JP7490319B2 - 発泡成形品の製造方法及び自動車の内装品の製造方法 - Google Patents

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本開示は、発泡成形品の製造方法に関する。
従来、この種の発泡成形品の製造方法として、発泡樹脂の原料を成形型に流し込んで発泡させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-253053号公報(段落[0058]、図2(a))
上述した従来の発泡成形品の製造方法においては、発泡成形品の品質を向上することが求められている。
上記課題を解決するためになされた発明の一態様は、発泡成形型の内側面に予め面部材を配置しておき、前記発泡成形型内で発泡樹脂の原料を発泡させ、前記発泡樹脂が前記面部材に付着すると、前記発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、前記面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させる工程を含む、発泡成形品の製造方法である。
(A)本開示の天井パネルを備える自動車の斜視図、(B)自動車のルーフ近傍の断面図 天井パネルの断面図 発泡成形品の斜視図 発泡成形型の断面図 内部でポリウレタンフォームが発泡する発泡成形型の断面図 内部でポリウレタンフォームが発泡する発泡成形型の断面図 内部でポリウレタンフォームが発泡する発泡成形型の断面図 内部でポリウレタンフォームが発泡する発泡成形型の断面図 変形例に係る発泡成形型の断面図 変形例に係る発泡成形型の断面図 変形例に係る発泡成形型の断面図 変形例に係る発泡成形型の断面図 変形例に係るベルトコンベアの断面図
図1には、自動車の内装品に相当する天井パネル100が示されている。天井パネル100は、自動車90のルーフ91の下側に取り付けられて、自動車90における車室の天井部を構成する。
図2に示すように、天井パネル100は、発泡シート11に、1対のガラス繊維シート12、裏面材14(例えば、ポリプロピレンフィルムとポリエチレンテレフタラートの不織布とのラミネート品)、表皮材16(例えば、ポリエチレンテレフタラート繊維)が、積層されてなる。このうち発泡シート11は、硬質ポリウレタンフォーム製または半硬質ポリウレタンフォーム製であり、硬質ポリウレタンフォームまたは半硬質ポリウレタンフォームをブロック状にした発泡成形品20(図3参照)から製造される。発泡成形品20は、発泡成形型30内でポリウレタン原料20Z(特許請求の範囲中の「発泡樹脂の原料」に相当する)を発泡させてなる。以下、この発泡成形品20の製造方法について詳細を説明する。
まず、図4(A)に示される平面視矩形形状の発泡成形型30にシート40が敷かれる。シート40は、一枚のシート40を箱状に折ったものを発泡成形型30にはめる構成であってもよいし、発泡成形型30の底面31と内側面32とに合わせた形状の複数のシート40をそれぞれ宛がう構成でもよい。以降、適宜、シート40が敷かれた発泡成形型30を単に「発泡成形型30」という。
発泡成形型30の対向する1対の内側面32のうち、例えば、底面31から1/3程の高さの位置(底面31と、底面31から1/3程の高さとの間であればどの位置であってもよい)に、カバー部材45が固定される(図4(B)参照)。カバー部材45は、内側面32における水平方向の両端間を延びた帯状をなし、下部45Aが、発泡成形型30の内側面32(内側面32に宛がわれたシート40)に貼り付けられている。カバー部材45における上下方向の中間部分より上方部は、上方に向かうにつれて内側面32から離れるように傾斜している。なお、その上方部は、図4(B)に示すように、下部45Aに対して屈曲して直線状に延びていてもよいし、下部45Aからなだらかに湾曲して延びていてもよいし、下部45Aからなだらかに湾曲したのち先端部が垂れ下がっていてもよい。
そして、図4(B)に示すように、発泡成形型30の1対の内側面32(内側面32に宛がわれたシート40)に紙製の補助シート50(特許請求の範囲中の「面部材」、「紙製シート」に相当する)が宛がわれる。補助シート50は、カバー部材45と同様に発泡成形型30の内側面32における水平方向の両端間を延び、その下端部が内側面32とカバー部材45との間に挟まれ、上端部が、発泡成形型30より上方に突出している。発泡成形型30の準備は以上である。
