JP7494239B2 - 提供装置、提供方法および提供プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、提供装置、提供方法および提供プログラムに関する。
近年、株や、為替、先物等の金融商品をインターネット上で取引することが活発に行われている。また、金融商品の取引を支援するために各種情報を提供する技術が提案されている。
特開2008-40535号公報
しかしながら、従来の技術では、より有用な情報をユーザに提供する点で更なる改善の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、より有用な情報をユーザに提供することができる提供装置、提供方法および提供プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る提供装置は、生成部と、提供部とを備える。前記生成部は、金融商品における価値の履歴の特徴を学習し、前記履歴を入力することで、前記金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、前記金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する。前記提供部は、前記買モデルから出力された前記買スコアと、前記売モデルから出力された前記売スコアとに基づいたコンテンツをユーザに提供する。
実施形態の一態様によれば、より有用な情報をユーザに提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る提供装置が実行する処理を示す図である。 図2は、実施形態に係る提供システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る提供装置の構成例を示す図である。 図4は、ユーザ情報の一例を示す図である。 図5は、金融商品情報の一例を示す図である。 図6は、モデル情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る提供装置が実行する学習処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る提供装置が実行する提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る提供装置、提供方法および提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法および提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る提供装置が実行する処理について説明する。図1は、実施形態に係る提供装置が実行する処理を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る提供装置1を含む提供システムSの動作例を示している。図1に示すように、実施形態に係る提供システムSは、提供装置1と、ユーザ端末50とを含む。
図1に示すように、実施形態に係る提供システムSでは、まず、提供装置1は、金融商品における価値の履歴を取得する(ステップS1)。例えば、提供装置1は、金融商品を扱う金融機関が管理する金融機関端末100(図2参照)から価値の履歴を取得する。
つづいて、提供装置1は、取得した価値の履歴の特徴を学習し、金融商品の価値の履歴を入力することで、金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する(ステップS2)。
買モデルは、例えば、直近の所定期間において底値(最安値)となり得る可能性を買スコアとして出力する。また、売モデルは、直近の所定期間において天井(最高値)となり得る可能性を売スコアとして出力する。なお、買モデルおよび売モデルにおける上記の所定期間は、ユーザの保有タイプ(長期保有または短期保有)毎に学習可能である。
また、買モデルおよび売モデルは、銘柄の種別(自動車関連等)毎や、銘柄の種類(個別銘柄、投資信託、インデックス等)毎に生成されてもよい。
つづいて、提供装置1は、ユーザ端末50を介してユーザから金融商品の指定を受け付ける(ステップS3)。金融商品の指定は、特定の銘柄の指定であってもよく、銘柄の種類の指定であってもよい。
つづいて、提供装置1は、指定された金融商品の価値の履歴を買モデルおよび売モデルそれぞれに入力し、買スコアおよび売スコアをそれぞれ算出する(ステップS4)。買スコアおよび売スコアは、例えば、合計が所定値(例えば、100)となるように正規化されてもよい。
つづいて、提供装置1は、買スコアおよび売スコアに基づいたコンテンツを生成する(ステップS5)。例えば、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係を示すコンテンツを生成する。また、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係により買いタイミングまたは売りタイミングであることを示すコンテンツを生成する。また、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係をエンタテインメント化したコンテンツを生成してもよい。
例えば、提供装置1は、買スコアが売スコアより高い場合には「晴れ」、買スコアおよび売スコアが略同じスコアである場合には「くもり」、買スコアが売スコアより低い場合には「雨」といった天気予報調の表示態様で表示するコンテンツを生成する。
また、提供装置1は、複数の金融商品における買スコアおよび売スコアが算出された場合には、買スコアや売スコアのランキングを示す情報を生成する。また、提供装置1は、金融商品における価値の履歴の表示情報に買スコアおよび売スコアを表示したコンテンツを生成する。
