JP7486353B2 - 自動体外式除細動器、及び自動体外式除細動器の異常報知方法 - Google Patents

自動体外式除細動器、及び自動体外式除細動器の異常報知方法 Download PDF

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Description

本開示は、自動体外式除細動器、及び自動体外式除細動器の異常報知方法に関する。
一般的に、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator:以下、「AED」とも称する)には、セルフテスト機能が搭載されている。セルフテストでは、例えば、バッテリ残量、除細動パッドとの接続状況、各種回路が正常に動作するか否か等がチェックされ、AEDが正常に使える状態か否かが判定される。
セルフテストによって異常が発見された場合、AEDは、異常がある旨の表示をしたり、異常を知らせるアラート音を発したりすることで、ユーザに対して異常を報知する。例えば、特許文献1には、LED(Light Emitting Diode)による表示およびアラート音の両方によって、ユーザに対してAEDの異常を報知することが開示されている。
米国特許出願公開第2011/0213433号明細書
AEDの異常を周囲のユーザへ気づかせやすくするためには、特許文献1に開示されているように、視覚的なアラートと聴覚的なアラートの両方を行うことが好ましい。一方で、視覚的なアラートと聴覚的なアラートとを同時に行った場合、バッテリの瞬間的な負荷が大きくなる恐れがあった。
本開示の目的は、自動体外式除細動器に異常がある場合に、その異常を視覚的および聴覚的な方法でユーザに報知しつつも、バッテリへの負荷を抑えることが可能な、自動体外式除細動器、及び自動体外式除細動器の異常報知方法を提供することである。
本開示の一態様に係る自動体外式除細動器は、
自動体外式除細動器の異常を検知する検知部と、
前記検知部が異常を検知した場合、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知部と、を備え、
前記報知部は、光源を備える表示部と、アラート音を発する発音部と、を有し、
前記表示部は、第1の強度で前記光源を発光させる第1モードと、前記第1の強度よりも電力消費の少ない第2の強度で前記光源を発光させる又は前記光源を発光させない第2モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行し、
前記発音部は、第3の強度で前記アラート音を発する第3モードと、前記第3の強度よりも電力消費の少ない第4の強度で前記アラート音を発する又は前記アラート音を発生させない第4モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行し、
前記第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第4モードが実行される期間と時間的に重複しており、
前記第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第2モードが実行される期間と時間的に重複している。
本開示の一態様に係る自動体外式除細動器の異常報知方法は、
自動体外式除細動器に、
前記自動体外式除細動器の異常を検知する検知ステップと、
前記検知ステップにおいて異常を検知した場合、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知ステップと、を実行させることを含み、
前記報知ステップは、光源による表示を行う表示ステップと、アラート音を発する発音ステップと、を含み、
前記表示ステップは、第1の強度で前記光源を発光させる第1モードと、前記第1の強度よりも電力消費の少ない第2の強度で前記光源を発光させる又は前記光源を発光させない第2モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行するステップであり、
前記発音ステップは、第3の強度で前記アラート音を発する第3モードと、前記第3の強度よりも電力消費の少ない第4の強度で前記アラート音を発する又は前記アラート音を発生させない第4モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行するステップであり、
前記第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第4モードが実行される期間と時間的に重複しており、
前記第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第2モードが実行される期間と時間的に重複している。
