JP7488097B2 - レポート作成装置およびレポート作成プログラム - Google Patents

レポート作成装置およびレポート作成プログラム Download PDF

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Description

明細書等に開示の実施形態は、レポート作成装置およびレポート作成プログラムに関する。
医用画像に基づいて読影レポートが作成されている。例えば、マンモグラフィ装置により撮影されたマンモグラフィ画像に基づいて読影レポートが作成されている。
特開2017-113540号公報
検診などの読影レポートを作成する場合、多数の患者について大量の画像を見ながら所見を入力する必要があるため、情報の取り違えが発生する可能性がある。例えば、マンモグラフィにより撮影された左右の乳房など、左右対称の部位に対しては特に注意が必要となる。
明細書等に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、情報の視認性を向上させることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
本実施形態に係るレポート作成装置は、第1取得部と、第2取得部と、表示制御部とを含む。第1取得部は、被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する。第2取得部は、前記描画情報に関連する所見情報を取得する。表示制御部は、前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位の解剖学的位置に応じたレイアウトで、前記所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる。
図1は、本実施形態に係るレポート作成装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るレポート装置の実装例を示す概念図である。 図3は、本実施形態に係るレポート作成装置の動作例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態に係る所見リストの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係るレポート作成装置の第1のレポート作成画面例を示す図である。 図6は、本実施形態に係るレポート作成装置の第2のレポート作成画面例を示す図である。 図7は、本実施形態に係るレポート作成装置の強調表示の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るレポート作成装置およびレポート作成プログラムについて説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。
本実施形態に係るレポート作成装置について図1のブロック図を参照して説明する。
本実施形態に係るレポート作成装置1は、読影医による読影レポートを作成するための装置である。読影レポートを作成するための種々の情報を管理するサーバ(図示せず)と通信し、読影レポート作成が実行される。具体的には、例えば、サーバは、読影オーダ情報および患者情報を受信すると、管理リストを更新する。管理リストは、読影オーダに対する読影レポート作成が実施済みであるか又は未実施であるかを管理するリストである。レポート作成装置1は、未実施の読影オーダを取得し、当該読影オーダに関する読影レポートを作成する。完成した読影レポートは、サーバに送信される。これにより、サーバの管理リストが更新される。
本実施形態に係るレポート作成装置1は、処理回路10と、メモリ11と、入力インタフェース12と、通信インタフェース13と、ディスプレイ14と、タブレットディスプレイ15とを含む。処理回路10と、メモリ11と、入力インタフェース12と、通信インタフェース13と、ディスプレイ14とは、例えば、バスを介して互いに通信可能に接続される。また、タブレットディスプレイ15は、レポート作成装置1と無線または有線により通信可能に接続される。
処理回路10は、レポート作成装置1の中枢として機能するプロセッサである。処理回路10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサであり、描画取得機能101と、所見取得機能102と、判定機能103と、表示制御機能104と、登録機能105とを含む。
描画取得機能101は、被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する。
所見取得機能102は、描画情報に関連する所見情報を取得する。
判定機能103は、描画情報が入力されたシェーマ画像により表される対象部位が、被検体の解剖学的位置としてどの位置に存在するかを判定する。
表示制御機能104は、描画情報が入力されたシェーマ画像により表される対象部位の解剖学的位置に応じたレイアウトで、所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる。本実施形態では、少なくとも一部の情報として、所見に関するカテゴリを想定するが、後述するようにこれに限らない。
