランプ脚部210と当接脚部220との間に保持される。
図4におけるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、クランプばね200は、接続セクション170に支持されている。有利には、クランプばね200は、接続セクション170の両側で接続セクション170に支持されている。両側での支持により、母線100が、クランプばね200に対してその主延在方向で特に導体差込み方向ERに、または導体差込み方向ERとは逆方向に変位され得ることが確実に防止される。有利には、クランプばね200は、クランプ位置Kに面する接続セクション170の側に載置するための第1の支持要素251、および/またはクランプ位置Kとは反対の接続セクション170の側に載置するための第2の支持要素252を有する。有利には、第1の支持要素251および第2の支持要素252は、例えばばね鋼から当接脚部220と一部片で成形される。
図5では、母線100を含む一例示的実施形態が三次元の図で示されている。母線100は2つの固定要素135、136を有し、これら固定要素135、136は、母線100がハウジング、特にプラスチックからなる絶縁材ハウジングに固定されるときに使用することができる。2つの固定要素135、136は例えばラッチ接続要素を形成し、これらのラッチ接続要素は、ハウジングの縁部の後ろにロックする(換言すれば、固定する)、またはハウジングのプラスチックに進入する。母線100は、接続セクション170の領域に切欠部171を有し、この切欠部171にクランプばね200の要素(例えば図4または図6での支持要素251)が係合し、それにより、母線100とクランプばね200とが嵌合して接続される。導体差込み方向ERで、導体(図示せず)は、まず母線100の傾斜面139と当たり、したがって導体は差込み方向ERで縁部に当たらない。この縁部では、導体または導体の単線が引っ掛かる可能性がある。傾斜面139は、開口部229内に曲げられている短い突起部139を解放して再成形することによって形成される。突起部139により、母線100は、クランプばね200の当接脚部220に対してさらに支持され、それにより、母線100は、突起部139の領域で、当接脚部220に対してではなく、導体差込み方向ERに対して横方向に移動させることができる。母線100は、開口部229で突起部139とラッチ(換言すれば、係止)して回転防止機構を形成し、したがって母線100およびクランプばね200からなるコンタクトインサートは、解体可能に予め組立て可能である。
図6には、ばね接続クランプのクランプばね200の一例示的実施形態が、クランプ脚部210が弛緩した状態で三次元の図で示されている。図6では、開口部229は、当接脚部220の水平セクションまで延びることが示されている。ここで、開口部229は、クランプ脚部210が中立状態で開口部229内まで延びるように構成されている。図5からの母線100を組み立てるために、図7に示されるように、まずクランプ脚部210を偏向させなければならない。その後、母線100は、クランプばね200の当接脚部220に当たるように側方から滑り込まされる。ここで、クランプばね200の当接脚部220の切抜部256と、図5からの母線100の切欠部171とが噛み合う。その後、クランプ脚部210が解放されるとき、図4に示されるように、クランプ脚部210は、母線100の底部セクション130に押し当たる。図6の例示的実施形態では、支持要素251が当接脚部220から打ち抜かれて曲げられていることが示され、これにより、さらなる開口部254が当接脚部220に生じている。
図7の例示的実施形態では、クランプばね200のフォークプロング262は、接触領域268で切欠部269によって幅が約半分に狭められ、それにより2つのクランプばね200の2つの接触領域268を互いに隣接して位置決めすることができ、したがって別のばねの接触領域(図示せず)が切抜部269に位置決めされる。
図8では、電気導体を接続するためのばね接続クランプ1の一例示的実施形態が断面図で示されている。電気導体は示されていない。接続のために、導体は、差込み方向ERでばね接続クランプ1に挿入される。ばね接続クランプ1は、母線100、クランプばね200、ハウジング300、およびレバー400を有する。母線100およびクランプばね200は、母線100への導体の電気的接続のためのコンタクトインサートを形成する。
図8の例示的実施形態では、母線100およびクランプばね200、ならびに部分的にレバー400は、ハウジング300内に収容されている。図9は、ばね接続クランプ1の一部を含む一例示的実施形態を側面図で示し、レバー400、クランプばね200、および母線100が見えるようにハウジング300の一部は省かれている。
レバー400は、レバー400を第1のカウンタベアリング510に軸支するための第1の部分円形の外側輪郭411を有する第1のベアリングディスク410を有する。第1のベアリングディスク410、第1の部分円形の外側輪郭411、および第1のカウンタベアリング510が図8に示されている。レバー400は、レバー400を第2のカウンタベアリング520で軸支するための第2の部分円形の外側輪郭421を有する第2のベアリングディスク420を備える。第2のベアリングディスク420、第2の部分円形の外側輪郭421、および第2のカウンタベアリング520が図9に示されている。図8と図9との例示的実施形態は異なるが、互いに組み合わせることもできる。ここで、第2のベアリングディスク420は、第1のベアリングディスク410から離間されている。第1のベアリングディスク410と第2のベアリングディスク420との間には、クランプばね200のクランプ脚部210の一部が配置され、図8に断面図で示されている。