次いで、図5(A)に示すように、発泡成形型30内に、ポリウレタン原料20Zが注入され、それが発泡してポリウレタンフォーム20Xとなる。ポリウレタンフォーム20Xの発泡が進行すると、図5(B)に示すように、ポリウレタンフォーム20Xの上部が、カバー部材45を通り越し、補助シート50に付着する。このとき、カバー部材45は、発泡するポリウレタンフォーム20Xに押されて、発泡成形型30の内側面32に近付く。
その後、さらに発泡するポリウレタンフォーム20Xの発泡の進行具合に合わせて、図6に示すように、補助シート50が引き上げられる。この補助シート50の引き上げ作業は、例えば、作業者が目視でポリウレタンフォーム20Xの上面の上昇を確認し、その上昇に合わせて補助シート50の上端部を手で掴んで引き上げる構成であってもよい。また、図7に示すように、ポリウレタンフォーム20Xの上面を検出する検出機35(カメラやレーザー等)と、補助シート50の上端部を把持する作業ロボット36と、を用い、検出機35により検出された上昇具合に応じて作業ロボット36が補助シート50を引き上げるように制御される構成であってもよい。
図8に示すように、ポリウレタンフォーム20Xが発泡し終わり硬化すると、シート40ごと発泡成形型30から外され、図3の状態の発泡成形品20が完成する。なお、図3では、シート40、カバー部材45、補助シート50が省略されている。発泡成形品20は、シート40が固着した外側面部20Aと、膨出した上部20Bと、が切り取られて直方体状にされてから、上下方向にスライスされ、発泡シート11として用いられる。
ところで、この種の発泡成形品では、ポリウレタンフォーム20Xの発泡中、発泡成形型30の内側面32(内側面32に宛がわれたシート40)に付着した外縁部の上昇が、内側面32との摩擦により、中央側部分の上昇と比べて停滞し、外縁部と中央側部分との間に発生する剪断応力により外側面部20Aの発泡セルが潰れて発泡セルが不均一になることがある。また、発泡セルの潰れが多く発生してしまうと、外側面部20Aを大きく切り落とすことが必要になり、歩留まりが低下するという問題があった。
これに対して、本実施形態の発泡成形品20の製造方法によれば、予め発泡成形型30の内側面32に配された補助シート50が、ポリウレタンフォーム20Xの発泡の進行具合に合わせて引き上げられ、補助シート50に付着した外縁部が、中央側部分の上昇に合わせて上昇するので、剪断応力が発生しにくくなる。これにより、発泡セルの潰れが抑制され、発泡セルが不均一になりにくいので、発泡成形品20の品質が向上される。また、外側面部20Aの切り落とす部分を小さくすることができ、歩留まりも向上する。
また、補助シート50を発泡成形型30の内側面32に配置する際に、補助シート50の下端部をカバー部材45と内側面32との間に挟むので、ポリウレタンフォーム20Xの発泡途中で補助シート50と内側面32(内側面32に宛がわれたシート40)との間にポリウレタンフォーム20Xが入り込むことが防がれる。しかも、カバー部材45が上方に向かうにつれて内側面32から離れるように傾斜しているので、補助シート50をカバー部材45と内側面32との間に上方から差し込みやすくなっている。
また、本実施形態の製造方法のように発泡成形型30に蓋がない場合、ポリウレタンフォーム20Xの外縁部の上昇の停滞により、発泡成形品の上面が、中央が大きく膨出した山形状になることが考えられるが、本実施形態の製造方法によれば、補助シート50に付着した外縁部が、中央側部分の上昇に合わせて上昇するので、発泡成形品20の上面の膨出を従来よりも小さくすることができる。また、発泡高さが均一化されるので、上面が山形状の発泡成形品よりも全体的な高さは低くなる。
これにより、発泡成形品20のうち上部20Bの切り落とす部分も小さくすることができるので、歩留まりがより向上する。また、発泡成形品の上面が山形状である場合、発泡成形品同士を積み重ねると不安定になるため、保管時に発泡成形品を平置きで並べる必要があったが、本実施形態の発泡成形品20は、上部20Bの膨出が小さいため積み重ねて保管することができ、発泡成形品20の保管スペースの面積を小さくすることができる。
なお、上面が山形状の発泡成形品でも、保管容器の壁に沿わせる等すれば積み重ねることが可能となるが、この場合であっても、本実施形態の発泡成形品20の方が、上面が山形状の発泡成形品より全体的の高さが低いので、同じスペースに発泡成形品20をより多く積み重ねることができる。
[他の実施形態]
(1)補助シート50の高さを維持し、シート40ごと発泡成形型30を降下させる構成であってもよい。この場合であっても、補助シート50が発泡成形型30に対して相対的に上昇することとなり、外縁部と中央側部分との間に発生する剪断応力が抑制される。