登録機能105は、所見情報および描画情報の登録処理、および総合的な判定結果を含む読影レポートの確定処理を実行する。
なお、各機能101~105は、単一の処理回路で実現される場合に限らない。複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能101~105を実現するものとしても構わない。また、各機能101~105をプログラムとしてメモリ11などに記憶させ、処理回路10が、当該プログラムを実行することにより、当該プログラムに対応する機能を実現してもよい。
メモリ11は、種々の情報を記憶するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及び集積回路記憶装置等の記憶装置である。また、メモリ11は、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、及びフラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であってもよい。なお、メモリ11は、必ずしも単一の記憶装置により実現される必要は無い。例えば、メモリ11は、複数の記憶装置により実現されても構わない。また、メモリ11は、レポート作成装置1にネットワークを介して接続された他のコンピュータ内にあってもよい。
メモリ11は、本実施形態に係るレポート作成プログラム等を記憶している。なお、このプログラムは、例えば、メモリ11に予め記憶されていてもよい。また、例えば、非一過性の記憶媒体に記憶されて配布され、非一過性の記憶媒体から読み出されてメモリ11にインストールされてもよい。
入力インタフェース12は、医師に代表される医療従事者であるユーザから各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路10へ出力する。本実施形態に係る入力インタフェース12は、例えば、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、タッチパッド、及び操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパネル等の入力機器に接続されている。また、入力インタフェース12に接続される入力機器は、ネットワーク等を介して接続された他のコンピュータに設けられた入力機器でもよい。
通信インタフェース13は、病院情報システム、放射線部門情報システム、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)などとの間でデータ通信を行う。通信インタフェース13は、例えば、予め設定されている既知の規格に準拠してデータ通信を行う。病院情報システム、放射線部門情報システムとの間では、例えば、HL7に準拠した通信が実施される。また、医用画像管理システムとの間では、例えば、DICOMに準拠した通信が実施される。
ディスプレイ14は、処理回路10からの指示に従って種々の情報を表示する。また、ディスプレイ14は、ユーザからの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を表示してもよい。ディスプレイは、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、及びプラズマディスプレイ等、任意のディスプレイが適宜利用可能である。なお、レポート作成装置1にディスプレイ14を含まず、外部のディスプレイにGUIを表示してもよいし、プロジェクタ等を介してGUIを表示させるようにしてもよい。
タブレットディスプレイ15は、タッチパネル式のディスプレイであり、ユーザの手書き入力(ストローク入力)やスタンプ入力を受け付け、処理回路10に当該手書き入力およびスタンプ入力されたストロークデータを送信する。タブレットディスプレイ15にも、ディスプレイ14と同様にGUIを表示してもよい。
次に、本実施形態に係るレポート作成装置1の実装例について図2の概念図を参照して説明する。
図2は、読影レポート作成において用いられるデバイスの一例を示す。一方は、サーバから読影オーダを取得し、読影オーダに対して読影レポートを作成するためのデスクトップPCのような据え置き型PC20およびディスプレイ14である。他方は、読影医といった医師に代表されるユーザが手書き入力可能な、タブレット端末、スマートフォン、ノート型PCといったタブレットディスプレイ15を含むタブレット型PCである。
読影レポート作成時は、タブレット型PCのタブレットディスプレイ15に表示されるシェーマ画像に手書き入力で描画情報を入力する。入力された描画情報は、タブレットディスプレイ15と同期して、ディスプレイ14にも表示される。
なお、据え置き型PC20およびディスプレイ14は、ノートパソコンなどの読影レポートの所見内容などを入力する装置で実現されてもよい。また、タブレットディスプレイ15は、シェーマ画像に手書き入力可能な手書き入力装置と外部ディスプレイを用いてそれぞれ実現されてもよい。
次に、本実施形態に係るレポート作成装置1の動作例について図3のフローチャートを参照して説明する。