レバー400は作動ハンドル490を有し、この作動ハンドル490は、図8の例示的実施形態では、第1のウェブ415を介して第1のベアリングディスク410に接続され、図9の例示的実施形態では、第2のウェブ425を介して第2のベアリングディスク420に接続されている。クランプばね200は、クランプ脚部210、ばねアーチ230、および当接脚部220を有する。クランプ脚部210は、母線100と共に、電気導体を母線100にクランプするためのクランプ位置Kを形成する。レバー400は従動部430を有し、この従動部430は、レバー400が旋回するときに、クランプ脚部210を閉位置GSから開位置に動かすように構成される。図8および図9の例示的実施形態では、それぞれ閉位置GSが示されている。有利には、レバー400によって、同様に開位置から閉位置GSに戻るように偏位させることができる。閉位置GSでは、クランプ脚部210は、ばねアーチ230に隣接する領域で当接脚部220と概して平行である。ここで、数学的平行性からの逸脱が15°未満、特に10°未満であるとき、クランプ脚部210と当接脚部220とは概して平行である。これにより、レバー400、ばねクランプ200、および母線100のコンパクトな配置を実現することができる。図8に示される例示的実施形態では、クランプ脚部210は、プレストレス下で母線100の底部領域130に当接する。これにより、断面積の小さい導体を確実にクランプすることができる。
図8の例示的実施形態では、第1のカウンタベアリング510は第1のベアリングシェル510を有し、この第1のベアリングシェル510は、少なくとも、母線100の第1のセクション131と、クランプばね200の当接脚部220の第1のセクション221とから形成されている。有利には、2つの第1のセクション131、221は、(図8に示されるように)第1のベアリングディスク410が収容される鈍角を形成する。第1のベアリングディスク410は、母線100の第1のセクション131に少なくとも直線的に触れる。母線100の第1のセクション131での隆起部によって、第1のセクション131での支持面を拡大することができる(図示せず)。第1のベアリングディスク410は、当接脚部220の第1のセクション221に少なくとも直線的に触れる。当接脚部220の第1のセクション221の隆起部によって、第1のセクション221での支持面を拡大することができる(図示せず)。
図9の例示的実施形態では、第2のカウンタベアリング520は第2のベアリングシェル520を有し、この第2のベアリングシェル520は、少なくとも、母線100の第2のセクション132と、クランプばね200の当接脚部220の第2のセクション222とから形成されている。有利には、2つの第2のセクション132、222は、(図9に示されるように)第2のベアリングディスク420が収容される鈍角を形成する。第2のベアリングディスク420は、母線100の第2のセクション132に少なくとも直線的に触れる。母線100の第2のセクション132での隆起部によって、第2のセクション132での支持面を拡大することができる(図示せず)。第2のベアリングディスク420は、当接脚部220の第2のセクション222に少なくとも直線的に触れる。当接脚部220の第2のセクション222の隆起部によって、第2のセクション222での支持面を拡大することができる(図示せず)。
図8および図9の例示的実施形態では、組合せ可能な本発明の独立した一態様が示されている。レバー400は従動部430を有し、この従動部430は、レバー400が旋回するときに、クランプ脚部210を閉位置GSから開位置に動かすように構成される。図8および図9の例示的実施形態では、従動部430はストラット(換言すれば、柱状部)430として構成され、このストラット430は、第1のベアリングディスク410と第2のベアリングディスク420との間に配置される。ストラット430は、第1のベアリングディスク410を第2のベアリングディスク420に接続する。これにより、ばね力がクランプ脚部210から従動部430を介してベアリングディスク410、420に作用するとき、ベアリングディスク410、420の起こり得る傾倒が効果的に低減される。この場合、例えば、ベアリングディスク410、420をより薄く構成することができ、それにより、コンパクトなばね接続クランプ1が実現される。
図8および図9の例示的実施形態では、従動部430、ならびに第1のベアリングディスク410および第2のベアリングディスク420は、プラスチックから一部片で成形される。例えば、レバー400全体が、プラスチックから一部片で成形される。ここで、従動部430は、回転軸Dに概して平行に延びるように成形される。回転軸Dは、第1のベアリングディスク410の第1の部分円形の外側輪郭411によって、または第2のベアリングディスク420の第2の部分円形の外側輪郭421によって定められる。ここで、それぞれの部分円形の外側輪郭411、421は、中心が回転軸Dである円形状KFを定める。
