JP7485985B2 - 分岐比設定システム、光通信システムの製造方法及び光分岐装置 - Google Patents

分岐比設定システム、光通信システムの製造方法及び光分岐装置 Download PDF

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Description

本発明は、分岐比設定システム、光通信システムの製造方法及び光分岐装置に関する。
光通信の方式としてPON(Passive Optical Network)がある。PONを用いた光通信においては、通信会社の局側に設置されるOLT(Optical Line Terminal)と加入者宅側に設置されるONU(Optical Network Unit)とが光ファイバにより接続される。光ファイバの途中には光スプリッタが備えられ、光スプリッタがOLTとONUとが送受信する光信号の分離や合成を行う。
図6は光通信システム100を示す図である。
光通信システム100は、OLT90、ONU91-1~91-(N+1)、等分岐光スプリッタ92-1~…92-N、分岐ファイバ93-1~93-N、幹線ファイバ94を備える。
以下では、ONU91-1…91-(N+1)に共通する事項については、「ONU91-1…91-(N+1)」は、符号の一部が省略されて、「ONU91」と表記される。また、「等分岐光スプリッタ92-1~…92-N」及び「分岐ファイバ93-1~…93-N」も、それぞれ同様に、「等分岐光スプリッタ92」及び「分岐ファイバ93」と表記される。OLT90は、通信会社の局側に設置される。ONU91は加入者宅側に設置される。等分岐光スプリッタ92は1つの入力ポートと2つの出力ポートを備え、1つの入力ポートに入力される光信号を分岐し2つの出力ポートから出力する。2つの出力ポートから出力される光信号の強度は等しい。等分岐光スプリッタ92は、幹線ファイバ94上に設けられる。
OLT90とONU91-(N+1)は幹線ファイバ94により接続される。ONU91-1~91-Nはそれぞれ分岐ファイバ93-1~93-Nにより幹線ファイバ94に備えられた等分岐光スプリッタ92と接続される。等分岐光スプリッタ92はOLT90側から送信される光信号(下り信号)を分岐して、接続される分岐ファイバ93と幹線ファイバ94に分岐した下り信号を出力する。また、等分岐光スプリッタ92が下り信号を分岐した結果生じた2つの下り信号の強度は等しい。そのため、等分岐光スプリッタ92が下り信号を分岐した結果生じた下り信号の強度は、分岐される下り信号の強度の半分である。同様に、等分岐光スプリッタ92はONU91から送信される光信号(上り信号)を分岐して、分岐した上り信号を幹線ファイバ94に出力する。等分岐光スプリッタ92が上り信号を分岐した結果生じた2つの上り信号の強度は等しい。そのため、上り信号の場合と同様に、等分岐光スプリッタ92が上り信号を分岐した結果生じた上り信号の強度は、分岐される上り信号の強度の半分である。
図7は、ONU91-1…91-3が受信する光信号の強度を示した図である。
図7においてPtxはOLTが送信する光信号の強度であり、PminはONU91が光信号を誤りなく受信するために最低限必要となる最小受信感度であり、P、P、PはそれぞれONU91-1、ONU91-2、ONU91-3が受信する光信号の強度である。伝送距離はOLT90と幹線ファイバ94の各地点との距離である。
図7に示すグラフは、Ptx=+4dBm、Pmin=-18dBm、幹線ファイバ14の伝送損失α=0.5dBm/km、直近の2つの等分岐光スプリッタ92間の距離D=10km、分岐ファイバ93の距離L=0kmとしたときの伝送距離と光強度の関係を示すグラフである。
OLT90が送信する光信号は幹線ファイバ14により伝送損失を受け、等分岐光スプリッタ92により分岐されるため、OLT90からの伝送距離が長いあるいは光信号が通過する等分岐光スプリッタ92が多いほどONU91が受信する光信号の強度は弱くなる。図7においてはP=-4dBm、P=-12dBm、P=-21dBmであり、P及びPはPminより大きい。そのため、ONU91-1及びONU91-2はOLT90から正しく光信号を受信することができるが、PはPminよりも小さいためONU91-3はOLT90から光信号を正しく受信することができない。