なお、本実施形態では、被検体の対象部位として乳房を想定するが、これに限らず、被検体の解剖学上対称に存在する部位であればよい。具体的には、脳、目、耳、腕、脚(下肢)、肺、腎臓などが挙げられる。また、読影レポートの対象として、マンモグラフィに関する読影レポートを想定するが、これに限らず、構造化されたレポートであれば本実施形態に係るレポート作成装置1により同様に処理できる。
図3に示すフローチャートは、1つの所見情報を表すエントリごとの処理を示し、エントリが登録されるごとに、当該処理が繰り返されればよい。
ステップS301では、描画取得機能101が、ユーザからのシェーマ画像への書き込みを描画情報として取得する。
ステップS302では、所見取得機能102が、ユーザから、所見情報の一部である所見属性の入力を取得する。なお、所見属性には、他の項目を含んでもよく、所見として必要な情報が記載または選択できるように設定されればよい。
ステップS303では、所見取得機能102が、ユーザから、所見情報の一部であるカテゴリの入力を取得する。カテゴリは、マンモグラフィガイドラインで規定されるカテゴリ判定の数値である。
ステップS304では、判定機能103が、描画情報が入力されたシェーマ画像に対応する対象部位が、被検体の解剖学的位置として、どの位置に存在するかを判定する。ここでは、描画情報が入力されたシェーマ画像で表される対象部位が、左乳房であるか、右乳房であるか、または描画情報が両方の乳房に入力されているかを判定する。左乳房を表す画面右側のシェーマ画像に描画情報が入力されていれば、ステップS305に進み、右乳房を表す画面左側のシェーマ画像に描画情報が入力されていれば、ステップS306に進み、両方のシェーマ画像に描画情報が入力されていれば、ステップS307に進む。
ステップS305では、表示制御機能104が、入力されたカテゴリを、表示枠内で左寄せ表示する。なお、対象部位に関する情報、ここでは「左側」の部位である旨の情報も所見のエントリとして自動で入力されてもよい。
ステップS306では、表示制御機能104が、入力されたカテゴリを、表示枠内で右寄せ表示する。なお、対象部位に関する情報、ここでは「右側」の部位である旨の情報も所見のエントリとして自動で入力されてもよい。
ステップS307では、表示制御機能104が、入力されたカテゴリを、表示枠内でセンタリング表示する。なお、対象部位に関する情報、ここでは「両側」の部位である旨の情報も所見のエントリとして自動で入力されてもよい。
ステップS308では、登録機能105が、所見情報および描画情報の登録処理を実行する。例えば、ユーザによりGUI上の登録ボタンをクリックまたはタッチされる、または、キーボードなどの物理ボタンが押下されることで、登録指示を取得したと認識し、所見情報および描画情報の登録処理を実行する。登録指示を取得した場合、それまでに書き込まれたシェーマ画像上の描画情報と、入力された所見情報とを1つの所見(1つのエントリ)として管理するため、識別番号が付与される。当該識別番号は、例えば1,2,3,・・・といった昇順のナンバリングであり、シェーマ画像上に書き込まれた情報に対応して表示される。複数の所見は、所見リストとして表示される。
ステップS309では、判定機能103が、被検体の検査画像において、所見の入力が全て完了したか否かを判定する。具体的には、例えば、ステップS308の登録処理後、ユーザによりシェーマ画像上に描画情報が入力された場合、所見の入力が全て完了していないと判定する。所見の入力が全て完了した場合は、ステップS310に進み、所見の入力が全て完了していない場合は、ステップS301に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS310では、所見取得機能102が、総合的な判定結果を取得する。例えば、複数の所見が入力されている場合、総合してどのような判定となるか、読影医の判断結果が入力される。例えば、過去の読影レポートとの比較読影が行われたか否か、「増悪」、「軽快」といった経時的な変化、「異常なし」、「要精密検査」といった判断結果が入力されればよい。
ステップS311では、登録機能105が、ユーザからの確定処理を取得し、例えば管理リストへ完了した読影レポートを登録する。確定処理は、ステップS308と同様に、ユーザにより、GUI上のボタンまたは物理ボタンが押下されることで、確定指示を取得したと判定し、確定処理が行われる。以上でレポート作成装置1の動作を終了する。
次に、本実施形態に係るレポート作成装置1で生成される所見リストの一例について図4を参照して説明する。
図4に示す所見リスト40は、1つの検査結果について読影医により書き込まれた複数の所見情報の一覧である。所見リスト40は、1つの所見情報(1つのエントリ)について、識別番号401、カテゴリ402、部位403および所見属性404の項目を含む。
識別番号401は、1つの検査結果において所見情報を一意に識別するための番号であり、例えば図3のステップS308の処理により付与される。カテゴリ402は、読影医により決定された値である。部位403は、描画情報が書き込まれたシェーマ画像が表す部位の解剖学的位置である。所見属性404は、所見の内容を示す。具体的には、識別番号401「1」、カテゴリ402「3」、部位403「左-OI」および所見属性404「腫瘤:7mm、円形、スピキュラ」が1つの所見情報として登録される。