図8の例示的実施形態では、従動部430が、第2のベアリングディスク420の円形状KF内に少なくとも部分的に配置されることが示されている。図8の例示的実施形態では、従動部430が、第1のベアリングディスク410の円形状KF内に少なくとも部分的に配置されることが示されている。図8の例示的実施形態では、従動部の断面形状は概して卵形である。しかし、従動部の他の断面形状、例えば楕円形の断面形状またはより複雑な断面形状も企図することができる。図8の例示的実施形態では、従動部430は、回転軸Dに概して平行に延びる。従動部430は、当接脚部220とクランプ脚部210との間に配置される。図8および図9の例示的実施形態では、従動部430は、当接脚部220とクランプ脚部210との間の領域に配置され、そこでは当接脚部220とクランプ脚部210とは、閉位置GSで互いに概して平行に構成される。これにより、ばね接続クランプ1のコンパクトな配置を実現することができる。
図8によるばね接続クランプ1の例示的実施形態では、ハウジング300は、母線100およびクランプばね200を収容するための内部空間341を有する収容部分340を有する。内部空間341に、カバー360が収容される。カバー360は、内部空間341に面する収容部分340の開口部を閉じる。図8の例示的実施形態では、案内壁331を有する導体案内チャネルLFの一部が、カバー360に構成される。
図9aおよび図9bでは、2つのばね接続クランプ1を含む一例示的実施形態が、部分断面図で示されている。ばね接続クランプ1は、母線100、クランプばね200、ハウジング300、およびレバー400を有する。母線100、クランプばね200、およびレバー400は、少なくとも部分的にハウジング300に収容される。レバー400は、ハウジング300内に支持され、クランプばね200のクランプ脚部210を作動させるために構成される。
ハウジング300は、第1のハウジング部品340および第2のハウジング部品360を有する。図9aおよび図9bの例示的実施形態でのそれぞれ右側のばね接続クランプ1では、後方に位置するばね接続クランプ1の要素が見えるように第2のハウジング部品360が取り除かれている。第1のハウジング部品340は、基体340として構成され、この基体340内に、カバー360として構成される第2のハウジング部品360が導入されて、基体340の内部の空洞を閉じ、電気絶縁を保証する。これに対応して、図9aおよび図9bの例示的実施形態では、基体340およびカバー360は、電気絶縁材、例えばプラスチックから製造される。
第1のハウジング部品340はハウジングウェブ380を有し、このハウジングウェブ380は、図9aおよび図9bでは断面でのみ示されている。主延在方向におけるハウジングウェブ380の幾何形状の一例は、図2に示されている。図2の例示的実施形態は、ばね接続クランプ1を構成するために、図9aおよび図9bの例示的実施形態と組み合わせることができる。図2の例示的実施形態ならびに図9aおよび図9bの例示的実施形態と同様に、ハウジングウェブ380は、第2のハウジング部品360に固定するための固定要素343を備える。図9aでは、固定要素343は、ラッチフック343として見ることができ、このラッチフック343は、図9aの左側に示されているように、カバー360のアンダーカット366の後ろに係合する。
レバー400は、作動ハンドル490、ならびに第1のウェブ415および第2のウェブ425を有する。作動ハンドル490は、第1のウェブ415および第2のウェブ425に接続される。第1のウェブ415と第2のウェブ425との間に間隙が形成される。図9bに示されるように、第1のウェブ415と第2のウェブ425との間の間隙を、少なくともハウジングウェブ380が貫いて延びる。さらに、クランプばね200のクランプ脚部210も間隙を貫いて延びることができる。クランプ脚部210は、母線100と共に、母線100に電気導体をクランプするためのクランプ位置を形成する。
図9aおよび図10に示されるように、閉位置GSでは、レバー400の第1のウェブ415およびレバー400の第2のウェブ425、ならびにハウジング300のハウジングウェブ380および壁341、342が、本質的に平坦な平面を形成する。さらに、レバーの作動ハンドル490と共に、概して閉じた面が形成される。このために、図9aの例示的実施形態および図10の例示的実施形態では、ハウジングウェブ380は、閉位置で作動ハンドル490を収容するための凹部を有する。
図9bの例示的実施形態および図10の例示的実施形態では、レバー400の第1のウェブ415および/またはレバー400の第2のウェブ425が、ハウジングウェブ380上で案内されることが示されている。これに対応して、レバー400の作動時、レバー400を旋回させることができ、旋回運動中、第1のウェブ415および/または第2のウェブ425がハウジングウェブ380上を滑動する。
図10に、電気導体2を接続するためのばね接続クランプ1の一例示的実施形態が示されている。ばね接続クランプ1はハウジング300を有し、このハウジング300は、図10では、ハウジング300内に配置されたばね接続クランプ1の要素を示すために一部透過して示されている。ハウジングは、透明または不透明な材料から構成することができる。ハウジング300には、母線100、クランプばね200、および部分的にレバー400が収容されている。母線100は、底部セクション130の縁部で、ハウジング300の溝356に押し込まれて固定される。底部セクション130は、溝356で母線100をハウジング300に対して固定する固定要素136を有する。例えば、固定要素136は、広がった突起部136として構成され、その縁部は溝356の壁に向けられている。