この問題を解決しより遠くまで光信号を伝送する手法として、分岐比が対称でない不等分岐光スプリッタを使用することが提案されている(例えば非特許文献1)。図8は不等分岐光スプリッタ95を使用する光通信システム100を示す図である。図8に示す光通信システム100は、図6に示す光通信システム100における等分岐光スプリッタ92を不等分岐光スプリッタ95に置き換えた構成である。不等分岐光スプリッタ95は1つの入力ポートと2つの出力ポートを備え、1つの入力ポートに入力される光信号を分岐し2つの出力ポートから出力する。不等分岐光スプリッタ95は等分岐光スプリッタ92と異なり、2つの出力ポートから出力される光信号の強度は必ずしも等しくない。
例えば、図8に示す例では、不等分岐光スプリッタ95-1はOLT90から送信される光信号を分岐し、強度比2%の光信号をONU91-1に出力し、残りの強度比98%の光信号を不等分岐光スプリッタ95-2に出力する。不等分岐光スプリッタ95-2はOLT90側から送信される光信号を分岐し、強度比6%の光信号をONU91-2に出力し、残りの強度比94%の光信号を不等分岐光スプリッタ95-3に出力する。不等分岐光スプリッタ95-3はOLT90側から送信される光信号を分岐し、強度比20%の光信号をONU91-3に出力し、残りの強度比80%の光信号を不等分岐光スプリッタ95-4に出力する。
図8に示す光通信システム100において、OLT90に近い不等分岐光スプリッタ95は幹線ファイバ94に出力する光信号の強度が大きくなるように分岐比を調整することで、OLT90が送信する光信号が分岐されることでONU91が受信する光信号の強度が低下するのを抑えている。
図9は、図8に示される光通信システム100における伝送距離と光強度の関係を示すグラフである。図9における光スプリッタの分岐比以外の条件は図7のグラフと同一であり、Ptx=+4dBm、Pmin=-18dBm、幹線ファイバ14の伝送損失α=0.5dBm/km、直近の2つの等分岐光スプリッタ92間の距離D=10km、分岐ファイバ93の距離L=0kmである。図9において、P=-18dBmであり、P及びPもおよそ-18dBmである。そのため、ONU91-3もOLT90から正しく光信号を受信することができる。また、分岐ファイバ94を伝搬する光信号の強度を小さくすることで幹線ファイバ93を伝搬する光の強度を相対的に大きくすることができ、OLT90はより遠くのONU91に光信号を送信することができる。
不等分岐光スプリッタ95の最適の分岐比は、光通信システム100が備えるONU91の数や不等分岐光スプリッタ95の数、分岐ファイバ93の長さや幹線ファイバ94の長さによって変化し、これらが変化したときには不等分岐光スプリッタ95の分岐比を再度設定することが望ましい。しかし、これらが変化するたびに不等分岐光スプリッタ95を異なる分岐比の光スプリッタと交換することは維持費の増大につながる。
この問題を解決する手段として、不等分岐光スプリッタ95として分岐比を製造後に変更できる光スプリッタ(例えば非特許文献2)を使用し、その分岐比を外部からの信号で遠隔制御することが考えられる。
P. Lafata et al., "Perspective Application of Passive Optical Network with Optimized Bus Topology", Journal of Applied Research and Technology", vol. 10, no.3, pp. 340-345, June 2012. Z. Yun et al., "A 1 × 2 Variable Optical Power Splitter Development", J. Lightw. Technol., vol. 24, no. 3, pp. 1566-1570, Mar. 2006.