ここで、カテゴリ402の数値は、図3のステップS305~ステップ307の処理により、描画情報が入力されたシェーマ画像が表している対象部位の解剖学的位置に対応した表示位置に表示される。具体的に図4の例では、識別番号「1」の所見情報は左乳房についての所見であるため、カテゴリ402の値「3」が、カテゴリ402の表示枠内で左寄せ表示される。
なお、図4の例では、カテゴリ402の値の表示位置を変更したが、これに限らず他の所見情報の項目についても同様に表示位置を変更してもよい。例えば、識別番号、所見属性404の内容を、描画情報が入力されたシェーマ画像の対象部位に応じて、左寄せ表示、右寄せ表示またはセンタリング表示してもよい。
次に、本実施形態に係るレポート作成装置1の第1のレポート作成画面例について図5を参照して説明する。図5に示すレポート作成画面は、タブレットディスプレイ15に表示される入力画面を想定する。
第1のレポート作成画面は、シェーマ画像領域51と、所見入力領域52と、所見リスト領域53と、総合判定領域54とを含む。
シェーマ画像領域51には、乳房のシェーマ画像が表示される。読影医は当該シェーマ画像領域51に、所見として必要な箇所に手書き入力する。取得機能は、手書き入力された図形または文字のストロークを描画情報として取得する。また、スタンプをシェーマ画像領域51の下部などに配置し、スタンプをシェーマ画像上に配置可能とする場合は、当該スタンプの形状についても描画情報として取得してもよい。
所見入力領域52には、所見の内容を簡潔に入力可能なように、所見属性をボタン形式で配置する。なお、所見入力領域52の右下部にある「登録」ボタンをクリックすることで、それまでに取得された描画情報と所見情報とが1つの所見として登録される。
所見リスト領域53には、登録された所見情報がリスト形式で表示される。図5の例では、1つの所見に関して、識別番号、カテゴリ、描画情報が書き込まれた部位の解剖学的位置、および所見の内容が対応付けられて表示される。
図5の例では、丸数字で表された識別番号「1」に関する描画情報は、左乳房のシェーマ画像に書き込まれているため、カテゴリ402の数値「3」はカテゴリ402の表示枠内において左寄せ表示される。同様に、丸数字で表された識別番号「2」に関する描画情報は、右乳房のシェーマ画像に書き込まれているため、カテゴリ402の数値「4」はカテゴリ402の表示枠内において右寄せ表示される。また、丸数字で表された識別番号「3」に関する描画情報は、両側性の所見を示すため、カテゴリ402の数値「1」はカテゴリ402の表示枠内においてセンタリング表示される。これにより、左乳房に対しての所見は左寄せ表示、右乳房に対しての所見は右寄せ表示、両側性の所見についてはセンタリング表示することで、左右のどちらか、または両側性の所見であるかを、直感的に素早くかつ正確に把握できる。
総合判定領域54には、総合結果としての判定結果が入力される。ここでは、プルダウン形式で判定結果を入力可能としているが、自由記入式などどのような形態でもよい。総合判定領域54には、検査情報として、例えば、乳腺の分布の程度を表す乳房の構成、所見の中でカテゴリの最大値を示すカテゴリ、前回の結果が存在する場合の経時的変化、比較読影の有無、手術歴およびインプラントの有無の項目が表示される。なお、これらの検査情報は、読影レポートを作成する段階で既に取得されていれば、自動的に入力されてもよい。
また、総合判定領域54の下部に確定ボタンが配置され、ユーザが当該確定ボタンをクリックすることで、1つの症例に関する読影レポートの作成が完了する。図5の例では、確定後に次の症例に進む場合は「確定後次検査」、1つの前の症例に戻る場合は「確定後前検査」、確定後レポート作成を終了する場合は「確定後閉じる」といった各ボタンを用意するが、これに限らず他のボタンや、確定のみのボタンを用意してもよい。
なお、レポート作成画面の領域のレイアウトは図5の例に限定されず、画面上にどのように配置されてもよい。例えば、シェーマ画像領域51および所見入力領域52が画面上部に配置され、所見リスト領域53および総合判定領域54が画面下部に配置されてもよい。または、各領域51~54が一列に配置されてもよい。さらに、各領域に表示される情報はこれらに限定されず、他の情報を含んでもよい。
次に、本実施形態に係るレポート作成装置1の第2のレポート作成画面例について図6を参照して説明する。図6に示す第2のレポート作成画面は、据え置き型のディスプレイ14に表示される入力画面を想定する。
タブレットに入力される描画情報および所見情報は、据え置き型のディスプレイに同期しており、タブレット側に入力した情報が据え置き型のディスプレイに反映される。
第2のレポート作成画面では、患者情報領域61、過去レポート情報領域62および作成中レポート領域63を含む。
患者情報領域61には、例えば読影オーダから取得される患者情報が表示される。
過去レポート情報領域62には、被検体の過去の読影レポートが存在する場合、過去の読影レポートが表示される。