レバー400は、レバー400を第1のカウンタベアリングで軸支するための第1の外側輪郭411を有する第1のベアリングディスク410を有する。レバー400は、ウェブ415を介して第1のベアリングディスク410に接続された作動ハンドル490を有する。クランプばね200は、クランプ脚部210を有する。クランプ脚部210は、母線100と共に、母線100に電気導体2をクランプするためのクランプ位置を形成する。図10の例示的実施形態では、電気導体2は、ばね接続クランプ1に既にクランプされている。クランプばね200のクランプ脚部210は偏向され、導体2を母線100に押し付ける。クランプ脚部210のクランプ縁部211は、電気導体2の導電性材料に押し当たる。理想的には、電気導体2は、クランプ縁部211によって変形され、それにより、引き抜き力が大幅に高められる。
レバー400は従動部430を有し、この従動部430は、レバー400が旋回するときに、クランプ脚部210を閉位置から開位置に動かすように構成される。図10の例示的実施形態では、レバー400が閉位置にある状態が示されている。しかし、同時に、電気導体2が差し込まれ、クランプばね200のクランプ脚部210が偏向され、それによりクランプ脚部210は従動部に当接しない。
第1のベアリングディスク410は、第1のカウンタベアリングに当接し、第1のカウンタベアリングは、クランプばね200の力を吸収するように構成されている。図10の例示的実施形態での第1のカウンタベアリングは、当接脚部220の第1のセクション221と、母線100の第1のセクション131との両方を有する。当接脚部220は屈曲部225を有し、それにより、当接脚部220は、第1のベアリングディスク410と接触し、屈曲部225の鈍角を通って母線100の下まで延び、すなわち接触位置とは反対側で母線100に当接する。
クランプばね200の力は、クランプ脚部210が従動部430に当接するときに、クランプ脚部210、従動部430、および第1のベアリングディスク410を介して、第1のカウンタベアリングに作用する。このために、図10で、まずレバー400を開位置に旋回させなければならない。
レバー400は、第1のベアリングディスク410から軸方向に突出する第1のジャーナル450を有し、この第1のジャーナル450は、ハウジング300の収容部350内に配置される。図10に示されるように従動部430がクランプばね200のクランプ脚部210と接触していないとき、ジャーナル450および収容部350がレバー400を位置決めする。図10の例示的実施形態では、ジャーナル450は円形に構成され、ハウジング300の収容部350は部分円形に構成されている。ここで、円形ジャーナル450の半径rは、第1のベアリングディスク410の半径rよりも大幅に小さい。図10の例示的実施形態では、円形ジャーナル450の半径rは、第1のベアリングディスク410の半径rの半分未満である。図10の例示的実施形態では、ジャーナル450と第1のベアリングディスク410とは、同じ回転点Dを有する。代替として(図10には図示せず)、ジャーナル450と第1のベアリングディスク410との回転点Dは、互いに離間されている。同様に、ジャーナルが円形状から逸脱して、例えば浮動して支持されてもよい。
図10の例示的実施形態では、ジャーナル450は、従動部430とは反対の第1のベアリングディスク410の側に(外向きに)構成されている。代替として、例えば、ジャーナル450および収容部350を従動部430と同じ側に(内向きに)構成することも可能である。
基本的に、図示されているジャーナル450は、レバー400を位置決めする機能に十分である。ジャーナル450に加えて、さらなるジャーナル(図10に図示せず)を第2のベアリングディスク420に特に対称的に配置することもできる。これに対応して、レバー400は対称的に構成される。レバー400の傾倒が低減される。
収容部350は、少なくとも部分円形の内側輪郭を有し、そこにジャーナル450が回転可能に支持される。ここで、収容部350の少なくとも部分円形の内側輪郭は、ジャーナル450の半径rよりも大きい半径を有することができる。ここで、収容部350の形状および位置は、クランプ脚部210が従動部430に当接するときに、クランプばね200からジャーナル450を介して収容部350に伝達される力がまったくない、またはかなり小さいように構成される。組立てのために、図10の例示的実施形態では、ハウジング300に溝355が設けられており、組立てステップ中に、この溝355を通して、レバー400を備えるジャーナル450を収容部350に押し込むことができる。
図10には、本発明によるさらなる一態様が示されている。ここで、第1のベアリングディスク410のための第1のカウンタベアリングの第1のベアリングシェルは、母線100の第1のセクション131と、当接脚部220の第1のセクション221と、ハウジング300の第1のセクションとによって共に形成される。有利には、第2のベアリングディスク420のための第2のカウンタベアリングの第2のベアリングシェルは、母線100の第2のセクションと、当接脚部220の第2のセクションと、ハウジング300の第2のセクションとによって共に形成される。
図10の例示的実施形態では、ハウジング300が、開位置および閉位置のためのレバー400用のストッパを有することが示されている。図10には、レバー400が閉位置でプラスチックハウジング300に当たっていることが示されている。
