JP7270821B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 0007270821000001
【課題】より充実したサービスを提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、特定部と、抽出部と、提供部とを備える。受付部は、ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける。特定部は、指定された商品情報に基づいて、商品と競合する競合商品を特定する。抽出部は、特定した競合商品を販売する競合会社のうち、競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社を抽出する。提供部は、抽出した競合会社と、指定された商品情報における商品との統計情報を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、自社の商品ブランドを設定し、かかる商品ブランドの販売データに関する分結果をレポートで提供する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-125073号公報
しかしながら、従来技術では、自社の商品ブランドに関するレポートを提供しているに過ぎず、例えば、競合会社の商品ブランドと自社の商品ブランドとの比較等のより詳細な分析結果を提供する等といったより充実したサービスを提供する点で改善の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、より充実したサービスを提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、受付部と、特定部と、抽出部と、提供部とを備える。前記受付部は、ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける。前記特定部は、指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する。前記抽出部は、特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する。前記提供部は、抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する。
実施形態の一態様によれば、より充実したサービスを提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、商品情報DBの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る情報処理装置1を含む情報処理システムSの動作例を示している。
図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムSは、情報処理装置1と、複数のユーザ端末100とを含む。
実施形態に係る情報処理システムSでは、ユーザによって指定された商品情報に基づいて、ユーザが扱う(製造もしくは販売する)商品と競合する競合商品を特定し、特定した競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社と、ユーザによって指定された商品情報における商品との統計情報を提供する。
具体的には、情報処理装置1は、まず、ユーザから商品情報の指定を受け付ける(ステップS1)。ここでいうユーザは、商品を製造する製造メーカや、商品を販売する販売店に従事するユーザである。具体的には、ここでいうユーザとは、自社と競合会社とについて販売に関する分析を行うユーザである。
また、指定される商品情報は、例えば、自社が販売(製造行為を含む)している商品のブランドや、商品の具体的な名称(商品名)である。ブランドとは、商品の冠名であり、特定のカテゴリ(飲料)の商品に対して共通して付与される名称である。なお、ブランドは、会社の名称であってもよい。
つづいて、情報処理装置1は、指定された商品情報に基づいて、商品情報における商品のカテゴリを特定する(ステップS2)。ここで、図1に示すように、情報処理装置1は、商品毎にブランド、カテゴリおよび製造メーカの情報が紐づいた商品情報DBを記憶している。商品情報DBは、商品を販売する店舗(製造メーカの商品の卸先)が、例えば、電子商取引サイトで商品を販売する場合に、販売する商品に関する商品情報(ブランド、カテゴリ、製造メーカ)を登録することで生成される。情報処理装置1は、ユーザによって指定された商品情報をもとに、商品情報DBを検索して商品のカテゴリを特定する。例えば、情報処理装置1は、商品情報であるブランド「AA」が指定された場合には、カテゴリ「飲料」を特定する。
つづいて、情報処理装置1は、特定したカテゴリと合致する他の商品を競合商品として特定する(ステップS3)。具体的には、情報処理装置1は、カテゴリ「飲料」と合致し、製造メーカA社以外の製造メーカが販売(製造)するブランド「BB」の商品を競合商品として特定する。
つづいて、情報処理装置1は、特定した競合商品を販売する競合会社のいうち、特定した競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社を抽出する(ステップS4)。例えば、情報処理装置1は、競合商品の売り上げ(GMV:Gross Merchandise Value)が多い順に所定数の競合会社を抽出する。
つづいて、情報処理装置1は、抽出した競合会社と、指定された商品(あるいは、商品を販売する製造メーカA社)との統計情報を生成する(ステップS5)。例えば、情報処理装置1は、抽出した競合会社の売り上げと、指定された商品(あるいは製造メーカ)の売り上げと合算した額を100%として、各競合会社の売り上げと、指定された商品との売り上げとの比率を統計情報として生成する。なお、統計情報は、売り上げに限らず、例えば、電子商取引サイトにおける商品ページの閲覧数や、商品ページを閲覧したユーザ数(ユニークユーザ数)等であってもよい。なお、統計情報は、例えば、ユーザによって指定された期間の統計情報であってもよく、特定期間を所定の期間で区切った期間毎の統計情報(例えば、1週間を日単位で区切った日毎の統計情報)であってもよい。
つづいて、情報処理装置1は、生成した統計情報を商品情報の指定を行ったユーザに対して提供する(ステップS6)。
このように、実施形態に係る情報処理装置1によれば、自社と競合会社との統計情報を提供できるため、ユーザが競合会社と自社との販売データの比較を容易に行うことができる。この結果、ユーザは、例えば、自社の広告マーケティングの戦略や、競合会社との位置関係(販売データの差)の把握の一助とすることができる。すなわち、実施形態に係る情報処理装置1によれば、より充実したサービスをユーザに提供することができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理システムSの構成例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムSの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システムSは、情報処理装置1と、複数のユーザ端末100とがネットワークNに対して有線又は無線により接続される。ネットワークNは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークである。