作成中レポート領域63には、タブレット側に入力された、作成中の読影レポートの情報が表示される。図6に示すように、所見リストにおけるカテゴリの値が、所見が書き込まれた対象部位が被検体の解剖学的位置に対応して左寄せ、右寄せまたはセンタリング表示される。また、所見情報に対応するキー画像が関連づけられていれば、所見リストにある所見情報が選択された場合に、関連付くキー画像を表示してもよい。さらに、キー画像をハイライト表示してもよい。
なお、据え置き型のディスプレイと接続されるPCから、描画情報および所見情報などを入力可能としてもよい。この場合、据え置き型のディスプレイに入力された情報が反映されるとともに、タブレットディスプレイにも同じ情報が同期して表示されてもよい。
また、シェーマ画像上に複数の書き込みがある、すなわち複数の描画情報が存在する場合、どの描画情報がどの所見情報に対応するかを判別しにくい可能性もある。
よって、ある所見情報が選択された場合に、対応する描画情報が強調表示されてもよい。
描画情報が強調表示される一例について図7を参照して説明する。
所見情報が選択された場合、シェーマ画像上には対応する描画情報が強調表示される。所見情報の選択は、例えば、マウスのポインタを所望の所見情報にあわせること(いわゆるマウスオーバー)により指定したり、マウスで所望の所見情報をクリックしたり、カーソルを所望の所見情報にあわせることで実行されればよい。
強調表示の例としては、点滅表示、太字表示が挙げられる。加えて、対応する描画情報以外の描画情報を非表示にしたり、薄い色で表示したりすることで、対応する描画情報が目立つように強調してもよい。さらに、複数の強調表示を組み合わせてもよい。
なお、所見情報が選択された場合に対応する描画情報が強調される場合とは反対に、ある描画情報が選択された場合に、対応する所見情報が強調表示されてもよい。
また、左右どちらかのシェーマ画像を選択すると、選択されたシェーマ画像に書き込まれた描画情報および対応する所見情報のみが強調表示されるようにしてもよい。例えば、左乳房を表すシェーマ画像が選択された場合、当該左乳房のシェーマ画像に書き込まれた描画情報および対応する所見情報のみが点滅する。これにより、対象部位についての所見を直感的に素早く把握できる。
図7の例では、識別番号「1」の所見情報が選択され、当該所見情報のエントリの枠が太く表示され、かつ識別番号「1」の所見情報に対応する描画情報のみ表示され、他の描画情報は非表示にされる。図7に示すように所見が強調表示されることで、画面に表示される情報を読影レポート作成者および作成者以外のユーザでも素早く把握できる。
以上に示した本実施形態によれば、所見情報を描画情報が入力された対象部位の解剖学的位置に応じて、左寄せ表示、右寄せ表示またはセンタリング表示する。これにより、情報の視認性を向上させることができ、読影医などの医療従事者が対象部位についての所見を直感的に素早く把握できる。また、シェーマ画像上に手書き入力により描画情報を書き込み可能とすることで、既存の病変スタンプだけでは表現できない病変などについても、視認しやすくなる。
加えて、実施形態に係る各機能は、本実施形態に係る処理を実行するプログラムをワークステーション等のコンピュータにインストールし、これらをメモリ上で展開することによっても実現することができる。このとき、コンピュータに当該処理を実行させることのできるプログラムは、磁気ディスク(ハードディスクなど)、光ディスク(CD-ROM、DVD、Blu-ray(登録商標)ディスクなど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することも可能である。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 レポート作成装置
10 処理回路
11 メモリ
12 入力インタフェース
13 通信インタフェース
14 ディスプレイ
15 タブレットディスプレイ
20 据え置き型PC
40 所見リスト
51 シェーマ画像領域
52 所見入力領域
53 所見リスト領域
54 総合判定領域
61 患者情報領域
62 過去レポート情報領域
63 作成中レポート領域
101 描画取得機能
102 所見取得機能
103 判定機能
104 表示制御機能
105 登録機能
401 識別番号
402 カテゴリ
403 部位
404 所見属性

Claims (9)

  1. 被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する第1取得部と、
    前記描画情報に関連する所見情報を取得する第2取得部と、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位の解剖学的位置に応じたレイアウトで、前記所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる表示制御部と、
    を具備し、
