JP7492234B2 - 車上装置及び保全検査用情報選択方法 - Google Patents
車上装置及び保全検査用情報選択方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7492234B2 JP7492234B2 JP2020178535A JP2020178535A JP7492234B2 JP 7492234 B2 JP7492234 B2 JP 7492234B2 JP 2020178535 A JP2020178535 A JP 2020178535A JP 2020178535 A JP2020178535 A JP 2020178535A JP 7492234 B2 JP7492234 B2 JP 7492234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- ground coil
- information
- calculation means
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims description 47
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 title claims description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 101
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 48
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 18
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000000611 regression analysis Methods 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
合成波信号を送信する送信回路と、所定の共振回路を有する地上子に接近した場合に当該共振回路に応じた信号が誘起される受信回路とを備え、当該受信回路の受信信号に基づいて当該地上子を検出する車上装置であって、
前記受信回路の受信信号の位相周波数特性を解析する第1の解析手段(例えば、図1のFFT部202及び位相算出部204)と、
前記第1の解析手段の解析結果に基づいて、検出した前記地上子の保全検査用情報を算出する第1の算出手段(例えば、図1の第1算出部212)と、
を備える車上装置である。
前記第1の算出手段は、前記第1の解析手段の解析結果が示す位相周波数特性グラフを、所定の共振周波数の前後で位相が180度変化する所定の曲線形状として算出し、当該算出した位相周波数特性グラフに基づくQ値を、前記保全検査用情報として算出する、
車上装置である。
前記地上子には、所与の列車制御情報を示す信号を前記受信回路に誘起させる、当該列車制御情報に応じた複数種類の地上子があり、
前記受信信号の振幅周波数特性を解析する第2の解析手段(例えば、図1のFFT部202及び振幅算出部206)と、
前記第2の解析手段の解析結果に基づく第2の共振周波数を算出する第2の算出手段(例えば、図1の第2算出部214)と、
を更に備え、
前記第1の算出手段は、前記第1の解析手段の解析結果に基づく第1の共振周波数を算出し、
前記検出手段は、
前記第1の共振周波数に基づいて第1の地上子候補を選択することと、
前記第2の共振周波数に基づいて第2の地上子候補を選択することと、
前記第1の地上子候補と前記第2の地上子候補とが異なる場合に、前記第1の地上子候補に対応する列車制御情報と、前記第2の地上子候補に対応する列車制御情報とのうち、列車運行にとってより安全側となる列車制御情報に対応する地上子候補を判定する所定の安全優先判定を行って、検出する地上子を決定することと、
を行う、
車上装置である。
前記第2の算出手段は、前記第2の解析手段の解析結果に基づくQ値を算出し、
同一の前記地上子に対する、前記第1の算出手段により算出されたQ値の履歴情報と、前記第2の算出手段により算出されたQ値の履歴情報とを記録する制御を行う記録制御手段(例えば、図1の記録制御部230)と、
前記記録制御手段による記録内容に基づき、前記第1の算出手段により算出されたQ値と、前記第2の算出手段により算出されたQ値とのうち、バラツキの小さいほうのQ値を、前記同一の地上子の前記保全検査用情報として選択する保全検査用情報選択手段(例えば、図1の選択部240)と、
を備える車上装置である。
合成波信号を送信する送信回路と、
所定の共振回路を有する地上子に接近した場合に当該共振回路に応じた信号が誘起される受信回路と、
前記受信回路の受信信号の位相周波数特性を解析する第1の解析手段(例えば、図1の位相算出部204)と、
前記第1の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第1の算出手段(例えば、図1の第1算出部212)と、
前記受信信号の振幅周波数特性を解析する第2の解析手段(例えば、図1の振幅算出部206)と、
前記第2の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第2の算出手段(例えば、図1の第2算出部214)と、
を備える1以上の車上装置が同一の前記地上子について算出したQ値の情報から、当該同一の地上子の保全検査用情報を選択する保全検査用情報選択方法であって、
前記同一の地上子に接近した各車上装置の前記第1の算出手段により算出されたQ値と、当該各車上装置の前記第2の算出手段により算出されたQ値とのうち、バラツキの小さいほうのQ値を前記同一の地上子の保全検査用情報として選択する保全検査用情報選択方法である。
図1は、本実施形態の車上装置10の構成を示すブロック図である。この車上装置10は、変周式ATS装置の車上装置であり、地上子30に接近したときに車上子20で受信された受信信号に基づいて地上子30を検出するとともに、検出した地上子30の保全検査用情報である共振周波数及びQ値を算出する。
Q=f0/(fd2-fd1) ・・(1)
このように、本実施形態によれば、地上子を検出する車上装置において、地上子の保全検査用情報であるQ値及び共振周波数の測定精度を高めることができる。つまり、車上装置10は、合成波信号を送信回路22から送信し、受信回路24の受信信号の位相周波数特性及び振幅周波数特性の解析結果に基づいて地上子の保全検査用情報である共振周波数及びQ値を算出する。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