つづいて、提供装置1は、生成したコンテンツをユーザに提供する(ステップS6)。例えば、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係を示すコンテンツを提供する。また、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係により買いタイミングまたは売りタイミングであることを示すコンテンツを提供する。また、提供装置1は、買スコアおよび売スコアの大小関係をエンタテインメント化したコンテンツを提供する。
例えば、提供装置1は、買スコアが売スコアより高い場合には「晴れ」、買スコアおよび売スコアが略同じスコアである場合には「くもり」、買スコアが売スコアより低い場合には「雨」といった天気予報調の表示態様で表示するコンテンツを提供する。
また、提供装置1は、複数の金融商品における買スコアおよび売スコアが算出された場合には、買スコアや売スコアのランキングを示す情報を提供する。また、提供装置1は、金融商品における価値の履歴の表示情報に買スコアおよび売スコアを表示したコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る提供装置1によれば、買スコアおよび売スコアに基づいたコンテンツを提供することで、ユーザが金融商品の取引を行うタイミングを判断する一助とすることができる。すなわち、実施形態に係る提供装置1によれば、より有用な情報をユーザに提供することができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る提供システムSの構成例について説明する。図2は、実施形態に係る提供システムSの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態に係る提供システムSは、提供装置1と、複数のユーザ端末50と、複数の金融機関端末100とがネットワークNに対して有線又は無線により接続される。ネットワークNは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークである。
提供装置1は、実施形態に係る提供方法を実行するサーバ装置である。提供装置1は、金融商品の価値の履歴に基づいて生成した買モデルおよび売モデルから出力される買スコアおよび売スコアに基づいたコンテンツをユーザに提供する。
また、提供装置1は、各ユーザのユーザ端末50と連携し、各ユーザのユーザ端末50に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、提供装置1は、各ユーザのユーザ端末50に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、提供装置1は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引(EC:Electronic Commerce)、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信、ニュース、地図、ルート検索、経路案内、路線情報、運行情報、天気予報等のサービスを提供してもよい。実際には、提供装置1は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよいし、Webサービスの処理を担当してもよい。
ユーザ端末50は、ユーザが所持する端末装置である。ユーザ端末50は、スマートフォン、デスクトップ型PC、ノート型PC、タブレット型PC等の任意のタイプの端末装置を用いることができる。ユーザ端末50は、提供装置1や金融機関端末100へ各種情報を送信したり、提供装置1や金融機関端末100から提供される情報を受信したりする。
金融機関端末100は、金融商品を扱う金融機関の担当者が扱う端末装置である。金融機関端末100は、スマートフォン、デスクトップ型PC、ノート型PC、タブレット型PC等の任意のタイプの端末装置を用いることができる。金融機関端末100は、ユーザが保有する金融商品の情報や、取引履歴、金融商品の価値の履歴等の情報を提供装置1へ提供する。
次に、図3を参照して、提供装置1の構成例について説明する。
図3は、実施形態に係る提供装置1の構成例を示す図である。図3に示されるように、提供装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを有する。制御部3は、取得部31と、生成部32と、算出部33と、コンテンツ生成部34と、提供部35とを備える。記憶部4は、ユーザ情報41と、金融商品情報42と、モデル情報43とを記憶する。
通信部2は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部2は、有線または無線によりネットワーク網と接続される。
制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、提供装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提供プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPGPU(General Purpose Graphic Processing Unit)等の集積回路により実現されてもよい。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