ただし光スプリッタの分岐比を遠隔制御する手法は確立されていない。
本発明の目的は、光スプリッタの分岐比を遠隔制御することができる分岐比設定システムを提供することにある。
本発明の一態様は、分岐比制御部と、前記分岐比制御部から光信号を受信可能に構成され、受信した光信号を分岐して出力する複数のドロップ部とを備え、前記分岐比制御部は、光ファイバを介して前記複数のドロップ部に光を出力し前記光ファイバの特性を測定し、測定した前記光ファイバの特性に基づいて前記光ファイバを介して前記複数のドロップ部それぞれに分岐比決定信号を出力し、前記ドロップ部は、前記光ファイバに接続され、分岐比が可変である光スプリッタと、前記光ファイバを介して入力される前記分岐比決定信号に基づいて前記光スプリッタの分岐比を設定する分岐比設定部とを備える分岐比設定システムである。
本発明の一態様は、分岐比制御部をルートノードとし、可変の分岐比を有する光スプリッタを備える複数のドロップ部を中間ノード又はリーフノードとする木構造ネットワークを構成するシステム構成ステップと、前記分岐比制御部が、前記ドロップ部との間に接続される光ファイバに光を出力し前記光ファイバの特性を測定する測定ステップと、前記分岐比制御部が、測定した前記光ファイバの特性に基づいて前記光ファイバを介して前記ドロップ部に分岐比決定信号を出力する分岐比決定信号出力ステップと、前記ドロップ部が、前記光スプリッタの分岐比を、前記光ファイバを介して入力される前記分岐比決定信号に基づいて設定する分岐比設定ステップと、前記分岐比制御部を通信装置に置き換え、前記光スプリッタに通信装置を接続する通信装置準備ステップとを有する光通信システムの製造方法である。
本発明の一態様によれば、分岐比が可変である光スプリッタと、前記光スプリッタと光ファイバを介して接続され、前記光ファイバを介して外部から入力される分岐比決定信号に基づいて前記光スプリッタの分岐比を設定する分岐比設定部とを備える光分岐装置である。
本発明によれば、光スプリッタの分岐比を遠隔制御することができる。
第1の実施形態に係る分岐比設定システムの構成を示す図である。 OTDRによる幹線ファイバの測定結果の一例である。 第1の実施形態に係るドロップ部の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る分岐比設定システムの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るドロップ部の構成を示す図である。 光通信システムを示す図である。 ONUが受信する光信号の強度を示した図である。 不等分岐光スプリッタを使用する光通信システムを示す図である。 図8に示される光通信システムにおける伝送距離と光強度の関係を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
〈第1の実施形態〉
《分岐比設定システム1の構成》
図1は、第1の実施形態に係る分岐比設定システム1の構成を示す図である。
分岐比設定システム1は、OLTとONUとの通信に用いる光通信システムの設定を行うために用いられる。光通信システムは、OLTをルートノードとし、光信号を分岐させるドロップ部を中間ノードとし、ONUをリーフノードとする木構造ネットワークを構成する。分岐比設定システム1は、ドロップ部12における分岐比を設定する。
分岐比設定システム1は、分岐比制御部10、ドロップ部12-1…12-N、分岐ファイバ13-1…13-N、幹線ファイバ14を備える。
以下では、ドロップ部12-1~…12-Nに共通する事項については、「ドロップ部12-1~…12-N」は、符号の一部が省略されて、「ドロップ部12」と表記される。また、「分岐ファイバ13-1~…13-N」も同様に、「分岐ファイバ13」と表記される。
幹線ファイバ14上には、ドロップ部12-1…12-Nが設けられる。分岐ファイバ13-1…13-Nはそれぞれ幹線ファイバ14上に設けられたドロップ部12と接続される。ドロップ部12は分岐比制御部10側から送信される光信号を分岐して、接続される分岐ファイバ13と幹線ファイバ14に分岐した光信号を出力する。つまり、分岐比設定システム1は、分岐比制御部10をルートノードとし、ドロップ部12-1…12-(N-1)を中間ノードとし、ドロップ部12-Nをリーフノードとする木構造ネットワークを構成する。つまり、分岐比設定システム1が備える分岐ファイバ13、幹線ファイバ14は、それぞれ図6に示す光通信システム100が備える分岐ファイバ93、幹線ファイバ94に相当する。また、分岐比設定システム1が備える分岐比制御部10とドロップ部12はそれぞれ光通信システム100におけるOLT90と不等分岐光スプリッタ95を置き換えたものである。