図11では、母線および様々なばね接続クランプ10、20、30、40のクランプばねを含むいくつかの例示的実施形態が三次元の図で示されている。ここでは、ばね接続クランプ10、20、30、40間の接触領域が示されており、一方、ハウジングなどは簡略化のために示されていない。
4つのばね接続クランプ10、20、30、40の要素が示されており、第4のばね接続クランプ40は、母線のフォークプロング163を有するフォーク接点と、クランプばねのフォークプロング262とを有する。第1および第2のばね接続クランプ10、20は、それぞれブレード接点を有し、コンタクトブレード166は母線によって形成されている。第3のばね接続クランプ30はフォーク接点を有し、フォークプロング161、162は母線の構成部分である。第1、第2、および第4のばね接続クランプ10、20、40のクランプばねを同一部品として作製することができるように、クランプばねのフォークプロング262はそれぞれ切抜部269を有する。第3のばね接続クランプ30のみが、別のクランプばね(図示せず)を有する。
図12aおよび図12bは、電気導体2を接続するためのばね接続クランプ1の一例示的実施形態を示す。図12aでは、ばね接続クランプ1は、レバー400が開位置OSにあり、導体が差し込まれた状態で、断面図で示されている。図12bでは、ばね接続クランプ1は、レバー400が閉位置GSにある状態で、同様に断面図で示されている。
ばね接続クランプ1は、母線100、クランプばね200、ハウジング300、およびレバー400を有する。母線100、クランプばね200、およびレバー400は、少なくとも部分的にハウジング300に収容される。有利には、ハウジング300は、電気絶縁材、例えばプラスチックから形成される。
レバー400は、レバー400を第1のカウンタベアリングで軸支するための第1の部分円形の外側輪郭を有する第1のベアリングディスク410を有する。カウンタベアリングは、図12aおよび図12bの例示的実施形態では、クランプばね200の当接脚部220によって形成されている。断面図であるため、図12aおよび図12bでは、レバー400が、レバー400を第2のカウンタベアリングで軸支するための第2の部分円形の外側輪郭を有する第2のベアリングディスクを備えることは見えない。第2のカウンタベアリングも同様に、クランプばね200の当接脚部220によって形成されている。第2のベアリングディスクは、第1のベアリングディスク410から離間されている。図12aおよび図12bの例示的実施形態におけるクランプばね200は、クランプ脚部210およびばねアーチ230を有し、当接脚部220は、ばねアーチ230を介してクランプ脚部210に接続されている。図12bには、当接脚部220が、導体2をクランプ位置Kまで通過させるための開口部229を有することが示されている。開口部229は、ウェブによって側方で画定されており、図12bの断面図では、ウェブ221は上面図で示されている。当接脚部220は、母線100の下にまで延び、母線100に固定するための延長部255を有する。延長部255は、同時に、導体2の差込み深さを制限する働きもする。
母線100は、導体2をクランプするための底部セクション130を有する。さらに、母線100は、フォーク接点160を形成するための2つのフォークプロング163、164を有し、2つのフォークプロング163、164は、母線100の接続セクション165を介して接続される。有利には、2つのフォークプロング163、164、接続セクション165、および底部セクション130は、金属から一部片で成形される。母線100は、クランプすべき導体2の方向に隆起部134を有し、この隆起部134は、導体2に対する面圧を増加させ、したがって電気接触の改良を可能にする。代替として、導体接触のために、いくつかの隆起部、または底部セクション130の粗面もしくは溝付きの表面を企図することもできる。
図12aおよび図12bの例示的実施形態では、レバー430は従動部430を有し、この従動部430は、閉位置GSから開位置OSへのレバー400の旋回運動時に、クランプばね200のクランプ脚部210を移動させる。ユーザによる作動のために、レバー400は、第1のベアリングディスク410および第2のベアリングディスクに接続された作動ハンドル490を有する。クランプ脚部210は、母線100と共に、母線100に電気導体2をクランプするためのクランプ位置Kを形成する。図12aおよび図12bの例示的実施形態では、従動部430は、第1のベアリングディスク410の内側に構成されている。開位置OSでは、従動部430は、閉位置GSにおけるよりもクランプ脚部210の自由端の近くに位置決めされている。
図12aおよび図12bでは、この例示的実施形態において、従動部430が、閉位置GSで開位置OSにおけるよりも当接脚部420の近くに配置されていることを見ることができる。これにより、図12aおよび図12bの例示的実施形態のばね接続クランプ1は、特にコンパクトに構成することができる。
第1のベアリングディスク410の第1の部分円形の外側輪郭411が、閉位置GSから開位置OSへのレバー400の旋回時のレバー400の回転軸Dを定める。ここで、回転軸Dは、好ましくは旋回経路にわたって静止している。しかし、外側輪郭411は、部分円形ではないセクションをさらに有するときに、瞬間中心の意味での回転軸Dの変位を定めることもできる。しかし、好ましくは、第1のベアリングディスク410は、部分円形の外側輪郭411のみでカウンタベアリングと接触する。