上記構成によれば、自動体外式除細動器に異常がある場合に、その異常を視覚的および聴覚的な方法でユーザに報知しつつも、バッテリへの負荷を抑えることが可能である。
図1は、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の構成の一例を示すブロック図である。 図2Aは、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の第1の動作例を示す模式図である。 図2Bは、図2Aに示すX部分を詳細に示す模式図である。 図3Aは、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の第2の動作例を示す模式図である。 図3Bは、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の第3の動作例を示す模式図である。 図3Cは、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の第4の動作例を示す模式図である。 図3Dは、本開示の実施形態に係る自動体外式除細動器の第5の動作例を示す模式図である。
以下、本開示の実施形態の一例について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、異なる図面であっても同一又は相当の要素には同一の符号または名称を付し、重複する説明を適宜省略する。
まず、図1を用いて、AED1を構成する各処理部について説明する。図1は、本開示の実施形態に係るAED1の構成の一例を示すブロック図である。AED1は、制御部10と、記憶部20と、操作受付部30と、表示部40と、発音部50と、高電圧発生部60と、パッドコネクタ70と、電源部80と、を備えている。
制御部10は、記憶部20に記憶されるプログラム等を読み込んで実行することにより、AED1の各種動作を制御する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ、リアルタイムクロック、A/Dコンバータ等を有する。
制御部10は、エネルギー充電/放電の制御、シーケンス制御、A/D変換、心電図解析などの救命のための各種動作(以下、「救命動作」とも称する)を制御する。また、制御部10は、セルフテストを実施し、AED1の異常を検知する。すなわち、制御部10は、検知部としても機能する。セルフテストは、予め設定された設定時刻に到達した場合や、操作受付部30が所定の操作入力を受け付けた場合(例えば、後述のチェックボタン32が押下されること)に実施されうる。
セルフテストでは、例えば、救命動作を制御する回路のチェック(心電図入力回路の時定数の確認や、パドルコンタクトを認識する回路の確認、コンデンサへの充電時/内部放電時のエネルギー値の確認など)や、電源部80のチェック(電圧値や、バッテリの残量値、消費電流の値など)、パッドコネクタ70に接続される除細動パッド90のチェック(パッドの抵抗値や、使用期限の確認)等を実施し、それらについての異常の有無を確認する。
記憶部20は、AED1が動作するために必要なプログラムや、音声データ、調整値、救命時の心電図データ、セルフテストの結果等を記憶する。記憶部20は、例えば、ハードディスク等の二次記憶装置を含んでもよい。記憶部20の一部は、AED1に着脱可能な外部記憶装置であってもよい。
操作受付部30は、ユーザの操作入力を受け付ける。操作受付部30は、電源ボタン31と、チェックボタン32と、を含む。電源ボタン31は、救命動作を開始するためのボタンである。チェックボタン32は、セルフテストを開始するためのボタンである。また、図示はしていないが、操作受付部30は、電気ショックを実行するショックボタンや、セルフテストの設定時刻を設定するためのボタン等を備えていてもよい。
表示部40は、インジケータ41と、ディスプレイ43と、を含む。ディスプレイ43は、例えば、液晶ディスプレイである。ディスプレイ43は、ユーザへの指示を絵や文字で表示したり、心電図信号を表示したりする。ディスプレイ43は、タッチパネルを備えていてもよく、操作受付部30としても機能するものでもよい。
インジケータ41は、1以上の光源42を有する。光源42は、例えば、LED光源である。光源42は、蛍光体を含んでいてもよい。インジケータ41は、光源42の点灯態様(例えば、色や点滅など)によって、AED1の状態を表示する。セルフテストによってAED1に異常が検知されなかった場合、AED1は正常であると判断され、インジケータ41には、例えば、緑色または青色などの色が表示されうる。
AED1に異常が検知された場合、表示部40は、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知部の一部として機能する。表示部40が報知部として機能する場合については、後の段落にて詳述する。