光通信システムの設計者は、分岐比設定システム1を用いて各ドロップ部12の分岐比を設定すると、分岐比制御部10をOLTに置き換え、かつ、分岐ファイバ13のドロップ部12と接続している端点と逆の端点にONUを接続することで、光通信システムを構築することができる。
分岐比設定システム1の使用例としては、光通信システムを構築する際に初めに分岐比設定システム1を構築し光スプリッタの分岐比を設定したのちに分岐比設定システム1の一部の構成を変更し、最終的に光通信システムを構築するものが挙げられる。また、分岐比設定システム1は、光通信システムに新たにドロップ部12やONUが追加された際に、OLTを一時的に分岐比制御部10に置き換えて光スプリッタの分岐比を更新するという用途に用いられてもよい。
分岐比制御部10は、ドロップ部12に対して幹線ファイバ14経由で制御信号を送信する。
ドロップ部12は、光スプリッタを備える。ドロップ部12は、分岐比制御部10から送信される制御信号に基づいて光スプリッタの分岐比を設定する。ドロップ部12の構成は後述する。
分岐比制御部10は、制御信号送信部101、光ファイバ測定部102、第一光合分波器103、分岐比決定部104、判定部105を備える。
制御信号送信部101は、第一光合分波器103に制御信号を出力する。光ファイバ測定部102は、光を出力し(以下、光ファイバ測定部102が出力する光を測定光と呼ぶ)、幹線ファイバ14の長さ、幹線ファイバ14により光信号が受ける損失及びドロップ部12の位置などを測定する。光ファイバ測定部102の例としてはOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)が挙げられる。
第一光合分波器103は、制御信号送信部101から入力される制御信号と光ファイバ測定部102から入力される測定光を合波し、ドロップ部12-1に出力する。また、第一光合分波器103はドロップ部12-1から入力される光を分波し、制御信号送信部101と光ファイバ測定部102に出力する。分岐比決定部104は、光ファイバ測定部102の測定結果に基づいて、ドロップ部12の備える光スプリッタの分岐比を決定する。決定する方法は例えば分岐ファイバ13に接続されるすべてのONUが同じ強度で光信号を受信するような分岐比に決定する方法があるが、これに限られない。判定部105は、光ファイバ測定部102の測定結果に基づいて、分岐比制御部10がドロップ部12を制御できているか否かを判断する。
ここで、光ファイバ測定部102による測定について説明する。
図2は、OTDRによる幹線ファイバ14の測定結果の一例である。
図2に示すグラフの横軸はOTDRからの距離、縦軸は測定光の強度を表す。OTDRは、測定光(光パルス信号)を出力し、光ファイバ内で散乱されOTDRに戻る後方散乱光を測定する。OTDRは、後方散乱光の強度から測定光の強度を算出する。また、OTDRは、測定光を出力した時刻と後方散乱を検出した時刻との差に基づいて、散乱が生じた地点とOTDRとの距離を算出する。
OTDRから出力され幹線ファイバ14を伝搬する光は距離に応じて幹線ファイバ14による損失を受ける。幹線ファイバ14による損失は図2に示すグラフにおいて例えば右肩下がりの部分Aに表れる。また、ドロップ部12において光が分岐され一部の光が分岐ファイバ13に入射される。この分岐する点においてOTDRは損失を観測する。ドロップ部12による損失は図2に示すグラフにおいて、縦軸と平行に強度が下がっている部分Bに表れる。
図2に示すグラフにおいて、Bで示される損失の局所的な変化はドロップ部12によるものである。そのため、光ファイバ測定部102は横軸を参照することで幹線ファイバ14の長さやドロップ部12が位置する地点を得ることができる。また、光ファイバ測定部102はBで示される強度の減衰量を測定することでドロップ部12における分岐比を得ることができる。
図3は、第1の実施形態に係るドロップ部12の構成を示す図である。
ドロップ部12は、第一光スプリッタ121、分岐比設定部122、第二光スプリッタ123、第二光合分波器124及び終端器125を備える。
ここではドロップ部12-1に備えられる第一光スプリッタ121-1、分岐比設定部122-1、第二光スプリッタ123-1、第二光合分波器124-1及び終端器125-1について説明する。
第一光スプリッタ121-1は、分岐比制御部10から入力される光を分岐し、分岐した光を分岐比設定部122-1及び第二光スプリッタ123-1に出力する。分岐比制御部10から入力される光は制御信号送信部101が出力する制御信号と光ファイバ測定部102が出力する光が含まれる。
第一光スプリッタ121-1の分岐比設定部122-1への透過率をSと定義し、第一光スプリッタ121-1の第二光スプリッタ123-1への透過率をTと定義する。透過率Sと透過率Tの和は1であり、S及びTは、いずれも0以上1以下である。第一光スプリッタ121の分岐比はS:Tと定義される。