従動部430は、図12aおよび図12bの例示的実施形態では、開位置OSおよび閉位置GSにおいて、母線100と、回転軸Dを通ってまたは回転軸Dの上方で、母線100に平行な平面Eとの間の空間Rの外に配置される。有利には、空間Rは、第1のベアリングディスク410および第2のベアリングディスクによって側方で画定される。さらに、空間Rは、底部領域で、母線100の底部セクション130によって画定される。好ましくは、空間Rは、クランプ位置Kまでの導体案内チャネルLFの構成部分である。従動部430は、差し込まれるべき導体2が従動部430と衝突しないように、閉位置GSでも開位置OSでも導体案内チャネルLFの外側に配置されている。これに対応して、従動部430の形状は、クランプ脚部210を偏向させる機能に合わせて最適化することができる。
図12aおよび図12bの例示的実施形態では、ハウジング300は、フォーク接点160用の差込面370を有する。差込面370には、コンタクトブレード(図示せず)への供給のための開口部371が設けられる。ハウジング300は、導体案内チャネルLFを形成するための壁331を有する。導体案内チャネルLFは、開始領域においてより広く、図12aに示されるように導体2の絶縁体22の一部を収容する。導体2の芯部21は、良好で信頼性の高い電気接触を確実にするために、接触位置Kを越えて案内される。導体2の芯部21の差込み深さは、延長部255によって制限される。図12aおよび図12bの例示的実施形態では、ハウジング300は、固定位置361、362によって互いに固定される少なくとも2つの部品340、360から形成されている。
図12aの例示的実施形態では、レバー400は、作動ハンドル490および第1のウェブ415を有する。さらに、レバー400は、第2のウェブを有することができる。図12aでは、断面図であるため、第2のウェブは見ることができない。作動ハンドル490は、第1のウェブ415および第2のウェブに接続され、第1のウェブ415と第2のウェブとの間に間隙ZRが形成される。図12aおよび図12bに示されるように、クランプ脚部210は、レバー400の第1のウェブ415と第2のウェブとの間の間隙ZRを貫いて延びる。
ハウジング300は、第1のハウジング部品360および第2のハウジング部品340を有する。第2のハウジング部品340は、基体340として構成され、第1のハウジング部品360は、カバー360として構成される。カバー360は、基体340に固定することができ、クランプばね200および母線100からなるコンタクトインサートに向いた基体340の開口部を画定することができる。
第1のハウジング部品360は、ハウジングウェブ381を有する。ハウジングウェブ381は、その主延在方向でカバー360から基体340に延びる。ハウジングウェブ381は、第2のハウジング部品340に固定するための固定要素361を有する。第2のハウジング部品としての基体340は、固定要素361に適合する固定点346を有する。図12aの例示的実施形態では、固定要素361は、ラッチフック361として構成され、固定点346は、関連するアンダーカット346として構成される。
ここで、ハウジングウェブ381は、第1のウェブ415と第2のウェブとの間の間隙ZRを貫いて延びる。これにより、ハウジング部品340、360を互いに固定しても、幅方向での追加の構造をもたらさないので、ばね接続クランプ1を特に狭く構成することができる。
図12aの例示的実施形態では、レバー400の第1のウェブ415および/またはレバー400の第2のウェブ425が、作動ハンドル490の主延在方向に対してある角度で構成されていることが示されている。これにより、広い変位経路を達成することができる。同時に、レバー400の作動セクション490は、図12bでの閉位置GSでハウジング300に当接する。したがって、有利には、ばね接続クランプ1はコンパクトである。より高い安定性を達成できるように、第1のハウジング部品360と第2のハウジング部品340との間にさらなるラッチ機構362、347を設けることができる。
1、10、20、30、40 ばね接続クランプ
2 電気導体
21 芯部
22 絶縁材
100 母線
110 母線壁セクション
111 部分円形の内側輪郭
130 底部セクション、接触セクション
131、132 母線のセクション
134 隆起部
135、136 固定要素
139 傾斜面、案内傾斜面
160 フォーク接点
161、162、163、164 脚部、フォークプロング
165 接続壁
166 ブレード接点
170 接続セクション、垂直セクション
171 切欠部
200 クランプばね
210 クランプ脚部
211 クランプ縁部
220 当接脚部
221、222 ウェブ
225 屈曲部
229 開口部
230 ばねアーチ
251、252 支持要素
254 開口部
255 延長部、突起部
262 脚部、フォークプロング
268 接触区域
269 切抜部
300 ハウジング
310、320 ハウジングセクション
311、321 部分円形の内側輪郭
315 ハウジング面、ストッパ
331、332 案内壁
340 ハウジングの収容部分、基体
341、342 ハウジング壁
345 内部空間
350、351、352 ジャーナル収容部、ラジアルベアリング、補助ベアリング