発音部50は、記憶部20に記憶された音声データを参照して、音声によってユーザへの各種指示を行う。また、AED1に異常が検知された場合、発音部50は、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知部の一部として機能する。発音部50が報知部として機能する場合については、後の段落にて詳述する。
高電圧発生部60は、制御部10からの制御信号に応じて、除細動に用いるエネルギーの充電と放電を実行する。パッドコネクタ70は、除細動パッド90と接続される。高電圧発生部60が放電したエネルギーは、パッドコネクタ70及び除細動パッド90を介して要救助者に伝達される。また、除細動パッド90は、要救助者の心電図信号を取り込む。当該心電図信号は、例えば、フィルタリングと増幅処理がなされた後に、制御部10へ伝達される。
電源部80は、バッテリを含む。電源部80は、バッテリから供給される電力を必要な電圧に変換し、上述した各部に対して電力を供給する。バッテリの残量は、セルフテストによって確認される。
以下、AED1の動作例、特にAED1による異常報知方法について説明する。AED1は、検知部(制御部10)によってAED1の異常を検知する検知ステップと、検知ステップにおいて異常を検知した場合、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知ステップと、を実行する。上記「所定の期間」は、特に制限はされないが、例えば、2~3秒程度である。AED1の異常が解消されたり、ユーザが報知を停止するための操作をしたり等の停止条件が満たされるまでの間、報知ステップは、所定の周期(例えば、30秒毎)で繰り返し実行されることが好ましい。
報知ステップは、インジケータ41において光源42による表示を行う表示ステップと、発音部50によってアラート音を発する発音ステップと、を含む。表示ステップは、制御部10からの指示信号に基づいて、第1の強度で光源42を発光させる第1モードと、第1の強度よりも電力消費の少ない第2の強度で光源42を発光させる又は光源42を発光させない第2モードと、を交互に実行するステップである。
ここで、第1の強度は、光源42の発光をユーザに視認可能にする強度であれば、特に制限はされない。第2の強度は、第1の強度よりも電力消費の少ない強度であれば特に制限はされないが、電力消費が少なければ少ないほど好ましい。第2の強度での光源42の発光は、ユーザに視認不能でもよい。第2モードは、光源42を発光させないモードであることが好ましい。
表示ステップにおいて、第1モード及び第2モードは、それぞれ1回以上実行され、好ましくはそれぞれ複数回実行される。第1モードが実行される回数と、第2モードが実行される回数は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、発音部50によって後述の第4モードが実行される期間と時間的に重複している。好ましくは第1モードが実行される各期間における9/10以上の期間、より好ましくは第1モードが実行される各期間における全期間が、後述の第4モードが実行される期間と時間的に重複する。
発音ステップは、制御部10からの指示信号に基づいて、第3の強度でアラート音を発する第3モードと、第3の強度よりも電力消費の少ない第4の強度でアラート音を発する又はアラート音を発生させない第4モードと、を交互に実行するステップである。
ここで、第3の強度は、アラート音をユーザに認識可能にする強度であれば、特に制限はされない。第4の強度は、第3の強度よりも電力消費の少ない強度であれば特に制限はされないが、電力消費が少なければ少ないほど好ましい。第4の強度で発せられたアラート音は、ユーザが認識できなくてもよい。第4モードは、アラート音を発生させないモードであることが好ましい。
発音ステップにおいて、第3モード及び第4モードは、それぞれ1回以上実行され、好ましくはそれぞれ複数回実行される。第3モードが実行される回数と、第4モードが実行される回数は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、表示部40によって第2モードが実行される期間と時間的に重複している。好ましくは第3モードが実行される各期間における9/10以上の期間、より好ましくは第3モードが実行される各期間における全期間が、第2モードが実行される期間と時間的に重複する。
以下、図2A~2B、及び図3A~3Dを用いて、AED1の動作例を具体的に説明する。図2Aは、AED1の第1の動作例を示す模式図である。図2Aにおいて、時刻T0は、AED1に異常が検知された時刻である。「インジケータ」と記載された軸から縦に延びる棒線は、インジケータ41内で光源42が発光したことを示す。同様に、「アラート音」と記載された軸から縦に延びる棒線は、発音部50がアラート音を発生させたことを示す。