(2)補助シート50の引き上げの指標を、ポリウレタンフォーム20Xの上面の上昇ではなく、時間経過にしてもよい。特に、同じ条件で発泡成形品20を複数製造する場合に、時間経過とポリウレタンフォーム20Xの上面の上昇との相関データを予め計測しておき、その相関データに基づいて補助シート50の引き上げを行う構成としてもよい。
(3)図9に示すように、発泡成形型30が蓋30Fを備えた構成であってもよい。この場合、発泡成形型30の側壁30Aと蓋30Fとの間に、補助シート50を引き上げるためのスリット30Sを設けることが考えられる。
(4)また、図10に示すように、発泡成形型30の側壁30Aと蓋30Fとの間に加えて発泡成形型30の側壁30Aと底壁30Bとの間にもスリット30Sを設け、ロール状に巻かれた補助シート50が、上下のスリット30Sの間に順次送り出される構成であってもよい。
(5)図11に示すように、ポリウレタンフォーム20X上に浮かぶフロート51を補助シート50に取り付け、ポリウレタンフォーム20Xの上面の上昇に応じて補助シート50が上昇する構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、補助シート50やカバー部材45が、紙製であったが、ビニールやポリウレタン等の合成樹脂製であってもよい。
(7)発泡成形型30にシート40を敷かず、直接ポリウレタン原料を注入する構成であってもよい。この場合、発泡成形型30内に、離型剤(液体であってもよいし、ワックスのような固体であってもよい)を塗布しておくことが好ましい。
(8)上記実施形態では、発泡成形型30が、平面視矩形形状であったが、これに限られるものではなく、例えば、平面視円形状であってもよい。
(9)上記実施形態では、補助シート50が、発泡成形型30の対向する1対の内側面32に配されていたが、一の内側面32のみに配されていてもよいし、全ての内側面32に配されていてもよい。
(10)カバー部材45を用いずに、補助シート50の下端部を発泡成形型30内に露出させた状態で、ポリウレタンフォーム20Xを発泡させる構成であってもよい。
(11)図12に示すように、発泡成形型30の内側面61に複数枚の補助シート50を内側ほど上方に位置するように配置しておき、外側の補助シート50(即ち、下側に位置する補助シート50)から上昇を停止していく構成としてもよい。この構成によれば、ポリウレタンフォーム20Xの下部が既に硬化している場合に、補助シート50に固着した部分が無理に上方へ移動させられて剥がれることが防がれる。なお、複数枚の補助シート50は、全て同時に上昇を開始する構成であってもよいし、外側の補助シート50(即ち、下側に位置する補助シート50)から順に上昇させていく構成であってもよい。
(12)図13に示すように、ベルトコンベア60上で発泡樹脂を連続発砲させる構成であってもよい。この場合、ベルトコンベア60を挟んで対向する1対の内側面61に補助シート50を宛がい、その補助シート50を、ベルトコンベア60の移送方向に対して、相対的に斜め上方に移動させる構成であってもよい。補助シート50は、ロール状に巻かれたものを、順次送り出していく構成とすることが考えられる。
(13)発泡成形品20は、ポリウレタン以外の発泡樹脂であってもよい。
なお、本明細書及び図面には、特許請求の範囲に含まれる技術の具体例が開示されているが、特許請求の範囲に記載の技術は、これら具体例に限定されるものではなく、具体例を様々に変形、変更したものも含み、また、具体例から一部を単独で取り出したものも含む。
<付記>
以下、上述した実施形態から抽出される発明の第1~第9の態様について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。
[第1態様]
発泡成形型の内側面に予め面部材を配置しておき、前記発泡成形型内で発泡樹脂の原料を発泡させ、
前記発泡樹脂が前記面部材に付着すると、前記発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、前記面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させる工程を含む、発泡成形品の製造方法。
従来の発泡成形品の製造方法では、発泡中の発泡樹脂のうち発泡成形型の内側面に付着した部分(外縁部とする)の上昇が、内側面との摩擦により、中央側部分の上昇と比べて停滞し、外縁部と中央側部分との間に発生する剪断応力により発泡セルが潰れて発泡セルが不均一になることがある。
これに対して、発明の第1態様によれば、発泡成形型の内側面に予め面部材を配置しておき、発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させるので、外縁部と中央側部分との間に剪断応力が発生しにくくなる。これにより、発泡セルの潰れが抑制され、発泡セルが不均一になりにくいので、発泡成形品の品質が向上される。