355、356 溝
360 カバー
343、346、347、348、361、362、363、366、367 固定要素、ラッチ要素、アンダーカット
370 差込面
371 開口部
380、381 ハウジングウェブ
400 レバー
410、420 ベアリングディスク
411、421 部分円形の外側輪郭
412、422 内面
415、425 ウェブ
430 従動部
435 従動部の表面
451、452 支持要素、ジャーナル
490 作動ハンドル
510、520 カウンタベアリング、ベアリングシェル、ベアリング凹部
d 距離
、r 半径
、t 厚さ
AT 導体受入ポケット
E 平面
ER 差込み方向
ES 差込側
GS 閉位置
D 回転軸
Feder ばね力ベクトル
K クランプ位置
KR コンタクトフレーム
LF 導体案内チャネル
OS 開位置
R 空間
ZR 間隙

Claims (14)

  1. 電気導体(2)を接続するためのばね接続クランプ(1)であって、
    - 母線(100)と、
    - クランプばね(200)と、
    - ハウジング(300)と、
    - レバー(400)と、を備え、
    - 前記母線(100)、前記クランプばね(200)、および前記レバー(400)が、少なくとも部分的に前記ハウジング(300)内に収容され、
    - 前記レバー(400)が、前記レバー(400)を第1のカウンタベアリング(510)に軸支するための第1の部分円形の外側輪郭(411)を有する第1のベアリングディスク(410)を備え、
    - 前記レバー(400)が、前記レバー(400)を第2のカウンタベアリング(520)に軸支するための第2の部分円形の外側輪郭(421)を有する第2のベアリングディスク(420)を備え、前記第2のベアリングディスク(420)が、前記第1のベアリングディスク(410)から離間され、
    - 前記レバー(400)が、前記第1のベアリングディスク(410)および前記第2のベアリングディスク(420)に接続された作動ハンドル(490)を備え、
    - 前記クランプばね(200)がクランプ脚部(210)を備え、前記クランプ脚部(210)が、前記母線(100)と共に、前記電気導体(2)を前記母線(100)にクランプするためのクランプ位置(K)を形成し、
    - 前記レバー(400)が従動部(430)を備え、前記従動部(430)が、前記レバー(400)の作動時に、前記クランプ脚部(210)を閉位置(GS)から開位置(OS)に動かすように構成され
    - 前記従動部(430)が、前記第1のベアリングディスク(410)と前記第2のベアリングディスク(420)との間に配置されたストラット(430)として構成され、
    - 前記クランプばね(200)が、ばねアーチ(230)および当接脚部(220)を有し、
    - 前記クランプ脚部(210)が、前記ばねアーチ(230)を介して当接脚部(220)に接続され、
    - 前記従動部(430)が、前記当接脚部(220)とクランプ脚部(210)との間に配置される、
    ばね接続クランプ(1)。
  2. - 前記ストラット(430)が、前記第1のベアリングディスク(410)を前記第2のベアリングディスク(420)に接続する、
    請求項1に記載のばね接続クランプ(1)。
  3. - 前記第1のベアリングディスク(410)が、前記第1のベアリングディスク(410)の厚さ(t)よりも大きい半径(r)を有し、
    および/または
    - 前記第2のベアリングディスク(420)が、前記第2のベアリングディスク(420)の厚さ(t)よりも大きい半径(r)を有する、
    請求項1または2に記載のばね接続クランプ(1)。
  4. - 前記従動部(430)、前記第1のベアリングディスク(410)、および前記第2のベアリングディスク(420)が一部片で成形される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  5. - 前記従動部(430)が、少なくとも一部は前記第1のベアリングディスク(410)の円形(KF)の内側に配置され、および/または少なくとも一部は前記第2のベアリングディスク(420)の円形(KF)の内側に配置される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  6. - 前記第1のベアリングディスク(410)の前記第1の部分円形の外側輪郭(411)および前記第2のベアリングディスク(420)の前記第2の部分円形の外側輪郭(421)が、前記閉位置(GS)から前記開位置(OS)への前記レバー(400)の作動時における前記レバー(400)の回転軸(D)を定め、
    - 前記従動部(430)が、前記開位置(OS)および前記閉位置(GS)において、前記母線(100)と、前記回転軸(D)を通って前記母線(100)に平行な平面(E)との間の空間(R)の外に配置される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  7. - 前記第1のベアリングディスク(410)の前記第1の部分円形の外側輪郭(411)および前記第2のベアリングディスク(420)の前記第2の部分円形の外側輪郭(421)が、前記閉位置(GS)から前記開位置(OS)への前記レバー(400)の作動時における前記レバー(400)の回転軸(D)を定め、