時刻T0において異常が検知された場合、X部分に示すように報知ステップが実行される。具体的には、光源42が4回発光し、発音部50がアラート音を5回発生させる。この報知ステップは、上述のような停止条件が満たされるまでの間、周期Cで繰り返し実行される。
図2Bは、図2Aに示すX部分を詳細に示す模式図である。図2Bにおいて、時刻T1~T10が報知ステップの実行されている期間である。強度S1は、第1の強度を示す。強度S2は、強度がゼロであること、すなわち光源42が消灯している状態を示す。強度S3は、第3の強度を示す。強度S4は、強度がゼロであること、すなわちアラート音が発生していない状態を示す。なお、強度S1~S4は、他の図においても同様である。
時刻T1~T2に示す期間P1は、表示部40が第2モードを実行しており、発音部50が第3モードを実行している。すなわち、期間P1において、光源42は消灯している一方で、発音部40はアラート音を発生させている。時刻T3~T4、時刻T5~T6、時刻T7~T8、及び時刻T9~T10に示す各期間も、期間P1と同様である。
時刻T2~T3に示す期間P2は、表示部40が第1モードを実行しており、発音部50が第4モードを実行している。すなわち、期間P2において、光源42が点灯している一方で、発音部40はアラート音を発生させていない。時刻T4~T5、時刻T6~T7、及び時刻T8~T9に示す各期間も、期間P2と同様である。よって、図2Bの例では、第1モードが実行される各期間と、第3モードが実行される各期間とは、時間的に重複していない。
期間P1及び期間P2の長さは、特に制限されないが、例えば、1000ミリ秒以下であることが好ましく、300ミリ秒以下であってもよい。また、期間P1と期間P2の長さは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。言い換えると、第1モードが実行される期間の長さと、第2モードが実行される期間の長さは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。同様に、第3モードが実行される期間の長さと、第4モードが実行される期間の長さは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
また、第1モードが実行される各期間は、それぞれ異なる長さであってもよい。例えば、時刻T2~T3の間が100ミリ秒、時刻T4~T5の間が200ミリ秒であってもよい。第2~第4モードが実行される各期間についても、同様である。
図3Aは、AED1の第2の動作例を示す模式図である。図3Aでは、時刻T11~T12、及び時刻T15~T16に示す期間において、表示部40が第1モードを実行している。同様に、時刻T12~T15、及び時刻T16~T18に示す期間において、表示部40は第2モードを実行している。
また、時刻T13~T14、及び時刻T17~T18に示す期間において、発音部50が第3モードを実行している。同様に、時刻T11~T13、及び時刻T14~T17に示す期間において、発音部50は第4モードを実行している。
図3Aの例では、第2モードが実行されている期間と、第4モードが実行されている期間とに、時間的な重複が生じている。言い換えると、報知ステップが実行されている期間において、光源42が点灯せず、かつ、アラート音も発生していない期間が生じている。
図3Bは、AED1の第3の動作例を示す模式図である。図3Bでは、時刻T21~T23、及び時刻T24~T27に示す期間において、表示部40が第1モードを実行している。同様に、時刻T23~T24、及び時刻T27~T28に示す期間において、表示部40は第2モードを実行している。
また、時刻T22~T25、及び時刻T26~T28に示す期間において、発音部50が第3モードを実行している。同様に、時刻T21~T22、及び時刻T25~T26に示す期間において、発音部50は第4モードを実行している。
図3Bの例では、第1モードが実行されている期間と、第3モードが実行されている期間とに、時間的な重複が生じている。言い換えると、報知ステップが実行されている期間において、光源42が点灯し、かつ、アラート音も発生している期間(時刻T22~T23、時刻T24~T25、及び時刻T26~T27)が生じている。
ただし、第1モードが実行されている各期間における少なくとも半分以上の期間は、第4モードが実行されている期間と時間的に重複している。具体的には、時刻T21~T22の長さは、時刻T21~T23の長さの半分以上である。同様に、時刻T25~T26の長さは、時刻T24~T27の長さの半分以上である。
同様に、第3モードが実行されている各期間における少なくとも半分以上の期間は、第2モードが実行されている期間と時間的に重複している。具体的には、時刻T23~T24の長さは、時刻T22~T25の長さの半分以上である。同様に、時刻T27~T28の長さは、時刻T26~T28の長さの半分以上である。