ユーザ情報41は、ユーザ(取引ユーザを含む)に関する情報である。図4は、ユーザ情報41の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザ情報41は、「ユーザID」、「属性情報」、「保有商品情報」、「取引履歴」等の項目を含む。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別情報である。「属性情報」は、ユーザの属性に関する情報であり、サイコグラフィック属性や、デモグラフィック属性等を含む。「保有商品情報」は、ユーザが現在保有する金融商品に関する情報であり、金融商品の銘柄や、保有数(株数等)、取得時の価値(株価等)等の情報が含まれる。「取引履歴」は、ユーザや取引ユーザによる金融商品の取引の履歴であり、売買の日時や、売買した数量、売買当時の価値、取引実績(利益額または損失額や、利益率や損失率)等を含む。
金融商品情報42は、金融機関が扱う金融商品に関する情報である。図5は、金融商品情報42の一例を示す図である。図5に示すように、金融商品情報42は、「商品ID」、「商品情報」、「価値情報」等の項目を含む。
「商品ID」は、金融商品を識別する識別情報である。「商品情報」は、金融商品に関する情報であり、金融商品の種別(株式、債券等)や、銘柄名、構成内容(インデックスなら構成銘柄)等の情報である。「価値情報」は、金融商品の価値(株価等)に関する情報であり、現在の価値や、過去の所定期間における価値の履歴等を含む。
モデル情報43は、後述する生成部32によって生成されたモデルに関する情報である。図6は、モデル情報43の一例を示す図である。図6に示すように、モデル情報43は、「モデルID」、「種類(買or売)」、「モデル情報」等の項目を含む。
「モデルID」は、モデルを識別する識別情報である。「種類(買or売)」は、買いタイミングに関するスコアを出力するモデルか、売りタイミングに関するスコアを出力するモデルかを示す情報である。「モデル情報」は、モデルの変数や重み等といったモデルの内容を示す情報である。
次に、提供装置1の制御部3の各機能(取得部31、生成部32、算出部33、コンテンツ生成部34および提供部35)について説明する。
取得部31は、各種情報を取得する。取得部31は、金融機関端末100から金融商品の価値の履歴を取得する。また、取得部31は、ユーザ端末50から金融商品の指定を受け付ける。
生成部32は、取得部31が取得した金融商品における価値の履歴の特徴を学習し、価値の履歴を入力することで、金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する。
買モデルは、例えば、直近の所定期間において底値(最安値)となり得る可能性を買スコアとして出力する。また、売モデルは、直近の所定期間において天井(最高値)となり得る可能性を売スコアとして出力する。なお、買モデルおよび売モデルにおける上記の所定期間は、ユーザの保有タイプ(長期保有または短期保有)毎に学習可能である。
また、買モデルおよび売モデルは、銘柄の種別(自動車関連等)毎や、銘柄の種類(個別銘柄、投資信託、インデックス等)毎に生成されてもよい。
算出部33は、指定された金融商品の価値の履歴を買モデルおよび売モデルそれぞれに入力し、買スコアおよび売スコアをそれぞれ算出する。買スコアおよび売スコアは、例えば、合計が所定値(例えば、100)となるように正規化されてもよい。
コンテンツ生成部34は、買スコアおよび売スコアに基づいたコンテンツを生成する。例えば、コンテンツ生成部34は、買スコアおよび売スコアの大小関係を示すコンテンツを生成する。また、コンテンツ生成部34は、買スコアおよび売スコアの大小関係により買いタイミングまたは売りタイミングであることを示すコンテンツを生成する。また、コンテンツ生成部34は、買スコアおよび売スコアの大小関係をエンタテインメント化したコンテンツを生成してもよい。
例えば、コンテンツ生成部34は、買スコアが売スコアより高い場合には「晴れ」、買スコアおよび売スコアが略同じスコアである場合には「くもり」、買スコアが売スコアより低い場合には「雨」といった天気予報調の表示態様で表示するコンテンツを生成する。
また、コンテンツ生成部34は、複数の金融商品における買スコアおよび売スコアが算出された場合には、買スコアや売スコアのランキングを示す情報を生成する。また、コンテンツ生成部34は、金融商品における価値の履歴の表示情報に買スコアおよび売スコアを表示したコンテンツを生成する。
提供部35は、コンテンツ生成部34によって生成されたコンテンツをユーザ端末50を介してユーザに提供する。
次に、図7および図8を用いて、実施形態に係る提供装置1が実行する処理の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る提供装置1が実行する学習処理の処理手順を示すフローチャートである。図8は、実施形態に係る提供装置1が実行する提供処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、制御部3は、金融商品における価値の履歴を取得する(ステップS101)。
つづいて、制御部3は、価値の履歴の特徴を学習し、買モデルおよび売モデルを生成し(ステップS102)、処理を終了する。
次に、図8に示すように、制御部3は、金融商品の指定を受け付ける(ステップS201)。
つづいて、制御部3は、指定された金融商品の価値の履歴を買モデルおよび売モデルに入力して買スコアおよび売スコアを算出する(ステップS202)。
つづいて、制御部3は、買スコアおよび売スコアに基づいたコンテンツを生成する(ステップS203)。
つづいて、制御部3は、生成したコンテンツをユーザに提供し(ステップS204)、処理を終了する。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した記憶部4の一部又は全部は、各装置によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、各装置は、ストレージサーバにアクセスすることで、各種情報を取得する。