    - 前記従動部(430)が、隆起した表面(435)を有し、それにより、前記レバー(400)の作動時に、前記クランプ脚(210)に接触している前記表面(435)の領域と前記回転軸(D)との間の距離(d)が変化する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  8. - 前記従動部(430)が、実質的に卵形または実質的に楕円形の断面形状を有する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  9. - 前記第1のベアリングディスク(410)の前記第1の部分円形の外側輪郭(411)および前記第2のベアリングディスク(420)の前記第2の部分円形の外側輪郭(421)が、前記閉位置(GS)から前記開位置(OS)への前記レバー(400)の作動時における前記レバー(400)の回転軸(D)を定め、
    - 前記従動部(430)が、前記回転軸(D)に実質的に平行に延びる、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  10. - 前記第1のベアリングディスク(410)および前記第2のベアリングディスク(420)の領域に前記電気導体(2)を収容するための導体案内チャネル(LF)が、前記第1のベアリングディスク(410)と前記第2のベアリングディスク(420)との間の空間(R)によって形成され、
    - 前記空間(R)が、前記母線(100)によって少なくとも1つの側で画定される、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
  11. - 前記従動部(430)が、閉位置(GS)で開位置(OS)におけるよりも当接脚部(420)の近くに配置される、
    請求項に記載のばね接続クランプ(1)。
  12. 電気導体(2)を接続するためのばね接続クランプ(1)であって、
    - 母線(100)と、
    - クランプばね(200)と、
    - ハウジング(300)と、
    - レバー(400)と、を備え、
    - 前記母線(100)、前記クランプばね(200)、および前記レバー(400)が、少なくとも部分的に前記ハウジング(300)内に収容され、
    - 前記レバー(400)が、前記レバー(400)を第1のカウンタベアリング(510)に軸支するための第1の外側輪郭(411)を有する第1のベアリングディスク(410)を備え、
    - 前記レバー(400)が、前記レバー(400)を第2のカウンタベアリング(520)に軸支するための第2の外側輪郭(421)を有する第2のベアリングディスク(420)を備え、
    - 前記レバー(400)が、前記第1のベアリングディスク(410)および前記第2のベアリングディスク(420)に接続された作動ハンドル(490)を備え、
    - 前記クランプばね(200)がクランプ脚部(210)を備え、前記クランプ脚部(210)が、前記母線(100)と共に、前記電気導体(2)を前記母線(100)にクランプするためのクランプ位置(K)を形成し、
    - 前記レバー(400)が従動部(430)を備え、前記従動部(430)が、前記レバー(400)の作動時に、前記クランプ脚部(210)を閉位置(GS)から開位置(OS)に動かすように構成され、
    - 前記従動部(430)が、前記第1のベアリングディスク(410)と前記第2のベアリングディスク(420)との間に配置されたストラット(430)として構成され、
    - 前記クランプばね(200)が、ばねアーチ(230)および当接脚部(220)を有し、
    - 前記クランプ脚部(210)が、前記ばねアーチ(230)を介して当接脚部(220)に接続され、
    - 前記従動部(430)が、前記当接脚部(220)とクランプ脚部(210)との間に配置され、
    - 前記第1のカウンタベアリング(510)が、前記クランプばね(200)の力(FFeder)を吸収するように構成され、
    - 前記レバー(400)が、前記第1のベアリングディスク(410)から軸方向に突出した第1のジャーナル(451)を備え、前記第1のジャーナル(451)が、前記ハウジング(300)の収容部(350)に配置され、前記従動部(430)が前記クランプばね(200)の前記クランプ脚部(210)と接触していないときに前記レバー(400)を位置決めする、
    ばね接続クランプ(1)。
  13. - 前記第1のジャーナル(451)が、前記第1のベアリングディスク(410)の厚さ(t)よりも小さい厚さ(t)を有し、
    および/または
    - 前記第1のジャーナル(451)が、前記第1のベアリングディスク(410)の半径(r)よりも小さい半径(r)を有する、
    請求項12に記載のばね接続クランプ(1)。
  14. - 前記第1のベアリングディスク(410)が、前記ハウジング(300)の第1の外壁(341)を通して軸方向に案内され、
    および/または
    - 前記第2のベアリングディスク(420)が、前記ハウジング(300)の第2の外壁(342)を通して軸方向に案内される、
    請求項1から13のいずれか一項に記載のばね接続クランプ(1)。
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