図3Cは、AED1の第4の動作例を示す模式図である。図3Cでは、時刻T31~T33、及び時刻T35~T37に示す期間において、表示部40が第1モードを実行している。同様に、時刻T33~T35、及び時刻T37~T38に示す期間において、表示部40は第2モードを実行している。
また、時刻T32~T34、及び時刻T36~T38に示す期間において、発音部50が第3モードを実行している。同様に、時刻T31~T32、及び時刻T34~T36に示す期間において、発音部50は第4モードを実行している。
図3Cの例では、図3Aの例と同様に、第2モードが実行されている期間と、第4モードが実行されている期間とに、時間的な重複が生じている(時刻T34~T35)。
また、図3Cの例では、図3Bの例と同様に、第1モードが実行されている期間と、第3モードが実行されている期間とにおいて、時間的な重複が生じている(時刻T32~T33、及び時刻T36~T37)。
ただし、第1モードが実行されている各期間における少なくとも半分以上の期間は、第4モードが実行されている期間と時間的に重複している。具体的には、時刻T31~T32の長さは、時刻T31~T33の長さの半分以上である。同様に、時刻T35~T36の長さは、時刻T35~T37の長さの半分以上である。
同様に、第3モードが実行されている各期間における少なくとも半分以上の期間は、第2モードが実行されている期間と時間的に重複している。具体的には、時刻T33~T34の長さは、時刻T32~T34の長さの半分以上である。同様に、時刻T37~T38の長さは、時刻T36~T38の長さの半分以上である。
図3Dは、AED1の第5の動作例を示す模式図である。図3Dに示す強度S2’は、第2の強度である。すなわち、強度S2’は、光源42が強度S1の状態よりも低い発光強度で点灯している状態を示す。また、強度S4’は、第4の強度である。すなわち、強度S4’は、発音部50が強度S3の状態よりも低い音量でアラート音を発生させている状態を示す。
図3Dでは、時刻T41~T42、及び時刻T43~T44に示す期間において、表示部40が第1モードを実行している。同様に、時刻T42~T43、及び時刻T44~T45に示す期間において、表示部40は第2モードを実行、すなわち、光源42が第1モードよりも暗い状態で発光している。また、時刻T41より前の期間、及び時刻T45よりも後の期間では、光源42は消灯している。
また、時刻T42~T43、及び時刻T44~T45に示す期間において、発音部50が第3モードを実行している。同様に、時刻T41~T42、及び時刻T43~T44に示す期間において、発音部50は第4モードを実行、すなわち、発音部50が第3モードよりも小さい音量でアラート音を発生させている。また、時刻T41より前の期間、及び時刻T45よりも後の期間では、アラート音が発生していない。
続いて、本実施形態に係るAED1及びAED1の異常報知方法に含まれる各構成により得られる効果について説明する。
消費電力の大きい第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は消費電力の小さい第4モードが実行される期間と時間的に重複していること、及び、消費電力の大きい第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は消費電力の小さい第2モードが実行される期間と時間的に重複していることにより、AED1の異常を視覚的および聴覚的な方法でユーザに報知しつつも、バッテリへの瞬間的な負荷を抑えることができる。
また、第1モードが実行される各期間における少なくとも9/10以上の期間が第4モードの実行される期間と時間的に重複し、第3モードが実行される各期間における少なくとも9/10以上の期間が第2モードの実行される期間と時間的に重複するように構成すれば、バッテリの瞬間的な負荷を更に抑えることが可能になる。
また、消費電力の大きい第1モードが実行される各期間と、消費電力の大きい第3モードが実行される各期間とが時間的に重複しないように構成すれば、バッテリの瞬間的な負荷を一層抑えることができる。
また、第2モードを光源を発光させないモードにし、第4モードをアラート音を発生させないモードにし、第1モードを実行している各期間では第4モードを実行し、第3モードを実行している各期間では第2モードを実行するように構成することで、バッテリの瞬間的な負荷をより一層抑えることができる。
また、第1~第4モードが実行される各期間を1000ミリ秒以下の長さにした場合、視覚的なアラートと聴覚的なアラートとが短い時間間隔で繰り返されることになるため、異常がある旨をユーザに更に気づかせやすくすることができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