    前記表示制御部は、前記所見情報が表示される所見リスト領域が、左右の乳房共通の領域である場合、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の左側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を、前記所見リスト領域内で左寄せ表示し、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の右側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を、前記所見リスト領域内で右寄せ表示する、
    レポート作成装置。
  2. 被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する第1取得部と、
    前記描画情報に関連する所見情報を取得する第2取得部と、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位の解剖学的位置に応じたレイアウトで、前記所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる表示制御部と、
    を具備し、
    前記表示制御部は、前記描画情報が両側性に関する場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報をセンタリング表示する
    ポート作成装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の左側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を左寄せ表示し、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の右側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を右寄せ表示する、請求項2に記載のレポート作成装置。
  4. 前記少なくとも一部の情報は、所見に関するカテゴリである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレポート作成装置。
  5. 前記描画情報は、前記シェーマ画像上に手書き入力またはスタンプ入力された情報である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレポート作成装置。
  6. 前記対象部位は、前記被検体において解剖学上対称に存在する部位である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のレポート作成装置。
  7. 前記対象部位は、乳房、脳または肺である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のレポート作成装置。
  8. コンピュータに、
    被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する第1取得機能と、
    前記描画情報に関連する所見情報を取得する第2取得機能と、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位の解剖学的位置に応じてレイアウトで、前記所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる表示制御機能と、
    を実現させるためのレポート作成プログラムであって、
    前記表示制御機能は、前記所見情報が表示される所見リスト領域が、左右の乳房共通の領域である場合、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の左側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を、前記所見リスト領域内で左寄せ表示し、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位が前記被検体の右側に属する部位である場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報を、前記所見リスト領域内で右寄せ表示する、
    レポート作成プログラム。
  9. コンピュータに、
    被検体の対象部位を表すシェーマ画像上に入力された描画情報を取得する第1取得機能と、
    前記描画情報に関連する所見情報を取得する第2取得機能と、
    前記描画情報が入力された前記シェーマ画像により表される前記対象部位の解剖学的位置に応じてレイアウトで、前記所見情報の少なくとも一部の情報を表示させる表示制御機能と、
    を実現させるためのレポート作成プログラムであって、
    前記表示制御機能は、前記描画情報が両側性に関する場合、前記所見情報に含まれる少なくとも一部の情報をセンタリング表示する、
    レポート作成プログラム。
JP2020074087A 2020-04-17 2020-04-17 レポート作成装置およびレポート作成プログラム Active JP7488097B2 (ja)

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