情報処理装置1は、実施形態に係る情報処理方法を実行するサーバ装置である。情報処理装置1は、ユーザによって指定された商品情報に基づいて、ユーザが扱う(製造もしくは販売する)商品と競合する競合商品を特定し、特定した競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社と、ユーザによって指定された商品情報における商品との統計情報を提供する。
また、情報処理装置1は、複数のユーザ端末100と連携し、各ユーザ端末100に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、情報処理装置1は、各ユーザ端末100に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、情報処理装置1は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引(EC:Electronic Commerce)、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信、ニュース、地図、ルート検索、経路案内、路線情報、運行情報、天気予報等のサービスを提供してもよい。実際には、情報処理装置1は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよいし、Webサービスの処理を担当してもよい。
ユーザ端末100は、商品を販売(製造)する会社に従事するユーザが管理する端末装置である。ユーザ端末100は、スマートフォン、デスクトップ型PC、ノート型PC、タブレット型PC等の任意のタイプの端末装置を用いることができる。ユーザ端末100は、情報処理装置1等へ各種情報を送信したり、情報処理装置1等から提供される情報を受信したりする。
次に、図3を参照して、情報処理装置1の構成例について説明する。
図3は、実施形態に係る情報処理装置1の構成例を示す図である。図3に示されるように、情報処理装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを有する。制御部3は、受付部31と、特定部32と、抽出部33と、生成部34と、提供部35とを備える。記憶部4は、商品情報DB41を記憶する。
通信部2は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部2は、有線または無線によりネットワーク網と接続される。
制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報処理装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPGPU(General Purpose Graphic Processing Unit)等の集積回路により実現されてもよい。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
商品情報DB41は、電子商取引サイトに販売されている商品に関する情報である商品情報が蓄積されたデータベースである。商品情報DB41の各商品情報は、電子商取引サイトで商品を販売している販売店(商品の卸先)によって登録される。なお、商品情報DB41の各商品情報は、商品を製造している製造メーカによって登録されてもよい。
図4は、商品情報DB41の一例を示す図である。図4に示すように、商品情報DB41の各商品情報は、「商品ID」、「ブランド」、「カテゴリ」、「製造メーカ」等の項目を含む。
「商品ID」は、商品を識別する識別情報である。「ブランド」は、商品のブランドを示す情報である。「カテゴリ」は、商品のカテゴリを示す情報である。「製造メーカ」は、製造メーカを示す情報である。なお、「ブランド」は、複数の階層が存在してもよい(例えば、ブランド「AA」の下層に「加糖」、「微糖」、「無糖」といったブランドが存在してもよい)。また、「カテゴリ」は、複数の階層が存在してもよい(例えば、カテゴリ「飲料」の下層に「酒類」、「ソフトドリンク類」といったカテゴリが存在してもよい)。
次に、情報処理装置1の制御部3の各機能(受付部31、特定部32、抽出部33、生成部34および提供部35)について説明する。
受付部31は、ユーザからユーザ端末100を介して、ユーザが製造(販売)する商品に関する商品情報の指定を受け付ける。例えば、受付部31は、商品の属性情報の指定を受け付ける。属性情報は、商品のブランドや、商品のカテゴリ等を含む。カテゴリは、例えば、商品の分類(飲料、衣料、食料品、嗜好品等)や、商品の機能(コレステロールの吸収抑制等)、商品の包装形態(紙パック、ペットボトル等)等を含む。商品情報の指定は、複数の階層に分けて指定されてもよい。例えば、受付部31は、商品のブランドや、カテゴリを複数の階層に分けて受け付けてもよい。
また、受付部31は、後述する生成部34が生成する統計情報の期間の指定を受け付ける。統計情報の期間は、全期間の長さや、全期間の区切る各期間の長さである。統計情報の期間は、時間単位、日単位、週単位、月単位等のように任意の期間で設定可能である。
また、受付部31は、後述する抽出部33が抽出した競合会社のうち、統計情報に用いる競合会社の指定を受け付ける。例えば、受付部31は、抽出部33が抽出した競合会社の一覧をユーザ端末100に表示し、ユーザから指定する競合会社の選択操作を受け付ける。
特定部32は、指定された商品情報に基づいて、商品情報における商品と競合する競合商品を特定する。例えば、特定部32は、商品情報である商品のブランドが指定された場合、商品情報DB41を参照して、かかるブランドに対応する商品のカテゴリを特定する。そして、特定部32は、商品情報DB41を参照して、特定したカテゴリに基づいて、競合商品を特定する。具体的には、特定部32は、特定したカテゴリと同じカテゴリである他社商品のブランドの商品を競合商品として特定する。なお、特定部32は、受付部31が受け付けた商品情報の指定において、商品のカテゴリが指定された場合には、かかるカテゴリを特定結果としてもよい。
また、特定部32は、特定したカテゴリと同じカテゴリである他社商品のブランドの商品のうち、製造メーカが所定の条件を満たす商品を競合商品として特定してもよい。例えば、特定部32は、自社(商品情報の指定を行ったユーザが所属する会社)と、総売上高が近い(差が所定値未満)他の会社の商品を競合商品として特定する。また、特定部32は、総売上高に限らず、卸先が類似する他の会社や、取扱商品数が類似する他の会社、商品のターゲット層が類似する他の会社の商品を競合商品として特定してもよい。
抽出部33は、特定部32が特定した競合商品を販売(製造を含む)する競合会社のうち、競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社を抽出する。具体的には、抽出部33は、特定部32が特定した1つ以上の競合商品の売上総額を競合会社毎に算出し、競合会社毎の売上総額に基づいて競合会社を抽出する。