選択部240の機能は、車上装置10以外の外部装置が有するとしてもよい。例えば、1日の運行が終了した後に、通信回線を介して算出履歴情報304を外部装置に出力したり、着脱自在な記憶媒体に記憶した算出履歴情報304を車上装置10から取り出して外部装置に装着して読み出させるといったことで、車上装置10が記録した算出履歴情報304を、選択部240の機能を有する外部装置が取り込む。そして、外部装置は、取り込んだ算出履歴情報304に基づいて地上子30の保全検査用情報であるQ値を選択する。この場合、選択部240の機能を有する外部装置は、複数の列車の各車上装置10が記録した算出履歴情報304に基づき、同一の地上子30について算出したQ値の履歴情報から、当該地上子30の保全検査用情報であるQ値を算出することができる。
車上装置10において、地上子判定部220は、第1算出部212が受信信号の位相周波数特性に基づいて算出した共振周波数及びQ値のみに基づいて、地上子30を検出するようにしてもよい。
20…車上子
22…送信回路、24…受信回路
100…合成波生成部
200…受信部
202…FFT部
204…位相特性算出部
206…振幅特性算出部
208,210…フィルタ回路
212…第1算出部
214…第2算出部
220…地上子判定部
230…記録制御部
240…選択部
302…地上子情報
304…算出履歴情報
30…地上子
Claims (5)
- 合成波信号を送信する送信回路と、所定の共振回路を有する地上子に接近した場合に当該共振回路に応じた信号が誘起される受信回路とを備え、当該受信回路の受信信号に基づいて当該地上子を検出する車上装置であって、
前記受信回路の受信信号の位相周波数特性を解析する第1の解析手段と、
前記第1の解析手段の解析結果が示す位相周波数特性グラフを、所定の共振周波数の前後で位相が180度変化する所定の曲線形状として算出し、当該算出した位相周波数特性グラフに基づくQ値を、前記地上子の保全検査用情報として算出する第1の算出手段と、
を備える車上装置。 - 前記地上子には、所与の列車制御情報を示す信号を前記受信回路に誘起させる、当該列車制御情報に応じた複数種類の地上子があり、
前記受信信号の振幅周波数特性を解析する第2の解析手段と、
前記第2の解析手段の解析結果に基づく第2の共振周波数を算出する第2の算出手段と、
前記地上子を検出する検出手段と、
を更に備え、
前記第1の算出手段は、前記第1の解析手段の解析結果に基づく第1の共振周波数を算出し、
前記検出手段は、
前記第1の共振周波数に基づいて第1の地上子候補を選択することと、
前記第2の共振周波数に基づいて第2の地上子候補を選択することと、
前記第1の地上子候補と前記第2の地上子候補とが異なる場合に、前記第1の地上子候補に対応する列車制御情報と、前記第2の地上子候補に対応する列車制御情報とのうち、列車運行にとってより安全側となる列車制御情報に対応する地上子候補を判定する所定の安全優先判定を行って、検出する地上子を決定することと、
を行う、
請求項1に記載の車上装置。 - 前記第2の算出手段は、前記第2の解析手段の解析結果に基づくQ値を算出し、
同一の前記地上子に対する、前記第1の算出手段により算出されたQ値の履歴情報と、前記第2の算出手段により算出されたQ値の履歴情報とを記録する制御を行う記録制御手段と、
前記記録制御手段による記録内容に基づき、前記第1の算出手段により算出されたQ値と、前記第2の算出手段により算出されたQ値とのうち、バラツキの小さいほうのQ値を、前記同一の地上子の前記保全検査用情報として選択する保全検査用情報選択手段と、
を備える請求項2に記載の車上装置。 - 合成波信号を送信する送信回路と、
所定の共振回路を有する地上子に接近した場合に当該共振回路に応じた信号が誘起される受信回路と、
前記受信回路の受信信号の位相周波数特性を解析する第1の解析手段と、
前記第1の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第1の算出手段と、
前記受信信号の振幅周波数特性を解析する第2の解析手段と、
前記第2の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第2の算出手段と、
同一の前記地上子に対する、前記第1の算出手段により算出されたQ値の履歴情報と、前記第2の算出手段により算出されたQ値の履歴情報とを記録する制御を行う記録制御手段と、
前記記録制御手段による記録内容に基づき、前記第1の算出手段により算出されたQ値と、前記第2の算出手段により算出されたQ値とのうち、バラツキの小さいほうのQ値を、前記同一の地上子の保全検査用情報として選択する保全検査用情報選択手段と、
を備える車上装置。 - 合成波信号を送信する送信回路と、
所定の共振回路を有する地上子に接近した場合に当該共振回路に応じた信号が誘起される受信回路と、
前記受信回路の受信信号の位相周波数特性を解析する第1の解析手段と、
前記第1の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第1の算出手段と、
前記受信信号の振幅周波数特性を解析する第2の解析手段と、
前記第2の解析手段の解析結果に基づいてQ値を算出する第2の算出手段と、
を備える1以上の車上装置が同一の前記地上子について算出したQ値の情報から、当該同一の地上子の保全検査用情報を選択する保全検査用情報選択方法であって、
前記同一の地上子に接近した各車上装置の前記第1の算出手段により算出されたQ値と、当該各車上装置の前記第2の算出手段により算出されたQ値とのうち、バラツキの小さいほうのQ値を前記同一の地上子の保全検査用情報として選択する保全検査用情報選択方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020178535A JP7492234B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車上装置及び保全検査用情報選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020178535A JP7492234B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車上装置及び保全検査用情報選択方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022069729A JP2022069729A (ja) | 2022-05-12 |