分岐比設定部122-1は、制御信号送信部101から第一光スプリッタ121-1経由で受信する制御信号に基づいて第二光スプリッタ123-1の分岐比を設定する。分岐比設定部122-1は例えば制御信号を受信するためにフォトダイオードを備える。分岐比設定部122-1が受信する制御信号のデータ量は一般的に光通信に使用される光信号に比べるとデータ量は有意に小さい。そのため、エラーフリーとなる制御信号の最小の受信光強度は主信号に対して有意に小さい。よって、第一光スプリッタ121-1は入力される光の多くを第二光スプリッタ123-1に出力するように設定される。第二光スプリッタ123-1は、分岐比が可変である光スプリッタである。第二光スプリッタ123-1は、第一光スプリッタ121-1から入力される光を設定された分岐比により分岐し、第二光合分波器124-1及びドロップ部12-2に出力する。第二光スプリッタ123の第二光合分波器124-1への透過率をSと定義し、ドロップ部12-2への透過率をTと定義する。透過率Sと透過率Tの和は1であり、S及びTは、いずれも0以上1以下である。第二光スプリッタ123の分岐比はS:Tと定義される。
第二光合分波器124-1は第二光スプリッタ123-1から入力される光を分波し、終端器125-1に出力及び分岐ファイバ13に入射する。第二光合分波器124-1は測定光の波長の光を終端器125-1に出力するように設計される。終端器125-1は第二光合分波器124-1から入力される光を終端する。光ファイバ測定部102は測定光を出力し、幹線ファイバ14で後方散乱し戻ってきた光を測定することでドロップ部12-1における分岐比を測定している。そのため、分岐ファイバ13-1で生じた後方散乱光が光ファイバ測定部102に戻ってしまうと、幹線ファイバ14で後方散乱し戻ってきた光と混同され光ファイバ測定部102は正確な測定ができなくなる可能性がある。そのため、ドロップ部12-1は第二光合分波器124-1及び終端器125-1を備え、分岐ファイバ13-1に入射した測定光の後方散乱光が光ファイバ測定部102に戻るのを防いでいる。
測定光が分岐ファイバ13-1に入射しても光ファイバ測定部102が光ファイバの距離や損失を測定できる場合には、ドロップ部12-1は第二光合分波器124-1及び終端器125-1を備えなくてもよい。
以上でドロップ部12-1に備えられる第一光スプリッタ121-1、分岐比設定部122-1、第二光スプリッタ123-1について説明した。ドロップ部12-2…12-Nの内部の構成はドロップ部12-1の内部の構成と同じであるが、外部との接続関係が異なる。例えば、ドロップ部12-2が備える第一光スプリッタ121-2はドロップ部12-1から入力される光を分岐する。また、ドロップ部12-2が備える第二光スプリッタ123-2は分岐した光をドロップ部12-3に出力及び分岐ファイバ13-1に入射する。
以下では便宜上第一光スプリッタ121の分岐比をS:T、第二光スプリッタ123の分岐比はS:Tとして説明するが、このことはすべてのドロップ部12において分岐比S:Tと分岐比S:Tが等しいことを意味しない。ドロップ部12によって第一光スプリッタ121の分岐比及び第二光スプリッタ123の分岐比はそれぞれ異なる値であってよい。
《制御信号》
ここで、制御信号送信部101が出力する制御信号について詳しく説明する。制御信号送信部101は、2種類の制御信号を出力する。1つは初期化信号であり、もう1つは分岐比決定信号である。
初期化信号は、各ドロップ部12の分岐比S:Tを初期化することで、光ファイバ測定部102が出力する測定光を幹線ファイバ14全体に行き届かせ、光ファイバ測定部102による測定を可能にするために出力される。第二光スプリッタ123の分岐比によっては測定光が幹線ファイバ14全体に行き届かない可能性があるためである。
初期化信号を受信した各ドロップ部12の分岐比設定部122は、第二光スプリッタ123の分岐比を初期値に設定する。分岐比の初期値は、事前の実験やシミュレーションにより、光ファイバ測定部102が正しく測定ができるような値に設定される。
初期化信号は分岐比設定部122が初期化をするか否かという2値の情報で十分であるため、クロックや固定パターンを用いてもよい。
分岐比決定信号は、第二光スプリッタ123の分岐比を初期値以外に設定するために出力される。
分岐比決定信号を受信した分岐比設定部122はそれぞれ、受信した分岐比決定信号に基づいて第二光スプリッタ123の分岐比をそれぞれ設定する。
