JP7487542B2 - 通信端末、通信システム、通信方法、プログラム - Google Patents
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Description
表示データは、電子黒板のディスプレイに表示されるデータである。本実施形態では主にストロークであるが、ファイルから読み出されたイメージ(画像)等が表示データとなる場合もある。表示データには、手書きデータそのものだけでなく、手書きデータが文字認識により変換されたテキストデータ、「済」「秘」などの決まった文字やマークとして表示されるスタンプ、円や星などの図形、直線等、ユーザーの操作に基づいて表示されたデータも含まれてよい。表示データは本実施形態ではオブジェクトという用語で説明される。
まず、図1~図7を参照して、本実施形態の通信システム100について補足する。図1は、通信システムが扱うデータの階層図である。図1では、扱われるデータとして手書きされるストロークを例にして説明する。
1.ユーザーがIの移動を実行する。
2.通信管理システムがIの操作データの応答(gid)を電子黒板に送信する。
3. ユーザーがIIの移動を実行する。
4.通信管理システムがIIの操作データの応答(gid)を電子黒板に送信する。
1.ユーザーがIの移動を実行する。
2.ユーザーがIIの移動を実行する。
3.通信管理システムがIの操作データの応答を電子黒板に送信する。
4.通信管理システムがIIの操作データの応答を電子黒板に送信する。
(i) ユーザーはストロークAを移動する。
(ii) 電子黒板1aは操作データA(操作内容、操作対象のオブジェクトのid)を生成し、自身に仮反映する。仮反映により、ストロークAは移動する。
(iii) 電子黒板1aは操作データAを通信管理システム5に送信する。
(iv) 通信管理システム5は受信した操作データAに対し、gidを採番する。
(v) 通信管理システム5は電子黒板1aを含む、同じ会議に参加中の全ての電子黒板1bに対し、操作データA(gidを含む)を送信する。
(vi) 各電子黒板1は受信した操作データAをgidの順序に従い本反映する。本反映により、操作データAが再度、電子黒板1aに反映される。
(i) 電子黒板1bは操作データB(操作内容、操作対象のオブジェクト)を生成し、自身に仮反映する。電子黒板1bは操作データBを通信管理システム5に送信する。
(ii) 通信管理システム5は受信した操作データBに対し、gidを採番する。
(iii) 通信管理システム5は電子黒板1bを含む、同じ会議に参加中の全ての電子黒板1aに対し、操作データB(gidを含む)を送信する。
(iv) 各電子黒板1は受信した操作データBをgidの順序に従い本反映する。電子黒板1aは操作データBを仮反映していないので、本反映により初めて操作データBによりストロークBを表示する。
(i) ユーザーはストロークCを移動する。
(ii) 電子黒板1aは操作データC(操作内容、操作対象のオブジェクト)を生成し、自身に仮反映する。
(iii) 電子黒板1aは操作データCを通信管理システム5に送信する。
(iv) 通信管理システム5は受信した操作データCに対し、gidを採番する。
(v) 通信管理システム5は電子黒板1aに操作データC(gidを含む)を送信する。
(vi) 電子黒板1aは受信した操作データCをgidの順序に従い本反映する。
(i) ユーザーはストロークDを移動する。
(ii) 電子黒板1aは操作データD(操作内容、操作対象のオブジェクト)を生成し、自身に仮反映する。
(iii) 電子黒板1aは操作データDを通信管理システム5に送信する。
(iv) 通信管理システム5は受信した操作データDを拒絶する。拒絶される場合とは、例えば、操作データDが破損しているような場合である。
(v) 通信管理システム5は電子黒板1aに操作データDが拒絶された旨を送信する。
(vi) 電子黒板1aは操作が拒絶されたので、受信した操作データDを元に戻す(この場合、ストロークDは移動前の場所に戻って表示される)。
続いて、本実施形態の技術と比較される比較技術について説明する。比較技術は公知技術や従来技術とは限らないことに注意されたい。比較技術では、図2で説明したように、同じストロークをユーザーが続けて操作した場合、前の操作データの本反映が完了した後で、電子黒板1が次の操作データを通信管理システム5に送信する。その結果、ユーザーがストロークの位置調整などで同じストロークを連続で複数回操作した場合に送信待ちの操作データが滞留し、最終的な操作が本反映されるまでに時間がかかる。
1.電子黒板がNo.1の操作データを仮反映して、通信管理システム5に送信する。
2.通信管理システム5はNo.1の操作データのgidを採番し、電子黒板1に送信する。
3.電子黒板1がNo.1の操作データを本反映する。
4.電子黒板1がNo.2の操作データを仮反映し、通信管理システム5に送信する。
5.通信管理システム5はNo.2の操作データのgidを採番し、電子黒板1に送信する。
6.電子黒板1はNo.2の操作データを本反映する。
・・・
N-2.電子黒板1はNo.7の操作データ仮反映し、通信管理システム5に送信する。
N-1.通信管理システム5はNo.7の操作データのgidを採番し、電子黒板1に送信する。
N. 電子黒板1はNo.7の操作データを本反映する。
次に、図8を参照して、本実施形態の電子黒板1が操作データを処理する方法を説明する。本実施形態の電子黒板1は、通信管理システム5に送信前の操作データのうち、同じオブジェクトに対する操作は最終的なものだけを反映する。ユーザーが望んでいるのは最終的な位置を確定させ、遠隔地と共有することであるので、途中の操作を省略しても不都合は少ない。
<通信ルート>
まず、図9を用いて、複数の電子黒板1b,1b間で描画しながらビデオ会議を行うための通信システム100について説明する。図9は、本実施形態の通信ルートを示した概略図である。なお、「ビデオ会議」ではなく「テレビ会議」と呼ばれる場合もある。また、ここでは、一例として、ビデオ会議について説明するが、打ち合わせや単なる会話等であってもよい。
図10は、電子黒板の使用イメージ図である。電子黒板1は、図10に示されているように、電子黒板1は、下部側に複数のキャスタが設けられた脚部151、脚部151の上部側に設けられた支柱152、支柱152上部側に設けられた電子黒板1の本体153、及び本体153の前面に設けられたディスプレイ180によって構成されている。本体153には、後述のCPU101等が内蔵されている。そして、利用者は、電子ペン190を用いて、ディスプレイ180に文字等のストローク画像を入力(描画)することができる。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
図11は、電子黒板のハードウェア構成図である。図11に示されているように、電子黒板1は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、SSD(Solid State Drive)104、ネットワークI/F105、及び、外部機器接続I/F(Interface)106を備えている。
図12は、本実施形態に係る通信管理システム5のハードウェア構成図である。通信管理システム5の一例としてのコンピュータは、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk ReWritable)ドライブ514、メディアI/F516、及び、バスライン510を備えている。
続いて、図13を用いて、通信システム100の全体構成について説明する。図13は、本発明の実施形態に係る通信システム100の全体構成図である。
次に、図14乃至図20を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図14は、本実施形態に係る通信システム100の各機能ブロック図である。
図14に示されているように、電子黒板1aは、送受信部11a、受付部12a、映像・音処理部13a、表示制御部14a、判断部15a、画像処理部17a、近距離通信部18a、送信情報管理部21a、及び記憶・読出処理部19aを有している。これら各部は、図11に示されている各構成要素のいずれかが、SSD104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、電子黒板1aは、図11に示されているRAM103、及び図11に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000aを有している。
図15は、操作データのリストテーブルを示す概念図である。記憶部1000aには、図15に示されているような操作データのリストテーブルによって構成されている操作データ記憶部1001が構築されている。この操作データのリストテーブルでは、No、対象オブジェクト、操作内容、操作後の位置、及び、操作のgidが関連付けられて管理される。Noは送信順を表しており、操作データはこの順番に通信管理システム5に送信される。対象オブジェクトは操作の対象のオブジェクトの識別情報である。操作内容は、具体的にどのような操作が行われたかを示す。操作後の位置はオブジェクトの位置を示す。操作のgidは通信管理システム5から通知された操作のグローバルIDである。グローバルとは各拠点の電子黒板1において共通という意味である。操作のgidを除いて、受付部12aがオブジェクトへの操作を受け付けた場合に登録される。操作のgidは、通信管理システム5からgidが送信されると登録される。したがって、操作のgidを除く各項目が登録されてから操作のgidが登録されるまでが仮反映の状態である。操作のgidが登録されると本反映の状態となる。
次に、電子黒板1aの各構成要素について説明する。送受信部11aは、通信ネットワークNを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部11aは、開始部としての役割も果たし、電子黒板1b等の他の通信端末と通信を開始する処理を行う。受付部12aは、利用者から電子ペン190等による各種入力を受け付ける。
図14に示されているように、電子黒板1bは、送受信部11b、受付部12b、映像・音処理部13b、表示制御部14b、判断部15b、画像処理部17b、近距離通信部18b、送信情報管理部21b、及び記憶・読出処理部19bを有している。送受信部11b、受付部12b、映像・音処理部13b、表示制御部14b、判断部15b、画像処理部17b、近距離通信部18b、及び記憶・読出処理部19bは、それぞれ、送受信部11a、受付部12a、映像・音処理部13a、表示制御部14a、判断部15a、画像処理部17a、近距離通信部18a、送信情報管理部21a、及び記憶・読出処理部19aと同様の機能を有しているため、これらの説明を省略する。
図14に示されているように、中継装置3は、転送部を兼ねた送受信部31、判断部35、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図12に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された中継用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置3は、図12に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部3000を有している。
次に、中継装置3の各機能構成について詳細に説明する。図14に示されている中継装置3の送受信部31は、通信ネットワークNを介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部31は、転送部としての役割も果たし、所定の端末ら送信されて来た映像データ及び音データを、他の端末に転送する。判断部35は、データの遅延状態等の判断等の各種判断を行う。
図14に示されているように、通信管理システム5は、送受信部51、認証部52、生成部53、選択部54、判断部55、操作データ管理部56、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図14に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された通信管理用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、通信管理システム5は、図12に示されているHD504により構築される記憶部5000を有している。
図16は、認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図16に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5001が構築されている。この認証管理テーブルでは、通信管理システム5によって管理される全ての電子黒板1の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図16に示されている認証管理テーブルにおいて、電子黒板1aの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。なお、パスワードは認証情報の一例であり、認証情報にはアクセストークンも含まれる。端末IDは通信端末を識別する識別情報であるが、ユーザー等を識別する機能も有している。通信IDと呼ばれる場合もある。メールアドレスで代用してもよい。
図17は、端末管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図17に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各電子黒板1を識別するための端末ID毎に、各電子黒板1を宛先とした場合の宛先名、各電子黒板1の稼動状態、後述のログイン要求情報が通信管理システム5で受信された受信日時、及び各電子黒板1のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図17に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の電子黒板1aは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「ONライン(通信可能)」で、通信管理システム5でログイン要求情報が受信された日時が「2015年4月10日の13時40分」で、この端末1aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。なお、端末ID、宛先名、及び端末のIPアドレスは、各電子黒板1が、通信管理システム5によるサービスの提供を受けるために事前登録する際に記憶される。
図18は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図18に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通信の開始を要求する電子黒板1(開始端末)の端末IDに対して、電子黒板1(宛先端末)の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図18に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である開始端末(電子黒板1a)から通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ba」の電子黒板1b等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の開始端末から通信管理システム5に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
図19は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図19に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5004が構築されている。このセッション管理テーブルでは、各電子黒板と中継装置3との間で相互通信を行うためのセッションを識別するための通信セッションID毎に、使用される中継装置3の中継装置ID、電子黒板1(開始端末)の端末ID、電子黒板1(宛先端末)の端末ID、宛先端末において映像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間が示されている遅延情報を宛先端末から送られて来て通信管理システム5で受信された受信日時が関連付けられて管理される。例えば、図19に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se01」を用いて実行された通信セッションで、中継装置(中継装置ID「111a」)は、端末IDが「01aa」の電子黒板と、端末IDが「01db」の電子黒板との間で、映像データ及び音データを中継しており、電子黒板(宛先端末)において「2015年4月10日の13時41分」時点における映像データの遅延時間が200(ms)であることが示されている。
図20は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図20に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5005が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、複数の中継装置3中継装置ID毎に、各中継装置3の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が通信管理システム5で受信された受信日時、中継装置3のIPアドレス、及び、中継装置3における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図20に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置3は、稼動状態が「ONライン」で、通信管理システム5で状態情報が受信された日時が「2014年4月10日の13時30分」で、この中継装置3のIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置3における最大データ伝送速度が100Mbpsであることが示されている。
図21は、操作データ管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図21に示されているような操作データ管理テーブルによって構成されている操作データ管理DB5006が構築されている。この操作データ管理テーブルでは、操作のgid、操作内容、操作後の位置、及び、対象オブジェクト(id)が関連付けられて管理される。各項目の内容は図15の操作データのリストテーブルと同様でよい。一方、操作データ管理テーブルには各電子黒板の操作データが登録される。したがって、操作データ管理テーブルでは対象オブジェクト(id)が重複する場合がある。この操作データが各電子黒板1に送信されることで、同じオブジェクトに対する操作を各電子黒板1が共有できる。
図14に示されている通信管理システム5の送受信部51は、通信ネットワークNを介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
図14に示されているように、画像保存装置7は、送受信部71、及び記憶・読出処理部79を有している。これら各部は、図14に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された画像保存用プログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、画像保存装置7は、図12に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部7000を有している。
次に、画像保存装置7の各機能構成について詳細に説明する。図14に示されている画像保存装置7の送受信部71は、通信ネットワークNを介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。記憶・読出処理部79は、記憶部7000に各種データを記憶したり、記憶部7000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
次に、図22乃至図27を用いて、本実施形態に係る通信システム100における処理又は動作を説明する。
まず、図22及び図23を用いて、ログイン要求端末としての電子黒板1aが行う通信の準備処理を説明する。なお、図22は、電子黒板間で遠隔通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図23は、電子黒板1aで表示される宛先リストの画面例である。なお、電子黒板1bがログイン共有を行う処理も電子黒板1aの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、図24を用いて、電子黒板1aが電子黒板1bに対して遠隔通信を開始する処理を説明する。図24は、遠隔通信を開始する処理を示したシーケンス図である。
続いて、図25乃至図27を用いて、電子黒板1に表示されている資料画像及び入力されたストローク画像の通信処理について説明する。図25及び図26は、資料画像の画像データ及びストローク画像のストロークデータを共有する処理を示したシーケンス図である。ここでは、電子黒板1a,1bで資料画像の画像データ及びストローク画像のストロークデータを共有する場合であって、電子黒板1aで表示された資料画像及び入力されたストローク画像が、電子黒板1bでも表示される場合について説明する。図27のうち、(a)は電子黒板1aの画面例、(b)は電子黒板1bの画面例、(c)は電子黒板1aの画面例、(d)は電子黒板1bの画面例である。
図25のステップS111-2の処理について詳細に説明する。図28は、電子黒板1aが操作データを操作データのリストテーブルに登録する処理を説明するフローチャート図の一例である。
以上説明したように、最新の操作データと同じオブジェクトに対する送信待ちの操作データがある場合、電子黒板1は送信待ちの操作データとユーザーが追加した最新の操作データを入れ替える。これにより、最終的な操作でない途中の操作データは通信管理システム5に送信されないので、ユーザーの操作を電子黒板1がより早期に本反映することができる。
上記実施形態では、通信端末の一例として、電子黒板であるオフィス機器について説明したが、これに限るものではない。通信端末の他の例として、PC、スマートフォン、スマートウォッチ、カーナビゲーション端末等が含まれる。更に、通信端末には、医療機器が含まれる。医療機器の場合には、資料画像が患者の画像となる。
3 中継装置
5 通信管理システム
7 画像保存装置
100 通信ネットワーク
Claims (8)
- 表示データを表示する通信端末であって、
前記通信端末に対する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた操作に関する操作データを、所定の処理の対象として、操作の対象の前記表示データの識別情報と共に記憶する操作データ記憶部と、
前記操作データ記憶部に記憶されている、前記所定の処理が行われていない操作データの対象である前記表示データの識別情報と、前記受付部が操作を受け付けた表示データの識別情報とが同じ場合、前記所定の処理が行われていない前記操作データ記憶部の操作データを前記受付部が受け付けた操作データに置き換える送信情報管理部と、
を有することを特徴とする通信端末。 - 前記送信情報管理部は、前記操作データ記憶部に記憶されている前記所定の処理が行われていない操作データの対象である前記表示データの識別情報と、前記受付部が操作を受け付けた表示データの識別情報とが同じでない場合、前記受付部が受け付けた操作に関する操作データを、前記受付部が操作を受け付けた前記表示データの識別情報と共に前記操作データ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
- 前記操作データ記憶部に記憶されている前記操作データを通信管理システムに送信することで、前記表示データに対する操作を他の通信端末と共有し、
前記所定の処理として、前記操作データ記憶部に記憶されている前記操作データであって操作の対象の前記表示データの識別情報を含む前記操作データを前記通信管理システムに送信して、前記操作データ及び操作データの識別情報を受信する通信部を有し、
前記通信管理システムから受信した前記操作データに含まれている前記表示データの識別情報を前記操作データ記憶部で検索し、適合した前記表示データの識別情報に対応付けて前記操作データの識別情報を前記操作データ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。 - 前記通信部は、前記受付部が受け付けた操作に関する前記操作データの対象である前記表示データの識別情報と同じ識別情報の前記表示データに対する前記操作データが、前記通信管理システムに送信済みであるが、前記操作データを送信済みの前記表示データの識別情報に対応付けて前記操作データの識別情報が前記操作データ記憶部に記憶されていない場合、
前記受付部が受け付けた操作に関する前記操作データを前記通信管理システムに送信しないことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。 - 前記通信部は、前記受付部が受け付けた操作に関する前記操作データの対象である前記表示データの識別情報と同じ識別情報の前記表示データに対する前記操作データの前記識別情報を受信した場合、
前記受付部が受け付けた操作に関する前記操作データを前記通信管理システムに送信することを特徴とする請求項4に記載の通信端末。 - 他の通信端末と通信端末とがネットワークを介して通信し、表示データを共有する通信システムであって、
前記通信端末は、
前記通信端末に対する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた操作に関する操作データを、所定の処理の対象として、操作の対象の前記表示データの識別情報と共に記憶する操作データ記憶部と、
前記操作データ記憶部に記憶されている、前記所定の処理が行われていない操作データの対象である前記表示データの識別情報と、前記受付部が操作を受け付けた表示データの識別情報とが同じ場合、前記所定の処理が行われていない前記操作データ記憶部の操作データを前記受付部が受け付けた操作データに置き換える送信情報管理部と、を有し、
前記他の通信端末は、
前記通信端末から受信した前記操作データに基づいて、前記表示データを表示することを特徴とする通信システム。 - 表示データを表示する通信端末が行う通信方法であって、
受付部が、前記通信端末に対する操作を受け付けるステップと、
前記受付部が受け付けた操作に関する操作データを、所定の処理の対象として、操作の対象の前記表示データの識別情報と共に操作データ記憶部に記憶させるステップと、
前記操作データ記憶部に記憶されている、前記所定の処理が行われていない操作データの対象である前記表示データの識別情報と、前記受付部が操作を受け付けた表示データの識別情報とが同じ場合、前記所定の処理が行われていない前記操作データ記憶部の操作データを前記受付部が受け付けた操作データに置き換えるステップと、
を有することを特徴とする通信方法。 - 表示データを表示する通信端末に、
前記通信端末に対する操作を受け付けるステップと、
受付部が受け付けた操作に関する操作データを、所定の処理の対象として、操作の対象の前記表示データの識別情報と共に操作データ記憶部に記憶させるステップと、
前記操作データ記憶部に記憶されている、前記所定の処理が行われていない操作データの対象である前記表示データの識別情報と、前記受付部が操作を受け付けた表示データの識別情報とが同じ場合、前記所定の処理が行われていない前記操作データ記憶部の操作データを前記受付部が受け付けた操作データに置き換えるステップと、
を実行させるプログラム。
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