例えば、抽出部33は、売上総額が多い順に所定数の競合会社を抽出する。抽出する数は、ユーザによって指定されてもよく、売上総額が所定値以上の競合会社をすべて抽出するようにしてもよい。
また、抽出部33は、後述する生成部34によって生成される統計情報の期間における売上総額に基づいて、競合会社を抽出する。例えば、抽出部33は、生成部34が特定の期間の統計情報を生成する場合には、かかる特定の期間における売上総額に基づいて競合会社を抽出する。また、抽出部33は、特定の期間を所定の期間単位で区切り、区切った期間単位の統計情報を生成する場合には、区切った期間単位の統計情報を生成する。例えば、抽出部33は、1週間を日単位で区切り、日単位で統計情報を生成する場合には、日単位の売上総額に基づいて、日毎に競合会社を抽出する。
なお、抽出部33は、売上総額が多い順に所定数の競合会社を抽出する場合において、売上総額が同じ競合会社が存在する場合には、例えば、商品ページの閲覧数や、閲覧したユーザ数の多い順に競合会社を抽出してもよい。
また、抽出部33は、売上総額が多い順に所定数の競合会社を抽出する場合において、かかる所定数の中に自社が含まれる場合には、実際に抽出される競合会社の数が所定数より1(自社の分)少ない数となる。
生成部34は、抽出部33が抽出した競合会社と、指定された商品情報における商品(以下、自社商品)との統計情報を生成する。例えば、生成部34は、競合会社が扱う競合商品と、自社商品との販売に関する指標値の統計情報を生成する。指標値は、例えば、売上総額や、商品ページの閲覧数、商品ページを閲覧したユーザ数等である。統計情報は、例えば、指標値の比である。
具体的には、生成部34は、各競合会社の競合商品および自社商品の指標値を合計を分母とし、各競合会社の競合商品の指標値および自社商品の指標値それぞれを分子とする除算結果により指標値の比を算出する。また、生成部34は、かかる指標値の比を、特定の期間を所定の期間単位で区切り、区切った期間単位毎に算出してもよい。
なお、指標値の比を算出する際の分母となる会社(競合会社および自社)の数は、抽出部33によって抽出される競合会社の数により変動する。つまり、抽出部33が抽出する所定数の中に自社が含まれる場合、分母となる会社の数は、競合会社および自社の合計が上記の抽出部33が抽出した所定数となる。一方、抽出部33が抽出する所定数の中に自社が含まれない場合(例えば、売上総額が上位に入るほど高くない場合)、分母となる会社の数は、上記の抽出部33が抽出した所定数の競合会社に自社を加えた数(所定数+1)となる。
提供部35は、生成部34が生成した統計情報をユーザ端末100を介してユーザへ提供する。なお、提供部35は、統計情報をユーザへ提供する際、競合会社の名称については匿名化する処理を行ってもよい。
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理装置1が実行する処理の処理手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置1が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御部3は、まず、ユーザからユーザ端末100を介して商品情報の指定を受け付ける(ステップS101)。
つづいて、制御部3は、指定された商品情報に基づいて、商品のカテゴリを特定する(ステップS102)。
つづいて、制御部3は、特定したカテゴリに基づいて、競合商品を特定する(ステップS103)。
つづいて、制御部3は、特定した競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社を抽出する(ステップS104)。
つづいて、制御部3は、抽出した競合会社と、指定された商品との統計情報を生成する(ステップS105)。
つづいて、制御部3は、生成した統計情報をユーザ端末100を介してユーザへ提供し(ステップ106)、処理を終了する。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した記憶部4の一部又は全部は、各装置によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、各装置は、ストレージサーバにアクセスすることで、各種情報を取得する。
〔ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置1は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部3の機能を実現する。
〔効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、受付部31と、特定部32と、抽出部33と、提供部35とを備える。受付部31は、ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける。特定部32は、指定された商品情報に基づいて、商品と競合する競合商品を特定する。抽出部33は、特定した競合商品を販売する競合会社のうち、競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす競合会社を抽出する。提供部35は、抽出した競合会社と、指定された商品情報における商品との統計情報を提供する。
上述した各実施形態に係る情報処理装置1によれば、より充実したサービスを提供することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部3は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
31 受付部
32 特定部
33 抽出部
34 生成部
35 提供部
41 商品情報DB
100 ユーザ端末
S 情報処理システム

Claims (15)

  1. ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付部と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定部と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出部と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供部と
    を備え
    前記受付部は、
    前記抽出部が抽出した前記競合会社の中から、前記統計情報の対象とする前記競合会社の指定を前記ユーザから受け付け、
    前記提供部は、
    前記ユーザによって指定された前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との前記統計情報を提供する
    情報処理装置。
  2. ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付部と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定部と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出部と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供部と、