制御信号は第一光スプリッタ121を経由して分岐比設定部122により受信される。光通信システムの設計者は、分岐比制御部10をOLTに置き換え、かつ、分岐ファイバ13のドロップ部12と接続している端点と逆の端点にONUを接続することで分岐比設定システム1を光通信システムとして使用することができる。分岐比設定システム1が光通信システムとして使用される場合、第一光スプリッタ121の透過率Sは小さい方がOLTとONUがやり取りする光信号の損失が少なくなるため、小さい方が望ましい。そこで、制御信号送信部101は、制御信号の伝送レートを下げ分岐比設定部122における受信感度を向上させることで透過率Sを小さくしつつ、分岐比設定部122に制御信号を正しく受信させることができる。
図4は、第1の実施形態に係る分岐比設定システム1の動作を示すフローチャートである。
初めに制御信号送信部101は初期化信号を各ドロップ部12に送信し、分岐比設定部122が第二光スプリッタ123の分岐比を初期化する(ステップS1)。判定部105は幹線ファイバ14における損失を測定し、初期化が成功したか否かを判定する(ステップS2)。例えば、判定部105は、光ファイバ測定部102により想定されるドロップ部12がすべて検出された場合に初期化が成功したと判定する。具体的には、光ファイバ測定部102が、図2のB部分で示される損失の局所的な変化を、ドロップ部12の個数分検出することができた場合に、想定されるドロップ部12がすべて検出されたといえる。判定部105が初期化に失敗したと判定した場合(ステップS2:NO)、制御信号送信部101は再びステップS1の動作を行う。判定部105が初期化に成功したと判定した場合(ステップS2:YES)、光ファイバ測定部102は幹線ファイバ14においてそれぞれの第二光スプリッタ123の間で光信号が受ける損失を測定する(ステップS3)。例えば、光ファイバ測定部102は、光を幹線ファイバ14に出力し、散乱して戻ってきた光を測定することで、第二光スプリッタ123の間で光信号が受ける損失を測定する。
分岐比決定部104は測定した損失に基づいて第二光スプリッタ123の分岐比を決定する(ステップS4)。例えば、分岐比決定部104は、分岐比設定システム1の一部の構成を変更し光通信システムとして使用する場合、分岐ファイバ13に接続されるすべてのONUが受信する光信号の強度が等しくなるように、123の分岐比を決定する。制御信号送信部101は、分岐比決定部104が決定したそれぞれの第二光スプリッタ123の分岐比の情報を載せた分岐比決定信号を送信する。分岐比設定部122はそれぞれ受信した制御信号に基づいて第二光スプリッタ123の分岐比を設定する(ステップS5)。次に、光ファイバ測定部102は幹線ファイバ14における損失を測定する(ステップS6)。判定部105は、分岐比決定部104が決定した分岐比から算出される損失と光ファイバ測定部102が測定した損失を比較し、第二光スプリッタ123の分岐比の設定が成功したかどうかを判定する(ステップS7)。例えば、判定部105は、分岐比決定部104が決定した分岐比から算出される損失とその誤差の範囲に、光ファイバ測定部102が測定した損失が入っている場合に分岐比の設定が成功したと判定する。判定部105が設定に失敗したと判定した場合(ステップS7:NO)、分岐比設定システム1はステップS1から動作をやり直す。判定部105が設定に失敗したと判定した場合(ステップS7:YES)、分岐比設定システム1は動作を終了する。
なお、分岐比設定システム1の動作終了後に分岐比制御部10がOLTに置き換えられ、かつ、分岐ファイバ13のドロップ部12と接続している端点と逆の端点にONUを接続されることで、OLTとONUとの間で通信を行うことができる。
《作用・効果》
このように、第1の実施形態によれば、光ファイバ測定部102の測定結果に基づいて、分岐比決定部104がドロップ部12の分岐比を決定する。その後制御信号送信部101が制御信号を送信し、ドロップ部12の分岐比を分岐比決定部104が決定した分岐比に設定する。これにより、多様な種類の光スプリッタを用意する必要がなく、分岐比制御部10によって遠隔地にあるドロップ部12の分岐比を制御することができるためコスト削減や作業の簡易化につながる。
〈第2の実施形態〉
図5は、第2の実施形態に係るドロップ部12の構成を示す図である。
第2の実施形態に係るドロップ部12は、第1の実施形態の構成に加え第三光合分波器126を分岐ファイバ13において第二光スプリッタ123と反対側にさらに備えるものである。また、第2の実施形態に係るドロップ部12においては、分岐比設定部122は第三光合分波器126と接続される。また、第2の実施形態に係るドロップ部12は、第1の実施形態の構成とは異なり第一光スプリッタ121を備えなくてもよい。
第2の実施形態に係るドロップ部12において、制御信号送信部101が送信した制御信号は、第二光スプリッタ123、第三光合分波部126を経由して分岐比設定部122により受信される。