[第2態様]
前記発泡樹脂の上面の上昇に合わせて、前記面部材を上昇させる第1態様に記載の発泡成形品の製造方法。
面部材に対して発泡成形型を降下させる構成であってもよいし、発明の第2態様のように、発泡成形型に対して面部材を上昇させる構成であってもよい。
[第3態様]
前記発泡成形型に固定され、前記内側面との間に前記面部材の下端部を挟むカバー部材を設ける第1態様又は第2態様に記載の発泡成形品の製造方法。
発明の第3態様によれば、面部材の下端部が内側面とカバー部材との間に挟まれているので、面部材と内側面との間に発泡樹脂が入り込むことが防がれる。
[第4態様]
前記カバー部材は、上方に向かうにつれて前記内側面から離れるように傾斜し、発泡する前記発泡樹脂に押されて前記内側面に近付く第3態様に記載の発泡成形品の製造方法。
発明の第4態様によれば、カバー部材が上方に向かうにつれて内側面から離れるように傾斜しているので、面部材を配置しやすくなる。
[第5態様]
前記発泡成形型にはシートが敷かれていて、
前記カバー部材は、前記シートに固定される第3態様又は第4態様に記載の発泡成形品の製造方法。
第5態様のように、発泡成形型にはシートが敷かれていてもよい。
[第6態様]
前記発泡成形型は平面視矩形形状をなし、
前記面部材は、前記発泡成形型の4つの内側面のうち対向する1対の内側面に少なくとも配置される第1態様から第5態様の何れか1の態様に記載の発泡成形品の製造方法。
[第7態様]
ベルトコンベアの上面と、その両側で対向する1対の前記内側面と、を有する前記発泡成形型で連続発泡させ、
前記面部材を、前記ベルトコンベアの移送方向に沿って斜めに移動させる第1態様に記載の発泡成形品の製造方法。
発明の第1態様は、第6態様のように、平面視矩形形状の発泡成形型内で発泡樹脂を発泡させる方法に適用してもよいし、第7態様のように、発泡成形型の一部を構成するベルトコンベア上で発泡樹脂を発泡させる方法に適用してもよい。
[第8態様]
前記面部材は、紙製シートを含んでなる第1態様から第7態様の何れか1の態様に記載の発泡成形品の製造方法。
面部材は、第8態様のように紙製シートを含んでいてもよいし、合成樹脂のフィルムであってもよいし、発泡樹脂を薄切りしたもの等であってもよい。
[第9態様]
第1態様から第8態様の何れか1の態様に記載の発泡成形品の製造方法により製造した発泡成形品をスライスする工程を含む自動車の内装品の製造方法。
11 発泡シート
20 発泡成形品
20X ポリウレタンフォーム
20Z ポリウレタン原料
30 発泡成形型
32 内側面
40 シート
45 カバー部材
50 補助シート

Claims (4)

  1. 発泡成形型の内側面に予めシートが宛がわれかつ、面部材と、前記シートに固定され、前記シートとの間に前記面部材の下端部を挟むカバー部材と、を配置しておき、
    前記発泡成形型内で発泡樹脂の原料を発泡させ、
    前記発泡樹脂が前記面部材に付着すると、前記発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、前記面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させる工程を含む、発泡成形品の製造方法。
  2. 発泡成形型の内側面に予め、面部材と、前記内側面に固定され、前記内側面との間に前記面部材の下端部を挟むカバー部材と、を配置しておき、
    前記発泡成形型内で発泡樹脂の原料を発泡させ、
    前記発泡樹脂が前記面部材に付着すると、前記発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、前記面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させる工程を含む、発泡成形品の製造方法。
  3. 平面視矩形状の発泡成形型の4つの内側面のうち対向する1対の内側面にのみ予め面部材を前記発泡成形型の底面から離して配置しておき、前記発泡成形型内で発泡樹脂の原料を発泡させ、
    前記発泡樹脂が前記面部材に付着すると、前記発泡樹脂の発泡の進行具合に合わせて、前記面部材の下端部が前記発泡成形型の底面から遠ざかるように、前記面部材を前記発泡成形型に対して相対的に上方へ移動させる工程を含む、発泡成形品の製造方法。
  4. 請求項1から3の何れか1の請求項に記載の発泡成形品の製造方法により製造した発泡成形品をスライスする工程を含む自動車の内装品の製造方法。
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