    を備え、
    前記抽出部は、
    前記商品情報である売上総額が多い順に所定数の前記競合会社を抽出する場合において、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置する場合には、前記所定数よりも1少ない数の前記競合会社を抽出し、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置しない場合には、前記所定数の前記競合会社を抽出する
    情報処理装置。
  3. 前記受付部は、
    前記商品情報として、前記商品の属性情報の指定を受け付ける
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、
    前記商品の属性情報として、前記商品のブランドの指定を受け付ける
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定部は、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品のカテゴリを特定し、特定した前記カテゴリと同じ前記カテゴリの他の商品を前記競合商品として特定する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記抽出部は、
    前記競合商品の売上総額を前記競合会社毎に算出し、前記売上総額が多い順に所定数の前記競合会社を抽出する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. 前記抽出部は、
    前記売上総額が多い順に、かつ、前記売上総額が所定値以上の前記競合会社を抽出する
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、
    前記競合会社の前記競合商品と、指定された前記商品情報における前記商品の販売に関する指標値に基づいた前記統計情報を提供する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  9. 前記提供部は、
    前記競合会社における前記競合商品の前記指標値と、指定された前記商品情報における前記商品の前記指標値との比を含む前記統計情報を提供する
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記提供部は、
    特定の期間を所定の期間単位で区切り、区切った前記期間単位毎の前記統計情報を提供する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  11. 前記提供部は、
    前記競合会社に関する情報を匿名化する処理を行った前記統計情報を提供する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付工程と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定工程と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出工程と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供工程と
    を含み、
    前記受付工程は、
    前記抽出工程が抽出した前記競合会社の中から、前記統計情報の対象とする前記競合会社の指定を前記ユーザから受け付け、
    前記提供工程は、
    前記ユーザによって指定された前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との前記統計情報を提供する
    情報処理方法。
  13. ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付手順と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定手順と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出手順と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させ
    前記受付手順は、
    前記抽出手順が抽出した前記競合会社の中から、前記統計情報の対象とする前記競合会社の指定を前記ユーザから受け付け、
    前記提供手順は、
    前記ユーザによって指定された前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との前記統計情報を提供する
    情報処理プログラム。
  14. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付工程と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定工程と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出工程と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供工程と、
    を含み、
    前記抽出工程は、
    前記商品情報である売上総額が多い順に所定数の前記競合会社を抽出する場合において、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置する場合には、前記所定数よりも1少ない数の前記競合会社を抽出し、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置しない場合には、前記所定数の前記競合会社を抽出する
    情報処理方法。
  15. ユーザから商品に関する情報である商品情報の指定を受け付ける受付手順と、
    指定された前記商品情報に基づいて、前記商品と競合する競合商品を特定する特定手順と、
    特定した前記競合商品を販売する競合会社のうち、前記競合商品の販売履歴が所定の条件を満たす前記競合会社を抽出する抽出手順と、
    抽出した前記競合会社と、指定された前記商品情報における前記商品との統計情報を提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記抽出手順は、
    前記商品情報である売上総額が多い順に所定数の前記競合会社を抽出する場合において、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置する場合には、前記所定数よりも1少ない数の前記競合会社を抽出し、指定された前記商品が売上総額において、前記所定数の中に位置しない場合には、前記所定数の前記競合会社を抽出する
    情報処理プログラム。
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