〔ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る提供装置1は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が提供装置1として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部3の機能を実現する。
〔効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提供装置1は、生成部32と、提供部35とを備える。生成部32は、金融商品における価値の履歴の特徴を学習し、履歴を入力することで、金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する。提供部35は、買モデルから出力された買スコアと、売モデルから出力された売スコアとに基づいたコンテンツをユーザに提供する。このような構成により、より有用な情報をユーザに提供することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部3は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
1 提供装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
31 取得部
32 生成部
33 算出部
34 コンテンツ生成部
35 提供部
41 ユーザ情報
42 金融商品情報
43 モデル情報
50 ユーザ端末
100 金融機関端末
S 提供システム

Claims (7)

  1. 金融商品における価値の履歴の特徴を説明変数とする教師付き学習を行い、前記履歴を入力することで、前記金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、前記金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する生成部と、
    前記買モデルから出力された前記買スコアと、前記売モデルから出力された前記売スコアとの大小関係に応じてオブジェクトの表示態様が変更されるコンテンツをユーザに提供する提供部と
    を備え
    前記買スコアは、過去の所定期間において最安値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記売スコアは、過去の所定期間において最高値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記金融商品における価値の履歴の特徴は、過去から現在における所定期間の価値の変動幅を含む
    提供装置。
  2. 前記提供部は、
    前記大小関係に基づいた前記買いタイミングまたは前記売りタイミングを示すコンテンツを提供する
    請求項に記載の提供装置。
  3. 前記提供部は、
    複数の前記金融商品における前記買スコアが生成された場合には、前記買スコアのランキングを示す情報を提供する
    請求項1または2に記載の提供装置。
  4. 前記提供部は、
    複数の前記金融商品における前記売スコアが生成された場合には、前記売スコアのランキングを示す情報を提供する
    請求項1~のいずれか1つに記載の提供装置。
  5. 前記提供部は、
    前記金融商品における価値の履歴の表示情報に前記買スコアおよび前記売スコアを表示したコンテンツを提供する
    請求項1~のいずれか1つに記載の提供装置。
  6. コンピュータが実行する提供方法であって、
    金融商品における価値の履歴の特徴を説明変数とする教師付き学習を行い、前記履歴を入力することで、前記金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、前記金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する生成工程と、
    前記買モデルから出力された前記買スコアと、前記売モデルから出力された前記売スコアとの大小関係に応じてオブジェクトの表示態様が変更されるコンテンツをユーザに提供する提供工程と、
    を含み、
    前記買スコアは、過去の所定期間において最安値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記売スコアは、過去の所定期間において最高値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記金融商品における価値の履歴の特徴は、過去から現在における所定期間の価値の変動幅を含む
    提供方法。
  7. 金融商品における価値の履歴の特徴を説明変数とする教師付き学習を行い、前記履歴を入力することで、前記金融商品の買いタイミングに関する買スコアを出力する買モデルと、前記金融商品の売りタイミングに関する売スコアを出力する売モデルとを生成する生成手順と、
    前記買モデルから出力された前記買スコアと、前記売モデルから出力された前記売スコアとの大小関係に応じてオブジェクトの表示態様が変更されるコンテンツをユーザに提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記買スコアは、過去の所定期間において最安値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記売スコアは、過去の所定期間において最高値となり得る可能性を示すスコアであり、
    前記金融商品における価値の履歴の特徴は、過去から現在における所定期間の価値の変動幅を含む
    提供プログラム。
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