第2の実施形態に係るドロップ部12においては、第二光スプリッタ123の透過率Sが一定以上の値をとるようにあらかじめ制約を加える。これにより、分岐比設定部122が透過率Sの値によらず正しく制御信号を受信できるようになる。第1の実施形態と同様に、制御信号の伝送レートを下げることで分岐比設定部122の受信感度が改善することがある。
《作用・効果》
このように、第2の実施形態によれば、分岐比設定部122は第二光スプリッタ123経由で制御信号を受信する。これにより、第一光スプリッタにおける損失をなくし、より損失の少ない光通信システムを提供することができる。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では制御信号送信部101と光ファイバ測定部102はそれぞれ制御信号と測定光を送信するが、制御信号と測定光の波長は同じであってよい。この場合、分岐比制御部10は第一光合分波器103を備えなくてもよく、また、第2の実施形態に係るドロップ部12は第二光合分波器124及び終端器125を備えなくてもよい。また、制御信号と測定光の波長が異なる場合、第三光合分波器126を光スプリッタに置き換えてもよい。
分岐比制御部10及びドロップ部12は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。分岐比制御部10はプログラムを実行することによって制御信号送信部101、光ファイバ測定部102、分岐比決定部104、判定部105を備える装置として機能し、ドロップ部12はプログラムを実行することによって分岐比設定部122を備える装置として機能する。なお、分岐比制御部10及びドロップ部12の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
1…分岐比設定システム、10…分岐比制御部、12…ドロップ部、13、93…分岐ファイバ、14、94…幹線ファイバ、101…制御信号送信部、102…光ファイバ測定部、103…第一光合分波器、104…分岐比決定部、105…判定部、121…第一光スプリッタ、122…分岐比設定部、123…第二光スプリッタ、124…第二光合分波器、125…終端器、126…第三光合分波器、90…OLT、91…ONU、92…等分岐光スプリッタ、95…不等分岐光スプリッタ

Claims (4)

  1. 分岐比制御部と、
    前記分岐比制御部から光信号を受信可能に構成され、受信した光信号を分岐して出力する複数のドロップ部とを備え、
    前記分岐比制御部は、光ファイバを介して前記複数のドロップ部に光を出力し、前記光の後方散乱光を計測することで、前記光ファイバにおける光信号の損失を測定し、測定した前記光ファイバにおける光信号の損失に基づいて前記光ファイバを介して前記複数のドロップ部それぞれに分岐比決定信号を出力し、
    前記ドロップ部は、前記光ファイバに接続され、分岐比が可変である光スプリッタと、前記光ファイバを介して入力される前記分岐比決定信号に基づいて前記光スプリッタの分岐比を設定する分岐比設定部とを備える、
    分岐比設定システム。
  2. 前記分岐比制御部は、前記分岐比決定信号を出力する前に前記光ファイバに初期化信号を出力し、前記光スプリッタの分岐比を初期化する
    請求項1に記載の分岐比設定システム。
  3. 前記分岐比制御部は、初期化信号を出力した後、前記光ファイバにおける光信号の損失を測定し、前記測定の結果において前記複数のドロップ部による損失の変化がすべて検出されない場合に、再度前記光ファイバに初期化信号を出力す
    請求項2に記載の分岐比設定システム。
  4. 分岐比制御部をルートノードとし、可変の分岐比を有する光スプリッタを備える複数のドロップ部を中間ノード又はリーフノードとする木構造ネットワークを構成するシステム構成ステップと、
    前記分岐比制御部が、前記ドロップ部との間に接続される光ファイバに光を出力し、前記光の後方散乱光を計測することで、前記光ファイバにおける光信号の損失を測定する測定ステップと、
    前記分岐比制御部が、測定した前記光ファイバにおける光信号の損失に基づいて前記光ファイバを介して前記ドロップ部に分岐比決定信号を出力する分岐比決定信号出力ステップと、
    前記ドロップ部が、前記光スプリッタの分岐比を、前記光ファイバを介して入力される前記分岐比決定信号に基づいて設定する分岐比設定ステップと、
    前記分岐比制御部を通信装置に置き換え、前記光スプリッタに通信装置を接続する通信装置準備ステップと、
    を有する光通信システムの製造方法。
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