JP7492234B2 true JP7492234B2 (ja) | 2024-05-29 |
Family
ID=81534119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020178535A Active JP7492234B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車上装置及び保全検査用情報選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7492234B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000049655A (ja) | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Kobayashi Musen Kk | Lc共振タグ自動周波数識別方式 |
JP2012121400A (ja) | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Toshiba Corp | 列車制御車上装置 |
JP2014004991A (ja) | 2012-05-29 | 2014-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 地上子情報読取装置 |
-
2020
- 2020-10-26 JP JP2020178535A patent/JP7492234B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000049655A (ja) | 1998-07-28 | 2000-02-18 | Kobayashi Musen Kk | Lc共振タグ自動周波数識別方式 |
JP2012121400A (ja) | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Toshiba Corp | 列車制御車上装置 |
JP2014004991A (ja) | 2012-05-29 | 2014-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 地上子情報読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022069729A (ja) | 2022-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6416020B1 (en) | Method and apparatus for detecting defective track wheels | |
CN101573596B (zh) | 用于根据渡越时间测量方法确定及监控容器中的介质的料位的方法 | |
RU2426659C2 (ru) | Определение скорости локомотива | |
US20020056398A1 (en) | Method and device for monitoring bogies of multi-axle vehicles | |
US20110234451A1 (en) | Method and device for distance measurement | |
CN201051310Y (zh) | 具有车型识别功能的毫米波和超声波双频交通参数检测器 | |
CN203225009U (zh) | 一种激光式交通情况调查系统 | |
US11124211B2 (en) | Methods and devices for locating a railway vehicle | |
CN110281984A (zh) | 基于光频域反射技术的高速磁浮列车定位系统和定位方法 | |
RU2542784C2 (ru) | Способ и электронное устройство для контроля состояния деталей рельсовых транспортных средств | |
US4379330A (en) | Railroad car wheel detector | |
JP5681512B2 (ja) | レール破断検知装置 | |
CN111811637A (zh) | 一种多径信息融合的车辆振动识别装置及判决方法 | |
CN114735049B (zh) | 一种基于激光雷达的磁浮列车测速定位方法及系统 | |
JP7492234B2 (ja) | 車上装置及び保全検査用情報選択方法 | |
RU2013131080A (ru) | Способ детектирования колеса транспортного средства | |
KR100684465B1 (ko) | 철도 차량의 속도 측정 방법 및 그 장치 | |
JP3514689B2 (ja) | 自動列車停止装置地上子の測定装置 | |
JP2984570B2 (ja) | 自動列車停止装置地上子の測定方法および測定装置 | |
Geistler et al. | Robust velocity measurement for railway applications by fusing eddy current sensor signals | |
RU2012107106A (ru) | Способ и система радиочастотной идентификации и позиционирования железнодорожного транспорта | |
JP6987018B2 (ja) | 列車走行速度算出システム | |
CN110304109A (zh) | 一种能够防止丢轴的计轴方法 | |
CN106371082A (zh) | 线性速度拖引干扰识别方法 | |
Nakamura et al. | Onboard measurement method for signaling equipment on Probe Trains |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7492234 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |