JP7487476B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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本開示は、移動体に搭載されるアンテナ装置に関するものである。
従来、航空機、船舶、車両、宇宙船等の移動体に搭載されるアンテナ装置において、アンテナ素子を収納する金属等の電波を反射する筐体の一部に、開口を形成するものまたは所定の波長の電波を透過させるレドームを形成するものがある。このようなアンテナ装置では、アンテナ素子から放射される電波を筐体によって反射し、電波が放射する方向を開口またはレドームが形成された方向に揃えている。これにより、集束された狭いビーム幅を成形することで、アンテナ利得を高めている。また、筐体により望まない方向に放出される電波を反射することで、電波を透過する方向を開口またはレドームが形成された方向に制限している。これにより、特定の方向に対して電波が放射するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-55147号公報
電波を反射する筐体の一部に、所定の波長の電波を透過させるレドームが形成されたアンテナ装置において、良好な反射特性を得るためにアンテナ素子とレドームとの距離をアンテナ素子が放射する波長に応じて決めることが望ましい。しかしながら、アンテナ素子とレドームとの好適な距離は、製造誤差などによりアンテナ素子が放射する波長に応じて決められた値からずれる場合がある。よって、より良好な反射特性を得るためにアンテナ素子とレドームとの好適な距離を調整することが求められる。しかしながら、特許文献1では、レドームが筐体に形成された開口の部分に設けられるため、アンテナ素子とレドームとの距離を調整することが難しいという課題があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、アンテナ素子とレドームとの距離を好適な距離となるように調整することが容易なアンテナ装置を得ることを目的とする。
本開示に係るアンテナ装置は、電波を内部で反射し、一端が開口した筐体と、給電点から給電されて電波を送受信し、筐体に収納されたアンテナ素子と、開口とアンテナ素子との間に設けられた板状の誘電体のレドームと、筐体の内周面に形成され、レドームを保持するとともにアンテナ素子からレドームまでの距離を調整する調整部とを備える
本開示によれば、移動体に搭載されるアンテナ装置において、レドームを筐体の開口とアンテナ素子との間に設け、アンテナ素子からレドームまでの距離を調整する調整部を備えることで、アンテナ素子とレドームとの距離の調整を容易に行うことができる。
実施の形態1に係るアンテナ装置の断面の斜視図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の正面図と側面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の断面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の断面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の筐体とアンテナ素子とレドームとの位置関係を説明する図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の第1の溝部の他の構成の断面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置の第1の溝部の他の構成の断面図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。 実施の形態1に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の断面の斜視図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の第2の溝部の他の構成の断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の第2の溝部の他の構成の断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置のレドームの位置調整を説明する図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係るアンテナ装置100について、図面を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図1は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の底面部11と平行な断面の斜視図である。図2の(a)は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の正面図である。図2の(b)は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の側面図である。図3は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の底面部11及び開口と垂直な断面(図2の(a)におけるA―A断面)の断面図である。図4は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の底面部11と平行な断面(図2の(b)におけるB―B断面)の断面図である。図1から図4に示すように、実施の形態1に係るアンテナ装置100は、筐体1とアンテナ素子2とレドーム3と調整部4を備えている。アンテナ装置100は、航空機、宇宙船等の高速で移動する移動体5に搭載される。
筐体1は、一端が開口した電波を反射する直方体の箱である。詳しくは、筐体1は側面の一面が開口し、内部が空洞の直方体の形状である。開口は、筐体1の内部から外部及び外部から内部へ電波を通過させるためのものである。筐体1の一端に開口を設けることで、特定の方向に対して電波を透過させることが可能である。筐体1は、移動体5に移動体5の後方側が筐体1の開口側となる向きで取り付けられる。筐体1は、移動体5に取り付けられる板状の部分である底面部11、底面部11と対向する板状の部分である対向面部12、底面部11と対向面部12との間の板状の部分である側面部13とから構成される。対向面部12は、底面部11と同じ大きさ及び形状の長方形であり、底面部11と平行に設けられる。側面部13の高さである底面部11と対向面部12との間の距離は、底面部11の長辺及び短辺の長さよりも短い。これにより、筐体1は低背な直方体の形状となり、筐体1への空気抵抗が低減された構成となる。
筐体1は、金属等の電波を反射する素材で形成される。または、筐体1は、電波を反射する層を有する構成にしてもよい。これにより、筐体1の内部において筐体1に向けて放射された電波が反射を繰り返し、電波が筐体1の内部で伝送される。筐体1はここでは一端が開口し内部が空洞の直方体の形状であるが、一端が開口し内部が空洞の形状であれば、その他の形状としてもよい。
アンテナ素子2は、筐体1に収納される。アンテナ素子2は筐体1において移動体5に接続された側の面である底部11に取り付けられる。アンテナ素子2は、決められた周波数帯の電波を送受信するものであり、例えば、逆Fアンテナである。逆Fアンテナはモノポールアンテナを折り曲げることで得られる逆Lアンテナの給電部の近くにグランドとの短絡線をさらに設けるものである。この構成により、モノポールアンテナと比較してアンテナ素子2の低姿勢化及び広帯域化が可能である。アンテナ素子2の給電部は、移動体5に設けられた給電回路に接続される。アンテナ素子2は、必要な性能に応じてモノポールアンテナ、逆Lアンテナ等の他のアンテナ形式としてもよい。
レドーム3は、筐体1の開口とアンテナ素子2との間に設けられた長方形の板状の誘電体である。筐体1に形成される後述の調整部4により、位置が調整された後にレドーム3がネジまたは樹脂等で筐体1又は調整部4に締結される。レドーム3は、例えば、石英ガラス等の電磁波が透過し、耐熱性が高い素材である。レドーム3は、決められた厚さで形成される。レドーム3は、第1の面31及び第1の面31と対向する第2の面32を有する。また、レドーム3は、第1の面31と第2の面32とを接続する側面33を有する。第1の面31と第2の面32とは、同様の形状及び大きさである。側面33は、筐体1の内周面に取り付けられる。第1の面31は、開口に対してアンテナ素子2の側に設けられる。第2の面32は、アンテナ素子2に対して開口の側に設けられる。つまり、第1の面31が筐体1の内部に面し、第2の面32が筐体1の外部に面する。これにより、レドーム3によって、筐体1の開口から筐体1の内部へ入り込んだ位置で、アンテナ素子2が収納された空間が閉口される構成となる。よって、筐体1の内部にアンテナ素子2が収納された密閉された空間が形成され、アンテナ素子2を外部から保護することができる。
一般に高速で移動する移動体に搭載されるアンテナ装置においては、アンテナ装置の周囲の空気の圧縮及び摩擦によっておきる空力加熱によりアンテナ装置の表面が高温となる。アンテナ装置100では、レドーム3を開口とアンテナ素子2との間に設けることで、レドーム3と筐体1の開口との間に、1面が開口しその他の面が筐体1により囲まれた空間が形成される。この空間が空気層となるため、筐体1は耐熱性が高い構成となる。また、レドーム3を開口とアンテナ素子2との間に設けることで、筐体1はレドーム3と開口との間に長さを有する。この構成により、アンテナ素子2から放射され、筐体1の内部を伝送された電波が、開口で反射することなく空間に放射することができ、良好な放射特性が得られる。
図5は筐体1とアンテナ素子2とレドーム3との位置関係を説明する図である。筐体1の内周面において開口と反対の面からアンテナ素子2の給電点までの距離21は、アンテナ素子2が放射する電波の波長の1/4である。アンテナ素子2の給電点から第1の面31までの距離22は、アンテナ素子2が放射する電波の波長の1/4である。このように、筐体1とアンテナ素子2とレドーム3とをアンテナ素子2が放射する電波の波長に応じて配置することで、アンテナ素子2から放射した電波の整合をとることができ、良好な反射特性が得られる。
調整部4は、筐体1の内周面において開口とアンテナ素子2との間に形成される。調整部4は、レドーム3を保持するとともにレドーム3の厚さ方向7の位置を調整する。調整部4は、筐体1の内周面においてレドーム3の厚さ方向7に並んで形成された厚さ方向7と交差する方向に延在する複数の第1の溝部41である。図1~図4では、第1の溝部41が3つ形成された場合を記載している。第1の溝部41は、2つ以上形成されていればよい。レドーム3は、複数の第1の溝部41の何れかに挿入されて保持される。これにより、レドーム3の厚さ方向7の位置を調整することができる。第1の溝部41は、筐体1の内周面において底面部11と対向面部12と側面部13との全てに連続するように形成してもよいが、レドーム3を保持することができれば一部の面のみに形成してもよい。例えば、第1の溝部41を底面部11と対向面部12のみに形成する等、対向する2面のみに設けてもよい。
第1の溝部41は、筐体1の内周面に形成されるレドーム3の厚さよりも幅が広く、厚さ方向7と交差する方向に延在する凹状の溝である。レドーム3は、凹状の溝の内側において対向する両面から挟み込まれることで支持される。なお、第1の溝部41は、図6に示すような、筐体1の内周面に形成される厚さ方向7と交差する方向に延在する一対の凸状の突起により形成してもよい。この場合、一対の凸状の突起の間が第1の溝部41となる。一対の凸状の突起の間の距離は、レドーム3の厚さよりも厚い。レドーム3は、一対の凸状の突起の対向する2面から挟み込まれることで支持される。また、図7に示すように第1の溝部41は、筐体1の内周面に形成される厚さ方向7と交差する方向に延在する凹状の溝と、凹状の溝に対応して形成された厚さ方向7と交差する方向に延在する一対の凸状の突起とを両方備えてもよい。
レドーム3と第1の溝部41との間には、例えばゴム等の弾性体6を設けてもよい。弾性体6は、第1の溝部41の長さに応じて設けてもよいが、一部のみに設けてもよい。弾性体6を設けることで、レドーム3を振動から保護することができる。また、筐体1とレドーム3との間を埋めることができ、レドーム3を安定して保持することができる。
図8~図10にレドーム3の位置の調整を説明する図を示す。図8では、レドーム3は、3つの第1の溝部41のうち、一番アンテナ素子2に近い所に位置する第1の溝部41に挿入されている。図9では、レドーム3は、3つの第1の溝部41のうち、中央に位置する第1の溝部41に挿入されている。図10では、レドーム3は、3つの第1の溝部41のうち、一番アンテナ素子2から遠い所に位置する第1の溝部41に挿入されている。このように、筐体1の内周面にアンテナ素子2からの距離が異なる第1の溝部41を複数形成することで、複数の第1の溝部41からレドーム3を挿入する第1の溝部41を選択することができる。これにより、アンテナ素子2とレドーム3との距離を好適な距離となるように調整することが容易となる。
実施の形態1に係るアンテナ装置100によれば、筐体1の一端に開口を設けることで、特定の方向に対して電波を透過させることが可能である。また、レドーム3を筐体1の開口とアンテナ素子2との間に設けることで、レドーム3と筐体1の開口との間に1面が開口しその他の面が筐体1により囲まれた空間が形成されるため耐熱性が高い構成とすることができる。さらに、筐体1はレドーム3と開口との間に長さを有することで、良好な放射特性が得ることができる。さらに、レドーム3の厚み方向の位置を調整する調整部4を備えることで、アンテナ素子2からレドーム3までの距離を調整が容易となる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係るアンテナ装置200について、図面を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図11は、実施の形態2に係るアンテナ装置200の底面部11と平行な断面の斜視図である。図12は、実施の形態2に係るアンテナ装置200の底面部11及び開口と垂直な断面(図2の(a)におけるA―A断面)の断面図である。図13は、実施の形態2に係るアンテナ装置200の底面部11と平行な断面(図2の(b)におけるB―B断面)の断面図である。実施の形態2に係るアンテナ装置200は、筐体1とアンテナ素子2とレドーム3と調整部4を備えている。実施の形態2に係るアンテナ装置200は、アンテナ装置100の調整部4の構成が異なるものである。その他の構成は、実施の形態1と実質的に同様である。以下、上述の実施の形態で説明した構成と同一又は対応する構成については同一符号を付し、それらの構成の説明を繰り返し行わない。
調整部4は、筐体1の内周面において開口とアンテナ素子2との間に形成される。調整部4は、レドーム3を保持するとともにレドーム3の厚さ方向7の位置を調整する。調整部4は、筐体1の内周面に形成された厚さ方向7と交差する方向に延在する第2の溝部42と、第1の部材43と、第2の部材44である。第1の部材43と第2の部材44とは、直方体の部材である。レドーム3と第1の部材43と第2の部材44とは、第2の溝部42に厚さ方向7に並んで挿入されて保持される。第2の溝部42においてレドーム3と第1の部材43と第2の部材44との厚さ方向7の位置を入れ替え可能である。これにより、レドーム3の厚さ方向7の位置を調整することができる。第2の溝部42は、筐体1の内周面において底面部11と対向面部12と側面部13との全てに連続するように形成してもよいが、レドーム3を保持することができれば一部の面のみに形成してもよい。例えば、第1の溝部41を底面部11と対向面部12のみに形成する等、対向する2面のみに設けてもよい。
図11~図13では、第2の溝部42が1つ形成された場合を記載しているが、第2の溝部42は、2つ以上形成してもよい。第2の溝部42を複数形成した場合、レドーム3と第1の部材43と第2の部材44とは、複数の第2の溝部42の何れかに挿入されて保持される。
第2の溝部42は、筐体1の内周面に形成されるレドーム3と第1の部材43と第2の部材44との厚さの合計よりも幅が広く、厚さ方向7と交差する方向に延在する凹状の溝である。レドーム3と第1の部材43と第2の部材44とは、凹状の溝の内側において対向する両面から挟み込まれることで支持される。なお、第2の溝部42は、図14に示すような、筐体1の内周面に形成される厚さ方向7と交差する方向に延在する一対の凸状の突起により形成してもよい。この場合、一対の凸状の突起の間が第2の溝部42となる。一対の凸状の突起の間の距離は、レドーム3と第1の部材43と第2の部材44との厚さの合計よりも厚い。レドーム3と第1の部材43と第2の部材44とは、一対の凸状の突起の対向する2面から挟み込まれることで支持される。また、図15に示すように第2の溝部42は、筐体1の内周面に形成される厚さ方向7と交差する方向に延在する凹状の溝と厚さ方向7と交差する方向に延在する一対の凸状の突起とを両方備えてもよい。
レドーム3と第2の溝部42との間には、例えばゴム等の弾性体6を設けてもよい。弾性体6は、第2の溝部42の長さに応じて設けてもよいが、一部のみに設けてもよい。弾性体6を設けることで、レドーム3を振動から保護することができる。また、筐体1とレドーム3との間を埋めることができ、レドーム3を安定して保持することができる。
図16~図17にレドーム3の位置の調整を説明する図を示す。図16では、第2の溝部42に、アンテナ素子2の側からレドーム3、第1の部材43、第2の部材44の順で挿入されている。図17では、第2の溝部42に、アンテナ素子2の側から第1の部材43、レドーム3、第2の部材44の順で挿入されている。図18では、第2の溝部42に、アンテナ素子2の側から第1の部材43、第2の部材44、レドーム3の順で挿入されている。このように、第2の溝部42においてレドーム3と第1の部材43と第2の部材44との厚さ方向7の位置を入れ替え可能な構成とすることで、アンテナ素子2とレドーム3との距離を好適な距離となるように調整することが容易となる。
実施の形態2に係るアンテナ装置200によれば、筐体1の一端に開口を設けることで、特定の方向に対して電波を透過させることが可能である。また、レドーム3を筐体1の開口とアンテナ素子2との間に設けることで、レドーム3と筐体1の開口との間に1面が開口しその他の面が筐体1により囲まれた空間が形成されるため耐熱性が高い構成とすることができる。さらに、筐体1はレドーム3と開口との間に長さを有することで、良好な放射特性が得ることができる。さらに、レドーム3の厚み方向の位置を調整する調整部4を備えることで、アンテナ素子2からレドーム3までの距離の調整が容易となる。
1 筐体、11 底面部、12 対向面部、13 側面部、2 アンテナ素子、3 レドーム、4 調整部、41 第1の溝部、42 第2の溝部、43 第1の部材、44 第2の部材、5 移動体、6 弾性体、7 厚さ方向、100 アンテナ装置、200 アンテナ装置。

Claims (5)

  1. 電波を内部で反射し、一端が開口した筐体と、給電点から給電されて前記電波を送受信し、前記筐体に収納されたアンテナ素子と、前記開口と前記アンテナ素子との間に設けられた板状の誘電体のレドームと、前記筐体の内周面に形成され、前記レドームを保持するとともに前記アンテナ素子から前記レドームまでの距離を調整する調整部とを備えたアンテナ装置。
  2. 前記調整部は、前記筐体の内周面において前記アンテナ素子から前記開口に向かう方向である厚さ方向と交差する方向に延在する、前記厚さ方向に並んで形成された複数の第1の溝部を含み、
    前記レドームは、複数の前記第1の溝部の何れかに挿入されて保持される請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記調整部は、前記筐体の内周面において前記アンテナ素子から前記開口に向かう方向である厚さ方向と交差する方向に延在する第2の溝部と、前記第2の溝部に前記レドームと前記厚さ方向に並んで挿入されて保持される第1の部材および第2の部材とを含み、
    前記第2の溝部に挿入される前記レドーム、前記第1の部材および前記第2部材の前記厚さ方向に並ぶ順を入れ替えることで、前記アンテナ素子から前記レドームまでの距離を調整する請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記筐体の内周面において前記開口と反対の面から前記アンテナ素子の前記給電点までの距離は、前記アンテナ素子が放射する電波の波長の1/4である請求項1から請求項3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記アンテナ素子の前記給電点から前記レドームまでの距離は、前記アンテナ素子が放射する電波の波長の1/4である請求項1から請求項4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
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