1:自動体外式除細動器(AED)
10:制御部(検知部)
20:記憶部
30:操作受付部
31:電源ボタン
32:チェックボタン
40:表示部(報知部)
41:インジケータ
42:光源
43:ディスプレイ
50:発音部(報知部)
60:高電圧発生部
70:パッドコネクタ
80:電源部
90:除細動パッド

Claims (5)

  1. 自動体外式除細動器の異常を検知する検知部と、
    前記検知部が異常を検知した場合、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知部と、を備え、
    前記報知部は、光源を備える表示部と、アラート音を発する発音部と、を有し、
    前記表示部は、第1の強度で前記光源を発光させる第1モードと、前記第1の強度よりも電力消費の少ない第2の強度で前記光源を発光させる又は前記光源を発光させない第2モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行し、
    前記発音部は、第3の強度で前記アラート音を発する第3モードと、前記第3の強度よりも電力消費の少ない第4の強度で前記アラート音を発する又は前記アラート音を発生させない第4モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行し、
    前記第1モードが実行される各期間における一部は、前記第3モードが実行される期間と時間的に重複し、前記第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第4モードが実行される期間と時間的に重複しており、
    前記第3モードが実行される各期間における一部は、前記第1モードが実行される期間と時間的に重複し、前記第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第2モードが実行される期間と時間的に重複している、
    自動体外式除細動器。
  2. 前記第1モードが実行される各期間における少なくとも9/10以上の期間は、前記第4モードが実行される期間と時間的に重複しており、
    前記第3モードが実行される各期間における少なくとも9/10以上の期間は、前記第2モードが実行される期間と時間的に重複している、
    請求項1に記載の自動体外式除細動器。
  3. 前記第1モードが実行される各期間、前記第2モードが実行される各期間、前記第3モードが実行される各期間、及び前記第4モードが実行される各期間は、1000ミリ秒以下の長さである、
    請求項1または請求項に記載の自動体外式除細動器。
  4. 前記第2モードは、前記光源を発光させないモードであり、
    前記第4モードは、前記アラート音を発生させないモードである
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の自動体外式除細動器。
  5. 自動体外式除細動器に、
    前記自動体外式除細動器の異常を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて異常を検知した場合、異常を検知した旨を所定の期間内においてユーザに報知する報知ステップと、を実行させることを含み、
    前記報知ステップは、光源による表示を行う表示ステップと、アラート音を発する発音ステップと、を含み、
    前記表示ステップは、第1の強度で前記光源を発光させる第1モードと、前記第1の強度よりも電力消費の少ない第2の強度で前記光源を発光させる又は前記光源を発光させない第2モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行するステップであり、
    前記発音ステップは、第3の強度で前記アラート音を発する第3モードと、前記第3の強度よりも電力消費の少ない第4の強度で前記アラート音を発する又は前記アラート音を発生させない第4モードと、を交互にそれぞれ1回以上実行するステップであり、
    前記第1モードが実行される各期間における一部は、前記第3モードが実行される期間と重複し、前記第1モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第4モードが実行される期間と時間的に重複しており、
    前記第3モードが実行される各期間における一部は、前記第1モードが実行される期間と重複し、前記第3モードが実行される各期間における少なくとも半分以上の期間は、前記第2モードが実行される期間と時間的に重複している、
    自動体外式除細動器の異常報知方法。
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